JP2023543156A - 複数の糸を用いたヤーンプレーティングによって布地を編むための編機および方法 - Google Patents

複数の糸を用いたヤーンプレーティングによって布地を編むための編機および方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、概してヤーンプレーティングにより布地を編む編機(100)に関する。編機(100)は、ベッド(102)に沿って往復運動し、編針(104)に糸を送るよう構成された給糸セット(120)であって、第1の糸(122a)をベッド(102)に対して第1の角度で送るための第1の孔(124a)と、第2の糸(122b)をベッド(102)に対して第1の角度よりも大きい第2の角度で送るための第2の孔(124b)と、第3の糸(122c)をベッド(102)に対して第2の角度よりも大きい第3の角度で送るための第3の孔(124c)と、を備える給糸セット(20)、を備え、編針(104)は、第1の糸(122a)と第2の糸(122b)との間に挟み込まれた第3の糸(122c)を備えるプレーティング糸のループを形成する。

Description

関連出願の相互参照
本開示は、2020年9月14日に出願されたシンガポール特許出願第10202008964T号の利益を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に、編機に関する。より詳細には、本開示は、複数の糸を用いたヤーンプレーティングによって布地を編むための編機および機械編み方法の様々な実施形態を説明する。
衣類などの、布地材料から作られた様々な布地または製品は、織る、または編むことによって製造することができる。編地は、横糸または縦糸のいずれであってもよい糸のループ間によって作られる。編地の製造方法の1つに、周期的に編地を回して両面交互に作業する横編みがある。横編みは、手作業で、または横編機を使用して自動化された方法で編地を製造することによって行うことができる。横編機は、通常、単糸を用いて編地を製造する。場合によっては、横編機は、2本の糸を使用して、プレーティング構造(plated structures)と呼ばれることもある編地を製造することができる。日本特許第6562890号明細書には、このような2本の糸を用いる編機が記載されている。
本開示の第1の態様によれば、ヤーンプレーティングにより布地を編む編機があり、編機は、
細長いベッドと、
ベッドに沿って配置された複数の編針であって、各編針が往復移動するように構成された複数の編針と、
ベッドに沿って往復移動し、編針に糸を送る給糸セットであって、
ベッドに対して第1の角度で第1の糸を送るための第1の孔と、
ベッドに対して第1の角度よりも大きい第2の角度で第2の糸を送るための第2の孔と、
ベッドに対して第2の角度よりも大きい第3の角度で第3の糸を送るための第3孔と、を備える給糸セットと、を備え、
編針の往復動作は、第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除することにより、プレーティング糸のループを布地上に形成し、各プレーティング糸のループは、第1の糸と第2の糸との間に挟み込まれた第3の糸を備える。
本開示の第2の態様によれば、ヤーンプレーティングにより布地を機械編みする方法があり、方法は、
細長いベッドに沿って複数の編針を配置するステップと、
第1の孔、第2の孔、および第3の孔を備える給糸セットを往復移動させるステップと、
第1の糸をベッドに対して第1の角度で第1の孔を通して送るステップと、
第2の糸をベッドに対して第1の角度よりも大きい第2の角度で第2の孔を通して送るステップと、
第3の糸をベッドに対して第2の角度よりも大きい第3の角度で第3の孔を通して送るステップと、
編針を往復させて、第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除するステップと、
第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除することにより、プレーティング糸のループを布地上に形成するステップであって、各プレーティング糸のループは、第1の糸と第2の糸との間に挟み込まれた第3の糸を備える、ステップとを含む。
したがって、本明細書では、本開示による編機および機械編み方法が開示される。本開示の様々な特徴、態様、および利点は、添付の図面と共に、非限定的な例としてのみ、本開示の実施形態の以下の詳細な説明からより明らかになるであろう。
本開示の実施形態による編機の図である。 本開示の実施形態による編機のラッチニードルの図である。 本開示の実施形態によるラッチニードルの往復移動の図である。 本開示の実施形態によるラッチニードルの往復移動の図である。 本開示の実施形態によるラッチニードルの往復移動の図である。 本開示の実施形態によるラッチニードルの往復移動の図である。 本開示の実施形態によるラッチニードルの往復移動の図である。 本開示のいくつかの実施形態による編機の給糸セットの図である。 本開示の実施形態による、布地を機械編みするための方法のフローチャート図である。 本開示のいくつかの実施形態による別の給糸セットの図である。 本開示のいくつかの実施形態による別の給糸セットの図である。 本開示のいくつかの実施形態による、図4の給糸セットのさらなる図である。 本開示のいくつかの実施形態による、図4の給糸セットのさらなる図である。 本開示のいくつかの実施形態による、図4の給糸セットのさらに別の図である。 本開示のいくつかの実施形態による、図4の給糸セットのさらに別の図である。 本開示のいくつかの実施形態による別の給糸セットの図である。 本開示のいくつかの実施形態による別の給糸セットの図である。 本開示の実施形態によるラッチニードル内の糸の断面図である。 本開示の実施形態によるラッチニードル内の糸の断面図である。
