JP2023543740A - キナーゼ阻害剤としてのピラゾリル-ピリミジン誘導体 - Google Patents

キナーゼ阻害剤としてのピラゾリル-ピリミジン誘導体 Download PDF

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ネルビアーノ・メデイカル・サイエンシーズ・エツセ・エルレ・エルレ
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Abstract

本発明は、ピラゾリル-ピリミジン誘導体、それらを調製する方法、それらを含んでいる医薬組成物、及び、治療薬としてのそれらの使用に関する。該化合物は、キナーゼ阻害剤であり、特に、脾臓チロシンキナーゼ(SYK)の阻害剤であり、がん、細胞増殖障害、ウイルス感染症、免疫障害、神経変性障害及び心血管疾患の治療において使用することが可能である。

Description

本発明は、ピラゾリル-ピリミジン誘導体、それらを調製する方法、それらを含んでいる医薬組成物、並びに、治療剤としてのそれらの使用、特に、調節不全なタンパク質キナーゼ活性に起因する疾患(例えば、がん、細胞増殖性障害、ウイルス感染症、免疫障害、神経変性障害及び心血管疾患)の治療における治療剤としてのそれらの使用に関する。
タンパク質キナーゼ(PK)の機能不全は、多くの疾患の特徴である。ヒトがんに関与するがん遺伝子及びがん原遺伝子の大部分は、PKをエンコードする。PKの増強された活性は、良性前立腺過形成、家族性腺腫症、ポリポーシス、神経線維腫症、乾癬、アテローム性動脈硬化に伴う血管平滑筋細胞増殖、肺線維症、関節炎、糸球体腎炎並びに外科手術後の狭窄症及び再狭窄症などの数多くの非悪性疾患にも関与する。
PKは、炎症状態にも関与し、並びに、ウイルス及び寄生生物の増殖にも関与する。PKは、さらに、神経変性障害の病因及び発症においても主要な役割を果たし得る。
PKの機能不全又は調節解除に対する一般的な参照に関しては、例えば、「Current Opinion in Chemical Biology, 1999, 3, 459-465」、「Nature Rev. Drug Discov. 2002」及び「Carcinogenesis, 2008, 29,1087-1091」を参照されたい。
脾臓チロシンキナーゼ(Syk)は、72kDaの非受容体細胞質チロシンキナーゼである。Sykは、ゼータ関連タンパク質-70(ZAP-70)の一次アミノ酸配列と類似した一次アミノ酸配列を有し、受容体を介したシグナル伝達に関与している。SykのN末端ドメインは、2つのSrc-homology2(SH2)ドメインを含んでおり、これらは、多くの免疫受容体複合体の細胞質シグナル伝達ドメインにおいて見られる二リン酸化免疫受容体チロシンベースの活性化モチーフ(ITAM)に結合する。C末端は、触媒ドメインを含んでいる。Sykは、リンパ球(B細胞、T細胞及びNK細胞)、顆粒球(好塩基球、好中球及び好酸球)、単球、マクロファージ、樹状細胞及びマスト細胞を包含する、適応免疫及び自然免疫に関与する多くの細胞型で発現する。Sykは、B細胞、マクロファージ、単球、マスト細胞、好酸球、好塩基球、好中球、樹状細胞、血小板及び破骨細胞を包含するさまざまな細胞型における免疫受容体を介したシグナル伝達において重要な役割を果たす。古典的な免疫受容体には、B細胞及びT細胞抗原受容体、並びに、さまざまな免疫グロブリン受容体(Fc受容体)が含まれる。リガンド結合は、免疫受容体の活性化をもたらし、それによって、Srcファミリーキナーゼが活性化され、受容体関連膜貫通アダプターの細胞質面にある免疫受容体チロシンベースの活性化モチーフ(ITAM)がリン酸化される。Sykは、アダプターのリン酸化されたITAMモチーフに結合し、それによって、Sykの活性化とそれに続くリン酸化及び下流のシグナル伝達経路の活性化がもたらされる(Mocsai et al., 2010: 10(6):387)。
Sykは、B細胞受容体(BCR)シグナル伝達によるB細胞の活性化に不可欠である。Sykは、リン酸化されたBCRに結合すると活性化され、その結果、BCRの活性化に続く初期のシグナル伝達イベントが開始される。BCRシグナル伝達がB細胞性白血病又はリンパ腫を患っている患者における悪性B細胞の生存及び増殖もサポートすることを示す多くのエビデンスがある。これらの疾患におけるBCR経路活性化の機序には、組織の微小環境に存在する微生物抗原又は自己抗原による継続的なBCR刺激、BCR複合体又は下流のシグナル伝達成分内の変異の活性化、及び、リガンド非依存性持続性BCRシグナル伝達が含まれる。小分子で主要なBCRシグナル伝達メディエーター(例えば、Btk、又は、PI3Kのデルタアイソフォーム)を標的とすることは、BCRシグナル伝達を阻害してこれらの疾患の治療効果をもたらすための有益なアプローチであることが実証されている(Burger and Wiestner, Nat. Rev. Cancer 2018: 18(3):148)。
したがって、Syk活性の阻害は、BCRシグナル伝達がそれらの生存と増殖に役割を果たす特定の種類のがん、例えば、非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、急性リンパ球性白血病、T細胞リンパ腫などの治療に有用であり得る。さらに、ITAM依存性シグナル伝達におけるSykの役割及び多くの細胞型におけるその発現は、Syk活性を阻害する化合物が免疫系と炎症が関与する障害の治療に有用であり得ることを示唆している。そのような障害としては、以下のものなどがある:I型過敏性反応(アレルギー性鼻炎、アレルギー性喘息、及び、アトピー性皮膚炎);自己免疫疾患(関節リウマチ、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、乾癬、及び、免疫性血小板減少性紫斑病);(Pamuk and Tsokos, Arthritis Res Ther. 2010;12(6):222)。
ピラゾリルピリミジン誘導体は、タンパク質キナーゼ活性のモジュレーターとして以前に記載されており、したがって、調節不全なタンパク質キナーゼ活性に起因する疾患の治療において有用である(WO2012/139930)。
Syk及び/又はJAKキナーゼの阻害剤として作用するピリミジン-5-カルボキサミド化合物は、特許出願US20200239458に記載されており、一方、Syk阻害剤としての縮合ピラジンの固体形態は、WO2020172431に記載されている。
国際公開第2012/139930号 米国特許出願公開第2020/0239458号明細書 国際公開第2020/172431号
Current Opinion in Chemical Biology, 1999, 3, 459-465 Nature Rev. Drug Discov. 2002 Carcinogenesis, 2008, 29,1087-1091 Mocsai et al., 2010: 10(6):387 Burger and Wiestner, Nat. Rev. Cancer 2018: 18(3):148 Pamuk and Tsokos, Arthritis Res Ther. 2010;12(6):222
本発明者らは、以下で定義されている一般式(I)で表される化合物が、キナーゼ阻害剤であること、特に、脾臓チロシンキナーゼ(SYK)の阻害剤であることを発見した。したがって、そのような化合物は、改変されたSYK活性に起因する疾患を治療するのに有用である。
したがって、本発明の第1の客体は、式(I):
Figure 2023543740000001
〔式中、
R1は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル及びヘテロアリールから選択される置換されていてもよい基であり;
R2は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル及び(C3-C7)シクロアルキルから選択される置換されていてもよい基であり;
R3及びR4は、独立して、水素であるか、又は、ハロゲン、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1-C6)アルキルで置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、式(II):
Figure 2023543740000002
で表される基であり、
ここで、
R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリールであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができるか、又は、R7若しくはR8と一緒になって置換されていてもよいヘテロシクリル基を形成することができ;
R6は、水素若しくはメチルであるか、又は、R3若しくはR4と一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロ環式基を形成することができ;
R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、N、O及びSから選択される1個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することができるか、又は、R3若しくはR4と一緒になって置換されていてもよい5~7員のヘテロシクリル基を形成することができ;
Xは、H、N又はOである;
但し、XがOである場合、R5はフェニルではない〕
で表される置換ピラゾロ-ピリミジン誘導体又はその薬学的に許容される塩を提供することである。
式(I)で表される好ましい化合物は、式(I)〔式中、
R2は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであり;
R3及びR4は、独立して、水素であるか、又は、式(II)
Figure 2023543740000003
で表される基であり;
ここで、
R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル若しくはフェニルであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができ;
R6は、水素であり;
R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、N、O及びSから選択される1個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することができ;
Xは、N又はOであり;
R1は、上記で定義されているとおりである;
但し、XがOである場合、R5はフェニルではない〕
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
式(I)で表されるさらに好ましい化合物は、式(I)〔式中、
R3は、水素であるか、又は、ハロゲン、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1-C6)アルキルで置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであり;
R4は、水素であるか、又は、式(II)
Figure 2023543740000004
で表される基であり;
ここで、
R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル若しくはフェニルであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができ;
R6は、水素であり;
R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、N、O及びSから選択される1個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することができ;
Xは、N又はOであり;
R1及びR2は、上記で定義されているとおりである;
但し、XがOである場合、R5はフェニルではない〕
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
一層さらに好ましいのは、式(I)〔式中、
R1は、置換されていてもよいアリール、ヘテロシクリル又はヘテロアリール基であり;
R3は、水素であり;
R4は、一般式(II):
Figure 2023543740000005
で表される基であり;
ここで、
R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル若しくはフェニルであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができ;
R6は、水素であり;
R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリルを形成することができ;
Xは、Nであり;
R2は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
一層さらに好ましいのは、式(I)〔式中、
R1は、フェニル又はインドリルから選択される置換されていてもよい基であり;
R2、R3及びR4は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物又はその薬学的に許容される塩である。
式(I)で表される好ましい具体的な化合物(cpd)又はその塩は、以下に挙げられている化合物である:
N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物1);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物2);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物3);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(プロパン-2-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物4);
N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物5);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(メチルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物6);
N-(2-アミノエチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物7);
N-(アゼチジン-3-イル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩(化合物8);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物9);
N-[2-(ジエチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物10);
N-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物11);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(プロパン-2-イルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物12);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物13);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物14);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,N,1-トリメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物15);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-メトキシエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物16);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-フルオロエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物17);
3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物18);
3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物19);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(1H-ピラゾール-3-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物20);
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
(化合物21);
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
(化合物22);
N-(2-アミノ-2-オキソエチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
(化合物23);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物24);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)メチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物25);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物26);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物27);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物28);
N-[(2R)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物29);
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物30);
N-(1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ-3-イル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物31);
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸((1R,2R)-2-ヒドロキシ-シクロヘキシル)-アミド(化合物32);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物33);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物34);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,4-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物35);
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩(化合物36);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-(2-{[3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物37);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物38);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物39);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物40);
N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物41);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物42);
N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物43);
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(2S)-2-(プロパン-2-イル)アジリジン-1-イル]メタノン(化合物44);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2,2-ジメチルプロピル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物45);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物46);
N-(シクロプロピルメチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物47);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物48);
3-{2-[(4,6-ジメチルピリジン-2-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物49);
3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物50);
1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物51);
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物52);
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物53);
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物54);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物55);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2R)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物56);
N-[(2S)-1-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物57);
1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物58);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物59);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物60);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物61);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-(2-{[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物62);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物63);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物64);
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物65);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-[2-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物66);
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物67);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物68);
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物69);
3-{2-[(3-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物70);
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)-1-オキソプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物71);
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物72);
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-3-{2-[(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物73);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物74);
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物75);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物76);
N,N,1-トリメチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物77);
3-{2-[(3-シアノ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物78);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-シアノ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物79);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(5-メトキシピリジン-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物80);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(3S)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物81);
N-(2-アミノシクロヘキシル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物82);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
(化合物83);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
(化合物84);
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(3R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル]メタノン(化合物85);
[(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル](3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物86);
[(3R)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル](3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物87);
(3-アミノピロリジン-1-イル)(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン
(化合物88);
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(2S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル]メタノン(化合物89);
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(3S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル]メタノン(化合物90);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1R,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物91);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物92);
N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物93);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物94);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物95);
(1R,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ-2-イル(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン塩酸塩(化合物96);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(3R)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物97);
N-[(1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物98);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物99);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物100);
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物101);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物102);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物103);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物104);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物105);
N-[(1S)-1-シクロヘキシル-2-ヒドロキシエチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物106);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(1S)-1-フェニル-2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物107);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物108);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物109);
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物110);
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物111);
1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物112);
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物113);
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物114);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物115);
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物116);
3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物117);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1S,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物118);
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-シアノフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物119);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物120);
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物121);
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-N-[(3R)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物122);及び、
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物123)。
任意に薬学的に許容される塩の形態であることができる本発明の式(I)で表される任意の特定の化合物への言及については、実験セクション及び特許請求の範囲を参照されたい。
本発明の化合物中に立体中心又は別の形態の異性体中心が存在する場合、そのような異性体はエナンチオマー及びジアステレオマーを含めて全ての形態が本発明に包含されることが意図されている。立体中心を含有する化合物は、ラセミ混合物、エナンチオマー的に富化された混合物として使用することができるか、又は、ラセミ混合物は既知技術を用いて分離することができ、そして、個々のエナンチオマーを単独で使用することができる。化合物が不飽和の炭素-炭素二重結合を有する場合、シス(Z)異性体及びトランス(E)異性体の両方が本発明の範囲内に入る。
化合物がケト-エノール互変異性体などの互変異性体形態で存在し得る場合、それぞれの互変異性体形態は、平衡状態で存在していても又は1つの形態が優勢で存在していても、本発明の範囲内に含まれることが意図されている。したがって、別途示されていない限り、式(I)で表される化合物においてR2が水素であり、式(la)又は式(lb)の下記互変異性体形態のうちの1つのみが示されている場合、残りの1つもやはり本発明の範囲内に含まれるように意図されねばならない:
Figure 2023543740000006
式(I)で表される化合物の薬学的に許容される塩には、無機又は有機の酸、例えば、硝酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、過塩素酸、リン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、乳酸、シュウ酸、フマル酸、マロン酸、リンゴ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、ケイヒ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、イセチオン酸、サリチル酸、コハク酸及びp-トルエンスルホン酸との塩が包含される。
式(I)で表される化合物の薬学的に許容される塩には、無機又は有機の塩基、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属、特に、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム又はマグネシウムの水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩、非環式又は環式のアミンとの塩も包含される。
本発明のさらなる客体は、上記で定義した式(I)で表される化合物、並びに、それらの異性体、互変異性体、水和物、溶媒和物、錯体、代謝産物、プロドラッグ、担体及びN-オキシドである。
式(I)で表される化合物の代謝物質は、この同じ式(I)で表される化合物が、例えばそれを必要としている哺乳類への投与の際にインビボで変換される、任意の化合物である。典型的には、ただし限定的例を表すわけではないが、式(I)で表される化合物の投与の際、この同じ誘導体は、例えば容易に排泄されるヒドロキシル化誘導体のようなより可溶な誘導体を含む種々の化合物に変換され得る。したがって、こうして生じた代謝経路に応じて、これらのヒドロキシル化誘導体のいずれも、式(I)で表される化合物の代謝物質とみなされ得る。
プロドラッグは、式(I)による活性な親薬物をインビボで放出する、共有結合した任意の化合物である。N-オキシドは、窒素及び酸素が配位結合により結合している式(I)で表される化合物である。
用語「直鎖又は分枝鎖の(C-C)アルキル」(これは、(C-C)アルキルを包含する)について、例えば、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、sec-ブチル、n-ペンチル、n-ヘキシルなどのような基のいずれかであることが意図されている。
用語「直鎖又は分枝鎖の(C-C)アルケニル」について、例えば、ビニル、アリル、1-プロペニル、イソプロペニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、2-ペンテニル、1-ヘキセニルなどのような基のいずれかであることが意図されている。
用語「直鎖又は分枝鎖の(C-C)アルキニル」について、例えば、エチニル、2-プロピニル、4-ペンチニルなどのような基のいずれかであることが意図されている。
用語「(C-C)シクロアルキル」について、別途示されていない限り、1以上の二重結合を含有していてもよいが、完全に共役したπ-電子系を有さない3~7員の全ての炭素単環式環が意図されている。シクロアルキル基の例は、限定するものではないが、シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、シクロヘプタン、シクロヘプテン、シクロヘプタジエンである。
用語「アリール」は、1~4個の環系を有し、任意にさらに単結合により互いに縮合又は結合していてもよい単炭素環式、二環炭素式又は多環炭素環式の炭化水素を意味し、ここで、該炭素環式環の少なくとも1個が「芳香族」であり、ここで用語「芳香族」は、完全に共役したπ-電子結合系を意味する。かかるアリール基の非限定的な例は、フェニル、α-又はβ-ナフチル、α-又はβ-テトラヒドロナフタレニル、ビフェニル及びインダニル基である。
用語「ヘテロアリール」は、芳香族ヘテロ環式環、典型的には、N、O又はSの中から選択される1~3個のヘテロ原子を有する5~7員のヘテロ環を意味し;該ヘテロアリール環は、任意に芳香族及び非芳香族の炭素環式環及びヘテロ環式環にさらに縮合又は結合していることができる。かかるヘテロアリール基の非限定的な例は、例えば、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、インドリル、イミダゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、ピロリル、フラニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、ピラゾリル、チオフェニル、チアジアゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、インダゾリル、シンノリニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチオフェニル、ベンゾフラニル、イソインドリニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、キノリニル、イソキノリニル、1,2,3-トリアゾリル、1-フェニル-1,2,3-トリアゾリル、2,3-ジヒドロインドリル、2,3-ジヒドロベンゾフラニル、2,3-ジヒドロベンゾチオフェニル、ベンゾピラニル、2,3-ジヒドロベンゾオキサジニル、2,3-ジヒドロキノキサリニルである。
