JP2023516426A - 機械的端部停止装置を備えた剪断機 - Google Patents

機械的端部停止装置を備えた剪断機 Download PDF

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Abstract

本発明は、●少なくとも1つの可動刃(106)、●前記少なくとも1つの可動刃(106)を駆動するための電気モータ、及び●少なくとも1つの移動方向における前記可動刃(106)の機械的動程端のための少なくとも1つの機械的端部停止装置(114)を具備し、前記電気モータにより消費された電流に基づき、前記少なくとも1つの移動方向において、停止装置に対する当接を検出するための手段(130)をさらに具備することを特徴とする、携帯型電動剪断機(100)に関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は機械的端部停止装置を備えた携帯型電動剪断機に関する。
本発明の分野は携帯型電動剪断機の分野である。
[従来技術]
携帯型電動剪断機は、少なくとも1つの可動刃を有する切削工具と前記可動刃を作動させるための電動モータとを具備している。手動型剪断機から携帯型電動剪断機への移り変わりにより、剪断機を用いる作業者の生産性を高めると同時に疲労の発生を低減することが可能となった。
しかしながら、電動剪断機に欠点が無いわけではない。例えば電動剪断機は、可動刃の移動動程を変化させる可能性のある調整不良を生じがちである。極端な場合、調整不良によりこの可動刃の軌道逸脱にまでつながる可能性がある。
可動刃が意図された移動動程を越えて動かないようにするために、現行の剪断機には動程端検出手段が装着されている。この手段は、典型的には、1以上の位置センサ、例えば1以上の磁石に関連付けられた(ホール式)磁界センサを含む。
しかしながら、そのような検出手段の使用は、剪断機に存在する構成要素の数を増大させ、かつ当然ながら剪断機の大きさ、複雑さ及び代価を増大させる。加えて、上記検出手段は正確に配置及び較正される必要があり、したがって剪断機の組み立ての複雑さを増大させる。さらに、上記検出手段は一般に調整不良を生じやすく、その結果として該工具の維持管理の必要性を増大させる。
本発明の目的は、前述の欠点のうち少なくとも1つを克服することである。
本発明の別の目的は、より単純で、より費用効率が高く、さほど場所をとらず、かつより信頼性の高い方法で可動刃の動程端が検出される剪断機を提案することである。
[発明の開示]
本発明は、少なくとも1つの可動刃と、前記少なくとも1つの可動刃を駆動するための電気モータと、少なくとも1つの移動方向における前記可動刃の少なくとも1つの機械的動程端機械的端部停止装置とを具備する携帯型電動剪断機であって、前記少なくとも1つの移動方向に、前記電気モータにより消費される電流の関数として端部停止装置検出手段をさらに具備することを特徴とする携帯型電動剪断機を用いて、上記目的のうち少なくとも1つの達成を可能にする。
したがって提案されるのは、本発明による剪断機が、該剪断機のモータによって消費された電流の関数として可動刃の端部停止装置の位置を検出するということである。実際に、可動刃が機械的端部停止装置の位置に到達すると、これにより電気モータにより消費される電流が増大する。従って、この電流の値をモニタリングすることにより、刃の当接を検出することが可能である。その結果として、可動刃の位置をモニタリングする、磁石又はホール効果を用いる種類のセンサである磁気センサといった、専用センサを使用することは必要ない。
よって、剪断機の構造は単純化され、より費用効率が高く、かつさほど大型ではない。
さらに、可動刃の位置のモニタリングは、専用センサの働きに頼ることはなく、より着実な、機械的端部停止装置の存在及びモータ電流のみによって決まる。
加えて、剪断機において必要とされる、特に可動部分に関する電子部品の数を低減することにより、例えば剪断機において単一の電子回路基板を使用することが可能となる。これにより、複数の電気回路基板の間に連結ワイヤを使用することを避けてその結果剪断機の信頼性を高めることも可能となる。実際、そのようなワイヤは、特に電子回路基板と該ワイヤとの接点で断線することにより、不具合のリスクを高める可能性がある。
本発明による剪断機は、固定された受け刃を伴った単一の可動刃が装着された切削工具、又は別例として2枚の可動刃を有する切削工具を具備することができる。
剪断機の電気モータは例えばブラシレス型であってよい。
モータは、少なくとも1つの刃を、切削工具の閉止方向に相当する方向及び切削工具の開口方向に相当する逆方向に、通常は順番に、駆動することができる。