簡潔さおよび明瞭さのために、本開示の実施形態の説明は、図面による編機および機械編み方法に関する。本開示の態様は、本明細書で提供される実施形態と併せて説明されるが、それらは本開示をこれらの実施形態に限定することを意図するものではないことが理解されよう。それどころか、本開示は、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の範囲内に含まれる、本明細書に記載の実施形態の代替形態、修正形態、および均等物を網羅することを意図している。さらに、以下の詳細な説明では、本開示の完全な理解を提供するために具体的な詳細が記載される。しかしながら、本開示は、特定の詳細なしで、および/または特定の実施形態の態様の組み合わせから生じる複数の詳細で実施され得ることが、この分野の通常の知識を有する人物、すなわち当業者によって認識されるであろう。いくつかの例では、既知のシステム、方法、手順、および構成要素は、本開示の実施形態の態様を不必要に不明瞭にしないように詳細に説明されていない。
本開示の実施形態では、特定の図における特定の要素番号またはそれに対する参照の所与の要素または考察の描写または対応する記述材料における使用は、別の図またはそれに関連する記述材料で識別される同じ、同等の、または類似の要素または要素番号を包含することができる。
「一実施形態/例」、「別の実施形態/例」、「いくつかの実施形態/例」、「いくつかの他の実施形態/例」などへの言及は、そのように記載された実施形態/例が特定の特徴、構造、特質、特性、要素、または制限を含み得るが、すべての実施形態/例がその特定の特徴、構造、特質、特性、要素、または制限を必ずしも含むわけではないことを示す。さらに、「一実施形態/例において」または「別の実施形態/例において」という語句の繰り返しの使用は、必ずしも同じ実施形態/例を指すとは限らない。
「備える」、「含む」、「有する」などの用語は、一実施形態に列挙されたもの以外の他の特徴/要素/ステップの存在を排除するものではない。相互に異なる実施形態における特定の特徴/要素/ステップの列挙は、これらの特徴/要素/ステップの組み合わせが実施形態で使用できないことを示すものではない。
本明細書で使用される場合、「1つの(a)」および「1つの(an)」という用語は、1つまたは複数として定義される。図または関連するテキストにおける「/」の使用は、特に明記しない限り、「および/または」を意味すると理解される。本明細書における特定の数値または値の範囲の列挙は、おおよその数値または値の範囲の列挙を含むか、またはそれらであると理解される。「セット」という用語は、既知の数学的定義に従って、少なくとも1つのカーディナリティ(cardinality)を数学的に示す要素の空でない有限組織として定義される(例えば、本明細書で定義されるセットは、ユニット、シングレット(singlet)、もしくは単一要素のセット、または複数要素のセットに対応することができる)。「第1」、「第2」、「第3」などの用語は、単にラベルまたは識別子として使用され、それらの関連する用語に数値的要件を課すことを意図しない。「互いに」という用語は、2つ以上の要素間の相互関係を表す。
本開示の代表的または例示的な実施形態は、図1を参照して、複数の糸を用いたヤーンプレーティングによって布地を編むための一種の横編機などの編機100を説明する。編機100は、編地を編むために、細長いベッド(elongated bed)102と、細長いベッド102に沿って配置された複数の編針104とを含む。具体的には、各編針104は、往復移動(reciprocating motion)または往復動作(reciprocation)するように構成されている。編針104は、細長いベッド102の長手方向軸に沿って均等に分布する、すなわち均等に離間することができるように、少なくとも一列に配置することができる。編針104は、編み密度を増減させるなどのために、互いにより小さいまたはより大きい間隔で、または互いに異なる間隔で離間されてもよいことが理解されよう。往復動作または往復移動は、繰り返しの上下または前後の直線移動である。特に、各編針104は、前後に繰り返し、好ましくは細長いベッド102の長手方向軸に垂直に移動するように構成される。
いくつかの実施形態では、編機100は、細長いベッド102に沿って往復移動して編針104の往復移動を引き起こすように構成されたキャリッジ(carriage)106をさらに含む。キャリッジ106の往復動作または往復移動は、キャリッジ106が細長いベッド102の長手方向軸に沿っておよび細長いベッド102の両端の間を繰り返し前後に移動するようなものである。編機100には、キャリッジ106に結合された作動機構が設置されており、キャリッジ106を往復移動させる。例えば、作動機構は、円移動を発生させるモータと、円移動をキャリッジ106の往復直線移動に変換する亀裂(crack)とを含む。この作動機構は、細長いベッド102の下方に配置され、キャリッジ106の往復移動に伴って編針104を繰り返し往復移動させるカム機構を含む。キャリッジ106が各編針104を通過するとき、カム機構は編針104を外側に延ばし、それを内側に後退させる。この編針104の移動は、キャリッジ106が編針104を挟んで前後に往復移動することで繰り返される。
