JP2023530963A - 伝送設定方法、ネットワーク側機器及び端末機器 - Google Patents

伝送設定方法、ネットワーク側機器及び端末機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2023530963A
JP2023530963A JP2022577230A JP2022577230A JP2023530963A JP 2023530963 A JP2023530963 A JP 2023530963A JP 2022577230 A JP2022577230 A JP 2022577230A JP 2022577230 A JP2022577230 A JP 2022577230A JP 2023530963 A JP2023530963 A JP 2023530963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearer
terminal
equipment
terminal equipment
access network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022577230A
Other languages
English (en)
Inventor
リウ、チアミン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Vivo Mobile Communication Co Ltd
Original Assignee
Vivo Mobile Communication Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Vivo Mobile Communication Co Ltd filed Critical Vivo Mobile Communication Co Ltd
Publication of JP2023530963A publication Critical patent/JP2023530963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/20Manipulation of established connections
    • H04W76/27Transitions between radio resource control [RRC] states
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0009Control or signalling for completing the hand-off for a plurality of users or terminals, e.g. group communication or moving wireless networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/15Setup of multiple wireless link connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W80/00Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
    • H04W80/02Data link layer protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/04Terminal devices adapted for relaying to or from another terminal or user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W92/00Interfaces specially adapted for wireless communication networks
    • H04W92/16Interfaces between hierarchically similar devices
    • H04W92/18Interfaces between hierarchically similar devices between terminal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

本出願は、伝送設定方法、装置及び機器を開示し、通信の分野に属する。前記方法は、第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信するステップを含み、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである。

Description

本出願は通信の分野に関し、特に伝送設定方法、装置及び機器に関する。
現在、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)システムはサイドリンク(Sidelink,SL。側リンク、副リンク又は近傍リンク等と呼ばれてもよい)伝送をサポートする。図1に示すように、SLはユーザ機器(User Equipment,UE。端末機器、ユーザ端末、モバイル端末等と呼ばれてもよい)間のネットワーク機器を介さない直接的なデータ伝送のためのものである。
2つ又は2つ以上のUE同士がデータ伝送を行う場合、どのように該複数のUE間で1つの共通するトラフィックデータの連続伝送を実現するかは、早急な解決が待たれる技術的課題である。
本出願の実施例は、どのように複数のUE間で1つの共通するトラフィックデータの連続伝送を実現するかという課題を解決可能な、伝送設定方法、装置及び機器を提供する。
第1態様において、第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信するステップを含み、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである伝送設定方法を提供する。
第2態様において、第1アクセスネットワーク機器に応用される伝送設定装置であって、第1端末機器にベアラ関連情報を送信するための送信モジュールを含み、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである伝送設定装置を提供する。
第3態様において、メモリ、プロセッサ及び前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第1態様に記載の伝送設定方法のステップが実現されるネットワーク側機器を提供する。
第4態様において、第1端末機器が第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するステップと、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うステップと、を含む伝送設定方法を提供する。
第5態様において、第1端末機器に応用される伝送設定装置であって、第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するための受信モジュールと、前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うための処理モジュールと、を含む伝送設定装置を提供する。
第6態様において、メモリ、プロセッサ及び前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第4態様に記載の伝送設定方法のステップが実現される端末機器を提供する。
第7態様において、プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載の伝送設定方法のステップが実現されるか、又は前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第4態様に記載の伝送設定方法のステップが実現される可読記憶媒体を提供する。
第8態様において、不揮発性の可読記憶媒体に記憶され、プロセッサにより実行されると、第1態様に記載の伝送設定方法のステップが実現されるか、又は前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第4態様に記載の伝送設定方法のステップが実現されるコンピュータプログラム製品を提供する。
第9態様において、プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが端末機器又はネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行し、第1態様に記載の伝送設定方法のステップを実現するか、又は第4態様に記載の伝送設定方法のステップを実現するためのものであるチップを提供する。
本出願の実施例において、第1アクセスネットワーク機器は複数の端末機器の各々に対して対応するベアラ関連情報をそれぞれ設定し、具体的には、複数の端末機器のうちのいずれかである第1端末機器に対して対応するベアラ関連情報を設定することで、該第1端末機器は該ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うことができ、該第2端末機器は該第1端末機器以外の少なくとも1つの端末機器を含む。こうして、ベアラ関連情報を設定することで、少なくとも2つの端末機器は協調伝送を行うことができ、それにより該少なくとも2つの端末機器間の連続的な伝送が実現され、端末機器のサービス体験及びシステム効率が保障される。
本出願の実施例におけるサイドリンクを含む通信シーンの模式図である。 本出願の実施例を応用可能な無線通信システムのブロック図を示す。 本出願の実施例における伝送設定方法のフローチャートである。 本出願の実施例における複数端末機器によるアグリゲーションベアラの模式図である。 本出願の実施例におけるベアラ間のマッピング関係の模式図である。 本出願の実施例における別の伝送設定方法のフローチャートである。 本出願の実施例における伝送設定装置の構造模式図である。 本出願の実施例における別の伝送設定装置の構造模式図である。 本出願の実施例における通信機器の構造模式図である。 本出願の実施例における端末機器の構造模式図である。 本出願の実施例におけるネットワーク側機器の構造模式図である。
ここで説明される図面は、本出願をさらに理解させ、本出願の一部を構成するためのものであり、本出願の例示的な実施例及びその説明は本出願を解釈するためのものであり、本出願を不適切に限定するものではない。図面の説明を次に記載する。
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものである。
本出願の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」等の用語は、特定の順序又は前後順を記述するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合おいて互いに置き換えてもよく、また、「第1」、「第2」等で区別する対象は一般に1つのカテゴリーに属し、対象の数は限定されず、例えば、第1対象は1つであってもよいし、複数であってもよいことを理解すべきである。また、明細書及び特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。
指摘すべきことは、本出願の実施例に記載の技術は、ロングタームエボリューション型(Long Term Evolution,LTE)/発展型LTE(LTE-Advanced,LTE-A)システムに限定されず、例えば符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access,TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access,FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access,OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access,SC-FDMA)及び他のシステムのような、他の無線通信システムに用いることもできる点である。本出願の実施例における用語「システム」と「ネットワーク」はしばしば交換可能に使用され、説明される技術は上述したシステムと無線電信技術に加えて、他のシステムと無線電信技術に用いることもできる。しかし、これらの技術が、第6世代(6thGeneration,6G)通信システムのような、NRシステムアプリケーション以外のアプリケーションにも応用可能であることに関わらず、以下の説明では例示の目的で新しい無線(New Radio,NR)システムを説明し、且つ以下の説明の多くにおいてNRの技術用語を使用する。
図2は本出願の実施例を応用可能な無線通信システムのブロック図を示す。無線通信システムは端末11及びネットワーク側機器12を含む。端末11は端末機器又はユーザ端末(User Equipment,UE)と呼ばれもよく、端末11は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ノートパソコンとも呼ばれるラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、携帯情報端末、ネットブック、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device,MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(vehicle UE,VUE)、歩行者端末(PUE)等の端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、リストバンド、イヤホン、メガネ等を含む。説明すべきことは、本出願の実施例では端末11の具体的な種類が限定されない点である。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよく、基地局は、ノードB、発展型ノードB、アクセスポイント、基地局トランシーバ(Base Transceiver Station,BTS)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(Basic Service Set,BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set,ESS)、Bノード、発展型Bノード(eNB)、ホームBノード、ホーム発展型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、送受信ポイント(Transmitting Receiving Point,TRP)又は前記分野における他の何らかの適切な用語と呼ばれてもよく、同じ技術効果を達成できれば、前記基地局は特定の技術用語に限定されるものではなく、説明すべきことは、本出願の実施例ではNRシステムにおける基地局のみを例とするが、基地局の具体的な種類が限定されない点である。
以下において、図面を参照しながら、本出願の実施例で提供される伝送設定方法を、いくつかの実施例及びその応用シーンにより詳細に説明する。
図3を参照し、本出願の実施例は伝送設定方法を提供し、該方法は以下のフローステップを含む。
ステップ201で、第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信し、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである。
本出願の実施例において、第1アクセスネットワーク機器は複数の端末機器の各々に対して対応するベアラ関連情報をそれぞれ設定し、具体的には、複数の端末機器のうちのいずれかである第1端末機器に対して対応するベアラ関連情報を設定することで、該第1端末機器は該ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うことができ、該第2端末機器は該第1端末機器以外の少なくとも1つの端末機器を含む。こうして、ベアラ関連情報を設定することで、少なくとも2つの端末機器は協調伝送を行うことができ、それにより該少なくとも2つの端末機器間の連続的な伝送が実現され、端末機器のサービス体験及びシステム効率が保障される。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、上記少なくとも2つの端末機器間の協調伝送はアグリゲーション伝送又は二重接続(Dual connectivity,DC)伝送と解してもよい。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、第1アクセスネットワーク機器は該ベアラ関連情報によって第1端末機器に対してベアラを設定してもよく、それによって第1端末機器と第2端末機器とのベアラアグリゲーションが行われ、さらに協調伝送の実現が保障される。上記ベアラ関連情報には以下の(1)から(3)のうちの1つが含まれる。
(1)パケットデータコンバージェンスプロトコル(Packet Data Convergence Protocol,PDCP)ベアラ(bearer)。該実施例において、第1アクセスネットワーク機器は第1端末機器に対してのみPDCPベアラを設定し、この場合、第1アクセスネットワーク機器は第2端末機器に対して無線リンク制御(Radio Link Control,RLCベアラ)を設定し、つまり、PDCPベアラとRLCベアラは異なる端末機器に位置する。一例において、このタイプのベアラはUE1-UE2 bearerとしてもよく、ここでUE1はPDCP bearerがUE1に位置することを表し、例えばUE1 PDCP bearer n1が挙げられ、UE2はRLC bearerがUE2に位置することを表し、例えばUE2RLC bearer m1が挙げられる。
