JP2023512143A

JP2023512143A - Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法ならびにそれを適用するノードおよび通信システム

Info

Publication number: JP2023512143A
Application number: JP2022536533A
Authority: JP
Inventors: アン、チン; リウ、ダペン; ユ、シアオボ
Original assignee: Alibaba Group Holding Ltd
Current assignee: Alibaba Group Holding Ltd
Priority date: 2020-02-12
Filing date: 2021-02-07
Publication date: 2023-03-24
Also published as: WO2021160062A1; CN113259916A; EP4106365A4; US20230179980A1; EP4106365A1

Abstract

例示的な実施形態は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法、ならびにそれを適用するノードおよび通信システムを提供する。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードに適用可能な通信方法は、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、リレーノードを介してデータ通信を実行する段階と、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階とを含む。例示的な実施形態で提供されるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法、ならびにそれを適用するノードおよび通信システムは、実際のネットワークトポロジに従って最小数のリレーノードを柔軟に構成でき、それによって、ネットワーク内の多くのリレーノードが多数のブロードキャストパケットを転送し、その結果、ネットワークのスループットに影響を与えるという問題を回避できる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、２０２０年２月１２日に出願された中国出願第２０２０１００８９２０１．９号の優先権を主張する２０２１年２月７日出願の国際出願第ＰＣＴ／ＣＮ２１／７５７４７号の国内段階出願であり、両方ともに、参照によりその全体が組み込まれる。

例示的な実施形態は、情報技術の分野に関し、特に、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）ネットワークを採用する通信方法、ならびにそれを適用するノードおよび通信システムに関する。

関連技術の説明
モノのインターネット（ＩｏＴ）デバイス通信では、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈスペシャルインタレストグループ（ＳＩＧ）によってリリースされたＢｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュプロトコルは、メッシュネットワークトポロジを実装し、マルチホップ接続をサポートし、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークのカバレッジを拡大できる。このＢｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュプロトコルは、スマートホームおよびスマートビルディングでのＩｏＴデバイス通信のシナリオに特に適している。しかし、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュプロトコルは、ブロードキャストフラッディングに基づく通信機構である。各Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュノードは、ブロードキャストパケットを使用してＢｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュメッセージを送信する。ブロードキャストパケットを受信した後、他のすべてのノードは、宛先アドレスノードがこのＢｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュメッセージを受信するまで、ブロードキャストパケットを一度転送する。そのような構成では、一部の無効で不要なブロードキャストパケットがＢｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュネットワークで送信され、その結果、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュネットワークのスループットに影響を及ぼす。

例示的な実施形態は、既存のＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークが過度に高いスループットを有するという問題を解決するために、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法、およびそれを適用するノードおよび通信システムを提供する。

第１の実施形態によれば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードに適用可能なＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法が提供され、方法は、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、リレーノードを介してデータ通信を実行する段階と、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階とを備える。

さらに、第１の実施形態による通信方法は、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードのうちの１つで送信されたリレー通知メッセージが受信された場合、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードをリレーノードとして記録する段階をさらに備える。

さらに、第１の実施形態による通信方法は、リレー通知メッセージをブロードキャストで送信する段階をさらに備える。

第２の実施形態によれば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードに適用可能なＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法が提供され、方法は、リレー構成要求メッセージを受信する段階であって、リレー構成要求メッセージは、順番に配置されたエンドノード、中間ノード、およびゲートウェイノードを有する伝播経路を有する、受信する段階と、事前設定された選択条件に従って、伝播経路の中間ノードからリレーノードを選択する段階と、リレー有効化要求をリレーノードに送信する段階であって、リレー有効化要求は、エンドノードのアドレス情報を有する、送信する段階とを備える。

さらに、第２の実施形態による通信方法では、事前設定された選択条件は、長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードの信号強度に比べて高い信号強度を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、より長いオンライン持続時間を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、または、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、リレー構成要求メッセージがより早く到着するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択することを有する。

さらに、第２の実施形態による通信方法は、エンドノードのリレーノードが変更されたことが判明した場合、子ノードリスト更新メッセージを送信元のリレーノードに送信する段階をさらに備える。

第３の実施形態によれば、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードに適用可能なＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法が提供され、方法は、リレー構成要求メッセージを受信する段階と、リレー機能を有効化している場合は、ローカルノードのアドレス情報をリレー構成要求メッセージに追加し、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階と、リレー機能を有効化していない場合は、転送されていないリレー構成要求メッセージのみにローカルノードのアドレス情報を追加し、転送されていないリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階とを備える。

さらに、第３の実施形態による通信方法は、リレー有効化要求に従って、リレー機能を有効化する段階であって、リレー有効化要求が、エンドノードのアドレス情報を有する、有効化する段階と、ローカルノードリストにエンドノードを記録する段階と、リレー通知メッセージをエンドノードに送信する段階とをさらに備える。

さらに、第３の実施形態による通信方法は、子ノードリスト更新メッセージを受信した場合、子ノードリスト更新メッセージに従って、変更されたエンドノードをローカルノードリストから削除する段階をさらに備える。

さらに、第３の実施形態による通信方法は、ネットワーク接続が失敗した場合、リレー機能を無効化し、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階をさらに備える。

第４の実施形態によれば、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、通信モジュールがリレーノードを介してデータ通信を実行するように構成される通信モジュールと、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、ブロードキャストモジュールは、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信するように構成されるブロードキャストモジュールとを有する、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードが提供される。

