JP2023515203A - 印刷媒体とプリントヘッドとの間の距離を調整 - Google Patents

印刷媒体とプリントヘッドとの間の距離を調整 Download PDF

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Abstract

例は、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するための調整システムに関する。調整システムは、支持構造体と、印刷媒体支持体を支持するために支持構造体に移動可能に結合された印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームとを含む。調整システムは、ホームポジションを含む上端と下端との間で、支持構造体に対して印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームをそれぞれ移動するめの入力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビーム駆動アセンブリを更に含む。更に、調整システムは、基準センサ及び相対的センサを含む入力ビームセンサアセンブリ及び出力ビームセンサアセンブリを含む。【選択図】図1

Description

背景
印刷システムは、イメージを印刷するように印刷媒体上に印刷薬剤を放出する複数のノズルを有するペン又はプリントヘッドを含むことができる。印刷プロセスにおいて、プリントヘッド対印刷媒体の間隔(ペン対用紙の間隔(pen-to-paper spacing:PPS)としても知られている)として知られているプリントヘッドと印刷媒体との間の距離は、印刷品質に影響を及ぼす場合がある。
様々な例示的な特徴は、添付図面に関連してなされる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
本開示の一例による印刷システムの側面図、及び本開示の一例による持続性機械可読記憶媒体を概略的に表すクローズアップ図である。
本開示の一例による、調整システムの等角図である。
図2の調整システムの一部のクローズアップ図である。
本開示の一例による、駆動アセンブリ、及びセンサアセンブリを示す図でる。
本開示の一例による、駆動アセンブリの駆動システムの側面図である。
本開示の一例による、外側シャフト及び偏心ピンの動きを模式的に表す図である。
本開示の一例による、偏心ピン及び印刷媒体入力ビームの動きを模式的に表す図である。
本開示の一例による、センサアセンブリを模式的に表す図である。
印刷システムの印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するための方法の一例のブロック図である。
詳細な説明
図1は、本開示の一例による、印刷システムの側面図を示す。印刷システム100は、印刷媒体110上に印刷薬剤を放出するためのプリントヘッド120、印刷媒体進行方向111に進んでいる印刷媒体110を支持するための印刷媒体支持体140を含む。印刷システム100は、印刷媒体支持体140とプリントヘッド120との間の距離123を調整するための調整システム10を含む。
プリントヘッド120には、イメージを印刷するように、印刷媒体110上へ印刷薬剤(例えば、インク)を放出するための複数のノズルが設けられ得る。印刷中、印刷薬剤の小滴が、特定のプリントヘッド対印刷媒体の間隔または距離121で印刷媒体110上へ正確に放出され得る。本開示において、印刷薬剤を印刷媒体上に放出することは、印刷薬剤を印刷媒体上へ噴射する、吐出する、吐き出す、又は付着することを含む。プリントヘッドは、印刷媒体上へ放出されるべき印刷薬剤を収容している印刷薬剤チャンバを含むことができる。
幾つかの例において、加熱要素は、印刷薬剤チャンバ内の印刷薬剤の急速蒸発を生じさせ、この印刷薬剤チャンバ内部の内圧を増加させることができる。この圧力の増加により、印刷薬剤の小滴が、印刷薬剤チャンバからノズルを介して、印刷媒体へと出る。これら印刷システムは、サーマルインクジェット印刷システムと呼ばれる場合がある。
幾つかの例において、印刷薬剤の小滴が印刷薬剤チャンバからノズルを介して、印刷媒体上へ強制放出されるために、圧電性物質が使用され得る。電圧が圧電性物質に印加されることができ、当該圧電性物質は、その形状を変化させることができる。この形状の変化により、印刷薬剤の小滴がノズルを介して強制的に出され得る。これらの印刷システムは、圧電印刷システムと呼ばれる場合がある。
幾つかの例において、プリントヘッドは静止している場合がある。プリントヘッド又は複数のプリントヘッドは、印刷媒体の幅に沿って、即ち印刷媒体の幅方向に延在することができる。プリントヘッドは、印刷媒体の幅にわたるプリントバーに取り付けられ得る。複数のノズルは、印刷媒体の幅に沿って、プリントヘッド内または複数のプリントヘッド内で分散され得る。印刷媒体の幅は、印刷媒体の幅方向に延びる。印刷媒体の幅方向は、印刷媒体の進行方向に実質的に垂直であることができる。係る構成により、印刷媒体の幅の大部分が同時に印刷されることが可能になることができる。これら印刷システムは、ページ幅アレイ(page-wide array:PWA)印刷システムと呼ばれる場合がある。
幾つかの例において、プリントヘッドは、印刷媒体の進行方向に沿って進むことができる印刷媒体上へ印刷薬剤を放出するために、走査軸を横切って繰り返し移動することができる。走査軸は、印刷媒体の進行方向に実質的に垂直であることができる。走査軸は、印刷媒体の幅方向に実質的に平行であることができる。プリントヘッドは、走査軸を横切って移動するためのキャリッジ上に搭載され得る。幾つかの例において、幾つかのプリントヘッドがキャリッジ上に搭載され得る。幾つかの例において、4つのプリントヘッドが単一のキャリッジ上に搭載され得る。幾つかの例において、8つのプリントヘッドが単一のキャリッジ上に搭載され得る。
印刷媒体支持体140は、プリントヘッド120により放出された印刷薬剤を受け止めるように印刷媒体110を支持する。プリントヘッド120は、印刷媒体支持体140の上にあり、印刷区域は、それらの間に確定され得る。印刷媒体支持体は、印刷中に印刷区域に印刷媒体を案内および支持することができる。印刷媒体の下側は、印刷媒体支持体上に位置することができる。
印刷媒体は、印刷薬剤(例えば、インク)を受け止めることができる材料である。印刷媒体は、用紙、ボール紙、厚紙、繊維製品材料またはプラスチック材料からなることができる。印刷媒体は、シート、例えば1枚の用紙、又は1枚のボール紙であることができる。
印刷媒体支持体は、印刷媒体支持体140上に印刷媒体を押えつけるように印刷媒体に保持力を印加するための押えシステムを含むことができる。かくして、押えシステムは、印刷区域を通り過ぎる際に印刷媒体を平坦化することに役立つことができる。幾つかの例において、押えシステムは、印刷媒体支持体上へ印刷媒体を平坦化するために、印刷媒体支持体に真空状態を適用するために真空アセンブリを含むことができる。印刷媒体支持体は、印刷媒体支持体に押し付けて印刷媒体を引き寄せるように印刷媒体支持体の上側にわたる真空を可能にするように、透過性であることができる。例えば、印刷媒体支持体は、真空源と流体連絡する複数の貫通孔を有する上側プレートを含むことができる。真空アセンブリは、印刷媒体を印刷媒体支持体の方へ吸うことができる。
幾つかの例において、印刷システムは、印刷媒体を印刷区域に供給するための印刷媒体供給機構を含むことができる。印刷媒体供給機構は、印刷媒体の進行方向に印刷媒体を進めることができる。
