JP2023520706A - サイドリンクの送信及び受信の方法及び装置 - Google Patents

サイドリンクの送信及び受信の方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施例は、サイドリンクの送信及び受信の方法及び装置を提供する。該サイドリンクの送信方法は、物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信するステップと、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信するステップであって、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する。【選択図】図2

Description

本発明の実施例は、通信技術の分野に関する。
V2X(Vehicle to Everything)は車両通信技術であり、Uuリンク(アップリンクとダウンリンクを含む)を使用したセルラー通信と比較して、V2Xの送信装置は、サイドリンク(sidelink)を介して受信装置と直接通信する。
新しい無線(NR:New Radio) V2Xは、5G NRの重要なプロジェクトであり、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution) V2Xと比較して、NR V2Xは、多くの新しいシナリオと新しいサービスをサポートする必要があり、より高度な技術指標を満たす必要がある。
NR V2Xは、サイドリンク制御情報(SCI:Sidelink Control Channel)、サイドリンクデータ及びサイドリンクフィードバック情報(例えばHARQ-ACK)をそれぞれ搬送するための物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH:Physical Sidelink Control Channel)、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH:Physical Sidelink Shared Channel)及び物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH:Physical Sidelink Feedback Channel)を含む幾つかの物理チャネルを定義している。
NR V2Xは、2つの動作モードを定義している。NR V2Xのモード1(Mode 1)では、端末装置のV2X通信のための時間周波数リソースは、NR Uuリンクを介してネットワーク装置(例えば基地局)によりスケジューリングされて割り当てられる。NR V2Xのモード2(Mode 2)では、端末装置は、検知(sensing)結果に基づいて、V2X通信の時間周波数リソースを自律的に選択してもよい。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の構成をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものである。これらの構成が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
PSCCHは1st stage SCI(第1のSCI)を搬送し、1st stage SCIは主にリソースを予約するために使用される。PSSCHは2nd stage SCI(第2のSCI)及びトランスポートブロック(TB:Transport Block)を搬送し、ここで、2nd stage SCIは主にTBの復調に使用され、該TBは媒体アクセス制御(MAC:Media Access Control)プロトコルデータユニット(PDU:Protocol Data Unit)により搬送される。PSFCHはサイドリンクフィードバック情報(HARQ-ACK)を搬送する。サイドリンク送信に使用されるリソースはリソースプール内に位置する。
本発明の発明者の発見により、モード2で動作する端末装置は、その周囲の潜在的な干渉を検知することができるため、送信のためにより強い干渉を受けるリソースを選択することを回避することができる。しかし、送信装置と受信装置の地理的位置が異なるため、それらの周囲の干渉環境も異なる。信号伝搬距離の制限により、送信装置は受信装置が受けた全ての干渉を検知することができないため、送信装置により選択されたリソースは、受信装置が受けた干渉を回避していない場合がある。
上記の問題の少なくとも1つを鑑み、本発明の実施例は、サイドリンクの送信及び受信の方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の1つの態様では、サイドリンクの送信方法であって、物理サイドリンク制御チャネルを介して第2の端末装置に第1のサイドリンク制御情報を送信するステップと、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信するステップであって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、ステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、サイドリンクの送信装置であって、物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信する第1の送信部と、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信する第2の送信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、第2の送信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、サイドリンクの受信方法であって、物理サイドリンク制御チャネルを介して送信された第1のサイドリンク制御情報を受信するステップと、物理サイドリンク共有チャネルを介して送信された第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを受信するステップであって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、ステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、サイドリンクの受信装置であって、物理サイドリンク制御チャネルを介して送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する第1の受信部と、物理サイドリンク共有チャネルを介して送信された第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを受信する第2の受信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、第2の受信部と、を含む、装置を提供する。
本発明の実施例のもう1つの態様では、通信システムであって、物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信し、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信する第1の端末装置であって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、トリガ情報を指示又は搬送する、第1の端末装置と、前記第1のサイドリンク制御情報、前記第2のサイドリンク制御情報及び前記第1のトランスポートブロックを受信する第2の端末装置であって、前記トリガ情報は、前記第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される、第2の端末装置と、を含む、通信システムを提供する。
本発明の実施例の有利な効果の1つは以下の通りである。第1のSCI又は第2のSCI又は第1のトランスポートブロックのMAC PDUはトリガ情報を指示又は搬送し、該トリガ情報は端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される。送信装置により受信装置が報告を行うようにトリガすることで、受信装置は送信装置にサイドリンクリソース情報(本明細書では協調(coordination)情報とも称される)を報告することができる。該情報は、受信装置が受けた干渉状況をより正確に反映することができるため、送信装置がリソースを選択する際に干渉をより効率的に回避することができる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「含む/有する」は、特徴、部材、ステップ又は構成要件が存在することを意味し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又は構成要件の存在又は付加を排除しない。
本発明の実施例の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
本発明の実施例の通信システムの概略図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信の1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信及び受信の方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクの受信方法の1つの概略図である。 本発明の実施例のサイドリンクの送信装置の1つの例の図である。 本発明の実施例のサイドリンクの受信装置の1つの例の図である。 本発明の実施例のネットワーク装置の概略図である。 本発明の実施例の端末装置の概略図である。
本発明の上記及び他の特徴は以下の説明により明らかになる。明細書及び図面において、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明は説明される実施形態に限定されない。本発明は、添付される特許請求の範囲内の全ての変更されたもの、変形されたもの及び均等的なものを含む。以下は、図面を参照しながら本発明の各実施形態を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を制限するものではない。
本発明の実施例では、用語「第1」、「第2」などは、タイトルで異なる要素を区別するために用いられるが、これらの要素の空間的配列又は時間的順序などを表すものではなく、これらの要素はこれらの用語に制限されない。用語「及び/又は」は、関連するリストに列挙された用語の1つ又は複数のうち何れか1つ及び全ての組み合わせを含む。用語「含む」、「包括する」、「有する」などは、列挙された特徴、要素、素子又は構成部材の存在を意味するが、1つ又は複数の他の特徴、要素、素子又は構成部材の存在又は追加を排除するものではない。
