JP2023542272A - プリント回路基板を製造するための方法 - Google Patents

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Abstract

金属導体構造を有するプリント回路基板を製造するための方法であって、a. 膜又は板として具現化され、第1の基板面(101a)及び第2の基板面を有し、非導電性有機高分子材料から少なくとも部分的に成るベース基板(101)を提供するステップであって、第1の基板面(101a)が、キャッピング金属層(102)で覆われる、ステップと、b. キャッピング金属層(102)を局所的に除去するステップとを有し、キャッピング金属層(102)を局所的に除去することが、c. キャッピング金属層にマスク層(103)を付着させることと、d. レーザによってマスク層(103)を局所的に除去することであって、その結果、第1の基板面(101a)が、第1の基板面(101a)がキャッピング金属層(102)でのみ覆われる少なくとも1つの第1のサブ領域(104)と、第1の基板面(101a)がキャッピング金属層(102)及びマスク層(103)で覆われる少なくとも1つの第2のサブ領域(105)とに分割される、局所的に除去することと、e. エッチング液によって少なくとも1つの第1のサブ領域(104)のキャッピング金属層(102)を除去することとによって達成される、方法。f. マスク層(103)は、チタン、亜鉛、二酸化チタン、窒化チタン、酸化亜鉛及び/又は高分子材料から形成されることが提案されている。

Description

以下で説明される本発明は、プリント回路基板を製造するための方法に関し、また、その方法によって製造されるプリント回路基板にも関する。
プリント回路基板(略してPCB)は、電子コンポーネント用のキャリアとしての役割を果たし、それらの電気接触を保証する。ほぼすべての電子デバイスが1つ又は複数のプリント回路基板を含む。
プリント回路基板は、常に、ベース基板を含み、ベース基板は、非導電性の形態であり、その少なくとも1つの基板面は、電子コンポーネントの電気接触のための導体トラック(略して導体構造)から構成される構造を有する。一般に、プリント回路基板のベース基板は、繊維強化プラスチック、高分子膜又はラミネート加工紙から成る。導体トラックは、通常、銅などの金属から成る。
最も単純な事例では、ベース基板の一面のみが導体構造を有する。しかし、より複雑な回路は、複数の導体トラック平面を必要とする場合が多く、その場合、多層プリント回路基板(又は略して多層基板(MLB))が必要とされる。これらの事例では、例えば、キャリア層の両面に導体構造が提供されるか、又は、各々が1つずつ導体トラック平面を有する多数のベース基板を組み合わせてMLBが形成される。具体的には、両面に導体構造が提供されるベース基板は、多層構造物の基盤を形成することもできる。様々な導体トラック平面の導体トラックは、ビアによって互いに電気的に接続することができる。この目的のため、例えば、ベース基板にドリルで穴を開け、ドリル穴の壁をメタライズ処理することができる。
導体構造は、通常、多段フォトリソグラフィプロセスにおいて、フォトレジスト(略してレジスト)を使用してベース基板上に減法的に形成され、フォトレジストの現像液中での溶解度は、放射線(より具体的には、UV放射線)による影響を受け得る。通常の手順の1つでは、金属層(通常、銅層)がベース基板上に形成され、フォトレジスト層で覆われる。フォトレジスト層は、例えば、金属層上にラミネート加工することができる。その後、露光ステップにおいて、フォトレジスト層が前述の放射線に暴露され、層のサブ領域は、露光マスクによって、放射線の暴露から保護される。使用されるフォトレジスト及び使用される現像液に応じて、フォトレジスト層の暴露されたサブ領域又は暴露されていないサブ領域は、現像液に溶け易く、下流のステップ(レジスト除去)において除去することができる。この下流のステップ(現像ステップ)では、ベース基板上の金属層のサブ領域は、覆われておらず、さらなる下流のステップ(エッチングステップ)において湿式化学的に除去することができる。後続のレジストの完全な除去の後に残る金属層の残部は、所望の導体構造を形成する。この構造は、任意選択により、蒸着ステップにおいて、例えば、適切な金属の電着によって、強化することができる。
従って、この製造により、導体トラックがベース基板の表面に位置することが決定付けられる。MLBの製造の事例では、これは、不利であり得る。導体トラックが提供されたベース基板の表面がさらなるベース基板に圧接される場合は、その後、押圧の間に生じる温度及び圧力に起因する偏差が原因で、モニタリング及び補正が必要とされる場合が多い。ベース基板の表面の導体トラックは、特に、そのような応力を受ける。一般的に言えば、基板上の導体トラックの距離及び寸法が小さいほど、例えば、既存のインピーダンス及び信号速度要件に関して、対応するモニタリング及び補正の必要性は大きくなる。
環境上の理由により、説明されるように、ベース基板上に形成される金属層の減法的エッチングにおける問題が存在する。市販のフォトレジストは、再利用可能なものではない。生じる廃液は、有機化合物をわずかに含み、結果的に、それらを環境適合的に処理することは複雑且つ高価である。その上、多くのプロセスでは、別個のプロセスステップにおいて、減法的エッチングの後に形成されたレジストを除去する必要がある。
本発明は、説明される問題を回避できるか又は少なくとも低減できるプリント回路基板を製造するための手順を開発するという目的に基づくものであった。
この目的を達成するため、本発明は、以下で説明される方法を提案し、また、具体的には、以下で説明される請求項1の特徴を有するプロセスの好ましい実施形態も提案する。本発明の開発は、従属請求項の対象である。すべての請求項の表現は、参照により本説明の内容に組み込まれる。
金属導体構造を有するプリント回路基板を製造するための本発明の方法は、常に、この直後に記載のステップa.~e.、すなわち、