さらに、第４の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードは、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードのうちの１つで送信されたリレー通知メッセージが受信された場合、リレーノード記録モジュールが、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードをリレーノードとして記録するように構成されるリレーノード記録モジュールをさらに有する。

さらに、第４の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードでは、ブロードキャストモジュールはさらに、リレー通知メッセージをブロードキャストで送信するようにさらに構成される。

第５の実施形態によれば、リレー構成要求メッセージを受信するように構成される第１の受信モジュールであって、リレー構成要求メッセージは、順番に配置されたエンドノード、中間ノード、およびゲートウェイノードを有する伝播経路を有する、第１の受信モジュールと、事前設定された選択条件に従って、伝播経路の中間ノードからリレーノードを選択するように構成されるリレーノード構成モジュールと、リレー有効化要求をリレーノードに送信するように構成されるリレーノード起動モジュールであって、リレー有効化要求が、エンドノードのアドレス情報を有する、リレーノード起動モジュールとを有する、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードを提供する。

さらに、第５の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードでは、事前設定された選択条件は、長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードの信号強度に比べて高い信号強度を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、より長いオンライン持続時間を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、または、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、リレー構成要求メッセージがより早く到着するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択することを有する。

さらに、第５の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードは、エンドノードのリレーノードが変更されたことが判明した場合、第１の更新モジュールが子ノードリスト更新メッセージを送信元のリレーノードに送信するように構成される第１の更新モジュールをさらに有する。

第６の実施形態によれば、リレー構成要求メッセージを受信するように構成される第２の受信モジュールと、リレー機能を有効化している場合は、ローカルノードのアドレス情報をリレー構成要求メッセージに追加し、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信することと、リレー機能を有効化していない場合は、転送されていないリレー構成要求メッセージのみにローカルノードのアドレス情報を追加し、転送されていないリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信することとを行うように構成されるリレー機能モジュールとを有する、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードを提供する。

さらに、第６の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードでは、リレー機能モジュールは、リレー有効化要求に従って、リレー機能を有効化することであって、リレー有効化要求が、エンドノードのアドレス情報を有する、有効化することと、ローカルノードリストにエンドノードを記録することと、リレー通知メッセージをエンドノードに送信することとを行うようにさらに構成される。

さらに、第６の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードは、子ノードリスト更新メッセージを受信した場合、第２の更新モジュールが、子ノードリスト更新メッセージに従ってローカルノードリストから変更されたエンドノードを削除するように構成される第２の更新モジュールをさらに有する。

さらに、第６の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードは、ネットワーク接続に障害が発生した場合、事前設定されたモジュールがリレー機能を無効化し、リレー構成要求メッセージを隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにブロードキャストで送信するように構成される事前設定されたモジュールをさらに有する。

第７の実施形態によれば、第４の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード、第５の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード、および第６の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードを有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈ通信ネットワークシステムが提供される。

第８の実施形態によれば、ストレージデバイスが提供され、ストレージデバイスは、例示的な実施形態の方法に従って実行されるコンピュータプログラム命令を記憶する。

第９の実施形態によれば、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリと、コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサであって、コンピュータプログラム命令は、プロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスを起動して、例示的な実施形態の方法を実施する、プロセッサとを有するコンピューティングデバイスが提供される。

例示的な実施形態で提供されるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法、ならびにそれを適用するノードおよび通信システムは、実際のネットワークトポロジに従って最小数のリレーノードを柔軟に構成でき、それによって、ネットワーク内の多くのリレーノードが多数のブロードキャストパケットを転送し、その結果、ネットワークのスループットに影響を与えるという問題を回避できる。

例示的な実施形態の他の特徴、目的、および利点は、以下の図面を参照して形成された非限定的な実施形態の詳細な説明に記載されている。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する方法を示すフロー図である。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークのトポロジの図である。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークのトポロジの変化の図である。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードのブロック図である。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードのブロック図である。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードのブロック図である。

例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈ通信ネットワークシステムのブロック図である。

図面中の同じまたは同様の参照番号は、同じまたは同様の構成要素を表す。

例示的な実施形態は、添付の図面を参照して以下でさらに詳細に説明される。

図１は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する方法を示すフロー図である。図１に示すように、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードによって実行され得、次のステップを含む。

ステップＳ１０１：隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、リレーノードを介してデータ通信を実行する。

ステップＳ１０２：隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する。

図２は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークのトポロジの図である。

図２に示すように、例示的な実施形態の実施形態におけるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークは、ゲートウェイノード２００、ノード１、ノード２、ノード３、ノード４、およびノード５を含む。各ノードは通常のＢｌｕｅｔｏｏｔｈデバイスを使用でき、ゲートウェイノードはＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークの最小ネットワークコンピューティングおよびストレージ要件を満たすことができる。初期段階では、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークはゲートウェイノードのみを有し、ゲートウェイノードはリレー機能を有する。まず、ノード１がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。ノード１がネットワークに参加した後、ノード１は隣接するノードのスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノードにリレー機能を有するノード（すなわち、ゲートウェイノード）があることを検出し、したがって、リレー機能を有効化しないことを選択する。その後、ノード２がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード２は隣接するノードのスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノードにリレー機能を有するノード、すなわち、ゲートウェイノードがあることを検出し、したがって、リレー機能を有効化しないことを選択する。次に、ノード３がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード３は隣接するノードのスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノード内でノード１およびノード２を検出するが、両方のノードはリレー機能を有するノードではない。したがって、ノード３は、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）をブロードキャストで送信する。ノード１およびノード２の両方がリレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信し、ノード１およびノード２のアドレス情報をそれぞれ、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、次いで、ゲートウェイノードにブロードキャストでそれらを転送する。次に、ゲートウェイノードは、ノード１およびノード２からそれぞれ、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信する。ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇメッセージには、ノード３からノード１を通りゲートウェイノードへ、およびノード３からノード２を通りゲートウェイノードへ、という２つの経路が含まれる。

