JP2023516870A - 水平バフ研磨モジュール - Google Patents

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Abstract

化学機械研磨(CMP)処理システムのための水平前洗浄(HPC)モジュールが、開示される。HPCモジュールは、処理領域を共同で画定する容器および蓋を有するチャンバを含む。モジュールは、処理領域内に配置された回転可能な真空テーブルを含み、回転可能な真空テーブルは、その支持面内に画定されたチャネルのアレイを含む。モジュールは、回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーションを含む。モジュールは、パッドキャリアアセンブリに連結されたパッドキャリア位置決めアームを含む。モジュールは、パッドキャリア位置決めアームに連結され、パッドキャリアアセンブリを、回転可能な真空テーブルの上の第1の位置とパッドコンディショニングステーションの上の第2の位置との間で位置決めするように構成されたアクチュエータを含む。【選択図】図2A

Description

[0001]本明細書に記載される実施形態は、一般に、電子デバイスの製造に使用される装置に関し、より詳細には、半導体デバイス製造プロセスにおいて基板の表面を洗浄するために使用され得る水平バフ研磨モジュールに関する。
[0002]化学機械研磨(CMP)が、基板上に堆積された材料の層を平坦化または研磨するために、高密度集積回路の製造において一般的に使用される。典型的なCMPプロセスでは、基板は、研磨流体の存在下で基板の裏面を回転研磨パッドに向かって押圧するキャリアヘッド内に保持される。材料は、研磨流体によって提供される化学的および機械的活性と、基板および研磨パッドの相対運動との組み合せによって、研磨パッドと接触する基板の材料層表面の全体にわたって除去される。典型的には、1つ以上のCMPプロセスが完了した後、研磨された基板は、1つ以上のCMP後の基板処理工程でさらに処理される。例えば、研磨された基板は、洗浄、検査、および測定工程のうちの1つまたは組み合わせを使用して、さらに処理されてもよい。CMP後の工程が完了すると、基板をCMP処理領域から次のデバイス製造プロセス、例えば、リソグラフィ、エッチング、または堆積プロセスに送ることができる。
[0003]貴重な製造フロアスペースを節約し、人件費を低減するために、CMPシステムは、一般に、CMP後の洗浄、検査、および/またはCMP前もしくはCMP後の計測ステーションのうちの1つまたは組み合わせを備える第1の部分、例えば前部、ならびに、単一の研磨システムを形成するために第1の部分と一体化されている第2の部分、例えば後部を含む。第2の部分は、複数の研磨ステーションを備えることができる。
[0004]第1の部分は、基板のCMP後の洗浄のための1つまたは複数の垂直バフ研磨モジュールを備えることができる。各垂直バフ研磨モジュールは、基板を保持するための回転チャックアセンブリと、基板表面を洗浄するための回転バフ研磨パッドとを有する。残念ながら、垂直バフ研磨モジュールの向きは、バフ研磨パッドの外径を制限し、その結果、所定の時間に基板の限られた面積しか洗浄することができない。したがって、基板処理スループットは、バフ研磨パッドの限られた洗浄面積に関連するより長いバフ研磨時間に従って、望ましくないほど低下する。
[0005]さらに、垂直バフ研磨モジュールは、垂直の向きで基板を保持するので、垂直バフ研磨モジュールにローディングされた基板の垂直の向きは、基板の挿入および除去のために大きなオーバーヘッドクリアランスを必要とする。結果として、CMPシステムの全体の大きさおよび/または設置面積は、バフ研磨モジュールの垂直の向きに関連するより大きなオーバーヘッドクリアランス要件に従って、望ましくないほど増加する。したがって、CMPシステムのスループット密度(製造フロアスペースの単位面積あたり単位時間あたりに処理される基板)は、システムのバフ研磨モジュール構成によって、望ましくないほど制限される。
[0006]したがって、上述の問題を解決するための装置および方法が、当技術分野で必要とされている。
[0007]本明細書に記載される実施形態は、一般に、電子デバイスの製造に使用される装置に関し、より詳細には、半導体デバイス製造プロセスにおいて基板の表面を洗浄するために使用され得る水平バフ研磨モジュールに関する。
[0008]一実施形態では、基板処理モジュールは、処理領域を共同で画定する容器および蓋を有するチャンバを含む。モジュールは、処理領域内に配置された回転可能な真空テーブルを含み、回転可能な真空テーブルは、その基板受け面内に画定された複数の環状チャネルを含む。モジュールは、回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーションを含む。モジュールは、第1の端部と、第1の端部から遠位側にある第2の端部とを有するパッドキャリア位置決めアームを含み、第1の端部は、パッドキャリアアセンブリに連結され、第2の端部は、回転可能な真空テーブルの上の第1の位置とパッドコンディショニングステーションの上の第2の位置との間でパッドキャリアアセンブリをスイングさせるように構成されたアクチュエータに連結されている。
[0009]別の実施形態では、基板を処理する方法は、基板処理モジュールの真空テーブル上に基板を位置決めすることを含む。真空テーブルは、その基板受け面内に画定された複数の環状チャネルを含む。真空テーブルの基板受け面は、重力方向に対して実質的に直交している。複数の環状チャネルによって提供されるグリップ面積は、その上に位置決めされた基板の表面積の約5%から約30%の間である。グリップ面積は、真空テーブルの基板受け面内の複数のチャネルによって占められる有効面積を含む。この方法は、真空テーブルをその下で回転させながら、バフ研磨パッドを基板の表面に押し付けることを含む。バフ研磨パッドは、約67mm以上の直径を有し、バフ研磨パッドと基板の表面との間にかけられる圧力は、約3psi以上である。
[0010]さらに別の実施形態では、モジュール式基板処理システムは、基板処理モジュールを含む。モジュールは、容器と蓋とを含むチャンバを含む。蓋は、複数の側面パネルを含み、側面パネルは、容器とともに、処理領域を共同で画定する。モジュールは、処理領域内に配置された回転可能な真空テーブルを含む。モジュールは、複数の側面パネルのうちの第1の側面パネル内に配置された第1の基板ハンドラアクセスドアを含む。基板ハンドラアクセスドアは、第1の基板ハンドラを用いて回転可能な真空テーブル上に基板を位置決めするために使用される。モジュールは、複数の側面パネルのうちの第2の側面パネル内に配置された第2の基板ハンドラアクセスドアを含む。第2の基板ハンドラアクセスドアは、第2の基板ハンドラを用いて回転可能な真空テーブルから基板を除去するために使用される。モジュールは、回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーションを含む。モジュールは、第1の端部と、第1の端部から遠位側にある第2の端部とを有するパッドキャリア位置決めアームを含む。第1の端部は、パッドキャリアアセンブリに連結され、第2の端部は、回転可能な真空テーブルの上の第1の位置とパッドコンディショニングステーションの上の第2の位置との間でパッドキャリアアセンブリをスイングさせるように構成されたアクチュエータに連結されている。