実施形態によれば、少なくとも1つの機械的端部停止装置は、剪断機の任意の構成要素に設置することができる。
この機械的端部停止装置は、可動刃が動程端において前記機械的端部停止装置と接触するように、例えば剪断機の本体に、又は固定された受け刃に設置することができる。
好都合には、少なくとも1つの機械的端部停止装置は前記少なくとも1つの可動刃に提供されてもよい。
よって、剪断機の構造に干渉することを必要とせず可動刃にのみ干渉する機械的端部停止装置を剪断機に装着することが可能である。従って、刃の製造の際に、可動刃に合わせた機械的端部停止装置を各々の可動刃に装着することが可能である。
実施形態によれば、少なくとも1つの機械的端部停止装置は、涙滴状物又は突起のように可動刃から突出し、かつ剪断機の本体の一部分又は受け刃の一部分に対して当接するように提供された、形状を備えることができる。
実施形態によれば、少なくとも1つの可動刃が歯車と係合する歯状部分を具備し、前記歯状部分の端部のうち少なくとも一方において、該歯状部分の歯形の改変により少なくとも1つの機械的端部停止装置が形成されていてもよい。
よって、可動刃の製造の際に少なくとも1つの機械的端部停止装置を可動刃に直接装着することが可能である。加えて、機械的端部停止装置を可動刃に装着するためにいかなる追加の構成要素も可動刃に追加する必要はない。
歯形の改変は、可動刃の歯状部分の一端の近くにある一番端の歯、又はさらに言えば端から二番目の歯の位置で、実施されうることが好ましい。
好ましくは、限定するものではないが、少なくとも1つの機械的端部停止装置は、歯状部分の他の歯溝と比較して浅い深さの歯溝によって形成することができる。別例として、任意の他の歯形改変も、機械的端部停止装置を形成するのに適している可能性がある。例えば、歯の厚さ、歯の高さを改変すること、又はさらに言えば2本の歯の間の隙間を縮小することも可能である。
実施形態によれば、剪断機は数個の機械的端部停止装置を具備することができる。
よって、本発明の剪断機において様々な移動動程端を検出すること、かつそれに応じて先行技術の解決策では使用する必要があったであろう追加のセンサを低減することが、可能である。
剪断機が固定された受け刃と共働する可動刃を具備する場合、本発明による剪断機は、数個の、具体的には2個の、前記可動刃のための機械的端部停止装置を具備することができる。この場合、各々の機械的端部停止装置は、可動刃の移動方向において前記可動刃の機械的な動程端限界点を構成することができる。
剪断機が相互に共働する2つの可動刃を具備する場合、本発明による剪断機は、各々の可動刃のために、少なくとも1つの機械的端部停止装置を、具体的には2つの機械的端部停止装置を具備することができる。各々の可動刃に関連付けられた各々の機械的端部停止装置は、前記可動刃の移動方向において機械的な動程端限界点を構成することができる。
実施形態によれば、端部停止装置検出手段は、モータにより消費された電流を所定の閾値と比較するように構成されてもよい。
よって、電気モータにより消費された電流の値を、機械的端部停止装置に対する可動刃の当接に対応させて関連付けることが可能である。この電流値を上方へ、又は下方へ調整することも可能である。これにより、特に切断の際に、モータ電流が増加するたびに誤って機械的端部停止装置の検出が行われるのを防止することが可能となる。
有利には、本発明による剪断機は、少なくとも1つの可動刃の少なくとも1つの理論的動程端端部停止装置であって、その位置が、少なくとも1つの機械的端部停止装置、及び
― モータ回転数、又は
― 駆動の持続時間
の関数として定義される、理論的動程端端部停止装置を具備することが可能である。
この場合、端部停止装置検出手段は、少なくとも1つの可動刃の少なくとも1つの移動方向において少なくとも1つの理論的端部停止装置を検出するように構成することができる。
よって、少なくとも1つの可動刃の、機械的動程端とは異なる理論的な移動動程端を定義することが可能である。
従って、機械的動程端の近くに理論的動程端端部停止装置を有することが可能である。これにより、機械的当接を必要とせずに刃の移動動程を制限することが可能となり、その結果として機械的当接に関係する過剰な消耗を制限することが可能となる。さらにこれにより、剪断機の構成要素、特にモータ及び機械的端部停止装置の損耗を制限することが可能となる。
特に、可動刃の所定の移動方向について、少なくとも1つの理論的端部停止装置を、機械的端部停止装置と同じ側に定義することができる。
別例として、又は追加として、可動刃の所定の移動方向について、少なくとも1つの理論的端部停止装置を、機械的端部停止装置とは反対の側に定義することも可能である。よって、機械的端部停止装置とは反対方向における刃の移動を制限するために理論的端部停止装置を有することが可能である。これにより、刃の移動を両方の移動方向において制限することが可能となる。