図1に示すいくつかの実施形態では、細長いベッド102は、前方フラットベッド部および後方フラットベッド部を有する逆V字形フラットベッドである。前後のフラットベッド部は、好ましくは直角である頂点で交わる。複数の編針104は、編針104の前列と編針104の後列とに分かれている。編針104の前後の列は、それぞれ前方フラットベッド部と後方フラットベッド部に配置されている。キャリッジ106が各前方編針104の上方を通過する際に、カム機構は、前後軸に垂直かつ前方フラットベッド部に平行な横軸に沿って前方編針104を適宜伸縮(extends and retracts)させる。同様に、キャリッジ106が各後方編針104の上方を通過する際に、カム機構は、前後軸に垂直かつ後方フラットベッド部に平行な横軸に沿って後方編針104を適宜伸縮させる。
いくつかの実施形態では、編針104はラッチニードル104である。図2に示すように、ラッチニードル104の各々は、ニードルステム108と、ニードルステム108の端部(頭部とも呼ばれる)に形成されたフック110と、フック110を開閉するためにニードルステム108に回転可能に結合されたラッチ112とを有する。移動するラッチニードル104およびフック110の開閉により、糸の係合および係合解除が行われ、プレーティング糸のループが形成される。
図3Aをラッチニードル104の往復移動の任意の開始点として参照すると、ラッチニードル104が外側に延び始めると、第1の糸ループ114がラッチ112を移動させ、フック110を開く。図3Bに示すように、ラッチニードル104が外側に延び続けると、第1の糸ループ114はフック110およびラッチ112から係合解除される。開いたフック110は、次に、ラッチニードル104に供給されている新しい糸116と係合する。図3Cに示すように、ラッチニードル104が内側に後退し始めると、新しい糸116は開いたフック110に係合したままであり、ラッチ112は第1の糸ループ114に係合する。図3Dに示すように、ラッチニードル104が内側に後退し続けると、第1の糸ループ114はラッチ112を移動させ、フック110を閉じる。ラッチニードル104は、内側に後退し続け、閉じたフック110に保持されている新しい糸116を引っ張る。図3Eに示すように、新しい糸116は、第1の糸ループ114を通って引っ張られ、第2の糸ループ118を形成し、それによってループ間糸構造(inter-looping yarn structure)を形成する。ラッチニードル104の列内の各ラッチニードル104は、布地の編成中に同様の方法で繰り返し移動することが理解されよう。ラッチニードル104の列が外側に延び、内側に縮むことを繰り返すと、ループ間糸ループまたはプレーティング糸のループの列が布地上に形成される。
いくつかの実施形態では、上述のラッチニードル104の代わりに他のタイプの編針104を使用することができる。例えば、編針104は、ひげ状のフックを有するひげ針であってもよい。例えば、編針104は、フックを開閉するスライダを有する複合針であってもよい。ひげ針および複合針の編成動作は、当業者によって容易に理解されることが理解されよう。
このように、編機100は、複数本の糸122を用いたヤーンプレーティングによって布地を編むように構成されている。ヤーンプレーティングは、布地に所望の効果をもたらすために、色、材料、および他の機能特性などの異なる特性を有することができる複数の糸122で同時に編む技術である。
糸122は、第1の糸122a、第2の糸122b、および第3の糸122cを含んでもよい。編機100は、移動する編針104によって編地を編む編針104に糸122を給糸する給糸セット120を含む。給糸セット120は、細長いベッド102に沿って往復移動するように、すなわち、細長いベッド102の長手方向軸に沿っておよび細長いベッド102の両端の間を繰り返し前後に移動するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、給糸セット120は、キャリッジ106が布地の編成中に編針104の往復移動を制御するために細長いベッド102に沿って前後に往復移動する間に、互いに連動して移動するようにキャリッジ106と結合される。いくつかの他の実施形態では、編機100は、キャリッジ106とは独立して給糸セット120を往復移動させるための作動機構を含む。作動機構は、給糸セット120の往復移動を行うための1つまたは複数のサーボモータを含んでもよい。
図4に示すように、給糸セット120は、第1の糸122aを細長いベッド102に対して第1の角度で送るための第1の孔124aと、第2の糸122bを細長いベッド102に対して第2の角度で送るための第2の孔124bと、第3の糸122cを細長いベッド102に対して第3の角度で送るための第3の孔124cとを含む。角度は、それぞれの糸122の送り方向と細長いベッド102の長手方向軸との間で測定された鋭角である。孔124は、糸122が編成のために編針104に供給されるときに互いに絡まないように、特定の寸法および幾何学的形状で配置および構成される。具体的には、第2の角度は第1の角度よりも大きく、第3の角度は第2の角度よりも大きい。好ましくは、各角度は45°未満である。
