JP2023535326A - マシンハウジング及び着脱可能な液体タンクを有する飲料調製マシン - Google Patents

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Abstract

本発明は、よりコンパクトであり、水などの液体を補充するのがより容易である飲料調製マシン1に関する。飲料調製マシンは、少なくとも飲料抽出チャンバを含むマシン機能要素6を囲むマシンハウジング2と、挿入位置にて機能上完全にマシンハウジング内に挿入されるように移動軸に沿って移動するよう着脱可能に配置された液体タンク7とを備え、それにより、液体が液体タンクから飲料抽出チャンバに送達されて、飲料抽出チャンバ内に収容された飲料原材料と混合されて飲料を調製することができる。マシンハウジングは、その互いに対向する壁部4、5に位置する第1の開口部51及び第2の開口部41を備え、液体タンクが挿入位置にあるとき、第1の開口部は、液体タンクの一部を露出させるように配置され、液体タンクの露出部分を押すと、液体タンクは挿入位置から移動軸に沿って第2の開口部を通って移動する。【選択図】 図1

Description

本発明は、マシンハウジング及び着脱可能な液体タンクを備える、飲料を調製するための飲料調製マシンに関する。
飲料調製マシンは、コーヒーなどの飲料を調製するために使用される。飲料調製マシンは、マシンハウジングと、着脱可能に配置された液体タンク、例えば、水タンクとを備える。液体タンクは、飲料を調製するために必要な液体、例えば水を飲料調製マシンに補充するために使用される。すなわち、液体タンクは取り外すことができ、したがって液体タンクが取り外された状態で、外部液体源からの液体、例えば蛇口からの水などを液体タンクに補充することができる。続いて、液体タンクは、特定の杯数の飲料を調製するために飲料調製マシンに再び取り付けられ、その杯数は、液体タンク内に収容された液体に対応する。
液体タンクの取り付け位置において、液体タンクは、マシンハウジングの外側に配置され、例えば、マシンハウジングの外壁に又は外壁上に位置を定められる。この結果、飲料調製マシンは多くの空間を必要とする。
更に、液体タンクを少なくとも取り付け位置まで移動させるために、液体タンクは、特に水平軸及び垂直軸に関して異なる方向に沿って取り扱う必要がある。これらの軸は、それぞれ、マシンの幅、奥行き、及び高さに対応し得る。しかしながら、異なる方向に沿って液体タンクを取り扱うことはあまり簡便ではない。加えて、液体タンクは、液体タンクを取り付け位置に確実に移動させるために、ハンドルなどの専用のハンドリング構造を備える。しかしながら、液体タンク上にそのようなハンドリング構造を設けることは、また、飲料調製マシンの複雑な、したがってコスト集約的な設計をもたらす。
したがって、本発明の目的は、上述した欠点を克服する飲料調製マシンを提供することである。すなわち、本発明の目的は、特に、よりコンパクトで、飲料調製マシンに水などの液体をより容易に補充する飲料調製マシンを提供することである。
これらの目的、及び以下の説明を読むことで明らかとなる他の目的は、独立請求項の主題によって解決される。従属請求項は、本発明の好ましい実施形態に言及する。
本発明によれば、飲料を調製するための飲料調製マシンが提供される。飲料調製マシンは、少なくとも液体循環パイプ、液体ポンプ、液体ヒータ、及び飲料抽出チャンバを含むマシン機能要素を囲むためのマシンハウジングと、挿入位置において機能上完全にマシンハウジング内に挿入されるように移動軸に沿って移動するように着脱可能に配置された液体タンク(すなわち、取り外し可能又は着脱可能な液体タンク)とを備え、それにより、液体ポンプを使用することによって、液体が液体タンクから液体流通パイプ及び液体ヒータを介して飲料抽出チャンバに送達されて、液体が飲料抽出チャンバ内に収容された飲料原材料と混合されて飲料を調製することができる。マシンハウジングは、マシンハウジングにおける互いに対向する壁部に位置する第1の開口部及び第2の開口部を備え、液体タンクが挿入位置にあるとき、開口部は、液体タンクの一部を露出させるように配置され、それにより、液体タンクの露出部分を押すことによって、液体タンクは挿入位置から移動軸に沿って、第2の開口部を通って移動する(具体的には、摺動する)。
したがって、具体的には液体タンクを直接押すだけで、液体タンクが挿入位置に、及び挿入位置から、移動されるのを非常に容易に取り扱うことができる。上記押すことは、移動軸に沿った液体タンクの摺動移動をもたらし得る。液体タンクの取り扱いは、このように、利便性の利用及び構造の単純さに関して特に有利である。すなわち、液体タンクは、液体タンクの挿入位置への又は挿入位置からの移動を選択的に行うための、ハンドル、窪み、ノッチ、溝などの専用のハンドリング構造又はハンドリング装置を必要としない。更に、例えば、互いに対向する2つの(横方向の)側部である、マシンハウジング又は飲料調製マシンの2つの側部から液体タンクにアクセスすることが可能である。したがって、液体タンクは、単に、取り外される一方の側部から押し出され(すなわち、挿入位置から、例えば液体タンクの取り外された状態に向かって移動され)、挿入されるそれぞれの他方の側部から押し入れられる(すなわち、挿入位置まで移動される)。
更に、マシンハウジングの内側に少なくとも部分的に液体タンクを配置し、このマシンハウジングが特に飲料調製マシンのマシン機能要素専用であることにより、液体タンクが多くの空間を必要とせずに配置され得る結果をもたらし、したがって、飲料調製マシンをよりコンパクトにする。これは、具体的には、液体タンクをマシンハウジングの外側に配置する必要がないという理由による。例えば、液体タンクは、少なくとも部分的にマシンハウジングの中心に配置されてもよい。加えて、マシンハウジングは、液体タンクを収容するために追加的な部分(例えば、蓋)を必要としない。また、液体タンクの配置は、設計面で、飲料調製マシンのマシン機能要素が液体タンクに対してより柔軟に配置され得ることを容易とする。
換言すれば、例えば水タンクである液体タンクが飲料調製マシン内で機能上所定の位置にあるとき、その体積は、ハウジングから突出することなくハウジング内に完全に収容され、ハウジングの1つの壁(部分)から反対側の壁(部分)までハウジングを横断する。液体タンクがハウジングを横断するので、液体タンクは、マシンに挿入される又はマシンから抜き出されるためにいかなるハンドリングツール又は手段も必要としない。
本発明によれば、液体タンクが飲料調製マシン内に機能上挿入されているとき、液体タンクは、一方の側で単に手で押されてハウジングからのその抜き取りが開始され、次いで掴まれて、他方の壁、例えば抜き取り壁(部分)からハウジング外に完全に取り出される。飲料調製マシンへの挿入には、液体タンクは、飲料調製マシンの1つの壁に(すなわち、壁部の1つに)、好ましくは抜き取り壁を通して、その初期位置に戻るように挿入され、それによって、その体積がマシンハウジング内に完全に収容される。
したがって、開口部は互いに対向して配置されている。そのため、移動軸は両開口部を通って延び、それにより液体タンクは移動軸に沿い第2の開口部を通って移動可能である。
例えば、壁部のうちの第1の壁部は、第1の開口部を含み、壁部のうちの第2の壁部は、第2の開口部を含む。壁部は側壁部であってもよい。例えば、側壁部のうちの1つ、例えば第1の壁部は、飲料調製マシンの正面又は分注側に向かって見たときに、左壁部又は右壁部に対応する。側壁部のうちの別の1つ、例えば、第2の壁部は、次いで、右壁部又は左壁部に対応してもよい。
