JP2023533621A - 製品割当て検証を使用したインバウンド製品のインテリジェントな分配による製品在庫の最適化のためのコンピュータ実装システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装システム及び方法が開示される。システム及び方法は、製品を1つの位置に割り当てる要求を受信し、製品の属性を記憶するように構成されるシステムから製品と関連付けられる複数の属性を引き出し、製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則がユーザインタフェースを使用してユーザにより設定され、引き出された複数の属性を引き出された複数の規則に対して適用することによって製品を保管すべき位置を決定し、及び、決定された位置に対して製品を割り当てるように構成されてもよい。
Description
本開示は、一般に、流入製品をインテリジェントに分配することによって製品在庫を最適化するためのコンピュータ化された方法及びシステムに関する。特に、本開示の実施形態は、現実世界の制約に基づいて製品に優先順位を付けることによって製品の発注量をフルフィルメントセンタに割り当てる独創的で非従来型のシステムに関する。
フルフィルメントセンタ(FC)は、注文が行なわれると直ぐに消費者の注文を履行して出荷キャリアが出荷品をピックアップできるようにするため、毎日数百万を超える製品に直面する。FC内の在庫を管理するための動作は、販売者から商品を受けること、受けた商品を容易なピッキングアクセスのために格納すること、商品を梱包すること、注文を照合すること、及び、梱包物配送を含むことができる。現在存在するFC及びFC内の在庫管理のためのシステムは、大量の入出商品を処理するように構成されるが、注文が複数のFC間で適切に分配されないため、FCが処理できるよりも多くの注文を受ける際に共通の問題が生じる。例えば、FCに関連する販売者は、ピークシーズンにわたって供給業者から大量の製品を注文することができるが、FCは、注文された製品をタイムリーに受けるのに十分なリソースを持たない。これは、最終的に問題を累積する全ての受信プロセスを遅らせることによって、FCにおける大規模なバックログ問題をもたらす。バックログの問題は、販売者が製品を流通させて利益を得ることを妨げるため、販売の損失をもたらす場合がある。
そのような問題を軽減するために、従来の在庫管理システムは、FCでより多くの労働者を雇用することによって物流に投資する。より多くの労働者を雇用する利点は、更なる労働者がバックログに役立つという点である。労働者の能力に応じて、労働者を幾つかの異なる役割で配備できる場合がある。これらのコンピュータ化されたシステムは、効率的な態様でバックログの問題を解決しようとするが、より多くの労働者を雇用するコストは生産性を最適化しないことが多い。
したがって、適切な数量のインバウンド製品を複数のFCにインテリジェントに割り当てることによって製品在庫を最適なレベルに保つための改善された方法及びシステムが必要とされている。
本開示の一態様は、製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装システムに関する。システムは、命令を記憶するメモリと、命令を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサとを備えてもよい。命令は、製品を1つの位置に割り当てる要求を受信し、製品の属性を記憶するように構成されるシステムから製品と関連付けられる複数の属性を引き出し、製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則がユーザインタフェースを使用してユーザにより設定され、引き出された複数の属性を引き出された複数の規則に対して適用することによって製品を保管すべき位置を決定し、及び、決定された位置に対して製品を割り当てることを含んでもよい。
本開示の更に他の態様は、製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装方法に関する。方法は、製品を1つの位置に割り当てる要求を受信し、製品の属性を記憶するように構成されるシステムから製品と関連付けられる複数の属性を引き出し、製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則がユーザインタフェースを使用してユーザにより設定され、引き出された複数の属性を引き出された複数の規則に対して適用することによって製品を保管すべき位置を決定し、及び、決定された位置に対して製品を割り当てることを含んでもよい。
更に、本開示の更なる他の態様は、製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装システムに関する。システムは、製品を1つの位置に割り当てる要求を受信し、製品の属性を記憶するように構成されるシステムから製品と関連付けられる複数の属性を引き出し、製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則がユーザインタフェースを使用してユーザにより設定され、引き出された複数の属性を引き出された複数の規則に対して適用することによって製品を保管すべき位置を決定し、決定された位置に対して製品を割り当て、割り当てられた製品に関して検証を行ない、検証に基づいて製品を他の位置に再割り当てし、及び、検証に基づいて複数の規則のそれぞれと関連付けられる優先順位を調整することを含んでもよい。
他のシステム、方法、及び、コンピュータ可読媒体も、本明細書で説明される。
以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。可能な限り、図面及び以下の説明では、同一又は類似の部分を参照するために、同一の参照番号が使用される。本明細書中では幾つかの例示的な実施形態が説明されるが、改変、適応、及び、他の実施が想定され得る。例えば、置換、付加、又は、改変が図面に示された構成要素及びステップに対して行なわれてもよく、また、本明細書中に記載される例示的な方法が、開示された方法に対してステップを置換、並べ替え、除去、又は、追加することによって改変されてもよい。したがって、以下の詳細な説明は、開示された実施形態及び例に限定されない。代わりに、本発明の適切な範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。
本開示の実施形態は、適切な数量の製品をフルフィルメントセンタに割り当てることによって製品在庫を最適化するためのコンピュータ実装システム及び方法に関する。開示された実施形態は、国レベルでの現実世界の制約に基づく自動化された製品割り当てを可能にする革新的な技術的特徴を提供する。例えば、開示された実施形態は、国レベルで現実世界の制約上の規則のセット又はロジスティック回帰モデルを利用することによってフルフィルメントセンタに対して製品に関する発注量を効率的に割り当てることができるようにする。
例えば、第1のシステムは、製品を一つの位置に割り当てる要求をユーザデバイスから受けることができる。第1のシステムは、製品の属性を記憶するように構成される第2のシステムから製品に関連付けられた複数の属性を引き出し、FOシステムから要求された複数の属性を引き出すとともに、引き出された複数の属性を第1のシステムに送信することができる。複数の属性としては、最小在庫管理単位(SKU)寸法(長さ、幅、高さ、及び、重量)、ユニット数量、保管タイプ、カテゴリ、価格、販売帯、速度、配送タイプ、供給業者などを挙げることができる。第1のシステムは、複数の規則を記憶し、要求された複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則を第1のシステムに送信するように構成される規則システムから複数の規則を引き出すことができる。引き出された複数の規則は、各規則に関連付けられた優先順位に基づいて順次適用され得る。
幾つかの実施形態において、マッピングシステムは、引き出された複数の属性を引き出された複数の規則に適用することによって製品を保管すべきFCを決定することができる。例えば、マッピングシステムは、複数の属性をその優先順位で複数の規則に適用してもよい。マッピングシステムがFCを決定すると、マッピングシステムは製品を決定されたFCに割り当てることができる。マッピングシステムは、割り当てられた製品に関して検証を行なって、記憶システムから1つ以上の検証ユースケースを引き出すことができる。検証ユースケースは、割り当てられた製品を解析して、割り当てが空であるかどうか、ベンダーが空であるかヌルであるかどうか、割り当てが空のFCリスト、無効なFCリスト、又は、重複記録を含むかどうかを決定することを含むことができる。
図1Aを参照すると、出荷、輸送、及び、物流動作を可能にする通信のためのコンピュータ化されたシステムを含むシステムの典型的な実施形態を示す概略ブロック図100が示される。図1Aに示されるように、システム100は様々なシステムを含むことができ、その各システムは、1つ以上のネットワークを介して互いに接続されてもよい。また、システムは、直接的な接続によって、例えばケーブルを使用して互いに接続されてもよい。図示のシステムは、出荷権限技術(SAT)システム101、外部フロントエンドシステム103、内部フロントエンドシステム105、輸送システム107、モバイルデバイス107A、107B、107C、販売者ポータル109、出荷及び注文追跡(SOT)システム111、フルフィルメント最適化(FO)システム113、フルフィルメントメッセージングゲートウェイ(FMG)115、サプライチェーン管理(SCM)システム117、倉庫管理システム119、モバイルデバイス119A、119B、119C(フルフィルメントセンタ(FC)200の内部にあるものとして示される)、第三者フルフィルメントシステム121A、121B、121C、フルフィルメントセンタ認証システム(FC Auth)123、労務管理システム(LMS)125を含む。
SATシステム101は、幾つかの実施形態では、注文状態及び配送状態を監視するコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、SATシステム101は、注文がその約束配送日(PDD)を過ぎているかどうかを決定するとともに、新たな注文を開始すること、配送されていない注文で物品を再出荷すること、配達されていない注文をキャンセルすること、注文顧客とのコンタクトを開始することなどを含む適切な処置を講じることができる。また、SATシステム101は、出力(特定の期間中に出荷された梱包物の数など)及び入力(出荷で用いる受けた空の段ボール箱の数など)を含む他のデータを監視してもよい。また、SATシステム101は、システム100内の異なるデバイス間のゲートウェイとして作用し、それにより、外部フロントエンドシステム103及びFOシステム113などのデバイス間の通信を(例えば、ストアアンドフォワード又は他の技術を使用して)可能にしてもよい。
