JP2023518625A - 管の内面にある鍔部分を厚くするための装置 - Google Patents

管の内面にある鍔部分を厚くするための装置 Download PDF

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Abstract

【課題】管の内面の鍔部分を厚くするための装置を提供する。【解決手段】装置は、その長さに沿って外面を強固に支持するように構成された第1の支持部材を含む。装置は、管の内面の鍔部分を除いて、その長さに沿って管の内面を強固に支持するように構成された第2の支持部材を更に含む。第2の部材は、マルチピースマンドレルである。装置はまた、外部電源によって駆動されるパンチを含み、パンチは、管の鍔部分に同時に力を与えるように構成される。管の鍔部分にパンチによる力を加えることは、管の鍔部分を塑性変形させて、両端部の第2の支持部材の形状に一致させ、管の内面の鍔部分を厚くする。【選択図】図1

Description

この出願は、2019年1月7日に出願されたインド特許出願第201931000661号の追加の特許である。
本開示は、製造技術の分野に関する。限定するものではないが、特に、本開示は、管を形成又は厚くするための装置に関する。本開示のさらなる実施形態は、その鍔の内面で管を厚くするための装置及び処理を開示する。
管は、金属、プラスチック、複合材料などの材料で作られた長尺中空シリンダである。管は、家庭用、医療用、燃料ガス分配用、自動車用、及び空調や冷凍を含むその他の様々な用途で使用することができる。例えば、二輪車などの自動車用途では、管は、フレーム、座席システム、燃料供給コンポーネントに使用することができ、自動車用リンクアームでは、管を直列に溶接して一体型フレームを作成する必要がある。管は、管の材質とサイズに応じて、MIG溶接、フラックス入りアーク溶接、TIG溶接、スティック溶接などの様々な既知の溶接方法を使用して溶接することができる。溶接は、表面を融点まで加熱することによって部品を結合する処理である。溶接処理において、溶融部、溶接界面、熱影響部などの様々な区域が形成され得る。溶融部は、対象が溶接された後に存在する材料の部分である。溶融部は、合体した材料の箇所で開始し且つ終了する。この区域は、一緒に溶接されている基板と、使用された可能性のある任意の追加のフィラー材料と、の混合物である化学組成を有する。
溶接界面は、混合されていない溶接区域で構成される領域である。熱影響部(HAZ)は、溶解されていない基材の領域であるが、その微細構造と特性は溶接によって変化する。溶融部とHAZは、材料の応力集中部として機能する。応力集中部は応力集中係数を増加させ、更に溶接接続の疲労挙動を低減させる。これらの応力集中部を回避するために、自動車の用途において均一でより厚い管を使用することもでき、自由端のみを厚くした管を使用することもできる。用途においてより均一な厚さの管を使用することができるが、アセンブリ全体に不要な重量が加えられる。後者のアプローチ、すなわち、端部で厚さのある管を使用すると、溶接される端部のみが厚さを増すため、アセンブリ全体の全体的な重量を確実に低減させることができる。
可変厚さの管を製造するための当技術分野で知られている従来の処理は、柔軟な圧延、スエージオートフレッタージ処理、位置制御マンドレル法を使用した管引抜、特別な型段取による押出、及び管の内部及び外部のアプセット端である。管の端部は、上記の処理を使用して厚くすることができる。上記の処理には、工具への投資の増加及び/又はサイクルタイムの増加による生産性の低下など、いくつかの制約がある。また、従来のシステムでは、管を内周から両側で同時に厚くすることは困難である。
本開示は、上記の1つ以上の制限を克服することを目的としている。
従来の処理の1つ以上の欠点は、請求されるような処理によって克服され、本開示において請求されるような処理の提供を通じて、追加の利点が提供される。
追加の特徴及び利点は、本開示の技術を通じて実現される。本開示の他の実施形態及び態様は、本明細書において詳細に説明され、請求された開示の一部と見なされる。