ゲートウェイノードは、ノード１またはノード２を選択し、長期電源が供給されているかどうか、信号強度、オンライン持続時間、要求到着時間など、それぞれのノードに関連付けられた事前設定された選択条件に従ってリレー機能を有効化する。例えば、ゲートウェイノードはノード１を選択してリレー機能を有効化し、リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）をノード１に送信する。要求には、ノード３のアドレス情報が含まれる。リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）を受信した後、ノード１はリレー機能を有効化し、リレー機能が正常に有効化されたことを示すために、ゲートウェイノードに成功応答を返す。さらに、ノード１は子ノードリストをローカルに保持し、ノード３がリレーノード１のエンドノードの１つであることを記録すると同時に、その隣接するリレーノードがノード１であることをノード３に通知するために、リレー通知メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｎｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）をノード３に送信する。この場合、ノード３およびノード２はエンドノードであり、ノード１はリレーノードである。ノード３がデータ通信を実行する場合、ノード３はローカルノードリストをチェックし、ノード１がノード３のリレーノードであることを検出する。この場合、ノード３はノード１を介してデータ通信を実行する。ノード３が移動され、ノード１に接続できない場合、ノード３は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を実行する。隣接するノードにノード１が見つからない場合、すなわち、リレー機能を有するノードがない場合、ノード３はリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信し、リレー構成要求メッセージは、（論じたように）他のノードを介してゲートウェイノードに送信される。ゲートウェイノードは、ノード３がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークに再接続されるように、リレー機能を自動的に構成する。

新しく追加されたノードに応答して、エンドノードもリレーノードになり得る。エンドノードの数が減ると、リレーノードもエンドノードになり得る。すなわち、ゲートウェイノードを除いて、各ネットワークノードは、（ゲートウェイノードの命令に基づいて）リレーノードのリレー機能を有効化し得るか、またはエンドノードのリレー機能を有効化しないようにし得る。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法は、実際のネットワークトポロジに従って最小数のリレーノードを柔軟に構成でき、それによって、ネットワーク内の多くのリレーノードが多数のブロードキャストパケットを転送し、その結果、ネットワークのスループットに影響を与えるという問題を回避できる。

さらに、いくつかの実施形態では、通信方法は、以下の追加のまたは任意選択のステップを含み得る。

ステップＳ１０３：隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードのうちの１つで送信されたリレー通知メッセージが受信された場合、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードをリレーノードとして記録する。

ステップＳ１０４：リレー通知メッセージをブロードキャストで送信する。

具体的には、ノード３は、リレー通知メッセージを受信した後（すなわち、ノード１がリレー機能を有することを知った後）、他の隣接するノードにその旨を通知し得る。ノード３の他の隣接するノードがＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークに接続する必要がある場合、隣接するノードはノード１を介して直接接続を確立し、それによって、隣接するノードがリレー構成要求メッセージを繰り返し送信し、ネットワークのスループットをさらに低下させるのを回避し得る。

図３は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する方法を示すフロー図である。図３に示すように、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードによって実行され得、次のステップを含む。

ステップＳ２０１：リレー構成要求メッセージを受信し、リレー構成要求メッセージは、順番に配置されたエンドノード、中間ノード、およびゲートウェイノードを有する伝播経路を含む。

ステップＳ２０２：中間ノードに適用される事前設定された選択条件に従って、伝播経路の中間ノードからリレーノードを選択する。

ステップＳ２０３：リレー有効化要求をリレーノードに送信し、リレー有効化要求は、エンドノードのアドレス情報を含む。

図２に示すよう、ノード１がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。ノード１がネットワークに参加した後、ノード１は隣接するノードのスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノードにリレー機能を有するノード、すなわち、ゲートウェイノードがあることを検出し、したがって、リレー機能を有効化しないことを選択する。次に、ノード２がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード２は隣接するノードのスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノードにリレー機能を有するノード、すなわち、ゲートウェイノードがあることを検出し、したがって、リレー機能を有効化しないことを選択する。次に、ノード３がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード３は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノード内でノード１およびノード２を検出するが、両方のノードはリレー機能を提供しない。したがって、ノード３は、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）をブロードキャストで送信する。ノード１およびノード２の両方がリレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信し、ノード１およびノード２のアドレス情報をそれぞれ、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、次いで、ゲートウェイノードにブロードキャストでそれらを転送する。次に、ゲートウェイノードは、ノード１およびノード２からそれぞれ、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信する。ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇメッセージには、ノード３からノード１を通りゲートウェイノードへ、およびノード３からノード２を通りゲートウェイノードへ、という２つの経路が含まれる。

