JP2023521373A - 自動車用ロック - Google Patents

Abstract

本発明は、基本的に回転ラッチと爪部とからなるロック機構を備え、さらに駆動部（６、７、８）と固定要素（５）とを備える自動車用ロックに関する。駆動部（６、７、８）は、ブロック要素（１０）を装備した歯付きラック部（９）を介して固定部（５）に作用する。本発明によれば、ブロック要素（１０）は、歯付きラック要素（９）の少なくとも２つの端部位置を画定する傾動レバー（１０）の形態である。【選択図】 図１

Description

本発明は、自動車用ロックに関するが、この自動車用ロックは、基本的に回転ラッチと爪部とからなるロック機構を備え、駆動部と固定要素とをさらに備え、駆動部は、ブロック要素を装備した歯付きラック要素を介して固定要素に作用する。

自動車用ロックは、一般に、中央ロックシステムと、必要であれば、盗難防止装置とを有する。中央ロックシステムの助けを借りて、関連する自動車用ロックを装備した全てのドアを一緒にロックすることができる。その結果、外部からのアクセスは一般に不可能であるが、問題の自動車のドアはそれにもかかわらず自動車の内部から開けることができる。また、盗難防止装置を付加した場合には、内側からの開放も「盗難防止」状態に抑制されるので、自動車用ドアの窓が割れても、当該自動車を開けることができない。

このような自動車用ロックを施錠するために、また、盗難防止装置を挿入するために適切な機構が設けられており、盗難防止装置は、大部分が回転式または直線式に動作する。このようにして、関連する自動車用ロックは、その施錠状態若しくは解錠状態、又はその盗難防止状態若しくは非盗難防止状態に移行される。

しかしながら、それに加えて、チャイルド安全機能は、原則として、特に一般的には後部自動車側ドアにも実施することができる。「チャイルドプルーフ」位置では、当該自動車用ロックを内側から開けることはできないが、外側から開けることはできる。盗難防止装置と同様に、チャイルド安全装置は、基本的には駆動部の助けを借りて挿入することができる。さらに、チャイルド安全装置を操作するための機械的解決策が知られている。

「固定要素」という用語は、本出願の範囲内で広く解釈されるべきである。実際、これは、盗難防止要素と同様にロック要素であってもよい。これには、チャイルド安全要素も含まれる。その結果、一般に、固定要素の助けを借りて自動車用ロックの完全に異なる機能位置を設定することが可能であるべきである。

このような自動車用ロックを装備した自動車に事故が発生した場合、ドアの偶発的な開放を防止するために、施錠位置から解錠位置への調節、または盗難防止装置の場合には、固定位置から解錠位置への調節は一般に避けるべきである。この目的のために、ＤＥ １０ ２０１４ ０００ ６８０ Ａ１による一般的な技術水準は、いわゆる位置固定装置と共に動作する。

位置固定装置は、スライド可能に装着されたキャリッジに設けられ、スライド可能に装着されたキャリッジの位置を固定するために役立つ。この目的のために、公知の教示における位置固定装置は、過度に高い加速の場合にキャリッジを傾動させることができる傾動装置を備えている。その結果、小型の位置固定装置を考慮して、信頼性のある操作モードが実施され、全体的に利用可能になる。

このような位置固定装置の代わりに、原理的には、各固定要素に対する駆動部が、固定要素に作用した後にその基本位置に戻されるように前進することも可能である。そのような手順は、いわば、駆動部を固定要素から結合解除し、たとえば、衝突によって引き起こされた駆動部への衝撃が固定要素に作用しないようにする。

また、現状では、設計手間を低減する努力が原則としてなされている。この目的のために、ＤＥ １０ ２０１４ ０００ ６８０ Ａ１による一般的な技術水準は、ロックと盗難防止装置の両方の位置を必要に応じて変更するために、モータまたは駆動部で既に動作している。

設定された位置は、次に、提供される追加の位置固定装置の助けを借りて固定される。これは、位置固定装置がその実現のために複動ピンサーバネとして設計された特別なバネを必要とするので、比較的高価である。本発明は全体としてこれを改善しようとするものである。

