JP2023543650A - 圧着用のハンドプライヤ、及びプライヤヘッドを有するハンドプライヤ - Google Patents

圧着用のハンドプライヤ、及びプライヤヘッドを有するハンドプライヤ Download PDF

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Abstract

本発明は圧着を行うよう設計され1つの固定プライヤ脚及び可動プライヤ脚4,5と第1及び第2の圧着顎20,21とを有するハンドプライヤ1に関し、第1の圧着顎20が駆動タペット24により作用される。操作に関し好ましい設計をもつ懸案のタイプのハンド工具をさらに改良するために、本発明により、第2の圧着顎21がバネ力に抗してハンドプライヤ1の圧着顎受容部19内で後退移動できる。本発明はまた、例えばストリッピングのために相互作用する互いに旋回可能なプライヤ顎2,3により形成されたプライヤヘッドを有するハンドプライヤ1に関し、プライヤヘッドは広い面Bと狭い面Sと端面Tとを有する。プライヤ顎2,3の旋回軸xは広い面Bの延在面に対して直角に延在し、狭い面Sは広い面Bに対して略直角に延在する。圧着を行う圧着顎20,21も設けられる。改良されたハンドプライヤは、圧着顎20,21により形成された圧着開口18が狭い面S内に開口する点で実現できる。

Description

本発明は、圧着を行うために構成されかつ1つの固定プライヤ脚及び1つの可動プライヤ脚と第1の圧着顎及び第2の圧着顎とを有するハンドプライヤに関し、第1の圧着顎が駆動タペットによる作用を受ける。
本発明はさらに、例えばストリッピングのために相互作用する互いに旋回可能なプライヤ顎により形成されたプライヤヘッドを有するハンドプライヤに関し、プライヤヘッドは広い面と、狭い面と、端面とを有し、さらにプライヤ顎の旋回軸は広い面の延在面に対して直角に延在し、かつ狭い面は広い面に対して略直角に延在し、さらに圧着を行うための圧着顎も設けられる。
懸案のタイプのハンドプライヤは公知であり、いわゆる圧着プライヤと言われ、押圧される部品、例えば電気ケーブルのストリッピングされた端部にワイヤ端フェルールを圧着したり押圧したりするために用いられる。例えば、特許文献1を参照されたい。
さらに、特にプライヤ状のストリッピング工具として設計されているが同時に、例えば予めストリッピングされたケーブル端に同じ工具を用いてワイヤ端フェルールを圧着することもできるハンド工具が公知である。このようなハンド工具は、例えば特許文献2(特許文献3)から公知である。
独国特許出願公開第10 2018 101 159号明細書 欧州特許第0 540 880号明細書 米国特許第5 500 998号明細書
上述した従来技術に鑑み、本発明は、懸案のこのタイプのハンド工具を、操作に関して好ましい設計という点でさらに改良することを目的とする。
第1の発明思想によれば、第2の圧着顎がバネ力に抗してハンド工具の圧着顎受容部の内部で後退移動できるという事実を主眼とするハンド工具によって、目的の解決を得ることが可能である。
そのバネ力は、第2の圧着顎によって特に第2の圧着顎の一部分によって、又はそれに替えて別個の部材によって、直接的に印加することができる。したがって例えば、第2の圧着顎は、それに対応して作用しかつさらに例えばその上に形成されたバネ要素を直接的又は間接的に含むことができる。さらに、バネ力を印加するバネ要素は、第2の圧着顎とは別個の要素とすることができ、例えば円筒圧縮バネ又はトーションバネの形態の、例えば金属又はプラスチックのバネとすることができる。これに関して、弾性的に伸縮可能な固体要素の形態のプラスチックバネが好ましく、さらに例えば発泡要素の形態が好ましい。この観点からさらに好ましくは、ポリウレタンのブロック要素をバネ要素として用いることができ、そのバネ要素に対して第2の圧着顎が特に圧着過程において作用する。
バネ力に抗して可能となる圧着過程における第2の圧着顎の後退移動又は回避移動が、変位方向から視て異なる寸法(直径であり得る)の被押圧部品の圧着を可能とし、特に第1の圧着顎に対して駆動タペットを介して好ましくは間接的に作用する可動プライヤ脚の実質的に一定の変位距離を伴う。したがって、ユーザは、特に、例えばワイヤ端フェルールである押圧される被押圧部品の直径に関係なく、少なくともほぼ一定のハンドプライヤの作動距離を提供される。例えば被押圧部品の直径に依存して生じる、特に第1の圧着顎の異なる変位距離は、バネ力に抗して後退移動できる第2の圧着顎によって可能となる。したがって、そのバネは、距離を補償する方式で作用することが好ましい。