a. 膜又は板として具現化され(embodied)、第1の基板面及び第2の基板面を有し、非導電性有機高分子材料から少なくとも部分的に成るベース基板を提供することであって、第1の基板面が、キャッピング金属層で覆われる、提供することと、
b. キャッピング金属層を局所的に除去することと
を含み、キャッピング金属層を局所的に除去することが、
c. キャッピング金属層にマスク層を付着させることと、
d. レーザによってマスク層を局所的に除去することであって、その結果、第1の基板面が、第1の基板面がキャッピング金属層でのみ覆われる少なくとも1つの第1のサブ領域と、第1の基板面がキャッピング金属層及びマスク層で覆われる少なくとも1つの第2のサブ領域とに分割される、局所的に除去することと、
e. エッチング液によって少なくとも1つの第1のサブ領域のキャッピング金属層を除去することと
によって達成される。
方法は、特に、以下のステップによって特徴付けられる。
f. マスク層は、キャッピング金属層の金属よりも、エッチング液に対する化学的耐性がある金属及び/又は金属化合物並びに/或いは高分子材料から形成される。
本発明は、PCB製造において従来のフォトレジストプロセスを置き換えることを可能にする。従来方式で使用されるフォトレジストの代わりに、レーザアブレーション技法によって構造化できるという利点を有する金属及び/又は金属化合物並びに/或いは高分子材料を使用して、マスク層が形成される。上記のステップd.内でアブレーション加工される金属又は金属化合物は、例えば、吸引下で取り除き、収集し、再利用して、例えば、さらなるマスク層を形成することができる。従って、本発明の方法は、循環系におけるプリント回路基板の環境適合的な製作を可能にする。
本発明の好ましい開発では、方法は、この直後に記載の特徴a.~c.、すなわち、
a. キャッピング金属層が、銅から形成されることと、
b. エッチング液が、銅をエッチングするための溶液であることと、
c. マスク層が形成される金属及び/又は金属化合物並びに/或いは高分子材料が、銅よりも、エッチング液に対する化学的耐性があることと
の少なくとも1つを追加的に含む。
より好ましくは、この直前に記載のステップa.~c.は、互いに組み合わせて実現される。
当業者は、問題の銅が必ずしも超高純度の銅である必要はないことを理解している。好ましくは少量で、キャッピング金属層は、任意選択により、さらなる1つ又は複数の他の金属をわずかに含む。従って、キャッピング金属層は、銅合金からも成り得る。
キャッピング金属としての銅又は銅合金の適切な代替例は、原理上、ニッケルクロム合金を含む。この事例では、エッチング液は、ニッケルクロム合金をエッチングするための溶液である。この事例では、マスク層が形成される金属及び/又は金属化合物並びに/或いは高分子材料は、ニッケルクロム合金よりも、エッチング液に対する化学的耐性があるものでなければならない。
ごく一般的には、本発明と関係する化学的耐性は、エッチング液と接触する金属又は合金が溶液に溶解する傾向が低いことを意味するものと理解されている。従って、エッチング液と接触した場合、ある金属は、別の金属よりも化学的耐性があり、同一の条件下では(具体的には、同じエッチング液、同じ温度)、よりゆっくりと溶解する。
キャッピング層は、それが構成される材料にかかわらず、途切れのないもの(uninterrupted)であるべきである。好ましくは、キャッピング層は、10nm~10μmの範囲、より好ましくは、20nm~6μmの範囲の厚さを有する。
エッチング液は、より好ましくは、塩化銅又は過硫酸アンモニウムに基づくエッチング液である。これは、キャッピング金属層が銅又は銅合金から形成される場合に特に当てはまる。
キャッピング金属層を形成するため、原理上、より具体的には、ラミネーションによって、薄い金属箔、より具体的には、薄い銅箔をキャッピング金属層として第1の基板面に付着させることが可能である。しかし、選好としては、方法は、この直後に記載のステップa.~c.、すなわち、
a. ベース基板を提供するため、キャッピング金属層が、物理蒸着(PVD)又は化学蒸着(CVD)によって第1の基板面上に形成されることと、
b. キャッピング金属層が、スパッタリングによって第1の基板面上に形成されることと、
c. キャッピング金属層が、湿式化学コーティングプロセスによって形成されることと
の少なくとも1つを含む。
物理及び化学蒸着によるメタライズ処理や、湿式化学コーティングプロセス又はスパッタ蒸着による金属層の生成は、最先端技術であり、さらなる説明は不要である。
特定の選好としては、スパッタリングによって、キャッピング金属層として、銅層をベース基板に付着させる。
キャッピング金属層を形成する前又はキャッピング金属層を付着させている間に、接着促進接着層を第1の基板面に付着させることが好ましい場合がある。
本発明の好ましい開発では、方法は、この直後に記載の特徴a.、すなわち、
a. マスク層が形成される金属及び/又は金属化合物が、キャッピング金属層の金属が吸収するより強く、レーザの放射線を吸収すること
を追加的に含む。
マスク層の除去のために使用されるレーザは、好ましくは、266nm~12μmの範囲の波長を有するレーザである。これに従って、マスク層は、この範囲内のレーザの所定の波長におけるその光吸収性が下層のキャッピング金属層の光吸収性より高いという点が顕著であることが特に好ましい。これは、具体的には、適切な金属又は適切な金属化合物の選択を通じて成し遂げることができる。
金属層上の高分子材料は、比較的低い耐熱性を有するため、レーザ露光によって容易に除去することができる。
レーザは、パルス又は連続形式で使用することができる。
本発明の好ましい開発では、方法は、この直後に記載の追加の特徴a.又はb.、すなわち、
a. マスク層が、チタン又は亜鉛から形成されること、又は、
b. マスク層が、金属酸化物、金属窒化物又は金属炭化物から、より具体的には、二酸化チタン、窒化チタン又は酸化亜鉛から形成されること
を追加的に含む。
チタン及び亜鉛は、具体的には、化学的耐性の側面に関するのみならず、光吸収性の側面にも関して、特に、銅又は銅合金のキャッピング金属層に関して、特に適していることが証明されている。チタン及び亜鉛は、例えば、スパッタリング又はCVDによって、基板に付着させることができ、さらに、再利用も可能である。