概要

本発明は、構造的に単純な構造を考慮しつつ、異なる固定位置を再現性よく安全かつ確実に採用できるように、このような自動車用ロックを更に発展させるという技術的課題に基づいている。

この技術的課題を解決するために、一般的な自動車用ロックは、ブロック要素が歯付きラック要素の少なくとも２つの端部位置を画定する傾斜レバーとして設計されるという点で、本発明の範囲内で特徴付けられる。

傾動レバーとして設計された特別なブロック要素により、歯付きラック要素の少なくとも２つの端部位置を本発明に従って画定し、実施することができる。これらの２つの端部位置は、例えば、機能位置である「チャイルドプルーフ」および「盗難プルーフ」に属することができる。その結果、本発明の範囲内では、これら２つの機能的位置を明確に区別することができるだけではない可能性がある。その代わりに、歯付きラック要素のための１つの（単一の）駆動部のみがこれに必要とされ、これが今度は固定要素に動作する。これにより、盗難防止機能およびチャイルド安全機能が独自の駆動部を必要としないので、設計手間を低減することができる。

むしろ、本発明によれば、歯付きラック要素を介してチャイルド安全機能と盗難防止機能の両方をマッピングすることができるようにするために、１つの（単一の）駆動部が使用される。これが可能であるのは、それぞれの端部位置「チャイルドプルーフ」または「盗難プルーフ」が歯付きラック要素の異なる端部位置に属し、歯付きラック要素は、傾動レバーとして設計されたブロック要素の助けを借りて、目標を定めて正確に位置決めされるように接近するからである。対照的に、機能位置「非チャイルドプルーフ」および「非盗難防止」は、作動される前の歯付きラック要素の共通の初期位置に対応する。このようにして、ブロック要素または傾動レバーが歯付きラック要素の２つの端部位置を直接画定するので、全体的な設計手間が低減され、機能的信頼性が増大される。

これを詳細に実施するために、通常、傾動レバーは歯付きラック要素に連結される。原則的に、これは、傾動レバーが伝達レバーによって歯付きラック要素に関節式に連結されるように行うことができる。傾動レバーおよび伝達レバーは、一般に互いに同軸に装着されている。さらに、この状況において、傾動レバーは通常、復元バネも装備している。

この復元バネは、双安定バネであることが有利であり、即ち、一方向およびその反対方向に作用することを可能にし、作用する力が停止した後に対応する復元動作を中間位置または中間０位置に確実にするバネである。しかしながら、原理的かつ都合の良いことに、単純な捩りバネを用いて動作させることも可能である。これは、最終的に、個々の機能的位置の位置が歯付きラック要素の助けによってどのように実施され、実現されるかに依存する。

傾動レバーは通常、Ｃ字形に２本のブロック脚部を装備している。また、Ｃ字形傾動レバーのそれぞれのブロック脚部が、ブロック脚部の間に配置された停止部と相互作用するように設計されている。換言すれば、傾動レバーのＣ字形状は、本発明が、ブロック脚部の２つの端部の間に、関連する１つまたは複数の停止部を位置決めすることを可能にする。

これに関連して、停止部が駆動部の構成部品として設計されている場合に特に有利であることが分かっている。その結果、追加的に形成されなければならない停止部を基本的に回避することができ、設計の複雑さを更に低減することができる。停止部は通常、駆動部のウォームホイールに形成されている。この場合、本発明は、歯付きラック要素のための駆動部が、通常、電気モータおよび電気モータの出力シャフト上の駆動ウォームを装備しているという知識に基づいている。この駆動ウォームは、前述した駆動部のウォームホイールと噛み合っている。

多くの場合、ウォームホイールが歯付きラック要素と噛み合うギアホィールを担持するように設計される。図面の説明を参照して以下により詳細に説明するように、このようにして、異なるギア比を必要に応じて実施することができる。

