JP2023506212A - 工具システム、工具システムを製造するための方法、および、工具システムの加工工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】【解決手段】本発明は、少なくとも1つの加工工具(12)、特に少なくとも1つの振動加工工具と、少なくとも1つの別の加工工具(14)、特に少なくとも1つの別の振動加工工具とを有する工具システムを前提とし、この場合、少なくとも1つの前記加工工具(12)および少なくとも1つの前記別の加工工具(14)が実質的に同一に構成されていて、少なくとも1つの前記加工工具(12)と少なくとも1つの前記別の加工工具(14)とは、少なくとも1つの切刃特性値、特に刃先特性値が互いに異なっている。【選択図】図2

Description

少なくとも1つの加工工具、特に少なくとも1つの振動加工工具と、少なくとも1つの別の加工工具、特に少なくとも1つの別の振動加工工具とを有する工具システムは、既に提案されている。
本発明は、少なくとも1つの加工工具、特に少なくとも1つの振動加工工具と、少なくとも1つの別の加工工具、特に少なくとも1つの別の振動加工工具とを有する工具システムを前提とし、少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具が実質的に同一に構成されていて、少なくとも1つの加工工具と少なくとも1つの別の加工工具とは、少なくとも1つの切刃特性値、特に刃先特性値が互いに異なっている。
この工具システムは、好適には複数の加工工具を有しており、特に少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具に追加して、少なくとも1つの追加的な加工工具を有していてよい。振動加工工具としての構成に代えて、加工工具が、回転加工工具として、振り子式加工工具またはその他の当業者にとって有意義であるとみなされた加工工具として構成されていることも考えられる。好適な形式で、加工工具は、切断工具として、研削工具として、鋸工具等として構成されている。加工工具は、好適な形式で、工作機械、特に振動工作機械と共に使用するために予め設定されている。特に加工工具は、同じ工作機械と共に使用するために予め設定されている。特に、振動工作機械は、連結された加工工具を特に振動運動で駆動するために予め設定されている。「予め設定されている」とは、特に特別に設計されたおよび/または特別に装備された、と解釈されるべきである。所定の機能のための対象物が予め設定されているとは、特に、対象物がこの所定の機能を少なくとも1つの使用状態および/または運転状態で満たしかつ/または実行する、と解釈されるべきである。
好適な形式で、加工工具は、少なくとも1つの基体と、工作機械の工具受けと連結するための、前記基体によって画定されかつ/または形成された少なくとも1つの連結インターフェースとを有している。加工工具は、好適な形式で、工作物を加工するために予め設定された少なくとも1つの切刃を有している。切刃は、特に基体に接合、特に溶接、リベット留め、ねじ結合またはその他の、当業者にとって有意義であるとみなされた形式およびやり方で基体に結合されているか、または基体と一体的に構成されている。「一体的」とは、特に1つの部材で成形されている、と解釈されるべきである。好適な形式で、この1つの部材は、個別のブランク、1つの物体および/または1つの鋳造品より、特に好適には1回の射出成形法で、特に単成分および/または多成分-射出成形法で製造される。切刃は、特に基体の材料とは異なる材料から形成されてよい。好適な形式で、切刃は、特に基体とは反対側で刃先を有している。刃先は、特に切歯を有していてよい。特に刃先は、工作物を少なくとも区分毎に切り、特に切断および/または鋸で切るために、予め設定されている。
好適な形式で、少なくとも1つの加工工具は、別の工作物、特に少なくとも1つの別の加工工具とは異なる材料より成る別の工作物を、特にその特性を最適化して加工するために予め設定されている。特に、少なくとも1つの加工工具が金属より成る工作物を、また少なくとも1つの別の加工工具が堅木より成る工作物を、特に最適化して加工するために予め設定されていることが考えられる。特に、少なくとも1つの追加的な加工工具が、パーティクルボードより成る工作物を、特に最適化して加工するために予め設定されていてよい。