外部フロントエンドシステム103は、幾つかの実施形態では、外部ユーザがシステム100内の1つ以上のシステムと相互作用できるようにするコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、システム100がシステムの提示を可能にしてユーザが物品のための注文を行なうことができるようにする実施形態において、外部フロントエンドシステム103は、検索要求を受信し、物品ページを提示し、支払い情報を求めるウェブサーバとして実装されてもよい。例えば、外部フロントエンドシステム103は、アパッチHTTPサーバ、マイクロソフトインターネット情報サービス、NGINX等のソフトウェアを実行する1つ又は複数のコンピュータとして実装されてもよい。他の実施形態において、外部フロントエンドシステム103は、外部デバイス(例えば、モバイルデバイス102A又はコンピュータ102B)からの要求を受信して処理し、それらの要求に基づいてデータベース及び他のデータストアから情報を取得し、取得した情報に基づいて受信した要求に対する応答を与えるように設計されるカスタムウェブサーバソフトウェアを実行してもよい。
幾つかの実施形態において、外部フロントエンドシステム103は、ウェブキャッシングシステム、データベース、検索システム、又は、支払いシステムのうちの1つ以上を含んでもよい。一態様では、外部フロントエンドシステム103がこれらのシステムのうちの1つ以上を備えてもよく、他の態様では、外部フロントエンドシステム103がこれらのシステムのうちの1つ以上に接続されるインタフェース(例えば、サーバ間、データベース間、又は、他のネットワーク接続)を備えてもよい。
図1B、図1C、図1D、及び、図1Eによって示されるステップの例示的なセットは、外部フロントエンドシステム103の幾つかの動作を説明するのに役立つ。外部フロントエンドシステム103は、提示及び/又は表示のためにシステム100内のシステム又はデバイスから情報を受けてもよい。例えば、外部フロントエンドシステム103は、検索結果ページ(SRP)(例えば、図1B)、単一詳細ページ(SDP)(例えば、図1C)、カートページ(例えば、図1D)、又は、注文ページ(例えば、図1E)を含む1つ以上のウェブページをホスト又は提供してもよい。ユーザデバイス(例えば、モバイルデバイス102A又はコンピュータ102Bを使用する)が、外部フロントエンドシステム103にナビゲートして、検索ボックスに入力することによって検索を要求してもよい。外部フロントエンドシステム103は、システム100内の1つ以上のシステムからの情報を要求してもよい。例えば、外部フロントエンドシステム103は、検索要求を満たす情報をFOシステム113から要求してもよい。また、外部フロントエンドシステム103は、検索結果に含まれる製品ごとに、約束配送日すなわち「PDD」を(FOシステム113から)要求して受信してもよい。PDDは、幾つかの実施形態では、特定の期間内に、例えばその日の最後(午後11時59分)までに注文されれば、製品を含む梱包物がユーザの所望の場所に到着する時期又は製品がユーザの所望の場所に配送されることが約束される日付の推定値を表してもよい。(PDDはFOシステム113に関して以下で更に説明される)。
外部フロントエンドシステム103は、その情報に基づいてSRP(例えば、図1B)を準備してもよい。SRPは、検索要求を満たす情報を含んでもよい。例えば、これは、検索要求を満たす製品の写真を含んでもよい。また、SRPは、各製品に関するそれぞれの価格、又は、各製品に関する強化された配送オプション、PDD、重量、サイズ、付け値、割引などに関する情報を含んでもよい。外部フロントエンドシステム103は、(例えば、ネットワークを介して)要求するユーザデバイスにSRPを送信してもよい。
その後、ユーザデバイスが、例えば、ユーザインタフェースをクリック又はタップすることによって或いは他の入力デバイスを使用して、SRPから製品を選択し、SRP上に表される製品を選択してもよい。ユーザデバイスは、選択された製品に関する情報のための要求を策定し、それを外部フロントエンドシステム103に送信してもよい。これに応じて、外部フロントエンドシステム103は、選択された商品に関する情報を要求してもよい。例えば、情報は、それぞれのSRP上で製品に関して提示された情報以外の追加情報を含んでもよい。これは、例えば、保管寿命、原産国、重量、サイズ、梱包物内の物品の数、取り扱い説明書、又は、製品に関する他の情報を含むことができる。また、情報は、(例えば、この製品及び少なくとも1つの他の製品を購入した顧客のビッグデータ及び/又は機械学習分析に基づく)類似の製品に関する推奨、頻繁に尋ねられる質問に対する回答、顧客からのレビュー、製造業者情報、写真などを含むことができる。
外部フロントエンドシステム103は、受信した製品情報に基づいて、SDP(単一詳細ページ)(例えば、図1C)を準備してもよい。また、SDPは、「今すぐ買う」ボタン、「カートに追加する」ボタン、数量フィールド、物品の写真等のような他のインタラクティブな要素を含んでもよい。SDPは、製品を提供する販売者のリストを更に含んでもよい。リストは、最低価格で製品を販売することを提案する販売者が最上位にリストアップされ得るように、各販売者が提供する価格に基づいて注文されてもよい。
リストは、最高ランクの販売者が最上位にリストアップされ得るように、販売者ランキングに基づいて注文されてもよい。販売者ランキングは、例えば、約束されたPDDを満たす販売者の過去の実績を含む複数の因子に基づいて策定されてもよい。外部フロントエンドシステム103は、SDPを要求しているユーザデバイス(例えば、ネットワークを介して)に配信してもよい。
リストは、最高ランクの販売者が最上位にリストアップされ得るように、販売者ランキングに基づいて注文されてもよい。販売者ランキングは、例えば、約束されたPDDを満たす販売者の過去の実績を含む複数の因子に基づいて策定されてもよい。外部フロントエンドシステム103は、SDPを要求しているユーザデバイス(例えば、ネットワークを介して)に配信してもよい。
要求しているユーザデバイスは、商品情報をリストアップするSDPを受けてもよい。SDPを受信すると、ユーザデバイスは、その後、SDPと相互作用し得る。例えば、要求するユーザデバイスのユーザは、SDP上の「カートに入れる」ボタンをクリックする或いはさもなければ該ボタンと相互作用することができる。これにより、ユーザに関連付けられたショッピングカートに製品が追加される。ユーザデバイスは、製品をショッピングカートに追加するためのこの要求を外部フロントエンドシステム103に送ることができる。
外部フロントエンドシステム103がカートページ(例えば、図1D)を生成してもよい。カートページは、幾つかの実施形態では、ユーザが仮想「ショッピングカート」に追加した製品をリストアップする。ユーザデバイスが、SRP、SDP、又は、他のページ上のアイコンをクリックする或いはさもなければアイコンと相互作用することによってカートページを要求してもよい。カートページは、幾つかの実施形態では、ユーザがショッピングカートに追加した全ての製品、並びに、各製品の数量、物品当たりの各製品の価格、関連する数量に基づく各製品の価格、PDDに関する情報、配送方法、出荷費用などのカート内の製品に関する情報、ショッピングカート内の製品を変更するためのユーザインタフェース要素(例えば、数量の削除又は変更)、他の製品を注文する又は製品の定期的な配送を設定するためのオプション、利息支払いを設定するためのオプション、購入を進めるためのユーザインタフェース要素をリストアップしてもよい。ユーザデバイスのユーザが、ショッピングカート内の製品の購入を開始するために、ユーザインタフェース要素(例えば、「今すぐ買う」と読むボタン)をクリックする或いはさもなければユーザインタフェース要素と相互作用することができる。そうする際、ユーザデバイスは、購入を開始するためのこの要求を外部フロントエンドシステム103に送信できる。
外部フロントエンドシステム103は、購入を開始するための要求の受信に応じて、注文ページ(例えば、図1E)を生成してもよい。注文ページは、幾つかの実施形態では、ショッピングカートからの物品を再リストアップして、支払い及び出荷情報の入力を要求する。例えば、注文ページは、ショッピングカート内の物品の購入者に関する情報(例えば、名前、住所、電子メールアドレス、電話番号)、受取人に関する情報(例えば、名前、住所、電話番号、配送情報)、出荷情報(例えば、配送及び/又は集荷の速度/方法)、支払い情報(例えば、クレジットカード、銀行振込、小切手、返品した品物と同金額分の買い物)を要求するセクション、現金受領を要求するためのユーザインタフェース要素(例えば、税務目的のため)などを含んでもよい。外部フロントエンドシステム103は、注文ページをユーザデバイスへ送信してもよい。
ユーザデバイスは、注文ページで情報を入力し、その情報を外部フロントエンドシステム103に送信するユーザインタフェース要素をクリック或いはさもなければユーザインタフェース要素と相互作用してもよい。そこから、外部フロントエンドシステム103は、ショッピングカート内の製品に関する新たな注文の作成及び処理を可能にするためにシステム100内の異なるシステムに情報を送信してもよい。
幾つかの実施形態において、外部フロントエンドシステム103は、販売者が注文に関する情報を送受信できるようにするべく更に構成されてもよい。
内部フロントエンドシステム105は、幾つかの実施形態では、内部ユーザ(例えば、システム100を所有し、動作させ、又は、貸し出す団体の従業員)がシステム100内の1つ以上のシステムと相互作用できるようにするコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、ネットワーク101がシステムの提示を可能にしてユーザが物品に関して注文を行なうことができるようにする実施形態において、内部フロントエンドシステム105は、内部ユーザが注文に関する診断及び統計情報を見たり、物品情報を変更したり、又は、物品に関する統計を見直したりできるようにするウェブサーバとして実装されてもよい。例えば、内部フロントエンドシステム105は、アパッチHTTPサーバ、マイクロソフトインターネット情報サービス(IIS)、NGINX等のソフトウェアを実行する1つ又は複数のコンピュータとして実装されてもよい。他の実施形態において、内部フロントエンドシステム105は、システム100内に示されるシステム又はデバイス(並びに、図示しない他のデバイス)からの要求を受信して処理し、それらの要求に基づいてデータベース及び他のデータストアから情報を取得し、取得された情報に基づいて受信した要求への応答を与えるように設計されるカスタムウェブサーバソフトウェアを実行してもよい。
幾つかの実施形態において、内部フロントエンドシステム105は、ウェブキャッシングシステム、データベース、検索システム、支払いシステム、解析システム、注文監視システムなどのうちの1つ以上を含んでもよい。一態様では、内部フロントエンドシステム105がこれらのシステムのうちの1つ以上を備えてもよく、他の態様では、内部フロントエンドシステム105がこれらのシステムのうちの1つ以上に接続されるインタフェース(例えば、サーバ間、データベース間、又は、他のネットワーク接続)を備えてもよい。
