JP2023516108A - アイトラッキングを用いたなりすまし防止のための方法、システム、および媒体 - Google Patents

アイトラッキングを用いたなりすまし防止のための方法、システム、および媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2023516108A
JP2023516108A JP2022536887A JP2022536887A JP2023516108A JP 2023516108 A JP2023516108 A JP 2023516108A JP 2022536887 A JP2022536887 A JP 2022536887A JP 2022536887 A JP2022536887 A JP 2022536887A JP 2023516108 A JP2023516108 A JP 2023516108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gaze
user
icon
authentication
registered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2022536887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7434565B2 (ja
JPWO2021126825A5 (ja
Inventor
エルブイ,フェンジュン
ゴーヤル,ドゥシャント
ワン,ヤン
Original Assignee
エレメント インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エレメント インク. filed Critical エレメント インク.
Publication of JP2023516108A publication Critical patent/JP2023516108A/ja
Publication of JPWO2021126825A5 publication Critical patent/JPWO2021126825A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7434565B2 publication Critical patent/JP7434565B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/32User authentication using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voiceprints
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/011Arrangements for interaction with the human body, e.g. for user immersion in virtual reality
    • G06F3/013Eye tracking input arrangements
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
    • G06F3/04817Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance using icons
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/18Eye characteristics, e.g. of the iris
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/40Spoof detection, e.g. liveness detection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2221/00Indexing scheme relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/21Indexing scheme relating to G06F21/00 and subgroups addressing additional information or applications relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F2221/2133Verifying human interaction, e.g., Captcha

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

ここに提供されるのは、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介してユーザの視線プロファイルを登録するためのコンピュータ実装方法、コンピュータ実装システム、ならびに非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体である。また、ここに提供されるのは、モバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するためのコンピュータ実装方法、コンピュータ実装システム、および非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体である。【選択図】図2

