JP2023504915A - アプリケーションプログラムの制御方法及び電子機器 - Google Patents

Abstract

アプリケーションプログラムの制御方法及び電子機器であって、この方法は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されている（２０１）ことと、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものである（２０２）ことと、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信し、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つである（２０３）ことと、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行する（２０４）こととを含み、そのうち、Ｎは、正の整数である。【選択図】 図２

Description

関連出願の相互参照

本出願は、２０１９年１２月１２日に中国で提出された中国特許出願番号２０１９１１２９０７９８．７の優先権を主張しており、同出願の内容の全ては、ここに参照として取り込まれる。

本出願の実施例は、通信技術分野に関し、特にアプリケーションプログラムの制御方法及び電子機器に関する。

端末技術の継続的な発展に伴い、電子機器がますます広く応用されており、電子機器にインストールされた撮影機能を備えたアプリケーションプログラム（ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ、ＡＰＰ）がどんどん増えている。

現在、ユーザが撮影機能を備えたアプリケーションプログラムＡを操作する（開いたり、アンインストールしたりするなど）必要がある場合、ユーザがアプリケーションプログラムＡを開くことを例として、ユーザは、デスクトップでアプリケーションプログラムＡのアイコンを見つけた後、入力によってアプリケーションプログラムＡを開くように電子機器をトリガーする必要がある。しかしながら、電子機器にインストールされたアプリケーションプログラムが比較的多いため、ユーザは、複数回のページめくり入力によって、電子機器のデスクトップでアプリケーションプログラムＡを見つける必要がある可能性があり、そのうち、デスクトップ内のアプリケーションフォルダを開く入力なども含まれる可能性がある。

このように、アプリケーションプログラムを開いたり、アンインストールしたりするなどの操作プロセスが煩雑でありかつ時間がかかるという問題が発生する可能性がある。

本出願の実施例は、従来のアプリケーションプログラムを開いたり、アンインストールしたりするなどの操作プロセスが煩雑でありかつ時間がかかるという問題を解決するためのアプリケーションプログラムの制御方法及び電子機器を提供する。

上記技術課題を解決するために、本出願は、以下のように実現される。

第一の方面によれば、本出願の実施例は、電子機器に用いられるアプリケーションプログラムの制御方法を提供する。この方法は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されていることと、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであることと、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信し、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであることと、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行することとを含み、そのうち、Ｎは、正の整数である。

第二の方面によれば、本出願の実施例は、電子機器を提供する。この電子機器は、受信モジュール、表示モジュール及び実行モジュールを含み、この受信モジュールは、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信するためのものであり、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、この表示モジュールは、この受信モジュールによって受信された第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示するためのものであり、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、この受信モジュールはさらに、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信するためのものであり、このターゲット識別子は、この表示モジュールによって表示されたこのＮ個の識別子のうちの一つであり、この実行モジュールは、この受信モジュールによって受信された第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行するためのものであり、そのうち、Ｎは、正の整数である。

第三の方面によれば、本出願の実施例は、電子機器を提供する。プロセッサと、メモリと、このメモリに記憶され、且つこのプロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、このコンピュータプログラムがこのプロセッサによって実行される時、第一の方面におけるアプリケーションプログラムの制御方法のステップを実現させる。

第四の方面によれば、本出願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。このコンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、第一の方面におけるアプリケーションプログラムの制御方法のステップを実現させる。

本出願の実施例では、電子機器は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信でき、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであり、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行し、そのうち、Ｎは、正の整数である。この方案において、ユーザによる表示画面内のターゲット位置（画面下カメラの位置に対応して設置された位置）での第一の入力によって、撮影機能を備えたＮ個のアプリケーションプログラムを指示するためのＮ個の識別子を表示するように電子機器をトリガーすることができ、それにより、ユーザは、デスクトップでページをめくって撮影機能を備えたこのターゲットアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションアイコンを見つけることなく、Ｎ個の識別子のうちのターゲット識別子に対する操作によってこのターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムを制御することができ、それにより、ユーザによるターゲットアプリケーションプログラムに対する操作プロセスを簡素化し、操作時間を短縮することができ、さらに電子機器に対する制御の利便性を向上させることができる。

本出願の実施例による可能なアンドロイドオペレーティングシステムのアーキティクチャ概略図である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のフローチャートのその一である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のインターフェースの概略図のその一である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のインターフェースの概略図のその二である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のインターフェースの概略図のその三である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のフローチャートのその二である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のフローチャートのその三である。 本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法のインターフェースの概略図のその四である。 本出願の実施例による電子機器の構造概略図である。 本出願の実施例による電子機器のハードウェア概略図である。

