JP2023154039A - 通信方法、送信装置、ネットワーク装置、およびプログラム - Google Patents

通信方法、送信装置、ネットワーク装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サイドリンク送信において、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを報告するための方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。【解決手段】通信方法は、ネットワーク装置がスケジューリングするサイドリンク送信における送信装置で、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックを決定することと、アップリンクスロットにおいて、HARQフィードバックについてのコードブックを送信装置からネットワーク装置に送信することと、ネットワーク装置で、アップリンクスロットにおいて、ネットワーク装置がスケジューリングするサイドリンク送信における送信装置から、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックを受信することと、HARQフィードバックをコードブックから決定することと、を含む。【選択図】図3

Description

本開示の実施例は一般的に通信分野に関して、具体的に、サイドリンク(SL)送信において、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックを報告するための方法、装置及びコンピュータ記憶媒体に関する。
5G新無線(NR)で、デバイスツーデバイス(D2D)/ビークルツーエブリシング(V2X)通信を実現する。端末装置の間の通信を実現するために、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)及び物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)によるサイドリンク送信を既に研究した。最新発展において、物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)は、ユニキャスト及びマルチキャストのためのサイドリンクフィードバック制御情報(SFCI)を伝送するように定義される。HARQによるサイドリンク送信について、再送信されるリソース割当に用いられるために、ネットワーク装置に関連HARQフィードバックをどのように報告するかということは、大きな注目を集める。
一般的に、本開示の実施例はサイドリンク送信において、HARQフィードバックを報告する方法、装置及びコンピュータ記憶媒体を提供する。
第1の態様は通信方法を提供する。当該方法は、ネットワーク装置がスケジューリングするサイドリンク送信における送信装置で、前記サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックを決定することと、アップリンクスロットにおいて、HARQフィードバックについてのコードブックを送信装置からネットワーク装置に送信することと、を含む。
第2の態様は通信方法を提供する。当該方法は、ネットワーク装置で、アップリンクスロットにおいて、ネットワーク装置がスケジューリングするサイドリンク送信における送信装置からコードブックを受信することであって、前記コードブックは、前記サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを対象とすることと、前記コードブックから前記HARQフィードバックを決定することと、を含む。
第3の態様はネットワーク装置を提供する。ネットワーク装置はプロセッサーと、プロセッサーに結合されるメモリとを含む。メモリは指令を記憶し、前記指令はプロセッサーにより実行される場合、ネットワーク装置に、本開示の第1の態様による方法を実行させる。
第4の態様はサイドリンク送信における送信装置を提供する。送信装置はプロセッサーと、プロセッサーに結合されるメモリとを含む。前記メモリは指令を記憶し、前記指令は前記プロセッサーにより実行される場合、前記送信装置に、本開示の第2の態様による方法を実行させる。
第5の態様は指令が記憶されているコンピュータ可読媒体を提供する。前記指令は少なくとも1つのプロセッサーで実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサーに、第1の態様に記載の方法を実行させる。
第6の態様は指令が記憶されているコンピュータ可読媒体を提供する。前記指令は少なくとも1つのプロセッサーで実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサーに、第2の態様に記載の方法を実行させる。
以下の記載によって、本開示の他の特徴は分かりやすくなる。
図面において、本開示のいくつかの実施例に関するより詳しい記載によって、本開示の上記及び他の目的、特徴、有益な効果は明らかになる。
本開示のいくつかの実施例を実現する例示的な通信ネットワークを示す。
本開示の実施例による、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告するためのプロセスの概略図を示す。
本開示のいくつかの実施例による、SL送信における送信装置で実施する例示的な通信方法を示す。
本開示のいくつかの実施例による、HARQフィードバックのためのコードブックを決定する例示的な方法を示す。
本開示のいくつかの実施例による、SL送信における送信装置で実施する別の例示的な通信方法を示す。
本開示のいくつかの実施例による、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告するためのスロットを決定する概略図を示す。
本開示のいくつかの実施例による、ネットワーク装置で実施する例示的な通信方法を示す。
本開示のいくつかの実施例による、ネットワーク装置で実施する別の例示的な通信方法を示す。
本開示の実施例を実施する装置の簡略化ブロック図である。
全ての図面において、同一又は類似の図面符号は同一又は類似の素子を示す。
これから、いくつかの実施例を参照して、本開示の原理を記載する。ここで、これらの実施例は本開示の範囲について何の限定を暗示しなくて、ただ説明を目的とし、且つ当業者が本開示を理解し及び実施するためのものである。以下に記載の形態と異なるいろんな形態でここに記載の開示内容を実施する。
以下の記載及び請求項において、特に定義されていない限り、本明細書が使用する全ての技術用語及び科学用語は、いずれも本開示の当業者が一般的に理解する同一の意味を有する。
例えば、本明細書が使用する用語である「端末装置」は、無線又は有線通信能力を有する任意の装置を指す。端末装置の例示はユーザー装置(UE)、携帯電話、コンピュータ、個人用携帯端末、ゲーム機、ウェアラブル装置、車載型通信装置、マシン通信(MTC)装置、デバイスツーデバイス(D2D)通信装置、ビークルツーエブリシング(V2X)通信装置、センサーなどを含むが、これらに限定されていない。用語「端末装置」はUE、モバイルステーション、加入者局、モバイル端末、ユーザー端末又は無線装置と互換的に使用されてもよい。また、用語である「ネットワーク装置」は、端末装置が通信を実行するセル又はカバレッジを提供し又は収容する装置を指す。ネットワーク装置の例示は、ノードB(NodeB又はNB)、進化型NodeB(eNodeB又はeNB)、次世代NodeB(gNB)、送受信ポイント(TRP)、リモートラジオユニット(RRU)、レディオヘッド(RH)、リモートレディオヘッド(RRH)、フェムトノード、ピコノードなどのような低電力ノードを含むが、これらに限定されていない。
明細書において、明らかに指示されていない限り、本明細書が使用する単数形の「一」、「1つ」及び「当該」は複数形も含むように意図される。用語である「含む」及びその変形は開放用語として解釈され、「含むが、限定されていない」を意味する。用語である「基づく」は「少なくとも一部が基づく」として解釈される。用語である「1つの実施例」及び「実施例」は「少なくとも1つの実施例」として解釈される。用語である「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」として解釈される。用語である「第1」、「第2」などは、異なる又は同一のオブジェクトを指す。以下、明示的及び暗黙的な他の定義が含まれてもよい。
いくつかの例示において、値、プログラム又は装置は「最適」、「最低」、「最高」、「最小」、「最大」などと呼ばれる。ここで、このような記載は、使用する多くの機能代替解決策から選択でき、且つこのような選択は他の選択よりよく、小さく、高く、又は好適である必要がない。
HARQによるサイドリンク送信について、従来の解決策は、ネットワーク装置への、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックの報告を支持しない。HARQによる、再送信されるためのリソースをリクエストするために、合意するのは、ネットワーク装置にサイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告する。従って、再送信されるリソース割当に用いられるために、ネットワーク装置にサイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックをどのように報告するかということは、大きな注目を集める。
これに鑑みると、上記の問題及び1つ又は複数の他の潜在的な問題を解决するために、本開示の実施例は、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告するための解決策を提供する。当該解決策はサイドリンク送信をスケジューリングすることで、HARQフィードバックの報告を実現するため、サイドリンクにおいて、HARQによる再送信されるリソース割当を便利にする。以下は、図面を参照して、本開示の原理及び実現を詳しく記載する。
図1は本開示の実施例を実施する例示的な通信システム100の概略図を示す。図1に示すように、通信システム100はネットワーク装置110、及びネットワーク装置110がサービスする端末装置120、130を含む。ここで、図1の装置の数は本開示に対する限定を暗示していなく、説明を目的とするものである。通信ネットワーク100は本開示の実施形態を実現する任意の数のネットワーク装置及び/又は端末装置を含む。
図1に示すように、ネットワーク装置110はチャネル(例えば、無線通信チャネル)111及び121をそれぞれ介して端末装置120及び130と通信する。例えば、ネットワーク装置110はチャネル111及び121をそれぞれ介して、SFCIに関する配置を端末装置120及び130に送信する。サイドリンク送信の期間で、端末装置120及び130を受信装置とすると、受信した配置に基づき、PSSCH/PSCCHについてのHARQフィードバックを送信装置に送信する。
図1において、端末装置120及び130は、D2D/V2X通信可能な車両として示される。ここで、本開示の実施例は、車両以外の他の端末装置、例えば、携帯電話、センサーなどにも適用される。いくつかの実施例において、端末装置120はサイドリンク131を介して端末装置130と通信する。例えば、端末装置120はサイドリンク131におけるPSSCH/PSCCHを介して、端末装置130に情報を送信し、サイドリンク131におけるPSFCHを介して、情報の受信についてのHARQフィードバックを端末装置130から受信する。
以下は、送信装置(ソース装置とも呼ばれる)の例示としての端末装置120、及び受信装置(目的地装置とも呼ばれる)の例示としての端末装置130を参照して、いくつかの実施例を記載する。例えば、端末装置120は「送信装置120」とも呼ばれて、端末装置130は「受信装置130」とも呼ばれる。ここで、本開示の範囲に対する限定を暗示していなく、ただ議論のためのものである。