用語「ヘテロシクリル」については、1個以上の炭素原子が窒素、酸素及び硫黄のようなヘテロ原子で置き換えられている3~7員の飽和又は部分的に不飽和の炭素環式環が意図されている。ヘテロシクリル基の非限定的な例は、例えば、ピラニル、テトラヒドロピラニル、ピロリジニル、ピロリニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、ピラゾリニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、ジヒドロフラニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピリジニル、1,3-ジオキソラニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルなどである。該ヘテロシクリル環は、任意に、芳香族及び非芳香族の炭素環式環及びヘテロ環式環にさらに縮合又は結合していることができる。
本発明によれば、別途示されていない限り、上記R1、R2、R3及びR4基のいずれも、任意に、その遊離位置のいずれかで、ハロゲン、ニトロ、オキソ基(=O)、シアノ、(C1-C6)アルキル、多フッ素化アルキル、多フッ素化アルコキシ、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、アリール、アリールアルキル、ヘテロシクリル、(C3-C7)シクロアルキル、ヒドロキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、メチレンジオキシ、アルキルカルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、シクロアルケニルオキシ、ヘテロシクリルカルボニルオキシ、アルキリデンアミノオキシ、カルボキシ、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、シクロアルキルオキシカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、アミノ、ウレイド、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アリールアミノ、ジアリールアミノ、ヘテロシクリルアミノ、ホルミルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アリールカルボニルアミノ、ヘテロシクリルカルボニルアミノ、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アリールアミノカルボニル、ヘテロシクリルアミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、ヒドロキシアミノカルボニル アルコキシイミノ、アルキルスルホニルアミノ、アリールスルホニルアミノ、ヘテロシクリルスルホニルアミノ、ホルミル、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、シクロアルキルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アミノスルホニル、アルキルアミノスルホニル、ジアルキルアミノスルホニル、アリールアミノスルホニル、ヘテロシクリルアミノスルホニル、アリールチオ、アルキルチオ、ホスホネート及びアルキルホスホネートから独立して選択される1つ以上の基、例えば、1~6個の基で、置換されていてもよい。
次に、適切な場合には、上記置換基の各々がさらに上述の基の1つ以上で置換され得る。
これに関連して、用語「ハロゲン」については、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子が意図されている。
用語「シアノ」については、-CN残基が意図されている。
用語「ニトロ」については、-NO基が意図されている。
用語「アルケニル」又は「アルキニル」については、さらに二重結合又は三重結合を有している上記直鎖又は分枝鎖の(C-C)アルキル基が意図されている。本発明のアルケニル基又はアルキニル基の非限定的な例は、例えば、ビニル、アリル、1-プロペニル、イソプロペニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、2-ペンテニル、1-ヘキセニル、エチニル、2-プロピニル、4-ペンチニルなどである。
用語「多フッ素化アルキル」又は「多フッ素化アルコキシ」については、例えば、トリフルオロメチル、トリフルオロエチル、1,1,1,3,3,3-ヘキサフルオロプロピル、トリフルオロメトキシなどのような、2個以上のフッ素原子で置換された上記直鎖又は分枝鎖の(C-C)アルキル基又は(C-C)アルコキシ基が意図されている。
用語「アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ」及びそれらの誘導体については、酸素原子(-0-)を介して当該分子の残部に結合している上記(C1-C6)アルキル、アリール又はヘテロシクリル基が意図されている。
以上のことから当業者には明らかなように、その名前が例えば「アリールアミノ」のような複合の名前である基はいずれも、それが由来する部分により、例えばアリールでさらに置換されているアミノ基(ここでアリールは上記で定義した通りである)により慣習的に解釈されているように意図されている。
同様に、例えば、アルキルチオ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルカルボニルアミノ、シクロアルキルオキシカルボニルなどのような用語はいずれも、アルキル、アルコキシ、アリール、(C-C)シクロアルキル及びヘテロシクリル部分が上記で定義されているとおりである基を包含する。
本発明は、さらに、当技術分野で利用可能な技術及び容易に入手可能な出発材料を使用して以下に記載されている反応経路及び合成スキームを用いることにより、上記で定義した式(I)で表される化合物を調製する方法も提供する。本発明の特定の実施形態の調製が以下の実施例に記載されているが、当業者には認識されるように、記載されている調製は本発明の他の実施形態の調製に容易に適合させることができる。例えば、例示されてない本発明の化合物の調製は、当業者には明白な変更により、例えば、干渉する基を適当に保護することにより、試薬を当技術分野で既知の他のものと適切に取り替えることにより、又は、反応条件のありふれた変更により、実施することができる。あるいは、本明細書中で言及されているか又は当技術分野で既知の他の反応が、本発明の他の化合物を調製するための適合能力を有すると認められるであろう。
本発明の化合物は容易に入手可能な出発材料から以下の一般的な方法及び手順を用いて調製することができる。別途示されていない限り、出発材料は既知化合物であるか、又は、既知化合物から周知の手順にしたがって調製することができる。典型的な又は好ましいプロセス条件(すなわち、反応温度、時間、反応物質のモル比、溶媒、圧力)が記載されている場合、別途示されていない限り、異なるプロセス条件も使用することができるということは理解される。最適な反応条件は、特定の反応物質又は使用する溶媒に応じて変わり得るが、かかる条件は、日常的な最適化方法で当業者が決定することができる。
式(V)で表される中間体化合物は、下記スキーム1において報告されているようにして調製することができる。
スキーム1
Figure 2023543740000007
したがって、本発明の調製方法は、以下の段階を含んでいる:
段階(1) 式(III):
Figure 2023543740000008
〔式中、R2は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル及び(C3-C7)シクロアルキルから選択される置換されていてもよい基であり、並びに、R9は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルから選択される基である〕
で表される化合物をジメチルホルムアミド-ジアルキルアセタールと混合する段階;
段階(2) 式(IV):
Figure 2023543740000009
〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
で表される得られた化合物を式(V):
Figure 2023543740000010
〔式中、R1は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル及びヘテロアリールから選択される置換されていてもよい基である〕
で表される化合物と反応させて、式(VI):
Figure 2023543740000011
〔式中、R1、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物を得る段階。
段階2で報告されている式(VI)で表される化合物は、代替え的に、下記段階にしたがって調製することができる:
段階(3) 式(IV):
Figure 2023543740000012
〔式中、R2及びR9は、上記段階(1)で定義されているとおりである〕
を炭酸グアニジンと反応させる段階;
段階(4) 式(VII):
Figure 2023543740000013
〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
で表される得られた化合物を式(VIII):
Figure 2023543740000014
〔式中、R1は、上記段階(2)で定義されているとおりであり、及び、Yは、ヨウ素又は臭素である〕
で表される化合物とパラジウムの存在下で反応させて、式(VI):
Figure 2023543740000015
〔式中、R1、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物を得る段階;
又は、
段階(5) 段階(3)で報告されているようにして得られた式(VII):
Figure 2023543740000016
で表される化合物を、亜硝酸イソ-アミル及びジヨードメタン又はヨウ化セシウムとヨウ素又はCuIの存在下で反応させて、式(IX)〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕で表される化合物を得る段階;
段階(6) 次いで、式(IX):
Figure 2023543740000017
〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
で表される得られた化合物を式(X):
Figure 2023543740000018
〔式中、R1は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物とパラジウムの存在下で反応させて、式(VI):
Figure 2023543740000019
〔式中、R1、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物を得る段階。
本発明の客体である式(I)で表される化合物は、以下のスキーム2に報告されているようにして調製することができる:
スキーム2
Figure 2023543740000020
上記スキームにおいて、R1、R2、R3及びR4は、式(I)で定義されているとおりであり;R9は、上記で定義されている直鎖又は分枝鎖の(C1-C6)アルキルから選択される基である。
したがって、本発明の調製方法は、以下の段階を含んでいる:
段階(7) 段階2、4又は6に記載されているようにして得られた式(VI)
Figure 2023543740000021
〔式中、R1は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル及びヘテロアリールから選択される置換されていてもよい基であり;R2は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル及び(C3-C7)シクロアルキルから選択される置換されていてもよい基であり、並びに、R9は、直鎖又は分枝鎖の(C1-C6)アルキルから選択される基である〕
で表される化合物を酸性又は塩基性加水分解条件下で反応させて、式(XI)
Figure 2023543740000022
〔式中、R1及びR2は、上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物又は対応する塩を得る段階;
段階(8) 段階7に記載されている式(XI)で表される化合物又は対応する塩を式(XII)
Figure 2023543740000023
〔式中、R3及びR4は、独立して、水素であるか、又は、ハロゲン、ヘテロアリール及びヘテロアリール(C1-C6)アルキルで置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、式(II)
Figure 2023543740000024
で表される基であり;
ここで、
R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリールであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができるか、又は、R7若しくはR8と一緒になって置換されていてもよいヘテロシクリル基を形成することができ;
R6は、水素若しくはメチルであるか、又は、R3若しくはR4と一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロ環式基を形成することができ;
R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、N、O及びSから選択される1個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することができるか、又は、R3若しくはR4と一緒になって置換されていてもよい5~7員のヘテロシクリル基を形成することができ;
Xは、H、N又はOである〕
で表される化合物と反応させて、式(I)
Figure 2023543740000025
〔式中、R1、R2、R3及びR4は上記で定義されているとおりである〕
で表される化合物を得る段階。
該調製方法の段階1によれば、式(IV)で表されるエナミノン誘導体の合成は、N,N-ジメチルホルムアミド-ジアルキルアセタール(例えば、ジメチルホルムアミド-ジ-tert-ブチルアセタール、ジメチルホルムアミド-ジエチルアセタールなど)を使用し、適切な溶媒(例えば、DMF、DMA、トルエンなど)の存在下又は非存在下、室温~150℃の範囲の温度(いずれの場合にも、慣習的な加熱又はマイクロは加熱による)で、30分間~約24時間の範囲の時間、実施する。
該調製方法の段階2によれば、式(IV)で表される化合物を、任意に塩基(例えば、AcOK、EtONa、TEA、KCO又はNaCOから選択される塩基)の存在下、適切な溶媒(例えば、DMF、EtOH又はトルエン)の中で、室温~150℃の範囲の温度(いずれの場合にも、慣習的な加熱又はマイクロは加熱による)で、約1~約48時間の範囲の時間、式(V)で表される誘導体と反応させる。好ましくは、該反応は、マイクロ波装置の中で、150℃で2時間、EtOH中で実施する。
該調製方法の段階3によれば、式(IV)で表される化合物を、最終的に、AcOK、EtONa、TEA、KCO又はNaCOから選択される塩基の存在下、適切な溶媒(例えば、DMF、EtOH、PrOH、n-BuOH又はトルエン)の中で、室温~150℃の範囲の温度(いずれの場合にも、慣習的な加熱又はマイクロは加熱による)で、約1~約48時間の範囲の時間、グアニジン又はその塩又は保護された合成同等物(例えば、Boc-グアニジン)と反応させる。
該調製方法の段階4によれば、上記で定義されている式(VII)で表される化合物を、文献中で周知の慣習的な方法にしたがって、上記で定義されている式(VIII)で表される化合物と反応させる。一例として、該反応を、適切な溶媒(例えば、DMF、DME、ジオキサン又はCHCN)の中で、Pd(dba)、BINAP又は2-(ジシクロヘキシルホスフィノ)-2’,4’,6’-トリイソプロピル-1,1’-ビフェニル(X-phos)及び塩基(例えば、KCO、リン酸カリウム又はCsCO)の存在下で、室温~110℃の範囲の温度で、2~約24時間の範囲の時間実施して、式(VI)で表される化合物を得ることができる。
該調製方法の段階5によれば、該反応は、ヨウ素また又はCuIの存在下、適切な溶媒(例えば、ジオキサン、THF、EtO又はDME)の中で、室温~約100℃の範囲の温度で、約1時間~約16時間、亜硝酸イソアミル及びジヨードメタン又はヨウ化セシウムを使用して実施する。
該調製方法の段階6によれば、式(IX)で表される化合物と式(X)で表される化合物の反応は、適切な溶媒(例えば、ジオキサン、DMF、DME又はCHCN)の中で、触媒量のPd(OAc)、BINAP又はXantphos及び塩基(例えば、KCO、リン酸カリウム又はCsCO)の存在下、室温~110℃の範囲の温度で、約2~約24時間の範囲の時間、実施する。
該調製方法の段階7によれば、式(VI)で表される化合物は、当技術分野で広く知られている塩基性又は酸性の加水分解条件を介して、対応する式(XI)で表される誘導体又はその塩に変換させることができる。好ましくは、該反応は、適切な溶媒(例えば、低級アルコール、THF、DMF又はそれらの混合物)の存在下で、水性水酸化リチウム、水性水酸化ナトリウム又は水性水酸化カリウムなどのアルカリ水溶液を用いて実施する。好ましくは、該反応は、THF/MeOH/水の混合物の中で、約室温~約80℃の範囲の温度で、約2~約24時間の範囲の時間、水酸化リチウムを用いて実施する。使用される操作条件に応じて、式(XI)で表される化合物は、その酸性形態で、又は、塩として、得ることができる。
該調製方法の段階8によれば、式(I)で表される対応する化合物を生成させる式(XI)で表されるカルボン酸のアミド化は、塩化アンモニウム又は式R3R4NH(XII)で表される適切な第一級若しくは第二級アミンの存在下、塩基性の条件下(好ましくは、DIPEA又はTEAを用いて)、適切な溶媒(例えば、DCM、DMF、THF、1,4-ジオキサン又はDMA)の中で、適切な縮合剤(例えば、ジシクロへキシルカルボジイミド(DCC)、1-エチル-3-(3’-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)、3,4-ジヒドロ-3-ヒドロキシ-4-オキソ-1,2,3-ベンゾトリアジン(DHBT)、O-ベンゾトリアゾリルテトラメチルイソウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU)、ベンゾトリアゾール-1-イルオキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBOP)、又は、2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU))の存在下で、実施する。該反応は、任意に、適切な触媒(例えば、4-ジメチルアミノピリジン)の存在下、又は、さらなるカップリング試薬(例えば、N-ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt))の存在下、室温で、約2~約24時間の範囲の時間、実施する。
上記の全てから、当業者にはよく知られている手順にしたがう式(I)で表される化合物のその薬学的に許容される塩への変換又は対応する塩の遊離化合物(I)への変換が本発明の範囲内であることは、当業者には明らかである。該調製方法の任意の変形態様(これらは、全て、本発明の範囲内にあることが意図されている)にしたがって式(I)で表される化合物を調製する場合、望ましくない副反応生じさせ得る出発物質、試薬又はその中間体における任意の官能基は、慣習的な技術にしたがって適切に保護する必要がある。
そのような反応中心の保護及びその後の合成変換の終了時おける脱保護は、例えば、「Green, Theodora W. and Wuts, Peter G.M. - Protective Groups in Organic Synthesis, Third Edition, John Wiley & Sons Inc., New York(NY), 1999」において記載されている標準的な手順にしたがって達成することができる。
式(I)で表される化合物を調製する方法の任意の変形態様によれば、出発物質及び任意の他の反応物質は、既知であるか、又は、既知方法にしたがって容易に調製される。
式(III)で表される化合物は、WO2012/139930に記載されているようにして調製することができる。
式(V)で表される化合物は、市販されているか、又は、既知方法で調製することができる(J. Med. Chem., 2004, vol 47, p.4716-4730)。
式(VIII)、式(X)及び式(XII)で表される化合物は、市販されているか、又は、既知方法で調製することができる。
最終化合物は、慣習的な手順、例えば、クロマトグラフィー及び/又は結晶化及び塩形成を用いて、単離及び精製することができる。
上記で定義されている一般式(I)で表される化合物は、薬学的に許容される塩に変換することができる。
上記で記載した合成方法による一般式(I)で表される化合物の合成は、段階的に実施することができ、それにより、各々の中間体が、必要に応じて、その後の反応を行う前に、例えば、カラムクロマトグラフィーのような標準的な精製技術により単離され精製される。あるいは、合成シーケンスの2以上の段階を、当技術分野で既知の、いわゆる「ワンポット」法として実施することができ、それにより、2以上の段階から得られる化合物のみが単離され精製される。
一般式(I)で表される化合物が1以上の不斉中心を含有する場合、該化合物は、当業者に既知の手段により単一の立体異性体に分離することができる。そのような手順は、標準的なクロマトグラフィー技術(例えば、キラル固定相を用いるクロマトグラフィー)又は結晶化を含んでいる。1個以上の不斉中心を含有する化合物の分離のための一般的な方法は、例えば、「Jacques, Jean; Collet, Andre; Wilen, Samuel H., Enantiomers, Racemates, and Resolutions, John Wiley & Sons Inc., New York(NY), 1981」において報告されている。
本発明は、さらに、調節不全なタンパク質キナーゼ活性(特に、ABL、ACK1、AKT1、ALK、AUR1、AUR2、BRK、BUB1、CDC7/DBF4、CDK2/CYCA、CHK1、CK2、EEF2K、EGFR1、EphA2、EphB4、ERK2、FAK、FGFR1、FLT3、GSK3beta、Haspin、IGFR1、IKK2、IR、JAK1、JAK2、JAK3、KIT、LCK、LYN、MAPKAPK2、MELK、MET、MNK2、MPS1、MST4、NEK6、NIM1、P38alpha、PAK4、PDGFR、PDK1、PERK、PIM1、PIM2、PIM3、PKAalpha、PKCbeta、PLK1、RET、R0S1、SULU1、Syk、TLK2、TRKA、TYK、VEGFR2、VEGFR3、ZAP70;さらに、特に、PIM1、PIM2、PIM3、MPS1、JAK2、JAK3、さらに特に、Sykファミリーキナーゼ)に起因する及び/又は関連する疾患を治療する方法も提供し、ここで、該方法は、そのような治療を必要とする哺乳動物(より特定的には、ヒト)に有効量の上記で定義されている式(I)で表される化合物を投与することを含む。
さらに、本発明は、上記で報告されている調節不全なタンパク質キナーゼ活性(特に、Sykキナーゼ活性)に起因する及び/又は関連する疾患を治療する方法において使用するための、上記で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供し、ここで、該方法は、そのような治療を必要とする哺乳動物(好ましくは、ヒト)に有効量の上記で定義されている式(I)で表される化合物を投与することを含む。
本発明の好ましい方法は、がん、細胞増殖性障害、ウイルス感染症、免疫障害、神経変性障害及び心血管疾患からなる群から選択される、調節不全なタンパク質キナーゼ活性に起因する及び/又は関連する疾患を治療することである。さらに好ましくは、該疾患は、がんである。
本発明の最も好ましい実施形態によれば、該がんは、以下のものからなる群から選択される:がん腫、例えば、膀胱がん、乳がん、腎臓がん、肝臓がん、結腸がん、肺がん(小細胞肺がんを包含する)、食道がん、胆嚢がん、卵巣がん、膵臓がん、胃がん、子宮頸がん、前立腺がん、及び、皮膚がん(扁平上皮がんを包含する); リンパ系の造血器腫瘍(白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、B細胞リンパ腫、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞リンパ腫、及び、バーキットリンパ腫を包含する); 骨髄細胞系の造血器腫瘍(急性及び慢性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、及び、前骨髄球性白血病を包含する); 間葉起源の腫瘍、例えば、線維肉腫、及び、横紋筋肉腫; 中枢神経系及び末梢神経系の腫瘍(神経膠腫、神経膠芽腫、多形性膠芽腫、星状細胞腫、乏突起膠腫、パラグリオーマ、神経芽細胞腫、及び、神経鞘腫を包含する);並びに他の腫瘍(黒色腫、セミノーマ、奇形がん、骨肉腫、色素性乾皮症、角膜黄色腫(keratoxanthoma)、甲状腺がん(例えば、甲状腺乳頭がん及び甲状腺髄様がん)、カポジ肉腫、軟骨肉腫、及び、胆管がんを包含する)。
本発明の別の好ましい方法は、特定の細胞増殖障害、例えば、良性前立腺過形成、家族性腺腫症ポリポーシス、神経線維腫症、乾癬、アテローム性硬化症に伴う血管平滑筋細胞増殖、肺線維症、関節炎、糸球体腎炎、並びに、外科手術後の狭窄症及び再狭窄症などを治療することである。
本発明の別の好ましい方法は、ウイルス感染症を治療することであり、特に、HIV感染個体におけるAIDS発症の予防である。
本発明の別の好ましい方法は、免疫障害、例えば、炎症及び自己免疫疾患を治療することであり、例えば、多発性硬化症、関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス、炎症性腸疾患(IBD)、クローン病、過敏性腸症候群、膵炎、潰腸性大腸炎、憩室症、重症筋無力症、脈管炎、乾癬、強皮症、喘息、アレルギー、全身性硬化症、白斑、関節炎(例えば、変形性関節症)、若年性関節リウマチ、強直性脊椎炎を治療することである。
本発明の別の好ましい方法は、神経変性障害、例えば、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン病などを治療することである。
本発明の別の好ましい方法は、特定の心血管疾患、例えば、冠状動脈性心疾患、心筋症、虚血性心疾患、心不全、高血圧性心疾患、炎症性心疾患及び弁膜性心疾患などを治療することである。
さらに、本発明の方法は、腫瘍の血管新生及び転移の阻害、並びに、臓器移植片拒絶及び宿主対グラフト病の治療も提供する。
本発明は、さらに、治療有効量の式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩と少なくとも1の薬学的に許容される賦形剤、担体及び/又は希釈剤を含んでいる医薬組成物も提供する。
本発明は、さらに、式(I)で表される化合物を1以上の化学療法剤(例えば、細胞増殖抑制剤又は細胞毒性剤)と組み合わせて含む医薬組成物も提供する。細胞増殖抑制剤又は細胞毒性剤としては、限定するものではないが、以下のものを挙げることができる:抗生物質タイプの薬剤、アルキル化剤、代謝拮抗剤、ホルモン剤、免疫学的薬剤、インターフェロンタイプの薬剤、シクロオキシゲナーゼ阻害剤(例えば、COX-2阻害剤)、マトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤、テロメラーゼ阻害剤、チロシンキナーゼ阻害剤、抗成長因子受容体剤、抗HER剤、抗EGFR剤、抗血管新生剤(例えば、血管新生阻害剤)、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤、ras-rafシグナル伝達経路阻害剤、細胞周期阻害剤、他のcdks阻害剤、チューブリン結合剤、トポイソメラーゼI阻害剤、トポイソメラーゼII阻害剤、アロマターゼ阻害剤、キネシンの阻害剤、治療用モノクローナル抗体、mTORの阻害剤、ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤、低酸素応答の阻害剤、PD-1又はPD-L1に特異的に結合するPD-1アンタゴニスト又はその抗原結合フラグメントなど。
固定用量として製剤される場合、そのような組合せ製品は、以下に記載されている投与量範囲内の本発明の化合物及び承認された投与量範囲内の他の薬学的活性剤を使用する。
本発明は、さらに、Sykタンパク質キナーゼ活性を阻害するためのインビトロ方法も提供し、ここで、該方法は、該Sykキナーゼを有効量の上記で定義されている式(I)で表される化合物と接触させることを含む。
さらに、本発明は、抗がん療法における同時、個別的又は逐次的使用のための組み合わせ調製物としての、上記で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩及び1以上の化学療法剤を含んでいる生成物も提供する。
哺乳動物(例えば、ヒト)への投与に適した本発明の式(I)で表される化合物は、通常の経路で投与することができ、そして、その投与レベルは、患者の年齢、体重及び状態並びに投与経路に依存する。
例えば、式(I)で表される化合物の経口投与に採用される適切な用量は、投薬当たり約10~約1000mg、1日に1~5回の範囲であり得る。本発明の化合物は、様々な投与形態で投与することが可能であり、例えば、経口的には、錠剤、カプセル剤、糖衣錠若しくはフィルムコート錠、液剤又は懸濁液剤の形態で投与することができ; 経直腸的には、坐剤の形態で投与することができ; 非経口的には、例えば、筋肉内又は静脈内及び/若しくは鞘内及び/若しくは髄腔内の注射若しくは注入により投与することができる。
本発明の化合物を含有する医薬組成物は、通常、慣用的な方法にしたがって調製し、そして、適切な医薬品形態で投与される。
例えば、固体の経口形態は、当該活性化合物と共に、以下のものを含有することができる:希釈剤、例えば、ラクトース、デキストロース、サッカロース、スクロース、セルロース、コーンスターチ、又は、ジャガイモデンプン; 滑剤、例えば、シリカ、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム若しくはステアリン酸カルシウム、及び/又は、ポリエチレングリコール; 結合剤、例えば、デンプン、アラビアゴム、ゼラチン メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、又は、ポリビニルピロリドン; 崩壊剤、例えば、デンプン、アルギン酸、アルギン酸塩、又は、デンプングリコール酸ナトリウム; 起泡性混合物; 染料; 甘味料; 湿潤剤、例えば、レシチン、ポリソルベート、ラウリルスルフェート;並びに、一般に、医薬製剤に使用される無毒性で薬理学的に不活性な物質。これらの医薬調製物は、既知方法で、例えば、混合プロセス、造粒プロセス、打錠プロセス、糖衣プロセス又はフィルムコーティングプロセスを用いて調製することができる。
経口投与用の液体分散液剤は、例えば、シロップ剤、エマルション剤及び懸濁液剤であり得る。
一例として、シロップ剤は、担体として、サッカロースを含有し得るか、又は、サッカロースをグリセリン及び/又はマンニトール及びソルビトールと共に含有し得る。
懸濁液剤及びエマルション剤は、担体の例として、天然のガム、寒天、アルギン酸ナトリウム、ペクチン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース又はポリビニルアルコールを含有し得る。
筋肉内注射用の懸濁液剤又は溶液剤は、当該活性化合物と共に、薬学的に許容される担体、例えば、滅菌水、オリーブ油、オレイン酸エチル、グリコール(例えば、プロピレングリコール)及び、所望であれば、適切な量の塩酸リドカインを含有し得る。
静脈内注射又は注入用の溶液剤は、担体として滅菌水を含有することができるか、又は、それらは、好ましくは、無菌で水性の等張生理食塩水の形態であることができるか、又は、それらは、担体としてプロピレングリコールを含有することができる。
坐剤は、当該活性化合物と共に、薬学的に許容される担体、例えば、ココアバター、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル界面活性剤又はレシチンを含有し得る。別の態様では、本発明は、医薬として使用するための、上記で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
最後に、本発明は、抗がん活性を有する医薬の製造における、上記で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
実験セクション
本明細書中で及び詳細な説明を通して使用されている短縮形及び略語は、以下の意味を有する。
Figure 2023543740000026
式(I)で表される化合物の調製
任意に薬学的に許容される塩の形態であることができる本発明の式(I)で表される任意の特定の化合物への言及については、実験セクション及び特許請求の範囲を参照されたい。以下の実施例を参照し、本発明の化合物は、本明細書中に記載されている方法又は当技術分野で周知の他の方法を使用して合成した。
本発明をより良く例証することを目的として、何ら制限を課すことなく、以下の実施例を記載する。
本明細書中で使用されている場合、調製方法、スキーム及び実施例で使用されている記号及び慣習は、現代の科学文献、例えば、「the Journal of the American Chemical Society」又は「the Journal of Biological Chemistry」の中で使用されているものと同じである。
化合物名は、ACD Name(「Advanced Chemistry Development, Inc.」による)を用いて作成されるIUPAC名である。
別途示されていない限り、全ての材料(これは、DMF、THF、DCMなどの無水溶媒を包含する)は、商業的供給業者から最高級のものを入手し、それ以上精製することなく使用した。空気又は湿気に感受性の化合物が関わる全ての反応は、窒素雰囲気下又はアルゴン雰囲気下で実施した。
一般的な精製方法及び分析方法
本発明の式(I)で表される一部の化合物の合成的調製については、以下の実施例に記載されている。
以下の実施例にしたがって調製された本発明の化合物は、H NMR及び/又はHPLC/MS分析データによって特徴付けを行った; HPLC/MSデータは、LCQ又はLCTのいずれかの方法に従って収集した。フラッシュクロマトグラフィーは、シリカゲル(メルクグレード9395、60A)上で行った。
HPLC LCQ法
HPLC-MS/UV分析は、エレクトロスプレー(ESI)イオン源を備えたLCQ DecaXP(Thermo, SanJose, US)イオントラップ機器で実施した。質量分析計は、UVフォトダイオードアレイ検出器(UV検出 215~400nm)を備えたSurveyor HPLC システム(Thermo, SanJose, US)に接続されている。Waters XSelect CSH C18カラム 50×4.6mm、粒子サイズ3.5μmを使用した。移動相Aは、酢酸アンモニウム5mM緩衝液(酢酸でpH4.5):アセトニトリル(95:5)であり、移動相Bは、酢酸アンモニウム5mM緩衝液(酢酸でpH4.5):アセトニトリル(5:95)であった。7分間で0%Bから100%Bへの勾配、100%Bを2分間保持。流量 1mL/分。注入量 10μL。保持時間(HPLC r.t.)は、分単位で示される。フルスキャン、50~1200amuの質量範囲。加熱キャピラリー温度は200℃であり、スプレー電圧値は4kVに設定した。質量は、m/z比で与えられる。機器の制御、データの取得及び処理は、Xcalibur 1.4SR1ソフトウェア(Thermo)を使用して実施した。
HPLC LCT法
HPLC-MS/UV分析及び高分解能質量スペクトル(HRMS)は、Waters PDA UV検出器2996及びTOF Waters LCT Premier XE質量検出器(ESIインターフェイス)(これは、Waters Reagent Manager液体ポンプによってサポートされる)を備えたA Waters Alliance LC2795で実施した。このアッセイは、一般的な勾配逆相クロマトグラフィーに基づいており、これは、同一のランにおいて化合物の予想される正確な質量を決定及び確認することで、素性-純度アッセイを補完することができる。化合物の素性は、オンラインシリアルESI(+) Full Scan MS検出によって実施し、サンプル純度は、216~400nmでの積分されたLC/UVトレースの相対的な「面積パーセント」として得られる。液体クロマトグラフには、50℃に温度調節されたWaters XBridge CSH C18カラム(3.0x30mm、粒子サイズ3.5μm)が装備されている。あるいは、Supelco column Ascentis Express C18(2.7×30mm×3um)を使用した。
移動相Aは、高度に精製された水の中の0.05%w/vギ酸であり、移動相Bは、MeOH/iPrOH/HO(0.035%w/vのギ酸含有)の70/25/5(v/v/v)混合物であった。17.5分で0%Bから100%Bへの勾配、100%Bを5分間保持。流速 0.8mL/分、注入量 4μL。ESIソースは、100℃、2.5kVキャピラリー電圧、60Vコーン、350℃の600L/時間の窒素脱溶媒フロー、及び、10L/時間の窒素コーンフローで、作動させた。「Normal」Zfocusは、140に設定する。分析機器は、標準的に、7200Vフライトチューブで最適化する。
高分解能質量スペクトルを得るために、HPLCカラムからの溶出液を分割し、25μL/分を、MeOH/iPrOH/HO(0.01%w/vのギ酸、及び、MSソースに入る前にWaters Reagent Managerポンプから供給される80nMトリメトプリムを含んでいる)の30/10/60(v/v/v)の混合物の100μL/分の流れと混合した。トリメトプリムは、リアルタイムの単一点質量補正のための安定で可溶性の適切な参照化合物として選択した。ES(+)フルスキャン80-1200amu重心データ取得は、「W」モードで2Hzのサンプリング速度で実施した。LCT組み込みPCは、トリメトプリムに基づくリアルタイムのデータ重心とリアルタイムの質量補正の両方を提供した。291.1452DaのH+参照質量。適切な強度のMSスペクトル(40~2000検体カウント)を平均して、最終結果を得た。
H-NMRスペクトルは、28℃の一定の温度で、Varian INOVA 400分光計(これは、400.5MHzで作動し、5mmのH{15N-31P}z-軸PFG Indirect Detectionプローブを備えている)及びVarian INOVA 500分光計(これは、499.7MHzで作動し、5mmのH{13C-15N}三重共鳴Indirect Detectionプローブを備えている)で記録した。化学シフトは、非重水素化残量溶媒シグナル(DMSO-dHに対して2.50ppm)を参照した。データは、以下のように報告されている:化学シフト(δ)、多重度(s=一重線、d=二重線、t=三重線、q=四重線、qt=五重線、br.s=幅広一重線、dd=二重線の二重線、ddd=二重線の二重線の二重線、m=多重線)、結合定数(J、Hz)、及び、プロトンの番号。
実施例
段階1
5-((E)-3-ジメチルアミノ-アクリロイル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸 エチルエステル[(IV)、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000027
CEM反応器の中の5-アセチル-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(2g、10.19mmol、1eq.)に、N,N-ジメチルホルムアミドジエチルアセタール(10.48mL、61.2mmol、6eq.)を添加した。その混合物を、CEM explorer microwave(登録商標)の中で、140℃で3時間撹拌した。揮発性物質を減圧下で除去し、その固体をヘキサンで濯ぎ洗いし、濾過して、2.45gの標題化合物が暗黄色の粉末として、95%収率で得られた。
