JP2023543535A - キャリアの回転とは無関係な無限回転するキャリアのシャフトへの無限回転の伝達 - Google Patents

キャリアの回転とは無関係な無限回転するキャリアのシャフトへの無限回転の伝達 Download PDF

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Abstract

静止フレームから無限回転キャリアへ、又はその逆への無限回転の伝達のために、キャリアの回転とは無関係に、効率的な機械的機構が欠けている。“Eleuthero-Strophe”と名付けた複合遊星機構を提案し、既存の中心キャリア、2つの太陽、偏心サテライトシャフトが支持サテライトを載せている偏心遊星キャリア、及びすべての歯数が独立条件を満たす太陽とサテライトと協働する遊星を提案した。主な用途:-プロペラ軸の無限回転が固定タワー、掘削機、又はバトルタンクに伝達される水平軸風力タービンであって、無限回転がシャーシからタレット、ホロノミック車両に伝達され、無限回転がシャーシから駆動輪、プロペラ駆動航空機、ヘリコプタ、プロペラ駆動船、又は風力タービンに伝達され、プロペラピッチ調整が達成され、それぞれナセル、タレット、ステアリングブラケット、及びプロペラハブの無限回転とは無関係にプロペラピッチ調整が達成される。【選択図】 図01

Description

技術用語
フレーム、キャリア、中心キャリア、遊星キャリア、シャフト、遊星シャフト、サテライトシャフト、太陽、遊星、太陽-遊星、サテライト、サテライト-遊星、歯車(又は、ギア)、スパー歯車(又は、平歯車)、ベベル歯車(又は、傘歯車)、外歯、内歯、歯数、回転、無限回転、独立回転、「独立条件」、遊星機構、「エピプラネタリ」機構、複合遊星機構、「エレウテロ-ストロフィック」(Eleuthero-Strophic)機構、「エレウテロ-ストロフィ」(Eleuthero-Strophe)機構。
本発明はキャリアの回転とは無関係に、静止フレーム上の駆動シャフトから無限回転(又は、エンドレスに回転)するキャリア上の被駆動シャフへ、又はその逆に、無限回転を伝達する純粋に機械的な機構に関する。
特定の又は不特定の多くの用途において、固定フレーム上の駆動シャフトから回転キャリア上の被駆動シャフトに、又はその逆に、キャリアの無限回転がこの伝達に影響を及ぼすことなく、無限回転を伝達する必要がある。
そのような例は水平軸風力タービンであり、その水平プロペラシャフトは「ナセル」と呼ばれる、垂直軸の周りを回転するキャリア上にあり、したがって、水平軸から、地面に対して静止しているフレーム上の垂直軸への伝達の任意の従来の方法は、このパワートレインの最後の要素の最終的に生成される角速度におけるナセルの角速度のいくらかの範囲に対して、法外な存在をもたらす。
これは当然ながら、同時に、プロペラシャフトの伝達トルクに直接関連するナセル上のトルクの存在をもたらし、作業生産のためにその最適な動作位置に常に配向されるために、ナセルにトルクを課す必要があるが、この配向トルクはプロペラシャフトから静止フレームへの伝達トルクとは無関係でなければならない。
他の例は、大型掘削機又は戦車のシャーシとそれらの無限回転タレットとの間、又は車両のシャーシと、場合によっては無限に、回転するステアリングブラケット上に支持されるその駆動輪との間の回転の伝達である。
別のそのような例はプロペラ駆動航空機、ヘリコプタ、プロペラ駆動船舶、又は風力タービンのためのプロペラピッチ調整機構であるが、これらの用途のための既存の機構は必要とされる運動が有限であり、無限ではないので、満足のいく性能を有する。
しかしながら、無端回転キャリア上のシャフトへの独立した無限回転伝達を必要とする多くの他の例がある。
したがって、目的はキャリアの回転とは無関係に、可動部品の可能な限り少ない数及び可能な限り高い効率で、静止フレーム上の駆動シャフトから無限回転キャリア上の被駆動シャフトへ、又はその逆へ、無限回転の伝達を行う純粋に機械的な機構を設計することである。
最も知られている、そして同時に最も説明的な、一般に純粋に機械的な手段を使用して、無限回転するキャリア上の要素への移動を、そのキャリアの回転とは無関係に、伝達する方法は、ヘリコプタにおけるプロペラピッチを調整する方法である。
ヘリコプタのフレーム上で、第一ロッドの一端がある方向に直線的に移動し、その結果、このロッドの他端は上記方向に垂直な方向に直線的に移動し、一方、この方向は回転プロペラハブの回転軸と一致し、この点から、軸方向スラストベアリングを通して、この動きは第二ロッドの一端で、ヘリコプタのフレームに関しプロペラハブの無限回転とは無関係に、伝達され、このようにこのロッドの他端で、ヘリコプタのフレームに関しプロペラハブの無限回転とは無関係に、プロペラピッチの調整を実行する。
したがって、同様の機構の第一ロッドの第一端部が、この機構の静止フレーム上で無限回転するクランクシャフトによって駆動され、第二ロッドの第二端部がこの機構の無限回転するキャリア上で無限回転する別のクランクシャフトを駆動する場合、キャリアの回転とは無関係に、静止フレーム上の駆動シャフトから無限回転するキャリア上の被駆動シャフトへの無限回転の伝達が達成される。
しかしながら、無限回転運動の往復直線運動への、及びその逆への、また軸方向スラストベアリングを通る軸方向スラストへの2つの変換は柔軟性がなく、かなりかさばる配置で多くの可動部品を必要とするプロセスであり、もちろん、全体的な効率の程度は著しく低いように見えるが、さらに、通常「死点」と呼ばれる、往復直線運動の無限回転運動への変換中の運動方向の瞬間的な不確定性の問題点が存在する。
このような技術は特許出願TWI572779に記載されており、実際、風力タービンに適用される。
特許出願ES2273609及びCN102691629では、回転をナセルからタワーの基部に、ベベル歯車及び2つの同軸垂直シャフト又はそれぞれ1つを介して伝達しようとする試みがある。
特許出願JP3157729には、回転タワーに堅固に接続されたナセルの提案が示されている。
風力タービン以外の他の用途に関しては、おそらく、いかなる相対的提案も存在せず、DE202005016021及びCN105848836などの特許出願は本発明の概念から遠く離れており、前述の要件を有する独立した伝達の問題を直接的かつ効果的に解決しない。