いずれにしても、本発明によれば、停止部はウォームホイールに形成されている。この目的のために、ウォームホイールは、通常、（プラスチック材料で作られた）ウォームホイールと一体に設計された後部停止ディスクを有する。これにより、停止ディスクは、Ｃ字形に停止ディスクを取り囲む傾動レバーの対応するブロック脚部に対して、その外周上に２つの対向する停止部を画定する。このようにして、問題の歯付きラック要素の２つの端部位置を、特に単純かつ機能的に信頼できる方法で実現することができる。

固定要素は、一般に歯付きラック要素に関節式に連結される。加えて、固定要素は通常、バネによって作用される固定レバーである。バネは、固定レバーとの相互作用によって、固定レバーが所定位置に固定されることを確実にする。

この目的のために、固定レバーは、通常、捩りバネとして設計されたバネの脚部と相互作用するバネ片持ち梁で設計される。バネの、この脚部またはバネ脚部は、通常、ラグを有し、このラグは、固定要素または固定レバーが少なくとも上述の「解錠」、「盗難防止」、最後に「チャイルドプルーフ」の３つの位置で固定されるように、バネ片持ち梁と相互作用し、相互作用することができる。この目的のために、バネ片持梁は、図面の説明を参照してより詳細に説明されるように、ラグの輪郭に適合する隆起部を装備する。

その結果、チャイルド安全機能と盗難防止機能の両方に対して（単一の）駆動部を使用することによって、構造的に特に簡単な自動車用ロック、特に自動車ドア用ロックが利用可能になる。制御された方法で３つの異なる機能位置に移動可能な固定要素が、歯付きラック要素の助けを借りて調整可能であるという事実もまた、それに寄与する。

この目的のために、歯付きラック要素は、傾動レバーとして設計されたブロック要素を有し、このブロック要素によって、歯付きラック要素の少なくとも２つの端部位置を画定することができる。歯付きラック要素の付加的に実現された初期位置は、駆動部によって力が加えられた後、傾動レバーに割り当てられたバネによって接近される。

ここに本質的な利点がある。

以下、１つの例示的な実施形態のみを示す図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。
図１は、本発明による自動車用ロックを中立機能位置で示している。 図２Ａは、中立位置において、図１に従う自動車用ロックの背面図を示す。 図２Ｂは、「チャイルドプルーフ」位置において、図２Ａに従う自動車のロックを示す。 図２Ｃは、「盗難防止」位置において、図２Ａに従う自動車用ロックを示す。

詳細な説明

図面には、自動車ドア用ロックである自動車用ロックが示されている。これは、基本的に回転ラッチおよび爪部からなる図示しないロック機構を有する。ロック機構を解除して操作するために、操作レバー１が実装されており、これは開放レバー２と同軸上に装着されている。ロック機構は、操作レバー１およびクラッチレバー３の位置にかかわらず、開放レバー２によって機械的に開放することができる。

クラッチレバー３が係合位置（図２Ｂ参照）にある場合、作動レバーまたは外部作動レバー１を図１に表示される時計回り方向に、その軸を中心として作動させると、作動レバー１は、回転ラッチに落下した爪部を解除レバー４が回転ラッチとの係合から持ち上げることによって、開放レバー２および解除レバー４を介してロック機構を開放することができる。一方、クラッチレバーまたは外クラッチレバー３が、図１（および図２Ａおよび図２Ｃ）に示す「係合解除」位置にある場合、この実施例では、作動レバーまたは外作動レバー１の対応する開放動作は無効である。しかしながら、モータ駆動式開放レバー２を介して開放することも可能である。このために、開放レバー２は、作動レバー１と共通の軸を中心として時計方向に作用される。

クラッチレバーまたは外クラッチレバー３は、以下により詳細に説明するように、固定要素５の助けを借りて、図１（および図２Ａおよび図２Ｃ）に示される「係合解除」位置に移動される。この目的のために、歯付きラック要素９の為の駆動部６、７、８が追加で設けられる。駆動部６、７、８は、以下により詳細に説明されるように、固定要素５上の歯付きラック要素９を介して動作する。さらに、歯付きラック要素９は、ブロック要素１０を装備している。