(2)無線リンク制御(Radio Link Control,RLC)ベアラ。該実施例において、第1アクセスネットワーク機器は第1端末機器に対してのみRLCベアラを設定し、この場合、第1アクセスネットワーク機器は第2端末機器に対してPDCPベアラを設定してもよく、つまり、PDCPベアラとRLCベアラは異なる端末機器に位置する。一例において、このタイプのベアラはUE2-UE1 bearerとしてもよく、ここでUE2はPDCP bearerがUE2に位置すること表し、UE1はRLC bearerがUE1に位置することを表す。別の例において、このタイプのベアラはスプリット(split)bearer、即ちUE2 split bearerとしてもよく、PDCP bearerはUE2に位置し、少なくとも1つのRLC bearerはUE2以外の他の端末機器に位置し、例えば、1つのRLC bearerはUE1に位置し、さらに例えば、2つのRLC bearerはUE1及びUE3に位置する。
(3)PDCPベアラ及びRLCベアラ。該実施例において、第1アクセスネットワーク機器は第1端末機器に対してPDCPベアラ及びRLCベアラを設定し、この場合、第1アクセスネットワーク機器は第2端末機器に対してRLCベアラを設定してもよく、つまり、PDCPベアラは複数の端末機器のうちの1つに位置し、それに応じてRLCベアラはそれぞれ複数の端末機器の少なくとも2つに位置する。一例において、このタイプのベアラはsplit bearerとしてもよく、即ちPDCP bearerはUE1に位置し、RLC bearerは2つ又は2つ以上の端末機器、例えばUE1及びUE2に位置してもよく、この場合、PDCP bearer n1及びRLC bearer n2はUE1に位置し、RLC bearer m1はUE2に位置する。
上記PDCP bearerは、主に専用無線ベアラに対応するPDCP及びその上位のエンティティからなる部分をいい、主にPDCP sublayer及びSDAP sublayerを含み、PDCP層は再順序付け及びセキュリティ等の機能を提供する重要なプロトコル層であるため、PDCP層の帰属はセキュリティパラメータの使用方式及び再順序付け機能の位置するノードを決定し、それはトラフィック連続性及びセキュリティを提供する比較的重要なプロトコル層である。RLC層及びその下位のプロトコル層は主にエアインタフェース伝送を提供する。さらに、PDCP bearerはPDCP及びサービスデータアダプテーションプロトコル(Service Data Adaptation Protocol,SDAP)の2層プロトコルスタックを含むものとしてもよく、RLC bearerはRLC、媒体アクセス制御(Medium Access Control,MAC)及び物理層(Physical,PHY)の3層を含む。
選択的に、図4に示すように、split bearerは、PDCP bearerがUE1に位置し、2つのRLC bearerがそれぞれUE1及びUE2に位置する典型的なUE1 split bearerである。splitベアラであるため、複数のレッグ(RLC bearer)によって伝送を行うことができ、それはさらに以下の2つの伝送方式に分けられてもよい。
(1)Split伝送。1つのデータパケットに、RLC bearer 1か、それともRLC bearer 2か、1つのみの伝送経路が選択可能であり、具体的な選択メカニズムはネットワーク側機器(例えば基地局)によって設定してもよい。
(2)複製(Duplication)伝送。1つのデータパケットを2つ又は2つ以上の経路で同時に複製伝送し、即ち、同時にRLC bearer 1とRLC bearer 2で複製伝送を行い、複製伝送はネットワーク側機器(例えば基地局)によって設定してもよい。
つまり、RLC bearer間ではsplit方式で伝送してもよく、duplication方式で伝送してもよい。また、説明すべきことは、上記伝送方式に関わらず、最終的にRLCサービスデータユニット(Service Data Unit,SDU)データは一様のPDCPエンティティ(entity)に収束されて再順序付けされ重複が検出され、重複データが削除されて順に並べ替えられた後に上位層に渡される点である。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、上記ベアラ関連情報に基づき、第1アクセスネットワーク機器は、トラフィック/サービス品質(Quality of Service,QoS)フロー(flow)/データ無線ベアラ(Data Radio Bearer,DRB)をUE1及びUE2で同時に選択的に伝送し、PDCP bearerをその1つのUE、例えばUE1又はUE2に配置するように設定してもよく、又はトラフィック/QoS flow/DRBをUE1及びUE2で同時に複製伝送するように設定してもよく、又はPDCP bearer及びRLC bearerをそれぞれUE1及びUE2に配置するように設定してもよい。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれてもよい。つまり、複数の端末機器間で協調伝送を行う時、端末機器同士は端末機器間のインタフェースによって伝送を行うことができ、例えば直接通信インタフェースであるPC5インタフェース又は副リンクsidelinkインタフェースに、PC5RLC bearerを配置する。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェース(セルラ通信インタフェース)に対応するRLCベアラとの対応関係と、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれてもよい。
つまり、各端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラは端末機器間の転送が必要な対応するUu PDCP entityに一対一に対応してもよく、選択的に、PC5 RRCによって設定してもよい。一例において、図5に示すように、UE1 PDCP bearerは、UE1 RLC bearer及びUE1-UE2 PC5 RLC bearer(-> UE2 RLC bearer)に分岐され、これは2つの選択可能な経路があることに相当し、この場合、UE1から見れば、データを送受信するためにPDCP bearer <-> PC5 RLC bearerのマッピング関係を知る必要があり、UE2については、データを送受信するためにPC5 RLC bearer <-> UE2 RLC bearerのマッピング関係を知る必要がある。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器は以下の少なくとも1つを満たす。
(1)所定加入条件。例えば、共有プラン、共同課金又はバインディングユーザ等。
(2)ユーザの端末トラフィック選好を報告する。例えば、ユーザが朗読/音楽トラフィック等について個人所有の機器間でトラフィック連続性を確保したい。
(3)前記第2端末機器と同一端末アプリケーションに対して同じ設定又は状態の需要を有する。例えば、ユーザの2つの機器において、ある共通トラフィック又はアプリケーション(Application,APP)に対する連続的受信の要求が設定されている。
(4)前記第2端末機器と同一端末アプリケーションに対してトラフィックデータの同期受信を行う。例えば、ユーザの2つの機器において、ある共通トラフィック又はAPPに対する同期聴取状態が設定されている。
(5)前記第2端末機器との所定通信条件。つまり、UE1 split bearerであれUE1-UE2 bearerであれ、この2つのベアラタイプはいずれも、PDCP bearer及びRLC bearerが異なるUE内部に位置する特徴を有し、RLC SDUをPDCP entityに収束するには、UE-UE間のインタフェースを使用する必要があることを考慮した上で、この場合、2つのUEが近づき、UE-UE通信条件が満たされてから、初めてこのような特別ベアラの配置が行われる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、上記ステップ201の前に、前記方法は以下の内容をさらに含んでもよい。前記第1アクセスネットワーク機器が第1要求を受信する。前記第1要求では、以下の少なくとも1つが運ばれている。
(1)前記第2端末機器の識別子。例えば、UE1は自身の専用RRCシグナリングでUE2の識別子を運び、この識別子は永続的識別子であってもよく、一時的識別子であってもよい。
(2)トラフィックデータとベアラタイプとの対応関係。例えば、UE1は自身のDRB 1/2/3(又はQoS flow 1/2/3、又は特定のトラフィック)をUE1 split bearerとして設定することを要求し、又はUE1は自身のDRB4/5(又はQoS flow 4/5、又は特定のトラフィック)をUE1-UE2 bearerとして設定することを要求し、又はUE1は自身のDRB 6/7(又はQoS flow6/7、又は特定のトラフィック)をUE2-UE1 bearer又はUE1-UE2 bearerとして設定することを要求する。
(3)前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質、例えば、PC5基準信号受信電力(Reference Signal Received Power,RSRP)。
さらに選択的に、第1アクセスネットワーク機器が前記第1要求を受信する上記ステップは、以下の具体例の1つとして実行してもよい。
具体例1において、前記第1アクセスネットワーク機器がコアネットワーク機器から送信された前記第1要求を受信する。該具体例において、UE1の要求は非アクセス層(Non-access stratum,NAS)プロセスによって、まずコアネットワークに到達し、コアネットワークで承認検証し、検証に合格してから基地局に設定を実行するように通知してもよい。
一例において、第1端末機器UE1は協調伝送を行うトラフィック要求を開始し、トラフィック開始過程又はトラフィックが持続される中間過程で、複数機器によるアグリゲーショントラフィック伝送の需要を出し、該需要をネットワーク側に報告し、コアネットワークで、例えば加入データにおいてこのような機能が許可されているか否か等について、該需要を検証し、検証に合格した後、コアネットワークは基地局に、2つの機器に対してベアラアグリゲーションの設定を行ってもよいことを通知する。この場合、UE1の要求はNASプロセスによって、まずコアネットワークに到達し、コアネットワークで承認検証し、検証に合格してから基地局に設定を実行するように通知してもよい。
具体例2において、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器から送信された前記第1要求を受信し、前記第1要求が無線リソース制御(Radio Resource Control,RRC)専用シグナリングで運ばれている。該具体例において、UE1の要求は直接自身のRRCプロセスによって、アクセスネットワーク機器(例えば基地局)に到達し、アクセスネットワーク機器でコアネットワークからの検証を受け、検証に合格してからアクセスネットワーク機器で設定するか、又はUE1のコンテキスト情報にベアラ関連情報、例えばバインディングUE又は承認トラフィックタイプ等を記憶し、アクセスネットワーク機器で検証してから設定してもよい。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器から送信された前記第1要求を受信する上記ステップは、具体的に以下の内容として実行してもよい。
前記第1アクセスネットワーク機器は、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に対して前記ベアラ関連情報を設定することをサポートすることと、前記第1アクセスネットワーク機器により設定された第1条件であって、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第1品質限界より高いこと、及び前記第1端末機器と前記第2端末機器が特定のトラフィックデータについて協調伝送を行うことの少なくとも1つを含む前記第1条件と、のうちの少なくとも1つを満たす場合に前記第1端末機器から送信された前記第1要求を受信する。つまり、端末機器は協調伝送の需要を開始する前に、自身のサービスネットワークが該機能をサポートするか否かを把握し、及びネットワークにより設定された条件を満たす必要があり、前記条件は、例えば、PC5 RSRPが限界1より高いように2つの機器間のリンク品質が一定の限界需要を満たすこと、及び/又は特定のトラフィック、例えばマルチメディアリアルタイムトラフィックのみ複数機器によるアグリゲーション伝送が許可されることである。
さらに、アクセスネットワーク機器は複数の端末機器間で協調伝送を行うように設定した後、2つ又は複数の端末機器は設定されたベアラモードで伝送を行う。説明すべきこととして、split bearerとして設定された場合、ネットワーク側はsplit bearerのデータルーティングに関連するパラメータを追加的に設定する必要があり、例えば、主レッグとなるRLC bearerを設定し、デフォルトでデータを主レッグで伝送し、補助レッグを伝送に利用可能な条件を設定し、例えば、バッファ内のデータ量が一定の限界を超えた場合、補助レッグ、即ち主レッグ以外の別のRLC bearerを伝送用に選択可能であり、duplication bearerとして設定された場合、それはまずsplit bearerとして設定する必要があり、即ち、異なるUEに位置し同一のPDCP bearerに対応する2つ又は2つ以上のRLC bearerが必要であり、split bearerについてはさらにduplication機能として設定してもよく、即ち、2つ又は2つ以上のRLC bearer内で複製伝送してもよく、選択的に、duplicationの初期状態を同時に設定してもよく、即ち設定するとアクティブ化するか(設定が完了するとduplication方式伝送が可能になる)、又は設定すると非アクティブ化する(設定が完了した後に追加のアクティブ化シグナリングがなければduplication方式伝送を行うことができない)こと、duplication動的アクティブ化/非アクティブ化をサポートするか否かことを、同時に設定してもよく、設定が完了した後、端末機器同士はネットワークにより設定されたパラメータ及び関連動的制御に従って、協調伝送を行うことができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、さらに以下の少なくとも1つが含まれてもよい。
(1)前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に第1設定シグナリングを送信し、前記第1設定シグナリングが前記第1端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものである。該実施例において、要求を開始するUE1について、該UE1が現在、RRC接続状態であるため、ネットワーク側機器(例えば基地局)はそれを再設定するだけでよく、元のベアラを削除し、必要なアグリゲーションベアラとして再設定し、該ベアラのPDCP bearerがUE1に位置する場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)はUE1に対してPDCP設定及びSDAP設定を配置し、且つ該PDCP bearerがUE1のkey及びセキュリティパラメータを使用することをデフォルトとし又は明記し、該ベアラにUE1に位置するRLC bearerがある場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)はRLC設定及び対応するMAC、PHY設定をUE1に配置し、UE1のための再設定シグナリングには複数のアグリゲーションベアラの設定が含まれてもよい。
(2)前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2端末機器がRRC接続状態になり且つ前記第1端末機器と同一アクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に第2設定シグナリングを送信し、前記第2設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものである。該実施例において、別のUE2について、該UE2が既にRRC接続状態であり、且つサービスネットワーク側機器(例えば基地局)がUE1のサービスネットワーク側機器(例えば基地局)に一致する場合、直接該UE2に再設定シグナリングを送信し、必要なアグリゲーションベアラを設定し、該ベアラのPDCP bearerがUE2位置する場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)はPDCP設定及びSDAP設定をUE2に配置し、且つ該PDCP bearerがUE2のkey及びセキュリティパラメータを使用することをデフォルトとし又は明記し、該ベアラにUE2に位置するRLC bearerがある場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)はRLC設定及び対応するMAC、PHY設定をUE2に配置し、UE2のための再設定シグナリングには複数のアグリゲーションベアラの設定が含まれてもよい。
(3)前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2端末機器がRRC接続状態になっていない場合、前記第2端末機器にページングし、前記第2端末機器がRRC接続状態になった後、前記第2端末機器に第3設定シグナリングを送信し、前記第3設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものである。該実施例において、別のUE2について、該UE2がRRC接続状態でない場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)は該UEにpagingすることで、それをRRC接続状態にした後、該UE2に再設定シグナリングを送信し、必要なアグリゲーションベアラを設定することができ、設定内容は上記(2)での対応する部分の内容に類似する。