さらに、第2の圧着顎に対するバネ作用の結果、第2の圧着顎は、圧着とそれに伴う後退変位の実行後、ストップ制限され得る基本位置へと戻り変位させられる。第2の圧着顎の戻り変位のために、第1の圧着顎を介して第2の圧着顎を連行する連係は不要となる。
目的に対するさらなる解決手段は、特に、ストリッピング(剥ぎ取り)と圧着の組合せのために構成されたハンド工具の場合に与えることができる。その場合、圧着顎により形成される圧着開口が、狭い面内に開口する。
これにより、ハンドプライヤの通常の操作において、ハンドプライヤの下面又は上面に関係し得る圧着領域が得られる。よって、操作に関して好ましい方式で、ストリッピングされた端部にワイヤ端フェルールを設けたケーブルを、下側からハンドプライヤの圧着領域へと、取り付けられたワイヤ端フェルールを含むケーブル端部が実質的にほぼ上方を指す向きで挿入することができる。その後、プライヤ脚のプライヤ様の動作によって所望する圧着が行われる。それを行う際、ハンドプライヤは、通常の操作に対応する向きに位置する。
上述した独立項の特徴は、それ自体がそれぞれ本質的でありかつ、互いの組合せもまた重要である。さらに、独立請求項の特徴は、さらなる独立請求項の特徴と、又は、複数の独立請求項の特徴と組み合わせることができ、そしてさらに1又はそれ以上のさらなる独立項の個々の特徴のみと組み合わせることができる。
本発明のさらなる特徴を、図面の説明においても、請求項1及び/又は1又はそれ以上のさらなる独立請求項の主題との、又はさらなる請求項の特徴との好ましい関係において以下に説明する。しかしながら、それらはまた、請求項1及び/又は1又はそれ以上のさらなる独立請求項の個々の特徴のみとの関係において又はそれぞれ独立して重要であり得る。
可能なさらなる構成によれば、第1及び第2の圧着顎が、共通する直線的ガイド内に配置され得る。必要に応じて、直線的ガイドは、同時に第2の圧着顎のための圧着顎受容部を形成することができる。好ましくは可動プライヤ脚に接続されるか又は可動プライヤ脚を介して作用される駆動タペットが、それによって第1の圧着顎に対して直線的に変位させる方式で作用することが好ましい。第1の圧着顎及び被押圧部品を介した圧着の過程において、必要に応じて、第2の圧着顎もまた、直線的ガイド内のバネ力に抗して変位することができる。直線的ガイドは、ハンドプライヤ自体の内部の構造的手段により、特にハンドプライヤのハウジングにより形成することができる。よって、第1の圧着顎の直線的変位方向に対して直交する断面において、例えば両方の圧着顎の好ましくは両方の面上で横方向のガイドを形成することができ、さらに好ましくは、両方の圧着顎の全周囲を実質的に取り囲むガイドを形成することができる。
さらなる構成において、ハンドプライヤは、さらにストリッピングプライヤとして構成することができ、それによって、同じハンドプライヤを用いて、先ずケーブル自由端のストリッピングを行い、その後、例えばワイヤ端フェルールを設けたこのストリッピングされたケーブル端部の圧着を行うことができる。
特に、完全な圧着を確保するために、すなわち圧着プロセス及び/又は可能なストリッピングプロセスの完了を確保するために、可能な改良によると、プライヤ脚がポジティブロックを介して相互作用することができる。プライヤ作動の過程において、このポジティブロックによって好ましくは可動プライヤ脚の一方のみへの移動、特に旋回移動が可能となる。好ましくはその方向は、圧着及び/又はストリッピングが無事に完了したプライヤ脚位置までのプライヤ閉鎖方向である。この後でのみ、好ましくはユーザによるポジティブロックに対するいかなる追加の作用もなく、ポジティブロックは、可動プライヤ脚の基本位置への戻り変位を、よって特に第1の圧着顎の基本位置への戻り変位を解放する。