本発明の実施例では、単数形の「1つ」、「該」などは複数形を含み、「1種類」又は「1類」と広義的に理解されるべきであり、「1個」に限定されない。また、用語「前記」は、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、単数形及び複数形両方を含むと理解されるべきである。また、文脈がそうでないことを明確に示さない限り、用語「に記載の」は「少なくとも一部に記載の」と理解されるべきであり、用語「に基づいて」は「少なくとも一部に基づいて」と理解されるべきである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、例えばロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)、進化したロングタームエボリューション(LTE-A、LTE-Advanced)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標):Wideband Code Division Multiple Access)、高速パケットアクセス(HSPA:High-Speed Packet Access)などの任意の通信規格に適合するネットワークを意味してもよい。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われてもよく、該通信プロトコルは、例えば1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、及び5G、新しい無線(NR:New Radio)等、及び/又は現在の既知の他の通信プロトコル若しくは将来開発される他の通信プロトコルを含んでもよいが、これらに限定されない。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば通信システムに端末装置をアクセスさせて該端末装置にサービスを提供する通信システム内の装置を意味する。ネットワーク装置は、基地局(BS:Base Station)、アクセスポイント(AP:Access Point)、送受信ポイント(TRP:Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobile Management Entity)、ゲートウェイ、サーバ、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)、基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などを含んでもよいが、これらに限定されない。
そのうち、基地局は、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)、及び5G基地局(gNB)など、並びにリモート無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リモート無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)、中継装置(relay)又は低電力ノード(例えばfemto、picoなど)を含んでもよいが、これらに限定されない。また、用語「基地局」はそれらの機能の一部又は全てを含んでもよく、各基地局は特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供してもよい。用語「セル」は、該用語が使用されるコンテキストに応じて、基地局及び/又はそのカバレッジエリアを意味してもよい。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE:User Equipment)又は用語「端末装置」(TE:Terminal Equipment又はTerminal Device)は、例えばネットワーク装置を介して通信ネットワークにアクセスし、ネットワークサービスを受ける装置を意味する。端末装置は、固定的なもの又は移動的なものであってもよく、移動局(MS:Mobile Station)、端末、加入者ステーション(SS:Subscriber Station)、アクセス端末(AT:Access Terminal)、ステーションなどと称されてもよい。
そのうち、端末装置は、携帯電話(Cellular Phone)、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線変復調装置、無線通信装置、ハンドヘルドデバイス、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどを含んでもよいが、これらに限定されない。
例えば、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、監視又は測定を行う機器又は装置であってもよく、例えばマシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communication)端末、車載通信端末、デバイスツーデバイス(D2D:Device to Device)端末、マシンツーマシン(M2M:Machine to Machine)端末などを含んでもよいが、これらに限定されない。
さらに、用語「ネットワーク側」又は「ネットワーク装置側」は、ネットワークの側を意味し、基地局であってもよいし、上記の1つ又は複数のネットワーク装置を含んでもよい。用語「ユーザ側」又は「端末側」又は「端末装置側」は、ユーザ又は端末の側を意味し、UEであってもよいし、上記の1つ又は複数の端末装置を含んでもよい。本明細書では、特に指定されていない限り、「装置」は、ネットワーク装置を意味してもよいし、端末装置を意味してもよい。
以下は、一例を参照しながら本発明の実施例のシナリオを説明するが、本発明はこれに限定されない。
図1は、本発明の実施例の通信システムの概略図であり、ユーザ装置及びネットワーク装置の例を概略的に示している。図1に示すように、通信システム100は、ネットワーク装置101及び端末装置102、103を含んでもよい。説明の便宜上、図1は、2つの端末装置及び1つのネットワーク装置を一例にして説明するが、本発明の実施例はこれに限定されない。
本発明の実施例では、ネットワーク装置101と端末装置102、103との間では、既存のサービス又は将来に実装可能なサービスを行うことができる。例えば、これらのサービスは、拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced Mobile Broadband)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive Machine Type Communication)及び高信頼性低遅延通信(URLLC:Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)などを含むが、これらに限定されない。
なお、図1は、2つの端末装置102、103が何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置することを示しているが、本発明はこれに限定されない。2つの端末装置102、103が何れもネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置しなくてもよいし、一方の端末装置102がネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置し、他方の端末装置103がネットワーク装置の101のカバレッジエリア外に位置してもよい。
本発明の実施例では、2つの端末装置102と103との間でサイドリンク送信を行うことができる。例えば、2つの端末装置102及び103は、V2X通信を実現するように両方ともネットワーク装置101のカバレッジエリア内でサイドリンク送信を行ってもよいし、V2X通信を実現するように両方ともネットワーク装置101のカバレッジエリア外でサイドリンク送信を行ってもよいし、V2X通信を実現するように、一方の端末装置102がネットワーク装置101のカバレッジエリア内に位置し、他方の端末装置103がネットワーク装置101のカバレッジエリア外に位置してサイドリンク送信を行ってもよい。
本発明の実施例では、端末装置102及び/又は103は、ネットワーク装置によりサイドリンクリソースが割り当てられてもよいし(即ち、Mode1を採用する)、サイドリンクリソースを自律的に選択してもよい(即ち、Mode2を採用する)。なお、本発明の実施例では、サイドリンクリソースを自律的に選択する(即ち、Mode2を採用する)ことと、ネットワーク装置によりサイドリンクリソースを割り当てる(即ち、Mode1を採用する)こととを組み合わせてもよく、本発明の実施例はこれらに限定されない。
本発明の実施例では、V2Xを一例としてサイドリンクを説明するが、本発明はこれに限定されず、V2X以外のサイドリンク送信シナリオにも適用されてもよい。以下の説明では、混同が生じない限り、用語「サイドリンク」と「V2X」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSFCH」と「サイドリンクフィードバックチャネル」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSCCH」と「サイドリンク制御チャネル」又は「サイドリンク制御情報」とは互いに置き換えられてもよく、用語「PSSCH」と「サイドリンクデータチャネル」又は「サイドリンクデータ」とは互いに置き換えられてもよい。
また、PSSCHを送信(transmitting)又は受信(receiving)することは、PSSCHを介して搬送されるサイドリンクデータを送信又は受信することとして理解されてもよい。PSFCHを送信又は受信することは、PSFCHを介して搬送されるサイドリンクフィードバック情報を送信又は受信することとして理解されてもよい。少なくとも1回の送信(transmission、伝送と称されてもよい)は、少なくとも1回のPSSCH/PSCCH送信又は少なくとも1回のサイドリンクデータ/情報の送信として理解されてもよい。現在の送信は、現在のPSSCH/PSCCHの送信又は現在のサイドリンクデータ/情報の送信として理解されてもよい。
<実施例1>
本発明の実施例はサイドリンクの送信方法を提供し、端末装置側から説明する。ここで、該端末装置(送信端末装置又は第1の端末装置と称されてもよい)は、サービスデータの送信側として機能し、1つ又は複数の他の端末装置(受信端末装置又は第2の端末装置と称されてもよい)にサイドリンクデータを送信する。
図2は、本発明の実施例のサイドリンクの送信方法の1つの概略図である。図2に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ201:第1の端末装置は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して第2の端末装置に第1のサイドリンク制御情報(SCI)を送信する。
ステップ202:第1の端末装置は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して前記第2の端末装置に第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を送信する。ここで、第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、該第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する。
なお、上記の図2は、本発明の実施例を概略的に示しているに過ぎないが、本発明はこれに限定されない。例えば、様々なステップ間の実行順序を適切に調整したり、他の幾つかのステップを追加したり、幾つかのステップを減らしたりしてもよい。当業者は、上記の内容に基づいて適切な変形を行うことができ、上記の図2の記載に限定されない。
幾つかの実施例では、サイドリンクリソース情報(本明細書では、協調情報とも称される)は、該第2の端末装置により使用されることが好ましいサイドリンクリソースセット及び/又は該第2の端末装置により使用されることが好ましくないサイドリンクリソースセットを含む。
例えば、UE Bが送信装置(第1の端末装置)であり、UE Aが受信装置(第2の端末装置)であり、UE Bが送信のためのリソースを自律的に選択すると仮定する。UE BはUE Aが報告するようにトリガした後、UE AはUE Bに協調情報を送信する。該協調情報は、UE Aにより使用されることが好ましいリソースセット、又はUE Aにより使用されることが好ましいリソースセットなどを含んでもよいが、本発明の実施例はこれらに限定されない。UE Bは、協調情報を使用してリソースを選択及び送信するが、本発明の実施例は、UE Bが協調情報を使用してリソースを選択(又はリソースを再選択)する方法を限定しない。