以下は、本出願の実施例における添付図面を結び付けながら、本出願の実施例における技術案を明瞭且つ完全に記述する。明らかに、記述された実施例は、本出願の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を払わない前提で得られたすべての他の実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属する。

本明細書における「及び／又は」という用語は、関連対象の関連関係を記述するものであり、三つの関係が存在し得ることを表し、例えば、Ａ及び／又はＢは、単独のＡ、ＡとＢとの組み合わせ、単独のＢという三つのケースを表してもよい。また、本明細書における「／」という符号は、関連対象が「又は」の関係であることを表し、例えばＡ／Ｂは、Ａ又はＢを表す。

本出願の明細書及び特許請求の範囲における「第一の」、「第二の」、「第三の」及び「第四の」などの用語は、異なる対象を区別するためのものであり、対象の特定の順序を記述するためのものではない。例えば、第一の入力、第二の入力、第三の入力及び第四の入力などは、異なる入力を区別するためのものであり、入力の特定の順序を記述するためのものではない。

本出願の実施例では、「例示的」又は「例えば」などの用語は、例、例証、又は説明として表すために用いられる。本出願の実施例では、「例示的」又は「例えば」と記述される任意の実施例又は設計方案は、他の実施例又は設計方案より好ましいか、又はより優位性があると解釈されるべきではない。正確に言うと、「例示的」又は「例えば」などの用語を使用することは、関連する概念を具体的な方式で提示することを意図する。

本出願の実施例の記述では、特に説明されていない限り、「複数」の意味は、二つ又は二つ以上を指し、例えば、複数の処理ユニットは、二つ又は二つの以上の処理ユニットを指し、複数の素子は、二つ又は二つの以上の素子を指す。

本出願の実施例は、アプリケーションプログラムの制御方法を提供する。本出願の実施例では、電子機器は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信でき、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであり、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行し、そのうち、Ｎは、正の整数である。この方案において、ユーザによる表示画面内のターゲット位置（画面下カメラの位置に対応して設置された位置）での第一の入力によって、撮影機能を備えたＮ個のアプリケーションプログラムを指示するためのＮ個の識別子を表示するように電子機器をトリガーすることができ、それにより、ユーザは、デスクトップでページをめくって撮影機能を備えたこのターゲットアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションアイコンを見つけることなく、Ｎ個の識別子のうちのターゲット識別子に対する操作によってこのターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムを制御することができ、それにより、ユーザによるターゲットアプリケーションプログラムに対する操作プロセスを簡素化し、操作時間を短縮することができ、さらに電子機器に対する制御の利便性を向上させることができる。

以下では、アンドロイドオペレーティングシステムを例として、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法に用いられるソフトウェア環境を紹介する。

図１に示すように、図１は、本出願の実施例による可能なアンドロイドオペレーティングシステムのアーキティクチャ概略図である。図１において、アンドロイドオペレーティングシステムのアーキティクチャは、４レイヤを含み、それぞれは、アプリケーションプログラムレイヤ、アプリケーションプログラムフレームワークレイヤ、システム運行ライブラリーレイヤ及びカーネルレイヤ（具体的にはＬｉｎｕｘカーネルレイヤであってもよい）である。

そのうち、アプリケーションプログラムレイヤは、アンドロイドオペレーティングシステムにおける各アプリケーションプログラム（システムのアプリケーションプログラムと第三者のアプリケーションプログラムを含む）を含む。

アプリケーションプログラムフレームワークレイヤは、アプリケーションプログラムのフレームワークであり、開発者は、アプリケーションプログラムのフレームワークの開発原理に準拠するという前提で、アプリケーションプログラムフレームワークレイヤに基づいていくつかのアプリケーションプログラムを開発することができる。

システム運行ライブラリーレイヤは、ライブラリー（システムライブラリーとも呼ばれる）とアンドロイドオペレーティングシステム運行環境を含む。ライブラリーは、主にアンドロイドオペレーティングシステムに必要な様々なリソースを提供するためのものである。アンドロイドオペレーティングシステム運行環境は、アンドロイドオペレーティングシステムにソフトウェア環境を提供するためのものである。

カーネルレイヤは、アンドロイドオペレーティングシステムのオペレーティングシステムレイヤであり、アンドロイドオペレーティングシステムソフトウェアレイヤの最下層に属する。カーネルレイヤは、Ｌｉｎｕｘカーネルに基づいてアンドロイドオペレーティングシステムにコアシステムサービスとハードウェアに関連するドライバプログラムを提供する。