したがって、上述の方法を除いて、従来技術において、純粋に機械的な手段のみによって、キャリアの回転とは無関係に必要な変速機を達成する他の類似の提案はないように思われる。
上述の問題を直接解決するために、純粋に機械的な手段を使用して、伝達された回転に対するキャリアの無限回転の影響、運動学的及び動的な影響を何らかの形で除去することが必要である。
したがって、別の遊星機構に属する遊星が「偏心遊星機構」と呼ばれ得る複合遊星機構が提案され、この複合遊星機構は、この構成が機構上の機構であるという意味で「エピ遊星機構」と呼ばれ得る。
偏心遊星機構は3つのポート、入力又は出力を有する任意の機械的アセンブリ、例えば、車両の古典的な差動機構であり得、この機構の一方の入力は伝達されなければならない主回転であるが、キャリアのいくらかの望ましくない無限回転において、正の符号と混合され、他方の入力は負の符号を有するキャリアのこの望ましくない無限回転であり、一方、その出力はフィルタリングされた最終無限回転であり、初期の主回転のみに直接関連する。
複合遊星機構は一般に、フレームと、すでに存在するものであり、フレームに対して望ましくない無限回転で回転する第一キャリアと、第一キャリアと同軸であり、フレームに強固に接続された第一ギアと、第一キャリアとも同軸であり、自由かつ無限回転する第二ギアとを有し、複合遊星機構の入力又は出力のいずれかを構成し、第一キャリア上で、偏心的に、好ましくはその軸に平行に、1つ又は複数の偏心遊星機構も有する。
各偏心遊星機構は一般に、第二キャリアを有し、第二キャリアはその軸線に対して偏心して、好ましくは平行に、1つの軸線があり、その周りに、第一シャフトがその両端に堅固に接続された第三ギア及び第四ギアと共に回転し、一方、第二キャリアの一方の側に、第二シャフトを、その両端に強固に接続された第五ギア及び第6のギアと共に、第一ギア及び第三ギアとそれぞれ協働し、また、第二キャリアの他方の側に、第三シャフトを、その両端に強固に接続された第七ギア及び第八ギアと共に、第二ギア及び第四ギアとそれぞれ協働しながら、第三シャフトを自由かつ無限に回転し、第七ギア及び第八ギアが、第二ギア及び第四ギアとそれぞれ協働する。
設計に応じて、第二キャリア又は第三シャフトのいずれかは、第二ギアの役割に反比例して、複合遊星機構の出力又は入力のいずれかを構成する。
複合遊星機構は全体として、その入力からその出力までのパワーの流れが、既存のキャリアの回転の独立して、運動学的に、及び動的に実行されるように設計され、この目的のために、関与するすべての歯車の歯数の間に数学的関係があり、それは「独立条件」と呼ぶことが提案される。
このメカニズムはいくつかの重要な問題を解決する本当に新しい構成であるように思われるので、その長い名称記述の代わりに、「無限回転するキャリア上のシャフトへの無限回転の伝達のためのメカニズム」は独立回転機構を意味する「Eleuthero-Strophic Mechanism」、又は独立回転ハブを意味する「Eleuthero-Strophe」と呼ぶことが提案されている。「Eleuthero-Strophe」という用語は既に英語で、歴史学、人類学及び植物学において使用されているが、工学においては使用されていない。したがって、類似しているか否かを問わず、他の意味と混同される可能性はない。
最後に、より広い観点からこの問題を見ると、キャリア又はエレーテロ-ストローフの回転とは無関係に、無限回転するキャリア上のシャフトへの無限回転の伝達のためのメカニズムは以前の事例WO/2007/125373、WO/2009/040588、WO/2018/020279及びPCT/GR2021/000012(ここで、関与する振動の振幅はちょうどゼロ)とは根本的に異なる(特に、関与する振動の振幅はちょうどゼロ)一方で、「分散発振伝達」(「DOT」)の名称の下で広く定義されたカテゴリに入ることに留意されたい。
適用例
ここに、複合遊星機構の網羅的な説明を示す。
最初の6つの図の図面において、最も重要な要素は、以下のように示される:
00: フレーム
10: 中心キャリア
20: 遊星キャリア
23: 遊星リアクションシャフト
45: サテライトシャフト
67: 遊星アクションシャフト
S1: スパー外部リアクション太陽
I1: スパー内部リアクション太陽
S2: スパーリアクション太陽-遊星
S3: スパーリアクションサテライト-遊星
B3: ベベルリアクションサテライト-遊星
S4: スパーリアクションサテライト
B4: ベベルリアクションサテライト
S5: スパーアクションサテライト
B5: ベベルアクションサテライト
S6: スパーアクションサテライト-遊星
B6: ベベルアクションサテライト-遊星
S7: スパーアクション太陽-遊星
S8: スパー外歯アクション太陽
I8: スパー内歯アクション太陽
備考:
-関与する8つの歯車はスパー歯車又はベベルのいずれか、直線歯車又はらせん歯車のいずれかであり、最後に、外歯車又は内歯車のいずれかであり、したがって、歯車のタイプが別途記載されない限り、それらはスパー歯車の「S」又はベベル歯車の「B」又は内歯車の「I」のいずれかである文字によって特徴付けられ、
-この表記に加えて、機構の入力又は出力に一致する要素については「I/O」の標記が先行し、一方、機構の出力又は入力に一致する(上記要素の役割に応じて逆関係で一致する)他の要素については「O/I」の標記が先行する。
図01:スパー歯車のみを有する機構の側面図及びA-A断面図。
図02:スパー歯車及びベベル歯車を有する機構の側面図及びB-B断面図。
図03:サテライトを明確に提示するために、遊星キャリアがランダムな角度で回転されている、図01と同じ機構の分解斜視図。
図04:サテライトを明確に提示するために、また、遊星キャリアがランダムな角度で回転されている、図02と同じ機構の分解斜視図。
図05:スパー歯車及びベベル歯車を有する機構の側面図及びC-C断面図であり、そのリアクション太陽は内歯車である。
図06:スパー歯車及びベベル歯車を有する機構の側面図及びD-D断面図であり、リアクション太陽及びアクション太陽は内歯車である。