(4)前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器のカバレッジに切り替えられた後、前記第2端末機器に第4設定シグナリングを送信し、前記第4設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものである。該実施例において、別のUE2が、同一ネットワーク側機器(例えば基地局)のカバレッジにない場合、例えば、UE2が別のネットワーク側機器(例えば基地局)とのRRC接続が確立されているか、又はページング(paging)後に、UE2が別のネットワーク側機器(例えば基地局)へのRRC接続を確立している場合、処理方式は次のとおりである。ネットワーク側機器(例えば基地局)間での場合、係るUEをまず同一ネットワーク側機器(例えば基地局)下に切り替え、さらに統括的に制御する。
(5)前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に対応する第2アクセスネットワーク機器に第5設定シグナリングを送信し、前記第5設定シグナリングが前記第2アクセスネットワーク機器に前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものである。該実施例において、別のUE2が、同一ネットワーク側機器(例えば基地局)のカバレッジにない場合、例えば、UE2が別のネットワーク側機器(例えば基地局)とのRRC接続が確立されているか、又はpaging後に、UE2が別のネットワーク側機器(例えば基地局)へのRRC接続を確立している場合、処理方式は次のとおりである。ネットワーク側機器(例えば基地局)間での協同制御の場合、UE1のサービスネットワーク側機器(例えば基地局)1は推奨設定をUE2のサービスネットワーク側機器(例えば基地局)2に送信し、PDCP bearerの設定パラメータはその位置するネットワーク側機器(例えば基地局)によって決定され、RLC bearer設定もそれぞれの帰属するネットワーク側機器(例えば基地局)によって決定され、例えば、1つのアグリゲーションベアラについて、そのPDCP bearerがUE1に位置すれば、ネットワーク側機器(例えば基地局)1はPDCP及びSDAP設定を決定してUE1、split bearerに送信し、UE1側に位置するRLC bearerの各層設定はネットワーク側機器(例えば基地局)1によって決定され、UE2側に位置するRLC bearerの各層設定はネットワーク側機器(例えば基地局)2によって決定され、UE2に送信され、2つのネットワーク側機器(例えば基地局)間にも、RLC bearerデータがPDCP bearerに容易に到達できるように、このsplit bearerのためのPDCP PDU転送チャネルを確立する必要がある。
説明すべきことは、セキュリティパラメータ例えばキー(key)及びアルゴリズムの選択は、PDCP層の位置するUEとその帰属するネットワーク側機器(例えば基地局)との間のインタラクションによって配置され、ネットワーク側機器(例えば基地局)によりUEに配置される点である。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、さらに以下の内容が含まれてもよい。前記第1アクセスネットワーク機器が前記ベアラ関連情報を再設定する。該実施例において、複数機器による協調/アグリゲーションベアラを設定した後、需要又は状況の変化により、ベアラを再設定する可能性がある。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1アクセスネットワーク機器が前記ベアラ関連情報を再設定するステップは、以下の少なくとも1つを含む。
(1)前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器に対応するユーザ受話方式が変化した場合、前記ベアラ関連情報を再設定する。該実施例において、ユーザの受話方式が変化し、例えば前は携帯電話で受話するが、後はスマートウォッチでの受話に切り替え、又はその逆である。
(2)前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第2品質限界より高い場合、前記ベアラ関連情報を再設定する。該実施例において、2つ又は複数の端末間のリンクが変化し、例えば前は2つの機器が近づき、機器間のリンクが通信要件を満たし、アグリゲーションベアラ伝送を行うことができ、後は2つの機器が離間し、機器間の通信要件を満たさなくなり、アグリゲーションベアラ伝送を行うことができない。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、上記再設定された前記ベアラ関連情報は、
前記第1端末機器がPDCPベアラに変化が発生した場合に、PDCPベアラに対して第1操作を行うことであって、前記第1操作が再作成及びセキュリティ更新の少なくとも1つを含むことと、前記第1端末機器がPDCPベアラに変化が発生していない場合に、PDCPデータ復元を行うことと、前記第1端末機器が全ての状態変数をリセットすることと、のうちの少なくとも1つを指示するためのものである。
該実施例において、ベアラ再設定に対応するプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit,PDU)セッション(session)接続は少なくとも以下の2種類に関わる。
1つは、ベアラに対応するコアネットワーク接続が維持されいるケースであり、このようなケースとは、アグリゲーションベアラを設定する前及び後、又はアグリゲーションベアラの設定及びアグリゲーションベアラ設定のキャンセル後、コアネットワーク接続が不変に維持されているケースであり、例えば、UE1はトラフィック接続を開始し、自身のPDU sessionを使用し、その後、複数機器によるアグリゲーションベアラに再設定され、依然としてUE1のPDU sessionが維持され、その後、アグリゲーションベアラの条件が満たされていないため、再びUE1 bearerのみのように設定され、この場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)からコアネットワークへは依然としてUE1のPDU sessionが使用され、PDU sessionが不変に維持されるため、ネットワーク側機器(例えば基地局)からコアネットワークへの経路は現状に維持すればよく、この場合、さらに2つの分岐がある。(1)アグリゲーションベアラのPDCP bearerと非アグリゲーションベアラ時のPDCP bearerが異なる端末に位置する場合、再設定が発生すると、PDCP bearerが変化したため、この場合、PDCPに対して再作成、セキュリティ更新等の操作を行う必要があり、且つ確認モード(Acknowledged Mode,AM)データの無損失伝送を確保するために、PDCPソースanchor UEとPDCPターゲットanchor UEとの間で、AM PDCPエンティティのシーケンスナンバ(Sequence Number,SN)状態転送(SN status transfer)及びデータ回送(data forwarding)を行う必要があり、それによってデータ伝送が本当に無損失であるように維持する。非確認モード(Unacknowledged Mode,UM)データについて、絶対的な無損失に対する要求が低いため、初期値クリアからPDCPSN状態を開始し、選択的にdata forwardingを行ってもよい。(2)アグリゲーションベアラのPDCP bearerと非アグリゲーションベアラ時のPDCP bearerが同じ端末に位置する場合、再設定が発生すると、PDCP bearerが変化していないため、この場合、PDCP再作成、セキュリティ更新等の操作を行う必要がなく、PDCP data recoveryプロセスを実行し、異なる経路のデータを復元するだけでよい。
もう1つは、ベアラに対応するコアネットワーク接続が切替を必要とするケースであり、このようなケースとは、アグリゲーションベアラの設定前及び後、又はアグリゲーションベアラの設定及びアグリゲーションベアラ設定のキャンセル後、コアネットワーク接続が変化したケースであり、例えば、UE1はトラフィック接続を開始し、自身のPDU sessionを使用し、その後、複数機器によるアグリゲーションベアラに再設定され、依然としてUE1のPDU sessionを維持し、その後、アグリゲーションベアラの条件が満たされていないため、再びUE2 bearerのみのように設定され、この場合、ネットワーク側機器(例えば基地局)からコアネットワークへはUE2のPDU sessionを使用する必要があり、PDU sessionが切り替えられる。この場合も2つの処理方法がある。(1)コアネットワーク通路が既に変化したため、PDCP bearerが変化したか否かに関わらず、全ての状態変数(AM及びUMを含む)をクリアし、初期化から、改めて新しいエンティティ内のデータ送受信を行うことができ、このことにより引き起こされる問題は、AMに対して完全にデータを無損失にすることができないことである。このような挙動は、ネットワーク側によりUEに明示的に指示される(従来のAMの再設定又は切替では、いずれもSN状態が保持されるため、この場合、AM SNをクリアする必要があり、これは新しい挙動であり、明示的に指示する必要がある)。(2)コアネットワークは新旧通路間についても状態転送を行い、新しいPDU sessionが旧いPDU sessionに接続してデータ処理を行うことを確保し、こうしてPDCPの状態は保持可能になり、PDCP bearerが変化していない場合に、PDCP data recoveryを実行するだけでよく、PDCP bearerが変化した場合、PDCP再作成を実行し、この場合、ソースUEノード及びターゲットUEノードでAMデータに対してSN status transfer及びdata forwardingを行い、UMデータに対して選択的にdata forwardingを行うことができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記方法はさらに以下の内容を含んでもよい。
前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から第3アクセスネットワーク機器に切り替えた場合、前記第1アクセスネットワーク機器が前記ベアラ関連情報を設定解除する。該実施例において、端末は移動し、例えば元々2つの端末が1つのネットワーク側機器(例えば基地局)により控制されているが、1つの端末が徐々に離間し、該ネットワーク側機器(例えば基地局)の制御から脱出する一方、ネットワーク側機器(例えば基地局)同士は複数端末によるアグリゲーションを行うために複数の基地局間インタフェースインタラクションを行っているため、その移動を回避する必要があり、したがって、端末がネットワーク側機器(例えば基地局)から離れると、アグリゲーションベアラが破棄される。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1アクセスネットワーク機器から第4アクセスネットワーク機器に切り替える条件を前記第1端末機器が満たす場合に、前記方法はさらに以下の1つを含む。
(1)前記複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が複数である場合、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記残りの端末機器による協調伝送に対応するベアラを再設定する。
(2)前記複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が1つである場合、前記第1アクセスネットワーク機器が前記残りの端末機器のベアラを第3ベアラタイプに再設定し、前記第3ベアラタイプがPDCPベアラ及びRLCベアラが同一端末機器内に位置するタイプであり、図4に示すUE1 bearer又はUE2 bearerのように、一般的なベアラであり、PDCP beare及びRLC bearerの両方とも同一UE内に位置し、PDCP層及びSDAP層からなるPDCP bearerはいずれもUE1又はUE2内に位置する。
(3)前記第1アクセスネットワーク機器が前記第4アクセスネットワーク機器に前記第1端末機器に対応する第1切替要求メッセージを送信し、前記第1切替要求メッセージに前記ベアラ関連情報及び前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続情報の少なくとも1つが含まれる。
該実施例において、複数端末によるアグリゲーション/協調ベアラが存在している間、即ち、複数のUE間にsplitベアラ又はUE1-UE2ベアラタイプが設定されている場合、UEが切り替えられれば、以下のシーンが含まれてもよい。
(1)1つ又は一部のUEのみが切替条件を満たし、他のUEが満たしていないならば、この場合、複数端末のsplitベアラ又はUE1-UE2ベアラタイプを再設定し、切替が必要なUEを排除してもよい。
(2)切替UEを排除した後、残りのUEでアグリゲーションベアラ設定を形成するのに不十分であるならば、例えば1つのみのUEが残ったならば、ベアラを一般的なベアラに再設定してもよい。
(3)1つ又は一部のUEが切替条件を満たしているならば、このグループのUEをグループで切り替えてもよく、即ち、ソースネットワーク側機器(例えば基地局)は1グループのUEの切替要求メッセージをターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)に送信し、該メッセージに複数端末によるアグリゲーション/協調ベアラ設定が含まれ、ターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)はこのグループのUEに対して新しいアグリゲーション/協調ベアラ設定を生成し、ターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)が容易に設定できるように、PDU session情報、例えばPDU sessionがどのUEに帰属するかという情報をターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)に報知し、当然、ターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)が設定を決定する際に、アグリゲーション/協調ベアラを除去し、一般的なベアラに設定するか、又はあるベアラに対応するPDU sessionを変更してもよい。
(4)PDU sessionの帰属UEと定義された主UEが切替条件を満たしているならば、このグループのUEをグループで切り替えてもよく、即ち、ソースネットワーク側機器(例えば基地局)は主UEと他のUEを併せた切替要求メッセージをターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)に送信し、該メッセージに複数端末によるアグリゲーション/協調ベアラ設定が含まれ、ターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)はこのグループのUEに対して新しいアグリゲーション/協調ベアラ設定を生成し、ターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)が容易に設定できるように、PDU session情報をターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)に報知し、又はPDU sessionをデフォルトで主UEに属するものとし、当然、ターゲットネットワーク側機器(例えば基地局)が設定を決定する際に、アグリゲーション/協調ベアラを除去し、一般的なベアラに設定するか、又はあるベアラに対応するPDU sessionを変更してもよい。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続が第1コアネットワークユーザプレーン接続から第2コアネットワークユーザプレーン接続に切り替えられた場合に、前記方法は、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータを、前記第1コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータの最後の終了識別子の後に配置するステップをさらに含む。