チタン及び亜鉛の特定の化合物は、同様の有益な特性を有する。具体的に強調すると、上記で既に述べた二酸化チタン、窒化チタン及び酸化亜鉛材料が挙げられる。これらの材料もまた、特に銅のマスク層を使用する際、本発明の文脈における使用に特に適していることが証明されている。
ある好ましい実施形態では、本発明の文脈において使用することができるチタン及び亜鉛は、異物を含み得、その例は、ドーピング元素である。しかし、通例では、チタン及び亜鉛は、>95%、好ましくは、>98%の純度を有する。
ある実施形態では、本発明の文脈において、前述の高分子材料から、より具体的には、非感光性高分子から、マスク層を形成することが好ましい場合がある。特にこの文脈において適しているものは、ポリアミド又はエポキシ樹脂のマスク層である。しかし、原理上、レーザによって金属表面から除去することができる高分子材料はすべて適している。
本発明の好ましい開発では、方法は、この直後に記載の追加の特徴a.~e.、すなわち、
a. マスク層が、キャッピング金属層の厚さより薄い厚さで形成されることと、
b. マスク層が、5nm~10μm又は10nm~10μmの範囲の厚さを有することと、
c. マスク層が、物理又は化学蒸着によって形成されることと、
d. マスク層が、スパッタリングによって形成されることと、
e. マスク層が、湿式化学コーティングプロセスによって形成されることと
の少なくとも1つを追加的に含む。
より好ましくは、この直前に記載のステップa.及びb.は、特徴c.、d.、e.のうちの1つと一緒に及び組み合わせて実現される。
より好ましくは、マスク層は、5nm~1000nm、より好ましくは、5nm~500nm、特に特に、5nm~250nmの範囲の厚さで形成される。これは、チタン、亜鉛、二酸化チタン、窒化チタン及び酸化亜鉛からマスク層が形成される実施形態に特に当てはまる。高分子材料が使用される際もまた、層は、μm範囲(例えば、2~10μmの範囲)の厚さを有し得る。
方法の特に好ましい第1の変形形態では、方法は、この直後に記載の特徴a.、すなわち、
a. キャッピング金属層を除去した後に、少なくとも1つの第2のサブ領域のマスク層が除去され、キャッピング金属層が、導体構造として又は導体構造の一部として第2のサブ領域に残っていること
によってさらに特徴付けられる。
マスキングステップを採用したキャッピング金属層の局所的な除去は、それをもって完了する。第2のサブ領域に残っているキャッピング金属層は、金属導体構造又は金属導体構造の一部を形成する。その後、プリント回路基板の製造は、従来の方法で継続することができる。例えば、導体構造は、ソルダレジストでコーティングすることによって保護することができる。自由接点は、例えば、金、銀又はプラチナなどの貴金属でコーティングすることができる。原理上、MLBを構築するため、導体構造に絶縁層を付着させることも可能であり、さらなる導体構造が、上記絶縁層の自由面に導入又は適用され、任意選択により、上記さらなる導体構造が、ビアによって、以前に形成された導体構造に接続される。
方法の代替の特に好ましい第2の変形形態では、方法は、この直後に記載の特徴a.~d.、すなわち、
a. 少なくとも1つの第1のサブ領域のキャッピング金属層を除去した後に、第1の基板面がプラズマに暴露され、それにより、少なくとも1つの第1のサブ領域の高分子材料がアブレーション加工され、少なくとも1つの凹部が形成されることと、
b. 少なくとも1つの凹部が、充填金属で充填されることと、
c. 少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層及びマスク層が完全に除去されることと、
d. 前記充填された少なくとも1つの凹部と共に第1の基板面が任意に平坦化されることと
の少なくとも1つによってさらに特徴付けられる。
より好ましくは、この直前に記載のステップa.、b.、c.は、互いに組み合わせて実現される。ステップd.は、後に続く任意のステップである。しかし、ある実施形態では、キャッピング金属層及びマスク層を完全に除去することは、ステップd.による平坦化の間に行うこともできる。従って、ステップc.及びd.は、ある実施形態では、同一であり得る。
この変形形態のある好ましい実施形態では、ステップc.は、ステップb.の前、すなわち、第1の基板面がプラズマに暴露された後に行われ、まず最初に、少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層及びマスク層が完全に除去される。その結果、キャッピング金属層及びマスク層のない、凹部を有する第1の基板面が得られる。その事例では、下流のステップにおいて、理想的には、ステップd.による平坦化に続いて、凹部が充填材料で充填される。
方法のこの第2の変形形態によれば、導体構造又は導体構造の一部は、第2のサブ領域ではなく、少なくとも1つの凹部において形成される。その結果、ベース基板に埋め込まれた導体構造が得られる。
特に好ましい実施形態では、マスク層は、別個の除去ステップの一部としては除去されない。代わりに、マスク層は、説明されるような方法の特に好ましい第2の変形形態の特徴aによるプラズマ処理の間に除去することが好ましい。意外にも、これは、マスク層が上記で述べられる材料(チタン、亜鉛、二酸化チタン、窒化チタン、酸化亜鉛又は高分子材料)のうちの1つから形成される場合、より具体的には、マスク層が前述の厚さ、すなわち、5nm~1000nm、より好ましくは、5nm~500nm、特に好ましくは、5nm~250nmの範囲の厚さで形成される際に、効率的に可能であることが明らかになった。この厚さは、一般に、少なくとも1つの第1のサブ領域においてエッチング液を使用している間、他のすべての領域においてキャッピング金属層を保護するのに十分である。しかし、金属チタン及び亜鉛の事例でさえ、プラズマ処理に耐えられるほど十分に厚いものではない。また、マスク層が高分子材料で作られる事例においても、マスク層は、数μmとなり得る。従って、十分に長い処理時間であれば、マスク層は、残留物を残すことなく、プラズマによって除去することができる。この手段により、1つの完全なステップによって方法を短縮することが可能であり、方法の効率を大幅に高めることができる。