図07:本出願の構造的詳細を明らかにする、主機構のみにスパー歯車を使用する機構の、風力タービンへの適用の斜視図及び子午線断面である。
図08:また、本出願の構造的詳細を明らかにする、主機構にスパー歯車及びベベル歯車を使用する機構の、風力タービンへの適用の斜視図及び経線断面である。
図09:掘削機の斜視図(a)及び子午線断面(b)、ならびに同じ子午線断面(c)の拡大図であり、これはまた、戦車の子午線断面、又は灯台又は回転塔等の建物の子午線断面であり得る。
図10:ステアリングブラケットユニットの斜視図(a)及び子午線断面(b)、ならびに純粋に軍用の車両8X8X8(c)、極端なスポーツユーティリティ車両6X6X6(d)、ならびに通常の操舵角(e)及び異常な操舵角(f)を有する乗用車4X2X2へのその適用。
図11:風力タービンのためのパワートレインの始端又はプロペラ駆動の航空機のためのパワートレインの終端の斜視図(a)及び子午線断面(b)、ヘリコプタのためのパワートレインの終端の斜視図(c)及び子午線断面(d)、並びにプロペラ駆動の船舶のためのパワートレインの終端の斜視図(e)及び子午線断面(f)であり、これらの図面は全て、プロペラピッチ調整機構に言及する。
備考:
-図01及び図02は複合遊星機構の構造及び動作を完全に理解するのに十分である。しかし、図03及び図04はさらにより多くの構造的詳細を明確にする。
-図05及び図06が2つのより具体的な実施態様のかなり浅い提示を与え、したがって、これらの図面において、関与するすべての要素はそれらの表記が別段に述べられていない限り、図02のような表記を有する。
-なぜなら、アクション太陽(S8)を担持するシャフトは他のギアを担持しないから、図面において、このシャフトは同じ表記S8で示されている。
-すべての図面のより良い理解のために、要素は共に強固に接続され、単一の要素として描かれ、又はそれらのクロスハッチは密集状態及び角度が同一である。
したがって、複合遊星機構は通例的に、空間内で静止しているか、又は可動な又は一時的に静止している構造に強固に接続されているフレーム(00)と、その軸が「中心軸」と呼ばれる「中心キャリア」(10)と呼ばれる第一キャリアとを有し、第一キャリアは、フレーム(00)上に支持され、中心軸の周りで自由かつ無限に回転することができる。
複合遊星機構はまた、中心軸と同軸にフレーム(00)に堅固に接続され、歯数ZS1又はZI1をそれぞれ有する、外歯(S1)又は内歯(I1)のいずれかである「リアクション太陽」と呼ばれる第一スパー歯車と、複合遊星機構の入力又は出力のいずれかを構成する歯数ZS8又はZI8をそれぞれ有する、中心軸と同軸にフレーム(00)上に支持されて中心軸の周りに自由かつ無限に回転することができる、外歯(S8)又は内歯(I8)のいずれかである、「アクション太陽」と呼ばれる第二スパー歯車を有する。
中心キャリア(10)は複数の軸を有し、それらの各々は「遊星軸」と呼ばれ、好ましくは中心軸に平行であり、全ての遊星軸に共通の中心軸からある距離にあり、好ましくは中心軸の周りに等角度に分布される。
第二キャリア(20)はこれらの遊星軸のそれぞれに対応し、「遊星キャリア」と呼ばれ、これはその対応する遊星軸と同軸で中心キャリア(10)上に支持され、この遊星軸の周りに自由かつ無限に回転することができ、一方、各遊星キャリア(20)は複数の軸を有し、それらのそれぞれは「サテライト軸」と呼ばれ、好ましくはこの遊星軸に平行であり、これらのサテライト軸のすべてに共通のこの遊星軸からある距離にあり、好ましくはこの遊星軸の周りに等角度に分布されている。
第一シャフト(45)は「サテライトシャフト」と呼ばれるこれらのサテライト軸のそれぞれに対応し、これはその対応するサテライト軸と同軸で遊星キャリア(20)上に支持され、このサテライト軸の周りに自由かつ無限に回転することができ、「リアクションサテライト」と呼ばれ、このサテライト軸(45)の一端に同軸及び強固に接続され、スパー(S4)又はベベル(B4)のいずれかであり、歯数ZS4又はZB4をそれぞれ有する第三歯車を有し、また、「アクションサテライト」と呼ばれ、このサテライト軸(45)の他端に同軸及び強固に接続され、スパー(S5)又はベベル(B5)のいずれかであり、歯数ZS5又はZB5をそれぞれ有する第四歯車も有する。
第二シャフト(23)は、その対応する遊星軸と同軸に遊星キャリア(20)上に支持され、この遊星軸の周りに自由かつ無限に回転することができ、リアクション太陽(S1又はI1)と協働し、歯数ZS2を有する、この遊星リアクションシャフト(23)の一端に同軸かつ強固に接続された「リアクション太陽-遊星」と呼ばれる第五スパー歯車(S2)を有し、この遊星リアクションシャフト(23)の他端に同軸かつ強固に接続され、スパー(S3)又はベベル(B3)のいずれかであり、また、リアクションサテライト(それぞれS4又はB4)と協働し、歯数ZS3又はZB3をそれぞれ有する「リアクションサテライト-遊星」と呼ばれる第六歯車も有する「遊星リアクションシャフト」と呼ばれる遊星軸のそれぞれに対応する。
第三シャフト(67)はまた、その対応する遊星軸と同軸に遊星キャリア(20)上に支持され、この遊星軸の周りに自由かつ無限に回転することができる遊星軸であって、
「アクション太陽-遊星」と呼ばれ、この遊星アクションシャフト(67)の一端に同軸かつ強固に接続され、アクション太陽(S8又はI8)と協働し、歯数ZS7を有する第七スパー歯車(S7)を有し、また、「アクションサテライト-遊星」と呼ばれ、この遊星アクションシャフト(67)の他端に同軸かつ強固に接続され、スパー(S6)又はベベル(B6)のいずれかであり、アクションサテライト(それぞれS5又はB5)と協働し、歯数ZS6又はZB6をそれぞれ有する第八歯車を有する「遊星アクションシャフト」と呼ばれる遊星軸のそれぞれに対応する。
複合遊星機構の設計に応じて、その一般化された構成では遊星キャリア(20)のいずれか又は遊星アクションシャフト(67)のいずれかが、複合遊星機構の出力又は入力のいずれかを構成し(アクション太陽(S8又はI8)の役割によってはその逆に対応し)、「偏心シャフト」(20又は67)と呼ばれる。