本開示の非限定的な一実施形態において、管の内面の鍔部分を厚くするための装置が開示される。装置は、その長さに沿って外面を強固に支持するように構成された第1の支持部材を含む。装置は、管の内面の鍔部分を除いて、その長さに沿って管の内面を強固に支持するように構成された第2の支持部材を更に含む。第2の部材は、マルチピースマンドレルである。装置はまた、外部電源によって駆動されるパンチを含み、パンチは、管の鍔部分に同時に力を与えるように構成される。管の鍔部分にパンチによる力を加えることは、管の鍔部分を塑性変形させて、両端部の第2の支持部材の形状に一致させ、管の内面の鍔部分を厚くする。
本開示の一実施形態において、第1の支持部材は、第1の外部電源によって駆動されて、第1の支持部材に縦方向の力を与えて、第1の支持の第1の支持移動に横方向内向きの移動を付与し、管の外面を強固に支持する。
本開示の一実施形態において、第2の支持部材の一部は、両端部に面取りを有して規定される。
本開示の一実施形態において、第1の外部電源及び第2の外部電源は、油圧駆動又は空気圧駆動のうちの少なくとも1つである。
本開示の別の非限定的な実施形態において、管は、装置を使用して形成される。管は、本体部分と、本体部分の両端部の鍔部分と、を含む。本体部分の両端部の鍔部分は、管の内面の鍔部分の厚さが、管の本体部分の厚さよりも大きいものである。
本開示の一実施形態において、管の本体部分は均一な厚さである。
本開示の別の非限定的な実施形態において、管の内面の鍔部分を厚くする処理が開示される。処理は、第1の支持部材によって、その長さに沿って管の外面に沿って支持することを含む。処理はまた、マルチピースマンドレルである第2の支持部材によって、管の内面の鍔部分を除いて、その長さに沿って管の内面に沿って支持することを含む。管の鍔部分にパンチによる力を加えることは、管の鍔部分を塑性変形させて、両端部の第2の支持部材の形状に一致させ、管の内面の鍔部分を厚くする。
上記の開示の態様及び実施形態は、互いに任意の組み合わせで使用されてもよいことを理解されたい。いくつかの態様及び実施形態を一緒に組み合わせて、本開示のさらなる実施形態を形成してもよい。
前述の概要は単なる例示であり、決して限定することを意図するものではない。上記の例示的な態様、実施形態、及び特徴に加えて、図面及び以下の詳細な説明を参照することによって、さらなる態様、実施形態、及び特徴が明らかになるであろう。
本開示の新規の特徴及び特徴は、添付の特許請求の範囲に記載されている。ただし、本開示自体、並びに好ましい使用様式、そのさらなる目的及び利点は、添付の図と併せて読むときに、例示的な実施形態の以下の詳細な説明を参照することによって最もよく理解されるであろう。次に、1つ以上の実施形態が、例としてのみ、添付の図を参照して説明され、以下の図において、同じ参照番号は同じ要素を表す。
本開示の一実施形態による、管の内面の鍔部分を厚くするために使用される装置の絵画図(pictorial view)を示す。 本開示の一実施形態による、管が変形した後の図1の装置の絵画図を示す。 本開示の一実施形態による、第2の支持部材の絵画図を示す。 本開示の一実施形態による、図1の装置を使用して管の内面において塑性変形される管の断面図を示す。
これらの図は、例示のみを目的とした本開示の実施形態を示している。当業者は、以下の説明から、本明細書に記載の構造及び方法の代替の実施形態が、本明細書に記載された開示の原理から逸脱することなく使用できることを容易に認識するであろう。
上記においては、以下の開示の詳細な説明がよりよく理解され得るように、本開示の特徴及び技術的利点を大まかに概説した。本開示の特許請求の範囲を形成する本開示の追加の特徴及び利点を以下に説明する。開示された概念及び特定の実施形態は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を修正又は設計するための基準として容易に利用され得ることを、当業者は理解すべきである。そのような等価の処理は、添付の特許請求の範囲に記載されているように、本開示の範囲から逸脱しないことも当業者によって了承されるべきである。本開示の特徴であると考えられる新規の特徴は、その構成及び操作方法の両方に関して、さらなる目的及び利点と共に、添付の図と併せて検討するとき、以下の説明からよりよく理解されるであろう。ただし、各図は、例示及び説明のみを目的として提供されており、本開示の範囲の定義を意図するものではないことを明確に理解されたい。本明細書で一般的に説明され、図に示される本開示の態様は、多種多様な異なる構成で配置、置換、組み合わせ、及び設計することができ、それらは全て明示的に企図され、この開示の一部となっていることが容易に理解されよう。