飲料調製マシンが飲料を調製するように配置されるとき、移動軸は、好ましくは、水平面に対して平行に延びる。換言すれば、移動軸は、横方向に、又はマシンの横断軸若しくは横軸に沿って延びてもよい。したがって、液体タンクを挿入位置に移動させるために実質上重力が使用されず、液体タンクの飲料調製マシンへの充填を容易かつ確実にする。すなわち、液体タンクを押し込むだけで、液体タンクを挿入位置に、及び挿入位置から、移動することができる。代替的に、移動軸は、飲料調製マシンが飲料を調製するように配置されたとき、水平面に対して(わずかに)斜めに延びてもよい。5°~10°の範囲の角度など、水平面に対する移動軸の(わずかな)傾斜は、液体タンクを挿入位置に移動させるための重力の(わずかな)比率を使用するのに有利であり得、同時に、それでもなお液体タンクのマシンへの充填の確実さ及び容易さを有する。
好ましい実施形態では、液体タンクが挿入位置にあるとき、液体タンクはマシンハウジングから突出しない。換言すれば、液体タンクは、好ましくは、マシンハウジング内に完全に配置される。これは、それゆえ、マシンハウジングが液体タンクをマシンハウジング内に受け入れて覆い隠す蓋などの追加的手段を必要としないため、特に有利である。好ましくは、マシンハウジングは幅を含み、液体タンクが挿入位置にあるとき、液体タンクは(全)幅に沿って延びる、又は(全)幅を横断する。したがって、飲料調製マシンは、コンパクトかつ取り扱いが簡便化されるだけでなく、大量の液体を収容するように構成される。
液体タンクは、1つ以上の側端部を備えてもよく、1つ以上の側端部の少なくとも1つは、液体タンクが挿入位置にあるとき、マシンハウジングと(例えば、壁部のうちのそれぞれ1つと)少なくとも部分的に同一平面にある。例えば、液体タンクの側端部のうちの1つが露出部分を含む。したがって、非常にコンパクトで、同時に魅力的なデザインを有する飲料調製マシンが提供される。更に、1つ以上の側端部によって形成される液体タンクの「アクセス可能側部」は、液体タンクがマシンハウジングの残りの部分に挿入されたとき、すなわち液体タンクが挿入位置にあるとき、マシンハウジングの残りの部分と平坦である。これは、コンパクトさだけでなく、清掃の容易さも提供する。
マシンハウジングは、前部及び後部を備えてもよい。マシンハウジングの前部は、通常、飲料調製マシンの分注側に配置されている。液体タンクは、好ましくは、液体タンクが挿入位置にあるとき、マシンハウジングの後部に向かって傾斜する(すなわち、傾けられる)ように配置されている。液体タンクのこの傾斜配置により、液体タンクは非常にコンパクトな方法で配置することができ、例えば、飲料調製マシンのマシン機能要素の少なくとも一部を、液体タンクの上記傾斜によって形成された空間内に配置することができる。
マシンハウジングは、好ましくは、少なくとも部分的にマシンハウジングの内側に配置されて液体タンクを受け入れる、チャネルを備える。したがって、液体タンクは、チャネルの内側に、したがって、マシンハウジングの内側に、また、存在する場合には、飲料調製マシンのマシン機能要素に関して、しっかりと、かつコンパクトな方法で受け入れられる。
チャネルは、好ましくは、例えば専用の案内要素を設けることによって、移動軸を画定するようになっている。したがって、液体タンクは、移動軸に沿って、挿入位置に、及び挿入位置から、非常に容易に移動させることができる。
チャネルは、液体タンクの少なくとも一部に対して少なくとも部分的に相補的に形成されてもよい。例えば、チャネルは、(例えば、凹形状を有する)側壁部を備え、液体タンクは、(例えば、凸形状を有する)チャネルの側壁部に相補的に形成された側壁部を備える。したがって、チャネルは液体タンクを確実に受け入れる。
飲料調製マシンは、少なくとも部分的にマシンハウジング内に配置された第1のコネクタと、少なくとも部分的に液体タンク上に配置された第2のコネクタとを備えることができる。液体タンクの挿入位置において、第1のコネクタと第2のコネクタは、飲料を調製するための液体タンクから液体を送達するために互いに接続される。換言すれば、コネクタは(流体)接続を提供する。第1のコネクタは、接続開口部を有する遠位端を備える。したがって、液体が液体タンクから供給されると、液体はこの接続開口部を通って流れる。第1コネクタは、接続開口部が移動軸に平行な方向(例えば、コネクタ同士を互いに接続するための挿入方向)に沿って開くように配置されている。言い換えれば、接続開口部は、第2の開口部の方を向いていてもよい。それゆえ、液体タンクを移動軸に沿って移動させるだけで、コネクタ同士を互いに接続することができる。したがって、挿入位置、したがって液体タンクの流体接続は、非常に容易にもたらされ得る。
第1のコネクタ及び/又は第2のコネクタは、1つ以上の封止要素、例えば1つ以上の半径方向封止要素(ラジアルシール要素)を備えてもよく、1つ以上の封止要素は、液体タンクが挿入位置にあるとき、コネクタを互いに隙間なく接続する(すなわち、封止係合させる)ために、それぞれの他方のコネクタと連携するように配置されている。換言すれば、コネクタによって提供される接続は、流体密封接続である。したがって、コネクタ間の流体密封接続が容易に達成される。
第2のコネクタは、閉位置と開位置との間で移動するように構成された弁を備えてもよく、液体タンクが挿入位置に移動されると、第1のコネクタは、弁を開位置に移動させて、第1のコネクタを第2のコネクタに接続して液体タンクから液体を送達するように配置されている。換言すれば、弁は、液体タンクが取り外された状態にあるとき、液体が液体タンクから第2のコネクタを経由して出ることができないようにすることを容易にする。液体タンクの挿入位置におけるコネクタの特定の配置は、液体タンクが挿入位置にあるときに弁がその開位置にのみあることを容易にする。
第2のコネクタは、第1のコネクタの少なくとも一部を受け入れるためのソケットを備えてもよく、1つ以上の封止要素は、ソケット上(すなわち、ソケット上及び/又はソケット内)に配置される。こうして、1つ以上の封止要素が配置され、非常に効果的な封止を提供する。追加的又は代替的に、弁が閉位置にあるときに弁が位置する封止座は、ソケット上(すなわち、ソケット上及び/又はソケット内)に配置されてもよい。したがって、弁は封止座の上に位置し、封止座と連携して、弁の閉位置において、液体が第2のコネクタを通って流れることができないようにする。こうして、弁を第1のコネクタの少なくとも一部と非常に容易に係合させることができる。
ソケットは、ソケット開口部を備えてもよく、第1のコネクタの少なくとも一部は、ソケット開口部を通ってソケットに入りソケットに受け入れられることができ、封止座は、1つ以上の封止要素よりもソケット開口部から更に遠くに離れている。換言すれば、ソケット開口部と封止座との間の第1の距離は、ソケット開口部と1つ以上の封止要素との間の第2の距離よりも大きい。こうして、液体タンクを挿入位置に移動させると、第1のコネクタは最初に1つ以上の封止要素と封止係合し、その後弁と接触して弁を開位置に移動させる。したがって、第2のコネクタの弁が開位置となる前に、1つ以上の封止要素が封止(すなわち、予備封止)を提供する。これは、非常に良好な封止をもたらし、マシンハウジング内の液体タンクのどの位置(特に、挿入位置に近い位置)においても、液体が第1の流体コネクタ内以外のマシンの部分に向かって流れることを防止する。