LC/MS(254nm)HPLC LCT-ギ酸 Rt 6.73分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 7.72(d、J=12.5Hz、1H)、7.12(s、1H)、5.83(d、J=12.7Hz、1H)、4.30(q、J=7.1Hz、2H)、4.13(s、3H)、3.14(s、3H)、2.87(s、3H)、1.31(t、J=7.1Hz、3H)。HRMS(ESI) C12H18N3O3[M+H]に対する計算値 252.1343、実測値 252.1342。
適切な置換された誘導体を使用したことを除いて、この同じ方法にしたがい、以下の化合物を調製した:
5-((Z)-3-ジメチルアミノ-アクリロイル)-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(IV)、R2=H、R9=エチル]。
5-((Z)-3-ジメチルアミノ-アクリロイル)-2-エチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(IV)、R2=エチル、R9=エチル]。
段階2及び段階3
5-(2-アミノ-ピリミジン-4-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VII)、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000028
5-((E)-3-ジメチルアミノ-アクリロイル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(7.75g、30.84mmol、1eq.)及び炭酸グアニジン(8.34g、46.26mmol、1.5eq)をCEMマイクロ波反応器(6つのバッチに分けて)にロードし、エタノール(100mL、0.3M)に懸濁させた。その混合物を、CEM explorer microwaveの中で、150℃で2時間撹拌した。その6つのバッチを集め、乾燥させた。その残渣を水(50mL)に懸濁させ、pH=2になるまで0℃でHCl 1Nで処理し、その懸濁液を0°で1時間撹拌し、次いで、濾過し、その固体を水で洗浄し、乾燥させた。その7.6gの粗製物質(標題化合物及びその対応する酸)をエタノール(115mL)に溶解させ、硫酸96%(21mL、378mmol、12eq.)を添加した。その混合物を還流温度で7時間加熱し、揮発性物質の半分を減圧下で除去し、その混合物を水(200mL)と酢酸エチル(100mL)で希釈した。撹拌しながら、濃NaOHを用いてpHを9に調節し、層を分離し、その水相をAcOEt(3×50mL)で抽出した。その有機層を合してブラインで洗浄し、次いで、硫酸ナトリウムで脱水し、溶媒を除去した後、固体が得られた。その固体をジイソプロピルエーテルを用いて摩砕して、標題化合物が淡黄色の固体(6.38g、58%)として得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.43分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 8.28(d、J=5.2Hz、1H)、7.32(s、1H)、7.06(d、J=5.2Hz、1H)、6.67(s、2H)、4.32(q、J=7.1Hz、2H)、4.19-4.12(m、3H)、1.33(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C11H14N5O2[M+H]に対する計算値 248.1142、実測値 248.1139。
適切な誘導体及び適切なグアニジン誘導体を使用したことを除いて、この同じ方法にしたがい、以下の化合物を調製した:
5-(2-アミノ-ピリミジン-4-イル)-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VII)、R2=H、R9=エチル]。
5-(2-アミノ-ピリミジン-4-イル)-2-エチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VII)、R2=エチル、R9=エチル]。
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000029
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.56分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.52(s、1H)、8.52(d、J=5.1Hz、1H)、7.49(s、2H)、7.44(s、1H)、7.28(d、J=5.1Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.34(q、J=7.1Hz、2H)、4.19(s、3H)、2.27(s、6H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C19H22N5O2[M+H]に対する計算値 352.1768、実測値 352.1765。
5-[2-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000030
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 9.60分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.17(s、1H)、8.45(d、J=5.0Hz、1H)、7.39(s、1H)、7.24(d、J=5.0Hz、1H)、6.47(s、1H)、4.34(q、J=7.0Hz、2H)、4.18(s、3H)、3.67(s、3H)、2.23(s、3H)、1.34(t、J=7.2Hz、3H); HRMS(ESI) C16H20N7O2[M+H]に対する計算値 342.1673、実測値 342.1674。
2-メチル-5-[2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000031
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 9.18分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.52(s、1H)、8.46(d、J=5.0Hz、1H)、7.90(s、1H)、7.55(br. s.、1H)、7.42(s、1H)、7.20(d、J=5.0Hz、1H)、4.35(q、J=7.1Hz、2H)、4.19(s、3H)、3.82(s、3H)、1.35(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C15H18N7O2[M+H]に対する計算値 328.1517、実測値 328.1517。
2-メチル-5-[2-(テトラヒドロ-ピラン-4-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=テトラヒドロ-ピラン-4-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000032
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 8.79分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 8.32(d、J=5.0Hz、1H)、7.34(s、1H)、7.21(d、J=7.8Hz、1H)、7.05(d、J=5.0Hz、1H)、4.36-4.33(m、2H)、4.16(s、3H)、3.98(br. s.、2H)、3.92-3.83(m、2H)、3.46-3.37(m、2H)、1.84(d、J=11.6Hz、2H)、1.59-1.43(m、2H)、1.34(s、1H); HRMS(ESI) C16H22N5O3[M+H]に対する計算値 332.1717、実測値 332.1713。
5-[2-(3,5-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジメトキシ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000033
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 6.84分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.67(s、1H)、8.54(d、J=5.0Hz、1H)、7.49-7.45(m、1H)、7.32(d、J=5.2Hz、1H)、7.20(d、J=2.3Hz、2H)、6.14(t、J=2.2Hz、1H)、4.33(q、J=7.2Hz、2H)、4.19(s、3H)、3.76(s、6H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C19H22N5O4[M+H]に対する計算値 384.1667、実測値 384.1666。
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=H、R9=エチル]
Figure 2023543740000034
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 6.6分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 14.45(br. s.、1H)、9.52(s、1H)、8.54(br. s.、1H)、7.47(br. s.、2H)、7.39(s、1H)、7.33(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.33(q、J=6.7Hz、2H)、2.26(s、6H)、1.33(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C18H20N5O2[M+H]に対する計算値 338.1612、実測値 338.1607。
代替え的に、置換されているグアニジンとの反応を実施して、対応するカルボン酸又はその塩を直接得ることができた。
5-[2-(3,5-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ジメトキシ-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000035
n-ブタノール(70mL)中の5-((E)-3-ジメチルアミノ-アクリロイル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(3.64g、14.4mmol)、N-(3,5-ジメトキシ-フェニル)-グアニジン塩酸塩(4.0g、17.3mmol、1.2eq)及び炭酸カリウム(3.6g、25.9mmol、1.8eq)の懸濁液を113℃(内部温度)で24時間撹拌し、その後、HPLC/MSによるチェックは、変換が完了したことを示す。その反応混合物を室温まで冷却し、70mLの水と25mLのAcOEtで希釈し、懸濁した固体が完全に溶解するまで撹拌する。相を分離し、その有機層を30mLの水で3回抽出する。その水相を合し、撹拌しながら2N HCl(16mL)を用いて酸性pH(約3-4)にする。得られた懸濁液を10分間撹拌し、次いで、焼結ガラス製ブフナー漏斗〔多孔度4(極めてゆっくりと濾過)〕で濾過する。そのケーキを、濾過材上で、5mLの水で2回洗浄し、次いで、10mLのMTBEで2回洗浄する。その固体を集め、オーブン内で、減圧下(20-30mm Hg)45-50℃で、恒量になるまで乾燥させて、3.23gの所望の生成物がベージュ色の固体として得られる。収率:63%。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.13分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.67(s、1H)、8.56(d、J=5.0Hz、1H)、7.43(s、1H)、7.35(d、J=5.0Hz、1H)、7.22(d、J=2.3Hz、2H)、6.17(t、J=2.3Hz、1H)、4.21(s、3H)、3.81-3.76(m、6H); HRMS(ESI) C17H18N5O4[M+H]に対する計算値 356.1354、実測値 356.1366。
段階4
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000036
5-(2-アミノ-ピリミジン-4-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(200mg、0.81mmol、1eq.)、3,5-ジメチル-ヨードベンゼン(175uL、1.21mmol、1.5eq.)及び炭酸セシウム(527mg、1.62mmol、2eq.)を予め脱気しておいたジオキサン(8mL)に懸濁させ、3回のサイクル(真空/アルゴン)を実施した。XPhos(85mg、0.18mmol、0.22eq.)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(74mg、0.08mmol、0.1eq.)をアルゴン雰囲気下で添加し、3回のサイクル(真空/アルゴン)を実施した。その混合物を100℃で6時間加熱し、次いで、室温まで冷却し、水で稀釈し、AcOEtで3回抽出し、その有機相を集め、ブラインで洗浄し、揮発性物質を減圧下で除去した。その粗製固体をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶離液: DCM:EtOH 99/1)で精製して、160mg(56%収率)の標題化合物が得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.56分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.52(s、1H)、8.52(d、J=5.1Hz、1H)、7.49(s、2H)、7.44(s、1H)、7.28(d、J=5.1Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.34(q、J=7.1Hz、2H)、4.19(s、3H)、2.27(s、6H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C19H22N5O2[M+H]に対する計算値 352.1768、実測値 352.1765。
適切な置換された誘導体を使用したことを除いて、この同じ方法に従い、以下の化合物を調製した:
5-[2-(3,5-ジクロロ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジクロロ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル] 28%収率
Figure 2023543740000037
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 8.21分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.16(s、1H)、8.62(d、J=5.2Hz、1H)、8.01(d、J=1.8Hz、2H)、7.47(s、1H)、7.42(d、J=5.2Hz、1H)、7.14(t、J=1.9Hz、1H)、4.33(q、J=7.2Hz、2H)、4.20(s、3H)、1.33(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C17H16Cl2N5O2[M+H]に対する計算値 392.0676、実測値 392.0675。
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-エチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=エチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000038
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.18分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、8.55(d、J=5.2Hz、1H)、7.48(s、1H)、7.30(d、J=5.2Hz、1H)、7.28(s、2H)、6.67(s、1H)、4.80(q、J=7.1Hz、2H)、4.30(q、J=7.1Hz、2H)、2.25(s、6H)、1.31(t、J=7.0Hz、3H)、1.28(t、J=7.2Hz、3H); HRMS(ESI) C20H24N5O2[M+H]に対する計算値 366.1925、実測値 366.1921。
2-メチル-5-(2-m-トリルアミノ-ピリミジン-4-イル)-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=2-m-トリル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000039
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.18分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.62(s、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、7.74(s、1H)、7.56(d、J=8.2Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.30(d、J=5.0Hz、1H)、7.18(t、J=7.9Hz、1H)、6.79(d、J=7.3Hz、1H)、4.34(q、J=7.0Hz、2H)、4.19(s、3H)、2.31(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C18H20N5O2[M+H]に対する計算値 338.1612、実測値 338.1615。
5-[2-(3,5-ジフルオロ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジフルオロ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000040
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.37分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.17(s、1H)、8.61(d、J=5.2Hz、1H)、7.67-7.58(m、2H)、7.45(s、1H)、7.42(d、J=5.2Hz、1H)、6.76(tt、J=2.3、9.2Hz、1H)、4.34(q、J=7.0Hz、2H)、4.20(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C17H16F2N5O2[M+H]に対する計算値 360.1267、実測値 360.1274。
5-{2-[3-クロロ-4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-ピリミジン-4-イル}-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-クロロ-4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000041
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 5.80分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.76(s、1H)、8.53(d、J=5.0Hz、1H)、8.16(br. s.、1H)、7.59(dd、J=2.5、8.8Hz、1H)、7.45(s、1H)、7.31(d、J=5.0Hz、1H)、7.13(d、J=8.8Hz、1H)、4.34(q、J=7.2Hz、2H)、4.19(s、3H)、2.93(br. s.、4H)、2.47(br. s.、4H)、2.23(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C22H27ClN7O2[M+H]に対する計算値 456.1910、実測値 456.1901。
5-[2-(3-シアノ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-シアノ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000042
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 6.73分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.12(s、1H)、8.61(d、J=5.2Hz、1H)、8.49(t、J=1.7Hz、1H)、7.98(ddd、J=0.8、2.3、8.4Hz、1H)、7.52(t、J=7.9Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.41(d、J=5.0Hz、1H)、7.41(ddd、J=0.9、1.4、7.5Hz、1H)、4.34(q、J=7.1Hz、2H)、4.20(s、3H)、1.34(t、J=7.2Hz、3H); HRMS(ESI) C18H17N6O2[M+H]に対する計算値 349.1408、実測値 349.1416。
5-[2-(3,5-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ジメトキシ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000043
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 6.84分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.67(s、1H)、8.54(d、J=5.0Hz、1H)、7.49-7.45(m、1H)、7.32(d、J=5.2Hz、1H)、7.20(d、J=2.3Hz、2H)、6.14(t、J=2.2Hz、1H)、4.33(q、J=7.2Hz、2H)、4.19(s、3H)、3.76(s、6H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C19H22N5O4[M+H]に対する計算値 384.1667、実測値 384.1666。
5-[2-(3-メトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-メトキシ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000044
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 11.81分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.70(s、1H)、8.54(d、J=5.0Hz、1H)、7.75(br. s.、1H)、7.46(s、1H)、7.32(d、J=5.0Hz、1H)、7.27(dd、J=0.8、8.2Hz、1H)、7.21-7.15(m、1H)、6.57-6.52(m、1H)、4.34(q、J=7.1Hz、2H)、4.19(s、3H)、3.79(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C18H20N5O3[M+H]に対する計算値 354.1561、実測値 354.1564。
2-メチル-5-[2-(3,4,5-トリメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,4,5-トリメトキシ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000045
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 11.04分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.59(s、1H)、8.53(d、J=5.0Hz、1H)、7.49-7.48(m、1H)、7.34(s、2H)、7.30(d、J=5.0Hz、1H)、4.33(q、J=7.1Hz、2H)、4.18(s、3H)、3.82(s、6H)、3.63(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C20H24N5O5[M+H]に対する計算値 414.1772、実測値 414.1772。
5-[2-(3-フルオロ-5-メトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-フルオロ-5-メトキシ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000046
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 12.60分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.91(s、1H)、8.58(d、J=5.2Hz、1H)、7.47-7.42(m、2H)、7.37(d、J=5.0Hz、1H)、7.36-7.31(m、1H)、6.41(td、J=2.2、10.8Hz、1H)、4.34(q、J=7.0Hz、2H)、4.20(s、3H)、3.79(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C18H19FN5O3[M+H]に対する計算値 372.1467、実測値 372.1465。
5-[2-(3-シアノ-5-メトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-シアノ-5-メトキシ-フェニル、R2=メチル、R9=エチル] 87%収率
Figure 2023543740000047
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 12.08分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.09(s、1H)、8.61(d、J=5.2Hz、1H)、7.93-7.90(m、1H)、7.88(t、J=1.9Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.41(d、J=5.2Hz、1H)、7.02(dd、J=1.4、2.3Hz、1H)、4.33(q、J=7.2Hz、2H)、4.20(s、3H)、3.84(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C19H19N6O3[M+H]に対する計算値 379.1513、実測値 379.1514。
5-[2-(5-メトキシ-ピリジン-3-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=5-メトキシ-ピリジン-3-イル、R2=メチル、R9=エチル] 37%収率
Figure 2023543740000048
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 8.62分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.97(s、1H)、8.59(d、J=5.0Hz、1H)、8.50(d、J=2.0Hz、1H)、8.19(br. s.、1H)、7.91(d、J=2.6Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.39(d、J=5.0Hz、1H)、4.34(q、J=7.1Hz、2H)、4.19(s、3H)、3.88(s、3H)、1.34(t、J=7.1Hz、3H); HRMS(ESI) C17H19N6O3[M+H]に対する計算値 355.1513、実測値 355.1518。
5-[2-(3,5-ビス-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,5-ビス-トリフルオロメチル-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000049
5-[2-(3-メトキシ-5-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-メトキシ-5-トリフルオロメチル-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000050
5-[2-(4,6-ジメチル-ピリジン-2-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=4,6-ジメチル-ピリジン-2-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000051
2-メチル-5-[2-(3-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3-トリフルオロメチル-フェニル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000052
5-[2-(ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000053
5-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル[(VI)、R1=3,4-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000054
段階5
エチル 3-(2-ヨードピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキシレート[(IX)、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000055
5-(2-アミノ-ピリミジン-4-イル)-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(450mg、1.82mmol、1eq.)を脱気した乾燥ジオキサン(11mL)に溶解させた溶液に、CuI(156mg、0.82mmol、0.45eq.)、CsI(708mg、2.73mmol、1.5eq.)、ヨウ素(323mg、1.28mmol、0.7eq.)及び亜硝酸イソ-アミル(535uL、4.01mmol、2.2eq.)を添加した。その反応混合物をT=90℃で2時間加熱し、次いで、室温まで冷却し、水で稀釈し、AcOEtで3回抽出した。その有機相を集め、アンモニア溶液10%、Na水溶液5%及びブラインで洗浄した。その有機層を無水NaSOで脱水し、蒸発乾燥させた。その粗製物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶離液: ヘキサン/AcOEt 8/2)で精製して、230mg(35%収率)の標題化合物が得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 6.43分
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 1.34(t、J=7.1Hz、3H)4.19(s、3H)4.34(q、J=7.1Hz、2H)7.44(s、1H)7.98(d、J=5.2Hz、1H)8.57(d、J=5.2Hz、1H); HRMS(ESI) C11H11IN4O2[M+H]に対する計算値 359、実測値 359.0013。
段階6
エチル 1-メチル-3-{2-[(1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキシレート[(VI)、R1=1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000056
エチル 3-(2-ヨードピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキシレート(86mg、0.24mmol、1eq.)、1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-アミン(42mg、0.24mmol、1eq.)and K2CO3(99,5mg、0.72mmol、3eq.)を予め脱気しておいたジオキサン(4mL)に懸濁させ、3回のサイクル(真空/アルゴン)を実施した。Xantphos(27.8mg、0.048mmol、0.2eq.)及びPd(OAc)2(5.4mg、0.024mmol、0.1eq.)をアルゴン雰囲気下で添加し、3回のサイクル(真空/アルゴン)を実施した。その混合物を100℃で3時間加熱し、次いで、室温まで冷却し、水で稀釈し、AcOEtで3回抽出し、その有機相を集め、ブラインで洗浄し、その揮発性物質を減圧下で除去した。その粗製固体をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶離液: DCM/AcOEt 9/1)で精製して、10mg(10%収率)の標題化合物が得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.38分
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 1.35(t、J=7.1Hz、3H)2.23(s、3H)2.33(s、3H)3.62(s、3H)4.20(s、3H)4.35(q、J=7.1Hz、2H)7.21(dd、J=8.5、1.5Hz、1H)7.22(d、J=5.0Hz、1H)7.25(d、J=8.7Hz、1H)7.48(s、1H)8.25(br. s.、1H)8.47(d、J=5.0Hz、1H)9.44(s、1H); HRMS(ESI) C22H24N6O2[M+H]に対する計算値 405.2034、実測値 405.2033。
エチル 3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキシレート[(VI)、R1=3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル、R2=メチル、R9=エチル]
Figure 2023543740000057
エチル 3-(2-ヨードピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキシレート(140mg、0.39mmol、1eq.)、3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-アミン(84.5mg、0.47mmol、1.2eq.)及び炭酸セシウム(381mg、1.17mmol、3eq.)を予め脱気しておいたジオキサン(8mL)に懸濁させ、3回のサイクル(真空/アルゴン)を実施した。XPhos(74.5mg、0.156mmol、0.4eq.)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(71.6mg、0.078mmol、0.2eq.)をアルゴン雰囲気下で添加し、3回のサイクル(真空/アルゴン)を実施した。その混合物を100℃で7時間加熱し、次いで、室温まで冷却し、水で稀釈し、AcOEtで3回抽出し、その有機相を集め、ブラインで洗浄し、その揮発性物質を減圧下で除去した。その粗製固体をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶離液: DCM/AcOEt 95/5)で精製して、24mg(15%収率)の標題化合物が得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 7.22分
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 1.35(t、J=7.1Hz、3H)3.76(s、3H)4.21(s、3H)4.34(q、J=7.2Hz、2H)7.29(d、J=5.0Hz、1H)7.37(dd、J=8.9、1.5Hz、1H)7.43(d、J=8.8Hz、1H)7.48(s、1H)7.58(s、1H)8.53(d、J=4.9Hz、1H)8.59(br. s.、1H)9.70(s、1H); HRMS(ESI) C20H19ClN6O2[M+H]に対する計算値 411.1331、実測値 411.1340。
段階7
2-メチル-5-(2-m-トリルアミノ-ピリミジン-4-イル)-2H-ピラゾール-3-カルボン酸 [(XI)、R1=2-m-トリル、R2=メチル]100%収率
Figure 2023543740000058
水酸化ナトリウム 2N(10.5mL)を、2-メチル-5-(2-m-トリルアミノ-ピリミジン-4-イル)-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(260mg、0.77mmol、1eq.)をエタノール(21mL)に溶解させた溶液に添加し、その混合物を室温で4時間撹拌した。HCl 2Nを添加して、pH<5とし、その沈澱物を濾過し、水及びEtOで洗浄し、減圧下で乾燥させて、標題化合物が定量的な収率で得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.26分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.60(s、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.69(s、1H)、7.61(d、J=7.9Hz、1H)、7.38(s、1H)、7.29(d、J=5.2Hz、1H)、7.18(t、J=7.8Hz、1H)、6.78(d、J=7.5Hz、1H)、4.18(s、3H)、2.30(s、3H); HRMS(ESI) C16H16N5O2[M+H]に対する計算値 310.1299、実測値 310.1302。
適切な置換された誘導体を使用したことを除いて、この同じ方法に従い、以下の化合物を調製した:
5-[2-(3,5-ジフルオロ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸 [(XI)、R1=3,5-ジフルオロ-フェニル、R2=メチル] 定量的な収率
Figure 2023543740000059
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.51分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.16(s、1H)、8.60(d、J=5.2Hz、1H)、7.68-7.58(m、2H)、7.42(d、J=5.2Hz、1H)、7.38(s、1H)、6.76(tt、J=2.2、9.3Hz、1H)、4.19(s、3H); HRMS(ESI) C15H12F2N5O2[M+H]に対する計算値 332.0954、実測値 332.0956。
5-{2-[3-クロロ-4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニルアミノ]-ピリミジン-4-イル}-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-クロロ-4-(4-メチル-ピペラジン-1-イル)-フェニル、R2=メチル] 定量的な収率
Figure 2023543740000060
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 3.57分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 11.99(s、1H)、9.69(s、1H)、8.48(d、J=5.2Hz、1H)、8.03(d、J=2.4Hz、1H)、7.72(dd、J=2.1、8.7Hz、1H)、7.29(d、J=5.2Hz、1H)、7.19(s、1H)、7.15(d、J=8.8Hz、1H)、4.17(s、3H)、2.98(br. s.、4H)、2.35(br. s.、3H); HRMS(ESI) C20H23ClN7O2[M+H]に対する計算値 428.1597、実測値 428.1607。
5-[2-(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸 [(XI)、R1=3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル、R2=メチル] 93%収率
