JP5497788B2 - 小設置面積の自律モジュールを有するモジュラーシステム - Google Patents

小設置面積の自律モジュールを有するモジュラーシステム Download PDF

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Description

本発明は、カプセルまたはポッド内に収容される小分けされた原料から飲料を生成するためのモジュラーシステムに関する。特に、本発明は、相互に作用するようになっている自律飲料調製モジュールおよびベースステーションを備えるそのようなモジュラーシステムに関する。
結合ステーションと飲料調製モジュールとから成るモジュラー飲料生成システムを提供することが従来技術から知られている。この場合、結合ステーションおよび飲料調製モジュールは、接続状態と取外し状態とを選択的に成すように設計される。
国際公開第2007/141334号パンフレットは、結合ステーションに選択的に接続され得る飲料調製モジュールを提案する。結合ステーションおよびモジュールにはそれぞれ制御回路が設けられ、モジュールの制御回路は、取外し状態でモジュールの自律制御を行なうようになっており、また、結合ステーションの制御回路は、接続状態でモジュールの制御を少なくとも部分的に引き継ぐようになっている。
仏国特許第2544185号明細書は、エスプレッソコーヒーマシンを構成するためのモジュラー要素の系に関する。解決される課題は、要件を満たして、装置の製造を簡略化することにある。系は、ヒータを備える水を加熱するためのモジュラー要素と、1つの注ぎ口を備えるモジュラー分配要素と、2つの注ぎ口を備えるモジュラー分配要素とを備え、これらの要素を並置できることを特徴とする。
既知の従来技術に基づいて、本発明は、設置面積を減少させ、第1の飲料モジュールの携帯性と、飲料モジュールを選択的に接続できるベースステーションに対する飲料モジュールの自律性(autonomy)とを向上させようとするものである。
特に、本発明は、最小限の設置面積(footprint)を有し、それにより、格納特性が高められると同時に、システムのモジュール性が従来技術に比べて高められる、非常にコンパクトなモジュールを提供しようとする。
さらに、本発明は、高度のサービスを提供するとともに、ハンドリング特性を向上させ、それにより、装置のオペレータに対する利便性を高めようとするものである。
また、本発明は、他の目的に狙いを定めるものであり、特に、本明細書本文の残りの部分に現れる他の課題に対する解決策を目指すものである。
前述した目的は、特に、カプセルまたはポッド内に供給された小分けされた原料から飲料を生成するためのシステムであって、大容量の(例えば、取外し可能な)水リザーバを備えるベースステーションと、抽出ヘッドを備え、自律使用モードから結合使用モードへベースステーションに取外し可能に接続できる自律飲料調製モジュールとを備え、自律モジュールが水入口接続手段を備え、自律モジュールおよびベースステーションがそれぞれ、結合位置で飲料調製モジュールがベースステーションに接続されるときに係合する適合位置決め手段を備え、モジュールが自律使用モードにあるときにモジュールへ水を供給するために、別の水供給手段と、モジュールの水入口接続手段に接続するようになっている水出口接続手段とを備える、システムにより、本発明の第1の態様にしたがって達成される。
位置決め手段は、ベースステーションの雫受けがモジュールの液体出口の下側で垂直に位置決めされるように、飲料調製モジュールをベースステーション上で位置決めするようになっていることが好ましい。
別の水供給手段は、モジュールに接続できかつベースステーションの水リザーバよりも小さい水容量を有する液体リザーバ、例えば50〜250mlの水容量を有する液体リザーバを備えることが好ましい。
また、別の水供給手段は、柔軟な水汲上げチューブと、入口接続手段に対して取外し可能に接続できまたは取外し不能に接続される水出口接続手段とを備えてもよく、上記チューブは、外部水供給源(例えば、ウォーターボトルまたはグラス)に対するモジュールの一時的な流体接続を確保するために展開可能である。したがって、自律モジュールは、一体に形成される液体リザーバを備える必要がなく、そのため、モジュールの携帯性を向上させることができる。
水汲上げチューブは、望ましくない粒子の吸引を防止し、したがって、接続手段の詰まりを防止するためのフィルタ手段を備えてもよい。
モジュールとベースステーションとの結合状態では、ベースステーションとモジュールとの間で流体接続が成されるのが好ましい。この場合、ベースステーションの専用の液体接続手段がモジュールの水入口接続手段に接続されるのが好ましい。あるいは、結合状態でベースステーションの液体接続手段と係合するようになっている追加水入口接続手段がモジュールに設けられてもよい。このようにすると、結合状態で、液体がベースステーションの大容量液体リザーバからモジュールへ供給される。
飲料調製モジュールは、ベースステーションに対して電気的に接続されるように電気接続手段を更に備えてもよい。上記電気接続手段はコードレス電気接続であってもよい。しかしながら、飲料調製モジュールは、上記電気接続手段に加えて、電力供給手段を備えることが好ましい。このようにすると、ベースステーションから取り外されるときの飲料調製モジュールの自律機能が有効になる。
本発明の他の態様において、モジュールの小容量リザーバおよびベースステーションのリザーバは、システムが設定されるモード、例えば結合モードまたは自律モードに応じて機能ブロック(例えば、ポンプ、ヒータ、抽出ヘッドなど)へ水を選択的に供給するための少なくとも2つの位置をとるようになっている3方向バルブに接続できる。特に、3方向バルブは、結合モードに対応する第1の位置において、ベースステーションの大容量リザーバからの水の供給を選択的に可能にするとともに、自律モードに対応する第2の位置において、モジュールの小容量リザーバからの供給を選択的に可能にするように構成される。3方向バルブは、モジュールの水入口接続部へのベースステーションの液体接続手段の係合/離脱によって適切な供給位置で自動的に作動されるのが好ましい。用語「3方向バルブ」は、特定のバルブ構造に限定されるものと見なされるべきではなく、むしろ、規定される選択的な供給位置をもたらす全ての種類のバルブ手段を包含することに留意すべきである。
好ましい実施形態において、飲料調製モジュールは、モジュールが自律モードでベースステーションから離脱されるときにのみモジュールに選択的に接続できるカップ支持体を更に備える。この場合、カップ支持体は、別個のパッド、例えばゴムパッド、または、モジュールで旋回されかつモジュールが結合位置でベースステーションに嵌め込まれるときに引込み位置をとることができる支持体であってもよい。