図1の印刷システムは、印刷媒体支持体140とプリントヘッド120との間の距離123を調整するための調整システム10を含む。調整システム10は、支持構造体20、及び印刷媒体支持体140を支持するための印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32を含む。印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32は、支持構造体20に移動可能に結合される。
更に、調整システム10は、ホームポジションを含む、上端と下端との間で支持構造体20に対して印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32をそれぞれ移動させるための入力ビーム駆動アセンブリ40及び出力ビーム駆動アセンブリ50を含む。
図1の調整システム10は、入力ビームセンサアセンブリ50及び出力ビームセンサアセンブリ60を含む。センサアセンブリ50及び60は、印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32がホームポジションにあるか否かをそれぞれ検出するための基準センサ53及び63、並びにホームポジションと印刷媒体入力ビーム31との及び印刷媒体出力ビーム32との間の距離をそれぞれ求めるための相対的センサ54及び64を含む。
図1の調整システム10は、Z方向112において、プリントヘッド120に対して印刷媒体支持体140を移動させることにより、印刷媒体支持体140とプリントヘッド120との間の距離123を正確に調整することができる。かくして、プリントヘッド120は、Z方向112において同じ位置に維持され得る。プリントヘッドと印刷媒体支持体との間の距離を調整することは、簡単にされ得る。かくして、距離123は、印刷媒体支持体を移動させることにより、印刷媒体の異なる厚さに適合され得る。プリントヘッド対印刷媒体の間隔121は、所与の印刷媒体の厚さに対して設定され得る。また、距離123は、所望の印刷イメージの品質の関数としても適合され得る。例えば、印刷媒体支持体は、印刷媒体の組成の関数として、及び/又は印刷イメージのカテゴリー(例えば、写真、グラフ、ポスター、CAD(コンピュータ支援設計)又はGIS(地理情報のイメージ))の関数として調整され得る。かくして、印刷システムの融通性が高められ得る。ビームのそれぞれに対してセンサアセンブリ及び駆動アセンブリを設けることは、調整システムの精度と平坦性を向上させることができる。
支持構造体20に対する印刷媒体入力ビーム31の移動および印刷媒体出力ビーム32の移動は、入力ビーム駆動アセンブリ40及び出力ビーム駆動アセンブリ50により別個に駆動される。入力ビーム駆動アセンブリ40は、上端と下端との間で印刷媒体入力ビーム31を持ち上げる及び下げることができる。出力ビーム駆動アセンブリ50は、上端と下端との間で印刷媒体出力ビーム32を持ち上げる及び下げることができる。従って、印刷媒体支持体の上下運動は、駆動アセンブリの動きにより制限され得る。機械的ストッパに衝突する際に印刷媒体支持体の移動を停止するための機械的ストッパ又はバンプが回避され得る。従って、印刷システム構成要素間での衝突が低減されることができ、結果として、調整システムの構成要素の運用年数が延長され得る。また、これは、モータを備える駆動アセンブリを高トルク及び低速で使用することも可能にすることができ、プリントヘッドに対する印刷媒体支持体の位置(即ち、プリントヘッドと印刷媒体支持体との間の距離)の精度を向上させることができる。従って、イメージ品質は、異なるタイプの印刷媒体(例えば、印刷媒体の異なる厚さ及び/又は印刷イメージのカテゴリー)に関して向上され得る。
基準センサ53は、印刷媒体入力ビーム31がホームポジションにいるか否かを検出することができ、相対的センサ54は、印刷媒体入力ビームがホームポジションから移動した距離を求めることができる。かくして、ホームポジションは検出されることができ、機械的ストッパ又はバンプをなくすことができる。印刷媒体入力ビームがホームポジションから移動した距離を求めるために基準センサを用いることは、測定の精度を向上させることができる。更に、システムの信頼性と頑強性が改善されることができ、センサのコストが低減され得る。
幾つかの例において、入力ビームセンサアセンブリの基準センサは、印刷媒体入力ビーム及び支持構造体の一方において光センサ、並びに印刷媒体入力ビーム及び支持構造体の他方において基準線を含むことができる。光センサは、基準線を検出することができる。基準線を検出することは、印刷媒体入力ビームがホームポジションにいることを示すことができる。幾つかの例において、光センサは、印刷媒体入力ビームに結合されることができ、基準線は、支持構造体に結合され得る。幾つかの例において、光センサは、支持構造体に結合されることができ、基準線は、印刷媒体入力ビームに結合され得る。
幾つかの例において、出力ビームセンサアセンブリの基準センサは、入力ビームセンサアセンブリの基準センサの例の何れかに従うことができる。
幾つかの例において、入力ビームセンサアセンブリの相対的センサは、印刷媒体入力ビーム及び支持構造体の一方において複数のセンサストリップ、及び印刷媒体入力ビーム及び支持構造体の他方において光センサを含む。かくして、光センサは、印刷媒体入力ビームが下げられる際に横切ったセンサストリップの数を識別することにより、印刷媒体入力ビームがホームポジションから移動した距離を求めることができる。幾つかの例において、光センサは、印刷媒体入力ビームに結合されることができ、複数のセンサストリップは、支持構造体に結合され得る。幾つかの例において、光センサは、支持構造体に結合されることができ、複数のセンサストリップは、印刷媒体入力ビームに結合され得る。
幾つかの例において、出力ビームセンサアセンブリの相対的センサは、本明細書で開示された入力ビームセンサアセンブリの相対的センサの例の何れかに従うことができる。
印刷媒体入力ビームは、入力ビーム方向(例えば、第1の端部位置から第2の端部位置)に延びることができる。入力ビーム方向は、Z方向に及び印刷媒体の進行方向に垂直であることができる。同様に、印刷媒体出力ビームは、入力ビーム方向に平行な出力ビーム方向に延びることができる。
幾つかの例において、入力ビーム駆動アセンブリは、印刷媒体入力ビームの第1の端部部分に係合する第1の駆動システム、及び印刷媒体入力ビームの第2の端部部分に係合する第2の駆動システムを含むことができる。かくして、印刷媒体入力ビームは、第1の駆動システム及び第2の駆動システムを作動させることにより、持ち上げられ得る及び下げられ得る。第1及び第2の駆動システムは別個に駆動され得る。印刷媒体入力ビームは、Z方向に沿って正確に位置決めされ得る。
入力ビーム駆動アセンブリと同様に、出力ビーム駆動アセンブリは、印刷媒体出力ビームの第1の端部部分に係合する第1の駆動システム、及び印刷媒体出力ビームの第2の端部部分に係合する第2の駆動システムを含むことができる。
幾つかの例において、入力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビーム駆動アセンブリのそれぞれは、第1及び第2の駆動システムを含むことができる。これは、印刷媒体支持体の平坦性と安定性を向上させることができる。幾つかの例において、入力および出力ビーム駆動アセンブリのそれぞれの第1及び第2の駆動システムは、駆動モータを含むことができる。かくして、力の弱い駆動モータが使用され得る。従って、調整システムが、よりコンパクトになることができる。
幾つかの例において、入力ビームセンサアセンブリは、複数の基準センサ及び複数の相対的センサを含むことができる。幾つかの例において、入力ビーム駆動アセンブリは、印刷媒体入力ビームの両端部部分に第1の駆動システム及び第2の駆動システムを含むことができる。第1の基準センサ及び第1の相対的センサは、第1の駆動システムと関連付けられ得る。基準センサ及び相対的センサは、センサシステムを形成することができる。第2の基準センサ及び第2の相対的センサは、第2の駆動システムと関連付けられ得る。従って、駆動システムのそれぞれにより提供される動き(運動)の検出が強化され得る。