通信システム100での通信は任意の適切な規格に合ってもよく、移動通信グローバルシステム(GSM)、長期的進化(LTE)、進化LTE、LTEアドバンス(LTE-A)、広帯域符号分割多重接続(WCDMA)、符号分割多元接続 (CDMA)、GSM EDGE無線アクセスネットワーク(GERAN)、マシン通信(MTC)などを含むが、これらに限定されていない。また、通信は、現在既知、又は将来開発しようとする任意の世代の通信プロトコルに基づき実行されてもよい。通信プロトコルの例示は第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)通信プロトコルを含むが、これらに限定されていない。
図2は本開示の実施例による、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告するためのプロセス200の概略図を示す。議論のために、図1を参照してプロセス200を記載する。プロセス200は、図1のネットワーク装置110、及び端末装置120、130を含む。
図2に示すように、ネットワーク装置110は、送信装置120と受信装置130との間のサイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告する指示を、送信装置120に210で送信する。いくつかの実施例において、当該指示は、HARQフィードバックを報告するかどうかを指定する。代替的又は追加的に、いくつかの実施例において、当該指示は、HARQフィードバックの報告方式を指定する。いくつかの実施例において、当該指示は、サイドリンク送信の実行方式を指定する。
例えば、いくつかの実施例において、ネットワーク装置110はダウンリンク(DL)キャリアで、送信装置120にサイドリンク許可を送信することで、サイドリンク送信をスケジューリングする。サイドリンク許可によって、ネットワーク装置110は、サイドリンク送信のためのリソースを送信装置120に割り当てるとともに、当該指示を送信することで、送信装置120を配置して、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告する。いくつかの候補実施例において、当該指示とサイドリンク許可とはそれぞれ送信される。
当該指示を受信した後、送信装置120は、受信した指示に基づき、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告するかどうかを220で決定する。代替的又は追加的に、いくつかの実施例において、送信装置120は、受信した指示に基づき、HARQフィードバックの報告方式を決定する。いくつかの実施例において、送信装置120は、受信した指示に基づき、サイドリンク送信の実行方式を決定する。
送信装置120は、受信した指示に基づき、サイドリンク131を介して受信装置130にサービス情報を230で送信する。サービス情報を受信した後、受信装置130はサービス情報の受信についてのHARQフィードバック、例えば確認応答(ACK)又は否定確認応答(NACK)を送信装置120に240で送信する。
受信装置130からHARQフィードバックを受信した後、送信装置120は、アップリンク(UL)スロットの送信対象となるHARQフィードバックについてのコードブックを245で決定する。コードブックを決定した後、送信装置120は、受信した指示に基づき、ULスロットにおいてコードブックをネットワーク装置110に250で送信する。
ネットワーク装置110は相応的に、ULスロットにおいてコードブックを受信し、コードブックからHARQフィードバックを255で決定する。このように、ネットワーク装置110は、HARQによる、再送信されるリソース割当を正確且つ適時に実行する。
本開示の実施例は主に、ネットワーク装置110及び送信装置での通信の改善に関して、図2の点線に示すように、受信装置130での通信はこれに限定されていない。図2に記載のプロセスに対応し、本開示の実施例は、ネットワーク装置、及びネットワーク装置がスケジューリングするSLにおける送信装置で実施する通信方法を提供する。以下は、図3~図8を参照して、これらの方法を記載する。
図3は本開示のいくつかの実施例による、SL送信における送信装置で実施する例示的な通信方法300を示す。例えば、方法300は、SL送信における送信装置としての通信装置(例えば、送信装置120)で実行される。議論のために、以下は図1を参照して、方法300を記載する。ここで、方法300は示されていない付加的なブロックを含み、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略でき、本開示の範囲はこれに限定されていない。
ブロック310で、送信装置120は、ネットワーク装置110がスケジューリングするSL送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックを決定する。本開示の記載において、送信装置120と受信装置130との間でSL送信を実行する。ブロック310の処理は、図2の245に示される処理に対応する。
いくつかの実施例において、送信装置120は、SL送信のための一組のSLスロットを決定し、1つ又は複数のビットをコードブックとして順に決定し、当該1つ又は複数のビットは、各SLスロットについてのHARQフィードバックを示す。ここで、時間領域において、SL送信のHARQフィードバック送信のためのULスロットと、SL送信のためのSLスロットとは所定の関係を有する。いくつかの実施例において、コードブックは、1つのULスロットにおいて送信されるように決定される。
図4は本開示のいくつかの実施例による、HARQフィードバックについてのコードブックを決定する例示的な方法400を示す。例えば、方法400は、SL送信における送信装置としての通信装置(例えば、送信装置120)で実行される。議論のために、以下は、図1を参照して方法400を記載する。ここで、方法400は示されていない付加的なブロックを含み、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略でき、本開示の範囲はこれに限定されていない。
ブロック410で、送信装置120は、コードブックの決定方式が半静的であるか、それとも動的であるか、ということを決定する。いくつかの実施例において、送信装置120は配置又は事前配置に基づき、コードブックの決定方式を決定する。コードブックの決定方式が半静的であり、即ち、動的なスケジューリングではなく、半静的な配置に基づき、コードブックを決定すると、SL送信についてのHARQフィードバックのPSFCH、SL送信のためのPSSCH、及びSL送信のためのPSCCHを伝送することと、各SLスロットについてのHARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットをコードブックとして順に決定することとのうちの少なくとも1つのために、送信装置120は、一組のSLスロットを決定する。
以下は、図4のブロック420~430を参照して、例示的な実施例を記載し、PSCCH及びPSSCHのうちの少なくとも1つについて、一組のSLスロットを決定する。ブロック420で、送信装置120は、SL送信のためのPSCCH、及びSL送信のためのPSSCHのうちの少なくとも1つについて、一組のSLスロットを決定する。いくつかの実施例において、一組のSLスロットは、このようなSLスロットを含む。当該SLスロットは少なくとも部分的に、ULスロットより所定値だけ早い別のULスロットとる。当該SLスロットにおいて、HARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。
例えば、いくつかの実施例において、配置され又は事前配置されたスロットタイミング値の集合から、所定値を選択する。いくつかの実施例において、SLスロットの最後の記号が、ULスロットより所定値だけ早い別のULスロットと重なると、送信装置120は、当該組のSLスロットにおける当該SLスロットを考慮する。
いくつかの実施例において、当該組のSLスロットにおけるSLスロットは送信装置12の送信リソースプールに属し、当該送信リソースプールにSLリソース割当モード1を配置し、ネットワーク装置110の上位層シグナリングによって、HARQフィードバックが有効化される。いくつかの実施例において、当該組のSLスロットにおけるSLスロットには、ディアクティベートされたタイプ1 SL SPS配置許可、又はディアクティベートされたタイプ2 SL SPS配置許可が存在し、配置許可のための上位層シグナリングを利用して、HARQフィードバックが有効化される。
例えば、アクティブなSL帯域幅部分(BWP)、即ち、SL BWPと関連付けられるアクティブなUL BWPについて、送信装置120は候補PSCCH/PSSCH送信についてのアケーションの集合Mcを決定し、ULスロットnULにおいて、送信装置120はULチャネルで、PSCCH/PSSCHの受信機から受信すると仮定される相応的なHARQフィードバック情報を送信する。
少なくとも以下の条件を満たすと、送信装置120は集合Mcに属するSLキャリアでの、インデックスnSLを有するSLスロットを考慮でき:
-スロットタイミング値の集合K01には要素k01,iが存在し、当該要素は、SLスロットnSLの最後の記号がULスロットnUL- k01,iと重なることを満たして、集合K01は、UL BWPに用いられるように配置され又は事前配置され、且つ0≦i<CK01であり、CK01は集合K01の基数である;及び、
-SL スロットnSLは、SLリソース割当モード1が配置された送信装置120の送信リソースプールに属し、リソースプールにおいて、ネットワーク装置130の上位層シグナリングによって、HARQフィードバックが有効化される;又は
-nSLにはディアクティベートされたタイプ1 SL SPS配置許可又はディアクティベートされたタイプ2 SL SPS配置許可が存在し、配置許可についての上位層シグナリングによって、ネットワーク装置110へ報告されるHARQフィードバックが有効化される。
いくつかの候補実施例において、一組のSLスロットはこのようなSLスロットを含む。当該SLスロットのインデックスは別のULスロットのインデックスに比例し、当該SLスロットにおいて、HARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。
例えば、少なくとも以下の条件を満たすと、送信装置120は集合Mcに属するSLキャリアcでの、 インデックスnSLを有するSLスロットを考慮でき:
-スロットタイミング値の集合K01には要素k01,iが存在し、要素k01,i
Figure 2023154039000002
、又は
Figure 2023154039000003
を満たし、そのうち、
集合K01はUL BWPについて配置され、又は事前配置され、
0≦i<CK01であり、CK01は集合K01の基数であり、
以下に示すように、μSL及びμULはそれぞれSLキャリア及びULキャリアのためのサブキャリア間隔インデックスであり、
以下の表1に示すように、NΔ、cはキャリアc に配置されるSLスロット数の差値であり、NΔ、cは0に設定され、又はデフォルトで0になり、及び、
以下の表1に示すように、NΔ、ULは配置されたULスロット数の差値であり、NΔ、cは0に設定され、又はデフォルトで0になり、及び、
Figure 2023154039000004
、及び、
-SL スロットnSLはSLリソース割当モード1が配置された送信装置120の送信リソースプールに属し、リソースプールにおいて、ネットワーク装置130の上位層シグナリングによって、HARQフィードバックが有効化される、又は、
-nSLにはディアクティベートされたタイプ1 SL SPS配置許可又はディアクティベートされたタイプ2 SL SPS配置許可が存在し、配置許可についての上位層シグナリングによって、HARQフィードバックが有効化される。
ブロック420で一組のSLスロットを決定した後、ブロック430で、送信装置120はSLスロットの数と、配置された、各サイドリンクスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能な送信ブロック(TB)の最大数とに基づき、1つ又は複数のビットをコードブックとして順に決定し、当該1つ又は複数のビットは、各SLスロットについてのHARQフィードバックを示す。
