JP2023517124A - 歌の処理方法、歌の処理装置、電子機器、及びコンピュータプログラム - Google Patents

Abstract

本願は、歌の処理方法、装置、電子機器、及びコンピュータ可読記憶媒体を提供し、人工知能（ＡＩ：Ａｒｔｉｆｉｃｉａｌ Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ）の技術分野及びクラウド技術分野に関する。この方法は、会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定するステップと、歌送信指示に応答して、残響効果に基づいて歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現するステップと、を含み、リレー機能項目は、会話ウィンドウ内の会話メンバーによるターゲット歌のリレーを実現するためのものである。

Description

本願の実施例は、出願番号が第２０２０１０４８８４７１．７号であり、出願日が２０２０年６月２日である、中国特許出願に基づいて提出され、該中国特許出願に基づく優先権を主張し、該中国特許出願の全ての内容がここで参考として本願に組み込まれている。

本願は、人工知能の技術分野及びクラウド技術分野に関し、特に歌の処理方法、装置、電子機器、及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。

ソーシャルアプリケーションは、通常、インターネットに基づくインスタントメッセージングサービスをユーザに提供し、２人以上の人がネットワークを介してテキスト情報、ファイル、音声やビデオを即座に伝送することを可能とする。ソーシャルアプリケーションの発展に伴い、ソーシャルアプリケーションが人々の生活に浸透しており、ますます多くの人々がソーシャルアプリケーションを使ってコミュニケーションしている。

人工知能技術は、総合的な学科であり、ハードウェアレベルの技術もソフトウェアレベルの技術もある。そのうち、人工知能のソフトウェア技術は、主に、コンピュータビジョン技術、音声処理技術、自然言語処理技術、機械学習、深層学習などのいくつかの方面を含む。音声技術は、人工知能分野における重要な技術である。コンピュータが聞くことができ、見ることができ、話すことができ、感じることができるようにすることは、未来のヒューマンコンピュータインタラクションの発展の方向である。

ソーシャルアプリケーションによるコミュニケーションの過程において、ユーザは、自分で歌った歌を送信するニーズがある。関連技術では、ユーザが自分で歌った歌を送信する場合、音声録音機能でしか実現できない。音声録音機能で録音された歌は、音響効果が悪く、ユーザの歌唱体験に影響を与える。

本願の実施例は、録音された歌に残響効果を加えて、録音された歌を美化することができる歌の処理方法、装置、電子機器、及びコンピュータ可読記憶媒体を提供する。

本願の実施例の構成は、このように実現される。

本願の実施例は、歌の処理方法を提供する。前記方法は、
会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定するステップと、
歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信するステップと、
前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現するステップと、を含み、
前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記ターゲット歌のリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理方法を提供する。前記方法は、
会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌断片を取得するステップと、
歌送信指示に応答して、前記録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信するステップと、
前記会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現するステップと、を含み、
前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記歌断片のリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理方法を提供する。前記方法は、
会話ウィンドウを介して送信された、録音された歌断片を受信するステップであって、前記歌断片は、歌録音インタフェースに基づいて録音されたものであり、前記歌録音インタフェースは、送信側の会話インタフェースの歌唱指示に基づいてトリガされたものである、ステップと、
会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現するステップと、を含み、
前記リレー機能項目は、前記歌断片に対するリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理方法を提供する。前記方法は、
インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定するステップと、
歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信するステップと、
前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するステップと、を含む。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供する。前記装置は、
会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第１表現モジュールと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第１録音モジュールと、
歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信する第１送信モジュールと、
前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する第２表現モジュールと、を含み、
前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記ターゲット歌のリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供する。前記装置は、
会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第３表現モジュールと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌断片を取得する第２録音モジュールと、
歌送信指示に応答して、前記録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信する第２送信モジュールと、
前記会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第４表現モジュールと、を含み、
前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記歌断片のリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供する。前記装置は、
会話ウィンドウを介して送信された、録音された歌断片を受信するステップであって、前記歌断片は、歌録音インタフェースに基づいて録音されたものであり、前記歌録音インタフェースは、送信側の会話インタフェースの歌唱指示に基づいてトリガされたものである、受信モジュールと、
会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第５表現モジュールと、を含み、
前記リレー機能項目は、前記歌断片に対するリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供する。前記装置は、
インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第６表現モジュールと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第３録音モジュールと、
歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する第７表現モジュールと、を含む。

本願の実施例は、電子機器を提供する。前記電子機器は、
実行可能な命令を記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された実行可能な命令を実行すると、本願の実施例で提供される歌の処理方法を実現するプロセッサと、を備える。

本願の実施例は、実行可能な命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記実行可能な命令は、プロセッサによって実行されると、本願の実施例で提供される歌の処理方法を実現させる。

本願の実施例は、以下の有益な効果を有する。

ソーシャル会話の応用シナリオでは、録音された歌に残響効果を加えて、録音された歌を美化することができる。これにより、録音された歌がさらに多様化され、歌唱シーンにおける良好な没入感が実現される。また、ターゲット歌をリレーすることもできる。これにより、ソーシャルアプリケーションによる会話のインタラクション効率が向上し、会話のインタラクションにかかる計算資源及び通信資源が節約される。

本願の実施例で提供される歌の処理システム１００のアーキテクチャの模式図である。 本願の実施例で提供される端末の構成の模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される残響モード選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される現在のユーザに対応する会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話に参加している他のユーザに対応する会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される確定インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるユーザインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるユーザインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるバブル提示の模式図である。 本願の実施例で提供されるリレーモード選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー参加者選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるチーム選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるチームメンバー選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される各リレーモードに対応する提示情報である。 本願の実施例で提供される詳細ページインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される詳細ページインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される詳細ページインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供される第２クライアントの会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される第２クライアントの会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される第３クライアントの会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供されるクライアントの構成の模式図である。

本願の目的、構成、及びメリットをより明確にするために、以下、図面を参照しながら、本願をさらに詳細に説明する。説明される実施例は、本願を制限するものと見なされるべきではない。当業者が創造的な労働をせずに得る全ての他の実施例は、本願の保護範囲に属する。

以下の説明に記載の「いくつかの実施例」は、全ての可能な実施例の部分集合を記述するものである。ただし、理解できるものとして、「いくつかの実施例」は、全ての可能な実施例の同じ部分集合又は異なる部分集合であってもよく、且つ矛盾しない限り、互いに組み合わせることができる。

以下の説明に記載の用語「第１／第２／第３」は、類似した対象を区別するものに過ぎず、対象に対する特定の順序を表すものではない。理解できるものとして、「第１／第２／第３」は、可能な場合、特定の順序又は優先順位を交換してもよい。これにより、ここで説明される本願の実施例は、ここで図示又は説明されるもの以外の順序で実施されることが可能になる。

別に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術的用語及び科学的用語は、当業者が通常理解する意味と同じである。本明細書で使用される用語は、本願の実施例を説明することのみを目的としており、本願を制限することを意図するものではない。

本願の実施例をさらに詳細に説明するに先立って、本願の実施例に係る名詞及び用語を説明する。本願の実施例に係る名詞及び用語は、以下の解釈を適用する。

１）バブルは、通常のメッセージを載せるためのボックスである。

２）「に応答して」とは、実行される操作が依存する条件又は状態を示すためのものである。依存する条件又は状態が満たされる場合、実行される１つ又は複数の操作は、リアルタイムであってもよく、設定された遅延を有してもよい。特に説明しない限り、実行される複数の操作には、実行される順序の制限がない。

３）残響効果は、原音に他のオーディオを重ね合わせるための音響効果、即ち、雰囲気を重ね合わせるための特殊効果、例えば、ＫＴＶの特殊効果、谷の特殊効果、コンサートの特殊効果などである。

図１を参照する。図１は、本願の実施例で提供される歌の処理システム１００のアーキテクチャの模式図である。例示的な応用のサポートを実現するために、端末は、端末４００－１、端末４００－２、端末４００－３を含む。このうち、端末４００－１はユーザＡの端末であり、端末４００－２はユーザＢの端末であり、端末４００－３はユーザＣの端末である。ユーザＡ、Ｂ、Ｃは、同一グループのメンバーである。端末は、ネットワーク３００を介してサーバ２００に接続され、ネットワーク３００は、広域ネットワーク又はローカルエリアネットワークであってもよく、或いはこれらの組み合わせであってもよい。

端末４００－１は、会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現し、歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定し、歌送信指示に応答して、残響効果に基づいて歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

ここで、会話インタフェースは、メンバーがユーザＡ、Ｂ、Ｃであるグループに対応する会話インタフェースである。

サーバ２００は、ターゲット歌を受信すると、現在のグループのメンバーを取得し、メンバーリストに基づいて、ターゲット歌を端末４００－２及び端末４００－３に送信する。

端末４００－２、端末４００－３は、ターゲット歌を受信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

いくつかの実施例において、サーバ２００は、独立した物理サーバであってもよく、複数の物理サーバで構成されたサーバクラスタ又は分散型システムであってもよく、クラウドサービス、クラウドデータベース、クラウドコンピューティング、クラウド関数、クラウドストレージ、ネットワークサービス、クラウド通信、ミドルウェアサービス、ドメイン名サービス、セキュリティサービス、コンテンツデリバリネットワーク（ＣＤＮ：Ｃｏｎｔｅｎｔ Ｄｅｌｉｖｅｒｙ Ｎｅｔｗｏｒｋ）、及びビッグデータや人工知能プラットフォームなどのベースクラウドコンピューティングサービスを提供するクラウドサーバであってもよい。端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、デスクトップコンピュータ、スマートスピーカー、スマートウォッチなどであってもよいが、これらに限定されない。端末及びサーバは、有線又は無線の通信方式によって直接又は間接的に接続されてもよく、本願の実施例はこれを制限しない。

図２を参照する。図２は、本願の実施例で提供される端末の構成の模式図である。図２に示す端末は、少なくとも１つのプロセッサ４１０、メモリ４５０、少なくとも１つのネットワークインタフェース４２０、及びユーザインタフェース４３０を含む。端末の各コンポーネントは、バスシステム４４０を介して結合されている。理解できるように、バスシステム４４０は、これらのコンポーネント同士の接続通信を実現する。バスシステム４４０は、データバスを含むに加えて、電源バス、制御バス、及び状態信号バスを含む。ただし、説明の明瞭さから、図２において、各種のバスをバスシステム４４０として示している。

プロセッサ４１０は、信号処理能力を有する集積回路チップ、例えば、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ（ＤＳＰ：Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、或いは、他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。これらのうち、汎用プロセッサは、マイクロプロセッサや任意の通常のプロセッサなどであってもよい。

ユーザインタフェース４３０は、メディアコンテンツを表現できるようにする１つ又は複数の出力装置４３１を含む。１つ又は複数の出力装置４３１は、１つ又は複数のスピーカー、及び／又は、１つ又は複数のビジュアルディスプレイを含む。ユーザインタフェース４３０は、１つ又は複数の入力装置４３２をさらに含む。入力装置４３２は、ユーザの入力に役立つユーザインタフェース部材、例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、タッチディスプレイ、カメラ、他の入力ボタンやコントロールを含む。

メモリ４５０は、取り外し可能なもの、取り外し不可なもの、又はこれらの組み合わせであってもよい。例示的なハードウェア機器には、ソリッドステートメモリ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブなどが含まれる。メモリ４５０は、任意選択的に、物理位置がプロセッサ４１０から遠い１つ又は複数の記憶機器を含む。

メモリ４５０は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリを含み、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでもよい。不揮発性メモリは読み出し専用メモリ（ＲＯＭ：Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）であってもよく、揮発性メモリはランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ：Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）であってもよい。本願の実施例に記載のメモリ４５０は、任意の適切なタイプのメモリを含むことを意図している。

いくつかの実施例において、メモリ４５０は、各種の操作をサポートするためにデータを記憶することができる。これらのデータの例として、プログラム、モジュールやデータ構造、或いはこれらの部分集合又は超集合が含まれる。以下、例示的に説明する。

オペレーティングシステム４５１は、各種の基本的なシステムサービスを処理し、ハードウェア関連タスクを実行するためのシステムプログラム、例えば、フレームワーク層、コアライブラリ層、ドライバ層などを含み、各種の基礎業務を実現し、ハードウェアに基づくタスクを処理する。

ネットワーク通信モジュール４５２は、１つ又は複数の（有線又は無線）ネットワークインタフェース４２０を介して、他のコンピューティングデバイスに到達するためのものである。例示的なネットワークインタフェース４２０として、ブルートゥース(登録商標)、無線互換性認証（ＷｉＦｉ）やユニバーサルシリアルバス（ＵＳＢ：Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ Ｓｅｒｉａｌ Ｂｕｓ）などが含まれる。

表現モジュール４５３は、１つ又は複数のユーザインタフェース４３０に関連する出力装置４３１（例えば、ディスプレイ、スピーカーなど）を介して、情報を表現できるようにする（例えば、周辺機器を操作して、コンテンツ及び情報を表示するためのユーザインタフェース）。

入力処理モジュール４５４は、１つ又は複数の入力装置４３２のうちの１つからの１つ又は複数のユーザ入力又はインタラクションを検出し、検出した入力又はインタラクションを翻訳する。

いくつかの実施例において、本願の実施例で提供される歌の処理装置は、ソフトウェア方式で実現されてもよい。図２は、メモリ４５０に記憶された歌の処理装置４５５を示している。この歌の処理装置４５５は、プログラムやプラグインなどの形式のソフトウェアであってもよく、ソフトウェアモジュールとして、第１表現モジュール４５５１、第１録音モジュール４５５２、第１送信モジュール４５５３、及び第２表現モジュール４５５４を含む。これらのモジュールは、ロジック的なものであるため、実現される機能に応じて、任意に組み合わせたり、さらに分割したりすることが可能である。

各モジュールの機能について後述する。

他のいくつかの実施例において、本願の実施例で提供される歌の処理装置は、ハードウェア方式で実現されてもよい。一例として、本願の実施例で提供される歌の処理装置は、ハードウェア復号プロセッサ形式のプロセッサであってもよく、本願の実施例で提供される歌の処理方法を実現するようにプログラミングされる。例えば、ハードウェア復号プロセッサ形式のプロセッサとしては、１つ又は複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ：Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｐｅｃｉｆｉｃ Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ）、ＤＳＰ、プログラマブルロジックデバイス（ＰＬＤ：Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ）、複雑なプログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ：Ｃｏｍｐｌｅｘ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｌｏｇｉｃ Ｄｅｖｉｃｅ）、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ（ＦＰＧＡ：Ｆｉｅｌｄ－Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｇａｔｅ Ａｒｒａｙ）、又は他の電子素子が採用されてもよい。

本願の実施例で提供される歌の処理方法について、本願の実施例で提供される端末の例示的な応用及び実施を参照して説明する。図３を参照する。図３は、本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。図３に示されたステップを参照して説明する。

ステップ３０１では、端末が、会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する。

実際に実施する際に、端末にはインスタントメッセンジャークライアントが設置され、インスタントメッセンジャークライアントを介して会話インタフェースが表現され、ユーザは、会話インタフェースを介して他のユーザとコミュニケーションを行うことができる。ユーザが会話インタフェースを介して他のユーザとコミュニケーションを行う過程で、ユーザは、歌を録音して送信するニーズがある場合、その会話インタフェースを介して歌唱指示をトリガすることができ、端末は、歌唱指示を受け付けると、歌録音インタフェースを表現する。