該実施例において、上記マルチUE split bearerであれUE1-UE2 bearerのようなUE間ベアラであれ、このベアラに対応するコアネットワークユーザプレーン(User Plane,UP)部分が一様であること、例えば1つのUEのみに関連付けられていることは、前提である。このようなベアラが変化した場合、そのコアネットワークUP部分を再設定し、例えば元のUE1 PDU sessionから、UE2 PDU sessionに再設定する必要がある場合があり、且つトラフィックデータは連続的なものでなければならない。この再設定プロセスにおいて、ネットワーク側機器(例えば基地局)は元のUP経路がgNB <-> UE1 UPF間のGPRSトンネリングプロトコル(GPRS Tunnelling Protocol,GTP)tunnel 1のデータについて、endmarkerタグが含まれているデータパケットを受信した後、新しいUP経路gNB <-> UE2 UPF間のGTP tunnel 2のデータを処理し始め、これは、新しい経路のデータが順序で元の経路データの最後のendmarker後に配置されて処理されることに相当し、順序遵守が満たされる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記ベアラ関連情報はさらに、前記第1端末機器が前記第2端末機器に、協調伝送を行う時の受信済み部分及び/又は送信済み部分に対応する第1送受信状態を送信することであって、前記第1送受信状態が、前記第2端末機器とコアネットワーク機器が未受信部分及び/又は未送信部分の伝送を続行するためのものであることと、前記第1端末機器が送受信状態を維持又はリセットすることと、を指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信するステップの前に、前記方法は、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器又は前記第2端末機器から送信された第2要求を受信するステップをさらに含み、前記ベアラ関連情報が前記第2要求に応答し、前記ベアラ関連情報がさらに、協調伝送を行う時の伝送設定及び送受信状態を前記第2端末機器に送信するように前記第1端末機器に指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器又は前記第2端末機器から送信された第3要求を受信するステップと、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第3要求に応答して、前記第2端末機器に第2情報を送信するステップと、をさらに含み、前記第2情報が、前記第2端末機器がレイヤ2(L2)状態を初期化することと、前記第2端末機器が前記第1端末機器からL2状態を取得することと、前記第2端末機器に対して確立されたコアネットワーク設定、及び前記第2端末機器に対応するコアユーザプレーン接続のデータが前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続のデータの後に位置することと、前記第2端末機器に対して確立されたアクセスネットワーク設定、及び前記第1端末機器が協調伝送を行う時の全ての送受信状態と、のうちの1つを指示するためのものである。
該実施例において、アクセスネットワーク側が2つ又は2つ以上のUEのアグリゲーションベアラ処理を行わず、UEのベアラ及びPDU sessionを独立して処理する。この場合に、UE1のトラフィック送受信状況をできる限り速くUE2に同期し、UE2上で連続的に受信する必要があるならば、実行可能な方法は以下のとおりである。
方法1 コアネットワークによる連続要求
該方法1では、UE1はデータを受信しており、該受信をUE2で続ける時刻を決定し、自身の受信状態を全てUE-UE間のインタフェース、例えばPC5、WLAN又はブルートゥース(登録商標)等によって、UE2に伝達し、UE2はUE1の全ての受信状態を受信し、現在の受信状態に応じて、コアネットワークに後続の連続データを要求し、例えば、携帯電話で、ある曲を2分18秒の時刻まで聴いた場合、該時刻をリストバンドに伝達し、リストバンドはネットワーク側に該曲の2分18秒からの再生続行を要求し、それによりリストバンドはユーザに連続的な体験を提供し続けることができ、UE1での受信状態は一時停止又はリセットされる。
方法2 アクセスネットワークによる連続要求
該方法2では、UE1はデータを受信しており、受信状態をUE2で続けようとしており、UE1又はUE2によってネットワークに該継続挙動を要求してもよく、DRB又はQoS flow又は特定のトラフィックに基づいて要求してもよく、承認された場合、UE1の現在の関連する設定及び送受信状態を全て、UE-UEインタフェースによってUE2に伝達することができ、又はネットワーク側はUE2に設定を送信し、UE2の状態は初期化から開始し/UE2の状態はUE1に由来し、ネットワーク側がUE1又はUE2で要求する場合、UE2に対して関連するコアネットワーク設定、例えばPDU sessionを確立し、UE1のPDU sessionとUE2のPDU sessionのデータを順に並べ替える必要があり、UE1 PDU sessionにおけるデータのendmarkerの後、続きのデータはUE2のPDU session経由でネットワーク側機器(例えば基地局)に伝送され、それにより連続状態が達成される。ネットワーク側がUE1又はUE2で要求する場合、継続のための伝送を行うために、UE2に対して関連するアクセスネットワーク設定を確立し、UE1の送受信状態を全てUE2にcopyする必要がある。
具体的には、トラフィックがUMモードであれば、UE2及びネットワーク側に対応する新しいSN状態は全て初期値から開始してもよく、例えばSN=0から開始してもよく、送信側は前に送信されていないデータの1番目から新しいリンクでの送信を開始し、例えばUE1とネットワークの間でデータがSN=99まで伝送されていたが、100及びその後のデータはいずれも送信されておらず、この場合、UE2とネットワークとの間の経路に切り替えて伝送の継続を開始すると、新しいリンクで最初に送信されるデータは前の第100のデータパケットとなるが、このデータパケットは新しいリンクでのSNが初期値から改めて番号付けされ、即ちSN=0となる。トラフィックがAMモードであれば、最も損失のない方法は、UE1のL2SN送受信状態を全てUE-UE間のインタフェースによってUE2に伝達することとなり、ネットワーク側もUE1のL2 SN状態をUE2に転送し、これはUE1とネットワーク側との間の送受信状態が、完全にUE2とネットワークとの間に複製されることに相当し、そして、UE2とネットワーク側との新しいリンクの確立が完了した後、再送及び連続のために、L2 status reportを送信し、互いに受信状態を報知する必要がある。L2はRLC又はPDCPであってもよいし、RLC及びPDCPであってもよい。例えば元のリンクでの受信は1、2、3、5、7の受信に成功した状況であり、状態レポートを受信端から送信端に送信すると、送信端は4及び6を再送し、且つ引き続き8、9、10…を伝送する。こうして完全な無損失を達成できる。AMモードのデータで、状態報告がトリガされていない場合、UE2とネットワーク側が送受信状態を完全に複製した後、送信端はACKを受信していないデータパケットの1番目から、順に再送を開始してもよい。例えば送信端のソースリンクが1~10のデータを送信し、最初の8つが既にACKを受信していた場合、送信端は直接9、10、11…から送信し、受信端は、重複データを受信すると、削除すればよく、例えば9及び10は実際に受信されているがACKのフィードバックに間に合わなかった場合、9及び10は再度受信され、重複パケットは削除してもよい。AMモードのデータであるが、無損失に対する要求が低く又は簡素化の観点から状態を全てで回送したくない場合、L2SN状態を全て初期値から開始してもよく、送信端が新しいリンクで送信したデータは、元のリンクでACKを取得していなかったデータの1番目から伝送してもよく、例えば送信端のソースリンクが1~10のデータを送信し、最初の8つが既にACKを受信した場合、送信端は直接9、10、11…から送信し、新しいSN番号は0、1、2…とし、受信端は重複データを判定できず、順に処理してよい。AMモードのデータであるが、無損失に対する要求が低く又は簡素化の観点から状態を全てで回送したくない場合、L2 SN状態を全て初期値から開始してもよく、送信端が新しいリンクで送信したデータは、元のリンクで送信していないデータの1番目から伝送してもよく、例えば送信端のソースリンクが1~10のデータを送信した場合、送信端は直接11、12、13…から送信し、新しいSN番号は0、1、2…とし、受信端は重複データを判定できず、順に処理してよい。
以上から分かるように、本出願の実施例の伝送設定方法において、コアネットワークは2つ又は2つ以上の端末機器に対して同じユーザプレーン接続(例えばPDU session)を確立してもよく、2つ又は2つ以上の端末機器に対してそれぞれユーザプレーン接続を確立してもよく、トラフィックを異なる端末機器間で切り替える必要がある場合、ソース端末機器とターゲット端末機器とは端末機器間のインタフェースによって現在のトラフィック伝送状態を伝達することで、連続受信の目的を達成する。本出願の実施例は、PDCP bearerの再設定プロセス及びベアラの経路切替プロセスをサポートし、ソース端末機器とターゲット端末機器との間でSN status transfer及びdata forwardingをサポートすることで、トラフィックの連続及び選択的に無損失の要求を達成する。コアネットワーク、アクセスネットワーク(例えば基地局)とUEとは、異なるトラフィックのベアラ需要に応じて加入、事前設定、設定又はインタラクションの方式で、決定してもよい。
図6を参照し、本出願の実施例は伝送設定方法を提供し、該方法は以下のフローステップを含む。
ステップ301で、第1端末機器が第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信する。
ステップ303で、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行う。
本出願の実施例において、第1端末機器はその対応する第1アクセスネットワーク機器がそれに対して設定したベアラ関連情報に基づき、第2端末機器との協調伝送を行うことができ、該第2端末機器は該第1端末機器以外の少なくとも1つの端末機器を含む。こうして、少なくとも2つの端末機器はネットワーク側が各端末機器に対してそれぞれ設定したベアラ関連情報に基づき、複数の端末機器間の協調伝送を実現することができ、それにより該少なくとも2つの端末機器間の連続的な伝送が実現され、端末機器のサービス体験及びシステム効率が保障される。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記ベアラ関連情報には、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと、無線リンク制御RLCベアラと、PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、PDCPベアラが前記第1端末機器内に位置する場合に、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うステップは、以下の少なくとも1つを含む。
(1)前記第1端末機器がPDCPベアラから複数のRLCベアラへのスプリット伝送を実行する。
(2)前記第1端末機器がPDCPベアラから複数のRLCベアラへの複製伝送を実行する。
(3)前記第1端末機器が前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器にデータを伝送する。
(4)前記第1端末機器が前記第1端末機器に対応するRLCベアラからPDCPベアラへのマッピング及び受信処理を実行する。
(5)前記第1端末機器が前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラをPDCPベアラにマッピングして受信処理を行う。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、PDCPベアラが前記第2端末機器内に位置する場合に、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うステップは、以下の少なくとも1つを含む。
(1)前記第1端末機器が前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラから前記第1端末機器に対応するRLCベアラへのマッピング及び受信処理を行う。
(2)前記第1端末機器が前記第1端末機器に対応するRLCベアラで受信されたデータを前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器に送信する。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器は、所定加入条件と、ユーザの端末トラフィック選好を報告することと、前記複数の端末機器のうちの他の端末機器と同一端末アプリケーションに対して同じ設定又は状態の需要を有することと、前記複数の端末機器のうちの他の端末機器における同一端末アプリケーションと同期受信状態にあることと、前記複数の端末機器のうちの他の端末機器との通信条件と、のうちの少なくとも1つを満たす。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、上記ステップ301の前に、前記方法は、前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に第1要求を送信するステップをさらに含み、前記第1要求では、前記第2端末機器の識別子と、第1トラフィックデータとベアラタイプとの対応関係と、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質と、のうちの少なくとも1つが運ばれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するステップは、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に対して前記ベアラ関連情報を設定することをサポートすることと、前記第1アクセスネットワーク機器により設定された第1条件であって、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第1品質限界より高いこと、及び前記第1端末機器と前記第2端末機器が特定のトラフィックデータについて協調伝送を行うことの少なくとも1つを含む前記第1条件と、のうちの少なくとも1つを満たす場合に前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するステップを含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するステップは、前記第1端末機器が無線リソース制御RRC専用シグナリングによって前記第1要求を前記第1アクセスネットワーク機器に送信するステップを含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記方法は、前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から送信された第1設定シグナリングを受信するステップと、前記第1端末機器が前記第1設定シグナリングに基づいてベアラを設定又は再設定するステップと、をさらに含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記方法は、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第1端末機器が前記第2端末機器に対応する第2アクセスネットワーク機器に切り替えるステップと、前記第1端末機器が前記第2アクセスネットワーク機器から送信された第2設定シグナリングを受信するステップと、前記第1端末機器が前記第2設定シグナリングに基づいてベアラを再設定するステップと、をさらに含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記方法は、前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器により再設定された前記ベアラ関連情報を受信するステップと、前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うステップと、をさらに含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記方法は、前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づき、PDCP再作成を行い及び/又はPDCPベアラに対して第1操作を行うステップであって、前記第1操作が再作成及びセキュリティ更新の少なくとも1つを含むステップと、前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づき、PDCPデータ復元を行うステップと、前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて全ての状態変数をリセットするステップと、のうちの1つをさらに含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記方法は、前記第1端末機器が、前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から第3アクセスネットワーク機器に切り替えた場合、前記ベアラ関連情報を設定解除するステップをさらに含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づき、前記第2端末機器に、協調伝送を行う時の受信済み部分及び/又は送信済み部分に対応する第1送受信状態を送信するステップであって、前記第1送受信状態が、前記第2端末機器とコアネットワーク機器が未受信部分及び/又は未送信部分の伝送を続行するためのものであるステップと、前記第1端末機器が送受信状態を維持又はリセットするステップと、をさらに含む。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づき、協調伝送を行う時の伝送設定及び送受信状態を前記第2端末機器に送信するステップをさらに含み、前記ベアラ関連情報が、前記第1端末機器又は前記第2端末機器により前記第1アクセスネットワーク機器に送信された第2要求に応答するためのものである。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定方法において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から送信された第2情報を受信するステップをさらに含み、前記第2情報が、前記第1端末機器又は前記第2端末機器により前記第1アクセスネットワーク機器に送信された第3要求に応答するためのものであり、前記第2情報は、前記第1端末機器がL2状態を初期化することと、前記第1端末機器が前記第2端末機器からL2状態を取得することと、前記第1端末機器に対応するコアネットワーク設定、及び前記第1端末機器に対応するコアユーザプレーン接続のデータが前記第2端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続のデータの後に位置することと、前記第1端末機器に対応するアクセスネットワーク設定、及び前記第2端末機器が協調伝送を行う時の全ての送受信状態と、のうちの1つを指示するためのものである。