好適な形式で、少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具が実質的に同一に構成されていて、特に少なくとも同じ最大主縦長さ、少なくとも同じ連結インターフェース、基体と切刃との間の少なくとも同じ接合部、少なくとも同じ造形、少なくとも同じ切刃先細り部、少なくとも同じ基体材料、少なくとも同じ材料厚さ、特に基体材料厚さおよび/または切刃材料厚さ等を有している。対象物の「主縦長さ」とは、特に、対象物の主縦長さ方向に沿った対象物の長さである、と解釈されるべきである。対象物の「主縦長さ方向」とは、特に対象物を辛うじて完全に取り囲む最小の幾何学的直方体の最長の縁部に対して平行に延びる方向である、と解釈されるべきである。対象物の「材料厚さ」とは、特に、対象物の主縦長さに対して少なくとも概ね平行に延在する平面に対して少なくとも概ね垂直な、対象物の材料の最大寸法であると解釈されるべきである。表現「概ね垂直」とは、特に基準方向に対して相対的な方向の配向を定義するものであり、この場合、方向および基準方向は、特に投影平面で見て90°の角度を成し、この角度は、特に8°より小さい、好適には5°より小さい、特に好適には2°より小さい最大偏差を有している。「概ね平行」とは、特に一平面内での基準方向に対して相対的な方向の特に配向であると解釈されるべきであり、この場合、この方向は、基準方向に対して、特に8°より小さい、好適には5°より小さい、特に好適には2°より小さい偏差を有している。好適な形式で、少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具は、同じパッケージで包装可能、提供可能および/または販売可能である。特に少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具は、少なくとも区分毎に同じ製造法で製造可能である。
少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具において互いに異なっている少なくとも1つの切刃特性値は、好適には、刃先特性値として構成されている。選択的にまたは追加的に、少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具において互いに異なる少なくとも1つの切刃特性値が、切刃の、刃先とは異なる部分の特性値として構成されていることが考えられる。特に、少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具は、多数の異なる切刃特性値、特に刃先特性値が互いに異なっていてよい。少なくとも1つの切刃特性値、特に刃先特性値は、特に硬度パラメータとして、破断強度パラメータとして、ジオメトリパラメータまたはその他の当業者にとって有意義であるとみなされた切刃特性値として構成されていてよい。
本発明による工具システムの実施形態によって、好適には、様々な加工課題のために最適化された加工工具が提供され得る。好適には、工具システムの使用者に、様々な加工工具を用いて特にいつもと同じ熟知した使用体験が伝えられ得る。好適には、特に効果的で、省資源に製造可能かつ流通可能な規格化された工具システムが提供され得る。
さらに、少なくとも1つの切刃特性値が硬度パラメータおよび/または破断強度パラメータとして構成されていることが提案される。硬度パラメータは特に、切刃、特に刃先の硬度を表す。破断強度パラメータは、切刃、特に刃先の破断強度を特に表す。特に、様々な硬度および/または様々な破断強度の切刃、特に刃先が、様々な材料を加工するためにそれぞれ良好に適合されている。特に、金属を加工するために、所定の硬度および所定の破断強度を有する切刃、特に刃先が、良好に適合され得る。特にパーティクルボードを加工するために、金属加工のために予め設定された切刃よりも高い硬度を有する別の切刃、特に別の刃先が、特に切刃侵食を低減させるために良好に適合されていてよい。特に、金属加工のために予め設定された切刃は、特に金属加工時の切刃への衝撃を補整するために、パーティクルボード加工のために予め設定された別の切刃よりも高い破断強度を有していてよい。好適な形式で、少なくとも1つの加工工具の切刃、特に刃先と、少なくとも1つの加工工具の切刃、特に刃先とは、異なる硬度パラメータおよび/または異なる破断強度パラメータを実現するために、異なる硬度および/または破断強度の材料より構成されていて、異なるコーティングを有し、異なって成形されていてよく、特に異なって成形された切歯を有し、刃先と切刃のベース部分との間の異なる接合形式等を有していてよい。好適には、異なる硬度および/または破断強度によって、様々な材料を加工するために最適化された加工工具が提供され得る。
さらに、少なくとも1つの切刃特性値がジオメトリパラメータとして構成されていることが提案される。ジオメトリパラメータは、切刃、特に刃先の造形を特に表す。特に、刃先は、異なって成形されていてよい。例えば、少なくとも1つの加工工具の切刃の刃先が真っすぐに構成されていて、少なくとも1つの別の加工工具の切刃の刃先がアーチ状に構成されていて、特に曲率半径を有していることが考えられる。特に、刃先の個別の切歯は、異なる造形、特に歯尖端の異なる丸味付け、異なる大きさ等を有していてよい。特に複数の切歯は、完全な歯列の形でまたは互いに分離した個別の歯として、切刃のベース部分に配置されていてよい。好適には、様々な材料を加工するための様々な形状によって、最適化された加工工具が提供され得る。