[0011]別の実施形態では、基板処理モジュールは、基板処理モジュールの処理領域内に配置された回転可能な真空テーブルを含み、回転可能な真空テーブルは、チャネルのアレイを含む支持面を含む。モジュールは、回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーションを含む。モジュールは、パッドキャリアアセンブリに連結されたパッドキャリア位置決めアームを含む。モジュールは、パッドキャリア位置決めアームに連結され、パッドキャリアアセンブリを、回転可能な真空テーブルの支持面の上に配置された第1の位置の上に、また、パッドコンディショニングステーションの上に配置された第2の位置の上に位置決めするように構成されたアクチュエータを含む。
[0012]別の実施形態では、基板を処理する方法は、基板処理モジュールの真空テーブル上に基板を位置決めすることを含む。真空テーブルは、その支持面内に画定されたチャネルのアレイを含む。真空テーブルの支持面は、重力方向に対して実質的に直交している。チャネルのアレイによって提供されるグリップ面積は、その上に位置決めされた基板の表面積の約5%から約30%の間である。グリップ面積は、真空テーブルの支持面内のチャネルのアレイによって占められる有効面積を含む。この方法は、真空テーブルをその下で回転させながら、バフ研磨パッドを基板の表面に押し付けることを含む。バフ研磨パッドは、約67mm以上の直径を有し、バフ研磨パッドと基板の表面との間にかけられる圧力は、約3psi以上である。
[0013]別の実施形態では、モジュール式基板処理システムは、基板処理モジュールを含む。モジュールは、容器と蓋とを含むチャンバを含む。蓋は、複数の側面パネルを含み、側面パネルは、容器とともに、処理領域を共同で画定する。モジュールは、処理領域内に配置された回転可能な真空テーブルを含む。モジュールは、複数の側面パネルのうちの第1の側面パネル内に配置された第1の基板ハンドラアクセスドアを含む。基板ハンドラアクセスドアは、第1の基板ハンドラを用いて回転可能な真空テーブル上に基板を位置決めするために使用される。モジュールは、複数の側面パネルのうちの第2の側面パネル内に配置された第2の基板ハンドラアクセスドアを含む。第2の基板ハンドラアクセスドアは、第2の基板ハンドラを用いて回転可能な真空テーブルから基板を除去するために使用される。モジュールは、回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーションを含む。モジュールは、パッドキャリアアセンブリに連結されたパッドキャリア位置決めアームを含む。モジュールは、パッドキャリア位置決めアームに連結され、パッドキャリアアセンブリを、回転可能な真空テーブルの支持面の上に配置された第1の位置の上に、また、パッドコンディショニングステーションの上に配置された第2の位置の上に位置決めするように構成されたアクチュエータを含む。
[0014]本開示の上記の特徴を詳細に理解することができるように、上記で簡単に要約された本開示のより具体的な説明が、実施形態を参照することによって行われ、そのいくつかが、添付の図面に示されている。しかしながら、添付の図面は、本開示の典型的な実施形態のみを示し、したがって、その範囲を限定すると見なされるべきではなく、本開示は、他の同等に有効な実施形態を認めることができることに留意されたい。
1つ以上の実施形態による、本明細書に記載の水平前洗浄(HPC)モジュールを使用する例示的な化学機械研磨(CMP)処理システムの概略平面図である。 1つ以上の実施形態による、図1Aに示される概略図に対応し得る、例示的なCMP処理システムの上部等角図である。 1つ以上の実施形態による、図1Aに示される概略図に対応し得る、図1BのCMP処理システムの上面図である。 本明細書に記載のCMP処理システム内で使用され得る例示的なHPCモジュールの一側面の上部等角図である。 図2AのHPCモジュールの側面の別の上部等角図である。 図2AのHPCモジュールの別の側面の上部等角図である。 図2Cの切断線3A-3Aに沿った側断面図である。 図3AのHPCモジュール内で使用され得る例示的な回転可能な真空テーブルの底部等角図である。 図3AのHPCモジュール内で使用され得る例示的な回転可能な真空テーブルの頂部等角図である。 図3B~図3Cの回転可能な真空テーブルとともに使用され得る例示的なキャリアフィルムの平面図である。 図3Dの一部分の拡大平面図である。 図3AのHPCモジュールの平面図である。 図3AのHPCモジュール内で使用され得る例示的なパッドコンディショニングステーションの側断面図である。 図3AのHPCモジュール内で使用され得る例示的なパッドキャリア位置決めアームの側断面図である。
[0028]理解を容易にするため、可能な場合には、図に共通する同一の要素を示すために同一の参照番号が使用されている。一実施形態の要素および特徴は、さらなる説明なしに、他の実施形態に有益に組み込まれ得ることが想定される。
[0029]本明細書に記載される実施形態は、一般に、電子デバイスの製造に使用される装置に関し、より詳細には、半導体デバイス製造プロセスにおいて基板の表面を洗浄するために使用され得る水平バフ研磨モジュールに関する。
[0030]図1Aは、1つ以上の実施形態による、本明細書に記載の水平前洗浄(HPC)モジュールを使用する例示的な化学機械研磨(CMP)処理システム100の概略平面図である。図1Bは、1つ以上の実施形態による、図1Aに示される概略図に対応し得る、例示的なCMP処理システム100の上部等角図である。図1Cは、1つ以上の実施形態による、図1Aに示される概略図に対応し得る、図1BのCMP処理システム100の上面図である。図1Bおよび図1Cでは、CMP処理システム100内のHPCモジュールをより明確に示すために、ハウジングの特定の部分ならびに特定の他の内部構成要素および外部構成要素が省略されている。ここで、処理システム100は、第1の部分105と、第1の部分105に連結され、それと一体化された第2の部分106とを含む。第1の部分105は、複数の研磨ステーション(図示せず)を特徴とする基板研磨部である。