液体タンクは、透明部分及び不透明部分を備えてもよい。透明部分は、ユーザが透明部分を介して液体タンクに収容された液体の注入レベルを容易に見ることができるように配置されてもよい。液体タンクが挿入位置にあり、かつ少なくとも移動軸に沿って、好ましくは移動軸に対して斜めの1つ以上の軸に沿って見たとき、不透明部分は、マシンハウジングの内側に配置された1つ以上の部分への視界を遮るように配置されている。これらの1つ以上の部分は、例えば、第1のコネクタ及び/又は第2のコネクタを含んでもよい。したがって、マシンハウジングの内側に配置された1つ以上の部分は、マシンハウジング部品又は蓋などの追加の部品を必要とすることなく、不明瞭化される又は隠される。例えば、透明な液体タンクの特定目的部分のみが、(例えば、コーティングを塗布することによって)不透明にされて、液体タンクの不透明部分を設けてもよい。
好ましい実施形態では、飲料を調製するように構成された(複数の)マシン機能要素は、マシンハウジング内に配置されている。マシン機能要素は、抽出チャンバ、抽出ユニット、液体ヒータ、制御ユニット、液体ポンプ、カプセルホルダ、1つ以上の液体流通パイプ、電子機器、及びこれらの組み合わせのうちの1つ以上を含んでもよい。
マシン機能要素の少なくとも一部又は全部は、空間に広がってもよく、液体タンクが挿入位置にあるとき、液体タンクは少なくとも部分的に空間の内側に配置されている。液体タンクのこの配置は、液体タンクが多くの空間を必要とすることなく配置され得ることをもたらし、したがって、飲料調製マシンをよりコンパクトにする。
マシン機能要素は、移動軸の周りに配置されてもよい。追加的に又は代替的に、移動軸に沿って及び/又は移動軸に対して垂直に見たとき、移動軸及び/又は、液体タンクの少なくとも一部は、液体タンクの挿入位置において、マシン機能要素のうちの2つの間に配置されてもよい。したがって、移動軸及び/又は液体タンクに対して、非常にコンパクトなマシン機能要素の配置が達成される。
本発明の追加の特徴及び利点は、図面を参照して以下に記載の現在好ましい実施形態の説明において記載されており、この説明から明らかになる。
本発明の好ましい実施形態による飲料調製マシンの概略側面図である。 図1による一般的な飲料調製マシンの概略正面図である。 更なる好ましい実施形態による飲料調製マシンの概略斜視図である。 図3Aのマシンの概略側面図である。 図3Aのマシンの概略側面図である。 液体タンクを脇に置いた図3A~図3Cのマシンの図である。 好ましい着脱可能な液体タンクの異なる図である。 好ましい着脱可能な液体タンクの異なる図である。 好ましい着脱可能な液体タンクの異なる図である。 好ましい着脱可能な液体タンクの異なる図である。 好ましい着脱可能な液体タンクの異なる図である。 液体タンクがマシンハウジングから取り外されている(すなわち、液体タンクの取り外された状態の)、好ましい実施形態による飲料調製マシンの概略断面図である。 液体タンクがマシンハウジング内に部分的(液体タンクの中間位置)に挿入されている、図5に示す飲料調製マシンの概略断面図である。 液体タンクが挿入位置にある、図5及び図6に示す飲料調製マシンの概略断面図である。 第1コネクタと第2コネクタとの間の接続を示す、図7の概略詳細図である。
図面には、本発明による飲料調製マシン1の好ましい実施形態が例示的に示されている。飲料調製マシン1は、飲料を調製するように構成されている。飲料は、例えば、コーヒー、茶、ホットチョコレート、及び/又は任意の他の飲料若しくはドリンクであってもよい。飲料は、冷たい、又は熱い飲料であってもよい。飲料調製マシン1は、容器又はカプセルから飲料を調製するように構成され得る。カプセル(又は容器)は、通常、挽いたコーヒー及び/又はチョコレート及び/又は粉乳など、飲料を調製するための(飲料抽出)原材料を収容する。飲料調製マシン1は、いかなる特定のデザインにも限定されない。好ましくは、飲料調製マシン1は、台所などの家庭で使用されるように設計される。飲料調製マシン1は、テーブルトップ又は同様のものの上に配置されるのに適した設計を有してもよい。
図1及び2に示すように、飲料調製マシン1は、マシン機能要素6を囲むためのマシンハウジング2(すなわち、マシンケーシング)を備える。ハウジング2は、特定の形状に限定されない。マシンハウジング2は、特に、底部及び上部を含む。マシンハウジング2の底部により、飲料調製マシン1が飲料を調製することができる位置に飲料調製マシン1を置くことができる。マシンハウジング2は、前部を備えることができる(例えば、図2参照)。マシンハウジング2の前部は、典型的には、飲料調製マシン1の分注側に対応する。「分注側」は、広く理解されるべきであり、特に特定の形態に限定されない。分注側は、飲料が分注される、かつ/又はユーザが1つ以上のユーザ要求を(例えば、ユーザインタフェースを介して)飲料調製マシン1に入力する、飲料調製マシン1の側であってもよい。マシンハウジング2の前部、又は飲料調製マシン1の分注側は、飲料調製マシン1が飲料を容器内に分注することができるように、カップなどの容器をその上に配置することができる支持体3を備えることができる。支持体3は、飲料調製マシン1によって分注された液体(例えば、残留液体)を受け入れるように構成され得る。次いで、(残留)液体は、(残留)液体を収集するための専用の、好ましくは着脱可能な容器に流入することができる。支持体3は、ドリップトレイなどのトレイを備えてもよい。
マシンハウジング2は、後部を備えてもよい。後部は、前部の反対側に配置される。マシンハウジング2の後部は、例えば、飲料調製マシン1にエネルギー又は電力を供給するための電源プラグなどの接続手段を備えることができる。マシンハウジング2は、1つ以上の側部、例えば左側部及び右側部を備えることができる。マシンハウジング2の正面に向かって見たとき、1つ以上の側部は、マシンハウジング2に対して横方向に、例えば左側又は右側に配置される。「側部」は、広く理解されるべきであり、特に特定の形態に限定されない。1つ以上の側部は、マシンハウジング2の底部と上部との間、かつ/又はマシンハウジング2の前部と後部との間に配置されてもよい。
マシンハウジング2は、壁(例えば、側壁)部4(「第2の壁部」とも呼ばれる)を備えてもよく、壁部4は任意選択で側壁部である。図2に示すように、側壁部4は、マシンハウジング2に対して横方向に、例えばマシンハウジング2の右側などの側部に配置される。壁部4は、特定の形態に限定されない。断面図において、壁部4は直線及び/又は弓形の形態を有していてもよい。図1に示すように、壁部4は、マシンハウジング2又は飲料調製マシン1の側面視で見たとき、すなわち飲料調製マシン1の横軸又は横断軸に沿って見たとき、マシンハウジング2の底部と上部との間に配置されてもよい。図2に示すように、マシンハウジング2は、壁部4に対向して配置された(更なる)壁(例えば側壁)部5(「第1の壁部」とも呼ばれる)を備える。壁部4は、任意選択的に側壁部である。更なる側壁部5は、図2に示されるように、マシンハウジング2の側部、例えばマシンハウジング2の左側など、マシンハウジング2に対して横方向に配置される。壁部4と同様に、更なる壁部5は、特定の形態に限定されない。断面図において、更なる壁部5は、直線及び/又は弓形の形態を有してもよい。更なる壁部5は、マシンハウジング2の側面視で見たときに、マシンハウジング2の底部と上部との間に配置されてもよい。壁部4及び5は、以下で更に説明するように、複数のマシン機能要素専用の空間の境界を定めることができる。マシンハウジング2は、壁部4、5からなっていてもよい。