さらに、少なくとも1つの加工工具が、少なくとも1つの別の加工工具の少なくとも1つの特に前記刃先の材料組成とは異なる、少なくとも1つの加工工具の、特に少なくとも1つの前記刃先の材料組成を有していることが提案される。特に、加工工具の刃先は、刃先の異なる硬度および/または破断強度を実現するために、異なる材料組成を有していてよい。好適には、刃先は、特に異なる硬質合金より形成されている。特に硬質合金より形成された刃先は、材料組成中の少なくともコバルトの割合が異なっていてよい。特に、刃先は、材料組成中のコバルトの割合が少なければ少ない程、より硬い。特に、刃先は、材料組成中のコバルトの割合が多ければ多い程、より高い破断強度を有している。硬質合金より成る構成に対して選択的にまたは追加的に、加工工具のうちの少なくとも1つの刃先がバイメタル、高速度鋼、合金でない高張力鋼またはその他の、当業者により有意義であるとみなされた材料より構成されていることが考えられる。特に、刃先は、切刃のベース部分との接合領域で材料組成が異なっており、特に異なる接合形式、例えばはんだ接合、溶接接合、接着剤接合、添加剤接合等に依存して異なっていてよい。好適には、様々な加工課題のために最適化された材料組成を有する実質的に同一に構成された加工工具が提供され得る。
また、少なくとも1つの加工工具が、少なくとも1つの別の加工工具の、特に前記少なくとも1つの刃先の少なくとも1つのコーティングとは異なる、少なくとも1つの加工工具の、特に前記少なくとも1つの刃先の少なくとも1つのコーティングを有していることが提案される。特に、加工工具の刃先は、刃先の異なる硬度、破断強度、表面品質および/または輪郭精度を実現するために、異なるコーティングを有していてよい。刃先のコーティングは、特にコーティングの材料組成、コーティングの厚さ、コーティングの特に異なる層の数および/またはその他の、当業者により有意義であるとみなされたコーティングパラメータが異なっていてよい。選択的に、少なくとも1つの刃先がコーティング無しに構成され、かつ/または特に表面品質を高めるための表面処理を有していることが考えられる。好適な形式で、コーティングは、様々な材料、例えばTiAlN(Titanaluminiumnitrid)、TiAlCN(Titanaluminiumkohlenstoffnitrid)、TiN(Titannitrid)等より構成されていてよい。好適な形式で、コーティングは、せいぜい5μmの最大厚さを有している。特に、刃先は、コーティングの塗布位置において互いに異なっていてよい。特に、刃先全体は、刃先の切歯だけ、切歯の歯尖端だけ、または切歯の刃本体だけがコーティングを有していてよい。好適な形式で、刃先のコーティングは、刃先の硬度および/または破断強度に依存していてよい。例えば、特に破断強度は高いが硬度は低い刃先は、硬度を高めるための硬いコーティングを有していることが考えられる。好適には、様々な加工課題のために最適化されたコーティングを有する、実質的に同一に構成された加工工具が提供され得る。
さらに、少なくとも1つの加工工具が、少なくとも1つの切刃特性値に依存して、少なくとも1つの別の加工工具の少なくとも1つの識別マークとは異なる少なくとも1つの識別マークを有していることが提案される。好適な形式で、識別マークは、基体上に、特に連結インターフェースの領域内および/または加工工具の切刃に取り付けられている。好適な形式で、識別マークは、視覚的な識別マーク、特に異なる色のマーキング、異なるパターン、異なる数、異なる文字、異なる記号等として構成されている。選択的にまたは追加的に、識別マークは、触覚式の識別マーク、特に異なる輪郭、異なる突起、点字の異なる文字または数等として構成されていることが考えられる。特に、識別マークは、レーザ刻印、プリント、エンボシング等によって、基体および/または切刃に施されてよい。好適な形式で、識別マークは、加工工具の硬度パラメータ、破断強度パラメータ、ジオメトリパラメータ、材料組成および/またはコーティングに依存している。特に、識別マークは、加工工具がどのような材料を加工するために予め設定されているか、特に最適化されているかを使用者に知らせるために予め設定されている。好適には、使用者にとって快適な工具システムが提供され得る。
さらに、工具システムは、少なくとも1つの特に前記工作機械、特に振動工作機械を有しており、この振動工作機械は、少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具と連結可能であることが提案される。特に、工作機械の工具受けは、加工工具の連結インターフェースと連結可能である。好適な形式で、工作機械は、多機能工作機械として、特に振動多機能工作機械として構成されている。特に、工作機械は手持ち式工作機械として構成されている。好適な形式で、工作機械は電動工作機械として、特にバッテリ駆動式および/またはコード式の工作機械として構成されている。好適には、異なる材料を加工するために、同じ工作機械で使用できる加工工具が提供され得る。
さらに、本発明は、工具システム、特に本発明による工具システム、特に工具システムの少なくとも1つの特に前記加工工具、および少なくとも1つの特に前記別の加工工具を製造するための方法を前提とする。