本発明によれば、ブロック要素１０は、歯付きラック要素９の少なくとも２つの端部位置を画定する傾動レバー１０として設計される。傾動レバー１０は、歯付きラック要素９に関節式に連結されている。このために、伝達レバー１１が設けられている。傾動レバー１０は、伝達レバー１１の助けを借りて歯付きラック要素９に関節式に連結されていることが分かる。このため、傾動レバー１０と伝達レバー１１とは同軸上に装着されている。傾動レバー１０に関連付けられたバネ１２も見ることができる。バネ１２は復元バネである。さらに、バネ１２は捩りバネとして設計され、その脚部ベースで、傾動レバー１０と伝達レバー１１との共通の軸を画定する軸受ピンを囲む。脚部ベースから延びる２つのバネ脚部は、傾動レバー１０のそれぞれの停止部上に支持される。このようにして、図１に示された中立位置から開始する傾動レバー１０の旋回運動は、問題のバネまたは復元バネ１２に張力を与えることになる。歯付きラック要素９が駆動部６、７、８の助けによって最早作用されなくなった後、バネ又は復元バネ１２は、傾動レバー１０、及びそれと共に歯付きラック要素９及び駆動部６、７、８全体が、それらの元の位置又は中立位置（図１又は図２Ａに示す）に戻されることを確実にする。

傾動レバーは、２つのブロック脚部１０ａ、１０ｂを全体的にＣ字形に装備する。これにより、２つのブロック脚部１０ａ、１０ｂは、それらの間に配置された停止部１３と相互作用することができる。例示的な実施形態によれば、この停止部１３は、後部で駆動部６、７、８の一部としてウォームホイール８に連結される後部停止ディスクまたは停止部リブ１３として設計されている。

実際、駆動部６、７、８は、電気モータ６と、電気モータ６の出力シャフトに配置された駆動ウォーム７と、駆動ウォーム７に噛み合うウォームホイール８とから本質的になる。ウォームホイール８は、歯付きラック要素９に係合するギアホイール８ａを担持する。

このようにして、ウォームホイール８またはギアホイール８ａの回転運動は、歯付きラック要素９の直線的な調節運動に変換される。

固定要素５は、歯付きラック要素９に、具体的には歯付きラック要素９の歯の反対側の端部で、関節式に連結される。加えて、固定要素５は、位置を固定するためにバネ１４によって作用される固定レバー５である。

動作モードは以下の通りである。図１および図２Ａに示す中立位置から出発して、歯車８ａ（図１内）が時計回りに作用するように駆動部６、７、８に作用して、歯付きラック要素９を左に移動させる。この結果、傾動レバー１０も（図２Ａに従って後方から見て）時計回りに旋回し、そのブロック脚部１０ａがウォームホイール８の停止ディスク１３に当接する。これにより、図２Ｂに示される「チャイルドプルーフ」位置が設定される。駆動部６、７、８が歯付きラック要素９に最早力を加えなくなった後、復元バネ１２は、駆動部６、７、８および歯付きラック要素９がそれらの開始位置または中立位置に戻ることを保証する（図１および図２Ａ参照）。

ギアホイール８ａ（図１内）が反時計回りに回転するように初期位置から開始する駆動部６、７、８の作動は、図１内の歯付きラック要素９を右に移動させる。この結果、傾動レバー１０は、（図１では）時計回り（図２Ｃでは反時計回り）に回転し、その他のブロック脚部１０ｂが再び停止部または停止ディスク１３と接触するようになる。図２Ｃで示された「盗難防止」機能位置が、到達している。この「盗難防止」機能は、内クラッチレバー１６に作用する歯付きラック要素９に連結された「係合解除」の意味でのロックレバー１５に対応する。通常、内クラッチレバー１６は、ほとんどの場合「係合」されている。同時に、「盗難防止」位置において、固定要素５は、図２Ｃに従って、外クラッチレバー３を「係合解除」位置に維持する。これにより、内側からも外側からも自動車用ロックを開放することができない。