検出手段は、少なくとも1つの機械的端部停止装置及び少なくとも1つの理論的端部停止装置の両方を検出するように構成された単一の装置一式を具備することができる。
別例として、端部停止装置検出手段は、少なくとも1つの機械的端部停止装置を検出するための第1の装置一式と、少なくとも1つの理論的端部停止装置を検出するための、前記第1の装置一式とは異なる第2の装置一式とを具備することができる。
実施形態によれば、1つ又はすべての理論的端部停止装置の位置が、工場で剪断機に記録されてもよい。
実施形態によれば、本発明による剪断機は、少なくとも1つの理論的端部停止装置の位置を定義するための入力手段を具備することができる。
よって、理論的端部停止装置の位置を定義及び修正すること、かつ従って1つ又はすべての理論的端部停止装置をカスタマイズすることが可能である。例えば、特に刃の損耗を補うために、刃の可能な移動動程を拡大することが可能である。さらに、例えば小さな物を切断する際の剪断機の消耗を最適化するために、刃の移動動程を縮小することも可能である。
実施形態の例によれば、入力手段は、少なくとも1つの理論的端部停止装置の位置を、例えばコンピュータ型の外部機器により送信されて剪断機に格納されたデジタル式命令の形態の、モータ回転数として、又は駆動持続時間としてデジタル的に定義することを可能にする、通信インタフェースを具備することができる。
別例として、又は追加として、理論的端部停止装置入力手段は、少なくとも1つの理論的端部停止装置の位置を定義するための手動入力手段を具備することができる。
この手動入力手段は例えば、理論的端部停止装置の位置の入力を可能にする、ユーザインタフェース又はボタン、特に制御ノブを具備することができる。
実施形態の例によれば、この手動入力手段は、例えばキーパッド、制御ノブなどを含むユーザインタフェースを介して、機械的端部停止装置を始点とした理論的端部停止装置の位置に対応するモータ回転数又は駆動持続時間を入力するために、提供されてもよい。
別例として、又は追加として、手動入力手段は、可動刃の現在位置を理論的端部停止装置の位置として入力するために提供されてもよい。この場合、刃は所望の位置へと移動され、その位置に到達した時点で、例えばセーブボタンを押すことにより、理論的端部停止装置の位置として入力される。
本発明の実施形態によれば、剪断機は、少なくとも1つの可動刃の機械的当接を含む初期化シーケンスを実行するようにプログラムされてもよい。
機械的当接は、刃が機械的端部停止装置の位置に到達するまで移動方向に刃を駆動することで構成される。
これにより、本発明による剪断機の刃の正確な位置決め、及び必要に応じて理論的端部停止装置の位置の正確な検出を、確実に行うことが可能となる。
この初期化シーケンスは例えば、剪断機に動力が供給されるごとに実施されてもよい。別例として、この初期化は、例えば行われた切断の回数又は最後に初期化されてから経過した時間として定義された、規則的な間隔で実施されてもよい。
実施形態によれば、本発明による剪断機は数個の理論的端部停止装置を具備することができる。
よって、本発明による剪断機における様々な理論上の移動動程端を、機械的当接を必要とせずに検出することが可能である。
剪断機が固定された受け刃と共働する可動刃を具備する場合、本発明による剪断機は、数個の、特に2個の、前記可動刃のための理論的端部停止装置を具備することができる。この場合、各々の理論的端部停止装置は、可動刃の移動方向において理論的な動程端限界点を構成することができる。
剪断機が互いに共働する2つの可動刃を具備する場合、本発明による剪断機は、各々の可動刃について少なくとも1つの理論的端部停止装置、特に2つの理論的端部停止装置を具備することができる。各々の可動刃に関連付けられた各々の理論的端部停止装置は、前記可動刃の移動方向において理論的な動程端限界点を構成することができる。
特定の実施形態によれば、本発明による剪断機は、固定された受け刃を伴った可動刃を具備することができる。
この実施形態では、本発明による剪断機は、各々が前記可動刃の移動方向において機械的動程端を定義する、可動刃のための2つの機械的端部停止装置を具備することができる。
よって、追加のセンサを使用することなく、可動刃の2つの移動方向各々において可動刃の移動を機械的に制限することが可能である。従ってこれにより、移動の際の可動刃の位置の狂いを回避することが可能となる。
さらに本実施形態では、本発明による剪断機は、
― 一方の移動方向における、可動刃と第1の機械的端部停止装置との第1の機械的当接、