[0031]第2の部分106は、1つ以上のCMP後の洗浄システム110と、複数のシステムローディングステーション130と、1つ以上の基板ハンドラ、例えば、第1のロボット124および第2のロボット150と、1つ以上の計測ステーション140と、1つ以上の特定位置研磨(LSP)モジュール142と、1つ以上のHPCモジュール200と、1つ以上の乾燥ユニット170とを含む。HPCモジュール200は、実質的に水平の向き(すなわち、x-y平面内)に配置された基板120を処理するように構成される。いくつかの実施形態では、第2の部分106は、実質的に垂直の向き(すなわち、z-y平面内)に配置された基板120を処理するように構成された1つ以上の垂直洗浄モジュール112を、任意選択で含む。
[0032]各LSPモジュール142は、通常、研磨される基板120の表面積よりも小さい表面積を有する研磨部材(図示せず)を用いて、基板表面の一部のみを研磨するように構成される。LSPモジュール142は、基板120が研磨モジュールで研磨された後、基板の比較的小さな部分の仕上げをするするために、例えば、付加的な材料を取り除くために、多くの場合、使用される。
[0033]計測ステーション140は、研磨前および/もしくは研磨後に、基板120上に配置された材料層の厚さを測定するため、研磨後に基板120を検査して、そのフィールド表面から材料層が除去されたかどうかを判定するため、ならびに/または研磨前および/もしくは研磨後に欠陥について基板表面を検査するために使用される。それらの実施形態では、基板120は、計測ステーション140を使用して得られた測定値または表面検査結果に基づいて、さらなる研磨のために研磨パッドに戻され、および/または第1の部分105内の研磨モジュールなどの異なる基板処理モジュールもしくはステーション、もしくはLSPモジュール142に送られてもよい。図1Aに示されるように、計測ステーション140およびLSPモジュール142は、1つの洗浄システム110の一部分の上方(Z方向)にある第2の部分106の領域に位置する。
[0034]第1のロボット124は、基板120を複数のシステムローディングステーション130へ、および複数のシステムローディングステーション130から移送するように、例えば、複数のシステムローディングステーション130と第2のロボット150との間、および/または洗浄システム110と複数のシステムローディングステーション130との間で移送するように配置される。いくつかの実施形態では、第1のロボット124は、任意のシステムローディングステーション130と、それに近接して配置された処理システムとの間で基板120を移送するように配置される。例えば、いくつかの実施形態では、第1のロボット124は、システムローディングステーション130のうちの1つと計測ステーション140との間で基板120を移送するために使用されてもよい。
[0035]第2のロボット150は、第1の部分105と第2の部分106との間で基板120を移送するために使用される。例えば、ここで、第2のロボット150は、第1のロボット124から受け取った研磨されるべき基板120を、その中で研磨するために第1の部分105に移送するように配置される。次に、第2のロボット150を使用して、研磨された基板120を、第1の部分105から、例えば、第1の部分105内の移送ステーション(図示せず)から、HPCモジュール200のうちの1つへ、および/または第2の部分106内に位置する異なるステーションおよびモジュール間で、移送する。あるいは、第2のロボット150は、第1の部分105内の移送ステーションからLSPモジュール142または計測ステーション140のうちの1つに基板120を移送する。また、第2のロボット150は、基板120を、LSPモジュール142または計測ステーション140のいずれかから、その中でさらに研磨するために第1の部分105に移送することができる。
[0036]図1AのCMP処理システム100は、第2のロボット150の両側に配置された2つの洗浄システム110を特徴とする。図1Aでは、洗浄システム110のうちの1つの洗浄システム110の少なくともいくつかのモジュール、例えば、1つ以上の垂直洗浄モジュール112は、計測ステーション140およびLSPモジュール142の下方(Z方向)に位置し、したがって、図示されていない。計測ステーション140およびLSPモジュール142は、図1Cに示されていない。いくつかの他の実施形態では、処理システム100は、1つのみの洗浄システム110を特徴とする。ここで、洗浄システム110の各々は、HPCモジュール200と、1つ以上のウェット洗浄モジュール112、例えば、ブラシまたはスプレーボックスと、乾燥ユニット170と、それらの間で基板120を移送するための基板ハンドラ180とを含む。ここで、各HPCモジュール200は、第2の部分106内の、第1の部分105に近接した位置に配置される。
[0037]典型的には、HPCモジュール200は、HPCモジュール200の側面パネルに形成された第1の開口部(図示せず)を通して、例えば側面パネルに配置されたドアまたはスリットバルブを通して、研磨された基板120を第2のロボット150から受け取る。基板120は、その中に水平に配置された基板支持面上に位置決めするために、HPCモジュール200によって水平の向きで受け取られる。次に、HPCモジュール200は、基板120が基板ハンドラ180を使用してそこから移送される前に、基板120に対してバフ研磨プロセスなどの前洗浄プロセスを実行する。
[0038]基板120は、HPCモジュール200から、第2の開口部、ここでは第2の基板ハンドラアクセスドア224(図1B)を通って移送され、第2の基板ハンドラアクセスドア224は、典型的には、ドア、例えば、スリットバルブで閉鎖可能な、HPCモジュール200の第2の側面パネルを通って配置された水平スロットである。したがって、基板120は、前洗浄モジュール200から移送されるときに、依然として水平の向きにある。基板120が前洗浄モジュール200から移送された後、基板ハンドラ180は、洗浄システム110の垂直洗浄モジュール112内でのさらなる処理のために、基板120を垂直位置に位置決めする。例えば、基板ハンドラ180は、基板120を垂直位置までスイングさせることができる。
[0039]この例では、HPCモジュール200は、処理システム100の第1の部分105に面している第1の端部202と、第1の端部202の反対側に向いている第2の端部204と、第2のロボット150に面している第1の側部206と、第1の側部206の反対側に向いている第2の側部とを有する。第1の側部206および第2の側部208は、第1の端部202と第2の端部204との間で直角に延在している。
[0040]複数の垂直洗浄モジュール112が、第2の部分106内に位置する。1つ以上の垂直洗浄モジュール112は、基板の表面から研磨副生成物を除去するための接触および非接触洗浄システム(例えば、スプレーボックスおよび/またはブラシボックス)の任意の1つまたは組み合わせである。