いくつかの実施例において、送信装置120はネットワーク装置110への報告対象となるHARQフィードバック情報ビット
Figure 2023154039000005
を決定し、そのうち、
Figure 2023154039000006
であり、NSCは配置されたSLキャリアの数であり、NPSSCH,Cは配置された、SLキャリアcで1つのスロット内で送信可能なPSCCH又はPSSCHの最大数であり、NTB,cは配置された、SLキャリアcでPSSCHごとに送信されるTBの最大数であり、NSC, NPSSCH,C及びNTB,cは1、又はデフォルトでいずれも1である。
ビット
Figure 2023154039000007
は第0 SLキャリアでのアケーションm箇所の第nPSSCH PSSCHの第nTB TBのHARQフィードバック情報に対応する。ビット
Figure 2023154039000008
は、第nSC SLキャリアでのアケーションm箇所の第nPSSCH PSSCHの第nTB TBのHARQフィードバック情報に対応于し、そのうち、nSC>0である。送信装置120はTBを送信していなく、又はTBについての相応的なPSFCHを受信していないと、当該ビットをNACKに設定する。
以下は、図4のブロック420'~430'を参照して、PSFCHについて一組のSLスロットを決定する例示的な実施例を記載する。ブロック420'で、送信装置120はPSFCHについての一組のSLスロットを決定し、当該PSFCHは、関連SL送信の受信機からのHARQフィードバックを伝送する。
いくつかの実施例において、当該一組のSLスロットは、このようなSLスロットを含む。当該SLスロットは、少なくとも部分的に、アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットと重る。当該SLスロットにおいて、PSFCHが配置され、PSFCHと関連付けられる、SL送信についてのHARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。
例えば、配置されたSLキャリア、SLキャリアでのアクティブなSL BWP、SL BWPと関連付けられるアクティブなUL BWPについて、UEは候補PSFCH受信についてのアケーション集合Mcを決定し、当該アケーションの集合Mcについて、UEはスロットnULにおけるULチャネルで、PSFCHに含まれると仮定されるHARQフィードバック情報を送信する。
少なくとも以下の条件を満たすと、送信装置120は、集合Mに属するSLキャリアでの、インデックスnULを有するSLスロットを考慮でき:
-SLスロットnULにはPSFCHリソース配置が存在する;
-スロットタイミング値の集合K02には要素k02,iが存在し、要素k02,iは、SLスロットnULのためのPSFCHの最後の記号が、ULスロットnUL- k02,iと重なることを満たし、そのうち、集合K02は配置され、又は事前配置され、0≦i<CK02であり、CK02は集合K02の基数である;及び
-配置されたPSFCHリソースは、SLリソース割当モード1が配置された送信装置120の送信リソースプールと関連付けられ、当該リソースプールにおいて、基地局の上位層シグナリングによって、HARQフィードバックが有効化される;又は
-送信装置120は、タイプ1 SL SPS配置許可又はディアクティベートされたタイプ2 SL SPS配置許可に対応するSLスロットnULで、PSFCHを受信すると仮定する。
いくつかの候補実施例において、一組のサイドリンクスロットはこのようなSLスロットを含む。当該SLスロットのインデックスは、アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットのインデックスに比例する。当該SLスロットにおいて、PSFCHが配置され、PSFCHと関連付けられる、SL送信についてのHARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。
例えば、少なくとも以下の条件を満たすと、送信装置120は、集合Mcに属するSLキャリアでの、インデックスnULを有するSLスロットを考慮でき:
-SLスロットnULにはPSFCHリソース配置が存在する;及び
-スロットタイミング値の集合K02には要素k01,iが存在し、要素k01,i
Figure 2023154039000009
、又は
Figure 2023154039000010
を満たし、そのうち、
集合K02は配置され、又は事前配置され、
0≦i<CK02であり、CK02は集合K02の基数であり、
表1に示すように、μSL及びμULはそれぞれSLキャリア及びULキャリアのためのサブキャリア間隔インデックスであり、
以下の表1に示すように、NΔ、cはキャリアcに配置されるSLスロット数の差値であり、NΔ、cは0に設定され、又はデフォルトで0になり、及びNΔ、ULは配置されるULスロット数の差値であり、NΔ、cは0に配置され、又はデフォルトで0になり、及び
Figure 2023154039000011
である;及び
-SLスロットnULは、SLリソース割当モード1が配置された送信装置120の送信リソースプールに属し、当該リソースプールにおいて、ネットワーク装置130の上位層シグナリングによって、HARQフィードバックが有効化される;又は
-送信装置120は、タイプ1 SL SPS配置許可又はディアクティベートされたタイプ2 SL SPS配置許可に対応するSLスロットnULでPSFCHを受信すると仮定する。
<表1>:サブキャリア間隔インデックスμとサブキャリア間隔Δfとの間の関係の例示
Figure 2023154039000012
ブロック420'で一組のSLスロットを決定して後、ブロック430'で、送信装置120はPSFCHスロットの数と、スロットに関するPSFCHの周期性と、配置された、各SLスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能なTBの最大数とに基づき、1つ又は複数のビットをコードブックとして順に決定し、当該1つ又は複数のビットは、各PSFCHに含まれるHARQフィードバックに対応する。
いくつかの実施例において、送信装置120は、ネットワーク装置110への報告対象となるHARQフィードバック情報ビット
Figure 2023154039000013
を決定し、そのうち、
Figure 2023154039000014
であり、NSCは配置されたSLキャリアの数であり、NPSSCH,Cは配置された、SLキャリアcでの1つのスロット内で送信可能なPSCCH又はPSSCHの最大数であり、NTB,cは1、又はデフォルトでいずれも1であり、PPSFCH,cはSLキャリアcに配置されたPSFCHリソースの周期性であり、SLキャリアcで、時間領域におけるHARQフィードバック情報のバインディングを有効化すると、PPSFCH,cの値を1に設定する(即ち、「and」操作を、複数のPSSCHの各TBに応用し、当該複数のPSSCHについて、同一PSFCHにおいてHARQフィードバック情報をフィードバックする)。
ビットブロック
Figure 2023154039000015
Figure 2023154039000016
は、第0のSLキャリアでの第mのPSFCHで伝送するHARQフィードバック情報ビットに対応する。ビットブロック
Figure 2023154039000017
Figure 2023154039000018
Figure 2023154039000019
は、第nSCのSLキャリアでの第mのPSFCHで伝送するHARQフィードバック情報ビットに対応し、そのうち、nSC>0である。第mのPSFCHは受信されていないと、対応するビットはNACKに設定される。第mのPSFCHで伝送するHARQフィードバック情報ビットOPSFCH,m,cの数はNPSSCH,c*NTB,c*NPSFCH,cより小さいと、第cのSLキャリアでの第mのPSFCHのビットブロックに対応する最後NPSSCH,c*NTB,c*PPSFCH,c-OPSFCH,m,c個のビットはNACKに設定される。
いくつかの実施例において、送信装置120は、DL、SR及びCSIについてHARQフィードバック情報を報告するように配置されていない場合下、図4のブロック420~430を結合して記載する解決策(解決策1)、又は図4のブロック420'~430'を結合して記載する解決策(解決策2)を採用してもよい。いくつかの候補実施例において、SL HARQフィードバックについて専用アップリンクチャネルリソースを配置又は事前配置するとともに、SLについてのHARQフィードバックは半静的であるように配置された場合、解決策1又は解決策2を採用してもよい。
いくつかの実施例において、
Figure 2023154039000020
であると、送信装置120は、アップリンクチャネルについての送信電力を取得するためのHARQフィードバック情報ビットの数
Figure 2023154039000021
を以下のよう決定し:
解決策1:
Figure 2023154039000022
であり、
Figure 2023154039000023
は、SL キャリアcについてのPSCCH/PSSCH送信アケーションmで、UEが送信したSL送信ブロックの数である。
解決策2:
Figure 2023154039000024
である。
図4に戻って、ブロック410で、コードブックの決定方式が動的であると決定し、即ち、受信したSL DCIに基づき、コードブックを決定すると、ブロック440で、送信装置120は時間帯における1つ又は複数のタイミング値に基づき、SL送信をスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)を監視する一組のDLスロットを決定し、当該時間帯は、SL送信をスケジューリングするためのDCIの受信タイミングから開始し、ULスロットにおけるHARQフィードバックの送信タイミングで終了する。
例えば、いくつかの実施例において、送信装置120はサービスセルについてのアクティブなDL BWPでの特定タイプのSL DCIの監視アケーション(即ち、DLスロット)を決定し、これらの監視アケーションについて、スロットnULにおける同一ULチャネルで、HARQフィードバック情報を送信する。特定タイプのSL DCIは、そのHARQフィードバックについて、有効化されるPSCCH/PSSCHをスケジューリングする。
いくつかの実施例において、ULチャネル送信についてのSL DCIからHARQフィードバックまでのタイミング値に基づき、監視アケーションを決定し、SL DCIについてスケジューリングされたPSCCH/PSSCHのHARQフィードバックはスロットnULで報告される。いくつかの候補実施例において、SL DCIから、スケジューリングされたPSCCH/PSSCHまでのタイミング値、スケジューリングされたPSCCH/PSSCHからPSFCHまでのタイミング値、及びPSFCHからULチャネルまでのタイミング値に基づき、監視アケーションを決定し、SL DCIについてスケジューリングされたPSCCH/PSSCHのHARQフィードバック情報はスロットnULにおいて、ネットワーク装置110に報告される。
いくつかの実施例において、SL DCIからHARQ-ACKフィードバックまでのタイミング、SL DCIからスケジューリングされたPSCCH/PSSCHまでのタイミング、スケジューリングされたPSCCH/PSSCHからPSFCHまでのタイミング、及びPSFCHからアップリンクチャネルまでのタイミングは指定される。いくつかの実施例において、SL DCIからHARQフィードバックまでのタイミング、SL DCIからスケジューリングされたPSCCH/PSSCHまでのタイミング、スケジューリングされたPSCCH/PSSCHからPSFCHまでのタイミング、及びPSFCHからULチャネルまでのタイミングは配置され、又は事前配置される。
いくつかの実施例において、送信装置120はM個SL DCI監視アケーション(即ち、DLスロット)の集合を決定し、当該集合は、配置されたサービスセルのアクティブなDL BWPでのSL DCI監視アケーションの和集合に定義され、SL DCI監視アケーションと関連付けられる検索空間集合の開始時間の昇順に従って、ソートされる。