ゲートウェイノードは、ノード１またはノード２を選択し、長期電源が供給されているかどうか、信号強度、オンライン持続時間、要求到着時間など、ノードに関連付けられた事前設定された選択条件に従ってリレー機能を有効化する。例えば、ゲートウェイノードはノード１を選択してリレー機能を有効化し、リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）をノード１に送信する。要求には、ノード３のアドレス情報が含まれる。リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）を受信した後、ノード１はリレー機能を有効化し、リレー機能が正常に有効化されたことを示すために、ゲートウェイノードに成功応答を返す。さらに、ノード１は子ノードリストをローカルに保持し、ノード３がリレーノード１のエンドノードの１つであることを記録すると同時に、その隣接するリレーノードがノード１であることをノード３に通知するために、リレー通知メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｎｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）をノード３に送信する。この場合、ノード３およびノード２はエンドノードであり、ノード１はリレーノードである。ノード３がデータ通信を実行する場合、ノード３はローカルノードリストをチェックし、ノード１がノードそのリレーノードであることを検出する。この場合、ノード３はノード１を介してデータ通信を実行する。

図２に示すように、例えば、ノード４がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード４は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノードにノード１、ノード２、およびノード３が含まれており、ノード１ではリレー機能を有効化していることを検出する。この場合、ノード４ではリレー機能を有効化しないことを選択する。ノード５がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード５は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、周囲の隣接するノードにノード２、ノード３、およびノード４が含まれているが、どのノードもリレー機能を有効化していないことを検出する。したがって、ノード５はリレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）をゲートウェイデバイスに送信し、メッセージはまた、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュブロードキャストパケットの形式で送信される。ノード２、ノード３、およびノード４はすべて、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信し、ノード２、ノード３、およびノード４のアドレス情報をそれぞれｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、次いで、ブロードキャストでそれらを転送する。ノード４で転送されたｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットは、それぞれノード１、ノード２、およびノード３に到達する。ノード２およびノード３は、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットが一度転送され、したがって、パケットを再度転送しないことを検出する。ノード１はリレーノードであるため、ノード１はそのノードアドレス情報もｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇをブロードキャストして再度転送する。次に、ゲートウェイノードは、４つの異なる経路、すなわち、
１）ノード５－＞ノード３－＞ノード１－＞ゲートウェイノード
２）ノード５－＞ノード４－＞ノード１－＞ゲートウェイノード
３）ノード５－＞ノード２－＞ゲートウェイノード
４）ノード５－＞ノード２－＞ノード１－＞ゲートウェイノードからｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットを受信する。

ゲートウェイノードは、事前設定された選択条件に従って、適切なノードを選択してリレー機能を有効化する。例えば、ゲートウェイノードはノード４を選択してリレー機能を有効化し、リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）をノード４に送信する。要求には、ノード５のアドレス情報が含まれる。リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）がノード１を通過すると、ノード１は最初に、ノード５がリレーノード１のエンド子ノードの１つであることをローカルに記録する。リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）を受信した後、ノード４はリレー機能を有効化し、ゲートウェイノードに成功応答を返す。さらに、ノード４は子ノードリストをローカルに保持し、ノード５がリレーノード４のエンド子ノードの１つであることを記録する。同時に、ノード４は、その隣接するリレーノードがノード４であることをノード５に通知するために、リレー通知メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｎｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）をノード５に送信する。

例示的な実施形態の実施形態２で提供されるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法は、実際のネットワークトポロジに従って最小数のリレーノードを柔軟に構成でき、それによって、ネットワーク内の多くのリレーノードが多数のブロードキャストパケット転送し、その結果、ネットワークのスループットに影響を与えるという問題を回避できる。

さらに、いくつかの例示的な実施形態による通信方法では、事前設定された選択条件は、長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードの信号強度に比べて高い信号強度を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、より長いオンライン持続時間を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、または、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、リレー構成要求メッセージがより早く到着するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択することを含む。

具体的には、事前設定された選択条件は、次の優先度、長期電源、信号強度、オンライン持続時間、リレー構成要求メッセージ到着時間に従って降順でランク付けし得る。要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードは、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信するノードを指す。図２に示すように、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードはノード３である。ノード１が長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈデバイスの場合、ノード１を選択してリレー機能を有効化できる。長期電源情報が利用できない場合、ノード１によって測定された要求を開始するノード３の信号強度が、ノード２によって測定されたノード３の信号強度と比較される。ノード１によって測定されたノード３の信号強度の方が強い場合は、ノード１を選択してリレー機能を有効化できる。信号強度の決定は、ノード１の受信信号強度表示（ＲＳＳＩ）に従って行い得る。ノード１およびノード２のそれぞれの信号強度が、ノード３の信号強度と同じかまたは同様の場合は、より長いオンライン持続時間を有するノードが選択される。オンライン持続時間が入手できない場合は、リレー構成要求メッセージの到着時間に応じて、要求がより早く到着するノードが選択される。