図5に示す本開示の様々な実施形態では、ヤーンプレーティングによって布を機械編みするための方法200がある。特に、方法200は、編機100または他の同様の機械/システムを使用して実行される。方法200は、布地を編むために複数の編針104を細長いベッド102に沿って配置するステップ202を含む。方法200は、給糸セット120を細長いベッド102に沿って往復移動させるステップ204を含み、給糸セット120は、第1の孔124a、第2の孔124b、および第3の孔124cを含む。
方法200は、編地を編むために糸122を編針104に送るステップを含む。送るステップは、第1の糸122aを第1の孔124aを通して細長いベッド102に対して第1の角度で送るステップ206を含む。送るステップは、第2の糸122bを第2の孔124bを通して細長いベッド102に対して第1の角度よりも大きい第2の角度で送るステップ208を含む。送るステップは、第3の糸122cを第3の孔124cを通して細長いベッド102に対して第2の角度よりも大きい第3の角度で送るステップ210を含む。
方法200は、編針104を往復させて、第1から第3の糸122を一括して繰り返し係合および係合解除するステップ212を含む。具体的には、第1の糸122a、第2の糸122b、および第3の糸122cが、それぞれ第1の孔124a、第2の孔124b、および第3の孔124cを通して同時に送られ、それにより、編針104が糸122を係合または係合解除するたびに、第1の糸122a、第2の糸122b、および第3の糸122cのすべてが、それぞれ編針104によって同時に係合または係合解除される。
方法200は、第1から第3の糸122を一括して繰り返し係合および係合解除することによって、布地上にプレーティング糸のループを形成するステップ214を含む。これにより、第1の孔124a、第2の孔124b、および第3の孔124cを通して第1の糸122a、第2の糸122b、および第3の糸122cが同時に送られ、移動する編針104が第1の糸から第3の糸122を一括して繰り返し係合および係合解除することで、布地にプレーティング糸のループが形成される。
したがって、編機100および方法200を使用して、上述のようにプレーティング糸のループを形成することによって布地を編むことができる。各プレーティング糸のループは、第1の糸122a、第2の糸122b、および第3の糸122cのすべてを含む。各プレーティング糸のループを形成する際には、糸122が互いに絡まないように編針104に送り込まれ、糸122が互いにねじれたり交差したりすることを防止する。また、第1から第3の糸122の角度関係により、各プレーティング糸のループは、第1の糸122aと第2の糸122bとの間に挟み込まれた第3の糸122cを含む。これにより、3種類の異なる糸材を積層して編地を形成することができる。
図6Aに示すいくつかの実施形態では、給糸セット120は、ヤーンプレーティングのための第1から第3の孔124を有する底給糸装置(sole yarn feeder device)130を含む。底給糸装置130は、孔124が形成された本体構造体を有する。第1の孔124aは、第3の孔124cよりも下方に位置する第2の孔124bよりも下方に位置する。これにより、第2の孔124bを通る第2の糸122bの送出ラインの第2の角度は、第1の孔124aを通る第1の糸122aの送出ラインの第1の角度よりも大きく、第3の孔124cを通る第3の糸122cの送出ラインの第3の角度よりも小さくなる。さらに、孔124は、孔124間の適切な距離、細長いベッド102に対する孔124の適切な距離、孔124の適切なサイズおよび形状で設計される。したがって、孔124は、糸122が編成のために編針104に供給されるときに互いに絡まない/ねじれない/交差しないように、特定の寸法および幾何学的形状で配置および構成される。
一実施形態では、孔124の位置は互いに固定されている。他の実施形態では、第1から第3の孔124の少なくとも1つが、残りの孔124に対して位置調整可能に構成されている。好ましくは、すべての孔124は、特に異なる種類の糸122での使用に適した編機100を作るために、より大きな調整の自由度を可能にするように位置調整可能である。
図6Bに示すように、底給糸装置130は、スリーブ構造体(sleeve structure)132と、孔124の位置を調整するために互いに協働する複数の周辺構造体(peripheral structures)134とを含むことができる。スリーブ構造体132は、それを通して第1から第3の糸122を受け入れるように配置される。環状構造体またはリングの形態であってもよい周辺構造体134は、スリーブ構造体132と共に配置されて孔124を形成する。例えば、スリーブ構造体132はスリット136を有し、周辺構造体134はスリット136に対して位置決めされてそれぞれの孔124を形成する。周辺構造体136の少なくとも1つは、スリーブ構造体132に沿って移動可能であり、孔124の少なくとも1つを残りの孔124に対して位置調整することができる。
図4に示すいくつかの実施形態では、給糸セット120は、ヤーンプレーティングのための第1の給糸装置140および第2の給糸装置142を含む。第1の給糸装置140は、第1から第3の孔124のうちの2つを有し、第2の給糸装置142は、残りの孔124を有する。好ましくは、第1の給糸装置140は、第1の孔124aおよび第2の孔124bを有し、第2の給糸装置142は、第3の孔124cを有する。また、給糸セット120は、第1の給糸装置140と第2の給糸装置142とが連動して移動するように、細長いベッド102に沿って往復移動し、第1の給糸装置140は、給糸セット120の変位方向に沿って第2の給糸装置142を常に先行または追従する。