輸送システム107は、幾つかの実施形態では、システム100内のシステム又はデバイスとモバイルデバイス107A-107Cとの間の通信を可能にするコンピュータシステムとして実装されてもよい。輸送システム107は、幾つかの実施形態では、1つ以上のモバイルデバイス107A-107C(例えば、携帯電話、スマートフォン、PDAなど)から情報を受信してもよい。例えば、幾つかの実施形態では、モバイルデバイス107A-107Cが配送労働者によって操作されるデバイスを備えてもよい。正社員、臨時社員、又は、シフト従業員であってもよい配送労働者は、モバイルデバイス107A-107Cを利用して、ユーザによって注文された製品を含む梱包物の配送を行なってもよい。例えば、梱包物を配送するために、配送労働者は、どの梱包物を配送すべきか及びそれをどこに配送すべきかを示す通知をモバイルデバイスで受信してもよい。配送場所に到着すると、配送労働者は、(例えば、トラックの後ろにある又は梱包物のクレート内にある)梱包物を探し出し、モバイルデバイスを使用して梱包物上の識別子(例えば、バーコード、画像、テキスト文字列、RFIDタグなど)に関連するデータを走査する或いはさもなければ捕捉するとともに、梱包物を(例えば、それを前扉に置いたままにすること、それを警備員に預けること、それを受取人に手渡すなどによって)配送してもよい。幾つかの実施形態において、配送労働者は、梱包物の写真を捕捉してもよく及び/又はモバイルデバイスを使用してサインを取得してもよい。モバイルデバイスは、例えば、時刻、日付、GPS位置、写真、配送労働者に関連付けられた識別子、モバイルデバイスに関連付けられた識別子などを含む、配送に関する情報を含む情報を輸送システム107に送信してもよい。輸送システム107は、システム100内の他のシステムによるアクセスのためにこの情報をデータベース(図示せず)に記憶してもよい。輸送システム107は、幾つかの実施形態では、この情報を使用して、特定の梱包物の位置を示す追跡データを作成して他のシステムに送信してもよい。
幾つかの実施形態では、あるユーザが1つの種類のモバイルデバイスを使用してもよい(例えば、正社員がバーコードスキャナ、スタイラス、及び、他のデバイスなどのカスタムハードウェアを伴う専用のPDAを使用してもよい)が、他のユーザは他の種類のモバイルデバイスを使用してもよい(例えば、臨時社員又はシフト従業員が既製の携帯電話及び/又はスマートフォンを利用してもよい)。
幾つかの実施形態において、輸送システム107は、ユーザをそれぞれのデバイスに関連付けてもよい。例えば、輸送システム107は、ユーザ(例えば、ユーザ識別子、従業員識別子、又は、電話番号によって表される)とモバイルデバイス(例えば、国際移動装置アイデンティティ(IMEI)、国際モバイル機器識別子(IMSI)、電話番号、汎用一意識別子(UUID)、又は、グローバル一意識別子(GUID)によって表される)との間の関連性を記憶してもよい。輸送システム107は、この関連性を、配送に関して受信されたデータと併せて使用して、とりわけ、労働者の位置、労働者の効率の良さ、又は、労働者のスピードを決定するべく注文におけるデータベースに記憶されたデータを解析してもよい。
販売者ポータル109は、幾つかの実施形態では、販売者又は他の外部実体がシステム100内の1つ以上のシステムと電子的に通信できるようにするコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、販売者は、コンピュータシステム(図示せず)を利用して、販売者が販売者ポータル109を使用してシステム100を介して売りたい製品に関して、製品情報、注文情報、連絡先情報などをアップロード又は提供してもよい。
出荷及び注文追跡システム111は、幾つかの実施形態では、(例えば、デバイス102A-102Bを使用するユーザによって)顧客により注文された製品を含む梱包物の位置に関する情報を受信し、記憶し、転送するコンピュータシステムとして実装されてもよい。幾つかの実施形態において、出荷及び注文追跡システム111は、顧客が注文した製品を含む梱包物を配送する出荷会社によって動作されるウェブサーバ(図示せず)からの情報を要求して記憶してもよい。
幾つかの実施形態において、出荷及び注文追跡システム111は、システム100内に示されるシステムからの情報を要求して記憶してもよい。例えば、出荷及び注文追跡システム111は、輸送システム107からの情報を要求してもよい。前述のように、輸送システム107は、ユーザ(例えば、配送労働者)又は車両(例えば、配送トラック)のうちの1つ以上と関連付けられる1つ以上のモバイルデバイス107A-107C(例えば、携帯電話、スマートフォン、PDAなど)から情報を受信してもよい。幾つかの実施形態において、出荷及び注文追跡システム111は、フルフィルメントセンタ(例えば、フルフィルメントセンタ200)内の個々の製品の位置を決定するべく倉庫管理システム(WMS)119からの情報を要求してもよい。出荷及び注文追跡システム111は、輸送システム107又はWMS 119のうちの1つ以上からのデータを要求し、それを処理し、要求に応じてそれをデバイス(例えば、ユーザデバイス102A及び102B)に提示してもよい。
フルフィルメント最適化(FO)システム113は、幾つかの実施形態では、他のシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103及び/又は出荷及び注文追跡システム111)からの顧客注文に関する情報を記憶するコンピュータシステムとして実装されてもよい。また、FOシステム113は、特定の物品がどこに保持されているか又はどこに記憶されているかを表す情報を記憶してもよい。例えば、特定の物品は1つのフルフィルメントセンタにのみ保管されてもよいが、他の特定の物品は複数のフルフィルメントセンタに保管されてもよい。更に他の実施形態において、特定のフルフィルメントセンタは、物品(例えば、生鮮食品又は冷凍食品)の特定のセットのみを保管するように設計されてもよい。FOシステム113は、この情報並びに関連する情報(例えば、数量、サイズ、受領日、有効期限など)を記憶する。
また、FOシステム113は、それぞれの製品ごとに対応するPDD(約束配送日)を計算してもよい。PDDは、幾つかの実施形態では、1つ以上の因子に基づいてもよい。例えば、FOシステム113は、製品に対する過去の需要(例えば、その製品がある期間中に何回注文されたか)、製品に対する予期される需要(例えば、来るべき期間中にその製品を注文するために何人の顧客が予測されるか)、ある期間中に幾つかの製品が注文されたかを示すネットワーク規模の過去の需要、来るべき期間中に幾つかの製品が注文されることが予期されるかを示すネットワーク規模の予期される需要、各フルフィルメントセンタ200に保管される1つ以上の製品総数、いずれのフルフィルメントセンタが各製品を保管するのか、その製品に関する予期される又は現在の注文などに基づいて、製品に関するPDDを計算してもよい。
幾つかの実施形態において、FOシステム113は、定期的に(例えば、1時間ごとに)各製品に関するPDDを決定して、それを検索又は他のシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103、SATシステム101、出荷及び注文追跡システム111)への送信のためにデータベースに記憶してもよい。他の実施形態において、FOシステム113は、1つ以上のシステム(例えば、外部フロントエンドシステム103、SATシステム101、出荷及び注文追跡システム111)から電子要求を受信し、要求に応じてPDDを計算してもよい。
フルフィルメントメッセージングゲートウェイ115は、幾つかの実施形態では、FOシステム113などのシステム100内の1つ以上のシステムから1つのフォーマット又はプロトコルで要求又は応答を受信してそれを他のフォーマット又はプロトコルに変換するとともにそれを変換されたフォーマット又はプロトコルでWMS 119又は第三者フルフィルメントシステム121A、121B又は121Cなどの他のシステムへ転送する及びその逆を行なうコンピュータシステムとして実装されてもよい。
サプライチェーン管理(SCM)システム117は、幾つかの実施形態では、予測機能を果たすコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、SCMシステム117は、例えば、製品に対する過去の需要、製品に対する予期される需要、ネットワーク規模の過去の需要、ネットワーク規模の予期される需要、各フルフィルメントセンタ200に保管される製品総数、各製品に関する予期される又は現在の注文などに基づいて、特定の製品に対する需要のレベルを予測してもよい。この予測されたレベル及び全てのフルフィルメントセンタにわたるそれぞれの製品の量に応じて、SCMシステム117は、特定の製品に対する予測された需要を満たすのに十分な量を購入して蓄えるための1つ以上の購入注文を生成してもよい。
倉庫管理システム(WMS)119は、幾つかの実施形態では、ワークフローを監視するコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、WMS 119は、別個の事象を示す個々のデバイス(例えば、デバイス107A-107C又は119A-119C)から事象データを受信してもよい。例えば、WMS 119は、梱包物を走査するためにこれらのデバイスのうちの1つの使用を示す事象データを受信してもよい。フルフィルメントセンタ200及び図2に関して以下で論じられるように、フルフィルメントプロセス中に、梱包物識別子(例えば、バーコード又はRFIDタグデータ)が特定の段階で機械に(例えば、自動又はハンドヘルドバーコードスキャナ、RFIDリーダ、高速カメラ、タブレット119A、モバイルデバイス/PDA 119B、コンピュータ119Cなどのデバイス)よって走査され又は読み取られてもよい。WMS 119は、梱包物識別子、時刻、日時、位置、ユーザ識別子、又は、他の情報と共に、梱包物識別子の走査又は読み取りを示す各事象を対応するデータベース(図示せず)に記憶してもよく、また、この情報を他のシステム(例えば、出荷及び注文追跡システム111)に与えてもよい。
WMS 119は、幾つかの実施形態では、1つ以上のデバイス(例えば、デバイス107A-107C又は119A-119C)をシステム100と関連付けられた1つ以上のユーザに関連付ける情報を記憶してもよい。例えば、幾つかの状況において、ユーザ(パート又はフルタイムの従業員など)は、ユーザがモバイルデバイスを所有する(例えば、モバイルデバイスがスマートフォンである)という点で、モバイルデバイスと関連付けられてもよい。他の状況において、ユーザは、ユーザが一時的にモバイルデバイスの管理下にある(例えば、ユーザは、一日の始まりにモバイルデバイスを借り、日中にそれを使用し、一日の終わりにそれを返す)という点で、モバイルデバイスと関連付けられてもよい。
WMS 119は、幾つかの実施形態では、システム100に関連するそれぞれのユーザごとに作業ログを維持してもよい。例えば、WMS 119は、任意の割り当てられたプロセス(例えば、トラックからの荷下ろし、ピックゾーンからの物品のピッキング、リビンウォール(rebin wall)ワーク、物品の梱包)、ユーザ識別子、位置(例えば、フルフィルメントセンタ200内のフロア又はゾーン)、従業員によってシステムを通じて移動されたユニットの数(例えば、抜き取られた物品の数、梱包された物品の数)、デバイス(例えば、デバイス119A-119C)と関連付けられた識別子などを含む、各従業員と関連付けられる情報を記憶してもよい。幾つかの実施形態において、WMS 119は、デバイス119A-119C上で動作されるタイムキーピングシステムなどのタイムキーピングシステムからチェックイン及びチェックアウト情報を受信してもよい。
第三者フルフィルメント(3PL)システム121A-121Cは、幾つかの実施形態では、物流及び製品の第三者プロバイダと関連付けられるコンピュータシステムに相当する。例えば、(図2に関して以下で説明するように)一部の製品がフルフィルメントセンタ200に保管される間、他の製品は、現場から離れて保管されてもよく、要求に応じて生産されてもよく、或いはさもなければ、フルフィルメントセンタ200内での保管のために利用できなくてもよい。3 PLシステム121A-121Cは、FOシステム113(例えば、FMG 115を介して、)から注文を受信するように構成されてもよく、製品及び/又はサービス(例えば、配送又は設置)を顧客に直接に提供してもよい。幾つかの実施形態では、3PLシステム121A-121Cのうちの1つ以上がシステム100の一部であってもよいが、他の実施形態では、3PLシステム121A-121Cのうちの1つ以上がシステム100の外部(例えば、第三者プロバイダによって所有又は動作される)にあってもよい。