説明すべきことは、本出願の実施例の伝送設定方法における、上記ネットワーク側機器が実行する伝送設定方法におけるものと同じ又は類似する内容は、上記図3~5において対応するネットワーク側機器が実行する伝送設定方法の実施例における該当内容を参照すればよく、ここでは詳細な説明を省略する点である。
説明すべきことは、本出願の実施例で提供されるネットワーク側機器により実行される伝送設定方法は、実行主体が伝送設定装置であってもよく、又は、該伝送設定装置における伝送設定方法を実行するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では伝送設定装置が伝送設定方法を実行することを例にし、本出願の実施例で提供される伝送設定装置を説明する。
図7を参照し、本出願の実施例は、ネットワーク側機器に応用される伝送設定装置400であって、第1端末機器にベアラ関連情報を送信するための送信モジュール401を含み、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである伝送設定装置を提供する。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記ベアラ関連情報には、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと、無線リンク制御RLCベアラと、PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記第1端末機器は、所定加入条件と、ユーザの端末トラフィック選好を報告することと、前記第2端末機器と同一端末アプリケーションに対して同じ設定又は状態の需要を有することと、前記第2端末機器と同一端末アプリケーションに対してトラフィックデータの同期受信を行うことと、前記第2端末機器との所定通信条件と、のうちの少なくとも1つを満たす。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400は、前記第1端末機器にベアラ関連情報を送信する前に、第1要求を受信するための受信モジュールをさらに含んでもよく、前記第1要求では、前記第2端末機器の識別子と、トラフィックデータとベアラタイプとの対応関係と、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質と、のうちの少なくとも1つが運ばれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記受信モジュールは、具体的に、コアネットワーク機器から送信された前記第1要求を受信することと、前記第1端末機器から送信された、無線リソース制御RRC専用シグナリングで運ばれている前記第1要求を受信することと、の操作の1つを実行するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記受信モジュールは、具体的に、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に対して前記ベアラ関連情報を設定することをサポートすることと、前記第1アクセスネットワーク機器により設定された第1条件であって、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第1品質限界より高いこと、及び前記第1端末機器と前記第2端末機器が特定のトラフィックデータについて協調伝送を行うことの少なくとも1つを含む前記第1条件と、のうちの少なくとも1つを満たす場合に前記第1端末機器から送信された前記第1要求を受信するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記送信モジュール401はさらに、前記第1端末機器に第1設定シグナリングを送信することであって、前記第1設定シグナリングが前記第1端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであることと、前記第2端末機器がRRC接続状態になり、且つ前記第1端末機器と同一アクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に第2設定シグナリングを送信することであって、前記第2設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであることと、前記第2端末機器がRRC接続状態になっていない場合、前記第2端末機器にページングし、前記第2端末機器がRRC接続状態になった後、前記第2端末機器に第3設定シグナリングを送信することであって、前記第3設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであることと、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器のカバレッジに切り替えられた後、前記第2端末機器に第4設定シグナリングを送信することであって、前記第4設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであることと、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に対応する第2アクセスネットワーク機器に第5設定シグナリングを送信することであって、前記第5設定シグナリングが前記第2アクセスネットワーク機器に前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであることと、の操作のうちの少なくとも1つを実行するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記送信モジュール401はさらに、前記ベアラ関連情報を再設定するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記送信モジュール401は、具体的に、前記第1端末機器に対応するユーザ受話方式が変化した場合、前記ベアラ関連情報を再設定することと、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第2品質限界より高い場合、前記ベアラ関連情報を再設定することと、の操作のうちの少なくとも1つを実行するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、再設定された前記ベアラ関連情報は、前記第1端末機器がPDCPベアラに変化が発生した場合に、PDCPベアラに対して第1操作を行うことであって、前記第1操作が再作成及びセキュリティ更新の少なくとも1つを含むことと、前記第1端末機器がPDCPベアラに変化が発生していない場合に、PDCPデータ復元を行うことと、前記第1端末機器が全ての状態変数をリセットすることと、のうちの少なくとも1つを指示するためのものである。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400は、前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から第3アクセスネットワーク機器に切り替えた場合、前記ベアラ関連情報を設定解除するための処理モジュールをさらに含んでもよい。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記送信モジュール401はさらに、前記第1アクセスネットワーク機器から第4アクセスネットワーク機器に切り替える条件を前記第1端末機器が満たす場合に、前記複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が複数であれば、前記残りの端末機器による協調伝送に対応するベアラを再設定することと、前記複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が1つであれば、前記残りの端末機器のベアラを第3ベアラタイプに再設定することであって、前記第3ベアラタイプがPDCPベアラ及びRLCベアラが同一端末機器内に位置するタイプであることと、前記第4アクセスネットワーク機器に前記第1端末機器に対応する第1切替要求メッセージを送信することであって、前記第1切替要求メッセージに前記ベアラ関連情報及び前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続情報の少なくとも1つが含まれることと、の操作のうちの1つを実行するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記処理モジュール401はさらに、前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続が第1コアネットワークユーザプレーン接続から第2コアネットワークユーザプレーン接続に切り替えられた場合に、前記第2コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータを、前記第1コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータの最後の終了識別子の後に配置するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記ベアラ関連情報はさらに、前記第1端末機器が前記第2端末機器に、協調伝送を行う時の受信済み部分及び/又は送信済み部分に対応する第1送受信状態を送信することであって、前記第1送受信状態が、前記第2端末機器とコアネットワーク機器が未受信部分及び/又は未送信部分の伝送を続行するためのものであることと、前記第1端末機器が送受信状態を維持又はリセットすることと、を指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記受信モジュールはさらに、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記第1端末機器にベアラ関連情報を送信する前に、前記第1端末機器又は前記第2端末機器から送信された第2要求を受信するために用いることができ、前記ベアラ関連情報が前記第2要求に応答し、前記ベアラ関連情報がさらに、協調伝送を行う時の伝送設定及び送受信状態を前記第2端末機器に送信するように前記第1端末機器に指示するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置400において、前記受信モジュールはさらに、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記第1端末機器又は前記第2端末機器から送信された第3要求を受信するために用いることができ、前記送信モジュール403はさらに、前記第3要求に応答して、前記第2端末機器に第2情報を送信するために用いることができ、前記第2情報は、前記第2端末機器がL2状態を初期化することと、前記第2端末機器が前記第1端末機器からL2状態を取得することと、前記第2端末機器に対して確立されたコアネットワーク設定、及び前記第2端末機器に対応するコアユーザプレーン接続のデータが前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続のデータの後に位置することことと、前記第2端末機器に対して確立されたアクセスネットワーク設定、及び前記第1端末機器が協調伝送を行う時の全ての送受信状態ことと、のうちの1つを指示するためのものである。
本出願の実施例において、第1アクセスネットワーク機器は複数の端末機器の各々に対してそれぞれ対応するベアラ関連情報を設定し、具体的には、複数の端末機器のいずれかである第1端末機器に対して対応するベアラ関連情報を設定することで、該第1端末機器は該ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うことができ、該第2端末機器は該第1端末機器以外の少なくとも1つの端末機器を含む。こうして、ベアラ関連情報を設定することで、少なくとも2つの端末機器は協調伝送を行うことができ、それにより該少なくとも2つの端末機器間の連続的な伝送が実現され、端末機器のサービス体験及びシステム効率が保障される。
本出願の実施例における伝送設定装置は装置であってもよく、ネットワーク側機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。該装置はネットワーク側機器であってもよい。例示的に、ネットワーク側機器は上記で挙げられたネットワーク側機器12のタイプを含んでもよいが、それらに限定されない。
本出願の実施例における伝送設定装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
本出願の実施例で提供される伝送設定装置は、図3の方法実施例で実現される各プロセスを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される端末機器により実行される伝送設定方法は、実行主体が伝送設定装置であってもよく、又は、該伝送設定装置における伝送設定方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例では伝送設定装置が伝送設定方法を実行することを例にし、本出願の実施例で提供される伝送設定装置を説明する。
図8を参照し、本出願の実施例は、端末機器に応用される伝送設定装置500を提供し、該伝送設定装置500は、受信モジュール501及び処理モジュール503を含む。
前記受信モジュール501は、第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するために用いられ、前記処理モジュール503は、前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記ベアラ関連情報には、パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと、無線リンク制御RLCベアラと、PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記ベアラ関連情報には、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記処理モジュール503は、具体的に、PDCPベアラが前記第1端末機器内に位置する場合に、PDCPベアラから複数のRLCベアラへのスプリット伝送と、PDCPベアラから複数のRLCベアラへの複製伝送と、前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器にデータを伝送することと、前記第1端末機器に対応するRLCベアラからPDCPベアラへのマッピング及び受信処理と、前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラをPDCPベアラにマッピングして受信処理を行うことと、の操作のうちの少なくとも1つを実行するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記処理モジュール503は、具体的に、PDCPベアラが前記第2端末機器内に位置する場合に、前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラから前記第1端末機器に対応するRLCベアラへのマッピング及び受信処理と、前記第1端末機器に対応するRLCベアラで受信されたデータを前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器に送信することと、の操作のうちの少なくとも1つを実行するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記第1端末機器は、所定加入条件と、ユーザの端末トラフィック選好を報告することと、前記複数の端末機器のうちの他の端末機器と同一端末アプリケーションに対して同じ設定又は状態需要を有することと、前記複数の端末機器のうちの他の端末機器における同一端末アプリケーションと同期受信状態にあることと、前記複数の端末機器のうちの他の端末機器との通信条件と、のうちの少なくとも1つを満たす。