本開示の実施形態は、管、限定されないが、特に、自動車のコンポーネントに使用され得る管の内面の鍔部分を厚くするための装置を開示する。装置は、その長さに沿って管の外面を強固に支持するように構成された第1の支持部材を含む。第1の支持部材は、第1の外部電源によって駆動されてもよい。装置は、管の鍔部分の内面を除いて、その長さに沿って管の内面を強固に支持するように構成された第2の支持部材を更に含む。
一実施形態において、装置は、第2の外部電源によって駆動されるパンチを含む。パンチは、管の両端部の鍔部分に力を与えるように構成されてもよい。パンチによる力を加えることは、管の鍔部分を塑性変形させ、それにより、両端部の鍔で管を厚くする。一実施形態において、管は、管の両端部の鍔部分の内面で厚くなってもよい。本開示で使用される第2の支持部材は、管の内面に組み立てられた複数の部品を有するマルチピースマンドレルである。第2の表面の端部は、管の鍔部分で塑性変形のためのダイの部分を規定するように、テーパ状になっている。
装置を使用して形成された管は、本体部分と、本体部分の両端部の鍔部分と、を含む。本体部分の両端部の鍔部分は、管の鍔部分の厚さが、管の本体部分の厚さよりも大きくなっている。管の本体部分は均一な厚さであってもよく、本体の両端部の鍔の部分は、本体部分の厚さよりも厚さが増していてもよい。
管の内面の鍔部分を厚くする処理は、外面の全長にわたって第1の支持部材による支持を含んでもよい。更に、管は、管の両端部の内面の鍔部分を除いて、内面に沿った中央部分で第2の支持部材によって支持される。管の両側の自由端は支持されておらず、この部分は、第2の支持部材の端の形状に一致するように変形される材料を形成する。第2の支持部材は、管の内面の中央部分を強固に支持するように構成されてもよい。第1の支持部材、パンチ及びブロックは、必要な処理を行うために任意の外部電源によって駆動されてもよい。
明細書で使用される「含む(comprises)」、「含まれる(comprising)」又はそれらの他の変形の用語は、非排他的な包含をカバーすることを意図しており、コンポーネント又はステップのリストを含むアセンブリは、それらのコンポーネント又はステップだけでなく、明示的にリストされていない、又はそのようなセットアップや方法に固有の他のコンポーネントやステップを含んでもよい。言い換えると、「…を含む」と続くアセンブリ内の1つ以上の要素は、更に制約がなければ、アセンブリ内の他の要素又は追加の要素の存在を排除するものではない。
以降、本開示は、例示的な実施形態の1つ以上の図に補助されて説明される。ただし、そのような例示的な実施形態は、本開示の限定として解釈されるべきではない。
以下の段落では、図1から図4を参照して本開示を説明する。図において、同じ要素又は類似の機能を有する要素は、同じ参照記号で示されている。
図1は、本開示の例示的な実施形態であり、管(101)の内面(111)の鍔部分(201)を厚くするために使用される装置(100)の絵画図を示す。図1に示すように、装置(100)は、第1の支持部材(102)、第2の支持部材(103)、及びパンチ(104)を含む。管(101)は、第1の支持部材(102)と第2の支持部材(103)との間に、それぞれ管(110、111)の外面及び内面で堅固に保持されている。第1の支持部材(102)は、外面(110)で管(101)を強固に支持するように構成される。更に、第2の支持部材(103)は、管(101)を内側、すなわち内面(111)から強固に支持するように構成される。図1に示されるブロック(105)は、第2の支持部材(103)に横方向外向きの移動を付与するように構成される。一実施形態において、第1の支持部材(102)は、第1の支持部材(102)と第2の支持部材(103)との間に管(101)を堅固に保持するために必要な力を提供する第1の外部電源によって駆動される。パンチ(104)は、管(101)の両端部に位置されてもよく、第2の外部電源(図示せず)によって駆動される。第1の外部電源は、第1の支持部材(102)を半径内方向に駆動する。一実施形態において、上記のように第1の支持部材(102)に付与される半径方向内向きの力は、管(101)を強固に支持し得る第1の支持部材(102)に内向きの力を付与する。