ステップＳ２０４：エンドノードのリレーノードが変更されたことが判明した場合、子ノードリスト更新メッセージを送信元のリレーノードに送信する。

図４は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークのトポロジの変化の図である。図４に示すように、ノード５が移動したと仮定し、ノード５が受信確認（ＡＣＫ）応答を受信せずにデータパケットを３回連続して送信した場合、近くにリレーノードが存在しないと見なされる。ノード５は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、隣接するノードはノード２のみであるが、ノード２ではリレー機能を有効化していないことを検出する。したがって、ノード５は、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）をブロードキャストで送信する。ノード２は、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信し、ノード２のアドレス情報をｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、次いで、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇをゲートウェイノードにブロードキャストで転送する。ゲートウェイノードは、ノード２を選択してリレー機能を有効化し、リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）をノード２に送信する。リレー有効化要求には、ノード５のアドレス情報が含まれる。ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙを受信した後、ノード２はリレー機能を有効化し、ゲートウェイノードに成功応答を返す。さらに、ノード２は子ノードリストをローカルに保持し、ノード５がリレーノード２のエンド子ノードの１つであることを記録し、その隣接するリレーノードがノード２であることをノード５に通知するために、ｒｅｌａｙ＿ｎｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎメッセージをノード５に送信する。同時に、ゲートウェイノードは子ノードリスト更新メッセージ（ｕｐｄａｔｅ）をノード４に送信する。メッセージにはノード５のアドレス情報が含まれ、ローカルの子ノードリストからノード５のアドレス情報を削除するようノード４に命令するために使用される。

図５は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する方法を示すフロー図である。図５に示すように、方法は、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードによって実行され得、次のステップを含む。

ステップＳ３０１：リレー構成要求メッセージを受信する。

ステップＳ３０２：リレー機能を有効化している場合は、ローカルノードのアドレス情報をリレー構成要求メッセージに追加し、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する。

ステップＳ３０３：リレー機能を有効化していない場合は、転送されていないリレー構成要求メッセージのみにローカルノードのアドレス情報を追加し、転送されていないリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する。

図２に示すよう、ノード５がＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークへの参加を申請する。同様に、ノード５は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、隣接するノードにノード２、ノード３、およびノード４が含まれているが、どのノードもリレー機能を有効化していないことを検出する。したがって、ノード５はリレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）をゲートウェイデバイスに送信、し、メッセージはまた、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈメッシュブロードキャストパケットの形式で送信される。ノード２、ノード３、およびノード４はすべて、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信し、ノード２、ノード３、およびノード４のアドレス情報をそれぞれｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、次いで、ブロードキャストでそれらを転送する。ノード４で転送されたｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットは、それぞれノード１、ノード２、およびノード３に到達する。ノード２およびノード３は、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットが一度転送され、したがって、パケットを再度転送しないことを検出する。ノード１はリレーノードであるため、ノード１はそのノードアドレス情報もｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇをブロードキャストして再度転送する。次に、ゲートウェイノードは、４つの異なる経路、すなわち、
１）ノード５－＞ノード３－＞ノード１－＞ゲートウェイノード
２）ノード５－＞ノード４－＞ノード１－＞ゲートウェイノード
３）ノード５－＞ノード２－＞ゲートウェイノード
４）ノード５－＞ノード２－＞ノード１－＞ゲートウェイノードからｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットを受信する。

ゲートウェイノードは、事前設定された選択条件に従って、適切なノードを選択してリレー機能を有効化する。例えば、ゲートウェイノードはノード４を選択してリレー機能を有効化し、リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）をノード４に送信する。要求には、ノード５のアドレス情報が含まれる。リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）がノード１を通過すると、ノード１は最初に、ノード５がリレーノード１のエンド子ノードの１つであることをローカルに記録する。リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）を受信した後、ノード４はリレー機能を有効化し、ゲートウェイノードに成功応答を返す。さらに、ノード４は子ノードリストをローカルに保持、し、ノード５がリレーノード４のエンド子ノードの１つであることを記録する。同時に、ノード４は、その隣接するリレーノードがノード４であることをノード５に通知するために、リレー通知メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｎｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ）をノード５に送信する。

ステップＳ３０４：リレー有効化要求に従って、リレー機能を有効化し、リレー有効化要求は、エンドノードのアドレス情報を含む。

ステップＳ３０５：ローカルノードリストにエンドノードを記録する。

ステップＳ３０６：リレー通知メッセージをエンドノードに送信する。

さらに、いくつかの実施形態では、方法は、子ノードリスト更新メッセージを受信した場合、子ノードリスト更新メッセージに従って、変更されたエンドノードをローカルノードリストから削除する段階を含み得る。

図４に示すように、ノード５が移動したと仮定し、ノード５がＡＣＫ応答を受信せずにデータパケットを３回連続して送信した場合、周囲にリレーノードが存在しないと見なされる。ノード５は隣接するノードスキャン（ｎｅｉｇｈｂｏｒ＿ｄｉｓｃｏｖｅｒ）を開始し、隣接するノードはノード２のみであるが、ノード２ではリレー機能を有効化していないことを検出する。したがって、ノード５は、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）をブロードキャストで送信する。ノード２は、リレー構成要求メッセージ（ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇ）を受信し、ノード２のアドレス情報をｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇパケットに追加し、次いで、ｒｅｌａｙ＿ｃｏｎｆｉｇをゲートウェイノードにブロードキャストで転送する。ゲートウェイノードは、ノード２を選択してリレー機能、を有効化し、リレー有効化要求（ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙ）をノード２に送信する。リレー有効化要求には、ノード５のアドレス情報が含まれる。ｅｎａｂｌｅ＿ｒｅｌａｙを受信した後、ノード２はリレー機能を有効化し、ゲートウェイノードに成功応答を返す。さらに、ノード２は子ノードリストをローカルに保持し、ノード５がリレーノード２のエンド子ノードの１つであることを記録し、その隣接するリレーノードがノード２であることをノード５に通知するために、ｒｅｌａｙ＿ｎｏｔｉｆｉｃａｔｉｏｎメッセージをノード５に送信する。同時に、ゲートウェイノードは子ノードリスト更新メッセージ（ｕｐｄａｔｅ）をノード４に送信する。メッセージにはノード５のアドレス情報が含まれ、ローカルの子ノードリストからノード５のアドレス情報を削除するようノード４に命令するために使用される。