少なくとも1つの加工工具および少なくとも1つの別の加工工具が、製造時に少なくとも1つの共通の方法ステップを通過することが提案される。特に、加工工具は製造時に複数の共通の方法ステップを通過してよい。少なくとも1つの共通の方法ステップは、特に基体、特に連結インターフェースを形成するための変形ステップとして、切刃を形成するための打ち抜きステップとして、切刃を基体に接続するための接続ステップとして、またはその他の、当業者により有意義であるとみなされた方法ステップとして構成されていてよい。特に、変形ステップで、連結インターフェースは、帯材、特に調質鋼を変形させることによって形成され得る。特に、帯材は、少なくとも0.8mm、せいぜい2mmの材料厚さを有している。好適には、効果的な製造方法が提供され得る。
また、少なくとも1つの方法ステップで、少なくとも1つの加工工具の少なくとも1つの特に前記切刃と、少なくとも1つの別の加工工具の特に少なくとも1つの前記切刃とが、1つの共通のブランクから製造され、特に打ち抜き成形されることが提案される。特に、少なくとも1つの加工工具の切刃、特に切刃のベース部分と、少なくとも1つの別の加工工具の切刃、特に切刃のベース部分とが、1つの共通のブランクより製造、特に打ち抜き成形される少なくとも1つの方法ステップが、1つの共通の方法ステップとして構成されている。好適な形式で、共通のブランクは帯材として特に高速度鋼またはバイメタルより形成されている。特に共通のブランクは、少なくとも0.5mm、せいぜい1.5mmの材料厚さを有している。好適な形式で、切刃、特に切刃のベース部分は、共通のブランクより打ち抜き成形される。好適には、特に規格化された省資源な製造プロセスを可能にする。
さらに、少なくとも1つの方法ステップで、少なくとも1つの加工工具の少なくとも1つの特に前記刃先と、少なくとも1つの別の加工工具の少なくとも1つの特に前記刃先とに、異なる後処理が施されることが提案される。刃先の特に異なる後処理は、特に熱処理として、コーティングの塗布として、サンドブラストとして、フライス切削として、研削として、侵食として、錆止め処理として、ブラッシングとして、および/またはその他の当業者にとって有意義であるとみなされた後処理として構成されていてよい。好適な形式で、加工工具の刃先は、刃先の異なる硬度、異なる破断強度および/または異なるジオメトリを得るために後処理される。好適には、異なる加工課題のために最適化された加工工具が製造され得る。
さらに本発明は、特に前記加工工具または前記別の加工工具、特に本発明による工具システムの振動加工工具、および/または本発明の方法により製造された加工工具を前提とする。好適には、所定の加工課題のための最適化された加工工具が提供され得る。
本発明による工具システム、本発明による方法および/または本発明による加工工具は、以上記載した使用法および実施例に限定されるものではない。特に、本発明による工具システム、本発明による方法および/または本発明による加工工具は、前記機能形式を満たすために、ここに記載した数とは異なる数の個別の部材、構成部分およびユニット並びに方法ステップを有していてよい。また、この開示で記載された値域において、前記限界内にある値も開示されていて、任意に使用可能であるとみなされるべきである。
本発明による工具システムの概略図である。 図1に示した本発明による工具システムの一部の概略図である。 図1に示した本発明による工具システムを製造するための本発明による方法のフローチャートの概略図である。
その他の利点は、以下の図面の説明から明らかになる。図面には本発明の一実施例が示されている。図面、説明および請求項は、多くの特徴の組合せを含む。これらの特徴は、当業者により好適な形式で個別に考察され、また有意義な別の組合せに組み合わせられる。
図1は工具システム10の概略図を示す。好適には、工具システム10は少なくとも1つの加工工具12と、特に少なくとも1つの振動加工工具と、少なくとも1つの別の加工工具14、特に少なくとも1つの別の振動加工工具とを有しており、少なくとも1つの加工工具12と少なくとも1つの別の加工工具14とは、実質的に同一に構成されていて、少なくとも1つの加工工具12と少なくとも1つの別の加工工具14とは、少なくとも1つの切刃特性値、特に刃先特性値が互いに異なっている。工具システム10は、好適には複数の加工工具12,14、特に少なくとも1つの加工工具12および少なくとも1つの別の加工工具14に追加して、少なくとも1つの追加的な加工工具(ここには図示していない)を有していてよい。振動加工工具としての構成に代えて、加工工具12,14が、回転加工工具として、振り子式加工工具またはその他の、当業者にとって有意義であるとみなされた加工工具12,14として構成されていることも考えられる。好適な形式で、加工工具12,14は、切断工具として、研削工具として、鋸工具等として構成されている。加工工具12,14は、好適な形式で、特に工具システム10の工作機械28、特に振動工作機械と共に使用するために予め設定されている。特に加工工具12,14は、同じ工作機械28と共に使用するために予め設定されている。特に、振動工作機械として構成された工作機械28は、連結された加工工具12,14を特に振動運動で駆動するために予め設定されている。