マスク層が除去される方法にかかわらず、記述される材料(チタン、亜鉛、二酸化チタン、窒化チタン、酸化亜鉛又は高分子材料)に共通の特徴は、進行中の方法において、それらが環境的且つ生理学的に異論がないことである。それらのマスク層が除去された後は、チタン、亜鉛、二酸化チタン、窒化チタン及び酸化亜鉛は、再利用することができる。マスク層は、任意選択により、例えば、以下で説明されるエッチングプロセスの一部として、キャッピング金属層と同時に除去することができる。除去の過程において、高分子材料は、プラズマによって分解され、廃水によって処分することができる状態に変換される。これは、高分子材料が上記ポリアミド又はエポキシ樹脂を含む場合に特に当てはまる。
方法の特に好ましい第1及び第2の変形形態の開発では、多層プリント回路基板を構築するための方法が採用される。この多層回路基板では、第2の変形形態に従って、ベース基板に埋め込まれ、得られた導体構造、又は、方法の第1の変形形態に従って、第2のサブ領域に残っており、導体構造として機能するキャッピング金属層は、第1の導体構造を形成し、第1の導体構造は、任意選択により、プリント回路基板のさらなる導体構造に接続することができる。
この開発では、方法は、この直後に記載の追加の特徴a.~f.、すなわち、
a. 第1の導体構造を絶縁層で覆うことであって、ベース基板との複合アセンブリが、第1の導体構造と直接接触する底面と、非導電性有機高分子材料から少なくとも部分的に成る、第1の導体構造とは反対側に面する上面とを有する、覆うことと、
b. 未だ無い場合は、絶縁層の上面にキャッピング金属層を形成することと、
c. 上面を、上面にキャッピング金属層がない少なくとも1つの第1のサブ領域と、上面がキャッピング金属層で覆われている少なくとも1つの第2のサブ領域とに分割するために、キャッピング金属層を局所的に除去することと、
d. 上面にプラズマを作用させ、それにより、少なくとも1つの第1のサブ領域の高分子材料をアブレーション加工して、少なくとも1つの凹部を形成することと、
e. 少なくとも1つの凹部に充填金属を充填することと、
f. 第2の導体構造又は第2の導体構造の一部を形成するために、少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層を完全に除去することと
の少なくとも1つを追加的に含む。
選好としては、この直前に記載の少なくとも特徴a.~c.は、互いに組み合わせて実現される。その後、好ましい実施形態では、特徴d.~f.による3つのステップが組み合わされて行われる。
しかし、上記で説明される方法の特に好ましい第1の変形形態と類似して、上面の第2のサブ領域に残っているキャッピング金属層が既に第2の金属導体構造又は金属導体構造の一部を形成していることも考えられる。この事例では、この直前に記載のステップd.~f.は不要である。
この直前に記載のステップc.における、絶縁層の上面の分割を伴うキャッピング金属層の局所的な除去は、好ましい実施形態では、当然ながら、ベース基板の第1の基板面上のキャッピング金属層の局所的な除去の事例と同じ方法で行うことができる。
絶縁層は、好ましくは、請求項1のステップa.で提供されるベース基板のように具現化される。従って、選好としては、絶縁層は、膜又は板として具現化され、非導電性有機高分子材料から少なくとも部分的に成る。特に好ましい実施形態では、絶縁層とベース基板は、それらの実施形態において同一である。
この直前に記載のステップa.~c.(特に、ステップa.~f.)の複数の繰り返しを通じて、原理上望む限り多くの層を有するMLBの順次構築を行うことができる。
本発明の好ましい開発では、方法は、この直後に記載の特徴a.~c.、すなわち、
a. ベース基板及び/又は絶縁層が、10μm~3mmの範囲、好ましくは、10μm~2mmの範囲の厚さを有することと、
b. ベース基板及び/又は絶縁層の有機高分子材料が、熱可塑性高分子材料であり、好ましくは、ポリイミド、ポリアミド、テフロン、ポリエステル、ポリフェニレンスルファイド、ポリオキシメチレン及びポリエーテルケトンを含む群から選択されることと
の少なくとも1つを含む。
選好としては、この直前に記載の特徴a.及びb.は、互いに組み合わせて実現される。
より好ましくは、ベース基板及び絶縁層の各々は、高分子材料の膜、より具体的には、記述される高分子材料のうちの1つの膜を含む。これは、製造されるプリント回路基板がその実施形態において多層である際に特に当てはまる。単層プリント回路基板の事例では、ある好ましい実施形態では、板として具現化される比較的厚いベース基板が選択される。
より好ましくは、本発明の方法、より具体的には、方法の特に好ましい第2の変形形態は、この直後に記載の追加の特徴a.~c.、すなわち、
a. ベース基板及び/又は絶縁層が、充填材、より具体的には、誘電性充填材を含むことと、
b. ベース基板及び/又は絶縁層が、充填材を有する高分子膜であることと、
c. 充填材が、平均粒径(d50)<1μmを有することと
の少なくとも1つによって特徴付けられる。
選好としては、この直前に記載の特徴a.及びb.、また、特に、a.~c.は、互いに組み合わせて実現される。
ベース基板及び/又は絶縁層は、任意選択により、充填材、より具体的には、誘電性充填材を含み得る。例えば、ベース基板及び/又は絶縁層の各々は、記述される高分子材料のうちの1つの膜であり、二酸化ケイ素粒子がその中に埋め込まれている。
適切な誘電性充填材は、具体的には、金属酸化物又は半金属酸化物(二酸化ケイ素に加えて、具体的には、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム又は酸化チタン)や、他のセラミック充填材(特に、炭化ケイ素、窒化ホウ素又は炭化ホウ素)を含む。任意選択により、シリコンも採用することができる。