さらに、方法は、ネットワーク接続が失敗した場合、リレー機能を無効化し、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階をさらに含み得る。

例えば、図２に示すように、位置の変更によりノード４がノード１に接続できず、ネットワーク接続に障害が発生した場合、ノード４はリレー機能を無効化し、エンドノードとして機能し、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信し、隣接するノードを介してゲートウェイノードにリレーノードを構成するように要求し、それによって、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークに接続する。

図６は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードのブロック図である。図６に示すように、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード４０は、通信モジュール４１およびブロードキャストモジュール４２を含み得る。

通信モジュール４１は、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、通信モジュール４１がリレーノードを介してデータ通信を実行するように構成される。

ブロードキャストモジュール４２は、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、ブロードキャストモジュール４２が、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信するように構成される。

さらに、例示的な実施形態の実施形態４のＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードは、さらに、リレーノード記録モジュール４３を含む。

リレーノード記録モジュール４３は、隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードのうちの１つで送信されたリレー通知メッセージが受信された場合、リレーノード記録モジュールが、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードをリレーノードとして記録するように構成される。

さらに、第４の実施形態によるＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードでは、ブロードキャストモジュール４２はさらに、リレー通知メッセージをブロードキャストで送信するようにさらに構成される。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード４０は、図１に示す通信方法を実施できる。詳細については、図１を参照し得、これについては、本明細書では繰り返さない。

図７は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードのブロック図である。図７に示すように、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード５０は、第１の受信モジュール５１、リレーノード構成モジュール５２、およびリレーノード起動モジュール５３を含む。

第１の受信モジュール５１は、リレー構成要求メッセージを受信するように構成され、リレー構成要求メッセージは、順番に配置されたエンドノード、中間ノード、およびゲートウェイノードを有する伝播経路を含む。

リレーノード構成モジュール５２は、事前設定された選択条件に従って、伝播経路の中間ノードからリレーノードを選択するように構成される。

リレーノード起動モジュール５３は、リレー有効化要求をリレーノードに送信するように構成され、リレー有効化要求は、エンドノードのアドレス情報を含む。

さらに、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード５０では、事前設定された選択条件は、長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードの信号強度に比べて高い信号強度を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、より長いオンライン持続時間を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、または、他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、リレー構成要求メッセージがより早く到着するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択することを含む。

さらに、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード５０はさらに、第１の更新モジュール５４を含む。第１の更新モジュール５４は、エンドノードのリレーノードが変更されたことが判明した場合、第１の更新モジュール５４は、子ノードリスト更新メッセージを送信元のリレーノードに送信するように構成される。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード５０は、図２に示す通信方法を実施するための装置である。詳細については、図２を参照し得、これについては、本明細書では繰り返さない。

図８は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードのブロック図である。図８に示すように、第２の受信モジュール６１およびリレー機能モジュール６２を含むＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０が提供される。

第２の受信モジュール６１は、リレー構成要求メッセージを受信するように構成される。

リレー機能モジュール６２は、リレー機能を有効化している場合は、ローカルノードのアドレス情報をリレー構成要求メッセージに追加し、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信することと、リレー機能を有効化していない場合は、転送されていないリレー構成要求メッセージのみにローカルノードのアドレス情報を追加し、転送されていないリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信することとを行うように構成される。

さらに、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０では、リレー機能モジュール６２は、リレー有効化要求に従って、リレー機能を有効化することであって、リレー有効化要求が、エンドノードのアドレス情報を含む、有効化することと、ローカルノードリストにエンドノードを記録することと、リレー通知メッセージをエンドノードに送信することとを行うようにさらに構成される。

さらに、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０は、第２の更新モジュール６３をさらに含む。

第２の更新モジュール６３は、子ノードリスト更新メッセージを受信した場合、第２の更新モジュール６３が、子ノードリスト更新メッセージに従って、変更されたエンドノードをローカルノードリストから削除するように構成される。

さらに、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０はさらに、事前設定されたモジュール６４を含む。

事前設定されたモジュール６４は、ネットワーク接続が失敗した場合、事前設定されたモジュール６４がリレー機能を無効化し、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信するように構成される。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０は、図３に示す通信方法を実施するための装置である。詳細については、図３を参照し得、これについては、本明細書では繰り返さない。

図９は、例示的な実施形態のいくつかによるＢｌｕｅｔｏｏｔｈ通信ネットワークシステムのブロック図である。図９に示すように、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ通信ネットワークシステムは、図６に示すＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード４０、図７に示すＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード５０、および図８に示すＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０を含む。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ通信ネットワークシステムは、図６に示すＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード４０、図７に示すＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード５０、および図８に示すＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード６０を使用する。詳細については、図３の実施形態５、６、および７を参照し得、これについては、本明細書では繰り返さない。

例示的な実施形態の一実施形態によれば、ストレージデバイスが提供される。ストレージデバイスは、例示的な実施形態の方法に従って実行されるコンピュータプログラム命令を記憶する。