さらなる構成において、ポジティブロックはまた、圧着又はストリッピングプロセスの開始後であるがロックが自己解放点に到達する前に、好ましくはポジティブロックに適切に作用することによってユーザにより手動で解放することもできる。必要であれば、この作用は工具なしで行うことができる。
この場合、好適な構成によれば、ポジティブロックが制御レバーと可動プライヤ脚との間で作用し得る。プライヤ作用の過程において、制御レバーは、好ましくは可動プライヤ脚を介して作用されるが、好ましくは可動プライヤ脚に対して相対的に旋回可能であるように保持されている。制御レバーの可動プライヤ脚に対するこの相対的可動性は、ポジティブロックを形成するために用いられる。
さらなる構成においては、ポジティブロックが、制御レバーと可動プライヤ脚との間のラチェット様の相互作用を提供することもでき、これにより生じる戻り止めに加えて、必要に応じて音響信号として感知されることもできる。
以下、添付の図面を参照して例示的実施形態を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、懸案のタイプのハンドプライヤを示す斜視図である。 図2は、圧着されるケーブル端部のハンドプライヤの圧着開口に対する割り当て位置の詳細な斜視図である。 図3は、ハンドプライヤの無負荷基本位置における図1の面IIIの断面図である。 図4は、圧着過程の中間位置における図3に対応する断面図である。 図5は、図4の領域Vの拡大図である。 図6は、圧着が実行された後の図5に続く図である。 図7は、図5に示した被押圧部品に比べて被押圧部品の直径が小さい場合の圧着中における図5に対応する図を示す。 図8は、図7に比べて被押圧部品の直径がさらに小さい場合の図5に対応するさらなる図を示す。 図9は、ストリッピングプロセスの過程におけるハンドプライヤの使用に関し、図3に続く図を示す。 図10は、図9における領域Xの拡大図を示す。 図11は、ストリッピングプロセスの過程における中間位置に関する図10に続く図を示す。 図12は、ストリッピングプロセスの完了後の位置に関する図11に続く図を示す。
図1を参照して、2つのプライヤ顎2、3と、2つのプライヤ脚4、5とを有するプライヤヘッドKを備えたハンドプライヤの第1の実施例を示し説明する。プライヤ顎2及び3は、ヘッドプライヤ1の端面Tにおけるプライヤ口Mを規定している。
以下「固定顎」と称するプライヤ顎2は、チーク領域6を介してプライヤ脚4に直接的かつ固定的に接続されている。
チーク領域6において、ストリッピングプライヤ1は、幾何学的軸xをもつ旋回軸7のための取付部を提供し、その軸を中心に可動プライヤ顎3が回転可能に保持される。
旋回軸7上の可動プライヤ顎3の取付けは、固定プライヤ顎2のチーク領域6への投影において軸xの延在方向に延びる可動プライヤ顎3の肩部の領域で行われる。
幾何学的軸xは、好ましくは、プライヤヘッドKの広い面Bに対して直角に延在する。2つの狭い面Sは、通常の操作位置において広い面Bに対して実質的に直角に上側及び下側の面上に延在する。広い面Bに対し垂直方向で視たそれらの狭い面の長さは、軸xに対し直交する方向で視た広い面Bの延在長さbの3分の1又はそれ未満、例えば10分の1又はそれ未満に対応し得る。
例えば図3に示したプライヤ顎開口位置は、ストップ制限され得る。
さらなるプライヤ脚5が、旋回軸7又はその幾何学的軸xに対し平行に配置されたさらなる幾何学的軸yを中心に旋回可能に取付けられている。対応する物理的軸は、同様に、固定プライヤ顎2又は固定プライヤ脚4のチーク領域6内に保持されている。
可動プライヤ脚5は、固定プライヤ脚4の方向に軸yを中心に旋回可能である。固定プライヤ脚4の方への可動プライヤ脚5の旋回変位は、軸xを中心とする可動プライヤ顎3の連係した旋回動作を生じさせる。
このために、好ましい角度の制御レバー8が可動把持部材5に固定されている。図示の例示的実施形態では、制御レバー8は、その自由端にて、この領域に好適に配置されたローラ9により可動プライヤ顎3の肩部のカンチレバー10に対して載置されている。そのカンチレバー10は、例えばスライディングブロックのように形成されている。
制御レバー8は、可動プライヤ脚5上に旋回可能に保持されている。関係する旋回軸zは、幾何学的回転軸xに対して平行に走っている。