好適には、工具システム10は、少なくとも1つの特に前記工作機械28、特に振動工作機械を有しており、この振動工作機械は、少なくとも1つの加工工具12および少なくとも1つの別の加工工具14と連結可能である。特に、工作機械28の工具受け42は、加工工具12,14の連結インターフェース44,46と連結可能である。好適な形式で、工作機械28は、多機能工作機械として、特に振動多機能工作機械として構成されている。特に、工作機械28は手持ち式工作機械として構成されている。好適な形式で、工作機械28は電動工作機械として、特にバッテリ駆動式および/またはコード式の、例えば本実施例では工作機械28として構成されている。
図2は、図1の工具システム10の一部、特に加工工具12および別の加工工具14を概略図で示す。好適な形式で、加工工具12,14は、少なくとも1つの基体48,50と、この基体48,50によって画定されたおよび/または形成された、工作機械28の工具受け42に連結するための少なくとも1つの連結インターフェース44,46とを有している。加工工具12,14は、好適には少なくとも1つの切刃34,36を有しており、この切刃34,36は、工作物を加工するために予め設定されている。切刃34,36は、特に基体48,50に接合されていて、例えばこの実施例では特に溶接、リベット留め、ねじ結合またはその他の、当業者にとって有意義であるとみなされた形式およびやり方で基体48,50に接合されているか、または基体48,50と一体的に構成されている。切刃34,36は、特に基体48,50の材料とは異なる材料で構成されていてよい。好適な形式で、切刃34,36は、特に基体48,50とは反対側に刃先16,18を有している。刃先16,18は、特に切歯52,54を有していてよい。特に刃先16,18は、工作物を少なくとも部分的に切り、特に切断しかつ/または鋸で切るために予め設定されている。
好適には、少なくとも1つの加工工具12は、別の工作物、特に少なくとも1つの別の加工工具14とは別の材料より成る工作物を、特にその材料の特性を最適化して加工するために予め設定されている。特に、少なくとも1つの加工工具12は、金属より成る工作物を特に最適化して加工するために予め設定されていて、少なくとも1つの別の加工工具14は、堅木またはパーティクルボードより成る工作物を特に最適化して加工するために予め設定されていることが考えられる。
好適には、少なくとも1つの加工工具12と少なくとも1つの別の加工工具14とは、実質的に同一に構成されていて、特に少なくとも同じ最大主縦長さ56,58、少なくとも同じ連結インターフェース44,46、基体48,50と切刃34,36との間の少なくとも同じ接合部60,62、少なくとも同じ造形、少なくとも同じ切刃先細り部64,66、少なくとも同じ基体材料、少なくとも同じ材料厚さ、特に基体材料厚さおよび/または切刃材料厚さ等を有している。好適には、少なくとも1つの加工工具12および少なくとも1つの別の加工工具14は、同じパッケージで包装可能、提供可能および/または販売可能である。特に、少なくとも1つの加工工具12および少なくとも1つの別の加工工具14は、少なくとも部分的に同じ製造法で製造可能である。
少なくとも1つの加工工具12と少なくとも1つの別の加工工具14とを互いに区別する少なくとも1つの切刃特性値は、好適には刃先特性値として構成されている。選択的にまたは追加的に、少なくとも1つの加工工具12と少なくとも1つの別の加工工具14とを互いに区別する少なくとも1つの切刃特性値が、切刃34,36の、刃先16,18とは異なる部分の特性値として構成されていることが考えられる。特に、少なくとも1つの加工工具12および少なくとも1つの別の加工工具14は、多数の様々な切刃特性値、特に刃先特性値で互いに区別することができる。少なくとも1つの切刃特性値、特に刃先特性値は、特に硬度パラメータとして、破断強度パラメータとして、ジオメトリパラメータとして、またはその他の当業者にとって有意義であるとみなされた切刃特性値として構成されていてよい。
好適には、少なくとも1つの切刃特性値は、硬度パラメータおよび/または破断強度パラメータとして構成されている。硬度パラメータは、特に切刃34,36の硬度、特に刃先16,18の硬度を表す。破断強度パラメータは、特に切刃34,36の破断強度、特に刃先16,18の破断強度を表す。特に、様々な材料を加工するために、様々な硬度および/または様々な破断強度の切刃34,36、特に刃先16,18が、それぞれ良好に適合されている。特に金属を加工するために、所定の硬度および所定の破断強度を有する切刃34、特に刃先16が、良好に適合され得る。特に、パーティクルボードを加工するために、金属加工用に予め設定された切刃34よりも高い硬度を有する別の切刃36、特に別の刃先18が、特に切刃侵食を低減させるために良好に適合されていてよい。特に、金属加工のために予め設定された切刃34は、特に金属加工時の切刃34への衝撃を補整するために、パーティクルボード加工のために予め設定された別の切刃36よりも高い破断強度を有していてよい。好適には、少なくとも1つの加工工具12の切刃34、特に刃先16と、少なくとも1つの加工工具14の切刃36、特に刃先18とは、異なる硬度パラメータおよび/または異なる破断強度パラメータを実現するために、異なる硬度および/または破断強度の材料より構成されていて、異なるコーティング20,22を有し、異なって成形されていてよく、特に異なって成形された切歯52,54を有し、刃先16,18と切刃34,36のベース部分68,70との間の異なる接合形式等を有していてよい。
