JP2023507251A - 堅牢な抵抗性ランダム・アクセス・メモリ接続のための自己整合的なエッジ・パッシベーション - Google Patents

堅牢な抵抗性ランダム・アクセス・メモリ接続のための自己整合的なエッジ・パッシベーション Download PDF

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Abstract

【課題】 堅牢な抵抗性ランダム・アクセス・メモリ接続のための自己整合的なエッジ・パッシベーションを提供する。【解決手段】 抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)構造は、それぞれ第1及び第2の金属接続ラインで電気的に結合された頂部及び底部電極であって、第1及び第2の金属接続ラインがRRAM構造に電気的接続を提供する。抵抗性スイッチング材料の層が、RRAM構造の頂部及び底部電極の間に配設される。抵抗性スイッチング材料は、少なくとも電場及び熱の影響下で測定可能な抵抗変化を示す。電体スペーサが、RRAM構造の底部電極の側壁に形成される。RRAM構造は、さらに、誘電体スペーサの上側面上に形成され、かつ頂部電極の側壁の少なくとも部分を覆うパッシベーション層を含む。パッシベーション層は、第1の金属接続ラインに自己整合する。【選択図】 図3

Description

本発明は、一般に電気、電子及びコンピュータ技術に関し、より具体的には、抵抗性ランダム・アクセス・メモリに関する。
抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM、又はReRAM)は、よりスケーラブルで、高密度、及び高性能の不揮発性ストレージ・ソリューションについての有望な技術と考えられている。RRAMは、具体的にはニューロ・モルフィック・コンピューティングのための電気的シナプス・デバイス、又はメムリスタとして使用するために好ましい。ニューロ・モルフィック・エンジニアリングは、例えば、生物学、物理、数学、コンピュータ・サイエンス及び電子工学を含む多数の技術分野からの着想を、生物学的神経システムに基づいた物理的アーキテクチャ及び設計原理の人工知能システムを構築するために引き入れる。ニューロ・モルフィック・コンピューティング・アプリケーションにおいては、抵抗性メモリ・デバイスは、デバイス抵抗の形態において接続重みを表すプリ・ニューロンと、ポスト・ニューロンとの間の接続(すなわち、シナプス)として使用することができる。
人工ニューラル・システム・アプリケーションにおいては、多数のプリ・ニューロン及びポスト・ニューロンがRRAMsのクロスバー・アレイを通して接続されることができ、これは、完全に接続されたニューラル・ネットワークを自然的に表現する。大規模なクロスバー・アレイを作るため、ラインを横切る電圧低下を最小限にするため、ライン抵抗をできるだけ下げることが好ましい。この理由のため、銅ラインが好ましい。しかしながら、RRAMピラー内での銅ラインの集積は、顕著な設計及び信頼性の課題を提示する。
RRAMピラー/スタックは、典型的には、窒化チタン(TiN)電極を、相補型金属酸化物半導体(CMOS)プロセス・フローとの互換性のために含む。銅ダマシーン・プロセスにRRAMデバイスを一体化することは、TiNハードマスクの除去の間スタックを保護するため、追加的な金属マスク層(例えば、窒化タンタル(TaN))をRRAMスタックの頂部上に必要とする。追加的に、クロスバー・アレイ内の銅ビアの寸法は、典型的にはRRAMピラーのそれらよりも大きいので、一般的に側壁保護が要求される。従来のスペーサは、しばしばビア開口の形成の間にダメージを受け、それによって、引き続くTiNのウェット・エッチングのため好ましくないウィーク・スポットを生成する。したがって、上述した課題に対応する技術が必要とされている。
第1の側面から見ると、本発明は、抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)を提供し:それぞれ第1及び第2の金属接続ラインで電気的に結合された頂部及び底部電極であって、前記第1及び第2の金属接続ラインが前記RRAM構造に電気的接続を提供し;前記頂部及び底部電極の間に配設された抵抗性スイッチング材料の層であって、前記抵抗性スイッチング材料が少なくとも電場及び熱の少なくとも1つの影響下で測定可能な抵抗変化を示し;前記底部電極の側壁に形成された誘電体スペーサと;前記誘電体スペーサの上側面上に形成され、かつ前記頂部電極の側壁の少なくとも一部分を覆うパッシベーション層とを含み、前記パッシベーション層が前記第1の金属接続ラインに自己整合する。
第1の側面から見ると、本発明は、抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)を形成する方法を提供し、本方法は:第1の金属接続ラインの上側面上に底部電極を形成すること;前記底部電極の上側面の少なくとも一部分上に抵抗性スイッチング材料の層を形成することであって、前記抵抗性スイッチング材料が少なくとも電場及び熱の少なくとも1つの影響下で測定可能な抵抗変化を示し;前記抵抗性スイッチング材料の層の上側面上に頂部電極を形成すること;少なくとも前記底部電極の側壁上に形成された誘電体スペーサを形成すること;及び前記底部電極の少なくとも側壁上に形成された誘電体スペーサを形成すること;及び電極の側壁の少なくとも一部分を覆うパッシベーション層を形成することであって、前記パッシベーション層が前記頂部電極に電気的に接続する第2の金属接続ラインに自己整合する。
本発明は、1つ又はそれ以上の実施形態に示されるように、抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)構造及びRRAM構造を製造するための方法を利益的に提供し、この方法は、低下した接続抵抗を提供し、クロスバー・アレイに使用するために特に効果的である。1つ又はそれ以上の実施形態においては、RRAM構造は、RRAM構造の少なくとも底部電極を取り囲む自己整合的なパッシベーションの特徴を含む。パッシベーションの特徴は、クロスバー・アレイ内の上側電極と、下側電極とを接続するためのビアを形成するために使用するディープ・エッチングの間に発生する可能性のある、RRAM側壁スペーサの浸食にも関わらず、上側金属ラインが底部電極にショートすることを利益的に防止する。
本発明の実施形態によれば、RRAM構造は、それぞれ第1及び第2の金属接続ラインに電気的に結合された頂部及び底部電極を含み、第1及び前記第2の金属接続ラインが、RRAM構造への電気的接続を提供する。抵抗性スイッチング材料の層は、RRAM構造の頂部及び底部電極の間に配設される。抵抗性スイッチング材料は、少なくとも電界、又は熱、又はそれらの両方の影響下で測定可能な抵抗変化を示す。誘電体スペーサは、RRAM構造の少なくとも底部電極の側壁上に形成される。RRAM構造は、さらに、誘電体スペーサの上側面上に形成され、かつ頂部電極の側壁の少なくとも一部分を覆うパッシベーション層を含む。パッシベーション層は、第1の金属接続ラインと自己整合される。