アンドロイドオペレーティングシステムを例として、本出願の実施例では、開発者は、上記図１に示すアンドロイドオペレーティングシステムのシステムアーキティクチャに基づき、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法を実現するソフトウェアプログラムを開発することができ、それにより、このアプリケーションプログラムの制御方法は、図１に示すアンドロイドオペレーティングシステムに基づいて運行することができる。即ち、プロセッサ又は電子機器は、アンドロイドオペレーティングシステムでこのソフトウェアプログラムを運行することにより、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法を実現することができる。

本出願の実施例における電子機器は、移動電子機器であってもよく、非移動電子機器であってもよい。移動電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載端末、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ（ｕｌｔｒａ－ｍｏｂｉｌｅ ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＵＭＰＣ）、ネットブック又はパーソナルデジタルアシスタント（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｄｉｇｉｔａｌ ａｓｓｉｓｔａｎｔ、ＰＤＡ）などであってもよく、非移動電子機器は、パーソナルコンピュータ（ｐｅｒｓｏｎａｌ ｃｏｍｐｕｔｅｒ、ＰＣ）、テレビ（ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ、ＴＶ）、テラー機又はセルフサービス機などであってもよい。本出願の実施例では具体的に限定しない。

本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法の実行本体は、上述した電子機器（移動電子機器と非移動電子機器を含む）であってもよく、この電子機器におけるこの方法を実現できる機能モジュール及び／又は機能エンティティであってもよく、具体的には実際の使用需要に応じて決定されてもよい。本出願の実施例では限定しない。以下では、電子機器を例として、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法を例示的に説明する。

図２に示すように、本出願の実施例は、電子機器に用いられるアプリケーションプログラムの制御方法を提供する。この方法は、下記のステップ２０１～ステップ２０４を含んでもよい。

ステップ２０１、電子機器は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信する。

このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されている。

本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法は、画面下カメラを備えた電子機器に用いられる。理解できるように、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に垂直で対応して設置されており、即ち、表示画面に垂直で、且つ表示画面から電子機器の内部への方向に、表示画面内のターゲット位置の下方は、画面下カメラの位置である。ターゲット位置の水平サイズ（本出願の実施例では、表示画面の位置する平面に平行なサイズは水平サイズと呼ばれる）は、画面下カメラの位置の水平サイズと同じであってもよく、異なってもよい。本出願の実施例では限定しない。ターゲット位置は、画像やテキストなどの内容を表示できるとともに、第一の入力を受信できる。

選択的に、本出願の実施例では、上記第一の入力は、ユーザによるターゲット位置に対するクリック入力であってもよく、ユーザによるターゲット位置に対するスライド入力であってもよく、他の実現可能な入力であってもよく、具体的には実際の使用需要に応じて決定されてもよい。本出願の実施例では限定しない。

例示的に、上記クリック入力は、シングルクリック、ダブルクリック又は予め設定される回数の連続クリックの入力であってもよい。上記スライド入力は、任意の方向へのスライド入力、例えば、時計回りのスライド入力、反時計回りのスライド入力、上向きのスライド入力、下向きのスライド入力、左向きのスライド入力又は右向きのスライド入力などであってもよい。

本出願の実施例では、表示画面上に現在表示されているインターフェースは、任意のインターフェースであってもよく、例えば、電子機器のデスクトップであってもよく、任意のアプリケーションプログラムのインターフェースであってもよい。本出願の実施例では限定しない。

ステップ２０２、電子機器は、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示する。

各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、そのうち、Ｎは、正の整数である。

選択的に、本出願の実施例では、撮影機能を備えたアプリケーションプログラムは、例えば、カメラであってもよく、ウィーチャット、ＱＱなどのインスタントソーシャルアプリケーションプログラムであってもよく、シェア自転車類アプリケーションプログラムであってもよく、タオバオ、アリペイなどのショッピング又は決済類アプリケーションプログラムであってもよく、他のアプリケーションプログラムであってもよい。本出願の実施例では限定しない。

選択的に、本出願の実施例では、各識別子は、それ自体によって指示されたアプリケーションプログラムアイコン、アプリケーションプログラム名称、アプリケーションプログラムのインターフェースサムネイルであってもよい。本出願の実施例では限定しない。

選択的に、このＮ個の識別子は、デスクトップの予め設定される領域に表示されてもよい。本出願の実施例では、この予め設定される領域は、デスクトップにおけるあるページ内の領域であってもよい。この予め設定される領域は、独立した領域であり、デスクトップにおけるいずれか一つのページに属さないデスクトップの構成部分であってもよく、この場合、ユーザが入力によって電子機器のデスクトップのページめくりをトリガーするプロセスにおいて、このＮ個の識別子は、ページの変化に伴って変化せず、このデスクトップの予め設定される領域に常に表示される（即ち、現在のデスクトップにどのページが表示されるに関わらず、現在のデスクトップにこのＮ個の識別子が常に表示される）。