一実施形態では、編機100は、互いに連動するように給糸セット120に結合されたキャリッジ106を含む。図7Aに示すように、キャリッジ106が右から左への変位方向に沿って移動しているとき、第1の給糸装置140は、第2の給糸装置142に先行している。すべての糸122は張力がかけられており、右から左に引っ張られている。キャリッジ106は、往復移動の一端に到達すると方向を反転する。図7Bに示すように、キャリッジ106が左から右への逆変位方向に沿って移動しているとき、第1の給糸装置140は、第2の給糸装置142に先行している。すべての糸122は張力がかけられており、左から右に引っ張られている。このため、第1の給糸装置140は、常に第2の給糸装置142に先行する。しかしながら、第1の給糸装置140が第2の給糸装置142を常に追従する場合など、他の構成も同様に可能であることが理解されよう。
キャリッジ106は、第1の給糸装置140および第2の給糸装置142をキャリッジ106に結合するための回転機構を含んでもよい。回転機構は、キャリッジ106の往復移動の両端部において、第1の給糸装置140および第2の給糸装置142の向きを反転させるように構成されている。より具体的には、往復移動の各端部において、キャリッジ106は、その向きを維持する一方で、回転機構が第1の給糸装置140および第2の給糸装置142の向きを反転させると、逆変位方向に移動し始める。あるいは、キャリッジ106の作動機構は、キャリッジ106をその各端部で逆方向にさせる往復移動経路に沿ってキャリッジ106を移動させることができる。より具体的には、往復移動の各端部において、キャリッジ106は、回転してその向きを変更し、逆変位方向に移動し始める一方で、回転機構は、第1の給糸装置140および第2の給糸装置142の互いに対する向きを維持する。
あるいは、キャリッジ106は、第1の給糸装置140および第2の給糸装置142をキャリッジ106に対して移動させるための1組のソレノイドアクチュエータを含んでもよい。具体的には、キャリッジ106は、第1の給糸装置140用の第1のソレノイドアクチュエータ150と、第2の給糸装置142用の第2のソレノイドアクチュエータ152とを含む。図8Aに示すように、キャリッジ106は、往復移動の一端にあり、右から左に移動し始める。ソレノイドアクチュエータ150、152は、給糸装置140、142を所望の向きにロックするように制御され、第1の給糸装置140は、右から左への変位方向に沿って第2の給糸装置142に先行している。図8Bに示すようにキャリッジ106が往復移動の他端に到達し、左から右への移動を開始すると、ソレノイドアクチュエータ150、152はロック解除され、給糸装置140、142を左から右への変位方向の所望の向きに移動させる。次いで、ソレノイドアクチュエータ150、152は、給糸装置140、142を所望の向きにロックし、第1の給糸装置140は、左から右への変位方向に沿って第2の給糸装置142に先行している。
別の実施形態では、編機100は、給糸セット120を移動させるための作動機構を含む。給糸セット120は、編針104の往復動作を制御するように構成されているキャリッジ106とは独立して、作動機構によって移動可能に構成されている。作動機構は、キャリッジ106とは独立して給糸セット120を移動させるように構成されている。作動機構は、第1の給糸装置140用の第1のサーボモータおよび第2の給糸装置142用の第2のサーボモータを含む。サーボモータは、給糸セット120の変位方向に応じて給糸装置140、142を所望の向きに移動させ、給糸装置140、142を所望の向きにロックするように構成されている。
上述したように、孔124は、糸122が編成のために編針104に供給されるときに互いに絡まない/ねじれない/交差しないように、特定の寸法および幾何学的形状で配置および構成される。また、第1の給糸装置140および第2の給糸装置142は、適切な距離で配置されている。この配置は、糸122の角度関係を達成し、すべての糸122が互いに絡まない/ねじれない/交差しないように正しい送り角度を維持するためのものである。
図9Aおよび図9Bに示すいくつかの実施形態では、第1の給糸装置140は、第1の給糸部品144および第2の給糸部品146を含む。第1の給糸部品144は、2つの孔124のうちの一方を含み、第2の給糸部品146は、2つの孔124のうちの他方を含む。好ましくは、第1の給糸部品144は、第1の孔124aを含み、第2の給糸部品146は、第2の孔124bを含む。第2の給糸部品146は、第1の給糸部品144に回転可能に結合されており、それにより第2の給糸部品146は、給糸セット120の変位方向に沿って第1の給糸部品144を常に先行または追従する。