したがって、この偏心シャフト(20又は67)の中心キャリア(10)に対するそれ自体の軸の周りの局所角速度はフレーム(00)に対する中心キャリア(10)の角速度から独立していることが必要であり、一方、フレーム(00)に対するアクション太陽(S8又はI8)の角速度にのみ依存していることも必要であり、これらの要件を達成するためには、関与するすべての歯車の歯数が前述の「独立条件」を満たすために必要である。
より具体的には、複合遊星機構の以下の実施形態がある:
-正に図01及び図03に示されるように、スパー歯車のみを使用し、唯一の遊星キャリア(20)が偏心シャフト(20又は67)と一致する場合、独立条件は、
S1/ZS2*ZS3/ZS4*ZS5/ZS6*ZS7/ZS8=1
である。
-図02及び図04に一般的に示されるように、スパー歯車及びベベル歯車を使用し、唯一の遊星アクションシャフト(67)が偏心シャフト(20又は67)と一致する場合、独立条件は一般的に、
(ZS1/ZS2*ZS7/ZS8-1)*ZB3/ZB4*ZB5/ZB6=1
であり、
同様に、サテライトシャフト(45)に強固に接続されている2つのベベルサテライトを、図02及び図04に正確に示されるように、単一のベベル歯車に合体させる場合には、独立条件は、
S1/ZS2*ZS7/ZS8=2
のように簡略化される。
-スパー歯車及びベベル歯車を使用する一方で、リアクション太陽(I1)は内歯車であり、他のすべての歯車は外歯車であり、図05に正確に示されるように、単一の遊星キャリア(20)は偏心シャフト(20又は67)と一致し、ベベルサテライトは、正確に単一のベベル歯車に合体させる場合には、独立条件は、
I1/ZS2*ZS7/ZS8=1
である。
-スパー歯車及びベベル歯車を使用する一方で、リアクション太陽(I1)及びアクション太陽(I8)は内歯車であり、他のすべての歯車は外歯車であり、単一の遊星アクションシャフト(67)は偏心シャフト(20又は67)と一致し、ベベルサテライトもまた、図06に正確に示されるように、単一のベベル歯車に合体させる場合には、独立条件は、
I1/ZS2*ZS7/ZI8=2
である。
注:上記のすべての場合において、独立条件は洗練されており、単純であるが、個々の局所伝達比が関与する任意の可動部分の角度位置の不確定性をもたらさないように、特別な注意が払われるべきである。
その後、複合遊星機構のいくつかのより専門化された用途が提示される。
すでに上述したように、興味深い事例は水平軸風力タービンへのその適用であり、その結果、水平プロペラ軸上で生成されたパワー(又は、動力)は、実際にはそれが載っている複合遊星機構のキャリア(10)である、無限に回転するナセルから、これもまた実際には、複合遊星機構のフレーム(00)である固定タワーに伝達され、この伝達はナセル(10)の無限の回転とは完全に運動学的かつ動的に独立しており、運動はプロペラの回転面が利用可能な風力エネルギーの最適な利用のために最良の可能な向きをとるように要求される。
より具体的には、これらは2つの代表的な実装である:
-図07に示されるように、複合遊星機構のためのみのスパー歯車の専用使用で、水平プロペラシャフトが複合遊星機構の唯一の遊星キャリア(20)に、ベベル歯車を介してパワーを伝達する方法も示され、
-図08に示されるように、スパー歯車及びベベル歯車を使用して、水平プロペラシャフトが、同様にベベル歯車を介して、複合遊星機構の唯一の遊星アクションシャフト(67)にパワーを伝達する方法も示される。
上記のすべての場合において、発電機及び場合によっては風力タービンのギアボックスがそのタワーの基部又はその近くに位置する場合、風力タービンのタワーの上部に位置するアクション太陽(S8又はI8)からその基部又はその近くにパワーを伝達する役割を有するシャフトは十分な強度及びねじり剛性を有する細長い空間フレーム構造であってもよく、タワーの長手方向軸に沿った特定の位置でベアリングユニットで支持され、これは、もちろん一定の間隔で確実に固定した後に、検査及び保守目的のために風力タービンの上部にアクセスするためのはしごとしても使用することができる。
注:このような総変速比を達成しなければならないので、風力タービンのタワーの上部からその基部又はその付近にパワーを伝達することを引き受けるシャフトは、その固有周波数から十分に離れた周波数で回転する。
また、図09に一般的に示されているように、複合遊星機構の用途は灯台又は回転するタワー(例えば、テッサロニキ国際フェアの「OTEタワー」)等のその基部が地面に関して固定された、又は、大型掘削機又は戦車等移動可能な、建物又は任意の他の構造であり、その構造はその隣接する1つに関して、各区画の無限の角度運動の可能性を有する少なくとも2つの区画を有し、これらの例では地面又はシャーシ等の構造の1つの区画が複合遊星機構のフレーム(00)と一致し、一方、これらの例ではタワー又はタレット等の次の区画が複合遊星機構の無限回転する中心キャリア(10)と一致し、これらの区画間の無限相対回転とは無関係に、一の区画上の駆動シャフトから次の区画の被駆動シャフトに無限回転を伝達する最終結果を有する。もちろん、この手順は区画の数によって必要とされる回数だけ、1つの区画からその隣接する区画まで繰り返すことができる。
より具体的には、パワーを車輪に伝達するために、掘削機については図09(c)に示されるように、エンジン及び油圧機器を場所Bにまた、同時発生するように、図09(c)に示されるように、場所Aに収容する(又は、運ぶ/carry)能力があり、機械的差動であってもよく、純粋に機械的な動力伝達系の残りの部分であってもよく、又はエンジン(好ましくはボクサーのもの)を場所Aに及び油圧機器のみを場所Bに収容する能力があり、重心を可能な限り低く保ち、したがって、この掘削機の使用をより安全かつ有効にする。
図10に示されるような複合遊星機構の別の用途は車両の駆動輪を担持するステアリングブラケットであり、このステアリングブラケットは車両のシャーシ上に支持され、車両を操縦するために、好ましくは車輪の回転軸に垂直な軸の周りを回転し、したがって、複合遊星機構のフレーム(00)と一致するシャーシから、この車両の無限回転駆動輪へのパワーの伝達は、複合遊星機構の中心キャリア(10)と一致するステアリングブラケットの回転とは無関係に達成され、このステアリング回転は通常、有限であり、一方、この構成のおかげで、このようにして、車両を本当にホロノミックにすることもできる。