本発明の実施形態によれば、RRAM構造を形成する方法は:第1の金属接続ラインの上側面上に底部電極を形成すること;前記底部電極の上側面の少なくとも一部上に抵抗性スイッチング材料の層を形成することであって、前記抵抗性スイッチング材料が少なくとも電場及び熱の少なくとも1つの影響下で測定可能な抵抗変化を示し;前記抵抗性スイッチング材料の層の上側面上に頂部電極を形成すること;少なくとも前記底部電極の側壁上に誘電体スペーサを形成すること;及び前記誘電体スペーサの上側面上に形成され、かつ前記頂部電極の側壁の少なくとも一部分を覆うパッシベーション層を形成することであって、前記パッシベーション層が前記頂部電極に電気的に接続する第2の金属接続ラインに自己整合する。
本明細書において使用される“容易にする”とは、動作を実行すること、動作が行われることを容易にすること、アクションの遂行を支援すること、又は動作が遂行されるように仕向けることを含む。したがって、実施例のみの目的により、及び限定することなく、半導体製造方法のコンテキストにおいて、1つのエンティティにより遂行されるステップは、もう1つのエンティティにより行われる動作を容易にして、所望の動作に仕向けるか、又は支援する。疑義を避けるため、動作者が動作を遂行することなく動作を容易にする場合、動作は、それにもかかわらずいくつかのエンティティ、又はエンティティの組み合わせにより遂行される。
本発明の技術は、実質的に利益的な技術的効果を提供することができる。実施例のみの目的により、及び限定ではなく、本発明の実施形態によるRRAM構造、又はRRAM構造の製造、又はそれらの両方は、以下の利点の1つ又はそれ以上を提供することができる。
・RRAM構造と、対応する金属接続ラインとの間の低下した接続抵抗
・RRAM構造の電極と、対応する金属接続ラインとの間の電気的ショートの低減された可能性
・クロスバー・アレイ内に形成された金属接続ラインに使用される銅ダマシーン・プロセッシングを有するCMOSプロセッシングを使用して、RRAM構造の集積化を容易にすること
・RRAMピラーのサイズを、対応するコンタクトのサイズ以下のスケーリングすることを可能とすること
本発明のこれら及び他の特徴は、添付する図面との関連において読まれるべき、その例示的な実施形態の詳細な説明から明らかとなるであろう。
以下の図面は、限定ではなく、実施例の目的のみにより提供され、同様の参照符号(使用される場合)は、いくつかの図面を通して対応する要素を示す。
図1は、標準的な抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)セルの少なくとも一部分を示す斜視図である。 図2は、本発明の側面を使用することができる複数のRRAMを含むクロスバー・アレイの少なくとも一部分を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施形態による対応する銅ラインに集積された例示的RRAMピラーの少なくとも一部分を示す断面図である。 図4は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図5は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図6は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図7は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図8は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図9は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図10は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図11は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図12は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図13は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図14は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図15は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図16は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図17は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図18は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図19は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図20は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図21は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図22は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図23は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図24は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図25は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図26は、本発明の実施形態による、低下した接続抵抗を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的プロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。 図27は、本発明の代替的な実施形態による対応する銅ラインに集積された例示的なRRAMピラーの少なくとも一部分を示す断面図である。
図中の要素は、簡略化及び明確化のために示されていることについて理解されるべきである。市販の好ましい実施形態において有用、又は必要な可能性のある、普通の、よく理解された要素は、図示する実施形態の図面を隠さないことを容易にするため図示されていない可能性がある。
本発明の原理は、その1つ又はそれ以上の実施形態において示されるように、例示的な抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM、又はReRAM)構造、及び具体的にはRRAM構造が例えばクロスバー・アレイにおいて使用される場合、接続抵抗を低下させるための自己整合的なエッジ・パッシベーションを有するそのような構造を製造するための方法が、本明細書において説明されるであろう。しかしながら、本発明は、本明細書で図面的に示し、かつ説明される特定の構造、又は方法、又はそれら両方に限定されないことについて認識されるべきである。むしろ、本明細書の教示を受けた当業者に対し、種々の修正が請求項の発明の範囲内である示された実施形態について成しえることについて認識されるであろう。すなわち、示され、かつ説明された実施形態に関して全く限定する意図は無く、又は推定されるべきではない。