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500は、前記第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信する前に、前記第1アクセスネットワーク機器に第1要求を送信するための送信モジュールをさらに含んでもよく、前記第1要求では、前記第2端末機器の識別子と、第1トラフィックデータとベアラタイプとの対応関係と、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質と、のうちの少なくとも1つが運ばれる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記送信モジュールは、具体的に、前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に対して前記ベアラ関連情報を設定することをサポートすることと、前記第1アクセスネットワーク機器により設定された第1条件であって、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第1品質限界より高いこと、及び前記第1端末機器と前記第2端末機器が特定のトラフィックデータについて協調伝送を行うことの少なくとも1つを含む前記第1条件と、のうちの少なくとも1つを満たす場合に前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するために用いられる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記送信モジュールは、具体的に、無線リソース制御RRC専用シグナリングによって前記第1要求を前記第1アクセスネットワーク機器に送信するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記受信モジュール501はさらに、前記第1アクセスネットワーク機器から送信された第1設定シグナリングを受信するために用いることができ、前記処理モジュール503はさらに、前記第1設定シグナリングに基づいてベアラを設定又は再設定するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記処理モジュール503はさらに、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に対応する第2アクセスネットワーク機器に切り替えるために用いることができ、前記受信モジュール501はさらに、前記第2アクセスネットワーク機器から送信された第2設定シグナリングを受信するために用いることができ、前記処理モジュール503はさらに、前記第2設定シグナリングに基づいてベアラを再設定するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記受信モジュール501はさらに、前記第1アクセスネットワーク機器により再設定された前記ベアラ関連情報を受信するために用いることができ、前記処理モジュール503はさらに、再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記処理モジュール503はさらに、再設定された前記ベアラ関連情報に基づき、PDCPを再作成し及び/又はPDCPベアラに対して第1操作を行うことであって、前記第1操作が再作成及びセキュリティ更新の少なくとも1つを含むことと、再設定された前記ベアラ関連情報に基づき、PDCPデータ復元を行うことと、再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて全ての状態変数をリセットすることと、の操作のうちの1つを実行するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記処理モジュール503はさらに、前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から第3アクセスネットワーク機器に切り替えた場合、前記ベアラ関連情報を設定解除するために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記送信モジュールはさらに、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記ベアラ関連情報に基づき、前記第2端末機器に、協調伝送を行う時の受信済み部分及び/又は送信済み部分に対応する第1送受信状態を送信するために用いることができ、前記第1送受信状態が、前記第2端末機器とコアネットワーク機器が未受信部分及び/又は未送信部分の伝送を続行するためのものであり、前記処理モジュール503はさらに、送受信状態を維持又はリセットするために用いることができる。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記送信モジュールはさらに、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記ベアラ関連情報に基づき、協調伝送を行う時の伝送設定及び送受信状態を前記第2端末機器に送信するために用いることができ、前記ベアラ関連情報が、前記第1端末機器又は前記第2端末機器により前記第1アクセスネットワーク機器に送信された第2要求に応答するためのものである。
選択的に、本出願の実施例の伝送設定装置500において、前記受信モジュール501はさらに、前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記第1アクセスネットワーク機器から送信された第2情報を受信するために用いることができ、前記第2情報が、前記第1端末機器又は前記第2端末機器により前記第1アクセスネットワーク機器に送信された第3要求に応答するためのものであり、前記第2情報は、前記第1端末機器がL2状態を初期化することと、前記第1端末機器が前記第2端末機器からL2状態を取得することと、前記第1端末機器に対応するコアネットワーク設定、及び前記第1端末機器に対応するコアユーザプレーン接続のデータが前記第2端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続のデータの後に位置することと、前記第1端末機器に対応するアクセスネットワーク設定、及び前記第2端末機器が協調伝送を行う時の全ての送受信状態と、のうちの1つを指示すためのものである。
本出願の実施例において、第1端末機器はその対応する第1アクセスネットワーク機器がそれに対して設定したベアラ関連情報に基づき、第2端末機器との協調伝送を行うことができ、該第2端末機器は該第1端末機器以外の少なくとも1つの端末機器を含む。こうして、少なくとも2つの端末機器はネットワーク側が各端末機器に対してそれぞれ設定したベアラ関連情報に基づき、複数の端末機器間の協調伝送を実現することができ、それにより該少なくとも2つの端末機器間の連続的な伝送が実現され、端末機器のサービス体験及びシステム効率が保障される。
本出願の実施例における伝送設定装置は装置であってもよく、端末機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。該装置はモバイル端末であってもよく、非モバイル端末であってもよい。例示的に、モバイル端末は上記で挙げられた端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限定されず、非モバイル端末は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
本出願の実施例における伝送設定装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
本出願の実施例で提供される伝送設定装置は図6の方法実施例で実現される各プロセスを実現でき、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
選択的に、図9に示すように、本出願の実施例は通信機器600をさらに提供し、プロセッサ601、メモリ602、及びメモリ602に記憶され且つ前記プロセッサ601上で実行可能なプログラム又はコマンドを含み、例えば、該通信機器600が端末機器である場合、該プログラム又はコマンドがプロセッサ601により実行されると、上記図6に対応する伝送設定方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成することができる。該通信機器600がネットワーク側機器である場合、該プログラム又はコマンドがプロセッサ601により実行されると、上記図3に対応する伝送設定方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
図10は本出願の実施例を実現する端末のハードウェア構造模式図である。
該端末700は、高周波ユニット701、ネットワークモジュール702、オーディオ出力ユニット703、入力ユニット704、センサ705、表示ユニット706、ユーザ入力ユニット707、インタフェースユニット708、メモリ709、及びプロセッサ710等部材を含むが、それらに限定されない。
当業者であれば、端末700は各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ710に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現することができることが理解可能である。図10に示す端末の構造は端末を限定するものではなく、端末は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
本出願の実施例では、入力ユニット704は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードで画像キャプチャ装置(例えば、カメラ)が取得したスチル画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)7041と、マイクロホン7042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット706は表示パネル7061を含んでもよく、表示パネル7061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で構成してもよい。ユーザ入力ユニット707はタッチパネル7071及び他の入力機器7072を含む。タッチパネル7071はタッチスクリーンとも呼ばれる。触控面板7071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力機器7072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されず、ここでは詳細な説明を省略する。
本出願の実施例において、高周波ユニット701は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ710で処理し、また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット701は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサ等を含むが、それらに限定されない。
メモリ709は、ソフトウェアプログラム又はコマンド及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ709は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラム又はコマンド(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶可能な、プログラム又はコマンド記憶領域及びデータ記憶領域を主に含んでもよい。また、メモリ709は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよいし、不揮発性メモリを含んでもよく、そのうち、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM,EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の揮発性ソリッドステート記憶デバイスが挙げられる。
プロセッサ710は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよく、選択的に、プロセッサ710に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションプログラム又はコマンド等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、ベースバンドプロセッサ等の無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ710に統合されなくてもよいことが理解可能である。
高周波ユニット701は、第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するために用いられ、プロセッサ710は、前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うために用いられる。
本出願の実施例において、第1端末機器はその対応する第1アクセスネットワーク機器がそれに対して設定したベアラ関連情報に基づき、第2端末機器との協調伝送を行うことができ、該第2端末機器は該第1端末機器以外の少なくとも1つの端末機器を含む。こうして、少なくとも2つの端末機器はネットワーク側が各端末機器に対してそれぞれ設定したベアラ関連情報に基づき、複数の端末機器間の協調伝送を実現することができ、それにより該少なくとも2つの端末機器間の連続的な伝送が実現され、端末機器のサービス体験及びシステム効率が保障される。
本出願の実施例はネットワーク側機器をさらに提供する。図11に示すように、該ネットワーク機器800は、アンテナ801、高周波装置802、ベースバンド装置803を含む。アンテナ801は高周波装置802に接続される。アップリンク方向では、高周波装置802はアンテナ801を介して情報を受信し、受信された情報を処理のためにベースバンド装置803に送信する。ダウンリンク方向では、ベースバンド装置803は、送信すべき情報を処理して、高周波装置802に送信し、高周波装置802は、受信された情報を処理してアンテナ801を介して送信する。
上記帯域処理装置は、ベースバンド装置803に位置してもよく、以上の実施例におけるネットワーク側機器が実行する方法は、プロセッサ804及びメモリ805を含むベースバンド装置803において実現することができる。
ベースバンド装置803は、例えば、複数のチップが設置されている少なくとも1つのベースバンドボードを含んでもよく、図11に示すように、そのうちの1つのチップは、例えばプロセッサ804であり、メモリ805に接続され、メモリ805内のプログラムを呼び出して、以上の方法実施例に示すネットワーク側機器の操作を実行する。
該ベースバンド装置803は、高周波装置802と情報をインタラクションするためにネットワークインタフェース806をさらに含んでもよく、該インタフェースは、例えば共通公衆無線インタフェース(common public radio interface,CPRI)である。
具体的には、本発明の実施例のネットワーク側機器は、メモリ805に記憶され且つプロセッサ804で実行可能なコマンド又はプログラムをさらに含み、プロセッサ804はメモリ805内のコマンド又はプログラムを呼び出して図6に示す各モジュールで実行される方法を実行し、且つ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
本出願の実施例は、可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又はコマンドが記憶されており、該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、上記任意の伝送設定方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
前記プロセッサは上記実施例に記載の端末機器又はネットワーク側機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、例えばコンピュータ読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のようなコンピュータ可読記憶媒体を含む。
本出願の実施例はコンピュータプログラム製品をさらに提供し、前記コンピュータプログラム製品が不揮発性の可読記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラム製品がプロセッサにより実行されると、上記任意の伝送設定方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
本出願の実施例はチップをさらに提供し、前記チップはプロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサが端末機器又はネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行し、上記各対応する伝送設定方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、且つ同じ技術的効果を達成することができ、重複を避けるために、ここでは詳細な説明を省略する。
本出願の実施例で言及したチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク側機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
(関連出願の相互参照)
本発明は、2020年9月29日に中国特許局に出願した、出願番号が202011053539.5で、発明の名称が「伝送設定方法、装置及び機器」である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本発明に組み込まれる。

Claims (54)

  1. 第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信するステップを含み、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである、伝送設定方法。
  2. 前記ベアラ関連情報には、
    パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと、
    無線リンク制御RLCベアラと、
    PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1端末機器は、
    所定加入条件と、
    ユーザの端末トラフィック選好を報告することと、