ブロック440で一組のDLスロットを決定した後、ブロック450で、送信装置120は、DLスロットにおいて監視されたDCI、SL送信のためのPSSCH又はPSCCHの累計数を示すカウンタ割当インジケータ、及びSL送信のためのPSSCH又はPSCCHの総数を示す総割当インジケータのうちの少なくとも1つに基づき、コードブックを決定する。
いくつかの実施例において、SL DCIにおけるカウンタSL割当インジケータ(SAI)フィールドは、PSCCH/PSSCHをスケジューリングするSL DCIの{サービスセル、SL DCI監視アケーション}ペアが存する、現在サービスセル及び現在SL DCI監視アケーションまでの累計数を示し、まず、サービスセルの昇順に従って、そして、SL DCI監視アケーションインデックスmの昇順に従って、そのうち、0≦m<Mである。いくつかの実施例において、SL DCIにおける総SL割当インジケータフィールドは、PSCCH/PSSCHをスケジューリングするSL DCIが存在する、現在SL DCI監視アケーションまでの{サービスセル、SL DCI監視アケーション}ペアの総数を示し、SL DCI監視アケーションの変化に伴って、更新される。
いくつかの実施例において、
Figure 2023154039000025
は、SL DCI監視アケーションmにおいて、サービスセルcでスケジューリングされるSL DCIのカウンタSAIの値を示し、
Figure 2023154039000026
は、PDCCH 監視アケーションmにおいて、SL DCIにおける総SAIの値を示すと仮定する。SL監視アケーションmにおける全てのSL DCIで、総SAIの値が同様であると仮定する。送信装置120はスロットnULにおけるULチャネルで、任意のULチャネルフォーマットについて、HARQフィードバック情報を送信すると、送信装置120は以下の偽コードに基づき、OACK個HARQビット情報ビットの総数について、以下のように決定し:
Figure 2023154039000027
Figure 2023154039000028
Figure 2023154039000029
Figure 2023154039000030
いくつかの実施例において、送信装置120は、DL、SR及びCSIについてHARQフィードバック情報を報告するように配置されていない場合、図4のブロック440~450を結合して記載する解決策(解決策3)を採用してもよい。いくつかの候補実施例において、専用ULチャネルリソースは、SL HARQフィードバックに用いられるように配置され、又は事前配置されるとともに、SLのためのHARQフィードバックは動的に配置された場合、解決策3を採用してもよい。
図3に戻って、ブロック320で、送信装置120はアップリンクチャネルにおいて、SL HARQフィードバックについてのコードブックをネットワーク装置110に送信する。当該処理は図2の250での処理に対応する。いくつかの実施例において、送信装置120はアップリンクチャネルにおいて、SL送信と関連付けられるHARQフィードバック(以下、SL HARQフィードバックと呼ばれる)についてのコードブックを個別に送信する。
いくつかの候補実施例において、アップリンクスロットに含まれるアップリンクチャネルで、送信装置120は、別のコードブックとともに、SL HARQフィードバックについてのコードブックを送信し、当該別のコードブックは、ネットワーク装置110から送信装置120までのDL送信と関連付けられるHARQフィードバック(以下、DL HARQフィードバックと呼ばれる)を対象とする。いくつかの実施例において、送信装置120はSL HARQフィードバックについてのコードブックと、DL HARQフィードバックについての別のコードブックとを連結し、アップリンクチャネルで、連結されたコードブックを送信する。
いくつかの実施例において、在SL HARQフィードバックについてのコードブックとDL HARQフィードバックについての別のコードブックとはともに同一のアップリンクチャネルで送信されて、SL HARQフィードバックについてのコードブックは半静的に決定され、DL HARQフィードバックについてのコードブックは半静的又は動的に決定された場合、又はSL HARQフィードバックについてのコードブック及びDL HARQフィードバックについての別のコードブックは同一のアップリンクチャネルで送信されて、SL HARQフィードバックについてのコードブックは動的に決定され、DL HARQフィードバックについてのコードブックは半静的又は動的に決定された場合、SL HARQフィードバックについてのコードブック、及びDL HARQフィードバックについての別のコードブックを個別に決定する。例えば、図3及び図4に記載の方法を参照して、SL HARQフィードバックについてのコードブックを決定する。例えば、3GPP 38.213 V15.5.5.0が指定した従来方法で、DL HARQフィードバックについての別のコードブックを決定する。
この場合、ネットワーク装置110への報告対象となるコードブックは、DL HARQフィードバックについての別のコードブックとSL HARQフィードバックについてのコードブックとの連結に決定され、SL HARQフィードバックについてのコードブックは動的に決定され、例えば、連結されたコードブックは
Figure 2023154039000031
であり、そのうち、
Figure 2023154039000032
isはDL HARQフィードバックについての別のコードブックである。
いくつかの実施例において、SL HARQフィードバックについてのコードブックと、DL HARQフィードバックについての別のコードブックとはともに送信され、SL HARQフィードバックについてのコードブックは動的に決定された場合、OACK,DL+OACK,SL+OSR+OCSI≦11であると、送信装置120は、ULチャネルの送信電力を取得するためのHARQフィードバック情報ビットの数
Figure 2023154039000033
に決定し、nHARQ-ACKは3GPP 38.213 V15.5.5.0に定義される。
いくつかの候補実施例において、SL HARQフィードバックについてのコードブックと、DL HARQフィードバックについての別のコードブックとはともに送信され、SL HARQフィードバック及びDL HARQフィードバックについてのコードブックはいずれも動的に決定された場合、SL HARQフィードバックについてのコードブックと、DL HARQフィードバックについての別のコードブックとを連合に決定してもよい。
いくつかの実施例において、送信装置120は、サービスセルについてのアクティブなDL BWPでの特定タイプのSL DCIの監視アケーション、及びDCIフォーマット1_0/1_1についての監視アケーションを決定し、これらの監視アケーションについて、UEはスロットnULにおける同一UL チャネルで、HARQ-ACK情報を送信する。いくつかの実施例において、送信装置120はM個SL DCI及びDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーションの集合を決定し、当該集合は、配置されたサービスセルのアクティブなDL BWP 、DL BWPでの SL DCI、 及びDCI フォーマット1_0/1_1監視アケーションの和集合に定義され、SL DCI 又はDCI フォーマット1_0/1_1監視アケーションと関連付けられる検索空間集合の開始時間の昇順に従って、ソートされる。
いくつかの実施例において、SL DCI におけるカウンタSL-DL割当インジケータフィールドは、PSCCH/PSSCH送信をスケジューリングするSL DCI、又はPDSCH受信が存在する、現在サービスセル又は現在SL DCI、或いはDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーションまでの{サービスセル、SL DCI監視アケーション又はDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーション}ペアの累計数を示し、まず、サービスセルの昇順に従って、そして、SL DCI又はDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーションインデックスmの昇順に従って、そのうち、0≦m<Mである。
いくつかの実施例において、SL DCI又はDCIフォーマット1_0/1_1における総SL-DL割当インジケータフィールドは、SL DCIがスケジューリングするPSCCH/PSSCH送信、又はPDSCH受信が存在する、現在SL DCI又はDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーションまでの{サービスセル、SL DCI監視アケーション又はDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーション}ペアの総数を示し、SL DCI又はDCIフォーマット1_0/1_1監視アケーションの変更に伴って、更新される。
いくつかの実施例において、送信装置120は、監視アケーションで検出されたSL DCI又はDCIフォーマット1_0/1、SL DCI又はDCIフォーマット1_0/1_1におけるカウンタSL-DL割当インジケータ、及び/又はSL DCI、或いはDCIフォーマット1_0/1_1における総SL-DL割当インジケータに基づき、ネットワーク装置110への報告対象となるコードブックを決定する。
図3及び図4を結合して記載する方法を利用して、SL送信についてのHARQフィードバック情報をネットワーク装置に正確に送信する。
いくつかの実施例において、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックの指示をネットワーク装置から受信することで、方法300の処理をトリガーする。以下は、図5を参照して、この態様についての詳しい記載を提供する。図5は本開示のいくつかの実施例による、SL送信における送信装置で実施する別の例示的な通信方法500を示す。例えば、方法500は、サイドリンク送信における送信装置としての通信装置(例えば、送信装置120)で実行される。議論のために、以下は、図1を参照して、方法500を記載する。ここで、方法500は示されていない付加的なブロックを含み、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略でき、本開示の範囲はこれに限定されていない。
ブロック510で、送信装置120は、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告する指示をネットワーク装置110から受信する。当該処理は図2における220での処理に対応する。
本開示のいくつかの実施例によれば、送信装置120はRRCシグナリングを介して、当該指示についての1つ又は複数の配置パラメータを受信し、当該1つ又は複数の配置パラメータに基づき、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを決定する。
いくつかの実施例において、送信装置120は、HARQフィードバックの報告が有効化されるかどうかを示す第1の配置パラメータを受信し、第1の配置パラメータに基づき、HARQフィードバックの報告が有効化されるかどうかを決定する。タイプ1サイドリンク配置許可について、いくつかの実施例において、第1の配置パラメータが報告が有効化されることを示す場合、送信装置120は、HARQフィードバックをネットワーク装置110に報告すると決定し、優先度が特定閾値より高いユニキャスト又はマルチキャストTBのみを送信する。いくつかの実施例において、上位層シグナリングによって、当該特定閾値を配置する。いくつかの実施例において、当該特定閾値は装置の製造所によって、予め配置されてもよい。いくつかの実施例において、当該特定閾値は事前設定されてもよい。