別の例では、UE Aは、自分が使用することが好ましいリソースセットSをUE Bに送信し、UE Bは、検知に基づいて決定された自分が使用することが好ましいリソースセットがSである場合、UE Bは、リソースを選択する際に、SとSの共通集合からリソースを選択して送信してもよい。共通集合がSに属するため、共通集合を選択してもUE Bの送信が他の装置に強い干渉を引き起こすことはない。共通集合がSに属するため、共通集合を選択してもUE Aの受信に強い干渉を引き起こすことはない。このため、協調情報に基づいて送信を行うことで、干渉をより好適に回避することができる。
具体的な態様では、サイドリンクリソース情報は、サイドリンクリソースセットであってもよいし、サイドリンクリソースセットのインデックス、番号などのサイドリンクリソースセットを指示する指示情報であってもよいし、1つ又は複数のサイドリンクリソースの識別情報、インデックス情報などであってもよいが、本発明の実施例はこれらに限定されない。
幾つかの実施例では、標準化への影響を軽減するために、NR V2Xの既存の物理チャネル構造を再利用してもよく、UE Bは、TBと共にトリガ情報をUE Aに送信し、UE Bは、UE Aが協調情報を報告するようにトリガしてもよい。例えば、トリガ情報は、第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報(SCI)におけるフィールドにより指示される。
例えば、2nd stage SCIにおけるフィールドを使用して、協調情報の報告をトリガするか否かを指示してもよい。トリガ情報を受信した後、UE AはUE Bに協調情報を送信する。協調情報は、MAC PDUで搬送されてもよい。協調情報を受信した後、UE Bは協調情報を使用して1つ又は複数のTBを送信し、UEBは以前にトリガ情報と共に送信されたTBを送信してもよいし、新しいTBを送信してもよい。
幾つかの実施例では、第1の端末装置は、第2の端末装置により報告されたサイドリンクリソース情報を受信する。また、第1の端末装置は、該サイドリンクリソース情報に基づいて該第1のトランスポートブロックを再度送信する。
図3は、本発明の実施例のサイドリンクの送信の1つの例の図である。説明の便宜上、トリガ情報と共に送信されるTBをTB#1と表記する。図3に示すように、UE Bは、協調情報を受信した後、該協調情報に基づいて送信される最初のTBはTB#1である。
例えば、UE BはUE Aに非周期的なサービスのTB#1を送信する必要があり、UE Bは、UE Aが協調情報を報告するようにトリガし、その後、協調情報に基づいてTB#1をUE Aに送信する。別の例として、UE BはUE Aに周期的なサービスを送信する必要があり、UE Bは、特定の周期のTB#1を送信するプロセスにおいて、UE Aが協調情報を報告するようにトリガし、その後、協調情報に基づいて該周期のTB#1を送信し、その後に協調情報に基づいて次の周期のTB#2に送信し続けてもよい。
幾つかの実施例では、第1の端末装置は、第2の端末装置により報告されたサイドリンクリソース情報を受信する。また、第1の端末装置は、該サイドリンクリソース情報に基づいて該第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信する。
図4は、本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図である。図4に示すように、UE Bが協調情報を受信した後、該協調情報に基づいて送信される最初のTBはTB#2である。例えば、UE BはUEAに周期的なサービスを送信する必要があり、UE Bは、前の周期のTB#1を送信するプロセスにおいて、UE Aが協調情報を報告するようにトリガし、その後、協調情報に基づいて次の周期のTB#2をUE Aに送信する。
幾つかの実施例では、第2の端末装置は、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)をトリガし、サイドリンクリソース情報を報告するためのサイドリンクリソースをネットワーク装置に要求する。
例えば、UE Aはモード1で動作し、UE Aは、協調情報を送信する必要があることを知った後、スケジューリング要求をトリガし、協調情報を送信するためのリソースを割り当てるように基地局に要求する。
幾つかの実施例では、第2の端末装置は、リソースの選択又は再選択をトリガし、サイドリンクリソース情報を報告するためのサイドリンクリソースを自律的に選択及び決定する。
例えば、UE Aはモード2で動作し、UE Aは、協調情報を送信する必要があることを知った後、リソースの選択又は再選択をトリガし、協調情報を送信するためのリソースを自律的に選択する。
幾つかの実施例では、第1の端末装置は、第1のサイドリンク制御情報(SCI)を使用して、サイドリンクリソース情報を報告するために第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約する。
例えば、UE BによるTBの送信は、サービスの遅延と信頼性の要件を満たす必要があり、協調情報に基づいてTBを送信する場合、協調情報の取得も遅延と信頼性を満たす必要がある。UE Aが協調情報を送信するためのリソースの適時性と信頼性を制御できないと、協調情報の報告の遅延と信頼性を保証することはできない。従って、UE Bは、トリガ情報を送信すると共に、UE Aが協調情報を送信するためのリソースを予約してもよい。
例えば、UE Bは、2nd stage SCIを使用して協調情報の報告をトリガするように指示し、1st stage SCIでUE Aが協調情報を送信するためのリソースを予約する。リソースを予約することで、UE Bは必要な遅延内で協調情報の報告を制御することができ、他の装置は検知によりUE Bにより予約されたリソースを回避することができるため、協調情報への干渉を回避することができる。従って、協調情報の報告の遅延及び信頼性を保証することができる。
図5は、本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図であり、サイドリンクリソース情報を報告するために第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約する場合を概略的に説明する。図5に示すように、UE Bは、協調情報の報告をトリガすると共に、協調情報を報告するためのリソースを予約する。
幾つかの実施例では、第1の端末装置は、第2の端末装置に、該サイドリンクリソース情報を決定するために該第2の端末装置により使用される第1の指示情報を送信する。該第1の指示情報は、リソース選択ウィンドウ情報、リソースセットサイズ情報及びリソース周波数領域サイズ情報の少なくとも1つ又は任意の組み合わせを含むが、本発明の実施例はこれらに限定されない。
例えば、協調情報の生成は、UE Bにより提供される関連情報に基づく必要がある。UE Aの協調情報に使用が好ましいリソースセットが含まれると仮定すると、UE Aは、検知結果に基づいてリソースセットを決定する。UE Aは、Mode 2の候補リソースセットを決定する既存のプロセスに従ってもよいが、必要な情報に基づく必要があり、この部分の情報はUE BからUE Aに通知されてもよい。
幾つかの実施例では、リソース選択ウィンドウ情報は、リソース選択ウィンドウの開始時間位置、リソース選択ウィンドウの終了時間位置及びパケット遅延バジェット(PDB:Packed Delay Budget)の少なくとも1つを含むが、本発明の実施例はこれらに限定されない。
例えば、リソース選択ウィンドウ情報は、UE Aがどの時間範囲[n+T1,n+T2]でリソースセットを決定するかを決定する。これによって、UE Aにより報告されたリソースがサービスの遅延要件を満たすことを保証することができる。ここで、nは報告をトリガするスロットを表し、T1及びT2はMode 2の関連技術を使用して決定されてもよい。UE BはUE AにT1及びT2を通知してもよく、或いは、UE BはUE AにT2を通知してもよく、或いは、UE BはUE AにPDBを通知してもよい。
幾つかの実施例では、リソースセットサイズ情報は、サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数、及び該サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対する比率の少なくとも1つを含むが、本発明の実施例はこれらに限定されない。
例えば、リソースセットサイズ情報は、報告のオーバーヘッド、即ちリソースセットに含まれるリソースの数を決定するために使用される。例えば、UE Bは、リソースセットにおけるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対するパーセンテージ(x%)をUE Aに通知してもよい。
幾つかの実施例では、リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でサイドリンクリソースにより占有されるサブチャネルの数を含む。該サブチャネルの数は、該指示情報に含まれ、或いは該トリガ情報と共に送信されるトランスポートブロックのリソースのサブチャネルの数により決定されるが、本発明の実施例はこれに限定されない。
例えば、リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でリソースセットにおけるリソースにより占有されるサブチャネル(sub-channel)の数を決定する。UE Bは、明示的な方式でこの情報をUE Aに通知してもよい。或いは、UE Aは、暗示的な方式でこの情報を取得してもよく、例えば、トリガ情報と共に送信されたTB#1の周波数領域サイズに基づいて、リソースセットにおけるリソースの周波数領域サイズを決定する。
幾つかの実施例では、第1の指示情報は、第1のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは第2のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される。
幾つかの実施例では、第1のトランスポートブロックは、該第1の指示情報を指示するための情報のみを搬送する。
例えば、TB#1は、第1の指示情報を指示するためにのみ使用され、言い換えれば、TB#1は、有効なデータ情報を送信するために使用することはできない。有効なデータ情報が送信されないため、サイドリンクリソース情報を報告する受信装置は、TB#1についてACK/NACKをフィードバックしてもよいし、ACK/NACKをフィードバックしなくてもよい。
図6は、本発明の実施例のサイドリンクの送信及び受信の方法の1つの概略図であり、トリガ情報、指示情報及びサイドリンクリソース情報の状況を概略的に示している。図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ601:第1の端末装置は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して第2の端末装置に第1のサイドリンク制御情報(SCI)を送信する。
ステップ602:第1の端末装置は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して第2の端末装置に第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を送信する。
ここで、第2のサイドリンク制御情報又は第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、トリガ情報及び第1の指示情報を指示又は搬送する。
ステップ603:第2の端末装置は、トリガ情報及び指示情報に基づいてサイドリンクリソース情報を決定する。