フルフィルメントセンタ認証システム(FC Auth)123は、幾つかの実施形態では、様々な機能を伴うコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、幾つかの実施形態において、FC Auth 123は、システム100内の1つ以上の他のシステムのためのシングルサインオン(SSO)サービスとしての機能を果たしてもよい。例えば、FC Auth 123は、ユーザが内部フロントエンドシステム105を介してログインできるようにして、ユーザが出荷及び注文追跡システム111でリソースにアクセスするための同様の特典を有すると決定するとともに、ユーザが2回目のログインプロセスを必要とせずにそれらの特典にアクセスできるようにしてもよい。他の実施形態において、FC Auth 123は、ユーザ(例えば、従業員)が自分自身を特定の作業に関連付けることができるようにしてもよい。例えば、一部の従業員は、電子デバイス(デバイス119A-119Cなど)を有さない場合があり、また、代わりに、1日の流れの中でフルフィルメントセンタ200内で作業から作業へ及びゾーンからゾーンへ移動する場合がある。FC Auth 123は、それらの従業員が自分たちがどの仕事をしているか及び一日の異なる時刻にどのゾーンにいるかを示すことができるようにするべく構成されてもよい。
労働管理システム(LMS)125は、幾つかの実施形態では、従業員(フルタイム及びパートタイムの従業員を含む)に関する出勤及び残業を記憶するコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、LMS 125は、FC Auth 123、WMA 119、デバイス119A-119C、輸送システム107、及び/又は、デバイス107A-107Cから情報を受信してもよい。
図1Aに示される特定の形態は単なる一例である。例えば、図1AはFOシステム113に接続されるFC Authシステム123を示すが、全ての実施形態がこの特定の形態を必要とするわけではない。実際に、幾つかの実施形態において、システム100内のシステムは、インターネット、イントラネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)、MAN(メトロポリタンエリアネットワーク)、IEEE 802.11a/b/g/n規格に準拠する無線ネットワーク、専用回線などを含む1つ以上のパブリックネットワーク又はプライベートネットワークを介して互いに接続されてもよい。幾つかの実施形態では、システム100内のシステムのうちの1つ以上が、データセンタ、サーバファームなどに実装された1つ以上の仮想サーバとして実装されてもよい。
図2は、フルフィルメントセンタ200を示す。フルフィルメントセンタ200は、注文時に顧客に出荷するための物品を保管する物理的な場所の一例である。フルフィルメントセンタ(FC)200が多数のゾーンに分割されてもよく、その各ゾーンが図2に示される。これらの「ゾーン」は、幾つかの実施形態では、物品を受け取り、物品を保管し、物品を取り出し、物品を出荷するプロセスの異なる段階間の仮想分割と考えることができる。したがって、図2では「ゾーン」が示されるが、ゾーンの他の分割も可能であり、幾つかの実施形態では、図2のゾーンが省かれ、複製され、又は、修正されてもよい。
インバウンドゾーン203は、図1Aのシステム100を使用して製品を販売したいと思う販売者から物品が受け取られるFC 200の領域に相当する。例えば、販売者は、トラック201を使用して物品202A、202Bを配送してもよい。物品202Aはそれ自体の出荷パレットを占有するのに十分な大きさの単一の物品に相当してもよく、一方、物品202Bは、空間を節約するために同じパレット上に一緒に積み重ねられる物品のセットに相当してもよい。
労働者は、インバウンドゾーン203内で物品を受け取り、コンピュータシステム(図示せず)を使用して物品の破損及び正確性を随意的にチェックしてもよい。例えば、労働者は、コンピュータシステムを使用して、物品202A及び202Bの数量を物品の注文数量と比較してもよい。数量が合致しない場合、その労働者は、物品202A又は202Bのうちの1つ以上を拒否してもよい。数量が一致すれば、労働者は、それらの物品をバッファゾーン205まで(例えば、台車、ハンドトラック、フォークリフトを使用して、手動で)移動させてもよい。バッファゾーン205は、例えば、予測される需要を満たすのに十分な量のその物品がピッキングゾーンにあるため、ピッキングゾーンで現在必要とされていない物品のための一時保管領域であってもよい。幾つかの実施形態において、フォークリフト206は、バッファゾーン205の周囲で及びインバウンドゾーン203とドロップゾーン207との間で物品を移動させるように動作する。ピッキングゾーンで物品202A又は202Bが必要な場合(例えば、予想される需要のため)、フォークリフトは、物品202A又は202Bをドロップゾーン207に移動させてもよい。
ドロップゾーン207は、物品をそれらがピッキングゾーン209に移動される前に保管するFC 200の領域であってもよい。ピッキング作業に割り当てられた労働者(「ピッカー」)は、ピッキングゾーン内の物品202A及び202Bに近づいて、ピッキングゾーンにおけるバーコードを走査するとともに、モバイルデバイス(例えば、デバイス119B)を使用して物品202A及び202Bに関連するバーコードを走査してもよい。その後、ピッカーは物品をピッキングゾーン209まで(例えば、それをカート上に置く又はそれを運ぶことによって)取り込んでもよい。
ピッキングゾーン209は、物品208が保管ユニット210に保管されるFC 200の領域であってもよい。幾つかの実施形態において、保管ユニット210は、物理的な棚、本棚、ボックス、運搬箱、冷蔵庫、冷凍庫、冷却保管庫などのうちの1つ以上を備えてもよい。幾つかの実施形態では、ピッキングゾーン209が複数のフロアに編成されてもよい。幾つかの実施形態では、労働者又は機械が、例えば、フォークリフト、エレベータ、コンベアベルト、カート、ハンドトラック、台車、自動ロボット又はデバイス、或いは、手動を含む複数の方法でピッキングゾーン209内に物品を移動させてもよい。例えば、ピッカーは、ハンドトラック又はカートで物品202A及び202Bをドロップゾーン207内に配置してもよく、物品202A及び202Bをピッキングゾーン209まで歩いて運んでもよい。
ピッカーは、保管ユニット210上の特定の空間などのピッキングゾーン209内の特定のスポットに物品を配置する(又は「収納する」)命令を受けてもよい。例えば、ピッカーは、モバイルデバイス(例えば、デバイス119B)を使用して物品202Aを走査してもよい。デバイスは、例えば、通路、棚、及び、位置を示す装置を使用して、ピッカーが物品202Aを格納すべき場所を示してもよい。その後、デバイスは、物品202Aをその位置に格納する前に、その位置でバーコードを走査するようにピッカーに促してもよい。デバイスは、物品202Aがデバイス119Bを使用してユーザによりその位置に格納されてしまったことを示すデータを図1AのWMS 119などのコンピュータシステムに(例えば、無線ネットワークを介して)送信してもよい。
ユーザが注文した時点で、ピッカーは、保管ユニット210から1つ以上の物品208を取り出すための命令をデバイス119B上で受けてもよい。ピッカーは、物品208を取り出して、物品208上のバーコードを走査し、それを輸送機構214上に配置してもよい。輸送機構214は、スライドとして表されるが、幾つかの実施形態では、輸送機構がコンベアベルト、エレベータ、カート、フォークリフト、ハンドトラック、台車、カートなどのうちの1つ以上として実装されてもよい。その後、物品208は、パッキングゾーン211に到達することができる。
パッキングゾーン211は、物品がピッキングゾーン209から受けられて最終的な顧客への出荷のためにボックス内又はバッグ内に梱包されるFC 200の領域であってもよい。パッキングゾーン211において、物品受け取りに割り当てられた労働者(「リビン(rebin)労働者」)は、ピッキングゾーン209から物品208を受け取ってそれがどの注文に対応するかを決定する。例えば、リビン労働者は、物品208上のバーコードを走査するために、コンピュータ119Cなどのデバイスを使用してもよい。コンピュータ119Cは、物品208がいずれの注文と関連付けられているかを視覚的に示してもよい。これは、例えば、注文に対応するウォール216上の空間又は「セル」を含んでもよい。注文が完了した時点で(例えば、セルが注文に関する全ての物品を含むため)、リビン労働者は、注文が完了したことを梱包労働者(又は「パッカー」)に示してもよい。パッカーは、セルから物品を取り出し、物品を出荷のためにボックス又はバッグに入れてもよい。その後、パッカーは、例えば、フォークリフト、カート、台車、ハンドトラック、コンベアベルトを介して、手動で、或いは、他の方法で、ボックス又はバッグをハブゾーン213に送ってもよい。
ハブゾーン213は、パッキングゾーン211から全てのボックス又はバッグ(「梱包物」)を受け取るFC 200の領域であってもよい。ハブゾーン213内の労働者及び/又は機械は、梱包物218を取り出して、配送領域のいずれの部分へそれぞれの梱包物が行こうとしているのかを決定し、梱包物を適切なキャンプゾーン215へ経路付けてもよい。例えば、配送領域が2つのより小さいサブ領域を有する場合、梱包物は2つのキャンプゾーン215のうちの1つへ進む。幾つかの実施形態では、労働者又は機械が(例えば、デバイス119A-119Cのうちの1つを使用して)梱包物を走査してその最終的な送り先を決定してもよい。梱包物をキャンプゾーン215へ経路付けることは、例えば、梱包物が向けられている地理的領域の一部を(例えば、郵便番号に基づいて)決定すること、及び、地理的領域の一部に関連付けられたキャンプゾーン215を決定することを含んでもよい。
キャンプゾーン215は、幾つかの実施形態では、梱包物がルート及び/又はサブルートに仕分けるためにハブゾーン213から受け取られる、1つ以上の建物、1つ以上の物理的な空間、又は、1つ以上の領域を備えてもよい。幾つかの実施形態では、キャンプゾーン215がFC 200から物理的に分離されるが、他の実施形態では、キャンプゾーン215がFC 200の一部を形成してもよい。
キャンプゾーン215内の労働者及び/又は機械は、例えば、送り先と既存のルート及び/又はサブルートとの比較、各ルート及び/又はサブルートにおける作業負荷の計算、時刻、出荷方法、梱包物220を出荷する費用、梱包物220内の物品と関連付けられたPDDなどに基づいて、梱包物220がいずれのルート及び/又はサブルートと関連付けられるべきかを決定してもよい。幾つかの実施形態では、労働者又は機械が(例えば、デバイス119A-119Cのうちの1つを使用して)梱包物を走査してその最終的な送り先を決定してもよい。梱包物220が特定のルート及び/又はサブルートに割り当てられた時点で、労働者及び/又は機械は、出荷されるべき梱包物220を移動させてもよい。典型的な図2において、キャンプゾーン215は、トラック222、車226、及び、配送労働者224A及び224Bを含む。幾つかの実施形態では、トラック222が配送労働者224Aによって運転されてもよく、この場合、配送労働者224AはFC 200のために梱包物を配送する常勤の従業員であり、また、トラック222は、FC 200を所有し、リースし、又は、運営する同じ企業によって所有され、リースされ、又は、運営される。幾つかの実施形態では、車226が配送労働者224Bによって運転されてもよく、この場合、配送労働者224Bは必要に応じて(例えば、季節的に)配送している「フレックス」又は臨時の労働者である。車226は、配送労働者224Bによって所有され、リースされ、又は、運行されてもよい。
