以下、図面を参照しながら本開示の実施例について説明する。図面に本開示の複数の実施例が示されるが、本開示は、様々な形式で実現でき、更に、ここで記述される実施例に限定されるものと解釈されるべきではなく、本開示を理解するために、これらの実施例を提供する。本開示の図面および実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を限定するためのものではない。
本開示の方法の実施形態に記載される複数のステップは、異なる順序で実行されてもよいし、および/または並行に実行されてもよい。方法の実施形態は、追加のステップおよび/または実行が省略されて示されたステップを含んでもよい。本開示の範囲は、この点で限られない。
本開示で使用される「含む」という用語およびその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これらに限定されない」。「基づく」という用語は、「少なくとも部分的に基づく」を表す。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を表す。「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を表す。「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与えられる。
本開示に言及される「第1」、「第2」等の概念は、異なる装置、モジュールまたはユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュールまたはユニットが実行する機能の順序または相互依存関係を限定するためのものでもない。
本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであるが、限定的なものではなく、当業者は、文脈が明確に例外を示さない限り、「1つまたは複数」として理解されるべきであることを理解すべきである。
本開示の出願人は、本開示を実施する過程において、ユーザがメールを他のユーザに共有する時、ユーザが1通のメールに対して共有を行い、つまり、毎回1通のメールしか共有できないことを見出した。複数通のメールを共有したい場合、ユーザは、自分で複数通のメールを検索する必要があり、且つ複数回共有する必要があり、共有操作は煩雑となり、共有効率を低減するとともに、ユーザエクスペリエンスも低減する。これに対し、本開示の実施例の技術案において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールにマッチングする第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、取得された被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有することにより、マッチングする少なくとも1つのターゲットメールを一度に被共有者に共有することができ、ユーザが自分で関連するメールを検索する必要がなく、且つ、複数回共有する必要もなく、ユーザ共有操作を簡略化し、共有効率を高めてユーザエクスペリエンスを向上させる。
図1は、本開示の実施例1に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、1つのユーザのメールを他のユーザに共有する場合に適用できる。該方法は、情報共有装置で実行でき、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの方式で実現でき、共有者のメール箱クライアントに集積される。メール箱クライアントは、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)側または移動端末に集積できる。図1に示されるように、該方法は、以下のステップを含む。
S110において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
一実施例において、前記現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することを含む。
共有者は、メール共有操作を行いたいユーザであってもよい。第1メールは、共有者の現在のメール箱内の任意のメールを意味してもよい。例示的には、第1メールは、編集中状態にあるメール、受信箱内の受信済みメール、送信箱内の送信済みメール、または下書きフォルダに保存された編集済みメールを含んでもよい。編集中状態にあるメールは、共有者がメールの作成操作をトリガすることにより生成した1通の編集可能な新規メールを意味してもよい。例えば、図2は、編集中状態にあるメールの表示インタフェースの例を示す。第2メールは、プリセットマッチング条件に基づいて予め確定された共有者の現在のメール箱内の第1メールにマッチングするメールであってもよく、第2メールは、プリセットマッチング条件に基づいてリアルタイムに確定出された共有者の現在のメール箱内の第1メールにマッチングするメールであってもよい。第2メールは第1メールを含んでもよく、即ち、第1メールは自分にマッチングし、第2メールは第1メールを含まなくてもよく、即ち、第2メールは、第1メールにマッチングする他のメールのみを含む。ターゲットメールは、第2メールから選別された現在の共有待ちメールを意味してもよい。ターゲットメールは1つまたは複数であってもよく、ターゲットメールの数は、第2メールの数および/または第2メールのプリセット選別条件に基づいて確定できる。
共有者が第1メールおよび/または第1メールにマッチングする他のメールを共有する必要がある場合、共有者は、第1メールのメール表示インタフェースにおけるプリセット共有ボタンに基づいてメール共有操作をトリガすることができ、例えば、第1メールのメール表示インタフェースにおけるプリセット共有ボタンをクリック操作することによりメール共有操作をトリガすることができる。クリック操作は、タッチクリック方式またはマウスクリック方式等であってもよい。本実施例は、現在のメール箱内の任意のメールに対してメール共有操作をトリガすることができるように、各第1メールのメール表示インタフェースにいずれも1つのプリセット共有ボタンを設けることができる。プリセット共有ボタンは、メール共有のエントリ標識であってもよく、プリセット共有ボタンは、メール表示インタフェースにおける任意の位置に設けられてもよく、本実施例は、プリセット共有ボタンの位置を限定しない。例えば、図2における編集中状態にあるメール内のプリセット共有ボタン(図2における破線の円内を参照する)は、該プリセット共有ボタンに基づいて編集中状態にあるメールを共有することができるように、メール表示インタフェースの右上隅に設けられてもよい。
共有者のメール箱クライアントは、第1メールに対してトリガしたメール共有操作を検出した場合、現在のメール箱内の第1メールにマッチングする第2メールを取得することができ、例えば、現在のメール箱内の第1メールの件名と同じであるメールを取得して第2メールとし、または第1メールと引用関係があるメールを第2メールとすること等ができる。プリセット選別条件に基づき、第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、例えば、第2メールにおける全てのメールをターゲットメールとして確定し、または、プリセット受信期間内、プリセット送信期間内および/または指定された送受信者に対応する第2メールをターゲットメールとして確定すること等により、メールの自動的なマッチングを実現することができ、ユーザは自分で関連するメールを検索する必要がない。現在のメール箱に第1メールにマッチングする第2メールが存在しない、またはプリセット選別条件を満たすターゲットメールが存在しない場合、現在の表示インタフェースにメールの共有ができない提示情報を表示することができ、他のメールを共有したり、プリセット選別条件等を調整したりするようにユーザに提示する。
例示的には、プリセット共有ボタンは、第1メールのメール表示インタフェースに設けられてもよく、および/または第1メールを含むメールグループの表示インタフェースに設けられてもよい。例えば、メール箱内でメールグループの形式でメールを分類して記憶すれば、各メールグループの表示インタフェースにプリセット共有ボタンを設けることができ、メールグループ毎にメール共有操作をトリガすることができる。例えば、図3は、プリセット共有ボタンの表示例を示す。図3に示されるように、同じ件名の3通のメールを同じメールグループ内に加えて表示し、且つ、該メールグループの表示インタフェースの上部にプリセット共有ボタン(図3における破線の円内を参照する)が設けられ、共有者は、該メールグループに対してメール共有操作をトリガすることができる。共有者のメール箱クライアントが、第1メールを含むメールグループに対してトリガしたメール共有操作を検出した場合、該メールグループに基づいて第1メールにマッチングする第2メールを確定することができ、例えば、該メールグループ内の各メールを第1メールにマッチングする第2メールとして確定することができる。
PC側および移動端末の表示インタフェースのサイズの違いにより、プリセット共有ボタンの設置位置およびメールインタフェース表示内容に違いがある可能性があるが、PC側および移動端末におけるメール共有ロジックが一致し、いずれも本開示の実施例のメール共有過程を実行することができる。
S120において、被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
被共有者情報は、少なくとも1つユーザ情報および/または少なくとも1つユーザ群情報を含んでもよい。被共有者情報に対応する被共有者は、少なくとも1つの単一のユーザ、および/または少なくとも1つユーザ群内のユーザを含んでもよい。被共有者情報は、ターゲットメールを被共有者に対応するIMクライアントに共有するように、被共有者IM情報を含んでもよく、ターゲットメールを被共有者に対応するメール箱クライアントに共有するように、被共有者メール箱情報を含んでもよい。メール箱クライアントとIMクライアントとがより容易に通信できるために、共有者のメール箱クライアントとIMクライアントとは、異なるクライアントであってもよいし、同じクライアントにある機能モジュールであってもよい。
共有者のメール箱クライアントは、検出されたメール共有操作に応答して、被共有者情報を取得するための表示インタフェースを表示することができ、これにより、共有者は被共有者情報を該表示インタフェースに手動で入力したり、表示された複数の被共有者情報に基づいて必要な被共有者情報を選択したりすることができ、ユーザの入力操作または選択操作に基づいて被共有者情報を取得することができる。被共有者情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する少なくとも1つの被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントにターゲットメールを表示することにより、マッチングする少なくとも1つのターゲットメールを一度に被共有者に共有することができ、複数回共有する必要がなく、ユーザの共有操作を簡略化し、メール共有効率を向上させる。
例示的には、ターゲットメールをユーザ群内の複数のユーザに共有する時、ターゲットメールを該ユーザ群の群会話インタフェースに共有することができ、これにより、該ユーザ群内の各ユーザは該群会話インタフェースで共有されたターゲットメールを閲覧することができ、共有者および被共有者は、共有されたターゲットメールについて該ユーザの群会話インタフェースでコミュニケーションすることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
メール共有操作により共有されるターゲットメールは、共有者に制御され得る。共有者の共有で取得された被共有者のターゲットメールに対する操作権限は一時的な権限であり、該被共有者のターゲットメールに対する該一時的な権限は、共有者がトリガした操作に制限される。例えば、共有者がトリガした共有終了操作に基づき、ターゲットメールは被共有側で見えなくなる。ターゲットメールが共有者メール箱内の受信済みメールまたは送信済みメールであれば、共有者が該ターゲットメールに対して実行した共有操作は、該ターゲットメールのメール内容を修正しない。つまり、共有者が被共有者にどのような一時的な権限を付与しても、被共有側で示されるターゲットメールは、いずれも該一時的な権限に基づいて確定されたターゲットメールの少なくとも一部である。共有者は、被共有者毎に異なるメール処理権限を設けることができる。メールを転送する操作と比べ、メール転送操作で転送されるメールは、被転送者が真に受信したメールであり、転送者に制御されず、且つ、メール箱内の転送待ちメールのメール内容は修正でき、更に、異なる被転送者は同じメール処理権限を持つことにより、メール共有操作はメール転送操作と異なる。
例示的には、第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、第1メールが編集中状態にあるメールである場合、第1メールを現在の共有待ちターゲットメールとして確定することを含んでもよく、S120の後、該方法は、共有者のターゲットメールに対する編集操作の検出に応答して、共有者の現在の編集内容に基づき、被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを更新し、更新後のターゲットメールに基づいて共有者の現在の編集内容を被共有者に閲覧させることを更に含んでもよい。
共有者のメール箱クライアントは、編集中状態にあるメールをターゲットメールとして被共有者情報に対応する被共有者に共有することができ、被共有者は共有者が編集している新規メールを閲覧することができ、共有者および被共有者は、該メールを共同編集し、ユーザの個性化ニーズを満たすことができる。
例示的には、前記共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記第1メールにマッチングする第2メールから現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、共有者がターゲットメールグループに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記ターゲットメールグループ内のメールを現在の共有待ちターゲットメールとして確定することを含む。
例示的には、該方法は、前記ターゲットメールグループに新着メールが存在することの検出に応答して、前記新着メールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有することを更に含む。
新着メールは、前回のメールグループ共有操作により共有されたメールグループと比べてターゲットメールグループ内に新着したメールであってもよい。
例示的には、前記ターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、該方法は、前記ターゲットメールグループが共有されることを表す第1共有マークを表示することを更に含む。
上記実施例の基に、前記被共有者のクライアントインタフェースに第2共有マークを表示することができ、ここで、前記第2共有マークは、前記ターゲットメールが他のクライアントから共有されることを表し、前記第2共有マークは、前記共有者のクライアントに表示される第1共有マークと異なる表示スタイルを有する。
本開示の実施例の技術案において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールにマッチングする第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、取得された被共有者情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有することにより、マッチングする少なくとも1つのターゲットメールを一度に被共有者に共有することができ、ユーザが自分で関連するメールを検索する必要がなく、且つ、複数回共有する必要もなく、ユーザ共有操作を簡略化し、共有効率を高めてユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、表示インタフェースに第1メールにマッチングする第2メールを表示することと、共有者が表示インタフェースで選択した第2メールに基づき、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することとを含んでもよい。
本実施例は、第1メールにマッチングする全ての第2メールを表示インタフェースに表示することができ、これにより、共有者は、自分のニーズに応じて表示された全ての第2メールから共有したいメールを選択することができ、ユーザの選択操作に基づいて少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを取得することができ、更に、メール共有の柔軟性を向上させるとともに、ユーザの個性化ニーズも満たす。
上記技術案の基に、S120の後、該方法は、被共有者の身分識別子を取得することと、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置に、被共有者の身分識別子を表示することとを含んでもよい。
被共有者の身分識別子は、被共有者のアイコン識別子および/またはアカウント識別子を含んでもよい。被共有者のアイコン識別子は、被共有者の写真および被共有者の名前を含んでもよいが、これらに限定されない。被共有者の名前は、名前の漢字のフルネーム、名前の英語のフルネーム、名前の漢字の略語または名前の英語の略語を含んでもよいが、これらに限定されない。被共有者のアカウント識別子は、IMのアカウント名またはメール箱のアカウント名を含んでもよいが、これらに限定されない。メール箱のアカウント名は、完全なメール箱のアカウント名であってもよいし、メール箱の接頭語名であってもよい。ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置は、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおける任意の空白位置であってもよく、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置は、トラフィックニーズに基づいて予め設定することができる。例えば、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置は、メール表示インタフェースの右上隅であってもよいが、これらに限定されない。
予め取得された被共有者情報が被共有者の身分識別子を含む場合、予め取得された被共有者情報に基づいて被共有者の身分識別子を取得することができる。被共有者情報が被共有者の身分識別子を含まない場合、例えば、共有者情報がIMユーザ群名である場合、共有者のメール箱クライアントは、IMユーザ群名に基づいて身分識別子取得要求を生成し、身分識別子取得要求をIMサーバに送信し、IMサーバが身分識別子取得要求に基づいて返信した応答情報により、該IMユーザ群名に対応する各被共有者の身分識別子を取得することができる。共有者のメール箱クライアントにおいて、共有されたターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置に各被共有者の身分識別子を表示することができ、これにより、共有者は、ターゲットメールが共有される各被共有者を迅速に知ることができる。被共有者のクライアントは、共有者の身分識別子および/または被共有者の身分識別子を取得することができ、被共有者のクライアントインタフェースに表示されたターゲットメールにおけるプリセット位置に、共有者の身分識別子および/または被共有者の身分識別子を表示することができ、被共有者は、ターゲットメールを閲覧するとともに、該ターゲットメールを共有する共有者および/または全ての被共有者を迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
例示的には、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに被共有者の身分識別子を表示することは、被共有者の数が第1プリセット数以下である場合、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに全ての被共有者の身分識別子を表示することと、被共有者の数が第1プリセット数よりも大きい場合、プリセットサムネイル表示方式に基づき、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに被共有者の身分識別子を表示することとを含んでもよい。
第1プリセット数は、ターゲットメールのメール表示インタフェースに表示可能な被共有者の第1身分識別子の最大数を意味してもよく、第1プリセット数は、メール表示インタフェースにおける空白領域のサイズおよびトラフィックニーズに基づいて設定することができる。
被共有者の数が第1プリセット数以下であると検出した場合、ターゲットメールのメール表示インタフェースに各被共有者の第1身分識別子を表示することができ、これにより、共有者は、第1身分識別子に基づいてターゲットメールが共有される全てのユーザを直観的に見ることができる。被共有者の数が第1プリセット数よりも大きいと検出した場合、プリセットサムネイル表示方式に基づき、複数の被共有者に対応する第1身分識別子をサムネイル表示し、全ての被共有者の第1身分識別子を同時に表示することにより表示インタフェースが乱雑になることを回避することができ、サムネイル表示の方式で表示空間を節約し、メール表示インタフェースをより簡潔にすることができる。例えば、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに第1サムネイル表示マークを表示し、共有者が第1サムネイル表示マークに対してトリガした閲覧操作を検出した場合、複数の被共有者内の最大で第2プリセット数の被共有者に対応する第1身分識別子を表示する。または、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに、第2サムネイル表示マークおよび第1プリセット数の被共有者に対応する第1身分識別子を表示し、共有者が第2サムネイル表示マークに対してトリガした閲覧操作を検出した場合、残りの被共有者内の最大で第3プリセット数の被共有者に対応する第1身分識別子を表示し、または複数の被共有者内の最大で第3プリセット数の被共有者に対応する第1身分識別子を表示する。被共有者の数に基づいて適当な表示方式を選択し、複数の被共有者に対応する第1身分識別子を表示し、メール表示インタフェースをより簡潔にし、ユーザの閲覧体験を向上させることができる。