    前記第2端末機器と同一端末アプリケーションに対して同じ設定又は状態の需要を有することと、
    前記第2端末機器と同一端末アプリケーションに対してトラフィックデータの同期受信を行うことと、
    前記第2端末機器との所定通信条件と、のうちの少なくとも1つを満たす、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信するステップの前に、前記方法は、
    前記第1アクセスネットワーク機器が第1要求を受信するステップをさらに含み、
    前記第1要求では、
    前記第2端末機器の識別子と、
    トラフィックデータとベアラタイプとの対応関係と、
    前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質と、のうちの少なくとも1つが運ばれている、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1要求を受信するステップは、
    前記第1アクセスネットワーク機器がコアネットワーク機器から送信された前記第1要求を受信するステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器から送信された前記第1要求を受信するステップであって、前記第1要求が無線リソース制御RRC専用シグナリングで運ばれているステップと、のうちの1つを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器から送信された前記第1要求を受信するステップは、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に対して前記ベアラ関連情報を設定することをサポートすることと、
    前記第1アクセスネットワーク機器により設定された第1条件であって、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第1品質限界より高いこと、及び前記第1端末機器と前記第2端末機器が特定のトラフィックデータについて協調伝送を行うことの少なくとも1つを含む前記第1条件と、
    のうちの少なくとも1つを満たす場合に前記第1端末機器から送信された前記第1要求を、前記第1アクセスネットワーク機器が受信するステップを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に第1設定シグナリングを送信するステップであって、前記第1設定シグナリングが前記第1端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであるステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2端末機器がRRC接続状態になり且つ前記第1端末機器と同一アクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に第2設定シグナリングを送信するステップであって、前記第2設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであるステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2端末機器がRRC接続状態になっていない場合、前記第2端末機器にページングし、前記第2端末機器がRRC接続状態になった後、前記第2端末機器に第3設定シグナリングを送信するステップであって、前記第3設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであるステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器のカバレッジに切り替えた後、前記第2端末機器に第4設定シグナリングを送信するステップであって、前記第4設定シグナリングが前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであるステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第2端末機器に対応する第2アクセスネットワーク機器に第5設定シグナリングを送信するステップであって、前記第5設定シグナリングが前記第2アクセスネットワーク機器に前記第2端末機器のベアラの設定又は再設定を指示するためのものであるステップと、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1アクセスネットワーク機器が前記ベアラ関連情報を再設定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1アクセスネットワーク機器が前記ベアラ関連情報を再設定するステップは、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器に対応するユーザ受話方式が変化した場合、前記ベアラ関連情報を再設定するステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第2品質限界より高い場合、前記ベアラ関連情報を再設定するステップと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 再設定された前記ベアラ関連情報は、
    前記第1端末機器がPDCPベアラに変化が発生した場合に、PDCPベアラに対して第1操作を行うことであって、前記第1操作が再作成及びセキュリティ更新の少なくとも1つを含むことと、
    前記第1端末機器がPDCPベアラに変化が発生していない場合に、PDCPデータ復元を行うことと、
    前記第1端末機器が全ての状態変数をリセットすることと、のうちの少なくとも1つを指示するためのものである、請求項10に記載の方法。
  13. 前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から第3アクセスネットワーク機器に切り替えた場合、前記第1アクセスネットワーク機器が前記ベアラ関連情報を設定解除するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1アクセスネットワーク機器から第4アクセスネットワーク機器に切り替える条件を前記第1端末機器が満たす場合に、前記方法は、
    複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が複数であれば、前記第1アクセスネットワーク機器が、前記残りの端末機器による協調伝送に対応するベアラを再設定するステップと、
    複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が1つであれば、前記第1アクセスネットワーク機器が前記残りの端末機器のベアラを第3ベアラタイプに再設定するステップであって、前記第3ベアラタイプがPDCPベアラ及びRLCベアラが同一端末機器内に位置するタイプであるステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第4アクセスネットワーク機器に前記第1端末機器に対応する第1切替要求メッセージを送信するステップであって、前記第1切替要求メッセージに前記ベアラ関連情報及び前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続情報の少なくとも1つが含まれるステップと、のうちの1つをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  15. 前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続が第1コアネットワークユーザプレーン接続から第2コアネットワークユーザプレーン接続に切り替えられた場合に、前記方法は、
    前記第1アクセスネットワーク機器が、前記第2コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータを、前記第1コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータの最後の終了識別子の後に配置するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記ベアラ関連情報はさらに、
    前記第1端末機器が前記第2端末機器に、協調伝送を行う時の受信済み部分及び/又は送信済み部分に対応する第1送受信状態を送信することであって、前記第1送受信状態が、前記第2端末機器とコアネットワーク機器が未受信部分及び/又は未送信部分の伝送を続行するためのものであることと、
    前記第1端末機器が送受信状態を維持又はリセットすることと、を指示するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  17. 前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記第1アクセスネットワーク機器が第1端末機器にベアラ関連情報を送信するステップの前に、前記方法は、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器又は前記第2端末機器から送信された第2要求を受信するステップをさらに含み、前記ベアラ関連情報が前記第2要求に応答し、前記ベアラ関連情報がさらに、協調伝送を行う時の伝送設定及び送受信状態を前記第2端末機器に送信するように前記第1端末機器に指示するために用いられる、請求項1に記載の方法。
  18. 前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器又は前記第2端末機器から送信された第3要求を受信するステップと、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第3要求に応答して、前記第2端末機器に第2情報を送信するステップと、をさらに含み、前記第2情報は、
    前記第2端末機器がL2状態を初期化することと、
    前記第2端末機器が前記第1端末機器からL2状態を取得することと、
    前記第2端末機器に対して確立されたコアネットワーク設定、及び前記第2端末機器に対応するコアユーザプレーン接続のデータが前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続のデータの後に位置することと、
    前記第2端末機器に対して確立されたアクセスネットワーク設定、及び前記第1端末機器が協調伝送を行う時の全ての送受信状態と、のうちの1つを指示するためのものである、請求項1に記載の方法。
  19. 第1端末機器が第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するステップと、
    前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うステップと、を含む、伝送設定方法。
  20. 前記ベアラ関連情報には、
    パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと
    無線リンク制御RLCベアラと、
    PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる、請求項19に記載の方法。
  21. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる、請求項19又は20に記載の方法。
  22. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる、請求項21に記載の方法。
  23. PDCPベアラが前記第1端末機器内に位置する場合に、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うステップは、
    前記第1端末機器がPDCPベアラから複数のRLCベアラへのスプリット伝送を実行するステップと、
    前記第1端末機器がPDCPベアラから複数のRLCベアラへの複製伝送を実行するステップと、
    前記第1端末機器が前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器にデータを伝送するステップと、
    前記第1端末機器が前記第1端末機器に対応するRLCベアラからPDCPベアラへのマッピング及び受信処理を実行するステップと、
    前記第1端末機器が前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラをPDCPベアラにマッピングして受信処理を行うステップと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項21に記載の方法。
  24. PDCPベアラが前記第2端末機器内に位置する場合に、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うステップは、
    前記第1端末機器が前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラから前記第1端末機器に対応するRLCベアラへのマッピング及び受信処理を行うステップと、
    前記第1端末機器が前記第1端末機器に対応するRLCベアラで受信されたデータを前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器に送信するステップと、のうちの少なくとも1つを含む、請求項21に記載の方法。
  25. 前記第1端末機器は、
    所定加入条件と、
    ユーザの端末トラフィック選好を報告することと、
    複数の端末機器のうちの他の端末機器と同一端末アプリケーションに対して同じ設定又は状態の需要を有することと、
    前記複数の端末機器のうちの他の端末機器における同一端末アプリケーションと同期受信状態にあることと、
    前記複数の端末機器のうちの他の端末機器との通信条件と、のうちの少なくとも1つを満たす、請求項19に記載の方法。
  26. 前記第1端末機器が第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するステップの前に、前記方法は、
    前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に第1要求を送信するステップをさらに含み、
    前記第1要求では、
    前記第2端末機器の識別子と、
    第1トラフィックデータとベアラタイプとの対応関係と、
    前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質と、のうちの少なくとも1つが運ばれている、請求項19に記載の方法。
  27. 前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するステップは、
    前記第1アクセスネットワーク機器が前記第1端末機器に対して前記ベアラ関連情報を設定することをサポートすることと、
    前記第1アクセスネットワーク機器により設定された第1条件であって、前記第1端末機器と前記第2端末機器との間のリンク品質が第1品質限界より高いこと、及び前記第1端末機器と前記第2端末機器が特定のトラフィックデータについて協調伝送を行うことの少なくとも1つを含む前記第1条件と、
    のうちの少なくとも1つを満たす場合に前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するステップを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器に前記第1要求を送信するステップは、
    前記第1端末機器が無線リソース制御RRC専用シグナリングによって前記第1要求を前記第1アクセスネットワーク機器に送信するステップを含む、請求項26に記載の方法。
  29. 前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から送信された第1設定シグナリングを受信するステップと、
    前記第1端末機器が前記第1設定シグナリングに基づいてベアラを設定又は再設定するステップと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  30. 前記第1端末機器と前記第2端末機器が異なるアクセスネットワーク機器のカバレッジにある場合、前記第1端末機器が前記第2端末機器に対応する第2アクセスネットワーク機器に切り替えるステップと、
    前記第1端末機器が前記第2アクセスネットワーク機器から送信された第2設定シグナリングを受信するステップと、
    前記第1端末機器が前記第2設定シグナリングに基づいてベアラを再設定するステップと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  31. 前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器により再設定された前記ベアラ関連情報を受信するステップと、
    前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うステップと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  32. 前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づき、PDCP再作成を行い及び/又はPDCPベアラに対して第1操作を行うステップであって、前記第1操作が再作成及びセキュリティ更新の少なくとも1つを含むステップと、
    前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づき、PDCPデータ復元を行うステップと、