タイプ1サイドリンク配置許可について、いくつかの実施例において、送信装置120は、送信装置120がサイドリンク送信内で送信できるTBの優先度を示す第2の配置パラメータを決定し、第2の配置パラメータにより指示される優先度が第1の閾値より高いことに応じて、HARQフィードバックの報告を有効化すると決定する。第1の閾値の決定は、上記の特定閾値の決定に類似するため、その説明はここでは繰り返さない。この場合、送信装置120はサイドリンク送信で、優先度が第2の配置パラメータにより指示される優先度より高い少なくとも1つのTBを送信する。例えば、送信装置120は、優先度が第2の配置パラメータにより指示される優先度より高いユニキャスト及び/又はマルチキャストTBのみを送信してもよい。このように、サイドリンクでの、HARQフィードバックについてのオーバーヘッドを減少させる。
いくつかの実施例において、送信装置120は第1の配置パラメータ及び第2の配置パラメータという両者を受信する。この場合、送信装置120は、報告が有効化されると示す第1の配置パラメータに応じて、HARQフィードバックをネットワーク装置110に報告すると決定し、優先度が、第2の配置パラメータにより指示される優先度より高い少なくとも1つのTBのみ、例えば、優先度が、第2の配置パラメータにより指示される優先度より高いユニキャスト及び/又はマルチキャストTBのみを送信してもよい。このように、サイドリンクでの、HARQフィードバックについてのオーバーヘッドを減少させる。
いくつかの候補実施例において、送信装置120は第3の配置パラメータを受信し、当該第3の配置パラメータは、サイドリンク送信を実行するリソースプールについて、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを示し、第3の配置パラメータに基づき、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを決定する。いくつかの実施例において、リソースプールは、ユニキャスト及びマルチキャストのうちの少なくとも1つに用いられるように配置される。いくつかの実施例において、第3の配置パラメータは、リソースプールについて、HARQフィードバックの報告が有効化されると指示すれば、送信装置120は、HARQフィードバックの報告が有効化されると決定する。いくつかの実施例において、第3の配置パラメータは、リソースプールについて、HARQフィードバックの報告が無効にされると指示すれば、送信装置120は、HARQフィードバックの報告が無効にされると決定する。
本開示のいくつかの実施例によれば、送信装置120はネットワーク装置110からDCIを受信し、DCIに結合された指示を決定する。いくつかの実施例において、送信装置120は、RNTIによって、DCIのCRCを復元し、CRCを復元するRNTIに基づき、HARQフィードバックの報告が有効化されるかどうかを決定する。いくつかの実施例において、RNTIはユニキャスト又はマルチキャストに対応する目的地インデックスである。いくつかの実施例において、RNTIは、ユニキャスト又はマルチキャストについてネットワーク装置110により配置される。いくつかの実施例において、RNTIは、優先度が閾値より高いユニキャスト又はマルチキャストについてネットワーク装置110により配置される。このように、サイドリンクでの、HARQフィードバックについてのオーバーヘッドを減少させる。いくつかの実施例において、当該閾値は上位層シグナリングによって配置される。いくつかの実施例において、当該閾値は予め配置されてもよい。いくつかの実施例において、当該閾値は指定されてもよい。
いくつかの実施例において、送信装置120は、サイドリンク送信についてHARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを示すフィールドをDCIから決定し、当該フィールドに基づき、HARQフィードバックの報告が有効化されるかどうかを決定する。いくつかの実施例において、当該フィールドはULリソースインジケータを含む。ULリソースインジケータは無効値がマッピングされた場合、送信装置120は、報告が無効にされると決定してもよい。ULリソースインジケータは有効値がマッピングされた場合、送信装置120は、当該報告が有効化されると決定してもよい。いくつかの実施例において、ULリソースインジケータは、HARQフィードバック報告のための時間領域ULリソースインジケータであってもよい。いくつかの実施例において、ULリソースインジケータは、HARQフィードバック報告のための周波数領域ULリソースインジケータであってもよい。いくつかの実施例において、ULリソースインジケータは、HARQフィードバック報告のための空間領域ULリソースインジケータであってもよい。以下に記載の表2及び表3で、時間領域リソースインジケータの例示を示す。
いくつかの他の実施例において、送信装置120は、優先度が第1の特定閾値より高い少なくとも1つの論理チャネルを送信する。いくつかの実施例において、送信装置120は、優先度が第2の特定閾値より高い少なくとも1つのTBを送信する。このように、サイドリンクでのオーバーヘッドを減少させる。第1の特定閾値及び第2の特定閾値の決定は、上記の特定閾値の決定に類似するため、ここで、贅言していない。
いくつかの候補実施例において、送信装置120は、スケジューリングされたサイドリンク送信の目的地インデックスを示す第1のフィールドをDCIから決定し、当該目的地インデックスに基づき、HARQフィードバックの報告が有効化されるかどうかを決定する。いくつかの実施例において、送信装置120は、目的地インデックスが、上位層シグナリングによって有効化されるHARQフィードバックの報告のトラフィックタイプに対応することに応じて、HARQフィードバックの報告が有効化されると決定する。いくつかの実施例において、目的地インデックスが、上位層シグナリングによって有効化されるHARQフィードバックの報告のユニキャスト又はマルチキャストに対応する場合、送信装置120は、HARQフィードバックの報告が有効化されると決定する。いくつかの実施例において、目的地インデックスが、上位層シグナリングによって無効にされるHARQフィードバックの報告のブロードキャストに対応する場合、送信装置120は、HARQフィードバックの報告が無効にされると決定する。いくつかの実施例において、目的地インデックスは少なくとも、目的地ID及びキャリア情報を示す。
いくつかの実施例において、送信装置120は、スケジューリングされたサイドリンク送信の目的地インデックスを示す第1のフィールド、及び送信装置120がサイドリンク送信内で送信できる論理チャネルグループを示す第2のフィールドをDCIから決定し、目的地インデックスが、上位層シグナリングによって有効化されるHARQフィードバックの報告のトラフィックタイプに対応し、及び示す論理チャネルグループの優先度が第2の閾値より高いことに応じて、HARQフィードバックの報告が有効化されると決定する。第2の閾値の決定は、上記の特定閾値の決定に類似するため、その説明はここでは繰り返さない。この場合、送信装置120は、優先度が、示す論理チャネルグループの優先度より高い少なくとも1つの論理チャネルを送信する。このように、サイドリンクでの、HARQフィードバックについてのオーバーヘッドを減少させる。
いくつかの実施例において、送信装置120は、スケジューリングされたサイドリンク送信の目的地インデックスを示す第1のフィールド、及び送信装置120がサイドリンク送信内で送信できるTBの優先度を示す第3のフィールドを、DCIから決定し、目的地インデックスが、上位層シグナリングによって有効化されるHARQフィードバックの報告のトラフィックタイプに対応し、及び第3のフィールドで示す優先度が、第3の閾値より高いことに応じて、HARQフィードバックの報告が有効化されると決定する。第3の閾値の決定は上記の特定閾値の決定に類似するため、ここで贅言していない。この場合、送信装置120は、優先度が、第3のフィールドで示す優先度より高い少なくとも1つのTBを送信する。このように、サイドリンクでのオーバーヘッドを減少させる。
いくつかの実施例において、送信装置120は、HARQフィードバックを報告するためのアップリンクリソースを示す第4のフィールドをDCIから決定し、示すアップリンクリソースに基づき、HARQフィードバックの報告が有効化されるかどうかを決定する。いくつかの実施例において、アップリンクリソースは時間領域リソースであってもよい。いくつかの実施例において、アップリンクリソースは周波数領域リソースであってもよい。いくつかの実施例において、アップリンクリソースは空間領域リソースであってもよい。
いくつかの実施例において、第4のフィールドは有効値を示すと、送信装置120は、HARQフィードバックの報告が有効化されると決定する。第4のフィールドは無効値を示すと、送信装置120はHARQフィードバックの報告が無効にされると決定する。
いくつかの実施例において、送信装置120は第4のフィールドで、HARQフィードバックを報告するためのアップリンクスロットと、HARQフィードバック報告と関連付けられる物理チャネル(参照チャネルとも呼ばれる)における最後の記号に対応するアップリンクスロットとの間の間隔を決定し、第4のフィールド、及び報告と関連付けられる物理チャネルにおける最後の記号に基づき、報告のためのアップリンクスロットを決定し、決定したアップリンクスロットにおいて、HARQフィードバックを送信する。いくつかの実施例において、物理チャネルは、サイドリンク送信についてのHARQフィードバックを伝送するPSFCH、サイドリンク送信をスケジューリングするDCIを伝送するPDCCH、及びサイドリンク送信のためのPSSCHのうちの少なくとも1つから選択される。
いくつかの例示的な実施例において、表2及び表3に示すように、第4のフィールドは時間領域リソースインジケータを含み、時間領域リソースインジケータは、ULスロット数の集合S_ULにおける値がマッピングされる。S_ULにおけるULスロット数は上記の間隔を指す。いくつかの実施例において、上位層シグナリングによってS_ULを配置する。いくつかの実施例において、S_UL、又はS_ULに含まれる値は、サイドリンクにおけるサブキャリア間隔(SCS)に固有する。ここで、表2及び表3の内容は本開示を限定していなく、ただ説明のためのものである。
<表2>:時間領域リソースインジケータと集合S_ULにおける値との間の例示的なマッピング
Figure 2023154039000034

<表3>:集合S_ULの例示
Figure 2023154039000035
図6は本開示のいくつかの実施例による、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告するためのスロットを決定する概略図600を示す。例示として、サイドリンク送信についてのHARQフィードバックを伝送するPSFCHを参照チャネルとして選択する。
図6に示すように、SLキャリア620におけるPSFCH 621を参照チャネルとして選択する。時間領域でのULキャリア610とSLキャリア620との間の整合を利用して、ULキャリア610における、PSFCH 621の最後の記号に対応するULスロット611を決定する。第4のフィールドにおける時間領域リソースインジケータは「000」を示すと、時間領域リソースインジケータを値a0にマッピングする。a0=2であると、PUCCH/PUSCHを介してHARQフィードバックを報告するためのULスロット612を決定する。ここで、図6の内容は本開示を限定していなく、ただ説明のためのものである。
受信した指示に基づき、送信装置120はサイドリンク送信の情報を受信装置130に送信する。戻って、図5を参照し、ブロック520で、受信装置130から、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを受信した後、送信装置120はサイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックをネットワーク装置110に送信する。いくつかの実施例において、送信装置120は、第4のフィールド、及び報告と関連付けられる物理チャネルにおける最後の記号に基づき、報告のためのアップリンクスロットを決定し、決定したアップリンクスロットにおいて、HARQフィードバックを送信する。