それゆえ、飲料調製マシン1及び/又はマシンハウジング2は、長手方向(前)軸、横断方向(側又は幅)軸、及び/又は垂直方向(高さ)軸を有することができる。長手方向軸は、マシンハウジング2の前部から後部に延び、横断方向軸は、マシンハウジング2の側部(例えば、左側)から別の側部(例えば、右側)に延び、垂直軸は、マシンハウジング2の底部から上部に延びる。
飲料調製マシン1は、飲料を調製するように構成された複数のマシン機能要素6を備えることができる。したがって、マシン機能要素6の各々は、飲料を調製するためのそれぞれの機能(例えば、加熱、液体搬送、液体移動、制御)を実行するように構成された機能構成要素又は要素である。複数のマシン機能要素6は、マシンハウジング2内に、好ましくはマシンハウジング2の空間60内に配置され、これは図1、図2及び図3Aに点線で示されている。したがって、ハウジング2及び好ましくは上記の空間60は、複数のマシン機能要素を収容する又は囲む。マシンハウジング2の「空間」は、マシンハウジング2内に配置された複数のマシン機能要素が広がる空間又は体積として理解されるべきである。換言すれば、空間60は、シェルによって境界を定められる体積にマシン機能要素6のみが広がるように、複数のマシン機能要素6を包囲する仮想単一シェルに対応する。例えば、2つのマシン機能要素は、マシン機能要素6のうちの少なくとも1つからマシン機能要素6のうちの他の1つに延びる空間に広がる。例えば、第3のマシン機能要素が設けられる場合、空間は、2つのマシン機能要素の間だけでなく、第3のマシン機能要素に向かっても延びる。図1では、空間60がマシン機能要素61~65にどのように広がっているかが例示的に示されている。
好ましくは、壁部4及び好ましくは更なる壁部5は、複数のマシン機能要素6の少なくとも一部を覆うように構成される。例えば、壁部4、5によって画定される空間内に複数のマシン機能要素6が配置される。図1及び図2では、マシン機能要素6は、マシンハウジング2によって、すなわち少なくとも壁部4によって、好ましくは更なる壁部5によっても覆われており、したがって破線で示されている。マシン機能要素6の少なくとも一部は、互いに隣接して配置され、かつ/又はマシン機能要素6のうちの1つ以上は、マシン機能要素6のうちの少なくとも2つの間に配置される。例えば、マシン機能要素6の一部は飲料調製マシン1の下部に配置され、マシン機能要素6の別の部分は飲料調製マシン1の上部に配置される。
マシン機能要素6は、以下のマシン機能要素、すなわち、飲料抽出チャンバ、抽出ユニット、液体ヒータ、液体ポンプ、カプセルホルダ、制御ユニット、1つ以上のパイプ(すなわち、1つ以上の液体流通パイプ又はライン)、電子機器、及びそれらの組み合わせのうちの1つ以上を備えてもよい。例えば、ポンプは、液体を液体ヒータに送達するように構成されてもよく、次いで、液体ヒータは、飲料を調製するのに適した温度を有するように液体を加熱する。液体ヒータは、インラインヒータ及び/又は熱ブロックなどの蓄熱構造であってもよい。飲料抽出チャンバは、カプセルホルダの一部及び/又はその抽出ユニットであってもよい。飲料抽出チャンバは、好ましくは、例えば容器に収容された飲料原材料を受け入れるように構成される。例えば、飲料抽出チャンバ及び/又はカプセルホルダ及び/又は抽出ユニットは、液体がカプセルに入り、かつ/又はカプセルから出ることができるように、受け入れられたカプセルを開くように構成された開口手段を備える。液体ヒータによって加熱された液体は、ポンプによって飲料抽出チャンバに送達され、飲料抽出チャンバで液体がそれぞれのカプセルに注入されて、飲料が調製される。例えば、カプセル内に液体を注入することにより、コーヒー抽出が行われる。制御ユニットは、例えば、1つ以上のユーザ要求に基づいて、飲料抽出チャンバ、抽出ユニット、液体ヒータ、液体ポンプ、カプセルホルダ、電子機器、及びこれらの組み合わせのうちの1つ以上を制御するように構成されてもよい。それぞれのマシン機能要素間の液体接続は、1つ以上のパイプによって提供されてもよい。電子機器は、例えば、それぞれのマシン機能要素の監視機能(保守、注入レベル、スケール堆積など)を提供するために、マシン機能要素6のうちの1つ以上に加えて設けられてもよい。
飲料調製マシン1は、液体タンク7を更に備える。液体タンク7は、マシンハウジング2内に挿入されるように構成される。液体タンク7は、水又は任意の他の液体、例えばミルクなどの規定量の液体を蓄える又は収容するように構成されている。したがって、液体タンク7は水タンクであってもよい。液体タンク7は、液体を蓄えるように構成された液体タンク本体を備えている。規定量の液体は、飲料調製マシン1によって分注される飲料の特定の杯数に対応し得る。例えば、液体タンク7は、少なくとも1Lの液体を収容するように構成されている。液体タンク7は、特定の形態に限定されない。液体タンク7は、非対称形状であってもよいし、対称形状であってもよい。液体タンク7は、少なくとも部分的に円形形状及び/又は直線形状を有してもよい。図4A~図4Dに示すように、液体タンク7は、少なくとも一部が円形に形成され、一部が直線に形成されてもよい。
液体タンク7は、1つ以上の側端部71、72を備えてもよい。1つ以上の側端部71、72は、液体タンク7内に液体を収容(又は蓄える)するように構成された液体タンク7の空間(又は本体)の境界を少なくとも部分的に定めるように配置されてもよい。側端部71、72は、互いに対向して配置されてもよい。液体タンク7は、液体タンク7内に液体を蓄える液体タンク7の空間の境界を少なくとも部分的に定める側壁73を備えることができる。例えば、側壁73は、周方向側壁である。側壁73は、少なくとも側端部71から側端部72まで延びてもよい。1つ以上の側端部71、72及び側壁73は、液体専用の液体タンク7の空間の境界を定めることが好ましい。液体タンク7は、液体タンク7に蛇口からの水などの液体を注入することができる注入開口部74を備えることができる。好ましくは、側壁73は注入開口部74を備え、かつ/又は注入開口部74は側端部71、72の間に配置される。
好ましくは、注入開口部74は、この開口部への自由なアクセスを可能にするためにチャネル8からタンク7を部分的に引き出すことが可能であり、ユーザがタンクをマシンから完全に取り外すことなくタンクに水を補充することを可能にするように設計される。
液体タンク7は、着脱可能に構成された液体タンクである。すなわち、液体タンク7は、挿入位置に移動されるために、(特定の又は規定された)移動軸に沿って移動するよう着脱可能(すなわち、取り外し可能かつ/又は挿入可能)に構成されている。挿入位置は、図1及び2に例示的に示される。液体タンク7の挿入位置において、液体タンク7は、機能上マシンハウジング2内に完全に挿入される。このようにして、液体は、液体タンク7から飲料抽出チャンバに送達されて、その中に収容された飲料原材料と混合されて、それによって飲料を調製することができる。液体タンク7の挿入位置で、液体ポンプは、マシン機能要素6の一部として、液体を液体タンク7から液体流通パイプ及び液体ヒータを介して飲料抽出チャンバに送達する(好ましくは引き出す)ように構成されている。飲料抽出チャンバは、抽出ユニット及び/又はそのカプセルホルダの一部であってもよい。飲料抽出チャンバにおいて、液体は、飲料を調製するために、飲料抽出チャンバ内に収容された飲料原材料(挽いたコーヒー、チョコレート、ミルクなど)と接触する。液体タンク7は、挿入位置から移動可能であり、したがって取り外された状態とされ得る。液体タンク7の取り外された状態では、液体タンク7はマシンハウジング2から取り外されている。液体タンク7が取り外された状態では、液体タンク7はマシンハウジング2の完全に外側に配置され、それにより、液体タンク7は、特に、飲料調製マシン1を操作するユーザの片手又は両手で掴んで、空間内で自由に移動させることができる。例えば、液体タンク7が取り外された状態で、液体タンク7への液体の補充、及び/又は液体タンク7の洗浄を行うことができる。