また、モジュールの抽出ヘッドは、飲料調製モジュールの本体の水平軸周りの回転により、カップ支持体と選択的に接触させられまたはカップ支持体の少なくとも近傍に至るようになっていることが好ましい。このようにすると、抽出ヘッドを上記水平軸周りで回転させることにより、飲料調製モジュールを非常にコンパクトな構成にすることができ、したがって、抽出ヘッドがカップ支持体に当接される。
第2の態様において、本発明は、密封されたカプセルまたはポッド内に供給された小分けされた原料から飲料を生成するためのシステムであって、雫受けを備えるベースステーションと、液体出口を有する抽出ヘッドを備え、ベースステーションに取外し可能に接続できる自律飲料調製モジュールとを備え、自律モジュールおよびベースステーションがそれぞれ、ベースステーションに飲料調製モジュールが接続されるときに係合する適合位置決め手段を備え、位置決め手段が、モジュールの液体出口の下側でベースステーションの雫受けが垂直に位置決めされるように飲料調製モジュールをベースステーション上で位置決めするようになっている、システムに関する。
ベースステーションおよび飲料調製モジュールは、接続状態または結合状態と取外し状態とを選択的にとるようになっている。接続および取外しは、例えばユーザの手動操作によって行なうことができる。
好ましい実施形態において、液体出口を有する抽出ヘッドは、自律モジュールの本体の水平軸に対して回転可能に配置される。したがって、雫受けまたはモジュールに接続できるカップ支持体に対して液体出口の位置を変えることができる。
また、ベースステーションの雫受けの垂直位置は、選択的に調整されるようになっていることが好ましい。
このようにすると、抽出ヘッドの液体出口と、モジュールとベースステーションとの接続状態におけるベースステーションの雫受けに対する液体出口の正確な位置との間の距離を変えることができる。したがって、異なる形状およびサイズの容器を液体出口の下方に配置して、飲料調製モジュールおよびその出口のそれぞれによって供給される液体を受けることができる。したがって、ユーザは、エスプレッソ、ルンゴ、または、カフェラッテの容器をモジュールの液体出口の下側に配置するようにモジュールおよびベースステーションを容易に適合させることができる。
飲料調製モジュールとベースステーションとを接続するための位置決め手段は、飲料調製モジュールおよびベースステーションの適合面および/または輪郭部を備えることが好ましい。モジュールおよびベースステーションの適合面および/または輪郭部は、好ましくはベースステーションでの飲料調製モジュールのそれらの接続状態における取付け易い単一の位置の確保および安定した支持を可能にする。
既に説明したように、飲料調製モジュールは、モジュールのベース部に選択的に接続できるカップ支持体を備えてもよい。カップ支持体は、位置決め手段によって飲料調製モジュールに接続できるのが好ましい。好ましい実施形態では、モジュールをベースステーションに接続するための位置決め手段の少なくとも一部が、ベースステーションのカップ支持体とモジュールとを接続する役目も果たす。したがって、カップ支持体は、モジュールがベースステーションに接続されないときにだけモジュールに接続できるのが好ましい。そのため、システムの非常に一体的でコンパクトな構成をもたらすことができる。
自律飲料調製モジュールには、カプセル内に収容される原料から飲料を生成するための手段が設けられる。したがって、自律飲料調製モジュールは、送水ポンプと水加熱手段とを含む機能ブロックを備えることが好ましい。また、機能ブロックは、モジュールの抽出ヘッド内に収容される抽出チャンバを備えることが好ましい。この場合、抽出チャンバは、原料を含むカプセルを収容するようになっているとともに、送水ポンプおよび水加熱手段から加熱された加圧液体が供給されるようになっている。送水ポンプおよび加熱手段は、モジュールの液体リザーバに接続されるのが好ましい。
カプセルは、オペレータによってモジュールの抽出チャンバへ直接に供給されてもよい。また、カプセルを抽出ヘッドの抽出チャンバへ供給するために、カプセルホルダなどの追加手段がモジュールの抽出ヘッドに接続されてもよい。
本発明に係るモジュールによれば、モジュールの液体リザーバおよびポンプによって供給される液体と、抽出チャンバへ供給されるカプセル内に収容される原料との間の相互作用が可能となる。カプセルへの液体供給に起因して増大される密封されたカプセル内の内圧により、カプセルの下面が開放し、それにより、調製される飲料を放出できる。この場合、モジュールによって供給される液体の注入は、例えばモジュールの専用の注入部材によって穿孔されるカプセルの上面で行なわれる。既に説明したように、調製される飲料の放出はカプセルの下面で行なわれ、したがって、液体の直接的な流れが可能になる。そのため、カップなどの容器をカプセルの下側に配置して、調製される飲料を受けることができる。
国際公開第03059778号パンフレットは、本モジュールを用いた飲料調製のために使用されることが好ましいそのようなカプセルに関する。カプセルは1つ以上の原料を収容する。カプセルへの液体の注入後、液体とカプセル内に収容される原料との相互作用のための十分な時間を与えるために、カプセルからの注ぎが遅らされてもよい。カプセルから調製される飲料の注ぎのため、カプセルの下壁を開放する出口膜に抗するレリーフなどの開放手段が設けられてもよい。これらの開放手段は、液体が注入されるときのカプセル内の圧力上昇と相互に作用する。カプセルは、特に、「交差汚染」を伴うことなく飲料を調製できるという利点、すなわち、調製されるべき第1の飲料が、味、色、および/または、臭いなどの1つ以上の望ましくない特性を、第1の飲料後に分配される第2の飲料へ伝えないという利点を有する。本発明は、国際公開第03059778号パンフレット以外の原理にしたがって飲料装置内で浸出され、溶解され、または、希釈される原料を収容する他の食品もしくは飲料カートリッジ、ポッド、または、袋に適用されてもよい。
本発明の文脈において、用語「カプセル」は、これらの他の浸出原理を使用する密封されたアルミニウムもしくプラスチックカプセルおよび/またはフィルタポッド、ポーチ、カートリッジ、または、袋など、飲料調製モジュールの抽出ヘッドの抽出/浸出チャンバ内に挿入されるようになっている食品原料を収容する任意の形式の適したパッケージを包含するように用いられる。