図3は、製品在庫を最適なレベルに保つためのコンピュータ化されたシステムを備えるネットワーク環境300の典型的な実施形態を示す概略ブロック図である。環境300は様々なシステムを含んでもよく、各システムは、1つ以上のネットワークを介して互いに接続されてもよい。また、システムは、直接的な接続によって、例えばケーブルを使用して互いに接続されてもよい。図示のシステムは、FOシステム311、FCデータベース312、外部フロントエンドシステム313、サプライチェーン管理システム320、及び、1つ以上のユーザ端末330を含む。FOシステム311及び外部フロントエンドシステム313は、設計、機能、又は、動作において、図1Aに関して前述したFOシステム113及び外部フロントエンドシステム103と同様であってもよい。
FCデータベース312は、図2に関して前述したように、FC 200での様々な活動から蓄積される様々なデータを収集、蓄積、及び/又は生成する1つ以上のコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、FCデータベース312で蓄積されたデータは、とりわけ、特定のFC(例えば、FC 200)によって処理される全ての製品の製品識別子(例えば、最小在庫管理単位(SKU))、経時的な各製品の在庫レベル、及び、各製品における在庫切れ事象の頻度及び発生を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、FCデータベース312は、FC A-Cに関連するデータベースに相当する、FC Aデータベース312A、FC Bデータベース312B、及び、FC Cデータベース312Cを備えてもよい。3つのFC及び対応するFCデータベース312A-Cのみが図3に示されるが、その数は例示的なものに過ぎず、より多くのFC及び対応する数のFCデータベースが存在してもよい。他の実施形態において、FCデータベース312は、全てのFCからのデータを収集及び記憶する集中型データベースであってもよい。FCデータベース312が個々のデータベース(例えば、312A-C)を含むか又は単一の集中型データベースを含むかどうかにかかわらず、データベースはクラウドベースのデータベース又はオンプレミスデータベースを含んでもよい。また、幾つかの実施形態において、そのようなデータベースは、1つ以上のハードディスクドライブ、1つ以上のソリッドステートドライブ、又は、1つ以上の持続性メモリを備えてもよい。
サプライチェーン管理システム(SCM)320は、設計、機能、又は、動作において、図1Aに関して前述したSCM 117と同様であってもよい。これに代えて又は加えて、SCM 320は、特定の製品に関する需要レベルを予測して開示された実施形態と一致するプロセスで1つ以上の購入注文を生成するためにFOシステム311、FCデータベース312、及び、外部フロントエンドシステム313からのデータを集約するように構成されてもよい。
幾つかの実施形態において、SCM 320は、データサイエンスモジュール321と、需要予測生成器322と、目標在庫計画システム(TIP)323と、インバウンド優先順位付け及び入れ替えシステム(IPS)324と、手動注文提出プラットフォーム325と、購入注文(PO)生成器326と、報告生成器327とを備える。
幾つかの実施形態において、SCM 320は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のメモリと、1つ以上の入力/出力(I/O)デバイスとを備えてもよい。SCM 320は、サーバ、汎用コンピュータ、メインフレームコンピュータ、グラフィカルプロセッシングユニット(GPU)などの専用コンピュータデバイス、ラップトップ、又は、これらのコンピュータデバイスの任意の組み合わせの形態をとってもよい。これらの実施形態において、SCM 320の構成要素(例えば、データサイエンスモジュール321、需要予測生成器322、TIP 323、IPS 324、手動注文提出プラットフォーム325、PO生成器326、及び、報告生成器327)は、1つ以上のメモリに記憶された命令に基づいて1つ以上のプロセッサによって実行される1つ以上の機能ユニットとして実装されてもよい。SCM 320は、スタンドアロンシステムであってもよく、或いは、より大きなシステムの一部であってもよいサブシステムの一部であってもよい。
或いは、SCM 320の構成要素は、ネットワークを介して互いに通信する1つ以上のコンピュータシステムとして実現されてもよい。この実施形態において、1つ以上のコンピュータシステムのそれぞれは、1つ以上のプロセッサ、1つ以上のメモリ(すなわち、持続性コンピュータ可読媒体)、及び、1つ以上の入力/出力(I/O)デバイスを備えてもよい。幾つかの実施形態において、1つ以上のコンピュータシステムのそれぞれは、サーバ、汎用コンピュータ、メインフレームコンピュータ、GPUなどの専用コンピュータデバイス、ラップトップ、又は、これらのコンピュータデバイスの任意の組み合わせの形態をとってもよい。
データサイエンスモジュール321は、幾つかの実施形態では、SCM 320の他の構成要素による使用のための様々なパラメータ又はモデルを決定するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。例えば、データサイエンスモジュール321は、各製品に対する需要レベルを決定する需要予測生成器322によって使用される予測モデルを開発してもよい。幾つかの実施形態において、データサイエンスモジュール321は、予測モデルをトレーニングして将来の需要のレベルを予想するために、FOシステム311から注文情報を引き出すとともに外部フロントエンドシステム313からグランスビュー(すなわち、製品に関するウェブページビューの数)を引き出してもよい。注文情報は、経時的に販売された物品の数、販売促進期間中に販売された物品の数、及び、一定期間中に販売された物品の数などの販売統計を含んでもよい。データサイエンスモジュール321は、売上統計、グランスビュー、季節、曜日、今度の休日などのパラメータに基づいて予測モデルをトレーニングしてもよい。幾つかの実施形態において、データサイエンスモジュール321は、PO生成器326によって生成されたPOを介して注文された製品が受けられる際に図2のインバウンドゾーン203からデータを受信してもよい。データサイエンスモジュール321は、そのようなデータを使用して、特定の供給業者のフルフィルメント比率(すなわち、注文された数量と比較した、販売可能な状態で受け取られた製品の割合)、推定リードタイム及び出荷期間などの様々な供給業者統計を決定してもよい。
需要予測生成器322は、幾つかの実施形態では、データサイエンスモジュール321によって開発された予測モデルを使用して特定の製品に対する需要レベルを予測するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。より具体的には、予測モデルは、各製品に対する需要予測量を出力してもよく、この場合、需要予測量は、所定の期間(例えば、1日)に1人以上の顧客に販売されると予期される製品の特定の量である。幾つかの実施形態において、需要予測生成器322は、所定の期間にわたるそれぞれの所与期間ごとの需要予測量(例えば、5週間の期間にわたる各日の需要予測量)を出力してもよい。また、各需要予測量は、製品在庫レベルを最適化する際により柔軟性を与えるために標準偏差量(例えば、±5)又は範囲(例えば、最大30及び最小25)を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、TIP 323は、それぞれの製品ごとに推奨発注量を決定するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。TIP 323は、最初に製品に関する予備発注量を決定し、予備発注量を現実世界の制約で(例えば、販売統計、現在の製品在庫レベル、現在注文されている数量などを使用して)制約することによって推奨発注量を決定してもよい。
TIP 323は、需要予測生成器322からそれぞれの製品ごとに需要予測量を受信してもよい。幾つかの実施形態において、需要予測量は、第1の次元でSKUによって編成された数値表、及び、第2の次元で所定の日にわたって販売されると予測されるユニット数の形式であってもよい。また、表は、予測された製品量の標準偏差、最大値、最小値、平均値などの需要予測量の他のパラメータに充てられる更なる次元を含んでもよい。或いは、需要予測量は、SKUによって編成されて各パラメータに専用の値の複数の配列の形態をとってもよい。同じデータを編成する他の適切な形式は、当技術分野で知られているように等しく適用可能であり、本発明の範囲内である。
幾つかの実施形態において、TIP 323は、データサイエンスモジュール321から、製品を供給する1つ以上の供給業者の供給業者統計データを受信してもよい。供給業者統計データは、各供給業者に関連する情報(例えば、前述のフルフィルメント比率)のセットを含んでもよい。幾つかの実施形態では、各データセットが供給業者によって供給される特定の製品と関連付けられる、特定の供給業者に関する供給業者統計データの複数のセットが存在してもよい。
また、TIP 323は、幾つかの実施形態では、FCデータベース312から、各製品の現在の製品在庫レベル及び現在注文されている数量を受信してもよい。現在の製品在庫レベルは、データ検索時の特定の製品の瞬時総数を指してもよく、また、現在注文されている数量は、過去に生成された1つ以上のPOを通じて注文されて対応するFCへの配送を待っている特定の製品の総量を指してもよい。
TIP 323は、それぞれの製品ごとに予備発注量を決定してパラメータの範囲に基づいて予備発注量を減らすことによってそれぞれの製品ごとに推奨発注量を決定してもよい。幾つかの実施形態において、特定の製品に関する予備発注量は、その需要予測量、カバレッジ期間、安全在庫期間、現在の在庫レベル、現在注文されている数量、フルフィルメント比率、及び、ケース数量のうちの少なくとも1つの関数であってもよい。例えば、TIP 323は、式(1)を用いて予備発注量を決定してもよい
ここで、Qpは、特定の製品に関する予備発注量であり、Qfnは、計算時点からn日目にわたる製品の需要予測量であり、Qcは、製品の現在の在庫レベルであり、Qoは、現在注文されている数量であり、Pcは、カバレッジ期間であり、Psは安全在庫期間であり、及び、Cはケース数量である。
本明細書中で使用されるカバレッジ期間は、1つのPOがカバーするように計画される時間(例えば、日数)の長さを指してもよく、また、安全在庫期間は、需要の突然の増加又は配送の遅延などの予期しない事象の場合にPOがカバーすることができる追加の時間長(例えば、追加の日数)を指してもよい。例えば、製品Xに対するサンプル需要予測量の以下の表が与えられると、D日に生成されたPOに関するカバレッジ期間は5であり、安全在庫期間は1である。