例えば、第2の端末装置は、第1の指示情報に基づいて、Mode 2の既存のサイドリンクリソース選択方式を使用してリソース選択又はリソース再選択を行い、サイドリンクリソースセットを取得し、該サイドリンクリソースセットに基づいて該サイドリンクリソース情報を取得してもよい。
ステップ604:第1の端末装置は、第2の端末装置により報告されたサイドリンクリソース情報を受信する。
ステップ605:第1の端末装置は、サイドリンクリソース情報に基づいて第1のトランスポートブロックを再度送信し、或いは第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信する。
なお、上記の図6は、本発明の実施例を概略的に示しているに過ぎないが、本発明はこれに限定されない。例えば、様々なステップ間の実行順序を適切に調整したり、他の幾つかのステップを追加したり、幾つかのステップを減らしたりしてもよい。当業者は、上記の内容に基づいて適切な変形を行うことができ、上記の図6の記載に限定されない。
以上はトリガ情報、指示情報及びサイドリンクリソース情報などを例示的に説明しており、以下はトランスポートブロックのフィードバック情報を例示的に説明する。
幾つかの実施例では、UE Bはトリガ情報を送信する際にTB#1も送信し、トリガ情報と共に送信されるTB#1は、TB#1の最初の送信であってもよいし、TB#1の再送であってもよい。いずれの場合でも、トリガ情報と共に送信されるTB#1により、UE AはTB#1を正常に復調及び復号できるようになるだけであるが、UE BはTB#1がUE Aにより正常に受信されたことを知ることができず、UE Bは協調情報を受信した後にTB#1を送信し続ける可能性があり、この不要な送信はリソースの浪費及び他の装置への干渉を引き起こす場合がある。
幾つかの実施例では、第1の端末装置は、第2の端末装置により送信された、第1のトランスポートブロックが正しく受信されたか否かを示すフィードバック情報を受信する。
例えば、UE Aは、トリガ情報及びTB#1を受信した後、UE BにTB#1についてのACK/NACKを送信する。このように、UE BがACKを受信した場合、UE Bは、TB#1が正しく受信されたことを知ることができるため、TB#1を再度送信しなくなり、リソースの浪費及び干渉を回避することができる。UE BがTB#1を送信しないが、UE BはTB#2、即ちTB#1とは異なるTBを送信してもよい。
幾つかの実施例では、該フィードバック情報は、該サイドリンクリソース情報と共に送信される。該フィードバック情報は、該第2の端末装置により送信された第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第2のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される。
例えば、UE Aは、協調情報を送信する際に、TB#1についてのACK/NACKを送信し、即ち、ACK/NACKを協調情報と共に送信する。ACK/NACKは2nd stage SCIのフィールドにより指示されてもよく、或いは、ACK/NACKはMAC PDUで搬送されてもよい。協調情報は、MAC PDU で搬送されてもよい。
協調情報と共にACK/NACKを送信することは、PSFCHに依存しない方式とされてもよい。PSFCHはサイドリンクACK/NACKを送信するために使用されてもよいが、特定のリソースプールにPSFCHが構成されていない可能性があり、或いは、リソースプールにPSFCHが構成されていても、装置はPSFCHを介してACK/NACKをフィードバックすることが有効にされる機能を有しない可能性がある。従って、協調情報と共にACK/NACKを送信することは、PSFCHに依存しない方式である。
幾つかの実施例では、該フィードバック情報は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)を介して送信され、該サイドリンクリソース情報は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信される。第1の端末装置は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)に関連付けられたサイドリンクリソースで該トリガ情報及び該第1のトランスポートブロックを送信する。
例えば、UE Bは、PSFCHに関連付けられたリソースでトリガ情報及びTB#1を送信し、UE Aは、PSFCHを介してTB#1についてのACK/NACKを送信する。UE Bはトリガ情報及びTB#1を送信するためのリソースを自律的に選択できるため、UE Bはリソース位置が適切なPSFCHに関連付けられたリソースを選択できるため、UE AはPSFCHでUE BにACK/NACKを送信することができる。
図7は、本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図であり、PSFCHが時間領域でTB#1と協調情報との間に位置する場合を示している。PSFCHは、協調情報の後に位置してもよいし、協調情報と同一のスロットに位置してもよい。
UE AがPSFCHでACK/NACKを送信することを前提として、UE Aは、協調情報を送信する際に、ACK/NACKを送信してもよいし、ACK/NACKを送信しなくてもよい。UE Bは、ACK/NACK及び協調情報を受信した後、協調情報を使用してTB#1又はTB#2を送信することを決定してもよい。
このようなUE AがPSFCHを介してACK/NACKを送信する態様は、PSFCHが構成されたリソースプールにのみ使用することができ、PSFCHが構成されていないリソースプールについては、協調情報と共にACK/NACKを送信する上記の態様を使用してもよい。PSFCHが構成されたリソースプールについて、UE AはPSFCHを介してACK/NACKをフィードバックすることが有効にされた機能を有しない可能性があり、UE AがPSFCHを介してACK/NACKをフィードバックすることが有効にされた否かにも関わらず、UE AがUEBからトリガ情報及びTB#1を受信した後、UE Aは、PSFCHを介してACK/NACKを送信する必要がある。
図8は、本発明の実施例のサイドリンクの送信のもう1つの例の図であり、2つのリソースプールを一例として概略的に説明する。図8の上段に示すように、PSFCHが構成されたリソースプール#1はPSFCHのみを使用ACK/NACKを報告し、図8の下段に示すように、PSFCHが構成されていないリソースプール#2はACK/NACKを協調情報と共にまとめて報告する。
幾つかの実施例では、第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合、第2の端末装置は、サイドリンクリソース情報を送信しない。
例えば、UE Aは、該協調情報を送信することなく、PSFCHのみでACKを送信してもよい。例えば、PSFCHが協調情報の後に位置しない場合、UE BはPSFCHを介してACKを受信した後、協調情報を必要としなくなる可能性があるため(例えば、UE Bは元々協調情報を使用してTB#1を送信しようとするが、協調情報を受信する前にTB#についてのACKを受信した)、UE Aは協調情報を送信しなくてもよい。これによって、他の装置への干渉を低減させることができる。
幾つかの実施例では、第1のサイドリンク制御情報前記第2のサイドリンク制御情報又は第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、第2の指示情報を指示又は搬送する。該第2の指示情報は、該第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合に該第2の端末装置が該サイドリンクリソース情報を報告するか否かを指示する。
例えば、UE Bは、1st stage SCI又は2nd stage SCIにおけるフィールドを介して、UE AがACK条件で協調情報を報告するか否かを指示してもよい。例えば、UE Bが協調情報の報告をトリガする目的が非周期的なサービスTB#1を送信することである場合、UE Bは、TB#1がACKである場合にUE Aが協調情報を報告しないように指示してもよい。UE Bが協調情報の報告をトリガする目的が周期的なサービスを送信することである場合、UE Bは協調情報を使用してTB#2を送信できるため、UE Bは、TB#1がACKである場合でもUE Aが協調情報を報告するように指示してもよい。UE Bは、協調情報を報告するか否かの指示を、トリガ情報と共にUE Aに送信してもよい。
UE AがACK条件で協調情報を報告するか否かを指示する上記のフィールドは、新たに定義されたフィールドであってもよく、例えば、1ビットのフィールドは、「yes」又は「no」の2つの状態を示す。既存のフィールドを再利用してもよく、例えば、1st stage SCIにおける周期フィールドの値が0である場合、協調情報を報告する必要がないことを示し、そうでない場合、協調情報を報告する必要があることを示す。
UE Aがモード2で動作する場合、協調情報を報告しないことは、リソース選択又はリソース再選択をトリガしないことを意味し、UE Aがモード1で動作する場合、協調情報を報告しないことは、スケジューリング要求(SR:Scheduling Request)をトリガしないことを意味する。
幾つかの実施例では、該サイドリンクリソース情報は、第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するために第1の端末装置により使用される。
例えば、UE Bが協調情報を受信した後、新しいTBの送信にのみ協調情報を使用するように制限されてもよい。即ち、協調情報はTB#1の送信に使用されない。これによって、UE Bは、正しく受信されたTB#1を再度送信することがないため、リソースの浪費及び干渉の発生を回避することができる。
例えば、周期的なサービスを有するUE Bは、自律的なリソース選択によりTB#1を複数回送信し、最後のTB#1を送信する際にUE Aが協調情報を報告するようにトリガしてもよい。UE Bは、協調情報を受信した後、協調情報を使用して次の周期のTB#2を送信する。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、第1のSCI又は第2のSCI又は第1のトランスポートブロックのMAC PDUはトリガ情報を指示又は搬送し、該トリガ情報は端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される。送信装置により受信装置が報告を行うようにトリガすることで、受信装置は送信装置にサイドリンクリソース情報(本明細書では協調情報とも称される)を報告することができる。該情報は、受信装置が受けた干渉状況をより正確に反映することができるため、送信装置がリソースを選択する際に干渉をより効率的に回避することができる。
<実施例2>
本発明の実施例はサイドリンクの受信方法を提供し、端末装置側から説明する。ここで、該端末装置(受信端末装置又は第2の端末装置と称されてもよい)は、サービスデータの受信側として機能し、他の端末装置(送信端末装置又は第1の端末装置と称されてもよい)により送信されたサイドリンクデータを受信する。実施例2は、実施例1と同様な内容についてその説明を省略する。
図9は、本発明の実施例のサイドリンクの受信方法の1つの概略図である。図9に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ901:第2の端末装置は、第1の端末装置により物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して送信された第1のサイドリンク制御情報(SCI)を受信する。