飲料調製モジュールの抽出ヘッドの回転可能な構成は、モジュールの幾つかの動作モードを与えることができてもよい。したがって、モジュールの本体に対する回転可能な抽出ヘッドの所定の角度変位または位置がモジュールの所定の動作モードまたは状態に対応してもよい。例えば、抽出ヘッドがモジュールのベース部の近傍にあるように回転可能に移動されることは、モジュールのスリープモードに対応してもよい。したがって、抽出ヘッドが専用のスリープモード位置へ至らされる場合には、加熱手段などの飲料調製モジュールの機能ブロックまたは機能ブロックの幾つかの部品への電力の供給が中断されてもよい。
また、抽出ヘッドは、その接続状態および結合状態のそれぞれでは、飲料調製モジュールをスリープモードへ至らせるべく、モジュールに接続されるベースステーションの雫受けの近傍にあるように回転されてもよい。したがって、スリープモードでは、飲料調製モジュールの非常にコンパクトな配置を得ることができ、そのため、モジュールの格納特性が高められる。これは、モジュールの必要とされる空間が格納位置で減少されるからである。
モジュールを上記スリープモードまたは格納モードからONモードへ移行させるため、オペレータは、抽出ヘッドを、モジュールの本体に対して上方へ、すなわち、ベースステーションの雫受けおよびモジュールに接続されるカップ支持体のそれぞれから離れるように回転させなければならない。そのため、上記ONモードでは、モジュールを用いた飲料の調製を可能にするため、モジュールに対して、特にモジュールの機能ブロックに対して電力が供給される。
飲料調製モジュールの液体リザーバは、50〜250mlの好ましい容積の低容量リザーバであることが好ましい。この場合、液体リザーバは、飲料調製モジュールに対して、好ましくは飲料調製モジュールのベース部またはモジュールの本体に形成される凹部に対して選択的に接続することができる。
したがって、より小さい設置面積の装置を得ることができるとともに、より軽量で更に携帯性が高いが自律的である飲料調製モジュールを提供できる。飲料調製モジュールの携帯性の向上に起因して、オペレータは、自分が飲料を調製しようとする所望の場所へモジュールをベースステーションとは完全に独立して容易に持ち運ぶことができる。また、モジュールの非作動モードで液体リザーバのための格納位置を与えるため、したがって、モジュールの必要とされる空間を最小限に抑えるため、モジュールの本体に更なる凹部が設けられてもよい。
飲料調製モジュールには給電手段が設けられる。ベースステーションには、給電手段がなくてもよく、または、給電手段が設けられてもよい。ベースステーションがその電力供給を飲料モジュールから受けてもよく、その場合、位置決め手段は、飲料調製モジュールからベースステーションへ電力を供給するための適合する電気接続部を更に備える。
また、本発明に係るシステムは、飲料調製モジュールとベースステーションとの間で液体接続を成すための液体接続手段を更に備えることが好ましい。
この場合、飲料調製モジュールは、モジュールがベースステーションと接続されないときに飲料調製モジュールの動作の自律制御を行なうようになっている電子制御回路を備えることが好ましい。
ベースステーションは、高度な電子制御リソース、流体リソース、電力リソース、ユーザインタフェースリソース(制御ボタン、ディスプレイ....)などのうちの少なくとも1つ以上を飲料調製モジュールに与えるように構成できる。
ベースステーションは、例えばMP3/MP4−プレイヤ、USBポート、または、ラジオなどの追加電気デバイスを有してもよい。
好ましい実施形態において、ベースステーションは、飲料調製モジュールの低容量液体リザーバよりも本質的に大きい追加液体リザーバを少なくとも備える。追加低容量リザーバの容積は500〜1000mlであることが好ましい。この場合、ベースステーションには、本質的に加圧されていない液体を飲料調製モジュールのポンプへ供給するための手段を設けることができる。
システムの液体接続手段は、飲料調製モジュールと外部液体リザーバとの間で接続を可能にするようになっている延長導管を備えてもよい。このようにすると、飲料調製モジュールがベースステーションに接続されておらず、飲料調製モジュールの専用の液体リザーバがこれに接続されていない場合に、例えばグラスまたはボトルに収容された水などの外部液体供給源から液体を飲料調製モジュールに対して供給することもできる。
他の態様において、本発明は、カプセルまたはポッド内に供給された小分けされた原料から飲料を生成するためのモジュラーシステムであって、水リザーバを備えるベースステーションと、抽出ヘッドを備え、自律使用モードから結合使用モードへベースステーションに取外し可能に接続できる自律飲料調製モジュールとを備え、少なくとも1つのベースステーションが、追加機能をモジュールに対して与える少なくとも1つの機能アクセサリを備える、モジュラーシステムに関する。この機能アクセサリは、ベースステーションと一体であってもよく、または、ベースステーションから分離できてもよい。
好ましい実施形態において、モジュラーシステムは、互いに関連付けられる少なくとも1つの異なる機能アクセサリを備える少なくとも2つのベースステーションの選択を含む。
この場合、少なくとも1つの機能アクセサリは、デジタルデータ通信端子(USB、インターネット、イーサネット、WiFi、ブルートゥース)、および/または、メディアプレイヤ(TVスクリーン、ラジオ、MP3、MP4など)、モバイル機器(例えば、携帯電話またはデジタルメディアプレイヤ)用の低電圧充電端子、および、これらの組合せである。
また、少なくとも1つの機能アクセサリは、カップヒータ、水冷却装置、ミルク発泡機、甘味料(例えば砂糖)分配器、スプーン分配器、および、これらの組合せであってもよい。
更なる態様において、本発明は、小容量リザーバを格納モードで受けるための凹部を有する本体を備える小設置面積の飲料装置であって、上記リザーバがその格納モードから本体の水入口への水接続モードへ移行可能であり、上記装置の設置面積は、水接続モードよりも格納モードで小さい、飲料装置に関する。
好ましい実施形態では、水接続モードにおいて水入口と小容量液体リザーバとの間で流体接続を成すために、取外し可能なまたは展開可能な水コネクタがモジュールに接続されてもよい。したがって、コネクタは、例えば摺動手段、スイベルなどにより、装置の引込み位置から伸長位置へ展開されてもよい。
この実施形態の利点は、水接続モードにおいて液体リザーバにより約2カップ用の水の蓄えを依然として備えつつ格納モードで非常にコンパクトな装置である。
本発明の更なる特徴、利点、および、目的は、添付図面の図を併せて解釈して、本発明の実施形態の以下の詳細な説明を読むと、当業者に明らかになる。