― 反対の移動方向における、可動刃と第2の機械的端部停止装置との第2の機械的当接、及び
― 装着された刃一式を、前記機械的端部停止装置の間で、モータ回転数の、又は駆動の持続時間の、関数として特定すること
を含む初期化シーケンスを実行するようにプログラムされてもよい。
よって、可動刃は、最初に第1の移動方向、好ましくは該工具の開口方向に駆動されて、第1の機械的端部停止装置のある機械的端部停止装置位置に到達する。その後可動刃は逆方向に駆動されて、他方の機械的端部停止装置のある機械的端部停止装置位置に到達する。
可動刃を一方の機械的端部停止装置位置から他方へと移動させるために必要なモータ回転数又は必要な駆動持続時間についての情報を得ることで、どの種類の刃(又は刃一式)が剪断機に取り付けられているかを特定することが可能である。実際、剪断機に取り付けることが可能な様々な刃一式は、様々な大きさの切断を実行するように、かつ従って様々な大きさに開口するように、設計されている。よって、各々の刃一式は固有の寸法を有して、様々な大きさに刃を開口することが可能となっている。よって、可動刃を一方の機械的端部停止装置から他方へと移動させるために必要なモータ回転数又は必要な駆動持続時間は、各々の刃一式に固有である。
従って、剪断機が、各々の刃一式を、装着された可動刃を一方の機械的端部停止装置から他方へと移動させるために必要なモータ回転数又は必要な駆動持続時間の関数として、同定することが可能である。
各々の刃一式を特定することを可能にする、モータ回転数として、又は駆動持続時間として定義される特性は、工場で剪断機に記録されることが好ましい。
さらにこの実施形態では、剪断機は、各々が前記可動刃の少なくとも一方の移動方向において理論的動程端を定義する、可動刃のための2つの理論的端部停止装置を具備することができる。
よって、単一の可動刃の移動を2つの理論的端部停止装置の間に制限することが可能である。従って、可動刃の両方の移動方向における該可動刃の動程を、機械的当接を必要とせずに制限することが可能である。
この実施形態の変形形態によれば、2つの理論的端部停止装置のうち一方又は各々の位置は、剪断機に装着される刃一式に応じて様々であってよい。各々の刃一式に固有である上記理論的端部停止装置の位置は、例えば工場において、剪断機に記録されることが好ましいかもしれない。
その他の利点及び特性については、全く限定的ではない実施形態についての、及び添付図面についての、詳細な説明を検討すれば明白となろう。
図1a及び1bは、本発明による剪断機の非限定的な実施形態例を示す部分的図表示である。
図2a及び2bは、本発明による剪断機の別の非限定的な実施形態例を示す部分的図表示である。
図3a及び3bは、本発明による剪断機のさらに別の非限定的な実施形態例を示す部分的図表示である。
図4は、本発明による剪断機の別の非限定的な実施形態例を示す部分的図表示である。
図5は、本発明による剪断機の別の非限定的な実施形態例を示す部分的図表示である。
当然ながら、本明細書中以下に記載される実施形態は全く限定的ではない。特に、本明細書中以下に記載された特性の中から、記載された他の特性とは分離して特性が選定され、この特性の選定が技術的な利点を与えるか又は先行技術に対して本発明を差別化するのに十分である場合、この選定された特性のみを具備する本発明の変形形態を想定することができる。この選定は、少なくとも1つの、好ましくは機能的な特性を含み、構造上の詳細は伴わないか、又は構造上の詳細の一部のみを、この部分が単独で技術的な利点を与えるか若しくは先行技術に対して本発明を差別化するのに十分である場合に、伴うものである。
図中、いくつかの図面に共通する構成要素は同じ参照番号を有する。
図1a及び1bは、本発明による剪断機の非限定的な例を示す部分的図表示である。
特に、図1aは携帯型電動剪断機100の先端側部分を示す。図1bは、図1aの囲み線A-Aの内側に含まれる構成要素を拡大して示す。
携帯型電動剪断機100には、該剪断機の本体104の先端部に取り付けられた切削工具102が装着されている。切削工具102は、固定された受け刃108を伴った可動刃106を具備している。
可動刃106は、剪断機の本体104の側に位置する端部に、剪断機の本体104に設置された歯車112と係合した歯状部分110を具備している。電気モータ(図示せず)は、可動刃106を両方の駆動方向すなわち可動刃の開口方向又は閉止方向に順番に駆動するために、歯車112を両方の回転方向に駆動するように提供される。
剪断機100は、可動刃106に提供された機械的端部停止装置114を具備している。この機械的端部停止装置114は、可動刃106の歯状部分110の一方の端に提供されている。