方法500で、ネットワーク装置がスケジューリングするSL送信と関連付けられるHARQフィードバックについての報告は、SL送信における送信装置とネットワーク装置との間で整合できるため、SL送信についてのHARQフィードバックの正確な送信及び受信に寄与する。
図7は本開示のいくつかの実施例による、ネットワーク装置で実施する例示的な通信方法700を示す。例えば、方法700はネットワーク装置(例えば、ネットワーク装置110)としての通信装置で実行される。議論のために、以下は図1を参照して、方法700を記載する。ここで、方法700は示されていない付加的なブロックを含み、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略でき、本開示の範囲はこれに限定されていない。
ブロック710で、ネットワーク装置110はアップリンクスロットにおいて、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックを送信装置120から受信する。いくつかの実施例において、アップリンクスロットに含まれるアップリンクチャネルで、ネットワーク装置110は別のコードブックとともに、サイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックを受信し、当該別のコードブックは、ネットワーク装置から送信装置へのダウンリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを対象とする。いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックのサイズを決定し、決定したサイズに基づき、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックについてのコードブックと、DL送信と関連付けられるHARQフィードバックについての別のコードブックとの連結を解除する。
ブロック720で、ネットワーク装置110はコードブックからHARQフィードバックを決定する。いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、SL送信についての一組のSLスロットを決定し、各SLスロットのHARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットをコードブックから順に決定する。このように、HARQフィードバック情報を正確に受信し又は決定してもよい。
いくつかの実施例において、コードブックの決定方式が半静的であると決定したことに応じて、ネットワーク装置110は、SL送信のためのPSSCH、及びSL送信のためのPSCCHのうちの少なくとも1つの一組のSLスロットを決定し、SLスロットの数と、配置された、各サイドリンクスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能な送信ブロックの最大数とに基づき、各SLスロットについてのHARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットをコードブックから順に決定する。
いくつかの実施例において、一組のSLスロットはSLスロットを含む。当該SLスロットは、少なくとも部分的に、アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットと重なる。当該SLスロットにおいて、HARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。いくつかの候補実施例において、一組のSLスロットは、このようなSLスロットを含む。当該SLスロットは、アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットのインデックスに比例するインデックスを有する。当該SLスロットにおいて、HARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。
いくつかの候補実施例において、コードブックの決定方式が半静的であると決定したことに応じて、ネットワーク装置110は、PSFCHについての一組のSLスロットを決定し、当該PSFCHは、関連SL送信の受信機装置130からのHARQフィードバックを伝送し、PSFCHスロットの数と、スロットで示されるPSFCHの周期性と、配置された、各SLスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能なTBの最大数とに基づき、各PSFCHに含まれるHARQフィードバックに対応する1つ又は複数のビットをコードブックから順に決定する。
いくつかの実施例において、一組のSLスロットはこのようなSLスロットを含む。当該SLスロットは、少なくとも部分的に、UL スロットより所定値だけ早い別のULスロットと重なる。当該SLスロットにおいて、PSFCHが配置され、PSFCHと関連付けられる、SL送信についてのHARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。いくつかの候補実施例において、一組のSLスロットはこのようなSLスロットを含む。当該SLスロットは、ULスロットより所定値だけ早い別のULスロットのインデックスに比例するインデックスを有する。当該SLスロットにおいて、PSFCHが配置され、PSFCHと関連付けられる、SL送信についてのHARQフィードバックがネットワーク装置110へ報告されるように有効化される。
いくつかの実施例において、コードブックの決定方式が動的であると決定したことに応じて、ネットワーク装置110は時間帯における1つ又は複数のタイミング値に基づき、SL送信をスケジューリングするためのDCIを監視する一組のDLスロットを決定し、当該時間帯は、SL送信をスケジューリングするためのDCIの受信タイミングから開始し、ULスロットにおけるHARQフィードバックの送信タイミングで終了し、DLスロットにおいて監視されたDCI、SL送信のためのPSSCH又はPSCCHの累計数を示すカウンタ割当インジケータ、及びSL送信のためのPSSCH又はPSCCHの総数を示す総割当インジケータに基づき、各サイドリンクスロットについてのHARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットをコードブックから順に決定する。
この態様について、HARQフィードバックのビットの決定処理は、図4を参照して記載し、送信装置120で実施する、コードブックのビットの決定処理に類似する。従って、ここでは他の細部は繰り返さない。
図7を結合して記載する方法で、ネットワーク装置は、SL送信のためのHARQフィードバック情報を正確に決定してもよい。
いくつかの実施例において、方法700の処理は、SL送信と関連付けられるHARQフィードバックについての指示をSL送信における送信装置に送信することで、トリガーされる。以下は、図8を参照して、この態様についての詳しい記載を提供する。図8は本開示のいくつかの実施例による、ネットワーク装置で実施する別の例示的な通信方法800を示す。例えば、方法800はネットワーク装置(例えば、ネットワーク装置110)としての通信装置で実行される。議論のために、以下は、図1を参照して、方法800を記載する。ここで、方法800は示されていない付加的なブロックを含み、及び/又は示されるいくつかのブロックを省略でき、本開示の範囲はこれに限定されていない。
ブロック810で、ネットワーク装置110は、送信装置120と受信装置130との間のサイドリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックを報告する指示を、送信装置120に送信する。当該処理は、図2における210での処理に対応する。
本開示のいくつかの実施例によれば、ネットワーク装置110は無線リソース制御(RRC)シグナリングによって、当該指示の関する配置パラメータを送信する。いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、前記HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかと、前記送信装置が前記サイドリンク送信内で送信できる送信ブロックの優先度と、サイドリンク送信を実行するリソースプールについて、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかと、のうちの少なくとも1つを示す1つ又は複数の配置パラメータを送信する。
タイプ1サイドリンク配置許可について、いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを示す第1の配置パラメータを配置する。いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は第2の配置パラメータを配置し、当該第2の配置パラメータは、送信装置120がサイドリンク送信内で送信できるTBの優先度を示す。いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は第1の配置パラメータと第2の配置パラメータという両者を配置してもよい。
代替的又は追加的に、本開示のいくつかの実施例によれば、ネットワーク装置110は指示をダウンリンク制御情報(DCI)に結合し、そして、例えば、物理層(層1)を介して、DCIを送信装置120に送信する。
いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを示す無線ネットワーク一時識別子(RNTI)を利用して、DCIの巡回冗長検査(CRC)をスクランブリングする。このように、HARQフィードバックの報告を暗黙的に示す。いくつかの実施例において、RNTIは、ユニキャスト又はマルチキャストに対応する目的地インデックスであってもよい。いくつかの実施例において、RNTIはユニキャスト又はマルチキャストについて、ネットワーク装置110によって配置されてもよい。いくつかの実施例において、RNTIは優先度が閾値より高いユニキャスト又はマルチキャストについて、ネットワーク装置110によって配置されてもよい。いくつかの実施例において、上位層シグナリングによって閾値を配置する。いくつかの実施例において、閾値は装置の製造所によって、予め配置されてもよい。いくつかの実施例において、閾値は事前設定されてもよい。
いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、HARQフィードバックの報告を有効化するかどうかを示す1つ又は複数のフィールドをDCIに追加する。これによって、HARQフィードバックの報告を明らかに指示する。いくつかの実施例において、当該1つ又は複数のフィールドは、前記サイドリンク送信についての目的地インデックス、前記サイドリンク送信内で送信できる論理チャネルグループ、前記サイドリンク送信内で送信できる送信ブロック(TB)の優先度、及びHARQフィードバック報告のためのアップリンクリソースのうちの少なくとも1つを含む。
いくつかの他の実施例において、ネットワーク装置110は、HARQフィードバック報告のためのアップリンクスロットと、HARQフィードバック報告と関連付けられる物理チャネルの最後の記号に対応するアップリンクスロットとの間の間隔を、フィールドに追加することで、HARQフィードバック報告のためのアップリンクリソースを示すフィールドを追加する。いくつかの実施例において、物理チャネルは、サイドリンク送信についてのHARQフィードバックを伝送するPSFCH、SL送信をスケジューリングするDCIを伝送するPDCCH、及びSL送信のためのPSSCHのうちの少なくとも1つから選択される。このように、HARQフィードバックを報告するためのスロットを適切に決定するとともに、当該スロットにおいてHARQフィードバックを正確に受信する。
ブロック820で、ネットワーク装置110はSL送信と関連付けられるHARQフィードバックを送信装置120から受信する。当該処理は図2における250での処理に対応する。いくつかの実施例において、ネットワーク装置110は、SL送信と関連付けられるNACKを受信したことに応じて、HARQによる、再送信されるリソース割当を実行する。