Figure 2023543740000061
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.53分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 13.60(br. s.、1H)、9.64(br. s.、1H)、8.50(br. s.、1H)、8.41(br. s.、1H)、7.56-7.33(m、4H)、7.26(br. s.、1H)、4.19(s、3H)、3.76(s、3H); HRMS(ESI) C18H16ClN6O2[M+H]に対する計算値 383.1018、実測値 383.1006。
1-メチル-3-{2-[(1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボン酸[(XI)、R1=1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル、R2=メチル]
Figure 2023543740000062
代替え的に、該酸又はその塩を、以下で報告されているように調製することができた。
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000063
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸エチルエステル(160mg、0.455mmol、1eq.)をTHF(2mL)に溶解させた溶液に、水(2mL)に溶解させた水酸化リチウム一水和物(47.8mg、1.138mmol、2.5eq.)及びエタノール(1mL)を順次添加した。その混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、pH=3になるまで、HCl 1Nで処理した。その有機物を減圧下で除去し、その沈澱物を濾過し、水とEtOで濯ぎ洗いして、132mg(90%収率)の標題化合物が得られた。これは、それ以上精製することなく使用した。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.55分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 13.66(br. s、1H)、9.55(s、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(br. s、2H)、7.38(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(br. s、1H)、4.18(s、3H)、2.26(s、6H); HRMS(ESI) C17H18N5O2[M+H]に対する計算値 324.1455、実測値 324.1454。
適切な置換された誘導体を使用したことを除いて、この同じ方法に従い、以下の化合物を調製した:
5-[2-(3-メトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-メトキシ-フェニル、R2=メチル] 94%収率
Figure 2023543740000064
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 9.53分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.68(s、1H)、8.53(d、J=5.2Hz、1H)、7.68(s、1H)、7.40(s、1H)、7.31(d、J=5.2Hz、2H)、7.21-7.17(m、1H)、6.54(dd、J=2.2、7.9Hz、1H)、4.18(s、3H)、3.77(s、3H); HRMS(ESI) C16H16N5O3[M+H]に対する計算値 326.1248、実測値 326.1248。
5-[2-(3,5-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ジメトキシ-フェニル、R2=メチル] 92%収率
Figure 2023543740000065
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 4.13分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.67(s、1H)、8.56(d、J=5.0Hz、1H)、7.43(s、1H)、7.35(d、J=5.0Hz、1H)、7.22(d、J=2.3Hz、2H)、6.17(t、J=2.3Hz、1H)、4.21(s、3H)、3.81-3.76(m、6H); HRMS(ESI) C17H18N5O4[M+H]に対する計算値 356.1354、実測値 356.1366。
2-メチル-5-[2-(3,4,5-トリメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,4,5-トリメトキシ-フェニル、R2=メチル] 80%収率
Figure 2023543740000066
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 9.02分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.56(s、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.33(s、2H)、7.29(d、J=5.2Hz、1H)、4.17(s、3H)、3.80(s、6H)、3.62(s、3H); HRMS(ESI) C18H20N5O5[M+H]に対する計算値 386.1459、実測値 386.1471。
5-[2-(3-フルオロ-5-メトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-フルオロ-5-メトキシ-フェニル、R2=メチル] 99%収率
Figure 2023543740000067
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 10.53分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 13.71(br. s.、1H)、9.88(s、1H)、8.56(d、J=5.0Hz、1H)、7.45-7.30(m、4H)、6.41(td、J=2.2、10.8Hz、1H)、4.18(s、3H)、3.78(s、3H); HRMS(ESI) C16H15FN5O3[M+H]に対する計算値 344.1154、実測値 344.1140。
2-メチル-5-[2-(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル、R2=メチル] 72%収率
Figure 2023543740000068
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 5.87分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 13.60(br. s.、1H)、9.51(s、1H)、8.45(d、J=5.0Hz、1H)、7.90(s、1H)、7.66-7.53(m、1H)、7.37(br. s.、1H)、7.20(d、J=5.2Hz、1H)、4.18(s、3H)、3.82(s、3H); HRMS(ESI) C13H14N7O2[M+H]に対する計算値 300.1204、実測値 300.1203。
2-メチル-5-[2-(3-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-トリフルオロメチル-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000069
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 11.49分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.96(s、1H)、8.49(d、J=5.2Hz、1H)、8.44(s、1H)、8.04(d、J=9.0Hz、1H)、7.53(t、J=7.9Hz、1H)、7.32(d、J=5.2Hz、1H)、7.26(d、J=7.6Hz、1H)、7.00(s、1H)、4.16(s、3H); HRMS(ESI) C16H13F3N5O2[M+H]に対する計算値 364.1016、実測値 364.1007。
5-[2-(3-シアノ-5-メトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-シアノ-5-メトキシ-フェニル、R2=メチル] 96%収率
Figure 2023543740000070
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 10.05分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.06(s、1H)、8.60(d、J=5.2Hz、1H)、7.89(d、J=1.2Hz、2H)、7.41(t、J=2.5Hz、2H)、7.06-6.98(m、1H)、4.19(s、3H)、3.83(s、3H); HRMS(ESI) C17H15N6O3[M+H]に対する計算値 351.1200、実測値 351.1201。
5-[2-(5-メトキシ-ピリジン-3-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=5-メトキシ-ピリジン-3-イル、R2=メチル] 87%収率
Figure 2023543740000071
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCT-ギ酸 Rt 5.40分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.13(s、1H)、8.67(s、1H)、8.60(d、J=5.0Hz、1H)、8.22(s、1H)、8.02(d、J=2.1Hz、1H)、7.46-7.38(m、2H)、4.19(s、3H)、3.90(s、3H); HRMS(ESI) C15H15N6O3[M+H]に対する計算値 327.1200、実測値 327.1199。
5-[2-(3,5-ビス-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ビス-トリフルオロメチル-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000072
5-[2-(3-メトキシ-5-トリフルオロメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-メトキシ-5-トリフルオロメチル-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000073
5-[2-(4,6-ジメチル-ピリジン-2-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=4,6-ジメチル-ピリジン-2-イル、R2=メチル]
Figure 2023543740000074
5-[2-(3,5-ジクロロ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ジクロロ-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000075
5-[2-(ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=2-(ベンゾ[1,3]ジオキソール-5-イル、R2=メチル]
Figure 2023543740000076
5-[2-(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル、R2=メチル]
Figure 2023543740000077
2-メチル-5-[2-(テトラヒドロ-ピラン-4-イルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=テトラヒドロ-ピラン-4-イル、R2=メチル]
Figure 2023543740000078
5-[2-(3-シアノ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3-シアノ-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000079
5-[2-(3,4-ジメトキシ-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,4-ジメトキシ-フェニル、R2=メチル]
Figure 2023543740000080
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-エチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=エチル]
Figure 2023543740000081
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2H-ピラゾール-3-カルボン酸[(XI)、R1=3,5-ジメチル-フェニル、R2=H]
Figure 2023543740000082
段階8
N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物1)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-(ジメチルアミノ)エチル、R4=H]
Figure 2023543740000083
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸(25mg、0.077mmol、1eq.)及び2-(1H-ベンゾトリアゾール-1-イル)-1,1,3,3-テトラメチルアミニウムテトラフルオロボレート(TBTU)(37mg、0.12mmol、1.5eq)を乾燥DMA(1mL)に懸濁いさせた。5分間撹拌した後、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)(27uL、0.15mmol、2eq.)及び2-ジメチルアミン-エチルアミン(12.7uL、0.12mmol、1.5eq.)を添加し、その最終混合物を室温で16時間撹拌し、次いで、HO(5mL)で希釈し、AcOEt(3X4mL)で3回抽出した。その有機層を集め、ブラインで洗浄し、NaSOで脱水し、濾過し、減圧下で濃縮した。その粗製化合物をシリカゲルフラッシュクロマトグラフィー(溶離液 DCM/MeOH 9:1)で精製して、標題化合物が52%収率で得られた。
LC/MS(254nm)HPLC法(IP)LCQ Deca XP-アセテートバッファー Rt 5.23分
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.71(t、J=5.1Hz、1H)、8.49(d、J=5.2Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.42(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.14(s、3H)、3.36(q、J=6.0Hz、2H)、2.47(br. s、2H)、2.27(s、6H)、2.24(br. s.、6H); HRMS(ESI) C21H27N7O[M+H]に対する計算値 394.235、実測値 394.2357。
適切なアミン誘導体を使用したことを除いて、この同じ方法したがい、最終的に塩化又は保護して、以下の化合物を調製した。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物2)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000084
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.45(d、J=8.2Hz、1H)、7.47(s、3H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.75(t、J=5.8Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.98(qd、J=6.5、7.7Hz、1H)、3.47-3.41(m、1H)、3.34-3.30(m、1H)、2.27(s、6H)、1.12(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C20H24N6O2[M+H]に対する計算値 381.2034、実測値 381.2031。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物3)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000085
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.45(d、J=8.1Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.25(d、J=5.2Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.74(t、J=5.8Hz、1H)、4.13(s、3H)、4.03-3.91(m、1H)、3.44(td、J=5.6、10.9Hz、1H)、2.27(s、6H)、1.12(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C20H24N6O2[M+H]に対する計算値 381.2034、実測値 381.2036。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(プロパン-2-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物4)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000086
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.59(d、J=7.9Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.46(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.13(s、3H)、4.11-4.01(m、1H)、2.27(s、6H)、1.16(d、J=6.6Hz、6H); HRMS(ESI) C20H24N6O[M+H]に対する計算値 365.2085、実測値 365.2087。
N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物5)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=[2-(ジメチルアミノ)エチル、R4=メチル]
Figure 2023543740000087
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.51(d、J=5.6Hz、1H)、8.49(br. s.、1H)、7.47(s、2H)、7.26(br. s.、1H)、7.09-6.91(m、1H)、6.60(s、1H)、4.05-3.83(m、3H)、3.75-3.43(m、2H)、3.18-2.95(m、3H)、2.34(br. s.、3H)、2.25(s、6H)、1.95(br. s.、3H); HRMS(ESI) C22H29N7O[M+H]に対する計算値 408.2507、実測値 408.2518。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(メチルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物6)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-(メチルアミノ)エチル、R4=H]
Figure 2023543740000088
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、9.00(t、J=5.6Hz、1H)、8.67(br. s.、2H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.26(d、J=5.2Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.16(s、3H)、3.58-3.53(m、2H)、3.09(quin、J=5.9Hz、2H)、2.59(t、J=5.4Hz、3H)、2.31-2.22(m、6H); HRMS(ESI) C20H26N7OCl[M+H]に対する計算値 380.2194、実測値 380.2186。
N-(2-アミノエチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物7)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-アミノエチル、R4=H]
Figure 2023543740000089
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.94(t、J=5.7Hz、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、7.92(br. s.、3H)、7.48(s、1H)、7.46(s、2H)、7.26(d、J=5.2Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.16(s、3H)、3.50(quin、J=5.8Hz、2H)、2.98(sxt、J=5.9Hz、2H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C19H24N7OCl[M+H]に対する計算値 366.2037、実測値 366.2033。
N-(アゼチジン-3-イル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩(化合物8)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=アゼチジン-3-イル、R4=H]
Figure 2023543740000090
H NMR(DMSO-d、500MHz): δ ppm 9.47(s、1H)、9.41(d、J=7.0Hz、1H)、8.68(br. s.、2H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.50(s、1H)、7.46(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.63(s、1H)、4.82(sxt、J=7.8Hz、1H)、4.16-4.24(m、2H)、4.15(s、3H)、4.01-4.12(m、2H)、2.28 ppm(s、6H); HRMS(ESI) C22H24N7O3F3[M+H]に対する計算値 378.2037、実測値 378.2034。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物9)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-モルホリン-4-イルエチル)、R4=H]
Figure 2023543740000091
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.72(t、J=5.6Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.41(s、1H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.14(s、3H)、3.57(t、J=4.6Hz、4H)、3.37(q、J=6.3Hz、2H)、2.46(t、J=6.7Hz、2H)、2.41(br. s.、4H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI)値 C23H29N7O2[M+H]に対する計算 436.2456、実測値 436.2447。
N-[2-(ジエチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物10)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル)、R2=メチル、R3=2-(ジエチルアミノ)エチル、R4=H]
Figure 2023543740000092
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.90(br. t、J=4.5Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.43(s、1H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.15(s、3H)、3.51(br. q、J=5.3Hz、2H)、3.03(br. s.、6H)、2.27(s、6H)、1.20-1.03(m、6H); HRMS(ESI) C23H31N7O[M+H]に対する計算値 422.2663、実測値 422.2666。
N-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物11)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル)、R2=メチル、R3=(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000093
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.80(d、J=8.8Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、8.06(br. s.、3H)、7.51(s、1H)、7.47(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.15(s、3H)、3.92-3.79(m、1H)、3.03-2.94(m、1H)、2.27(s、6H)、2.07(d、J=13.4Hz、1H)、1.86(d、J=13.6Hz、1H)、1.73(d、J=8.1Hz、2H)、1.52-1.35(m、2H)、1.33-1.18(m、J=11.2、11.2Hz、2H); HRMS(ESI) C23H30N7OCl[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2503。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(プロパン-2-イルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物12)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-(プロパン-2-イルアミノ)エチル、R4=H]
Figure 2023543740000094
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.98(t、J=5.6Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、8.51(br. s.、2H)、7.48(s、1H)、7.46(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.16(s、3H)、3.56(q、J=5.9Hz、2H)、3.08(t、J=5.6Hz、2H)、2.27(s、6H)、1.23(d、J=6.4Hz、6H); HRMS(ESI) C22H30N7OCl[M+H]に対する計算値 408.2507、実測値 408.2502。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物13)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=H、R4=H]
Figure 2023543740000095
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.21(br. s.、1H)、7.62(br. s.、1H)、7.47(s、2H)、7.44(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.14(s、3H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C17H18N6O[M+H]に対する計算値 323.1615、実測値 323.1611。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物14)[(I)、R1=(3,5-ジメチルフェニル)、R2=メチル、R3=メチル、R4=H]
Figure 2023543740000096
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.45(s、1H)、8.73(d、J=4.7Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.39(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.14(s、3H)、2.77(d、J=4.6Hz、3H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C18H20N6O[M+H]に対する計算値 337.1772、実測値 337.1775。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,N,1-トリメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物15)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=ジメチルアミノ、R4=メチル]
Figure 2023543740000097
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、7.04(s、1H)、6.60(s、1H)、3.96(s、3H)、3.11(s、3H)、3.04(s、3H)、2.25(s、6H); HRMS(ESI) C19H22N6O[M+H]に対する計算値 351.1928、実測値 351.1925。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-メトキシエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物16)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-メトキシエチル、R4=H]
Figure 2023543740000098
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.82(t、J=5.5Hz、1H)、8.49(d、J=5.2Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.45(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.14(s、3H)、3.49-3.44(m、2H)、3.43-3.38(m、2H)、3.27(s、3H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C20H24N6O2[M+H]に対する計算値 381.2034、実測値 381.2034。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-フルオロエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物17)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-フルオロエチル、R4=H]
Figure 2023543740000099
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、9.01(t、J=5.5Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.46(s、2H)、7.25(d、J=5.2Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.62-4.47(m、2H)、4.15(s、3H)、3.62-3.50(m、2H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C19H21N6OF[M+H]に対する計算値 369.1834、実測値 369.1831。
3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物18)[(I)、R1=3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル、R2=メチル、R3=2-(ジメチルアミノ)エチル、R4=H]
Figure 2023543740000100
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.41(s、1H)、9.72(br. s.、1H)、8.98(t、J=5.5Hz、1H)、8.66(d、J=5.2Hz、1H)、8.60(s、2H)、7.62(s、1H)、7.45(s、1H)、7.42(d、J=5.0Hz、1H)、4.17(s、3H)、3.61(q、J=5.8Hz、2H)、3.26(t、J=5.0Hz、1H)、2.84(s、6H); HRMS(ESI) C21H22N7OF6Cl[M+H]に対する計算値 502.1785、実測値 502.1777。
3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物19)[(I)、R1=3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000101
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.41(s、1H)、8.64(d、J=5.2Hz、1H)、8.61(s、2H)、8.37(d、J=8.1Hz、1H)、7.61(s、1H)、7.44(s、1H)、7.41(d、J=5.2Hz、1H)、4.75(t、J=5.8Hz、1H)、4.13(s、3H)、4.03-3.92(m、1H)、3.45(td、J=5.6、10.9Hz、1H)、3.34-3.30(m、1H)、1.13(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C20H18N6O2F6[M+H]に対する計算値 489.1468、実測値 489.146。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(1H-ピラゾール-3-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物20)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=1H-ピラゾール-3-イル、R4=H]
Figure 2023543740000102
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 12.50(br. s.、1H)、11.16(s、1H)、9.49(s、1H)、8.51(d、J=5.2Hz、1H)、7.72(s、1H)、7.68(d、J=2.1Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(br. s、2H)、4.19(s、3H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C20H20N8O[M+H]に対する計算値 389.1833、実測値 389.1833。
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン(化合物21)[(I)、R1=(3,5-ジメチルフェニル)、R2=メチル、NR3R4=4-メチルピペラジン-1-イル]
Figure 2023543740000103
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.52(s、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.97(s、1H)、6.61(s、1H)、3.95(s、3H)、3.79-3.45(m、4H)、2.37(br. s.、4H)、2.26(s、6H)、2.21(s、3H); HRMS(ESI) C22H27N7O[M+H]に対する計算値 406.235、実測値 406.2351。
N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物22)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-アセトアミドエチル、R4=H]
Figure 2023543740000104
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.79(t、J=5.6Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.98(t、J=5.7Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.42(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.14(s、3H)、3.31-3.25(m、2H)、3.24-3.16(m、2H)、2.27(s、6H)、1.81(s、3H); HRMS(ESI) C21H25N7O2[M+H]に対する計算値 408.2143、実測値 408.2156。
N-(2-アミノ-2-オキソエチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物23)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2-アミノ-2-オキソエチル)、R4=H]
Figure 2023543740000105
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.94(t、J=6.0Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、1H)、7.46(s、2H)、7.44(br. s、1H)、7.26(d、J=5.2Hz、1H)、7.09(br. s、1H)、6.61(s、1H)、4.14(s、3H)、3.80(d、J=6.1Hz、2H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C19H21N7O2[M+H]に対する計算値 380.183、実測値 380.1829。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物24)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2,2,2-トリフルオロエチルアミノ、R4=H]
Figure 2023543740000106