いくつかの実施例において、端末は、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに音声機能項目を表現し、音声機能項目に対するトリガ操作に応答して、少なくとも２つの音声モード選択項目を表現し、音声モード選択項目である歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、歌唱指示をトリガする。

ここで、実際の応用において、音声機能項目は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな機能項目であり、インスタントメッセンジャークライアントにネイティブに埋め込まれており、サードパーティのアプリケーションやサードパーティのコントロールの助けを借りることなく、ユーザは、インスタントメッセンジャークライアントを実行して、会話インタフェースを表現することにより、会話インタフェース上に浮遊するのではなく、会話インタフェース内に表現される音声機能項目を見ることができる。

ここで、トリガ操作は、タップ操作、ダブルタップ操作、押下操作、スライド操作などであってもよく、選択操作も、タップ操作、ダブルタップ操作、押下操作、スライド操作などであってもよいが、ここでは限定しない。

実際に実施する際に、会話インタフェースに会話ツールバーが表現されており、会話ツールバーに音声機能項目が表現されている。音声機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、音声パネルを表現し、音声パネル内に少なくとも２つの音声モード選択項目を表現する。説明すべきものとして、少なくとも２つの音声モード選択項目を他の方式で表現してもよい。例えば、ポップアップウィンドウを表現し、ポップアップウィンドウ内に少なくとも２つの音声モード選択項目を表現する。ここで、少なくとも２つの音声モード選択項目には、少なくとも歌唱モード選択項目が含まれる。歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、歌唱指示がトリガされる。

ここで、選択操作は、タップ操作、ダブルタップ操作、押下操作、スライド操作などであってもよく、ここでは限定しない。

例えば、図４～図５は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図４を参照すると、会話ツールバー４０１に音声機能項目４０２が表現されている。音声機能項目４０２に対するユーザのタップ操作を受け付けると、図５を参照して、会話ツールバー４０１が上方に移動し、会話ツールバー４０１の下方に音声パネルが表現され、音声パネルには、選択された音声モードの録音インタフェース、及び、３つの音声モード選択項目が表現される。３つの音声モード選択項目は、それぞれ、インターコムモード選択項目、録音モード選択項目、歌唱モード選択項目である。ここで、歌モード選択項目をタップすることにより、歌唱指示をトリガして、歌録音インタフェース５０１を表現することができる。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに歌唱機能項目を表現し、歌唱機能項目に対するトリガ操作に応答して、歌唱指示をトリガする。

ここで、実際の応用において、歌機能項目は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな機能項目であり、インスタントメッセンジャークライアントにネイティブに埋め込まれており、サードパーティのアプリケーションやサードパーティのコントロールの助けを借りることなく、ユーザは、インスタントメッセンジャークライアントを実行して、会話インタフェースを表現することにより、会話インタフェース上に浮遊するのではなく、会話インタフェース内に表現される歌機能項目を見ることができる。

実際に実施する際に、歌機能項目に基づいて歌唱指示をトリガするために、該歌機能項目を直接に会話ツールバーに表現してもよい。このようにして、ユーザの操作を簡略化することができる。例えば、図６は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。会話ツールバー４０１に歌機能項目６０１が表現されている。歌機能項目６０１に対するタップ操作を受け付けると、歌唱指示がトリガされる。

ステップ３０２では、歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する。

実際に実施する際に、まず、歌の録音を行ってから、録音される歌に対応する残響効果を決定してもよいし、まず、録音される歌に対応する残響効果を決定してから、歌の録音を行ってもよい。ここでは、実行順序を限定しない。

いくつかの実施例において、端末は、以下のような方式によって、録音される歌に対応する残響効果を決定してもよい。即ち、歌録音インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択を表現し、ターゲット残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示に応答して、相応のターゲット残響効果を、録音される歌に対応する残響効果として決定する。

実際に実施する際に、歌録音インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択項目を直接表現し、表現された少なくとも２つの残響効果に基づいて選択してもよい。説明すべきものとして、ここでは、歌録音インタフェースに選択可能な残響効果の全部を表現してもよいし、歌録音インタフェースに選択可能な残響効果選択項目の一部のみを表現してもよい。例えば、残響効果選択項目の一部を先に表現し、ユーザによりトリガされた操作に基づいて、表現された残響効果選択項目を切り替えてもよい。

ここで、ターゲット残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示は、ターゲット残響効果選択項目をタップすることによってトリガされてもよいし、スライド操作によってトリガされてもよいし、その他の方式によってトリガされてもよい。スライド操作を例に説明する。図７は、本実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図７を参照すると、ユーザが左へのスライド操作を行う場合、ターゲット残響効果が原音からＫＴＶに切り替わることが決定される。

いくつかの実施例において、端末は、以下のような方式によって、録音される歌に対応する残響効果を決定してもよい。即ち、歌録音インタフェースに残響効果選択機能項目を表現し、残響効果選択機能項目に対するトリガ操作に応答して、残響効果選択インタフェースを表現し、残響効果選択インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択項目を表現し、ターゲット残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示に応答して、相応のターゲット残響効果を、録音される歌に対応する残響効果として決定する。

ここで、残響効果選択インタフェースは、歌録音インタフェースとは独立したインタフェースである。実際に実施する際に、直接に歌録音インタフェースに２つの残響効果選択項目を表現するのではなく、残響効果選択項目とは独立した２次インタフェースを介して少なくとも２つの残響効果選択項目を表現し、そのインタフェースに基づいて残響効果の選択を実現してもよい。

例えば、図８は、本願の実施例で提供される残響モード選択インタフェースの模式図である。図８を参照すると、歌録音インタフェースに残響効果選択機能項目８０１が表現されている。残響効果選択機能項目８０１に対するタップ操作を受け付けると、残響効果選択インタフェース８０２が表現され、残響効果選択インタフェースに残響効果選択項目が表現される。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌の録音を行ってもよい。即ち、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

実際に実施する際に、端末は、録音キーに対する押下操作を受け付けると、マイクロフォンのようなオーディオコレクターを呼び出して歌を録音し、録音された歌をキャッシュに記憶する。また、録音中には、音を受信したことを表すために、歌録音インタフェースに音波を表現してもよいし、録音時間を表現してもよい。

例えば、図９は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図９を参照すると、歌録音インタフェースに音波９０１及び録音時間９０２が表現されている。

ここで、録音される歌は、歌全体であってもよいし、歌断片であってもよい。

いくつかの実施例では、歌録音キーをタップすると、歌の録音を行い、歌録音キーを再度タップすると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得してもよい。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌の録音を行ってもよい。即ち、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行い、録音中には、録音された歌を認識し、相応の歌が認識されると、歌録音インタフェースに相応の歌情報を表現し、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

実際に実施する際に、録音中には、録音された歌を認識し、即ち、録音された歌のメロディや歌詞の少なくとも一方に基づいて、録音された歌と、音楽ライブラリにおける歌とをマッチングし、録音された歌にマッチした歌が音楽ライブラリに存在する場合、マッチした歌の歌情報を取得し、相応の歌情報を歌録音インタフェースに表現してもよい。ここで、歌情報には、歌詞、ポスター、歌名などが含まれてもよい。

例えば、図１０は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図１０を参照すると、歌録音インタフェースに相応の歌詞１００１が表現されている。このようにして、ユーザが歌詞を忘れた場合にユーザに提示することができる。

ここで、録音された歌の歌詞に基づいて、録音された歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングする際に、音声認識インタフェースを介して、録音された歌を音声認識してそれをテキスト化したものと、歌ライブラリにおける歌の歌詞とをマッチングする。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌の録音を行ってもよい。即ち、残響効果に対応する歌録音背景画像を取得し、歌録音背景画像を歌録音インタフェースの背景とし、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

実際に実施する際に、各残響効果それぞれが１つの歌録音背景画像に対応している。残響効果を選択した後、相応の歌録音背景画像を歌録音インタフェースの背景とする。

実際の応用において、残響効果に対応する歌録音背景画像は、相応の残響効果選択項目の背景画像であってもよい。例えば、図１１は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。選択された残響効果がＫＴＶである場合、図７及び図１１を参照すると、図１１の歌録音インタフェースの背景１１０１は、図７のＫＴＶに対応する残響効果選択項目の背景と同じである。

ステップ３０３では、歌送信指示に応答して、残響効果に基づいて歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

実際に実施する際に、残響効果に基づいて、録音された歌を処理することにより、録音された歌を最適化して、ターゲット歌を取得した後、会話ウィンドウを介してターゲット歌を送信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。ここで、会話ウィンドウを介してターゲット歌が送信されると、会話に参加している他のメンバーのクライアントも、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

例えば、図１２Ａは、本願の実施例で提供される現在のユーザに対応する会話インタフェースの模式図である。図１２Ｂは、本願の実施例で提供される会話に参加している他のユーザに対応する会話インタフェースの模式図である。図１２Ａ、図１２Ｂを参照すると、会話インタフェースのメッセージボックス内に、ターゲット歌に対応する会話メッセージが表現されている。

実際の応用では、録音が完了すると、端末が確認インタフェースを表現し、ユーザが確認インタフェースに基づいて歌送信指示をトリガすることができる。例えば、図１３は、本願の実施例で提供される確定インタフェースの模式図である。図１３を参照すると、確認インタフェースには、送信キー及びキャンセルキーが含まれる。ユーザが送信キー１３０１をタップして歌送信指示をトリガすると、会話ウィンドウを介してターゲット歌が送信され、ユーザがキャンセルキー１３０２をタップすると、ターゲット歌が削除される。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現してもよい。即ち、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングすることにより、マッチング結果を取得し、マッチング結果が、ターゲット歌にマッチした歌が存在することを表す場合、ターゲット歌にマッチした歌に基づいて、ターゲット歌の歌情報を決定し、会話インタフェースにおいて、歌情報が付されている、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

実際に実施する際に、ターゲット歌のメロディ、歌詞の少なくとも一方に基づいて、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングし、ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合、歌情報を取得してもよい。ここで、歌情報には、名称、歌詞、メロディ、ポスターの少なくとも一方が含まれる。例えば、図１２Ａを参照すると、会話メッセージには、歌名「２匹のトラ」が含まれている。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現してもよい。即ち、残響効果に対応するバブルのスタイルを取得し、ターゲット歌の長さに基づいて、その長さにマッチしたバブルの長さを決定し、バブルのスタイル及びバブルの長さに基づいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージをバブルカードの方式で表現する。

実際に実施する際に、ターゲット歌に対応する会話メッセージをバブルカードの方式で表現してもよい。ここで、各残響効果それぞれがバブルのスタイルの１つに対応しているため、選択された残響効果に対応するバブルのスタイルを決定することができる。例えば、バブルカードの背景は、相応の残響効果選択項目の背景と同じであってもよい。

例えば、図１４は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図７及び図１４を参照すると、残響効果がＫＴＶである場合、図１４において会話メッセージを載せるためのバブルの背景は、図７においてＫＴＶに対応する残響効果選択項目の背景と同じである。

実際に実施する際に、バブルの長さは、ターゲット歌の長さに関連付けられる。ある長さの閾値（例えば２分間）を下回る場合、長さが長いほど、それに応じたバブルの長さが長くなり、この長さの閾値を上回る場合、バブルの長さが固定値となり、例えば、スクリーン幅の８０％である。

例えば、図１５は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図１２Ａ、図１５を参照すると、図１２Ａにおいて、会話メッセージに対応するターゲット歌の長さは４秒であり、図１５において、会話メッセージに対応するターゲット歌の長さは７秒であり、図１５におけるバブルの長さは、図１２Ａにおけるバブルの長さよりも長い。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現してもよい。即ち、ターゲット歌に対応する歌ポスターを取得し、歌ポスターを会話メッセージのメッセージカードの背景とし、会話インタフェースにおいて、メッセージカードを通じて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

ここで、メッセージカードの形で会話メッセージを表現してもよい。実際に実施する際に、ターゲット歌のメロディ、歌詞の少なくとも一方に基づいて、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングし、ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合、マッチした歌に対応する歌ポスターを取得し、該歌ポスターを、ターゲット歌に対応する歌ポスターとしてもよい。

いくつかの実施例において、ターゲット歌が歌断片である場合、端末は、さらに、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する。ここで、リレー機能項目は、会話ウィンドウ内の会話メンバーによるターゲット歌のリレーを実現するためのものである。

実際に実施する際に、歌リレー機能を提供し、即ち、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現した後に、ターゲット歌をリレーするために会話インタフェースに相応のリレー機能項目を表現してもよい。

例えば、図１６は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図１６を参照すると、ターゲット歌に対応する会話メッセージのそばに、ターゲット歌に対応するリレー機能項目１６０１が表現されている。

実際の応用において、端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、リレー歌録音インタフェースを表現する。これにより、ユーザは、リレー歌録音インタフェースを介して、ターゲット歌に対するリレー歌を録音することができ、会話ウィンドウ内の会話メンバーによるターゲット歌のリレーが実現される。

ここでは、フルスクリーンでリレー歌録音インタフェースを表現してもよく、直接に会話インタフェースにリレー歌録音インタフェースを表現してもよく、浮遊ウィンドウの形でリレー歌録音インタフェースを表現し、即ち、リレー歌録音インタフェースを会話インタフェース上に浮遊させてもよく、ここで、浮遊ウィンドウは、透明、半透明、又は完全に不透明であってもよい。説明すべきものとして、他の形式でリレー歌録音インタフェースを表現することも可能であるが、ここでは限定しない。

例示的には、図１７Ａ～図１７Ｃは、本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。図１７Ａを参照すると、リレー歌録音インタフェースがフルスクリーンで表現されており、図１７Ｂを参照すると、会話ツールバーが上方に移動し、会話ツールバーの下方にリレー歌録音インタフェース１７０１が表現されており、図１７Ｃを参照すると、リレー歌録音インタフェース１７０２が透明な浮遊ウィンドウの形で会話インタフェース上に表現されている。

いくつかの実施例において、端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、歌詞情報に基づいて、リレー歌録音インタフェースにおいて、歌断片に対応する歌詞と、リレー部分の歌詞とを表現する。

実際に実施する際に、ターゲット歌に対応する歌が歌ライブラリに存在する場合、相応の歌詞情報を取得し、リレー歌録音インタフェースに歌断片の歌詞とリレー部分の歌詞とを表現する。ここで、歌断片の歌詞とリレー部分の歌詞とを表現する際には、歌詞の一部のみを表現してもよいし、歌詞の全部を表現してもよい。

例えば、歌断片の最後の数文の歌詞のみを表現してもよい。図１８は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図１８を参照すると、歌断片の最後の４文の歌詞が表現されている。

いくつかの実施例では、端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、歌断片に対応する歌のメロディを取得し、歌断片のメロディの少なくとも一部を再生してもよい。