[0041]乾燥ユニット170は、基板が洗浄モジュール112によって処理された後、基板120が第1のロボット124によってシステムローディングステーション130に移送される前に、基板120を乾燥させるために使用される。ここで、乾燥ユニット170は、水平乾燥ユニットであり、乾燥ユニット170は、基板120が水平の向きに配置されている間に、開口部(図示せず)を通して基板120を受け取るように、構成されている。
[0042]ここで、基板120は、基板ハンドラ180を使用して、HPCモジュール200と垂直洗浄モジュール112との間、個々の洗浄モジュール112の間、および洗浄モジュール112と乾燥ユニット170との間で移動される。
[0043]本明細書の実施形態では、基板ハンドラ180を含むCMP処理システム100の動作は、システムコントローラ160によって指示される。システムコントローラ160は、メモリ162(例えば、不揮発性メモリ)およびサポート回路163と共に動作可能なプログラマブル中央処理装置(CPU)161を含む。サポート回路163は、従来通りに、CPU161に連結されており、CMP処理システム100の様々な構成要素に連結されて、その制御を容易にするキャッシュ、クロック回路、入力/出力サブシステム、電源など、およびそれらの組み合せを含む。CPU161は、処理システムの様々な構成要素およびサブプロセッサを制御するための、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などの、産業環境で使用される任意の形態の汎用コンピュータプロセッサの1つである。CPU161に連結されたメモリ162は、非一時的であり、典型的には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、フロッピーディスクドライブ、ハードディスク、または任意の他の形態のローカルもしくはリモートのデジタル記憶装置などの、容易に利用可能なメモリのうちの1つ以上である。
[0044]典型的には、メモリ162は、CPU161によって実行されると、CMP処理システム100の動作を容易にする命令を含む、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(例えば、不揮発性メモリ)の形態である。メモリ162内の命令は、本開示の方法を実施するプログラムなどのプログラム製品の形態である。プログラムコードは、多数の異なるプログラミング言語のいずれか一つに従う。一例では、本開示は、コンピュータシステムと共に使用するためにコンピュータ可読記憶媒体上に記憶されたプログラム製品として実施することができる。プログラム製品のプログラムは、(本明細書に記載の方法を含む)実施形態の機能を規定する。
[0045]例示的な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、(i)情報が永続的に記憶され得る書き込み不可の記憶媒体(例えば、CD-ROMドライブによって読み取り可能なCD-ROMディスク、フラッシュメモリ、ROMチップ、または任意のタイプのソリッドステート不揮発性半導体メモリデバイス、例えば、ソリッドステートドライブ(SSD)などの、コンピュータ内の読み取り専用メモリデバイス)、および(ii)変更可能な情報が記憶される書き込み可能な記憶媒体(例えば、ディスケットドライブ内のフロッピーディスク、またはハードディスクドライブ、または任意のタイプのソリッドステートランダムアクセス半導体メモリ)を含むが、これらに限定されない。そのようなコンピュータ可読記憶媒体は、本明細書で説明される方法の機能を指示するコンピュータ可読命令を格納しているとき、本開示の実施形態である。いくつかの実施形態では、本明細書に記載の方法、またはその一部分は、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のタイプのハードウェア実施態様によって実行される。いくつかの他の実施形態では、本明細書に記載の基板処理および/またはハンドリング方法は、ソフトウェアルーチン、ASIC、FPGA、および/または他のタイプのハードウェア実施態様の組み合わせによって実行される。1つ以上のシステムコントローラ160は、本明細書に記載される様々なモジュール式研磨システムの1つもしくは任意の組合せとともに、および/またはその個々の研磨モジュールとともに使用され得る。
[0046]図2Aは、本明細書に記載のCMP処理システム100で使用することができる例示的なHPCモジュール200の第2の側部208の上部等角図である。図2Aでは、HPCモジュール200の内部構成要素をより明確に示すために、保守用アクセスパネルが省略されている。図2Bは、図2AのHPCモジュール200の第2の側部208の別の上部等角図である。図2Bでは、HPCモジュール200の内部構成要素をより明確に示すために、蓋216の上部パネルが、さらに省略されている。図2Cは、図2AのHPCモジュール200の第1の側部206の上部等角図である。図2Cでは、HPCモジュール200の内部構成要素をより明確に示すために、蓋216は省略されている。
[0047]一般に、HPCモジュール200は、処理領域212を共同で画定する複数の側面パネルから形成されたチャンバ210(ここでは、容器214および蓋216)を含む。
[0048]第2のロボット150に面しているHPCモジュール200の第1の側部206に、第1の側面パネル218が、形成されている。第1の側面パネル218は、第2のロボット150を用いて回転可能な真空テーブル230上に基板120を位置決めするために使用される第1の基板ハンドラアクセスドア220を含む。第1の部分105とは反対の方を向いているHPCモジュール200の第2の端部204に、第2の側面パネル222が、形成されている。第2の側面パネル222は、基板ハンドラ180を用いて回転可能な真空テーブル230から基板120を除去するために使用される第2の基板ハンドラアクセスドア224を含む。第3の側面パネル226が、HPCモジュール200の第2の側部208に形成されている。第3の側面パネル226は、保守用アクセスパネル開口部228を含む。HPCモジュール200の向かい合っている側面パネルに形成された第1の基板ハンドラアクセスドア220および保守用アクセスパネル開口部228の対称性は、有利には、図1Cに示されるように、処理システム100のいずれの側にも設置することができる水平バフ研磨モジュールを提供する。
[0049]回転可能な真空テーブル230は、HPCモジュール200の処理領域212内に配置され、基板120を真空チャッキングするために使用され得る。また、回転可能な真空テーブル230の半径方向外側に配置された環状基板リフト機構270と、回転可能な真空テーブル230に近接して配置されたパッドコンディショニングステーション280と、回転可能な真空テーブル230上の第1の位置とパッドコンディショニングステーション280上の第2の位置との間で移動可能なパッドキャリア位置決めアーム300とが、処理領域212内に配置されてもよい。例えば、パッドキャリア位置決めアーム300は、パッドキャリアアセンブリ304を、回転可能な真空テーブル230の支持面の上に配置された第1の位置の上、およびパッドコンディショニングステーション280の上に配置された第2の位置の上に位置決めすることができる。