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年12月16日に出願された米国仮出願第62/948,699号の利益を主張するものであり、これによりこの米国仮出願をそのまま参照により本明細書に援用する。
多くの物理的な場所および文書データベースが、これらに権限なくアクセスすることを防止するセキュリティ対策を採用している。このような場所としては、例えば、学校、大学、研究所、民間企業、官庁、または軍事施設を含み得る。このような文書としては、財務文書、医療文書、軍事文書、または任意の他の機密文書を含み得る。場合により、場所またはデータにアクセスする権限を有する人々を識別することは、それらの人々の外見に基づいて個人を識別することを含む。
外見識別は、例えば、警備員が、権限が付与された者を認めることによっておよび/または権限が付与された者の外見をその写真付き身分証明書で確認することによって人手を介して行うことができる。これらの場合、権限が付与される個人の数は、警備員の記憶力および/またはこのような写真付き身分証明書の複製および偽造の容易さに左右されることがある。
あるいは、三次元(3D)スキャンなどのバイオメトリックデータ取得方法を使用して、権限が付与されたユーザのデータベースと個人の外見を比較し得るが、このようなテクノロジーは、多くの用途にとって法外に高価で時間がかかる場合がある。
写真付き身分証明書と3Dスキャニングの妥協案として、生体検知またはなりすまし防止システムを採用して、アクセスを要請している個人を撮影し、保存されている権限保持者の写真とこの個人の写真が一致するか否かを判定し、さらに、この捕捉された写真が生きた人間の写真を表しているか否かを判定すること、またはこの個人がシステムに対して「なりすまし」を行おうとしているか否かを判定することができる。
セキュリティシステムに対して「なりすまし」を行うとは、一般に、偽のデータを提出することによって権限が付与されたユーザを装う手段と定義される。この場合、生体検知の方法を採用して、顔の構造などのバイオメトリックモダリティを測定し、三次元の生きたユーザの物理的存在を二次元の写真画像と見分けることができる。
本明細書で提供する一態様は、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するコンピュータ実装方法であって、前記ユーザの登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを受け取ることであって、該登録視線画像が登録表示箇所と関連付けられている、受け取ることことと、認証視線アイコンを表示することであって、該認証視線アイコンがモバイルフォンの前記画面上の認証表示箇所に表示される、表示することと、前記ユーザの視線が前記認証視線アイコンの表示中に前記認証視線アイコンの前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定することと、前記ユーザの認証視線画像を捕捉することであって、該認証視線画像が前記認証視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、前記認証視線画像が、該認証視線画像の前記認証表示箇所と同等の前記登録表示箇所と関連付けられた前記登録視線画像との認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定することとを含む方法である。
一部の実施形態において、前記認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンの前記認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンは前記ユーザに知られていない。一部の実施形態において、前記ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定される。一部の実施形態において、前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅にある。一部の実施形態において、前記方法は、前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示することであって、該ライブビデオフィードが前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、表示することをさらに含む。一部の実施形態において、前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む。一部の実施形態において、前記ユーザの視線プロファイルは、登録視線アイコンを表示することであって、該登録視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の異なる登録表示箇所に表示される、表示することと、前記ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、前記ユーザの前記登録視線画像を捕捉することであって、該登録視線画像が前記登録視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、前記登録視線アイコンの表示中に前記ユーザの捕捉された前記登録視線画像を含む前記ユーザの視線のプロファイルを作成することであって、各捕捉された登録視線画像が前記登録視線アイコンの前記登録表示箇所と関連付けられる、作成することとによって登録される。一部の実施形態において、前記登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の登録視線アイコンの前記登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅である。一部の実施形態において、前記方法は、前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示することであって、該ライブビデオフィードが前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、表示することをさらに含む。一部の実施形態において、前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む。一部の実施形態において、前記登録視線画像における登録視線画像の数が、一連の前記認証視線画像における認証視線画像の数よりも多い。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方が、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、前記アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記アイコン表示期間における残り時間または前記アイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む。一部の実施形態において、前記インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、前記認証視線アイコンの大きさ、前記認証視線アイコンの色、またはそれらの任意の組み合わせを含む。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記モバイルフォンに対して静的である。一部の実施形態において、前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である。一部の実施形態において、前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に少なくとも一つの登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けることをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの視線プロファイルを作成する前に前記ユーザによる登録確認を要請することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記登録視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に少なくとも一つの認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けることをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザに前記リソースへのアクセスを認める前に前記ユーザによる認証確認を要請することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記認証視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知することをさらに含む。一部の実施形態において、前記方法は、前記ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定することをさらに含む。
本明細書で提供する別の態様は、デジタル処理デバイスを含むコンピュータ実装システムであって、前記デジタル処理デバイスが、少なくとも一つのプロセッサと、実行可能な命令を実行するように構成されたオペレーティングシステムと、メモリと、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するためのアプリケーションを作成するための前記デジタル処理デバイスによって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムとを含み、前記アプリケーションが、前記ユーザの登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを受け取るモジュールであって、各登録視線画像が登録表示箇所と関連付けられている、モジュールと、認証視線アイコンを表示するモジュールであって、該認証視線アイコンがモバイルフォンの前記画面上の異なる認証表示箇所に表示される、モジュールと、前記ユーザの視線が各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定するモジュールと、前記ユーザの認証視線画像を捕捉するモジュールであって、該認証視線画像が前記認証視線アイコンの表示中に捕捉される、モジュールと、前記認証視線画像が、該認証視線画像の前記認証表示箇所と同等の前記登録表示箇所と関連付けられた前記登録視線画像の一つとの認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定するモジュールとを含む、システムである。
一部の実施形態において、前記認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンの前記認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンは前記ユーザに知られていない。一部の実施形態において、前記ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定される。一部の実施形態において、前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅にある。一部の実施形態において、前記システムは、前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記ユーザの視線プロファイルは、登録視線アイコンを表示することであって、該登録視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の異なる登録表示箇所に表示される、表示することと、前記ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、前記ユーザの前記登録視線画像を捕捉することであって、該登録視線画像が前記登録視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、前記登録視線アイコンの表示中に前記ユーザの捕捉された前記登録視線画像を含む前記ユーザの視線プロファイルを作成することであって、各捕捉された登録視線画像が前記登録視線アイコンの前記登録表示箇所と関連付けられる、作成することとによって登録される。一部の実施形態において、前記登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の登録視線アイコンの前記登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅である。一部の実施形態において、前記システムは、前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記登録視線画像における登録視線画像の数が、一連の前記認証視線画像における認証視線画像の数よりも多い。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方が、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、前記アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記アイコン表示期間における残り時間または前記アイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む。一部の実施形態において、前記インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、前記認証視線アイコンの大きさ、前記認証視線アイコンの色、またはそれらの任意の組み合わせを含む。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記モバイルフォンに対して静的である。一部の実施形態において、前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である。一部の実施形態において、前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に少なくとも一つの登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザ視線のプロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの視線プロファイルを作成する前に前記ユーザによる登録確認を要請するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記登録視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が、通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に少なくとも一つの認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザに前記リソースへのアクセスを認める前に前記ユーザによる認証確認を要請するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記認証視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記システムは、前記ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定するモジュールをさらに含む。
本明細書で提供する別の態様は、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するためのアプリケーションを作成するためのプロセッサによって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムで符号化された非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記アプリケーションが、前記ユーザの登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを受け取るモジュールであって、各登録視線画像が登録表示箇所と関連付けられている、モジュールと、認証視線アイコンを表示するモジュールであって、該認証視線アイコンがモバイルフォンの前記画面上の異なる認証表示箇所に表示される、モジュールと、前記ユーザの視線が各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定するモジュールと、前記ユーザの認証視線画像を捕捉するモジュールであって、前記認証視線画像が前記認証視線アイコンの表示中に捕捉される、モジュールと、前記認証視線画像が、該認証視線画像の前記認証表示箇所と同等の前記登録表示箇所と関連付けられた前記登録視線画像の一つとの認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定するモジュールとを含む、非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体である。
一部の実施形態において、前記認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンの前記認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の認証視線アイコンは前記ユーザに知られていない。一部の実施形態において、前記ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定される。一部の実施形態において、前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅にある。一部の実施形態において、前記媒体は、前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記ユーザの視線プロファイルは、登録視線アイコンを表示することであって、該登録視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の異なる登録表示箇所に表示される、表示することと、前記ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、前記ユーザの前記登録視線画像を捕捉することであって、該登録視線画像が前記登録視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、前記登録視線アイコンの表示中に前記ユーザの捕捉された前記登録視線画像を含む前記ユーザの視線プロファイルを作成することであって、各捕捉された登録視線画像が前記登録視線アイコンの前記登録表示箇所と関連付けられる、作成することとによって登録される。一部の実施形態において、前記登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、前記連続する二つ以上の登録視線アイコンの前記登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅である。一部の実施形態において、前記媒体は、前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記登録視線画像における登録視線画像の数が、一連の前記認証視線画像における認証視線画像の数よりも多い。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、前記アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記アイコン表示期間における残り時間または前記アイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む。一部の実施形態において、前記インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、前記認証視線アイコンの大きさ、前記認証視線アイコンの色、またはそれらの任意の組み合わせを含む。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記モバイルフォンに対して静的である。一部の実施形態において、前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である。一部の実施形態において、前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に少なくとも一つの登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの視線プロファイルを作成する前に前記ユーザによる登録確認を要請するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記登録視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に少なくとも一つの認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザに前記リソースへのアクセスを認める前に前記ユーザによる認証確認を要請するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記認証視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、前記媒体は、前記ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定するモジュールをさらに含む。
本開示の新規の特徴を、添付の特許請求項に具体的に記述する。本開示の特徴および利点については、本開示の原理が利用された、例示的実施形態を記述する下記の詳細な説明と、次の添付の図面とを参照することによって、より深い理解が得られる。
本明細書における一実施形態に従って、ライブビデオフィードの非限定的な説明図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、登録視線アイコンの非限定的な説明図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、認証視線アイコンの非限定的な説明図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ライブビデオフィードの非限定的な画像を示す。 本明細書における一実施形態に従って、視線アイコンの非限定的な画像を示す。 本明細書における一実施形態に従って、通知の非限定的な画像を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ユーザ視線プロファイルを作成するためのインターフェースの非限定的な一例を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ユーザ視線プロファイルにアクセスするためのインターフェースの非限定的な一例を示す。 本明細書における一実施形態に従って、複数のユーザ視線プロファイルにアクセスするためのインターフェースの非限定的な一例を示す。 本明細書における一実施形態に従って、なりすまし防止方法を選択するためのインターフェースの非限定的な一例を示す。 本明細書における一実施形態に従って、コンピューティングデバイス、この場合は、一つまたは複数のプロセッサと、メモリと、ストレージと、ネットワークインターフェースとを備えるデバイスの非限定的な一例を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ウェブ/モバイルアプリケーション提供システム、この場合は、ブラウザベースおよび/またはネイティブモバイルのユーザインターフェースを提供するシステムの非限定的な一例を示す。 本明細書における一実施形態に従って、クラウドベースのウェブ/モバイルアプリケーション提供システム、この場合は、エラスティックに負荷分散された(elastically load balanced)、オートスケーリングのウェブサーバリソースおよびアプリケーションサーバリソースならびに同期的に複製されたデータベースを含むシステムの非限定的な一例を示す。 人間の眼の部位の例示的な概略図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ユーザのモバイルデバイス上の左上位置に表示された登録視線アイコンまたは認証視線アイコンを凝視している人間の眼の例示的な概略図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ユーザのモバイルデバイス上の右上位置に表示された登録視線アイコンまたは認証視線アイコンを凝視している人間の眼の例示的な概略図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ユーザのモバイルデバイス上の左下位置に表示された登録視線アイコンまたは認証視線アイコンを凝視している人間の眼の例示的な概略図を示す。 本明細書における一実施形態に従って、ユーザのモバイルデバイス上の右下位置に表示された登録視線アイコンまたは認証視線アイコンを凝視している人間の眼の例示的な概略図を示す。
なりすまし試行を判定
本明細書で提供するのは、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するコンピュータ実装方法である。また、本明細書で提供するのは、デジタル処理デバイスを含むコンピュータ実装システムであって、このデジタル処理デバイスが、少なくとも一つのプロセッサと、実行可能な命令を実行するように構成されたオペレーティングシステムと、メモリと、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するアプリケーションを作成するためのデジタル処理デバイスによって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムとを含む、システムである。さらに、本明細書で提供するのは、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するアプリケーションを作成するためのプロセッサによって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムで符号化された、非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体である。
一部の実施形態において、上記の方法は、ユーザ視線プロファイルを受け取ることと、認証視線アイコンを表示することと、ユーザの視線が認証視線アイコンの表示中に認証視線アイコンの認証表示箇所の方へ向けられていると判定することと、ユーザの認証視線画像を捕捉することと、認証視線画像がこの認証視線画像の認証表示箇所と同等の登録表示箇所と関連付けられた登録視線画像との認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定することとを含む。一部の実施形態において、上記の方法は、モバイルデバイスの画面上にライブビデオフィードを表示することであって、このライブビデオフィードが前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、表示することをさらに含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、上記の方法は、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む。
一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、ユーザ視線プロファイルを受け取るモジュールと、認証視線アイコンを表示するモジュールと、ユーザの視線が認証視線アイコンの表示中に認証視線アイコンの認証表示箇所の方へ向けられていると判定するモジュールと、ユーザの認証視線画像を捕捉するモジュールと、認証視線画像がこの認証視線画像の認証表示箇所と同等の登録表示箇所と関連付けられた登録視線画像との認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定するモジュールとを含む。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、モバイルデバイスの画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、このライブビデオフィードが前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。
一部の実施形態において、認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコンは所定の連続ではない。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコンはユーザに知られていない。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコンはパスワードを表さない。一部の実施形態において、ユーザは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを記憶するように促されない。一部の実施形態において、認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む。
一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの各々は、表示期間にわたってモバイルデバイスの画面上に表示される。一部の実施形態において、二つ以上の認証視線アイコンは、同等の表示期間にわたってモバイルデバイスの画面上に表示される。一部の実施形態において、二つ以上の認証視線アイコンは、異なる表示期間にわたってモバイルデバイスの画面上に表示される。一部の実施形態において、異なる表示期間はランダムに選ばれる。一部の実施形態において、異なる表示期間はユーザに知られていない。一部の実施形態において、表示期間は、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約2秒、約3秒、約4秒、約5秒、約6秒、約7秒、約8秒、約9秒、約10秒、またはそれ以上であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの大きさ、形状、回転、またはそれらの任意の組み合わせはランダムである。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの大きさ、形状、回転、またはそれらの任意の組み合わせは、ユーザに知られていない。
一部の実施形態において、認証視線画像は、認証視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、連続する認証視線画像の各々は、連続する認証視線アイコンのうち一つの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、認証視線アイコンは単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンにおける認証視線アイコンの各々は、第一の期間にわたる第一の単一の視線アイコンおよび第一の期間後の期間にわたる第二の単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの各々は、二つ以上の個別かつ同時の視線アイコンの表示を含まない。一部の実施形態において、認証視線アイコンは、モバイルフォンに対して静的である。一部の実施形態において、認証視線アイコンは、モバイルフォンに対して動的であり、認証表示箇所は、それぞれの認証視線画像が捕捉されるときの認証視線アイコンの箇所である。一部の実施形態において、認証視線アイコンは、モバイルフォンに対して動的ではない。
一部の実施形態において、視線画像は、認証視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、連続する認証視線画像が、連続する認証視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の一つのみが、認証視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上が、認証視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、モバイルデバイスはユーザのビデオを捕捉し、このビデオは一連の認証視線画像を含む。一部の実施形態において、モバイルデバイスはユーザのビデオを捕捉し、一連の認証視線画像はこのビデオから選択および/または除去される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像は個々に捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像は、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上の画像を含む。一部の実施形態において、ユーザの一連の認証視線画像における各視線画像は、一つの視線アイコンの表示中にのみ捕捉された単一の画像を含む。一部の実施形態において、ユーザの一連の認証視線画像における各視線画像は、一つの視線アイコンの表示中にのみ捕捉された二つ以上の画像を含む。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルは、ユーザの登録視線画像を含む。一部の実施形態において、一連の視線画像における視線画像の数を減らすことにより、ユーザ視線プロファイルの大きさ、およびユーザ視線プロファイルの保存に必要なメモリ量が軽減する。
一部の実施形態において、上記の方法は、一つの認証視線画像の捕捉と後続の認証視線画像の捕捉との間に遅延期間を採用する。一部の実施形態において、遅延期間は、逐次的に表示される認証アイコン間の遷移中に生じる。一部の実施形態において、一つまたは複数の認証視線画像は、連続する認証視線アイコンの一つの表示の全期間を通して捕捉される。一部の実施形態において、一つまたは複数の認証視線画像は、連続する認証視線アイコンの一つの表示の期間の最大でも一部の間に捕捉される。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの一つが表示される少なくとも部分時間中は、認証視線画像が捕捉されることはない。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの一つが表示される少なくとも初期部分時間中は、認証視線画像が捕捉されることはない。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの一つが表示される少なくとも終期部分時間中は、認証視線画像が捕捉されることはない。一部の実施形態において、認証視線画像は、連続する認証視線アイコンの一つが表示される少なくとも部分時間中には捕捉されない。一部の実施形態において、認証視線画像は、連続する認証視線アイコンの一つが表示される少なくとも初期部分時間中には捕捉されない。一部の実施形態において、認証視線画像は、連続する認証視線アイコンの一つが表示される少なくとも終期部分時間中には捕捉されない。
一部の実施形態において、認証視線画像は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されて捕捉される。一部の実施形態において、認証視線画像は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の各々は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されて捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の少なくとも一部は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されて捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の各々は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の少なくとも一部は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉される。一部の実施形態において、一連の認証視線画像の少なくとも一部がモバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉されることにより、急激かつ/または衝撃的な影響を取り除くことまたは軽減することによってユーザエクスペリエンスが向上する。
一部の実施形態において、認証視線アイコンは、モバイルフォンの画面上の認証表示箇所に表示される。一部の実施形態において、連続する認証視線アイコンの各々は、モバイルフォンの画面上の異なる認証表示箇所に表示される。一部の実施形態において、認証視線画像は認証表示箇所と関連付けられる。一部の実施形態において、一つの認証視線アイコンの認証表示箇所は、別の認証視線アイコンの認証表示箇所に対してランダムである。一部の実施形態において、連続する認証表示箇所はユーザに知られていない。
一部の実施形態において、認証視線アイコンは、モバイルデバイスの画面の隅、縁、または中央のすぐ近くに位置する。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの認証視線アイコンの位置は、モバイルデバイスの画面の右縁または左縁からモバイルデバイスの画面の幅の約5%、約10%、約15%、約20%、または約25%の範囲内、またはそれらの中の増分の範囲内である。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの認証視線アイコンの位置は、モバイルデバイスの画面の上縁または下縁からモバイルデバイスの画面の長さの約5%、約10%、約15%、約20%、または約25%の範囲内、またはそれらの中の増分の範囲内である。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの認証視線アイコンの位置により、ユーザの視線が認証表示箇所の方へ向けられているという判定の正確度、精度、再現性、またはそれらの任意の組み合わせが向上する。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの認証視線アイコンの位置により、ユーザの眼の移動距離が最大になる。一部の実施形態において、このような最大の移動により、異なるカメラのハードウェア/解像度、異なる画面のサイズ/解像度、またはその両方によるユーザ視線判定の正確度、精度、および再現性が向上する。