さらに、可動把持部材5は、リンク11を介して、固定プライヤ顎2のチーク領域6内に旋回可能に取付けられた切断刃12に対して作用する。切断刃12の取付けは、同じく可動プライヤ顎3の幾何学的旋回軸xに対し平行に走る関係する幾何学的軸によりチーク領域6で行われる。
切断刃12は、チーク領域6の領域13に露出しており、通常の操作中に下側に向いた狭い面Sにおいて切断自在であり、そしてケーブルを、例えばさらなるステップでストリッピングされるケーブルを、所定長さに切断するために用いられることが好ましい。
固定プライヤ脚4の方への可動プライヤ脚5の旋回変位の過程における切断刃12の旋回動作の結果、領域13を規定するチーク領域6の側面上でケーブルを支持しつつ、領域13に位置し得るケーブルが、旋回する切断刃12により切断される。
端面T、特にプライヤ口Mに対向して、ハンドプライヤ1は、プライヤ脚5と制御レバー8の両方の動作に連係するストリッピングデバイスAを有する。
さらに、ハンドプライヤ1は、通常の操作中に下側に向く狭い面Sにおいて圧着デバイスCを有し、例えばストリッピングデバイスAによりストリッピングされたケーブル14が、既に露出しているワイヤ15の領域で、特にワイヤ端フェルールの形態である被押圧部品16により圧着され得る。
ここで、圧着デバイスCは、ケーブルを切断するための領域13と端面Tとの間に設け得ることが好ましく、そのために、関係する狭い面Sを形成する固定プライヤ顎2の顎壁17に圧着開口18が残されている。
さらに、圧着開口18と連係する圧着顎受容部19が、固定プライヤ顎2に形成されている。第1の圧着顎20と第2の圧着顎21は、一緒に収容されておりかつ直線的に案内される。例えば図5に示された圧着顎20と21の変位方向rは、制御レバー8に旋回可能に接続されかつストリッピングデバイスAと相互作用する引きロッド22の向き及び変位方向と実質的に同じ方向とすることができ、それは好適でもある。
この引きロッド22とカンチレバー10との間に、この例では円筒圧縮バネであるバネ23が配置されていることが好適である。そのバネは、図3に示す基本位置の方向に可動プライヤ脚5を付勢している。この基本位置において、さらに、可動プライヤ顎3が、ストップ制限された基本位置に保持され得る。
図示の例示的実施形態では、圧着開口18から延在する第2の圧着顎21が、端面Tに対向して配置され、そして圧着プロセスの過程において、圧着顎受容部19内で間接的にのみ直線的に変位可能である。一方、第1の圧着顎20は、駆動タペット24の作用の結果、圧着顎受容部19内で直接的に直線的に変位可能である。その駆動タペット24は、第1の圧着顎20とリンク11の両方に装着されるか、又は、第1の圧着顎20と切断刃12の両方に装着され、それにより、好ましくはx軸及び/又はy軸及び/又はz軸に対して平行に配置された軸25及び軸26を中心に旋回可能である。駆動タペット24は、リンク状方式で形成されている。
2つの圧着顎20及び21はさらに、部分的に櫛状方式で互いに係合し、かつ好ましくは、被押圧部品を設けたケーブル4の、圧着開口18への挿入方向から視て略三角形形状であるリブ27を設けられることが好適である。図3における無負荷の基本位置では、これにより、平面視(例えば図2を参照)にて長方形の、特に正方形の圧着口28が得られる。
圧着顎20及び21のリブ状構成及びそれにより得られる圧着口28の構成に関して、例えば独国特許出願公開第10 2018 101 159号公報が参照される。これにより当該独国特許出願公開公報の内容は、この独国特許出願公開公報の特徴を本願のクレームに包含する目的も含め、全て本願の開示に含まれる。
圧着顎受容部19内で案内される第2の圧着顎21は、バネ29を介して圧着顎受容部19の底部で支持される。これも好適には、弾性的に復元可能なポリウレタンバネとすることができ、作用されると対応して圧縮可能であり、それにより復元バネ力を生じる。
作動したとき、プライヤ脚4とプライヤ脚5が、ポジティブロック30を介して相互作用することが好ましい。ポジティブロック30は、好ましくは、圧着デバイスC及びストリッピングデバイスAの両方に関連して作動する。そして任意であるが、切断刃12を用いてケーブルを切断するための切断デバイスにも関連して作動する。