実際に実施する際に、リレー歌録音インタフェースを表現した後、歌断片のメロディの一部を自動的に再生してもよい。例えば、歌断片の最後の４文の歌詞に対応するメロディを再生してもよい。歌断片が短い場合、例えば、最後の４文の歌詞に対応するメロディを再生する必要があるが、歌断片に対応する歌詞の数が４文未満である場合、歌断片全体のメロディを再生してもよい。

ここで、ループ再生の方式で歌断片のメロディの少なくとも一部を再生してもよい。

本願の実施例では、歌断片のメロディの少なくとも一部を再生することにより、ユーザがメロディを思い出せず、リレーできないという問題を回避する。

いくつかの実施例において、端末は、メロディの少なくとも一部の再生中に歌録音指示を受け付けると、歌録音指示に応答して、メロディの少なくとも一部の再生を停止し、リレー部分のメロディを再生し、再生されたメロディに基づいて歌の録音を行うことにより、録音されたリレー歌を取得してもよい。

実際に実施する際に、リレー部分のメロディを再生することにより、より良いリレー環境をユーザに提供し、ユーザの体験を向上させる。説明すべきものとして、メロディを再生する際に、選択された残響効果でメロディを処理してから再生してもよい。

いくつかの実施例において、端末は、歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、リレー歌の録音中には、リレー部分のメロディの再生に伴って、相応の歌詞をスクロール表示してもよい。

ここで、リレー部分のメロディの再生に伴って、歌自体の速度に応じて相応の歌詞をスクロール表示することにより、ターゲット領域に表現される歌詞を、再生しているメロディに対応させる。例えば、歌詞表示領域の下から２行目の歌詞を、再生しているメロディに対応させてもよい。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいて録音されたリレー歌を取得し、歌断片の残響効果をリレー歌の残響効果として、リレー歌を処理してもよい。

実際に実施する際に、デフォルトで前のユーザが選択した残響効果を選択して、録音された歌を処理する。

いくつかの実施例では、残響効果を切り替えてもよい。即ち、ユーザは、表現されたリレー歌録音インタフェースに基づいて、左右スライド操作を行うことができる。端末は、ユーザのインタラクション操作に応じて、残響効果を切り替える。残響効果の切り替えが行われると、切り替えられた残響効果に対応する提示情報が表現される。例えば、図１９は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図１９を参照すると、残響効果がＫＴＶに切り替えられた場合、「ＫＴＶ」残響効果に切り替えられたことをユーザに提示するために、録音インタフェースに「ＫＴＶ」が表現される。ここで、提示情報は、所定期間後に自動的に消え、例えば、１．５秒提示されると消えるようにしてもよい。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいてリレー歌が録音された場合、録音されたリレー歌の、歌断片に対応する歌における位置を決定し、その位置をリレー開始位置とし、位置が付されている、リレー歌に対応する会話メッセージを送信し、会話インタフェースにリレー歌の会話メッセージを表現してもよく、リレー歌の会話メッセージには、リレー開始位置が示されている。

実際に実施する際に、リレー歌が録音された場合、録音されたリレー歌の、歌断片に対応する歌における位置を記録し、その位置情報が含まれる、リレー歌に対応する会話メッセージを表現することにより、次のリレーユーザにその位置から歌唱を開始するように提示する。

例えば、図２０は、本願の実施例で提供されるユーザインタフェースの模式図である。図２０を参照すると、リレー歌の会話メッセージには、リレー開始位置に対応する歌詞が表現されている。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいて録音されたリレー歌に人の声が含まれないと決定した場合、提示情報を表現してもよい。ここで、提示情報は、録音されたリレー歌に人の声が含まれないことを提示するためのものである。

実際に実施する際に、録音されたリレー歌に人の歌う声が何も含まれない場合、録音完了後、録音されたリレー歌に人の歌う声が含まれないことを提示するための提示情報が表現される。例えば、提示情報は、「歌っていませんよ」であってもよい。ここで、提示情報は、バブル提示の形で表現してもよい。図２１を参照する。図２１は、本願の実施例で提供されるバブル提示の模式図であり、「歌っていませんよ」がバブル２１０１提示の方式で表現されている。

いくつかの実施例では、提示情報が表現されると、録音されたリレー歌を自動的に削除してもよい。

いくつかの実施例において、会話インタフェースがグループ会話インタフェースである場合、端末は、グループ会話インタフェースに少なくとも２つのリレーモード選択項目を表現し、ターゲットリレーモード選択項目に対してトリガされたリレーモード選択指示に応答して、選択されたリレーモードをターゲットリレーモードとして決定してもよい。ここで、リレーモードは、リレー権限を持つ会話メンバーを示すためのものである。以下のような方式によって、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現してもよい。即ち、ターゲットリレーモードに基づいて、リレー権限を持っていると決定した場合、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する。

実際に実施する際に、現在のユーザがリレー権限を持っている場合にのみ、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する。リレーの発起人、即ち、ターゲット歌を録音したユーザは、リレー権限を持つ会話メンバーを示すために、ターゲット歌を送信する前にリレーモードを選択してもよい。

例えば、図２２は、本願の実施例で提供されるリレーモード選択インタフェースの模式図である。図２２を参照すると、確認インタフェースには、リレーモード選択機能項目２２０１も表現されている。選択機能項目に対するユーザのタップ操作を受け付けると、リレーモード選択インタフェース２２０２が表現され、リレーモード選択インタフェースには、全員先取り、指定メンバーリレー、男女デュエット、ランダムチームデュエット、指定チームデュエットを含む５つのリレーモード選択項目が表現される。

ここで、リレーモードが全員先取りである場合、会話に参加する全員がリレー権限を持つ。

リレーモードが指定メンバーリレーである場合、現在のユーザが指定リレーメンバーであるか否かを判断し、現在のユーザが指定リレーメンバーである場合、リレー権限を持っており、現在のユーザが指定リレーメンバーではない場合、リレー権限を持っていない。ここで、リレーモードを選択する際に、選択されたリレーモードが指定メンバーリレーである場合、リレー参加者選択インタフェースを表現する。これにより、ユーザは、このインタフェースに基づいてリレーメンバーを指定する。

例えば、図２３は、本願の実施例で提供されるリレー参加者選択インタフェースの模式図である。図２３を参照すると、選択されたリレーモードが指定メンバーリレーであり、選択可能な全てのメンバー情報（例えば、ユーザのアバター、ユーザ名など）が表現される。相応のメンバーに対応する選択項目２３０１をタップすることにより、リレーに参加するメンバーを選択し、確定をタップすると、選択された指定メンバーリレーモードへの切り替えを確定する。切り替えが完了すると、確認ページにジャンプし、選択されたリレーモード、即ち、指定メンバーリレーを確認ページに表現する。

説明すべきものとして、リレーメンバーを選択する際に、１人又は複数人のメンバーを選択することができる。

リレーモードが男女デュエットである場合、ターゲット歌を歌った人の性別を判断し、ターゲット歌を歌った人が男性であれば、現在のユーザが女性である場合にのみ、リレー資格を持ち、ターゲット歌を歌った人が女性であれば、現在のユーザが男性である場合にのみ、リレー資格を持つ。

リレーモードがランダムチームデュエットである場合、全員がリレー資格を持つ。１番目のリレーメンバーがリレー歌を送信した後、後続にリレーに参加するメンバーは、発起人のチームに参加するか、１番目のリレーメンバーのチームに参加するかを選択することができる。図２４は、本願の実施例で提供されるチーム選択インタフェースの模式図である。図２４を参照すると、チーム選択インタフェースが表現されており、そのインタフェースには、発起人及び１番目のリレーメンバーのアバター、チーム情報（例えば、チームに参加しているユーザの人数、ユーザ情報など）、及び各チームに対応する参加キーが表現されている。参加キーをタップすることにより、相応のチームに参加する。リレー資格を持つメンバーは、相応の会話メッセージを送信したメンバーとは異なるチームに属すべきである。

リレーモードが指定チームデュエットである場合、リレーモードを選択する際に、両方のチームメンバーを選択する必要がある。現在のユーザがこの両方のチームメンバーであり、かつ所属チームがリレーする番になる場合にのみ、現在のユーザがリレー資格を持つと決定する。図２５は、本願の実施例で提供されるチームメンバー選択インタフェースの模式図である。図２５を参照すると、発起人が両方のチームメンバーを選択する際に、まず、自チームメンバーを選択するための選択インタフェースが表現され、所属するグループ内の全てのメンバーの情報（例えば、ユーザのアバター、ユーザ名など）が表現される。相応のメンバーに対応する選択項目をタップすることにより、選択を行う。選択完了後、次へをタップすると、相手チームメンバーを選択するための選択インタフェースが表現され、所属するグループ内の自チームメンバー以外のメンバーの情報が表現される。同様に、相応のメンバーに対応する選択項目をタップすることにより、選択を行う。

説明すべきものとして、リレーモードは、図２２に示すリレーモードに限定されず、指定メンバー順番リレー、チーム内メンバー指定順番リレー、ランダム割り当てメンバーリレー、チーム内ランダム割り当てメンバーリレーなどを含んでもよい。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、リレー機能項目に対応するトリガ操作を受け付けると、リレー機能項目に対応するトリガ操作が、最初に受け付けられた、リレー機能項目に対応するトリガ操作であると決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー機能項目に対応するトリガ操作の前に、リレー機能項目に対応するトリガ操作が受け付けられたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現する。

ここでの先取りモードは、全員先取りモード、指定メンバー先取りモードなどを含む。つまり、リレー権限を持つメンバーが複数である限り、先取りモードを採用することができる。

実際に実施する際に、真っ先にターゲット歌に対応するリレー機能項目をタップしたメンバーを、先取り権限を持つメンバーとして決定する。メンバーが先取り権限を持っている場合にのみ、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースにおいて、先取り権限が取得されていることを提示するための提示情報を表現することができる。メンバーが先取り権限を持っていない場合、先取り権限が取得されていないことをユーザに提示するための提示情報を表現する。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、リレー機能項目に基づいて録音されたリレー歌を取得し、リレー歌に対する送信指示を受け付けると、送信指示が、最初に受け付けられた、歌断片に対するリレー歌送信指示であると決定した場合、リレー歌を送信し、送信指示を受け付ける前に、歌断片に対するリレー歌送信指示を受け付けたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現してもよい。

実際に実施する際に、真っ先に歌断片に対するリレー歌送信指示をトリガしたメンバーを、先取り権限を持つメンバーとして決定し、端末は、現在のユーザが先取り権限を持っている場合にのみ、リレー歌の送信に成功でき、現在のユーザが先取り権限を持っていない場合、送信に失敗し、先取り権限が取得されていないことをユーザに提示するための提示情報を表現する。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードがチームデュエットモードである場合、デュエットキャラクタを取得し、リレー機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来したと決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現し、デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来していないと決定した場合、リレータイミングが到来していないことを提示するための提示情報を表現してもよい。

実際に実施する際に、チームデュエットモードを採用する場合、各チームに異なるデュエットキャラクタを割り当ててもよい。デュエットキャラクタのリレータイミングが到来した場合にのみ、相応のチームのメンバーがリレー資格を持ち、リレー歌録音インタフェースに入ることに成功でき、デュエットキャラクタのリレータイミングが到来していない場合、リレータイミングが到来していないことを提示するための提示情報を表現する。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージをリレーし、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを表現し、表現されたリレー機能項目をキャンセルしてもよい。

実際に実施する際に、他のユーザから歌断片に対応するリレー歌が送信されると、端末は、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを受信し、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを表現し、表現されたリレー機能項目をキャンセルする。ここで、現在のユーザが、リレー歌に対応するリレー権限を持っている場合、リレー歌に対応するリレー機能項目が表現される。

例えば、図２６は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図２６を参照すると、まず、ターゲット歌に対応する会話メッセージ、及び相応のリレー機能項目を会話インタフェースに表現し、このとき、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを受信すると、リレー歌に対応するリレー権限を持っていると決定した場合、リレー歌に対応するリレー機能項目を表現し、ターゲット歌に対応するリレー機能項目の表現をキャンセルする。

いくつかの実施例において、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、端末は、リレーの完了を示す提示情報が付されている、リレー歌に対応する会話メッセージを受信して表現し、提示情報に対する閲覧操作に応答して、詳細ページを表現してもよい。詳細ページは、歌再生のトリガ操作を受け付けた場合、リレー参加順に基づいて、リレーに参加している会話メンバーにより録音された歌を順に再生するためのものである。

実際に実施する際に、リレーが完了すると、端末は、リレー歌に対応する会話メッセージを表現する際に、リレーが完了した旨の提示情報を表現する。提示情報には、リレーに参加したユーザ情報、歌情報などが含まれてもよい。ここで、リレーに参加した人が多い場合、一部の参加者のユーザ情報のみを表現してもよい。提示情報には、閲覧キーが含まれてもよい。これにより、閲覧キーに対するトリガ操作を受け付けた場合に詳細ページを表現する。

例えば、図２７は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図２７を参照すると、リレー歌に対応する会話メッセージが表現された後、会話メッセージの下方に提示情報が表現される。提示情報の表現と同時に、提示情報に対応する閲覧キー２７０１が表現される。ユーザがその提示情報に対応する閲覧キーをタップすると、詳細ページが表現される。

ここで、図２８は、本願の実施例で提供される各リレーモードに対応する提示情報である。図２８を参照すると、異なるリレーモードに対して、異なる提示を表現することができる。

いくつかの実施例において、端末は、詳細ページにおいて、リレーに参加している会話メンバーにより録音された歌の歌詞、及びリレーに参加している会話メンバーのユーザアバターのうちの少なくとも一方を表現してもよい。

実際に実施する際に、ターゲット歌にマッチした歌が歌ライブラリに存在する場合、ターゲット歌に対応する歌情報を取得して詳細ページに表現してもよい。また、詳細ページには、再生キーがさらに含まれ、再生キーは、再生キーに対するタップ操作を受け付けた場合、リレーに参加している会話メンバーにより録音された歌をリレー順に再生するためのものである。また、再生中には、再生を一時停止するための一時停止キーが表現されるとともに、再生プログレスバーが表現され、再生プログレスバーを介して、ドラッグ早送り、ドラッグ早戻しなどの操作を行うことができる。

例えば、図２９は、本願の実施例で提供される詳細ページのインタフェースの模式図である。図２９を参照すると、詳細ページには、歌情報、再生キー、再生プログレスバーが表現されている。ここで、歌情報には、歌ポスター、歌名、歌詞などが含まれている。また、各ユーザが歌った部分に応じて、歌った人のユーザアバターが歌詞のそばに表現されている。

いくつかの実施例では、ターゲット歌にマッチした歌が歌ライブラリに存在しない場合、詳細ページに歌情報を表現することができない。図３０は、本願の実施例で提供される詳細ページのインタフェースの模式図である。図３０を参照すると、詳細ページには、歌った各人のアバター及び相応の音波がリレー順に展示されている。再生する際には、歌った各人により録音された歌をリレー順に再生する。

いくつかの実施例において、端末は、詳細ページに対する共有機能キーを詳細ページに表現してもよい。ここで、共有機能キーは、リレーが完了した歌の共有を実現するためのものである。