製品Xのこの数量、すなわち、224個のユニットから、TIP 323は、現在の在庫レベル(例えば60ユニット)及び現在注文されている数量(例えば40)を減算してもよく、その数量は124ユニットになる。この数は、ケース数量で除算され、整数に切り上げられ、ケース数量で再び乗算されることによって、ケース数量の倍数(すなわち、ボックス内又はパレット内のユニットの数など、製品が梱包されるユニットの数)に切り上げられてもよく、その数は、この例では、一例として10個のケース数量が与えられると、130ユニットとなり得る。
幾つかの実施形態において、カバレッジ期間は、対応する供給業者がPO生成日から製品を配送するのに要し得る予期される時間長以上の所定の時間長であってもよい。これに加えて又は代えて、TIP 323は、曜日、予想される遅延などの他の因子に基づいてカバレッジ期間を調整してもよい。また、安全在庫期間は、安全対策として予備発注量を増加させるように設計された他の所定の時間長であってもよい。安全在庫期間は、需要の突然の増加又は予想しない出荷遅延などの予期しない事象の場合に在庫切れのリスクを低減することができる。幾つかの実施形態において、TIP 323は、カバレッジ期間に基づいて安全在庫期間を設定してもよく、この場合、例えば、カバレッジ期間が1-3日である場合には0日間の安全在庫期間が追加され、カバレッジ期間が4-6日である場合には1日間が追加され、或いは、カバレッジ期間が7日間を超える場合には3日間が追加される。
前述の予備発注量を決定する複雑なプロセスにもかかわらず、予備発注量は、主に顧客の需要に基づいており、現実世界の制約を考慮しない場合がある。したがって、製品在庫を最適化するために、そのような制約を考慮するステップが望ましい。TIP 323は、幾つかの実施形態では、販売統計、現在の製品在庫レベル、又は、現在注文されている数量などのデータに基づいて予備発注量を微調整するように構成される規則のセットを使用して予備発注量を調整してもよい。
結果として得られる量、推奨発注量は、PO生成器326に送信されてもよい。他の実施形態において、結果として得られる数量は、特定の製品に優先順位を付けるため及び/又は数量を1つ以上のFCに分配するためにIPS 324によって更に処理されてもよい。
幾つかの実施形態において、IPS 324は、各製品に関する人気度を決定し、決定された人気度に基づいて発注量に優先順位を付け、優先順位付けされた発注量を1つ以上のFC 200に分配するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。更に、コンピュータデバイスは、製品のためのFCを更に決定して、決定されたFCに製品を割り当ててもよい。FCを決定するように構成されてもよく且つ決定されたFCに製品を分配するIPS 324の構成要素は、図4に関してより詳細に後述される。
手動注文提出プラットフォーム325は、幾つかの実施形態では、1つ以上の手動注文に関するユーザ入力を受信するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。手動注文提出プラットフォーム325は、図1Aの内部フロントエンドシステム105などの1つ以上のコンピュータデバイスを介してユーザによりアクセス可能なユーザインタフェースを備えてもよい。一態様において、手動注文は、ユーザが必要と考えることができ且つ予備発注量、推奨発注量、優先順位付け発注量、又は、分散発注量の手動調整(例えば、特定の量だけ増加又は減少する)を可能にすることができる特定の製品の追加量を含んでもよい。他の態様において、手動注文は、SCM 320によって決定された発注量の代わりに、内部ユーザによって決定されるような注文されるべき特定の製品の総量を含んでもよい。更にまた、ユーザは、幾つかの実施形態では、手動注文が特定のFCに割り当てられるように特定のFCを受取場所として指定してもよい。幾つかの実施形態において、手動注文提出プラットフォーム325を介して提出された発注量の一部は、それらがTIP 323又はIPS 324によって調整され(すなわち、制約され)得ないように(例えば、発注量の一部に関連するパラメータを更新することによって)マークされ又はフラグ付けされてもよい。
例えば、手動注文提出プラットフォーム325は、アパッチHTTPサーバ、マイクロソフトインターネットインフォメーションサービス(IIS)、NGINX等のソフトウェアを実行する1つ又は複数のコンピュータとして実装されてもよい。他の実施形態において、手動注文提出プラットフォーム325は、1つ以上のユーザ端末330からユーザ入力を受信して処理するとともに受信したユーザ入力への応答を与えるように設計されたカスタムウェブサーバソフトウェアを実行してもよい。
PO生成器326は、幾つかの実施形態では、IPS 324による分配の推奨発注量又は結果に基づいてPOを生成して1つ以上の供給業者に提供するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。SCM 320は、この時点までに、追加の在庫を必要とするそれぞれの製品ごとに及びそれぞれのFC 200ごとに推奨発注量を決定してしまっており、この場合、各製品は、特定の製品を調達又は製造してそれを1つ以上のFCに出荷する1つ以上の供給業者を有する。特定の供給業者が1つ以上の製品を供給してもよく、また、特定の製品が1つ以上の供給業者によって供給されてもよい。PO生成器26は、POを生成する際に、供給業者に郵送又はファックスで送付されるべき紙PO、又は、供給業者に送信されるべき電子POを発行してもよい。
報告生成器327は、幾つかの実施形態では、所定のプロトコルに応じて定期的に又は例えばユーザ端末330又は図1Aの内部フロントエンドシステム105を介したユーザ入力に応じてオンデマンドで報告を生成するように構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。報告は、特定の製品に関する推奨発注量などの情報を出力する単純な報告から、履歴データの解析を必要とするとともにそのような情報をグラフに視覚化する複雑な報告にまで及んでもよい。より具体的には、報告生成器327は、SCM 320によって行なわれる調整の各ステップにおいて発注量が予測数量から最終数量へどのように変化したか、各FC 200のリソースが幾つ利用されたかの履歴、製品カテゴリ別の予測数量と最終数量との間の差(例えば、現実世界の制限を考慮するために予測数量から低減されなければならなかった数量)などといったような情報を含む報告を生成してもよい。
ユーザ端末330は、幾つかの実施形態では、FC 200で作業しているユーザなどの内部ユーザが手動注文提出プラットフォーム325又は報告生成器327を介してSCM 320にアクセスできるようにするべく構成される1つ以上のコンピュータデバイスを含んでもよい。ユーザ端末330は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレットなどのコンピュータデバイスの任意の組み合わせを含んでもよい。ユーザ端末330がディスプレイを含んでもよい。ディスプレイとしては、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオードスクリーン(LED)、有機発光ダイオードスクリーン(OLED)、タッチスクリーン、及び、他の既知のディスプレイデバイスを挙げることができる。ディスプレイは、様々な情報(例えば、FCデータベース312からのデータ、需要予測生成器322からの需要予測、供給業者統計データ、現在の製品在庫レベル、各製品の現在注文されている数量、ユーザに手動注文の入力を求めるプロンプト、報告生成器327からの報告など)をユーザに示してもよい。ユーザ端末330は、1つ以上の入力/出力(I/O)デバイスを含んでもよい。I/Oデバイスは、ユーザ端末330がユーザ又は他のデバイスと情報を送受信できるようにする1つ以上のデバイスを含んでもよい。I/Oデバイスは、様々な入力/出力デバイス、カメラ、マイクロフォン、キーボード、マウス型デバイス、ジェスチャセンサ、動作センサ、物理ボタン、音声入力などを含んでもよい。また、I/Oデバイスは、例えば、ユーザ端末330間で有線又は無線接続を確立することによって、システム100又は300から情報を送受信するための1つ以上の通信モジュール(図示せず)を含んでもよい。幾つかの実施形態において、内部ユーザは、ユーザ端末330を使用して、手動注文提出プラットフォーム325によって提供されるウェブインタフェースにアクセスして、1つ以上の手動注文を提出してもよい。
図4は、開示された実施形態と一致する、製品を保管すべきFC 200を決定して決定されたFC 200に製品を割り当てることができる構成要素を含むIPS 324のブロック図である。IPS 324は、マッピングシステム401、SKUシステム402、規則システム403、記憶システム404、及び、監視システム405を含んでもよい。マッピングシステム401、SKUシステム402、規則システム403、記憶システム404、又は、監視システム405は、製品をFCにインテリジェントに分配するために協調的に動作してもよい。
マッピングシステム401は、SKUシステム402、規則システム403、記憶システム404、又は、監視システム405と相互作用して、製品を保管すべきFC 200を決定するとともに決定されたFC 200に製品を割り当ててもよい。例えば、マッピングシステム401は、製品をFC 200に割り当てる要求を受信し、SKUシステム402、規則システム403、又は、記憶システム404から関連データを引き出し、引き出された関連データに基づいて要求された製品を保管すべきFC 200を決定し、決定されたFC 200に製品を割り当ててもよい。マッピングシステム401は、FCがサポートできる製品のリストのマップを提供してもよい。マッピングシステム401は、製品-FC割り当てに関する検証を更に実行してもよい。マッピングシステム401によって決定されたFC 200に製品を割り当てて製品-FC割り当ての検証を実行するための典型的なプロセスは、図5に示されており、以下でより詳細に説明される。
SKUシステム402は、要求を受信すると、要求された製品と関連付けられる複数の属性をマッピングシステム401に与えるように構成され得る。例えば、SKUシステム402は、マッピングシステム401から製品と関連付けられる複数の属性を与える要求を受信し、要求された複数の属性をFOシステム113から引き出し、引き出された複数の属性をマッピングシステム401に送信してもよい。複数の属性としては、SKU次元(例えば、長さ、幅、高さ、及び、重量)、ユニット数量、保管タイプ、カテゴリ、価格、販売帯域、速度、配送タイプ、供給業者などを挙げることができる。