図1は、基本的なRRAMセル100の少なくとも一部分を示す斜視図である。RRAMセル100は、ワード・ラインとすることができる底部導電体102と、ビット・ラインとすることができるトップ導電体104との間に配置される。RRAMセル100は、RRAMセルの底部電極108と、頂部電極110との間に挟まれた薄い抵抗性スイッチング材料106の接合を含む。窒化チタン(TiN)は、しばしば底部及び頂部電極108、110のために使用され、金属酸化物(例えば、酸化ハフニウム(HfO)が、しばしば抵抗性サンドウィッチ材料106として使用される。RRAMのスイッチング効果は、スイッチング材料106内の欠陥の生成を含み、これは酸素欠損(すなわち、酸素が除去された酸化物結合の位置)として参照することができ、これが電界の影響下で電荷を与え、かつドリフトすることができ、この電界は、印加されたバイアス電位112、又は熱により生成される可能性がある。この印加電界、又は熱は、半導体内の電子及びホールの移動に調和した仕方で、スイッチング材料106内における酸素イオンの運動及び欠損を生じさせ、これが今度はデバイスの抵抗の測定可能な変化を生じさせる。
図2は、本発明の側面が使用することができるクロスバー・アレイ200の少なくとも一部分を示す斜視図である。クロスバー・アレイ200は、複数のRRAMセル202を含み、それぞれのRRAMセルが対応するワード・ラインとすることができる底部導電体204と、ビット・ラインとすることができる頂部導電体206との固有の交差部の間に配置される。明示的に示さないが(しかしながら、暗黙的に)、セル選択デバイス(例えばトランジスタ、又はダイオード)は、一般にそれぞれのRRAMセル202と、対応する頂部、又は底部導電体206、204の間に列となって接続されていて、個別的なセルへの選択的なアクセスのため機能する。底部導電体204は、好ましくは例えば層間誘電体層(ILD)といった基板208上に配置されている。
以前に述べたように、大規模なクロスバー・アレイを製造するためには、アレイ内のライン抵抗を低下させて、ラインを横切る電圧低下を最小にすることが望ましい。この目的を達成するため、銅が、例えば銅ダマシーン・プロセスを使用することによってクロスバー・アレイ内に底部及び頂部導電体を形成するために好ましく使用される。しかしながら、RRAMを銅ダマシーン・プロセスに一体化することは、RRAMデバイスの信頼性及びコストに顕著な影響を有するいくつかの課題を提示する。
以前に述べたように、RRAMピラーは、典型的には、CMOSプロセス・フローとの互換性のため、TiN電極を含む。銅ダマシーン・プロセッシングは、マスクとしてTiNを使用するので、TiNマスクが銅ダマシーン・プロセスの間に選択的に除去される場合、RRANピラーのTiN電極もまた、エッチングされる。したがって、銅ダマシーン・プロセスにRRAMを組み込むことは、一般に銅ダマシーンのTiNハードマスク除去の間にエッチングされることからRRAMピラーの頂部電極を保護するため、RRAMピラーの頂部の上に形成される追加的なバリヤ層が必要である。
銅ダマシーン・プロセッシングにRRAMを一体化することにおけるもう1つの課題は、上側銅ラインの寸法は、典型的には、RRAMピラーのそれらよりもずっと大きく、上側銅ラインが、RRAMピラーの側面を超えて延び、かつその周りを覆う傾向があるので、RRAMピラーの上側銅ラインと、底部電極との間の電気的ショートの可能性を増加することである。誘電体スペーサは、したがってRRAMピラーの側壁にしばしば形成されて、RRAMピラーの上側銅ラインが底部電極に電気的に接続することを防止する。しかしながら、従来の側壁スペーサは、しばしばビア開口を形成するために使用されるエッチングの間に損傷され、それによってTiNウェット・エッチングについては所望されないウィーク・スポットを生成する。これは、RRAMクロスバー・アレイの収率低下を生じさせる。
本発明の実施形態は、RRAMを銅ダマシーン・プロセッシングに一体化することに対する少なくとも上述した課題を有利に取り去る新規なRRAMピラー構造を提供する。ここで、図3を参照すると、断面図は、本発明の実施形態による対応する銅ラインに一体化された例示的なRRAMピラー構造300の少なくとも一部分を示す。RRAMピラー構造300は、例えば、クロスバー・アレイのRRAM領域に配置することができる。RRAMピラー構造300は、1つ又はそれ以上の実施形態では銅を含む下側金属ライン(F2)302、1つ又はそれ以上の実施形態ではまた銅を含む上側金属ライン(F3)304、及び図示するように下側及び上側金属ラインの間に配置されたRRAMピラー(すなわち、スタック)を含む。下側金属ライン302及び上側金属ライン304は、銅ダマシーン・プロセッシングを使用して形成することができ、1つ又はそれ以上の実施形態においては層間誘電体層(ILD)である誘電体層306によって取り囲まれている。誘電体層306は、例えば、二酸化ケイ素、又は代替的な低k材料を含むことができる。
銅ダマシーン・プロセッシングのコンテキストにおいては、下側金属ライン302及び上側金属ライン304のそれぞれは、好ましくはそれぞれバリヤ層308及び310によって取り囲まれていて、銅が周囲の誘電体層306へと拡散することを防止する。バリヤ層308、310は、好ましくは、例えばタンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、TiNなどを含むが、本発明の実施形態は、如何なる特定のバリヤ材料に限定されることはない。
カプセル化層312(例えば窒化ケイ素(SiN))は、下側金属ライン302上に、かつ好ましくはこの構造を横切って延びるように堆積されるが、図3には明示的に示されていない。その後、開口がカプセル化層312の事前規定された領域を通してエッチングされて、下側の下側金属ライン302を露出する。RRAMピラーは、下側金属ライン302の上側面の少なくとも一部分上のカプセル化層312内の開口に対応する頂部の上に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態においては、RRAMピラーは、多層の底部電極及び多層の頂部電極を含む。いくつかの好ましい実施形態においては、RRAMピラーの頂部及び底部電極は、2層電極であるが、本発明の実施形態は、2層を有する電極に限定されない。特に、RRAMピラーの底部電極は、下側金属ライン302の上側面上に直接形成された本実施例ではTaNとすることができる第1の金属、又は金属窒化物層314及び第1の金属窒化物層の上側面上に形成された本実施例ではTiNとすることができる第2の金属/金属窒化物層316を含む。同様に、この例示的な実施形態のRRAMピラーの頂部電極は、本実施例ではTiNとすることができる第1の金属、又は金属窒化物層318及び本実施例ではTaNとすることができる第2の金属/金属酸化物層320を含む。第2の金属/金属酸化物(TaN)層320は、上側金属ライン304に電気的に直接接続する。RRAMピラーの頂部及び底部電極を形成するすべての材料層は、金属窒化物を含む必要がないことについて認識されたい。例えば、1つ又はそれ以上の実施形態においては、頂部電極を形成する少なくとも1つの層は、TiNを含み、頂部電極の他の層は、タングステン(W)、イリジウム(Ir)などといった金属を含む。