第2の外部電源によって駆動されるパンチ(104)の縦方向の力は、管(101)の鍔部分(201)に付与され得る。パンチ(104)によって付与される力は、管(101)の鍔部分(201)に圧縮力として作用する。圧縮力は、管(101)の両端部の鍔部分(201)を、両端部の第1の支持部材(102)に沿って第2の支持部材(103)の部分によって形成されるダイの部分に塑性変形させる。更に、管(101)の鍔部分(201)に作用する圧縮力は、管(101)を支持部材(102、103)によって形成されるダイの形状に変形させる。上記のダイは、第2の支持部材(103)の先端部に設けられたテーパによって作成される。ダイ内の管(101)の塑性変形の結果は、図2に示される通りである。
一実施形態において、第2の支持部材(103)は、図3に示されるようなマルチピースマンドレルであってもよい。第2の支持部材(103)は、図3に103a、103b、103c、103d、103e、103f、103g、103h、103i、103j、及び103kとして示されている複数の部品を含んでもよい。一実施形態において、複数の部品103a~103kのそれぞれは、管(101)内で組み立てられてもよい。複数の部品103a~103kのうちの部品103iは、管(101)の内面(111)によって規定される空間の実質的に中央部分に位置されてもよい。更に、複数の部品103a~103h及び103j~103kは、部品103i上で円周方向に組み立てられてもよい。一実施形態において、複数の部品103a~103kを組み立てることで、横方向外向きの力が管(101)の内面(111)に確実に付与される。管(101)の内面(111)にかかる横方向外向きの力は、管が第1の支持部材(102)に対して押し付けられることを確実にし、それにより、管(101)の鍔部分(201)が厚くなることができるように、確実に管(101)が所定の位置に固定され得るようにする。一実施形態において、第2の支持部材(103)は、管(101)の鍔部分(201)の塑性変形のためのダイ部分を規定するために、両端部でテーパ状にされてもよい。
更に、管(101)は、外面(110)の全体にわたって、且つ内面(111)の中央部分にわたって堅固に保持されている。内面(111)の中央部分以外の管(101)の鍔部分(201)の内面(111)は、支持されていなくてもよい。両端部の管(101)の鍔部分(201)の内面(111)は、パンチ(104)によって圧縮力を受けることができる。管(101)の鍔部分(201)に付与される力は、第1の支持部材(102)の全長に沿って第2の支持部材(103)の面取り部分によって作成されたダイの形状に、管(101)を塑性変形させる。管(101)が第1の支持部材(102)及び第2の支持部材(103)によって堅固に保持されると、管(101)は圧縮力を受ける。圧縮力は、第2の外部電源によって駆動され得るパンチ(104)によって付与される。図1に示すように、管(101)は、一端部又は両端部に圧縮力を受ける。管(101)の端部に付与される圧縮力は、管(101)の鍔部分(201)を塑性変形させる。塑性変形された管(101)は、上記のように第1の支持部材(102)の全長に沿って第2の支持部材(103)のテーパ部分によって形成されるダイの形状を取る。管(101)の鍔部分(201)の厚さは、それがダイの形状を取るため、塑性変形後に増加する。第1の外部電源及び第2の外部電源は、油圧駆動、空気圧駆動などのうちのいずれか1つであってもよいが、これらに限定されない。装置(100)及び処理を使用して形成された管(101)は、図4に示されるように、本体部分(200)と鍔部分(201)とを有してもよい。
図4に示すように、管(101)は、本体部分(200)と鍔部分(201)とを含む。管(101)の本体部分(200)は、均一な断面であってもよい。鍔部分(201)は、管(101)の本体部分(200)の両端部にあってもよい。鍔部分(201)は、ダイへの塑性変形によって形成される。鍔部分(201)は、管(101)の本体部分(200)の厚さよりも大きい厚さを有する。本開示によると、管の鍔部分(201)の厚さは、本体部分(200)の厚さよりも20%から30%大きい範囲であり得るが、この範囲に限定されない。図4に示すように、管の内側の鍔部分の厚さが増した、完全に製造された管(101)を描写している。一実施形態において、厚さを厚くする処理は、特定の合金元素を有する軟鋼などであるがこれに限定されない様々な材料で実施することができる。