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、9.43(t、J=6.3Hz、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.56(s、1H)、7.47(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.15(s、3H)、4.09(dq、J=6.1、9.6Hz、2H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C19H19N6OF3[M+H]に対する計算値 405.1645、実測値 405.1648。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)メチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物25)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(3-メチルイミダゾール-4-イル)メチル、R4=H]
Figure 2023543740000107
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.45(s、1H)、9.16(t、J=5.3Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.56(s、1H)、7.48(s、1H)、7.46(s、2H)、7.25(d、J=5.2Hz、1H)、6.84(s、1H)、6.61(s、1H)、4.44(d、J=5.3Hz、2H)、4.15(s、3H)、3.63(s、3H)、2.25(s、6H); HRMS(ESI) C22H24N8O[M+H]に対する計算値 417.2146、実測値 417.2155。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物26)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000108
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.48(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.36(d、J=9.0Hz、1H)、7.51(s、1H)、7.49(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.59(t、J=5.6Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.86-3.74(m、1H)、3.57-3.50(m、1H)、3.50-3.44(m、1H)、2.26(s、6H)、1.97-1.85(m、J=6.7、6.7、6.7、6.7、6.7、6.7、6.7Hz、1H)、0.91(d、J=6.9Hz、3H)、0.89(d、J=6.9Hz、3H); HRMS(ESI) C22H28N6O2[M+H]に対する計算値 409.2347、実測値 409.2352。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物27)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=ピリジン-2-イルメチル、R4=H]
Figure 2023543740000109
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.48(s、1H)、9.39(t、J=6.0Hz、1H)、8.52(ddd、J=0.9、1.6、4.7Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.78(dt、J=1.8、7.7Hz、1H)、7.55(s、1H)、7.47(s、2H)、7.36(d、J=7.8Hz、1H)、7.29(ddd、J=0.9、4.8、7.4Hz、1H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.56(d、J=5.9Hz、2H)、4.16(s、3H)、2.26(s、6H); HRMS(ESI) C23H23N7O[M+H]に対する計算値 414.2037、実測値 414.2043。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物28)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=1H-イミダゾール-2-イルメチル、R4=H]
Figure 2023543740000110
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 11.85(br. s.、1H)、9.46(s、1H)、9.24(t、J=5.7Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.50(s、1H)、7.45(s、2H)、7.25(d、J=5.2Hz、1H)、7.03(s、1H)、6.82(s、1H)、6.60(s、1H)、4.47(d、J=5.6Hz、2H)、4.17(s、3H)、2.26(s、6H); HRMS(ESI) C21H22N8O[M+H]に対する計算値 403.199、実測値 403.1994。
N-[(2R)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物29)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2R)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000111
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.59(s、1H)、8.52(d、J=5.03Hz、1H)、8.42(d、J=8.39Hz、1H)、7.45(s、1H)、7.28(d、J=5.03Hz、1H)、7.17(d、J=2.29Hz、2H)、6.13(t、J=2.21Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.90(d、J=7.93Hz、1H)、3.75(s、6H)、3.05-3.19(m、4H)、2.31-2.48(m、2H)、1.94(t、J=6.94Hz、2H)、1.09(d、J=6.71Hz、3H); HRMS(ESI) C23H29N7O3[M+H]に対する計算値 452.2405、実測値 452.2407。
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物30)[(I)、R1=オキサン-4-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000112
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 8.39(d、J=8.2Hz、1H)、8.30(d、J=5.0Hz、1H)、7.37(s、1H)、7.14-7.07(m、1H)、7.05-7.02(m、1H)、4.16-4.07(m、4H)、4.01(br. s.、1H)、3.88(d、J=11.6Hz、2H)、3.40(t、J=11.2Hz、2H)、2.40-2.35(m、1H)、2.20(d、J=6.7Hz、1H)、2.16(s、6H)、1.84(d、J=12.4Hz、2H)、1.60-1.48(m、2H)、1.12(d、J=6.6Hz、3H); HRMS(ESI) C19H29N7O2[M+H]に対する計算値 388.2456、実測値 388.2455。
N-(1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ-3-イル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物31)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-イル、R4=H]
Figure 2023543740000113
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.69(d、J=6.9Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.53(s、1H)、7.51(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.12(s、3H)、3.93(br. q、J=7.5Hz、1H)、3.08(ddd、J=2.2、10.2、13.3Hz、1H)、2.86(dddd、J=2.1、4.8、10.8、13.1Hz、1H)、2.75-2.60(m、4H)、2.27(s、6H)、1.85(sxt、J=2.8Hz、1H)、1.83-1.71(m、1H)、1.65-1.50(m、2H)、1.32(dd、J=11.3、13.6Hz、1H); HRMS(ESI) C24H29N7O[M+H]に対する計算値 432.2507、実測値 432.2505。
5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸((1R,2R)-2-ヒドロキシ-シクロヘキシル)-アミド(化合物32)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1R,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000114
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.46(d、J=8.4Hz、1H)、7.47(s、3H)、7.25(d、J=5.2Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.61(d、J=5.2Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.66-3.54(m、1H)、2.27(s、6H)、1.90(d、J=9.8Hz、1H)、1.83(d、J=8.8Hz、1H)、1.65(d、J=8.5Hz、2H)、1.33-1.10(m、4H); HRMS(ESI) C23H28N6O2[M+H]に対する計算値 421.2347、実測値 421.2349。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物33)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000115
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.38(d、J=8.7Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.48(s、2H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.71(t、J=5.6Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.90-3.75(m、1H)、2.26(s、6H)、1.74-1.58(m、1H)、1.51-1.38(m、1H)、0.88(t、J=7.5Hz、3H); HRMS(ESI) C21H26N6O2[M+H]に対する計算値 395.219、実測値 395.2185。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物34)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-ヒドロキシエチル、R4=H]
Figure 2023543740000116
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.45(s、1H)、8.71(t、J=5.6Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.44(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.76(t、J=5.7Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.51(q、J=6.0Hz、2H)、3.31(q、J=6.0Hz、2H)、2.27(s、6H); HRMS(ESI) C19H22N6O2[M+H]に対する計算値 367.1877、実測値 367.1872。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,4-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物35)[(I)、R1=3,4-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000117
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.44(s、1H)、8.47(d、J=5.0Hz、1H)、8.42(d、J=8.2Hz、1H)、7.68(d、J=1.8Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.23(dd、J=2.4、8.5Hz、2H)、6.89(d、J=8.8Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.91(td、J=7.0、14.4Hz、1H)、3.79(s、3H)、3.72(s、3H)、3.22-3.01(m、4H)、2.55-2.35(m. 水と部分的に重複している、2H)、1.95(quin、J=6.8Hz、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H29N7O3[M+H]に対する計算値 452.2405、実測値 452.2413。
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩(化合物36)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=ピペラジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000118
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.53(s、1H)、9.13(br. s.、2H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.08(s、1H)、6.61(s、1H)、3.98(s、3H)、3.84(br. s.、4H)、3.21(br. s.、4H)、2.26(s、6H); HRMS(ESI) C21H26N7OCl[M+H]に対する計算値 392.2194、実測値 392.2207。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-(2-{[3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物37)[(I)、R1=3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000119
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.03(s、1H)、8.59(d、J=5.2Hz、1H)、8.39(d、J=7.9Hz、1H)、7.97(s、1H)、7.88(br. s.、3H)、7.82(t、J=1.8Hz、1H)、7.57(s、1H)、7.37(d、J=5.0Hz、1H)、6.83(s、1H)、4.33(br. s.、1H)、4.14(s、3H)、3.85(s、3H)、1.87-1.56(m、6H)、1.52-1.32(m、2H); HRMS(ESI) C23H27N7O2F3Cl[M+H]に対する計算値 490.2173、実測値 490.2173。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物38)[(I)、R1=3-クロロ-1-メチルインドール-5-イル、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000120
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.58(s、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、8.45(d、J=7.8Hz、1H)、8.34(br. s.、1H)、7.88(br. s.、3H)、7.59(s、1H)、7.51-7.45(m、2H)、7.45-7.40(m、1H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、4.32(br. s.、1H)、4.14(s、3H)、3.76(s、3H)、3.42(s、1H)、1.88-1.56(m、6H)、1.53-1.32(m、2H); HRMS(ESI) C24H28N8OCl2[M+H]に対する計算値 479.2069、実測値 479.2074。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物39)[(I)、R1=3-メトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000121
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.63(s、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、8.44(d、J=8.4Hz、1H)、7.65-7.59(m、1H)、7.46(s、1H)、7.38(dd、J=1.1、8.2Hz、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.19(t、J=8.1Hz、1H)、6.54(dd、J=2.1、7.8Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.99-3.87(m、1H)、3.77(s、3H)、3.16(d、J=3.4Hz、4H)、2.55-2.35(m. 水と部分的に重複している、2H)2.07-1.88(m、2H)、1.11(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C22H27N7O2[M+H]に対する計算値 422.2299、実測値 422.2306。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物40)[(I)、R1=3,5-ジフルオロフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000122
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.10(s、1H)、8.59(d、J=5.2Hz、1H)、8.45(d、J=8.2Hz、1H)、7.67-7.57(m、2H)、7.45(s、1H)、7.38(d、J=5.2Hz、1H)、6.76(tt、J=2.3、9.3Hz、1H)、4.14(s、3H)、3.96-3.86(m、1H)、3.24-3.03(m、4H)、2.49-2.36(m、2H)、1.94(quin、J=6.9Hz、2H)、1.16-1.04(m、3H); HRMS(ESI) C21H23N7OF2[M+H]に対する計算値 428.2005、実測値 428.2006。
N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物41)[(I)、R1=3-メチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000123
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.56(s、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、8.35(d、J=9.0Hz、1H)、7.75(s、1H)、7.59(d、J=8.5Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.17(t、J=7.8Hz、1H)、6.78(d、J=7.5Hz、1H)、4.60(t、J=5.6Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.84-3.74(m、1H)、3.59-3.44(m、2H)、2.31(s、3H)、1.91(d、J=6.9Hz、1H)、0.91(dd、J=6.9、10.2Hz、6H); HRMS(ESI) C21H26N6O2[M+H]に対する計算値 395.219、実測値 395.2196。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物42)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000124
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、9.23(d、J=8.7Hz、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.60(s、1H)、7.48(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.81(qd、J=7.6、15.3Hz、1H)、4.14(s、3H)、2.27(s、6H)、1.36(d、J=7.2Hz、3H); HRMS(ESI) C20H21N6OF3[M+H]に対する計算値 419.1802、実測値 419.1813。
N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物43)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=3-(ジメチルアミノ)プロピル、R4=H]
Figure 2023543740000125
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.78(t、J=5.6Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.13(s、3H)、3.29-3.23(m、2H)、2.27(s、6H)、2.26-2.22(m、2H)、2.13(s、6H)、1.64(quin、J=7.0Hz、2H); HRMS(ESI) C22H29N7O[M+H]に対する計算値 408.2507、実測値 408.2499。
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(2S)-2-(プロパン-2-イル)アジリジン-1-イル]メタノン(化合物44)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(1R,2S)-2-プロパン-2-イルアジリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000126
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、7.47(s、2H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.26(s、1H)、6.61(s、1H)、4.49-4.39(m、1H)、4.23(s、3H)、4.18-4.10(m、2H)、2.25(s、6H)、1.78(qd、J=6.6、13.2Hz、1H)、0.97(d、J=6.7Hz、3H)、0.91(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C22H26N6O[M+H]に対する計算値 391.2241、実測値 391.2246。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2,2-ジメチルプロピル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物45)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2,2-ジメチルプロピル、R4=H]
Figure 2023543740000127
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.72(t、J=6.3Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.49(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.12(s、3H)、3.08(d、J=6.4Hz、2H)、2.26(s、6H)、0.91(s、9H); HRMS(ESI) C22H28N6O[M+H]に対する計算値 393.2398、実測値 393.2399。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物46)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-メチルプロピル、R4=H]
Figure 2023543740000128
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.48(s、1H)、8.78(t、J=5.9Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.44(s、1H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.13(s、3H)、3.07(t、J=6.4Hz、2H)、2.27(s、6H)、1.84(quind、J=6.7、13.5Hz、1H)、0.90(d、J=6.7Hz、6H); HRMS(ESI) C21H26N6O[M+H]に対する計算値 379.2241、実測値 379.2254。
N-(シクロプロピルメチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物47)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=シクロプロピルメチル、R4=H]
Figure 2023543740000129
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.87(t、J=5.7Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.46(s、1H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.14(s、3H)、3.13(t、J=6.3Hz、2H)、2.27(s、6H)、1.09-0.95(m、1H)、0.52-0.37(m、2H)、0.29-0.18(m、2H); HRMS(ESI) C21H24N6O[M+H]に対する計算値 377.2085、実測値 377.209。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物48)[(I)、R1=3-フルオロ-5-メトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000130
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.84(s、1H)、8.56(d、J=5.2Hz、1H)、8.47(d、J=6.6Hz、1H)、7.45(s、1H)、7.39(s、1H)、7.38-7.34(m、1H)、7.33(d、J=5.0Hz、1H)、6.41(td、J=2.3、10.8Hz、1H)、4.14(s、3H)、4.03-3.88(m、1H)、3.78(s、3H)、3.30-3.00(m、4H)、2.54-2.38(m. 水と部分的に重複している、2H)2.12-1.89(m、2H)、1.11(d、J=6.9Hz、3H); HRMS(ESI) C22H26N7O2F[M+H]に対する計算値 440.2205、実測値 440.2202。
3-{2-[(4,6-ジメチルピリジン-2-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物49)[(I)、R1=4,6-ジメチルピリジン-2-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000131
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.44(s、1H)、8.56(d、J=5.0Hz、1H)、8.38(d、J=9.0Hz、1H)、8.12(s、1H)、7.55(s、1H)、7.37(d、J=5.0Hz、1H)、6.73(s、1H)、4.60(br. s.、1H)、4.13(s、3H)、3.87-3.72(m、1H)、3.59-3.43(m、2H)、2.36(s、3H)、2.33(s、3H)、1.92(qd、J=6.7、13.5Hz、1H)、0.91(dd、J=6.8、9.5Hz、6H); HRMS(ESI) C21H27N7O2[M+H]に対する計算値 410.2299、実測値 410.2301。
3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物50)[(I)、R1=3,5-ジフルオロフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000132
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.12(s、1H)、9.20(d、J=8.7Hz、1H)、8.61(d、J=5.2Hz、1H)、7.68-7.57(m、3H)、7.39(d、J=5.0Hz、1H)、6.81-6.70(m、1H)、4.90-4.73(m、1H)、4.15(s、3H)、1.37(d、J=7.2Hz、3H); HRMS(ESI) C18H15N6OF5[M+H]に対する計算値 427.13、実測値 427.1308。
1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物51)[(I)、R1=3-メチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000133
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.57(s、1H)、9.22(d、J=8.7Hz、1H)、8.51(d、J=5.2Hz、1H)、7.72(s、1H)、7.64-7.57(m、2H)、7.28(d、J=5.2Hz、1H)、7.18(t、J=7.9Hz、1H)、6.79(d、J=7.5Hz、1H)、4.89-4.73(m、1H)、4.15(s、3H)、2.31(s、3H)、1.37(d、J=7.0Hz、3H); HRMS(ESI) C19H19N6OF3[M+H]に対する計算値 405.1645、実測値 405.1649。
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物52)[(I)、R1=3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000134
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.68(s、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、8.50(d、J=8.2Hz、1H)、7.92(d、J=2.4Hz、1H)、7.82(dd、J=2.0、8.8Hz、1H)、7.42(s、1H)、7.32-7.22(m、5H)、7.16(d、J=8.8Hz、1H)、7.21-7.11(m、1H)、4.89(t、J=5.7Hz、1H)、4.17-4.07(m、1H)、4.03(s、3H)、3.56-3.48(m、1H)、3.48-3.40(m、1H)、2.96(dd、J=4.7、13.9Hz、1H)、2.94(br. s、4H)、2.75(dd、J=9.7、13.7Hz、1H)、2.48(br. s.、4H)、2.23(s、3H); HRMS(ESI) C29H33N8O2Cl[M+H]に対する計算値 561.2488、実測値 561.2498。
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物53)[(I)、R1=3-メチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000135
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.55(s、1H)、8.54-8.44(m、2H)、7.69(s、1H)、7.63(d、J=8.2Hz、1H)、7.51-7.48(m、1H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、7.19(t、J=7.8Hz、1H)、6.79(d、J=7.5Hz、1H)、4.16-4.10(m、3H)、3.45(d、J=5.2Hz、1H)、2.60-2.53(m、1H)、2.31(s、3H)、1.91-1.80(m、2H)、1.66(br. s.、3H)、1.38-1.02(m、5H); HRMS(ESI) C22H27N7O[M+H]に対する計算値 406.235、実測値 406.2348。
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物54)[(I)、R1=3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000136
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.69(s、1H)、9.19(d、J=8.8Hz、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、7.99(d、J=2.4Hz、1H)、7.71(dd、J=2.5、8.8Hz、1H)、7.58(s、1H)、7.29(d、J=5.2Hz、1H)、7.13(d、J=8.8Hz、1H)、4.82(qd、J=7.6、15.4Hz、1H)、4.14(s、3H)、2.93(br. s.、4H)、2.47(br. s.、4H)、2.23(s、3H)、1.37(d、J=7.2Hz、3H); HRMS(ESI) C23H26N8OF3Cl[M+H]に対する計算値 523.1943、実測値 523.1951。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物55)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000137
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、9.14(d、J=9.0Hz、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.63(s、1H)、7.49(s、2H)、7.27(d、J=5.2Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.68-4.50(m、1H)、4.15(s、3H)、2.27(s、6H)、1.89-1.66(m、2H)、0.96(t、J=7.3Hz、3H); HRMS(ESI) C21H23N6OF3[M+H]に対する計算値 433.1958、実測値 433.1959。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2R)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物56)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2R)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000138
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、9.14(d、J=9.0Hz、1H)、8.51(d、J=5.0Hz、1H)、7.63(s、1H)、7.49(s、2H)、7.27(d、J=5.2Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.68-4.49(m、1H)、4.15(s、3H)、2.27(s、6H)、1.88-1.64(m、2H)、0.96(t、J=7.4Hz、3H); HRMS(ESI) C21H23N6OF3[M+H]に対する計算値 433.1958、実測値 433.1957。
N-[(2S)-1-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物57)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000139
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.54(d、J=8.4Hz、1H)、8.49(d、J=5.2Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.45(s、1H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.13(s、3H)、3.98(quind、J=6.9、13.9Hz、1H)、3.73-3.53(m、4H)、2.70-2.56(m、2H)、2.27(s、6H)、1.13(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H27N7OF2[M+H]に対する計算値 456.2318、実測値 456.232。
1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物58)[(I)、R1=3,4,5-トリメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ピロリジン-1-イルプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000140
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.53(s、1H)、8.51(d、J=5.03Hz、2H)、7.50(s、1H)、7.31(s、2H)、7.26(d、J=5.19Hz、1H)、4.07-4.20(m、4H)、3.80(s、6H)、3.63(s、3H)、2.60-2.38(m. 水と部分的に重複している、6H)、1.69(br. s.、4H)、1.08-1.20(m、3H); HRMS(ESI) C25H33N7O4[M+H]に対する計算値 496.2667、実測値 496.2666。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物59)[(I)、R1=3-クロロ-1-メチルインドール-5-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000141
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.56(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.41(d、J=8.4Hz、1H)、8.28(s、1H)、7.51(dd、J=2.0、9.0Hz、1H)、7.47(s、1H)、7.44(s、1H)、7.42(d、J=8.8Hz、1H)、7.24(d、J=5.0Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.97-3.84(m、1H)、3.76(s、3H)、3.23-3.05(m、4H)、2.46(dd、J=6.9、11.6Hz、1H)、2.37(dd、J=6.7、11.6Hz、1H)、1.95(quin、J=6.9Hz、2H)、1.11(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C24H27N8OCl[M+H]に対する計算値 479.2069、実測値 479.2068。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物60)[(I)、R1=3,5-ジクロロフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000142