RRAMピラーは、さらに底部及び頂部電極の間に配設された金属酸化物層322を含む。より具体的には、金属酸化物層322は、底部電極の第2の金属窒化物層316の上側面の少なくとも一部分上に形成され、かつ頂部電極の第1の金属窒化物層318は、金属酸化物層322の上側面の少なくとも一部分上に形成されている。抵抗性スイッチング材料として使用される金属酸化物層322は、1つ又はそれ以上の実施形態においては、酸化ハフニウム(HfO)を含むが、本発明の実施形態は、特定のスイッチング材料に限定されない。
誘電体スペーサ324は、好ましくはRRAMピラーの側壁上に形成されて、RRAMピラーの底部電極のTiN層316を覆う。側壁スペーサ324は、1つ又はそれ以上の実施形態においては、窒化ケイ素(SiN)を含み、上側金属ライン304の形成の間、RRAMピラーを適切に保護しない。この結果、パッシベーション層326が多層頂部電極318、320の少なくとも一部分を覆う側壁スペーサ324上に形成される。側壁スペーサ324は、パッシベーション層326がRRAMピラーの金属酸化物層322、又は多層底部電極314、316に接続しない(すなわち、電気的に分離される)ようにして構成される。
関心のある示した領域328に示されるように、パッシベーション層326は、上側金属ライン304に自己整合的しているので、上側金属ラインの縁部は、パッシベーション層を超えて延びず、かつそれによってRRAMピラーの電気的ショートを生成させるようにRRAMピラーの周りを覆わない。自己整合的なパッシベーション層326は、1つ又はそれ以上の実施形態においては誘電体材料を含む。代替的な実施形態では、パッシベーション層326は、RRAMピラーの金属酸化物層322、又は多層の底部電極314、316には接触するようにならず、パッシベーション層は、金属、又はもう1つの導電性材料を含むことができる。上側金属ライン304がRRAMピラーのパッシベーション層326上及び多層の頂部電極の第2の金属窒化物層320の上側面上に自己整合的に形成される。
したがって、従来のRRAMデバイスの製造アプローチとは対照的に、本発明の1つ又はそれ以上の実施形態によるRRAMピラー構造300は、ビアのリソグラフィー及びエッチングの後(RRAM構造が形成されるウェハの周辺領域内で下側及び上側金属ラインを接続するため)に形成される自己整合的なパッシベーション層を有利に提供し、これがRRAMピラーの底部電極314、316が上側金属ライン304に電気的に接続することを防止する。この固有の配置は、RRAMピラーのサイズを、電気的ショートの発生のリスクなく、上側金属コンタクトのサイズよりも小さくするようにスケーリングすることを可能とする。
実施例のみの目的により、限定することなく、図4~26は、本発明の実施形態による、接続抵抗の低下を提供する例示的なRRAM構造の製造における例示的なプロセッシング・ステップ/ステージを示す断面図である。全体的な製造方法及びそれにより形成される構造は、完全に新規であるが、本方法を実施するために必要な所定の個別的プロセッシング・ステップは、従来の半導体製造技術及び従来の半導体製造ツールを含む可能性がある。これらの技術及びツールは、本明細書の教示を受けた関連技術における当業者についてはすでに熟知されているであろう。さらに、半導体デバイスを製造するために使用されるプロセッシング・ステップ及びツールの多くは、また、例えば、P.HHollowayら、化合物半導体ハンドブック:成長、プロセッシング、キャラクタリゼーション、及びデバイス(Growth, Processing、 Characterization, and Devices)、ケンブリッジ・ユニバーシティ・プレス2008、及びR.K.Willardsonら、化合物半導体のプロセッシング及び特性(Processing and Properties of Compound Semiconductors)、アカデミック・プレス、2001を含む、多くのすでに利用可能な刊行物において記述されている。いくつかの個別的なプロセッシング・ステップが本明細書において述べられるが、これらのステップは、単に例示的であり、かつ当業者は、本発明の範囲となるであろう、いくつかの等価的に好適な代替例を熟知する可能性があることについて強調する。
添付する図面に示された種々の層、又は領域、又はそれらの両方は、スケール通りに示されていない可能性があることについて認識されるべきである。さらに、そのような集積回路デバイスに共通的に使用されるタイプの1つ又はそれ以上の半導体層は、説明のより明確化を容易にするため、所与の図面に明示的に示されていない場合がある。このことは、明示的に示されていない半導体層(複数でもよい)が実際の集積回路デバイスにおいて省略されることを意味しない。
図4は、例示的な半導体構造400の少なくとも一部分を示す断面図であり、ここでは、下側金属ラインが形成される。特に、構造400は、誘電体層402を含み、これは好ましくは低kILD層である。下側金属ライン404及び406は、標準的なフォトリソグラフィック・パターニング及びエッチングプロセスを使用することによるといったように、ILD層402内に形成される。本例示においては、構造400は、第1の(例えばKW)アライメント・マーク領域、D2アライメント・マーク領域、ベース技術領域(ここでは、周辺回路が主として形成される)及びメモリ領域(ここでは、RRAMセル(複数でもよい)が形成される)を含む、種々の領域に分割される。本発明の1つ又はそれ以上の実施形態では、下側金属ライン404、406は、銅ダマシーン・プロセッシングにより形成することができるような銅を含む。銅ダマシーン・プロセッシングのコンテキストにおいては、バリヤ層は、一般に銅ライン404、406を取り囲んで形成され、周りのILD層402への銅の拡散を防止する。
図5は、1つ又はそれ以上の実施形態では、構造400の上側面の少なくとも一部分の上側にSiNを含むキャッピング(すなわちカプセル化)層502の形成を示す。特に、キャッピング層502は、好ましくは、下側銅ライン404、406の上側面上、かつILD層402の少なくとも一部分の上側面上に、堆積プロセス(例えば、化学気相堆積法(CDV))を使用して好ましくは形成されるが、本発明の実施形態は、キャッピング層を形成するために如何なる特定のプロセスに限定されない。
図6において、有機誘電体層(ODL)602が、キャッピング層502の上側面の少なくとも一部分上に形成される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、約135ナノメートル(nm)を有する有機誘電体層602が、例えば、化学気相堆積法(CVD)といった標準的な堆積プロセスを使用して形成されるが、本発明の実施形態は、有機誘電体層602の形成のため、如何なる特定の厚さ、又は堆積プロセスに限定されない。反射防止(ARC)層604は、有機誘電体層602の上側面の少なくとも一部分に形成される。フォトレジスト・マスク606は、ARC層604の上側面の少なくとも一部に形成される。構造400は、その後、光学的リソグラフィー・プロセスが適用され、そこでは事前規定されたパターンが光、又はもう1つの光学的ソースへの露光を通してフォトレジスト・マスク606へと転写される。1つ又はそれ以上の開口608及び610は、その後、フォトレジスト・マスク606に形成され(例えば、エッチングによる)、引き続いて除去される構造400の領域を規定する。開口608の1つは、D2アライメント・マーク領域の上側に形成され、もう1つの開口610は、メモリ領域の上に形成され、かつ下側銅ライン406に整列される。選択的エッチングがその後適用されて、開口609、610の直接下側にあるキャッピング層502の部分を除去する。