図10(b)に示されるように、図01の遊星キャリア(20)である複合遊星機構の出力は同軸スプラインシャフトに接続され、可変長のテレスコピック伝達シャフトを構成し、可変長のステアリングブラケットフレーム内で、同様に、車輪にさらに1つの自由度を与え、同様の機械工学的手法を用いて、車輪は必要な自由度をすべて獲得することができ、その結果、複合遊星機構は、多くの用途において、ボールベアリング等速ジョイントに取って代わることができる。
最後に、図11に示されるように、複合遊星機構のもう1つの用途はプロペラ駆動の航空機、ヘリコプタ、プロペラ駆動の船舶、並びに風力タービンのプロペラピッチの調整のためのその使用であり、プロペラハブは複合遊星機構の無限回転キャリア(10)と一致し、航空機フレーム、ヘリコプタフレーム、船舶フレーム、水平軸タイプの場合の風力タービンの回転するナセル、又は他の任意の場合の風力タービンの固定タワーは複合遊星機構のフレーム(00)と一致し、一方、この用途ではプロペラピッチを調整するための回転が無限であってもよく、この用途のために、図06の構成は最もコンパクトでロバストな全体的構成をもたらすので、2つの内歯車と共に使用されている。
利点:
本発明の基本的な構成は5つの可動部分、すなわち、アクション太陽、遊星アクションシャフト、サテライトシャフト、遊星リアクションシャフト及び遊星キャリアのみを含み、もちろん、中心キャリアである第6の可動部分が追加され、この中心キャリアはもちろん、設計のまさに始まりからすでに存在し、実際には、何らかの望ましくない動きを伴う可動部分である。
また、本発明の基本的な構成の動作は4対の協働する歯車のみの協働に基づいているが、これらの歯車はすべて標準的な歯車であることができ、さらに、標準的な歯車であることが好ましい。
さらに、専門化されなければならない他の要素は存在せず、したがって、結果は最も単純で最も費用効率の高い可能な構造及び保守であり、同時に、可動部品の可能な限り少ない数のために、可能な限り最高の効率が達成され、最も生産性の高い可能な動作をもたらす。
また、本発明自体の設計によって、歯車の直径の最もバランスのとれた配置を達成することができ、その結果、任意のパワートレインにおいて最も弱いリンクである問題のあるピニオンが回避されることも重要である。
さらに、本発明のいくつかの特定の用途を考慮すると、利点はより明白で理解可能になる:
-ナセルの大幅な軽量化及び大幅な施工及び保守コストの低減につながる、その回転するナセルからその静止タワーへの、風力タービンの大多数の運転要素の移設
-加えて、出願PCT/GR2021/000012の概念を本発明の1つと組み合わせること、結果は全体として風力タービンの設計によって必要とされるものと同じくらい高い総変速比を有する構成であり、したがって、この構成はプロペラシャフトから低速を取り、発電機に高速を提供し、現在使用されている増速機に取って代わる、非常に有効な増速機を備え、5つの新しい可動部品の挿入によってのみ、これらの全ての達成が実行される
-電気スリップリング等の低性能及び短寿命要素を有する、不必要に複雑な構成を回避し、もっとも単純な方法を介した電力の伝達
-それらのシャーシに関する大型掘削機又は戦車のタレットの純粋な無限回転の達成、既存の技術では回転は有限であり、全回転よりもずっと短い角度経路であるか、又は無限回転が利用可能であるが油圧配管の回転のための特別なシールを用いる場合には施工及び保守においてはるかに高価である
-掘削機又は戦車の重心のレベルをできるだけ低くすること、したがって、掘削機又は戦車の使用をより効果的かつ安全にする
-操舵のために絶対的に無限な方法でステアリングブラケットが回転しうるような、全輪駆動及び全輪ステアリング車両、現実にホロノミックなものの設計
-各ステアリングブラケットユニットの高さが必要とされるように即座に大きくすることができる、例えば険しくジャングルのような地形での消火のため、特別な使用のための、また、地面からの極めて高いクリアランスを有する車両の設計
-正常な操舵角振幅を有する従来の前輪駆動車においてさえ、同時に車両を推進及び操舵する、車輪を介して膨大な量のパワーを伝達する能力の達成、この伝達はボールベアリング等速ジョイントの精巧なボールの代わりにロバストな歯車を介して行われるので、この伝達が本発明のこの適用を、任意のタイプの車両、特に軍用のもの、又はスーパーカーの推進力ための新規かつ有望な提案になるとの事実
-有限の動作ストローク、回転又は線状の必要性のために、現在使用されている機構は有効であるとしても、プロペラピッチ調整の場合でさえ、最も優雅でコンパクトでロバストな構成の達成
-これが何を意味するかにかかわらず、プロペラピッチの調整のための無限回転の能力の達成
結論として、これらは実際には存在しない又は少数の競争に対する利点として容易に対比される本発明の多くの利点があり、存在する個々の場合はかなり穏やかである。
下記は、本願の出願当初に記載の発明である。
<請求項1>
複合遊星機構であって、
-通常の態様で空間内で静止しているか、又は移動可能なフレーム(00)と、
-「リアクション太陽」と呼ばれ、前記フレーム(00)に堅固に接続され、スパー歯車であり、それぞれ歯数ZS1又はZI1を有する外歯(S1)又は内歯(I1)のいずれかであり、その軸が「中心軸」と呼ばれる、第一ギアと、
-「アクション太陽」と呼ばれ、前記中心軸と同軸に前記フレーム(00)上に支持され、前記中心軸の周りに自由かつ無限に回転することができ、この複合遊星機構の入力又は出力のいずれかであり、スパー歯車であり、それぞれ歯数ZS8又はZI8を有する外歯(S8)又は内歯(I8)のいずれかである、第二ギアと、
-「中心キャリア」と呼ばれ、前記中心軸と同軸に前記フレーム(00)上に支持され、前記中心軸の周りに自由かつ無限に回転することができ、その各々が「遊星軸」と呼ばれ、好ましくは前記中心軸に平行であり、すべての遊星軸について前記中心軸から共通の距離にあり、好ましくは前記中心軸の周りに等角度に分布する複数の軸を有する、第一キャリア(10)を有し、
この複合遊星機構は、
-単純な遊星機構がこれらの各遊星軸に対応し、