ポジティブロック30は、可動プライヤ脚5上に旋回可能に保持された歯止め31と、ハンドプライヤ1の操作過程で歯止め31と相互作用する制御レバー8上のラチェット突起32とを有する。歯止め31は、引張バネ33を介して、例えば図3における基本姿勢に付勢される。
上述した軸に平行に配置された軸34を中心に旋回可能な歯止め31は、複数のラチェット段部36とラチェット相互作用を行うための実質的に半径方向に突出する歯止め指35を有する。例えば図示のような、ラチェット突起32の3つのラチェット段部36である。
軸34に関する円周方向に歯止め指35から離れた作動指37を設けることができる。必要に応じてラチェット31を、作動指37を介して手動で旋回させることでラチェット突起32を解放する位置へと変位させることができる。
歯止め31の旋回可能性に関し、一方及び/又は他方の旋回方向へのストップリミッタを設けることができる。
ポジティブロック30の結果、ハンドプライヤ1の通常の操作中に、圧着プロセスもしくはストリッピングプロセス、又は必要により切断プロセスが完全に完了し、かつそれに対応して各デバイスの好ましい終了位置にそれぞれ到達することを確保する。この終了位置に到達する前は、歯止め31とラチェット突起32の相互作用が、可動プライヤ脚5が基本位置の方向に戻ることを阻止し、よって同時に可動プライヤ顎3及び/又は圧着顎20及び21が基本位置に戻ることを阻止する。これらの中間的な操作位置において、歯止め指35は、ラチェット段部36の1つとロック方式で相互作用する。
ポジティブロック30の機構により、駆動タペット24に接続された第1の圧着顎20の変位移動は、圧着顎20及び21の変位方向rから視た被押圧部品16の厚さdに実質的に無関係で、常に同じ長さである。被押圧部品16の厚さdに依存して差分移動が生じるが、その差分移動において第2の圧着顎21も第1の圧着顎20と共に変位方向rに直線的に変位しなければならない。その差分移動は、バネ29の配置により可能となる。バネ29を介して第2の圧着顎21を対応して支持することによって、差分移動に伴う第2の圧着顎21のさらなる直線的変位が可能となる。その際、好ましい構成によれば、通常の押圧中に生じ第1の圧着顎20を介して作用する押圧力を吸収できるように、特に図3に示す第2の圧着顎21に対して好ましくはストップ制限された初期位置において、バネ29のバネ力を十分に高くすることができる。したがって、バネ29の復元力に抗する第2の圧着顎21の変位は、圧着の完了後にのみ、又はそれに替えて圧着に伴って生じ得る。
押圧される被押圧部品16の厚さdに依存する第2の圧着顎21の、起こり得るさらなる差分移動に伴って、圧着終了位置におけるバネ29は異なる長さlとなる。この長さlは、被押圧部品16の厚さdが増加するにつれて減少する(特に図6~図8を参照されたい)。これに対応して、被押圧部品16の厚さdが増加すると、特にポジティブロック30を介して行われる第2の圧着顎21の変位移動を補償するために、バネ29がより大きく圧縮されることになる。
圧着プロセスの過程において、圧着顎間に得られる圧着口28の中心は、固定プライヤ顎2に対して移動する。
2つのプライヤ顎2及び3の各々はさらに、自由端をストリッピングするためにプライヤ口Mに挿入されたケーブル14を締め付けるように把持するための外側挟持顎38、39を有する。図9~図10も参照されたい。
さらに、幾何学的回転軸xに対する挟持顎38及び39の配置に関して、2つの内側切断顎40、41が設けられ、その各々が、挟持顎38及び39に対向する端部領域に固定された切断刃42、43を有する。切断刃42、43は互いに対向して配置されている。
旋回軸44の幾何学的軸は、好ましくは、一対の切断顎の動作機構における可動プライヤ顎3の旋回軸xに平行な方向に延在する。
バネ45が、切断顎40と41との間に配置されている。バネ45は、切断顎40と41を互いに離間する開位置へと付勢している。
図示の例示的実施形態では、プライヤ口Mに挿入されたケーブルの自由端のストッパを設けるために、切断顎41の延在方向において所定の位置にラッチ可能なスライドストッパ46が、下側プライヤ顎41上すなわち固定プライヤ顎2に関係する切断顎41上に設けられており、それによりストリッピングされる部分の長さをこの方式で規定する。