充填材は、好ましくは、粒子の形態であり、より具体的には、ナノメートル範囲(<1μm)の平均粒径(d50)を有する。
取扱いを容易にするため、ベース基板は、処理のために、例えば、ガラス又はアルミニウムから作られるキャリア又は補助基板に付着させることができる。
本発明の別の好ましい開発、具体的には、方法の特に好ましい第2の変形形態では、方法は、この直後に記載のステップa.及びb.、すなわち、
a. O、H、N、アルゴン、ヘリウム、CF、C、CHF及び前述のガスの混合物(O/CFなど)を含む群からの処理ガスを使用して、プラズマが提供されることと、
b. 15℃~200の範囲、好ましくは、-15℃~80℃の範囲の温度で、プラズマを作用させることと
の少なくとも1つを含む。
選好としては、この直前に記載の特徴a.及びb.は、互いに組み合わせて実現される。
より好ましくは、本発明の一部としてプラズマを提供するために使用される処理ガスは、CF、C及びCHFを含む群からの反応性ガスの少なくとも1つを含む。
プラズマによるエッチングもまた、最先端技術である。プラズマエッチングでは、エッチング用の材料を気相に移送することができる処理ガスが使用される。エッチングによって除去された材料が混入したガスは送り出され、新しい処理ガスが送り込まれる。それに従って、除去は、連続的なものである。
本発明の文脈における使用において特に好ましいものは、例えば、DCバイアスを伴うICPジェネレータによって生成される、誘導結合プラズマ(ICPプラズマ)である。
上記で指定される好ましい高分子材料のエッチングに特によく適しているものは、この直前に記載の処理ガスである。
本文脈では、第1の基板面の少なくとも1つの第1のサブ領域及び/又は上面の少なくとも1つの第1のサブ領域では、高分子材料から成るベース基板及び/又は絶縁層は、プラズマと直接接触する一方で、第1の基板面の少なくとも1つの第2のサブ領域及び/又は上面の少なくとも1つの第2のサブ領域は、それぞれのキャッピング金属層で覆われていることが重要である。一般的に言えば、記述される処理ガスを使用する際は特に、金属は、高分子材料よりも、ゆっくりとプラズマエッチングされる。結果的に、プラズマを作用させると、第1の基板面の少なくとも1つの第1のサブ領域のエリアにのみ、凹部が形成され、キャッピング金属層及びマスク層(後者は少なくとも一時的に)は、少なくとも1つの第2のサブ領域のそれぞれをプラズマから保護するバリアを形成する。この方法では、ベース基板の表面、また、絶縁層の表面は、ターゲットとする方法で及び高精度で、凹部を有するように構造化することができる。
特に好ましい実施形態では、プラズマは、異方性エッチングプロセスの一部として使用される。この事例では、理想的には、プラズマのイオンは、エッチングされる基板の表面に垂直に加速される。加速イオンは、物理的なスパッタリングアブレーションを提供する。
特に適するものとしては、異方性エッチングプロセスは、反応性イオンエッチング(RIE)及び反応性イオンビームエッチング(RIBE)の実施形態を含む。
それに従って、好ましい実施形態では、本発明の方法、より具体的には、方法の特に好ましい第2の変形形態は、この直後に記載のステップ及び/又は特徴a.~c.、すなわち、
a. プラズマが、異方性エッチングプロセスの一部として使用されることと、
b. 異方性エッチングプロセスでは、プラズマのイオンが、第1の基板面及び/又は上面に垂直に加速されることと、
c. プラズマを提供するために使用される処理ガスが、CF、C及びCHFを含む群からの反応性ガスの少なくとも1つを含むことと
の少なくとも1つによって特徴付けられる。
選好としては、この直前に記載の特徴a.及びb.、より具体的には、この直前に記載の特徴a.~c.は、互いに組み合わせて実現される。
意外にも、前述の微粒子充填材の存在は、材料のプラズマアブレーションの結果に有利であることが見出されている。
本発明の別の好ましい開発では、方法は、この直後に記載のステップa.~c.、すなわち、
a. ベース基板の第1の基板面及び/又は絶縁層の上面の少なくとも1つの凹部に充填するため、少なくとも1つの凹部が、1つのステップにおいてメタライズ処理され、メタライズ処理された少なくとも1つの凹部が、下流のステップにおいて充填金属で充填されることと、
b. 少なくとも1つの凹部のメタライズ処理が、物理又は化学蒸着によって、より具体的には、第1の基板面のスパッタリングによって又は湿式化学方法によって、行われることと、
c. 第1の基板面及び/又は上面が、エリア全体にわたってメタライズ処理されることと
のうちの1つを含む。
選好としては、この直前に記載の特徴a.及びb.、より具体的には、a.~c.は、互いに組み合わせて実現される。
好ましくは、メタライズ処理の一部として、銅又は銅合金の薄層が形成される。
湿式化学メタライズ処理の事例では、メタライズ処理は、例えば、溶液からの銅の蒸着によって達成される。
充填金属を充填することは、好ましくは、電気化学蒸着によって行われる。より好ましくは、充填は、いわゆるビア充填方法によって達成され、ビア充填方法は、少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層及び任意選択によりマスク層の強化と同時に、第1の基板面及び/又は上面における望まない蒸着を最小限に抑えながら、少なくとも1つの凹部において主に蒸着を行うことができ、また、任意選択により、ドリル穴又は止まり穴において蒸着を行うこともできる。
エリア全体に付着させたメタライズ処理層は、第1の基板面及び/又は上面の電気接触を可能にして、例えば、後続の電気化学蒸着のためにそこにカソード接点を位置決めできるようにし、基板面全体をコーティングできることを保証する。
適切な充填金属は、原理上、プリント回路基板上で導体トラック構造を製造することができるすべての金属及び合金を含む。しかし、特定の選好としては、
a. 少なくとも1つの凹部に充填される充填金属は、銅又は銅合金である。
方法の特に好ましい第2の変形形態の別の好ましい開発では、方法は、この直後に記載のステップa.又はb.、すなわち、