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.08(s、1H)、8.60(d、J=5.2Hz、1H)、8.45(d、J=8.4Hz、1H)、7.98(d、J=2.0Hz、2H)、7.43(s、1H)、7.38(d、J=5.0Hz、1H)、7.14(t、J=1.8Hz、1H)、4.14(s、3H)、3.93(br. s.、1H)、3.17(br. s、4H)、2.42(br. s.、2H)、1.96(br. s、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C21H23N7OCl2[M+H]に対する計算値 460.1414、実測値 460.1415。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物61)[(I)、R1=3,5-ジクロロフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000143
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.10(s、1H)、8.60(d、J=5.2Hz、1H)、8.32(d、J=9.2Hz、1H)、7.99(d、J=2.0Hz、2H)、7.45(s、1H)、7.40(d、J=5.2Hz、1H)、7.13(t、J=1.9Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.83-3.68(m、1H)、3.22-2.95(m、4H)、2.47(d、J=6.1Hz、2H)、1.92(quin、J=6.9Hz、2H)、1.80(dspt、J=6.4Hz、1H)、0.87(t、J=7.3Hz、6H); HRMS(ESI) C23H27N7OCl2[M+H]に対する計算値 488.1727、実測値 488.174。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-(2-{[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物62)[(I)、R1=3-(トリフルオロメチル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000144
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.03(s、1H)、8.57(d、J=5.2Hz、1H)、8.41(d、J=8.4Hz、1H)、8.36(t、J=1.9Hz、1H)、8.08(dd、J=1.3、8.2Hz、1H)、7.54(t、J=8.0Hz、1H)、7.43(s、1H)、7.35(d、J=5.2Hz、1H)、7.30(d、J=7.6Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.97-3.85(m、1H)、3.20-3.07(m、4H)、2.48-2.44(m、1H)、2.41-2.37(m、1H)、2.02-1.88(m、2H)、1.11(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C22H24N7OF3[M+H]に対する計算値 460.2067、実測値 460.2072。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物63)[(I)、R1=3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000145
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.40(s、1H)、8.64(d、J=5.0Hz、1H)、8.60(s、2H)、8.39(d、J=8.4Hz、1H)、7.61(s、1H)、7.42(d、J=5.2Hz、1H)、7.40(s、1H)、4.13(s、3H)、3.97-3.85(m、1H)、3.22-3.05(m、4H)、2.47-2.42(m、1H)、2.42-2.37(m、1H)、2.01-1.87(m、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H23N7OF6[M+H]に対する計算値 528.1941、実測値 528.1951。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物64)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000146
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.59(s、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、8.42(d、J=8.4Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.17(d、J=2.1Hz、2H)、6.13(t、J=2.2Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.96-3.85(m、1H)、3.75(s、6H)、3.20-3.05(m、4H)、2.48-2.32(m、2H)、1.95(t、J=6.9Hz、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H29N7O3[M+H]に対する計算値 452.2405、実測値 452.2408。
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物65)[(I)、R1=3-フルオロ-5-メトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000147
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.84(s、1H)、8.56(d、J=5.19Hz、1H)、8.49(br. s.、1H)、7.46(s、1H)、7.40(s、1H)、7.32-7.37(m、2H)、6.41(dt、J=10.87、2.27Hz、1H)、4.14(m、4H)、3.78(s、3H)、2.54-2.05(m. br.、8H)1.14(d、J=6.41Hz、3H); HRMS(ESI) C21H26N7O2F[M+H]に対する計算値 428.2205、実測値 428.2202。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-[2-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物66)[(I)、R1=1,3-ベンゾジオキソール-5-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000148
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.46(d、J=5.0Hz、1H)、8.43(d、J=8.2Hz、1H)、7.48(d、J=2.0Hz、1H)、7.41(s、1H)、7.25(dd、J=2.1、8.5Hz、1H)、7.24(d、J=5.0Hz、0H)、6.85(d、J=8.5Hz、1H)、5.97(s、2H)、4.13(s、3H)、3.97-3.84(m、1H)、3.21-3.04(m、4H)、2.47(dd、J=7.0、11.6Hz、1H)、2.38(dd、J=6.1、11.6Hz、1H)、1.95(quin、J=6.9Hz、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C22H25N7O3[M+H]に対する計算値 436.2092、実測値 436.21。
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物67)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000149
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.60(s、1H)、8.52(d、J=5.2Hz、1H)、8.46(d、J=8.4Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.17(d、J=2.3Hz、2H)、6.13(t、J=2.2Hz、1H)、4.13(s、3H)、4.17-4.07(m、1H)、3.75(s、6H)、2.43-2.31(m、1H)、2.18(br. s.、7H)、1.12(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C22H29N7O3[M+H]に対する計算値 440.2405、実測値 440.2404。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物68)[(I)、R1=3,4,5-トリメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000150
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.52(s、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、8.40(d、J=8.2Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.31(s、2H)、7.26(d、J=5.2Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.94-3.86(m、1H)、3.80(s、6H)、3.63(s、3H)、3.13(dd、J=6.8、16.2Hz、4H)、2.45-2.31(m、2H)、2.04-1.87(m、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C24H31N7O4[M+H]に対する計算値 482.2511、実測値 482.2514。
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物69)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ピロリジン-1-イルプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000151
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.60(s、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、8.48(d、J=8.4Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.18(d、J=2.3Hz、2H)、6.13(t、J=2.3Hz、1H)、4.12(s、3H)、4.12-4.06(m、1H)、3.75(s、6H)、2.49-2.39(m、5H)、1.67(t、J=2.9Hz、4H)、1.14(d、J=6.6Hz、3H); HRMS(ESI) C24H31N7O3[M+H]に対する計算値 466.2561、実測値 466.256。
3-{2-[(3-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物70)[(I)、R1=3-メトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ピロリジン-1-イルプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000152
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.63(s、1H)、8.55-8.46(m、2H)、7.65-7.61(m、2H)、7.37(dd、J=1.2、8.1Hz、1H)、7.29(d、J=5.2Hz、1H)、7.19(t、J=8.2Hz、1H)、6.54(dd、J=1.8、8.1Hz、1H)、4.13(s、4H)、3.77(s、3H)、2.62-2.51(m、6H)、1.69(br. s.、4H)、1.16(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H29N7O2[M+H]に対する計算値 436.2456、実測値 436.2455。
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)-1-オキソプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物71)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)-1-オキソプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000153
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.62(s、1H)、8.87(d、J=7.5Hz、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、7.59(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.18(d、J=2.1Hz、2H)、6.12(t、J=2.2Hz、1H)、4.88(t、J=7.2Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.75(s、6H)、3.06(s、3H)、2.86(s、3H)、1.32-1.26(m、3H); HRMS(ESI) C22H27N7O4[M+H]に対する計算値 454.2198、実測値 454.2198。
3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物72)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=2-(ジメチルアミノ)エチル、R4=H]
Figure 2023543740000154
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.60(s、1H)、8.64(t、J=5.7Hz、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、7.42(s、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.17(d、J=2.3Hz、2H)、6.13(t、J=2.2Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.75(s、6H)、2.40(t、J=6.7Hz、2H)、2.19(s、6H); HRMS(ESI) C21H27N7O3[M+H]に対する計算値 426.2248、実測値 426.224。
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-3-{2-[(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物73)[(I)、R1=1,5-ジメチルピラゾール-3-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000155
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.52(s、1H)、8.49(d、J=8.2Hz、1H)、8.42(d、J=5.2Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.21(d、J=5.0Hz、1H)、6.56(s、1H)、4.17-4.04(m、4H)、3.63(s、3H)、2.40(dd、J=7.9、12.0Hz、1H)、2.26(s、3H)、2.22-2.19(m、1H)、2.17(s、6H)、1.16-1.11(m、3H); HRMS(ESI) C19H27N9O[M+H]に対する計算値 398.2412、実測値 398.2413。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物74)[(I)、R1=1,5-ジメチルピラゾール-3-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000156
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.53(s、1H)、8.47(d、J=8.2Hz、1H)、8.42(d、J=5.0Hz、1H)、7.44(s、1H)、7.21(d、J=5.0Hz、1H)、6.57(s、1H)、4.13(s、3H)、3.97-3.87(m、1H)、3.63(s、3H)、3.29-3.02(m、4H)、2.47(d、J=7.0Hz、0H)、2.42-2.35(m、1H)、2.27(s、3H)、1.94(quin、J=6.9Hz、2H)、1.11(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C20H27N9O[M+H]に対する計算値 410.2412、実測値 410.2407。
N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物75)[(I)、R1=1-メチルピラゾール-4-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000157
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.49(br. s.、1H)、8.46(d、J=8.4Hz、1H)、8.43(d、J=5.0Hz、1H)、7.97(br. s.、1H)、7.61-7.40(m、2H)、7.17(d、J=5.0Hz、1H)、4.14(s、3H)、4.11(s、0H)、3.84(s、3H)、2.40(dd、J=7.9、12.2Hz、1H)、2.24-2.19(m、1H)、2.17(s、6H)、1.14(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C20H27N9O[M+H]に対する計算値 410.2412、実測値 410.2407。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物76)[(I)、R1=オキサン-4-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000158
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 8.36(d、J=8.2Hz、1H)、8.30(d、J=4.9Hz、1H)、7.37(s、1H)、7.09(br. s.、1H)、7.03(d、J=5.0Hz、1H)、4.11(s、3H)、4.06-3.95(m、1H)、3.94-3.83(m、3H)、3.40(t、J=11.4Hz、2H)、3.12(qd、J=6.5、19.5Hz、4H)、2.48-2.44(m、1H)、2.39-2.33(m、1H)、1.94(quin、J=6.9Hz、2H)、1.84(d、J=12.4Hz、2H)、1.59-1.47(m、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C20H29N7O2[M+H]に対する計算値 400.2456、実測値 400.2455。
N,N,1-トリメチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物77)[(I)、R1=オキサン-4-イル、R2=メチル、R3=メチル、R4=メチル]
Figure 2023543740000159
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 8.30(d、J=4.9Hz、1H)、7.15(d、J=7.6Hz、1H)、7.03(d、J=5.2Hz、1H)、6.96(br. s.、1H)、3.98(br. s.、1H)、3.91(s、3H)、3.89-3.84(m、2H)、3.43-3.36(m、1H)、3.04(d、J=19.7Hz、6H)、1.83(d、J=12.0Hz、2H)、1.56-1.44(m、2H); HRMS(ESI) C16H22N6O2[M+H]に対する計算値 331.1877、実測値 331.187。
3-{2-[(3-シアノ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物78)[(I)、R1=3-シアノ-5-メトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000160
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.01(s、1H)、8.59(d、J=5.2Hz、1H)、8.44(d、J=8.4Hz、1H)、7.91(t、J=2.1Hz、1H)、7.83(t、J=1.5Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.36(d、J=5.2Hz、1H)、7.01(dd、J=1.3、2.4Hz、1H)、4.13(s、3H)、4.10(s、0H)、3.83(s、3H)、2.41-2.34(m、1H)、2.22-2.18(m、1H)、2.17(s、5H)、1.13(d、J=6.6Hz、3H); HRMS(ESI) C22H26N8O2[M+H]に対する計算値 435.2252、実測値 435.2252。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-シアノ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物79)[(I)、R1=3-シアノ-5-メトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000161
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 10.01(s、1H)、8.59(d、J=5.2Hz、1H)、8.41(d、J=8.4Hz、1H)、7.91(t、J=2.1Hz、1H)、7.83(t、J=1.5Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.36(d、J=5.0Hz、1H)、7.01(dd、J=1.4、2.3Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.96-3.87(m、1H)、3.83(s、3H)、3.19-3.06(m、4H)、2.46(dd、J=7.0、11.6Hz、1H)、2.40-2.33(m、1H)、1.94(quin、J=7.0Hz、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H26N8O2[M+H]に対する計算値 447.2252、実測値 447.2251。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(5-メトキシピリジン-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物80)[(I)、R1=5-メトキシピリジン-3-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000162
H NMR(500MHz、DMSO-d) δppm 9.89(s、1H)、8.56(d、J=5.2Hz、1H)、8.52(d、J=2.0Hz、1H)、8.44(d、J=8.4Hz、1H)、8.12(t、J=2.3Hz、1H)、7.91(d、J=2.6Hz、1H)、7.47(s、1H)、7.34(d、J=5.0Hz、1H)、4.14(s、3H)、3.95-3.88(m、1H)、3.86(s、3H)、3.19-3.06(m、4H)、2.46(dd、J=7.0、11.7Hz、1H)、2.40-2.32(m、1H)、1.94(quin、J=6.9Hz、2H)、1.10(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C21H26N8O2[M+H]に対する計算値 423.2252、実測値 423.2252。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(3S)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物81)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(3S)-ピペリジン-3-イル、R4=H]
Figure 2023543740000163
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.99-8.90(br. s. 1 H、8.85(d、J=7.8Hz、1H)、8.87-8.80(br. s.、1H)、8.50(d、J=5.03Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.47(s、2H)、7.26(d、J=5.2Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.14(s、3H)、3.33(m 水のシグナルと部分的に重複している、2H)、3.22-3.14(m、1H)、2.92-2.77(m、2H)、2.27(s、6H)、1.95-1.50(m、4H).; HRMS(ESI) C22H28N7OCl[M+H]に対する計算値 406.235、実測値 406.2349。
N-(2-アミノシクロヘキシル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物82)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000164
H NMR(500 MHz、DMSO-d)δ ppm(s、1H)、8.79(d、J=8.7Hz、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、7.85(br. s.、3H)、7.51(s、1H)、7.48(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.15(s、3H)、3.88-3.80(m、1H)、3.00-2.90(m、1H)、2.27(s、6H)、2.10-1.20(m、8H).; HRMS(ESI) C23H30N7OCl[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2503。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物83)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-ピロリジン-1-イルエチル、R4=H]
Figure 2023543740000165
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.86(br. s.、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.48-7.42(m、3H)、7.26(d、J=5.2Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.15(s、3H)、3.44(br. s.、2H)、2.70(br. s. 2H)、1.79(br. s. 4H),; HRMS(ESI) C23H29N7O[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2491。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物84)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=2-ピペリジン-1-イルエチル、R4=H]
Figure 2023543740000166
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.72(br. s.、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.46(s、2H)、7.41(s、1H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.14(s、3H)、3.34(br. s. 水のシグナルと部分的に重複している、2H)、2.41(br. s.、6H)、2.27(s、6H)、1.67-1.30(m、6H).; HRMS(ESI) C24H31N7O[M+H]に対する計算値 434.2663、実測値 434.2661。
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(3R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル]メタノン(化合物85)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(3R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000167
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.53 及び 9.52(2xs、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(d、J=2.7Hz、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、7.22 及び 7.16(2xs、1H)、6.60(s、1H)、5.07(t、J=3.9Hz、1H)、4.35 及び 4.31(2xm、1H)、4.05(s、3H)、3.81-3.40(m、4H)、2.25(s、6H)、2.03-1.80(m、2H).; HRMS(ESI) C21H24N6O2[M+H]に対する計算値 393.2034、実測値 393.203。
[(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル](3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物86)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000168
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.52(s、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.28 及び 7.26(2xd J=5.2Hz、1H)、7.18 及び 7.17(2xs、1H)、6.60(s、1H)、4.04 及び 4.03(2xs、3H)、3.86-3.21(m、4H)、2.80-2.70(m、1H)、2.25(s、6H)、2.19(s、3H)、2.14(s、3H)、2.12-2.00(m、1H)、1.84-1.70(m、1H).; HRMS(ESI) C23H29N7O[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2506。
[(3R)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル](3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物87)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(3R)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000169
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.52(s、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.28 及び 7.26(2xd J=5.2Hz、1H)、7.18 及び 7.17(2xs、1H)、6.60(s、1H)、4.04 及び 4.03(2xs、3H)、3.86-3.21(m、4H)、2.80-2.70(m、1H)、2.25(s、6H)、2.19(s、3H)、2.14(s、3H)、2.12-2.00(m、1H)、1.84-1.70(m、1H).; HRMS(ESI) C23H29N7O[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2503。
(3-アミノピロリジン-1-イル)(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物88)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=3-アミノピロリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000170
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.54 及び 9.52(2xs、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.27 及び 7.26(2xd、J=5.0Hz、1H)、7.22 及び 7.15(2xs、1H)、6.60(s、1H)、4.05(s、3H)、3.84-3.22(m、5H)、2.25(s、6H)、2.04-1.95(m、1H)、1.73-1.64(m、1H).; HRMS(ESI) C21H25N7O[M+H]に対する計算値 392.2194、実測値 392.2194。
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(2S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル]メタノン(化合物89)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(2S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000171
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.51(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.26(d、J=5.0Hz、1H)、7.18 及び 7.10(2xs、1H)、6.60(s、1H)、4.91 及び 4.82(2xt、J=5.8Hz、1H)、4.18 及び 4.12(2xm、1H)、4.03 及び 3.93(2xs、3H)、3.70-3.15(m、4H)、2.25(s、6H)、2.00-1.74(m、4H).; HRMS(ESI) C22H26N6O2[M+H]に対する計算値 407.219、実測値 407.2193。
(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(3S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル] メタノン(化合物90)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(3S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イルアミノ]
Figure 2023543740000172
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.53 及び 9.52(2xs、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、7.22 及び 7.16(2xs、1H)、6.60(s、1H)、5.09 及び 5.08(2xd、J=4.6Hz、1H)、4.35 及び 4.32(2xm、1H)、4.05 及び 4.04(2xs、3H)、3.78-3.54(m、4H)、2.25(s、6H)、2.03-1.80(m、2H).; HRMS(ESI) C21H24N6O2[M+H]に対する計算値 393.2034、実測値 393.2027。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1R,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物91)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1R,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000173
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.15(d、J=7.8Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.48(s、2H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.65(d、J=3.8Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.85(m、1H)、3.83(m、1H)、2.26(s、6H)、1.77-1.25(m、8H).; HRMS(ESI) C23H28N6O2[M+H]に対する計算値 421.2347、実測値 421.2345。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物92)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000174
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、8.47(d、J=7.9Hz、1H)、7.87(br. s.、3H)、7.60(s、1H)、7.51(s、2H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.33(m、1H)、4.14(s、3H)、3.37(m 水のシグナルと重複している、1H)、2.28(s、6H)、1.80-1.34(m、8H).; HRMS(ESI) C23H30N7OCl[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2509。
N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物93)[(I)、R1=1,2,3-トリメチルインドール-5-イル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000175
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.32(s、1H)、8.44(d、J=5.0Hz、1H)、8.43(d、J=7.3Hz、1H)、8.10(br. s.、1H)、7.46(s、1H)、7.29(dd、J=8.7、2.0Hz、1H)、7.25(d、J=8.7Hz、1H)、7.18(d、J=5.0Hz、1H)、4.75(t、J=5.8Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.99(m、1H)、3.62(s、3H)、3.47-3.30(m 水のシグナルと部分的に重複している、2H)、2.32(s、3H)、2.20(s、3H)、1.13(d、J=6.7Hz、3H).; HRMS(ESI) C23H27N7O2[M+H]に対する計算値 434.2299、実測値 434.2291。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物94)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ピロリジン-1-イルプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000176