図7を参照すると、開口702及び704は、SiNキャッピング層502を通してエッチングされる。開口702の第1のものは、D2アライメント・マーク領域において、ARC層604、有機誘電体層602、及び少なくとも部分的にILD層402までを通してエッチングされ、下側のILD層402を露出する。同様に、開口704の第2のものは、メモリ領域においてARC層604、有機誘電体層602、及び少なくとも部分的に下側銅ライン406まで通してエッチングされて、それによって下側にある下側銅ラインを露出する;この例では、下側銅ライン406は、引き続いてその上に形成されるRRAMピラーのためのランディング・パッドとして有用である。1つ又はそれ以上の実施形態においては、反応性イオンエッチング(RIE)は、開口702、704のエッチングに使用されるが、本発明はRIEに限定されない。開口702、704の形成の後、フォトレジスト・マスク606、ARC層604、及び有機誘電体層602は、ウェット・エッチングにより、といったように除去される。
金属窒化物ライナ802は、図8に示すように開口702、704を含んで、構造400の上側面の上に形成される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、金属窒化物ライナ802は、TaNを含むが、本発明の実施形態は、TaNに限定されない。金属窒化物ライナ802は、プラズマ気相堆積法(PVD)といった堆積プロセスを使用して形成することが好ましいが、これに限定されない。図9においては、構造400の上側面は、例えば、化学機械平坦化法(CMP)を使用して平坦化され、開口702、704の外側にあるキャッピング層502の上側面上の金属窒化物ライナ802の部分が除去されて、金属窒化物プラグ902及び904が形成される。金属窒化物プラグ904は、下側にある下側銅ライン406に電気的に直接接続すると共に、下側銅ライン406の頂部上に続いて形成されるRRAMピラーの多層の底部電極内の層の1つとなるが、これについては、本明細書において以下詳細に説明されるであろう。
図10は、キャッピング層502及び金属窒化物プラグ902及び904の上側を含む構造400の上側面の少なくとも一部分上に、第2の金属窒化物層1002を形成するステップを示す。1つ又はそれ以上の実施形態においては、第2の金属窒化物層1002は、TiNを含むが、本発明の実施形態は、TiNに限定されない。第2の金属窒化物層1002は、金属窒化物プラグ904との組み合わせにおいて、続けて形成されるRRAMピラー構造の底部電極を形成することになる。
図11~13は、kerfアライメント構造を任意的に形成するための例示的な半導体製造ステップを示す。図11を参照すると、ハードマスク層1102は、例えば、CVDプロセスを使用して第2の金属窒化物層1002の上側面の少なくとも一部分に好ましくは堆積される。図12においては、有機誘電体層(ODL)1202は、ハードマスク層1102の上側面の少なくとも一部分上に形成される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、有機誘電体層1202は、例えばCVDといった標準的な堆積プロセスを使用して約100nmの厚さを有して形成されるが、本発明の実施形態は、有機誘電体層1202の形成のため、如何なる特定の厚さ、又は堆積プロセスに限定されない。次いで、もう1つのレベルにおけるアライメント・マークに対応するARC層1204が標準的なCVD、又は類似のプロセスを使用するようにして有機誘電体層1202の上側面の少なくとも一部分上に形成される。フォトレジスト層1206は、ARC層1204の上側面の少なくとも一部分の上に形成される。フォトレジスト層1206は、例えば標準的なフォトリソグラフィー的プロセッシングを使用してパターニングされ、かつエッチング(例えばRIE)されて、フォトレジストの部分のみが構造400のKWアライメント・マーク領域内に残る。第2の金属窒化物層1002まで下げる選択的エッチング、及びフォトレジスト層1206、ARC層1204、及び有機誘電体層1202(例えばプラズマ、又はウェット・エッチングを使用する)の後、フォトレジスト層(図12の1206)の下側にあるハードマスク構造1302(これは図12に示されるハードマスク層1102の一部分である)が図13に示されるように構造400のKWアライメント・マーク内に残る。
図14は、RRAMピラーの残りの層を形成するためのプロセスを示す。より具体的には、金属酸化物層1402は、RRAMピラーの底部電極を形成する第2の金属窒化物層1002の上側面及び周囲のハードマスク構造1302を含む構造400の少なくとも一部分上に形成される。金属酸化物層1402は、RRAMピラーの抵抗性スイッチング材料として使用され、1つ又はそれ以上の実施形態においてはHfOを含むが、本発明の実施形態は、この特定の抵抗性スイッチング材料に限定されない。第3の金属窒化物層1404は、金属酸化物層1402の上側面の少なくとも一部分上に形成され、かつ第4の金属窒化物層1406が第3の金属窒化物層1404の上側面の少なくとも一部分上に形成される。第3及び第4の金属窒化物層1404及び1406は、1つ又はそれ以上の実施形態においては、TiN及びTaNをそれぞれ含み、RRAMピラーの多層の頂部電極を形成することになる。金属酸化物層1402、及び第3及び第4の金属窒化物層は、例えばCVDといった標準的な堆積プロセスを使用して形成することができる。
図14の参照を続けると、第2のハードマスク層1408が構造400の上側面の上に形成される。第1のハードマスク層502/1302と同様に、第2のハードマスク層1408は、1つ又はそれ以上の実施形態においては、SiNを含むが、本発明の実施形態は、この特定の材料に限定されない。図14から明らかなように、第1のハードマスク構造1302の存在は、構造400のKWアライメント・マスク領域内で段差付きの断面形状を生成する;これは、1つ又はそれ以上の実施形態におけるアライメントのために使用される。
図15及16は、本発明の実施形態によるRRAMピラーの形成における例示的ステップを示す。図15に示されるように、第3の有機誘電体層1502は、標準的な堆積プロセス(例えばCVD、PVD、プラズマ・エンハンスド化学気相堆積法(PECVD)、原子層堆積法(ALD)など)を使用するようにして、第2のハードマスク層1408の上側面の少なくとも一部分上に形成される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、第3の有機誘電体層1502は、約200nmの断面厚さを有して形成されるが、本発明は、如何なる特定の厚さに限定されない。CMPなどが、構造400の上側面を平坦化するために第3の有機誘電体層1502に好ましくは行われる。その後、第3のARC層1504は、例えば標準的な堆積プロセスを使用するようにして第3の有機誘電体層1502の上側面の少なくとも一部分上に形成される。