一部の実施形態において、各認証表示箇所は、たった一つの画然とした箇所を含む。一部の実施形態において、各認証表示箇所は、二つ以上の画然とした箇所を含む。一部の実施形態において、認証表示箇所は認証表示路を含む。
一部の実施形態において、ユーザの視線が認証表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの眼の位置に基づく。一部の実施形態において、ユーザの視線が認証表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの眼の経路に基づく。一部の実施形態において、ユーザの視線が認証表示箇所の方へ向けられているという判定は、モバイルデバイスに対するユーザの眼の位置にのみ基づく。一部の実施形態において、ユーザの視線が認証表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの頭とモバイルデバイスとの間の相対的な位置および/または向きに基づかない。一部の実施形態において、ユーザの視線が認証表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの眼とモバイルデバイスとの間の相対的な位置および/または向きにのみ基づく。
一部の実施形態において、ライブビデオフィードは、前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされない。一部の実施形態において、上記の方法は、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、本明細書における方法および/またはアプリケーションは、ライブビデオフィードを捕捉することおよび/または表示することを含まない。
一部の実施形態において、上記の方法は、ユーザのバイオメトリック認証パラメータを捕捉することをさらに含む。一部の実施形態において、上記の方法は、バイオメトリック認証パラメータをユーザ視線プロファイルにおけるバイオメトリック登録パラメータと比較することをさらに含む。一部の実施形態において、上記の方法は、バイオメトリック認証パラメータとバイオメトリック登録パラメータが設定値だけ異なる場合、なりすまし事象が発生していると判定することをさらに含む。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、ユーザのバイオメトリック認証パラメータを捕捉するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、バイオメトリック認証パラメータをユーザ視線プロファイルにおけるバイオメトリック登録パラメータと比較するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、バイオメトリック認証パラメータとバイオメトリック登録パラメータが設定値だけ異なる場合、なりすまし事象が発生していると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、ユーザのバイオメトリック認証パラメータは、認証視線アイコンの表示中、認証視線画像の捕捉中、またはその両方の間に捕捉される。一部の実施形態において、バイオメトリック認証パラメータが捕捉される、連続する認証視線アイコンの特定の認証視線アイコンはランダムである。一部の実施形態において、バイオメトリック認証パラメータが捕捉される、連続する認証視線画像の特定の認証視線画像はランダムである。一部の実施形態において、上記の方法は、捕捉されたバイオメトリック認証パラメータに基づきユーザが人間であると判定することをさらに含む。
一部の実施形態において、バイオメトリック認証パラメータは、顔のランドマーク、すなわち顔の特徴、二つ以上の顔のランドマーク間の距離、顔のランドマークの大きさ、顔のランドマークの形状、幾何学的なバイオメトリック認証パラメータ、測光的なバイオメトリック認証パラメータ、またはそれらの任意の組み合わせを含む。一部の実施形態において、ユーザのバイオメトリック認証パラメータを捕捉すること、バイオメトリック認証パラメータをバイオメトリック登録パラメータと比較すること、またはその両方は、全体的な顔認識モード、特徴に基づく顔認識モード、またはその両方を含む。一部の実施形態において、ユーザのバイオメトリック認証パラメータを捕捉すること、バイオメトリック認証パラメータをバイオメトリック登録パラメータと比較すること、またはその両方は、固有顔、線形判別分析、弾性バンチグラフ、Fisherfaceアルゴリズム、隠れマルコフモデル、多重線形部分空間学習モデル、またはそれらの任意の組み合わせを採用する。
一部の実施形態において、本明細書における方法、システム、および媒体は、ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定する。一部の実施形態において、このような判定により、ユーザの顔の画像で形成された高精細なマスクによるなりすましが防止される。
ユーザ視線プロファイルの登録
一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルは、登録視線アイコンを表示することであって、この登録視線アイコンがモバイルフォンの画面上の登録表示箇所に表示される、表示することと、ユーザの視線が登録視線アイコンの表示中に登録視線アイコンの登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、ユーザの登録視線画像を捕捉することであって、この登録視線画像が登録視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、登録視線アイコンの表示中にユーザの捕捉された登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを作成することであって、捕捉された登録視線画像が登録視線アイコンの登録表示箇所と関連付けられる、作成することとによって登録される。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルは、ユーザの登録視線画像を含む。
一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルは、登録視線アイコンを表示するモジュールであって、この登録視線アイコンがモバイルフォンの画面上の登録表示箇所に表示される、モジュールと、ユーザの視線が登録視線アイコンの表示中に登録視線アイコンの登録表示箇所の方へ向けられていると判定するモジュールと、ユーザの登録視線画像を捕捉するモジュールであって、登録視線画像が登録視線アイコンの表示中に捕捉される、モジュールと、登録視線アイコンの表示中にユーザの捕捉された登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを作成するモジュールであって、捕捉された登録視線画像が登録視線アイコンの登録表示箇所と関連付けられる、モジュールとを含むアプリケーションによって登録される。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルは、ユーザの登録視線画像を含む。
一部の実施形態において、登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコンは所定の連続ではない。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコンはユーザに知られていない。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコンはパスワードを表さない。一部の実施形態において、ユーザは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを記憶するように促されない。一部の実施形態において、登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む。
一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの各々は、表示期間にわたってモバイルデバイスの画面上に表示される。一部の実施形態において、二つ以上の登録視線アイコンが、同等の表示期間にわたってモバイルデバイスの画面上に表示される。一部の実施形態において、二つ以上の登録視線アイコンが、異なる表示期間にわたってモバイルデバイスの画面上に表示される。一部の実施形態において、異なる表示期間はランダムに選ばれる。一部の実施形態において、異なる表示期間はユーザに知られていない。一部の実施形態において、表示期間は、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約2秒、約3秒、約4秒、約5秒、約6秒、約7秒、約8秒、約9秒、約10秒、またはそれ以上であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの大きさ、形状、回転、またはそれらの任意の組み合わせはランダムである。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの大きさ、形状、回転、またはそれらの任意の組み合わせは、ユーザに知られていない。
一部の実施形態において、登録視線画像は、登録視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、連続する登録視線画像の各々は、連続する登録視線アイコンの一つの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、登録視線アイコンは単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンにおける登録視線アイコンの各々は、第一の期間にわたる第一の単一の視線アイコンおよび第一の期間後の期間にわたる第二の単一の視線アイコンの表示を含む。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの各々は、二つ以上の個別かつ同時の視線アイコンの表示を含まない。一部の実施形態において、登録視線アイコンは、モバイルフォンに対して静的である。一部の実施形態において、登録視線アイコンは、モバイルフォンに対して動的であり、登録表示箇所は、それぞれの登録視線画像が捕捉されるときの登録視線アイコンの箇所である。一部の実施形態において、登録視線アイコンは、モバイルフォンに対して動的ではない。
一部の実施形態において、視線画像は、登録視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、連続する登録視線画像が、連続する登録視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の一つのみが、登録視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上が、登録視線アイコンの表示中に捕捉される。一部の実施形態において、モバイルデバイスはユーザのビデオを捕捉し、このビデオは一連の登録視線画像を含む。一部の実施形態において、モバイルデバイスはユーザのビデオを捕捉し、一連の登録視線画像はこのビデオから選択かつ/または除去される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像は個々に捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像は、1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上の画像を含む。一部の実施形態において、ユーザの一連の登録視線画像における各視線画像は、一つの視線アイコンの表示中にのみ捕捉された単一の画像を含む。一部の実施形態において、ユーザの一連の登録視線画像における各視線画像は、一つの視線アイコンの表示中にのみ捕捉された二つ以上の画像を含む。一部の実施形態において、一連の視線画像における視線画像の数を減らすことにより、ユーザ視線プロファイルの大きさおよびユーザ視線プロファイルの保存に必要なメモリ量が軽減する。
一部の実施形態において、上記の方法は、一つの登録視線画像の捕捉と後続の登録視線画像の捕捉との間に遅延時間を採用する。一部の実施形態において、遅延期間は、逐次的に表示される登録アイコン間の遷移中に生じる。一部の実施形態において、一つまたは複数の登録視線画像は、連続する登録視線アイコンの一つの表示の全期間を通して捕捉される。一部の実施形態において、一つまたは複数の登録視線画像は、連続する登録視線アイコンの一つの表示の期間の最大でも一部の間に捕捉される。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの一つが表示される期間の少なくとも部分時間中は、登録視線画像が捕捉されることはない。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの一つが表示される少なくとも初期部分時間中は、登録視線画像が捕捉されることはない。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの一つが表示される少なくとも終期部分時間中は、登録視線画像が捕捉されることはない。一部の実施形態において、登録視線画像は、連続する登録視線アイコンの一つが表示される少なくとも部分時間中には捕捉されない。一部の実施形態において、登録視線画像は、連続する登録視線アイコンの一つが表示される少なくとも初期部分時間中には捕捉されない。一部の実施形態において、登録視線画像は、連続する登録視線アイコンの一つが表示される少なくとも終期部分時間中には捕捉されない。
一部の実施形態において、登録視線画像は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されて捕捉される。一部の実施形態において、登録視線画像は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の各々は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されて捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の少なくとも一部は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されて捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の各々は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の少なくとも一部は、モバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉される。一部の実施形態において、一連の登録視線画像の少なくとも一部がモバイルデバイスからフラッシュおよび/または光が放射されずに捕捉されることにより、急激かつ/または衝撃的な影響を取り除くことまたは軽減することによってユーザエクスペリエンスが向上する。
一部の実施形態において、登録視線アイコンは、モバイルフォンの画面上の登録表示箇所に表示される。一部の実施形態において、連続する登録視線アイコンの各々は、モバイルフォンの画面上の異なる登録表示箇所に表示される。一部の実施形態において、登録視線画像は登録表示箇所と関連付けられる。一部の実施形態において、一つの登録視線アイコンの登録表示箇所は、別の登録視線アイコンの登録表示箇所に対してランダムである。一部の実施形態において、連続する登録表示箇所はユーザに知られていない。
一部の実施形態において、登録視線アイコンは、モバイルデバイスの画面の隅、縁、または中央のすぐ近くに位置する。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの登録視線アイコンの位置は、モバイルデバイスの画面の右縁または左縁からモバイルデバイスの画面の幅の約5%、約10%、約15%、約20%、または約25%の範囲内、またはそれらの中の増分の範囲内である。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの登録視線アイコンの位置は、モバイルデバイスの画面の上縁または下縁からモバイルデバイスの画面の長さの約5%、約10%、約15%、約20%、または約25%の範囲内、またはそれらの中の増分の範囲内である。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの登録視線アイコンの位置により、ユーザの視線が登録表示箇所の方へ向けられているという判定の正確度、精度、再現性、またはそれらの任意の組み合わせが向上する。一部の実施形態において、モバイルデバイスの画面の隅近くの登録視線アイコンの位置により、ユーザの眼の移動距離が最大になる。一部の実施形態において、このような最大の移動により、異なるカメラのハードウェア/解像度、異なる画面の大きさ/解像度、またはその両方によるユーザ視線判定の正確度、精度、および再現性が向上する。
一部の実施形態において、各登録表示箇所は、たった一つの画然とした箇所を含む。一部の実施形態において、各登録表示箇所は、二つ以上の画然とした箇所を含む。一部の実施形態において、登録表示箇所は、登録表示路を含む。
一部の実施形態において、ユーザの視線が登録表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの眼の位置に基づく。一部の実施形態において、ユーザの視線が登録表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの眼の経路に基づく。一部の実施形態において、ユーザの視線が登録表示箇所の方へ向けられているという判定は、モバイルデバイスに対するユーザの眼の位置にのみ基づく。一部の実施形態において、ユーザの視線が登録表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの頭とモバイルデバイスとの間の相対的な位置および/または向きに基づかない。一部の実施形態において、ユーザの視線が登録表示箇所の方へ向けられているという判定は、ユーザの眼とモバイルデバイスとの間の相対的な位置および/または向きにのみ基づく。
一部の実施形態において、ライブビデオフィードは、前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる。一部の実施形態において、ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされない。一部の実施形態において、上記の方法は、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む。一部の実施形態において、上記のアプリケーションは、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む。一部の実施形態において、本明細書における方法および/またはアプリケーションは、ライブビデオフィードを捕捉することおよび/または表示することを含まない。
一部の実施形態において、上記の方法は、ユーザのバイオメトリック登録パラメータを捕捉することをさらに含む。一部の実施形態において、ユーザのバイオメトリック登録パラメータは、登録視線アイコンの表示中、登録視線画像の捕捉中、またはその両方の間に捕捉される。一部の実施形態において、バイオメトリック登録パラメータが捕捉される、連続する登録視線アイコンの特定の登録視線アイコンはランダムである。一部の実施形態において、バイオメトリック登録パラメータが捕捉される、連続する登録視線画像の特定の登録視線画像はランダムである。一部の実施形態において、上記の方法は、捕捉されたバイオメトリック登録パラメータに基づきユーザが人間であると判定することをさらに含む。
一部の実施形態において、バイオメトリック登録パラメータは、顔のランドマーク、すなわち顔の特徴、二つ以上の顔のランドマーク間の距離、顔のランドマークの大きさ、顔のランドマークの形状、幾何学的なバイオメトリック登録パラメータ、測光的なバイオメトリック登録パラメータ、またはそれらの任意の組み合わせを含む。一部の実施形態において、ユーザのバイオメトリック登録パラメータを捕捉することは、全体的な顔認識モード、特徴に基づく顔認識登録モード、またはその両方を含む。一部の実施形態において、ユーザのバイオメトリック登録パラメータを捕捉することは、固有顔、線形判別分析、弾性バンチグラフ、Fisherfaceアルゴリズム、隠れマルコフモデル、多重線形部分空間学習モデル、またはそれらの任意の組み合わせを採用する。
ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられているという判定
図14は、人間の眼の部位の例示的な概略図を示す。図示のように、人間の眼は、角膜1410、瞳孔1420、虹彩1430、水晶体1440、硝子体1450、網膜1460、および黄斑1470を含む。さらに、人間の眼に光が向けられると、角膜反射1411が現れる。
一部の実施形態において、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定することは、ユーザの眼に光を向け、ユーザの眼の画像を捕捉し、ユーザの眼の画像から、ユーザの瞳孔1420の中心から角膜反射1411の中心までの視線ベクトル1510を測定し、視線ベクトル1510に基づいてユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定することを含む。一部の実施形態において、視線ベクトル1510に基づいてユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定することは、モバイルデバイスに対する登録または認証表示箇所が凝視ベクトル1510とは反対方向にあると判定することを含む。一部の実施形態において、光は赤外線である。
図15Aから図15Dは、例示的な視線ベクトル1510を示す。図15Aの通り、ユーザの眼の右下を指す凝視ベクトル1510は、ユーザがモバイルデバイスの左上を見ていることを示す。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの左上に位置している場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられているという判定に至る。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの左上に位置していない場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていないという判定に至る。
図15Bの通り、ユーザの眼の左下を指す視線ベクトル1510は、ユーザがモバイルデバイスの右上を見ていることを示す。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの右上に位置している場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられているという判定に至る。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの右上に位置していない場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていないという判定に至る。
図15Cの通り、ユーザの眼の右上を指す視線ベクトル1510は、ユーザがモバイルデバイスの左下を見ていることを示す。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの左下に位置している場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられているという判定に至る。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの左下に位置していない場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていないという判定に至る。
図15Dの通り、ユーザの眼の左上を指す視線ベクトル1510は、ユーザがモバイルデバイスの右下を見ていることを示す。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの右下に位置している場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられているという判定に至る。登録または認証表示箇所が図示の画像の捕捉中にモバイルデバイスの右下に位置していない場合、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていないという判定に至る。
一部の実施形態において、ユーザの視線は、モバイルデバイスに対するユーザの頭の位置とは無関係に、登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定される。一部の実施形態において、ユーザの視線は、モバイルデバイスに対するユーザの頭部の動きとは無関係に、登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定される。
一部の実施形態において、ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定される。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムを認証視線画像に適用して、ユーザの視線を判定する。一部の実施形態において、認証視線画像は単一の画像である。一部の実施形態において、認証視線画像は複数の画像である。一部の実施形態において、複数の画像はビデオである。一部の実施形態において、ビデオは、静的ポーズのユーザから捕捉される。一部の実施形態において、ビデオは、動的ポーズのユーザから捕捉される。一部の実施形態において、ユーザの視線は、発生順の複数の画像に基づいて機械学習アルゴリズムによって判定される。一部の実施形態において、ユーザの視線は、ランダムな順序の複数の画像に基づいて機械学習アルゴリズムによって判定される。
一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは、人間注釈付きラベルおよび半教師ありラベルを含むがそれらに限定されない一つまたは複数の形式のラベルを採用する。人間注釈付きラベルは、手作りのヒューリスティックによって提供することができる。例えば、手作りのヒューリスティックは、所定の視線箇所を含むことができる。半教師ありラベルは、事前の人間注釈付きラベルおよび事前の半教師ありラベルによってフラグ付けされたプロパティと類似のプロパティを見つけるためのクラスタリング手法を用いて決定することができる。半教師ありラベルは、XGBoost、ニューラルネットワーク、またはその両方を採用することができる。
一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムが、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定される確率を判定する。一部の実施形態において、本明細書における機械学習アルゴリズムは、遠距離教師あり方法(distant supervision method)を採用する。遠距離教師あり学習法により、小さな手作業で注釈がつけられたトレーニングセットによってシード処理された大きなトレーニングセットを作成することができる。遠距離教師あり学習法は、トレーニングセットを「ポジティブな」クラスとして用いるPU学習(positive‐unlabeled learning)を含むことができる。遠距離教師あり学習法は、ロジスティック回帰モデル、リカレントニューラルネットワーク、またはその両方を採用することができる。リカレントニューラルネットワークは、自然言語処理(NLP)機械学習には有利である可能性がある。機械学習アルゴリズムの例としては、サポートベクターマシン(SVM)、単純ベイズ分類、ランダムフォレスト、ニューラルネットワーク、ディープラーニング、または分類および回帰のための他の教師あり学習アルゴリズムまたは教師なし学習アルゴリズムを含むことができる。
機械学習アルゴリズムは、一つまたは複数のトレーニングデータセットを用いて訓練することができる。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは、ユーザ毎に単一のトレーニング視線画像を用いて訓練される。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは、ユーザ毎に複数の画像を用いて訓練される。一部の実施形態において、複数の画像はビデオである。一部の実施形態において、ビデオは、静的ポーズのユーザから捕捉される。一部の実施形態において、ビデオは、動的ポーズのユーザから捕捉される。一部の実施形態において、ビデオは、特定のポーズのユーザから捕捉される。一部の実施形態において、二つ以上のトレーニング視線画像は、異なる顔の特徴(すなわち、顔の毛、髪型)を有するユーザから捕捉される。一部の実施形態において、二つ以上のトレーニング視線画像は、異なる性別、民族性、年齢、またはそれらの任意の組み合わせを有するユーザから捕捉される。一部の実施形態において、二つ以上のトレーニング視線画像は、異なるカメラハードウェアによってユーザから捕捉される。一部の実施形態において、トレーニング視線画像の少なくとも一つは、平行移動、回転、スキューイング、またはそれらの任意の組み合わせによって別のトレーニング視線画像から拡張される。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは、発生順の複数のトレーニング画像を用いて訓練される。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは、ランダムな順序の複数のトレーニング画像を用いて訓練される。
一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは回帰モデリングを利用し、予測変数と従属変数との間の関係が判定されて重み付けされる。一部の実施形態において、例えば、視線ベクトルは従属変数とすることができ、ユーザの眼の画像における画素の明るさから導かれる。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムを用いて、カタログ画像を選択し、プロジェクトスコープを推薦する。多変量線形回帰モデルアルゴリズムの非限定的な一例は次の通りである。確率=A+A(X)+A(X)+A(X)+A(X)+A(X)+A(X)+A(X)…、ここでA(A、A、A、A、A、A、A、…)は、回帰モデリング中に求められた「重み」または係数であり、X(X、X、X、X、X、X、X、…)は、ユーザから集められたデータである。モデルには任意数のAiおよびXi変数を含むことができる。一部の実施形態において、プログラミング言語「R」を使用してモデルを走らせる。
一部の実施形態において、訓練には複数のステップを含む。第一のステップでは、予測変数に確率重みを割り当てることによって初期モデルが構築される。第二のステップでは、初期モデルを使用して、ユーザの視線が登録または認証表示箇所の方へ向けられていると判定される確率を「推薦」する。第三のステップでは、妥当性確認モジュールが、ユーザの視線箇所に関する検証済みデータを承認し、検証済みデータをフィードバックする。第一のステップ、第二のステップ、および第三のステップの少なくとも一つは、連続的に、または定められた間隔で、一回または複数回繰り返すことができる。
一部の実施形態において、本明細書における機械学習アルゴリズムは、一種のなりすまし試行を判定するようにさらに構成される。一部の実施形態において、なりすまし試行は、プリントアウトによるなりすまし試行、デジタルのなりすまし試行、またはその両方である。一部の実施形態において、機械学習アルゴリズムは、ロバスト性改善のためのモデルトレーニングプロセスによって教えられる。一部の実施形態において、本明細書における機械学習アルゴリズムは、データから直接、重層的に画像の特徴を抽出して、より正確かつ徹底的に視線の本質的な特性を捕捉する。
ユーザ視線プロファイル
一部の実施形態において、ユーザは視線プロファイルを登録し、認証中および/またはなりすまし事象の判定中に自身が登録済みユーザであることを証明する。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルにより、ユーザは一つまたは複数のリソースおよび/または一つまたは複数の場所へのアクセスが認められる。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルにより、ユーザは一つまたは複数のリソースおよび/または一つまたは複数の場所へのアクセスが認められる一方で、一つまたは複数の他のリソースおよび/または一つまたは複数の場所へのアクセスが防止される。
一部の実施形態において、登録は、ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、ユーザ視線プロファイルと関連付けることを含む。一部の実施形態において、ユーザは、視線プロファイルが作成される前に自身の登録を確認する。
図7は、ユーザ視線プロファイルを作成するためのインターフェースの非限定的な一例を示す。一部の実施形態において、ユーザは、自身のユーザ視線プロファイルにアクセスすること、自身のユーザ視線プロファイルを編集すること、自身のユーザ視線プロファイルをプログラムし直すこと、またはそれらの任意の組み合わせを行うことができる。図8は、ユーザ視線プロファイルにアクセスするためのインターフェースの非限定的な一例を示す。図9は、複数のユーザ視線プロファイルにアクセスするためのインターフェースの非限定的な一例を示す。一部の実施形態において、ユーザは、なりすまし防止方法を選択することによって自身のユーザ視線プロファイルを編集することができる。図10は、なりすまし防止方法を選択するためのインターフェースの非限定的な一例を示す。
認証閾値
一部の実施形態において、認証視線画像がこの認証視線画像の認証表示箇所と同等の登録表示箇所と関連付けられた登録視線画像の一つとの認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が検知される。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルに保存されたバイオメトリック登録パラメータがバイオメトリック認証閾値だけバイオメトリック認証パラメータと異なる場合、なりすまし試行が検知される。
一部の実施形態において、類似度は、各認証視線画像に顔認識アルゴリズムを適用することと、顔認識アルゴリズムの出力に基づいて認証視線画像毎に認識された視線箇所を判定することと、認識された視線箇所を認証視線画像の認証表示箇所と比較することとによって判定される。一部の実施形態において、類似度は、認識された視線箇所と認証視線画像の認証表示箇所との距離に対応する。一部の実施形態において、認識された視線箇所と認証視線画像の認証表示箇所との距離が大きいほど、類似度の低下と相関する。
一部の実施形態において、類似度は、第一の登録表示箇所のユーザ登録視線アイコンを凝視しているユーザの登録視線画像を、同一の第一の登録表示箇所のユーザ認証視線アイコンを凝視しているユーザの認証視線画像と比較することによって判定される。一部の実施形態において、第一の登録表示箇所のユーザ登録視線アイコンを凝視しているユーザの登録視線画像と、同一の第一の登録表示箇所のユーザ認証視線アイコンを凝視しているユーザの認証視線画像との距離が大きいほど、類似度の低下と相関する。
一部の実施形態において、顔認識アルゴリズムは、顔のランドマーク、すなわち顔の特徴、二つ以上の顔のランドマーク間の距離、顔のランドマークの大きさ、顔のランドマークの形状、幾何学的なバイオメトリック認証パラメータ、測光的なバイオメトリック認証パラメータ、またはそれらの任意の組み合わせを判定する。一部の実施形態において、顔認識アルゴリズムは、全体的な顔認識モード、特徴に基づく顔認識モデル、またはその両方を含む。一部の実施形態において、顔認識アルゴリズムは、固有顔、線形判別分析、弾性バンチグラフ、Fisherfaceアルゴリズム、隠れマルコフモデル、多重線形部分空間学習モデル、またはそれらの任意の組み合わせを採用する。
ライブビデオフィード
図1は、ライブビデオフィードの非限定的な説明図を示す。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、モバイルデバイスの画面120上に表示される。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、モバイルデバイスの前面カメラによって捕捉される画像を含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、モバイルデバイスの前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、顔配置領域110の画像と重ね合わされるモバイルデバイスの前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100により、ユーザは、モバイルデバイスに対する自身の顔の固定位置を維持することができる。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100により、ユーザは、登録および/または認証視線画像がユーザの顔の少なくとも大部分を捕捉するように、モバイルデバイスに対する自身の顔の固定位置を維持することができる。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100により、ユーザは、モバイルデバイスの前面カメラに対するユーザの顔が同一の向きで一連の登録視線画像が捕捉されるように、モバイルデバイスに対する自身の顔の固定位置を維持することができる。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、ユーザの顔を覆い隠さない。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、ユーザの顔の大部分を覆い隠さない。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、登録および/または認証視線アイコンと同時に示される。一部の実施形態において、ライブビデオフィード100は、登録および/または認証視線アイコンと同時には示されない。一部の実施形態において、顔配置領域110は、ユーザの顔全体が前面カメラによって捕捉されてライブビデオフィード100内に表示されるように、ライブビデオフィード100内に位置する。一部の実施形態において、顔配置領域110は、モバイルフォンの画面の中心に位置する。