図1a及び1bに示された可動刃106は、機械的端部停止装置114が歯車112と接触している、機械的端部停止装置位置にある。図中の可動刃106の機械的端部停止装置位置は、切削工具の開口方向において前記可動刃106の機械的動程端の位置に相当する。よって、可動刃106が機械的に当接した状態にある時は、機械的端部停止装置114が開口方向への回転を、従って前記機械的端部停止装置114を越えて開口するのを物理的に防止するので、可動刃はそれ以上開口し続けることはできない。
図1bにより詳細に示すように、剪断機100において、機械的端部停止装置114は歯状部分110の歯形を改変することにより形成されている。特に、機械的端部停止装置114は、歯状部分110の他の歯溝118の深さと比較して浅い深さの歯溝116によって形成される。換言すれば、歯溝116は、歯状部分の他の歯溝よりも高い。機械的端部停止装置114を形成する歯溝116とその他の歯溝118との間の高低差120は、両歯溝それぞれの歯底円122及び124によって示される。機械的端部停止装置114を形成する改変歯形は、歯車112の歯面を少なくとも部分的に受承する形状の側面126を具備している。
図示された例では、機械的端部停止装置114を形成するのは歯状部分110の一番端の歯溝である。別例として、歯状部分110の別の歯溝、例えば歯状部分の開口方向において端から二番目の歯溝などが、機械的端部停止装置として使用されてもよい。
剪断機100はさらに機械的端部停止装置検出手段130も具備している。この機械的端部停止装置検出手段130は、モータによって消費された電流iが所定の閾値iより大きくなる瞬間を検出するために、可動刃106を動かすため電気モータにより消費された電流iのモニタリングを担っている。実際に、可動刃106が機械的に当接した状態にある時は、刃がさらに開口することは防止され、その結果モータは刃を開口方向に移動させ続けようとしてより多くの電流を消費する。従って、モータにより消費される電流のこうした増大は、可動刃106が開口方向において機械的に当接した状態にあることを直接的に示す。
図示された例では、機械的端部停止装置検出手段130は、
― 電気モータにより消費される電流iを、リアルタイムで、又は可動刃106の移動速度に対して少なくとも十分に高い頻度で計測する、第1のモジュール132と、
― 第1のモジュール132により計測された電流iの値を閾値iと比較するための第2のモジュール134と、
― その後可動刃106の逆方向への駆動を行うか否かに関わらず、モータによる可動刃106の駆動の中止をもたらすことを可能にする、第3の省略可能なモジュール136と
を具備している。
モジュール132、134及び136の各々は、少なくとも1つのデジタル構成部品又は少なくとも1つのアナログ構成部品で製造されてもよいし、デジタル構成部品及びアナログ構成部品の任意の組み合わせで製造されてもよい。
モジュール132~136は各々独立していてもよい。別例として、モジュール132~136のうち少なくとも2つが統合されてもよい。例えば、モジュール132~136は、例えば電子チップのような、単一の電子部品に一体化されてもよい。
モジュール132~136の各々は、別の機能を提供する剪断機内の既存の回路基板に設置されてもよいし、専用の回路基板に設置されてもよい。
図2a及び2bは、本発明による剪断機の別の非限定的な例を示す部分的図表示である。
図2a及び2bに示された図2a及び2bの剪断機200は、図1a及び1bの剪断機100の構成要素を全て具備している。
加えて、携帯型電動剪断機200は、可動刃106に設けられた、可動刃106の閉止方向における可動刃106のための機械的端部停止装置として作用する機械的端部停止装置202を備えている。
機械的端部停止装置114及び202はそれぞれ、可動刃106の歯状部分110の一方の端に設置される。よって機械的端部停止装置114及び202はそれぞれ、可動刃の移動方向における機械的な動程端限界点を構成する。
図2aでは、可動刃106は切削工具102の開口方向における機械的動程端に位置している。この第1の機械的端部停止装置位置では、機械的端部停止装置114が歯車112に接触している。
図2bでは、可動刃106は切削工具102の閉止方向における機械的動程端に位置している。この第2の機械的端部停止装置位置では、機械的端部停止装置202が歯車112に接触している。
第2の機械的端部停止装置202は、端部停止装置114の構造に類似した構造を有する。具体的には、端部停止装置114と同じように、機械的端部停止装置202は歯状部分110の歯形の改変によって形成される。より詳細には、機械的端部停止装置202は、歯状部分110の他の歯溝118の深さと比較して浅い深さの歯溝によって形成される。