切断顎40と41は、切断顎40と41のその長手方向における適切なスライド変位を可能とするために、それぞれ関係するプライヤ顎2、3内で横方向に案内されており、すなわち、挟持顎38と39に関係する初期位置から、挟持顎38と39から離間して旋回軸xの方へ変位した終了位置の方に延び、この終了位置から再び初期位置へと戻るようになっている。
切断顎40、41のこの変位のために引きロッド22が設けられている。把持部材4、5を一緒に押圧する過程で、切断顎40、41は、引きロッド22に対して作用するバネ23の力に抗して初期位置から終了位置へと変位可能である。
引きロッド22はまた、引きロッド側で、物理的旋回軸7により細長い孔状凹部47を通過させることによって案内される。
一対の切断顎の旋回軸44に関係して、引きロッド22は、固定プライヤ顎2の方にほぼ向けられ、さらに切断顎40と41の閉方向又は開方向にほぼ向けられた受入れ穴48を有する。その受入れ穴は、関係する引きロッド22の端部領域の一般的にフック状の構成により形成される。
ハンドプライヤ1の通常の使用位置において、一対の切断顎の旋回軸44がこの受入れ穴48に位置することにより、引きロッド22のスライド変位が、凹部47の細長い孔状構成によって一対の切断顎の対応するスライド変位を生じさせる。
引きロッド22のこのスライド変位は、可動把持部材5上に保持された制御レバー8との連係により可能となる。制御レバー8は、引き軸55により引きロッド側の孔49に係合している。引き軸55は、旋回軸7に平行に配置されかつ図示の例示的実施形態ではローラ9の軸も形成し得る
各切断顎40、41は、スライドブロック部材50、51を介して関係するプライヤ顎2、3内で支持されている。そしてさらにスライドブロック部材50、51は、挟持顎に固定されたスライドブロック上で支持され得る。
各プライヤ顎2、3上での切断顎40、41の間接的な支持は、例えば、欧州特許第1 557920号明細書から公知である。操作モードに関して、この特許明細書の内容もまた参照される。
プライヤ顎4と5を一緒に押圧する過程において、第1に、可動プライヤ顎の対応する旋回変位によるプライヤ顎口Mの閉鎖の一方で一対の切断顎の同時に起きる閉鎖が実行される(図9及び図10参照)。切断顎40と41の切断刃42と43は、ケーブル14の絶縁シースに切断深さで切り込む。切断深さは、好ましくはケーブルの厚さに応じて自動的に調整される。
図11に示す、固定プライヤ脚4の方への可動プライヤ脚5のさらなる旋回変位に応じて、カンチレバー10のローラ9が、引きロッド22に対して作用するバネ23の復元力を克服しつつ、カンチレバー10の対向する上述した端面に沿ってスライドする。引きロッド22は、一対の切断顎を引きずりつつプライヤ口Mから離れる方向に直線的に引かれる。これによって、絶縁部54が、切断刃42と43を用いて切断されることにより分離され、ケーブル14から剥ぎ取られることになる。
プライヤ脚4と5を一緒にさらに押圧することに応じて、カンチレバーにおけるローラ9は、可動プライヤ顎3のカンチレバー10に対する支持位置を離れる。可動プライヤ顎3が、その開いた基本位置の方へ旋回して戻る一方、同時にプライヤ顎口M及び一対の切断顎を開く。これは、とりわけ、切断顎40と41との間に設けられたバネ45の復元力によって行われる。
端部をストリッピングされたケーブル14は、ハンドプライヤ1から取り除くために露出させる。切断され剥き取られた絶縁部54は、取り除くために又は可能であればプライヤの顎Mから自動的に落下させるために露出させる。
それに続いて、ストリッピングされ、そして例えばワイヤ端フェルールを設けられたケーブル端部は、同じハンドプライヤ1で圧着又は押圧されることができる。
上述した説明は、全体として本願が対象とする発明を説明するためのものであり、本発明は、少なくとも以下の特徴の組み合わせによって、それぞれの場合にも独立して従来技術を改良するものであり、これらの特徴の組み合わせのうちの2つ、それ以上、又は全てを組み合わせることもできる。
ハンドプライヤ1の圧着顎受容部19内の第2の圧着顎21が、バネ力に抗して後退移動できることを特徴とするハンドプライヤ。
圧着顎20、21により形成される圧着開口18が、狭い面Sに開口することを特徴とするハンドプライヤ。