本発明に係るシステムの好ましい実施形態の斜視側面図を示し、該システムは飲料調製モジュールとベースステーションとを備え、飲料調製モジュールがベースステーションに接続されていない。 図1に係る飲料調製モジュールの実施形態の概略図を示し、モジュールが格納モードで示される。 図1に係る飲料調製モジュールの実施形態の概略図を示し、モジュールがコネクタによって液体リザーバに接続される。 図1に係る飲料調製モジュールの実施形態の概略図を示し、モジュールが流体接続モードで示される。 飲料調製モジュールおよびベースステーションがそれらの接続状態にある斜視側面図を示している。 本発明に係るシステムの他の好ましい実施形態を斜視側面図で示し、飲料調製モジュールおよびベースステーションがそれらの取外し状態にある。 図4に係るシステムの斜視側面図を示し、飲料調製モジュールおよびベースステーションがそれらの接続状態にある。 図5に係るシステムの斜視側面図を示し、飲料調製モジュールがモジュールの本体の水平軸を中心に回転される。 飲料調製モジュールの他の好ましい実施形態の概略図を示し、モジュールが該モジュールの後側凹部内に配置される小型リザーバを備える。 図7aに係るモジュールの概略図を示し、小型リザーバの代わりに、延長導管がモジュールの後側凹部内に配置される。 図7bに係るモジュールを示し、モジュールを追加液体リザーバに接続するために延長導管が使用される。 本発明に係るシステムの他の好ましい実施形態を示し、ベースステーションに支持される大型液体リザーバが図7a、7b、7cのそれぞれに示される実施形態に係るモジュールに直接に接続される。 図5のシステムの概略図を示し、ベースステーションが3方向バルブ手段を介して水をモジュールに選択的に供給する。 自律モードの図9のモジュールを示し、小容量水リザーバが3方向バルブ手段を介して水をモジュールの流体回路に選択的に供給する。
図1は本発明に係るシステムを斜視側面図で示している。本発明によれば、システムは、互いに接続可能な飲料調製モジュール2およびベースステーション1を備える。
飲料調製モジュール2は、ポンプ10aと、加熱手段10bと、モジュール2の少なくともポンプ10aおよび加熱手段10bに接続される制御ユニット10cとを備える機能ブロック(図4参照)を備える自律モジュールであることが好ましい。
好ましい実施形態において、モジュール2は、モジュール2に対して選択的に接続できる小型液体リザーバ(図2a〜図2cの参照符号29および図4の参照符号11)を備えることが好ましい。モジュール2の機能ブロックの少なくともポンプ10aおよび加熱手段10bは、モジュール2の抽出ヘッド4内の抽出チャンバ(図示せず)と液体リザーバとに流体接続している。人間のオペレータは、カプセル30(図1)を抽出ヘッド4および抽出ヘッド4の抽出チャンバのそれぞれに対して挿入しうる。この場合、カプセル30は、抽出ヘッド4に設けられる開口によってまたは抽出ヘッド4の開口に選択的に接続され得るカプセルを収容するためのカプセルホルダによって抽出チャンバへ挿入されうる。この実施形態によれば、加熱されて加圧された液体を抽出チャンバへ、したがって抽出チャンバ内に収容されるカプセル30へ供給することができる。
抽出ヘッド4は、カプセルが抽出ヘッド4に挿入されるときにカプセル30内に注入される冷水または熱水を選択するために使用され得る制御レバー18を備えることが好ましい。この場合、制御レバー18は、3つの位置、すなわち、中立位置、熱水位置、および、非加熱水位置を備えるのが好ましい。したがって、レバーが中立位置に保持されるときには、水が抽出ヘッド4へ供給されず、そのため、抽出ヘッド4内に収容されるカプセル30に水が供給されない。ユーザがレバー位置を中立位置から熱水位置または非加熱水位置へ変更する場合には、レバーの位置が元の中立位置へ変えられるまで、熱水または非加熱水がそれぞれ抽出ヘッド4内のカプセル30へ注入される。この場合、カプセル30へ注入される非加熱水または熱水は、カプセル30内に供給された原料と相互に作用させられ、それにより、その後に抽出ヘッド4の液体出口4aから注がれる冷たいまたは温かい飲料が生成される。抽出ヘッド4に供給されるカプセル30の下面によって液体出口4aもまた形成され、それにより、カプセル30を通じた液体の直接的な流れを可能にしてもよいことは理解されるべきである。
飲料調製モジュール2は、モジュール2の安定した位置決めを可能にする好ましくは平坦な下側スタンド部19aを備える。
飲料調製モジュール2の後部には、コンセント電源に対するモジュール2の接続を可能にする電気ケーブルやプラグなどの電気接続手段16aが配置されうる。したがって、少なくとも自律的使用中の、すなわち、モジュール2がベースステーション1に接続されないときのモジュール2に対する電気の供給を確保できる。
システムのベースステーション1は、雫受け3を接続できる本体部1aを備えることが好ましい。雫受け3の垂直位置を調整できることが好ましい。その場合には、異なる高さの容器を雫受け上に配置して、大きな飛沫をもたらすことなく、飲料調製モジュール2の液体出口4aから供給される飲料を受けることができる。
ベースステーション1は、高度な電子制御リソース、流体リソース、電力リソース、ユーザインタフェース手段などのうちの少なくとも1つ以上を飲料調製モジュール2に提供するようになっている。
図1に示されるように、ベースステーション1は、ベースステーション1の本体1aに取外し可能に接続できる液体リザーバ12を備える。この場合、液体リザーバ12は、本質的に、飲料調製モジュール2に直接に接続できる液体リザーバ(図2a〜図2cのリザーバ29)よりも大きい容量を有する。したがって、ベースステーションに対するモジュールの結合状態において、液体供給源は、飲料調製装置の典型的な固定使用に対応する十分な容量を与えるように形成されている。
ベースステーション1の液体リザーバ12は、オペレータによる液体リザーバ12の容易な取扱いを可能にするためにハンドル12aを備えることが好ましい。また、液体リザーバ12は、リザーバ12の補充を可能にするために蓋(図示せず)によって覆われる充填開口も備えることが好ましい。
ベースステーション1は、ベースステーション1の後部に配置されるのが好ましい給電手段16bを更に備えうる。上記給電手段16bは、ベースステーション1をコンセント電源に接続するためのケーブルおよびプラグであることが好ましい。また、モジュール2のユーザがモジュール2のON状態とOFF状態との間を切り換えることができるように、ON/OFFボタン21がモジュール2に配置されるのが好ましい(図3参照)。この場合、モジュール2がそのON状態にあるのかまたはOFF状態にあるのかを示すために、例えばLEDなどのフィードバック手段がモジュール2に配置されうる。