図3は、非限定的なライブビデオフィードを示す。図示のように、一部の実施形態において、ユーザは、ライブビデオフィードの顔配置領域内に自身の顔を配置する。さらに図示するように、一部の実施形態において、ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるようにモバイルデバイスに対して自身の顔を配置するようにユーザに対して通知が表示される。
登録および認証視線アイコン
図2から図3は、視線アイコン210、310の非限定的な説明図を示す。一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルの登録は登録視線アイコン210を採用する。一部の実施形態において、認証および/またはなりすまし試行の判定は認証視線アイコン310を採用する。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310は同一の形状を有する。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310は異なる形状を有する。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310は、モバイルフォンの画面120に対して同一の箇所に示される。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310は、モバイルフォンの画面120に対して異なる箇所に示される。一部の実施形態において、登録視線アイコン210は一度に一つだけ示される。一部の実施形態において、認証視線アイコン310は一度に一つだけ示される。
図示のように、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310は円を含む。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である。
一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、アイコン表示期間における残り時間またはアイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む。一部の実施形態において、インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、登録視線アイコン210または認証視線アイコン310の大きさ、登録視線アイコン210または認証視線アイコン310の色、登録視線アイコン210または認証視線アイコン310の脈動数、またはそれらの任意の組み合わせを含む。
一部の実施形態において、登録視線アイコン210を凝視するようにという通知がユーザに対して表示される。一部の実施形態において、認証視線アイコン310を凝視するようにという通知がユーザに対して表示される。一部の実施形態において、二つ以上の速度、経路、距離、またはそれらの任意の組み合わせの登録視線アイコン210を凝視するようにという通知がユーザに対して表示される。一部の実施形態において、二つ以上の速度、経路、距離、またはそれらの任意の組み合わせの認証視線アイコン310を凝視するようにという通知がユーザに対して表示される。
一部の実施形態において、連続する登録アイコン210における登録アイコン210の数は、一連の認証アイコン310における認証アイコン310の数よりも多い。一部の実施形態において、連続する登録アイコン210における登録アイコン210の数は、一連の認証アイコン310における認証アイコン310の数よりも1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上多い。
図2に示すように、登録アイコン210の現在の登録表示箇所は、右上隅の左上隅にあるが、登録アイコン210の前または後の登録表示箇所(点線で示す)は、画面の右上隅、右下隅、または左下隅に位置する。図3に示すように、認証アイコン310の現在の認証表示箇所は、右上隅の左上隅にあるが、認証アイコン310の前または後の登録表示箇所(点線で示す)は、モバイルデバイスの画面の右下隅に位置する。
一部の実施形態において、登録アイコン210の登録表示箇所の数は、認証アイコン310の認証表示箇所の数に等しい。一部の実施形態において、登録アイコン210の登録表示箇所の数は、認証アイコン310の認証表示箇所の数よりも多いまたは少ない。一部の実施形態において、登録アイコン210の登録表示箇所の数は、認証アイコン310の認証表示箇所の数よりも1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上、多いか、または少ない。
一部の実施形態において、連続する認証アイコン310における認証アイコン310の数は、認証アイコン310の認証表示箇所の数に等しい。一部の実施形態において、連続する認証アイコン310における認証アイコン310の数は、認証アイコン310の認証表示箇所の数よりも多いか、または少ない。一部の実施形態において、連続する認証アイコン310における認証アイコン310の数は、認証アイコン310の認証表示箇所の数よりも1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上、多いか、または少ない。
一部の実施形態において、登録アイコン210の箇所の数は、認証アイコン310の箇所の数よりも多い。一部の実施形態において、登録アイコン210の箇所の数は、認証アイコン310の箇所の数よりも1個、2個、3個、4個、5個、6個、7個、8個、9個、10個、またはそれ以上多い。
一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコン210はランダムな連続である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコン210の登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコン310はランダムな連続である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコン310の認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である。
一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコン210における各登録視線アイコン210は、同一の大きさ、形状、色、外観、またはそれらの組み合わせを有する同一の登録視線アイコン210である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコン210における各登録視線アイコン210は、異なる大きさ、形状、色、外観、またはそれらの組み合わせを有する同一の登録視線アイコン210である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコン310における各認証視線アイコン310は、同一の大きさ、同一の形状、色、外観、またはそれらの組み合わせを有する同一の認証視線アイコン310である。一部の実施形態において、連続する二つ以上の認証視線アイコン310における各認証視線アイコン310は、異なる大きさ、形状、色、外観、またはそれらの組み合わせを有する同一の認証視線アイコン310である。
一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、連続する二つ以上の登録視線アイコンにおける各登録視線アイコン210は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、少なくとも一つの登録視線アイコン210は第一の登録アイコン表示期間にわたって表示され、少なくとも一つの他の登録視線アイコン210は第二の登録アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、第一の登録アイコン表示期間は、第二の登録アイコン表示期間以上である。一部の実施形態において、第一の登録アイコン表示期間は、第二の登録アイコン表示期間以下である。一部の実施形態において、第一の登録アイコン表示期間は、第二の登録アイコン表示期間よりも0.1秒、0.5秒、1秒、3秒、4秒、5秒、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)長い。一部の実施形態において、第一の登録アイコン表示期間は、第二の登録アイコン表示期間よりも0.1秒、0.5秒、1秒、3秒、4秒、5秒、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)短い。一部の実施形態において、少なくとも一つの認証視線アイコン310は、第一の認証アイコン表示期間にわたって表示され、少なくとも一つの他の認証視線アイコン310は、第二の認証アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、第一の認証アイコン表示期間は、第二の認証アイコン表示期間以上である。一部の実施形態において、第一の認証アイコン表示期間は、第二の認証アイコン表示期間以下である。一部の実施形態において、第一の認証アイコン表示期間は、第二の認証アイコン表示期間よりも0.1秒、0.5秒、1秒、3秒、4秒、5秒、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)長い。一部の実施形態において、第一の認証アイコン表示期間は、第二の認証アイコン表示期間よりも0.1秒、0.5秒、1秒、3秒、4秒、5秒、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)短い。
一部の実施形態において、アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、アイコン表示期間は、約0.01秒から約0.05秒、約0.01秒から約0.1秒、約0.01秒から約0.5秒、約0.01秒から約1秒、約0.01秒から約5秒、約0.01秒から約10秒、約0.01秒から約20秒、約0.01秒から約30秒、約0.01秒から約40秒、約0.01秒から約50秒、約0.01秒から約60秒、約0.05秒から約0.1秒、約0.05秒から約0.5秒、約0.05秒から約1秒、約0.05秒から約5秒、約0.05秒から約10秒、約0.05秒から約20秒、約0.05秒から約30秒、約0.05秒から約40秒、約0.05秒から約50秒、約0.05秒から約60秒、約0.1秒から約0.5秒、約0.1秒から約1秒、約0.1秒から約5秒、約0.1秒から約10秒、約0.1秒から約20秒、約0.1秒から約30秒、約0.1秒から約40秒、約0.1秒から約50秒、約0.1秒から約60秒、約0.5秒から約1秒、約0.5秒から約5秒、約0.5秒から約10秒、約0.5秒から約20秒、約0.5秒から約30秒、約0.5秒から約40秒、約0.5秒から約50秒、約0.5秒から約60秒、約1秒から約5秒、約1秒から約10秒、約1秒から約20秒、約1秒から約30秒、約1秒から約40秒、約1秒から約50秒、約1秒から約60秒、約5秒から約10秒、約5秒から約20秒、約5秒から約30秒、約5秒から約40秒、約5秒から約50秒、約5秒から約60秒、約10秒から約20秒、約10秒から約30秒、約10秒から約40秒、約10秒から約50秒、約10秒から約60秒、約20秒から約30秒、約20秒から約40秒、約20秒から約50秒、約20秒から約60秒、約30秒から約40秒、約30秒から約50秒、約30秒から約60秒、約40秒から約50秒、約40秒から約60秒、または約50秒から約60秒である。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、アイコン表示期間は、約0.01秒、約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、約50秒、または約60秒であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、アイコン表示期間は、少なくとも約0.01秒、約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、または約50秒である。一部の実施形態において、登録視線アイコン210および認証視線アイコン310の少なくとも一方は、アイコン表示期間にわたって表示される。一部の実施形態において、アイコン表示期間は、最大で約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、約50秒、または約60秒である。図4は、視線アイコンの非限定的な画像を示す。
登録通知および認証通知
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも大部分が顔配置領域外に表示される場合、通知を開始する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも一部が顔配置領域外に表示される場合、通知を開始する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、25%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)が顔配置領域外に表示される場合、通知を開始する。一部の実施形態において、通知は、視覚的な通知、聴覚的な通知、振動による通知、またはそれらの任意の組み合わせである。
このような通知により、モバイルデバイスの前面カメラに対するユーザの顔が同一の向きで一連の登録視線画像が捕捉されるように、ユーザがモバイルデバイスに対して自身の顔の固定位置を維持することが保証される。一部の実施形態において、ユーザがモバイルデバイスに対する自身の顔の固定位置を維持することを保証することにより、ユーザ認証に対してなりすましが行われ得るようなユーザ登録の悪用が防止される。
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定する場合、通知を開始する。
一部の実施形態において、ユーザの視線箇所を判定することは、顔認識アルゴリズムを各登録視線画像に適用することと、顔認識アルゴリズムの出力に基づいて登録視線画像毎の認識された視線箇所を判定することと、認識された視線箇所と登録視線アイコンの表示箇所との間の距離が閾値距離よりも大きいか否かを判定することとを含む。一部の実施形態において、閾値距離は、登録視線アイコンの幅、高さ、またはその両方の5%、10%、15%、20%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)に等しい。一部の実施形態において、閾値距離は、モバイルフォンの画面の幅、高さ、またはその両方の5%、10%、15%、20%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)に等しい。
一部の実施形態において、さらに、本明細書における方法およびアプリケーションは、ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、通知を開始する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも一部が通知期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、通知を開始する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、25%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)が通知期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、通知を開始する。
一部の実施形態において、通知期間は約0.01秒から約60秒である。一部の実施形態において、通知期間は、約0.01秒から約0.05秒、約0.01秒から約0.1秒、約0.01秒から約0.5秒、約0.01秒から約1秒、約0.01秒から約5秒、約0.01秒から約10秒、約0.01秒から約20秒、約0.01秒から約30秒、約0.01秒から約40秒、約0.01秒から約50秒、約0.01秒から約60秒、約0.05秒から約0.1秒、約0.05秒から約0.5秒、約0.05秒から約1秒、約0.05秒から約5秒、約0.05秒から約10秒、約0.05秒から約20秒、約0.05秒から約30秒、約0.05秒から約40秒、約0.05秒から約50秒、約0.05秒から約60秒、約0.1秒から約0.5秒、約0.1秒から約1秒、約0.1秒から約5秒、約0.1秒から約10秒、約0.1秒から約20秒、約0.1秒から約30秒、約0.1秒から約40秒、約0.1秒から約50秒、約0.1秒から約60秒、約0.5秒から約1秒、約0.5秒から約5秒、約0.5秒から約10秒、約0.5秒から約20秒、約0.5秒から約30秒、約0.5秒から約40秒、約0.5秒から約50秒、約0.5秒から約60秒、約1秒から約5秒、約1秒から約10秒、約1秒から約20秒、約1秒から約30秒、約1秒から約40秒、約1秒から約50秒、約1秒から約60秒、約5秒から約10秒、約5秒から約20秒、約5秒から約30秒、約5秒から約40秒、約5秒から約50秒、約5秒から約60秒、約10秒から約20秒、約10秒から約30秒、約10秒から約40秒、約10秒から約50秒、約10秒から約60秒、約20秒から約30秒、約20秒から約40秒、約20秒から約50秒、約20秒から約60秒、約30秒から約40秒、約30秒から約50秒、約30秒から約60秒、約40秒から約50秒、約40秒から約60秒、または約50秒から約60秒である。一部の実施形態において、通知期間は、約0.01秒、約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、約50秒、または約60秒であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、通知期間は、少なくとも約0.01秒、約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、または約50秒であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、通知期間は、最大で約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、約50秒、または約60秒であり、それらの中の増分を含む。図6は、通知の非限定的な画像を示す。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザ視線プロファイルを作成する前にユーザによる登録確認を要請する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザにリソースへのアクセスを認める前にユーザによる認証確認を要請する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、登録が承認も終了もされない場合、通知を開始する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、認証試行が承認も終了もされない場合、通知を開始する。
登録および認証の終了
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも大部分が顔配置領域外に表示される場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも一部が顔配置領域外に表示される場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、25%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)が顔配置領域外に表示される場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。
このような終了により、モバイルデバイスの前面カメラに対するユーザの顔が同一の向きで一連の登録視線画像が捕捉されるように、ユーザがモバイルデバイスに対して自身の顔の固定位置を維持することが保証される。一部の実施形態において、ユーザがモバイルデバイスに対する自身の顔の固定位置を維持することを保証することにより、ユーザ認証に対してなりすましが行われ得るようなユーザ登録の悪用が防止される。
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定する場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。
一部の実施形態において、ユーザの視線箇所を判定することは、顔認識アルゴリズムを各登録視線画像に適用することと、顔認識アルゴリズムの出力に基づいて登録視線画像毎の認識された視線箇所を判定することと、認識された視線箇所と登録視線アイコンの表示箇所との間の距離が閾値距離よりも大きいか否かを判定することとを含む。一部の実施形態において、閾値距離は、登録視線アイコンの幅、高さ、またはその両方の5%、10%、15%、20%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)に等しい。一部の実施形態において、閾値距離は、モバイルフォンの画面の幅、高さ、またはその両方の5%、10%、15%、20%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)に等しい。
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも一部が終了期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、25%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)が終了期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、ユーザ視線プロファイルの登録を終了する。
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも大部分が顔配置領域外に表示される場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも一部が顔配置領域外に表示される場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、25%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)が顔配置領域外に表示される場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。
このような終了により、モバイルデバイスの前面カメラに対するユーザの顔が同一の向きで一連の認証視線画像が捕捉されるように、ユーザがモバイルデバイスに対して自身の顔の固定位置を維持することが保証される。一部の実施形態において、ユーザがモバイルデバイスに対する自身の顔の固定位置を維持することを保証することにより、ユーザ認証の悪用またはなりすましが防止される。
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの視線が各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定する場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。
一部の実施形態において、ユーザの視線箇所を判定することは、顔認識アルゴリズムを各認証視線画像に適用することと、顔認識アルゴリズムの出力に基づいて認証視線画像毎の認識された視線箇所を判定することと、認識された視線箇所と認証視線アイコンの表示箇所との間の距離が閾値距離よりも大きいか否かを判定することとを含む。一部の実施形態において、閾値距離は、認証視線アイコンの幅、高さ、またはその両方の5%、10%、15%、20%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)に等しい。一部の実施形態において、閾値距離は、モバイルフォンの画面の幅、高さ、またはその両方の5%、10%、15%、20%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)に等しい。
一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の少なくとも一部が終了期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。一部の実施形態において、本明細書における方法およびアプリケーションは、さらに、ユーザの顔の1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、25%、またはそれ以上(それらの中の増分を含む)が終了期間にわたって顔配置領域外に表示される場合、リソースへのアクセス要請を拒否する。
一部の実施形態において、終了期間は約0.01秒から約60秒である。一部の実施形態において、終了期間は、約0.01秒から約0.05秒、約0.01秒から約0.1秒、約0.01秒から約0.5秒、約0.01秒から約1秒、約0.01秒から約5秒、約0.01秒から約10秒、約0.01秒から約20秒、約0.01秒から約30秒、約0.01秒から約40秒、約0.01秒から約50秒、約0.01秒から約60秒、約0.05秒から約0.1秒、約0.05秒から約0.5秒、約0.05秒から約1秒、約0.05秒から約5秒、約0.05秒から約10秒、約0.05秒から約20秒、約0.05秒から約30秒、約0.05秒から約40秒、約0.05秒から約50秒、約0.05秒から約60秒、約0.1秒から約0.5秒、約0.1秒から約1秒、約0.1秒から約5秒、約0.1秒から約10秒、約0.1秒から約20秒、約0.1秒から約30秒、約0.1秒から約40秒、約0.1秒から約50秒、約0.1秒から約60秒、約0.5秒から約1秒、約0.5秒から約5秒、約0.5秒から約10秒、約0.5秒から約20秒、約0.5秒から約30秒、約0.5秒から約40秒、約0.5秒から約50秒、約0.5秒から約60秒、約1秒から約5秒、約1秒から約10秒、約1秒から約20秒、約1秒から約30秒、約1秒から約40秒、約1秒から約50秒、約1秒から約60秒、約5秒から約10秒、約5秒から約20秒、約5秒から約30秒、約5秒から約40秒、約5秒から約50秒、約5秒から約60秒、約10秒から約20秒、約10秒から約30秒、約10秒から約40秒、約10秒から約50秒、約10秒から約60秒、約20秒から約30秒、約20秒から約40秒、約20秒から約50秒、約20秒から約60秒、約30秒から約40秒、約30秒から約50秒、約30秒から約60秒、約40秒から約50秒、約40秒から約60秒、または約50秒から約60秒である。一部の実施形態において、終了期間は、約0.01秒、約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、約50秒、または約60秒であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、終了期間は、少なくとも約0.01秒、約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、または約50秒であり、それらの中の増分を含む。一部の実施形態において、終了期間は、最大で約0.05秒、約0.1秒、約0.5秒、約1秒、約5秒、約10秒、約20秒、約30秒、約40秒、約50秒、または約60秒であり、それらの中の増分を含む。
用語および定義
特に定義しない限り、本明細書で使用する全ての専門用語は、本開示が属する技術の当業者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有するものとする。
本明細書で使用する場合、単数形の「a」、「an」、および「the」は、文脈から明らかにそうでないことが示されていない限りは、複数のものを含むものとする。本明細書で「または」というときはいずれも、特に明記しない限り、「および/または」を包含することが意図されている。
本明細書で使用する場合、「約」という用語は、おおよそ明記された量である量を指す場合がある。
本明細書で使用する場合、「約」という用語は、明記された量に10%、5%、または1%(それらの中の増分を含む)近い量を指すものとする。
本明細書で使用する場合、パーセンテージに関連した「約」という用語は、明記されたパーセンテージよりも10%、5%、または1%(それらの中の増分を含む)多いまたは少ない量を指すものとする。
本明細書で使用する場合、「少なくとも一つ」、「一つまたは複数」、および「および/または」という言い回しは、演算における論理積と論理和の両方であるオープンエンドの表現とする。例えば、「A、B、およびCの少なくとも一つ」、「A、B、またはCの少なくとも一つ」、「A、B、およびCの一つまたは複数」、「A、B、またはCの一つまたは複数」、および「A、B、および/またはC」という表現の各々は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AとBともに、AとCともに、BとCともに、またはAとBとCともに、を意味するものとする。
コンピューティングシステム
図11を参照すると、コンピュータシステム1100(例えば、処理システムまたはコンピューティングシステム)を含む例示的な機械を描いたブロック図が示されており、コンピュータシステム1100内では、本開示の静的コードスケジューリングのための態様および/または方法論のいずれか一つまたは複数をデバイスに実行させるための命令セットを実行することができる。図11におけるコンポーネントは一例に過ぎず、特定の実施形態を実装する任意のハードウェア、ソフトウェア、埋め込みロジックコンポーネント、または二つ以上のそのようなコンポーネントの組み合わせの使用または機能性の範囲を限定するものではない。
コンピュータシステム1100は、バス1140を介して互いにおよび他のコンポーネントと通信する一つまたは複数のプロセッサ1101と、メモリ1103と、ストレージ1108とを含んでよい。バス1140は、ディスプレイ1132、一つまたは複数の入力デバイス1133(これは、例えば、キーパッド、キーボード、マウス、スタイラスなどを含んでよい)、一つまたは複数の出力デバイス1134、一つまたは複数のストレージデバイス1135、および様々な有形のストレージ媒体1136も連結してよい。これらの要素は全て、直接的にまたは一つまたは複数のインターフェースまたはアダプタを介してバス1140にインターフェース接続してよい。例えば、様々な有形のストレージ媒体1136は、ストレージ媒体インターフェース1126を介してバス1140とインターフェース接続することができる。コンピュータシステム1100は、一つまたは複数の集積回路(IC)、プリント回路基板(PCB)、携帯用のハンドヘルドデバイス(携帯電話またはPDAなど)、ラップトップまたはノートブックコンピュータ、分散コンピュータシステム、コンピューティンググリッド、またはサーバを含むがそれらに限定されない任意の適切な物理的形態を有してよい。
コンピュータシステム1100は、機能を実行する一つまたは複数のプロセッサ1101(例えば、中央処理装置(CPU)または汎用グラフィックス処理装置(GPGPU))を含む。プロセッサ1101は、任意選択で、命令、データ、またはコンピュータアドレスの一時的なローカルストレージ用のキャッシュメモリユニット1102を含有する。プロセッサ1101は、コンピュータ可読命令の実行を支援するように構成される。コンピュータシステム1100は、メモリ1103、ストレージ1108、ストレージデバイス1135、および/またはストレージ媒体1136などの一つまたは複数の有形のコンピュータ可読ストレージ媒体において具体化される非一時的なプロセッサ実行可能命令をプロセッサ1101が実行した結果として、図11に描かれたコンポーネントに機能性を提供することができる。コンピュータ可読媒体は、特定の実施形態を実装するソフトウェアを保存することができ、プロセッサ1101はこのソフトウェアを実行することができる。メモリ1103は、一つまたは複数の他のコンピュータ可読媒体(マスストレージデバイス1135、1136など)から、またはネットワークインターフェース1120などの適切なインターフェースを通して一つまたは複数の他のソースからソフトウェアを読み出すことができる。ソフトウェアは、本明細書で説明または例示する一つまたは複数のプロセス、または一つまたは複数のプロセスの一つまたは複数のステップをプロセッサ1101に実行させることができる。このようなプロセスまたはステップを実行することは、メモリ1103に保存されたデータ構造を定義することと、ソフトウェアによる指示の通りにデータ構造を修正することとを含んでよい。
メモリ1103は、ランダムアクセスメモリコンポーネント(例えば、RAM1104)(例えば、スタティックRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、強誘電体ランダムアクセスメモリ(FRAM)、相変化ランダムアクセスメモリ(PRAM)など)、リードオンリーメモリコンポーネント(例えば、ROM1105)、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない様々なコンポーネント(例えば、機械可読媒体)を含んでよい。ROM1105は、プロセッサ1101に対して単方向的にデータおよび命令を通信するように働くことができ、RAM1104は、プロセッサ1101と双方向的にデータおよび命令を通信するように働くことができる。ROM1105およびRAM1104は、後述の任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体を含んでよい。一例では、起動時などにコンピュータシステム1100内の要素間で情報を転送することを補助する基本的なルーチンを含む基本入出力システム1106(BIOS)が、メモリ1103に保存されてよい。
固定ストレージ1108は、プロセッサ1101に対して、任意選択的にストレージ制御ユニット1107を通して、双方向的に接続される。固定ストレージ1108は、付加的なデータストレージ容量を提供し、本明細書で説明する任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体も含んでよい。ストレージ1108を使用して、オペレーティングシステム1109、実行ファイル1110、データ1111、およびアプリケーション1112(アプリケーションプログラム)などを保存することができる。ストレージ1108は、光ディスクドライブ、ソリッドステートメモリデバイス(例えば、フラッシュベースのシステム)、または上記のいずれかの組み合わせも含むことができる。ストレージ1108内の情報は、適切な場合には、メモリ1103内の仮想メモリとして組み込まれてよい。
一例において、ストレージデバイス1135は、ストレージデバイスインターフェース1125を介してコンピュータシステム1100と取り外し可能に(例えば、外部ポートコネクタ(図示せず)を介して)インターフェース接続されてよい。特に、ストレージデバイス1135および関連の機械可読媒体は、コンピュータシステム1100に、機械可読命令、データ構造、プログラムモジュール、および/または他のデータの不揮発性および/または揮発性のストレージを提供することができる。一例において、ストレージデバイス1135上の機械可読媒体内には、ソフトウェアが完全にまたは部分的に存在してよい。別の例では、プロセッサ1101内には、ソフトウェアが完全にまたは部分的に存在してよい。
バス1140は、多種多様なサブシステムを接続する。本明細書において、バスというときは、適切であれば、一般的な機能を果たす一つまたは複数のデジタル信号線を包含してよい。バス1140は、様々なバスアーキテクチャのいずれかを用いるメモリバス、メモリコントローラ、ペリフェラルバス、ローカルバス、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されないいくつかの種類のバス構造のいずれかでよい。一例として、限定ではなく、このようなアーキテクチャとしては、業界標準アーキテクチャ(ISA)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(EISA)バス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、ビデオエレクトロニクススタンダーズアソシエーションローカルバス(VLB)、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(PCI)バス、PCIエクスプレス(PCI‐X)バス、アクセラレーテッドグラフィックスポート(AGP)バス、ハイパートランスポート(HTX)バス、シリアルアドバンスドテクノロジーアタッチメント(SATA)バス、およびそれらの任意の組み合わせを含む。
コンピュータシステム1100は、入力デバイス1133も含んでよい。一例では、コンピュータシステム1100のユーザは、入力デバイス1133を介してコンピュータシステム1100にコマンドおよび/または他の情報を入力することができる。入力デバイス1133の例としては、英数字の入力デバイス(例えば、キーボード)、ポインティングデバイス(例えば、マウスまたはタッチパッド)、タッチパッド、タッチスクリーン、マルチタッチスクリーン、ジョイスティック、スタイラス、ゲームパッド、オーディオ入力デバイス(例えば、マイク、音声応答システムなど)、光スキャナ、ビデオまたは静止画キャプチャデバイス(例えば、カメラ)、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない。一部の実施形態において、入力デバイスは、Kinect、Leap Motionなどである。入力デバイス1133は、シリアル、パラレル、ゲームポート、USB、FIREWIRE、THUNDERBOLT、または上記の任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない様々な入力インターフェース1123のいずれか(例えば入力インターフェース1123)を介してバス1140にインターフェース接続されてよい。