液体タンク7が挿入位置にあるとき、液体タンク7は、少なくとも部分的に空間60の内側に配置されてもよい。換言すれば、液体タンク7の少なくとも一部は、移動軸に沿って見たときに、2つのマシン機能要素6の間に配置されてもよい。例えば、図1に示すように、液体タンク7は、空間60の内部に少なくとも部分的に配置されるように、マシン機能要素63と64との間に少なくとも部分的に配置されている。液体タンク7の挿入位置において、マシン機能要素6のうちの1つは、液体タンク7の第1の側部に面するように配置されてもよく、マシン機能要素6のうちの別の1つは、液体タンク7の第2の側部に面するように配置されてもよい。液体タンク7の第1の側部及び第2の側部は、互いに対向して配置された側部であってもよい。液体タンク7の側壁73は、上記第1及び第2の側部を備えてもよい。その挿入位置における液体タンク7は少なくとも部分的に空間60の内側に配置されるように配置することは、液体タンク7が多くの空間を必要とせずに配置されることをもたらす。したがって、飲料調製マシン1をコンパクトにすることができる。
マシン機能要素6及び/又は空間60に対する移動軸の特定の配置は、飲料調製マシン1を更にコンパクトにすることができる。例えば、移動軸は、空間60を貫通して延びるように配置されてもよい。追加的又は代替的に、図1に示されるように、移動軸に沿って見たとき、移動軸は、マシン機能要素63と64との間など、2つのマシン機能要素6の間に配置されてもよい。追加的に又は代替的に、かつ飲料調製マシン1の上面図又は正面図などで(例えば、図2参照)、移動軸に対して垂直に見たとき、移動軸は、マシン機能要素61と64との間など、2つのマシン機能要素6の間に配置されてもよい。追加的に又は代替的に、マシン機能要素6(全て)を移動軸の周りに配置することはまた、飲料調製マシン1がよりコンパクトにされることをもたらす。
飲料調製マシン1が飲料を調製するように構成されるとき、例えば、飲料調製マシン1が飲料を分注する準備ができた状態(位置及び/又は向き)にあるとき、移動軸は、水平面に対して平行に又は(わずかに)斜めに(例えば、0°~10°、好ましくは5°~10°の角度で)延びていてもよい。換言すれば、移動軸は実質上、横断軸であってもよい。水平面に平行な移動軸のみを有することにより、有利なことに、液体タンク7を挿入位置に移動させるために重力が必要とされず、特に液体タンク7の取り扱いを改善する。更に、液体タンク7が垂直方向に沿って移動する必要がないので、飲料調製マシン1は、マシンハウジング2の上部の上方により小さい空間しか必要としない。飲料調製マシン1は、このように、特に垂直方向に関して大きな空間を必要とせずに配置することができる。
図1に示されるように、壁部4は、開口部41(「第2の開口部」とも呼ばれる)を備える。壁部4は、開口部41の境界を少なくとも部分的に定めてもよい。好ましくは、壁部4は、開口部41の境界を定めるために、開口部41を全ての側で囲む。開口部41は、液体タンク7がこの開口部41を通って移動できるように構成されている。また、開口部41は、移動軸がこの開口部41を貫通するように配置されている。したがって、液体タンク7を移動軸に沿って、したがって開口部41を通して移動することによって、液体タンク7を挿入位置に移動することができる。液体タンク7は、液体タンク7が挿入位置にあるとき、マシンハウジング2から突出しないことが好ましい。したがって、液体タンク7は、挿入位置において、完全にマシンハウジング2内に配置される。液体タンク7の挿入位置において、液体タンク7は、開口部41から突出しないことが好ましい。特に好ましい実施形態では、側端部71は、液体タンク7が挿入位置にあるとき、マシンハウジング2、例えば壁部4と少なくとも部分的に同一平面である。
液体タンク7の挿入位置において、マシンハウジング2に対する液体タンク7の向きは、飲料調製マシン1のコンパクト化に対して更なる有利な効果を有し得る。図1及び図3A~図3Dに例示的に示されるように、液体タンク7は、液体タンク7が挿入位置にあるとき、マシンハウジング2の後部に向かって傾斜するように配置されてもよい。すなわち、液体タンク7は、長手方向軸に沿って延びるだけでなく、長手方向軸に垂直に延びる高さ軸に沿っても延びることができ、長手方向軸は、挿入位置において移動軸に平行に延びる。液体タンク7の挿入位置において、液体タンク7の高さ軸は、したがって、液体タンク7をマシンハウジング2の後部に向かって傾斜させる(すなわち傾ける)ために、垂直軸に対して斜めに延びてもよい。このようにして、液体タンク7は、例えば長手軸に対して傾けられる。したがって、液体タンク7の上部は、その底部に対して後方に移動される。挿入位置におけるマシンハウジング2のこの傾斜状態において、マシン機能要素6がマシンハウジング2内に効果的に配置されることができる。好ましくは、高さ軸は、垂直軸に対して30°~50°の角度で、特に約45°の角度で配置される。注入開口部74の配置は、液体タンク7が挿入位置及び前述の傾斜状態にあるときに、注入開口部74が少なくとも、液体タンク7の点であって、液体タンク7の頂点を形成する点まで延びているものであってもよい。したがって、飲料調製マシン1のコンパクト化のために液体タンク7が傾斜した状態で配置されていても、特に大量の液体を液体タンク7内に蓄えることができる。
特に図3Aに示すように、マシンハウジング2は、チャネル8を備えることができる。チャネル8は、液体タンク7を受け入れるようになっている。例えば、チャネル8は、移動軸を画定するようになっている。チャネル8は、液体タンク7をこれらの案内構造に沿って、したがって移動軸に沿って移動又は摺動させることを容易にする案内構造を備えることができる。案内構造は、液体タンク7が挿入位置にあるときに液体タンク7に面する、チャネル8の内側に配置されてもよい。好ましくは、チャネル8は、液体タンク2の少なくとも一部、例えば液体タンク2の外壁に対して少なくとも部分的に相補的に形成されている。例えば、液体タンク7の側壁73は、この外壁を含む。したがって、チャネル8の少なくとも一部が凹状に形成されてもよく、液体タンク7の一部は、この凹状部分に相補的に形成され、それによって凸状の形態を有する。チャネル8は、少なくとも部分的にマシンハウジング2の内部に、好ましくは空間60の内部に配置され、その結果、液体タンク7がチャネル8内に配置されると、液体タンク7は、少なくとも部分的にマシンハウジング2又は空間60の内部に配置される。開口部41は、チャネル8に接合するように配置されることが好ましい。例えば、チャネル8は、開口部41から離れるように延びている。