ベースステーション1は更に凹部19bを備え、該凹部19bは、ベースステーション1の本体部1aに形成されるのが好ましく、また、位置決め手段5bによって取り囲まれるのが好ましい。上記位置決め手段5bは、ベースステーション1の本体部1aの輪郭要素、突出要素、および/または、陥凹要素であることが好ましい。上記位置決め手段5bは、飲料調製モジュール2に設けられて対応するように形成された位置決め手段5aと相互に作用するようになっている。この場合、モジュール2の位置決め手段5aおよびベースステーション1の位置決め手段5bは、モジュール2がベースステーション1に接続されるときの安定した配置を可能にするのに適した相補的形状の凹凸面などの任意の手段でありうる。
ベースステーション1の凹部19bは、飲料調製モジュール2がベースステーション1に接続されるときに飲料調製モジュール2のスタンド部19aに当接するように形成されるのが好ましい。
凹部19b内には、飲料調製モジュール2がベースステーション1に接続されるときの正確な位置決めを可能にするように形成される任意の凹面および/または凸面であり得る追加位置決め手段7aが配置されるのが好ましい。
また、接続手段7bがベースステーション1の凹部19b内に配置されるのが好ましい。上記接続手段7bは、モジュール2とベースステーション1との間の流体接続を可能にするように形成されるのが好ましい。このようにすると、モジュール2とベースステーション1との接続状態中にベースステーション1からモジュール2へ流体供給を行なうことができる。
モジュールの下側スタンド19aに配置される相補的な電気手段と係合して協働する電気接続手段が凹部19bに設けられてもよい。電気接続手段および液体接続手段は、電気接続手段が残存する液体によって可能な限り汚染されないように、ベースステーションおよびモジュールの表面のそれぞれにおいて別個であって距離を隔てていることが好ましい。
簡略化された実施形態では、ベースステーションに給電手段がなく(すなわち、ケーブル16bが設けられていない)、モジュールだけが16aによって給電される。この場合、ベースステーションは、液体供給機能(すなわち、リザーバ12により)および残留液体収集機能(すなわち、雫受け3により)だけを確保する。そのような実施形態において、表面19aには、給電手段16aがベースステーションを横切ることができるようにしかつ給電手段をコンセント電源へ接続するためにステーションの後部または側部へ向けることができるようにするための通路(図示せず)が設けられるのが好ましい。
図2a〜図2cは、図1に係る飲料調製モジュール2の実施形態の概略図を示している。図示のように、飲料調製モジュール2は格納モード(図2a)と流体接続モード(図2c)とを有する。
モジュール2の本体33は、格納モードで液体リザーバ29を収納するように形成される格納凹部31aを備えることが好ましい。格納凹部31aは本体33の前部に配置されるのが好ましい。また、格納凹部31aは、モジュール2の抽出ヘッド4の下側に形成されるのが好ましく、モジュールによって調製される飲料を受けるために抽出ヘッド4の下側に容器40を配置するために設けられる凹部に対応する。また、本体33は、本体33の後部に形成されかつ流体接続モードでリザーバ29を収容する(図2c参照)ように形成される後側凹部31bを備える。
凹部31a、31bは、特に、モジュール2に接続される液体リザーバ29の適合面と係合するようになっていることが好ましい。このようにすると、液体リザーバ29をモジュール2の前側凹部31aおよび後側凹部31bに対して選択的に接続できる。
液体リザーバ29は、少なくとも1つの大カップまたは2つの小カップの飲料を供給できるように、小さい容量、好ましくは50〜250ml、最も好ましくは110〜250mLの容量を有することが好ましい。
そのため、自律モジュール2の重量および全体の大きさを使用モードでも最小限に抑えることができる。
図2aに示されるように、液体リザーバ29が前側凹部31aに接続されるときの安定した支持を可能にするために、液体リザーバ29は前側凹部31aに設けられる支持手段34によって支持される。
モジュール2および液体リザー29の配置は、その格納モードでは非常にコンパクトであり省スペースである。したがって、モジュール2のスタンド部19aの非常に小さい設置面積が得られ、そのため、モジュール2の格納特性がかなり高められる。結果として、装置の設置面積、すなわち、装置によって占められる空間表面は、リザーバの格納モード(図2a)の場合の方がリザーバの液体供給モード(図2c)の場合よりも小さい。例えば、装置の設置面積は、格納モードでは、使用モードの場合よりも10〜30%小さくできる。
図2bに示されるように、モジュール2に対する液体リザーバ29の接続を可能にする中間コネクタ32が設けられうる。より具体的には、コネクタ32は、モジュール2の水入口接続手段27と液体リザーバ29の水出口接続手段28との間の流体接続を管状部材32aによって可能にするように形成される。このため、コネクタ32は、水入口接続手段27および水出口接続手段28をそれぞれ差し込むことができる管状部材32aの両端に配置される2つの接続プラグ32bを更に備える。この場合、液体リザーバ29の水出口手段28はリザーバ29の下部に配置されるのが好ましい。
言うまでもなく、コネクタ32を図2bに示されるようにモジュール2および液体リザーバ29とは別個の部材にすることができる。便宜上、コネクタは、例えば、ベースステーションの格納区画室または開口に格納されてもよい。そのため、コネクタ32をモジュール2およびリザーバ29から完全に取り外すことができる。しかしながら、コネクタ32がモジュール2の一体部分であってもよい。この場合、コネクタは、モジュール2から展開可能または引込み可能であってもよい。したがって、コネクタ32の2つの接続プラグ32bのうちの一方がモジュール2の水入口接続手段27に接続固定されてもよい。
無論、液体リザーバ29には、液体リザーバの補充を可能にするため、液体リザーバの上端部に開口および覆い蓋(図示せず)が設けられる。
図2cは、リザーバ29がモジュール2の後側凹部31bに安定的に接続されるモジュール2の流体接続モードを示している。この場合、リザーバ29とモジュール2との間の流体接続はコネクタ32によって成される。
水入口接続手段27がモジュール2の本体33の凹部22内に収容されるのが好ましいことは言うまでもない。また、水入口接続手段27は、モジュール2の機能ブロック、すなわち、ポンプ10aおよび加熱手段10bに接続される。そのため、図示の接続状態では、液体をモジュール2のポンプ10aによって液体リザーバ29からモジュール2へ汲み出すことができる。