幾つかの例において、出力ビームセンサアセンブリは、本明細書で開示された入力ビームセンサアセンブリの例の何れかに従うことができる。例えば、第1の基準センサ及び第1の相対的センサ、即ち、第1のセンサシステムは、印刷媒体出力ビームに対して第1の駆動システムにより提供される動きを検出することにより、出力ビームセンサアセンブリの第1の駆動システムと関連付けられ得る。第2の基準センサ及び第2の相対的センサ、即ち、第2のセンサシステムは、印刷媒体出力ビームに対して第2の駆動システムにより提供される動きを検出することができる。かくして、印刷媒体出力ビームの両端部のZ方向における位置は、正確に設定され得る。かくして、印刷媒体支持体の平坦性が改善され得る。
図1の印刷システム100は、調整システム10の動作を制御するためのコントローラ130を更に含む。幾つかの例において、コントローラは、印刷システムの動作を更に制御することができる。
図1において、コントローラ130は、プロセッサ131及び持続性機械可読記憶媒体132を含む。持続性機械可読記憶媒体132はプロセッサ131に結合される。
プロセッサ131は、データの演算を行う。一例において、プロセッサは、特定用途向けプロセッサ、例えば調整システムの制御に専念するプロセッサである。また、プロセッサ131は、中央処理装置であることもできる。
持続性機械可読記憶媒体132は、実行可能な命令を格納する任意の電子記憶デバイス、磁気的記憶デバイス、光学的記憶デバイス、又は他の物理的記憶デバイスを含むことができる。持続性機械可読記憶媒体132は例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)、記憶ドライブ、光ディスクなどであることができる。
図1は更に、本開示の一例による持続性機械可読記憶媒体132の一例を概略的に表すクローズアップ図も含む。持続性機械可読記憶媒体は、命令で符号化されており、当該命令は、プロセッサ131により実行された際に、プロセッサ131に以下のこと、即ち、ブロック710で表されるように、印刷媒体支持体140とプリントヘッド120との間の安全距離から、印刷媒体支持体140を支持する印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32を下げ、ブロック720で表されるように、印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32がそれぞれのホームポジションに到達したか否かを判断し、ブロック730で表されるように、それぞれのホームポジションが検出された際に印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32を下げることを停止し、ブロック740で表されるように、印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32をそれぞれのホームポジションから下げ、ブロック750で表されるように、印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32が下げられる際に、それぞれのホームポジションと印刷媒体入力ビーム31との及び印刷媒体出力ビーム32との距離を監視し、ブロック760で表されるように、印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32のそれぞれに関して、それぞれの印刷位置が検出された際に印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32を下げることを停止することをさせる。
ブロック710において、印刷媒体入力ビームは、入力ビーム駆動アセンブリを作動させることにより下げられ得る。幾つかの例において、入力ビーム駆動アセンブリを作動させることは、印刷媒体入力ビームの両端において一対の駆動システムを作動させることを含むことができる。幾つかの例において、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の安全距離は、入力ビーム駆動アセンブリの作動により制限される上端であることができる。かくして、印刷システムのプリントヘッド又は他の構成要素に衝突することが防止され得る。印刷媒体出力ビームは、同様に下げられ得る。
幾つかの例において、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは、最初の位置から、印刷媒体支持体がプリントヘッドに対して安全距離にある安全位置まで持ち上げられ得る。
ブロック720において、センサは、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームがホームポジションにあるか否かを検出することができる。例えば、本明細書で開示される例の何れかによる、入力ビームセンサアセンブリの基準センサ、即ち入力ビーム基準センサは、印刷媒体入力ビームがホームポジションにあるか否かを判断することができる。
幾つかの例において、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームがそれぞれのホームポジションに到達したか否かを判断することは、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームがホームポジションにあるか否かをそれぞれ示す、入力ビーム基準センサから、及び出力ビーム基準センサからデータを受け取ることを含むことができる。
例えば、入力ビーム基準センサは、光センサ及び基準線を含むことができる。光センサは、印刷媒体入力ビームが安全線から下げられた際に基準線を検出することができる。かくして、基準線を検出することは、印刷媒体入力ビームがホームポジションにあることを示すことができる。幾つかの例において、複数の入力ビーム基準センサは、印刷媒体入力ビームの幾つかの位置がホームポジションにあるか否かを示すことができる。印刷媒体出力ビームのホームポジションは、同様に判断され得る。
ブロック730において、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは、ホームポジションで停止され得る。プロセッサは、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームのそれぞれと関連付けられた基準センサからデータを受け取ることができる。このデータは、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームがそれらの個々のホームポジションにいることを示すことができる。次いで、プロセッサは、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームの動きをそれらの個々のホームポジションで停止するように、それぞれの駆動アセンブリを作動させることができる。印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは、印刷媒体支持体の平坦性を向上させるために、所定の時間期間中にホームポジションで維持され得る。駆動アセンブリのセルフロック式伝動装置は、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームが下がることを防止することができる。