a. 基板面及び/又は上面の少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層及び/又はマスク層の除去が、エッチングステップによって行われること、又は、
b. 少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層及び/又はマスク層の除去が、第1の基板面及び/又は上面の機械作業によって行われること
を含む。
エッチングステップは、例えば、塩酸などの強酸を使用する従来のエッチングステップである。
キャッピング金属層が機械的に除去される場合は、キャッピング金属層は、例えば、研磨及び/又は研削によって除去することができる。その目的は、少なくとも1つの第2のサブ領域のそれぞれのキャッピング金属層を完全に除去することである。この方法でのみ、導体構造又は導体構造の一部の形成が完了する。
また、少なくとも1つの第2のサブ領域のキャッピング金属層の完全な除去は、好ましくは、少なくとも1つの第1のサブ領域の充填金属の除去や、また、任意選択により、少なくとも充填金属が少なくとも1つの凹部の1つ又は複数の端部を越えて突出する限りにおいて、少なくとも1つの凹部の領域の充填金属の除去も含み得る。
特定の利点としては、第1の基板面の機械作業に関し、キャッピング金属層の除去のみならず、それと同時に、第1の基板面を平坦化することも可能である。平坦化の好ましい目的は、導体トラックが表面から突出しないように第1の基板面を平らにすることである。代わりに、導体構造は、好ましくは、少なくとも1つの凹部に完全に埋め込まれる。
好ましい実施形態では、方法に従って形成される外部の導体構造は、ソルダレジストでコーティングすることによって保護される。自由接点は、例えば、金、銀又はプラチナなどの貴金属でコーティングすることができる。
説明される方法によれば、プリント回路基板は、先行技術によって許容されるものより少ない費用及び複雑性且つ低い製造コストで(同時に、高い歩留まりで)、μm範囲の極めて高い解像度で製造することができる。
MLBの製造の事例では、より具体的には、説明される順次構築を用いると、有益な特徴は、導体構造がベース基板に埋め込まれることである。ベース基板及び絶縁層がまとめて押圧される際に導体構造に作用する圧力は、比較的低く、既存のインピーダンス及び信号速度要件に関連する有益な結果を伴う。また、この点に関して、プラズマエッチングによって極めて高い精度のチャネルを形成できるという事実もプラス効果を有する。
原理上、レーザを使用してそのようなチャネルを形成することも可能であろう。これと比べると、プラズマエッチングは、プラズマエッチングの間はすべてのチャネル及び他の凹部を同時に且つ1つのステップで形成できるという利点を提供し、それは、一般に、数倍も費用効果が高く且つ迅速なものである。その上、プラズマエッチングによって、より高い解像度を達成することができる。
本発明のさらなる特徴、詳細及び選考は、その両方の表現が参照により本説明の内容に組み込まれる特許請求の範囲及び要約書から、並びに、以下の本発明の好ましい実施形態の説明から、また、図面を参照することによって、明らかである。
上記で説明される特に好ましい第2の変形形態による、本発明の方法の過程を示す。 本発明の方法の別の実施形態の過程を示す。 本発明の方法の別の実施形態の過程を示す。
図1による方法では、ステップAでは、ベース基板101が提供される。ステップBでは、この基板の第1の基板面101aがキャッピング金属層102で覆われる。ステップCでは、キャッピング金属層102の部分的なアブレーションのため、スパッタリングによって、チタン又は亜鉛のマスク層103がキャッピング金属層102に付着される。その代替として、マスク層は、二酸化チタン、窒化チタン、酸化亜鉛又は上記で述べられる高分子材料のうちの1つから形成することもできる。ステップDでは、レーザアブレーションによって、第1のサブ領域104のマスク層103が除去される。ステップEでは、エッチング液によって、もはやマスク層103によって覆われてはいない第1のサブ領域104のキャッピング金属層102が除去される。ここでは、もともとはキャッピング金属層102で完全に覆われていた基板面101aが、キャッピング金属層102がない第1のサブ領域104と、キャッピング金属層102及びマスク層103で覆われたままの第2のサブ領域105とに分割される。ステップFでは、基板面101aにプラズマを作用させる。サブ領域105は、キャッピング金属層102及びマスク層103によってプラズマから保護されるが、サブ領域104におけるプラズマの影響は、材料がアブレーション加工され、結果的に、凹部106が形成されることである。しかし、プラズマの作用が十分である場合は、このステップでマスク層も除去され得る。ステップGでは、スパッタリングによって、凹部106がメタライズ処理され、その後、ステップHでは、電気化学蒸着によって、凹部106が充填金属108で充填される。次いで、ステップIでは、サブ領域105のキャッピング金属層102及びマスク層103と共に(そのような除去が未だ行われていない場合)、過剰な充填金属108が機械的に除去される。このステップでは、凹部106に埋め込まれた導体構造109が形成される。
ステップJでは、MLBの形成のため、導体構造109を有する基板面101a上に絶縁層110が直接ラミネート加工される。ステップKでは、上記絶縁層の上面110aがキャッピング金属層111で覆われ、ステップL、M、Nでは、ステップC、D、Eと類似して、チタン(又は二酸化チタン、窒化チタン、酸化亜鉛若しくは上記で述べられる高分子材料のうちの1つ)のマスク層112の付着及びレーザアブレーションによるその局所的な除去と共に、キャッピング金属層111が再び局所的に除去される。ここでは、もともとはキャッピング金属層111で完全に覆われていた絶縁層110の上面110aが、キャッピング金属層111がない第1のサブ領域113と、キャッピング金属層111及びマスク層112で覆われたままの第2のサブ領域114とに分割される。ステップOでは、絶縁層110の上面110aにプラズマを作用させる。