[0050]回転可能な真空テーブル230、環状基板リフト機構270、パッドコンディショニングステーション280、およびパッドキャリア位置決めアーム300は、それぞれ独立して、容器214に取り付けられている。HPCモジュール200は、容器214に取り付けられたリンスマニホールド290をさらに含む。基板中央リンスバー292および1つ以上の基板スプレーバー294が、リンスマニホールド290の側面から延在している。基板中央リンスバー292は、リンス流体、例えば洗浄流体または水を、回転可能な真空テーブル230の中央領域に向かって方向付けるために使用される。基板スプレーバー294は、回転可能な真空テーブル230の1つ以上の他の領域、例えば、真空テーブル230の周囲領域または側部に向かって、スプレーを方向付けるために使用される。リンスマニホールド290は、容器214の角に向かって配置され、リンスバー292およびスプレーバー294は、第2の側面パネル222の内側でHPCモジュール200の第2の端部204に沿って延在している。いくつかの実施形態では、リンスマニホールド290は、第2の側部208に隣接している(図2A~図2B)。いくつかの他の実施形態では、リンスマニホールド290は、第1の側部206に隣接している(図2C)。HPCモジュール200は、容器214に取り付けられたブラシリンス296をさらに含む。ブラシリンス296は、パッドコンディショニングステーション280の1つ以上の構成要素をリンスするために、HPCモジュール200の第1の端部202の近くに、パッドコンディショニングステーション280に隣接して配置されている。
[0051]本明細書の実施形態では、HPCモジュール200は、その上に配置され、そこに固定されたキャリアフィルムを有する回転チャックアセンブリを含む。チャックアセンブリは、キャリアフィルムを通って形成された複数のチャネルを通して加えられた真空圧を使用して、回転中に基板を所定の位置に保持する。いくつかの実施形態では、複数のチャネルは、アレイ状に形成される。典型的なキャリアフィルムに使用されるチャネルのこの構造的構成は、より高いトルクでの基板の滑りと基板表面の局所的変形をもたらし得る。例えば、真空チャネルのアレイと同じ位置にある基板の領域は、キャリアフィルムの固い部分の上に配置されている基板の隣接する領域に比べて変形し得る。基板の局所的に変形した領域は、そこに加えられるバフ研磨パッド圧力を減少させ、不均一な基板洗浄を引き起こす。したがって、以下に説明する実施形態は、キャリアフィルムの局所的な変形を低減および/または実質的に排除する。
[0052]図3Aは、図2Cの切断線3A-3Aに沿った側断面図である。図3B~図3Cは、それぞれ、図3AのHPCモジュール200内で使用され得る例示的な回転可能な真空テーブル230の底部等角図および頂部等角図である。図3Dは、図3B~図3Cの回転可能な真空テーブル230と共に使用され得る例示的なキャリアフィルムの平面図である。図3Eは、図3Dの一部分の拡大平面図である。
[0053]真空テーブル230は、上面234を有するチャックプレート232を含む。チャックプレート232の上面234は、重力方向に対して実質的に直交している。チャックプレート232は、重力方向に整列した縦方向軸c1を有する円筒形プレートである。チャックプレート232は、(例えば半径方向アレイ状に形成された)複数の半径方向チャネル238を接続する中央穴236を含む。ここでは、チャックプレート232は、等間隔で円周方向に離間した6つのチャネル238を有する。いくつかの他の実施形態では、チャックプレート232は、3~12個のチャネル、例えば、5~10個のチャネル、例えば、6~8個のチャネルを含む。半径方向チャネル238のアレイ内のチャネルの各々が、中央穴236から、上面234内に形成された複数のポート240まで延在している。ここでは、半径方向チャネル238のアレイの各々が、5つのポート240を含む。いくつかの他の実施形態では、各半径方向チャネル238は、3~7個のポート、例えば、4~6個のポートを含む。ここでは、複数のポート240は、チャネル238のアレイの1つに沿って半径方向に互いに等間隔で離間している。いくつかの他の実施形態では、複数のポート240は、不均一に離間している。中央穴236、半径方向チャネル238のアレイ、および複数のポート240は、真空源359から圧力および流体連通をチャックプレート232の上面234に提供して、その上に基板120を真空チャッキングするように構成される。いくつかの実施形態において、真空圧は、大気圧に比べて約-8psi~約-4.5psi、例えば、大気圧に比べて約-7psi~約-5.5psiである。したがって、複数のポート240を通して真空陰圧をかけることで、基板120を上面234に対して固定する。チャックプレート232から基板120を取り外すために、真空圧がベントされ、任意選択の陽圧窒素パージが適用される。
[0054]チャックプレート232の底面は、チャックアダプタ244に連結されている。チャックアダプタ244は、チャックプレート232とチャックモータ248との間に配置され、チャックプレート232をチャックモータ248に連結する円筒形プレートである。チャックモータ248は、チャックプレート232およびチャックアダプタ244を縦方向軸c1の周りに回転させるように構成されている。チャックモータ248の縦方向モータ穴250は、近位端にフランジ254を有する回転可能マニホールド252を収容する。フランジ254は、回転可能マニホールド252がチャックアダプタ244の回転によって回転されるように、チャックアダプタ244に連結されている。チャックプレート232、チャックアダプタ244、および回転可能マニホールド252は、サブアセンブリとしてモータ穴250から取り外し可能である。いくつかの実施形態では、チャックプレート232、チャックアダプタ244、回転可能マニホールド252、チャックプレート232とチャックアダプタ244との間のねじおよび位置合わせピン、ならびにフランジ254とチャックアダプタ244との間のねじは、プラスチックまたはポリマー、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から形成される。金属部品、例えばステンレス鋼の代わりにサブアセンブリ全体にわたってプラスチック部品を使用することにより、基板120の微量金属汚染が低減される。回転可能マニホールド252をモータ穴250内で中心に置くために、ベアリング256が、回転可能マニホールド252の遠位端でモータ穴250内に配置される。ベアリング256は、回転可能マニホールド252とモータ穴250との間の相対的な回転を容易にするために、回転可能マニホールド252の外径と回転可能に連結するための内径を有する。回転エルボ258が、ジャムナット260によって回転可能マニホールド252の遠位端に連結されている。回転エルボ258は、静止している真空源359と回転可能マニホールド252との間の圧力および流体連通を提供する。