一実施形態では、編機100は、互いに連動するように給糸セット120に結合されたキャリッジ106を含む。図9Aに示すように、キャリッジ106が右から左への変位方向に沿って移動しているとき、第1の給糸装置140は、第2の給糸装置142に先行している。さらに、第2の給糸部品146は、第2の給糸部品146が第1の給糸部品144に追従するように、第1の給糸部品144に対して第1の回転位置に回転または揺動される。第2の給糸部品146は、キャリッジ106が移動している間、第1の回転位置に固定されている。すべての糸122は張力がかけられており、右から左に引っ張られている。図9Bに示すように、キャリッジ106が方向を反転させて、左から右への反転変位方向に沿って移動しているとき、第1の給糸装置140は、第2の給糸装置142に先行している。さらに、第2の給糸部品146は、第2の給糸部品146が第1の給糸部品144に追従するように、第1の給糸部品144に対して第2の回転位置に回転または揺動される。第2の給糸部品146は、キャリッジ106が移動している間、第2の回転位置に固定されている。すべての糸122は張力がかけられており、左から右に引っ張られている。したがって、第1の給糸装置140は常に第2の給糸装置142に先行し、第2の給糸部品146は常に第1の給糸部品144を追従する。しかしながら、第1の給糸装置140が第2の給糸装置142を常に追従し、および/または第2の給糸部品146が常に第1の給糸部品144に先行する場合など、他の構成も同様に可能であることが理解されよう。
第2の給糸部品146は、キャリッジ106の往復移動の両端で第2の給糸部品146が自動的に方向を反転するように、第1の給糸部品144に回転可能に結合されてもよい。より具体的には、往復移動の両端において、第2の給糸部品146は、第1の回転位置と第2の回転位置との間で回転または揺動し、キャリッジ106が移動する際はその回転位置に固定されたままである。キャリッジ106は、これを容易にするために、第2の給糸部品146に結合された適切な機構を含んでもよい。例えば、この機構は、上述のソレノイドアクチュエータおよび/またはサーボモータを含んでもよい。
別の実施形態では、編機100は、給糸セット120を移動させるための作動機構を含む。給糸セット120は、編針104の往復動作を制御するように構成されているキャリッジ106とは独立して、作動機構によって移動可能に構成されている。作動機構は、キャリッジ106とは独立して給糸セット120を移動させるように構成されている。作動機構は、第1の給糸装置140および第2の給糸装置142を移動させるための1組のサーボモータを含む。サーボモータは、上述したように、給糸セット120の変位方向に応じて給糸装置140、142を所望の向きに移動させ、給糸装置140、142を所望の向きにロックするように構成されている。さらに、サーボモータは、給糸セット120が移動する間に、第2の給糸部品146を第1の給糸部品144に対して回転または揺動させ、第2の給糸部品146を所定の位置に固定するように構成されている。
上述したように、孔124は、糸122が編成のために編針104に供給されるときに互いに絡まない/ねじれない/交差しないように、特定の寸法および幾何学的形状で配置および構成される。また、第1の給糸装置140、第2の給糸装置142、第1の給糸部品144、および第2の給糸部品146は、適切な距離で配置されている。この配置は、糸122の角度関係を達成し、すべての糸122が互いに絡まない/ねじれない/交差しないように正しい送り角度を維持するためのものである。
いくつかの実施形態では、給糸セット120は、ヤーンプレーティングのための第1の給糸装置、第2の給糸装置、および第3の給糸装置を含む。第1の給糸装置は第1の孔124aを有し、第2の給糸装置は第2の孔124bを有し、第3の給糸装置は第3の孔124cを有する。第1から第3の給糸装置の各々は、上述した第2の給糸装置142の形態であってもよい。また、第1から第3の給糸装置は、給糸セット106の往復移動により、互いに連動して移動するように構成されている。ソレノイドアクチュエータおよびサーボモータなどの上述したものと同様の機構が、第1から第3の給糸装置に同様にまたは類似して適用されて、それらが互いに協働して動くことができることが理解されよう。特に、第1から第3の給糸装置は、給糸セット120が細長いベッド102に沿って往復移動する間、適切な先行/追従位置に移動するように構成されている。
本明細書に記載の様々な実施形態では、編機100および/または機械編み方法200は、衣類などの布製品を形成するために使用することができる布地を編むために使用することができる。特に、第1から第3の糸122の角度関係により、各プレーティング糸のループは、第1の糸122aと第2の糸122bとの間に挟み込まれた第3の糸122cを含む。図10Aは、編針104、具体的にはラッチニードル104が外側に延びているときの糸122の断面配置を示す。図10Bは、編針104が内側に縮んでいるときの糸122の断面配置を示す。
編針104の頭部から最も遠い位置にある第1の糸122aは、編地の表面に表糸または主糸として現れる。表面は、この編地から作られた衣類の着用者から外方に面する側面であるテクニカルフェイス(technical face)と呼ぶことができる。編針104の最も頭側に位置する第2の糸122bは、編地の裏面に裏糸または裏プレーティング糸として現れる。裏面は、着用者の内側に面する側面であるテクニカルバック(technical back)と呼ぶことができる。第1の糸122aと第2の糸122bとの間に位置する第3の糸122cは、編地の中糸を形成する。給糸セット120および孔124は、編針104によって糸122が絡まることなく繰り返し係合/係合解除できるように適宜配置されている。これにより、編機100が詰まりやすくなったり、誤作動したりすることが防止され、3本の糸122のすべてで効率よく編地を編むことができる。