装置(100)は、管(101)の両端部の鍔部分の内面(111)を同時に厚くすることができ、これにより、装置(100)の生産性を向上させる、より短いサイクルタイムが保証される。処理は、トン数の少ない機器の使用により、従来のデバイスよりも運用コストが低くなる。また、管(101)は、処理中にひずみ硬化を受け、管(101)の強度の増加を容易にする。
等価物
本明細書における実質的の任意の複数形及び/又は単数形の用語の使用に関して、当業者は、文脈及び/又は用途に適切であるように、複数形から単数形へ、及び/又は単数形から複数形へと翻訳することができる。明確にするために、様々な単数形/複数形の順列を本明細書に明示的に記載してもよい。
本明細書で使用される用語は、一般に「オープン」な用語として意図されていることが当業者によって理解されるであろう(例えば、「含まれる(including)」という用語は、「含まれるがこれに限定されない」と解釈されるべきであり、「有する(having)」という用語は、「少なくとも有する」と解釈されるべきであり、「含む」という用語は、「含むがこれに限定されない」と解釈されるべきである。)導入された請求項の記載の特定の数字が意図される場合、そのような意図は請求項に明示的に記載され、そのような説明がない場合、そのような意図は存在しないことが当業者によって更に理解される。例えば、説明を理解するための補助として、請求項の記載を導入するための導入句「少なくとも1つ」及び「1つ以上」の使用を含んでもよい。ただし、そのような句の使用は、同じ請求項が「1つ以上」又は「少なくとも1つ」という導入句と、「a」又は「an」などの不定冠詞とを含む場合であっても、不定冠詞「a」又は「an」による請求項の記載の導入が、そのような導入された請求項の記載を含む特定の請求項を、そのような記載を1つだけ含む発明に限定することを意味すると解釈されるべきではなく(例えば、「a」及び/又は「an」は、通常、「少なくとも1つ」又は「1つ以上」を意味すると解釈されるべきである)、同じことが、請求項の記載を導入するために使用される定冠詞の使用にも当てはまる。更に、導入された請求項の記載の特定の数字が明示的に記載されている場合でも、当業者は、そのような記載は通常、少なくとも記載された数字を意味すると解釈されるべきであることを認識するであろう(例えば、他の修飾子がない「2回の記載」というそのままの記載は、通常、少なくとも2回の記載、又は2回以上の記載を意味する)。更に、「A、B、Cなどのうちの少なくとも1つ」に類似した規則が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者が規則を理解するという意味で意図されている(例えば、「A、B、及びCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBを共に、AとCを共に、BとCを共に、及び/又はA、B、Cを共に有するシステムなどを含むが、これらに限定されない)。「A、B、又はCなどのうちの少なくとも1つ」に類似した規則が使用される場合、一般に、そのような構造は、当業者が規則を理解するという意味で意図されている(例えば、「A、B、又はCのうちの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBを共に、AとCを共に、BとCを共に、及び/又はA、B、Cを共に有するシステムなどを含むが、これらに限定されない)。説明又は図面のいずれにおいても、事実上、2つ以上の代替用語を提示する如何なる離接語及び/又は離接句も、用語の1つ、いずれかの用語、又は両方の用語を含む可能性を企図するために理解されるべきであることが、当業者によって更に理解されるであろう。例えば、「A又はB」という句は、「A」又は「B」又は「A及びB」の可能性を含むと理解されるであろう。
様々な態様及び実施形態が本明細書に開示されているが、当業者には他の態様及び実施形態が明らかであろう。本明細書に開示される様々な態様及び実施形態は、例示を目的とするものであり、限定することを意図するものではなく、真の範囲及び趣旨が説明に示されている。
100 装置