好適には、少なくとも1つの切刃特性値がジオメトリパラメータとして構成されている。ジオメトリパラメータは、特に、切刃34,36、特に刃先16,18の造形を表す。特に、刃先16,18は、異なって成形されていてよい。例えば、少なくとも1つの加工工具12の切刃34の刃先16が真っすぐに構成されていて、少なくとも1つの別の加工工具14の切刃36の刃先18がアーチ状に構成されていて、特に例えば本実施例におけるような曲率半径を有していることが、考えられる。特に、刃先16,18の個別の切歯52,54は、異なる造形、特に歯尖端の異なる丸味、異なる大きさ等を有していてよい。特に複数の切歯52,54は、完全な歯列の形でまたは互いに分離した個別の歯として、切刃34,36のベース部分68、70に配置されていてよい。
好適には、少なくとも1つの加工工具12が、少なくとも1つの別の加工工具14の少なくとも1つの特に前記刃先18の材料組成とは異なる、少なくとも1つの加工工具12の、少なくとも1つの特に前記刃先16の材料組成を有している。特に、加工工具12,14の刃先16,18は、刃先16,18の異なる硬度および/または破断強度を実現するために、異なる材料組成を有していてよい。好適には、刃先16,18は、特に異なる硬質合金より形成されている。特に硬質合金より形成された刃先16,18は、材料組成中の少なくともコバルトの割合が異なっていてよい。特に、刃先16,18は、材料組成中のコバルトの割合が少なければ少ない程、より硬い。特に、刃先16,18は、材料組成中のコバルトの割合が多ければ多い程、より高い破断強度を有している。硬質合金より成る構成に対して選択的にまたは追加的に、加工工具12,14のうちの少なくとも一方の刃先16,18がバイメタル、高速度鋼、合金でない高張力鋼またはその他の、当業者により有意義であるとみなされた材料より構成されていることが考えられる。特に、刃先16,18は、切刃34,36のベース部分68,70との接合領域72,74で材料組成が異なっていてよく、特に異なる接合形式、例えばはんだ接合、溶接接合、接着剤接合、添加剤接合等に依存して異なっていてよい。
好適には、少なくとも1つの加工工具12は、少なくとも1つの別の加工工具14の、特に前記少なくとも1つの刃先18の少なくとも1つのコーティング22とは異なる、少なくとも1つの加工工具12の、特に前記少なくとも1つの刃先16の少なくとも1つのコーティング20を有している。特に、加工工具12,14の刃先16,18は、刃先16,18の異なる硬度、破断強度、表面品質および/または輪郭精度を実現するために、異なるコーティング20,22を有していてよい。刃先16,18のコーティング20,22は、特にコーティング20,22の材料組成、コーティング20,22の厚さ、コーティング20,22の特に異なる層の数および/またはその他の、当業者により有意義であるとみなされたコーティングパラメータが異なっていてよい。選択的に、刃先16,18の少なくとも1つがコーティング20,22無しに構成され、かつ/または特に表面品質を高めるための表面処理を有していることが考えられる。好適な形式で、コーティング20,22は、異なる材料、例えばTiAlN、TiAlCN、TiN等より構成されていてよい。好適な形式で、コーティング20,22は、せいぜい5μmの最大厚さを有している。特に、刃先16,18は、コーティング20,22の塗布位置において互いに異なっていてよい。特に、刃先16,18全体は、刃先16,18の切歯52,54だけが、切歯52,54の歯尖端だけが、または切歯52,54の刃本体だけがコーティング20,22を有していてよい。好適な形式で、刃先16,18のコーティング20,22は、刃先16,18の硬度および/または破断強度に依存していてよい。例えば、特に破断強度は高いが硬度は低い刃先16,18は、硬度を高めるための硬いコーティング20,22を有していることが考えられる。