例示的には、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに被共有者の身分識別子を表示することは、被共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在するか否かを検出することと、被共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在しない場合、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに、第1識別子表示方式で被共有者の身分識別子を表示することと、前記被共有者が前記ターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在する場合、被共有者の身分識別子を第1識別子表示方式から第2識別子表示方式に切り替えて表示することとを含んでもよい。
第1識別子表示方式と第2識別子表示方式は、2種の異なる表示方式を意味してもよい。例えば、第1識別子表示方式と第2識別子表示方式は、異なる表示色で区別することができる。例えば、第1識別子表示方式は、グレースケール表示方式であってもよい。第2識別子表示方式は、ハイライト表示方式であってもよい。また、第1識別子表示方式は、第1身分識別子にプリセット識別子が追加された表示方式であってもよく、第2識別子表示方式は、第1身分識別子にプリセット識別子が追加されていない表示方式であってもよい。プリセット識別子は、被共有者がメールを閲覧していないことを表す識別子として使用できる。
ターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有した後、被共有者がターゲットメールを閲覧したか否かに基づいて第1身分識別子の表示方式を確定するように、共有者のメール箱クライアントは、各被共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在するか否かをリアルタイムに検出することができる。例えば、被共有者のクライアントにおいて、被共有者は、共有で取得されたターゲットメールをクリック操作することによりメール閲覧操作をトリガすることができる。被共有者のメール箱クライアントは、被共有者がトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、ターゲットメール閲覧済み情報をメッセージキューに追加することができ、共有者のメール箱クライアントは、該メッセージキューをリアルタイムに監視する方式により、被共有者が現在ターゲットメールを閲覧したか否かを確定することができる。共有者のメール箱クライアントが、1つの被共有者によりトリガされたメール閲覧操作が存在していないと検出した場合、該被共有者がターゲットメールを閲覧していないことを表し、ターゲットメールのメール表示インタフェースに第1識別子表示方式で該被共有者の第1身分識別子を表示することができる。共有者のメール箱クライアントが、1つの被共有者によりトリガされたメール閲覧操作が存在すると検出した場合、該被共有者がターゲットメールを閲覧したことを表し、表示された該被共有者の第1身分識別子を第2識別子表示方式で再表示することができ、異なる識別子表示方式で同じ第1身分識別子を表示し、被共有者がターゲットメールの情報を閲覧したか否かを共有者に提示することができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、S120の後、該方法は、共有者がターゲットメールのメール表示インタフェースでトリガした被共有者追加操作の検出に応答して、追加待ち被共有者情報を取得し、追加待ち被共有者情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを追加待ち被共有者情報に対応する被共有者に共有することを更に含んでもよい。
共有者がトリガしたメール共有操作に基づいてターゲットメールを初めて被共有者情報に対応する被共有者に共有した後、被共有者を追加し続けることもできる。例えば、ターゲットメールのメール表示インタフェースに1つの被共有者追加ボタンを設けることができる。共有者は、被共有者追加ボタンをクリック操作することにより被共有者追加操作をトリガすることができる。共有者のクライアントは、被共有者追加操作の検出に応答して、被共有者情報を取得するための表示インタフェースを表示することができ、これにより、共有者は、該表示インタフェースに追加待ち被共有者情報を手動で入力したり、表示された各被共有者情報に基づいて追加待ち被共有者情報を選択したりし、ユーザの入力操作または選択操作に基づいて追加待ち被共有者情報を取得することができる。追加待ち被共有者情報に基づいてターゲットメールを各追加待ち被共有者に共有することにより、複数回に分けて被共有者を追加することができ、被共有者の動的追加を実現し、ユーザのニーズを満たす。
上記技術案の基に、被共有者に対応するクライアントインタフェースに表示されるターゲットメールのメール内容は、添付ファイルのダウンロードリンク、送受信者情報、件名情報、および本文情報を含んでもよい。該方法は、被共有者に対応するクライアントによって送信された添付ファイルのダウンロードリンクに対する添付ファイルのダウンロード要求の受信に応答して、添付ファイルのダウンロード要求における要求者情報に基づいて身分認証を行うことと、要求者情報がプリセットダウンロード条件を満たすと検出した場合、添付ファイルのダウンロード操作を許可することとを更に含んでもよい。
添付ファイルのダウンロードリンクは、ターゲットメールにおける添付ファイルをダウンロードするためのリンクを意味してもよい。プリセットダウンロード条件は、予め設定された、ダウンロードを許可するユーザが満たす必要がある条件であってもよい。例えば、プリセットダウンロード条件は、全ての被共有者が添付ファイルをダウンロードすることを許可し、または指定された一部の被共有者が添付ファイルをダウンロードすることを許可するように設定されてもよい。
被共有者がターゲットメールにおける添付ファイルをダウンロードしたい場合、表示されたメールダウンロードリンクをクリック操作することで、被共有者に対応するクライアントは、該クリック操作に基づいて被共有者情報を要求者情報として添付ファイルのダウンロード要求を生成し、添付ファイルのダウンロード要求を共有者のメール箱クライアントに送信することができる。共有者のメール箱クライアントは、添付ファイルのダウンロード要求における要求者情報がプリセットダウンロード条件を満たすか否かを検出し、例えば、要求者情報と予め設定されたダウンロードを許可するユーザ情報とをマッチングし、マッチングに成功すれば、要求者情報がプリセットダウンロード条件を満たすことを表し、即ち、該ユーザはダウンロード権限を持ち、この場合、被共有者のダウンロード操作を許可し、被共有者は、ターゲットメールにおける添付ファイルをダウンロードすることができる。ターゲットメールにおける添付ファイルダウンロードを身分認証することにより、添付ファイルの安全性を確保することができる。
上記技術案の基に、被共有者に対応するクライアントインタフェースに表示されるターゲットメールのメール内容は、共有者の身分情報に基づいて確定される共有者提示情報を更に含んでもよい。
共有者提示情報は、被共有者が受信した共有メールの共有者情報を提示することに使用できる。例えば、共有者提示情報は、「該メールは、李四<lisi@xxx.com>によって共有された」であってもよい。被共有者に対応するクライアントインタフェースに共有者提示情報を表示することで、被共有者は、該メールが誰によって共有されたかをより明確に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、S120の後、該方法は、共有者がトリガした共有停止操作の検出に応答して、被共有者に対応するクライアントにメール削除命令を送信するし、被共有者に対応するクライアントにメール削除命令に基づいて受信したターゲットメールを削除させることを更に含んでもよい。
共有者は、全ての被共有者に対して共有停止操作をトリガすることができ、全ての被共有者のクライアントは、いずれも共有メール削除命令を受信することができる。一部の被共有者に対して共有停止操作をトリガすることもでき、一部の被共有者は、共有メール削除命令を受信することができる。例えば、共有者のメール箱クライアントは、共有後のターゲットメールのメール表示インタフェースに、1つの共有停止を制御するための停止ボタンを設けることができる。共有者がメールを共有し続けたくない場合、該停止ボタンをクリック操作し、共有を停止する必要がある少なくとも1つの被共有者を選択することで、メール停止操作をトリガし、選択された被共有者のメール共有を停止することができる。被共有者に対応するクライアントは、メール削除命令に基づいて受信したターゲットメールを削除することができ、共有者の共有メールに対するリアルタイムな制御を実現し、ユーザのニーズを満たすことができる。
図4は、本開示の実施例2に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、メール箱において単一のメールの形式でメールを単独で保存する場合について、該メール箱クライアントにおける第1メールのリアルタイムなマッチング過程について説明する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図4を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S210において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、既存メールリストにおける既存メールのメール情報および第1メールのメール情報に基づき、第1メールと既存メールとの間の第1類似度を確定する。
既存メールリストは、現在のメール箱に保存された複数のメールリストを含んでもよい。例示的には、既存メールリストは、受信箱内の受信済みメールリスト、送信箱内の送信済みメールリスト、および下書きフォルダ内の編集済みメールリストを含んでもよいが、これらに限定されない。各既存メールリストにおける各セルは、該リストにおける各メールのサムネイル情報を表示することに用いられ、サムネイル情報の位置するセルのクリック操作の検出に応答して、該メールの詳細情報を表示することができる。図5は、メール箱インタフェースの表示例を示す。図5に示されるように、メール箱インタフェースにおける2列目の領域は、受信箱内の既存メールリストを示す。受信箱内の既存メールリストは、現在のメール箱内の少なくとも1つの受信済みメールで構成でき、且つ、既存メールリストにおける各セルは、各受信済みメールのサムネイル情報を表示することに用いられ、例えば、図5における引用関係が存在する受信済みメールまたは件名が同じである受信済みメールは、いずれも独立して既存メールリストに保存される。
既存メールのメール情報は、メール送受信時間、送受信者情報、件名情報、および本文情報を含んでもよいが、これらに限定されない。第1メールのメール情報は、メール送受信時間、送受信者情報、件名情報、および本文情報を含んでもよいが、これらに限定されない。第1類似度は、第1メールと既存メールとのマッチング度合を反映することに使用できる。第1類似度が高ければ高いほど、第1メールと既存メールとのマッチング度合が高いことを表す。
各既存メールリストにおける各メールに対応するメール表示インタフェースには、いずれも1つのプリセット共有ボタンを設けることができる。図5に示されるように、共有者は、張三から送信されたメールの表示インタフェースにおけるプリセット共有ボタン(図5における破線の円内を参照する)をクリック操作してメール共有操作をトリガすることができる。メール共有操作を検出した場合、第1メールが属する既存メールリスト(例えば、受信箱内の受信済みメールリスト)で第1メールのマッチングを行うことで、属する既存メールリストからマッチングする第2メールを確定することができる。各既存メールリスト(例えば、受信箱内の受信済みメールリスト、送信箱内の送信済みメールリスト、および下書きフォルダ内の編集済みメールリスト)で第1メールのマッチングを行うことで、全ての既存メールリストからマッチングする第2メールを確定することもでき、メールマッチング範囲を広げる。本実施例は、プリセット類似度の計算方式、例えば、コサイン類似度方式、ユークリッド距離方式等に基づき、各既存メールのメール情報および第1メールのメール情報により、第1メールと各既存メールとの間の第1類似度を確定することができる。
S220において、第1類似度に基づいて、既存メールリストから第1メールにマッチングする第2メールを確定する。
第1類似度に基づき、複数の既存メールを降順にソートし、ソート後のプリセット数の既存メールを、第1メールにマッチングする第2メールとして確定することができ、第1類似度がプリセット類似度よりも高い既存メールを、第1メールにマッチングする第2メーとして確定することもでき、更に、共有者が自分のニーズに応じて選択するように第1類似度がプリセット類似度よりも高い既存メールを表示することで、共有者の選択操作に基づいて第1メールにマッチングする第2メールを取得し、メール共有の柔軟性を向上させることもできる。
S230において、第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
S240において、被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
本実施例の技術案において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、既存メールリストにおける各既存メールと第1メールとの第1類似度を確定し、第1類似度に基づいて、既存メールリストから第1メールにマッチングする第2メールを確定することにより、メールの自動的なリアルタイムマッチングを実現し、ユーザが自分で探す必要がなく、メール共有効率を向上させる。
上記技術案の基に、S210は、既存メールリストにおける既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであり、且つ既存メールの送受信者情報が第1メールの送受信者情報と同じである場合、第1メールと該既存メールとの間の第1類似度がプリセット値であると確定すること、および/または、既存メールリストにおける既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであり、且つ既存メールと第1メールとの間に引用関係が存在する場合、第1メールと該既存メールとの間の第1類似度がプリセット値であると確定することを含んでもよい。S220は、既存メールリストにおける第1類似度がプリセット値である既存メールを、第1メールにマッチングする第2メールとして確定することを含んでもよい。
送受信者情報は、宛先情報および/または送信者情報を含んでもよい。件名情報は、件名を含んでもよい。引用関係は、返信引用関係および/または転送引用関係を含んでもよい。返信引用関係は、件名情報における返信マークに基づいて確定することができる。返信マークは、「Re」または「返信」であってもよいが、これらに限定されない。転送引用関係は、件名情報における転送マークに基づいて確定することができる。転送マークは、「Fw」または「転送」であってもよいが、これらに限定されない。プリセット値は、予め設定された類似度の数値であってもよい。例えば、プリセット値は、1と設定することができる。
既存メールリストにおける各既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであるか否か、既存メールの送受信者情報が第1メールの送受信者情報と同じであるか否かを検出し、既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであり、且つ既存メールの送受信者情報が第1メールの送受信者情報と同じである場合、該既存メールと第1メールとの類似度をプリセット値と確定することができ、マッチングする第2メールと第1メールとは、いずれも同じ送受信者情報および件名情報を有し、および/または、既存メールリストにおける各既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであるか否か、既存メールと第1メールとの間に引用関係が存在するか否かを検出し、既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであり、且つ既存メールと第1メールとの間に引用関係が存在する場合、該既存メールと第1メールとの類似度をプリセット値として確定し、マッチングする第2メールと第1メールとは、いずれも同じ件名情報を有し、引用関係が存在し、マッチングする第2メールにおいて、共有者が共有したいターゲットメールがより大きな程度で存在し、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、S240の後、該方法は、ターゲットメールを含むメールリストにおける第1セルのプリセット位置に共有成功提示マークを表示することを更に含み、ここで、第1セルは、ターゲットメールのサムネイル情報を表示することに用いられる。
共有成功提示マークは、メールの共有に成功したことをユーザに提示するためのマークであってもよい。共有成功提示マークは、特殊な記号または図形等の方式で表すことができる。例えば、図6は、共有成功提示マークの表示例を示す。図6において、黒点で共有成功提示マークを表す。第1セルは、ターゲットメールのサムネイル情報を表示することに使用できる。ターゲットメールのサムネイル情報は、ターゲットメールの宛先、送信者、件名情報、および本文要約情報の少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。第1セルのプリセット位置は、ターゲットセルの任意の空白位置を意味してもよい。例えば、図6に示されるように、第1セルに表示された宛先または送信者の左側の空白位置をプリセット位置として共有成功提示マークを表示し、該ターゲットメールの共有に成功したことを共有者に提示することができる。
例示的には、該方法は、共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、表示された共有成功提示マークを削除することを更に含んでもよい。
共有者が、共有成功提示マークが表示されたセルをクリック操作すると、共有者のメール箱クライアントは、共有者がトリガしたメール閲覧操作を検出することができ、この場合、共有者が既に今回共有されたターゲットメールを閲覧し、ターゲットメールの共有に成功した情報を知ったことを表し、表示された共有成功提示マークを削除し、表示インタフェースをより簡潔にすることができる。
図7は、本開示の実施例3に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、メール箱内でメールグループの形式でメールを分類して保存する場合について、該メール箱クライアントで第1メールを予めマッチングする過程について説明する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図7を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S310において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、現在のメール箱から第1メールの位置するターゲットメールグループを確定し、ここで、現在のメール箱内のマッチングするメールがメールグループの形式で保存される。
メールグループは、互いにマッチングする複数のメールで構成される集合を意味してもよいし、あるいは、1つのメールにマッチングするメールがない場合、該1つのメールは1つのメールグループであってもよい。メール箱内は、受信箱内のメールグループリスト、送信箱内のメールグループリスト、および下書きフォルダ内のメールグループリストを含んでもよいが、これらに限定されない。メールグループリストにおける各セルは、1つのメールグループのサムネイル情報を表示することに使用され、且つ、サムネイル情報の位置するセルのクリック操作を検出した場合、該メールグループに含まれる各メールの詳細情報を表示することができる。メールグループ内の複数のメールは、メール取得時間に基づいてソートして表示することができ、例えば、メール取得時間に基づいてメールグループ内の複数のメールを降順にソートして表示する。図8は、メール箱インタフェースの表示例を示す。図8に示されるように、メール箱インタフェースにおける2列目の領域は、受信箱内のメールグループリストを示す。受信箱内のメールグループリストは、1つまたは複数のメールグループを含んでもよく、且つ、メールグループリストにおける各セルは、1つのメールグループのサムネイル情報を表示することに使用され、各メールグループは、マッチングする複数のメールを保存することに使用され、且つ、メールグループの位置するセルに、該メールグループに含まれるメール数を表示することができる。例えば、図8において、引用関係が存在する複数のメールを1つのメールグループ内に保存することができる。受信箱内のメールグループリストに含まれる各メールグループは、マッチングする複数の受信済みメールで構成されてもよいし、現在のメール箱内のマッチングする複数の既存メールで構成されてもよく、ここで、既存メールは、受信済みメール、送信済みメール、および下書きフォルダ内の編集済みメールを含んでもよいが、これらに限定されない。例えば、マッチングする既存メールが1通の送信済みメール、1通の受信済みメール、および1通の編集済みメールである場合、現在の時間に最も近いメールが受信済みメールであれば、この3通のメールで構成されたメールグループを受信箱内のメールグループリストに保存し、且つ、該メールグループの位置するセルに既存メールマークおよび編集済みメールマークを表示し、該メールグループ内に既存メールおよび編集済みメールが保存されたことを共有者に提示することができる。
共有者は、第1メールのメール表示インタフェース、即ち、第1メールの詳細表示インタフェースでメール共有操作をトリガすることができ、例えば、第1メールのメール表示インタフェースに設けられたプリセット共有ボタンをクリック操作することによりメール共有操作をトリガすることができる。第1メールの位置するメールグループ表示インタフェースでメール共有操作をトリガすることもでき、例えば、図8に示されるように、第1メールの位置するメールグループ表示インタフェースに設けられたプリセット共有ボタン(図8における破線の円内を参照する)をクリック操作することによりメール共有操作をトリガすることもできる。共有者のメール箱クライアントは、メール共有操作を検出した場合、メール共有操作がトリガされた第1メールの位置するメールグループをターゲットメールグループとして確定することができる。例えば、受信箱内の1つのメールグループ内の1つのメールに対してメール共有操作をトリガする時、受信箱内の該メールグループをターゲットメールグループとして確定することができる。