コネクタ32はモジュール2のスタンド部19aの設置面積を後方へ延ばしているため、図2cに示される流体接続モードにおけるモジュールの設置面積は、図2aに係る格納モードの場合よりも大きい。したがって、モジュール2の非常にコンパクトで省スペースな配置を得るため、ユーザは、モジュール2を、モジュール2の設置面積が最小にされる図2aに係るその格納モードへ至らせてもよい。
図3は、図1に係る飲料調製モジュール2とベースステーション1との接続状態または結合状態を示している。この場合、モジュール2のスタンド部19aは、ベースステーション1の受入れ凹部19b内に配置される。図2a〜図2cに係る液体リザーバ29は、図示の接続状態ではモジュール2に接続されないことに留意すべきである。
モジュール2がベースステーション1に接続されると、モジュール2とベースステーション1との安定した接続を可能にするため、取囲み位置決め手段5bがモジュール2の位置決め手段5aを取り囲む。
また、凹部19bに形成される突出および/または輪郭位置決め手段7a(図1参照)が、モジュール2のスタンド部19aに形成される専用の対応する形状の凹状および/または輪郭位置決め要素(例えば、凹部22、図2a〜図2c参照)によって受けられる。そのため、モジュール2がベースステーション1に接続されるときの安定した接続性を更に高めることができる。
モジュール2とベースステーション1との接続状態では、ベースステーション1とモジュール2との間の流体接続を可能にするために、ベースステーション1の接続手段7bがモジュール2の水入口接続手段27(図2a〜図2c参照)に直接に接続する。そのため、接続状態では、モジュール2による飲料調製のために必要な水をベースステーション1の大型液体リザーバ12から汲み出すことができる。ベースステーションの液体リザーバ12は500〜1000mlの容量を保持することが好ましい。
既に概説したように、凹部19bは、ベースステーション1とモジュール2との間にそれらの接続状態で電気的な接続を成すのに適した追加コネクタを備えていてもよい。したがって、ベースステーション1は、ベースステーション1をコンセント電源に接続するための給電手段16bを備えうる。
しかしながら、ベースステーション1には電源手段を設けなくてもよい。また、モジュール2がベースステーション1に接続されるときにモジュール2の電気ケーブル16aが通過できる、凹部19bの開口または穴などの追加通路、および、ベースステーション1のベース部で穴または開口に接続される下側溝が設けられてもよい。
液体リザーバ12は、ベースステーション1の本体1aに対して取外し可能に配置されることが好ましい。したがって、液体リザーバ12とベースステーション1との間の流体接続を可能にするために、接続バルブ20が本体1aに配置されてもよい。この場合、バルブ20とベースステーション1の接続手段7bとを結合する流体導管が、図示の接続状態でリザーバ12からモジュール2への液体の供給を可能にする。
図3から分かるように、カフェラッテグラスなどの容器40を、モジュール2の前側凹部31a内に、したがって抽出ヘッド4の下側に少なくとも部分的に配置することができる。この場合、抽出ヘッド4に対する容器40の位置を、垂直に調整可能な雫受け3によって変更することができる。したがって、飲料調製中の液体のこぼれが効果的に防止される。
雫受け3の垂直位置を変更するため、ベースステーション1の本体1aの前部の異なる高さに幾つかの溝が形成され、これらの溝には雫受けの対応する形状の舌部が係合しうる。したがって、雫受け3とベースステーション1の支持本体1aとの間で安定したキー・スロット結合が達成される。
図4は、本発明に係るシステムの他の実施形態を斜視側面図で示しており、飲料調製モジュール2およびベースステーション1はそれらの取外し状態にある。
図示のように、小型液体リザーバ11をモジュール2のベース部9に接続できる。この場合、液体リザーバ9の容量は50〜250mlであることが好ましい。また、液体リザーバ11は、リザーバ11内の液位をモジュール2の使用中に観察できるように配置されるのが好ましい。
図示の実施形態に係るモジュール2は、モジュール2のベース部9に接続され得るカップ支持体8を更に備える。カップ支持体は、カップ支持体の底部から突出する複数の水平隆起部を備えることが好ましい。このようにすると、こぼれた液体がカップ支持体8の底部に集められ、容器40が隆起部によって支持される。したがって、容器がカップ支持体8上に配置された後に液体が容器底部に付着するリスクが最小限に抑えられる。
カップ支持体8を接続できる位置決め手段22aがベース部9の前部に設けられるのが好ましい。カップ支持体8は、位置決め手段22aと一体であってもよく、または、分離可能な部品であってもよい。
モジュール2の抽出ヘッド4は、カプセル30を受けるのに適したカプセルホルダ18を接続できる開口24を備える。
システムの図示の実施形態に係るベースステーション1は、ベースステーションの本体1aの上端部に設けられる支持領域23aを備える。この場合、支持領域23aは位置決め手段23bによって取り囲まれる。位置決め手段23bは、モジュール2のベース部9を取り囲むように特別に形成される上方に突出する縁部であることが好ましい。また、モジュール2の位置決め手段22aと相互に作用するのに適する専用の位置決め手段22bがベースステーション1の前部に設けられる。したがって、モジュール2の位置決め手段22aを使用して、モジュール2に対するカップ支持体8およびベースステーション1の両方の位置決めおよび接続をそれぞれ行なうことができる。
モジュール2は、モジュール2がONに切り換えられたかまたはOFFに切り換えられたかどうかのフィードバックを可能にするLEDまたはディスプレイなどの情報伝達手段25を備えることが好ましい。情報伝達手段25はON/OFFスイッチ21の近傍に配置されるのが好ましい。
図5に示されるように、モジュール2は、ベースステーション1の専用の支持領域23aに載置させることができる。この場合、モジュール2のベース部9の底面が支持領域23aに当接する。接続状態では、モジュール2の位置決め手段22aがベースステーション1の対応する形状の位置決め手段22bと係合する。また、接続状態では、専用の位置決め手段23bがモジュール2のベース部9を取り囲む。ベースステーション1の後部には、接続状態でモジュール2に供給するための大容量リザーバ12を設けることができる。
図5および図6に示されるように、抽出ヘッド4を矢印zにより示されるようにモジュール2の軸Cを中心に回転させることができる。モジュール2の本体6全体および抽出ヘッド4を軸Cを中心に回転させることができるのが好ましい。このため、本体6は、本体6の周方向に設けられかつモジュール2のベース部9に接続される好ましくはT形状案内舌部(図示せず)が係合される直線溝26を備えることが好ましい。そのため、案内レールが、モジュール2の本体6および本体6に接続される抽出ヘッド4を支持して案内する。