ステップ902:第2の端末装置は、第1の端末装置により物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信された第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を受信する。ここで、第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、該第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する。
幾つかの実施例では、サイドリンクリソース情報は、第2の端末装置により使用されることが好ましいサイドリンクリソースセット及び/又は第2の端末装置により使用されることが好ましくないサイドリンクリソースセットを含む。
幾つかの実施例では、トリガ情報は、第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報(SCI)におけるフィールドにより指示される。
幾つかの実施例では、第1のサイドリンク制御情報(SCI)は、サイドリンクリソース情報を報告するために第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約する。
幾つかの実施例では、該方法は、第2の端末装置が、第1の端末装置により送信された、サイドリンクリソース情報を決定するために第2の端末装置により使用される第1の指示情報を受信するステップ、をさらに含む。
幾つかの実施例では、第1の指示情報は、リソース選択ウィンドウ情報、リソースセットサイズ情報及びリソース周波数領域サイズ情報の少なくとも1つ又は任意の組み合わせを含む。
幾つかの実施例では、リソース選択ウィンドウ情報は、リソース選択ウィンドウの開始時間位置、リソース選択ウィンドウの終了時間位置及びパケット遅延バジェット(PDB)の少なくとも1つを含む。
幾つかの実施例では、リソースセットサイズ情報は、サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数、及びサイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対する比率の少なくとも1つを含む。
幾つかの実施例では、リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でサイドリンクリソースにより占有されるサブチャネルの数を含み、該サブチャネルの数は、該指示情報に含まれ、或いは該トリガ情報と共に送信されるトランスポートブロックのリソースの周波数領域サイズ(サブチャネルの数)により決定される。
幾つかの実施例では、第1の指示情報は、第1のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは第2のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される。
幾つかの実施例では、第1のトランスポートブロックは、第1の指示情報を指示するための情報のみを搬送する。
幾つかの実施例では、該方法は、第2の端末装置が第1の端末装置にサイドリンクリソース情報を報告するステップと、第1の端末装置によりサイドリンクリソース情報に基づいて再度送信された第1のトランスポートブロック、又はサイドリンクリソース情報に基づいて送信された第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを受信するステップと、をさらに含む。
幾つかの実施例では、該方法は、第2の端末装置が、第1の端末装置に、第1のトランスポートブロックが正しく受信されたか否かを示すフィードバック情報を送信するステップ、をさらに含む。
幾つかの実施例では、フィードバック情報は、サイドリンクリソース情報と共に送信される。
幾つかの実施例では、フィードバック情報は、第2の端末装置により送信された第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第2のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される。
幾つかの実施例では、フィードバック情報は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)を介して送信され、サイドリンクリソース情報は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信される。
幾つかの実施例では、第1の端末装置は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)に関連付けられたサイドリンクリソースでトリガ情報及び第1のトランスポートブロックを送信する。
幾つかの実施例では、第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合、第2の端末装置は、サイドリンクリソース情報を送信しない。
幾つかの実施例では、第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、第2の指示情報を指示又は搬送し、該第2の指示情報は、第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合に第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するか否かを指示する。
幾つかの実施例では、サイドリンクリソース情報は、第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するために第1の端末装置により使用される。
上記の実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行ってもよい。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
本実施例によれば、第1のSCI又は第2のSCI又は第1のトランスポートブロックのMAC PDUはトリガ情報を指示又は搬送し、該トリガ情報は端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される。送信装置により受信装置が報告を行うようにトリガすることで、受信装置は送信装置にサイドリンクリソース情報(本明細書では協調情報とも称される)を報告することができる。該情報は、受信装置が受けた干渉状況をより正確に反映することができるため、送信装置がリソースを選択する際に干渉をより効率的に回避することができる。
<実施例3>
本発明の実施例は、サイドリンクの送信装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例1と同様な内容について、その説明を省略する。
図10は、本発明の実施例のサイドリンクの送信装置の1つの例の図である。図10に示すように、サイドリンクの送信装置1000は、以下の各部を含む。
第1の送信部1001は、物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信する。
第2の送信部1002は、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信する。ここで、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する。
幾つかの実施例では、該サイドリンクリソース情報は、該第2の端末装置により使用されることが好ましいサイドリンクリソースセット及び/又は該第2の端末装置により使用されることが好ましくないサイドリンクリソースセットを含む。
幾つかの実施例では、該トリガ情報は、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報におけるフィールドにより指示される。
幾つかの実施例では、該第1のサイドリンク制御情報は、該サイドリンクリソース情報を報告するために該第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約する。
幾つかの実施例では、第2の送信部1002は、該第2の端末装置に、該サイドリンクリソース情報を決定するために該第2の端末装置により使用される第1の指示情報を送信する。
幾つかの実施例では、該第1の指示情報は、リソース選択ウィンドウ情報、リソースセットサイズ情報及びリソース周波数領域サイズ情報の少なくとも1つ又は任意の組み合わせを含む。
幾つかの実施例では、該リソース選択ウィンドウ情報は、リソース選択ウィンドウの開始時間位置、リソース選択ウィンドウの終了時間位置及びパケット遅延バジェットの少なくとも1つを含む。
該リソースセットサイズ情報は、サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数、及び前記サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対する比率の少なくとも1つを含む。
該リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でサイドリンクリソースにより占有されるサブチャネルの数を含み、該サブチャネルの数は、該指示情報に含まれ、或いは該トリガ情報と共に送信されるトランスポートブロックのリソースの周波数領域サイズ(サブチャネルの数)により決定される。
幾つかの実施例では、該第1の指示情報は、該第1のサイドリンク制御情報により指示又は搬送され、或いは該第2のサイドリンク制御情報により指示又は搬送され、或いは該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットにより指示又は搬送される。
幾つかの実施例では、該第1のトランスポートブロックは、該第1の指示情報を指示するための情報のみを搬送する。
幾つかの実施例では、図10に示すように、サイドリンクの送信装置1000は、受信部1003をさらに含んでもよい。
受信部1003は、該第2の端末装置により報告された該サイドリンクリソース情報を受信する。
第2の送信部1002は、該サイドリンクリソース情報に基づいて該第1のトランスポートブロックを再度送信し、或いは該第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信する。
幾つかの実施例では、受信部1003は、該第2の端末装置により送信された、該第1のトランスポートブロックが正しく受信されたか否かを示すフィードバック情報を受信する。
幾つかの実施例では、該フィードバック情報は、該サイドリンクリソース情報と共に送信される。
幾つかの実施例では、該フィードバック情報は、該第2の端末装置により送信された第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第2のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットにより指示又は搬送される。
幾つかの実施例では、該フィードバック情報は、物理サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信され、該サイドリンクリソース情報は、物理サイドリンク共有チャネルを介して送信される。
幾つかの実施例では、第2の送信部1002は、物理サイドリンクフィードバックチャネルに関連付けられたサイドリンクリソースで該トリガ情報及び該第1のトランスポートブロックを送信する。
幾つかの実施例では、該第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合、該第2の端末装置は、前記サイドリンクリソース情報を送信しない。
幾つかの実施例では、該第1のサイドリンク制御情報又は該記第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の指示情報を指示又は搬送し、該第2の指示情報は、該第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合に該第2の端末装置が該サイドリンクリソース情報を報告するか否かを指示する。