好適には、少なくとも1つの加工工具12は、少なくとも1つの切刃特性値に依存して、少なくとも1つの別の加工工具14の少なくとも1つの識別マーク26とは異なる少なくとも1つの識別マーク24を有している。好適な形式で、識別マーク24,26は、例えば本実施例におけるように基体48,50の特に連結インターフェース44,46の領域内に取り付けられ、および/または加工工具12,14の切刃34,36に取り付けられている。好適な形式で、識別マーク24,26は、視覚的な識別マーク、特に異なる色のマーキング、異なるパターン、異なる数、異なる文字、異なる記号等として構成されている。選択的にまたは追加的に、識別マーク24,26は、触覚式の識別マーク、特に異なる輪郭、異なる突起、点字の異なる文字または数等として構成されていることが考えられる。特に、識別マーク24,26は、レーザ刻印、プリント、エンボシング等によって、基体48,50および/または切刃34,36に施されてよい。好適な形式で、識別マーク24,26は、加工工具12,14の硬度パラメータ、破断強度パラメータ、ジオメトリパラメータ、材料組成および/またはコーティング20,22に依存している。特に、識別マーク24,26は、加工工具12,14がどのような材料を加工するために予め設定されているか、特に最適化されているかを使用者に知らせるために予め設定されている。
図3は、工具システム、特に図1に示した工具システム10、特に少なくとも1つの特に前記加工工具12、および少なくとも1つの特に前記別の加工工具14を製造するための方法のフローチャートを概略図で示す。好適には、少なくとも1つの加工工具12および少なくとも1つの別の加工工具14が、製造時に少なくとも1つの共通の方法ステップ30,32を通過する。特に、加工工具12,14は製造時に複数の共通の方法ステップ30,32、本実施例では例えば2つの共通の方法ステップ30,32を通過し得る。少なくとも1つの共通の方法ステップ30,32は、特に基体48,50、特に連結インターフェース44,46を形成するための変形ステップとして、切刃34,36を形成するための打ち抜きステップとして、切刃34,36を基体48,50に接続するための接続ステップとしてまたはその他の、当業者により有意義であるとみなされた方法ステップとして構成されていてよい。本実施例では、例えば変形ステップは共通の方法ステップ30を形成し、打ち抜きステップは別の共通の方法ステップ32を形成する。特に変形ステップで、連結インターフェース44,46は、帯材、特に調質鋼を変形させることによって形成され得る。特に、帯材は、少なくとも0.8mmおよびせいぜい2mmの材料厚さを有している。
好適には、少なくとも1つの、特に別の共通の方法ステップ32で、少なくとも1つの加工工具12の少なくとも1つの特に前記切刃34と、少なくとも1つの別の加工工具14の少なくとも1つの特に前記切刃36とが、1つの共通のブランクから特に打ち抜き成形される。好適な形式で、共通のブランクは帯材として特に高速度鋼またはバイメタルより形成されている(ここには図示せず)。特に共通のブランクは、少なくとも0.5mm、せいぜい1.5mmの材料厚さを有している。好適な形式で、切刃34,36、特に切刃34,36のベース部分68,70は、1つの共通のブランクより打ち抜き成形される。
好適には、少なくとも1つの別の方法ステップ38,40で、少なくとも1つの加工工具12の少なくとも1つの特に前記刃先16と、少なくとも1つの別の加工工具14の少なくとも1つの特に前記刃先18とに、異なる後処理が施される。特に少なくとも1つの加工工具12の刃先16が別の方法ステップ38で後処理され、少なくとも1つの別の加工工具14の刃先18が、特に別の方法ステップ38と並行して実行される追加的な方法ステップ40で後処理される。刃先16,18の特に異なる後処理は、特に熱処理として、コーティング20,22の塗布として、サンドブラストとして、フライス切削として、研削として、侵食として、錆止め処理として、ブラッシングとして、および/またはその他の当業者にとって有意義であるとみなされた後処理として構成されていてよい。好適な形式で、加工工具12,14の刃先16,18は、刃先16,18の異なる硬度、異なる破断強度および/または異なるジオメトリを得るために後処理される。
工具システム10を製造するための方法の別の方法ステップに関して、工具システム10の前記説明が参照されてよい。何故ならば、この説明は、方法についても類似のものとして読み取ることができ、従って、工具システム10に関するすべての特徴は、工具システム10を製造するための方法に関連して開示されているものともみなされるからである。
10 工具システム
12 加工工具
14 別の加工工具
16,18 刃先
20,22 コーティング
24,26 識別マーク
28 工作機械
30,32 方法ステップ
34,36 切刃
38,40 方法ステップ
42 工具受け
44,46 連結インターフェース
48,50 基体
52,54 切歯
56,58 主縦長さ
60,62 接合部
64,66 切刃先細り部
68,70 ベース部分