方法800で、サイドリンク送信における送信装置とネットワーク装置との間で、ネットワーク装置がスケジューリングするSL送信と関連付けられるHARQフィードバックへの報告を整合させる。サイドリンク送信をスケジューリングすることで、HARQフィードバックの報告を有効化し、これによって、サイドリンクにおける、HARQによる、再送信されるリソース割当に寄与する。
図9は本開示のいくつかの実施例を実施する装置900の簡略化ブロック図である。装置900は図1のネットワーク装置110又は端末装置120の別の例示の実現とみなされてもよい。従って、装置900はネットワーク装置110又は端末装置120で実現されてもよいし、又はネットワーク装置110又は端末装置120の少なくとも一部として実現されてもよい。
図面に示すように、装置900はプロセッサー910、プロセッサー910に結合されるメモリ920、プロセッサー910に結合される適切な送信機(TX)、受信機(RX)940、及びTX/RX940に結合される通信インターフェースを含む。メモリ920はプログラム930の少なくとも一部を記憶する。TX/RX940は双方向通信に用いられる。TX/RX940は、通信のための少なくとも1つのアンテナを有するが、実際、本出願に言及されたアクセスノードは複数のアンテナを有してもよい。通信インターフェースは、他のネットワーク素子と通信するための任意のインターフェース、例えば、eNBの間の双方向通信のためのX2インターフェース、モビリティ管理エンティティ(MME)/サービスゲートウェイ(S-GW)とeNBとの間の通信のためのS1インターフェース、eNBと中継ノード(RN)との間の通信のためのUnインターフェース、或いはeNBと端末装置との間の通信のためのUuインターフェースを示す。
プログラム930はプログラム指令を含むと仮定し、関するプロセッサー910により実行される場合、本明細書において、図1~8を参照して議論するように、当該プログラム指令によって、装置900は本開示の実施例に基づき、操作してもよい。装置900のプロセッサー910が実行するコンピュータソフトウェア又はハードウェア、或いはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせで、本明細書の実施例を実現する。プロセッサー910は、本発明の各種の実施例を実施するように配置される。また、プロセッサー910とメモリ920との組み合わせは、本開示の各種の実施例を実施する処理部材950を形成する。
メモリ920は、ローカルテクノロジーネットワークに適する任意のタイプであり、任意の適切なデータ記憶技術を使用して実現してもよく、例えば、非制限的な例示としての非一時的なコンピュータ可読記憶媒体、半導体によるメモリ装置、磁気メモリ装置及びシステム、光メモリ装置及びシステム、固定メモリ及び取り外し可能なメモリである。装置900において、1つのメモリ920のみを示したが、装置900には、物理的に異なるいくつかのメモリモジュールが存在する可能性がある。非制限性的な例示として、プロセッサー910はローカルテクノロジーネットワークに適する任意のタイプであり、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサー、デジタル信号プロセッサー(DSP)、及びマルチコアプロセッサーアーキテクチャによるプロセッサーのうちの1つ又は複数を含む。装置900は複数のプロセッサーを有し、例えば、時間で、メインプロセッサーを同期させるクロックに従属する専用集積回路チップである。
一般的に、本開示の各種の実施例は、ハードウェア又は専用回路、ソフトウェア、ロジック又はその任意の組み合わせで実現されてもよい。いくつかの態様はハードウェアで実現され、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサー又は他のコンピューティング装置が実行するファームウェア、又はソフトウェアで実現される。本開示の実施例の各態様は、ブロック図、フローチャートとして図示され、及び記載され、又は他の図形で示されるが、ここで、本明細書が記載するブロック、装置、システム、技術又は方法は、非制限的な例示としてのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路又はロジック、汎用ハードウェア、或いはコントローラ、若しくは他のコンピューティング装置、又はそのある組み合わせで実現されてもよい。
本開示は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に有形的に記憶される少なくとも1つのコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品はコンピュータ実行可能な指令、例えば、プログラムモジュールに含まれたそれらのコンピュータ実行可能な指令を含み、当該プログラムモジュールは対象実又はバーチャルプロセッサーでの装置に実行されることで、以上、図3~8を参照して記載するプロセス又は方法を実行する。一般的に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行し、又は特定の抽象データタイプを実現するルーチン、プログラム、ベース、オブジェクト、カテゴリ、コンポーネント、データ構成などを含む。各種の実施例の必要に応じて、プログラムモジュールの機能をプログラムモジュールの間で組み合わせて、又は分解する。プログラムモジュールのマシン実行可能な指令をロカール又は分散型装置内で実行する。分散型装置において、プログラムモジュールはロカール及びリモート記憶媒体という両者にある。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1つ又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで、作成される。これらのプログラムコードは汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサー又はコントローラに提供されることで、プロセッサー又はコントローラにより実行される場合、プログラムコードは、フローチャート及び/又はブロック図の指定の機能/操作を実現する。プログラムコードは完全にマシンで実行されてもよく、部分的にマシンで実行されてもよく、独立のパッケージソフトとして実行されてもよく、一部がマシンで実行されるとともに、もう一部がリモートマシンで実行されてもよく、又は完全にリモートマシン或いはサーバーで実行されてもよい。
以上のプログラムコードはマシン可読媒体に含まれて、当該マシン可読媒体は任意の有形媒体であり、指令実行システム、装置又は機器が使用し又は結合して使用するプログラムを含み、又は記憶する。マシン可読媒体はマシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体である。マシン可読媒体は電子、磁気、光、電磁、赤外線又は半導体システム、装置又は機器、或いは上記の任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されていない。マシン可読記憶媒体のより具体的な例示は、1本又は複数本の電線を有する電気接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブル光ディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又は上記の任意の適切な組み合わせを含む。
また、特定の順序で操作を描画したが、所望の結果を実現するように、示された特定の順序又は順序に従って、これらの操作を実行し、或いは図示される全ての操作を実行するように理解されるべきではない。ある場合、マルチタスク処理及び並行処理は有利である可能性がある。同様に、以上の議論には複数の特定実現細部が含まれるが、これらの細部は本開示範囲に対する限定として解釈されるべきはなく、特定の実施例に特有の特徴に対する記載として解釈される。単一の実施例に記載のいくつかの特徴を組み合わせて、単一の実施例で実現してもよい。逆に、単一の実施例に記載の各種の特徴を単独又は任意の適切なサブ組み合わせで、複数の実施例で実現してもよい。
本開示は、構成特徴及び/又は方法動作の特有の言語で記載されたが、ここで、添付の請求項に限定される本開示は必ずしも、上記の具体的な特徴又は動作に限定されていない。逆に、上記の具体的な特徴及び行動は、請求項を実現する例示的な形態として開示される。

Claims (26)

  1. 通信方法であって、
    ネットワーク装置によりスケジューリングされるサイドリンク送信における送信装置で、前記サイドリンク送信と関連付けられるハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックについてのコードブックを決定することと、
    アップリンクスロットにおいて、前記HARQフィードバックについての前記コードブックを前記送信装置から前記ネットワーク装置に送信することと、を含む方法。
  2. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを決定することは、
    前記サイドリンク送信のための一組のサイドリンクスロットを決定することと、
    前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットについての前記HARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットを前記コードブックとして順に決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを決定することは、
    前記コードブックの前記決定の方式が半静的であると決定したことに応じて、
    前記サイドリンク送信のための物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、及び前記サイドリンク送信のための物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のうちの少なくとも一つのための一組のサイドリンクスロットを決定することと、
    前記サイドリンクスロットの数と、配置された、前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能な送信ブロックの最大数とに基づき、前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットについての前記HARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットを前記コードブックとして順に決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットと少なくとも部分的に重なるサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記HARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットのインデックスに比例するインデックスを有するサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記HARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項3に記載の方法。
  6. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを決定することは、
    前記コードブックの前記決定方式が半静的であると決定したことに応じて、
    物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)のための一組のサイドリンクスロットを決定することであって、前記PSFCHは、関連付けられる前記サイドリンク送信の受信機からの前記HARQフィードバックを伝送することと、