例えば、図３１は、本願の実施例で提供される詳細ページのインタフェースの模式図である。図３１を参照すると、詳細ページの右上隅には、リレーが完了した歌を共有するための共有機能キー３１０１が表現されている。

いくつかの実施例において、端末は、共有機能キーに対するトリガ操作を受け付けると、共有機能キーに対するトリガ操作に応答して、相応の共有権限を持っていると決定した場合、リレーが完了した歌に対応するリンクを送信してもよい。

実際に実施する際に、ユーザが共有機能キーをタップすると、端末は、現在のユーザが共有権限を持っているか否かを判断し、現在のユーザが共有権限を持っている場合、友達選択ページを表現し、友達選択ページを通じて友達を選択し、リレーが完了した歌に対応するリンクを、選択された友達の端末に送信する。説明すべきものとして、共有権限は予め設定されたものであり、例えば、リレーに参加したメンバーのみが共有権限を持つように設定してもよい。

ここで、ユーザは、リレーが完了した歌に対応するリンクを受信すると、リレーが完了した歌に対応するリンクの会話メッセージを相応の会話インタフェースに表現する。会話メッセージは、メッセージカードなどの形で表現してもよい。図３２は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図３２を参照すると、リレーが完了した歌に対応するリンクの会話メッセージが会話インタフェースに表現されている。該会話メッセージに対するタップ操作を受け付けると、詳細ページが表現される。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲット歌に対応する合唱機能項目を表現してもよい。ここで、合唱機能項目は、合唱機能項目に対するトリガ操作を受け付けた場合、合唱歌録音インタフェースを表現し、合唱歌録音インタフェースに基づいて、ターゲット歌と同じ歌を録音するためのものである。

実際に実施する際に、合唱機能を提供してもよい。つまり、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、合唱機能キーを表現し、合唱機能キーに対するタップ操作によって合唱指示をトリガする。説明すべきものとして、合唱指示は、例えば、会話メッセージのダブルタップ、会話メッセージのスライドなど、他の方式でトリガしてもよい。合唱指示を受け付けると、合唱歌録音インタフェースを表現し、合唱歌録音インタフェースに基づいて、合唱歌の録音を行う。録音された歌は、ターゲット歌と同じ内容であるべきである。合唱が完了すると、録音された歌とターゲット歌とを一体に合成する。

説明すべきものとして、合唱歌録音インタフェースは、フルスクリーンで表現してもよく、合成歌録音インタフェースには、歌詞、合唱に参加しているユーザの情報などを表現してもよい。

また、合唱が終了した後、合唱に参加したメンバーごとに採点を行い、採点ランキングを表現したり、展示に使用可能な称号を最高得点者に与えたりしてもよい。

本願の実施例では、会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現し、歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌を取得し、録音される歌に対応する残響効果を決定し、歌送信指示に応答して、録音される歌に対応する残響効果に基づいて歌を処理したターゲット歌を送信する。このようにして、ソーシャル会話の応用シナリオでは、録音された歌に残響効果を加えて、録音された歌を美化し、ユーザの体験感を向上させ、さらに、ユーザがソーシャルアプリケーションを使用して歌の録音及び歌の送信を行う頻度を向上させることができる。

図３３は、本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。図３３を参照すると、本願の実施例で提供される歌の処理方法は、第１端末と第２端末が協働して実施するものである。これらのうち、第１端末は歌リレーの発起側であり、第２端末はリレー側である。本願の実施例で提供される歌の処理方法は、以下のステップを含む。

ステップ３３０１では、第１端末が、会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する。

実際に実施する際に、第１端末にはインスタントメッセンジャークライアントが設置され、インスタントメッセンジャークライアントを介して会話インタフェースが表現され、ユーザは、会話インタフェースを介して他のユーザとコミュニケーションを行うことができる。ユーザが会話インタフェースを介して他のユーザとコミュニケーションを行う過程で、ユーザは、歌を録音して送信するニーズがある場合、その会話インタフェースを介して歌唱指示をトリガすることができ、端末は、歌唱指示を受け付けると、歌録音インタフェースを表現する。

いくつかの実施例において、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに音声機能項目を表現し、音声機能項目に対するトリガ操作に応答して、少なくとも２つの音声モード選択項目を表現し、音声モード選択項目である歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、歌唱指示をトリガする。

ここで、実際の応用において、音声機能項目は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな機能項目であり、インスタントメッセンジャークライアントにネイティブに埋め込まれており、サードパーティのアプリケーションやサードパーティのコントロールの助けを借りることなく、ユーザは、インスタントメッセンジャークライアントを実行して、会話インタフェースを表現することにより、会話インタフェース上に浮遊するのではなく、会話インタフェース内に表現される音声機能項目を見ることができる。

実際に実施する際に、会話インタフェースに会話ツールバーが表現されており、会話ツールバーに音声機能項目が表現されている。音声機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、音声パネルを表現し、音声パネル内に少なくとも２つの音声モード選択項目を表現する。説明すべきものとして、少なくとも２つの音声モード選択項目を他の方式で表現してもよい。例えば、ポップアップウィンドウを表現し、ポップアップウィンドウ内に少なくとも２つの音声モード選択項目を表現する。ここで、少なくとも２つの音声モード選択項目には、少なくとも歌唱モード選択項目が含まれる。歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、歌唱指示がトリガされる。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに歌唱機能項目を表現し、歌唱機能項目に対するトリガ操作に応答して、歌唱指示をトリガする。

ここで、実際の応用において、歌唱機能項目は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな機能項目であり、インスタントメッセンジャークライアントにネイティブに埋め込まれており、サードパーティのアプリケーションやサードパーティのコントロールの助けを借りることなく、ユーザは、インスタントメッセンジャークライアントを実行して、会話インタフェースを表現することにより、会話インタフェース上に浮遊するのではなく、会話インタフェース内に表現される歌唱機能項目を見ることができる。

実際に実施する際に、歌機能項目に基づいて歌唱指示をトリガするために、該歌機能項目を直接に会話ツールバーに表現してもよい。このようにして、ユーザの操作を簡略化することができる。

ステップ３３０２では、第１端末が、歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌断片を取得する。

ここで、録音によって、１つの歌における１つの歌断片が取得される。

いくつかの実施例では、端末は、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌断片を取得する。

実際に実施する際に、端末は、録音キーに対する押下操作を受け付けると、マイクロフォンのようなオーディオコレクターを呼び出して歌を録音し、録音された歌をキャッシュに記憶する。また、録音中には、音を受信したことを表すために、歌録音インタフェースに音波を表現してもよいし、録音時間を表現してもよい。

いくつかの実施例では、歌録音キーをタップすると、歌の録音を行い、歌録音キーを再度タップすると、歌の録音を終了し、録音された歌断片を取得してもよい。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌の録音を行ってもよい。即ち、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行い、録音中には、録音された歌を認識し、相応の歌が認識されると、歌録音インタフェースに相応の歌情報を表現し、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌断片を取得する。

実際に実施する際に、録音中には、録音された歌断片を認識し、即ち、録音された歌のメロディや歌詞の少なくとも一方に基づいて、録音された歌断片と、音楽ライブラリにおける歌とをマッチングし、録音された歌にマッチした歌が音楽ライブラリに存在する場合、マッチした歌の歌情報を取得し、相応の歌情報を歌録音インタフェースに表現してもよい。ここで、歌情報には、歌詞、ポスター、歌名などが含まれてもよい。

いくつかの実施例において、端末は、録音される歌断片に対応する残響効果を決定し、決定された残響効果に基づいて、録音された歌断片を処理してもよい。

いくつかの実施例では、残響効果に対応する歌録音背景画像を取得し、歌録音背景画像を歌録音インタフェースの背景とし、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌断片を取得してもよい。

実際に実施する際に、各残響効果それぞれが１つの歌録音背景画像に対応している。残響効果を選択した後、相応の歌録音背景画像を歌録音インタフェースの背景とする。

ステップ３３０３では、第１端末が、歌送信指示に応答して、録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、歌断片に対応する会話メッセージと、歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する。

ここで、リレー機能項目は、会話ウィンドウ内の会話メンバーによるターゲット歌のリレーを実現するためのものである。

ステップ３３０４では、第２端末が、会話ウィンドウを介して送信された、録音された歌断片を受信し、会話インタフェースにおいて、歌断片に対応する会話メッセージと、歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する。

ここで、リレー機能項目は、ターゲット歌のリレーを実現するためのものである。ここで、第２端末はリレー側である。説明すべきものとして、第１端末はリレー側としてもよく、第２端末は発起側としてもよい。

実際に実施する際に、第２端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、録音インタフェースに基づいて、歌断片に対応するリレー歌を録音し、ターゲット歌に対するリレーを実現する。

ここでは、フルスクリーンでリレー歌録音インタフェースを表現してもよく、直接に会話インタフェースにリレー歌録音インタフェースを表現してもよく、浮遊ウィンドウの形でリレー歌録音インタフェースを表現し、即ち、リレー歌録音インタフェースを会話インタフェース上に浮遊させてもよい。説明すべきものとして、他の形式でリレー歌録音インタフェースを表現することも可能であるが、ここでは限定しない。

いくつかの実施例において、端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、歌詞情報に基づいて、リレー歌録音インタフェースにおいて、歌断片に対応する歌詞と、リレー部分の歌詞とを表現する。

実際に実施する際に、歌断片に対応する歌が歌ライブラリに存在する場合、相応の歌詞情報を取得し、リレー歌録音インタフェースに歌断片の歌詞とリレー部分の歌詞とを表現する。ここで、歌断片の歌詞とリレー部分の歌詞とを表現する際には、歌詞の一部のみを表現してもよいし、歌詞の全部を表現してもよい。

いくつかの実施例において、端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、歌断片に対応する歌のメロディを取得し、歌断片のメロディの少なくとも一部を再生してもよい。

実際に実施する際に、リレー歌録音インタフェースを表現した後、歌断片のメロディの一部を自動的に再生してもよい。ここで、ループ再生の方式で歌断片のメロディの少なくとも一部を再生してもよい。

いくつかの実施例において、端末は、メロディの少なくとも一部の再生中に歌録音指示を受け付けると、歌録音指示に応答して、メロディの少なくとも一部の再生を停止し、リレー部分のメロディを再生し、再生されたメロディに基づいて歌の録音を行うことにより、録音されたリレー歌を取得してもよい。

実際に実施する際に、リレー部分のメロディを再生することにより、より良いリレー環境をユーザに提供し、ユーザの体験を向上させる。説明すべきものとして、メロディを再生する際に、選択された残響効果でメロディを処理してから再生してもよい。

いくつかの実施例において、端末は、歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、リレー歌の録音中には、リレー部分のメロディの再生に伴って、相応の歌詞をスクロール表示してもよい。

ここで、リレー部分のメロディの再生に伴って、歌自体の速度に応じて相応の歌詞をスクロール表示し、つまり、ターゲット領域に表現される歌詞を、再生しているメロディに対応させる。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいて録音されたリレー歌に人の声が含まれないと決定した場合、提示情報を表現してもよい。ここで、提示情報は、録音されたリレー歌に人の声が含まれないことを提示するためのものである。

実際に実施する際に、録音されたリレー歌に人の歌う声が何も含まれない場合、録音完了後、録音されたリレー歌に人の歌う声が含まれないことを提示するための提示情報が表現される。例えば、提示情報は、「歌っていませんよ」であってもよい。

いくつかの実施例では、提示情報が表現されると、録音されたリレー歌を自動的に削除してもよい。

いくつかの実施例において、第１端末のユーザは、リレーモードを選択してターゲットリレーモードを決定してもよい。

いくつかの実施例では、端末は、歌断片に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、リレー機能項目に基づいて録音されたリレー歌を取得し、リレー歌に対する送信指示を受け付けると、送信指示が、最初に受け付けられた、歌断片に対するリレー歌送信指示であると決定した場合、リレー歌を送信し、送信指示を受け付ける前に、歌断片に対するリレー歌送信指示を受け付けたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現してもよい。

いくつかの実施例では、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードがチームデュエットモードである場合、デュエットキャラクタを取得し、リレー機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来したと決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現し、デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来していないと決定した場合、リレータイミングが到来していないことを提示するための提示情報を表現してもよい。

いくつかの実施例では、リレー歌が録音された場合、録音されたリレー歌を、会話ウィンドウを介して送信してもよい。これにより、会話ウィンドウ内のメンバーは、未完了の部分をリレーし続けることができる。

本願の実施例では、録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、歌断片に対応する会話メッセージと、歌断片に対応するリレー機能項目とを表現し、歌リレー機能を実現し、ソーシャルの面白さを向上させる。

本発明の実施例は、歌の処理方法をさらに提供している。この方法は、

端末が、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定するステップと、歌送信指示に応答して、残響効果に基づいて歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するステップと、を含む。

実際の応用において、歌録音機能項目は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな機能項目であり、インスタントメッセンジャークライアントにネイティブに埋め込まれており、サードパーティのアプリケーションやサードパーティのコントロールの助けを借りることなく、ユーザは、インスタントメッセンジャークライアントを実行して、会話インタフェースを表現することにより、会話インタフェース上に浮遊するのではなく、会話インタフェース内に表現される歌録音機能項目を見ることができる。

次に、本願の実施例で提供される歌の処理方法を説明し続ける。図３４は、本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。図３４を参照すると、本願の実施例で提供される歌の処理方法は、第１クライアント、第２クライアント、第３クライアント、及びサーバが協働して実施するものである。これらのうち、第１クライアント、第２クライアント、及び第３クライアントのユーザは、ターゲットグループのメンバーである。実際に実施する際に、本願の実施例に係る歌の処理方法は、以下のステップを含む。

ステップ３４０１では、第１クライアントが、ターゲットグループに対応する会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに音声機能項目を表現する。

ステップ３４０２では、第１クライアントが、音声機能項目に対するトリガ操作に応答して、複数の音声モード選択項目を表現する。

ステップ３４０３では、第１クライアントが、音声モード選択項目である歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、歌唱指示をトリガする。

ステップ３４０４では、第１クライアントが、歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースに複数の残響効果選択項目を表現する。

ステップ３４０５では、第１クライアントが、ＫＴＶ残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示に応答して、相応のＫＴＶ残響効果を、録音される歌に対応する残響効果として決定する。

ステップ３４０６では、第１クライアントが、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現する。

ステップ３４０７では、第１クライアントが、歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行う。

ステップ３４０８では、第１クライアントが、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

ステップ３４０９では、第１クライアントが、録音された歌をＫＴＶ残響効果で処理することにより、ターゲット歌を取得する。

ステップ３４１０では、第１クライアントが、歌送信指示に応答して、ターゲット歌をサーバに送信し、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

ステップ３４１１では、サーバが、ターゲットグループの情報に基づいて、ターゲット歌を第２クライアント及び第３クライアントに送信する。

ステップ３４１２ａでは、第２クライアントが、ターゲットグループに対応する会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージ及び相応のリレー機能項目を表現する。

例えば、図３５は、本願の実施例で提供される第２クライアントの会話インタフェースの模式図である。図３５を参照すると、会話インタフェースにおいて、第１クライアントから送信されたターゲット歌に対応する会話メッセージ及び相応のリレー機能項目が表現されている。