    前記第1端末機器が再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて全ての状態変数をリセットするステップと、のうちの1つをさらに含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第2端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から第3アクセスネットワーク機器に切り替えた場合、前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報を設定解除するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  34. 前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、
    前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づき、前記第2端末機器に、協調伝送を行う時の受信済み部分及び/又は送信済み部分に対応する第1送受信状態を送信するステップであって、前記第1送受信状態が、前記第2端末機器とコアネットワーク機器が未受信部分及び/又は未送信部分の伝送を続行するためのものであるステップと、
    前記第1端末機器が送受信状態を維持又はリセットするステップと、をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  35. 前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、
    前記第1端末機器が前記ベアラ関連情報に基づき、協調伝送を行う時の伝送設定及び送受信状態を前記第2端末機器に送信するステップをさらに含み、
    前記ベアラ関連情報は、前記第1端末機器又は前記第2端末機器により前記第1アクセスネットワーク機器に送信された第2要求に応答するためのものである、請求項19に記載の方法。
  36. 前記第1端末機器及び前記第2端末機器がそれぞれ異なるコアネットワークユーザプレーン接続に対応する場合に、前記方法は、
    前記第1端末機器が前記第1アクセスネットワーク機器から送信された第2情報を受信するステップをさらに含み、前記第2情報が、前記第1端末機器又は前記第2端末機器により前記第1アクセスネットワーク機器に送信された第3要求に応答するためのものであり、前記第2情報は、
    前記第1端末機器がL2状態を初期化することと、
    前記第1端末機器が前記第2端末機器からL2状態を取得することと、
    前記第1端末機器に対応するコアネットワーク設定、及び前記第1端末機器に対応するコアユーザプレーン接続のデータが前記第2端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続のデータの後に位置することと、
    前記第1端末機器に対応するアクセスネットワーク設定、及び前記第2端末機器が協調伝送を行う時の全ての送受信状態と、のうちの1つを指示するためのものである、請求項19に記載の方法。
  37. 第1アクセスネットワーク機器に応用される伝送設定装置であって、
    第1端末機器にベアラ関連情報を送信するための送信モジュールを含み、前記ベアラ関連情報が前記第1端末機器と第2端末機器との協調伝送を指示するためのものである、伝送設定装置。
  38. 前記ベアラ関連情報には、
    パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと、
    無線リンク制御RLCベアラと、
    PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる、請求項37に記載の装置。
  39. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる、請求項37又は38に記載の装置。
  40. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる、請求項39に記載の装置。
  41. 前記送信モジュールはさらに、
    前記ベアラ関連情報を再設定するために用いられる、請求項37に記載の装置。
  42. 前記送信モジュールはさらに、前記第1アクセスネットワーク機器から第4アクセスネットワーク機器に切り替える条件を前記第1端末機器が満たす場合に、
    複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が複数であれば、前記残りの端末機器による協調伝送に対応するベアラを再設定することと、
    複数の端末機器のうち前記第1端末機器を除いた残りの端末機器が1つであれば、前記残りの端末機器のベアラを第3ベアラタイプに再設定することであって、前記第3ベアラタイプがPDCPベアラ及びRLCベアラが同一端末機器内に位置するタイプであることと、
    前記第4アクセスネットワーク機器に前記第1端末機器に対応する第1切替要求メッセージを送信することであって、前記第1切替要求メッセージに前記ベアラ関連情報及び前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続情報の少なくとも1つが含まれることと、の操作のうちの1つを実行するために用いられる、請求項37に記載の装置。
  43. 前記第1端末機器に対応するコアネットワークユーザプレーン接続が第1コアネットワークユーザプレーン接続から第2コアネットワークユーザプレーン接続に切り替えられた場合に、前記第2コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータを、前記第1コアネットワークユーザプレーン接続に対応するユーザプレーン経路に基づいて伝送されたデータの最後の終了識別子の後に配置するための処理モジュールをさらに含む、請求項37に記載の装置。
  44. 第1端末機器に応用される伝送設定装置であって、
    第1アクセスネットワーク機器により設定されたベアラ関連情報を受信するための受信モジュールと、
    前記ベアラ関連情報に基づいて第2端末機器との協調伝送を行うための処理モジュールと、を含む、伝送設定装置。
  45. 前記ベアラ関連情報には、
    パケットデータコンバージェンスプロトコルPDCPベアラと、
    無線リンク制御RLCベアラと、
    PDCPベアラ及びRLCベアラと、のうちの1つが含まれる、請求項44に記載の装置。
  46. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器及び前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラが含まれる、請求項44又は45に記載の装置。
  47. 前記ベアラ関連情報には、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するRLCベアラとの対応関係と、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラとUuインタフェースに対応するPDCPベアラとの対応関係と、のうちの少なくとも1つがさらに含まれる、請求項46に記載の装置。
  48. 前記処理モジュールは、具体的に、PDCPベアラが前記第1端末機器内に位置する場合に、
    PDCPベアラから複数のRLCベアラへのスプリット伝送と、
    PDCPベアラから複数のRLCベアラへの複製伝送と、
    前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器にデータを伝送することと、
    前記第1端末機器に対応するRLCベアラからPDCPベアラへのマッピング及び受信処理と、
    前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラをPDCPベアラにマッピングして受信処理を行うことと、の操作のうちの少なくとも1つを実行するために用いられる、請求項46に記載の装置。
  49. 前記処理モジュールは、具体的に、PDCPベアラが前記第2端末機器内に位置する場合に、
    前記第2端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラから前記第1端末機器に対応するRLCベアラへのマッピング及び受信処理と、
    前記第1端末機器に対応するRLCベアラで受信されたデータを前記第1端末機器のPC5インタフェースに対応するRLCベアラによって前記第2端末機器に送信することと、の操作のうちの少なくとも1つを実行するために用いられる、請求項46に記載の装置。
  50. 前記受信モジュールはさらに、前記第1アクセスネットワーク機器により再設定された前記ベアラ関連情報を受信するために用いられ、
    前記処理モジュールはさらに、再設定された前記ベアラ関連情報に基づいて前記第2端末機器との協調伝送を行うために用いられる、請求項47に記載の装置。
  51. メモリ、プロセッサ及び前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から18のいずれか1項に記載の伝送設定方法のステップが実現される、ネットワーク側機器。
  52. メモリ、プロセッサ及び前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドを含み、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項19から36のいずれか1項に記載の伝送設定方法のステップが実現される、端末機器。
  53. プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1から18のいずれか1項に記載の伝送設定方法のステップが実現されるか、又は前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項19から36のいずれか1項に記載の伝送設定方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
  54. 不揮発性の可読記憶媒体に記憶され、プロセッサにより実行されると、請求項1から18のいずれか1項に記載の伝送設定方法のステップが実現されるか、又は前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項19から36のいずれか1項に記載の伝送設定方法のステップが実現される、コンピュータプログラム製品。
JP2022577230A 2020-09-29 2021-09-26 伝送設定方法、ネットワーク側機器及び端末機器 Pending JP2023530963A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN202011053539.5 2020-09-29
CN202011053539.5A CN114339714B (zh) 2020-09-29 2020-09-29 传输配置的方法、装置和设备
PCT/CN2021/120613 WO2022068714A1 (zh) 2020-09-29 2021-09-26 传输配置的方法、装置和设备

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023530963A true JP2023530963A (ja) 2023-07-20

Family

ID=80951193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022577230A Pending JP2023530963A (ja) 2020-09-29 2021-09-26 伝送設定方法、ネットワーク側機器及び端末機器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20230156587A1 (ja)
EP (1) EP4171084A4 (ja)
JP (1) JP2023530963A (ja)
CN (1) CN114339714B (ja)
WO (1) WO2022068714A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115988578A (zh) * 2021-10-14 2023-04-18 维沃移动通信有限公司 承载的配置方法、网络侧设备及终端
CN117097435A (zh) * 2022-05-09 2023-11-21 维沃移动通信有限公司 数据处理方法、装置、通信设备、系统及存储介质

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104427489B (zh) * 2013-08-29 2018-11-23 电信科学技术研究院 一种通信切换、建立方法及设备
JP6714708B2 (ja) * 2016-03-30 2020-06-24 オッポ広東移動通信有限公司Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. 中継伝送のための方法
CN110831075A (zh) * 2018-08-10 2020-02-21 中兴通讯股份有限公司 数据传输方法及装置,业务切换方法及装置
CN110958090B (zh) * 2018-09-27 2021-09-14 维沃移动通信有限公司 PDCP duplication的配置方法和终端设备
CN110972103B (zh) * 2018-09-28 2021-06-15 华为技术有限公司 一种通信方法及装置
WO2020085831A1 (ko) * 2018-10-26 2020-04-30 주식회사 케이티 차량 통신을 수행하는 방법 및 그 장치
CN111417215B (zh) * 2019-01-08 2022-04-22 华为技术有限公司 一种无线承载的配置方法、终端及通信装置
CN111565416B (zh) * 2019-02-13 2021-11-19 华为技术有限公司 无线通信的方法、用户设备、网络设备及通信装置
CN110536262A (zh) * 2019-04-30 2019-12-03 中兴通讯股份有限公司 一种直通链路通信方法、装置和存储介质
US11765616B2 (en) * 2019-11-19 2023-09-19 Huawei Technologies Co., Ltd. Methods, apparatus, and systems for UE cooperation with UE relaying

Also Published As

Publication number Publication date
EP4171084A4 (en) 2023-12-27
EP4171084A1 (en) 2023-04-26
CN114339714B (zh) 2023-07-11
WO2022068714A1 (zh) 2022-04-07
CN114339714A (zh) 2022-04-12
US20230156587A1 (en) 2023-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7164670B2 (ja) データ伝送方法およびデータ伝送装置
JP7106580B2 (ja) 通信処理方法および通信装置
JP6936862B2 (ja) データ伝送方法、関連するデバイス、及びシステム
CN108024295B (zh) 中继转移方法及装置、终端、基站
CN110192406A (zh) 用于在无线通信系统中执行切换的方法及其设备
KR101806951B1 (ko) 이동 통신 시스템에서 콘텐츠 수신 방법 및 장치
WO2018127219A1 (zh) 一种减少中断时延的方法、装置及用户设备
US20230156587A1 (en) Transmission Configuration Method and Device
CN113905397B (zh) 中继确定方法、配置方法、装置、终端及网络侧设备
KR20200004386A (ko) 통신 방법 및 장치
WO2023124749A1 (zh) 小区切换方法、装置、网络设备及存储介质
JP2021509548A (ja) ハンドオーバ方法、装置、並びにコンピュータ記憶媒体
JP2023547257A (ja) Pdcp重複の配置、アクティブ化又は非アクティブ化方法と端末
JP2019511880A (ja) データ伝送方法、装置及びセッション管理デバイス
JP7250114B2 (ja) サービスノードの更新方法、端末機器、および、ネットワーク側機器
WO2022184044A1 (zh) 多播业务的接收方法、配置方法、终端及网络侧设备
JP2024508557A (ja) 通信経路の切り替え方法、装置及び端末
WO2017029908A1 (ja) 無線通信システム、無線基地局、移動管理エンティティ、ユーザ装置及び通信制御方法
WO2017029909A1 (ja) 無線通信システム、ゲートウェイ装置、移動管理エンティティ及び通信制御方法
JP2020519076A (ja) 輻輳処理のための方法及び機器
WO2019173951A1 (zh) 一种ue策略的更新方法及装置、计算机存储介质
CN116391372A (zh) 信息处理方法及装置、通信设备及存储介质
TWI792616B (zh) 從側鏈路中繼失敗中恢復的裝置和方法
WO2022105785A1 (zh) 无线连接建立方法及通信装置
WO2023098726A1 (zh) 通信路径的配置方法、装置及终端

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221214

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240514