共有者が第1メールの位置するメールグループのメールグループ表示インタフェースにおけるプリセット共有ボタンに対してメール共有操作をトリガすると、直接メールグループ表示インタフェースに表示されたメールグループをターゲットメールグループとして確定することができる。共有者が第1メールの単独なメール表示インタフェースにおけるプリセット共有ボタンに対してメール共有操作をトリガすると、現在のメール箱内に第1メールを含むメールグループが1つのみ存在し、該メールグループを直接ターゲットメールグループとして確定する。現在のメール箱に第1メールを含むメールグループが少なくとも2つ存在する場合、現在トリガした第1メールの位置するメールグループをターゲットメールグループとして確定することができ、例えば、受信箱内のメールグループAが第1メールを含み、送信箱内のメールグループBも第1メールを含み、現在トリガした第1メールが受信済みメールである場合、メールグループAをターゲットメールグループとして確定することができ、また、メール共有の柔軟性を向上させるように、ユーザが選択するように第1メールを含む各メールグループを表示し、ユーザが選択したメールグループをターゲットメールグループとして確定することもできる。
例示的には、共有者が対象とする第1メールが編集中状態にあるメールである場合、該第1メールの位置するターゲットメールグループが、現在の全ての編集中状態にあるメールで構成されたメールグループであると確定することができる
例示的には、S310の前に、該方法は、1通のメールを受信、送信または編集して保存する度に、現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在するか否かを検出することと、現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在する場合、該メールをマッチングするメールグループ内に保存することと、現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在しない場合、1つの新規メールグループを作成し、該メールを新規メールグループ内に保存し、メールグループの形式でマッチングするメールをメール箱内に保存することを実現できることとを更に含んでもよい。
1通のメールを受信、送信または編集して保存する度に、該メールが属するメールグループリストでマッチングすることができ、例えば、属するメールグループリストに該メールにマッチングするメールグループが存在するか否かを確定するように、該メールが受信されたメールであれば、受信箱内のメールグループリストでマッチングし、該メールが送信されたメールであれば、送信箱内のメールグループリストでマッチングし、該メールが編集されて保存されたメールであれば、下書きフォルダ内のメールグループリストでマッチングする。1通のメールを受信、送信または編集して保存する度に、該メールと現在のメール箱内の各メールグループリスト(例えば、受信箱内のメールグループリスト、送信箱内のメールグループリスト、および下書きフォルダ内のメールグループリスト)における各メールグループとをいずれもマッチングし、各メールグループリストに該メールにマッチングするメールグループが存在するか否かを確定することもできる。
例示的には、現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在するか否かを検出することは、メールグループリストにおける各メールグループ内のプリセットメールのメール情報および該メールのメール情報に基づき、該メールと各メールグループとの間の第2類似度を確定することと、該メールと各メールグループとの間の第2類似度に基づき、現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在するか否かを確定することとを含んでもよい。メールグループリストは、該メールが属するメールグループリストであってもよいし、現在のメール箱内の各メールグループリストであってもよい。プリセットメールは、メールグループ内にある、該メールグループ情報を表すためのメールを意味してもよい。例えば、メールグループ内の現在の時間に最も近いメールをプリセットメールとすることができる。プリセットメールのメール情報は、メール送受信時間、送受信者情報、件名情報、および本文情報を含んでもよいが、これらに限定されない。現在受信、送信または編集されて保存された現在のメールのメール情報は、メール送受信時間、送受信者情報、件名情報、および本文情報を含んでもよいが、これらに限定されない。第2類似度は、メールグループと現在のメールとのマッチング度合を反映することに使用できる。本実施例は、プリセット類似度計算方式、例えば、コサイン類似度方式、ユークリッド距離方式等に基づき、各メールグループ内のプリセットメールのメール情報および現在のメールのメール情報により、現在のメールと各プリセットメールとの間の類似度を確定し、該類似度を現在のメールと対応するメールグループとの間の第2類似度とすることができる。第2類似度がプリセット類似度に等しいメールグループの存在を検出した場合、該メールにマッチングするメールグループが存在することを表す。
例示的には、現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在するか否かを検出することは、メールグループリストにおけるメールグループの件名情報が該メールの件名情報と同じであり、且つメールグループの送受信者情報が該メールの送受信者情報と同じである場合、該メールグループを該メールにマッチングするメールグループとして確定すること、および/または、メールグループリストにおけるメールグループの件名情報が該メールの件名情報と同じであり、且つメールグループ内のメールと該メールとの間に引用関係が存在する場合、該メールグループを該メールにマッチングするメールグループとして確定することを含んでもよい。件名情報、送受信者情報および/または引用関係に基づいて現在のメール箱内の複数のメールを分類することにより、同じメールグループ内の複数のメールは、同じ送受信者情報および件名情報を有し、または同じ件名情報を有し、引用関係が存在する。
該メールが属するメールグループリストでマッチングすれば、現在、該メールにマッチングするメールグループが1つのみ存在し、この場合、該メールを直接マッチングするメールグループ内に保存する。現在のメール箱内の各メールグループリストでマッチングすれば、該メールが属するメールグループリストに該メールにマッチングするメールグループが存在する場合、該メールをマッチングするメールグループ内に保存する。該メールが属するメールグループリストに該メールにマッチングするメールグループが存在しない場合、即ち、他のメールグループリストに該メールにマッチングするメールグループが存在する場合、マッチングする他のメールグループリストが1つのみ存在すれば、該他のメールグループリストにおけるマッチングするメールグループを属するメールグループリストにコピーし、該メールを、属するメールグループリストにコピーされたメールグループ内に追加する。マッチングする他のメールグループリストが少なくとも2つ存在すれば、指定された他のメールグループリストにおけるマッチングするメールグループを、属するメールグループリストにコピーし、該メールを、属するメールグループリストにコピーされたメールグループ内に追加する。現在のメール箱内に該メールにマッチングするメールグループが存在しない場合、1つの新しいカテゴリを作成する必要があることを表し、この場合、該メールが属するメールグループリストで1つの新規メールグループを作成し、該メールを、作成した新規メールグループ内に保存し、メール箱内のメールの分類記憶を実現することができる。
S320において、ターゲットメールグループから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
ターゲットメールグループ内の各メールは、いずれも第1メールにマッチングする第2メールとすることができる。ターゲットメールグループ内の少なくとも1通のメールを、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールとして確定することができ、また、ユーザが必要なマッチングするメールを選択するようにターゲットメールグループ内の各メールのメール情報を表示し、ユーザの選択操作に基づいて少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、メール共有の柔軟性を向上させることもできる。
S330において、被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
本実施例の技術案において、メールグループの形式でメール箱内のマッチングするメールを保存することにより、第1メールのターゲットメールグループ、即ち、第1メールにマッチングする少なくとも1つの第2メールを直接取得し、ターゲットメールグループから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することができ、リアルタイムなマッチングを行う必要がなく、メール共有効率を向上させる。
上記技術案の基に、S330の後、該方法は、ターゲットメールを含むメールグループリストにおける、1つのメールグループのメールサムネイル情報を表示するための第1セルのプリセット位置に、共有成功提示マークおよび/またはターゲットメールグループ内に含まれる共有メール数を表示することを更に含んでもよい。
共有成功提示マークは、メールの共有に成功したことをユーザに提示するためのマークであってもよい。共有成功提示マークは、特殊な記号または図形等の方式で表すことができる。ターゲットメールグループ内に含まれる共有メール数は、今回共有されたターゲットメールの数を意味してもよい。共有メール数は、ターゲットメールグループ内のメール総数以下である。メールグループリストにおいて、第1セルのプリセット位置は、第1セルの任意の空白位置を意味してもよい。例えば、第1セルに表示された宛先または送信者の左側の空白位置をプリセット位置として共有成功提示マークおよび/またはターゲットメールグループ内に含まれる共有メール数を表示することができる。
ターゲットメールグループに対応する第1セルのプリセット位置に、共有成功提示マークおよび/またはターゲットメールグループ内に含まれる共有メール数を表示することにより、該ターゲットメールの共有の成功および/または該ターゲットメールグループ内の今回共有されたターゲットメールの数を共有者に提示することができる。
例示的には、該方法は、共有者がターゲットメールグループに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、表示された共有成功提示マークを削除することを更に含んでもよい。
共有者が、共有成功提示マークが表示されたセルをクリック操作すると、共有者のメール箱クライアントは、共有者がトリガしたメール閲覧操作を検出することができ、この場合、共有者が既に今回共有されたターゲットメールグループを閲覧し、共有に成功した情報を知ったことを表し、表示された共有成功提示マークを削除し、表示インタフェースをより簡潔にすることができる。
例示的には、ターゲットメールグループ内のメールを再び共有する時、直近に共有したメール数をリアルタイムに表示するように、ターゲットメールグループ内の再び共有するターゲットメール数に基づき、表示されたターゲットメールグループ内に含まれる共有メール数を更新することができる。
上記技術案の基に、S330の後に、該方法は、ターゲットメールグループ内の新規メール記憶操作に応答して、ターゲットメールグループ内に保存された新規メールを被共有者情報に対応する被共有者に共有することと、ターゲットメールグループ内の共有済みメールの削除操作に応答して、被共有者に共有されたターゲットメール内の共有済みメールを削除することとを更に含んでもよい。
ターゲットメールグループ内のメールを被共有者に共有した後、該ターゲットメールグループ内に新規メールを保存する記憶操作が存在するか否かをリアルタイムに検出することができ、該ターゲットメールグループ内に新規メールを保存する記憶操作が存在する場合、今回保存された新規メールも被共有者に共有するように現在保存された新規メールに基づいて共有されたターゲットメールを自動的に更新することができ、被共有者は、該ターゲットメールグループ内の未来のメールを自動的に受信する。表示インタフェースに新規メールを共有するか否かという提示情報を表示し、ユーザの選択操作に基づいて今回保存された新規メールを被共有者に共有するか否かを確定することもできる。本実施例は、共有されたターゲットメールを更新する時、現在保存された新規メールのみを被共有者に共有してもよいし、被共有者が新規メールおよび前回共有されたターゲットメールを同時に見ることができるために、現在保存された新規メールと前回共有されたターゲットメールとを同時に被共有者に再び共有してもよい。
ターゲットメールグループ内のメールを被共有者に共有した後、該ターゲットメールグループ内に該ターゲットメールグループ内の共有済みメールを削除する削除操作が存在するか否かをリアルタイムに検出することもでき、該ターゲットメールグループ内に該ターゲットメールグループ内の共有済みメールを削除する削除操作が存在する場合、現在の削除の共有済みメールに基づいて共有済みメール削除命令を生成し、被共有者のクライアントに共有済みメール削除命令を送信し、被共有者のクライアントに、共有済みメール削除命令を受信した場合に被共有者に共有されたターゲットメールにおける共有済みメールを削除させることができ、被共有者のクライアントで共有メールの同期更新を実現する。
図9は、本開示の実施例4に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、メールが被共有者のIMクライアントに共有される時のメール共有過程について説明する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図9を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S410において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
S420において、共有者のインスタントメッセンジャーIMクライアントにおける被共有者のIM情報を取得する。
共有者のIMクライアントにおける被共有者のIM情報は、1つまたは複数のIMユーザ情報および/または1つまたは複数のIMユーザ群情報を含んでもよい。IMユーザは、共有者のIMクライアントにおける任意の友人を意味してもよい。IMユーザ群は、共有者のIMクライアントで作成された任意のコミュニケーション群を意味してもよく、IMユーザ群内の複数のユーザは、該群会話インタフェースでコミュニケーションすることができる。IMユーザ情報は、IMユーザ名を含んでもよいが、これらに限定されない。IMユーザ群情報は、IMユーザ群名を含んでもよいが、これらに限定されない。
共有者がトリガしたメール共有操作の検出に応答して、共有者のメール箱クライアントは、入力枠を含む表示インタフェースを表示することができ、これにより、共有者は、入力枠に被共有者情報を手動で入力することができる。共有者のIMクライアントにおける各IMユーザ情報および各IMユーザ群情報を取得し、各IMユーザ情報および各IMユーザ群情報を表示インタフェースに表示することもでき、共有者は自分のニーズに応じて選択し、共有者の選択操作に基づいて被共有者のIM情報を取得する。
S430において、被共有者のIM情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、ターゲットメールを被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させる。
被共有者のIM情報がIMユーザ情報を含む場合、少なくとも1つのターゲットメールをIMユーザ情報に対応するIMユーザに共有し、該IMユーザのIMクライアントインタフェースにターゲットメールを表示することができる。被共有者のIM情報がIMユーザ群情報を含む場合、少なくとも1つのターゲットメールをIMユーザ群情報に対応するIMユーザ群内の各IMユーザに共有することができ、該IMユーザ群内の全てのIMユーザは共有メールを閲覧することができる。
本実施例の技術案において、共有者のインスタントメッセンジャーIMクライアントにおける被共有者のIM情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを一度に被共有者IM情報に対応する被共有者に共有することにより、メール箱側からIM側へのメール共有を実現し、且つ、複数通のメールを共有する時、複数回共有する必要がなく、メール共有操作を簡略化し、メール共有効率を向上させる。
上記技術案の基に、S430の後に、該方法は、IM会話におけるターゲットメッセージの状態情報を取得し、ここで、ターゲットメッセージが、共有者がターゲットメールについて送信したメッセージまたは被共有者がターゲットメールについて送信したメッセージを含むことと、ターゲットメッセージの状態情報に基づき、共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに状態情報を表示することとを更に含んでもよい。
共有者または被共有者がIM会話でターゲットメールについて会話メッセージを送信し、コミュニケーションして議論することができるように、IM会話は、共有者または被共有者を含み、且つターゲットメール情報が共有された会話を意味してもよい。共有者がターゲットメールをIMユーザ群内に共有する場合、IM会話は、該IMユーザ群に対応する群会話を意味してもよい。共有者がターゲットメールを単一のIMユーザに共有する場合、該IM会話は、単一のIMユーザと共有者で構成された単独な会話を意味してもよい。IM会話は、IMクライアントにあるIM会話を意味してもよいし、メール箱クライアントに嵌め込まれたIM会話を意味してもよい。同期表示により、ユーザがIMクライアントで会話メッセージを送信して閲覧することができるとともに、メール箱クライアントで会話メッセージを送信して閲覧することもできるように、IMクライアントにあるIM会話とメール箱クライアントに嵌め込まれたIM会話とは、異なるIM会話を意味してもよいし、同じIM会話を意味してもよい。ターゲットメッセージの状態情報は、未読メッセージおよびメッセージ重要度マークを含んでもよいが、これらに限定されない。
共有者および被共有者のうちの情報送信者がIM会話でターゲットメールについてターゲットメッセージを送信する場合、IMサーバは、ターゲットメッセージの状態情報を確定し、ターゲットメッセージの状態情報をメッセージキューに追加することができ、情報受信者は、該メッセージキューをフォローする方式で、ターゲットメッセージの状態情報を取得し、共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに状態情報を表示することができる。例えば、情報送信者がターゲットメッセージを送信する際に1つの情報受信者をメンションすれば、ターゲットメッセージが該情報受信者にとって重要であることを表し、該情報受信者のメール箱クライアントインタフェースにメッセージ重要度マークを表示することができ、例えば、@マークである。共有者側または被共有者側は、現在ターゲットメッセージを読み取ったユーザの割合を確定することもでき、メール表示インタフェースにユーザの割合を表示し、現在のターゲットメッセージの閲覧状態をユーザに提示することもできる。
例示的には、IM会話におけるターゲットメッセージの状態情報を取得することは、IM会話におけるターゲットメッセージが情報受信者により読まれたか否かに基づき、未読メッセージの情報を取得することを含み、ターゲットメッセージの状態情報に基づき、共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに状態情報を表示することは、共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに未読メッセージの情報を表示することを含む。
未読メッセージは、IM会話における情報送信者から送信された、情報受信者が読んでいない会話メッセージを意味してもよい。未読メッセージの情報は、未読メッセージ提示アイコンおよび/または未読メッセージ数を含んでもよい。未読メッセージ提示アイコンは、特殊な記号または図形等の方式で表すことができる。例えば、図10は、未読メッセージの情報の表示例を示す。図10において、ペンタゴンという未読メッセージ提示アイコンを用いて未読メッセージの情報を表す。
図10に示されるように、共有者が共有者のIMクライアントで未読メッセージをタイムリーに閲覧するように、共有者は共有者のIMクライアントで未読メッセージをタイムリーに閲覧するターゲットメールを含むメールリストにおける第1セルのプリセット位置および/またはターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置に未読メッセージの情報を表示することにより、現在未読メッセージが存在することを共有者にリマインドし、または、ターゲットメールを含むメールリストにおける第1セルのプリセット位置および/またはターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置に未読メッセージの数を表示する。ターゲットメールのメール表示インタフェースは、ターゲットメールに対応する第1セルをクリックした後に表示されたメール詳細インタフェースを意味してもよい。ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置は、図10におけるメール表示インタフェースにおける上部の空白位置のようなメール表示インタフェースにおける任意の空白位置を意味してもよい。
例示的には、共有者は、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置に表示された未読メッセージの情報をクリック操作して未読メッセージ閲覧操作をトリガすることができる。共有者のメール箱クライアントが未読メッセージ閲覧操作を検出すると、共有者のIMクライアントに自動的にジャンプし、未読メッセージを含む会話インタフェースを自動的に表示し、未読メッセージの閲覧操作を簡略化し、未読メッセージの閲覧効率を向上させ、更にユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、該方法は、被共有者の被共有者メール箱情報を取得することと、被共有者メール箱情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントに共有し、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにターゲットメールを表示することとを含んでもよい。
被共有者メール箱情報は、被共有者メール箱アカウントを含んでもよいが、これらに限定されない。共有者のメール箱クライアントには、各IM情報とメール箱情報との間のマッピング関係が予め保存されてもよく、該マッピング関係および被共有者のIM情報に基づいて被共有者の被共有者メール箱情報を確定することができる。共有者のメール箱クライアントに該マッピング関係が保存されていない場合、被共有者のIM情報に基づいてメール箱情報取得要求を生成し、メール箱情報取得要求をIMサーバに送信し、IMサーバがメール箱情報取得要求に基づいて返信した応答情報に基づき、被共有者の被共有者メール箱情報を取得することができる。各被共有者の被共有者メール箱情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントに共有することにより、各被共有者は、メール箱クライアントから共有されたターゲットメールを閲覧することもできる。