ステップ３４１２ｂでは、第３クライアントが、ターゲットグループに対応する会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージ及び相応のリレー機能項目を表現する。

ステップ３４１３では、第２クライアントが、リレー機能項目に対するタップ操作を受け付けると、リレー歌録音インタフェースを表現し、ターゲット歌のメロディの一部を再生する。

ステップ３４１４では、第２クライアントが、メロディの一部の再生中に歌録音指示を受け付ける。

ステップ３４１５では、第２クライアントが、歌録音指示に応答して、メロディの少なくとも一部の再生を停止し、リレー部分のメロディを再生する。

ステップ３４１６では、第２クライアントが、再生されたメロディに基づいて歌の録音を行うことにより、録音されたリレー歌を取得する。

ステップ３４１７では、第２クライアントが、リレー歌をサーバに送信し、会話インタフェースにおいて、リレー歌に対応する会話メッセージを表現する。

例えば、図３６は、本願の実施例で提供される第２クライアントの会話インタフェースの模式図である。図３６を参照すると、会話インタフェースにおいて、リレー歌に対応する会話メッセージが表現されており、ターゲット歌に対応するリレー機能項目の表現がキャンセルされている。

ステップ３４１８では、サーバが、リレー歌を第１クライアント及び第３クライアントに送信する。

ステップ３４１９ａでは、第３クライアントが、ターゲットグループに対応する会話インタフェースにおいて、リレー歌に対応する会話メッセージ及び相応のリレー機能項目を表現する。

例えば、図３７は、本願の実施例で提供される第３クライアントの会話インタフェースの模式図である。図３７を参照すると、会話インタフェースにおいて、リレー歌に対応する会話メッセージ及び相応のリレー機能項目が表現されているとともに、ターゲット歌に対応するリレー機能項目の表現がキャンセルされている。

ステップ３４１９ｂでは、第１クライアントが、ターゲットグループに対応する会話インタフェースにおいて、リレー歌に対応する会話メッセージ及び相応のリレー機能項目を表現する。

以下、本願の実施例の実際の応用シナリオにおける例示的な応用を説明する。

図３８は、本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。図３８を参照すると、本願の実施例で提供される歌の処理方法は、以下のステップを含む。

ステップ３８０１では、ユーザＡのクライアントが、ターゲット歌をサーバに送信する。

ここで、ユーザＡは、リレーの発起人であり、ターゲット歌は、録音された歌を選択された残響効果で処理したものである。実際に実施する際に、ターゲットグループの会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示を受け付けると、歌録音インタフェースを表現する。発起人は、歌録音インタフェースを介して、残響効果の選択、及び歌の録音を行うことができる。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、図４～図５を参照すると、まず、ターゲットグループの会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに音声機能項目を表現する。音声機能項目に対するユーザＡのタップ操作を受け付けると、音声モード選択パネルを表現し、音声モード選択パネルに少なくとも２つの音声モード選択項目を表現する。ここで、音声モード選択項目は、インターコムモード選択項目、録音モード選択項目、及び歌唱モード選択項目を含む。そして、ユーザＡは、左右にスライドすることにより、音声モードに対する選択操作をトリガすることができる。ユーザＡのクライアントは、歌唱モード選択項目に対するユーザの選択操作を受け付けると、歌唱指示をトリガして、歌唱モードに切り替える。歌唱モードに切り替えると、ユーザＡのクライアントは、歌録音インタフェースを表現する。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、直接にターゲットグループの会話インタフェースにおいて、歌唱モードに対応する機能項目を表現し、この機能項目をタップすることにより、歌唱指示をトリガして、歌唱モードに切り替える。歌唱モードに切り替えると、ユーザＡのクライアントは、歌録音インタフェースを表現する。歌唱モードのために、別の機能エントリを設けてもよい。

ここで、図７を参照すると、歌録音インタフェースには、複数の残響効果選択項目が表現されている。ユーザＡは、左右にスライドすることにより、ターゲット残響効果選択項目に対する選択操作をトリガすることができる。ユーザＡのクライアントは、ターゲット残響効果選択項目に対する選択操作を受け付けると、相応のターゲット残響効果を選択された残響効果として決定する。ここで、残響効果は、雰囲気を重ね合わせる特殊効果、ピッチ上げ下げなどであってもよい。

いくつかの実施例では、ユーザが該機能を初めて使用する場合にのみ、残響効果を選択する必要があり、後続に歌の録音を行う際には、以前に選択された残響効果をデフォルトで選択することができる。いくつかの実施例では、歌録音インタフェースに残響効果選択機能項目を表現し、残響効果選択機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、二次ページを表現し、二次ページを介して残響効果を選択するために、二次ページに少なくとも２つの残響効果選択項目を表現してもよい。

実際に実施する際に、図９を参照すると、ユーザＡが録音キーを押下することにより、ユーザＡのクライアントは、ユーザによる録音キーの押下中に、機器のマイクロフォンをオンにして歌の録音を行い、オーディオデータをクライアントのローカルにキャッシュし、ユーザＡが録音キーの押下を停止すると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得し、録音された歌を相応のターゲット残響効果で処理することにより、ターゲット歌を取得する。

ここで、録音が完了すると、確認ページを表現する。図１３を参照すると、確認インタフェースには、送信キーとキャンセルキーとが含まれている。ユーザＡが送信キーをタップすると、会話ウィンドウを介してターゲット歌が送信される。これに応じて、ユーザＡがキャンセルキーをタップすると、ターゲット歌が削除される。

いくつかの実施例では、図２２を参照すると、確認インタフェースには、リレーモード選択機能項目も表現されている。選択機能項目に対するユーザＡのタップ操作を受け付けると、少なくとも２つのリレーモード選択項目が表現される。ユーザＡは、表現された少なくとも２つのリレーモード選択項目に基づいて、リレーモードを選択することができる。リレーモードは、全員先取り、指定メンバーリレー、男女デュエット、ランダムチームデュエット、及び指定チームデュエットを含む。説明すべきものとして、リレーモードは、図２２に示すリレーモードに限定されず、指定メンバー順番リレー、チーム内メンバー指定順番リレー、ランダム割り当てメンバーリレー、チーム内ランダム割り当てメンバーリレーなどを含んでもよい。

リレーモードが選択されると、確認ページに戻り、選択されたリレーモードが確認ページに表現される。ユーザが送信キーをタップすると、ターゲット歌及び選択されたリレーモードが送信される。ここで、ターゲット歌及びリレーモードをパケットに圧縮してから送信してもよい。これに応じて、サーバは、パケットを受信すると、ターゲット歌及びリレーモードを取得するために、パケットを解析する必要がある。

ここで、選択されたモードが指定メンバーリレーである場合、リレー参加者の選択インタフェースが表現される。これにより、このインタフェースに基づいて、リレーを行う会話メンバーを指定することができる。例えば、図２３を参照すると、選択可能なメンバーのアバター及び名前が表現されている。ユーザは、アバターのそばの選択項目をタップすることにより、リレーに参加するメンバーを選択し、確定をタップすると、選択された指定メンバーリレーモードへの切り替えを確定する。切り替えが完了すると、確認ページにジャンプし、選択されたリレーモード、即ち、指定メンバーリレーを確認ページに表現する。

ステップ３８０２では、サーバが、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングすることにより、ターゲット歌の歌情報を取得する。

ここで、サーバは、ターゲット歌のメロディ及び／歌詞に基づいて、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングし、ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合、歌情報を取得してもよい。ここで、歌情報は、名称、歌詞、メロディ、ポスターの少なくとも一方を含む。ターゲット歌にマッチした歌が存在しない場合、歌情報を空にする。

ターゲット歌の歌詞に基づいて、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングする際に、音声認識インタフェースを介して、ターゲット歌を音声認識してそれをテキスト化したものと、歌ライブラリにおける歌の歌詞とをマッチングする。

ここで、ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合、さらにユーザＡの歌った部分を特定し、ユーザＡの歌った部分がこの歌に繰り返して現れる部分である場合、デフォルトで、ユーザの歌った部分を、初回に現れる歌詞部分としてもよい。このようにして、リレー者のリレーする部分を特定することができる。

いくつかの実施例では、発起人による歌の録音中に、録音された部分と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングし、マッチングに成功した場合、歌のポスター、歌詞などの歌情報を歌録音インタフェースに表現してもよい。

ステップ３８０３では、ターゲットグループのメンバーリストを検索し、ターゲット歌をメンバーのクライアント（ユーザＢのクライアント、及びユーザＣのクライアントを含む）に送信する。

ここで、ユーザＡのクライアントは、ターゲット歌を送信する際に、ターゲットグループのグループ情報も送信する必要がある。サーバは、グループ情報に基づいて、ローカルデータベースからターゲットグループのメンバーリストを検索し、ターゲット歌をメンバーのクライアントに送信する。

メンバーのクライアントは、ターゲット歌を受信すると、相応の会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。ここで、会話メッセージには、通常の録音された音波と異なる音波が含まれる。ここで、ターゲット歌に対応する会話メッセージを、通常の会話メッセージとは異なる形で表現し、例えば、バブルの形で表現したり、メッセージカードの形で表現したりする。

ターゲット歌に対応する会話メッセージをバブルの形で表現する場合、バブルの背景は、選択された残響効果の背景と一致してもよく、バブルの長さは、ターゲット歌の長さに関連付けられる。ある長さの閾値（例えば２分間）を下回る場合、長さが長いほど、それに応じたバブルの長さが長くなり、この長さの閾値を上回る場合、バブルの長さが固定値となり、例えば、スクリーン幅の８０％である。

いくつかの実施例では、サーバは、ターゲット歌の歌情報を取得すると、歌情報をクライアントに送信する。このようにして、クライアントが表現する会話メッセージには、歌情報（例えば、歌名、歌ポスター、歌詞など）が含まれてもよい。例えば、図１２Ａを参照すると、会話メッセージには、歌名が含まれている。

いくつかの実施例では、会話メッセージには、歌った人のユーザ情報がさらに含まれてもよい。

ターゲット歌に対応する会話メッセージが表現されると、ユーザは、その会話メッセージをタップすることにより、ターゲット歌を再生することができる。

ステップ３８０４では、メンバーのクライアントが、録音されたリレー歌をサーバに送信する。

ここで、メンバーのクライアントは、ユーザＢのクライアント、又はユーザＣのクライアントである。実際に実施する際に、図１６を参照すると、現在のユーザがリレー資格を持っている場合、ターゲット歌に対応する会話メッセージが表現されるとともに、ターゲット歌に対応するリレー機能項目が表現され、ユーザがリレー機能項目をタップすると、リレー歌録音インタフェースが表現され、ユーザは、リレー歌録音インタフェースを介して、リレー歌の録音を行うことができる。

ここで、クライアントは、ターゲット歌の歌情報を取得すると、リレー歌録音インタフェースを表現した後に、リレー歌の前のターゲット数の文の歌詞に対応するメロディを繰り返し再生し、前のターゲット数の文以降の全ての歌詞を表現し、リレー歌の前の歌詞が４文未満である場合、前の全ての歌詞に対応するメロディを再生する。歌録音指示を受け付けると、リレー歌の前のターゲット数の文の歌詞に対応するメロディの再生を一時停止し、リレー歌のメロディを再生することにより、再生されたメロディに基づいて、リレー歌の録音を行ってもよい。

説明すべきものとして、再生されるメロディ、及び録音されるリレー歌は、両方とも、デフォルトで前の人の使用した残響効果を使用して処理される。

ここで、歌録音指示は、録音インタフェースにおける歌録音キーに対する押下操作によって操作されてもよい。押下中に歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了する。実際に実施する際に、歌の録音を終了すると、録音されたリレー歌をサーバに直接送信し、リレー歌の歌全体における位置を記録することにより、次のユーザに、リレー時にその部分からリレーを開始するように提示してもよい。

実際に実施する際に、リレー歌がサーバに送信されると、サーバは、それをメンバーのクライアントにプッシュする。図３７を参照すると、メンバーのクライアントは、後続のリレーのために、該リレー歌に対応する会話メッセージを表現する。

リレー歌の録音中に、歌自体の速度に応じて相応の歌詞をスクロール表現することにより、ターゲット領域に表現される歌詞を、再生しているメロディに対応させる。例えば、歌詞表示領域の下から２行目の歌詞を、再生しているメロディに対応させてもよい。

録音されたリレー歌に人の歌う声が何も含まれない場合、録音完了後、録音されたリレー歌に人の歌う声が含まれないことを提示するための提示情報が表現される。例えば、提示情報は、「歌っていませんよ」であってもよい。ここで、提示情報は、バブル提示の形で表現してもよい。図２１に示されたのは、バブル提示の表現形態である。提示情報が表現されると、録音されたリレー歌を自動的に削除してもよい。

いくつかの実施例では、ユーザＡにより選択されたリレーモードに基づいて、現在のユーザがリレー資格を持つか否かを決定する。

リレーモードが全員先取りモードである場合、真っ先にリレー歌を送信したユーザがリレーに成功したと見なされる。リレーに成功したユーザがいる場合、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を隠す。また、リレー歌録音インタフェースを介してリレー歌の録音を行っているユーザがいる場合、例えば、「誰かが先回りしてリレーしましたよ」のような提示情報をリレー歌録音インタフェースに表現する。また、録音されたリレー歌は、自動的に削除されることないが、送信できない。

リレーモードが指定メンバーリレーである場合、現在のユーザが、選択された指定メンバーであるか否かを決定し、現在のユーザが、選択された指定メンバーである場合、リレー権限を持ち、現在のユーザが、選択された指定メンバーではない場合、リレー権限を持たない。

リレーモードが男女デュエットである場合、ターゲット歌を歌った人の性別を判断し、ターゲット歌を歌った人が男性であれば、現在のユーザが女性である場合にのみ、リレー資格を持ち、ターゲット歌を歌った人が女性であれば、現在のユーザが男性である場合にのみ、リレー資格を持つ。

リレーモードがランダムチームデュエットである場合、全員がリレー資格を持つ。１番目のリレーメンバーがリレー歌を送信した後、後続にリレーに参加するメンバーは、発起人のチームに参加するか、１番目のリレーメンバーのチームに参加するかを選択することができる。図２４を参照すると、チーム選択インタフェースが表現されており、そのインタフェースには、発起人及び１番目のリレーメンバーのアバター、チーム情報（例えば、チームに参加しているユーザの人数、ユーザ情報など）、及び各チームに対応する参加キーが表現されている。参加キーをタップすることにより、相応のチームに参加する。リレー資格を持つメンバーは、相応の会話メッセージを送信したメンバーとは異なるチームに属すべきである。

リレーモードが指定チームデュエットである場合、発起人がリレーモードを選択する際に、両方のチームメンバーを選択する。現在のユーザがこの両方のチームメンバーであり、かつ所属チームがリレーする番になる場合にのみ、現在のユーザがリレー資格を持つと決定する。図２５を参照すると、発起人が両方のチームメンバーを選択する際に、まず、自チームメンバーを選択するための選択インタフェースが表現され、所属するグループ内の全てのメンバーの情報（例えば、アバター、ユーザ名など）が表現される。相応のメンバーに対応する選択項目をタップすることにより、選択を行う。選択完了後、次へをタップすると、相手チームメンバーを選択するための選択インタフェースが表現され、所属するグループ内の自チームメンバー以外のメンバーの情報が表現される。同様に、相応のメンバーに対応する選択項目をタップすることにより、選択を行う。