選択的に、このＮ個の識別子は、一つの表示画面上において現在のインターフェースと画面分割で表示されてもよく、このＮ個の識別子は、現在のインターフェースと電子機器の異なる表示画面上に表示されてもよく、このＮ個の識別子は、第一のインターフェース上に表示されてもよく、第一のインターフェースは、この現在のインターフェースをカバーして表示される（即ち、電子機器は、第一の入力に応答して、現在のインターフェースを第一のインターフェースに更新し、第一のインターフェースにはこのＮ個の識別子が含まれる）。

選択的に、このＮ個の識別子は、第一の予め設定される方式で現在のインターフェース上にサスペンド表示される。

さらに選択的に、このＮ個の識別子は、現在のインターフェース上にサスペンド表示された第二のインターフェース上に表示されてもよく、このＮ個の識別子は、現在のインターフェース上にサスペンド表示された第一のコントロール上に表示されてもよく、他の実現可能な状況であってもよい。本出願の実施例では限定しない。

選択的に、本出願の実施例では、第一の予め設定される方式は、このターゲット位置を中心に半環状の形状で配列表示することと、第二の予め設定される方式に基づいて中央から両側に順次表示することと、識別子のサイズが第二の予め設定される方式に基づいて順次減少することとのうちの少なくとも一つを含む。

選択的に、本出願の実施例では、第二の予め設定される方式は、ユーザによる使用頻度（即ち、一定の時間内に、ユーザが識別子によって指示されたアプリケーションプログラムを使用する頻度）の高い順と、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻（即ち、ユーザが最後に識別子によって指示されたアプリケーションプログラムを使用した時刻）が現在の運行時刻に近い順と、撮影機能を使用する頻度（即ち、一定の時間内に、ユーザが識別子によって指示されたアプリケーションプログラムの撮影機能を使用する頻度）の高い順とのうちのいずれか一つを含む。

本出願の実施例では、第二の予め設定される方式に基づいて中央から両側に順次表示し、及び／又は、識別子のサイズが第二の予め設定される方式に基づいて順次減少することにより、ユーザによる操作が容易になる。例えば、第二の予め設定される方式がユーザによる使用頻度の高い順である場合、ユーザによる使用頻度が高いほど、アプリケーションプログラムの識別子が半環状の形状の中央に近く、及び／又は、サイズが大きくなるため、半環状の形状で目立つようになり、ユーザが見つけやすくなる。逆に、使用頻度が低いほど、アプリケーションプログラムの識別子が半環状の形状の縁部に近く、及び／又はサイズが小さくなるため、半環状の形状で目立たないようになり、ユーザが見つけにくくなる。しかしながら、ユーザの操作体験のために、識別子のサイズが無限に小さくなることはなく、最小制限値がある（即ち、各識別子のサイズは、予め設定されるしきい値以上である）。

選択的に、本出願の実施例では、第二の予め設定される方式はまた、ユーザによる使用頻度の低い順と、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の運行時刻から遠い順と、撮影機能の使用頻度の低い順とのうちのいずれか一つを含む。

例示的に、図３の（ａ）に示すように、現在のインターフェースは、デスクトップにおける一つのページであり、ユーザがターゲット位置をクリックすると、図３の（ｂ）に示すように、電子機器は、Ｎ個の識別子を表示し、Ｎ個の識別子は、このターゲット位置を中心に半環状の形状で、ユーザによる使用頻度に基づいて半環状の形状の中央から両側に順次配列表示され、且つユーザによる使用頻度が高いほど、識別子のサイズが大きくなる。

例示的に、図４の（ａ）に示すように、現在のインターフェースは、一つのアプリケーションプログラムのインターフェースであり、ユーザがターゲット位置をクリックすると、図４の（ｂ）に示すように、電子機器は、Ｎ個の識別子を表示し、Ｎ個の識別子は、このターゲット位置を中心に半環状の形状で、ユーザによる使用頻度に基づいて半環状の形状の中央から両側に順次配列表示され、且つユーザによる使用頻度が高いほど、識別子のサイズが大きくなる。

選択的に、第一の予め設定される方式は、予め設定される位置に予め設定される環状の形状（例えば、円環状の形状、楕円環状の形状、方形環状の形状、三角環状の形状など）で表示することと、第二の予め設定される方式に基づいて時計回り方向（又は反時計回り方向）に順次表示することと、識別子のサイズが第二の予め設定される方式に基づいて順次減少することとのうちの少なくとも一つをさらに含んでもよい。