例示的には、被共有者のIM情報がIMユーザ群名を含む場合、IMユーザ群名に対応するIMユーザ群内の各IMユーザのメール箱情報を取得し、取得した該IMユーザ群内の各IMユーザのメール箱情報を被共有者メール箱情報とすることにより、少なくとも1つのターゲットメールを該IMユーザ群内の各IMユーザのメール箱クライアントに共有し、該IMユーザ群内の各IMユーザは、いずれもそれぞれのメール箱クライアントから共有者が共有したメールを閲覧することができる。
例示的には、S430は、被共有者のIM情報に基づき、被共有者のIMクライアントに共有メール提示メッセージを送信し、共有メール提示メッセージに基づいて被共有者のメール箱クライアントでターゲットメールを被共有者に閲覧させることを含んでもよい。
共有メール提示メッセージは、現在受信された共有メールを被共有者に提示するためのメッセージを意味してもよい。被共有者メール箱情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントに送信した場合、被共有者のIM情報に基づき、被共有者のIMクライアントのみに共有メール提示メッセージを送信することができ、被共有者のIMクライアントにターゲットメールを共有する必要がなく、被共有者は、共有メール提示メッセージに基づき、被共有者のメール箱クライアントを手動で開いてターゲットメールを閲覧し、または、共有メール提示メッセージをクリックする方式で、被共有者のメール箱クライアントを自動的に開いてターゲットメールを表示し、ターゲットメールの閲覧効率を向上させることができる。本実施例は、共有メール提示メッセージを被共有者のIMクライアントにおけるfeed情報フローに追加し、feed情報フローの方式で被共有者に迅速に通知し、通知効率を向上させることができる。
図11は、本開示の実施例5に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、被共有者のIMクライアントで受信されたターゲットメールの表示方式について説明する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図11を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S510において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
S520において、少なくとも1つのターゲットメールのメール情報に基づいてメールカードを生成する。
各ターゲットメールのメール情報は、送受信者情報、件名情報、本文情報、および添付ファイルのダウンロードリンクを含んでもよいが、これらに限定されない。メールカードは、IMクライアントでメール情報を閲覧するための閲覧エントリであってもよい。
プリセット表示方式に基づいて複数のターゲットメール情報を情報整合してメールカードを生成することで、メールカードはプリセット表示方式でターゲットメールのメール情報を表示することができる。受信した共有メールのメール内容を簡略に被共有者に提示するように、メールカードのカード表示内容は、共有者情報、件名情報、本文情報、および添付ファイルダウンロードリンクの少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。例えば、図12は、メールカードの表示例を示す。図12に示されるように、メールカードのカード内容は、共有者情報(張三)、件名情報(biz-idテストを受信した)、および本文情報内の要約情報(sssss)を含んでもよい。
S530において、共有者のインスタントメッセンジャーIMクライアントにおける被共有者のIM情報を取得する。
S540において、被共有者のIM情報に基づいてメールカードを被共有者のIM情報に対応する被共有者のIMクライアントに送信し、被共有者のIMクライアントインタフェースにメールカードを表示し、メールカードに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、ターゲットメールのメール内容を表示する。
メール閲覧操作は、被共有者がメールカードをクリックする方式でトリガでき、例えば、被共有者が図12のメールカードにおける「共有メールを開く」ボタンをクリックしてメール閲覧操作をトリガする。メールカードのカード表示内容は、ターゲットメールの件名情報、ターゲットメールの本文要約情報、および共有者の共有者情報の少なくとも1つを含む。
被共有者のIMクライアントにおけるIMダイアログにメールカードを表示するように、共有者のメール箱クライアントは、メールカードを直接被共有者のIMクライアントに送信してもよいし、共有者のIMクライアントによりメールカードを被共有者のIMクライアントに送信してもよい。例えば、図12において、共有者である張三とのIMダイアログで、張三によって共有されたメールカードが表示される。被共有者のIMクライアントは、被共有者がメールカードに対してトリガしたメール閲覧操作を検出した場合、メールカードに対応するプリセット表示方式に基づいてターゲットメールのメール内容を表示することができる。例えば、メール閲覧操作を検出した場合、リスト形式で各ターゲットメールの詳細情報を表示し、即ち、リストの各セルに1つのターゲットメールの詳細情報が表示され、被共有者に該表示インタフェースで各ターゲットメールを閲覧させる。
例示的には、共有者のメール箱クライアントは、共有者がトリガした共有停止命令を検出した場合、被共有者のIMクライアントにメール削除命令を送信し、被共有者のIMクライアントにメール削除命令に基づいてメールカードを削除させることができ、今回共有されたターゲットメールを削除し、共有者の共有メールに対するリアルタイムな制御を実現する。
本実施例の技術案において、メールカードを被共有者のIM情報に対応する被共有者のIMクライアントに送信し、被共有者のIMクライアントが、メールカードに対してトリガしたメール閲覧操作を検出した場合、ターゲットメールのメール内容を表示することにより、IMクライアントで共有メールを閲覧することを実現する。
上記技術案の基に、S540における「ターゲットメールのメール内容を表示する」は、リスト形式でターゲットメールのサムネイル情報を表示することと、サムネイル情報に対してトリガした詳細閲覧操作の検出に応答して、ターゲットメールの詳細情報を表示することとを含んでもよい。
ターゲットメールのサムネイル情報は、送受信者情報、件名情報、およびターゲットメールの本文要約情報を含んでもよいが、これらに限定されない。本文要約情報は、本文情報におけるプリセット文字数の内容を意味してもよい。
メール閲覧操作の検出に応答して、まず、リスト形式で各ターゲットメールのサムネイル情報を表示することができ、即ち、リストにおける各セルは、1つのターゲットメールのサムネイル情報を表示することに用いられ、これにより、ターゲットメール数が多い場合、限られた表示領域に数の多いターゲットメールの情報を表示し、閲覧体験を向上させる。被共有者は、表示のサムネイル情報リストで1つのターゲットメールの詳細情報を閲覧したい場合、該ターゲットメールのサムネイル情報の位置するセルをクリック操作して詳細閲覧操作をトリガすることにより、トリガした詳細閲覧操作の検出に応答することができ、該セルを延長して該セルに該ターゲットメールの詳細情報を表示することができる。1つの新しい表示ウインドウを作成し、作成した表示ウインドウに該ターゲットメールの詳細情報を表示することもできる。
例示的には、ターゲットメールが1つのみ存在する場合、該ターゲットメールの詳細情報を直接表示することができ、ターゲットメールが少なくとも2つ存在する場合、リスト形式で各ターゲットメールのサムネイル情報を表示し、サムネイル情報の位置するセルに対してトリガした詳細閲覧操作を検出した場合、対応するターゲットメールの詳細情報を表示することができる。
上記技術案の基に、S540における「ターゲットメールのメール内容を表示する」は、IMダイアログと同じ画面に表示されるメール表示ウインドウを作成し、メール表示ウインドウにターゲットメールのメール内容を表示することを含んでもよい。
メール閲覧操作の検出に応答して、IMダイアログと並列に表示される表示ウインドウを作成し、作成した表示ウインドウにターゲットメールのメール内容を表示することができ、表示インタフェースにIMダイアログとメール内容が表示されたウインドウとを同時に表示することができ、被共有者は、この2つのウインドウにおける表示内容を同時に見ることができ、被共有者が表示されたメール内容に基づいてIMダイアログで共有者とコミュニケーションすることが容易となり、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、S540の後、該方法は、共有者のIMクライアントが、共有者が会話インタフェースにおけるメールカードに対してトリガしたメッセージ転送操作を検出した場合、メールカードを共有者によって選択されたIMユーザおよび/またはIMユーザ群内に送信することを更に含んでもよい。
共有者は、メールカードを被共有者に対応するIMクライアントに送信した後、共有者のIMクライアントに送信されたメールカードが存在してもよく、これにより、共有者のIMクライアントにおいて、共有者はメールカードに対してメッセージ転送操作をトリガすることができ、IMメッセージ転送操作に類似し、メールカードを共有者によって選択されたIMユーザおよび/またはIMユーザ群内に共有し続け、メールカードの転送方式で被共有者を追加し、被共有者の追加操作を簡略化し、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
図13は、本開示の実施例6に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、メールを被共有者のメール箱クライアントに共有する時のメール共有過程について説明する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図13を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S610において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
S620において、共有者のメール箱クライアントにおける被共有者メール箱情報を取得する。
被共有者メール箱情報は、1つまたは複数のメール箱ユーザ情報および/またはメール箱ユーザ群情報を含んでもよい。メール箱ユーザ群は、メール箱ユーザ群に基づいて一括して共有することができるように、共有者が自分で作成した少なくとも1つのメール箱ユーザで構成された集合を意味してもよい。メール箱ユーザ情報は、メール箱名を含んでもよいが、これらに限定されない。メール箱ユーザ群情報は、メール箱群名を含んでもよいが、これらに限定されない。
共有者がトリガしたメール共有操作の検出に応答して、共有者のメール箱クライアントにおける複数のメール箱ユーザ情報および複数のメール箱ユーザ群情報を表示インタフェースに表示し、表示した複数のメール箱ユーザ情報および複数のメール箱ユーザ群情報に対する共有者の選択操作に基づき、被共有者メール箱情報を取得することができ、共有者がプリセット入力枠に手動で入力したメール箱情報に基づいて被共有者メール箱情報を取得することもできる。
S630において、被共有者メール箱情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者メール箱情報に対応する被共有者に共有し、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
被共有者メール箱情報がメール箱ユーザ情報を含む場合、少なくとも1つのターゲットメールをメール箱ユーザ情報に対応するメール箱ユーザに共有し、該メール箱ユーザのメール箱クライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。被共有者メール箱情報がメール箱ユーザ群情報を含む場合、少なくとも1つのターゲットメールをメール箱ユーザ群情報に対応する各メール箱ユーザに共有し、該メール箱ユーザ群内の各メール箱ユーザのクライアントインタフェースにターゲットメールを表示することができ、メール箱ユーザ群情報でメール箱ユーザの一括共有を実現し、メール箱ユーザ群内の各メール箱ユーザ情報を個別に選択したり入力したりすることを回避し、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
本実施例の技術案において、共有者のメール箱クライアントにおける被共有者メール箱情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを一度に被共有者メール箱情報に対応する被共有者に共有することにより、メール箱側からメール箱側へのメール共有を実現し、且つ、複数通のメールを共有する場合、複数回共有する必要がなく、メール共有操作を簡略化し、メール共有効率を向上させる。
上記技術案の基に、S630の後、該方法は、共有者のメール箱クライアントが、ターゲットメールを含むメールリストにおける、ターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第1セルのプリセット位置に第1プリセット共有マークを表示することと、被共有者のメール箱クライアントが、受信されたターゲットメールを含むメールリストにおける、受信されたターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第2セルのプリセット位置に第2プリセット共有マークを表示することとを含んでもよい。
メールリストは、上記実施例2に係る既存メールリストであってもよいし、上記実施例3に係るメールグループリストであってもよい。第1プリセット共有マークは、ターゲットメールが自分によって共有された共有メールであることを提示することに使用できる。第2プリセット共有マークは、ターゲットメールが他人によって共有されて取得された共有メールであることを提示することに使用できる。例示的には、第1プリセット共有マークは、ハイライトアイコンを用いて表すことができ、第2プリセット共有マークはグレースケールアイコンを用いて表すことができる。
共有者のメール箱クライアントは、ターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントに共有した後、共有者のメール箱クライアントは、メールリストにおけるターゲットメールの位置するセルのプリセット位置に第1プリセット共有マークを表示し、該ターゲットメールが自分によって共有された共有メールであることを提示することができる。被共有者のメール箱クライアントがメールリストから受信したターゲットメールの位置するセルのプリセット位置に第2プリセット共有マークを表示し、該ターゲットメールが他人によって共有されて取得された共有メールであることを提示することにより、自分によって能動的に共有された共有メールと受動的に受信された共有メールとをより明確かつ直観的に区別し、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。
図14は、本開示の実施例7に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、ターゲットメールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示するステップ、または、今回共有されたターゲットメールを予め設定された共有箱内に追加するステップを追加する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図14を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S660において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
S670において、被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
S680において、ターゲットメールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示し、または、今回共有されたターゲットメールを予め設定された共有箱内に追加する。
プリセット共有マークは、該ターゲットメールが共有メールであることを提示するためのマークを意味してもよい。ターゲットメールを被共有者に対応するメール箱クライアントに共有する場合、プリセット共有マークは、第1プリセット共有マークおよび第2プリセット共有マークを含んでもよく、第1プリセット共有マークを用いてターゲットメールが自分によって共有された共有メールであることを提示し、第2プリセット共有マークを用いてターゲットメールが他人によって共有されて取得された共有メールであることを提示する。ターゲットメールのプリセット位置は、メールリストにおけるターゲットメールの位置するセルのプリセット位置であってもよいし、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット設置等であってもよい。共有箱は、予め作成された共有者が毎回共有するターゲットメールを保存するための記憶容器であってもよい。共有箱は、図15に示すように、メール箱内の受信箱または送信箱等に類似してもよい。共有箱内の共有メールの表示インタフェースレイアウトは、受信箱または送信箱内のメール表示インタフェースレイアウトと同じであってもよい。
ターゲットメールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示する方式で現在のメール箱内の共有メールと他のメールを区別することができ、また、1つの共有箱の方式で毎回共有されるメールを単独で保存することもでき、共有者は共有箱内で全ての共有メールを迅速に閲覧することができる。
例示的には、共有箱で共有メールを保存する場合、現在のメール箱内に共有状態にある共有メールが存在しない場合、共有箱を非表示することができる。共有者が初めてメールを共有する場合、プリセット表示位置に共有箱を表示し、初めて共有するターゲットメールをコピーして共有箱内に追加することができる。後でメールを共有する場合、後で毎回共有するターゲットメールを直接コピーして該共有箱内に追加することができる。例えば、共有箱内の共有メールリストを用いて各共有メールのサムネイル情報を表示することができ、即ち、共有メールリストにおける各セルに1つの共有メールのサムネイル情報を表示し、且つ、サムネイル情報の位置するセルに対してメール閲覧操作をトリガすると、共有メールリストの右側に対応する共有メールの詳細情報を表示することができる。
ターゲットメールを被共有者に対応するメール箱クライアントに共有する場合、共有者のメール箱クライアントと同じであるメールの区別方式に基づき、被共有者のメール箱クライアントで、今回受信された共有メールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示し、または、今回受信された共有メールを予め設定された共有箱内に追加し、共有メールと他のメールとを区別することができる。
本実施例の技術案において、ターゲットメールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示する方式、または、1つの共有箱を用いて共有メールを単独で保存する方式で、現在のメール箱内の共有メールと非共有メールとを効果的に区別することができ、共有者はメール識別を行いやすくなり、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、S680における「今回共有されたターゲットメールを予め設定された共有箱内に追加する」は、今回共有された複数のターゲットメールを1つの共有メールグループに統合し、該共有メールグループを予め設定された共有箱内に追加することを含んでもよい。毎回共有される複数の共有メールを全て同じ位置に保存するように、共有メールグループは、今回共有された複数の共有メールで構成された1つのメールグループを意味してもよい。
図15に示されるように、今回共有された複数のターゲットメールを1つの共有メールグループに統合し、共有箱内の共有メールグループリストに該共有メールグループのサムネイル情報を表示し、且つ、共有箱内のメールリストの右側に該共有メールグループの詳細情報を表示することで、該共有メールグループを共有箱内に追加して表示することができる。各共有メールグループが1回の共有操作に対応するため、毎回共有される各ターゲットメールを直観的に閲覧し、ユーザエクスペリエンスを向上させることができる。例えば、共有メールグループの位置するセルのプリセット位置に今回共有されたターゲットメール数を表示し、毎回共有されるターゲットメール数を共有者に直観的に提示することができる。
例示的には、ターゲットメールを被共有者に対応するメール箱クライアントに共有する場合、被共有者のメール箱クライアントで今回受信されたターゲットメールを1つの共有メールグループに統合し、該共有メールグループを予め設定された共有箱内に追加することもできる。例示的には、共有者のメール箱クライアントは、共有メールグループの位置するセルのプリセット位置に第1プリセット共有マークを表示することができ、被共有者のメール箱クライアントは、共有メールグループの位置するセルのプリセット位置に第2プリセット共有マークを表示することができ、共有箱内の各共有メールグループが自分によって共有されたメールグループであるか、他人によって共有されて取得されたメールグループであるかを区別する。
図16は、本開示の実施例8に係る情報共有方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、「被共有者に対応するメール処理権限を確定する」というステップを追加する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図16を参照し、本実施例に係る情報共有方法は、以下のステップを含む。
S710において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定する。
S720において、被共有者情報を取得する。
S730において、メール編集権限、メール閲覧権限、メール送信権限、および二次共有権限の少なくとも1つを含む被共有者に対応するメール処理権限を確定する。
メール編集権限は、共有メール編集および共有メール閲覧の権限を持つことを意味してもよい。メール編集権限は、メールにおける全ての位置をいずれも編集できる権限に設定されてもよいし、各編集可能なメール位置に基づいて対応するメール編集サブ権限を設定してもよく、これにより、被共有者は、メール編集サブ権限を持つ対応するメール位置のみを編集することができる。メール閲覧権限は、共有メール閲覧の権限のみを持つ、共有メール編集の権限を持たないこと意味してもよい。二次共有権限は、被共有者がメールを共有できる権限を意味する。