101 管
101a 鍔部分
102 第1の支持部材
103 第2の支持部材
104 パンチ
105 支持ブロック
110 外面
111 内面
200 本体部分
201 塑性変形された鍔部分

Claims (12)

  1. 管(101)の内面(111)の鍔部分(101a)を厚くするための装置(100)であって、
    その長さに沿って前記管(101)の外面(110)を強固に支持するように構成された第1の支持部材(102)と、
    前記管(101)の前記内面(111)の前記鍔部分(101a)を除いて、その長さに沿って前記管(101)の前記内面(111)を強固に支持するように構成され、マルチピースマンドレルである第2の支持部材(103)と、
    第2の外部電源によって駆動され、前記管(101)の前記鍔部分(101a)に力を与えるように構成されたパンチ(104)と、を備え、
    前記管(101)の前記鍔部分(101a)に前記パンチ(104)による力を加えることは、前記管(101)の前記鍔部分(101a)を塑性変形させて、両端部の第2の支持部材(103)の形状に一致させ、前記管の前記内面(111)の前記鍔部分(101a)を厚くする、装置(100)。
  2. 前記パンチは、前記管(201)の前記鍔部分(101a)に同時に力を与えるように構成される、請求項1に記載の装置(100)。
  3. 前記第1の支持部材(102)は、第1の外部電源によって駆動されて、前記第1の支持部材(102)に半径方向内向きの力を与えて、前記第1の支持部材(102)に内向きの移動を付与し、前記管(101)の外面(110)を強固に支持する、請求項1に記載の装置(100)。
  4. 前記第2の支持部材(103)は、両端部にテーパを有して規定される、請求項3に記載の装置(100)。
  5. 前記第1の外部電源及び前記第2の外部電源は、油圧駆動、空気圧駆動、又は、サーボ電気モータ駆動のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の装置(100)。
  6. 請求項1に記載の装置(100)を使用して形成された、管(101)。
  7. 本体部分(200)と、
    前記本体部分(200)の両端部の鍔部分(101a)と、
    を含む管(101)であって、
    前記本体部分(200)のいずれか又は両端部の前記鍔部分(101a)は、前記管(101)の前記内面(111)の前記鍔部分(101a)の厚さが、前記管(101)の前記本体部分(200)の厚さよりも大きくなっている、管(101)。
  8. 前記管(101)の前記本体部分(200)は、均一な厚さである、請求項7に記載の管(101)。
  9. 前記管(101)の前記内面(111)の前記鍔部分(101a)を厚くする処理であって、
    第1の支持部材(102)によって、その長さに沿って前記管(101)の外面(110)を支持することと、
    マルチピースマンドレルである第2の支持部材(103)によって、前記管(101)の前記内面(111)の前記鍔部分(201)を除いて、その長さに沿って前記管の前記内面(111)を支持することと、
    パンチ(104)によって、前記管(101)の前記鍔部分(201)に力を加えることと、を含み、
    前記管(101)の鍔部分(201)に前記パンチ(104)による力を加えることは、前記管(101)の前記鍔部分(201)を塑性変形させて、両端部の第2の支持部材(103)の形状に一致させ、前記管の前記内面(111)の前記鍔部分(201)を厚くする、処理。
  10. 前記力が、前記管(101)の前記鍔部分(101a)に同時に加えられる、請求項9に記載の処理。
  11. 前記第1の支持部材(102)及び前記パンチ(104)は、外部の油圧及び空気圧動力源のうちの1つである少なくともサーボ電気モータ駆動によって駆動される、請求項9に記載の処理。
  12. 前記第1の支持部材(102)は、第1の外部電源によって駆動されて、前記第1の支持部材(102)に半径方向内向きの力を与えて、前記第1の支持部材(102)に内向きの移動を付与し、前記管(101)の外面(110)を強固に支持する、請求項9に記載の処理。

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