-「遊星キャリア」と呼ばれ、その対応する遊星軸と同軸に前記中心キャリア(10)上に支持され、この遊星軸の周りで自由かつ無限に回転することができ、そのそれぞれが「サテライト軸」と呼ばれ、好ましくはこの遊星軸に平行であり、すべてのサテライト軸についてこの遊星軸から共通の距離にあり、好ましくはこの遊星軸の周りに等角度に分布する複数の軸を有する、第二キャリア(20)であって、「サテライトシャフト」と呼ばれる第一シャフト(45)は、これらのサテライト軸の各々に対応し、その対応するサテライト軸と同軸に前記遊星キャリア(20)上に支持され、このサテライト軸の周りで自由かつ無限に回転することができ、歯数ZS4又はZB4をそれぞれ有するスパー(S4)又はベベル(B4)のいずれかであり、このサテライト軸(45)の一端に同軸に強固に接続された「リアクションサテライト」と呼ばれる第三ギアと、それぞれ歯数ZS5又はZB5を有するスパー(S5)又はベベル(B5)のいずれかであり、このサテライト軸(45)の他端に同軸に強固に支持された「アクションサテライト」と称される第四ギアを有する、第二キャリア(20)と、
-「遊星リアクションシャフト」と呼ばれ、その対応する遊星軸と同軸に前記遊星キャリア(20)上に支持され、この遊星軸の周りに自由かつ無限に回転することができる第二シャフト(23)であって、歯数ZS2を有する前記リアクション太陽(S1又はI1)と協働するスパー歯車であるこの遊星リアクションシャフト(23)の一端に同軸に強固に接続された「リアクション太陽-遊星」と呼ばれる第五ギア(S2)と、それぞれ歯数ZS3又はZB3を有するスパー(S3)又はベベル(B3)のいずれかである前記リアクションサテライト(それぞれ、S4又はB4)と協働するこの遊星リアクション軸(23)の他端に同軸に強固に接続された「リアクションサテライト-遊星」と呼ばれる第六ギアを有する、第二シャフト(23)と、
-「遊星リアクションシャフト」と呼ばれ、その対応する遊星軸と同軸に前記遊星キャリア(20)上に支持され、この遊星軸を中心に自由かつ無限に回転することができる第三シャフト(67)であって、歯数ZS7を有するスパー歯車である前記アクション太陽(S8又はI8)と協働するこの遊星アクションシャフト(67)の一端に同軸に強固に接続された「アクション太陽-遊星」と呼ばれる第七ギア(S7)と、それぞれ歯数ZS6又はZB6を有するスパー(S6)又はベベル(B6)のいずれかである前記アクションサテライト(それぞれ、S5又はB5)と協働するこの遊星シャフト(67)の他端に同軸に強固に接続された「アクションサテライト-遊星」と呼ばれる第八ギアを有する、第三シャフト(67)
を有し、
-これらの8つのギアはすべて、別段の指定無き限り、直線状又はらせん状であり、スパー又はベベルであり、外歯又は内歯であり、
-この複合遊星機構の前記出力又は前記入力のいずれかは、前記アクション太陽(S8又はI8)の役割に逆依存し、前記遊星キャリア(20)のいずれか又は前記遊星アクションシャフト(67)のいずれかと一致し、「偏心シャフト」(20又は67)と呼ばれ、
-これら8つのギアのそれぞれの歯数は、前記中心キャリア(10)に対するそれ自体の軸の周りの前記偏心シャフト(20又は67)の局所角速度が前記フレーム(00)に対する前記中心キャリア(10)の角速度とは無関係であり、前記フレーム(00)に対する前記アクション太陽(S8又はI8)の角速度のみに依存するような歯数である、複合遊星機構。
<請求項2>
前記フレーム(00)上に前記中心軸と同軸に支持されたままである前記リアクション太陽(S1又はI1)がこの複合遊星機構に設定された動作の前又は動作中に、この動作と同期して、又は独立して、前記中心軸の周りを自由かつ無限に回転することができることを特徴とする、請求項1に記載の複合遊星機構。
<請求項3>
-8つの歯車はすべてスパー歯車であり、
-前記偏心軸(20又は67)は前記遊星キャリア(20)のいずれかと一致し、
-これら8つの歯車の歯数については、ZS1/ZS2*ZS3/ZS4*ZS5/ZS6*ZS7/ZS8=1の関係が当てはまる、
請求項1又は2に記載の複合遊星機構。
<請求項4>
-前記リアクションサテライト-遊星(B3)及び前記アクションサテライト-遊星(B6)はベベル歯車であり、
-前記リアクションサテライト(B4)及び前記アクションサテライト(B5)はベベル歯車であり、それら自体のサテライト軸はそれらの対応する遊星軸と垂直に交差し、
-他の4つの歯車はスパー歯車であり、
-前記アクション太陽-遊星(S7)はその遊星キャリア(20)に強固に接続され、
-偏心シャフト(20又は67)は前記遊星アクションシャフト(67)のいずれかと一致し、
-これら8つの歯車の歯数については(ZS1/ZS2*ZS7/ZS8-1)*ZB3/ZB4*ZB5/ZB6=1の関係が当てはまり、
前記リアクションサテライト(B4)及び前記アクションサテライト(B5)が単一のベベル歯車を形成する場合、これは前記リアクションサテライト-遊星(B3)と前記アクションサテライト-遊星(B6)と同時に協働するが、これら4つのスパー歯車の歯数についてはZS1/ZS2*ZS7/ZS8=2の関係が当てはまる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合遊星機構。
<請求項5>
-前記リアクション太陽(I1)は内歯車であり、
-残りの7つの歯車は外歯車にあり、
-前記アクション太陽-遊星(S7)はその遊星アクションシャフト(67)に強固に接続され、
-前記偏心シャフト(20又は67)は前記遊星キャリア(20)のいずれかと一致し、
-前記4つのスパー歯車の歯数についてはZI1/ZS2*ZS7/ZS8=1の関係があてはまる、
ことを特徴とする請求項4に記載の複合遊星機構。
<請求項6>
-前記リアクション太陽(I1)は内歯車であり、
-前記アクション太陽(I8)は内歯車であり、
-残りの6つの歯車は外歯車であり、
-前記アクション太陽-遊星(S7)は前記遊星キャリア(20)に強固に接続され、
-前記偏心シャフト(20又は67)は前記遊星アクションシャフト(67)のいずれかと一致し、
-前記4つのスパー歯車の歯数については、ZI1/ZS2*ZS7/ZI8=2の関係が当てはまる、
ことを特徴とする請求項4に記載の複合遊星機構。