規則システム403は、要求を受信すると、記憶された複数の規則をマッピングシステム401に与えるように構成され得る。例えば、規則システム403は、マッピングシステム401から複数の規則を与える要求を受信し、要求された複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則をマッピングシステム401に送信してもよい。典型的な規則としては、基本規則、供給業者-SKU規則、供給業者規則、SKU規則、ダンベル規則、及び、カテゴリ規則を挙げることができる。基本規則は、所定の規則によって推奨されるFC 200に製品を割り当てることを指してもよい。供給業者-SKU規則は、SKU例外規則によって推奨される所定のFCリストを使用してFC 200に製品を割り当てることを指してもよい。SKU例外規則は、受信した要求に基づいてシステム324(又はシステム300の任意のシステム)によって決定されたSKUに関する配置をオーバーライドする例外ロジックを伴う幾つかのSKUを処理することを含んでもよい。例えば、システム324は、SKUの需要及び属性に基づいてSKUを複数のFCに割り当てることができると決定してもよい。SKUの例外規則は、SKUが複数のFCの望ましいサブセットにのみ配送され得るという供給業者の決定に基づいて作成されてもよい。SKUに関する例外規則に基づいて、システム324は、FCのサブセットのFCにSKUを割り当てることを決定してもよい。供給業者規則は、製品に関連する供給業者によってリストアップされるFCを抽出して、抽出されたFCを所定の規則によって推奨されたFCと比較して任意の重複するFCを検出し、検出されたFCのうちの1つに製品を割り当てることによって、製品をFC 200に割り当てることを指してもよい。重複するFCが検出されない場合、製品は、所定の規則によって推奨されるFC 200に割り当てられてもよい。
ダンベル規則は、ダンベル例外規則によって推奨されるFCを使用してFC 200に製品を割り当てることを指してもよい。ダンベル規則は、FC運用ニーズをサポートするために作成されるSKU例外規則のサブセットであってもよい。例えば、ダンベルSKUは複数のFCに割り当てられてもよいが、(FC動作上の必要性に基づいて作成され得る)ダンベル例外規則は、関連する製品グループを効率的に処理するように備えられる特定のFCにダンベルSKUを割り当てることができる(例えば、特定のFCの関係者は、関連する製品グループについてより良くトレーニングされてもよい)。カテゴリ規則は、カテゴリ規則セットによって推奨されるFCを使用してFC 200に製品を割り当てることを指してもよい。カテゴリ規則は、システム324(又はシステム300の任意のシステム)に、同じカテゴリに属するSKUを最も効率的に処理することができるFCのリストを推奨させることができる。例えば、衣類/ファッションカテゴリに関するカテゴリ規則は、FCが衣類ハンガーラックを含むか否かを決定してもよい。規則システム403は、図1Aの内部フロントエンドシステム105などの1つ以上のコンピュータデバイスを介してユーザによりアクセス可能なユーザインタフェースを備えてもよい。ユーザは、複数の規則のうちの1つ以上の規則をアップロード、修正、及び、削除するためにユーザインタフェースと相互作用してもよい。
記憶システム404は、割り当てられた製品に関する検証を行なうべくマッピングシステム401によって使用され得る検証ユースケースを記憶するように構成され得る。検証ユースケースは、割り当てられた製品(例えば、製品を供給業者-SKU識別表示にリンクする割り当て)が無効であるとマッピングシステム401が決定するケースを含んでもよい。例えば、マッピングシステム401は、割り当てが空である、ベンダーが空又はヌルである、割り当てが空のFCリストを含む、割り当てが無効なFCリストを含む、又は、製品の重複報告が存在するとマッピングシステム401が決定する場合、割り当てられた製品を解析して、割り当てられた製品が無効であると決定してもよい。マッピングシステム401によって行なわれる検証は、FCへの製品割り当ての精度を高め、それにより、インバウンド製品分配の効率を高めることができる。
監視システム405は、リアルタイムのSKU及び供給業者SKUの変更を検査してもよい。例えば、監視システム405は、供給業者例外規則を含む、任意のSKU属性又は規則変更に関するリアルタイム更新を受信してもよい。受信したリアルタイム更新に基づいて、システム300は、SKU属性及び規則が最新であるようにSKU割り当てロジック及び規則更新を再計算してもよい。
図5は、開示された実施形態と一致する、製品のインテリジェントな分配のためのプロセス500の典型的なフローチャートである。図5はマッピングシステム401に関して記載されるが、当業者であれば分かるように、システム100,300又はその構成要素を使用する他の形態が想定し得る。
ステップ501において、IPS 324に実装されたマッピングシステム401は、製品を所定位置(例えば、FC 200)に割り当てる要求をユーザデバイスから受信してもよい。例えば、コンピュータデバイスは、図1Aの内部フロントエンドシステム105を介して、製品をFC 200に割り当てるようにIPS 324に要求してもよい。幾つかの実施形態において、マッピングシステム401は、製品在庫を最適化するために製品を異なる位置(例えば、FC 200)に自動的に割り当ててもよい。IPS 324は、内部フロントエンドシステム105を介してユーザによりアクセス可能なユーザインタフェースを備えてもよい。製品は、在庫管理ユニット(SKU)又はベンダー識別表示によって規定され得る。
ステップ502において、マッピングシステム401は、製品と関連付けられる複数の属性をSKUシステム402から引き出してもよい。図4に関して前述したように、SKUシステム402は、製品の属性を記憶し、要求された複数の属性をFOシステム113から引き出し、引き出された複数の属性をマッピングシステム401に送信するように構成され得る。複数の属性としては、SKU次元(長さ、幅、高さ、及び、重量)、ユニット数量、保管タイプ、カテゴリ、価格、販売帯域、速度、配送タイプ、供給業者などを挙げることができる。
ステップ503において、マッピングシステム401は、規則システム403から複数の規則を引き出してもよい。図4に関して前述したように、規則システム403は、複数の規則を記憶し、要求された複数の規則を引き出し、引き出された複数の規則をマッピングシステム401に送信するように構成され得る。引き出された複数の規則は、各規則に関連付けられた優先順位に基づいて順次適用され得る。典型的な規則としては、基本規則、供給業者-SKU規則、供給業者規則、SKU規則、ダンベル規則、及び、カテゴリ規則を挙げることができる。幾つかの実施形態において、規則グループの優先順位は、規則グループ内の規則の数に依存してもよい。例えば、以下の表2に示されるように、優先順位が最も高い規則が供給業者-SKU規則であってもよく、一方、優先順位が最も低い規則がカテゴリ規則であってもよい。規則システム403は、図1Aの内部フロントエンドシステム105などの1つ以上のコンピュータデバイスを介してユーザによりアクセス可能なユーザインタフェースを備えてもよい。ユーザは、複数の規則のうちの1つ以上の規則をアップロード、修正、及び、削除するためにユーザインタフェースと相互作用してもよい。
ステップ504において、マッピングシステム401は、ステップ502から引き出された複数の属性をステップ503から引き出された複数の規則に適用することによって、製品を保管すべきFC 200を決定してもよい。例えば、マッピングシステム401は、その優先順位で、図4に記載された複数の規則に対して複数の属性を適用してもよい。更なる例として、マッピングシステムは、マッピングシステムが製品を保管すべきFC 200を見つけるまで、供給業者-SKU規則、SKU規則、ダンベル規則、供給業者規則、基本規則、及び、カテゴリ規則のそれぞれに対して属性を適用してもよい。マッピングシステム401は、属性を任意の組み合わせで規則に適用してもよい。
ステップ505において、マッピングシステム401は、決定されたFC 200に製品を割り当ててもよい。ステップ504に関して前述したように、マッピングシステム401は、マッピングシステム401が製品を保管すべきFC 200を決定するまで、複数の属性を複数の規則にそれぞれ規則優先順位で適用してもよい。例えば、マッピングシステム401は、複数の属性を供給業者-SKU規則に適用して、供給業者-SKU規則に基づいて製品を保管すべきFCがないと決定してもよい。マッピングシステム401は、複数の属性をSKU規則に適用して、SKU規則に基づいて製品を保管すべきFCがあると決定してもよい。マッピングシステム401がFC 200を決定すると、マッピングシステム401は、決定されたFC 200に製品を割り当ててもよい。
ステップ506において、マッピングシステム401は、ステップ505からの割り当てられた製品に関して検証を行なってもよい。マッピングシステム401は、記憶システム404から1つ以上の検証ユースケースを引き出してもよい。検証ユースケースは、ステップ505からの割り当てられた製品(例えば、製品を供給業者-SKU識別表示にリンクする割り当て)が無効であるとマッピングシステム401が決定するケースを含んでもよい。例えば、マッピングシステム401は、割り当てが空である、ベンダーが空又はヌルである、割り当てが空のFCリストを含む、割り当てが無効なFCリストを含む、又は、製品の重複報告が存在するとマッピングシステム401が決定する場合、割り当てられた製品を解析して、割り当てられた製品が無効であると決定してもよい。
ステップ507において、マッピングシステム401は、ステップ506からの検証に基づいて製品を再割り当てしてもよい。幾つかの実施形態において、IPS 324は、優先順位付けされた発注量を1つ以上のFCに再割り当てしてもよい。幾つかの実施形態において、IPS 324は、優先順位付けされた発注量を規則のセットに基づく位置に最初に割り当ててもよい。他の実施形態において、IPS 324は、各FCにおける各製品の現在の製品在庫レベル、各FCからの特定の製品に対する需要レベルなどに基づいて発注量を各FCに割り当ててもよい。
IPS 324は、全ての優先順位付けされた発注量を割り当てて、それぞれの製品ごとに推定配送日を決定してもよい。FCのうちの1つ以上は、特定の日付に関するFCの取り込み処理能力を超える特定の日付に関する総量を有してもよい。この場合、IPS 324は、取り込み処理能力を超える数量の大きさを決定し、特定の日付に関するそれらのそれぞれの取り込み処理能力を下回る1つ以上の他のFCへ対応する数量を転送してもよい。この場合、IPS 324は、結果として受信側FCの取り込み処理能力を超過しない限り、超過量を任意の適切な方法で1つ以上の他のFC間で分割してもよい。例えば、IPS 324は、超過した能力を、その他のFC間で等しい部分に分割する、FCが利用可能な能力の同じ比率を有する(例えば、全てのFCがそれらのそれぞれの取り込み処理能力の90%に達する量を有する)ように各FCにおける利用可能な能力の比率に基づいて超過容量を分割するなどといったことを行なってもよい。幾つかの実施形態において、IPS 324は、超過能力の大部分を、超過能力を伴うFCに最も近いFCに転送してもよく、或いは、生じ得る任意の追加の出荷コストを最小限に抑えるように前記部分を調整してもよい。
IPS 324は、それぞれのFCごとに割り当てられた発注量に基づいてPOを生成するべくPO生成器326に通信してもよい。1つの態様では、それぞれが特定のFCと関連付けられる複数のPO生成器326が存在してもよい。この場合、各FCに割り当てられた特定のPO生成器326は、それ自体のFCに分配された発注量に適した供給業者へのPOを生成してもよい。他の態様において、PO生成器326は、特定の量の製品がどこに分配される場所に基づいてPOの配送アドレスを変更することによって全てのFCに関する全てのPOを生成する集中型システムの一部であってもよい。2つの実施形態の組み合わせも想定でき、この場合、複数のPO生成器326が存在してもよく、各PO生成器は、1つ以上のFCと関連付けられるとともに、それが関連付けられる全てのFCに関してPOの生成を担う。