したがって、編機100および/または機械編み方法200を使用して、衣類などの布製品を形成することができる。布製品は、積層またはプレーティング構造配置の少なくとも3本の異なる糸材料から形成された編地材料を有する。布製品の様々な機能/特性を達成するために、様々な糸材料を使用することができる。そのような糸材料および/または所望の機能/特性の非限定的な例を以下に列挙する。
1.衝撃/衝撃吸収保護特性
2.優れた吸上特性および乾燥特性をそれぞれ得るための疎水性および親水性の糸
3.優れた伸縮性
4.布地材料の技術面および技術裏面の異なる特性
5.断熱性等の絶縁性
6.香りなどの特定の物質をゆっくり放出するためのマイクロカプセル化糸
7.挟み混まれた第3の糸122cに隠された活性加熱層
8.挟み込まれた第3の糸122cに隠された抗菌層
いくつかの実施形態では、細長いベッド102は、前方フラットベッド部および後方フラットベッド部を有する。布地の編成中に、スペーサまたはインレイを前後のフラットベッド部の間に配置して、スペーサの両側にプレーティング糸のループを形成することができる。特に、給糸セットによって3本の糸122が前後のフラットベッド部に給糸されるため、スペーサの両側に3本の糸122が形成される。これにより、スペーサを有する編地は、テクニカルフェイスに3層、テクニカルバックに3層、スペーサ層の合計7層を有する。1つまたは複数の追加のスペーサ/インレイを配置することによって、追加の層を形成することができることが理解されよう。
上記の詳細な説明では、編機および機械編み方法に関する本開示の実施形態が、提供された図を参照して説明されている。本明細書の様々な実施形態の説明は、本開示の具体的なまたは特定の表現を呼び出すか、またはそれにのみ限定されることを意図するものではなく、単に本開示の非限定的な例を説明するためのものである。本開示は、先行技術に関連する上述の課題および問題の少なくとも1つに対処するのに役立つ。本開示のいくつかの実施形態のみが本明細書に開示されているが、本開示の範囲から逸脱することなく、開示された実施形態に対して様々な変更および/または修正を行うことができることは、本開示を考慮する当業者には明らかであろう。したがって、本開示の範囲および以下の特許請求の範囲は、本明細書に記載の実施形態に限定されない。

Claims (20)

  1. ヤーンプレーティングにより布地を編む編機であって、
    細長いベッドと、
    前記ベッドに沿って配置された複数の編針であって、各編針が往復移動するように構成された複数の編針と、
    前記ベッドに沿って往復移動し、前記編針に糸を送る給糸セットであって、
    第1の糸を前記ベッドに対して第1の角度で送るための第1の孔と、
    第2の糸を前記ベッドに対して前記第1の角度よりも大きい第2の角度で送るための第2の孔と、
    第3の糸を前記ベッドに対して前記第2の角度よりも大きい第3の角度で送るための第3の孔と、を備える給糸セットと、
    を備え、
    前記編針の前記往復移動は、前記第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除することにより、プレーティング糸のループを前記布地上に形成し、各プレーティング糸のループは、前記第1と第2の糸との間に挟み込まれた前記第3の糸を備える、
    編機。
  2. 前記給糸セットは、前記第1から第3の孔を備える底給糸装置を備える、
    請求項1に記載の編機。
  3. 前記底給糸装置は、前記第1から第3の孔の少なくとも1つが位置調整可能に構成されている、
    請求項2に記載の編機。
  4. 前記底給糸装置は、
    それを通して前記第1から第3の糸を受け入れるためのスリーブ構造体と、
    前記スリーブ構造体と共に配置されて前記第1から第3の孔を形成する複数の周辺構造体と、を備える、
    請求項2または3に記載の編機。
  5. 前記周辺構造体の少なくとも1つは、前記第1から第3の孔の少なくとも1つの位置を調整するために前記スリーブ構造体に沿って移動可能である、
    請求項4に記載の編機。
  6. 前記給糸セットは、
    前記第1から第3の孔のうちの2つを備える第1の給糸装置と、
    残りの孔を備える第2の給糸装置と、
    を備え、
    前記第1および第2の給糸装置は、前記第1の給糸装置が前記給糸セットの変位方向に沿って前記第2の給糸装置を常に先行または追従するように、互いに連動して移動するように構成されている、
    請求項1に記載の編機。
  7. 前記第1の給糸装置が前記給糸セットの前記変位方向に沿って前記第2の給糸装置を常に先行または追従するように、前記第1の給糸装置および前記第2の給糸装置を移動させるためのソレノイドアクチュエータおよび/またはサーボモータのセットをさらに備える、
    請求項6に記載の編機。
  8. 前記第1の給糸装置は、前記第1および前記第2の孔を備え、前記第2の給糸装置は、前記第3の孔を備える、
    請求項6または7に記載の編機。
  9. 前記第2の給糸装置は、
    前記2つの孔のうちの一方を備える第1の給糸部品と、
    前記2つの孔のうちの他方を備える第2の給糸部品と、
    を備え、
    前記第2の給糸部品は、前記第1の給糸部品に回転可能に結合され、それにより前記第2の給糸部品は、前記給糸セットの変位方向に沿って前記第1の給糸部品を常に先行または追従する、