[0055]図3Dを参照すると、キャリアフィルム264が、チャックプレート232の上面234に配置されている。いくつかの実施形態では、キャリアフィルム264は、接着剤を使用して上面234に固定される。いくつかの実施形態では、キャリアフィルム264を交換することができるように、キャリアフィルム264は、上面234に取り外し可能に取り付けられる。キャリアフィルム264は、チャックプレート232の上面234とは反対の方を向いている支持面266(例えば、基板受け面)を有する。支持面266は、重力方向に対して実質的に直交している。いくつかの実施形態では、キャリアフィルム264は、真空圧を連通させ、チャックプレート232と基板120との間にシールを形成するために、独立気泡多孔質構造を有する。いくつかの実施形態では、キャリアフィルム264は、ポリマーまたはプラスチック、例えばポリウレタンから形成される。有益には、キャリアフィルム264は、チャックプレート232と基板120との間の接触面積を改善し、微量金属汚染を低減し、チャックプレート232と基板120との間に捕捉された粒子によるスクラッチおよび欠陥形成を低減し、ならびに/または基板120にかけられる真空圧の分布を最適化する。キャリアフィルム264は、支持面266内にアレイ状に形成された複数のチャネル268を含む。チャネル268のアレイは、その下に配置された対応する環状チャネルと位置合わせされた、キャリアフィルム264内の開口部である。
[0056]ここでは、チャネル268のアレイは、縦方向軸c1を取り囲む環状チャネルである。いくつかの他の実施形態では、チャネル268のアレイは、非環状形状を有する。ここでは、チャネル268のアレイの最も内側のチャネルは、キャリアフィルム264の中心を通る縦方向軸c1から半径方向に距離r1だけ離間している。いくつかの実施形態では、距離r1は、約100mm以上、例えば、約100mm~約200mm、例えば、約150mmである。ここでは、キャリアフィルム264は、隣接するチャネル268の間で半径方向に等しい間隔s1を有する5つの同心チャネル268を含む。いくつかの他の実施形態では、キャリアフィルム264は、3~7個の同心チャネル、例えば、4~6個の同心チャネルを含む。いくつかの他の実施形態では、チャネル268のアレイは、不均一に離間している。いくつかの実施形態では、チャネル268間の間隔s1は、約50mm以下、例えば、約20mm~約50mm、例えば、約30mm~約40mmである。ここでは、チャネル268のアレイの各々が、6つの円弧状セグメントを含む。いくつかの他の実施形態では、チャネル268のアレイは、3~12個の円弧状セグメント、例えば、5~10個の円弧状セグメント、例えば、6~8個の円弧状セグメントを含む。いくつかの実施形態では、同じチャネル268の隣接する円弧状セグメント間の円周方向間隔s2は、約50mm以下、例えば、約20mm~約50mmである。
[0057]有益には、チャネル268のアレイは、真空が加えられたときに基板120の変形を防止する幅w1を有する。いくつかの実施形態では、幅w1は、約10mm以下、例えば約5mm以下、例えば約2mm以下、例えば約1mm以下、あるいは約1mm~約2mm、例えば約1.5mmである。いくつかの実施形態では、より狭いチャネル268を使用することによって、基板120の変形を生じさせることなく、より高真空の真空圧を加えることが可能になる。いくつかの実施形態では、チャネル268のアレイによって提供されるグリップ面積は、その上に配置された処理されるべき基板120の表面積の約5%以上、例えば約5%~約30%、例えば約10%~約30%、例えば約15%~約30%、例えば約15%~25%、例えば約20%である。グリップ面積は、真空テーブル230の支持面266内のチャネル268のアレイによって占められる有効面積として定義される。いくつかの実施形態では、HPCモジュール200は、垂直洗浄モジュール112と比較して、より高いトルクを使用する。他の設計に比べてより高いトルクを扱うために、本明細書に記載されるチャネル268のアレイは、基板120の変形を引き起こすことなく、真空テーブル230からの基板120の滑りを防止するために、増加した真空グリップを有し、増加した真空グリップは、より大きいグリップ面積、より高真空の真空圧、またはその両方によって提供される。
[0058]図4Aは、図2CのHPCモジュール200の平面図である。環状基板リフト機構270は、真空テーブル230の半径方向外側に配置されている。リフト機構270は、真空テーブル230の周縁部に近接して配置された複数の基板接触点272を含む。基板接触点272の各々は、チャックプレート232を取り囲む基板フープ274上に形成された上向きの肩部である。リフト機構270は、真空テーブル230の支持面266から基板120を持ち上げるときに、複数の基板接触点272のうちの1つが、複数の基板接触点272のうちの他の基板接触点より先に、基板120に接触するように、構成される。環状基板リフト機構270は、チャックプレート232から基板120を除去するために、前述した真空圧のベントおよび任意選択の窒素パージと共に働く。有益には、基板リフト機構270の使用は、ベントおよび任意選択の窒素パージのみと比較して、基板120のより速いデチャッキングを可能にする。
[0059]図4Bは、図3AのHPCモジュール200内で使用され得る例示的なパッドコンディショニングステーション280の側断面図である。パッドコンディショニングステーション280は、回転可能な真空テーブル230に近接して配置される。パッドコンディショニングステーション280は、容器214とは反対の方を向いているコンディショニングブラシ282を含む。いくつかの実施形態では、ブラシ282は、繊維状材料を含む。いくつかの実施形態では、繊維は、ナイロンまたは別の同様の材料から形成される。ブラシ282は、回転可能なブラシシャフト284に連結されている。ブラシシャフト284は、容器214を貫通して延在し、コンディショニング流体源(図示せず)に流体的に連結されている。ブラシシャフト284は、コンディショニング流体、例えば脱イオン水を、ブラシ282に近接して配置されたスプレーノズル286に運ぶように構成される。パッドコンディショニングステーション280の動作中、ブラシ282は、ブラシシャフト284によって回転される。回転中、コンディショニング流体は、ブラシシャフト284を通ってスプレーノズル286に流れ、それによって、ブラシ282を濡らし、コンディショニングプロセスを容易にする。