印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームのホームポジションを確保した後、プロセッサ132は、ブロック740で表されるように、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを下げることができる。例えば、印刷媒体入力ビームがホームポジションにあるか否かを、入力ビーム基準センサ(単数または複数)が判断することができる場合、印刷媒体入力ビームは、印刷媒体入力ビームがホームポジションにあることを入力ビーム基準センサのそれぞれが示した後で、印刷媒体入力ビームを下げ始めることができる。かくして、印刷媒体入力ビームのホームポジションは、確実に判断され得る。
印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは、入力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビーム駆動アセンブリをそれぞれ作動させることにより、下げられ得る。印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは、例えば、ブロック710に関連して説明されたように、本明細書で開示された例の何れかに従って、下げられ得る。
ブロック750において、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームのそれぞれが移動した距離は、それらの個々のホームポジションから下げられた際に監視され得る。かくして、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームのそれらのホームポジションに対する位置は、正確に監視され得る。距離の増加は、本明細書で開示された例の何れかによる相対的センサにより監視され得る。
幾つかの例において、個々のホームポジションと印刷媒体入力ビームとの及び印刷媒体出力ビームとの間の距離を監視することは、相対的センサのそれぞれにより検出されるセンサストリップの数をそれぞれ計数する入力ビーム相対的センサからの、及び出力ビーム相対的センサからのデータを受け取ることを含むことができる。相対的センサにより検出されるセンサストリップの数を計数することは、印刷媒体入力ビーム及び/又は印刷媒体出力ビームがホームポジションから移動した距離を示すことができる。幾つかの例において、複数の入力ビーム相対的センサは、印刷媒体入力ビームとホームポジションとの間の距離、例えば印刷媒体入力ビームの位置間の距離を監視することができる。同様に、複数の出力ビーム相対的センサは、印刷媒体出力ビームとホームポジションとの間の距離を監視するために使用され得る。
ブロック760は、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを個々の印刷位置に配置することを表わすことができる。プロセッサが印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームの距離を監視するので、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームはそれぞれの印刷位置で停止され得る。印刷媒体入力ビーム又は印刷媒体出力ビームの印刷位置は、プリントヘッド及び印刷媒体支持体が所定のプリントヘッド対印刷媒体間隔を保証するための距離にある、これらビームの位置に対応する。係る所定のプリントヘッド対印刷媒体間隔は、所与の印刷媒体の厚さ、及び/又は所与の印刷媒体の組成、及び/又は所与の印刷イメージカテゴリーに関して設定され得る。
幾つかの例において、持続性機械可読記憶媒体132は、印刷媒体の厚さを取得し、その取得された印刷媒体の厚さに基づいて印刷媒体入力ビームの及び印刷媒体出力ビームの印刷位置を求めることをプロセッサ131に更にさせることができる。専用センサが、印刷区域に到達する前に印刷媒体の厚さを測定することができる。幾つかの例において、印刷媒体の厚さは、プロセッサに結合されたユーザインターフェース装置を介して、ユーザにより提供され得る。幾つかの例において、持続性機械可読記憶媒体は、印刷媒体の組成を取得し、その取得された印刷媒体の組成に基づいて印刷媒体入力ビームの及び印刷媒体出力ビームの印刷位置を求めることをプロセッサにさせることができる。幾つかの例において、持続性機械可読記憶媒体は、印刷イメージカテゴリーを取得し、その取得された印刷イメージカテゴリーに基づいて印刷媒体入力ビームの及び印刷媒体出力ビームの印刷位置を求めることをプロセッサにさせることができる。
ブロック710、720、730、740、750及び760で表わされた、持続性機械可読記憶媒体に符号化されたプロセッサ用の命令は、印刷システムのプリントヘッドと印刷媒体支持体との間の距離を調整することに関係することができる。
図2は、本開示の一例による、調整システムの等角図を示す。調整システム10は、支持構造体、及び印刷媒体支持体140を支持するための印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32を含む。印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32は、支持構造体に移動可能に結合される。この図において、支持構造体は、入力支持構造体21及び出力支持構造体22を含む。印刷媒体入力ビーム31は、入力支持構造体21に移動可能に結合されることができ、印刷媒体出力ビーム32は、出力支持構造体22に移動可能に結合され得る。
印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32は、Z方向112において移動することができる。この図の印刷媒体支持体140は、印刷媒体入力ビーム31に及び印刷媒体出力ビーム32に結合される。従って、印刷媒体支持体140は、Z方向112において移動することができる。
この例において、印刷媒体入力ビーム31は、入力ビーム方向313において第1の端部部分311から第2の端部部分312まで延びる。印刷媒体出力ビーム32は、出力ビーム方向323において第1の端部部分321と第2の端部部分との間に延びる。入力ビーム方向313は、出力ビーム方向323に平行であることができる。
図2の調整システムは、ホームポジションを含む上端と下端との間で、印刷媒体入力ビーム31及び印刷媒体出力ビーム32を支持構造体に対して(例えば、入力支持構造体21に対して及び出力支持構造体22に対して)それぞれ移動するための入力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビーム駆動アセンブリを更に含む。この例において、入力ビーム駆動アセンブリは、印刷媒体入力ビーム31の第1の端部部分311に係合する第1の駆動システム41、及び印刷媒体入力ビーム31の第2の端部部分312に係合する第2の駆動システム42を含む。この図において、出力ビーム駆動アセンブリは、印刷媒体出力ビーム32の第1の端部部分321に係合する第1の駆動システム53、及び印刷媒体出力ビーム32の第2の端部部分に係合する第2の駆動システム(図2に示されず)を含む。
更に、図2の調整システムは、入力ビームセンサアセンブリ及び出力ビームセンサアセンブリを含む。この図において、入力ビームセンサアセンブリは、第1のセンサシステム61及び第2のセンサシステム62を含む。この例において、第1のセンサシステム61は、第1の駆動システム41と関連付けられ、第2のセンサシステム62は第2の駆動システム42と関連付けられる。
図2において、第1のセンサシステム61及び第2のセンサシステム62は、印刷媒体入力ビーム31がホームポジションにあるか否かを検出するための基準センサを含む。例えば、第1のセンサシステム61の基準センサは、印刷媒体入力ビーム31の第1の端部311がホームポジションにあるか否かを検出することができる。この図において、第1のセンサシステム61及び第2のセンサシステム62は、印刷媒体入力ビーム31とホームポジションとの間の距離を求めるための相対的センサを含む。