幾つかの実施例では、該サイドリンクリソース情報は、該第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するために第1の端末装置により使用される。
上記の各実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行うこともできる。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
なお、以上は本発明に関連する構成要素又はモジュールについてのみ説明しているが、本発明はこれに限定されない。サイドリンクの送信装置1000は、他の構成要素又はモジュールをさらに含んでもよい。これらの構成要素又はモジュールの具体的な内容について、関連技術を参照してもよい。
さらに、説明の便宜上、図10は、様々な構成要素又はモジュール間の接続関係又は信号方向を例示的に示すだけであるが、バス接続などの様々な関連技術を使用できることは当業者には明らかである。上記の様々な構成要素又はモジュールは、プロセッサ、メモリ、送信機、及び受信機などのハードウェア設備によって実装されてもよく、本発明はこれに限定されない。
本実施例によれば、第1のSCI又は第2のSCI又は第1のトランスポートブロックのMAC PDUはトリガ情報を指示又は搬送し、該トリガ情報は端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される。送信装置により受信装置が報告を行うようにトリガすることで、受信装置は送信装置にサイドリンクリソース情報(本明細書では協調情報とも称される)を報告することができる。該情報は、受信装置が受けた干渉状況をより正確に反映することができるため、送信装置がリソースを選択する際に干渉をより効率的に回避することができる。
<実施例4>
本発明の実施例は、サイドリンクの受信装置を提供する。該装置は、例えば、端末装置であってもよいし、端末装置に構成された1つ又は複数の構成要素又はコンポーネントであってもよい。実施例2と同様な内容について、その説明を省略する。
図11は、本発明の実施例のサイドリンクの受信装置の1つの例の図である。図11に示すように、サイドリンクの受信装置1100は、以下の各部を含む。
第1の受信部1101は、物理サイドリンク制御チャネルを介して送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する。
第2の受信部1102は、物理サイドリンク共有チャネルを介して送信された第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを受信する。ここで、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する。
幾つかの実施例では、サイドリンクの受信装置1100は、送信部1103をさらに含んでもよい。
送信部1103は、該サイドリンクリソース情報を報告する。
上記の各実施例は、本発明の実施例を例示するだけであり、本発明はこれに限定されず、上記の各実施例に基づいて適切な変形を行うこともできる。例えば、上記の各実施例のそれぞれを単独で使用してもよいし、上記の各実施例の1つ又は複数を組み合わせて使用してもよい。
なお、以上は本発明に関連する構成要素又はモジュールについてのみ説明しているが、本発明はこれに限定されない。サイドリンクの受信装置1100は、他の構成要素又はモジュールをさらに含んでもよい。これらの構成要素又はモジュールの具体的な内容について、関連技術を参照してもよい。
さらに、説明の便宜上、図11は、様々な構成要素又はモジュール間の接続関係又は信号方向を例示的に示すだけであるが、バス接続などの様々な関連技術を使用できることは当業者には明らかである。上記の様々な構成要素又はモジュールは、プロセッサ、メモリ、送信機、及び受信機などのハードウェア設備によって実装されてもよく、本発明はこれに限定されない。
本実施例によれば、第1のSCI又は第2のSCI又は第1のトランスポートブロックのMAC PDUはトリガ情報を指示又は搬送し、該トリガ情報は端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される。送信装置により受信装置が報告を行うようにトリガすることで、受信装置は送信装置にサイドリンクリソース情報(本明細書では協調情報とも称される)を報告することができる。該情報は、受信装置が受けた干渉状況をより正確に反映することができるため、送信装置がリソースを選択する際に干渉をより効率的に回避することができる。
<実施例5>
本発明の実施例は、通信システムをさらに提供し、図1を参照してもよく、実施例1~4と同様な内容について、その説明を省略する。該通信システムは、第1の端末装置及び第2の端末装置を含む。
第1の端末装置は、物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信し、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信する。ここで、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、トリガ情報を指示又は搬送する。
第2の端末装置は、該第1のサイドリンク制御情報、該第2のサイドリンク制御情報及び該第1のトランスポートブロックを受信する。ここで、該トリガ情報は、該第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される。
本発明の実施例は、ネットワーク装置をさらに提供し、該ネットワーク装置は、例えば基地局であってもよいが、本発明はこれに限定されず、他のネットワーク装置であってもよい。
図12は、本発明の実施例のネットワーク装置の概略図である。図12に示すように、ネットワーク装置1200は、プロセッサ1210(例えば中央処理装置(CPU))及びメモリ1220を含んでもよく、メモリ1220は、プロセッサ1210に接続される。メモリ1220は、各種のデータを記憶してもよいし、情報処理のプログラム1230をさらに記憶し、プロセッサ1210の制御で該プログラム1230を実行する。
また、図12に示すように、ネットワーク装置1200は、送受信機1240及びアンテナ1250などをさらに含んでもよい。上記部材の機能は従来技術と類似し、ここでその説明を省略する。なお、ネットワーク装置1200は図12に示す全てのユニットを含む必要がない。また、ネットワーク装置1200は、図12に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例は、端末装置をさらに提供するが、本発明はこれに限定されず、他の装置であってもよい。
図13は、本発明の実施例の端末装置の概略図である。図13に示すように、端末装置1300は、プロセッサ1310及びメモリ1320を含んでもよく、メモリ1320は、データ及びプログラムを記憶し、プロセッサ1310に接続される。なお、この図は例示的なものであり、他のタイプの構造を用いてこの構造を補足又は置換して、通信機能又は他の機能を実現してもよい。
例えば、プロセッサ1310は、実施例1に記載のサイドリンクの送信方法を実現するようにプログラムを実行してもよい。例えば、プロセッサ1310は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して第1のサイドリンク制御情報(SCI)を送信するステップと、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を送信するステップであって、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、サイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、ステップと、を実行するように構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1310は、実施例2に記載のサイドリンクの受信方法を実現するようにプログラムを実行してもよい。例えば、プロセッサ1310は、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して送信された第1のサイドリンク制御情報(SCI)を受信するステップと、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信された第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を受信するステップであって、該第1のサイドリンク制御情報又は該第2のサイドリンク制御情報又は該第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、サイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、ステップと、を実行するように構成されてもよい。
また、図13に示すように、端末装置1300は、通信モジュール1330、入力部1340、ディスプレイ1350、及び電源1360などをさらに含んでもよい。ここで、上記ユニットの機能は従来技術と同様であり、ここでその説明を省略する。なお、端末装置1300は図13に示す全てのユニットを含む必要がない。また、端末装置1300は、図13に示されていないユニットをさらに含んでもよく、従来技術を参照してもよい。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、端末装置において該プログラムを実行する際に、該端末装置に実施例1に記載のサイドリンクの送信方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、端末装置に実施例1に記載のサイドリンクの送信方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、端末装置において該プログラムを実行する際に、該端末装置に実施例2に記載のサイドリンクの受信方法を実行させる、プログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータ読み取り可能なプログラムが記憶されている記憶媒体であって、該プログラムを実行する際に、端末装置に実施例2に記載のサイドリンクの受信方法を実行させる、記憶媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される際に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
本発明の実施例を参照しながら説明した各装置における各処理方法は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュール、又は両者の組み合わせで実施されてもよい。例えば、図面に示す機能的ブロック図における1つ若しくは複数、又は機能的ブロック図の1つ若しくは複数の組み合わせは、コンピュータプログラムフローの各ソフトウェアモジュールに対応してもよいし、各ハードウェアモジュールに対応してもよい。これらのソフトウェアモジュールは、図面に示す各ステップにそれぞれ対応してもよい。これらのハードウェアモジュールは、例えばフィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を用いてこれらのソフトウェアモジュールをハードウェア化して実現されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、モバイルハードディスク、CD-ROM又は当業者にとって既知の任意の他の形の記憶媒体に位置してもよい。プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体に情報を書き込むように該記憶媒体をプロセッサに接続してもよいし、記憶媒体がプロセッサの構成部であってもよい。プロセッサ及び記憶媒体はASICに位置してもよい。該ソフトウェアモジュールは移動端末のメモリに記憶されてもよいし、移動端末に挿入されたメモリカードに記憶されてもよい。例えば、機器(例えば移動端末)が比較的に大きい容量のMEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置を用いる場合、該ソフトウェアモジュールは該MEGA-SIMカード又は大容量のフラッシュメモリ装置に記憶されてもよい。