特定の実施形態において、コンピュータシステム1100がネットワーク1130に接続されるとき、コンピュータシステム1100は、ネットワーク1130に接続された他のデバイス、具体的には、モバイルデバイスおよびエンタープライズシステム、分散コンピューティングシステム、クラウドストレージシステム、およびクラウドコンピューティングシステムなどと通信することができる。コンピュータシステム1100との通信は、ネットワークインターフェース1120を通して送ることができる。例えば、ネットワークインターフェース1120は、ネットワーク1130から一つまたは複数のパケット(インターネットプロトコル(IP)パケットなど)の形で上り通信(他のデバイスからの要請または応答など)を受け取ることができ、コンピュータシステム1100は、処理のためにメモリ1103に上り通信を保存することができる。コンピュータシステム1100は、同様に、メモリ1103内の一つまたは複数のパケットの形で、ネットワークインターフェース1120からネットワーク1130に通信される下り通信(他のデバイスへの要請または応答など)を保存することができる。プロセッサ1101は、処理のためにメモリ1103に保存されたこれらの通信パケットにアクセスすることができる。
ネットワークインターフェース1120の例としては、ネットワークインターフェースカード、モデム、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない。ネットワーク1130またはネットワークセグメント1130の例としては、分散コンピューティングシステム、クラウドコンピューティングシステム、ワイドエリアネットワーク(WAN)(例えば、インターネット、エンタープライズネットワーク)、ローカルエリアネットワーク(LAN)(例えば、オフィス、ビルディング、キャンパス、または他の比較的小さな地理的空間と関連付けられたネットワーク)、電話網、二つのコンピューティングデバイス間の直接接続、ピアツーピアネットワーク、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない。ネットワーク1130などのネットワークは、有線モードおよび/または無線モードの通信を採用することができる。一般に、任意のネットワークトポロジーを使用してよい。
情報およびデータは、ディスプレイ1132を通して表示することができる。ディスプレイ1132の例としては、陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(TFT‐LCD)、パッシブマトリクスOLED(PMOLED)ディスプレイまたはアクティブマトリックスOLED(AMOLED)ディスプレイなどの有機液晶ディスプレイ(OLED)、プラズマディスプレイ、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない。ディスプレイ1132は、バス1140を介して、プロセッサ1101、メモリ1103、および固定ストレージ1108、ならびに入力デバイス1133などの他のデバイスにインターフェース接続することができる。ディスプレイ1132は、ビデオインターフェース1122を介してバス1140に連結され、ディスプレイ1132とバス1140との間のデータの伝送は、グラフィックスコントロール1121を介して制御することができる。一部の実施形態において、ディスプレイはビデオプロジェクタである。一部の実施形態において、ディスプレイは、VRヘッドセットなどのヘッドマウントディスプレイ(HMD)である。さらなる実施形態において、適切なVRヘッドセットとしては、非限定的な例としてHTC Vive、Oculuc Rift、Samsung Gear VR、Microsoft HoloLens、Razer OSVR、FOVE VR、Zeiss VR One、Avegant Glyph、Freefly VRヘッドセットなどを含む。さらなる実施形態において、ディスプレイは、本明細書で開示するデバイスなどのデバイスの組み合わせである。
ディスプレイ1132に加えて、コンピュータシステム1100は、オーディオスピーカ、プリンタ、ストレージデバイス、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない一つまたは複数の他の周辺出力デバイス1134を含んでよい。このような周辺出力デバイスは、出力インターフェース1124を介してバス1140に接続されてよい。出力インターフェース1124の例としては、シリアルポート、パラレル接続、USBポート、FIREWIREポート、THUNDERBOLTポート、およびそれらの任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない。
さらに、または代替として、コンピュータシステム1100は、回路におけるハードワイヤードのロジックまたは他の方法で具体化されたロジックの結果として機能性を提供することができ、このロジックは、本明細書で説明または例示する一つまたは複数のプロセスまたは一つまたは複数のプロセスの一つまたは複数のステップを実行するためのソフトウェアの代わりにまたはそれとともに動作することができる。本開示においてソフトウェアというときはロジックを包含してよく、ロジックというときはソフトウェアを包含してよい。さらに、コンピュータ可読媒体というときは、適切であれば、実行用ソフトウェアを保存する回路(ICなど)、実行用ロジックを具体化する回路、またはその両方を包含してよい。本開示は、ハードウェア、ソフトウェア、またはその両方の任意の適切な組み合わせを包含する。
当業者には、本明細書で開示する実施形態に関連して説明される様々な例示的なロジックブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組み合わせとして実装されてよいことが分かるだろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明瞭に例示するために、様々な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、概してそれらの機能性の点から上述されている。
本明細書で開示する実施形態に関連して説明される様々な例示的なロジックブロック、モジュール、および回路は、本明細書で説明する機能を実行するように設計された汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の組み合わせによって実装または実行されてよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでよいが、別の場合には、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械でもよい。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを伴う一つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実装されてもよい。
本明細書で開示する実施形態に関連して説明される方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア内で直接具体化されてもよいし、一つまたは複数のプロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール内で具体化されてもよいし、それらの組み合わせで具体化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD‐ROM、または技術的に既知の任意の他の形態のストレージ媒体に存在してよい。例示的なストレージ媒体は、プロセッサがストレージ媒体から情報を読み出すことおよびストレージ媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。別の場合には、ストレージ媒体はプロセッサと一体的でもよい。プロセッサおよびストレージ媒体は、ASICに存在してよい。ASICは、ユーザ端末に存在してよい。別の場合には、プロセッサおよびストレージ媒体は、ユーザ端末に個別コンポーネントとして存在してもよい。
本明細書における説明によれば、適切なコンピューティングデバイスとしては、非限定的な例としてサーバコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、サブノートブックコンピュータ、ネットブックコンピュータ、ネットパッドコンピュータ、セットトップコンピュータ、メディアストリーミングデバイス、ハンドヘルドコンピュータ、インターネット家電、モバイルスマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント、ビデオゲームコンソール、および車両を含む。当業者には、任意選択のコンピュータネットワーク接続性を用いるセレクトテレビ(select televisions)、ビデオプレーヤ、およびデジタル音楽プレーヤが本明細書で説明するシステムでの使用に適していることも認識されるだろう。適切なタブレットコンピュータとしては、様々な実施形態において、当業者に既知のブックレット構成、スレート構成、およびコンバーチブル構成のタブレットコンピュータを含む。
一部の実施形態において、コンピューティングデバイスは、実行可能な命令を実行するように構成されたオペレーティングシステムを含む。オペレーティングシステムは、例えば、デバイスのハードウェアを管理し、アプリケーションの実行のためのサービスを提供する、プログラムおよびデータを含むソフトウェアである。当業者には、適切なサーバのオペレーティングシステムとしては、非限定的な例としてFreeBSD、OpenBSD、NetBSD(登録商標)、Linux、Apple(登録商標) Mac OS X Server(登録商標)、Oracle(登録商標) Solaris(登録商標)、Windows Server(登録商標)、およびNovell(登録商標) NetWare(登録商標)を含むことが認識されるだろう。当業者には、適切なパーソナルコンピュータオペレーティングシステムとしては、非限定的な例としてMicrosoft(登録商標) Windows(登録商標)、Apple(登録商標) Mac OS X(登録商標)、UNIX(登録商標)、およびGNU/Linux(登録商標)などのUNIX系オペレーティングシステムを含むことが認識されるだろう。一部の実施形態において、オペレーティングシステムはクラウドコンピューティングによって提供される。当業者には、適切なモバイルスマートフォンオペレーティングシステムとしては、非限定的な例としてNokia(登録商標) Symbian(登録商標) OS、Apple(登録商標) iOS(登録商標)、Research in Motion(登録商標) BlackBerry OS(登録商標)、Google(登録商標) Android(登録商標)、Microsoft(登録商標) Windows Phone(登録商標) OS、Microsoft(登録商標) Windows Mobile(登録商標) OS、Linux(登録商標)、およびPalm(登録商標) WebOS(登録商標)を含むことも認識されるだろう。当業者には、適切なメディアストリーミングデバイスオペレーティングシステムとしては、非限定的な例としてApple TV(登録商標)、Roku(登録商標)、Boxee(登録商標)、Google TV(登録商標)、Google Chromecast(登録商標)、Amazon Fire(登録商標)、およびSamsung HomeSync(登録商標)を含むことも認識されるだろう。当業者には、適切なビデオゲームコンソールオペレーティングシステムとしては、非限定的な例としてSony(登録商標) PS3(登録商標)、Sony(登録商標) PS4(登録商標)、Microsoft(登録商標) Xbox 360(登録商標)、Microsoft Xbox One、Nitendo(登録商標) Wii(登録商標)、Nintendo(登録商標) Wii U(登録商標)、およびOuya(登録商標)を含むことも認識されるだろう。
非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体
一部の実施形態において、本明細書で開示するプラットフォーム、システム、媒体、および方法は、任意選択でネットワーク化されたコンピューティングデバイスのオペレーティングシステムによって実行可能な命令を含むプログラムで符号化された一つまたは複数の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体を含む。さらなる実施形態において、コンピュータ可読ストレージ媒体は、コンピューティングデバイスの有形コンポーネントである。またさらなる実施形態において、コンピュータ可読ストレージ媒体は、任意選択でコンピューティングデバイスから取り外し可能である。一部の実施形態において、コンピュータ可読ストレージ媒体としては、非限定的な例としてCD‐ROM、DVD、フラッシュメモリデバイス、ソリッドステートメモリ、磁気ディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、クラウドコンピューティングシステムおよびサービスを含む分散コンピューティングシステムなどを含む。場合により、プログラムおよび命令は、媒体上で永久的に、実質的に永久的に、半永久的に、または非一時的に符号化される。
コンピュータプログラム
一部の実施形態において、本明細書で開示するプラットフォーム、システム、媒体、および方法は、少なくとも一つのコンピュータプログラム、またはその使用を含む。コンピュータプログラムは、特定のタスクを実行するために書き込まれた、コンピューティングデバイスのCPUの一つまたは複数のプロセッサによって実行可能な命令シーケンスを含む。コンピュータ可読命令は、特定のタスクを実行するまたは特定の抽象データ型を実装する、機能、オブジェクト、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、コンピューティングデータ構造などのプログラムモジュールとして実装されてよい。本明細書で提供する本開示に照らせば、当業者には、コンピュータプログラムは様々な言語の様々なバージョンで書き込まれてよいことが認識されるだろう。
コンピュータ可読命令の機能性は、様々な環境において要望通りに組み合わせまたは分散されてよい。一部の実施形態において、コンピュータプログラムは、一つの命令シーケンスを含む。一部の実施形態において、コンピュータプログラムは、複数の命令シーケンスを含む。一部の実施形態において、コンピュータプログラムは、一箇所から提供される。他の実施形態において、コンピュータプログラムは、複数箇所から提供される。様々な実施形態において、コンピュータプログラムは、一つまたは複数のソフトウェアモジュールを含む。様々な実施形態において、コンピュータプログラムは、一つまたは複数のウェブアプリケーション、一つまたは複数のモバイルアプリケーション、一つまたは複数のスタンドアロンアプリケーション、一つまたは複数のウェブブラウザプラグイン、拡張機能、アドイン、またはアドオン、またはそれらの組み合わせを部分的または全体的に含む。
ウェブアプリケーション
一部の実施形態において、コンピュータプログラムはウェブアプリケーションを含む。本明細書で提供する本開示に照らせば、当業者には、ウェブアプリケーションは、様々な実施形態において、一つまたは複数のソフトウェアフレームワークおよび一つまたは複数のデータベースシステムを利用することが認識されるだろう。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、Microsoft(登録商標) .NETまたはRuby on Rails(RoR)などのソフトウェアフレームワーク上で作成される。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、非限定的な例としてリレーショナルデータベースシステム、非リレーショナルデータベースシステム、オブジェクト指向データベースシステム、連想データベースシステム、およびXMLデータベースシステムを含む一つまたは複数のデータベースシステムを利用する。さらなる実施形態において、適切なリレーショナルデータベースシステムとしては、非限定的な例としてMicrosoft(登録商標) SQL Server、mySQL(商標)、およびOracle(登録商標)を含む。当業者には、ウェブアプリケーションは、様々な実施形態において、一つまたは複数の言語の一つまたは複数のバージョンで書き込まれることも認識されるだろう。ウェブアプリケーションは、一つまたは複数のマークアップ言語、プレゼンテーション定義言語、クライアント側スクリプト言語、サーバ側コーディング言語、データベースクエリ言語、またはそれらの組み合わせで書き込まれてよい。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、ハイパーテキストマークアップ言語(HTML)、拡張可能ハイパーテキストマークアップ言語(XHTML)、または拡張可能マークアップ言語(XML)などのマークアップ言語である程度書き込まれる。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、カスケーディングスタイルシート(CSS)などのプレゼンテーション定義言語である程度書き込まれる。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、Asynchronous Javascript and XML(AJAX)、Flash(登録商標) ActionScript、JavaScript、またはSilverlight(登録商標)などのクライアント側スクリプト言語である程度書き込まれる。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、Active Server Pages(ASP)、ColdFusion(登録商標)、Perl、Java(商標)、JavaServer Pages(JSP)、Hypertext Preprocessor(PHP)、Python(商標)、Ruby、Tcl、Smalltalk、WebDNA(登録商標)、またはGroovyなどのサーバ側コーディング言語である程度書き込まれる。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、構造化クエリ言語(SQL)などのデータベースクエリ言語である程度書き込まれる。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションは、IBM(登録商標) Lotus Domino(登録商標)などのエンタープライズサーバ製品を統合する。一部の実施形態において、ウェブアプリケーションはメディアプレーヤ要素を含む。様々なさらなる実施形態において、メディアプレーヤ要素は、非限定的な例としてAdobe(登録商標) Flash(登録商標)、HTML 5、Apple(登録商標) QuickTime(登録商標)、Microsoft(登録商標) Silverlight(登録商標)、Java(商標)、およびUnity(登録商標)を含む多くの適切なマルチメディアテクノロジーの一つまたは複数を利用する。
図12を参照すると、特定の一実施形態において、アプリケーション提供システムは、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)1210によってアクセスされる一つまたは複数のデータベース1200を含む。適切なRDBMSとしては、Firebird、MySQL、PostgreSQL、SQLite、Oracle Database、Microsoft SQL Server、IBM DB2、IBM Informix、SAP Sybase、SAP Sybase、Teradataなどを含む。この実施形態において、アプリケーション提供システムは、一つまたは複数のアプリケーションサーバ1220(Javaサーバ、NETサーバ、およびPHPサーバなど)および一つまたは複数のウェブサーバ1230(Apache、IIS、およびGWSなど)をさらに含む。ウェブサーバは、任意選択で、appアプリケーションプログラミングインターフェース(API)1240を介して一つまたは複数のウェブサービスを公開する。インターネットなどのネットワークを介して、システムは、ブラウザベースおよび/またはモバイルネイティブのユーザインターフェースを提供する。
図13を参照すると、特定の一実施形態において、アプリケーション提供システムは、代替的に、分散型のクラウドベースのアーキテクチャ1300を有し、エラスティックに負荷分散された(elastically load balanced)オートスケーリングのウェブサーバリソース1310およびアプリケーションサーバリソース1320ならびに同期的に複製されたデータベース1330を含む。
モバイルアプリケーション
一部の実施形態において、コンピュータプログラムは、モバイルコンピューティングデバイスに提供されるモバイルアプリケーションを含む。一部の実施形態において、モバイルアプリケーションは、モバイルコンピューティングデバイスの製造時にモバイルコンピューティングデバイスに提供される。他の実施形態において、モバイルアプリケーションは、本明細書で説明するコンピュータネットワークを介してモバイルコンピューティングデバイスに提供される。
本明細書で提供する本開示を考慮すると、モバイルアプリケーションは、技術的に既知のハードウェア、言語、および開発環境を用いて当業者に既知の技術によって作成される。当業者には、モバイルアプリケーションはいくつかの言語で書き込まれることが認識されるだろう。適切なプログラミング言語としては、非限定的な例としてC、C++、C♯、Object‐C、Java(商標)、Javascript、Pascal、Object Pascal、Python(商標)、Ruby、VB.NET、WML、およびCSSありまたはなしのXHTML/HTML、またはそれらの組み合わせを含む。
適切なモバイルアプリケーション開発環境は、いくつかのソースから利用可能である。市販の開発環境としては、非限定的な例としてAirplaySDK、alcheMo、Appcelerator(登録商標)、Celsius、Bedrock、Flash Lite、.NET Compact Framework、Rhomobile、およびWorkLight Mobile Platformを含む。非限定的な例としてLazarus、MobiFlex、MoSync、およびPhonegapを含む他の開発環境が無償で利用可能である。また、モバイルデバイスのメーカーは、非限定的な例としてiPhoneおよびiPad(iOS) SDK、Android(商標) SDK、BlackBerry(登録商標) SDK、BREW SDK、Palm(登録商標) OS SDK、Symbian SDK、webOS SDK、およびWindows(登録商標) Mobile SDKを含むソフトウェア開発キットを配布している。
当業者には、モバイルアプリケーションの配布のために、非限定的な例としてApple(登録商標) App Store、Google(登録商標) Play、 Chrome WebStore、BlackBerry(登録商標) App World、App Store for Palm Devices、App Catalog for webOS、Windows(登録商標) Marketplace for Mobile、Ovi Store for Nokia(登録商標) devices、Samsung(登録商標) Apps、およびNintendo(登録商標) DSi Shopを含むいくつかの商業的フォーラムが利用可能であることが認識されるだろう。
スタンドアロンアプリケーション
一部の実施形態において、コンピュータプログラムはスタンドアロンアプリケーションを含み、このスタンドアロンアプリケーションは、既存のプロセスに対するアドオンではなく、例えば、プラグインではなく、独立したコンピュータプロセスとして走らせるプログラムである。当業者には、スタンドアロンアプリケーションはコンパイルされる場合が多いことが認識されるだろう。コンパイラは、プログラミング言語で書き込まれたソースコードを、アセンブリ言語または機械語などのバイナリオブジェクトコードに変換するコンピュータプログラムである。適切なコンパイル型プログラミング言語としては、非限定的な例としてC、C++、Objective‐C、COBOL、Delphi、Eiffel、Java(商標)、Lisp、Python(商標)、Visual Basic、およびVB.NET、またはそれらの組み合わせを含む。コンパイルは、少なくとも部分的には、実行可能なプログラムを作成するために行われる場合が多い。一部の実施形態において、コンピュータプログラムは、一つまたは複数の実行可能なコンパイルされたアプリケーションを含む。
ウェブブラウザプラグイン
一部の実施形態において、コンピュータプログラムは、ウェブブラウザプラグイン(例えば、拡張機能など)を含む。コンピューティングにおいて、プラグインは、より大きなソフトウェアアプリケーションに特定の機能性を追加する一つまたは複数のソフトウェアコンポーネントである。ソフトウェアアプリケーションのメーカーはプラグインをサポートして、サードパーティデベロッパーが、アプリケーションを拡張する能力を作り出すこと、新しい機能の容易な追加をサポートすること、およびアプリケーションのサイズを縮小することを可能にする。サポートされるとき、プラグインは、ソフトウェアアプリケーションの機能性のカスタマイズを可能にする。例えば、プラグインは、一般的にウェブブラウザで使用されて、ビデオの再生、対話性の生成、ウイルススキャン、および特定のファイル形式の表示を行う。当業者は、Adobe(登録商標) Flash(登録商標) Player、Microsoft(登録商標) Silverlight(登録商標)、およびApple(登録商標) QuickTime(登録商標)を含むいくつかのウェブブラウザプラグインに詳しいだろう。一部の実施形態において、ツールバーは、一つまたは複数のウェブブラウザ拡張機能、アドイン、またはアドオンを含む。一部の実施形態において、ツールバーは、一つまたは複数のエクスプローラバー、ツールバンド、またはデスクバンドを含む。
本明細書で提供する本開示を考慮すると、当業者には、非限定的な例としてC++、Delphi、Java(商標)、PHP、Python(商標)、およびVB.NET、またはそれらの組み合わせを含む様々なプログラミング言語でプラグインの開発を可能にするいくつかのプラグインフレームワークが利用可能であることが認識されるだろう。
ウェブブラウザ(インターネットブラウザとも呼ばれる)は、World Wide Web上の情報リソースを検索、提示、および横断するための、ネットワーク接続されたコンピューティングデバイスとともに使用されるように設計されたソフトウェアアプリケーションである。適切なウェブブラウザとしては、非限定的な例としてMicrosoft(登録商標) Internet Explorer(登録商標)、Mozilla(登録商標) Firefox(登録商標)、Google(登録商標) Chrome、Apple(登録商標) Safari(登録商標)、Opera Software(登録商標) Opera(登録商標)、およびKDE Konquerorを含む。一部の実施形態において、ウェブブラウザはモバイルウェブブラウザである。モバイルウェブブラウザ(マイクロブラウザ、ミニブラウザ、およびワイヤレスブラウザとも呼ばれる)は、非限定的な例としてハンドヘルドコンピュータ、タブレットコンピュータ、ネットブックコンピュータ、サブノートブックコンピュータ、スマートフォン、音楽プレーヤ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、およびハンドヘルドビデオゲームシステムを含むモバイルコンピューティングデバイス上で使用されるように設計されている。適切なモバイルウェブブラウザとしては、非限定的な例としてGoogle(登録商標) Android(登録商標) browser、RIM BlackBerry(登録商標) Browser、Apple(登録商標) Safari(登録商標)、Palm(登録商標) Blazer、Palm(登録商標) WebOS(登録商標) Browser、Mozilla(登録商標) Firefox(登録商標) for mobile、Microsoft(登録商標) Internet Explorer(登録商標) Mobile、Amazon(登録商標) Kindle(登録商標) Basic Web、Nokia(登録商標) Browser、Opera Software(登録商標) Opera(登録商標) Mobile、およびSony(登録商標) PSP(商標)browserを含む。
ソフトウェアモジュール
一部の実施形態において、本明細書で開示するプラットフォーム、システム、媒体、および方法は、ソフトウェア、サーバ、および/またはデータベースモジュール、またはその使用を含む。本明細書で提供する本開示を考慮すると、ソフトウェアモジュールは、技術的に既知の機械、ソフトウェア、および言語を用いて当業者に既知の技術によって作成される。本明細書で開示するソフトウェアモジュールは、多様なやり方で実装される。様々な実施形態において、ソフトウェアモジュールは、ファイル、コードセクション、プログラミングオブジェクト、プログラミング構造、またはその組み合わせを含む。さらなる様々な実施形態において、ソフトウェアモジュールは、複数のファイル、複数のコードセクション、複数のプログラミングオブジェクト、複数のプログラミング構造、またはそれらの組み合わせを含む。様々な実施形態において、一つまたは複数のソフトウェアモジュールは、非限定的な例としてウェブアプリケーション、モバイルアプリケーション、およびスタンドアロンアプリケーションを含む。一部の実施形態において、ソフトウェアモジュールは、一つのコンピュータプログラムまたはアプリケーション内にある。他の実施形態において、ソフトウェアモジュールは、二つ以上のコンピュータプログラムまたはアプリケーション内にある。一部の実施形態において、ソフトウェアモジュールは、一つの機械上にホストされる。他の実施形態において、ソフトウェアモジュールは、二つ以上の機械上にホストされる。さらなる実施形態において、ソフトウェアモジュールは、クラウドコンピューティングプラットフォームなどの分散コンピューティングプラットフォーム上にホストされる。一部の実施形態において、ソフトウェアモジュールは、一箇所にある一つまたは複数の機械上にホストされる。他の実施形態において、ソフトウェアモジュールは、二つ以上の箇所にある一つまたは複数の機械上にホストされる。
データベース
一部の実施形態において、本明細書で開示するプラットフォーム、システム、媒体、および方法は、一つまたは複数のデータベース、またはその使用を含む。本明細書で提供する本開示を考慮すると、当業者には、多くのデータベースが、ユーザ情報、バイオメトリック情報、アイトラッキング情報、およびなりすまし試行情報の保存および検索に適していることが認識されるだろう。様々な実施形態において、適したデータベースとしては、非限定的な例としてリレーショナルデータベース、非リレーショナルデータベース、オブジェクト指向データベース、オブジェクトデータベース、実体関連モデルデータベース、連想データベース、およびXMLデータベースを含む。さらなる非限定的な例としては、SQL、PostgreSQL、MySQL、Oracle、DB2、およびSybaseを含む。一部の実施形態において、データベースはインターネットベースのものである。さらなる実施形態において、データベースはウェブベースのものである。またさらなる実施形態において、データベースはクラウドコンピューティングベースのものである。特定の一実施形態において、データベースは分散データベースである。他の実施形態において、データベースは、一つまたは複数のローカルコンピュータストレージデバイスに基づく。
説明に役立つ次の実施例は、本明細書で説明するソフトウェア、アプリケーション、システム、および方法の実施形態を代表するものであり、決して限定する意図はない。
実施例1―ユーザ視線プロファイルの登録
一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルの登録は、顔配置領域の画像と重ね合わされる前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含むライブビデオフィードをモバイルデバイスの画面上に表示することによって行われる。ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていることが判定されると、ユーザには、連続する二つ以上の登録視線アイコンを凝視するように通知される。ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示された状態が維持されている間に、連続する四つの登録視線アイコンが表示される。本実施例では、連続する四つの登録視線アイコンは、左上の箇所、右上の箇所、左下の箇所、および右上の箇所を順に含む、モバイルフォンの画面上の四つの登録表示箇所に表示される。ユーザが、四つの登録視線アイコンの表示中に四つの登録視線アイコンの一つまたは複数の登録視線アイコンの中心から四つの登録視線アイコンの幅の10%以上の距離にある点を凝視する場合、ユーザにはエラーが通知され、かつ/またはユーザ視線プロファイルの登録を終了する。
ユーザが、自身の顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示された状態で連続する四つの登録視線アイコンを凝視している間に、モバイルデバイスの前面カメラは、ユーザの登録視線画像を捕捉する。
その後、登録視線アイコンの表示中にユーザの捕捉された登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルが登録され、各捕捉された登録視線画像は、登録視線アイコンの登録表示箇所と関連付けられる。本実施例では、ユーザ視線プロファイルは、ユーザの名前、およびユーザにアクセスが認められたアセットのリストをさらに含む。
実施例2―ユーザ視線プロファイルの登録
一部の実施形態において、ユーザ視線プロファイルの登録は、前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含むライブビデオフィードをモバイルデバイスの画面上に表示することによって行われる。ユーザには次に、連続する二つ以上の登録視線アイコンを凝視するように通知される。四つの登録視線アイコンが各々、左上の箇所に0.1秒間、右上の箇所に0.5秒間、左下の箇所に1秒間、そして右上の箇所に2秒間という順で、それぞれの登録表示箇所に登録表示期間にわたって表示される。ユーザが、四つの登録視線アイコンの表示中に四つの登録視線アイコンの一つまたは複数の登録視線アイコンの中心から四つの登録視線アイコンの幅の10%以上の距離の点を凝視する場合、ユーザにはエラーが通知され、かつ/またはユーザ視線プロファイルの登録を終了する。
ユーザが連続する四つの登録視線アイコンを凝視している間に、モバイルデバイスの前面カメラは、ユーザの登録視線画像を捕捉する。その後、登録視線アイコンの表示中にユーザの捕捉された登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルが登録され、各捕捉された登録視線画像は、登録視線アイコンの登録表示箇所と関連付けられる。本実施例では、ユーザ視線プロファイルは、ユーザの名前、およびユーザにアクセスが認められたアセットのリストをさらに含む。
実施例3―ユーザの認証および/またはなりすまし試行の判定
一部の実施形態において、リソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行の判定は、顔配置領域の画像と重ね合わされる前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含むライブビデオフィードをモバイルデバイスの画面上に表示することによって行われる。ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていることが判定されると、ユーザには、連続する二つ以上の認証視線アイコンを凝視するように通知される。ユーザの顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示された状態が維持されている間に、連続する二つの認証視線アイコンが表示される。本実施例では、連続する二つの認証視線アイコンが、左上の箇所、右上の箇所、および右下の箇所を順に含むモバイルフォンの画面上の四つの認証表示箇所に表示される。
ユーザが、二つの認証視線アイコンの表示中に二つの認証視線アイコンの一つまたは複数の認証視線アイコンの中心から二つの認証視線アイコンの幅の10%以上の距離にある点を凝視する場合、ユーザにはエラーが通知され、かつ/またはユーザによるリソースへのアクセス要請を終了する。
ユーザが、自身の顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示された状態で連続する二つの認証視線アイコンを凝視している間に、モバイルデバイスの前面カメラは、ユーザの認証視線画像を捕捉する。
その後、第一の登録表示箇所のユーザ登録視線アイコンを凝視しているユーザの登録視線画像と、同一の第一の登録表示箇所のユーザ認証視線アイコンを凝視しているユーザの認証視線画像との間の類似度が認証閾値よりも大きい場合、なりすまし試行が起きていると判定する。
実施例4―ユーザの認証および/またはなりすまし試行の判定
一部の実施形態において、リソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行の判定は、前面カメラによって捕捉されたライブビデオフィードを含むライブビデオフィードをモバイルデバイスの画面上に表示することによって行われる。ユーザには次に、連続する二つ以上の認証視線アイコンを凝視するように通知される。四つの認証視線アイコンが各々、左上の箇所に0.1秒間、右上の箇所に0.5秒間、左下の箇所に1秒間、そして右上の箇所に2秒間という順で、それぞれの認証表示箇所に認証表示期間にわたって表示される。ユーザが、二つの認証視線アイコンの表示中に二つの認証視線アイコンの一つまたは複数の認証視線アイコンの中心から二つの認証視線アイコンの幅の10%以上の距離の点を凝視する場合、ユーザにはエラーが通知され、かつ/またはユーザによるリソースへのアクセス要請を終了する。
ユーザが、自身の顔が顔配置領域内に少なくとも部分的に表示された状態で、連続する二つの認証視線アイコンを凝視している間に、モバイルデバイスの前面カメラは、ユーザの認証視線画像を捕捉する。
その後、第一の登録表示箇所のユーザ登録視線アイコンを凝視しているユーザの登録視線画像と、同一の第一の登録表示箇所のユーザ認証視線アイコンを凝視しているユーザの認証視線画像との間の類似度が認証閾値よりも大きい場合、なりすまし試行が起きていると判定する。
本明細書において本開示の好適な実施形態を示して説明したが、当業者には、このような実施形態は一例として提供されているにすぎないことは明白であろう。これから当業者は、本開示から逸脱することなく数多くの変形、変更、および代用に想到するだろう。本開示を実施する際には、本明細書で説明した本開示の実施形態の様々な代替物が採用されてよいことを理解すべきである。