図示された例において、機械的端部停止装置114及び202はそれぞれ、歯状部分110の各々の端部において、歯状部分110の一番端の歯溝によって形成される。別例として、機械的端部停止装置114及び202のうち少なくとも一方が、歯状部分の別の歯溝によって形成されることも可能である。
剪断機200において、剪断機200の機械的端部停止装置検出手段130は、可動刃106の両方の駆動方向における機械的当接を検出するように構成される。実際に、機械的当接の際、可動刃106の移動方向にかかわらず、機械的端部停止装置114、202は、可動刃106が機械的端部停止装置の位置に到達すると可動刃106の移動を阻止し、その結果モータが可動刃を移動させ続けようとしてより多くの電流を消費するようになる。よってこの増大を、機械的端部停止装置検出手段130によって検出することができる。
図3a及び3bは、本発明による剪断機のさらに別の非限定的な実施形態例の部分的図表示である。
図3a及び3bに示された携帯型電動剪断機300は、図2a及び2bに示された剪断機200の構成要素を全て具備している。
剪断機300はさらに、理論的端部停止装置検出手段330も具備している。
実際に、剪断機300には1又は2個の理論的端部停止装置が設けられてよい。図示された例では、剪断機300に2個の理論的端部停止装置が提供されている。
理論的端部停止装置はそれぞれ、可動刃106の少なくとも一方の移動方向において、可動刃106の動程を制限する機能を有する。機械的端部停止装置114又は202とは異なり、理論的端部停止装置は、刃106の回転を物理的には阻止しない。しかしながら、理論的端部停止装置、及び具体的には該理論的端部停止装置の検出により、可動刃が機械的端部停止装置の位置にはなくても、モータによる可動刃106の駆動を停止することが可能となる。
図示された例では、各々の理論的端部停止装置の位置は、1つの機械的端部停止装置114又は202、及びモータが前記機械的端部停止装置の位置から前記理論的端部停止装置の位置へと可動刃106を移動させるのに必要なモータ回転数Tの、関数として定義される。
本例では、例えば機械的端部停止装置114の位置に対する、2つの理論的端部停止装置のモータ回転数TS1及びTS2における位置が、剪断機300にあらかじめ記録される。図3aでは、可動刃106は、切削工具102の開口方向において理論的動程端に、従って理論的端部停止装置の位置にある。この第1の理論的端部停止装置位置は、切削工具102の開口方向に可動刃106が移動する動程において機械的端部停止装置位置114の直前に位置している。図3aに示されるような開口方向における理論的動程端の位置では、切削工具102が、図2aに示されるような開口方向における機械的動程端の位置にあるときよりもわずかに閉じていることに留意されたい。図3bでは、可動刃106は、切削工具102の閉止方向において理論的動程端に、従って理論的端部停止装置の位置にある。この第2の理論的端部停止装置位置は、切削工具202の閉止方向に可動刃106が移動する動程において機械的端部停止装置位置202の手前に位置している。図3bに示されるような閉止方向における理論的動程端の位置では、切削工具102が、図2bに示されるような閉止方向における機械的動程端の位置にあるときよりもわずかに開いていることに留意されたい。
図示された例において、理論的端部停止装置検出手段330は、
― 切削工具102の開口方向における可動刃の機械的端部停止装置位置からの、好ましくは機械的端部停止装置位置114からの、可動刃の現在位置に相当する現在のモータ回転数Tを、保持及び更新するために提供された、可動刃の位置の登録器とも呼ばれる第1のモジュール332(この登録器を維持するために、モータの第1の回転方向は正とされ、逆の回転方向は負とされて、機械的端部停止位置ではT=0とされる。例えば、切削工具の閉止方向に刃を駆動する回転方向が正とされ、その結果Tは可動刃106が閉止するにつれて大きくなり、かつ切削工具の開口方向は負とされ、その結果Tは可動刃106が閉止するにつれて小さくなる)、
― 第1のモジュール332によって保持された登録器内のモータ回転数Tの値を、モータ回転数で表現された理論的端部停止装置の位置TS1及びTS2と比較するための、第2のモジュール334、並びに、
― 回転数Tが、
●TS1に等しい場合(これは、可動刃が理論的端部停止装置、例えば開口方向の理論的端部停止装置に到達したことを意味する)、
●TS2に等しい場合(これは、可動刃が他方の理論的端部停止装置、例えば刃の閉止方向の理論的端部停止装置に到達したことを意味する)