さらに、少なくとも1つの切刃特性値が硬度パラメータおよび/または破断強度パラメータとして構成されていることが提案される。硬度パラメータは特に、切刃、特に刃先の硬度を表す。破断強度パラメータは、切刃、特に刃先の破断強度を特に表す。特に、様々な硬度および/または様々な破断強度の切刃、特に刃先が、様々な材料を加工するためにそれぞれ良好に適合されている。特に、金属を加工するために、所定の硬度および所定の破断強度を有する切刃、特に刃先が、良好に適合され得る。特にパーティクルボードを加工するために、金属加工のために予め設定された切刃よりも高い硬度を有する別の切刃、特に別の刃先が、特に切刃侵食を低減させるために良好に適合されていてよい。特に、金属加工のために予め設定された切刃は、特に金属加工時の切刃への衝撃を補整するために、パーティクルボード加工のために予め設定された別の切刃よりも高い破断強度を有していてよい。好適な形式で、少なくとも1つの加工工具の切刃、特に刃先と、少なくとも1つの別の加工工具の切刃、特に刃先とは、異なる硬度パラメータおよび/または異なる破断強度パラメータを実現するために、異なる硬度および/または破断強度の材料より構成されていて、異なるコーティングを有し、異なって成形されていてよく、特に異なって成形された切歯を有し、刃先と切刃のベース部分との間の異なる接合形式等を有していてよい。好適には、異なる硬度および/または破断強度によって、様々な材料を加工するために最適化された加工工具が提供され得る。


Claims (11)

  1. 少なくとも1つの加工工具(12)、特に少なくとも1つの振動加工工具と、少なくとも1つの別の加工工具(14)、特に少なくとも1つの別の振動加工工具とを有する工具システムであって、少なくとも1つの前記加工工具(12)および少なくとも1つの前記別の加工工具(14)が実質的に同一に構成されていて、少なくとも1つの前記加工工具(12)と少なくとも1つの前記別の加工工具(14)とは、少なくとも1つの切刃特性値、特に刃先特性値が互いに異なっている、工具システム。
  2. 少なくとも1つの前記切刃特性値が、硬度パラメータおよび/または破断強度パラメータとして構成されていることを特徴とする、請求項1記載の工具システム。
  3. 少なくとも1つの前記切刃特性値がジオメトリパラメータとして構成されていることを特徴とする、請求項1または2記載の工具システム。
  4. 少なくとも1つの前記加工工具(12)が、少なくとも1つの前記別の加工工具(14)の少なくとも1つの刃先(18)の材料組成とは異なる、少なくとも1つの前記加工工具(12)の少なくとも1つの刃先(16)の材料組成を有していることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の工具システム。
  5. 少なくとも1つの前記加工工具(12)が、少なくとも1つの前記別の加工工具(14)の少なくとも1つの前記刃先(18)の少なくとも1つのコーティング(22)とは異なる、少なくとも1つの前記加工工具(12)の少なくとも1つの前記刃先(16)の少なくとも1つのコーティング(20)を有していることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項記載の工具システム。
  6. 少なくとも1つの前記加工工具(12)が、少なくとも1つの前記切刃特性値に依存して、少なくとも1つの前記別の加工工具(14)の少なくとも1つの識別マーク(26)とは異なる、少なくとも1つの識別マーク(24)を有していることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の工具システム。
  7. 少なくとも1つの前記加工工具(12)および少なくとも1つの前記別の加工工具(14)に連結可能である少なくとも1つの工作機械(28)、特に振動工作機械が設けられていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の工具システム。
  8. 工具システム、特に請求項1から7までのいずれか1項記載の工具システム、特に工具システムの少なくとも1つの加工工具(12)および少なくとも1つの別の加工工具(14)を製造するための方法において、
    少なくとも1つの前記加工工具(12)および少なくとも1つの前記別の加工工具(14)が、製造時に少なくとも1つの共通の方法ステップ(30,32)を通過することを特徴とする、工具システムを製造するための方法。
  9. 少なくとも1つの方法ステップ(32)で、少なくとも1つの前記加工工具(12)の少なくとも1つの切刃(34)、および少なくとも1つの前記別の加工工具(14)の少なくとも1つの切刃(36)を、1つの共通のブランクより製造し、特に打ち抜き成形することを特徴とする、請求項8記載の方法。
  10. 少なくとも1つの方法ステップ(38,40)で、少なくとも1つの前記加工工具(12)の少なくとも1つの刃先(16)と、少なくとも1つの前記別の加工工具(14)の少なくとも1つの刃先(18)とに、異なる後処理を施すことを特徴とする、請求項8または9記載の方法。
  11. 請求項1から7までのいずれか1項記載の工具システムの加工工具、特に振動加工工具、および/または請求項8から10までのいずれか1項記載の方法で製造された工具システムの加工工具、特に振動加工工具。
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