例示的な実施形態の典型的な構成では、ストレージデバイスは、永続的および非永続的、取り外し可能および取り外し不可能な媒体を含み、任意の方法または技術によって情報を記憶できる。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムの手段、または他のデータであり得る。コンピュータ記憶媒体の例には、限定されないが、相変化メモリ（ＰＲＡＭ）、スタティックランダムアクセスメモリ（ＳＲＡＭ）、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）、他のタイプのランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ）、フラッシュメモリまたはその他のメモリ技術、コンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、デジタル多用途ディスク（ＤＶＤ）またはその他の光ストレージ、磁気テープカセット、磁気テープおよび磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、または他の非伝送媒体、およびコンピューティングデバイスでアクセスできる情報を記憶するために使用できるコンピュータ記憶媒体が含まれる。

例示的な実施形態の一実施形態によれば、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリと、コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサであって、コンピュータプログラム命令は、プロセッサによって実行されると、コンピューティングデバイスを起動して、例示的な実施形態による方法を実施する、プロセッサとを含むコンピューティングデバイスが提供される。

例示的な実施形態の典型的な構成では、コンピューティングデバイスは、１つまたは複数のプロセッサ（ＣＰＵ）、入力／出力インターフェース、ネットワークインターフェース、およびメモリを含む。

メモリは、非永続的メモリ、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、および／または読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）またはフラッシュメモリ（フラッシュＲＡＭ）などの不揮発性メモリまたは同様のものの形態のコンピュータ可読媒体を含み得る。メモリは、コンピュータ可読媒体の一例である。

例示的な実施形態で言及されるコンピューティングデバイスは、限定されないが、モバイル電子製品、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータまたは同様のものなどの、ユーザとのヒューマンコンピュータインタラクション（例えば、タッチパッドを介したヒューマンコンピュータインタラクション）を実行できる任意の電子製品を含む。モバイル電子製品は、Ａｎｄｒｏｉｄ（登録商標）オペレーティングシステム、ｉＯＳ（登録商標）オペレーティングシステムおよび同様のものなどの任意のオペレーティングシステムを使用し得る。

例示的な実施形態は、例えば、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、汎用コンピュータ、または任意の他の同様のハードウェアデバイスを使用して、ソフトウェアおよび／またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせで実施され得ることに留意されたい。いくつかの実施形態では、例示的な実施形態のソフトウェアプログラムは、プロセッサによって実行され、上述したステップまたは機能を実施し得る。同様に、例示的な実施形態のソフトウェアプログラム（関連付けられたデータ構造を含む）は、コンピュータ可読記録媒体、例えば、ＲＡＭ、磁気ドライブまたは光学ドライブまたはフロッピディスク、または同様のデバイスに記憶され得る。さらに、例示的な実施形態のステップまたは機能のいくつかは、ハードウェア、すなわち、プロセッサと連携して様々なステップまたは機能を実行する回路を使用して実施され得る。

例示的な実施形態は、上述した例示的な実施形態の詳細に限定されないが、例示的な実施形態は、例示の実施形態の趣旨または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具体化され得ることが当業者には明らかであろう。したがって、実施形態は、視点に関係なく、例示的かつ非限定的であると見なされ、例示的な実施形態の範囲は、前述の説明ではなく、添付の特許請求の範囲によって定義されるものとし、したがって、例示的な実施形態内の特許請求の範囲の同等物の意味および範囲内にあるすべての変更を包含することが意図されている。特許請求の範囲内の参照符号は、関連する特許請求の範囲を限定するものと解釈してはならない。さらに、語句「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」が他の単位またはステップを排除しないこと、および単数形が複数形を排除しないことは明らかである。装置クレームに記載されている複数のユニットまたは手段はまた、ソフトウェアまたはハードウェアを使用することによって、１つのユニットまたは手段によって実施され得る。第１、第２などの用語は、名前を示すために使用され、特定の順序を示すものではない。