本出願の実施例では、第一の予め設定される方式は、他の実現可能な方式をさらに含んでもよい。本出願の実施例では限定しない。

例示的に、図５の（ａ）に示すように、現在のインターフェースは、一つのアプリケーションプログラムのインターフェースであり、ユーザがターゲット位置をクリックすると、図５の（ｂ）に示すように、電子機器は、Ｎ個の識別子を表示し、Ｎ個の識別子は、表示画面を中心に円環状の形状で、ユーザによる使用頻度に基づいて時計回り方向に順次配列表示され、且つユーザによる使用頻度が高いほど、識別子のサイズが大きくなる。

ステップ２０３、電子機器は、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信する。

このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つである。

選択的に、第二の入力は、ユーザによるターゲット識別子に対するクリック入力であってもよく、第二の入力は、ユーザによるターゲット識別子に対するスライド入力であってもよく、第二の入力は、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ入力であってもよく、第二の入力は、他の実現可能な入力であってもよい。本出願の実施例では限定しない。

例示的に、上記クリック入力とスライド入力の記述は、具体的に上記ステップ２０１における第一の入力の記述におけるクリック入力とスライド入力に関連する記述を参照すればよい。ここではこれ以上説明しない。上記ドラッグ入力は、任意の方向へのドラッグ入力、例えば、時計回りのドラッグ入力、反時計回りのドラッグ入力、上向きのドラッグ入力、下向きのドラッグ入力、左向きのドラッグ入力又は右向きのドラッグ入力などであってもよい。

ステップ２０４、電子機器は、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行する。

選択的に、本出願の実施例では、第二の入力に対応する制御操作は、このターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する操作又はこのターゲットアプリケーションプログラムをアンインストールする操作を含んでもよい。理解できるように、異なる第二の入力は、異なる制御操作に対応してもよい。具体的には下記実施例で詳細に記述するため、ここではこれ以上説明しない。

本出願の実施例では、上記ターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースは、このターゲットアプリケーションプログラムのいずれか一つのインターフェースであってもよく、例えば、このターゲットアプリケーションプログラムの一つのメインインターフェースであってもよく、このターゲットアプリケーションプログラムの一つの機能インターフェース（即ち、このＡＰＰの一つの機能のインターフェース）であってもよい。

選択的に、この制御操作がこのターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する操作を含む場合、この予め設定されるインターフェースは、このターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェースである。例えば、決済アプリケーションプログラムのスキャンインターフェース、インスタントソーシャルアプリケーションのスキャンインターフェース、シェア自転車類アプリケーションのスキャンインターフェースなどである。

理解できるように、電子機器は、各識別子をそれによって指示されたアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェース（以下、「それによって指示されたアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェース」を「それに対応する撮影機能インターフェース」と略称する）に関連付けてもよく、ユーザがターゲット識別子をクリックすると、電子機器は、ターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェースを直接表示してもよい。

例示的に、電子機器は、各識別子とそれに対応する撮影機能インターフェースのパッケージ名、クラス名などとの対応関係を保存している。ユーザがターゲット識別子をクリックすると、電子機器は、ターゲット識別子と対応関係を有するパッケージ名、クラス名などに従って、ターゲット識別子に対応する撮影機能インターフェースに直接ジャンプしてもよい。

例示的に、電子機器は、各識別子に対応する撮影機能インターフェースの記憶経路を保存している。ユーザがターゲット識別子をクリックすると、電子機器は、ターゲット識別子に対応する撮影機能インターフェースの記憶経路に従って、ターゲット識別子に対応する撮影機能インターフェースに直接ジャンプしてもよい。

本出願の実施例では、予め設定されるインターフェースは、このターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェースであり、このように、ユーザがターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能を使用する必要がある場合、ユーザは、ターゲットアプリケーションプログラムにおいて撮影機能オプション（又はコントロール）を見つけた後、撮影機能オプション（又はコントロール）に対する入力によって、撮影機能に対応するインターフェースを表示するように電子機器をトリガーすることなく、ターゲット識別子に対する第二の入力によって、ターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェースを直接表示するように電子機器をトリガーすることができ、それにより、ユーザによる操作プロセスを簡素化し、操作時間を短縮することができ、さらに電子機器に対する制御の利便性を向上させることができる。