いくつかの実施例において、ユーザは、表現されたリレー歌録音インタフェースに基づいて、左右スライド操作を行うことができる。端末は、ユーザのインタラクション操作に応じて、残響効果を切り替える。残響効果の切り替えが行われると、切り替えられた残響効果に対応する提示情報が表現される。例えば、図１９を参照すると、残響効果がＫＴＶに切り替えられた場合、録音インタフェースに「ＫＴＶ」が表現される。ここで、提示情報は、所定期間後に自動的に消え、例えば、１．５秒提示されると消えるようにしてもよい。

説明すべきものとして、指定チームデュエットモード、ランダムチームデュエットモード、男女デュエットモード、及び指定メンバーリレーモードでは、リレー資格を持つメンバー数が複数である場合、同様に、先取り方式が使用され、つまり、真っ先にリレー歌を送信したユーザがリレーに成功したと見なされる。

図２７を参照すると、歌全体のリレーが終わった場合、クライアントは、リレー歌に対応する最後の会話メッセージを表現する際に、相応のリレー機能項目を表現せず、歌リレーが完了した旨の提示情報を表現する。ここで、図２８を参照すると、異なるリレーモードに対して、異なる提示情報を表現してもよい。

提示情報の表現と同時に、その提示情報に対応する閲覧キーが表現される。ユーザがその提示情報に対応する閲覧キーをタップすると、クライアントは、詳細ページを表現する。

相応の歌情報が取得された場合、図２９を参照すると、詳細ページには、歌情報、再生キー、再生プログレスバーが表現されている。ここで、歌情報には、歌ポスター、歌名、歌詞などが含まれている。また、各ユーザが歌った部分に応じて、歌った人のユーザアバターが歌詞のそばに表現されている。

いくつかの実施例では、詳細ページに対する共有キーを表現してもよい。ユーザは、共有キーを介して、相応の共有操作をトリガして、詳細ページを共有することができる。図３１を参照すると、詳細ページへのリンクを他のユーザに送信することができる。そのリンクをタップすることにより、詳細ページを表現することができる。

説明すべきものとして、発起人が歌全体を歌った場合、リレーが完了した旨の提示情報が表現されず、リレー機能キーも表現されない。

ターゲット歌にマッチした歌が存在しない場合、詳細ページに歌情報を表現することができない。図２８を参照すると、詳細ページには、歌った各人のアバター及び相応の音波をリレー順に展示してもよい。再生する際には、歌った各人により録音された歌をリレー順に再生する。

続いて、クライアントを説明する。図３９は、本願の実施例で提供されるクライアントの構成の模式図である。図３９を参照すると、クライアントは、ネットワーク層、データ層、及び展示層という３つの層を含む。

ネットワーク層は、ターゲット歌、歌情報、リレーモードなどのデータをサーバに送信したり、サーバからプッシュされたデータを受信したりすることを含む、クライアントとバックエンドサーバとの間の通信を行う。クライアントは、データを受信すると、データ層にデータを更新する。ここで、基盤となる通信プロトコルは、ＵＤＰである。ネットワークに接続できない場合、失敗が提示される。

データ層は、クライアントに関連するデータを記憶するためのものである。主に２つの部分を含む。第１部分は、グループメンバー情報（アカウント、ニックネームなど）とグループチャット情報（チャットテキストデータ、チャット時間など）を含むグループ情報である。第２部分は、例えば、ユーザにより録音された歌、残響効果で処理された歌、歌情報（歌名、歌詞など）、リレーモードなどの歌データである。データは、メモリキャッシュ及びローカルデータベースに記憶される。メモリキャッシュにまだデータがない場合、データベースから対応するデータをロードしてメモリキャッシュにキャッシュすることにより、取得速度を向上させる。サーバのデータを受信すると、クライアントは、メモリキャッシュ及びデータベースを同時に更新する。ここで、データ層は、展示層による使用にデータを供する。

展示層は、ユーザインタフェースの展示に使用される。主に４つの部分を含む。第１部分は、歌録音キー、残響効果切り替えスライダーなどが含まれる歌録音インタフェース（発起歌録音インタフェース、リレー歌録音インタフェースを含む）である。リレー歌録音インタフェースのパネルには、歌詞のスクロール表示も含まれる。これらのユーザインタフェースの展示、及びユーザイベントへの応答は、全て標準的なシステムコントロールが担当する。歌録音キーが押下されると、録音のためにマイクロフォンを呼び出す。第２部分は、対応する歌の会話メッセージ（バブルの形で表現）であり、録音再生ボタン、リレー／歌い直しボタン、歌名の展示などを含み、現在のユーザがリレーモードでの条件を満たす場合、リレー機能項目も展示され、標準的なシステムコントロールによって展示される。録音再生ボタンがタップされると、再生のために機器のスピーカーを呼び出す。第３部分は、グループ名、グループメッセージリスト、入力ボックスなどが含まれるグループの会話インタフェースであり、標準的なシステムコントロールによって展示される。第４部分は、詳細ページである。ユーザによって共有された場合、他のユーザは、詳細ページに入って閲覧することができる。詳細ページでは、録音された歌及び相応の歌詞（ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合）を時系列で再生することができる。標準的なリストコントロールによって展示される。ユーザは、リストをドラッグして閲覧することができる。録音された歌が再生される場合、機器のスピーカーを起動し、システムメディアコントロールによって再生を行う。

展示層は、さらに、ユーザのインタラクション操作に応答し、タップ及びドラッグのイベントをモニターし、対応する関数をコールバックして処理を行うことに使用され、標準的なシステムコントロールによってその能力がサポートされる。

いくつかの実施例では、歌唱機能を提供してもよい。つまり、クライアントは、ある歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、合唱機能キーを表現し、合唱機能キーに対するタップ操作によって合唱指示をトリガする。説明すべきものとして、合唱指示は、例えば、会話メッセージのダブルタップ、会話メッセージのスライドなど、他の方式でトリガしてもよい。

合唱指示を受け付けると、合唱歌録音インタフェースを表現し、合唱歌録音インタフェースに基づいて、合唱歌の録音を行う。録音された歌の内容は、相応の会話メッセージにおける歌の内容と同じであるべきである。合唱が完了すると、同じ歌内容の部分を一体に合成する。

説明すべきものとして、合唱歌録音インタフェースは、フルスクリーンで表現してもよく、合成歌録音インタフェースには、歌詞、合唱に参加しているユーザの情報などを表現してもよい。

また、合唱が終了した後、合唱に参加したメンバーごとに採点を行い、採点ランキングを表現したり、展示に使用可能な称号を最高得点者に与えたりしてもよい。

本願の実施例は、以下の有益な効果を有する。

１）ソーシャルシーンを豊かにして、ソーシャルの趣味を向上させ、ユーザが新しいリレー方式でソーシャルインタラクションを行うことを可能にし、本プラットフォームの製品の魅力を向上させることができ、より多くの若いユーザの参与を可能にする。

２）歌唱が好きな人々に新しいカラオケの方式を提供し、カラオケに参加するコストを大幅に削減しながら、カラオケの面白さを向上させ、このようなユーザがソーシャルアプリケーションを使用して歌を録音する頻度を大幅に高めることができる。

以下、本願の実施例で提供される歌の処理装置４５５がソフトウェアモジュールとして実施される場合の例示的な構成を説明し続ける。いくつかの実施例において、図２に示すように、メモリ４５０に記憶された、歌の処理装置４５５のソフトウェアモジュールは、

会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第１表現モジュール４５５１と、前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第１録音モジュール４５５２と、歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信する第１送信モジュール４５５３と、前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する第２表現モジュール４５５４と、を含んでもよく、前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記ターゲット歌のリレーを実現するためのものである。

いくつかの実施例において、前記第１表現モジュール４５５１は、さらに、前記会話インタフェースを表現し、前記会話インタフェースに音声機能項目を表現し、前記音声機能項目に対するトリガ操作に応答して、少なくとも２つの音声モード選択項目を表現し、音声モード選択項目である歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、前記歌唱指示をトリガする。

いくつかの実施例において、前記第１表現モジュール４５５１は、さらに、前記会話インタフェースを表現し、前記会話インタフェースに歌唱機能項目を表現し、前記歌唱機能項目に対するトリガ操作に応答して、前記歌唱指示をトリガする。

いくつかの実施例において、前記第１録音モジュール４５５２は、さらに、前記歌録音インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択項目を表現し、ターゲット残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示に応答して、相応のターゲット残響効果を、録音される歌に対応する残響効果として決定する。

いくつかの実施例において、前記第１録音モジュール４５５２は、さらに、前記歌録音インタフェースに残響効果選択機能項目を表現し、前記残響効果選択機能項目に対するトリガ操作に応答して、残響効果選択インタフェースを表現し、前記残響効果選択インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択項目を表現し、ターゲット残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示に応答して、相応のターゲット残響効果を、録音される歌に対応する残響効果として決定する。

いくつかの実施例において、前記第１録音モジュール４５５２は、さらに、前記歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、前記歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行い、前記押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

いくつかの実施例において、前記第１録音モジュール４５５２は、さらに、前記歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、前記歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行い、録音中には、録音された歌を認識し、相応の歌が認識されると、前記歌録音インタフェースに相応の歌情報を表現し、前記押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

いくつかの実施例において、前記第１録音モジュール４５５２は、さらに、前記残響効果に対応する歌録音背景画像を取得し、前記歌録音背景画像を前記歌録音インタフェースの背景として、前記歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、前記歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行い、前記押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングすることにより、マッチング結果を取得し、前記マッチング結果が、前記ターゲット歌にマッチした歌が存在することを表す場合、前記ターゲット歌にマッチした歌に基づいて、前記ターゲット歌の歌情報を決定し、前記会話インタフェースにおいて、前記歌情報が付されている、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記残響効果に対応するバブルのスタイルを取得し、前記ターゲット歌の長さに基づいて、前記長さにマッチしたバブルの長さを決定し、前記バブルのスタイルと、前記バブルの長さとに基づいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージをバブルカードの方式で表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記ターゲット歌に対応する歌ポスターを取得し、前記歌ポスターを前記会話メッセージのメッセージカードの背景とし、前記会話インタフェースにおいて、前記メッセージカードを通じて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、前記ターゲット歌が歌断片である場合、前記歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、前記歌詞情報に基づいて、前記リレー歌録音インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する歌詞と、リレー部分の歌詞とを表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、前記歌断片に対応する歌のメロディを取得し、前記歌断片のメロディの少なくとも一部を再生する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記メロディの少なくとも一部の再生中に歌録音指示を受け付け、前記歌録音指示に応答して、前記メロディの少なくとも一部の再生を停止し、リレー部分のメロディを再生し、前記リレー部分のメロディに基づいて歌の録音を行うことにより、録音されたリレー歌を取得する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、リレー歌の録音中には、リレー部分のメロディの再生に伴って、相応の歌詞をスクロール表示する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいて録音されたリレー歌を取得し、前記歌断片の残響効果を前記リレー歌の残響効果として、前記リレー歌を処理する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、前記リレー歌録音インタフェースに基づいてリレー歌が録音された場合、録音されたリレー歌の、前記歌断片に対応する歌における位置を決定し、前記位置をリレー開始位置とし、前記位置が付されている、前記リレー歌に対応する会話メッセージを送信し、前記会話インタフェースに前記リレー歌の会話メッセージを表現し、前記リレー歌の会話メッセージには、前記リレー開始位置が示されている。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、前記リレー歌録音インタフェースに基づいて録音されたリレー歌に人の声が含まれないと決定した場合、提示情報を表現し、前記提示情報は、録音されたリレー歌に人の声が含まれないことを提示するためのものである。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記会話インタフェースがグループ会話インタフェースである場合、前記グループ会話インタフェースに少なくとも２つのリレーモード選択項目を表現し、ターゲットリレーモード選択項目に対してトリガされたリレーモード選択指示に応答して、選択されたリレーモードがターゲットリレーモードであると決定し、前記リレーモードは、リレー権限を持つ会話メンバーを示すためのものであり、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現することは、ターゲットリレーモードに基づいて、リレー権限を持っていると決定した場合、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現することを含む。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作を受け付け、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作が、最初に受け付けられた、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作であると決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現し、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作の前に、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作が受け付けられたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、前記リレー機能項目に基づいて録音されたリレー歌を取得し、前記リレー歌に対する送信指示を受け付けると、前記送信指示が、最初に受け付けられた、前記歌断片に対するリレー歌送信指示であると決定した場合、前記リレー歌を送信し、前記送信指示を受け付ける前に、前記歌断片に対するリレー歌送信指示を受け付けたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記ターゲットリレーモードがチームデュエットモードである場合、デュエットキャラクタを取得し、前記リレー機能項目に対するトリガ操作を受け付け、前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、前記デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来したと決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現し、前記デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来していないと決定した場合、リレータイミングが到来していないことを提示するための提示情報を表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを受信し、前記歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを表現し、表現された前記リレー機能項目をキャンセルする。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、リレー歌に対応する会話メッセージを受信して表現し、前記会話メッセージには、リレーが完了したことを示す提示情報が付されており、前記提示情報に対する閲覧操作に応答して、詳細ページを表現し、前記詳細ページは、歌再生のトリガ操作を受け付けた場合、リレー参加順に基づいて、リレーに参加している会話メンバーにより録音された歌を順に再生するためのものである。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記詳細ページにおいて、リレーに参加している会話メンバーにより録音された歌の歌詞、及びリレーに参加している会話メンバーのユーザアバターのうちの少なくとも一方を表現する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記詳細ページに対する共有機能キーを前記詳細ページに表現し、前記共有機能キーは、リレーが完了した前記歌の共有を実現するためのものである。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記共有機能キーに対するトリガ操作を受け付けると、前記共有機能キーに対するトリガ操作に応答して、相応の共有権限を持っていると決定した場合、リレーが完了した前記歌に対応するリンクを送信する。

いくつかの実施例において、前記第２表現モジュール４５５４は、さらに、前記ターゲット歌に対応する合唱機能項目を表現し、前記合唱機能項目は、前記合唱機能項目に対するトリガ操作を受け付けた場合、合唱歌録音インタフェースを表現し、前記合唱歌録音インタフェースに基づいて、ターゲット歌と同じ歌を録音するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供している。この装置は、会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第３表現モジュールと、前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌断片を取得する第２録音モジュールと、歌送信指示に応答して、前記録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信する第２送信モジュールと、前記会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第４表現モジュールと、を含み、前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記歌断片のリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供している。この装置は、会話ウィンドウを介して送信された、録音された歌断片を受信する受信モジュールと、会話ウィンドウを介して送信された、ターゲット歌の歌断片を受信し、会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第５表現モジュールと、を含み、前記歌断片は、歌録音インタフェースに基づいて録音されたものであり、前記歌録音インタフェースは、送信側の会話インタフェースの歌唱指示に基づいてトリガされたものであり、前記リレー機能項目は、前記歌断片に対するリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供している。この装置は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第６表現モジュールと、前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第３録音モジュールと、歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する第７表現モジュールと、を含む。