図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの一つ以上の組合せは、本願に記載されている機能を実行するための汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、又はそれらの任意の適切な組み合わせで実現されてもよい。図面に記載されている機能的ブロック図における一つ以上の機能ブロック及び/又は機能ブロックの一つ以上の組合せは、例えば、コンピューティング機器の組み合わせ、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSP通信と組み合わせた1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成で実現されてもよい。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び変更を行ってもよく、これらの変形及び変更も本発明の範囲内のものである。
また、上述の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
サイドリンクの送信方法であって、
第1の端末装置が物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して第2の端末装置に第1のサイドリンク制御情報(SCI)を送信するステップと、
物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して前記第2の端末装置に第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を送信するステップであって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、前記第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、ステップと、を含む、方法。
(付記2)
前記サイドリンクリソース情報は、前記第2の端末装置により使用されることが好ましいサイドリンクリソースセット及び/又は前記第2の端末装置により使用されることが好ましくないサイドリンクリソースセットを含む、付記1に記載の方法。
(付記3)
前記トリガ情報は、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報(SCI)におけるフィールドにより指示される、付記1又は2に記載の方法。
(付記4)
前記第1の端末装置が、前記第1のサイドリンク制御情報(SCI)を使用して、前記サイドリンクリソース情報を報告するために前記第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約するステップ、をさらに含む、付記1乃至3の何れかに記載の方法。
(付記5)
前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置に、前記サイドリンクリソース情報を決定するために前記第2の端末装置により使用される第1の指示情報を送信するステップ、をさらに含む、付記1乃至4の何れかに記載の方法。
(付記6)
前記第1の指示情報は、リソース選択ウィンドウ情報、リソースセットサイズ情報及びリソース周波数領域サイズ情報の少なくとも1つ又は任意の組み合わせを含む、付記5に記載の方法。
(付記7)
前記リソース選択ウィンドウ情報は、リソース選択ウィンドウの開始時間位置、リソース選択ウィンドウの終了時間位置及びパケット遅延バジェット(PDB)の少なくとも1つを含む、付記6に記載の方法。
(付記8)
前記リソースセットサイズ情報は、サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数、及び前記サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対する比率の少なくとも1つを含む、付記6に記載の方法。
(付記9)
前記リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でサイドリンクリソースにより占有されるサブチャネルの数を含み、前記サブチャネルの数は、前記指示情報に含まれ、或いは前記トリガ情報と共に送信されるトランスポートブロックのリソースのサブチャネルの数により決定される、付記6に記載の方法。
(付記10)
前記第1の指示情報は、前記第1のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは前記第2のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される、付記5乃至9の何れかに記載の方法。
(付記11)
前記第1のトランスポートブロックは、前記第1の指示情報を指示するための情報のみを搬送する、付記5乃至10の何れかに記載の方法。
(付記12)
前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置により報告された前記サイドリンクリソース情報を受信するステップと、
前記第1の端末装置が、前記サイドリンクリソース情報に基づいて前記第1のトランスポートブロックを再度送信し、或いは前記第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するステップと、をさらに含む、付記1乃至11の何れかに記載の方法。
(付記13)
前記第1の端末装置が、前記第2の端末装置により送信された、前記第1のトランスポートブロックが正しく受信されたか否かを示すフィードバック情報を受信するステップ、をさらに含む、付記12に記載の方法。
(付記14)
前記フィードバック情報は、前記サイドリンクリソース情報と共に送信される、付記13に記載の方法。
(付記15)
前記フィードバック情報は、前記第2の端末装置により送信された第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第2のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される、付記14に記載の方法。
(付記16)
前記フィードバック情報は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)を介して送信され、
前記サイドリンクリソース情報は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信される、付記13に記載の方法。
(付記17)
前記第1の端末装置は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)に関連付けられたサイドリンクリソースで前記トリガ情報及び前記第1のトランスポートブロックを送信する、付記16に記載の方法。
(付記18)
前記第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合、前記第2の端末装置は、前記サイドリンクリソース情報を送信しない、付記1乃至11の何れかに記載の方法。
(付記19)
前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、第2の指示情報を指示又は搬送し、
前記第2の指示情報は、前記第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合に前記第2の端末装置が前記サイドリンクリソース情報を報告するか否かを指示する、付記1乃至18の何れかに記載の方法。
(付記20)
前記サイドリンクリソース情報は、前記第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するために前記第1の端末装置により使用される、付記1乃至19の何れかに記載の方法。
(付記21)
サイドリンクの受信方法であって、
第2の端末装置が、第1の端末装置により物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)を介して送信された第1のサイドリンク制御情報(SCI)を受信するステップと、
前記第1の端末装置により物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信された第2のサイドリンク制御情報(SCI)及び第1のトランスポートブロック(TB)を受信するステップであって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、前記第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、ステップと、を含む、方法。
(付記22)
前記サイドリンクリソース情報は、前記第2の端末装置により使用されることが好ましいサイドリンクリソースセット及び/又は前記第2の端末装置により使用されることが好ましくないサイドリンクリソースセットを含む、付記21に記載の方法。
(付記23)
前記トリガ情報は、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報(SCI)におけるフィールドにより指示される、付記21又は22に記載の方法。
(付記24)
前記第1のサイドリンク制御情報(SCI)は、前記サイドリンクリソース情報を報告するために前記第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約する、付記21乃至23の何れかに記載の方法。
(付記25)
前記第2の端末装置が、前記第1の端末装置により送信された、前記サイドリンクリソース情報を決定するために前記第2の端末装置により使用される第1の指示情報を受信するステップ、をさらに含む、付記21乃至24の何れかに記載の方法。
(付記26)
前記第1の指示情報は、リソース選択ウィンドウ情報、リソースセットサイズ情報及びリソース周波数領域サイズ情報の少なくとも1つ又は任意の組み合わせを含む、付記25に記載の方法。
(付記27)
前記リソース選択ウィンドウ情報は、リソース選択ウィンドウの開始時間位置、リソース選択ウィンドウの終了時間位置及びパケット遅延バジェット(PDB)の少なくとも1つを含む、付記26に記載の方法。
(付記28)
前記リソースセットサイズ情報は、サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数、及び前記サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対する比率の少なくとも1つを含む、付記26に記載の方法。
(付記29)
前記リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でサイドリンクリソースにより占有されるサブチャネルの数を含み、前記サブチャネルの数は、前記指示情報に含まれ、或いは前記トリガ情報と共に送信されるトランスポートブロックのリソースのサブチャネルの数により決定される、付記26に記載の方法。
(付記30)
前記第1の指示情報は、前記第1のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは前記第2のサイドリンク制御情報(SCI)により指示又は搬送され、或いは前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される、付記25乃至29の何れかに記載の方法。