本出願の実施例は、アプリケーションプログラムの制御方法を提供する。本出願の実施例では、電子機器は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信でき、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであり、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行し、そのうち、Ｎは、正の整数である。この方案において、ユーザによる表示画面内のターゲット位置（画面下カメラの位置に対応して設置された位置）での第一の入力によって、撮影機能を備えたＮ個のアプリケーションプログラムを指示するためのＮ個の識別子を表示するように電子機器をトリガーすることができ、それにより、ユーザは、デスクトップでページをめくって撮影機能を備えたこのターゲットアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションアイコンを見つけることなく、Ｎ個の識別子のうちのターゲット識別子に対する操作によってこのターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムを制御することができ、それにより、ユーザによるターゲットアプリケーションプログラムに対する操作プロセスを簡素化し、操作時間を短縮することができ、さらに電子機器に対する制御の利便性を向上させることができる。

選択的に、電子機器は、異なる第二の入力に従って、ターゲットアプリケーションプログラムに対して異なる制御操作を実行する。

例示的に、異なるタイプの第二の入力は、異なる制御操作に対応してもよい。例えば、第二の入力は、ユーザによるターゲット識別子に対するクリック入力であり、電子機器は、第二の入力に応答して、このターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する。第二の入力は、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ入力であり、電子機器は、第二の入力に応答して、このターゲットアプリケーションプログラムをアンインストールする。

例示的に、入力パラメータが異なるが、タイプが同じである第二の入力は、異なる制御操作に対応してもよい。

例えば、上記ステップ２０４は、具体的に下記のステップ２０４ａ～ステップ２０４ｂによって実現されてもよい。

ステップ２０４ａ、電子機器は、第二の入力に応答して、第二の入力の入力パラメータを取得する。

ステップ２０４ｂ、電子機器は、このターゲットアプリケーションプログラムに対してこの入力パラメータに対応する制御操作を実行する。

選択的に、本出願の実施例では、上記第二の入力の入力パラメータは、第二の入力の入力方向、入力領域、入力軌跡及び入力終了位置のうちの少なくとも一つを含んでもよい。この入力パラメータは、他の実現可能なパラメータをさらに含んでもよい。本出願の実施例では限定しない。

例示的に、第二の入力がユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ入力であることを例として、第二の入力の入力方向は、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ方向であってもよく、第二の入力の入力領域は、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ領域であってもよく、第二の入力の入力軌跡は、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ軌跡であってもよく、第二の入力の入力終了位置は、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ終了位置であってもよい。例えば、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ入力として、ユーザが現在のインターフェース上でターゲット識別子をＸ点からＹ点にドラッグするとすると、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ方向は、Ｘ点からＹ点まで引いた線の方向であってもよく、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ領域は、Ｘ点とＹ点の位置する領域であってもよく、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ軌跡は、Ｘ点からＹ点まで引いた線であってもよく、ユーザによるターゲット識別子に対するドラッグ終了位置は、Ｙ点であってもよい。

本出願の実施例では、電子機器は、ユーザによるターゲット識別子での第二の入力の入力パラメータを取得し、且つこのターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムに対してこの入力パラメータに対応する制御操作を実行することにより、このターゲットアプリケーションプログラムに対する制御を実現できる。

選択的に、本出願の実施例では、第二の入力の入力パラメータが第二の入力の入力終了位置を含むことを例として、上記ステップ２０４ａとステップ２０４ｂを以下に例示的に記述する。

例示的に、上記ステップ２０４ａは、具体的に下記のステップ２０４ａ１によって実現されてもよく、上記ステップ２０４ｂは、具体的に下記のステップ２０４ｂ１又はステップ２０４ｂ２によって実現されてもよい。

ステップ２０４ａ１、電子機器は、第二の入力の入力終了位置を取得する。

ステップ２０４ｂ１、第二の入力の入力終了位置が第一の領域にある場合、ターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する。

ステップ２０４ｂ２、第二の入力の入力終了位置が第二の領域にある場合、ターゲットアプリケーションプログラムをアンインストールする。

そのうち、上記第一の領域と第二の領域は、二つの異なる領域であってもよい。例えば、第一の領域と第二の領域は、表示画面での二つの異なる領域であってもよい。

理解できるように、上記ステップ２０４ｂ１とステップ２０４ｂ２のうちのいずれか一つを選択して実行してもよく、即ち、電子機器は、ステップ２０４ａ１を実行した後、ステップ２０４ｂ１を実行してもよく、又はステップ２０４ｂ２を実行してもよい。

本出願の実施例では、ユーザによるターゲット識別子での第二の入力の入力終了位置が異なる領域にある場合、電子機器は、このターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムに対して異なる制御操作を実行することにより、このターゲットアプリケーションプログラムに対する柔軟な制御を実現できる。