出力センサアセンブリは、第1のセンサシステム及び第2のセンサシステムを含むことができる。第1及び第2のセンサシステムは、印刷媒体出力ビーム32がホームポジションにあるか否かを検出するための基準センサ、及び印刷媒体出力ビーム32とホームポジションとの間の距離を求めるための相対的センサを含むことができる。出力ビームセンサアセンブリの基準センサ及び相対的センサは、本明細書で開示された基準センサ及び相対的センサの例の何れかに従うことができる。
この図において、一対の駆動システムは、印刷媒体入力ビームを移動させ、一対の駆動システムは、印刷媒体出力ビームを移動させる。かくして、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは正確に支持および移動され得る。従って、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離は、正確に調整され得る。駆動システムを作動させる駆動モータのパワーは低減されることができ、システムの信頼性は改善され得る。基準センサ及び相対的センサは、駆動システムのそれぞれに関連付けられ得る。駆動システムのそれぞれにより提供される動き(運動)は、測定され得る。かくして、駆動システムは、印刷媒体支持体の平坦性を保証するために別個に制御され得る。
図2において、印刷媒体支持体140は、印刷媒体の進行方向111に進む印刷媒体を支持することができる。この例において、印刷媒体支持体140は、印刷媒体入力ローラ141及び印刷媒体出力ローラ142を含む。印刷媒体入力ローラ141は、印刷媒体の進行方向111に沿って印刷媒体支持体140の反対側にあることができる。幾つかの例において、印刷媒体入力ローラは、印刷媒体入力ビームに回転可能に結合されることができ、印刷媒体出力ローラは、印刷媒体出力ビームに回転可能に結合され得る。
印刷媒体入力ローラ141は、入力ビーム方向313に平行な軸を中心として回転することができ、印刷媒体出力ローラ142は、出力ビーム方向323に平行な軸を中心として回転することができる。入力ビーム方向313は、出力ビーム方向323に平行であることができる。
ベルト又は複数のベルト143は、印刷媒体入力ローラ141及び印刷媒体出力ローラ142に係合することができる。この例において、印刷媒体出力ローラ142は、ベルト143の変位をもたらすように回転することができる。支持プレート144は、印刷媒体に接触するためにベルトの間にあることができる。印刷媒体は、支持プレートにより及びベルトにより支持され得る。ベルト142の変位は、印刷媒体の変位をもたらすことができる。かくして、印刷媒体は、ベルトの変位により、印刷媒体の進行方向に進むことができる。幾つかの例において、支持プレート及び/又はベルトは、印刷媒体を支持プレートの方へ押えつけるために真空源と流体連絡する複数の貫通孔を含むことができる。
図2において、調整システムは、印刷媒体入力ビーム31を印刷媒体出力ビーム32に接続する接続構造体145を含む。接続構造体145は、印刷媒体の進行方向111に平行な方向に延びる複数の接続ビームを含むことができる。接続ビームは、印刷媒体入力ビームに及び印刷媒体出力ビームにフレキシブルに接続され得る。これは、印刷媒体支持体の柔軟性を向上させることができる。例えば、調整システムと印刷媒体ビームとの間のフレキシブルな接続は、印刷媒体ビームを移動させる駆動システム間の遅延により生じる変形または位置合わせ不良を補償することができる。
幾つかの例において、支柱または複数の支柱が、印刷媒体入力ビームの及び印刷媒体出力ビームの上下運動を案内するために支持構造体に接続され得る。ブッシングアセンブリが、当該支柱と印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームとの間にあることができる。ブッシングアセンブリは、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームの位置合わせ不良を吸収することができる。例えば、一対の支柱は、印刷媒体入力ビームの上下運動を案内することができ、ブッシングアセンブリは、支柱のそれぞれと印刷媒体入力ビームとの間にあることができる。これらブッシングアセンブリは、印刷媒体入力ビームの傾き及び/又は変形を吸収することができる。
図3は、図2の調整システムの一部のクローズアップ図を示す。図3は、入力駆動アセンブリの第1の駆動システム41、及び出力駆動アセンブリの第1の駆動システム51を示す。調整システムの他の駆動システムは、本明細書で説明される第1の駆動システム41に従うことができる。
この図の第1の駆動システム41は、入力支持構造体21に接続され、入力支持構造体21に対して印刷媒体入力ビーム31の上下運動を生じさせることができる。同様に、出力ビーム駆動アセンブリの第1の駆動システム51は、出力支持構造体22に接続され、出力支持構造体22に対して印刷媒体出力ビーム32の上下運動をもたらすことができる。
図3において、第1の駆動システム41は、駆動モータ81、及び駆動モータ81からの駆動力を印刷媒体入力ビーム31に伝えるための伝動装置82を含む。この図の伝動装置82は、外側シャフト方向183を中心として回転可能な外側シャフト83を含む。駆動力は、外側シャフト83の回転をもたらすことができる。外側シャフト83は、上下運動をもたらすように印刷媒体入力ビーム31に係合することができる。この例において、外側シャフト方向183は、駆動モータ81の回転軸に垂直である。第1の駆動システム41の駆動モータの回転軸は、入力ビーム方向に平行であり、外側シャフト方向183は印刷媒体の進行方向に平行である。
幾つかの例において、伝動装置は、印刷媒体入力ビームの位置をロックするためにセルフロック式伝動装置を含むことができる。従って、印刷媒体入力ビームの位置は、入力ビーム駆動アセンブリにより提供される駆動力が無くても維持され得る。更に、所定の位置(即ち、所定の高さ)に印刷媒体入力ビームを保持するための外部保持力システム又はブレーキ(制動)システムが回避され得る。
入力ビーム駆動アセンブリの第1の駆動システム41と同様に、この図の出力駆動アセンブリの第1の駆動システム51は、駆動モータ81、及び駆動モータ81からの駆動力を印刷媒体出力ビーム32に伝えるための伝動装置82を含む。伝動装置82は、駆動モータ81の回転軸に垂直な外側シャフト方向183を中心として回転可能な外側シャフト83を含む。しかしながら、印刷媒体出力ビームの第1の駆動システム51の駆動モータ81の回転軸は、Z方向112に平行である。
幾つかの例において、駆動システムは、駆動モータにより提供される回転速度を低減し且つトルクを増加させるためのギアボックスを含むことができる。従って、より重い荷重(例えば、より重い印刷媒体支持体)を持ち上げる能力を向上させることができるより高いトルクが提供され得る。より低い速度は、印刷媒体支持体の動きの精度を向上させることができる。
図4は、本開示の一例による、駆動アセンブリの駆動システム、及びセンサアセンブリのセンサシステムを示す。この図に示された駆動アセンブリは、入力ビーム駆動アセンブリであり、センサアセンブリは入力ビームセンサアセンブリである。しかしながら、出力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビームセンサアセンブリが、図4に関連して説明された例の何れかに従うことができる。
この図の入力ビーム駆動アセンブリ40は、入力ビーム駆動システム41を含み、その入力ビーム駆動システム41は、駆動モータ81、駆動モータ81からの駆動力を印刷媒体入力ビーム31に伝えるための伝動装置82を含む。伝動装置82は、駆動モータ81により提供される回転運動を、支持構造体20に対して印刷媒体入力ビーム31を持ち上げる及び下げるための直線運動に変換することができる。