本願の実施例は、電子機器を提供している。この電子機器は、
実行可能な命令を記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された実行可能な命令を実行すると、本願の実施例で提供される歌の処理方法を実現するプロセッサと、を備える。

本願の実施例は、実行可能な命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体を提供している。このコンピュータ可読記憶媒体には、実行可能な命令が記憶され、前記実行可能な命令は、プロセッサによって実行されると、本願の実施例で提供される歌の処理方法、例えば、図３に示された歌の処理方法をプロセッサに実行させる。

いくつかの実施例において、コンピュータ可読記憶媒体は、ＦＲＡＭ、ＲＯＭ、ＰＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、フラッシュメモリ、磁気表面メモリ、光ディスク、又はＣＤ－ＲＯＭなどのメモリであってもよく、上記のメモリのうちの１つ又は任意の組み合わせを含む各種の機器であってもよい。

いくつかの実施例において、実行可能な命令は、プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアモジュール、スクリプト、又はコードの形式を採用して、任意の形式のプログラミング言語（コンパイル言語又はインタプリタ言語、或いは、宣言型言語又は手続き型言語を含む）でプログラミングされてもよく、独立したプログラムとして配置されたり、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、又はコンピューティング環境に適用可能な他のユニットとして配置されたりする場合を含めて、任意の形式で配置されてもよい。

一例として、実行可能な命令は、ファイルシステムにおけるファイルに対応してもよいが、必ずしも、ファイルシステムにおけるファイルに対応するわけではなく、他のプログラム又はデータを保存するファイルの一部に記憶されてもよく、例えば、ハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ：ＨｙｐｅｒＴｅｘｔ Ｍａｒｋｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）ドキュメントの１つ又は複数のスクリプトに記憶されたり、検討するプログラムの単一のファイルに記憶されたり、複数のコラボレーションファイル（例えば、１つ又は複数のモジュール、サブプログラム、又はコード部分を記憶するファイル）に記憶されたりしてもよい。

一例として、実行可能な命令は、１つのコンピューティングデバイスで実行されたり、１つの場所にある複数のコンピューティングデバイスで実行されたり、複数の場所に分散されて通信ネットワークを介して互いに接続される複数のコンピューティングデバイスで実行されたりするように配置されてもよい。

上記は、本願の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定するものではない。本願の精神および範囲内で行われる種々の修正、均等置換え、及び改善などは全て本願の保護範囲内に含まれるべきである。

１００ 歌の処理システム
２００ サーバ
３００ ネットワーク
４００－１ 端末
４００－２ 端末
４００－３ 端末
４０１ 会話ツールバー
４０２ 音声機能項目
４１０ プロセッサ
４２０ ネットワークインタフェース
４３０ ユーザインタフェース
４３１ 出力装置
４３２ 入力装置
４４０ バスシステム
４５０ メモリ
４５１ オペレーティングシステム
４５２ ネットワーク通信モジュール
４５３ 表現モジュール
４５４ 入力処理モジュール
４５５ 歌の処理装置
５０１ 歌録音インタフェース
６０１ 歌機能項目
８０１ 残響効果選択機能項目
８０２ 残響効果選択インタフェース
２１０１ バブル
２２０１ リレーモード選択機能項目
２２０２ リレーモード選択インタフェース
４５５１ 第１表現モジュール
４５５２ 第１録音モジュール
４５５３ 第１送信モジュール
４５５４ 第２表現モジュール

本願の実施例は、歌の処理装置を提供する。前記装置は、
インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第６表現モジュールと、
前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第３録音モジュールと、
歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する第７表現モジュールと、を含む。

本願の実施例で提供される歌の処理システム１００のアーキテクチャの模式図である。 本願の実施例で提供される端末の構成の模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される残響モード選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される現在のユーザに対応する会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話に参加している他のユーザに対応する会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される確認インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー歌録音インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるユーザインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるユーザインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるバブル提示の模式図である。 本願の実施例で提供されるリレーモード選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるリレー参加者選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるチーム選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供されるチームメンバー選択インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される各リレーモードに対応する提示情報である。 本願の実施例で提供される詳細ページインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される詳細ページインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される詳細ページインタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供される第２クライアントの会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される第２クライアントの会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される第３クライアントの会話インタフェースの模式図である。 本願の実施例で提供される歌の処理方法の手順の模式図である。 本願の実施例で提供されるクライアントの構成の模式図である。

例えば、図４～図５は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。図４を参照すると、会話ツールバー４０１に音声機能項目４０２が表現されている。音声機能項目４０２に対するユーザのタップ操作を受け付けると、図５を参照して、会話ツールバー４０１が上方に移動し、会話ツールバー４０１の下方に音声パネルが表現され、音声パネルには、選択された音声モードの録音インタフェース、及び、３つの音声モード選択項目が表現される。３つの音声モード選択項目は、それぞれ、インターコムモード選択項目、録音モード選択項目、歌唱モード選択項目である。ここで、歌唱モード選択項目をタップすることにより、歌唱指示をトリガして、歌録音インタフェース５０１を表現することができる。

ここで、実際の応用において、歌唱機能項目は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな機能項目であり、インスタントメッセンジャークライアントにネイティブに埋め込まれており、サードパーティのアプリケーションやサードパーティのコントロールの助けを借りることなく、ユーザは、インスタントメッセンジャークライアントを実行して、会話インタフェースを表現することにより、会話インタフェース上に浮遊するのではなく、会話インタフェース内に表現される歌唱機能項目を見ることができる。

実際に実施する際に、歌唱機能項目に基づいて歌唱指示をトリガするために、該歌唱機能項目を直接に会話ツールバーに表現してもよい。このようにして、ユーザの操作を簡略化することができる。例えば、図６は、本願の実施例で提供される会話インタフェースの模式図である。会話ツールバー４０１に歌唱機能項目６０１が表現されている。歌唱機能項目６０１に対するタップ操作を受け付けると、歌唱指示がトリガされる。

実際に実施する際に、歌録音インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択項目を直接表現し、表現された少なくとも２つの残響効果に基づいて選択してもよい。説明すべきものとして、ここでは、歌録音インタフェースに選択可能な残響効果選択項目の全部を表現してもよいし、歌録音インタフェースに選択可能な残響効果選択項目の一部のみを表現してもよい。例えば、残響効果選択項目の一部を先に表現し、ユーザによりトリガされた操作に基づいて、表現された残響効果選択項目を切り替えてもよい。

実際の応用では、録音が完了すると、端末が確認インタフェースを表現し、ユーザが確認インタフェースに基づいて歌送信指示をトリガすることができる。例えば、図１３は、本願の実施例で提供される確認インタフェースの模式図である。図１３を参照すると、確認インタフェースには、送信キー及びキャンセルキーが含まれる。ユーザが送信キー１３０１をタップして歌送信指示をトリガすると、会話ウィンドウを介してターゲット歌が送信され、ユーザがキャンセルキー１３０２をタップすると、ターゲット歌が削除される。

実際に実施する際に、バブルの長さは、ターゲット歌の長さに関連付けられる。ターゲット歌の長さが、ある長さの閾値（例えば２分間）を下回る場合、ターゲット歌の長さが長いほど、それに応じたバブルの長さが長くなり、ターゲット歌の長さがこの長さの閾値を上回る場合、バブルの長さが固定値となり、例えば、スクリーン幅の８０％である。

いくつかの実施例において、ターゲット歌が歌断片である場合、端末は、さらに、会話インタフェースにおいて、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する。ここで、リレー機能項目は、会話ウィンドウ内の会話メンバーによるターゲット歌のリレー（ターゲット歌のリレーとは、続いてターゲット歌を歌うことを意味する）を実現するためのものである。

例えば、図２２は、本願の実施例で提供されるリレーモード選択インタフェースの模式図である。図２２を参照すると、確認インタフェースには、リレーモード選択機能項目２２０１も表現されている。リレーモード選択機能項目に対するユーザのタップ操作を受け付けると、リレーモード選択インタフェース２２０２が表現され、リレーモード選択インタフェースには、全員先取り、指定メンバーリレー、男女デュエット、ランダムチームデュエット、指定チームデュエットを含む５つのリレーモード選択項目が表現される。

いくつかの実施例において、端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを受信し、歌断片に対応するリレー歌の会話メッセージを表現し、表現されたリレー機能項目をキャンセルしてもよい。

説明すべきものとして、合唱歌録音インタフェースは、フルスクリーンで表現してもよく、合唱歌録音インタフェースには、歌詞、合唱に参加しているユーザの情報などを表現してもよい。

実際に実施する際に、歌唱機能項目に基づいて歌唱指示をトリガするために、該歌唱機能項目を直接に会話ツールバーに表現してもよい。このようにして、ユーザの操作を簡略化することができる。

いくつかの実施例では、第１端末は、歌録音インタフェースに歌録音キーを表現し、歌録音キーに対する押下操作に応答して歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌断片を取得する。

実際に実施する際に、第１端末は、録音キーに対する押下操作を受け付けると、マイクロフォンのようなオーディオコレクターを呼び出して歌を録音し、録音された歌をキャッシュに記憶する。また、録音中には、音を受信したことを表すために、歌録音インタフェースに音波を表現してもよいし、録音時間を表現してもよい。

実際に実施する際に、録音中には、録音された歌断片を認識し、即ち、録音された歌断片のメロディや歌詞の少なくとも一方に基づいて、録音された歌断片と、音楽ライブラリにおける歌とをマッチングし、録音された歌断片にマッチした歌が音楽ライブラリに存在する場合、マッチした歌の歌情報を取得し、相応の歌情報を歌録音インタフェースに表現してもよい。ここで、歌情報には、歌詞、ポスター、歌名などが含まれてもよい。

実際に実施する際に、第２端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいて、歌断片に対応するリレー歌を録音し、ターゲット歌に対するリレーを実現する。

いくつかの実施例において、第２端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、歌詞情報に基づいて、リレー歌録音インタフェースにおいて、歌断片に対応する歌詞と、リレー部分の歌詞とを表現する。

いくつかの実施例において、第２端末は、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、歌断片に対応する歌のメロディを取得し、歌断片のメロディの少なくとも一部を再生してもよい。

いくつかの実施例において、第２端末は、メロディの少なくとも一部の再生中に歌録音指示を受け付けると、歌録音指示に応答して、メロディの少なくとも一部の再生を停止し、リレー部分のメロディを再生し、再生されたメロディに基づいて歌の録音を行うことにより、録音されたリレー歌を取得してもよい。

いくつかの実施例において、第２端末は、歌断片に対応する歌の歌詞情報を取得し、リレー歌の録音中には、リレー部分のメロディの再生に伴って、相応の歌詞をスクロール表示してもよい。

いくつかの実施例において、第２端末は、ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現し、リレー歌録音インタフェースに基づいて録音されたリレー歌に人の声が含まれないと決定した場合、提示情報を表現してもよい。ここで、提示情報は、録音されたリレー歌に人の声が含まれないことを提示するためのものである。

いくつかの実施例では、第２端末は、歌断片に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、リレー機能項目に基づいて録音されたリレー歌を取得し、リレー歌に対する送信指示を受け付けると、送信指示が、最初に受け付けられた、歌断片に対するリレー歌送信指示であると決定した場合、リレー歌を送信し、送信指示を受け付ける前に、歌断片に対するリレー歌送信指示を受け付けたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現してもよい。

いくつかの実施例では、第２端末は、歌断片に対応するリレー機能項目を表現した後、ターゲットリレーモードがチームデュエットモードである場合、デュエットキャラクタを取得し、リレー機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来したと決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現し、デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来していないと決定した場合、リレータイミングが到来していないことを提示するための提示情報を表現してもよい。

いくつかの実施例では、以下のような方式によって、歌唱指示をトリガしてもよい。即ち、図４～図５を参照すると、まず、ターゲットグループの会話インタフェースを表現し、会話インタフェースに音声機能項目を表現する。音声機能項目に対するユーザＡのタップ操作を受け付けると、音声モード選択パネルを表現し、音声モード選択パネルに少なくとも２つの音声モード選択項目を表現する。ここで、音声モード選択項目は、インターコムモード選択項目、録音モード選択項目、及び歌唱モード選択項目を含む。そして、ユーザＡは、左右にスライドすることにより、音声モードに対する選択操作をトリガすることができる。ユーザＡのクライアントは、歌唱モード選択項目に対するユーザＡの選択操作を受け付けると、歌唱指示をトリガして、歌唱モードに切り替える。歌唱モードに切り替えると、ユーザＡのクライアントは、歌録音インタフェースを表現する。

いくつかの実施例では、ユーザＡが該機能を初めて使用する場合にのみ、残響効果を選択する必要があり、後続に歌の録音を行う際には、以前に選択された残響効果をデフォルトで選択することができる。いくつかの実施例では、歌録音インタフェースに残響効果選択機能項目を表現し、残響効果選択機能項目に対するトリガ操作を受け付けると、二次ページを表現し、二次ページを介して残響効果を選択するために、二次ページに少なくとも２つの残響効果選択項目を表現してもよい。

実際に実施する際に、図９を参照すると、ユーザＡが録音キーを押下することにより、ユーザＡのクライアントは、ユーザＡによる録音キーの押下中に、機器のマイクロフォンをオンにして歌の録音を行い、オーディオデータをクライアントのローカルにキャッシュし、ユーザＡが録音キーの押下を停止すると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得し、録音された歌を相応のターゲット残響効果で処理することにより、ターゲット歌を取得する。

いくつかの実施例では、図２２を参照すると、確認インタフェースには、リレーモード選択機能項目も表現されている。リレーモード選択機能項目に対するユーザＡのタップ操作を受け付けると、少なくとも２つのリレーモード選択項目が表現される。ユーザＡは、表現された少なくとも２つのリレーモード選択項目に基づいて、リレーモードを選択することができる。リレーモードは、全員先取り、指定メンバーリレー、男女デュエット、ランダムチームデュエット、及び指定チームデュエットを含む。説明すべきものとして、リレーモードは、図２２に示すリレーモードに限定されず、指定メンバー順番リレー、チーム内メンバー指定順番リレー、ランダム割り当てメンバーリレー、チーム内ランダム割り当てメンバーリレーなどを含んでもよい。

リレーモードが選択されると、確認ページに戻り、選択されたリレーモードが確認ページに表現される。ユーザＡが送信キーをタップすると、ターゲット歌及び選択されたリレーモードが送信される。ここで、ターゲット歌及びリレーモードをパケットに圧縮してから送信してもよい。これに応じて、サーバは、パケットを受信すると、ターゲット歌及びリレーモードを取得するために、パケットを解析する必要がある。

ここで、選択されたモードが指定メンバーリレーである場合、リレー参加者の選択インタフェースが表現される。これにより、このインタフェースに基づいて、リレーを行う会話メンバーを指定することができる。例えば、図２３を参照すると、選択可能なメンバーのアバター及び名前が表現されている。ユーザＡは、アバターのそばの選択項目をタップすることにより、リレーに参加するメンバーを選択し、確定をタップすると、選択された指定メンバーリレーモードへの切り替えを確定する。切り替えが完了すると、確認ページにジャンプし、選択されたリレーモード、即ち、指定メンバーリレーを確認ページに表現する。