フォトレジスト層は、第3のARC層1504の上側面上に堆積される。このフォトレジスト層は、その後、フォトリソグラフィー・プロセッシングを使用してタパーン付け及びエッチングされて、フォトレジスト構造1506及び1508を形成する。フォトレジスト構造1506及び1508は、それぞれ下側にある金属窒化物プラグ902及び904にアライメントされる。
図16においては、RIEといった選択的エッチングが行われて、メモリ領域内にRRAMピラー1602及びD2アライメント・マーク及びKWアライメント・マーク領域内にアライメント構造1604及び1606がそれぞれ形成される。特に、1つ又はそれ以上の実施形態においては、RIEが、第3のARC層1504、第3の有機誘電体層1502、第2のハードマスク層1408、第4の金属窒化物層1406、第3の金属窒化物層1404、金属酸化物層1402、及び第2の金属窒化物層1002を通したエッチングが行われる。残りのフォトレジスト構造1506及び1508、第3のARC層1504、及び第3の有機誘電体層1502(図15を参照されたい)を除去した後に得られるRRAMピラー1602及びアライメント構造1604、1606が、図16に示される。
カプセル化層1702が図17に示されるように、RRAMピラー1602の頂部面及び側壁、及びアライメント構造1604及び1606の頂部面及び側壁を含む構造400の上に形成される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、カプセル化層1702は、SiNを含むが、カプセル化層を形成するための他の絶縁(すなわち誘電体)材料は本発明の実施形態により同様に想定される。例えばRIEといったような選択的エッチングがその後に行われて、図18に示されるように、RRAMピラー1602の頂部面、アライメント構造1604、1606、及び隣接する構造の間のキャッピング層502の上側面の上を含んで構造400の水平表面上に堆積される。したがって、カプセル化層1702は、RRAMピラー1602及びアライメント構造1604、1606の垂直側壁上にのみ残されて、側壁スペーサを形成する。
図19において、誘電体層1902は、キャッピング層502の上側面及びその周りのRRAMピラー1602及びアライメント構造1604、1606の上を含む構造400の上側面の少なくとも一部分上に堆積される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、誘電体層1902は、低kのILD層である。CMP又は代替的な平坦化プロセスがその後行われて、誘電体層1902の上側面を平坦化する。上側金属配線(F3)は、それに続いてこの誘電体層1902内に形成されるが、これについては、本明細書において以下に、より詳細に説明されるであろう。
図20に示されるように、上側金属配線層(F3)の形成においては、犠牲SiN層2002が、誘電体層1902の上側面上に堆積される。金属窒化物(例えばTiN)ハードマスク層2004がその後、犠牲SiN層2002の上側面上に堆積されると共に、テトラエチルオルソシリケート(TEOS)層2006がTiNハードマスク層の上側面上に堆積される。SiN層2002の1つ又はそれ以上、TiNハードマスク層2004、及びTEOS層2006は、例えばCVD、又はPECVDプロセスを使用して堆積することができる。図21においては、TEOS層2006は、標準的なフォトリソグラフィー及びエッチングを使用してパターン付け及びエッチングされ、開口2102及び2104がTiNハードマスク層2004内に形成されて、SiN層2002の部分を通して露出する。開口2102の第1のものは、下側にある下側金属ライン404に垂直にアライメントすると共に、開口2104の内の第2のものは、下側のRRAMピラー1602に垂直にアライメントされる。
ここで、図22を参照すると、ディープRIE、又は同様の選択的エッチングがトレンチ2202及び2204を形成するために行われる。トレンチ2202は、犠牲SiN層2002、低k誘電体層1902、及びキャッピング層502を通してエッチングされて、下側銅ライン404の少なくとも一部分を露出する。このトレンチ2202は、下側銅ライン404を、構造400のベース技術領域内に形成されるであろう、対応する上側銅ラインに電気的に接続するビアを形成することとなる。同様に、トレンチ2204は、犠牲SiN層2002を通り、かつ低k誘電体層1902の一部を通してエッチングされて、構造400のメモリ領域内でRRAMピラーの第3及び第4の金属窒化物層1404及び1406を含む頂部電極を露出する。
トレンチ2202を形成するために、ディープRIEを使用することにより、トレンチ2204内において、RRAMピラーを保護するための側壁スペーサを形成するカプセル化層1702を著しく浸食する大きなオーバー・エッチ量が存在するであろう。RRAMピラーを保護するカプセル化層1702の浸食は、領域2206において示される。この浸食は、RRAMピラーの形成されるべき対応する上側銅ラインと、金属酸化物スイッチング層1402と、第2の金属窒化物層1002を含む底部電極との間の電気的ショートの高いリスクを生成する。
RRAMピラーの上側銅ラインと、下側電極との間のショートのリスクを排除、又は少なくとも実質的に低減するため、図23に示されるように、共形の誘電体ライナ(すなわち、パッシベーション層)2302が少なくともTiNハードマスク層2004、トレンチ2202及び2204の側壁、及びRRAMピラーの少なくとも一部分の周りの上を含む構造400の上側面上に堆積される。カプセル化層1702に近接するRRAMピラーの側壁スペーサを形成する小さな空間がまた誘電体ライナ2302で完全に充填されるであろうことについて認識されるべきである。誘電体ライナ2302は、例えば、炭化ケイ素(SiC)、ケイ素カーボネート(SiCO)、SiOなどを含むことができるが、本発明の実施形態は、如何なる特定の誘電体ライナ材料に限定されない。
図24は、本発明の1つ又はそれ以上の実施形態による、共形の誘電体ライナ2302の等方的エッチ・バックを行った後の例示的な構造400を示す。図24から明らかなように、等方的エッチ・バック・プロセスは、ハードマスク層2004の上側面上、トレンチ2202の側壁及び底部上、及びトレンチ2204の側壁の少なくとも一部分上の開いた領域内で共形の誘電体ライナ2302を除去することになる。共形の誘電体ライナ2302は、トレンチ内に露出されるRRAMピラーの頂部電極の上側面を形成する第4の金属窒化物層1406の部分のみを除き、RRAMピラーと、トレンチ2204との間のピンチ・オフ領域内に残される。この共形の誘電体ライナ2302は、RRAMピラーのスイッチング材料及び底部材料がトレンチ2204内で形成されるべき上側銅ラインとショートすることを防止する。等方的エッチ・バック・プロセスに後続して、RRAMピラーの頂部電極1406の上側面の少なくとも一部分が溝付の共形の誘電体ライナ2302を通してトレンチ内に露出される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、等方的エッチ・バックは、原子層エッチング(ALE)により行われて、正確なエッチング制御を達成するが、本発明の実施形態は、本質的にいかなる等方的なドライ、又はウェット・エッチング・プロセスでも想定する。