図4において、伝動装置82は、駆動モータ81により駆動されるウォームスクリュー84及び外側シャフト83に結合されるウォームホイール85を有するウォーム駆動機構を含む。ウォームスクリュー84は、駆動モータ81からの駆動力を外側シャフト83に伝えるように、ウォームホイール85に噛み合う。ウォーム駆動機構は、回転速度を低減し且つより高いトルクを伝えることができる。ウォームスクリュー84は、駆動モータの回転軸181を中心として回転することができ、ウォームホイール85は、外側シャフト方向183を中心として回転することができる。この図において、駆動モータの回転軸181は、外側シャフト方向183に垂直である。かくして、運動は、90°転移され得る。かくして、駆動アセンブリは、よりコンパクトになることができる。
ウォーム駆動機構は、駆動されるウォームスクリュー84からの回転がウォームホイール85に伝えられ得るだけなので、セルフロック式伝動装置の一例であることができる。
幾つかの例において、駆動システムは、外側シャフト方向に平行な方向において外側シャフトから突出する偏心ピンを含むことができる。ウォームホイールは、外側シャフトの一方の端部で結合されることができ、偏心ピンは、反対側の端部から突出することができる。偏心ピンは、回転運動を直線運動に変換するように印刷媒体入力ビームに係合することができる。
幾つかの例において、入力ビーム駆動アセンブリは、本明細書で開示された例の何れかによる複数の駆動システムを含むことができる。出力ビーム駆動アセンブリは、本明細書で開示された入力ビーム駆動アセンブリの例の何れかに従うことができる。
この図の入力ビームセンサアセンブリ60は、基準センサ62及び相対的センサ63を含むセンサシステム61を含む。
この例において、基準センサ62は、印刷媒体入力ビーム31に結合された光センサ621、及び支持構造体20に結合された基準線622を含む。
図4において、相対的センサ63は、印刷媒体入力ビーム31に結合された光センサ631、及び支持構造体20に結合された複数のセンサストリップ634を含む。
図5は、本開示の一例による、駆動アセンブリ(例えば、入力ビーム駆動アセンブリ及び/又は出力ビーム駆動アセンブリ)の駆動システムの側面図を示す。この図は、印刷媒体入力ビーム又は印刷媒体出力ビームに面する駆動システムの側部を示す。
この図の駆動システムは、駆動モータ81、及び駆動モータ81からの駆動力を印刷媒体入力ビーム又は印刷媒体出力ビームに伝えるための伝動装置82を含む。伝動装置は、外側シャフト方向183を中心として回転可能な外側シャフトを含む。この図において、外側シャフト方向183は、用紙に垂直である。この図において、駆動モータの回転軸181は、外側シャフト方向183に垂直である。
この図において、偏心ピン86が、(用紙に垂直な)外側シャフト方向に平行な方向において外側シャフトから突出する。偏心ピンは、回転運動を直線運動に変換するように、印刷媒体入力ビーム又は印刷媒体出力ビームに係合することができる。偏心ピン、及び印刷媒体入力ビーム又は印刷媒体出力ビームに構成されたスロットは、スコッチヨーク(溝付きリンク機構としても知られている)を形成することができる。スコッチヨークは、回転運動を直線運動に変換する往復運動機構である。
この図の偏心ピンの中心は、外側シャフト方向から離れている。この例において、偏心ピンは、円柱形状からなる。
図6は、本開示の一例による、外側シャフト及び偏心ピンの動きを模式的に示す。外側シャフト83は、外側シャフト方向183を中心として回転する。偏心ピン86は、外側シャフト方向183に平行な方向において外側シャフトから突出する。この例において、偏心ピンは、外側シャフト83と共に回転し、回転中に異なる位置を取ることができる。
この図において、偏心ピン86は、ホームポジション187にあり、偏心ピン86aは、上死点位置185にあり、偏心ピン86bは、下死点位置186にある。従って、偏心ピンは、Z方向112において、上死点位置185と下死点位置186との間で移動することができる。ホームポジションにある偏心ピンは、上死点位置185と下死点位置186との間にある。かくして、偏心ピンのZ方向における移動は、上死点位置と下死点位置との間で制限され得る。
幾つかの例において、上死点位置185と下死点位置186との間の距離は、5mm~30mmであることができる。幾つかの例において、上死点位置185と下死点位置186との間の距離は、8mm~20mmであることができる。
幾つかの例において、Z方向112における上死点位置185とホームポジション187との間の距離は、0.5mm~5mmであることができる。幾つかの例において、Z方向112における上死点位置185とホームポジション187との間の距離は、0.8mm~3mmであることができる。
図7は、本開示の一例による、偏心ピン及び印刷媒体入力ビームの一部の動きを模式的に表す。回転運動を有する偏心ピン86は、印刷媒体入力ビーム31と係合する。偏心ピンは、外側シャフト方向に平行な方向に延びる(図6の例を参照)。幾つかの例において、偏心ピン86は、印刷媒体入力ビームの代わりに、印刷媒体出力ビームと係合する場合がある。
この図の印刷媒体入力ビーム31は、入力ビーム方向313に延びている。入力ビーム方向313は、外側シャフト方向に垂直である。この図において、印刷媒体入力ビーム31は、外側シャフトから印刷媒体入力ビーム31まで駆動力を伝えるために偏心ピン86を受容するためのスロット318を含み、当該スロット318は入力ビーム方向313に平行な方向に延びている。
この図において、偏心ピン86は、外側シャフト(この図には示されず)と共に回転する。図7において、偏心ピン86は上死点位置185にあり、偏心ピン86bは下死点位置186にある。かくして、偏心ピン86は、上死点位置185と下死点位置186との間で回転することができる。
図7において、偏心ピンはスロット318へ挿入される。偏心ピン86及びスロット318は、スコッチヨーク機構を形成することができる。偏心ピンは、入力ビーム方向313に平行な方向においてスロット内部で摺動することができるが、Z方向112において印刷媒体入力ビーム31の上下運動を生じることができる。偏心ピンが回転する際、当該ピンは、回転運動を直線運動に変換するようにスロットの上面および/または下面に接触することができる。
従って、偏心ピン86は、上端315と下端316との間で印刷媒体入力ビームの上方移動および下方移動を生じることができる。
この図において、印刷媒体入力ビーム31は、上端315にいる。偏心ピン86が上死点位置185にいる場合、印刷媒体入力ビーム31は上端315にいる。また、この図は、偏心ピン86bが下死点位置186にいる場合に、下端316にいる印刷媒体入力ビーム31bも示す。
従って、偏心ピンの回転運動は、印刷媒体入力ビームのZ方向112における直線運動を生じさせることができる。かくして、印刷媒体入力ビームの上方移動および下方移動が、上端と下端との間で制限され得る。かくして、印刷媒体入力ビーム31は、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するために、上端315と下端316との間で移動することができる。
幾つかの例において、上死点位置185と下死点位置186との間の距離は、印刷媒体入力ビーム31の上端315と下端316との間の距離と実質的に同じであることができる。
図8は、本開示の一例による、センサアセンブリを模式的に表す。この図に示されたセンサアセンブリは、入力ビームセンサアセンブリである。入力ビームセンサアセンブリ60は、センサシステムを形成する基準センサ62及び相対的センサ63を含む。幾つかの例において、入力ビームセンサアセンブリは、基準センサ及び相対的センサを有する複数のセンサシステムを含むことができる。
この例において、基準センサ62は、印刷媒体入力ビーム31に結合された光センサ621、及び支持構造体20に結合された基準線622を含む。基準線622は、プレート64に一体化され得る。ブラケット25は、基準線622を支持構造体20に結合するために使用されることができ、例えば、ブラケット25は、基準線622を含むプレート64を支持する。