モジュール2の抽出ヘッド4は、軸Cを中心に回転されると、モジュール2に接続されるカップ支持体8(モジュール2がベースステーション1に接続されないとき)および雫受け3のそれぞれの近傍に至ることができる。抽出ヘッド4のこの回転位置は、少なくともモジュール2の加熱手段10bへの電気エネルギのサポートが無効にされるモジュール2のスリープモードまたは格納モードに対応する。したがって、スリープモード中にエネルギを節約できる。また、スリープモードおよび格納モードのそれぞれでは、モジュール2に必要とされる格納空間を最小にすることができる。
抽出ヘッド4および本体6をそれぞれ回転させて雫受け3およびカップ支持体8のそれぞれから距離を隔てた位置へ戻すと、モジュール2は、そのスリープまたは格納モードから再びその通常の動作モードへ至り、したがって、加熱手段10bへの電気エネルギのサポートが有効になる。スリープモードは、最小の給電機能が確保されまたは電気機能が確保されないモードに対応し得る。例えば、スリープモードは、このモード中に電力を節約するためにヒータを単にOFFに切り換えることができる。本体が元の通常の動作モードへ回転されると、ユーザによる装置との更なる相互作用が必要とされることなく、ヒータが自動的にONに切り換えられる。
図示の実施形態において、ベースステーション1の前部に接続される雫受け3の垂直位置は、図5に矢印Yで示されるように所望の高さに適合させることができる。
図9および図10に示されるように、モジュール2は、ポンプ10aとモジュール2の小容量液体リザーバ11とモジュールの水入口接続手段27との間に接続されるバルブ部材50を備えることが好ましい。上記バルブ手段50は、小容量液体リザーバ11からまたはモジュール2の水入口接続手段27に接続される外部液体供給源から水を選択的に供給するようになっている3方向バルブであることが好ましい。
モジュール2が図10に示されるようなその自律状態にあると、3方向バルブ50は、モジュール2の小容量リザーバ11からポンプ10aへ、したがってモジュール2の流体回路へ水を供給するようになっている。この状態では、バルブが入口接続手段27のラインを閉じ、そのため、モジュールのベースから水が滴るリスクがない。
小容量リザーバ11およびベースステーション1の大容量リザーバ12の両方が3方向バルブ50に接続される図9に示されるようなモジュール2とベースステーション1との結合状態では、バルブ50は、大容量リザーバ12からのみ液体をポンプ10aへ供給するようになっていることが好ましい。
この場合、バルブ50は、モジュールの水入口接続部27へのベースステーション1の接続手段7bの係合/離脱によって適切な位置で自動的に作動されうる。
バルブ50は、液体を大容量リザーバ12から汲み出すことができない場合、すなわち、リザーバ12が空の場合には、その供給位置を大容量リザーバ12から小容量リザーバ11へ切り換えるようになっていてもよい。
また、バルブ手段50は、小容量リザーバ11が液体で満杯でない場合には、ベースステーション1の大容量リザーバ12から汲み出される液体の少なくとも一部を、バルブ手段50とリザーバ11との間に設けられてモジュール2の小容量リザーバ11への液体供給を可能にする漏れ供給源(図示せず)へ供給するようになっていてもよい。したがって、モジュール2の結合状態において、液体は、飲料調製プロセス中、ベースステーション1の大容量リザーバ12からモジュール1の小容量リザーバ11へ供給されてもよい。このようにすると、結合状態で飲料調製中に小容量リザーバ11を自動的に満たすことができ、オペレータが小容量リザーバ11を手作業で満たす必要がない。
図7aは、飲料調製モジュール2の他の好ましい実施形態の概略図を示しており、低容量液体リザーバ29がモジュール2の後部に形成される凹部34に一体に接続される。この場合、リザーバ29は凹部34に対して取外し可能に接続される。
リザーバ29のベース部に設けられる水出口接続手段28と直接に係合する水入口接続手段27aが凹部34に設けられているため、モジュール2のコンパクトな配置が得られる。
また、モジュール2の抽出ヘッド4および液体出口4aの下側に配置される雫受け39aは、ピボット39bを用いてモジュール2の本体33の底部で回転されるのが好ましい。このようにすると、カップ支持体39aをピボット39bを中心に(例えば反時計周り方向に)回転させて、本体33の底部に形成される専用の凹部39c内に雫受け39aが格納される引込み位置をとることができる。したがって、格納目的のためにモジュール2の図示の実施形態の設置面積を最小限に抑えることができる。しかしながら、モジュール2の動作前には、雫受け39aをピボット39bを中心に回転させて、図7aに示されるようなその延出位置をとることができる。
図7aに示される実施形態に係る雫受けは、硬質プラスチックまたはアルミニウムから形成されるのが好ましい。
図7bに係る別の実施形態に示されるように、低容量リザーバ29の代わりに、延長導管36のための支持部材35がモジュール2の後側凹部34内に配置されうる。この場合、支持部材35は、延長導管36を巻き上げて、導管を凹部36内に効率的に格納できるようにする役目を果たす転動装置であることが好ましい。管状の延長導管を巻き上げる代わりに、取外し可能なドアによって閉じられ得る後側凹部34内に延長導管を配置することもできる。
延長導管36は、外部液体リザーバまたは外部液体源をモジュール2の水入口接続手段27aに接続するために使用されるのが好ましい。この場合、延長導管36は、モジュール2の水入口接続手段27に選択的に接続され得るコネクタ部材36aを有する少なくとも1つの終端を備えることが好ましい。
モジュール2と例えば図7cに示されるようなウォーターボトルとしての外部液体源37との間の接続を形成するため、延長導管36が支持部材35から繰り出され、コネクタ部材36aがモジュール2の水入口接続手段27aに接続されるとともに、延長導管36の他方の終端が外部液体リザーバ37の水位線39下に浸される。したがって、モジュール2内に専用の液体リザーバが存在している必要はなく、そのため、モジュール2の携帯性および独立性がかなり高められる。これは、飲料を調製するために任意の外部液体源37をモジュール2に容易に接続できるからである。
図7bおよび図7cに示されるように、取外し可能な雫受け38がモジュール2の本体33の底部に設けられうる。図7bおよび図7cに示される雫受け38は、飲料を自律モードで供給するときにモジュール2の下側に別個の要素として関連付けられるゴムパッドであることが好ましい。パッドは、幾つかの隆起部を有しているのが好ましく、使用後に真水によって濯がれてもよい。したがって、モジュール2の設置面積を最小限に抑えることができ、モジュール2の可動性および格納特性が高められる。