<請求項7>
-水平軸風力タービンに適用され、前記風力タービンのタワーはこの複合遊星機構の前記フレーム(00)と一致し、前記風力タービンのナセルはこの複合遊星機構の無限回転する中心キャリア(10)と一致し、その結果、前記風力タービンのプロペラシャフトはこの複合遊星機構の入力である前記偏心シャフト(20又は67)及び、この複合遊星機構の出力である前記アクション太陽(S8)に、ベベル歯車を介して、又は任意の他の手段によって、パワーを伝達し、前記タワー(00)に対する前記ナセル(10)の無限回転とは無関係に、直接に又はギアボックスを通じて、前記タワーの長手方向軸の上部又は任意の他の場所のいずれかにおいて、前記フレーム(00)に関して静止している発電機を駆動し、
-前記発電機および場合によっては前記ギアボックスが前記タワーの基部又はその付近にある場合、前記タワーが前記タワーの前記上部又はその付近に位置する前記アクション太陽(S8)から前記タワーの前記基部へパワーを伝達する役割を有する前記シャフトが、前記タワーの前記長手方向軸に沿った特定の位置にあるベアリングユニットで支持された、十分な強度及びねじり剛性を有する細長い空間フレーム構造とすることができ、前記タワーの前記上部にアクセスするためのはしごとして使用することもできる
ことによって特徴づけられる、請求項1~6のいずれかに記載の複合遊星機構。
<請求項8>
-建物又は掘削機又は戦車のような構造物に適用されるものであって、前記構造物は空間内で静止し又は移動可能であり、その隣接する区画に対する各区画の無限回転能力を有する少なくとも2つの区画を有し、この構造物の各区画はこの複合遊星機構の前記フレーム(00)と一致し、次の区画はこの複合遊星機構の無限回転する中心キャリア(10)と一致し、その結果、無限回転は前記1つの区画(00)上の駆動シャフトから前記次の区画(10)上の被駆動シャフトに、それらの間の無限相対回転とは無関係に伝達される
ことによって特徴づけられる、請求項1~6のいずれかに記載の複合遊星機構。
<請求項9>
-車両のステアリングブラケットの各々に適用され、このステアリングブラケットは無限回転する駆動輪を支持し、このステアリングブラケットは前記車両の方向を変える目的で、好ましくは前記駆動輪の回転軸に垂直な軸の周りを回転することができ、車両シャーシはこの複合遊星機構の前記フレーム(00)と一致し、前記ステアリングブラケットはこの複合遊星機構の無限回転する中心キャリア(10)と一致し、その結果、無限回転が前記車両シャーシ(00)上の駆動シャフトから、最終的に前記車両の前記駆動輪を駆動する、回転するステアリングブラケット上の被駆動シャフトへ、前記車両シャーシ(00)に対する前記ステアリングブラケット(10)の回転とは無関係に、有限であれ又は無限であれ、伝達される
ことによって特徴づけられる、請求項1~6のいずれかに記載の複合遊星機構。
<請求項10>
-プロペラ駆動の航空機、又はヘリコプタ、又はプロペラ駆動の船舶、又は任意のタイプの風力タービンに適用され、プロペラハブはこの複合遊星機構の無限回転する中心キャリア(10)と一致し、航空機のフレーム、ヘリコプタのフレーム、船舶のフレーム、水平軸風力タービンの場合の回転するナセル、又は他の任意の場合の風力タービンの固定タワーはこの複合遊星機構の前記フレーム(00)と一致し、その結果、主にプロペラピッチの調整のために、前記フレーム(00)に対する前記プロペラハブ(10)の無限回転とは無関係に、有限であれ又は無限であれ、回転が前記フレーム(00)上の駆動シャフトから回転する前記プロペラハブ(10)上の被駆動シャフトへ伝達される
ことによって特徴づけられる、請求項1~6のいずれかに記載の複合遊星機構。

Claims (5)

  1. 複合遊星機構であって、
    -フレーム(00)と、
    -「中心キャリア」と呼ばれる第一キャリア(10)であって、その回転軸は「中心軸」と呼ばれ、前記第一キャリア(10)は前記フレーム(00)上に支持され、前記中心軸の周りに自由かつ無限に回転することができる、該第一キャリア(10)と、
    -好ましくは、前記中心軸と同軸に前記フレーム(00)に堅固に接続されるか、又は、前記フレーム(00)上で支持される「リアクション太陽」と呼ばれる第1ギアであって、前記中心軸の周りで自由かつ無限に回転することができ、好ましくは、スパー歯車であって、それぞれ歯数ZS1又はZI1を有する外歯(S1)又は内歯(I1)のいずれかである、該第1ギアと、
    -「アクション太陽」と呼ばれ、前記中心軸と同軸に前記フレーム(00)上に支持され、前記中心軸の周りに自由かつ無限に回転することができ、好ましくはスパー歯車であり、それぞれ歯数ZS8又はZI8を有する外歯(S8)又は内歯(I8)のいずれかであり、前記複合遊星機構の入力又は出力のいずれかである、第二ギアを有し、
    前記複合遊星機構は、
    -「遊星キャリア」と呼ばれ、前記中心キャリア(10)上に支持され、好ましくは前記中心軸に平行であり、前記中心軸から所定距離にある「遊星軸」と呼ばれる軸の周りで自由かつ無限に回転することができる第二キャリア(20)であって、前記第二キャリア(20)は、前記第二キャリア(20)上に支持され、前記遊星軸に対して平行と垂直の間、好ましくは、前記遊星軸に対して正確に平行で前記遊星軸から所定距離離間するか、あるいは、前記遊星軸に対して正確に垂直な特定の恒久的方向を有する「サテライト軸」と呼ばれる軸の周りで自由かつ無限に回転することができ、歯数ZS4又はZB4をそれぞれ有するスパー(S4)又はベベル(B4)のいずれかである前記サテライト軸と同軸に前記サテライトシャフト(45)の一端に強固に接続された「リアクションサテライト」と呼ばれる第三ギアと、それぞれ歯数ZS5又はZB5を有するスパー(S5)又はベベル(B5)のいずれかである前記サテライト軸と同軸に前記サテライトシャフト(45)の他端に強固に支持された「アクションサテライト」と称される第四ギアを有する、第二キャリア(20)と、
    -「遊星リアクションシャフト」と呼ばれ、前記遊星キャリア(20)上に支持され、前記遊星軸の周りに自由かつ無限に回転することができる第二シャフト(23)であって、歯数ZS2を有する前記リアクション太陽(S1又はI1)と適切に協働するギアである、前記遊星軸と同軸に前記遊星リアクションシャフト(23)の一端に強固に接続された「リアクション太陽-遊星」と呼ばれる第五ギア(S2)と、