[0060]図4Cは、図3AのHPCモジュール200内で使用され得る例示的なパッドキャリア位置決めアーム300の側断面図である。パッドキャリア位置決めアーム300は、回転可能な真空テーブル230およびパッドコンディショニングステーション280に近接して配置される。パッドキャリア位置決めアーム300の遠位端302は、パッドキャリアアセンブリ304であって、その下端に配置されたバフ研磨パッド支持面上に回転可能なバフ研磨パッド306を支持するための、垂直方向に移動可能なパッドキャリアアセンブリ304を含む。いくつかの実施形態では、パッドキャリアアセンブリ304は、約67mm、例えば約67mm~約150mm、例えば約67mm、あるいは約134mmの直径を有するバフ研磨パッド306を支持するような大きさである。いくつかの実施形態では、本開示のパッドキャリア位置決めアーム300は、従来の前洗浄モジュールと比較して、より大きなバフ研磨パッド306を支持し、より大きなバフ研磨パッドは、性能を向上させ、バフ研磨時間を短縮する。パッドキャリアアセンブリ304は、重力方向に実質的に整列した軸c2の周りにバフ研磨パッド306およびバフ研磨パッド支持面を回転させるためのヘッドモータ308を含む。パッドキャリアアセンブリ304は、球形ベアリング312によってヘッドモータ308に連結されたジンバルベース310を含み、軸c2に直交する平面に対してパッドキャリアアセンブリ304のバフ研磨パッド支持面が枢動できるようにする。開示を簡単にするために、パッドコンディショニングステーション280は、例示のため図4Cには示されていないが、キャビティ480内に配置されるであろう。
[0061]CMP後に、HPCモジュール200は、基板120が乾燥する前に研磨スラリおよびデブリを洗浄除去するように、構成されている。いくつかの実施形態では、HPCモジュール200は、処理システム100の第1の部分105の複数の研磨ステーションによって実行される1つ以上の洗浄ステップを置き換える。HPCモジュール200のバフ研磨パッド306は、基板120の全表面にわたって全体的に行われるCMPによる材料の除去とは対照的に、局所的に洗浄を行うことができるので、研磨ステーションの研磨面よりも小さなフォームファクタを有する。言い換えれば、バフ研磨パッド306は、基板120よりも直径が小さく、局所的なバフ研磨を行うだけの大きさであり、一度に基板120の表面全体を覆うようには設計されていない。
[0062]パッドキャリア位置決めアーム300は、パッドキャリアアセンブリ304とパッドキャリア位置決めアーム300の近位端322との間に連結されたリニアアクチュエータ314、例えば空気圧シリンダを含む。リニアアクチュエータ314は、回転可能な真空テーブル230上に配置された基板120に対して、またはパッドコンディショニングステーション280のブラシ282に対して、バフ研磨パッド306の有効な下向きの力をその上に加えるように、バフ研磨パッド306を位置決めするために、軸c2に沿ってパッドキャリアアセンブリ304を上下させるように、構成される。いくつかの実施形態では、バフ研磨パッド306と基板120の表面との間に印加される圧力は、約0.5psi以上、例えば約0.5psi~約4psi、例えば約3psi、あるいは約4psiである。いくつかの実施形態では、バフ研磨パッド306によって基板120に対して加えられる下向きの力のスラスト荷重は、圧力に比例する。いくつかの実施形態では、スラスト荷重は、約0.5lbf~約100lbf、例えば約10lbf~約65lbfである。パッドキャリア位置決めアーム300の下側は、基板120の表面上に化学物質(例えば、プロセス流体)を分配するための複数のスプレーノズルを有する化学物質マニホールド316を含む。
[0063]パッドキャリア位置決めアーム300の近位端322は、回転可能な真空テーブル230上の第1の位置とパッドコンディショニングステーション280上の第2の位置との間でパッドキャリアアセンブリ304をスイングさせるように構成されたアクチュエータ324、例えばモータに連結されている。パッドキャリア位置決めアーム300は、保守用アクセスパネル開口部228を通してパッドキャリアアセンブリ304をスイングさせて、保守アクセスを容易にするように構成される。
[0064]いくつかの実施形態では、パッドキャリアアセンブリ304の下向きの力、バフ研磨パッド306のトルク、基板120のトルク、ならびにキャリアフィルム264を通した真空テーブル230の保持力およびグリップ力が、性能を最適化するように調整され制御される。いくつかの実施形態では、バフ研磨パッド306のトルクは、約2Nm以上、例えば、約2Nm~約6Nm、例えば、約3Nm~約5Nmである。いくつかの実施形態では、基板120のトルクは、約10Nm以上、例えば、約10Nm~約30Nm、例えば、約15Nm~約25Nmである。いくつかの実施形態では、濡れた基板120に対する保持力は、約25lbf以上、例えば、約30lbf以上、例えば、約30lbf~約40lbf、例えば、約30lbfである。いくつかの実施形態では、濡れた基板に対する縁部リフトグリップ力は、約2lbf以上、例えば、約2lbf~約3lbf、例えば、約2lbf~約2.4lbfである。
[0065]上記は本開示の実施形態に向けられているが、本開示の他のさらなる実施形態が、その基本的な範囲から逸脱することなく考案され、その範囲は、以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (20)

  1. 基板処理モジュールであって、
    前記基板処理モジュールの処理領域内に配置された回転可能な真空テーブルであって、チャネルのアレイを含む支持面を含む回転可能な真空テーブル、
    前記回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーション、
    パッドキャリアアセンブリに連結されたパッドキャリア位置決めアーム、ならびに
    前記パッドキャリア位置決めアームに連結されたアクチュエータであって、前記パッドキャリアアセンブリを、前記回転可能な真空テーブルの前記支持面の上に配置された第1の位置の上に、および、前記パッドコンディショニングステーションの上に配置された第2の位置の上に位置決めするように構成されたアクチュエータ、
    を備える基板処理モジュール。
  2. 前記チャネルのアレイの個々のチャネルの幅が、約10mm以下である、請求項1に記載の基板処理モジュール。
  3. 前記チャネルのアレイによって提供されるグリップ面積が、その上に配置された処理されるべき基板の表面積の約5%から約30%の間であり、前記グリップ面積が、前記真空テーブルの前記支持面内の前記チャネルのアレイによって占められる有効面積を含む、請求項2に記載の基板処理モジュール。
  4. 前記パッドキャリアアセンブリが、約67mm以上の直径を有するバフ研磨パッドを支持するような大きさである、請求項1に記載の基板処理モジュール。