図8は本発明に係るシステムの他の好ましい実施形態を示しており、該実施形態では、ベースステーション1によって支持される大型液体リザーバ41が図7a、7bおよび図7cにそれぞれ示される実施形態に係るモジュール2に直接に接続される。この場合、ベースステーション1は、基本的に、図1〜図3および図4〜図6のそれぞれに示されるベースステーションに対応する。
図8に示されるように、モジュール2は、ベースステーション1によって支持される大型液体リザーバ41の液体出口接続手段28がモジュール2の後側凹部34内に配置されるモジュール2の液体入口接続手段27aと直接に係合するようにベースステーション1に接続されてもよい。大型液体リザーバ41は、モジュール2によって部分的に支持されるとともに、ベースステーション1によって部分的に支持される。したがって、ベースステーション1およびモジュール2の非常にコンパクトなモジュール配置を得ることができると同時に、システムの液体リザーバ41の容量が最大にされる。
図示の接続状態では、モジュール2の回転可能な雫受け39aがその引込み位置にあり、したがって、雫受けが凹部39cによって収容される。そのため、モジュール2をベースステーション1の凹部7bに完全に取り付けることができ、ベースステーション1の雫受け3を使用できる。
図示のように、モジュール2の電気ケーブル16aは、ベースステーション1の凹部7b内に形成されて設けられる穴42aと穴42aに接続される通路または溝42bとを通じて、ベースステーション1の後部へ案内されてもよい。
本発明をその好ましい実施形態に関して説明してきたが、添付の請求項によって規定されるこの発明の範囲から逸脱することなく多くの改良および変更が当業者によりなされてもよい。

Claims (10)

  1. カプセルまたはポッド内に供給された小分けされた原料から飲料を生成するためのシステムであって、
    大容量の(例えば、取外し可能な)水リザーバ(12)を備えるベースステーション(1)と、
    抽出ヘッド(4)を備え、自律使用モードから結合使用モードへ前記ベースステーション(1)に取外し可能に接続できる自律飲料調製モジュール(2)と
    を備え、
    前記自律飲料調製モジュール(2)が水入口接続手段(27、27a)を備え、
    前記自律飲料調製モジュール(2)および前記ベースステーション(1)がそれぞれ、結合位置で前記自律飲料調製モジュール(2)が前記ベースステーション(1)に接続されるときに係合する適合位置決め手段(5a、5b)を備え、
    前記自律飲料調製モジュールが前記自律使用モードにあるときに該自律飲料調製モジュールへ水を供給するために、別の水供給手段(11、29、36)と、前記自律飲料調製モジュール(2)の前記水入口接続手段(27)に接続するようになっている水出口接続手段(28、32、36a)とを備える、システム。
  2. 前記位置決め手段(5a、5b)が、前記自律飲料調製モジュール(2)の液体出口(4a)の下側で前記ベースステーション(1)の雫受け(3)が垂直に位置決めされるように、前記自律飲料調製モジュール(2)を前記ベースステーション(1)上で位置決めするようになっている、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記別の水供給手段が、前記自律飲料調製モジュール(2)に接続できかつ前記ベースステーションの水リザーバ(12、41)よりも小さい水容量を有する液体リザーバ(11、29)、例えば50〜250mlの水容量を有する該液体リザーバ(11、29)を備える、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記別の水供給手段が、柔軟な水汲上げチューブ(36)と、前記入口接続手段(27)に対して取外し可能に接続できまたは取外し不能に接続される水出口接続手段(36a)とを備え、前記チューブが、外部水供給源(例えば、ウォーターボトルまたはグラス)に対する前記自律飲料調製モジュールの一時的な流体接続を確保するために展開可能である、請求項1または2に記載のシステム。
  5. 密封されたカプセルまたはポッド内に供給された小分けされた原料から飲料を生成するためのシステムであって、
    雫受け(3)を備えるベースステーション(1)と、
    液体出口(4a)を有する抽出ヘッド(4)を備え、前記ベースステーション(1)に取外し可能に接続できる自律飲料調製モジュール(2)と
    を備え、
    前記自律飲料調製モジュール(2)および前記ベースステーション(1)がそれぞれ、前記自律飲料調製モジュール(2)が前記ベースステーション(1)に接続されるときに係合する適合位置決め手段(5a、5b)を備え、
    前記位置決め手段(5a、5b)が、前記自律飲料調製モジュール(2)の前記液体出口(4a)の下側で前記ベースステーション(1)の前記雫受け(3)が垂直に位置決めされるよう、に前記自律飲料調製モジュール(2)を前記ベースステーション(1)上で位置決めするようになっており
    前記液体出口(4a)を有する前記抽出ヘッド(4)が、前記自律飲料調製モジュール(2)の本体(6)の水平軸(C)に対して回転可能に配置される、システム。
  6. 前記ベースステーション(1)の前記雫受け(3)の垂直位置を選択的に調整できる、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記自律飲料調製モジュール(2)が、該自律飲料調製モジュール(2)のベース部(9)に選択的に接続できるカップ支持体(8)を更に備える、請求項またはに記載のシステム。
  8. 前記自律飲料調製モジュール(2)が、送水ポンプ(10a)と水加熱手段(10b)とを含む機能ブロックを備える、請求項5〜のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記自律飲料調製モジュール(2)が、当該自律飲料調製モジュール(2)へ水を供給するための液体リザーバ(11)を備え、
    前記ベースステーション(1)が、前記自律飲料調製モジュール(2)の前記液体リザーバ(11)よりも本質的に大きい追加液体リザーバ(12)を備える、請求項に記載のシステム。
  10. 前記自律飲料調製モジュール(2)と前記ベースステーション(1)との間で液体接続および/または電気接続を成すための接続手段(13)を更に備える、請求項のいずれか一項に記載のシステム。
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