本出願の実施例では、電子機器がターゲットアプリケーションプログラムをアンインストールすることは、電子機器がターゲット識別子（ターゲット識別子を表示するインターフェースから削除する）、ターゲットアプリケーションプログラムのインストールパッケージ及びユーザがターゲットアプリケーションプログラムを使用した過程で生成されたデータなどを削除することとして理解されてもよい。

選択的に、本出願の実施例では、電子機器によるターゲットアプリケーションプログラムのアンインストール方法は、以下のうちの一つであってもよい。

（１）電子機器は、ターゲット識別子、ターゲットアプリケーションプログラムのインストールパッケージ及びユーザがこのターゲットアプリケーションプログラムを使用した過程で生成されたデータなどを直接削除する。

（２）電子機器は、ターゲット識別子を予め定義される削除領域（例えば、予め定義される「削除フォルダ」）に移動させ、且つ予め定義される時間の後、ターゲット識別子、ターゲットアプリケーションプログラムのインストールパッケージ及びユーザがこのターゲットアプリケーションプログラムを使用した過程で生成されたデータなどを直接削除する。

理解できるように、上記（１）では、ユーザがターゲットアプリケーションプログラムを改めて使用する必要がある場合、ユーザは、電子機器にこのターゲットアプリケーションプログラムを改めてインストールしてもよく、且つ改めてインストールされたこのターゲットアプリケーションプログラムには、ユーザがその前にこのターゲットアプリケーションプログラムを使用した過程で生成されたデータなどが含まれない。上記（２）では、予め定義される時間内に、ユーザがターゲットアプリケーションプログラムを改めて使用する必要がある場合、ユーザは、このターゲットアプリケーションプログラムを改めてインストールすることなく、予め定義される削除領域から直接復旧してもよく、且つ復旧されたこのターゲットアプリケーションプログラムには、ユーザがその前にこのターゲットアプリケーションプログラムを使用した過程で生成されたデータなどが含まれる。予め定義される時間の後、ユーザがターゲットアプリケーションプログラムを改めて使用する必要がある場合、ユーザは、電子機器にこのターゲットアプリケーションプログラムを改めてインストールしてもよく、且つ改めてインストールされたこのターゲットアプリケーションプログラムには、ユーザがその前にこのターゲットアプリケーションプログラムを使用した過程で生成されたデータなどが含まれない。

本出願の実施例では、上記予め定義される削除領域は、電子機器のデスクトップのいずれか一つのページ上に設定された「削除フォルダ」であってもよく、ユーザは、この「削除フォルダ」においてターゲット識別子を操作することにより、このターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムを復旧してもよい。上記予め定義される時間は、７日、１５日、３０日又は６０日などの任意の可能な時間であってもよく、具体的には実際の使用需要に応じて決定されてもよい。本出願の実施例では限定しない。

選択的に、本出願の実施例では、上記予め定義される削除領域と予め定義される時間は、電子機器にデフォルトで設定されたものであってもよく、ターゲットアプリケーションプログラムの「設定」に追加された「アンインストール設定」オプションにユーザによって設定されたものであってもよく、具体的には実際の使用需要に応じて決定されてもよい。本出願の実施例では限定しない。

選択的に、Ｎ個の識別子を表示する前に、電子機器は、第一の入力に従ってこのＮ個の識別子を決定する必要がある。

例示的に、図２を結び付けて、図６に示すように、ステップ２０２の前、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法は、下記のステップ２０５～ステップ２０６をさらに含んでもよい。

ステップ２０５、電子機器は、第一の入力に応答して、第一の入力に関連するＭ個の第一のアプリケーションプログラムを決定する。

そのうち、各第一のアプリケーションプログラムは、撮影機能を備えたアプリケーションプログラムであり、Ｍは、Ｎ以上の正の整数である。

理解できるように、第一の入力は、撮影機能を備えたアプリケーションプログラムの識別子を表示するように電子機器をトリガーするためのものであり、電子機器は、第一の入力に応答して、電子機器におけるすべての撮影機能を備えたアプリケーションプログラムをＭ個の第一のアプリケーションプログラムとして決定する。

ステップ２０６、電子機器は、このＭ個の第一のアプリケーションプログラムからターゲット条件を満たすＮ個の第二のアプリケーションプログラムを決定する。

選択的に、このターゲット条件は、ユーザによる使用頻度が最も高いＮ個のアプリケーションプログラムであることと、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の運行時刻に最も近いＮ個のアプリケーションプログラムであることと、撮影機能の使用頻度が最も高いＮ個のアプリケーションプログラムであることとのうちのいずれか一つを含み、このＮ個の第二のアプリケーションプログラムは、このＮ個の識別子によって指示されたアプリケーションプログラム（Ｎ個の第二のアプリケーションプログラムは、Ｎ個の識別子と一対一で対応する）である。このターゲット条件は、他の内容をさらに含んでもよい。本出願の実施例では限定しない。