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.54(d、J=8.1Hz、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.45(s、1H)、7.25(d、J=5.0Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.13(s、3H)、4.17-4.07(m、1H)、2.60-2.35(m DMSOのシグナルと部分的に重複している、6H)、2.27(s、6H)、1.72-1.62(m、4H)、1.14(d、J=6.6Hz、3H).; HRMS(ESI) C24H31N7O[M+H]に対する計算値 434.2663、実測値 434.2684。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物95)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000177
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.50(s、1H)、8.55(br. s.、1H)、8.52(d、J=5.0Hz、1H)、7.51(s、2H)、7.48(s、1H)、7.29(d、J=5.0Hz、1H)、6.65(s、1H)、4.17(s、3H)、4.05-3.94(m、1H)、3.50-3.10(m 水のシグナルと部分的に重複している、6H)、2.30(s、6H)、2.10-1.93(m、2H)、1.14(d、J=6.7Hz、3H).; HRMS(ESI) C23H29N7O[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.252。
(1S,4R)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ-2-イル(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン塩酸塩(化合物96)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、NR3R4=(1S,4R)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-イルアミノ]
Figure 2023543740000178
H NMR(500 MHz、DMSO-d)(配座異性体の混合物) δppm 9.55 及び 9.54(2xs、1H)、9.45 及び 9.38(2x br.s.、1H)、9.07 及び 8.97(2x br.s.、1H)、8.51 及び 8.50(2xd、J=5.2Hz、1H)、7.48 及び 7.45(2xs、2H)、7.30 及び 7.27(2xd、J=5.2Hz、1H)、7.18 及び 7.12(2xS、1H)、6.61(s、1H)、4.87 及び 4.82(2xs、1H)、4.50 及び 4.44(2xs、1H)、4.09 及び 4.02(2xs、3H)、3.95-3.24(m、4H)、2.26(s、6H)、 2.22-1.80(m、2H).; HRMS(ESI) C22H26N7OCl[M+H]に対する計算値 404.2194、実測値 404.2199。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(3R)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物97)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(3R)-ピペリジン-3-イル、R4=H]
Figure 2023543740000179
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.85(m、4H)、8.50(d、J=5.19Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.47(s、2H)、7.26(d、J=5.03Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.14(s、3H)、3.42-2.74(m. br.、5H)2.27(s、6H)、1.98-1.53(m. br.、4H); HRMS(ESI) C22H28N7OCl[M+H]に対する計算値 406.235、実測値 406.235。
N-[(1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物98)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000180
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、8.50(d、J=5.03Hz、1H)、8.47(d、J=8.08Hz、1H)、7.87(d、J=3.66Hz、3H)、7.60(s、1H)、7.51(s、2H)、7.27(d、J=5.03Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.33(br. s.、1H)、4.14(s、3H)、3.35(m 水のシグナルと重複している、1H)、2.28(s、6H)、185-1.30(m. 8H); HRMS(ESI) C23H30N7OCl[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2514。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物99)[(I)、R1=(3,5-ジクロロフェニル)、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000181
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 10.12(s、1H)、8.62(d、J=5.19Hz、1H)、8.43(d、J=7.78Hz、1H)、8.02(d、J=1.83Hz、2H)、7.90(d、J=3.51Hz、3H)、7.59(s、1H)、7.40(d、J=5.03Hz、1H)、7.15(t、J=1.83Hz、1H)、4.32(br. s.、1H)、4.14(s、3H)、3.48-3.40(m 水のシグナルと重複している、1H)、1.86-1.32(m、8H); HRMS(ESI) C21H24N7OCl3[M+H]に対する計算値 460.1414、実測値 460.1419。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物100)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000182
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.62(s、1H)、8.53(d、J=5.03Hz、1H)、8.43(d、J=7.78Hz、1H)、7.89(d、J=3.36Hz、3H)、7.60(s、1H)、7.31(d、J=5.19Hz、1H)、7.20(d、J=2.14Hz、2H)、6.13(t、J=2.21Hz、1H)、4.31(br. s.、1H)、4.13(s、3H)、3.76(s、6H)、3.48-3.40(m 水のシグナルと重複している、1H)、1.88-1.33(m、8H); HRMS(ESI) C23H30N7O3Cl[M+H]に対する計算値 452.2405、実測値 452.2396。
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物101)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000183
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.52(d、J=8.39Hz、1H)、8.49(d、J=5.03Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.48(s、2H)、7.25(d、J=5.03Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.13(s、3H)、3.40-3.50(m、1H)、2.54(td、J=10.90、4.10Hz、1H)、2.27(s、6H)、1.90-1.17(m、8H); HRMS(ESI) C23H29N7O[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2515。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物102)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000184
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.85(d、J=7.78Hz、1H)、8.50(d、J=5.19Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.47(s、2H)、7.26(d、J=5.03Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.14(s、3H)、4.13-4.09 (m. br.、1H)、3.90-3.20(m 水のシグナルと重複している、6H)(2.27(s、6H)、2.17-2.07(m. br.、2H)、1.85-1.74 (m、1H) 0.93-0.85(m、6H); HRMS(ESI) C25H33N7O[M+H]に対する計算値 448.282、実測値 448.2822。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物103)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-3-メチル-1-ピロリジン-1-イルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000185
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.41(d、J=9.0Hz、1H)、7.50(s、2H)、7.48(s、1H)、7.27(d、J=5.0Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.11(s、3H)、4.03-3.92(m、1H)、2.59(dd、J=9.1、12.1Hz、1H)、2.53-2.47(m. DMSOのシグナルと重複している、2H)2.47(dd、J=4.7、12.2Hz、1H)、2.40(s、2H)、2.27(s、6H)、1.94-1.77(m、1H)、1.65(br. s.、4H)、0.90(d、J=8.2Hz、3H)、0.89(d、J=8.4Hz、3H); HRMS(ESI) C26H35N7O[M+H]に対する計算値 462.2976、実測値 462.2983。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物104)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=H、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000186
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 14.5-13.5(br. s.、1H)、9.49(s、1H)、8.53(d、J=5.19Hz、1H)、8.21(br. s.、1H)、7.90(d、J=2.90Hz、3H)、7.54(br. s.、1H)、7.48(s、2H)、7.34(d、J=5.03Hz、1H)、6.63(s、1H)、4.33(br. s.、1H)、3.50-3.40(m 水のシグナルと重複している、1H)、2.27(s、6H)、1.90-1.17(m、8H); HRMS(ESI) C22H28N7OCl[M+H]に対する計算値 406.235、実測値 406.236。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物105)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=H、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000187
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 13.98(br. s.、1H)、9.45(s、1H)、8.51(d、J=3.66Hz、1H)、8.22(br. s.、1H)、7.48(s、3H)、7.31(d、J=5.03Hz、1H)、6.62(s、1H)、3.70-3.82(m、1H)、3.20-3.05(m. 4H)、3.17(d、J=4.88Hz、2H)、2.27(s、6H)、1.92(quin、J=6.63Hz、2H)、1.80(dq、J=13.17、6.54Hz、1H)、0.87(dd、J=9.76、6.86Hz、6H); HRMS(ESI) C24H31N7O[M+H]に対する計算値 434.2663、実測値 434.2668。
N-[(1S)-1-シクロヘキシル-2-ヒドロキシエチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物106)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S)-1-シクロヘキシル-2-ヒドロキシエチル、R4=H]
Figure 2023543740000188
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.49(d、J=5.19Hz、1H)、8.37(d、J=9.00Hz、1H)、7.51(s、1H)、7.50(s、2H)、7.26(d、J=5.19Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.57(t、J=5.72Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.74-3.86(m、1H)、3.50-3.58(m、1H)、3.44-3.50(m、1H)、2.27(s、6H)、1.80-0.95(m. 11H); HRMS(ESI) C25H32N6O2[M+H]に対する計算値 449.266、実測値 449.2665。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(1S)-1-フェニル-2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物107)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S)-1-フェニル-2-ピロリジン-1-イルエチル、R4=H]
Figure 2023543740000189
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.50(s、1H)、9.15(d、J=8.4Hz、1H)、8.50(d、J=5.0Hz、1H)、7.60(s、1H)、7.51(s、2H)、7.43(d、J=7.3Hz、2H)、7.33(t、J=7.5Hz、2H)、7.28-7.25(m、2H)、6.63(s、1H)、5.19-5.10(m、1H)、4.10(s、3H)、2.97(t、J=10.9Hz、2H)、2.60-2.48(m、4H)、2.30(s、6H)、1.67(br. s.、4H); HRMS(ESI) C29H33N7O[M+H]に対する計算値 496.282、実測値 496.2823。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物108)[(I)、R1=3-メチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000190
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.55(s、1H)、8.50(d、J=5.19Hz、1H)、8.46(d、J=8.39Hz、1H)、7.69(s、1H)、7.63(d、J=8.24Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.27(d、J=5.03Hz、1H)、7.18(t、J=7.78Hz、1H)、6.79(d、J=7.63Hz、1H)、4.14(s、3H)、3.92(dquin、J=13.93、6.77、6.77、6.77、6.77Hz、1H)、3.38-3.29(m. 水のシグナルと重複している、2H)、3.04-3.24(m、4H)、2.32(s、3H)、2.00-1.90(m. 2H)、1.10(d、J=6.71Hz、3H); HRMS(ESI) C22H27N7O[M+H]に対する計算値 406.235、実測値 406.2349。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物109)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000191
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.47(s、1H)、8.55(d、J=8.5Hz、1H)、8.49(d、J=5.2Hz、1H)、7.48(s、2H)、7.44(s、1H)、7.31-7.12(m、6H)、6.62(s、1H)、4.87(t、J=5.6Hz、1H)、4.18-4.08(m、1H)、4.04(s、3H)、3.54-3.46(m、1H)、3.46-3.40(m、1H)、2.95(dd、J=4.7、13.7Hz、1H)、2.73(dd、J=9.5、13.9Hz、1H)、2.29(s、6H); HRMS(ESI) C26H28N6O2[M+H]に対する計算値 457.2347、実測値 457.2354。
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物110)[(I)、R1=3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000192
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.67(s、1H)、8.51(d、J=5.03Hz、1H)、8.41(d、J=8.08Hz、1H)、7.95(d、J=2.44Hz、1H)、7.76(dd、J=8.77、2.36Hz、1H)、7.47(s、1H)、7.27(d、J=5.19Hz、1H)、7.14(d、J=8.85Hz、1H)、4.76(t、J=5.80Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.94-4.03(m、1H)、3.45-3.36(m、2H)、2.93(br. s.、4H)、2.54-2.43(m. br、水と部分的に重複している、4H)、2.23(s、3H)1.14(d、J=6.71Hz、3H); HRMS(ESI) C23H29N8O2Cl[M+H]に対する計算値 485.2175、実測値 485.2172。
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物111)[(I)、R1=3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000193
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.69(s、1H)、8.51(d、J=5.2Hz、1H)、8.31(d、J=9.0Hz、1H)、8.02(d、J=2.6Hz、1H)、7.70(dd、J=2.5、8.8Hz、1H)、7.51-7.46(m、1H)、7.28(d、J=5.2Hz、1H)、7.12(d、J=8.8Hz、1H)、4.61(t、J=5.6Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.84-3.74(m、1H)、3.60-3.44(m、2H)、2.92(br. s.、4H)、2.52-2.40(br. s.、水と部分的に重複している、4H)2.23(s、3H)、1.98-1.87(m、1H)、0.91(dd、J=6.8、9.7Hz、6H); HRMS(ESI) C25H33N8O2Cl[M+H]に対する計算値 513.2488、実測値 513.2498。
1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物112)[(I)、R1=3-メチルフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-3-メチル-1-ピロリジン-1-イルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000194
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.56(s、1H)、8.50(d、J=5.2Hz、1H)、8.39(d、J=9.0Hz、1H)、7.79(s、1H)、7.56(d、J=8.4Hz、1H)、7.50-7.47(m、1H)、7.28(d、J=5.0Hz、1H)、7.16(t、J=7.8Hz、1H)、6.79(d、J=7.5Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.98(td、J=4.4、9.3Hz、1H)、2.63-2.57(m、1H)、2.52-2.47(br. m.、水と部分的に重複している、3H)、2.44-2.38(m、2H)、2.32(s、3H)、1.86(dd、J=6.6、12.4Hz、1H)、1.65(br. s.、4H)、0.90(t、J=7.3Hz、6H); HRMS(ESI) C25H33N7O[M+H]に対する計算値 448.282、実測値 448.2827。
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物113)[(I)、R1=3,5-ジフルオロフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000195
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 10.11(s、1H)、8.59(d、J=5.03Hz、1H)、8.49(d、J=8.39Hz、1H)、7.62(dd、J=10.45、2.21Hz、2H)、7.50(s、1H)、7.38(d、J=5.03Hz、1H)、6.76(tt、J=9.21、2.31Hz、1H)、4.14(s、3H)、3.41-3.50(m、1H)、2.55(td、J=10.50、3.50Hz、1H)、1.93-1.18(m、8H); HRMS(ESI) C21H23N7OF2[M+H]に対する計算値 428.2005、実測値 428.2004。
3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物114)[(I)、R1=3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000196
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.69(s、1H)、8.51(d、J=5.18Hz、1H)、8.13(d、J=7.78Hz、1H)、7.97(d、J=2.59Hz、1H)、7.76(dd、J=8.69、2.44Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.28(d、J=5.19Hz、1H)、7.13(d、J=8.85Hz、1H)、4.68(d、J=3.81Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.78-3.92(m、2H)、2.92(br. s.、4H)、2.54-2.42(m. br.、水と部分的に重複している、4H)、2.23(s、3H)、1.78-1.15(m、8H); HRMS(ESI) C26H33N8O2Cl[M+H]に対する計算値 525.2488、実測値 525.2492。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物115)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000197
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.48(s、1H)、8.49(d、J=5.03Hz、1H)、8.16(d、J=7.78Hz、1H)、7.49(s、1H)、7.48(s、2H)、7.25(d、J=5.19Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.64(d、J=3.81Hz、1H)、4.12(s、3H)、3.78-3.90(m、2H)、2.27(s、6H)、1.84-1.17(m、8H); HRMS(ESI) C23H28N6O2[M+H]に対する計算値 421.2347、実測値 421.2345。
N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物116)[(I)、R1=3,5-ジクロロフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000198
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 10.10(s、1H)、8.62-8.59(m、1H)、8.49(d、J=8.4Hz、1H)、8.00-7.97(m、2H)、7.47(s、1H)、7.38(d、J=5.0Hz、1H)、7.13(t、J=1.8Hz、1H)、4.15-4.11(m、3H)、3.49-3.41(m、1H)、2.59-2.52(m、1H)、1.88-1.09(m. 8H); HRMS(ESI) C21H23N7OCl2[M+H]に対する計算値 460.1414、実測値 460.1427。
3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物117)[(I)、R1=3,5-ジクロロフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-3-メチル-1-ピロリジン-1-イルブタン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000199
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 10.10(s、1H)、8.60(d、J=5.0Hz、1H)、8.37(d、J=9.2Hz、1H)、8.00(d、J=1.8Hz、2H)、7.45(s、1H)、7.40(d、J=5.0Hz、1H)、7.13(t、J=1.8Hz、1H)、4.17-4.08(m、3H)、4.03-3.93(m、1H)、2.63-2.54(m、2H)、2.44-2.36(m、4H)、1.86(dd、J=6.8、12.4Hz、1H)、1.65(br. s.、4H)、0.90(dd、J=7.1、7.9Hz、6H); HRMS(ESI) C24H29N7OCl2[M+H]に対する計算値 502.1884、実測値 502.1893。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1S,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物118)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=メチル、R3=(1S,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000200
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.46(s、1H)、8.49(d、J=5.0Hz、1H)、8.46(d、J=8.2Hz、1H)、7.47(s、3H)、7.25(d、J=5.2Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.61(d、J=5.2Hz、1H)、4.13(s、3H)、3.66-3.53(m、1H)、3.42-3.28(m、水と重複している、1H)、2.27(s、6H)、1.97-1.76(m、2H)、1.64(br. s、2H)、1.35-1.13(m、4H); HRMS(ESI) C23H28N6O2[M+H]に対する計算値 421.2347、実測値 421.235。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-シアノフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミドギ酸塩(化合物119)[(I)、R1=3-シアノフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=H]
Figure 2023543740000201
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 10.04(s、1H)、8.59(d、J=5.0Hz、1H)、8.44(d、J=8.4Hz、1H)、8.31(t、J=1.7Hz、1H)、8.28(s、1H)、8.14(dd、J=1.2、8.4Hz、1H)、7.52(t、J=8.0Hz、1H)、7.47(s、1H)、7.41(d、J=7.8Hz、1H)、7.36(d、J=5.0Hz、1H)、4.14(s、3H)、3.99-3.84(m、1H)、3.24-3.09(m、4H)、2.55-2.48(m、水と部分的に重複している 1H)2.43-2.38(m、1H)、1.95(quin、J=7.0Hz、2H)、1.11(d、J=6.7Hz、3H); HRMS(ESI) C23H26N8O3[M+H]に対する計算値 417.2146、実測値 417.2161。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物120)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=エチル、R3=(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000202
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.49(s、1H)、8.49(d、J=5.19Hz、1H)、8.16(d、J=7.63Hz、1H)、7.49(s、2H)、7.48(s、1H)、7.26(d、J=5.19Hz、1H)、6.61(s、1H)、4.64(d、J=3.97Hz、1H)、4.54(q、J=7.17Hz、2H)、3.79-3.90(m、2H)、2.26(s、6H)、1.80-1.28(m、8H)、1.38(t、J=7.17Hz、3H); HRMS(ESI) C24H30N6O2[M+H]に対する計算値 435.2503、実測値 435.2502。
N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物121)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=エチル、R3=(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル、R4=H]
Figure 2023543740000203
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.51(s、1H)、8.51(d、J=5.03Hz、1H)、8.46(d、J=7.93Hz、1H)、7.88(d、J=4.27Hz、3H)、7.61(s、1H)、7.52(s、2H)、7.28(d、J=5.03Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.66-4.45(m、2H)、4.34(br. s.、1H)、3.74-3.50(m、1H)、2.28(s、6H)、1.88-1.31(m、8H)、1.42(t、J=7.17Hz、3H); HRMS(ESI) C24H32N7OCl[M+H]に対する計算値 434.2663、実測値 434.2658。
3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-N-[(3R)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物122)[(I)、R1=3,5-ジメチルフェニル、R2=エチル、R3=(3R)-ピペリジン-3-イル、R4=H]
Figure 2023543740000204
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.50(s、1H)、8.95(d、J=9.46Hz、1H)、8.86(d、J=7.47Hz、1H)、8.78-8.89(m、1H)、8.50(d、J=5.03Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.48(s、2H)、7.27(d、J=5.19Hz、1H)、6.62(s、1H)、4.56(m、2H)、4.09-4.22(m、1H)、3.40-2.73(m、4H)2.27(s、6H)、1.95-1.55(m. 4H)、1.39(t、J=7.17Hz、3H); HRMS(ESI) C23H30N7OCl[M+H]に対する計算値 420.2507、実測値 420.2513。
N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物123)[(I)、R1=3,5-ジメトキシフェニル、R2=メチル、R3=(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル、R4=メチル]
Figure 2023543740000205
H NMR(500 MHz、DMSO-d) δppm 9.62(s、1H)、8.49-8.55(m、1H)、7.31(d、J=5.03Hz、1H)、7.18(m. 3H)、6.13(br. s.、1H)、4.00(m. 6H)、3.76-3.60(m. br. 1H)3.74(s. 6H)、3.16-3.10(m. 2H)、3.06-2.69(m. br. 4H)、2.04-1.60(m. br. 2H)、1.25(m. 3H); HRMS(ESI) C24H31N7O3[M+H]に対する計算値 466.2561、実測値 466.2564。
KinaseGlo e ADPGloアッセイフォーマットにおけるSYKに対する生化学的キナーゼ阻害アッセイ
組換えタンパク質SYK FLは、昆虫細胞におけるバキュロウイルス感染を介してNMSでHis GST融合タンパク質として産生された。社内のタンパク質調製物は、SDS-PAGEで判断して>80%均質であり、N末端配列分析及びエレクトロスプレー質量分析法で特徴付けを行った。
SYKは、キナーゼ反応の直前に、キナーゼ緩衝液(50mM Hepes pH7.5、10mM MgCl2、1mM DTT、3μM Na3VO4、及び、0.2mg/mL BSA)の中の400μM ATPを用いて、1μMの濃度で28℃で60分間、プレ活性化した。
KinaseGloアッセイフォーマット
化合物を10μMから0.0005μMまで3倍連続希釈し、次いで、ATP 2.5μM、ペプチド基質BioDBn*327 125μM及びプレ活性化酵素 2.5nMの存在下、最終体積20μLのキナーゼ緩衝液(50mM Hepes pH7.5、10mM MgCl2、1mM DTT、3μM Na3VO4、及び、0.2mg/mL BSA)の中で室温で60分間インキュベートした。DMSOの最終濃度は、1%であった。アッセイは、384ウェルプレート(Perkin Elmer cat.#6005301)上で自動化フォーマットで実施した。
ADPGloアッセイフォーマット
3%DMSOに溶解させて10μMから0.0006μMまで4倍連続希釈した5μLの試験化合物を、384ウェルOptiplate(n*6005310-Perkin Elmer)にピペットで入れた。特異的キナーゼ緩衝液で希釈した1.8nMの組み換えプレ活性化SYK溶液5μLを化合物含有プレートに加え、室温で30分間インキュベートした。キナーゼ緩衝液で希釈したATP(アデノシン5’-三リン酸、二ナトリウム塩(Promega))とペプチド基質BioDBn*327(TwinHelix)の混合物5μLを添加して、反応を開始させた。プレ活性化SYK、ATP及びBioDBn*327の最終濃度は、それぞれ、0.6nM、60μM及び125μMであった。
その反応混合物を室温で60分間インキュベートし、次いで、ADPGlo(登録商標)キット(V9102-Promega)の試薬1(15μL)を添加して停止させた。
60分後にADPGlo(登録商標)試薬2を添加し、次いで、プレートの発光シグナルをPherastarプレートリーダー(BMG)で測定した。
データ解析
各384ウェルプレートは、標準cpdの少なくとも1の曲線、並びに、Z’及びシグナル対バックグラウンド評価用の参照ウェル(全酵素活性対完全に阻害された酵素)を含んでいた(J. Biomol. Screening, 1999, 4, 67-73)。プレート希釈、分布及び阻害の生データに関する全ての情報は、バーコード読み取りによって追跡し、Oracle DBに保存する。各分子ごとのデータは、内部的にカスタマイズされたバージョンのSWパッケージ「Assay Explorer」によって解析し、これは、4パラメーターロジスティック方程式
y=底部+(頂部ー底部)/(1+10^((logIC50-x)*勾配))
〔ここで、xは、阻害剤濃度の対数であり、yは、応答である〕
を使用してIC50を決定するための8希釈曲線のシグモイドフィッティングを提供する。
IC50は、最大リン酸化の50%を阻害するのに必要な化合物の濃度として定義される。
式(I)で表される本発明の代表的な化合物を、上記で記載した特定のインビトロキナーゼアッセイにおいてSykに対して試験した。
以下の表Aは、上記で報告したように実施した、Sykキナーゼに対する式(I)で表される化合物のインビトロ活性データを報告している。当業者には理解されるように、当該化合物のほとんどは、Sykに対して<0.5μMのIC50値を示し、したがって、調節不全なSykキナーゼ活性に起因する及び/又は関連する疾患(例えば、がん)に対する療法において特に有利である。
Figure 2023543740000206
先行技術出願WO2012/139930に記載されている最も近い化合物に対する本出願の化合物の予想外の活性を支持するために、以下の表Bにおいて、3つの参照化合物(すなわち、化合物7、化合物14及び化合物39)について得られた構造及びSykアッセイに対する生化学データを報告した。
Figure 2023543740000207
上記データから、本発明の式(I)で表される化合物がSykキナーゼに対して非常に強力であるのに対して、先行技術の化合物は不活性であると考えられ得ることは、当業者には明らかである。

Claims (21)

  1. 式(I):
    Figure 2023543740000208
    〔式中、
    R1は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル及びヘテロアリールから選択される置換されていてもよい基であり;
    R2は、水素であるか、又は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C2-C6)アルケニル、(C2-C6)アルキニル及び(C3-C7)シクロアルキルから選択される置換されていてもよい基であり;
    R3及びR4は、独立して、水素であるか、又は、ハロゲン、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1-C6)アルキルで置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、式(II):
    Figure 2023543740000209
    で表される基であり、
    ここで、