共有者が被共有者のために対応するメール処理権限を選択するために、表示インタフェースに被共有者に対応する各オプション的なメール処理権限を表示することができ、共有者の選択操作に基づいて被共有者に対応するメール処理権限を取得することができる。複数の被共有者が存在する場合、複数の被共有者に対してメール処理権限を統一的に選択してもよいし、ユーザの個性化ニーズを満たすために、各被共有者に対してそれぞれのメール処理権限を単独で選択してもよい。
S740において、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
被共有者に対応するクライアントにおいて、被共有者は、メール処理権限に基づいて表示されたターゲットメールを対応して処理し、被共有者の権限に対する制御を実現することができる。
本実施例の技術案において、被共有者のメール処理権限を確定することにより、共有者は被共有者のメール処理権限を制御し、ユーザの個性化ニーズを満たす。
上記技術案の基に、S740の後、該方法は、メール編集権限を持つ被共有者のターゲットメールに対する編集操作の検出に応答して、メール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容に基づき、共有者に対応するクライアントにおけるターゲットメールおよび他の被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを全て更新し、共有者および他の被共有者に更新後のターゲットメールに基づいてメール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容を閲覧させること、または、共有者のターゲットメールに対する編集の検出に応答して、共有者の現在の編集内容に基づき、被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを更新し、更新後のターゲットメールに基づいて共有者の現在の編集内容を被共有者に閲覧させることを更に含んでもよい。
共有者のターゲットメールに対する編集を検出した場合、現在の編集内容を被共有者に対応するクライアントに送信し、被共有者に対応するクライアントに現在の編集内容に基づいて受信したターゲットメールを更新させることができる。現在の編集後のターゲットメールを被共有者に対応するクライアントに再び共有し、被共有者に対応するクライアントに、再び共有されて取得されたターゲットメールに基づいて前回共有されて取得したターゲットメールを更新させることもでき、これにより、共有者の現在の編集内容を各被共有者が受信したターゲットメールに同期することができ、各被共有者均はいずれも共有者の現在の編集内容を見ることができる。
メール編集権限を持つ被共有者に対応するクライアントにおいて、該メール編集権限を持つ被共有者のターゲットメールに対する編集の検出に応答して、メール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容を、現在の編集メールのメール編集権限を持つ被共有者以外の他の被共有者に対応するクライアントおよび共有者に対応するメール箱クライアントに送信し、他の被共有者に対応するクライアントおよび共有者に対応するメール箱クライアントに、現在の編集内容に基づいてターゲットメールを更新させることができる。現在の編集後のターゲットメールを、他の被共有者に対応するクライアントおよび共有者に対応するメール箱クライアントに送信し、他の被共有者に対応するクライアントおよび共有者に対応するメール箱クライアントに、現在受信したターゲットメールに基づいて、既存のターゲットメールを更新させることもでき、これにより、メール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容を、他の被共有者が受信したターゲットメールおよび共有者が送信したターゲットメールに同期することができ、他の被共有者および共有者はターゲット共有者の現在の編集内容を見ることができ、ターゲットメールの共同編集を実現する。
上記技術案の基に、該方法は、共有者またはメール送信権限を持つ被共有者が更新後のターゲットメールに対してトリガしたメール送信操作の検出に応答して、更新後のターゲットメールにおける宛先メール箱情報に基づき、更新後のターゲットメールを宛先メール箱情報に対応するメール箱クライアントに送信することを更に含んでもよい。
共有者および/またはメール編集権限を持つ被共有者がメールを編集し終わった後、共有者またはメール送信権限を持つ被共有者は、編集後のターゲットメールにおけるメール送信ボタンをトリガすることによりメール送信操作をトリガすることができる。共有者のメール箱クライアントは、メール送信操作を検出した場合、編集更新後のターゲットメールにおける宛先メール箱情報に基づいて更新後のターゲットメールを1通の一般的なメールとして宛先メール箱情報に対応するメール箱クライアントに送信することができ、宛先メール箱は、更新後のターゲットメールを受信することができる。被共有者は、共有者が共有したターゲットメールを閲覧して編集することができるが、共有者およびメール送信権限を持つ被共有者のみがメールを送信する権限を持ち、被共有者が共有メールを勝手に送信することを回避し、共有メールの安全性を確保する。
本開示の出願人は、本開示の実施過程で、ユーザがメールを他のユーザに共有することで他のユーザがメール内容を知ることができる場合、いくつかの実施形態において、他のユーザが取得したメールにおいて、メール内容のみが表示され、表示された情報が十分ではなく、ユーザエクスペリエンスを低減することを発見した。これについて、本開示のいくつかの実施形態において、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得し、被共有者のクライアントインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示することができ、共有メールの表示情報を豊かにし、且つ、被共有者は共有メールの共有者情報を迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
図17は、本開示の実施例9に係る情報表示方法のフローチャートであり、本実施例は、被共有者のクライアントインタフェースに共有者が共有した情報を表示する場合に適用できる。該方法は、情報表示装置により実行でき、該装置は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアの方式で実現でき、被共有者のメール箱クライアントまたはIMクライアントに集積される。メール箱クライアントおよびIMクライアントは、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)側または移動端末に集積できる。図17に示されるように、該方法は、以下のステップを含む。
S810において、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得する。
メール共有操作は、共有者によりトリガされた共有者メール箱内のメールを被共有者に共有するための操作を意味する。ターゲットメールは、共有者が今回共有したメールを意味する。ターゲットメールは、1通または複数通であってもよい。共有者情報は、共有者身分を一意に表すための情報であってもよく、共有者情報は、共有者の名前、メール箱のアカウント名、アイコン識別子の少なくとも1つを含んでもよいが、これらに限定されない。共有者の名前は、名前の漢字のフルネーム、名前の英語のフルネーム、名前の漢字の略語または名前の英語の略語を含んでもよいが、これらに限定されない。メール箱のアカウント名は、完全なメール箱のアカウント名であってもよいし、メール箱の接頭語名であってもよい。アイコン識別子は、共有者写真を含んでもよいが、これらに限定されない。
共有者のメール箱クライアントは、メール共有操作に基づき、被共有者のIM情報および/または被共有者メール箱情報により、今回の共有待ちターゲットメールを被共有者に共有し、被共有者のIMクライアントおよび/またはメール箱クライアントに共有されたターゲットメールを受信させることができる。共有者がターゲットメールを被共有者のIMクライアントのみに共有した場合、本実施例の技術案は、被共有者のIMクライアントに適用できる。共有者がターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントのみに共有した場合、本実施例の技術案は被共有者のメール箱クライアントに適用できる。共有者がターゲットメールを被共有者のIMクライアントおよびメール箱クライアントに共有した場合、本実施例の技術案は被共有者のIMクライアントに適用されてもよいし、被共有者のメール箱クライアントに適用されてもよい。
一実施例において、共有者は、共有者のメールクライアント共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールおよび/または他のメールを含む第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、共有者のメールクライアントが被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示するという方式により、メール共有操作に基づいてターゲットメールを共有することができる。共有者がターゲットメールを共有する方式は、実施例1~8を参照することができる。
共有者のメール箱クライアントは、ターゲットメールを共有する時、ターゲットメールと共有者情報とを共に被共有者に共有することができ、被共有者のIMクライアントまたはメール箱クライアントはターゲットメールを受信するとともに、共有者のメール箱クライアントから能動的に送信された共有者情報を取得することができる。または、被共有者のIMクライアントまたはメール箱クライアントは、ターゲットメールを受信した後、共有者情報取得要求をメール箱サーバに送信する方式で、メール箱サーバが共有者情報取得要求に基づいて返信した応答情報、即ち、共有者情報を取得することができる。
S820において、被共有者のクライアントインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示する。
ターゲットメールと共有者情報とは、同じクライアントにおける同じインタフェースまたは異なるインタフェースに表示することができる。例えば、共有者がターゲットメールを被共有者のIMクライアントのみに共有した場合、被共有者のIMクライアントにおける同じインタフェースまたは異なるインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示することができる。共有者がターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントのみに共有した場合、被共有者のメール箱クライアントにおける同じインタフェースまたは異なるインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示することができる。共有者がターゲットメールを被共有者のIMクライアントおよびメール箱クライアントに共有した場合、被共有者のIMクライアントおよびメール箱クライアントにターゲットメールおよび共有者情報をいずれも表示することができる。IMクライアントのみに共有者情報を含む提示情報を表示し、メール箱クライアントにターゲットメールを表示してもよい。
被共有者のIMクライアントまたはメール箱クライアントは、ターゲットメールおよび共有者情報を取得した後、プリセット表示方式に基づき、クライアントインタフェースにターゲットメールのメール情報および共有者情報を表示することができ、例えば、ターゲットメールのメール情報および共有者情報をそれぞれ個別に表示してもよいし、共有者情報とターゲットメールとを関連付けて表示してもよく、被共有者はターゲットメールのメール情報および共有者情報を取得でき、共有メールの表示情報を豊かにし、被共有者は共有メールの共有者情報を迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
本開示の実施例の技術案において、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得することができ、被共有者のクライアントインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示することにより、共有メールの表示情報を豊かにし、且つ、被共有者は共有メールの共有者情報を迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、共有者がターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントに共有する場合について、S820は、被共有者のメール箱クライアントで、共有者情報を表示されたターゲットメールに関連付けて表示することを含んでもよい。
共有者のメール箱クライアントは、共有者情報を取得した後、共有者情報とターゲットメールとを関連付けて表示することができ、例えば、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおけるプリセット位置に共有者情報を表示し、該ターゲットメールが誰によって共有されたかを提示することができる。例えば、共有者のアイコン識別子をメール表示インタフェースに表示することができ、プリセットテキストフォーマットに基づき、共有者情報により共有者提示テキスト情報を生成し、共有者提示テキスト情報をメール表示インタフェースに表示することもできる。例えば、図18は、共有者情報の表示例を示す。図18に示されるように、共有者情報は、共有者の名前および共有者メール箱アカウントを含み、対応する共有者提示テキスト情報は、該メールが李四によって共有されたlisi@xxx.comであってもよく、且つ、メールが誰によって共有されたかをより直観的に被共有者に提示するように、該共有者提示テキスト情報をターゲットメールの件名情報(即ち、Re:123aaabbb)の下側に表示することができる。例示的には、異なる表示色または異なるフォントでターゲットメールのメール情報および共有者提示テキスト情報を表示することができ、被共有者は、メールが誰によって共有されたかをより直観かつ明確に閲覧することができ、ユーザの閲覧体験を向上させる。
上記技術案の基に、S820における被共有者のクライアントインタフェースに共有者情報を表示することは、共有者情報に基づいて共有メール提示メッセージを生成し、共有メール提示メッセージに基づいてメッセージ通知を行うことを含んでもよい。
共有メール提示メッセージは、現在共有者によって共有されたメールを受信したことを被共有者に提示するためのメッセージを意味してもよい。例えば、共有メール提示メッセージは、張三から共有された共有メールを受信したことであってもよい。
被共有者のIMクライアントまたはメール箱クライアントは、プリセットメッセージ生成フォーマットに基づき、共有者情報を含む共有メール提示メッセージを生成することができ、且つ、共有メール提示メッセージを被共有者のIMクライアントまたはメール箱クライアントにおけるfeed情報フローに追加し、feed情報フローの方式で被共有者に迅速に通知することができ、被共有者は、共有メール提示メッセージに基づいてメールが誰によって共有されたかを迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
例示的には、共有者のメール箱クライアントがいずれも被共有者のIMクライアントおよびメール箱クライアントにターゲットメールを共有した場合、被共有者のIMクライアントは、共有者情報に基づいて共有メール提示メッセージを生成し、共有メール提示メッセージに基づいてメッセージ通知を行うことができる。被共有者のメール箱クライアントは、受信したターゲットメールをインタフェースに表示することができる。この場合、該方法は、被共有者のIMクライアントが、被共有者が共有メール提示メッセージに基づいてトリガしたメール閲覧操作を検出した場合、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにジャンプしてターゲットメールを表示することを更に含んでもよい。
被共有者は、IMクライアントにおける共有メール提示メッセージをクリック操作することによりメール閲覧操作をトリガすることができる。被共有者のIMクライアントは、該メール閲覧操作の検出に応答して、被共有者のメール箱クライアントに自動的にジャンプしてターゲットメールを表示することができ、これにより、被共有者は、メール箱クライアントでターゲットメールを迅速に閲覧することができ、閲覧効率を向上させる。例示的には、被共有者のメール箱クライアントがターゲットメールのメール箱表示インタフェースに共有者情報を再び表示するように、被共有者のメール箱クライアントは、共有者情報とターゲットメールとを関連付けて表示してもよく、被共有者に再び提示することができ、被共有者の忘却を回避し、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、該方法は、共有者のメール箱クライアントがターゲットメールを共有した後、ターゲットメールのメール表示インタフェースに共有者提示情報を表示することを更に含む。
共有者提示情報は、該メールが自動的に共有されたことを共有者に提示する情報を意味してもよい。例えば、共有者提示情報は、該メールがあなたによって共有されたことであってもよい。
上記技術案の基に、該方法は、前記被共有者のクライアントインタフェースに第2共有マークを表示することを更に含み、ここで、前記第2共有マークは、前記ターゲットメールが他のクライアントから共有されることを表し、前記第2共有マークは、前記共有者のクライアントに表示される第1共有マークと異なる表示スタイルを有する。
同じユーザが共有者から被共有者に切り替えられてもよいし、被共有者から共有者に切り替えられてもよいため、同じユーザのメール箱内には、自分によって能動的に共有されたメールが存在してもよいし、受信した他のユーザによって共有されたメールが存在してもよい。これについて、共有者のメール箱クライアントは、ターゲットメールを共有した後、ターゲットメールのメール表示インタフェースにおける任意の空白位置、例えば、件名情報の所在位置の下側に共有者提示情報を表示し、該メールが自分によって能動的に共有されたメールであることを提示することができ、ユーザは、自分によって能動的に共有されたメールと受信した他人によって共有されたメールとを直観的に区別することができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
図19は、本開示の実施例10に係る情報表示方法のフローチャートであり、本実施例は、上記実施例と組み合わせることができ、共有者がターゲットメールを被共有者のIMクライアントに共有する場合について、情報表示方式について説明する。上記実施例と同じまたは対応する用語の解釈は、ここで説明を省略する。
図19を参照し、本実施例に係る情報表示方法は、以下のステップを含む。
S910において、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得する。
S920において、ターゲットメールのメール情報および共有者の共有者情報に基づいてメール共有情報を生成する。
メール共有情報は、情報を表示するための会話メッセージであってもよい。メール共有情報は、現在共有されたターゲットメールが存在することをユーザに提示することに用いられる。
被共有者のIMクライアントは、プリセット表示方式に基づいてターゲットメールのメール情報と共有者情報とを情報整合し、メール共有情報を生成することができ、これにより、該メール共有情報はプリセット表示方式(例えば、カードの形式)でターゲットメールのメール情報および共有者情報を表示する。または、共有者のメール箱クライアントがターゲットメールのメール情報に基づいてメール共有情報を予め生成し、該メール共有情報を共有する方式でメールを共有する場合、被共有者のIMクライアントは、該メール共有情報を受信すると、共有者情報を取得し、プリセット追加方式に基づいて共有者情報を該メール共有情報に追加することにより、ターゲットメールのメール情報および共有者の共有者情報を含むメール共有情報を取得することができる。または、共有者のメール箱クライアントは、ターゲットメールのメール情報および共有者情報に基づいてメール共有情報を予め生成し、該メール共有情報を共有する方式でメールを共有する場合、被共有者のIMクライアントは、共有者のメール箱クライアントから送信されたターゲットメールのメール情報および共有者の共有者情報を含むメール共有情報を直接取得することができる。
S930において、被共有者のIMクライアントインタフェースにメール共有情報を表示する。
被共有者のIMクライアントは、被共有者情報に対応するターゲットIMダイアログにメール共有情報(例えば、メールカード)を表示することができる。被共有者情報がIMユーザ情報である場合、IMユーザ情報に対応するIMユーザの単独なダイアログをターゲットダイアログとして確定することができ、被共有者情報がIMユーザ群情報を含む場合、IMユーザ群情報に対応するIMユーザ群ダイアログをターゲットダイアログとして確定する。メール共有情報を表示する方式により、被共有者は、ターゲットメールのメール情報および共有者情報を取得し、更に表示情報を豊かにすることができ、被共有者は共有メールの共有者情報を迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
例示的には、S930の後、該方法は、前記メール共有情報に対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、前記ターゲットメールのメール内容を表示することを更に含んでもよい。
メール共有情報は、インタラクション可能な会話情報であってもよく、メール共有情報は、複数種のインタラクション可能な形式で存在することができる。例えば、メール共有情報は、ターゲットメールのメール情報を表示するための表示エントリであってもよく、メール共有情報をトリガする方式でターゲットメールのメール内容を表示することができる。例示的には、図20は、IMクライアントインタフェースの表示例を示す。図20に示されるように、張三は、被共有者にターゲットメールを共有した後、被共有者のIMクライアントで被共有者と張三で構成された単独なダイアログをターゲットIMダイアログとして確定し、該ターゲットIMダイアログにメール共有情報を表示することができる。被共有者は、メール共有情報をクリック操作することによりメール閲覧操作をトリガすることができ、ここで、クリック操作は、タッチクリック方式またはマウスクリック方式であってもよいが、これらに限定されない。例えば、メール共有情報がメールカードの方式で示された場合、被共有者は、図20中のメールカードにおける「共有メールを開く」ボタンをクリックすることによりメール閲覧操作をトリガすることができる。被共有者のIMクライアントメール閲覧操作の検出に応答して、プリセット表示方式でターゲットメールのメール内容を表示する。例えば、メール閲覧操作の検出に応答して、1つの独立したメール表示ウインドウを作成し、メール表示ウインドウに、リスト形式で現在共有された各ターゲットメールのサムネイル情報を表示し、サムネイル情報の位置するセルに対してトリガした詳細閲覧操作を検出した場合、該セルを延長して対応するターゲットメールの詳細情報を表示することができる。