ここで、サーバは、ターゲット歌のメロディ及び／又は歌詞に基づいて、ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングし、ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合、歌情報を取得してもよい。ここで、歌情報は、名称、歌詞、メロディ、ポスターの少なくとも一方を含む。ターゲット歌にマッチした歌が存在しない場合、歌情報を空にする。

ここで、ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合、さらにユーザＡの歌った部分を特定し、ユーザＡの歌った部分がこの歌に繰り返して現れる部分である場合、デフォルトで、ユーザＡの歌った部分を、初回に現れる歌詞部分としてもよい。このようにして、リレー者のリレーする部分を特定することができる。

ターゲット歌に対応する会話メッセージをバブルの形で表現する場合、バブルの背景は、選択された残響効果の背景と一致してもよく、バブルの長さは、ターゲット歌の長さに関連付けられる。ターゲット歌の長さが、ある長さの閾値（例えば２分間）を下回る場合、ターゲット歌の長さが長いほど、それに応じたバブルの長さが長くなり、ターゲット歌の長さがこの長さの閾値を上回る場合、バブルの長さが固定値となり、例えば、スクリーン幅の８０％である。

ここで、歌録音指示は、録音インタフェースにおける歌録音キーに対する押下操作によってトリガされてもよい。押下中に歌の録音を行い、押下操作が停止されると、歌の録音を終了する。実際に実施する際に、歌の録音を終了すると、録音されたリレー歌をサーバに直接送信し、リレー歌の歌全体における位置を記録することにより、次のユーザに、リレー時にその部分からリレーを開始するように提示してもよい。

説明すべきものとして、発起人が歌全体を歌った場合、リレーが完了した旨の提示情報が表現されず、リレー機能項目も表現されない。

データ層は、クライアントに関連するデータを記憶するためのものである。そのデータは、主に２つの部分を含む。第１部分は、グループメンバー情報（アカウント、ニックネームなど）とグループチャット情報（チャットテキストデータ、チャット時間など）を含むグループ情報である。第２部分は、例えば、ユーザにより録音された歌、残響効果で処理された歌、歌情報（歌名、歌詞など）、リレーモードなどの歌データである。データは、メモリキャッシュ及びローカルデータベースに記憶される。メモリキャッシュにまだデータがない場合、データベースから対応するデータをロードしてメモリキャッシュにキャッシュすることにより、取得速度を向上させる。サーバのデータを受信すると、クライアントは、メモリキャッシュ及びデータベースを同時に更新する。ここで、データ層は、展示層による使用にデータを供する。

展示層は、ユーザインタフェースの展示に使用される。ユーザインタフェースは、主に４つの部分を含む。第１部分は、歌録音キー、残響効果切り替えスライダーなどが含まれる歌録音インタフェース（発起歌録音インタフェース、リレー歌録音インタフェースを含む）である。リレー歌録音インタフェースのパネルには、歌詞のスクロール表示も含まれる。これらのユーザインタフェースの展示、及びユーザイベントへの応答は、全て標準的なシステムコントロールが担当する。歌録音キーが押下されると、録音のためにマイクロフォンを呼び出す。第２部分は、対応する歌の会話メッセージ（バブルの形で表現）であり、録音再生ボタン、リレー／歌い直しボタン、歌名の展示などを含み、現在のユーザがリレーモードでの条件を満たす場合、リレー機能項目も展示され、標準的なシステムコントロールによって展示される。録音再生ボタンがタップされると、再生のために機器のスピーカーを呼び出す。第３部分は、グループ名、グループメッセージリスト、入力ボックスなどが含まれるグループの会話インタフェースであり、標準的なシステムコントロールによって展示される。第４部分は、詳細ページである。ユーザによって共有された場合、他のユーザは、詳細ページに入って閲覧することができる。詳細ページでは、録音された歌及び相応の歌詞（ターゲット歌にマッチした歌が存在する場合）を時系列で再生することができる。詳細ページは、標準的なリストコントロールによって展示される。ユーザは、リストをドラッグして閲覧することができる。録音された歌が再生される場合、機器のスピーカーを起動し、システムメディアコントロールによって再生を行う。

いくつかの実施例では、合唱機能を提供してもよい。つまり、クライアントは、ある歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、合唱機能キーを表現し、合唱機能キーに対するタップ操作によって合唱指示をトリガする。説明すべきものとして、合唱指示は、例えば、会話メッセージのダブルタップ、会話メッセージのスライドなど、他の方式でトリガしてもよい。

説明すべきものとして、合唱歌録音インタフェースは、フルスクリーンで表現してもよく、合唱歌録音インタフェースには、歌詞、合唱に参加しているユーザの情報などを表現してもよい。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供している。この装置は、会話ウィンドウを介して送信された、録音された歌断片を受信する受信モジュールと、会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第５表現モジュールと、を含み、前記歌断片は、歌録音インタフェースに基づいて録音されたものであり、前記歌録音インタフェースは、送信側の会話インタフェースの歌唱指示に基づいてトリガされたものであり、前記リレー機能項目は、前記歌断片に対するリレーを実現するためのものである。

本願の実施例は、歌の処理装置を提供している。この装置は、インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第６表現モジュールと、前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第３録音モジュールと、歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する第７表現モジュールと、を含む。

Claims (23)

1. 歌の処理方法であって、
   会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、
   前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定するステップと、
   歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信するステップと、
   前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現するステップと、
   を含み、
   前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記ターゲット歌のリレーを実現するためのものである、方法。
2. 会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する前記ステップの前に、
   前記会話インタフェースを表現し、前記会話インタフェースに音声機能項目を表現するステップと、
   前記音声機能項目に対するトリガ操作に応答して、少なくとも２つの音声モード選択項目を表現するステップと、
   音声モード選択項目である歌唱モード選択項目に対する選択操作を受け付けると、前記歌唱指示をトリガするステップと、
   をさらに含む、
   請求項１に記載の方法。
3. 前記録音される歌に対応する残響効果を決定することは、
   前記歌録音インタフェースに残響効果選択機能項目を表現するステップと、
   前記残響効果選択機能項目に対するトリガ操作に応答して、残響効果選択インタフェースを表現するステップと、
   前記残響効果選択インタフェースに少なくとも２つの残響効果選択項目を表現するステップと、
   ターゲット残響効果選択項目に対してトリガされた残響効果選択指示に応答して、相応のターゲット残響効果を、録音される歌に対応する残響効果として決定するステップと、
   を含む、
   請求項１に記載の方法。
4. 前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことは、
   前記残響効果に対応する歌録音背景画像を取得するステップと、
   前記歌録音背景画像を前記歌録音インタフェースの背景として、前記歌録音インタフェースに歌録音キーを表現するステップと、
   前記歌録音キーに対する押下操作に応答して、歌の録音を行うステップと、
   前記押下操作が停止されると、歌の録音を終了し、録音された歌を取得するステップと、
   を含む、
   請求項１に記載の方法。
5. 前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現することは、
   前記残響効果に対応するバブルのスタイルを取得するステップと、
   前記ターゲット歌の長さに基づいて、前記長さにマッチしたバブルの長さを決定するステップと、
   前記バブルのスタイルと、前記バブルの長さとに基づいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージをバブルカードの方式で表現するステップと、
   を含む、
   請求項１に記載の方法。
6. 前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現することは、
   前記ターゲット歌に対応する歌ポスターを取得するステップと、
   前記歌ポスターを前記会話メッセージのメッセージカードの背景とし、前記会話インタフェースにおいて、前記メッセージカードを通じて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するステップと、
   を含む、
   請求項１に記載の方法。
7. 前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現することは、
   前記ターゲット歌と、歌ライブラリにおける歌とをマッチングすることにより、マッチング結果を取得するステップと、
   前記マッチング結果が、前記ターゲット歌にマッチした歌が存在することを表す場合、前記ターゲット歌にマッチした歌に基づいて、前記ターゲット歌の歌情報を決定するステップと、
   前記会話インタフェースにおいて、前記歌情報が付されている、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するステップと、
   を含む、
   請求項１に記載の方法。
8. 前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後に、
   前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現するステップと、
   前記ターゲット歌が歌断片である場合、前記歌断片に対応する歌のメロディを取得するステップと、
   前記歌断片のメロディの少なくとも一部を再生するステップと、
   前記メロディの少なくとも一部の再生中に歌録音指示を受け付けるステップと、
   前記歌録音指示に応答して、前記メロディの少なくとも一部の再生を停止し、リレー部分のメロディを再生するステップと、
   前記リレー部分のメロディに基づいて歌の録音を行うことにより、録音されたリレー歌を取得するステップと、
   をさらに含む、
   請求項１に記載の方法。
9. 前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後に、
   前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、リレー歌録音インタフェースを表現するステップと、
   前記リレー歌録音インタフェースに基づいてリレー歌が録音された場合、録音されたリレー歌の、前記ターゲット歌に対応する歌における位置を決定し、前記位置をリレー開始位置とするステップと、
   前記位置が付されている、前記リレー歌に対応する会話メッセージを送信するステップと、
   前記会話インタフェースに前記リレー歌の会話メッセージを表現するステップであって、前記リレー歌の会話メッセージには、前記リレー開始位置が示されている、ステップと、
   をさらに含む、
   請求項１に記載の方法。
10. 前記会話インタフェースがグループ会話インタフェースである場合、前記グループ会話インタフェースに少なくとも２つのリレーモード選択項目を表現するステップと、
    ターゲットリレーモード選択項目に対してトリガされたリレーモード選択指示に応答して、選択されたリレーモードがターゲットリレーモードであると決定するステップであって、前記リレーモードは、リレー権限を持つ会話メンバーを示すためのものである、ステップと、
    をさらに含み、
    前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現することは、
    ターゲットリレーモードに基づいて、リレー権限を持っていると決定した場合、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現するステップを含む、
    請求項１に記載の方法。
11. 前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後に、
    前記ターゲットリレーモードが先取りモードである場合、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作を受け付けるステップと、
    前記リレー機能項目に対応するトリガ操作が、最初に受け付けられた、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作であると決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現するステップと、
    前記リレー機能項目に対応するトリガ操作の前に、前記リレー機能項目に対応するトリガ操作が受け付けられたことがあると決定した場合、先取り権限が取得されていないことを提示するための提示情報を表現するステップと、
    をさらに含む、
    請求項１０に記載の方法。
12. 前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後に、
    前記ターゲットリレーモードがチームデュエットモードである場合、デュエットキャラクタを取得するステップと、
    前記リレー機能項目に対するトリガ操作を受け付けるステップと、
    前記リレー機能項目に対するトリガ操作に応答して、前記デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来したと決定した場合、リレー歌録音インタフェースを表現するステップと、
    前記デュエットキャラクタに対応するリレータイミングが到来していないと決定した場合、リレータイミングが到来していないことを提示するための提示情報を表現するステップと、
    をさらに含む、
    請求項１０に記載の方法。
13. 前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現した後に、
    リレー歌に対応する会話メッセージを受信して表現するステップであって、前記会話メッセージには、リレーが完了したことを示す提示情報が付されている、ステップと、
    前記提示情報に対する閲覧操作に応答して、詳細ページを表現するステップと、
    をさらに含み、
    前記詳細ページは、歌再生のトリガ操作を受け付けた場合、リレー参加順に基づいて、リレーに参加している会話メンバーにより録音された歌を順に再生するためのものである、
    請求項１に記載の方法。
14. 前記ターゲット歌に対応する合唱機能項目を表現するステップをさらに含み、
    前記合唱機能項目は、前記合唱機能項目に対するトリガ操作を受け付けた場合、合唱歌録音インタフェースを表現し、前記合唱歌録音インタフェースに基づいて、ターゲット歌と同じ歌を録音するためのものである、
    請求項１に記載の方法。
15. 歌の処理方法であって、
    会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、
    前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌断片を取得するステップと、
    歌送信指示に応答して、前記録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信するステップと、
    前記会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現するステップと、
    を含み、
    前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記歌断片のリレーを実現するためのものである、方法。
16. 歌の処理方法であって、
    会話ウィンドウを介して送信された歌断片を受信するステップであって、前記歌断片は、歌録音インタフェースに基づいて録音されたものであり、前記歌録音インタフェースは、送信側の会話インタフェースの歌唱指示に基づいてトリガされたものである、ステップと、
    会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現するステップと、
    を含み、
    前記リレー機能項目は、前記歌断片に対するリレーを実現するためのものである、方法。
17. 歌の処理方法であって、
    インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現するステップと、
    前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定するステップと、
    歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信するステップと、
    前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するステップと、
    を含む方法。
18. 歌の処理装置であって、
    会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第１表現モジュールと、
    前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第１録音モジュールと、
    歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信する第１送信モジュールと、
    前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現するとともに、前記ターゲット歌に対応するリレー機能項目を表現する第２表現モジュールと、
    を含み、
    前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記ターゲット歌のリレーを実現するためのものである、装置。
19. 歌の処理装置であって、
    会話インタフェースに基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第３表現モジュールと、
    前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うことにより、録音された歌断片を取得する第２録音モジュールと、
    歌送信指示に応答して、前記録音された歌断片を、会話ウィンドウを介して送信する第２送信モジュールと、
    前記会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第４表現モジュールと、
    を含み、
    前記リレー機能項目は、前記会話ウィンドウ内の会話メンバーによる前記歌断片のリレーを実現するためのものである、装置。
20. 歌の処理装置であって、
    会話ウィンドウを介して送信された、録音された歌断片を受信するステップであって、前記歌断片は、歌録音インタフェースに基づいて録音されたものであり、前記歌録音インタフェースは、送信側の会話インタフェースの歌唱指示に基づいてトリガされたものである、受信モジュールと、
    会話インタフェースにおいて、前記歌断片に対応する会話メッセージと、前記歌断片に対応するリレー機能項目とを表現する第５表現モジュールと、
    を含み、
    前記リレー機能項目は、前記歌断片に対するリレーを実現するためのものである、装置。
21. 歌の処理装置であって、
    インスタントメッセンジャークライアントのネイティブな歌録音機能項目に基づいてトリガされた歌唱指示に応答して、歌録音インタフェースを表現する第６表現モジュールと、
    前記歌録音インタフェースに基づいてトリガされた歌録音指示に応答して、歌の録音を行うとともに、録音される歌に対応する残響効果を決定する第３録音モジュールと、
    歌送信指示に応答して、前記残響効果に基づいて前記歌を処理したターゲット歌を、会話ウィンドウを介して送信し、前記会話インタフェースにおいて、前記ターゲット歌に対応する会話メッセージを表現する第７表現モジュールと、
    を含む装置。
22. 実行可能な命令を記憶するメモリと、
    前記メモリに記憶された実行可能な命令を実行すると、請求項１～１７のいずれか一項に記載の歌の処理方法を実現するプロセッサと、
    を備える電子機器。
23. 実行可能な命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記実行可能な命令は、プロセッサによって実行されると、請求項１～１７のいずれか一項に記載の歌の処理方法を実現させるコンピュータ可読記憶媒体。

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