    R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル、アリールであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができるか、又は、R7若しくはR8と一緒になって置換されていてもよいヘテロシクリル基を形成することができ;
    R6は、水素若しくはメチルであるか、又は、R3若しくはR4と一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロ環式基を形成することができ;
    R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、N、O及びSから選択される1個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することができるか、又は、R3若しくはR4と一緒になって置換されていてもよい5~7員のヘテロシクリル基を形成することができ;
    Xは、H、N又はOである;
    但し、XがOである場合、R5はフェニルではない〕
    で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  2. R2は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであり;
    R3及びR4は、独立して、水素であるか、又は、式(II)
    Figure 2023543740000210
    で表される基であり;
    ここで、
    R5は、水素であるか、又は、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキル、(C3-C7)シクロアルキル若しくはフェニルであるか、又は、R6と一緒になって置換されていてもよい4~7員のシクロアルキルを形成することができ;
    R6は、水素であり;
    R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリル基(ここで、該ヘテロシクリル基は、N、O及びSから選択される1個の追加のヘテロ原子を含んでいてもよい)を形成することができ;
    Xは、N又はOであり;
    R1は、請求項1で定義されているとおりである;
    但し、XがOである場合、R5はフェニルではない;
    請求項1に記載の式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  3. R3は、水素であるか、又は、ハロゲン、ヘテロアリール若しくはヘテロアリール(C1-C6)アルキルで置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであり;
    R4は、水素であるか、又は、式(II)
    Figure 2023543740000211
    で表される基であり;
    R1、R2、R5、R6、R7、R8及びXは、請求項2で定義されているとおりである;
    但し、XがOである場合、R5はフェニルではない;
    請求項2に記載の式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  4. R1は、置換されていてもよいアリール、ヘテロシクリル又はヘテロアリール基であり;
    R3は、水素であり;
    R4は、一般式(II):
    Figure 2023543740000212
    で表される基であり;
    ここで、
    R5及びR6は、請求項3で定義されているとおりであり;
    R7及びR8は、独立して、水素であるか、置換されていてもよい直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルであるか、又は、Xと一緒になって置換されていてもよい4~7員のヘテロシクリルを形成することができ;
    Xは、Nであり;
    R2は、請求項1~3で定義されているとおりである;
    請求項1~3のいずれか1項に記載の式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  5. R1は、フェニル又はインドリルから選択される置換されていてもよい基であり;
    R2、R3及びR4は、請求項4で定義されているとおりである;
    請求項1~4のいずれか1項に記載の式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  6. 以下のものからなる群から選択される、請求項1~5に記載の式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩:
    N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物1);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2R)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物2);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物3);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(プロパン-2-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物4);
    N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物5);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(メチルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物6);
    N-(2-アミノエチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物7);
    N-(アゼチジン-3-イル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミドトリフルオロ酢酸塩(化合物8);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(モルホリン-4-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物9);
    N-[2-(ジエチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物10);
    N-[(1R,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物11);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(プロパン-2-イルアミノ)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物12);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物13);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物14);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,N,1-トリメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物15);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-メトキシエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物16);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-フルオロエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物17);
    3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物18);
    3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物19);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(1H-ピラゾール-3-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物20);
    (3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)(4-メチルピペラジン-1-イル)メタノン
    (化合物21);
    N-[2-(アセチルアミノ)エチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
    (化合物22);
    N-(2-アミノ-2-オキソエチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
    (化合物23);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物24);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(1-メチル-1H-イミダゾール-5-イル)メチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物25);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物26);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(ピリジン-2-イルメチル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物27);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(1H-イミダゾール-2-イルメチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物28);
    N-[(2R)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物29);
    N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物30);
    N-(1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ-3-イル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物31);
    5-[2-(3,5-ジメチル-フェニルアミノ)-ピリミジン-4-イル]-2-メチル-2H-ピラゾール-3-カルボン酸((1R,2R)-2-ヒドロキシ-シクロヘキシル)-アミド(化合物32);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物33);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2-ヒドロキシエチル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物34);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,4-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物35);
    (3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)(ピペラジン-1-イル)メタノン塩酸塩(化合物36);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-(2-{[3-メトキシ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物37);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物38);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物39);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物40);
    N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物41);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物42);
    N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物43);
    (3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(2S)-2-(プロパン-2-イル)アジリジン-1-イル]メタノン(化合物44);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-(2,2-ジメチルプロピル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物45);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-(2-メチルプロピル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物46);
    N-(シクロプロピルメチル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物47);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物48);
    3-{2-[(4,6-ジメチルピリジン-2-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物49);
    3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物50);
    1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物51);
    3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物52);
    N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物53);
    3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロプロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物54);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物55);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2R)-1,1,1-トリフルオロブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物56);
    N-[(2S)-1-(3,3-ジフルオロアゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物57);
    1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物58);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-クロロ-1-メチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物59);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物60);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物61);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-(2-{[3-(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物62);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-(2-{[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物63);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物64);
    N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-フルオロ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物65);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-[2-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物66);
    3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物67);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3,4,5-トリメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物68);
    3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物69);
    3-{2-[(3-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物70);
    3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)-1-オキソプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物71);
    3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[2-(ジメチルアミノ)エチル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物72);
    N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-3-{2-[(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物73);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(1,5-ジメチル-1H-ピラゾール-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物74);
    N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物75);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物76);
    N,N,1-トリメチル-3-[2-(テトラヒドロ-2H-ピラン-4-イルアミノ)ピリミジン-4-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物77);
    3-{2-[(3-シアノ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-(ジメチルアミノ)プロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物78);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-シアノ-5-メトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物79);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(5-メトキシピリジン-3-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物80);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(3S)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物81);
    N-(2-アミノシクロヘキシル)-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物82);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
    (化合物83);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[2-(ピペリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド
    (化合物84);
    (3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(3R)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル]メタノン(化合物85);
    [(3S)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル](3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物86);
    [(3R)-3-(ジメチルアミノ)ピロリジン-1-イル](3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン(化合物87);
    (3-アミノピロリジン-1-イル)(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン
    (化合物88);
    (3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(2S)-2-(ヒドロキシメチル)ピロリジン-1-イル]メタノン(化合物89);
    (3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)[(3S)-3-ヒドロキシピロリジン-1-イル]メタノン(化合物90);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1R,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物91);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物92);
    N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(1,2,3-トリメチル-1H-インドール-5-イル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物93);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-1-(ピロリジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物94);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物95);
    (1R,4S)-2,5-ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ-2-イル(3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イル)メタノン塩酸塩(化合物96);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(3R)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物97);
    N-[(1R,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物98);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物99);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物100);
    N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物101);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物102);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物103);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物104);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)-3-メチルブタン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物105);
    N-[(1S)-1-シクロヘキシル-2-ヒドロキシエチル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物106);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(1S)-1-フェニル-2-(ピロリジン-1-イル)エチル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物107);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物108);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-フェニルプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物109);
    3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシプロパン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物110);
    3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物111);
    1-メチル-3-{2-[(3-メチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物112);
    N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジフルオロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物113);
    3-(2-{[3-クロロ-4-(4-メチルピペラジン-1-イル)フェニル]アミノ}ピリミジン-4-イル)-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物114);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物115);
    N-[(1S,2S)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物116);
    3-{2-[(3,5-ジクロロフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-N-[(2S)-3-メチル-1-(ピロリジン-1-イル)ブタン-2-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物117);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N-[(1S,2S)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物118);
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3-シアノフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-メチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物119);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-N-[(1S,2R)-2-ヒドロキシシクロヘキシル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物120);
    N-[(1S,2R)-2-アミノシクロヘキシル]-3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物121);
    3-{2-[(3,5-ジメチルフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-1-エチル-N-[(3R)-ピペリジン-3-イル]-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド塩酸塩(化合物122);及び、
    N-[(2S)-1-(アゼチジン-1-イル)プロパン-2-イル]-3-{2-[(3,5-ジメトキシフェニル)アミノ]ピリミジン-4-イル}-N,1-ジメチル-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(化合物123)。
  7. 請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を調製する方法であって、以下の段階を含んでいる、前記調製方法:
    段階(1) 式(III):
    Figure 2023543740000213
    〔式中、R2は、請求項1で定義されているとおりであり、及び、R9は、直鎖若しくは分枝鎖の(C1-C6)アルキルから選択される基である〕
    で表される化合物をジメチルホルムアミド-ジアルキルアセタールと混合する段階;
    段階(2) 式(IV):
    Figure 2023543740000214
    〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される得られた化合物を式(V):
    Figure 2023543740000215
    〔式中、R1は、請求項1で定義されているとおりである〕
    で表される化合物と反応させて、式(V):
    Figure 2023543740000216
    〔式中、R1、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される化合物を得る段階;
    代替え的に、段階2で報告されている式(V)で表される化合物は、下記段階にしたがって調製することができる:
    段階(3) 式(IV):
    Figure 2023543740000217
    〔式中、R2及びR9は、上記段階(1)で定義されているとおりである〕
    を炭酸グアニジンと反応させる段階;
    段階(4) 式(VII):
    Figure 2023543740000218
    〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される得られた化合物を式(VIII):
    Figure 2023543740000219
    〔式中、R1は、請求項1で定義されているとおりであり、及び、Yは、ヨウ素又は臭素である〕
    で表される化合物とパラジウムの存在下で反応させて、式(VI):
    Figure 2023543740000220
    〔式中、R1、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される化合物を得る段階;
    又は、
    段階(5) 段階(3)で報告されているようにして得られた式(VII):
    Figure 2023543740000221
    で表される化合物を、亜硝酸イソ-アミル及びジヨードメタン又はヨウ化セシウムとヨウ素又はCuIの存在下で反応させて、式(IX)〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕で表される化合物を得る段階;
    段階(6) 次いで、式(IX):
    Figure 2023543740000222
    〔式中、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される得られた化合物を式(X):
    Figure 2023543740000223
    〔式中、R1は、請求項1で定義されているとおりである〕
    で表される化合物とパラジウムの存在下で反応させて、式(VI):
    Figure 2023543740000224
    〔式中、R1、R2及びR9は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される化合物を得る段階;
    式(I)で表される化合物は、以下の段階を含んでいる調製方法によって調製することができる:
    段階(7) 段階2、4又は6に記載されているようにして得られた式(VI)
    Figure 2023543740000225
    〔式中、R1及びR2は、請求項1において定義されているとおりであり、並びに、R9は、直鎖又は分枝鎖の(C1-C6)アルキルから選択される基である〕
    で表される化合物を酸性又は塩基性加水分解条件下で反応させて、式(XI)
    Figure 2023543740000226
    〔式中、R1及びR2は、上記で定義されているとおりである〕
    で表される化合物又は対応する塩を得る段階;
    段階(8) 段階7に記載されている式(XI)で表される化合物又は対応する塩を式(XII)
    Figure 2023543740000227
    〔式中、R3及びR4は、請求項1で定義されているとおりである〕
    で表される化合物と反応させて、式(I)
    Figure 2023543740000228
    〔式中、R1、R2、R3及びR4は請求項1で定義されているとおりである〕
    で表される化合物を得る段階。
  8. 調節不全なSykキナーゼ活性に起因する及び/又は関連する疾患を治療する方法において使用するための、請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩であって、ここで、該方法は、そのような治療を必要とする哺乳動物(好ましくは、ヒト)に有効量の請求項1で定義されている式(I)で表される化合物を投与することを含む、前記請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  9. 前記疾患が、がん、細胞増殖性障害及び免疫関連障害からなる群から選択される、請求項8に記載の使用するための化合物。
  10. 前記疾患が、がんである、請求項9に記載の使用するための化合物。
  11. 前記がんが、以下のものからなる群から選択される、請求項10に記載の使用するための化合物:
    がん腫、例えば、がん腫、例えば、膀胱がん、乳がん、腎臓がん、肝臓がん、結腸がん、肺がん(小細胞肺がんを包含する)、食道がん、胆嚢がん、卵巣がん、膵臓がん、胃がん、子宮頸がん、前立腺がん、及び、皮膚がん(扁平上皮がんを包含する); リンパ系の造血器腫瘍(白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、B細胞リンパ腫、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞リンパ腫、及び、バーキットリンパ腫を包含する); 骨髄細胞系の造血器腫瘍(急性及び慢性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、及び、前骨髄球性白血病を包含する); 間葉起源の腫瘍、例えば、線維肉腫、及び、横紋筋肉腫; 中枢神経系及び末梢神経系の腫瘍(神経膠腫、神経膠芽腫、多形性膠芽腫、星状細胞腫、乏突起膠腫、パラグリオーマ、神経芽細胞腫、及び、神経鞘腫を包含する);並びに他の腫瘍(黒色腫、セミノーマ、奇形がん、骨肉腫、色素性乾皮症、角膜黄色腫(keratoxanthoma)、甲状腺がん(例えば、甲状腺乳頭がん及び甲状腺髄様がん)、カポジ肉腫、軟骨肉腫、及び、胆管がんを包含する)。
  12. 医薬として使用するための、請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩。
  13. 調節不全なSykキナーゼ活性に起因する及び/又は関連する疾患を治療する方法であって、そのような治療を必要とする哺乳動物(好ましくは、ヒト)に有効量の請求項1で定義されている式(I)で表される化合物を投与することを含む、前記方法。
  14. 前記疾患が、がん、細胞増殖性障害及び免疫関連障害からなる群から選択される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記疾患が、がんである、請求項14に記載の方法。
  16. 前記がんが、以下のものからなる群から選択される、請求項15に記載の方法:
    がん腫、例えば、がん腫、例えば、がん腫、例えば、膀胱がん、乳がん、腎臓がん、肝臓がん、結腸がん、肺がん(小細胞肺がんを包含する)、食道がん、胆嚢がん、卵巣がん、膵臓がん、胃がん、子宮頸がん、前立腺がん、及び、皮膚がん(扁平上皮がんを包含する); リンパ系の造血器腫瘍(白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ芽球性白血病、慢性リンパ球性白血病、B細胞リンパ腫、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、有毛細胞リンパ腫、及び、バーキットリンパ腫を包含する); 骨髄細胞系の造血器腫瘍(急性及び慢性骨髄性白血病、骨髄異形成症候群、及び、前骨髄球性白血病を包含する); 間葉起源の腫瘍、例えば、線維肉腫、及び、横紋筋肉腫; 中枢神経系及び末梢神経系の腫瘍(神経膠腫、神経膠芽腫、多形性膠芽腫、星状細胞腫、乏突起膠腫、パラグリオーマ、神経芽細胞腫、及び、神経鞘腫を包含する);並びに他の腫瘍(黒色腫、セミノーマ、奇形がん、骨肉腫、色素性乾皮症、角膜黄色腫(keratoxanthoma)、甲状腺がん(例えば、甲状腺乳頭がん及び甲状腺髄様がん)、カポジ肉腫、軟骨肉腫、及び、胆管がんを包含する)。
  17. 医薬組成物であって、請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を薬学的に許容される賦形剤、担体又は希釈剤と一緒に含んでいる、前記医薬組成物。
  18. さらに、1以上の化学療法剤を含んでいる、請求項17に記載の医薬組成物。
  19. 製品又はキットであって、抗がん療法における同時、個別的又は逐次的使用のための組み合わせ調製物としての、請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩及び1以上の化学療法剤を含んでいる、前記製品又はキット。
  20. 抗がん活性を有する医薬の製造における、請求項1で定義されている式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩の使用。
  21. 放射線療法又は化学療法レジメンと組み合わされている、請求項13に記載の方法。
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