サブ領域114は、キャッピング金属層111及びマスク層112によってプラズマから保護されるが、サブ領域113におけるこのプラズマの影響は、材料がアブレーション加工され、結果的に、凹部115が形成されることである。ここでもまた、プラズマの作用が十分である場合は、マスク層を同時に除去することが可能であろう。ステップPでは、ベース基板101の作業を行う事例とは対照的に、エッチング液によって、キャッピング金属層111及びマスク層112が除去される。その上、ドリル穴116によって、既に充填金属108で充填されている第1の導体構造109の凹部106に、形成された凹部115のうちの1つが接続される。ステップQでは、スパッタリングによって、ドリル穴116を含む凹部115がメタライズ処理され、その後、ステップRでは、電気化学蒸着によって、凹部115が充填金属118で充填される。次いで、ステップSでは、サブ領域114のキャッピング金属層111及びマスク層112と共に、過剰な充填金属118が機械的に除去される。このステップでは、凹部115に埋め込まれた導体構造119が形成される。ステップTでは、ソルダレジスト120を付着させ、その後、導体構造119の個々の接点の部分的な金メッキ加工121が行われる。
図2による方法では、ベース基板101が提供され、その第1の基板面101aが、銅で作られるキャッピング金属層102で覆われ、その第2の基板面101bが、同様に銅で作られるキャッピング金属層107で覆われる。ステップAでは、スパッタリングによって、チタンのマスク層103がキャッピング金属層102に付着される。ステップBでは、レーザアブレーションによって、マスク層103が局所的にアブレーション加工され、第1の基板面101aが、第1の基板面101aがキャッピング金属層102でのみ覆われる少なくとも1つの第1のサブ領域104と、第1の基板面101aがキャッピング金属層102及びマスク層で覆われる少なくとも1つの第2のサブ領域105とに分割される。ステップCでは、エッチング液によって、少なくとも1つの領域104のキャッピング金属層102が除去される。最後に、ステップDでは、マスク層103が除去される。第2のサブ領域105に残ったキャッピング金属層102は、金属導体構造又は金属導体構造の一部を形成する。
図3による方法では、図2による方法と同じベース基板101が提供される。図2と類似して、ステップAでは、スパッタリングによって、チタンのマスク層103が付着され、ステップBでは、レーザアブレーションによって、局所的にアブレーション加工され、その結果、第1の基板面101aは、第1の基板面101aがキャッピング金属層102でのみ覆われる第1のサブ領域104を含む。次いで、ステップCでは、エッチング液によって、少なくとも1つの領域104のキャッピング金属層102が除去される。ステップDでは、基板面101aがプラズマに暴露され、少なくとも1つのサブ領域104において、材料がアブレーション加工され、結果的に、凹部106が形成される。その後、残留物を残すことなく、キャッピング金属層102及びマスク層103が除去され、この段階では、任意選択により、マスク層もまた、プラズマによってアブレーション加工することができる。ステップEでは、スパッタリングによって、凹部106がメタライズ処理され(描写せず)、その後、電気化学蒸着によって、凹部106が充填金属108で充填される。ステップFでは、基板面101aが平坦化される。この手順では、過剰な充填金属108は、機械的に除去される。ここでは、凹部106に埋め込まれた導体構造109が形成される。

Claims (12)

  1. 金属導体構造を有するプリント回路基板を製造するための方法であって、
    a. 膜又は板として具現化され、第1の基板面(101a)及び第2の基板面を有し、非導電性有機高分子材料から少なくとも部分的に成るベース基板(101)を提供するステップであって、前記第1の基板面(101a)が、キャッピング金属層(102)で覆われる、ステップと、
    b. 前記キャッピング金属層(102)を局所的に除去するステップと
    を有し、前記キャッピング金属層(102)を局所的に除去することが、
    c. 前記キャッピング金属層にマスク層を付着させることと、
    d. レーザによって前記マスク層を局所的に除去することであって、その結果、前記第1の基板面(101a)が、前記第1の基板面(101a)が前記キャッピング金属層(102)でのみ覆われる少なくとも1つの第1のサブ領域(104)と、前記第1の基板面(101a)が前記キャッピング金属層(102)及び前記マスク層で覆われる少なくとも1つの第2のサブ領域(105)とに分割される、局所的に除去することと、
    e. エッチング液によって前記少なくとも1つの第1のサブ領域(104)の前記キャッピング金属層(102)を除去することと
    によって達成され、
    f. 前記マスク層が、チタン、亜鉛、二酸化チタン、窒化チタン、酸化亜鉛及び/又は高分子材料から形成される、方法。
  2. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記キャッピング金属層が、銅から形成されることと、
    b. 前記エッチング液が、銅をエッチングするための溶液であることと、
    c. 前記マスク層(103)が形成される金属及び/又は金属化合物並びに/或いは前記高分子材料が、銅よりも、前記エッチング液に対する化学的耐性があることと
    の少なくとも1つを有する、請求項1に記載の方法。
  3. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記マスク層(103)が形成される前記金属及び/又は前記金属化合物並びに/或いは前記高分子材料が、前記キャッピング金属層(102)の前記金属が吸収するより強く、前記レーザの放射線を吸収すること
    を有する、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記マスク層(103)が、チタン又は亜鉛から形成されること、