図1及び図3Bに示すように、マシンハウジング2は、マシンハウジング2から液体タンク7を容易に取り外すための、すなわち液体タンク7を挿入位置から容易に移動するための開口部51(「第1の開口部」とも呼ばれる)を備える。開口部51は、液体タンク7が挿入位置にあるときに、液体タンク7の一部を露出させるように配置されている。この液体タンク7の露出部分は、側端部72の少なくとも一部であってもよい。開口部51の配置は、液体タンク7が挿入位置にあるとき、飲料調製マシン1を操作するユーザが上記露出部分を手で押すことによって、液体タンク7が挿入位置から移動軸に沿って、例えば開口部41を通って、かつ/又は液体タンク7の取り外された状態に向かって移動するものである。
図2を参照すると、液体タンク7の上記露出部分を開口部51を通して押すと、液体タンク7が左右方向に沿って、すなわち右に向かって移動する。開口部51は、任意選択的に、開口部41及び壁部4の反対側に配置される。好ましくは、開口部51は壁部5に配置される。壁部5は、開口部51の境界を少なくとも部分的に定めてもよい。好ましくは、壁部5は、開口部51の境界を定めるために、開口部51を全ての側で囲む。開口部51は、液体タンク7がこの開口部51を通って移動することができないように適合されてもよい。例えば、開口部51は、液体タンク7の高さよりも小さい。液体タンク7の高さは、移動軸に垂直な軸に沿って測定される。あるいは、図3Bに示すように、チャネルを通るタンクの移動を止めるために、閉鎖部52が設けられる。図3Aに示すように、この閉鎖部は、また、タンクのコネクタ10の第2のコネクタ9への接続を支持するように構成することができる。
挿入位置において液体タンク7の少なくとも一部を露出させるための開口部51を有することは、特に、液体タンクの挿入位置への又は挿入位置からの移動を選択的に行うための、複雑なハンドリング構造(ハンドル、突出部、窪みなど)を液体タンク7に設ける必要がない結果をもたらす。特に、1つ以上の側端部71、72は、単に滑らかに又は連続的に広がるように、単純に設計することができる。液体タンク7の挿入位置において、側端部72は、好ましくは、マシンハウジング2の少なくとも一部、例えば壁部5と同一平面である。飲料調製マシン1が飲料を調製するように構成されているときに、移動軸が水平面に対して平行に又はわずかに斜めに延びている場合、挿入位置から液体タンク7を移動させることは、液体タンク7が垂直軸に沿って、したがって重力又は液体タンク7の重量に逆らって移動する必要がない、又は部分的にしか移動する必要がないため、非常に容易である。
液体タンク7の挿入位置において、例えば液体ポンプを使用することによって、液体が体タンク7から送達され得る。したがって、液体タンク7は、マシン機能要素6の少なくとも一部と流体連通している。例えば、特に図3D及び図5~図8に示すように、飲料調製マシン1は、少なくとも部分的にマシンハウジング2内に配置された第1のコネクタ9を備えることができる。好ましくは、第1のコネクタ9は、少なくとも部分的にチャネル8の内側及び/又はマシンハウジング2の底側において、例えば支持体3に隣接して延びる。更に、飲料調製マシン1は、少なくとも部分的に液体タンク7上に配置された第2のコネクタ10を備えることができる。好ましくは、第2のコネクタ10は、液体タンク7の側端部71、72上には配置されない。例えば、壁73の一部は、側端部71から側端部72まで延びて下り、段差領域75を形成している。段差領域75は、少なくとも部分的に第2のコネクタ10を含むことができる。
例えば図5及び6に示すように、液体タンク7が挿入位置にないとき、コネクタ9、10は互いに離隔しており、そのため、飲料を調製するための液体が液体タンク7から送達され得ない。液体タンク7が挿入位置にあるとき、図7及び8に示すように、第1コネクタ9と第2コネクタ10とが互いに接続される。したがって、飲料を調製するために液体タンク7から液体を送達することができる。例えば図7に示されるように、液体タンク7の挿入位置において、第1のコネクタ9は、段差領域75によってもたらされる自由空間に配置されてもよい。上記自由空間は、少なくとも部分的に、段差領域75の段差の蹴上げ及び踏面によって境界を定める。蹴上げは、好ましくは、第2のコネクタ10の少なくとも一部を含む。これにより、多くのスペースを必要とすることなく第1コネクタ9と第2コネクタ10とを互いに接続することができる。
第1のコネクタ9は、遠位端91を備えてもよい。第1のコネクタ9はまた、例えば液体ポンプ及び/又は1つ以上の液体流通パイプを用いて、マシンハウジング2に流体接続する近位端92を有してもよい。したがって、遠位端91は、第1のコネクタ9がマシンハウジング2に接続されている点から離れて位置付けられる。遠位端91は、接続開口部93を備える。接続開口部93は、液体タンク7が挿入位置にあるときに、液体タンク7から送達される液体が流れる第1コネクタ9の開口部である。例えば図5に示すように、第1のコネクタ9の配置は、好ましくは、開口部93が移動軸に平行な方向に沿って開口するような配置である。したがって、移動軸に沿って開口部41を通して見ると、液体タンク7が挿入位置にないとき、接続開口部93が見える。言い換えれば、第1のコネクタ9及び/又は開口部93は、第1のコネクタ91を第2のコネクタ93に接続することができる挿入方向を画定し、この挿入方向は移動軸に平行である。したがって、飲料調製マシン1のユーザは、コネクタ9、10を互いに接続するためには、移動軸に沿って液体タンク7を移動させるだけでよい。したがって、コネクタ9、10間の流体接続を非常に簡便に提供することができる。
図8から特に明らかなように、第2のコネクタ10は、好ましくは、1つ以上の半径方向封止要素などの1つ以上の封止要素11を備える。1つ以上の封止要素11は、液体タンク7が挿入位置にあるときに、コネクタ9、10を互いに隙間なく、又は隙間なく接続するために、第1のコネクタ9と連携するように配置されている。例えば、1つ以上の封止要素11は、液体タンク7の挿入位置において第1の流体コネクタ9と封止接触し、第1のコネクタ9と第2のコネクタ10との間の(周方向の)隙間を封止している。図8に示されるような好ましい実施形態では、1つ以上の封止要素11は、第1の流体コネクタ9の外壁と封止接触又は封止係合するように配置されてもよい。追加的に又は代替的に、第1のコネクタ9は、例えば、液体タンク7が挿入位置にあるときに第2のコネクタ10の内壁と封止接触又は封止係合する、1つ以上の封止要素11を備えてもよい。
液体タンク7の第2のコネクタ9は、弁12を備えることができる。弁12は、特に、液体タンク7の取り外された状態及び/又は非挿入位置において、液体が第2のコネクタ10を経由して液体タンク7から流出することを防止するように配置される。特に図6及び図8に示されるように、弁12は、閉位置(例えば図6参照)と開位置(例えば図8参照)との間で移動するように構成されている。例えば、弁12は、閉位置と開位置との間で直線的に移動可能であってもよく、かつ/又は弁12は、ピストンとして形成されてもよく、かつ/又はピストンのように移動可能であってもよい。弁12が閉位置にあるとき、液体は、液体タンク7から第2のコネクタ10を経由して液体タンク7の外部に流れることができない。弁12の閉位置において、液体タンク7は、挿入位置から、液体タンク7が例えば注入開口部74を介して液体を注入される、例えば取り外された状態に移動され得る。弁12の開位置では、液体は、液体タンク7から第2のコネクタ10を介して液体タンク7の外側へ、特に第1のコネクタ9内へ流れることができる。