Claims (135)

  1. 画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するコンピュータ実装方法であって、
    (a)前記ユーザの登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを受け取ることであって、該登録視線画像が登録表示箇所と関連付けられている、受け取ることと、
    (b)認証視線アイコンを表示することであって、該認証視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の認証表示箇所に表示される、表示することと、
    (c)前記ユーザの視線が前記認証視線アイコンの表示中に前記認証視線アイコンの前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定することと、
    (d)前記ユーザの認証視線画像を捕捉することであって、該認証視線画像が前記認証視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、
    (e)前記認証視線画像が、該認証視線画像の前記認証表示箇所と同等の前記登録表示箇所と関連付けられた前記登録視線画像との認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定することと
    を含む方法。
  2. 前記認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  3. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  4. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンの前記認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  5. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンは前記ユーザに知られていない、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  6. 前記ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定される、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅にある、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  8. 前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示することであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、表示することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  10. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  11. 前記ユーザの視線プロファイルは、
    (a)登録視線アイコンを表示することであって、該登録視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の異なる登録表示箇所に表示される、表示することと、
    (b)前記ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、
    (c)前記ユーザの前記登録視線画像を捕捉することであって、該登録視線画像が前記登録視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、
    (d)前記登録視線アイコンの表示中に前記ユーザの捕捉された前記登録視線画像を含む前記ユーザの視線プロファイルを作成することであって、各捕捉された登録視線画像が前記登録視線アイコンの前記登録表示箇所と関連付けられる、作成することと
    によって登録される、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  12. 前記登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  13. 前記連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  14. 前記連続する二つ以上の登録視線アイコンの前記登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  15. 前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  16. 前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示することであって、該ライブビデオフィードが前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、表示することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  17. 前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  18. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  19. 前記登録視線画像における登録視線画像の数が、一連の前記認証視線画像における認証視線画像の数よりも多い、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  20. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  21. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方が、アイコン表示期間にわたって表示される、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  22. 前記アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  23. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記アイコン表示期間における残り時間または前記アイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  24. 前記インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、前記認証視線アイコンの大きさ、前記認証視線アイコンの色、またはそれらの任意の組み合わせを含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  25. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方が、単一の視線アイコンの表示を含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  26. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記モバイルフォンに対して静的である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  27. 前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  28. 前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  29. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  30. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  31. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に少なくとも一つの登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  32. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  33. ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けることをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  34. 前記ユーザの視線プロファイルを作成する前に前記ユーザによる登録確認を要請することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  35. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  36. 前記登録視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  37. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  38. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  39. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に少なくとも一つの認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  40. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  41. ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けることをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  42. 前記ユーザに前記リソースへのアクセスを認める前に前記ユーザによる認証確認を要請することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  43. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  44. 前記認証視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  45. 前記ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定することをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の方法。
  46. デジタル処理デバイスを含むコンピュータ実装システムであって、前記デジタル処理デバイスが、少なくとも一つのプロセッサと、実行可能な命令を実行するように構成されたオペレーティングシステムと、メモリと、画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するためのアプリケーションを作成するためのデジタル処理デバイスによって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムとを含み、前記アプリケーションが、
    (a)前記ユーザの登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを受け取るモジュールであって、各登録視線画像が登録表示箇所と関連付けられている、モジュールと、
    (b)認証視線アイコンを表示するモジュールであって、該認証視線アイコンがモバイルフォンの前記画面上の異なる認証表示箇所に表示される、モジュールと、
    (c)前記ユーザの視線が各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定するモジュールと、
    (d)前記ユーザの認証視線画像を捕捉するモジュールであって、該認証視線画像が前記認証視線アイコンの表示中に捕捉される、モジュールと、
    (e)前記認証視線画像が、該認証視線画像の前記認証表示箇所と同等の前記登録表示箇所と関連付けられた前記登録視線画像の一つとの認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定するモジュールとを含む、システム。
  47. 前記認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  48. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  49. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンの前記認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  50. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンは前記ユーザに知られていない、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  51. 前記ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定される、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  52. 前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅にある、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  53. 前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されたライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  54. 前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  55. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  56. 前記ユーザの視線プロファイルは、
    (a)登録視線アイコンを表示することであって、該登録視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の異なる登録表示箇所に表示される、表示することと、
    (b)前記ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、
    (c)前記ユーザの前記登録視線画像を捕捉することであって、該登録視線画像が前記登録視線アイコンの表示中に捕捉される、捕捉することと、
    (d)前記登録視線アイコンの表示中に前記ユーザの捕捉された前記登録視線画像を含む前記ユーザの視線プロファイルを作成することであって、各捕捉された登録視線画像が前記登録視線アイコンの前記登録表示箇所と関連付けられる、作成することと
    によって登録される、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  57. 前記登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  58. 前記連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  59. 前記連続する二つ以上の登録視線アイコンの前記登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  60. 前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  61. 前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  62. 前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  63. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  64. 前記登録視線画像における登録視線画像の数が、一連の前記認証視線画像における認証視線画像の数よりも多い、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  65. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  66. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、アイコン表示期間にわたって表示される、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  67. 前記アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  68. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記アイコン表示期間における残り時間または前記アイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  69. 前記インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、前記認証視線アイコンの大きさ、前記認証視線アイコンの色、またはそれらの任意の組み合わせを含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  70. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、単一の視線アイコンの表示を含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  71. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記モバイルフォンに対して静的である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  72. 前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  73. 前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  74. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  75. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  76. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に少なくとも一つの登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  77. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  78. ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  79. 前記ユーザの視線プロファイルを作成する前に前記ユーザによる登録確認を要請するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  80. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  81. 前記登録視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  82. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  83. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  84. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に少なくとも一つの認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  85. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  86. ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  87. 前記ユーザに前記リソースへのアクセスを認める前に前記ユーザによる認証確認を要請するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  88. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  89. 前記認証視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  90. 前記ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載のシステム。
  91. 画面および前面カメラを有するモバイルデバイスを介したリソースへのアクセス要請中のユーザによるなりすまし試行を判定するためのアプリケーションを作成するための、プロセッサによって実行可能な命令を含むコンピュータプログラムで符号化された非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体であって、前記アプリケーションが、
    (a)前記ユーザの登録視線画像を含むユーザ視線プロファイルを受け取るモジュールであって、各登録視線画像が登録表示箇所と関連付けられている、モジュールと、
    (b)認証視線アイコンを表示するモジュールであって、該認証視線アイコンがモバイルフォンの前記画面上の異なる認証表示箇所に表示される、モジュールと、
    (c)前記ユーザの視線が各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定するモジュールと、
    (d)前記ユーザの認証視線画像を捕捉するモジュールであって、前記認証視線画像が前記認証視線アイコンの表示中に捕捉される、モジュールと、
    (e)前記認証視線画像が、該認証視線画像の前記認証表示箇所と同等の前記登録表示箇所と関連付けられた前記登録視線画像の一つとの認証閾値を下回る類似度を有する場合、なりすまし試行が起きていると判定するモジュールと
    を含む、非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  92. 前記認証視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の認証視線アイコンを表示することを含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  93. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンはランダムな連続である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  94. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンの前記認証表示箇所はランダムに選ばれた箇所である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  95. 前記連続する二つ以上の認証視線アイコンは前記ユーザに知られていない、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  96. 前記ユーザの視線は、機械学習アルゴリズムによって、前記認証表示箇所の方へ向けられていると判定される、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  97. 前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅にある、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  98. 前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  99. 前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  100. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  101. 前記ユーザの視線プロファイルは、
    (a)登録視線アイコンを表示することであって、該登録視線アイコンが前記モバイルフォンの前記画面上の異なる登録表示箇所に表示される、表示することと、
    (b)前記ユーザの視線が各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所の方へ向けられていると判定することと、
    (c)前記ユーザの前記登録視線画像を捕捉することであって、該登録視線画像が前記登録視線アイコンの表示中に捕捉される、判定することと、
    (d)前記登録視線アイコンの表示中に前記ユーザの捕捉された前記登録視線画像を含む前記ユーザの視線プロファイルを作成することであって、各捕捉された登録視線画像が前記登録視線アイコンの前記登録表示箇所と関連付けられる、作成することと
    によって登録される、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  102. 前記登録視線アイコンを表示することは、連続する二つ以上の登録視線アイコンを表示することを含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  103. 前記連続する二つ以上の登録視線アイコンはランダムな連続である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  104. 前記連続する二つ以上の登録視線アイコンの前記登録表示箇所はランダムに選ばれた箇所である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  105. 前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の隅である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  106. 前記モバイルデバイスの前記画面上にライブビデオフィードを表示するモジュールであって、該ライブビデオフィードが、前記前面カメラによって捕捉されるライブビデオフィードを含む、モジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  107. 前記ライブビデオフィードは顔配置領域の画像と重ね合わされる、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  108. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されていると判定するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  109. 前記登録視線画像における登録視線画像の数が、一連の前記認証視線画像における認証視線画像の数よりも多い、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  110. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、幾何学的形状、不規則な形状、または画像である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  111. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、アイコン表示期間にわたって表示される、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  112. 前記アイコン表示期間は約0.01秒から約60秒である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  113. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記アイコン表示期間における残り時間または前記アイコン表示期間中に経過した時間と関連付けられたインジケータを含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  114. 前記インジケータは、秒数、動的円グラフ、動的棒グラフ、前記認証視線アイコンの大きさ、前記認証視線アイコンの色、またはそれらの任意の組み合わせを含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  115. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、単一の視線アイコンの表示を含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  116. 前記認証視線アイコン、前記登録視線アイコン、またはその両方は、前記モバイルフォンに対して静的である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  117. 前記登録表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  118. 前記認証表示箇所は、前記モバイルデバイスの前記画面の右上隅、左上隅、右下隅、左下隅、上側、下側、右側、または左側である、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  119. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  120. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  121. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各登録視線アイコンの表示中に少なくとも一つの登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  122. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの登録視線アイコンの表示中に各登録視線アイコンの前記登録表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記ユーザの視線プロファイルの登録を終了するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  123. ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  124. 前記ユーザの視線プロファイルを作成する前に前記ユーザによる登録確認を要請するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  125. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように、前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  126. 前記登録視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  127. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  128. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が通知期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記通知期間にわたって各認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、通知を表示するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  129. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、各認証視線アイコンの表示中に少なくとも一つの認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  130. 前記ユーザの顔の少なくとも大部分が終了期間にわたって前記顔配置領域外に表示される場合、前記ユーザの視線が、前記終了期間にわたって少なくとも一つの認証視線アイコンの表示中に各認証視線アイコンの前記認証表示箇所から離れる方へ向けられていると判定される場合、またはその両方の場合、前記リソースへのアクセス要請を拒否するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  131. ユーザ名、識別パラメータ、またはその両方を要請し、該ユーザ名、該識別パラメータ、またはその両方を前記ユーザの視線プロファイルと関連付けるモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  132. 前記ユーザに前記リソースへのアクセスを認める前に前記ユーザによる認証確認を要請するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  133. 前記ユーザの顔が前記顔配置領域内に少なくとも部分的に表示されるように、前記モバイルデバイスに対して前記ユーザの顔を配置するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  134. 前記認証視線アイコンを凝視するように前記ユーザに通知するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
  135. 前記ユーザの顔の少なくとも一部がマスクで塞がれているか否かを判定するモジュールをさらに含む、前述の請求項のいずれかに記載の非一時的なコンピュータ可読ストレージ媒体。
JP2022536887A 2019-12-16 2020-12-15 アイトラッキングを用いたなりすまし防止のための方法、システム、および媒体 Active JP7434565B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201962948699P 2019-12-16 2019-12-16
US62/948,699 2019-12-16
PCT/US2020/065070 WO2021126825A1 (en) 2019-12-16 2020-12-15 Methods, systems, and media for anti-spoofing using eye-tracking