Claims

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法であって、
隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、前記リレーノードを介してデータ通信を実行する段階と、
前記隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、前記隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階と
を備えるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法。
前記隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードのうちの１つで送信されたリレー通知メッセージが受信された場合、前記隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードをリレーノードとして記録する段階をさらに備える、請求項１に記載の通信方法。
前記リレー通知メッセージをブロードキャストで送信する段階をさらに備える、請求項２に記載の通信方法。
Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法であって、
リレー構成要求メッセージを受信する段階であって、前記リレー構成要求メッセージが、順番に配置されたエンドノード、中間ノード、およびゲートウェイノードを有する伝播経路を有する、受信する段階と、
事前設定された選択条件に従って、前記伝播経路の前記中間ノードからリレーノードを選択する段階と、
リレー有効化要求を前記リレーノードに送信する段階であって、前記リレー有効化要求が、前記エンドノードのアドレス情報を有する、送信する段階と
を備えるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法。
前記事前設定された選択条件が、
長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、
他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードの信号強度に比べて高い信号強度を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、
他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、より長いオンライン持続時間を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、または、
他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、前記リレー構成要求メッセージがより早く到着するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること
を有する、請求項４に記載の通信方法。
前記エンドノードの前記リレーノードが変更されたことが判明した場合、子ノードリスト更新メッセージを送信元のリレーノードに送信する段階をさらに有する、請求項４または５に記載の通信方法。
Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法であって、
リレー構成要求メッセージを受信する段階と、
リレー機能を有効化している場合は、ローカルノードのアドレス情報を前記リレー構成要求メッセージに追加し、前記リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階と、
前記リレー機能を有効化していない場合は、転送されていないリレー構成要求メッセージのみに前記ローカルノードの前記アドレス情報を追加し、転送されていない前記リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階と
を備えるＢｌｕｅｔｏｏｔｈネットワークを採用する通信方法。
リレー有効化要求に従って、前記リレー機能を有効化する段階であって、前記リレー有効化要求が、エンドノードのアドレス情報を有する、有効化する段階と、
ローカルノードリストに前記エンドノードを記録する段階と、
リレー通知メッセージを前記エンドノードに送信する段階とをさらに備える、請求項７に記載の通信方法。
子ノードリスト更新メッセージを受信した場合、前記子ノードリスト更新メッセージに従って、変更されたエンドノードを前記ローカルノードリストから削除する段階をさらに備える、請求項８に記載の通信方法。
ネットワーク接続が失敗した場合、前記リレー機能を無効化し、隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信する段階をさらに備える、請求項８または９に記載の通信方法。
Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードであって、
隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがある場合、通信モジュールが前記リレーノードを介してデータ通信を実行するように構成される前記通信モジュールと、
前記隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにリレーノードがない場合、ブロードキャストモジュールが、前記隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードからリレーノードを選択して構成するようにゲートウェイノードに要求するために、リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信するように構成される前記ブロードキャストモジュールと
を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード。
前記隣接する複数のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードのうちの１つで送信されたリレー通知メッセージが受信された場合、リレーノード記録モジュールが、前記隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードをリレーノードとして記録するように構成される前記リレーノード記録モジュールをさらに有する、請求項１１に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード。
前記ブロードキャストモジュールが、前記リレー通知メッセージをブロードキャストで送信するようにさらに構成される、請求項１２に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノード。
Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードであって、
リレー構成要求メッセージを受信するように構成される第１の受信モジュールであって、前記リレー構成要求メッセージが、順番に配置されたエンドノード、中間ノード、およびゲートウェイノードを有する伝播経路を有する、第１の受信モジュールと、
事前設定された選択条件に従って、前記伝播経路の前記中間ノードからリレーノードを選択するように構成されるリレーノード構成モジュールと、
リレー有効化要求を前記リレーノードに送信するように構成されるリレーノード起動モジュールであって、前記リレー有効化要求が、前記エンドノードのアドレス情報を有する、リレーノード起動モジュールと
を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード。
前記事前設定された選択条件が、
長期電源を備えたＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、
他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、要求側のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードの信号強度に比べて高い信号強度を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、
他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、より長いオンライン持続時間を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること、または、
他のＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードと比較して、前記リレー構成要求メッセージがより早く到着するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードを選択すること
を有する、請求項１４に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード。
前記エンドノードの前記リレーノードが変更されたことが判明した場合、第１の更新モジュールが子ノードリスト更新メッセージを送信元のリレーノードに送信するように構成される前記第１の更新モジュールをさらに有する、請求項１４または１５に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノード。
Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードであって、リレー構成要求メッセージを受信するように構成される第２の受信モジュールと、
リレー機能を有効化している場合は、ローカルノードのアドレス情報を前記リレー構成要求メッセージに追加し、前記リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信することと、
前記リレー機能を有効化していない場合は、転送されていないリレー構成要求メッセージのみに前記ローカルノードの前記アドレス情報を追加し、転送されていない前記リレー構成要求メッセージをブロードキャストで送信することとを行うように構成されるリレー機能モジュールと
を有するＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード。
前記リレー機能モジュールが、
リレー有効化要求に従って、前記リレー機能を有効化することであって、前記リレー有効化要求が、エンドノードのアドレス情報を有する、有効化することと、
ローカルノードリストに前記エンドノードを記録することと、
リレー通知メッセージを前記エンドノードに送信することとを行うようにさらに構成される、請求項１７に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード。
子ノードリスト更新メッセージを受信した場合、第２の更新モジュールが、前記子ノードリスト更新メッセージに従って、変更されたエンドノードをローカルノードリストから削除するように構成される前記第２の更新モジュールをさらに有する、請求項１７または１８に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード。
ネットワーク接続に障害が発生した場合、事前設定されたモジュールが前記リレー機能を無効化し、リレー構成要求メッセージを隣接するＢｌｕｅｔｏｏｔｈノードにブロードキャストで送信するように構成される前記事前設定されたモジュールをさらに有する、請求項１７から１９のいずれか１項に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノード。
請求項１１から１３のいずれか１項に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈエンドノードと、請求項１４から１６のいずれか１項に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈゲートウェイノードと、請求項１７から２０のいずれか１項に記載のＢｌｕｅｔｏｏｔｈリレーノードと
を備えるＢｌｕｅｔｏｏｔｈ通信ネットワークシステム。
ストレージデバイスであって、前記ストレージデバイスが、請求項１から１０のいずれか１項に記載の通信方法を使用して実行される、コンピュータプログラム命令を記憶する、ストレージデバイス。
コンピューティングデバイスであって、コンピュータプログラム命令を記憶するためのメモリと、前記コンピュータプログラム命令を実行するためのプロセッサであって、前記コンピュータプログラム命令が、前記プロセッサによって実行されると、前記コンピューティングデバイスを起動し、請求項１から１０のいずれか１項に記載の通信方法を実施する、プロセッサと
を備えるコンピューティングデバイス。