幾つかの例において、基準センサの光センサは、支持構造体にあり又は支持構造体に結合されることができ、基準線は印刷媒体ビーム(例えば、印刷媒体入力ビーム又は印刷媒体出力ビーム)にあり又は当該印刷媒体ビームに結合され得る。
基準センサ62の光センサ621は、基準線622を検出することができる。光センサ621が基準線622を読み取る場合、印刷媒体入力ビームはホームポジションにある。かくして、印刷媒体入力ビームは、基準センサの光センサが基準線を検出する(即ち、ホームポジションにある)際に、停止され得る。
図8において、印刷媒体入力ビーム31は、ホームポジションにいる。印刷媒体入力ビーム31は、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するために、上端315と下端316との間で移動され得る。
幾つかの例において、入力ビームセンサアセンブリは、支持構造体に対する印刷媒体入力ビームの移動の方向を検出するために、直交エンコーダセンサを含むことができる。幾つかの例において、直交エンコーダセンサは、基準センサと一体化され得る。幾つかの例において、直交エンコーダセンサは、相対的センサと一体化され得る。幾つかの例において、直交エンコーダセンサは、基準センサから及び相対的センサから独立している場合がある。
図8において、相対的センサ63は、印刷媒体入力ビーム31に結合された光センサ631、及び支持構造体20における複数のセンサストリップ632を含む。複数のセンサストリップ632は、プレート64にあることができる。プレート64は、ブラケット25により支持され得る。
相対的センサは、印刷媒体入力ビームがホームポジションから移動した距離を監視することができる。
相対的センサの光センサ631は、リニアインクリメンタルエンコーダを含むことができる。リニアインクリメンタルエンコーダは、印刷媒体入力ビームの位置変化を伝えることができる。かくして、横切ったセンサストリップの数が計数され得る。リニアインクリメンタルエンコーダは、センサストリップの検出および移動の方向を示すために直交エンコーダセンサを含むことができる。直交エンコーダセンサを含むリニアインクリメンタルエンコーダは、直交リニアインクリメンタルエンコーダと呼ばれる場合がある。かくして、移動の相対距離と方向が求められ得る。従って、直交リニアインクリメンタルエンコーダは、印刷媒体入力ビームが持ち上げられているか又は下げられているかを検出することができる。
直交リニアインクリメンタルエンコーダを用いることにより、検出の精度が向上され得る。
相対的センサの直交リニアインクリメンタルエンコーダにより提供される情報は、基準線の検出に使用され得る。かくして、入力ビームセンサアセンブリは、印刷媒体入力ビームが上方向に移動する時の基準線の検出と、それが下方向に移動する時を区別することができる。例えば、これは、基準線が印刷媒体入力ビームを持ち上げている時に検出された場合ではなくて、基準線が印刷媒体入力ビームを下げている時に検出される場合に、印刷媒体入力ビームを停止することを可能にすることができる。
この例において、直交リニアインクリメンタルエンコーダは、相対的センサの光センサ631と一体化される。幾つかの例において、直交リニアインクリメンタルエンコーダは、光センサ631から独立している場合がある。例えば、直交リニアインクリメンタルエンコーダは、基準センサ62の光センサ621に含まれ得る。
幾つかの例において、複数のセンサストリップ632は、150LPI(150ラインズパーインチ)の分解能を含むことができる。かくして、センサストリップ間の距離は、約170μm(170マイクロメートル)であることができる。相対的センサの光センサ631が直交リニアインクリメンタルエンコーダを含む場合、測定分解能は、約42μm(42マイクロメートル)であることができる。この測定分解能は、印刷媒体入力ビームの位置に関する正確な情報を提供することができる。
図9は、印刷システムの印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するための方法の一例のブロック図である。方法800は、ブロック810で表わされるように、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の最小限の所定距離まで印刷媒体支持体を持ち上げるために複数の駆動アセンブリを作動させ、ブロック820で表わされるように、印刷媒体支持体を下げるために複数の駆動アセンブリを作動させ、ブロック830で表わされるように、印刷媒体支持体を下げている間に、印刷媒体支持体がホームポジションに到達した際に複数の駆動アセンブリを停止し、ブロック840で表わされるように、印刷媒体支持体を印刷位置まで下げるために複数の駆動アセンブリを作動させることを含む。
幾つかの例において、印刷システムの印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するための方法は、本明細書で開示された例の何れかによる調整システムを使用することができる。例えば、駆動アセンブリは、本明細書で開示された例の何れかに従うことができる。
本明細書で開示された例の何れかによる持続性機械可読記憶媒体は、この方法を実行するための命令を含むことができる。
ブロック810において、印刷媒体支持体は、印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の最小限の所定距離まで持ち上げられる。例えば、入力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビーム駆動アセンブリがそれぞれ、印刷媒体支持体を支持する印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを持ち上げる。幾つかの例において、印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームは、印刷媒体支持体を最小限の所定距離まで持ち上げるために、本明細書で開示された例の何れかによる上端まで持ち上げられ得る。
最小限の所定距離に到達後、ブロック820で表わされるように、印刷媒体支持体は、複数の駆動アセンブリを作動させることによって下げられ得る。
ブロック830において、複数の駆動アセンブリは、印刷媒体支持体を下げている間に印刷媒体支持体がホームポジションに到達した際に、停止される。かくして、印刷媒体支持体は、印刷媒体支持体の平坦性を保証するためにホームポジションで停止され得る。
幾つかの例において、方法は、印刷媒体支持体がホームポジションにあるか否かを判断することを含むことができる。ホームポジションは、本明細書で開示された例の何れかによるセンサを用いることにより、判断され得る。例えば、基準線を検出するための光センサを含む基準センサを用いることにより。
ブロック840で表わされるように、印刷媒体支持体は、印刷位置まで下げられ得る。印刷媒体支持体がホームポジションにいることを確実にした後、複数の駆動アセンブリは、印刷媒体支持体を印刷位置まで下げるように作動され得る。
センサは、ホームポジションに対する印刷媒体支持体の位置に関するフィードバックを提供することができる。幾つかの例において、方法は、複数の駆動アセンブリが印刷媒体支持体をホームポジションから印刷位置まで下げている際に、印刷媒体支持体がホームポジションから移動した距離を求めることを含むことができる。