ステップ508において、マッピングシステム401は、検証に基づいて複数の規則のそれぞれと関連付けられる優先順位を調整してもよい。IPS 324は、製品を取り扱うための位置(例えば、FC 200)の能力、製品の人気度など、全国レベルでの現実世界の制約に基づいて発注量に優先順位を付けてもよい。現実世界の制約は、製品を扱う位置の能力及び製品の人気度を含んでもよく、この場合、製品の人気度は、製品に関連する需要予測データ(発注量)又は製品のアウトバウンド出荷によって決定される。幾つかの実施形態において、IPS 324は、需要予測データの80%及び製品の過去のアウトバウンド出荷の20%を使用して、個々のベースで製品の人気度(又は「速度」)を計算してもよい(他の実施形態及び値も想定し得る)。現実世界の制約は、FCの物理的制約を更に含んでもよい。例えば、第1のFCは、450mm×385mm×350mmの寸法を有する(第1のフルフィルメントセンタに保管されるべき物品のための)運搬箱を取り扱ってもよい。物品が運搬箱サイズよりも大きい場合、物品は、運搬箱が物品をコンベアによって第1のFC内で移送するべく運ぶため、第1のFC内で調達されない場合がある。IPS 324は、物理的制約に関連するそのような制約を管理して、そのようなサイズの物品を処理する能力を備えていないFCに物品が割り当てられないようにしてもよい。
優先順位付けは、2つの方法を使用して処理されてもよい。第1の方法は、大量の製品を処理する能力を有する所定の位置への所定量の製品の割り当てを規定する規則のセットを利用することを含む。例えば、規則のセットは、5つのFCの中で最も人気のある製品の最初の5,000個のSKUを割り当てることを規定することができ、FCは大量の製品を処理する能力を有する。割り当てられたSKUは、FCに関連付けられた領域に更に割り当てられ得る。第2の方法は、現実世界制約入力を使用して発注量に優先順位を付けるために物流回帰モデルを利用することを含む。IPS 324は、回帰モデル上で異なるアルゴリズム及び構成を処理し、最良の結果を選択することができる。アルゴリズムは、「冗長SKU優先」アルゴリズム、「単一マッピングSKU優先」アルゴリズム、及び、「ランダム化」アルゴリズムを含むことができる。冗長SKU第1アルゴリズムは、人気が高いと関連付けられた第1の商品が人気が低いと関連付けられた第2の商品よりも速く販売されると仮定されるように、商品(SKU)をそれらの人気ごとに処理することができる。単一マッピングSKUアルゴリズムは、単一のFCにのみマッピングされた物品を処理することができる。ランダム化アルゴリズムは、SKUが処理される順序をランダム化することができる。
プロセス500又はその一部は、IPS 324によって実行されてもよい。幾つかの実施形態において、IPS 324は、1日に1回などの所定の間隔でステップ501-504を繰り返すことができる。更に、IPS 324は、以前に在庫又は販売された全ての又は実質的に全ての製品に対してプロセス500を実行することができる。
本開示をその特定の実施形態に関連して示して説明してきたが、本開示が改変を伴うことなく他の環境において実施され得ることが理解される。前述の説明は、例示目的で提示されている。これは、網羅的ではなく、開示された正にその形態又は実施形態に限定されない。開示された実施形態の詳述及びやり方を考慮することにより、改変及び適合が当業者に明らかである。更に、開示された実施形態の態様はメモリに記憶されるものとして記載されているが、当業者であれば分かるように、これらの態様を二次記憶デバイス、例えば、ハードディスク又はCD ROM或いは他の形態のRAM又はROM、USB媒体、DVD、ブルーレイ、又は、他の光学駆動媒体などの他のタイプのコンピュータ可読媒体に記憶することもできる。
記載された説明及び開示された方法に基づくコンピュータプログラムは、熟練した開発者の技術の範囲内である。様々なプログラム又はプログラムモジュールは、当業者に知られている技術のいずれかを使用して作成され得る又は既存のソフトウェアに関連して設計され得る。例えば、プログラムセクション又はプログラムモジュールは、.Net Framework、.Net Compact Framework(及びVisual Basic、C などの関連言語)、Java、C++、Objective-C、HTML、HTML/AJAXの組み合わせ、XML、又はJavaアプレットを含むHTMLの中で又はこれらによって設計され得る。
更に、例示的な実施形態を本明細書で説明してきたが、本開示に基づいて当業者によって理解されるように、同等の要素、改変、省略、組み合わせ(例えば、様々な実施形態にわたる態様の)、適応、及び/又は、変更を有する任意の及び全ての実施形態の範囲が可能である。特許請求の範囲における限定は、特許請求の範囲で使用される文言に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書中に又は出願手続中に記載される例に限定されない。例は、非排他的であると解釈されるべきである。更に、開示された方法のステップは、ステップを並べ替えること及び/又はステップを挿入又は削除することを含む、任意の態様で改変されてもよい。したがって、本明細書及び実施例は単に例示的なものとみなされ、真の範囲及び思想は以下の特許請求の範囲及びそれらの均等物の全範囲によって示されることが意図される。
Claims (20)
- 製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装システムであって、
前記コンピュータ実装システムは、
複数の命令を記憶するメモリと、
前記複数の命令を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、
前記複数の命令は、
製品を1つの位置に割り当てる要求を受信することと、
製品の属性を記憶するように構成されるシステムから前記製品と関連付けられる複数の属性を引き出すことと、
製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出すことであって、前記引き出された複数の規則がユーザインタフェースを使用してユーザにより設定される、前記複数の規則を引き出すことと、
前記引き出された複数の属性を前記引き出された複数の規則に対して適用することによって前記製品を保管すべき前記位置を決定することと、
前記決定された位置に対して前記製品を割り当てることと、
を含む、コンピュータ実装システム。 - 前記製品と関連付けられる前記複数の属性は、製品寸法、前記製品の数量、保管タイプ、カテゴリ、価格指標、販売帯、速度、配送タイプ、及び、供給業者を含む、請求項1に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記製品は、在庫管理ユニット又はベンダー識別表示によって規定される、請求項1に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記引き出された複数の規則は、各規則と関連付けられる優先順位に基づいて順次適用される、請求項1に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記複数の命令は、1つ以上の検証ユースケースを引き出すことを更に含む、請求項1に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記複数の命令は、前記引き出された1つ以上の検証ユースケースを前記割り当てられた製品と比較することを更に含む、請求項5に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記複数の命令は、前記比較に基づいて前記製品を他の位置に再割り当てすることを更に含む、請求項6に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記引き出された1つ以上の検証ユースケースが設定可能である、請求項7に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記複数の規則のそれぞれと関連付けられる前記優先順位が前記比較に基づいて調整される、請求項7に記載のコンピュータ実装システム。
- 前記複数の規則のうちの1つ以上の規則が前記比較に基づいて調整される、請求項7に記載のコンピュータ実装システム。
- 製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装方法であって、
前記コンピュータ実装方法は、
製品を1つの位置に割り当てる要求を受信することと、
製品の属性を記憶するように構成されるシステムから前記製品と関連付けられる複数の属性を引き出すことと、
製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出すことであって、前記引き出された複数の規則がユーザインタフェースを使用してユーザにより設定される、前記複数の規則を引き出すことと、
前記引き出された複数の属性を前記引き出された複数の規則に対して適用することによって前記製品を保管すべき前記位置を決定することと、
前記決定された位置に対して前記製品を割り当てることと、
を含む、コンピュータ実装方法。 - 前記製品と関連付けられる前記複数の属性は、製品寸法、前記製品の数量、保管タイプ、カテゴリ、価格指標、販売帯、速度、配送タイプ、及び、供給業者を含む、請求項11に記載の方法。
- 前記引き出された複数の規則は、各規則と関連付けられる優先順位に基づいて順次適用される、請求項11に記載の方法。
- 前記コンピュータ実装方法は、1つ以上の検証ユースケースを引き出すことを更に含む、請求項11に記載の方法。
- 前記コンピュータ実装方法は、前記引き出された1つ以上の検証ユースケースを前記割り当てられた製品と比較することを更に含む、請求項14に記載の方法。
- 前記コンピュータ実装方法は、前記比較に基づいて前記製品を他の位置に再割り当てすることを更に含む、請求項15に記載の方法。
- 前記引き出された1つ以上の検証ユースケースが設定可能である、請求項16に記載の方法。
- 前記複数の規則のそれぞれと関連付けられる前記優先順位が前記比較に基づいて調整される、請求項16に記載の方法。
- 前記複数の規則のうちの1つ以上の規則が前記比較に基づいて調整される、請求項16に記載の方法。
- 製品のインテリジェントな分配のためのコンピュータ実装システムであって、
前記コンピュータ実装システムは、
複数の命令を記憶するメモリと、
前記複数の命令を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサと、
を備え、
前記複数の命令は、
製品を1つの位置に割り当てる要求を受信することと、
製品の属性を記憶するように構成されるシステムから前記製品と関連付けられる複数の属性を引き出すことと、
製品を1つの位置に割り当てるために実装される規則を記憶するように構成される規則システムから複数の規則を引き出すことと、
前記引き出された複数の属性を前記引き出された複数の規則に対して適用することによって前記製品を保管すべき前記位置を決定することと、
前記決定された位置に対して前記製品を割り当てることと、
前記割り当てられた製品に関して検証を行なうことと、
前記検証に基づいて前記製品を他の位置に再割り当てすることと、
前記検証に基づいて前記複数の規則のそれぞれと関連付けられる優先順位を調整することと、
を含む、コンピュータ実装システム。
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