これに対して、外クラッチレバー３は、図２ｂに従って「チャイルドプルーフ」位置に係合しているので、この機能位置では内クラッチレバー１６のみが係合解除され、当該自動車用ロックが内側から開放することができない。これに対して、この場合には、外クラッチレバー３が「係合」されているので、自動車用ロックが解錠されたときでも、関連する自動車ドアを外側から開放することができる。

対照的に、図２Ｃによる「盗難防止」位置は、両方のクラッチレバー３、１６が「係合解除」位置にあることに対応しており、したがって、問題の自動車用ロックは内側からも外側からも開放することができない。これは通常の望ましい盗難防止機能である。

図２Ａ～図２Ｃには、固定要素５と相互作用するバネ１４に対する固定要素５の異なる位置が示されている。バネ１４は、この目的のためにラグ１４ａを有する。また、固定要素５には、隆起部５ａが装備されている。上述の３つの異なる機能位置、すなわち、中立または「解錠又は施錠されていない」、「チャイルドプルーフ」、および最後に「盗難プルーフ」は、固定要素５のバネ片持ち梁５ｂに対応し、前方隆起部５ａは、ラグ１４ａによって中央に固定されるか、またはラグ１４ａの一方または他方に置かれることが分かる。換言すれば、バネ１４と固定要素５との間の相互作用により、固定要素５が所定の位置に固定されることが保証される。

符合の説明

１…操作レバー、
２…操作レバー、
３…外クラッチレバー、
４…解除レバー、
５…固定要素、
５ａ…隆起部、
６，７，８…駆動部、
６…電気モータ、
７…出力ウォーム、
８…ウォームホィール、
８ａ…ギアホィール、
９…歯付きラック要素、
１０…傾動レバー、
１０ａ、１０ｂ…ブロックレバー、
１１…伝達レバー、
１２…復元バネ、
１３…停止ディスク、
１４…バネ、
１４ａ…ラグ、
１５…ロックレバー、
１６…内クラッチレバー。

Claims (10)

1. 基本的に回転ラッチと爪部とからなるロック機構を備え、駆動部（６、７、８）と固定要素（５）とを更に備える自動車用ロックにおいて、
   前記駆動部（６、７、８）は、ブロック要素（１０）を装備した歯付きラック要素（９）を介して前記固定部（５）に作用する、自動車用ロックであって、
   前記ブロック要素（１０）は、前記歯付きラック要素（９）の少なくとも２つの端部位置を画定する傾動レバー（１０）として設計されていることを特徴とする、自動車用ロック。
2. 前記傾動レバー（１０）は、前記歯付きラック要素（９）に連結されていることを特徴とする、請求項１に記載の自動車用ロック。
3. 前記傾動レバー（１０）は、伝達レバー（１１）によって歯付きラック要素（９）に連結されていることを特徴とする、請求項１又は２に記載の自動車用ロック。
4. 前記傾動レバー（１０）は、Ｃ字状に２本のブロック脚部（１０ａ，１０ｂ）を装備することを特徴とする、請求項１～３のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
5. 前記ブロック脚部（１０ａ，１０ｂ）は、前記ブロック脚部（１０ａ，１０ｂ）の間に配置された停止部（１３）と相互作用することを特徴とする、請求項４に記載の自動車用ロック。
6. 前記停止部（１３）は、前記駆動部（６、７、８）の構成部品として設計されていることを特徴とする、請求項５に記載の自動車用ロック。
7. 前記停止部（１３）は、前記駆動部（６、７、８）のウォームホィール（８）上に形成されていることを特徴とする、請求項６に記載の自動車用ロック。
8. 前記傾動レバー（１０）には、復元バネ（１２）を装備することを特徴とする、請求項１～７のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
9. 前記固定要素（５）は、前記歯付きラック要素（９）に関節状に連結されていることを特徴とする、請求項１～８のいずれか一項に記載の自動車用ロック。
10. 前記固定要素（５）は、位置を固定するためにバネ（１４）と相互作用する固定レバー（５）として設計されることを特徴とする、請求項１～９のいずれか一項に記載の自動車用ロック。

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