幾つかの例において、本明細書で開示された例の何れかによる相対的センサが、ホームポジションから移動した距離を求めるために使用され得る。例えば、印刷媒体支持体がホームポジションから移動した距離を求めることは、印刷媒体支持体に接続された光センサにより検出される、固定した構造体におけるセンサストリップの数を計数することを含むことができる。かくして、横切ったセンサストリップの数が計数され得る。従って、移動した距離が求められ得る。光センサ及びセンサストリップは、本明細書で開示された例の何れかに従うことができる。
上記の説明は、特定の例を図示および説明するために提示された。異なる組の例が説明され、これらは、個別的に又は組合わせて、時として、相乗効果と相まって適用され得る。本説明は、網羅的にする、又はこれらの原理を開示された何からの全く同一の形態に制限することは意図されていない。多くの変更および変形が、上記の教示に鑑みて可能である。理解されるべきは、任意の1つの例に関連して説明された任意の特徴は、単独で、又は説明された他の特徴と組合わせて使用されることができ、任意の他の例の任意の特徴または任意の特徴の任意の組合わせと組合わせても使用され得る。

Claims (15)

  1. 印刷システムの印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するための調整システムであって、
    支持構造体と、
    前記印刷媒体支持体を支持し、前記支持構造体に移動可能に結合されている印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームと、
    ホームポジションを含む上端と下端との間で、前記支持構造体に対して前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームをそれぞれ移動するための入力ビーム駆動アセンブリ及び出力ビーム駆動アセンブリと、
    入力ビームセンサアセンブリ及び出力ビームセンサアセンブリとを含み、前記入力ビームセンサアセンブリ及び出力ビームセンサアセンブリは、
    前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームがホームポジションにあるか否かをそれぞれ検出するための基準センサと、
    前記ホームポジションと前記印刷媒体入力ビームとの及び前記印刷媒体出力ビームとの間の距離をそれぞれ求めるための相対的センサとを含む、調整システム。
  2. 前記入力ビーム駆動アセンブリは駆動システムを含み、その駆動システムは、
    駆動モータと、
    前記駆動モータからの駆動力を前記印刷媒体入力ビームに伝えるための伝動装置とを含み、その伝動装置は、外側シャフト方向を中心として回転可能な外側シャフトを含む、請求項1に記載の調整システム。
  3. 前記入力ビーム駆動アセンブリの前記駆動システムは、前記外側シャフト方向に平行な方向において前記外側シャフトから突出する偏心ピンを更に含む、請求項2に記載の調整システム。
  4. 前記印刷媒体入力ビームは、前記外側シャフト方向に垂直な入力ビーム方向に延びており、前記印刷媒体入力ビームは、前記駆動力を前記外側シャフトから前記印刷媒体入力ビームに伝えるために前記偏心ピンを受容するためのスロットを含み、そのスロットは前記入力ビーム方向に平行な方向に延びている、請求項3に記載の調整システム。
  5. 前記伝動装置は、前記駆動モータにより駆動されるウォームスクリュー及び前記外側シャフトに結合されたウォームホイールを有するウォーム駆動機構を含む、請求項2に記載の調整システム。
  6. 前記入力ビーム駆動アセンブリは、前記印刷媒体入力ビームの位置をロックするためのセルフロック式伝動装置を含む、請求項1に記載の調整システム。
  7. 前記入力ビーム駆動アセンブリは、前記印刷媒体入力ビームの第1の端部部分に係合する第1の駆動システム、及び前記印刷媒体入力ビームの第2の端部部分に係合する第2の駆動システムを含む、請求項1に記載の調整システム。
  8. 前記入力ビームセンサアセンブリの前記基準センサは、
    前記印刷媒体入力ビーム及び前記支持構造体の一方に結合された光センサと、
    前記印刷媒体入力ビーム及び前記支持構造体の他方に結合された基準線とを含む、請求項1に記載の調整システム。
  9. 前記入力ビームセンサアセンブリは、前記支持構造体に対する前記印刷媒体入力ビームの移動の方向を検出するための直交エンコーダセンサを含む、請求項1に記載の調整システム。
  10. 前記入力ビームセンサアセンブリの前記相対的センサは、
    前記印刷媒体入力ビーム及び前記支持構造体の一方に結合された複数のセンサストリップと、
    前記印刷媒体入力ビーム及び前記支持構造体の他方に結合された光センサとを含む、請求項1に記載の調整システム。
  11. 印刷システムの印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の距離を調整するための方法であって、
    前記印刷媒体支持体と前記プリントヘッドとの間の最小限の所定距離まで前記印刷媒体支持体を持ち上げるために複数の駆動アセンブリを作動させ、
    前記印刷媒体支持体を下げるために前記複数の駆動アセンブリを作動させ、
    前記印刷媒体支持体を下げている間に、前記印刷媒体支持体がホームポジションに到達した際に、前記複数の駆動アセンブリを停止し、
    前記印刷媒体支持体を印刷位置まで下げるために前記複数の駆動アセンブリを作動させることを含む、方法。
  12. 前記印刷媒体支持体がホームポジションにあるか否かを判断することを更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記複数の駆動アセンブリが前記印刷媒体支持体を前記ホームポジションから前記印刷位置まで下げる際に、前記印刷媒体支持体が前記ホームポジションから移動した距離を求めることを更に含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記印刷媒体支持体が前記ホームポジションから移動した距離を求めることは、前記印刷媒体支持体に接続された光センサにより検出される、固定した構造体におけるセンサストリップの数を計数することを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 命令で符合化された持続性機械可読記憶媒体であって、前記命令は、プロセッサにより実行された際に、前記プロセッサに以下のこと、即ち、
    印刷媒体支持体とプリントヘッドとの間の安全な距離から、前記印刷媒体支持体を支持する印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを下げ、
    前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームがそれぞれのホームポジションに到達したか否かを判断し、
    前記それぞれのホームポジションが検出された場合に、前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを下げることを停止し、
    前記それぞれのホームポジションから、前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを下げ、
    前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームが下げられている際に、前記それぞれのホームポジションと前記印刷媒体入力ビームとの及び印刷媒体出力ビームとの間の距離を監視し、
    前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームのそれぞれに関して、それぞれの印刷位置が検出された際に、前記印刷媒体入力ビーム及び印刷媒体出力ビームを下げることを停止することをさせる、持続性機械可読記憶媒体。
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