第1及び第2の圧着顎20、21が、共通の直線的ガイド内に配置されていることを特徴とするハンドプライヤ。
前記ハンドプライヤ1が、さらにストリッピングプライヤとして構成されていることを特徴とするハンドプライヤ。
前記プライヤ脚4、5が、ポジティブロック30を介して相互作用することを特徴とするハンドプライヤ。
前記ポジティブロック30が、制御レバー8と可動プライヤ脚5との間で作用することを特徴とするハンドプライヤ。
開示された全ての特徴は、(それ自体のために、また互いに組み合わされて)本発明に不可欠である。ここでの出願の開示は、関連する/追加された優先権書類(先の出願の写し)の開示内容をその内容全体に含み、それはこれらの書類の特徴を本願の請求項に組み込む目的でもある。従属請求項は、特にこれらの請求項に基づいて分割出願を行うために、引用される請求項の特徴がなくても、先行技術の独立した発明性のあるさらなる発展を特徴とする。各請求項で特定された発明は、前述の説明で特定された、特に参照符号が付与された、及び/又は符号の説明で特定された、1つ以上の機能を追加で有することができる。本発明はまた、特に、それらがそれぞれの使用目的に明らかに不要であるか、又は技術的に同じ効果を有する別の手段で置き換えることができる限り、前述の説明で述べた特徴の個々のものが実装されない設計形態に関する。
1 ハンドプライヤ
2、3 プライヤ顎
4、5 プライヤ脚
6 チーク領域
7 旋回軸
8 制御レバー
9 ローラー
10 カンチレバー
11 リンク
12 切断刃
13 領域
14 ケーブル
15 ワイヤ
16 圧縮部分
17 顎壁
18 圧着開口
19 圧着顎受容部
20 第1の圧着顎
21 第2の圧着顎
22 引きロッド
23 バネ
24 駆動タペット
25、26 軸
27 リブ
28 圧着口
29 バネ
30 ポジティブロック
31 歯止め
32 ラチェット突起
33 張力バネ
34 軸
35 歯止め指
36 ラチェット段部
37 作動指
38、39 挟持顎
40、41 切断顎
42、43 切断刃
44 旋回軸
45 バネ
46 スライドストッパ
47 凹部
48 受入れ穴
49 穴
50、51 スライドブロック部材
52、53 リンク
54 絶縁部
55 引き軸
a、b 長さ


本発明は、まず初めに、圧着を行うために構成されかつ1つの固定プライヤ脚及び1つの可動プライヤ脚と第1の圧着顎及び第2の圧着顎を有するハンドプライヤに関し、第1の圧着顎が駆動タペットによる作用を受ける。
本発明はさらに、ストリッピングのために相互作用する互いに旋回可能なプライヤ顎により形成されたプライヤヘッドを有するハンドプライヤに関し、プライヤヘッドは広い面と、通常の操作位置において前記広い面に対して実質的に直角に上側及び下側の面上に延在する第1及び第2の狭い面と、端面とを有し、さらにプライヤ顎の旋回軸は広い面の延在面に対して直角に延在し、かつ狭い面は広い面に対して略直角に延在し、さらに圧着を行うための圧着顎も設けられる。
さらに、特にプライヤ状のストリッピング工具として設計されているが同時に、例えば予めストリッピングされたケーブル端に同じ工具を用いてワイヤ端フェルールを圧着することもできるハンド工具が公知である。このようなハンド工具は、例えば特許文献2(特許文献3)から公知である。
特許文献4から、例えば圧着顎が弾性支持要素及びセンサを介して機械的に平行接続で支持されている、押圧、圧着又は切断工具が知られている。それにも関わらず、可能な限り高い剛性を達成することが目的である。
特許文献5から、可動圧着顎が圧着のために固定圧着顎に対して直線的に移動可能な圧着工具として形成されたプライヤー状のハンド工具が知られている。1つの構成によれば、固定圧着顎に関連するロケータを設けることができ、ロケータは圧縮バネに抗して移動可能である。
特許文献6から、1つの固定圧着顎と1つの旋回可能な圧着顎が設けられているハンドプライヤが知られている。このハンドプライヤは、圧着のみのために設計されている。
独国特許出願公開第10 2018 101 159号明細書 欧州特許第0 540 880号明細書 米国特許第5 500 998号明細書 欧州特許出願公開第3 396 796号明細書 米国特許第5 042 286 号明細書 米国特許出願公開第2019/0312397号明細書