例示的には、メール共有情報のカード表示内容は、共有者の共有者情報を含んでもよく、および/または、ターゲットメールのメール内容は、共有者の共有者情報を含んでもよい。
図20に示されるように、共有者情報をメール共有情報の表示内容に追加してメール共有情報に直接表示することができ、例えば、メール共有情報が「張三によって共有されたメール」を含み、ユーザは、該メールの共有者をより迅速に知ることができる。メール表示ウインドウの表示インタフェースにおける任意の空白位置に共有者情報を表示することができるように、共有者情報とターゲットメールのメール内容とを関連付けて表示してもよく、被共有者は、ターゲットメールのメール情報を閲覧するとともに、共有者情報を閲覧することができ、ユーザの閲覧体験を向上させる。
例示的には、メール共有情報のカード表示内容は、ターゲットメールの件名情報およびターゲットメールの本文要約情報の少なくとも1つを含んでもよい。本文要約情報は、メール本文内のプリセット文字数の内容を意味してもよく、例えば、メール本文内の1行目の内容を本文要約情報とする。例えば、図21は、メールカード形式のメール共有情報の表示例を示す。図21に示されるように、メールカードに共有者情報(張三)、件名情報(biz-idテストを受信した)および本文要約情報内の情報(sssss)を表示することができ、受信した共有メールのメール内容を簡略に被共有者に提示することができ、ユーザは、メール内容を予め初歩的に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
例示的には、ターゲットメールのメール内容を表示することは、ターゲットメールのメール内容が共有者の共有者情報を含む場合、ターゲットメールにおける件名情報の所在位置のプリセット相対位置に共有者情報を表示することを含んでもよい。
ターゲットメールにおける件名情報の所在位置のプリセット相対位置は、件名情報の所在位置の上側、下側または右側の空白領域等を意味してもよい。
図20に示されるように、メールが誰によって共有されたかをより直観的に被共有者に提示することができるように、ターゲットメールにおける件名情報の所在位置の下側に共有者情報を表示することができる。例示的には、異なる表示色または異なるフォントでターゲットメールのメール情報および共有者提示情報を表示することができ、被共有者は、メールが誰によって共有されたかをより直観かつ明確に閲覧することができ、ユーザの閲覧体験を向上させる。
本開示の実施例の技術案は、被共有者のIMクライアントインタフェースに、メール情報および共有者情報を含むメール共有情報を表示することにより、被共有者は該メール共有情報に基づいてメール情報および共有者情報を迅速に知ることができ、共有メールの表示情報を豊かにし、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
以下は、本開示の実施例に係る情報共有装置の実施例であり、該装置は上記複数の実施例の情報共有方法と同じの思想に属し、情報共有装置の実施例で詳しく説明されていない詳細内容は、上記情報共有方法の実施例を参照することができる。
図22は、本開示の実施例9に係る情報共有装置の構造模式図であり、本実施例は、1つのユーザのメールを他のユーザに共有する場合に適用され、該装置は、ターゲットメール確定モジュール1010と、ターゲットメール共有モジュール1020とを備える。
ターゲットメール確定モジュール1010は、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定するように構成され、ターゲットメール共有モジュール1020は、被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示するように構成される。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュールは、前記第1メールおよび他のメールの少なくとも1つを含む第2メールであって、前記第1メールにマッチングする第2メールから、現在の共有待ちターゲットメールを確定するという方式により、前記現在の共有待ちターゲットメールを確定することを実現する。
本開示の実施例の技術案において、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、第1メールにマッチングする第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、取得された被共有者情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有することにより、マッチングする少なくとも1つのターゲットメールを一度に被共有者に共有することができ、ユーザが自分で関連するメールを検索する必要がなく、且つ、複数回共有する必要もなく、ユーザ共有操作を簡略化し、共有効率を高めてユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、第1メールは、編集中状態にあるメール、受信箱内の受信済みメール、送信箱内の送信済みメール、または下書きフォルダに保存された編集済みメールを含む。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュール1010は、第1メールが編集中状態にあるメールである場合、第1メールを現在の共有待ちターゲットメールとして確定するように構成され、該装置は、ターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、共有者のターゲットメールに対する編集操作の検出に応答して、共有者の現在の編集内容に基づき、被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを更新し、更新後のターゲットメールに基づいて共有者の現在の編集内容を被共有者に閲覧させるように構成されるターゲットメール更新モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュール1010は、既存メールリストにおける既存メールのメール情報および第1メールのメール情報に基づき、第1メールと既存メールとの間の第1類似度を確定するように構成される第1類似度確定ユニットと、第1類似度に基づいて、既存メールリストから第1メールにマッチングする第2メールを確定するように構成される第2メール確定ユニットと、第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定するように構成されるターゲットメール確定ユニットとを備える。
上記技術案の基に、既存メールリストは、受信箱内の受信済みメールリスト、送信箱内の送信済みメールリスト、および下書きフォルダ内の編集済みメールリストの少なくとも1つを含む。
上記技術案の基に、第1類似度確定ユニットは、既存メールリストにおける既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであり、且つ既存メールの送受信者情報が第1メールの送受信者情報と同じである場合、第1メールと該既存メールとの間の第1類似度をプリセット値として確定し、および/または、既存メールリストにおける既存メールの件名情報が第1メールの件名情報と同じであり、且つ既存メールと第1メールとの間に引用関係が存在する場合、第1メールと該既存メールとの間の第1類似度をプリセット値として確定するように構成される。ターゲットメール確定ユニットは、既存メールリストにおける第1メールとの第1類似度がプリセット値である少なくとも1つの既存メールを、第1メールにマッチングする第2メールとして確定するように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、ターゲットメールを含むメールリストにおける、ターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第1セルのプリセット位置に共有成功提示マークを表示するように構成される共有成功提示マーク表示モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、該装置は、共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、表示された共有成功提示マークを削除するように構成される共有成功提示マーク削除モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュール1010は、現在のメール箱から第1メールの位置するターゲットメールグループを確定し、現在のメール箱内のマッチングするメールがメールグループの形式で保存され、ターゲットメールグループから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定するように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、ターゲットメールグループ内の新規メール記憶操作に応答して、ターゲットメールグループに保存された新規メールを被共有者情報に対応する被共有者に共有するように構成される新規メール共有モジュールと、ターゲットメールグループ内の共有済みメールの削除操作に応答して、被共有者に共有されたターゲットメールのうちの共有済みメールを削除するように構成される共有済みメール削除モジュールとを更に備える。
上記技術案の基に、ターゲットメール共有モジュール1020は、共有者のインスタントメッセンジャーIMクライアントにおける被共有者のIM情報を取得し、被共有者のIM情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、ターゲットメールを被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させるように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定した後、ターゲットメールのメール情報に基づいてメールカードを生成するように構成されるメールカード確定モジュールを更に備え、ターゲットメール共有モジュール1020は、メールカードを被共有者のIM情報に対応する被共有者のIMクライアントに送信し、被共有者のIMクライアントインタフェースにメールカードを表示し、メールカードに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、ターゲットメールのメール内容を表示するように構成される。
上記技術案の基に、メールカードのカード表示内容は、ターゲットメールの件名情報、ターゲットメールの本文要約情報、および共有者の共有者情報の少なくとも1つを含む。
上記技術案の基に、IMクライアントは、IMダイアログと同じ画面に表示されるメール表示ウインドウを作成し、メール表示ウインドウにターゲットメールのメール内容を表示するように構成されるメール内容表示モジュールを備える。
上記技術案の基に、メール内容表示モジュールは、更に、リスト形式でターゲットメールのサムネイル情報を表示し、サムネイル情報に対してトリガした詳細閲覧操作の検出に応答して、ターゲットメールの詳細を表示するように構成される。
上記技術案の基に、共有者のIMクライアントは、共有者のIMクライアントが、共有者がメールカードに対してトリガしたメッセージ転送操作を検出した場合、メールカードを共有者が選択したIMユーザおよび/またはIMユーザ群内に送信するように構成されるメールカード転送モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、ターゲットメールを被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させた後、IM会話におけるターゲットメッセージの状態情報を取得し、ターゲットメッセージが、共有者がターゲットメールについて送信したメッセージまたは被共有者がターゲットメールについて送信したメッセージを含み、ターゲットメッセージの状態情報に基づき、共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに状態情報を表示するように構成される状態情報表示モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、状態情報表示モジュールは、IM会話におけるターゲットメッセージが情報受信者によって読まれたか否かに基づき、未読メッセージの情報を取得し、共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに未読メッセージの情報を表示するように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、被共有者の被共有者メール箱情報を取得するように構成される被共有者メール箱情報取得モジュールを更に備える。ターゲットメール共有モジュール1020は、更に、被共有者メール箱情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者のメール箱クライアントに共有し、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにターゲットメールを表示するように構成される。
上記技術案の基に、ターゲットメール共有モジュール1020は、被共有者のIM情報に基づき、被共有者のIMクライアントに共有メール提示メッセージを送信し、共有メール提示メッセージに基づいて被共有者のメール箱クライアントでターゲットメールを被共有者に閲覧させるように構成される。
上記技術案の基に、ターゲットメール共有モジュール1020は、共有者のメール箱クライアントにおける被共有者メール箱情報を取得し、被共有者メール箱情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者メール箱情報に対応する被共有者に共有し、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにターゲットメールを表示するように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者メール箱情報に対応する被共有者に共有し、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、共有者のメール箱クライアントが、ターゲットメールを含むメールリストにおける、ターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第1セルのプリセット位置に第1プリセット共有マークを表示し、被共有者のメール箱クライアントが、受信されたターゲットメールを含むメールリストにおける、受信されたターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第2セルのプリセット位置に第2プリセット共有マークを表示するように構成されるプリセット共有マーク表示モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュール1010は、表示インタフェースに第1メールにマッチングする第2メールを表示し、共有者が表示インタフェースで選択した第2メールに基づき、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定するように構成されるターゲットメール確定ユニットを更に備える。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、被共有者の身分識別子を取得するように構成される身分識別子取得モジュールと、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに被共有者の身分識別子を表示するように構成される身分識別子表示モジュールとを更に備える。
上記技術案の基に、身分識別子表示モジュールは、被共有者の数が第1プリセット数以下である場合、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに各被共有者の身分識別子を表示し、被共有者の数が第1プリセット数よりも大きい場合、プリセットサムネイル表示方式に基づき、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに被共有者の身分識別子を表示するように構成される。
上記技術案の基に、身分識別子表示モジュールは、更に、被共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在するか否かを検出し、被共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在しない場合、共有者のメール箱クライアントにおけるターゲットメールのメール表示インタフェースに、第1識別子表示方式で被共有者の身分識別子を表示し、被共有者がターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在する場合、被共有者の身分識別子を第1識別子表示方式から第2識別子表示方式に切り替えて表示するように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、共有者がターゲットメールのメール表示インタフェースでトリガした被共有者追加操作の検出に応答して、追加待ち被共有者情報を取得し、追加待ち被共有者情報に基づき、少なくとも1つのターゲットメールを追加待ち被共有者情報に対応する被共有者に共有するように構成される被共有者追加モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、被共有者に対応するクライアントインタフェースに表示されるターゲットメールのメール内容は、添付ファイルのダウンロードリンクを含み、該装置は、被共有者に対応するクライアントによって送信された添付ファイルのダウンロードリンクに対する添付ファイルのダウンロード要求の受信に応答して、添付ファイルのダウンロード要求における要求者情報に基づいて身分認証を行い、要求者情報がプリセットダウンロード条件を満たすと検出した場合、添付ファイルのダウンロード操作を許可するように構成される身分認証モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、被共有者に対応するクライアントインタフェースに表示されるターゲットメールのメール内容は、共有者の身分情報に基づいて確定される共有者提示情報を含む。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、共有者がトリガした共有停止操作の検出に応答して、被共有者に対応するクライアントにメール削除命令を送信し、被共有者に対応するクライアントにメール削除命令に基づいて受信したターゲットメールを削除させるように構成されるターゲットメール削除モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、ターゲットメールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示するように構成される識別子表示モジュール、または、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示した後、今回共有されたターゲットメールを予め設定された共有箱内に追加するように構成されるターゲットメール追加モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、ターゲットメール追加モジュールは、今回共有されたターゲットメールを1つの共有メールグループに統合し、該共有メールグループを予め設定された共有箱内に追加するように構成される。
上記技術案の基に、該装置は、少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する前に、メール編集権限、メール閲覧権限、メール送信権限、および二次共有権限の少なくとも1つを含む被共有者に対応するメール処理権限を確定するように構成されるメール処理権限確定モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、該装置は、メール編集権限を持つ被共有者のターゲットメールに対する編集操作の検出に応答して、メール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容に基づき、共有者に対応するクライアントにおけるターゲットメールおよび他の被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを全て更新し、更新後のターゲットメールに基づいてメール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容を共有者および他の被共有者に閲覧させるように構成される編集内容同期モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、該装置は、共有者またはメール送信権限を持つ被共有者が更新後のターゲットメールに対してトリガしたメール送信操作の検出に応答して、更新後のターゲットメールにおける宛先メール箱情報に基づき、更新後のターゲットメールを宛先メール箱情報に対応するメール箱クライアントに送信するように構成されるターゲットメール送信モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュールは、共有者がターゲットメールグループに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記ターゲットメールグループ内のメールを現在の共有待ちターゲットメールとして確定するように構成される。
上記技術案の基に、ターゲットメール確定モジュールは、更に、前記ターゲットメールグループに新着メールが存在することの検出に応答して、前記新着メールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有するように構成される。
新着メールは、前回のメールグループ共有操作により共有されたメールグループと比べてターゲットメールグループ内に新着したメールであってもよい。
上記技術案の基に、ターゲットメール共有モジュールは、更に、前記ターゲットメールグループが共有されることを表す第1共有マークを表示するように構成される。
本開示の実施例に係る情報共有装置は、本開示のいずれかの実施例に係る情報共有方法を実行することができ、情報共有方法の実行に対応する機能モジュールを備える。