  5. 前記真空テーブルの前記支持面が、重力方向に対して実質的に直交している、請求項1に記載の基板処理モジュール。
  6. 前記真空テーブルの半径方向外側に配置された環状基板リフト機構を、さらに備える、請求項1に記載の基板処理モジュール。
  7. 前記環状基板リフト機構が、前記真空テーブルの周縁部に近接して配置された複数の基板接触点を備え、前記環状基板リフト機構が、前記真空テーブルの前記支持面から基板を持ち上げるときに前記複数の基板接触点のうちの1つが前記複数の基板接触点のうちの他より先に前記基板に接触するように、構成されている、請求項6に記載の基板処理モジュール。
  8. 基板を処理する方法であって、
    基板処理モジュールの真空テーブル上に基板を位置決めすることであって、前記真空テーブルは、チャネルのアレイを含む支持面を含み、前記真空テーブルの前記支持面は、重力方向に対して実質的に直交しており、前記チャネルのアレイによって提供されるグリップ面積は、その上に位置決めされた前記基板の表面積の約5%から約30%の間であり、前記グリップ面積は、前記真空テーブルの前記支持面内の前記チャネルのアレイによって占められる有効面積を含む、真空テーブル上に基板を位置決めすることと、
    前記真空テーブルを下で回転させながら、前記基板の表面にバフ研磨パッドを押し付けることであって、前記バフ研磨パッドは、約67mm以上の直径を有し、前記バフ研磨パッドと前記基板の前記表面との間にかけられる圧力は、約3psi以上である、バフ研磨パッドを押し付けることと、
    を含む方法。
  9. 前記チャネルのアレイが貫通して形成されている真空テーブルフィルムを、さらに含み、前記真空テーブルフィルムは、接着剤を用いて前記真空テーブルのチャックプレートに固定され、前記チャックプレートは、その上面に配置された複数の開口部を有し、前記真空テーブルフィルム内の前記チャネルのアレイは、その下に配置された前記開口部のうちの対応するものと位置合わせされている、請求項8に記載の方法。
  10. 前記真空テーブルが、前記基板処理モジュールの処理領域内に配置され、前記基板処理モジュールが、
    前記処理領域を共同で画定する容器および蓋を含むチャンバ、
    前記処理領域内に配置された前記真空テーブル、
    前記真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーション、
    パッドキャリアに連結されたパッドキャリア位置決めアーム、ならびに
    前記パッドキャリア位置決めアームに連結されたアクチュエータであって、パッドキャリアアセンブリを、前記真空テーブルの前記支持面の上に配置された第1の位置の上に、および、前記パッドコンディショニングステーションの上に配置された第2の位置の上に位置決めするように構成されたアクチュエータ、
    を備える、請求項8に記載の方法。
  11. 基板処理モジュールを備えるモジュール式基板処理システムであって、
    前記基板処理モジュールが、
    容器と蓋とを備えるチャンバであって、前記蓋は、処理領域を前記容器と共に共同で画定する複数の側面パネルを備える、チャンバ、
    前記処理領域内に配置された回転可能な真空テーブル、
    前記複数の側面パネルのうちの第1の側面パネル内に配置された第1の基板ハンドラアクセスドアであって、第1の基板ハンドラを用いて前記回転可能な真空テーブル上に基板を位置決めするために使用される第1の基板ハンドラアクセスドア、
    前記複数の側面パネルのうちの第2の側面パネル内に配置された第2の基板ハンドラアクセスドアであって、第2の基板ハンドラを用いて前記回転可能な真空テーブルから前記基板を除去するために使用される第2の基板ハンドラアクセスドア、
    前記回転可能な真空テーブルに近接して配置されたパッドコンディショニングステーション、
    パッドキャリアアセンブリに連結されたパッドキャリア位置決めアーム、ならびに
    前記パッドキャリア位置決めアームに連結されたアクチュエータであって、前記パッドキャリアアセンブリを、前記回転可能な真空テーブルの上に配置された第1の位置の上に、および、前記パッドコンディショニングステーションの上に配置された第2の位置の上に位置決めするように構成されたアクチュエータ、
    を備える、モジュール式基板処理システム。
  12. 前記複数の側面パネルのうちの第3の側面パネルが、保守開口部を有し、前記パッドキャリア位置決めアームは、保守アクセスを容易にするために、前記保守開口部を通して前記パッドキャリアアセンブリを位置決めするように構成されている、請求項11に記載のモジュール式基板処理システム。
  13. 複数の研磨ステーションを含む第1の基板処理領域、ならびに
    前記基板処理モジュールおよび前記第1の基板ハンドラを含む第2の基板処理領域であって、前記第1の基板ハンドラは、基板を前記第1の基板処理領域から前記基板処理モジュールに移送するように位置決めされている、第2の基板処理領域、
    をさらに備える、請求項11に記載のモジュール式基板処理システム。
  14. 前記第2の基板処理領域が、基板洗浄システムをさらに含み、前記基板処理モジュールが、前記基板洗浄システムの上方に配置されている、請求項13に記載のモジュール式基板処理システム。
  15. 前記第2の基板ハンドラが、前記基板処理モジュールから、その下に配置された前記基板洗浄システムの洗浄ステーションに基板を移送するように位置決めされている、請求項14に記載のモジュール式基板処理システム。
  16. 前記基板処理モジュールが、前記真空テーブルを取り囲む環状基板リフト機構を、さらに備える、請求項11に記載のモジュール式基板処理システム。
  17. 前記環状基板リフト機構が、前記真空テーブルの周縁部に近接して配置された複数の基板接触点を備え、前記環状基板リフト機構が、前記真空テーブルの支持面から基板を持ち上げるときに前記複数の基板接触点のうちの1つが前記複数の基板接触点のうちの他より先に前記基板に接触するように、構成されている、請求項16に記載のモジュール式基板処理システム。
  18. 前記真空テーブルが、その支持面内に画定されたチャネルのアレイを備え、前記チャネルのアレイの個々のチャネルの幅が、約10mm以下である、請求項11に記載のモジュール式基板処理システム。
  19. 前記チャネルのアレイによって提供されるグリップ面積が、その上に配置された処理されるべき基板の表面積の約5%から約30%の間であり、前記グリップ面積が、前記真空テーブルの前記支持面内の前記チャネルのアレイによって占められる有効面積を含む、請求項18に記載のモジュール式基板処理システム。
  20. 前記パッドキャリアアセンブリが、約67mm以上の直径を有するバフ研磨パッドを支持するような大きさである、請求項19に記載のモジュール式基板処理システム。
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