図25において、犠牲TiNハードマスク層(図24の2004)が除去される。1つ又はそれ以上の実施形態においては、犠牲TiNハードマスク層の除去は、例えば、希釈過酸化水素、又はSC1ケミストリといった選択的エッチングを使用して達成される。RRAMピラーの頂部及び底部電極を形成するために使用されるTiNは、自己整合的な共形の誘電体ライナ2302によってTiNハードマスク除去の間の損傷から有利に保護される;この誘電体ライナ材料は、RRAMピラーの下側縁部をピンチ・オフし、かつ如何なる露出したTiNを遮蔽する。図26は、1つ又はそれ以上の実施形態においては、銅がそれぞれ上側銅ライン2602及び2604を形成するためにトレンチ2202及び2204を充填した場合の上側レベル(F3)のメタライゼーション・プロセスを示す。平坦化プロセス(例えば、CMP)がその後行われて、上側銅ライン2602及び2604を平坦化すると共に、犠牲SiN層(図25の2002)を低k誘電体層1902まで除去する。上述したように、上側銅ライン2604の底部に自己整合された共形の誘電体ライナ2302の追加は、領域2606にハイライトされるように、RRAMピラーへのTiN電極の損傷を効果的に防止すると共に、領域2608にハイライトされるように、RRAMピラーの上側銅ライン2604と、底部電極との間の電気的なショートを防止する。
本発明の代替的実施形態においては、図27を参照すると、トレンチ2202及び2204を形成するために使用される金属オーバー・エッチが深すぎない場合、トレンチ2204の底部は、RRAMピラーの頂部電極の下にまで下がらず、そのため、自己整合された共形のライナ2302は、金属又は同様の電気的導電性の材料を含むことができる。図27から明らかなように、共形のライナ2302は、図2702に示されるように、RRAMピラーを保護するための側壁スペーサを形成するカプセル化層1702の上側表面上に構成されている。この実施形態においては、共形のライナ2302は、好ましくは、例えば、TaN、レニウムなどを含む。この仕方において、金属ライナ2302は、再度、上側銅ライン2604の底部と自己整合され、RRAMピラーの下側のTiN電極の損傷を防止するだけではなく、さらには接続接合がより大きな表面積を有することになるので、RRAMピラーの頂部電極と、上側銅ライン2604との間のより低い抵抗を示す接続を提供する。
本発明の技術の少なくとも一部分は、集積回路において実装することができる。集積回路の形成においては、同一のダイが典型的には半導体ウェハの表見上の繰り返しパターンにおいて製造される。それぞれのダイは、本明細書で説明したデバイスを含み、かつ他の構造、又は回路、又はそれらの両方を含むことができる。個別的なダイは、ウェハから切断、又はダイスされ、その後、集積回路としてパッケージされる。当業者は、ウェハをどのようにダイスし、パッケージして集積回路を製造するかについて知っているであろう。添付する図面又はそれらの部分に記載された例示的な構造の何れでも集積回路の部分とすることができる。そのようにして製造された集積回路は、本発明の部分として想定される。
当業者は、上述した例示的な構造が粗形態(すなわち、多数の未パッケージのチップを有する単一のウェハ)において、ベア・ダイとして、パッケージ形態において、又は中間製品の部品として追加されたもの、又は本発明の1つ又はそれ以上の実施形態により形成されたRRAMデバイスを有することの利益を受ける最終製品として頒布することができることについて認識するであろう。
本開示の側面による集積回路は、これに限定されないが、本質的にクロスバー・アレイなどといったRRAMを含む如何なる用途、又は電気システム、又はそれら両方において使用することができる。本発明の実施形態を実装するための好適なシステムは、これらに限定されないが、ニューロ・モルフィック・コンピューティング・システムを含む。そのような集積回路が追加するシステムは、本発明の部分と想定される。本明細書における本開示の教示を得えたならば、当業者は、本発明の実施形態の他の実装及びア用途を想定することができるであろう。
本明細書における本発明の実施形態の例示は、種々の実施形態の一般的な理解を提供することを意図しており、これらは本明細書に記載された構造及び半導体製造方法の使用を可能とするであろう装置及びシステムのすべての要素及び特徴を提供することを意図するものではない。多くの他の実施形態は、本明細書の教示を受けた当業者にとっては自明となるであろう;他の実施形態が使用され、それから導出されるので、構造的及び論理的な置換及び変更は、本開示の範囲から逸脱することなく成しえる。図面は、また、単に例示であり、かつスケール通りに示されていない。したがって、明細書及び図面は、限定的な意味ではなく例示と考えられるべきである。
本発明の実施形態は、本明細書で用語“実施形態”により、便宜的及び如何なる単一の実施形態、又は発明的概念への本出願の範囲の限定を意図することなく、1つ以上が実際に示されている場合には、個別的、又は集合的、又はこれらの両方で参照される。したがって、特定の実施形態を本明細書で示し、かつ説明したが、同一の目的を達成する構成は、図示された特定の実施形態を置き換えることができるとして理解されるべきであり、すなわち、本開示は、種々の実施形態の如何なる及びすべての適応例及び変形例に及ぶことを意図する。上述の実施形態の組み合わせ及び本明細書に特定的に記載されない他の実施形態は、本明細書の教示を受けた当業者にとれば自明となるであろう。
本明細書で使用した用語は、特定の実施形態を説明する目的のみであり、本発明の限定を意図しない。本明細書で使用されるように、単数形式“a”、“an”、及び“the”は、文脈が明確にそれ以外を示さない限り、同様に複数の形態を含むことを意図する。さらに、用語“含む”及び“含んでいる”は、本明細書において使用される場合、言及された特徴、整数、ステップ、操作、要素、及びコンポーネント、又はそれらの組み合わせの存在を特定するが、1つ又はそれ以上の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、コンポーネント、及びそれらのグループ又はそれらの組み合わせを除外しない。“上側”、“下側”、“上”、“下”、“頂部”及び“底部”といった用語は、本明細書で使用されることができるように、絶対的な位置ではなく要素、又は構造の相対的な位置を示すために使用される。
請求項における対応する構造、材料、動作、及び手段、又はステップに機能要素を追加した全ての均等範囲は、請求項に特に記載されたものとして他の請求項に記載された要素との組み合わせにおいて機能するためのいかなる構造、材料、又は動作を含むことを意図する。本発明の種々の実施形態の記述は、例示の目的のために提示されるが、開示された実施形態に尽きるものとしたり、又は限定したりすることを意図しない。多くの修正例及び変形例は、当業者に対し説明した実施形態の範囲及び精神から逸脱することなく自明であろう。実施形態は、本発明の原理、実用的用途を最良に説明し、かつ当業者の他の者が想定する特定の使用に適合するような種々の修正で種々の実施形態を理解させるために選択され、かつ説明された。