以上説明した先行技術に基づいて、本発明の目的は、説明したハンド工具を、操作に関して有利な構成で有利に設計することにある。
この目的は、第1に、請求項1の主題によって達成され、その焦点は、第1及び第2の圧着顎が、部分的に櫛状方式で互いに係合するリブを備え、被押圧部品を設けられたケーブルの圧着口への挿入方向から視て三角形形状であること、これにより、無負荷の基本位置において圧着顎が平面視で長方形となること、第2の圧着顎が力に抗してハンドプライヤの圧着顎受容部内で後退移動することができること、及び、第1の圧着顎と第2の圧着顎が共通の直線的ガイド内に配置されていることにある。
この目的はさらに請求項2の主題により達成され、その焦点は、圧着顎により形成される圧着開口が、第1及び第2の狭い面内に開口することにある
らなる構成によれば、第1及び第2の圧着顎が、共通する直線的ガイド内に配置され得る。必要に応じて、直線的ガイドは、同時に第2の圧着顎のための圧着顎受容部を形成することができる。好ましくは可動プライヤ脚に接続されるか又は可動プライヤ脚を介して作用される駆動タペットが、それによって第1の圧着顎に対して直線的に変位させる方式で作用することが好ましい。第1の圧着顎及び被押圧部品を介した圧着の過程において、必要に応じて、第2の圧着顎もまた、直線的ガイド内のバネ力に抗して変位することができる。直線的ガイドは、ハンドプライヤ自体の内部の構造的手段により、特にハンドプライヤのハウジングにより形成することができる。よって、第1の圧着顎の直線的変位方向に対して直交する断面において、例えば両方の圧着顎の好ましくは両方の面上で横方向のガイドを形成することができ、さらに好ましくは、両方の圧着顎の全周囲を実質的に取り囲むガイドを形成することができる。
さらなる構成において、ハンドプライヤは、さらにストリッピングプライヤとして構成されており、それによって、同じハンドプライヤを用いて、先ずケーブル自由端のストリッピングを行い、その後、例えばワイヤ端フェルールを設けたこのストリッピングされたケーブル端部の圧着を行うことができる。

Claims (7)

  1. 圧着を行うために設計され、1つの固定プライヤ脚及び1つの可動プライヤ脚(4,5)と、第1及び第2の圧着顎(20,21)とを有し、前記第1の圧着顎(20)が駆動タペット(24)による作用を受ける、ハンドプライヤにおいて、
    前記第2の圧着顎(21)が、前記ハンドプライヤ(1)の圧着顎受容部(19)内でバネ力に抗して後退移動できることを特徴とするハンドプライヤ。
  2. 例えばストリッピングのために相互作用する互いに旋回可能なプライヤ顎(2,3)により形成されたプライヤヘッドを有し、前記プライヤヘッドが広い面(B)と、狭い面(S)と、端面(T)とを有し、さらに前記プライヤ顎(2,3)の旋回軸(x)が前記広い面(B)の延在面に対して直角に延在しかつ前記狭い面(S)が前記広い面(B)に対して略直角に延在し、圧着を行うための圧着顎(20,21)も設けられたハンドプライヤ(1)、又は、請求項1に記載のハンドプライヤ(1)において、
    前記圧着顎(20,21)により形成される圧着開口(18)が、前記狭い面(S)内に開口することを特徴とするハンドプライヤ。
  3. 前記第1及び第2の圧着顎(20,21)が、共通の直線的ガイド内に配置されていることを特徴とする前出請求項のいずれか1つに記載のハンドプライヤ。
  4. 前記ハンドプライヤ(1)が、さらにストリッピングプライヤとして構成されていることを特徴とする前出請求項のいずれか1つに記載のハンドプライヤ。
  5. 前記プライヤ脚(4,5)が、ポジティブロック(30)を介して相互作用することを特徴とする前出請求項のいずれか1つに記載のハンドプライヤ。
  6. 前記ポジティブロック(30)が、制御レバー(8)と前記可動プライヤ脚(5)との間で作用することを特徴とする前出請求項のいずれか1つに記載のハンドプライヤ。
  7. 前出請求項のいずれか1つに記載の1又はそれ以上の特徴的な特徴により特徴付けられるデバイス又は方法。
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