上記情報共有装置の実施例において、備える各ユニットおよびモジュールは、機能ロジックに従って分割されたものに過ぎず、上記分割に限定されるものではなく、対応する機能を実現できれば良い。また、各ユニットおよびモジュールの具体的な名称も、互いに区別しやすいためのものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を限定するものではない。
以下は、本開示の実施例に係る情報表示装置の実施例であり、該装置は上記複数の実施例の情報表示方法と同じ思想に属し、情報表示装置の実施例で詳しく説明されていない詳細内容は、上記情報表示方法の実施例を参照することができる。
図23は、本開示の実施例12に係る情報表示装置の構造模式図であり、本実施例は、被共有者のクライアントインタフェースに共有者が共有した情報を表示する場合に適用でき、該装置は、共有者情報取得モジュール1110と、情報表示モジュール1120とを備える。
共有者情報取得モジュール1110は、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得するように構成され、情報表示モジュール1120は、被共有者のクライアントインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示するように構成される。
本開示の実施例の技術案において、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得し、被共有者のクライアントインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示することにより、共有メールの表示情報を豊かにし、且つ、被共有者は共有メールの共有者情報を迅速に知ることができ、ユーザエクスペリエンスを向上させる。
上記技術案の基に、情報表示モジュール1120は、ターゲットメールのメール情報および共有者の共有者情報に基づいてメール共有情報を生成し、被共有者のIMクライアントインタフェースにメール共有情報を表示するように構成される。
上記技術案の基に、情報表示モジュール1120は、更に、被共有者のIMクライアントインタフェースに前記メール共有情報を表示した後、メール共有情報に対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、ターゲットメールのメール内容を表示するように構成される。
上記技術案の基に、メール共有情報のカード表示内容は共有者の共有者情報を含み、および/または、ターゲットメールのメール内容は共有者の共有者情報を含む。
上記技術案の基に、メール共有情報のカード表示内容は、ターゲットメールの件名情報およびターゲットメールの本文要約情報の少なくとも1つを更に含む。
上記技術案の基に、情報表示モジュール1120は、更に、ターゲットメールのメール内容が共有者の共有者情報を含む場合、ターゲットメールにおける件名情報の所在位置のプリセット相対位置に共有者情報を表示するように構成される。
上記技術案の基に、情報表示モジュール1120は、更に、共有者情報に基づいて共有メール提示メッセージを生成し、共有メール提示メッセージに基づいてメッセージ通知を行うように構成される。
上記技術案の基に、被共有者のIMクライアントは、被共有者が共有メール提示メッセージに基づいてトリガしたメール閲覧操作を検出した場合、被共有者のメール箱クライアントインタフェースにジャンプしてターゲットメールを表示するように構成されるジャンプモジュールを更に備える。
上記技術案の基に、情報表示モジュール1120は、更に、被共有者のメール箱クライアントで、前記共有者情報を表示された前記ターゲットメールに関連付けて表示するように構成される。
上記技術案の基に、共有者のメール箱クライアントは、ターゲットメールを共有した後、ターゲットメールのメール表示インタフェースに共有者提示情報を表示するように構成される共有者提示情報表示モジュールを更に備える。
上記技術案の基に、情報表示モジュール1120は、更に、前記被共有者のクライアントインタフェースに第2共有マークを表示するように構成され、前記第2共有マークは、前記ターゲットメールが他のクライアントから共有されることを表し、前記第2共有マークは、前記共有者のクライアントに表示される第1共有マークと異なる表示スタイルを有する。
本開示の実施例に係る情報表示装置は、本開示のいずれかの実施例に係る情報表示方法を実行することができ、情報表示方法の実行に対応する機能モジュールを備える。
上記情報表示装置の実施例において、備える各ユニットおよびモジュールは、機能ロジックに従って分割されたものに過ぎず、上記分割に限定されるものではなく、対応する機能を実現できれば良い。また、各ユニットおよびモジュールの具体的な名称も、互いに区別しやすいためのものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を限定するものではない。
以下、図24を参照し、図24は、本開示の実施例の実現に適した電子機器(例えば、図24における端末機器またはサーバ)1200の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話機、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットコンピュータ(PAD)、ポータブルマルチメディアプレイヤー(PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等のようなモバイル端末、およびデジタルTV(TeleVision、TV)、デスクトップ型コンピュータ等のような固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。図24に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能および使用範囲に何かの限定を与えるものではない。
図24に示すように、電子機器1200は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックプロセッサ等)1201を備えてもよく、電子機器1200は、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)1202に記憶されたプログラム、または記憶装置1208からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)1203にロードされたプログラムに基づき、様々な適当な動作および処理を実行することができる。RAM 1203には、電子機器1200の操作に必要な様々なプログラムおよびデータが更に記憶されている。処理装置1201、ROM 1202およびRAM 1203は、バス124を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インタフェース1205もバス1204に接続されている。
通常、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置1206、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータ等を含む出力装置1207、例えば、磁気テープ、ハードディスク等を含む記憶装置1208、および通信装置1209は、I/Oインタフェース1205に接続することができる。通信装置1209は、電子機器1200が他の機器と無線または有線通信してデータを交換することを可能にする。図24は、様々な装置を備える電子機器1200を示したが、全ての示された装置を実施または具備することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多いまたはより少ない装置を実施または具備してもよい。
本開示の実施例によれば、上記フローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置1209によりネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置1208からインストールされてもよいし、ROM 1202からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置1201により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
本開示の実施例に係る電子機器と上記実施例に係る情報共有方法または情報表示方法とが同じ思想に属し、本開示の実施例で詳しく説明されていない技術詳細は、上記実施例を参照することができる。
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体であって、該プログラムがプロセッサにより実行されると、上記実施例に係る情報共有方法を実現するコンピュータ記憶媒体を提供する。
本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体の例は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable Read-Only Memory、EPROM)、フラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用され得る、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドでまたは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、コンピュータ可読信号媒体にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)等、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HyperText Transfer Protocol、HTTP)のような、任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式または媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)、ネットワークオフネットワーク(例えば、インターネット)およびピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、および任意の現在知られているまたは将来研究開発されるネットワークを含む。
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、単独で存在して該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
上記コンピュータ可読媒体に1つまたは複数のプログラムが担持され、上記1つまたは複数のプログラムが該端末機器により実行されると、該端末機器は、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記第1メールにマッチングする前記第1メールおよび/または他のメールを含む第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定し、被共有者情報を取得し、被共有者情報に基づいて少なくとも1つのターゲットメールを被共有者情報に対応する被共有者に共有し、被共有者に対応するクライアントインタフェースにターゲットメールを表示する。
または、上記1つのまたは複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、共有者の共有者情報を取得し、被共有者のクライアントインタフェースにターゲットメールおよび共有者情報を表示する。
1種または複数種のプログラミング言語またはその組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語または類似するプログラミング言語を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたは業務サーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、LANまたはWANを含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
図面におけるフローチャートおよびブロック図は、本開示の様々な実施例による方法およびコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能および操作を示す。この点で、フローチャートまたはブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラム、またはコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラム、またはコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つまたは複数の実行可能命令を含む。代替としてのいくつかの実現において、ブロックに記載された機能は、図面に記載された順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、接続されているように示された2つのブロックは、関する機能によって、実際にほぼ並行して実行してもよいし、逆の順序で実行してもよい。なお、ブロック図および/またはフローチャートにおける各ブロック、およびブロック図および/またはフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能または操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
本開示の実施例に係るモジュールまたはユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ユニットの名称は、ある場合、ユニット自体を限定するものではなく、例えば、編集可能内容表示ユニットは、「編集ユニット」と記述されてもよい。
本発明に係る機能は、少なくとも部分的に1つまたは複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準パーツ(Application Specific Standard Product、ASSP)、システムオンチップのシステム(System Of Chip、SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)等を含む。
本発明の明細書において、機器可読媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを含有または記憶できる有形的な媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体または機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。機器可読記憶媒体の例は、1つまたは複数の線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROM、フラッシュメモリ、光ファイバ、CD-ROM、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例1]は、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することと、被共有者情報を取得し、前記被共有者情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示することとを含む情報共有方法を提供する。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例2]は、情報共有方法を提供し、好ましくは、前記現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、前記第1メールおよび他のメールの少なくとも1つを含む第2メールであって、前記第1メールにマッチングする第2メールから、現在の共有待ちターゲットメールを確定することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例3]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記第1メールは、編集中状態にあるメール、受信箱内の受信済みメール、送信箱内の送信済みメール、または下書きフォルダに保存された編集済みメールを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例4]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、前記第1メールが編集中状態にあるメールである場合、前記第1メールを現在の共有待ちターゲットメールとして確定することを含み、前記ターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、該方法は、前記共有者の前記ターゲットメールに対する編集操作の検出に応答して、前記共有者の現在の編集内容に基づき、前記被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを更新し、更新後のターゲットメールに基づいて前記共有者の現在の編集内容を前記被共有者に閲覧させることを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例5]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、既存メールリストにおける既存メールのメール情報および前記第1メールのメール情報に基づき、前記第1メールと前記既存メールとの間の第1類似度を確定することと、前記第1類似度に基づいて前記既存メールリストから前記第1メールにマッチングする第2メールを確定することと、前記第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例6]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記既存メールリストは、受信箱内の受信済みメールリスト、送信箱内の送信済みメールリスト、および下書きフォルダ内の編集済みメールリストの少なくとも1つを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例7]は情報共有方法を提供し、好ましくは、既存メールリストにおける既存メールのメール情報および前記第1メールのメール情報に基づき、前記第1メールと前記既存メールとの間の第1類似度を確定することは、既存メールリストにおける既存メールの件名情報が前記第1メールの件名情報と同じであり、且つ前記既存メールの送受信者情報が前記第1メールの送受信者情報と同じである場合、前記第1メールと該既存メールとの間の第1類似度をプリセット値として確定すること、および/または、既存メールリストにおける既存メールの件名情報が前記第1メールの件名情報と同じであり、且つ前記既存メールと前記第1メールとの間に引用関係が存在する場合、前記第1メールと該既存メールとの間の第1類似度をプリセット値として確定することを含み、前記第1類似度に基づいて前記既存メールリストから前記第1メールにマッチングする第2メールを確定することは、前記既存メールリストにおける前記第1メールとの第1類似度がプリセット値である既存メールを、前記第1メールにマッチングする第2メールとして確定することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例8]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記ターゲットメールを含むメールリストにおける、前記ターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第1セルのプリセット位置に共有成功提示マークを表示することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例9]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記方法は、前記共有者が前記ターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、表示された前記共有成功提示マークを削除することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例10]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、現在のメール箱から前記第1メールの位置するターゲットメールグループを確定し、前記現在のメール箱内のマッチングするメールがメールグループの形式で保存されることと、前記ターゲットメールグループから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例11]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、前記ターゲットメールグループ内の新規メール記憶操作に応答して、前記ターゲットメールグループに保存された新規メールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有することと、前記ターゲットメールグループ内の共有済みメールの削除操作に応答して、前記被共有者に共有された前記ターゲットメールのうちの前記共有済みメールを削除することとを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例12]は情報共有方法を提供し、好ましくは、被共有者情報を取得し、前記被共有者情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示することは、前記共有者のIMクライアントにおける被共有者のIM情報を取得することと、前記被共有者のIM情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、前記ターゲットメールを前記被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させることとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例13]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定した後、前記方法は、前記ターゲットメールのメール情報に基づいてメールカードを生成することを更に含み、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、前記ターゲットメールを前記被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させることは、