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2023516108A true JP2023516108A (ja) 2023-04-18
JPWO2021126825A5 JPWO2021126825A5 (ja) 2023-12-15
JP7434565B2 JP7434565B2 (ja) 2024-02-20

Family

ID=76318116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022536887A Active JP7434565B2 (ja) 2019-12-16 2020-12-15 アイトラッキングを用いたなりすまし防止のための方法、システム、および媒体

Country Status (8)

Country Link
US (1) US11507248B2 (ja)
EP (1) EP4078358A4 (ja)
JP (1) JP7434565B2 (ja)
KR (1) KR20220116491A (ja)
BR (1) BR112022011940A2 (ja)
CA (1) CA3167281A1 (ja)
TW (1) TW202133011A (ja)
WO (1) WO2021126825A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI781226B (zh) 2017-09-18 2022-10-21 美商艾勒門公司 用於偵測行動認證中之欺騙之方法、系統及媒體
WO2020185948A1 (en) 2019-03-12 2020-09-17 Element Inc. Detecting spoofing of facial recognition with mobile devices
US11507248B2 (en) 2019-12-16 2022-11-22 Element Inc. Methods, systems, and media for anti-spoofing using eye-tracking
US20240004462A1 (en) * 2022-07-01 2024-01-04 Sony Interactive Entertainment Inc. Gaze tracking for user interface