(付記31)
前記第1のトランスポートブロックは、前記第1の指示情報を指示するための情報のみを搬送する、付記25乃至30の何れかに記載の方法。
(付記32)
前記第2の端末装置が、スケジューリング要求(SR)をトリガし、前記サイドリンクリソース情報を報告するためのサイドリンクリソースをネットワーク装置に要求するステップ、をさらに含む、付記21乃至31の何れかに記載の方法。
(付記33)
前記第2の端末装置が、リソースの選択又は再選択をトリガし、前記サイドリンクリソース情報を報告するためのサイドリンクリソースを自律的に選択及び決定するステップ、をさらに含む、付記21乃至31の何れかに記載の方法。
(付記34)
前記第2の端末装置が前記第1の端末装置に前記サイドリンクリソース情報を報告するステップと、
前記第1の端末装置により前記サイドリンクリソース情報に基づいて再度送信された前記第1のトランスポートブロック、又は前記サイドリンクリソース情報に基づいて送信された前記第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを受信するステップと、をさらに含む、付記21乃至33の何れかに記載の方法。
(付記35)
前記第2の端末装置が、前記第1の端末装置に、前記第1のトランスポートブロックが正しく受信されたか否かを示すフィードバック情報を送信するステップ、をさらに含む、付記34に記載の方法。
(付記36)
前記フィードバック情報は、前記サイドリンクリソース情報と共に送信される、付記35に記載の方法。
(付記37)
前記フィードバック情報は、前記第2の端末装置により送信された第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第2のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)により指示又は搬送される、付記36に記載の方法。
(付記38)
前記フィードバック情報は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)を介して送信され、
前記サイドリンクリソース情報は、物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を介して送信される、付記35に記載の方法。
(付記39)
前記第1の端末装置は、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)に関連付けられたサイドリンクリソースで前記トリガ情報及び前記第1のトランスポートブロックを送信する、付記38に記載の方法。
(付記40)
前記第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合、前記第2の端末装置は、前記サイドリンクリソース情報を送信しない、付記21乃至31の何れかに記載の方法。
(付記41)
前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御(MAC)プロトコルデータユニット(PDU)は、第2の指示情報を指示又は搬送し、
前記第2の指示情報は、前記第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合に前記第2の端末装置が前記サイドリンクリソース情報を報告するか否かを指示する、付記21乃至40の何れかに記載の方法。
(付記42)
前記サイドリンクリソース情報は、前記第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するために前記第1の端末装置により使用される、付記21乃至41の何れかに記載の方法。
(付記43)
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、プロセッサと、を含む、端末装置であって、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで、付記1乃至20の何れかに記載のサイドリンクの送信方法を実現するように構成される、端末装置。
(付記44)
コンピュータプログラムが記憶されたメモリと、プロセッサと、を含む、端末装置であって、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行することで、付記21乃至42の何れかに記載のサイドリンクの受信方法を実現するように構成される、端末装置。
(付記45)
付記43に記載の端末装置又は付記44に記載の端末装置を含む通信システム。

Claims (20)

  1. サイドリンクの送信装置であって、
    物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信する第1の送信部と、
    物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信する第2の送信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、第2の送信部と、を含む、装置。
  2. 前記サイドリンクリソース情報は、前記第2の端末装置により使用されることが好ましいサイドリンクリソースセット及び/又は前記第2の端末装置により使用されることが好ましくないサイドリンクリソースセットを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記トリガ情報は、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報におけるフィールドにより指示される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のサイドリンク制御情報は、前記サイドリンクリソース情報を報告するために前記第2の端末装置により使用されるサイドリンクリソースを予約する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2の送信部は、前記サイドリンクリソース情報を決定するために前記第2の端末装置により使用される第1の指示情報を送信する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の指示情報は、リソース選択ウィンドウ情報、リソースセットサイズ情報及びリソース周波数領域サイズ情報の少なくとも1つ又は任意の組み合わせを含む、請求項5に記載の装置。
  7. 前記リソース選択ウィンドウ情報は、リソース選択ウィンドウの開始時間位置、リソース選択ウィンドウの終了時間位置及びパケット遅延バジェットの少なくとも1つを含み、
    前記リソースセットサイズ情報は、サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数、及び前記サイドリンクリソースセットに含まれるリソースの数のリソースプールにおけるリソースの総数に対する比率の少なくとも1つを含み、
    前記リソース周波数領域サイズ情報は、周波数領域でサイドリンクリソースにより占有されるサブチャネルの数を含み、前記サブチャネルの数は、前記指示情報に含まれ、或いは前記トリガ情報と共に送信されるトランスポートブロックのリソースのサブチャネルの数により決定される、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1の指示情報は、前記第1のサイドリンク制御情報により指示又は搬送され、或いは前記第2のサイドリンク制御情報により指示又は搬送され、或いは前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットにより指示又は搬送される、請求項5に記載の装置。
  9. 前記第1のトランスポートブロックは、前記第1の指示情報を指示するための情報のみを搬送する、請求項5に記載の装置。
  10. 前記第2の端末装置により報告された前記サイドリンクリソース情報を受信する受信部、をさらに含み、
    前記第2の送信部は、前記サイドリンクリソース情報に基づいて前記第1のトランスポートブロックを再度送信し、或いは前記第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信する、請求項1に記載の装置。
  11. 前記受信部は、前記第2の端末装置により送信された、前記第1のトランスポートブロックが正しく受信されたか否かを示すフィードバック情報を受信する、請求項10に記載の装置。
  12. 前記フィードバック情報は、前記サイドリンクリソース情報と共に送信される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記フィードバック情報は、前記第2の端末装置により送信された第1のサイドリンク制御情報又は第2のサイドリンク制御情報又は第2のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットにより指示又は搬送される、請求項12に記載の装置。
  14. 前記フィードバック情報は、物理サイドリンクフィードバックチャネルを介して送信され、
    前記サイドリンクリソース情報は、物理サイドリンク共有チャネルを介して送信される、請求項11に記載の装置。
  15. 前記第2の送信部は、物理サイドリンクフィードバックチャネルに関連付けられたサイドリンクリソースで前記トリガ情報及び前記第1のトランスポートブロックを送信する、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合、前記第2の端末装置は、前記サイドリンクリソース情報を送信しない、請求項1に記載の装置。
  17. 前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の指示情報を指示又は搬送し、
    前記第2の指示情報は、前記第1のトランスポートブロックが正しく受信された場合に前記第2の端末装置が前記サイドリンクリソース情報を報告するか否かを指示する、請求項1に記載の装置。
  18. 前記サイドリンクリソース情報は、前記第1のトランスポートブロックとは異なる第2のトランスポートブロックを送信するために使用される、請求項1に記載の装置。
  19. サイドリンクの受信装置であって、
    物理サイドリンク制御チャネルを介して送信された第1のサイドリンク制御情報を受信する第1の受信部と、
    物理サイドリンク共有チャネルを介して送信された第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを受信する第2の受信部であって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするためのトリガ情報を指示又は搬送する、第2の受信部と、を含む、装置。
  20. 通信システムであって、
    物理サイドリンク制御チャネルを介して第1のサイドリンク制御情報を送信し、物理サイドリンク共有チャネルを介して第2のサイドリンク制御情報及び第1のトランスポートブロックを送信する第1の端末装置であって、前記第1のサイドリンク制御情報又は前記第2のサイドリンク制御情報又は前記第1のトランスポートブロックの媒体アクセス制御プロトコルデータユニットは、トリガ情報を指示又は搬送する、第1の端末装置と、
    前記第1のサイドリンク制御情報、前記第2のサイドリンク制御情報及び前記第1のトランスポートブロックを受信する第2の端末装置であって、前記トリガ情報は、前記第2の端末装置がサイドリンクリソース情報を報告するようにトリガするために使用される、第2の端末装置と、を含む、通信システム。
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