に、可動刃106の逆方向への駆動を追加するか否かに関わらず、モータによる可動刃106の駆動の中止をもたらすことを可能にする、第3のモジュール336
を具備している。
モジュール332、334及び336はそれぞれ、少なくとも1つのデジタル構成部品若しくは少なくとも1つのアナログ構成部品、又はデジタル構成部品及びアナログ構成部品の任意の組み合わせを用いて、生産することが可能である。
モジュール332~336はそれぞれ独立していてもよい。別例として、モジュール332~336のうち少なくとも2つが組み合わされてもよい。例えば、モジュール332~336は、電子チップのような単一の電子部品に統合されてもよい。
モジュール332~336の各々は、他の機能を提供する剪断機内の既存の回路基板に設置されてもよいし、専用の回路基板に設置されてもよい。
図示されていない変形形態によれば、個々の理論的端部停止装置の位置は、単一の機械的端部停止装置、及びモータが前記機械的端部停止装置の位置から前記理論的端部停止装置の位置へと等速で可動刃を移動させるのに必要な駆動の持続時間の、関数として定義される。この変形形態の理論的端部停止装置検出手段の働きは、図3a及び3bに関して上述した理論的端部停止装置検出手段の働きと類似している。
図示されていない別の変形形態によれば、第1及び第2の理論的端部停止装置の位置は、第1及び第2の機械的端部停止装置、並びにモータ回転数の、又は駆動の持続時間の、関数として定義される。この変形形態の理論的端部停止装置検出手段の働きは、2つの異なる刃位置登録器が第1のモジュールにより保持されるという点、及び第2のモジュールが個々の理論的端部停止装置の位置の値を対応する登録器の現在値と比較するという点において、図3a及び3bに関して上述した理論的端部停止装置検出手段の働きとは異なっている。
図4は、本発明による剪断機の別の非限定的な例を示す部分的図表示である。
図4の携帯型電動剪断機400は、1つの機械的端部停止装置402を具備しているという点で、図3a及び3bの剪断機300とは異なっている。
加えて、剪断機300とは異なり、剪断機400の機械的端部停止装置402は、可動刃ではなく剪断機400の本体に形成されている。具体的には、機械的端部停止装置402は、剪断機の本体104から突出している涙滴状物、及び一般的には任意の形状で形成され、剪断機400の前記本体104に固定及び一体化されており、これに対して可動刃106が開口する時に当接する。
図4に示されるような可動刃106は機械的端部停止装置の位置にある。この位置では、機械的端部停止装置402は、刃の回転軸と歯状部分110との間に含まれる刃の一部に接触している。
機械的端部停止装置402とは別に、剪断機400は、剪断機300のように、理論的端部停止装置検出手段330により検出することが可能な2つの理論的端部停止装置を具備している。これらの理論的端部停止装置は、刃106が機械的端部停止装置402と機械的に当接した位置に対する、モータ回転数として定義される。よってこれら2つの理論的端部停止装置により、切削工具102の開口方向及び閉止方向に可動刃406が移動する動程を制限することが可能となる。
図示されていない変形実施形態によれば、剪断機400は、切削工具102の閉止方向における可動刃106の理論的移動限界点を形成するように、機械的端部停止装置402に関して定義された単一の理論的端部停止装置を具備することができる。
図示されていない別の変形形態によれば、機械的端部停止装置402は、切削工具102の閉止方向における可動刃106の移動を物理的に制限するように設置されることも可能である。
図5は、本発明による剪断機の別の非限定的な例を示す部分的図表示である。
図5の携帯型電動剪断機500は、図4の剪断機400の構成要素をすべて具備している。
剪断機500はさらに、第2の機械的端部停止装置502を具備している。
図示された例では、かつ限定するものではないが、第2の機械的端部停止装置502は、本体104から突出する涙滴状物の形態である。
この機械的端部停止装置502は、切削工具102の閉止方向における可動刃106の移動を物理的に制限する。
図5に示されるような可動刃106は、端部停止装置502によって機械的端部停止装置の位置にある。
図5に示されるような剪断機500は2つの理論的端部停止装置を具備している。
図示されていない代替形態によれば、剪断機500は単一の理論的端部停止装置を具備していてもよい。
図示されていない他の変形形態によれば、図3a~3b、4及び5の剪断機300、400及び500が理論的端部停止装置を備えていないということも可能である。
当然ながら、本発明は上記に詳述された例に限定されない。

Claims (14)

  1. ― 少なくとも1つの可動刃(106)と、