液体タンク7の挿入位置において、コネクタ9、10の互いに対する配置は、好ましくは、第1のコネクタ9が弁12をその開位置に移動させるような配置である。この開位置は、図8に例示的に示される。図8から明らかなように、遠位端91は、弁12を開位置に向けて移動させるために、弁12と接触することができる。遠位端91と弁12との間のこの接触中に、遠位端91と弁12との間に隙間13が形成され得る。したがって、液体は、液体タンク7から隙間13を経由して開口部93に流入することができ、それによって、第1のコネクタ9と第2のコネクタ10との間の液体接続をもたらす。例えば、弁12は、第1のコネクタ9の遠位端91に面する側に、弁12をその開位置に移動させる遠位端91と接触するように構成された突出部14を備える。弁12がいったん開位置に置かれると、突出部14は、こうして、少なくとも部分的にギャップ13の境界を定める。
弁12は、閉位置に向かって付勢されることが好ましい。例えば、弁12は、弁12を閉位置に向けて付勢するように構成されたばね要素などの弾性要素12aを備えることができる。閉位置では、弁12は、封止座15上に位置することが好ましい。したがって、弁12は、弁12を閉位置にするために封止座15に向かって付勢されることが好ましい。弁12の開位置では、封止座15と弁12との間に隙間が形成される。したがって、液体は、上記隙間を通って第1の流体コネクタ9に向かって、例えば隙間13及び開口部93内へ流れることができる。
第1コネクタ9と第2コネクタ10とは、コネクタ9,10を相手側コネクタとして提供することにより、互いに接続されてもよい。例えば、コネクタ9、10の一方は雄型コネクタであり、コネクタ9、10のそれぞれの他方は雌型コネクタである。図8に示すように、第2のコネクタ10は雌コネクタであってもよく、第1のコネクタ9は雄コネクタであってもよく、又はその逆であってもよい。好ましくは、第2のコネクタ10は、特に液体タンク7が挿入位置にあるとき、又はコネクタ9、10が少なくとも部分的に互いに接続されているとき、例えば液体タンク7が挿入位置に近い中間位置にあるときに、少なくとも遠位端91などの第1のコネクタ9の少なくとも一部が受け入れられるソケット(又はレセプタクル)16を備える。例えば、中間位置では、遠位端91はソケット16内に受け入れられるが、弁12とはまだ接触していない。
1つ以上の封止要素11が、ソケット16上(すなわち、上及び/又は中)、特に、第1のコネクタ9の外壁に面するソケット16の内壁上に配置されてもよい。追加的又は代替的に、封止座15が、ソケット16上(すなわち、上及び/又は中)、特に、第1のコネクタ9の外壁に面するソケット16の内壁上に配置されてもよい。1つ以上の封止要素11及び封止座15は、互いに一体的に形成されてもよい。したがって、1つ以上の封止要素11及び封止座15は、単一の部品を形成することができる。したがって、製造コストを低減することができる。特に、1つ以上の封止要素11及び封止座15は、互いに独立してソケット16上に配置される必要はない。むしろ、1つ以上の封止要素11及び封止座15は、ソケット11上に単一のステップで集合的に配置することができる。
ソケット16は、ソケット16内に受け入れられるために、第1のコネクタ9の少なくとも一部、例えば少なくとも遠位端91がソケット16に入ることができる、ソケット開口部17を備えることができる。好ましくは、封止座15は、1つ以上の封止要素11よりもソケット開口部17から更に遠く離れている。したがって、コネクタ9及び10を互いに接続するとき、第1のコネクタ9は、弁12と接触する前に1つ以上の封止要素11と接触する。このような弁12に接触する前の状態は、例えば上述した中間位置である。これは、弁12が第1のコネクタ9によって開位置に動かされる前は、コネクタ9、10が互いに隙間なく接続されているという利点を提供する。換言すれば、1つ以上の封止要素11は、予備封止を提供する。好ましくは、液体タンク7は、ソケット16を少なくとも部分的に覆うように構成された封止カバーなどのカバー18を備える。例えば、カバー18は、ソケット16に取り付けられる又は差し込まれる。カバー18は、1つ以上の封止要素11と一体的に形成されたフランジ又はカラーなどの1つ以上の封止要素11の少なくとも一部が、ソケット16とカバー18との間に配置される又は挟まれるように構成されてもよい。これにより、ソケット16とカバー18との隙間を効果的に封止することができる。
液体タンク7は、第1のコネクタ9及び/又は第2のコネクタ10及び/又は1つ以上のマシン機能要素6などの、マシンハウジング2の内部に配置された飲料調製マシン1の1つ以上の部分への視界を遮るように設計されてもよい。これは、飲料調製マシン1のそれぞれの部分を隠すマシンハウジング2の部分の数を減らすことができるという利点を提供する。液体タンク7は、透明部分76と不透明部分77とを備えることが好ましい。透明部分76は、液体タンク7に収容された液体の注入レベルが透明部分76を通して見えるように設計されることが好ましい。透明部分76は、側端部71、72のうちの1つ以上に、好ましくは少なくとも側端部71に形成されてもよい。不透明部分77は、液体タンク7が挿入位置にあり、かつ少なくとも移動軸に沿って、例えば開口部41通して、見たときに、不透明部分77が1つ以上の部分、例えば第1のコネクタ9及び/又は第2のコネクタ10への視界を遮るように配置される。不透明部分77は、側端部71、72のうちの1つ以上、好ましくは側端部71に形成されてもよい。例えば、側端部71は、透明部分76と不透明部分77とからなる。側端部71は、最初は完全に透明であってもよく、不透明部分77は、コーティングの形態などの不透明構造を透明な側端部71上に適用することによって設けられる。したがって、透明部分76は、適用後に透明のままである側端部71の部分である。側端部71はまた、いくつかの部分、例えば2つの部分によって提供されてもよい。したがって、これらの部分のうちの1つが透明部分76に対応し、これらの部分のうちの別の1つが不透明部分77に対応してもよい。
本明細書で述べる現在の好ましい実施形態に対する様々な変更及び修正が、当業者には明らかとなる点を理解されたい。このような変更及び修正は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、並びに本発明の付随する利点を減らすことなく、なされてもよい。したがって、このような変更及び修正は、添付の特許請求の範囲によって包含されることが意図されている。
1 マシン
2 ハウジング
3 カップ支持体
4 第2の壁部
41 開口部
5 第1の壁部
51 開口部
52 閉鎖部
6、61、63、64 機能要素
62 分注ノズル
60 空間
7 タンク
71、72 側端部
73 側壁
74 注入開口部
75 段差領域
76 透明部分
77 不透明部分
8 チャネル
9 第1のコネクタ
91 遠位端
92 近位端
93 開口部
10 第2のコネクタ
11 封止要素
12 弁
12a 弾性要素
13 隙間
14 突出部
15 封止座
16 ソケット
17 開口部
18 カバー

Claims (15)

  1. マシンハウジング(2)と液体タンク(7)とを備える飲料調製マシン(1)であって、
    前記マシンハウジング(2)は、少なくとも液体流通パイプと、液体ポンプと、液体ヒータと、飲料抽出チャンバとを含むマシン機能要素(6)を囲むためのものであり、