前記メールカードを前記被共有者のIM情報に対応する被共有者のIMクライアントに送信し、前記被共有者のIMクライアントインタフェースに前記メールカードを表示し、前記メールカードに対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、前記ターゲットメールのメール内容を表示することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例14]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記メールカードのカード表示内容は、前記ターゲットメールの件名情報、ターゲットメールの本文要約情報、および前記共有者の共有者情報の少なくとも1つを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例15]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記ターゲットメールのメール内容を表示することは、IMダイアログと同じ画面に表示されるメール表示ウインドウを作成し、前記メール表示ウインドウに前記ターゲットメールのメール内容を表示することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例16]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記ターゲットメールのメール内容を表示することは、リスト形式で前記ターゲットメールのサムネイル情報を表示することと、前記サムネイル情報に対してトリガした詳細閲覧操作の検出に応答して、前記ターゲットメールの詳細情報を表示することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例17]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記メールカードを前記被共有者のIM情報に対応する被共有者のIMクライアントに送信した後、前記共有者のIMクライアントが、前記共有者が前記メールカードに対してトリガしたメッセージ転送操作を検出した場合、前記メールカードを前記共有者が選択したIMユーザおよび/またはIMユーザ群内に送信することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例18]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、前記ターゲットメールを前記被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させた後、前記方法は、IM会話におけるターゲットメッセージの状態情報を取得し、前記ターゲットメッセージが、前記共有者が前記ターゲットメールについて送信したメッセージまたは前記被共有者が前記ターゲットメールについて送信したメッセージを含むことと、前記ターゲットメッセージの状態情報に基づき、前記共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに前記状態情報を表示することとを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例19]は情報共有方法を提供し、好ましくは、IM会話におけるターゲットメッセージの状態情報を取得することは、IM会話におけるターゲットメッセージが情報受信者によって読まれたか否かに基づき、未読メッセージの情報を取得することを含み、前記ターゲットメッセージの状態情報に基づき、前記共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに前記状態情報を表示することは、前記共有者のメール箱クライアントインタフェースおよび/または被共有者のメール箱クライアントインタフェースに前記未読メッセージの情報を表示することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例20]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記方法は、前記被共有者の被共有者メール箱情報を取得することと、前記被共有者メール箱情報に基づき、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者のメール箱クライアントに共有し、前記被共有者のメール箱クライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示することとを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例21]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記被共有者のIM情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者のIM情報に対応する被共有者に共有し、前記ターゲットメールを前記被共有者のIMクライアントインタフェースに表示させることは、前記被共有者のIM情報に基づき、前記被共有者のIMクライアントに共有メール提示メッセージを送信し、前記共有メール提示メッセージに基づいて前記被共有者のメール箱クライアントで前記ターゲットメールを前記被共有者に閲覧させることを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例22]は情報共有方法を提供し、好ましくは、被共有者情報を取得し、前記被共有者情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示することは、前記共有者のメール箱クライアントにおける被共有者メール箱情報を取得することと、前記被共有者メール箱情報に基づき、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者メール箱情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者のメール箱クライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例23]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者メール箱情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者のメール箱クライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、前記共有者のメール箱クライアントが、前記ターゲットメールを含むメールリストにおける、前記ターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第1セルのプリセット位置に第1プリセット共有マークを表示することと、前記被共有者のメール箱クライアントが、受信された前記ターゲットメールを含むメールリストにおける、受信された前記ターゲットメールのサムネイル情報を表示するための第2セルのプリセット位置に第2プリセット共有マークを表示することとを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例24]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記第1メールにマッチングする第2メールから、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、表示インタフェースに前記第1メールにマッチングする第2メールを表示することと、前記共有者が前記表示インタフェースで選択した第2メールに基づき、少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例25]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、前記被共有者の身分識別子を取得することと、前記共有者のメール箱クライアントにおける前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに前記被共有者の身分識別子を表示することとを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例26]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記共有者のメール箱クライアントにおける前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに前記被共有者の身分識別子を表示することは、前記被共有者の数が第1プリセット数以下である場合、前記共有者のメール箱クライアントにおける前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに各前記被共有者の身分識別子を表示することと、前記被共有者の数が前記第1プリセット数よりも大きい場合、プリセットサムネイル表示方式に基づき、前記共有者のメール箱クライアントにおける前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに前記被共有者の身分識別子を表示することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例27]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記共有者のメール箱クライアントにおける前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに前記被共有者の身分識別子を表示することは、前記被共有者が前記ターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在するか否かを検出することと、前記被共有者が前記ターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在しない場合、前記共有者のメール箱クライアントにおける前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに、第1識別子表示方式で前記被共有者の身分識別子を表示することと、前記被共有者が前記ターゲットメールに対してトリガしたメール閲覧操作が存在する場合、前記被共有者の身分識別子を前記第1識別子表示方式から第2識別子表示方式に切り替えて表示することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例28]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、前記共有者が前記ターゲットメールのメール表示インタフェースでトリガした被共有者追加操作の検出に応答して、追加待ち被共有者情報を取得し、前記追加待ち被共有者情報に基づき、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記追加待ち被共有者情報に対応する被共有者に共有することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例29]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに表示される前記ターゲットメールのメール内容は、添付ファイルのダウンロードリンクを含み、前記方法は、前記被共有者に対応するクライアントによって送信された前記添付ファイルのダウンロードリンクに対する添付ファイルのダウンロード要求の受信に応答して、前記添付ファイルのダウンロード要求における要求者情報に基づいて身分認証を行うことと、前記要求者情報がプリセットダウンロード条件を満たすことを検出した場合、添付ファイルのダウンロード操作を許可することとを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例30]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに表示される前記ターゲットメールのメール内容は、前記共有者の身分情報に基づいて確定される共有者提示情報を含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例31]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、共有者がトリガした共有停止操作の検出に応答して、前記被共有者に対応するクライアントにメール削除命令を送信し、前記被共有者に対応するクライアントに前記メール削除命令に基づいて受信したターゲットメールを削除させることを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例32]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、前記ターゲットメールのプリセット位置にプリセット共有マークを表示すること、または、今回共有された前記ターゲットメールを予め設定された共有箱に追加することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例33]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記ターゲットメールは複数のターゲットメールを含み、今回共有された前記ターゲットメールを予め設定された共有箱に追加することは、今回共有された前記複数のターゲットメールを1つの共有メールグループに統合し、該共有メールグループを予め設定された共有箱内に追加することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例34]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示する前に、前記方法は、メール編集権限、メール閲覧権限、メール送信権限、および二次共有権限の少なくとも1つを含む被共有者に対応するメール処理権限を確定することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例35]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記方法は、メール編集権限を持つ被共有者の前記ターゲットメールに対する編集操作の検出に応答して、前記メール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容に基づき、前記共有者に対応するクライアントにおける前記ターゲットメールおよび他の被共有者に対応するクライアントで受信されたターゲットメールを全て更新し、更新後のターゲットメールに基づいて前記メール編集権限を持つ被共有者の現在の編集内容を前記共有者および前記他の被共有者に閲覧させることを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例36]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記方法は、前記共有者またはメール送信権限を持つ被共有者が更新後のターゲットメールに対してトリガしたメール送信操作の検出に応答して、前記更新後のターゲットメールにおける宛先メール箱情報に基づき、前記更新後のターゲットメールを前記宛先メール箱情報に対応するメール箱クライアントに送信することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例37]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記第1メールにマッチングする第2メールから現在の共有待ちターゲットメールを確定することは、共有者がターゲットメールグループに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記ターゲットメールグループ内のメールを現在の共有待ちターゲットメールとして確定することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例38]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記方法は、前記ターゲットメールグループに新着メールが存在することの検出に応答して、前記新着メールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例39]は情報共有方法を提供し、好ましくは、前記ターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示した後、前記ターゲットメールグループが共有されることを表す第1共有マークを表示することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例40]は情報表示方法を提供し、該方法は、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、前記共有者の共有者情報を取得することと、被共有者のクライアントインタフェースに前記ターゲットメールおよび前記共有者情報を表示することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例41]は情報表示方法を提供し、好ましくは、被共有者のクライアントインタフェースに前記ターゲットメールおよび前記共有者情報を表示することは、前記ターゲットメールのメール情報および前記共有者の共有者情報に基づいてメール共有情報を生成することと、被共有者のIMクライアントインタフェースに前記メール共有情報を表示することとを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例42]は情報表示方法を提供し、好ましくは、被共有者のIMクライアントインタフェースに前記メール共有情報を表示した後、前記メール共有情報に対してトリガしたメール閲覧操作の検出に応答して、前記ターゲットメールのメール内容を表示することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例43]は情報表示方法を提供し、好ましくは、前記メール共有情報のカード表示内容は前記共有者の共有者情報を含み、および/または、前記ターゲットメールのメール内容は前記共有者の共有者情報を含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例44]は情報表示方法を提供し、好ましくは、前記メール共有情報のカード表示内容は、前記ターゲットメールの件名情報およびターゲットメールの本文要約情報の少なくとも1つを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例45]は情報表示方法を提供し、好ましくは、前記ターゲットメールのメール内容を表示することは、前記ターゲットメールのメール内容が前記共有者の共有者情報を含む場合、前記ターゲットメールにおける件名情報の所在位置のプリセット相対位置に前記共有者情報を表示することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例46]は情報表示方法を提供し、好ましくは、被共有者のクライアントインタフェースに前記共有者情報を表示することは、前記共有者情報に基づいて共有メール提示メッセージを生成し、前記共有メール提示メッセージに基づいてメッセージ通知を行うことを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例47]は情報表示方法を提供し、好ましくは、前記方法は、被共有者のIMクライアントが、前記被共有者が前記共有メール提示メッセージに基づいてトリガしたメール閲覧操作を検出した場合、前記被共有者のメール箱クライアントインタフェースにジャンプして前記ターゲットメールを表示することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例48]は情報表示方法を提供し、好ましくは、被共有者のクライアントインタフェースに前記ターゲットメールおよび前記共有者情報を表示することは、被共有者のメール箱クライアントで、前記共有者情報を表示された前記ターゲットメールに表示することを含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例49]は情報表示方法を提供し、好ましくは、該方法は、前記共有者のメール箱クライアントが前記ターゲットメールを共有した後、前記ターゲットメールのメール表示インタフェースに共有者提示情報を表示することを更に含む。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例50]は情報表示方法を提供し、好ましくは、該方法は、前記被共有者のクライアントインタフェースに第2共有マークを表示することを更に含み、前記第2共有マークは、前記ターゲットメールが他のクライアントから共有されることを表し、前記第2共有マークは、前記共有者のクライアントに表示される第1共有マークと異なる表示スタイルを有する。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例51]は情報共有装置を提供し、該装置は、共有者が第1メールに対してトリガしたメール共有操作の検出に応答して、前記第1メールにマッチングする前記第1メールおよび/または他のメールを含む第2メールから少なくとも1つの現在の共有待ちターゲットメールを確定するように構成されるターゲットメール確定モジュールと、被共有者情報を取得し、前記被共有者情報に基づいて前記少なくとも1つのターゲットメールを前記被共有者情報に対応する被共有者に共有し、前記被共有者に対応するクライアントインタフェースに前記ターゲットメールを表示するように構成されるターゲットメール共有モジュールとを備える。
本開示の1つまたは複数の実施例によれば、[例52]は情報表示装置を提供し、該装置は、共有者がメール共有操作に基づいて共有したターゲットメールの受信に応答して、前記共有者の共有者情報を取得するように構成される共有者情報取得モジュールと、被共有者のクライアントインタフェースに前記ターゲットメールおよび前記共有者情報を表示するように構成される情報表示モジュールとを備える。
特定の順番で各操作を記述したが、これらの操作を示された特定の順番または正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスクおよび並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討に複数の具体的な実現詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、または任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例で実現されてもよい。