    ― 前記少なくとも1つの可動刃(106)を駆動するための電気モータと、
    ― 少なくとも1つの移動方向における前記可動刃(106)の少なくとも1つの機械的動程端端部停止装置(114;202;402;502)と
    を具備し、
    前記少なくとも1つの移動方向における端部停止装置検出手段を、前記電気モータにより消費される電流の関数としてさらに具備することを特徴とする、携帯型電動剪断機(100;200;300;400;500)。
  2. 少なくとも1つの機械的端部停止装置(114;202)は前記少なくとも1つの可動刃(106)に提供されることを特徴とする、請求項1に記載の剪断機(100;200;300)。
  3. 前記少なくとも1つの可動刃(106)は歯車(112)と係合する歯状部分(110)を具備し、少なくとも1つの機械的端部停止装置(114;202)は、前記歯状部分(112)の端部のうち少なくとも一方における歯形の改変によって形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の剪断機(100;200;300)。
  4. 剪断機が数個の機械的端部停止装置(114、202;402、502)を具備することを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載の剪断機(200;300;500)。
  5. 端部停止装置検出手段(130)はモータにより消費された電流を所定の閾値と比較するように構成されていることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の剪断機(100;200;300;400;500)。
  6. 少なくとも1つの可動刃(106)の少なくとも1つの理論的動程端端部停止装置であって、その位置が、少なくとも1つの機械的端部停止装置、及び
    ― モータ回転数、又は
    ― 駆動の持続時間
    の関数として定義される、理論的動程端端部停止装置を具備し、
    端部停止装置検出手段(330)はさらに、少なくとも1つの可動刃(106)の少なくとも1つの移動方向において少なくとも1つの理論的端部停止装置を検出するように構成されていること
    を特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の剪断機(300;400;500)。
  7. 少なくとも1つの理論的端部停止装置の位置を定義するための入力手段を具備することを特徴とする、請求項6に記載の剪断機(300;400;500)。
  8. 少なくとも1つの理論的端部停止装置の位置を定義するための手動入力手段を具備することを特徴とする、請求項6又は7に記載の剪断機(300;400;500)。
  9. 少なくとも1つの可動刃(106)の機械的当接を含む初期化シーケンスを実行するようにプログラムされることを特徴とする、請求項1~8のいずれか1項に記載の剪断機(300;400;500)。
  10. 剪断機が数個の理論的端部停止装置を具備することを特徴とする、請求項6及び請求項1~9のいずれか1項に記載の剪断機(300;400;500)。
  11. 固定された受け刃(108)を伴った可動刃(106)を具備することを特徴とする、請求項1~10のいずれか1項に記載の剪断機(100;200;300;400;500)。
  12. 各々が前記可動刃(106)の移動方向において機械的動程端を定義する、可動刃(106)のための2つの機械的端部停止装置(114、202;402、502)を具備することを特徴とする、請求項1~11のいずれか1項に記載の剪断機(200;300;500)。
  13. 初期化シーケンスは、
    ― 一方の移動方向における、可動刃(106)と第1の機械的端部停止装置(114、202;402、502)との第1の機械的当接、
    ― 反対の移動方向における、可動刃(106)と第2の機械的端部停止装置(114、202;402、502)との第2の機械的当接、及び
    ― 装着された刃一式を、前記機械的端部停止装置の間で、モータ回転数の、又は駆動の持続時間の、関数として特定すること
    を含むことを特徴とする、請求項9及び12のいずれか1項に記載の剪断機(200;300;500)。
  14. 各々が前記可動刃(106)の少なくとも一方の移動方向における理論的動程端を定義する、可動刃のための2つの理論的端部停止装置を具備することを特徴とする、請求項6及び請求項11~13のいずれか1項に記載の剪断機(200;300;500)。
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