    請求項6から8のいずれか1項に記載の編機。
  10. 前記給糸セットは、
    前記第1の孔を備える第1の給糸装置と、
    前記第2の孔を備える第2の給糸装置と、
    前記第3の孔を備える第3の給糸装置と、
    を備え、
    前記第1から第3の給糸装置は、互いに連動して移動するように構成されている、
    請求項1に記載の編機。
  11. ヤーンプレーティングにより布地を機械編みする方法であって、
    細長いベッドに沿って複数の編針を配置するステップと、
    前記編針に糸を送るための給糸セットを往復移動させるステップであって、前記給糸セットが第1の孔と、第2の孔と、第3の孔とを備える、ステップと、
    第1の糸を前記ベッドに対して第1の角度で前記第1の孔を通して送るステップと、
    第2の糸を前記ベッドに対して前記第1の角度よりも大きい第2の角度で前記第2の孔を通して送るステップと、
    第3の糸を前記ベッドに対して前記第2の角度よりも大きい第3の角度で前記第3の孔を通して送るステップと、
    前記編針を往復移動させて、前記第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除するステップと、
    前記第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除することにより、プレーティング糸のループを前記布地上に形成するステップであって、各プレーティング糸のループは、前記第1と第2の糸との間に挟み込まれた前記第3の糸を備える、ステップとを含む、
    方法。
  12. 前記給糸セットは、前記第1から第3の孔を備える底給糸装置を備える、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記給糸セットは、
    前記第1から第3の孔のうちの2つを備える第1の給糸装置と、
    残りの孔を備える第2の給糸装置と、
    を備え、
    前記第1および第2の給糸装置は、前記第1の給糸装置が前記給糸セットの変位方向に沿って前記第2の給糸装置を常に先行または追従するように、互いに連動して移動するように構成されている、
    請求項11に記載の方法。
  14. 前記第2の給糸装置は、
    前記2つの孔のうちの一方を備える第1の給糸部品と、
    前記2つの孔のうちの他方を備える第2の給糸部品と、
    を備え、
    前記第2の給糸部品は、前記第1の給糸部品に回転可能に結合され、それにより前記第2の給糸部品は、前記給糸セットの変位方向に沿って前記第1の給糸部品を常に先行または追従する、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記給糸セットは、
    前記第1の孔を備える第1の給糸装置と、
    前記第2の孔を備える第2の給糸装置と、
    前記第3の孔を備える第3の給糸装置と、
    を備え、
    前記第1から第3の給糸装置は、互いに連動して移動するように構成されている、
    請求項11に記載の方法。
  16. ヤーンプレーティングのための給糸装置であって、
    本体構造体と、
    第1の糸を送るために前記本体構造体に形成された第1の孔と、
    第2の糸を送るために前記本体構造体に形成された第2の孔と、
    第3の糸を送るために前記本体構造体に形成された第3の孔と、
    を備える、
    給糸装置。
  17. それを通して前記第1から第3の糸を受け入れるためのスリーブ構造体と、
    前記スリーブ構造体と共に配置されて前記第1から第3の孔を形成する複数の周辺構造体と、を備える、
    請求項16に記載の給糸装置。
  18. 前記周辺構造の少なくとも1つは、前記第1から第3の孔の少なくとも1つの位置を調整するために前記スリーブ構造体に沿って移動可能である、
    請求項17に記載の給糸装置。
  19. ヤーンプレーティングによる機械編みの方法によって形成された布製品であって、前記方法は、
    細長いベッドに沿って複数の編針を配置するステップと、
    給糸セットを往復移動させるステップであって、前記給糸セットが第1の孔と、第2の孔と、第3の孔とを備える、ステップと、
    第1の糸を前記ベッドに対して第1の角度で前記第1の孔を通して送るステップと、
    第2の糸を前記ベッドに対して前記第1の角度よりも大きい第2の角度で前記第2の孔を通して送るステップと、
    第3の糸を前記ベッドに対して前記第2の角度よりも大きい第3の角度で前記第3の孔を通して送るステップと、
    前記編針を往復移動させて、前記第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除するステップと、
    前記第1から第3の糸を一括して繰り返し係合および係合解除することによりプレーティング糸のループを前記布製品上に形成するステップと、
    を含み、
    前記布製品は、前記プレーティング糸のループのネットワークを含み、各プレーティング糸のループは前記第1と第2の糸との間に挟み込まれた前記第3の糸を備える、
    布製品。
  20. スペーサをさらに備え、前記スペーサの両側がそれぞれ前記第1から第3の糸を備える、
    請求項19に記載の布製品。
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