    b. 前記マスク層(103)が、金属酸化物、より具体的には、酸化亜鉛若しくは二酸化チタンから、又は、金属窒化物、より具体的には、窒化チタンから形成されること
    を有する、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記マスク層(103)が、前記キャッピング金属層(102)の厚さより薄い厚さで形成されることと、
    b. 前記マスク層(103)が、5nm~10μmの範囲の厚さを有することと、
    c. 前記マスク層(103)が、物理又は化学蒸着によって形成されることと、
    d. 前記マスク層(103)が、スパッタリングによって形成されることと、
    e. 前記マスク層(103)が、湿式化学コーティングプロセスによって形成されることと
    の少なくとも1つを有する、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記キャッピング金属層(102)を前記除去した後に、前記少なくとも1つの第2のサブ領域(104)の前記マスク層(103)が除去され、前記キャッピング金属層が、導体構造として又は導体構造の一部として前記第2のサブ領域に残っていること
    の少なくとも1つを有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記少なくとも1つの第1のサブ領域(104)の前記キャッピング金属層(102)を前記除去した後に、前記第1の基板面(101a)がプラズマに暴露され、それにより、前記少なくとも1つの第1のサブ領域(104)の前記高分子材料がアブレーション加工され、少なくとも1つの凹部(106)が形成されることと、
    b. 前記少なくとも1つの凹部(106)が、充填金属(108)で充填されることと、
    c. 前記導体構造(109)又は導体構造の一部を形成するために、前記少なくとも1つの第2のサブ領域(105)の前記キャッピング金属層(102)及び前記マスク層(103)が完全に除去されることと、
    d. 前記充填された少なくとも1つの凹部(106)と共に前記第1の基板面(101a)が任意に平坦化されることと
    の少なくとも1つを有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 請求項6又は7に従って得られた第1の導体構造(109)を絶縁層(110)で覆うことであって、前記ベース基板(101)との複合アセンブリが、前記第1の導体構造(109)と直接接触する底面と、非導電性有機高分子材料から少なくとも部分的に成る、前記第1の導体構造(109)とは反対側に面する上面(110a)とを有する、覆うことと、
    b. 未だ無い場合は、前記絶縁層(110)の前記上面(110a)にキャッピング金属層(111)を形成することと、
    c. 前記上面(110a)を、前記上面(110a)に前記キャッピング金属層(111)がない少なくとも1つの第1のサブ領域(113)と、前記上面(110a)が前記キャッピング金属層(111)で覆われている少なくとも1つの第2のサブ領域(114)とに分割するために、前記キャッピング金属層(111)を局所的に除去することと、
    d. 前記上面(110a)にプラズマを作用させ、それにより、前記少なくとも1つの第1のサブ領域(113)の前記高分子材料をアブレーション加工して、少なくとも1つの凹部(115)を形成することと、
    e. 前記少なくとも1つの凹部(115)に充填金属(118)を充填することと、
    f. 第2の導体構造(119)又は第2の導体構造(119)の一部を形成するために、前記少なくとも1つの第2のサブ領域(114)の前記キャッピング金属層(111)を完全に除去することと
    の少なくとも1つを有する、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記ベース基板(101)及び/又は前記絶縁層(110)が、10μm~3mmの範囲、好ましくは、10μm~2mmの範囲の厚さを有することと、
    b. 前記ベース基板(101)及び/又は前記絶縁層(110)の前記有機高分子材料が、ポリイミド、ポリアミド、テフロン、ポリエステル、ポリフェニレンスルファイド、ポリオキシメチレン及びポリエーテルケトンを含む群から選択されることと
    の少なくとも1つを有する、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記ベース基板(101)及び/又は前記絶縁層(110)が、充填材、より具体的には、誘電性充填材を含むことと、
    b. 前記ベース基板(101)及び/又は前記絶縁層(110)が、非導電性有機高分子材料の高分子膜であり、特徴aの前記充填材を含むことと、
    c. 前記充填材が、平均粒径(d50)<1μmを有することと
    の少なくとも1つを有する、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. O、H、N、アルゴン、ヘリウム、CF、C、CHF及び前述のガスの混合物(O/CFなど)を含む群からの処理ガスを使用して、前記プラズマが提供されることと、
    b. 15℃~200℃の範囲の温度で、前記プラズマを作用させることと
    の少なくとも1つを有する、請求項7~10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 以下の追加の特徴、すなわち、
    a. 前記プラズマが、異方性エッチングプロセスの一部として使用されることと、
    b. 前記異方性エッチングプロセスでは、前記プラズマのイオンが、前記第1の基板面(101a)及び/又は前記上面(110a)に垂直に加速されることと、
    c. 前記プラズマを提供するために使用される前記処理ガスが、CF、C及びCHFを含む群からの反応性ガスの少なくとも1つを含むことと
    の少なくとも1つを有する、請求項7~11のいずれか一項に記載の方法。
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