追加的に、上述した詳細な説明においては、明細書の合理化の目的のため種々の特徴を単一の実施形態に互いにグループ化したことが理解される。開示の本方法は、請求された実施形態がそれぞれの請求項において明示的に列挙されるよりもより多くの特徴を要求することの意図を反映するように解釈されるべきではない。むしろ、添付する請求項は、発明的な主題が単一の実施形態のすべての特徴よりも少ないものの内に存在することを反映する。したがって、後述する請求項は、ここに、詳細な説明に追加され、それぞれの請求項は、別々の請求項された手段としてのそれ自体に基づくものである。
本明細書で提供された本発明の実施例の教示が与えられれば、当業者は、本発明の実施形態の技術の他の実装及び適用を想定することができるであろう。本発明の例示的な実施形態は、本明細書において添付する図面を参照して説明してきたが、本発明の実施形態は、それらの正確な実施形態に限定されないことが理解されるべきであると共に、添付する請求項の範囲から逸脱することなく、当業者により種々の他の変更及び修正がその内部で成されることについて理解されるべきである。

Claims (20)

  1. 抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)構造であって、
    それぞれ第1及び第2の金属接続ラインで電気的に結合され、前記第1及び第2の金属接続ラインが前記RRAM構造に電気的接続を提供する頂部及び底部電極と、
    前記頂部及び底部電極の間に配設され、抵抗性スイッチング材料が少なくとも電場及び熱の少なくとも1つの影響下で測定可能な抵抗変化を示す抵抗性スイッチング材料の層と、
    前記底部電極の側壁に形成された誘電体スペーサと、
    前記誘電体スペーサの上側面上に形成され、かつ前記頂部電極の側壁の少なくとも部分を覆うパッシベーション層とを含み、前記パッシベーション層が前記第1の金属接続ラインに自己整合する、
    RRAM構造。
  2. 前記頂部及び底部電極の少なくとも1つが多層電極を含む、
    請求項1に記載のRRAM構造。
  3. 前記頂部及び底部電極の少なくとも1つが第1の金属窒化物層及び少なくとも1つの第2の金属窒化物層及び前記第1の金属窒化物層の上側面上に形成された第1の金属層を含む、
    請求項2に記載のRRAM構造。
  4. 前記第1の及び第2の金属窒化物層の1つが窒化チタンを含み、前記第1及び第2の金属窒化物層のもう1つが窒化タンタルを含む、
    請求項3に記載のRRAM構造。
  5. 前記第1の金属層がタングステン及びイリジウムの少なくとも1つを含む、
    請求項3に記載のRRAM構造。
  6. 前記パッシベーション層の上側面が、前記第1の金属接続ラインの底部面に自己整合される、
    請求項1~5の何れか1項に記載のRRAM構造。
  7. 前記抵抗性スイッチング材料の層が、酸化ハフニウムを含む、
    請求項1~6の何れか1項に記載のRRAM構造。
  8. 前記パッシベーション層は、炭化ケイ素、二酸化ケイ素、及びケイ素カーボネートの少なくとも1つを含む、請求項1~7の何れか1項に記載のRRAM構造。
  9. 前記パッシベーション層は、共形の誘電体ライナを含む請求項1~8の何れか1項に記載のRRAM構造。
  10. 前記パッシベーション層は、電気的に導電性の材料を含み、前記誘電体スペーサが前記抵抗性スイッチング材料の層の側壁上及び底部電極上に形成され、かつ前記パッシベーション層から前記抵抗性スイッチング材料及び底部電極を電気的に分離するように構成される、
    請求項1~9の何れか1項に記載のRRAM構造。
  11. 前記パッシベーション層は、前記頂部電極に電気的に接続される、
    請求項10に記載のRRAM構造。
  12. 前記頂部及び底部電極及び抵抗性スイッチング層の全体の幅は、前記第1の金属接続ラインの幅よりも小さく、それにより前記RRAM構造を前記第1の金属接続ラインのサイズよりも小さいサイズにスケーリングすることが可能とされる、
    請求項1~11の何れか1項に記載のRRAM構造。
  13. 抵抗性ランダム・アクセス・メモリ(RRAM)構造を形成する方法であって、前記方法は、
    第1の金属接続ラインの上側面上に底部電極を形成すること、
    前記底部電極の上側面の少なくとも一部分上に抵抗性スイッチング材料の層を形成することであって、前記抵抗性スイッチング材料が少なくとも電場及び熱の少なくとも1つの影響下で測定可能な抵抗変化を示し、
    前記抵抗性スイッチング材料の層の上側面上に頂部電極を形成すること、
    少なくとも前記底部電極の側壁上に形成された誘電体スペーサを形成すること、及び
    前記誘電体スペーサの上側面上に形成され、かつ前記頂部電極の側壁の少なくとも一部分を覆うパッシベーション層を形成することであって、前記パッシベーション層が前記頂部電極に電気的に接続する第2の金属接続ラインに自己整合する、
    方法。
  14. 前記パッシベーション層が、共形の誘電体ライナを含み、前記方法がさらに、
    前記RRAM構造を取り囲む誘電体層を形成すること、
    前記誘電体層を少なくとも部分的に通るトレンチを形成することであって、それにより前記RRAM構造の前記頂部電極及び少なくとも前記誘電体スペーサの一部分を露出させ、
    前記トレンチ内に前記共形の誘電体ライナを堆積し、前記トレンチのオーバー・エッチ領域を充填すること、及び
    前記共形の誘電体ライナの等方的エッチ・バックを行い、前記トレンチの側壁上の前記共形の誘電体ライナを除去し、前記トレンチの前記オーバー・エッチ領域内に前記共形の誘電体ライナを残し、前記頂部電極の上側面の少なくとも一部分が溝付きの共形の誘電体ライナを通して前記トレンチ内に露出される、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記第2の金属接続ラインが前記RRAM構造の前記トレンチ内及び前記共形の誘電体ライナ及び頂部電極のそれぞれの上側面の上に金属を堆積することにより形成される、
    請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1及び第2の金属接続ラインは、銅ダマシーン・プロセスによって形成される、
    請求項13に記載の方法。
  17. 前記誘電体スペーサは、少なくとも前記底部電極の側壁及び前記抵抗性スイッチング材料の層の上に形成され、前記パッシベーション層が電気的に導電性の材料を含む、
    請求項13~16の何れか1項に記載の方法。
  18. 前記頂部及び底部電極の少なくとも1つは、多層電極を形成することを含む、
    請求項13~17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記多層電極は、第1の金属窒化物層及び少なくとも1つの第2の金属窒化物層及び前記第1の金属窒化物層の上側面上に形成された第1の金属層を含む、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記頂部及び底部電極及び抵抗性スイッチング材の料層の全体の幅は、前記第2の金属接続ラインの幅よりも小さい、
    請求項13~19の何れか1項に記載の方法。
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