    前記液体タンク(7)は、挿入位置において、機能上完全に前記マシンハウジング(2)内に挿入されるように移動軸に沿って移動するように着脱可能に配置され、それにより、前記液体ポンプを使用することによって、液体が前記液体タンク(7)から前記液体流通パイプ及び前記液体ヒータを介して前記飲料抽出チャンバに送達されて、前記液体が前記飲料抽出チャンバ内に収容された飲料原材料と混合されて飲料を調製することができ、
    前記マシンハウジング(2)は、前記マシンハウジング(2)における互いに対向する壁部(4、5)に位置する第1の開口部(51)及び第2の開口部(41)を備え、
    前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあるとき、前記第1の開口部(51)は、前記液体タンク(7)の一部を露出させるように配置され、それにより、前記液体タンク(7)の前記露出した部分を押すことによって、前記液体タンク(7)は前記挿入位置から前記移動軸に沿って、前記第2の開口部(41)を通って移動する、
    飲料調製マシン(1)。
  2. 前記壁部(4、5)は側壁部である、請求項1に記載の飲料調製マシン(1)。
  3. 前記飲料調製マシン(1)が飲料を調製するように配置されているとき、前記移動軸は、水平面に対して平行に又は斜めに延びる、請求項1又は2に記載の飲料調製マシン(1)。
  4. 前記液体タンク(7)は、前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあるとき、前記マシンハウジング(2)から突出せず、かつ/又は前記液体タンク(7)は、1つ以上の側端部(71、72)を備え、前記1つ以上の側端部(71、72)の少なくとも1つは、前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあるとき、少なくとも部分的に前記マシンハウジング(2)と同一平面、例えば、前記壁部(4、5)のうちの1つと又は前記壁部(4、5)のそれぞれと同一平面にある、請求項1~3のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  5. 前記マシンハウジング(2)は、前部及び後部を備え、前記液体タンク(7)は、前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあるとき、前記後部に向かって傾斜するように配置されている、請求項1~4のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  6. 前記マシンハウジング(2)は、少なくとも部分的に前記マシンハウジング(2)の内側に配置されて前記液体タンク(7)を受け入れる、チャネル(8)を備え、前記チャネル(8)は、好ましくは、前記移動軸を画定するようになっており、かつ/又は、好ましくは、前記チャネル(8)が、前記液体タンク(7)の少なくとも一部に対して少なくとも部分的に相補的に形成されている、請求項1~5のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  7. 少なくとも部分的に前記マシンハウジング(2)内に配置された第1のコネクタ(9)と、少なくとも部分的に前記液体タンク(7)上に配置された第2のコネクタ(10)とを更に備え、前記液体タンク(7)の前記挿入位置において、前記第1のコネクタ(9)と前記第2のコネクタ(10)は、前記液体タンク(7)から液体を送達するために互いに接続され、前記第1のコネクタ(9)は、接続開口部(93)を有する遠位端(91)を備え、前記第1のコネクタ(9)は、前記接続開口部(93)が前記移動軸に平行な方向に開くように配置されている、請求項1~6のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  8. 前記第1のコネクタ(9)及び/又は前記第2のコネクタ(10)は、1つ以上の封止要素(11)、例えば1つ以上の半径方向封止要素を備え、前記1つ以上の封止要素(11)は、前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあるとき、前記コネクタ(9、10)を互いに隙間なく接続するために、それぞれの他方のコネクタ(9、10)と連携するように配置されている、請求項7に記載の飲料調製マシン(1)。
  9. 前記第2のコネクタ(10)は、閉位置と開位置との間で移動するように構成された弁(12)を備え、前記液体タンク(7)が前記挿入位置に移動されると、前記第1のコネクタ(9)は、前記弁(12)を前記開位置に移動させて、前記第1のコネクタ(9)を前記第2のコネクタ(10)に接続して前記液体タンク(7)から液体を送達するように配置されている、請求項7又は8に記載の飲料調製マシン(1)。
  10. 前記第2のコネクタ(10)は、前記第1のコネクタ(9)の少なくとも一部を受け入れるためのソケット(16)を備え、1つ以上の封止要素(11)が、前記ソケット(16)上に配置され、かつ/又は、弁(12)が閉位置にあるときに、前記弁(12)が位置する封止座(15)は、前記ソケット(16)上に配置されている、請求項7~9のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  11. 前記ソケット(16)は、ソケット開口部(17)を備え、前記第1のコネクタ(9)の前記少なくとも一部は、前記ソケット開口部(17)を通って前記ソケット(16)内に入り前記ソケット(16)に受け入れられることができ、前記封止座(15)は、前記1つ以上の封止要素(11)よりも前記ソケット開口部(17)から更に遠くに離れている、請求項10に記載の飲料調製マシン(1)。
  12. 前記液体タンク(7)は、透明部分(76)及び不透明部分(77)を備え、前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあり、かつ少なくとも前記移動軸に沿って見たとき、前記不透明部分(77)は、前記マシンハウジング(2)の内側に配置された1つ以上の部分への、例えば、第1のコネクタ(9)及び/又は第2のコネクタ(10)への視界を遮るように配置されている、請求項1~11のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  13. 前記マシン機能要素(6)は、前記マシンハウジング(2)内に配置されている、請求項1~12のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  14. 前記マシン機能要素(6)の少なくとも一部は、空間(60)に広がり、前記液体タンク(7)が前記挿入位置にあるとき、前記液体タンク(7)は少なくとも部分的に前記空間(60)の内側に配置されている、請求項1~13のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
  15. 前記マシン機能要素(6)は、抽出チャンバ、抽出ユニット、液体ヒータ、制御ユニット、液体ポンプ、カプセルホルダ、1つ以上の液体流通パイプ、電子機器、及びこれらの組み合わせのうちの1つ以上を含む、請求項1~14のいずれか一項に記載の飲料調製マシン(1)。
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