    前記PSFCHスロットの数と、スロットで示されるPSFCHの周期性と、配置された、各前記サイドリンクスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能な送信ブロックの最大数とに基づき、各前記PSFCHに含まれる前記HARQフィードバックに対応する1つ又は複数のビットを前記コードブックとして順に決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットと少なくとも部分的に重なるサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記PSFCHが配置され、前記PSFCHと関連付けられるサイドリンク送信についてのHARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項6に記載の方法。
  8. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットのインデックスに比例するインデックスを有するサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記PSFCHが配置され、前記PSFCHと関連付けられるサイドリンク送信についてのHARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項6に記載の方法。
  9. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを決定することは、
    前記コードブックの前記決定方式が動的であると決定したことに応じて、
    時間帯における1つ又は複数のタイミング値に基づき、前記サイドリンク送信をスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)を監視するための一組のダウンリンクスロットを決定することであって、前記時間帯は、前記サイドリンク送信をスケジューリングするための前記DCIの受信タイミングから開始し、前記HARQフィードバックの、前記アップリンクスロットにおける送信タイミングで終了することと、
    前記一組のダウンリンクスロットにおいて監視される前記DCIと、前記サイドリンク送信のための物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)又は物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)の累計数を示すカウンタ割当インジケータと、前記サイドリンク送信のためのPSSCH又はPSCCHの総数を示す総割当インジケータとのうちの少なくとも1つに基づき、前記コードブックを決定することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを送信することは、
    前記アップリンクスロットに含まれるアップリンクチャネルで、前記サイドリンク送信と関連付けられる前記HARQフィードバックについての前記コードブックと、前記ネットワーク装置から前記送信装置へのダウンリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについての別のコードブックとをともに送信することと、
    を含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを送信することは、
    前記コードブックと前記別のコードブックとを連結することと、
    前記アップリンクチャネルで、連結された前記コードブックを送信することと、
    を含む請求項10に記載の方法。
  12. 通信方法であって、
    ネットワーク装置で、アップリンクスロットにおいて、前記ネットワーク装置によりスケジューリングされるサイドリンク送信における送信装置から、前記サイドリンク送信と関連付けられるハイブリッド自動再送要求(HARQ)フィードバックについてのコードブックを受信することと、
    前記コードブックから前記HARQフィードバックを決定することと、
    を含む方法。
  13. 前記HARQフィードバックを決定することは、
    前記サイドリンク送信のための一組のサイドリンクスロットを決定することと、
    前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットについての前記HARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットを前記コードブックから順に決定することと、
    を含む請求項12に記載の方法。
  14. 前記HARQフィードバックを決定することは、
    前記コードブックの前記決定の方式が半静的であると決定したことに応じて、
    前記サイドリンク送信のための物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、及び前記サイドリンク送信のための物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)のうちの少なくとも一つのための一組のサイドリンクスロットを決定することと、
    前記サイドリンクスロットの数と、配置された、前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能な送信ブロックの最大数とに基づき、前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットについての前記HARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットを前記コードブックから順に決定することと、
    を含む請求項12に記載の方法。
  15. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットと少なくとも部分的に重なるサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記HARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットのインデックスに比例するインデックスを有するサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記HARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項14に記載の方法。
  17. 前記HARQフィードバックを決定することは、
    前記コードブックの前記決定方式が半静的であると決定したことに応じて、
    物理サイドリンクフィードバックチャネル(PSFCH)のための一組のサイドリンクスロットを決定することであって、前記PSFCHは、関連付けられる前記サイドリンク送信の受信機からの前記HARQフィードバックを伝送することと、
    前記PSFCHスロットの数と、スロットで示されるPSFCHの周期性と、配置された、各前記サイドリンクスロットにおいて送信可能な物理チャネルの最大数と、配置された、各物理チャネルで送信可能な送信ブロックの最大数とに基づき、各前記PSFCHに含まれる前記HARQフィードバックに対応する1つ又は複数のビットを前記コードブックから順に決定することと、
    を含む請求項12に記載の方法。
  18. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットと少なくとも部分的に重なるサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記PSFCHが配置され、前記PSFCHと関連付けられるサイドリンク送信についてのHARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項17に記載の方法。
  19. 前記一組のサイドリンクスロットは、前記アップリンクスロットより所定値だけ早い別のアップリンクスロットのインデックスに比例するインデックスを有するサイドリンクスロットを含み、前記サイドリンクスロットにおいて、前記PSFCHが配置され、前記PSFCHと関連付けられるサイドリンク送信についてのHARQフィードバックが前記ネットワーク装置へ報告されるように有効化される、
    請求項17に記載の方法。
  20. 前記HARQフィードバックを決定することは、
    前記コードブックの前記決定方式が動的であると決定したことに応じて、
    時間帯における1つ又は複数のタイミング値に基づき、前記サイドリンク送信をスケジューリングするためのダウンリンク制御情報(DCI)を監視するための一組のダウンリンクスロットを決定することであって、前記時間帯は、前記サイドリンク送信をスケジューリングするための前記DCIの受信タイミングから開始し、前記HARQフィードバックの、前記アップリンクスロットにおける送信タイミングで終了することと、
    前記一組のダウンリンクスロットにおいて監視される前記DCIと、前記サイドリンク送信のための物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)又は物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)の累計数を示すカウンタ割当インジケータと、前記サイドリンク送信のためのPSSCH又はPSCCHの総数を示す総割当インジケータとのうちの少なくとも1つに基づき、前記コードブックから、前記サイドリンクスロットにおける各サイドリンクスロットについての前記HARQフィードバックを示す1つ又は複数のビットを順に決定することと、
    を含む請求項12に記載の方法。
  21. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを受信することは、
    前記アップリンクスロットに含まれるアップリンクチャネルで、前記サイドリンク送信と関連付けられる前記HARQフィードバックについての前記コードブックと、前記ネットワーク装置から前記送信装置へのダウンリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについての別のコードブックとをともに受信することと、
    を含む請求項12に記載の方法。
  22. 前記HARQフィードバックについての前記コードブックを受信することは、
    前記サイドリンク送信と関連付けられる前記HARQフィードバックについての前記コードブックのサイズを決定することと、
    決定した前記サイズに基づき、前記サイドリンク送信と関連付けられる前記HARQフィードバックについての前記コードブックと、前記ダウンリンク送信と関連付けられるHARQフィードバックについての前記別のコードブックとの連結を解除することと、
    を含む請求項21に記載の方法。
  23. プロセッサーと、
    前記プロセッサーに結合されるとともに、指令が記憶されているメモリとを含むサイドリンク送信における送信装置であって、
    前記指令は前記プロセッサーにより実行される場合、前記送信装置に請求項1~11の何れか1項に記載の方法を実行させる送信装置。
  24. プロセッサーと、
    前記プロセッサーに結合されるとともに、指令が記憶されているメモリとを含むネットワーク装置であって、
    前記指令は前記プロセッサーにより実行される場合、前記ネットワーク装置に請求項12~22の何れか1項に記載の方法を実行させるネットワーク装置。
  25. 少なくとも1つのプロセッサーで実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサーに請求項1~11の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  26. 少なくとも1つのプロセッサーで実行される場合、前記少なくとも1つのプロセッサーに請求項12~22の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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