    それぞれ歯数ZS3又はZB3を有する前記リアクションサテライト(それぞれ、S4又はB4)と協働するスパー(S3)又はベベル(B3)のいずれかである、前記遊星軸と同軸に前記遊星リアクションシャフト(23)の他端に強固に接続された「リアクションサテライト-遊星」と呼ばれる第六ギアを有する、第二シャフト(23)と、
    -「遊星リアクションシャフト」と呼ばれ、前記遊星キャリア(20)上に支持され、前記遊星軸の周りで自由かつ無限に回転することができる第三シャフト(67)であって、
    歯数ZS6又はZB6を有する前記アクションサテライト(それぞれ、S5又はB5)と協働するスパー(S6)又はベベル(B6)のいずれかである、前記遊星軸と同軸に前記遊星アクションシャフト(67)の一端に強固に接続された「アクションサテライト-遊星」と呼ばれる第七ギアを有し、
    前記アクション太陽(S8又はI8)は、
    K=ZS1/ZS2*ZS7/ZS8、又は、K=-ZI1/ZS2*ZS7/ZS8、又は、K=-ZS1/ZS2*ZS7/ZI8、又は、K=ZI1/ZS2*ZS7/ZI8であり、
    L=ZS3/ZS4*ZS5/ZS6、又は、L=-ZB3/ZB4*ZB5/ZB6
    として、前記遊星軸と同軸に、
    -前記遊星アクションシャフト(67)の他端(したがって、前記遊星キャリア(20)は前記複合遊星機構の前記出力又は前記入力のいずれかであり、すべての関連するギアに適用される関係はK*L=1である)、又は、
    -前記遊星キャリア(20)(したがって、前記遊星アクションシャフト(67)は前記複合遊星機構の前記出力又は前記入力のいずれかであり、すべての関連するギアに適用される関係は(1-K)*L=1である)
    のいずれかに強固に接続された、歯数ZS7を有する、前記アクション太陽(S8又はI8)と適切に協働するギアである、「アクション太陽-遊星」と呼ばれる第八ギア(S7)と共同する、該第三シャフト(67)
    を有する少なくとも1つの単純な遊星機構を有し、
    前記複合遊星機構は、前記フレーム(00)に対する前記中心キャリア(10)の無限の回転とは独立に、前記フレーム(00)上で、前記アクション太陽(S8又はI8)からの無限の回転を、前記中心キャリア(10)上の前記遊星キャリア(20)又は前記遊星アクションシャフト(67)へ、又は、その逆へ伝達する、複合遊星機構。
  2. 請求項1に記載の複合遊星機構を有する水平軸風力タービンであって、
    前記フレーム(00)は前記風力タービンの静止タワーと一致し、前記中心キャリア(10)は前記風力タービンの回転ナセル一致し、前記遊星キャリア(20)又は前記遊星アクションシャフト(67)は前記複合遊星機構の前記入力であり、ベベルギア又は任意の他の手段を介して前記風力タービンのプロペラシャフトに接続されるよう構成され、
    前記アクション太陽(S8又はI8)は前記複合遊星機構の前記出力であり、
    前記タワーの長手方向軸の上部又は任意の他の場所のいずれかにおいて、直接又はギアボックスを介して前記タワーに対して静止した発電機のシャフトに接続されるように構成され、
    前記発電機および場合によっては前記ギアボックスが前記タワーの基部又はその付近にある場合、前記シャフトは、前記タワーの前記上部に位置する前記アクション太陽(S8)から、好ましくは、前記タワーの前記長手方向軸に沿った特定の位置にあるベアリングユニットで支持された、十分な強度及びねじり剛性を有する細長い空間フレーム構造であり、前記タワーの前記上部にアクセスするためのはしごとして使用することもできる前記タワーの前記基部又はその近くへ、無限の回転を伝達するように構成されている、水平軸風力タービン。
  3. 各区画が隣接する区画に対して無限に回転する能力を有する少なくとも2つの区画を有する建物又はエレベータ又は戦車又はロボットなどの空間内で静止した又は移動可能な請求項1の複合遊星機構を有する構造物であって、
    前記フレーム(00)はこの構造物の前1つの区画と一致し、前記中心キャリア(10)はこの構造物の次の区画と一致し、
    無限の回転は前記1つの区画上の駆動シャフトから前記次の区画上の被駆動シャフトに、それらの間の無限相対回転とは無関係に伝達される、構造物。
  4. 無限回転する駆動輪を支持する車両のステアリングブラケットであって、前記ステアリングブラケットが請求項1に記載の複合遊星機構を有し、前記車両の方向を変える目的で好ましくは駆動輪の回転軸と直角な軸の周りに回転することができ、前記フレーム(00)は、車両シャーシ上と一致するように構成され、前記中心キャリア(10)は回転する前記ステアリングブラケットと一致するように構成され、その結果、
    無限の回転が前記車両シャーシ上の駆動シャフトから、前記ステアリングブラケット上の被駆動シャフトへ伝達され、前記被駆動シャフトは最終的に、前記車両シャーシに対する前記ステアリングブラケットの有限又は無限の回転とは無関係に、前記車両の前記駆動輪を駆動する、ステアリングブラケット。
  5. 請求項1に記載の複合遊星機構を有する、ヘリコプタ、又はプロペラ駆動の航空機、又はプロペラ駆動の船舶、又は任意の種類の風力タービンであって、前記フレーム(00)はそれぞれ、前記ヘリコプタのフレーム、又は前記航空機のフレーム、又は前記船舶のフレーム、又は水平軸風力タービンの回転するナセル又は任意の他の場合の前記風力タービンのタワーのいずれかと一致するように構成され、前記中心キャリア(10)は回転するプロペラハブと一致するように構成され、
    主にプロペラピッチの調整のために、前記フレームに対する前記プロペラハブの回転とは無関係に、有限又は無限の回転が前記フレーム上の駆動シャフトから無限回転する前記プロペラハブ上の被駆動シャフトへ伝達される、ヘリコプタ、又はプロペラ駆動の航空機、又はプロペラ駆動の船舶、又は任意の種類の風力タービン。
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