Family Cites Families (184)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3733861A (en) 1972-01-19 1973-05-22 Recognition Devices Electronic recognition door lock
US4371951A (en) 1980-09-29 1983-02-01 Control Data Corporation Apparatus for converting serial input sparse vector format to parallel unpacked format for input to tandem arithmetic logic units
US5067164A (en) 1989-11-30 1991-11-19 At&T Bell Laboratories Hierarchical constrained automatic learning neural network for character recognition
US5058179A (en) 1990-01-31 1991-10-15 At&T Bell Laboratories Hierarchical constrained automatic learning network for character recognition
US5450523A (en) 1990-11-15 1995-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Training module for estimating mixture Gaussian densities for speech unit models in speech recognition systems
US5774059A (en) 1995-07-20 1998-06-30 Vindicator Corporation Programmable electronic lock
CA2156236C (en) 1995-08-16 1999-07-20 Stephen J. Borza Biometrically secured control system for preventing the unauthorized use of a vehicle
JP2815045B2 (ja) 1996-12-16 1998-10-27 日本電気株式会社 画像特徴抽出装置,画像特徴解析装置,および画像照合システム
US6152563A (en) 1998-02-20 2000-11-28 Hutchinson; Thomas E. Eye gaze direction tracker
US6178255B1 (en) 1998-04-28 2001-01-23 Cross Match Technologies, Inc. Individualized fingerprint scanner
US6274745B1 (en) 1999-03-24 2001-08-14 Tosoh Corporation Binaphthol monophosphoric acid derivative and its use
JP4727065B2 (ja) 2000-05-11 2011-07-20 株式会社半導体エネルギー研究所 認証装置および通信システム
AU2000243889A1 (en) 2000-05-16 2001-11-26 Swisscom Mobile Ag Biometric method for identification and authorisation
US6956608B1 (en) 2000-08-11 2005-10-18 Identix Incorporated Fingerprint imaging device including an optical plate having microreflectors
US6819219B1 (en) 2000-10-13 2004-11-16 International Business Machines Corporation Method for biometric-based authentication in wireless communication for access control
JP2002259345A (ja) 2001-02-27 2002-09-13 Nec Corp 身体的特徴データの不正使用を防止する認証方法、認証装置、及びプログラム
TWI246028B (en) 2001-06-28 2005-12-21 Trek 2000 Int Ltd A portable device having biometrics-based authentication capabilities
US6633090B2 (en) 2001-09-07 2003-10-14 Delphi Technologies, Inc. Starting system for an automotive vehicle using fingerprint recognition
JP2003148017A (ja) 2001-11-08 2003-05-21 Sharp Corp 錠装置、錠制御システム及び錠制御方法
JP2003178306A (ja) 2001-12-12 2003-06-27 Toshiba Corp 個人認証装置および個人認証方法
US6873714B2 (en) 2002-02-19 2005-03-29 Delphi Technologies, Inc. Auto calibration and personalization of eye tracking system using larger field of view imager with higher resolution
US8590013B2 (en) 2002-02-25 2013-11-19 C. S. Lee Crawford Method of managing and communicating data pertaining to software applications for processor-based devices comprising wireless communication circuitry
US7616784B2 (en) 2002-07-29 2009-11-10 Robert William Kocher Method and apparatus for contactless hand recognition
GB2396001B (en) 2002-10-09 2005-10-26 Canon Kk Gaze tracking system
US7321671B2 (en) 2002-12-06 2008-01-22 Cross Match Technologies, Inc. System and method for generating a preview display in a print capturing system using a non-planar prism
US20060133651A1 (en) 2002-12-31 2006-06-22 Polcha Andrew J Recoverable biometric identity system and method
CN101064005A (zh) 2003-02-13 2007-10-31 日本电气株式会社 伪装检测装置及伪装检测方法
DE10315923A1 (de) 2003-04-08 2004-10-28 Tbs Holding Ag Verfahren und Anordnung zur berührungslosen Detektion von Daten unebener Flächen
US6923370B2 (en) 2003-05-20 2005-08-02 Bradley L. Gotfried Access system
US6992562B2 (en) 2003-06-10 2006-01-31 Visteon Global Technologies, Inc. Biometric keyless entry system
US7317815B2 (en) 2003-06-26 2008-01-08 Fotonation Vision Limited Digital image processing composition using face detection information
US8948468B2 (en) 2003-06-26 2015-02-03 Fotonation Limited Modification of viewing parameters for digital images using face detection information
JP2005149326A (ja) 2003-11-18 2005-06-09 Canon Inc 認証システム及び認証方法
JP4470663B2 (ja) 2004-09-14 2010-06-02 沖電気工業株式会社 虹彩認証における不正検出システム
US8181017B2 (en) 2004-10-22 2012-05-15 Nds Limited Certificate renewal
US20060120568A1 (en) 2004-12-06 2006-06-08 Mcconville Patrick J System and method for tracking individuals
CN101129042A (zh) 2005-02-22 2008-02-20 皇家飞利浦电子股份有限公司 在预定条件下用于转移媒体权的系统和方法
JP4696610B2 (ja) 2005-03-15 2011-06-08 オムロン株式会社 被写体認証装置、顔認証装置、携帯電話、及び被写体認証方法
US7783980B1 (en) 2005-04-07 2010-08-24 Aol Inc. Sharing digital items
US20060294393A1 (en) 2005-06-24 2006-12-28 Mc Call Clark E Remote biometric registration for vehicles
WO2007000504A1 (fr) 2005-06-27 2007-01-04 France Telecom Procede de reconnaissance biometrique d'une main, systeme et dispositif associes
US8026840B2 (en) 2005-10-28 2011-09-27 Raytheon Company Biometric radar system and method for identifying persons and positional states of persons
JP4793179B2 (ja) 2005-11-14 2011-10-12 オムロン株式会社 認証装置及び携帯端末
CN101379528B (zh) 2006-03-01 2012-07-04 日本电气株式会社 面部认证装置、面部认证方法
DE102006018956A1 (de) 2006-04-24 2007-10-25 Robert Bosch Gmbh Abgassensor
US7983451B2 (en) 2006-06-30 2011-07-19 Motorola Mobility, Inc. Recognition method using hand biometrics with anti-counterfeiting
JP4807167B2 (ja) 2006-07-06 2011-11-02 オムロン株式会社 なりすまし検知装置
US7660442B2 (en) 2006-09-01 2010-02-09 Handshot, Llc Method and system for capturing fingerprints, palm prints and hand geometry
US7986816B1 (en) 2006-09-27 2011-07-26 University Of Alaska Methods and systems for multiple factor authentication using gaze tracking and iris scanning
WO2008037062A1 (en) 2006-09-29 2008-04-03 Scammell, Dan A system and method for verifying a user's identity in electronic transactions
JP2008242631A (ja) 2007-03-26 2008-10-09 Oki Electric Ind Co Ltd 虹彩登録装置および虹彩認証装置
US20080284726A1 (en) 2007-05-17 2008-11-20 Marc Boillot System and Method for Sensory Based Media Control
US8126788B2 (en) 2007-05-29 2012-02-28 Exaktime Innovations, Inc. Method for tracking time attendance of either a dedicated user or multiple non-dedicated users, interchangeably, using a single multi-function electronic hand-held device
EP2009575B1 (en) 2007-06-27 2013-06-12 Research In Motion Limited System and method for improving smart card reader reconnections
JP4693818B2 (ja) 2007-07-09 2011-06-01 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 認証システム及び認証方法
GB0714344D0 (en) 2007-07-24 2007-09-05 Univ Wales Swansea Biometric attendance verification
US10169646B2 (en) 2007-12-31 2019-01-01 Applied Recognition Inc. Face authentication to mitigate spoofing
JP5186929B2 (ja) 2008-01-21 2013-04-24 日本電気株式会社 認証用撮像装置
EP2263190A2 (en) 2008-02-13 2010-12-22 Ubisoft Entertainment S.A. Live-action image capture
US9286742B2 (en) 2008-03-31 2016-03-15 Plantronics, Inc. User authentication system and method
US8358856B2 (en) 2008-06-02 2013-01-22 Eastman Kodak Company Semantic event detection for digital content records
US20100042940A1 (en) 2008-08-14 2010-02-18 Caterpillar Inc. Geofence system with integrated user interface
US8175379B2 (en) 2008-08-22 2012-05-08 Adobe Systems Incorporated Automatic video image segmentation
US8860795B2 (en) 2008-10-28 2014-10-14 Nec Corporation Masquerading detection system, masquerading detection method, and computer-readable storage medium
US8345932B2 (en) 2008-11-24 2013-01-01 International Business Machines Corporation Support vector machine for biometric data processing
JP5098973B2 (ja) 2008-11-27 2012-12-12 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証方法及び生体認証プログラム
JP4636171B2 (ja) 2008-12-17 2011-02-23 トヨタ自動車株式会社 車両用生体認証システム
JP2010146502A (ja) 2008-12-22 2010-07-01 Toshiba Corp 認証処理装置および認証処理方法
EP2674903A1 (en) 2009-01-06 2013-12-18 XPED Holdings Pty Ltd Arrangement for managing mobile device access to precinct regions containing services and products and information
US20100191551A1 (en) 2009-01-26 2010-07-29 Apple Inc. Systems and methods for accessing hotel services using a portable electronic device
JP5436876B2 (ja) 2009-02-02 2014-03-05 株式会社ディスコ 研削方法
US20100246902A1 (en) 2009-02-26 2010-09-30 Lumidigm, Inc. Method and apparatus to combine biometric sensing and other functionality
US8194938B2 (en) 2009-06-02 2012-06-05 George Mason Intellectual Properties, Inc. Face authentication using recognition-by-parts, boosting, and transduction
US8472681B2 (en) 2009-06-15 2013-06-25 Honeywell International Inc. Iris and ocular recognition system using trace transforms
US8638939B1 (en) 2009-08-20 2014-01-28 Apple Inc. User authentication on an electronic device
US8447119B2 (en) 2010-03-16 2013-05-21 Nec Laboratories America, Inc. Method and system for image classification
US8326001B2 (en) 2010-06-29 2012-12-04 Apple Inc. Low threshold face recognition
JPWO2012020591A1 (ja) 2010-08-09 2013-10-28 日本電気株式会社 個体識別システム、特徴量特定装置、特徴量特定方法およびプログラム
US8670935B2 (en) 2010-08-17 2014-03-11 Blackberry Limited Tagging a location by pairing devices
JP5565285B2 (ja) 2010-11-19 2014-08-06 コニカミノルタ株式会社 ガラス光学素子の製造方法
US20120137137A1 (en) 2010-11-30 2012-05-31 Brickell Ernest F Method and apparatus for key provisioning of hardware devices
KR101816170B1 (ko) 2010-12-22 2018-01-09 한국전자통신연구원 3차원 깊이 정보 획득 장치 및 그 방법
US8457370B2 (en) 2011-01-20 2013-06-04 Daon Holdings Limited Methods and systems for authenticating users with captured palm biometric data
US8675543B2 (en) 2011-02-24 2014-03-18 Verizon Patent And Licensing Inc. Route limiting in border gateway protocol over satellite networks
US8965287B2 (en) 2011-04-01 2015-02-24 Tony Lam Battery powered passive keyless entry system for premise entry
WO2012139268A1 (en) 2011-04-11 2012-10-18 Intel Corporation Gesture recognition using depth images
US9251402B2 (en) 2011-05-13 2016-02-02 Microsoft Technology Licensing, Llc Association and prediction in facial recognition
US9082235B2 (en) 2011-07-12 2015-07-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Using facial data for device authentication or subject identification
US8548207B2 (en) 2011-08-15 2013-10-01 Daon Holdings Limited Method of host-directed illumination and system for conducting host-directed illumination
US20150135309A1 (en) * 2011-08-20 2015-05-14 Amit Vishram Karmarkar Method and system of user authentication with eye-tracking data
EP2590140A1 (en) 2011-09-05 2013-05-08 Morpho, Inc. Facial authentication system, facial authentication method, and facial authentication program
CN102426715A (zh) 2011-09-30 2012-04-25 华为技术有限公司 一种电子门锁开锁方法、电子门锁及电子门锁系统
US8947202B2 (en) 2011-10-20 2015-02-03 Apple Inc. Accessing a vehicle using portable devices
US9111402B1 (en) 2011-10-31 2015-08-18 Replicon, Inc. Systems and methods for capturing employee time for time and attendance management
US8235529B1 (en) 2011-11-30 2012-08-07 Google Inc. Unlocking a screen using eye tracking information
TW201327413A (zh) 2011-12-21 2013-07-01 Xid Technologies Pte Ltd 臉部認證或辨識系統及方法
CN104106080B (zh) 2011-12-27 2017-10-03 英特尔公司 基于图灵测试的用户认证和用户在场验证系统、设备和方法
KR101242390B1 (ko) 2011-12-29 2013-03-12 인텔 코오퍼레이션 사용자를 인증하기 위한 방법, 장치, 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US9519769B2 (en) 2012-01-09 2016-12-13 Sensible Vision, Inc. System and method for disabling secure access to an electronic device using detection of a predetermined device orientation
JP5866216B2 (ja) 2012-01-31 2016-02-17 株式会社東海理化電機製作所 電子キー登録システム
US8705070B2 (en) 2012-02-24 2014-04-22 Canon Kabushiki Kaisha Systems and methods for managing use of an imaging device
US9323912B2 (en) 2012-02-28 2016-04-26 Verizon Patent And Licensing Inc. Method and system for multi-factor biometric authentication
US20130268418A1 (en) 2012-04-04 2013-10-10 Accu-Time Systems, Inc. Methods and apparatus for wireless communication of time and attendance information
US9208492B2 (en) 2013-05-13 2015-12-08 Hoyos Labs Corp. Systems and methods for biometric authentication of transactions
HK1160574A2 (en) 2012-04-13 2012-07-13 King Hei Francis Kwong Secure electronic payment system and process
US20130286161A1 (en) 2012-04-25 2013-10-31 Futurewei Technologies, Inc. Three-dimensional face recognition for mobile devices
US9070162B2 (en) 2012-04-25 2015-06-30 ZR Investments, LLC Time tracking device and method
US9047376B2 (en) 2012-05-01 2015-06-02 Hulu, LLC Augmenting video with facial recognition
WO2013180044A1 (ja) 2012-05-29 2013-12-05 株式会社村田製作所 電子キーシステム
US20130342672A1 (en) 2012-06-25 2013-12-26 Amazon Technologies, Inc. Using gaze determination with device input
US8542879B1 (en) 2012-06-26 2013-09-24 Google Inc. Facial recognition
US8396265B1 (en) 2012-06-26 2013-03-12 Google Inc. Facial recognition
US8869053B2 (en) 2012-07-06 2014-10-21 Sap Ag Organizer for managing employee time and attendance
US8437513B1 (en) 2012-08-10 2013-05-07 EyeVerify LLC Spoof detection for biometric authentication
US20140195974A1 (en) 2012-08-29 2014-07-10 Identity Validation Products, Llc Method and apparatus for using a finger swipe interface to control a system
ES2791776T3 (es) 2012-09-05 2020-11-05 Element Inc Sistema y método para la autenticación biométrica en conexión con dispositivos equipados con cámara
US9740917B2 (en) 2012-09-07 2017-08-22 Stone Lock Global, Inc. Biometric identification systems and methods
US9002586B2 (en) 2012-12-03 2015-04-07 Honda Motor Co., Ltd. Integrated biometric switch
US8856541B1 (en) 2013-01-10 2014-10-07 Google Inc. Liveness detection
US9355612B1 (en) 2013-01-22 2016-05-31 Amazon Technologies, Inc. Display security using gaze tracking
US9244529B2 (en) 2013-01-27 2016-01-26 Dmitri Model Point-of-gaze estimation robust to head rotations and/or device rotations
US20140294257A1 (en) 2013-03-28 2014-10-02 Kevin Alan Tussy Methods and Systems for Obtaining Information Based on Facial Identification
JP2014206932A (ja) 2013-04-15 2014-10-30 オムロン株式会社 認証装置、認証方法、制御プログラムおよび記録媒体
US9003196B2 (en) 2013-05-13 2015-04-07 Hoyos Labs Corp. System and method for authorizing access to access-controlled environments
CN104166835A (zh) 2013-05-17 2014-11-26 诺基亚公司 用于识别活体用户的方法和装置
US20140351163A1 (en) 2013-05-21 2014-11-27 Kevin Alan Tussy System and method for personalized delivery verification
US9014452B2 (en) 2013-08-21 2015-04-21 Seiko Epson Corporation Orientation-aware average intensity histogram to indicate object boundary depth in ultrasound images
AR097974A1 (es) 2013-10-11 2016-04-20 Element Inc Sistema y método para autenticación biométrica en conexión con dispositivos equipados con cámara
KR101556599B1 (ko) 2013-10-30 2015-10-02 연세대학교 산학협력단 패턴 입력 장치 및 방법과 이를 이용한 기록 매체
US10248771B1 (en) * 2014-01-24 2019-04-02 Microstrategy Incorporated Performing biometrics operations in uncontrolled environments
US20150227780A1 (en) 2014-02-13 2015-08-13 FacialNetwork, Inc. Method and apparatus for determining identity and programing based on image features
US20150227735A1 (en) 2014-02-13 2015-08-13 Robert Chappell System and method for eye tracking authentication
US10027884B2 (en) 2014-03-05 2018-07-17 Disney Enterprises, Inc. Method for capturing photographs and videos on a handheld client device without continually observing the device's screen
KR102506826B1 (ko) 2014-05-13 2023-03-06 엘리먼트, 인크. 모바일 장치와 관련된 전자 키 지급 및 액세스 관리를 위한 시스템 및 방법
US9408076B2 (en) 2014-05-14 2016-08-02 The Regents Of The University Of California Sensor-assisted biometric authentication for smartphones
US20150348214A1 (en) 2014-05-28 2015-12-03 Shailendra Jain Messaging service for geofence-based automatic time clocking
US20150347833A1 (en) 2014-06-03 2015-12-03 Mark Ries Robinson Noncontact Biometrics with Small Footprint
KR20170016438A (ko) 2014-06-03 2017-02-13 엘리먼트, 인크. 모바일 디바이스와 관련된 참석 인증 및 관리
CA2902093C (en) 2014-08-28 2023-03-07 Kevin Alan Tussy Facial recognition authentication system including path parameters
US10915618B2 (en) 2014-08-28 2021-02-09 Facetec, Inc. Method to add remotely collected biometric images / templates to a database record of personal information
US10614204B2 (en) 2014-08-28 2020-04-07 Facetec, Inc. Facial recognition authentication system including path parameters
US10698995B2 (en) 2014-08-28 2020-06-30 Facetec, Inc. Method to verify identity using a previously collected biometric image/data
US11256792B2 (en) 2014-08-28 2022-02-22 Facetec, Inc. Method and apparatus for creation and use of digital identification
US10803160B2 (en) 2014-08-28 2020-10-13 Facetec, Inc. Method to verify and identify blockchain with user question data
US9405967B2 (en) 2014-09-03 2016-08-02 Samet Privacy Llc Image processing apparatus for facial recognition
JP6809226B2 (ja) 2014-10-15 2021-01-06 日本電気株式会社 生体検知装置、生体検知方法、および、生体検知プログラム
GB2532075A (en) 2014-11-10 2016-05-11 Lego As System and method for toy recognition and detection based on convolutional neural networks
CN107111745A (zh) 2014-11-13 2017-08-29 英特尔公司 图像生物特征识别中的欺骗检测
US9928603B2 (en) 2014-12-31 2018-03-27 Morphotrust Usa, Llc Detecting facial liveliness
USD763872S1 (en) 2015-01-07 2016-08-16 Facetec, Inc. Display screen or portion thereof with graphical user interface
US10192109B2 (en) 2015-04-16 2019-01-29 Tobii Ab Identification and/or authentication of a user using gaze information
US10678897B2 (en) 2015-04-16 2020-06-09 Tobii Ab Identification, authentication, and/or guiding of a user using gaze information
CA2989575C (en) 2015-06-16 2020-03-24 EyeVerify Inc. Systems and methods for spoof detection and liveness analysis
CA3029973C (en) * 2015-07-15 2022-04-12 15 Seconds of Fame, Inc. Apparatus and methods for facial recognition and video analytics to identify individuals in contextual video streams
US20170053175A1 (en) 2015-08-17 2017-02-23 Facetec, Inc. System and method for validating three-dimensional objects
CN105184246B (zh) 2015-08-28 2020-05-19 北京旷视科技有限公司 活体检测方法和活体检测系统
KR102377182B1 (ko) 2015-09-01 2022-03-22 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 제어방법
US20170186170A1 (en) 2015-12-24 2017-06-29 Thomas A. Nugraha Facial contour recognition for identification
US10102358B2 (en) 2015-12-29 2018-10-16 Sensory, Incorporated Face-controlled liveness verification
JP6728699B2 (ja) * 2016-01-15 2020-07-22 富士通株式会社 生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム
JP2017151556A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 富士通株式会社 電子機器、認証方法および認証プログラム
JP6793363B2 (ja) 2016-03-13 2020-12-02 学校法人関西学院 個人認証方法および個人認証システム
US10733275B1 (en) * 2016-04-01 2020-08-04 Massachusetts Mutual Life Insurance Company Access control through head imaging and biometric authentication
US10063560B2 (en) 2016-04-29 2018-08-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Gaze-based authentication
KR102471916B1 (ko) * 2016-06-03 2022-11-29 엘지전자 주식회사 모바일 디바이스 및 그 제어 방법
KR20180006133A (ko) * 2016-07-08 2018-01-17 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그의 동작 방법
US10089521B2 (en) 2016-09-02 2018-10-02 VeriHelp, Inc. Identity verification via validated facial recognition and graph database
CN107886032B (zh) 2016-09-30 2021-12-14 阿里巴巴集团控股有限公司 终端设备、智能手机、基于脸部识别的认证方法和系统
CN110114777B (zh) 2016-12-30 2023-10-20 托比股份公司 使用注视信息进行的用户的识别、认证和/或导引
US9983687B1 (en) 2017-01-06 2018-05-29 Adtile Technologies Inc. Gesture-controlled augmented reality experience using a mobile communications device
US10747859B2 (en) 2017-01-06 2020-08-18 International Business Machines Corporation System, method and computer program product for stateful instruction-based dynamic man-machine interactions for humanness validation
GB2560340A (en) 2017-03-07 2018-09-12 Eyn Ltd Verification method and system
CN107609471A (zh) 2017-08-02 2018-01-19 深圳元见智能科技有限公司 一种人脸活体检测方法
CN107622227B (zh) 2017-08-25 2021-04-13 深圳依偎控股有限公司 一种3d人脸识别的方法、终端设备及可读存储介质
CN117077102A (zh) * 2017-09-09 2023-11-17 苹果公司 生物识别认证的实现
KR102185854B1 (ko) 2017-09-09 2020-12-02 애플 인크. 생체측정 인증의 구현
TWI781226B (zh) 2017-09-18 2022-10-21 美商艾勒門公司 用於偵測行動認證中之欺騙之方法、系統及媒體
CN109583285B (zh) 2017-09-29 2023-03-07 阿里巴巴集团控股有限公司 对象识别方法
CN111492373A (zh) 2017-10-30 2020-08-04 纽约州州立大学研究基金会 与基于声学的回声签名的用户认证相关联的系统和方法
WO2019151368A1 (ja) 2018-02-01 2019-08-08 日本電気株式会社 生体認証装置、システム、方法および記録媒体
US11093772B2 (en) * 2018-06-11 2021-08-17 Laurence Hamid Liveness detection
WO2020185948A1 (en) 2019-03-12 2020-09-17 Element Inc. Detecting spoofing of facial recognition with mobile devices
US10997396B2 (en) 2019-04-05 2021-05-04 Realnetworks, Inc. Face liveness detection systems and methods
US11507248B2 (en) 2019-12-16 2022-11-22 Element Inc. Methods, systems, and media for anti-spoofing using eye-tracking

Also Published As

Publication number Publication date
EP4078358A4 (en) 2024-01-10
KR20220116491A (ko) 2022-08-23
EP4078358A1 (en) 2022-10-26
WO2021126825A1 (en) 2021-06-24
JP7434565B2 (ja) 2024-02-20
US20210182553A1 (en) 2021-06-17
BR112022011940A2 (pt) 2022-09-06
US11507248B2 (en) 2022-11-22
CA3167281A1 (en) 2021-06-24
TW202133011A (zh) 2021-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7434565B2 (ja) アイトラッキングを用いたなりすまし防止のための方法、システム、および媒体
JP6878572B2 (ja) 顔認識に基づいた認証
US10044712B2 (en) Authentication based on gaze and physiological response to stimuli
CA2990803C (en) Picture gesture authentication
JP7464619B2 (ja) モバイルデバイスによる顔認識のなりすまし検知
KR20160072705A (ko) 생채 특징 패턴을 업데이트하는 방법 및 이를 위한 전자 장치
CN104166835A (zh) 用于识别活体用户的方法和装置
US10242253B2 (en) Detection apparatus, detection method, and computer program product
WO2022000959A1 (zh) 人机验证方法、装置、设备及存储介质
JP2015118577A (ja) 表示デバイスでのユーザー認証
US11922731B1 (en) Liveness detection

Legal Events

Date Code Title Description
RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20221206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231206

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20231208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7434565

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150