理解できるように、本出願の実施例では、電子機器のシステムには、各アプリケーションプログラムが一定の時間内に使用された回数、例えば、半か月内にアプリケーションプログラムが開かれた回数を記録するためのインターフェースがあり、又は、電子機器のシステムには、一定の時間内に各アプリケーションプログラムが最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻、例えば、一週間内にアプリケーションプログラムが最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻を記録するためのインターフェースがあり、又は、電子機器のシステムには、各アプリケーションプログラムの撮影機能が一定の時間内に使用された回数、例えば、１０日間内にアプリケーションプログラムの撮影機能が使用された回数を記録するためのインターフェースがある。

本出願の実施例では、電子機器には撮影機能を備えた数多くのアプリケーションプログラムがインストールされており、すべてのアプリケーションプログラムの識別子を同時に表示できない可能性があるとともに、数多くのアプリケーションプログラムの識別子を同時に表示すると、ユーザが選択する際に混乱を招く可能性もあるため、本出願の実施例では、ユーザにより選択するために、ターゲット条件を満たすＮ個の第二のアプリケーションプログラムの識別子（ユーザが最後に操作する必要がある可能性があるアプリケーションプログラム）をユーザのために優先的に選択することにより、ユーザによる操作を容易にすることができる。

選択的に、上記ステップ２０６は、具体的に下記のステップ２０６ａ～ステップ２０６ｂによって実現されてもよい。

ステップ２０６ａ、電子機器は、第二の予め設定される方式で前記Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムを順序付ける。

ステップ２０６ｂ、電子機器は、順序付けられた前記Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムのうち、上位のＮ個の位置にある第一のアプリケーションプログラムをこのＮ個の第二のアプリケーションプログラムとして決定する。

理解できるように、第二の予め設定される方式で順序付けられたＭ個の第一のアプリケーションプログラムのうち、上位のＮ個の位置にある第一のアプリケーションは、即ち、Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムのうち、ターゲット条件を満たすアプリケーションプログラムである。

選択的に、電子機器は、このＭ個の第一のアプリケーションプログラムを順序付けることなく、そのうちのターゲット条件を満たすアプリケーションプログラムをＮ個の第二のアプリケーションプログラムとして直接スクリーニングしてもよい。

選択的に、本出願の実施例では、Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムを第二の予め設定される方式で順序付けた後、リストを生成してもよく、Ｎ個の第二のアプリケーションプログラムは、リストにおける上位のＮ個の位置にある第一のアプリケーションである。

本出願の実施例では、Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムを順序付けて、そのうちの上位のＮ個の位置にあるＮ個の第二のアプリケーションプログラムを最初に表示することにより、ユーザによる操作を容易にすることができるとともに、Ｎ個の第二のアプリケーションプログラムにはユーザが求めるアプリケーションプログラムが存在しない場合、電子機器が新たなアプリケーションプログラムに交換し、ユーザによる選択に供するのに役立つ。

選択的に、Ｎ個の識別子にはユーザが求めるターゲットアプリケーションプログラムに対応するターゲット識別子が含まない場合、ユーザは、入力によって、このＮ個の識別子のうちの少なくとも一つの識別子を交換するように電子機器をトリガーしてもよい。

例示的に、図６を結び付けて、図７に示すように、ステップ２０３の前、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法は、下記のステップ２０７～ステップ２０８をさらに含んでもよい。

ステップ２０７、電子機器は、ユーザによる第三の入力を受信する。

選択的に、第三の入力は、ユーザによる交換機能オプション（又はコントロール）に対する入力（即ち、一組の識別子を交換する入力）（以下、第一種の第三の入力と記す）であってもよく、ユーザによるＮ個の識別子のうちの少なくとも一つの識別子に対する入力（第一の識別子を他の識別子に更新するように電子機器をトリガーする）（以下、第二種の第三の入力と記す）であってもよく、ユーザによる第二の予め設定される方式を交換する入力（例えば、Ｎ個の識別子を使用頻度の高い順で順序付けることを、Ｎ個の識別子を最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の時刻に近い順で順序付けることに交換する）（以下、第三種の第三の入力と記す）であってもよく、他の実現可能な入力であってもよい。本出願の実施例では限定しない。

選択的に、第三の入力は、ユーザによるクリック入力、スライド入力、ドラッグ入力又は組み合わせ入力などであってもよい。本出願の実施例では限定しない。

例示的に、上記クリック入力とスライド入力の記述は、具体的に上記ステップ２０１における第一の入力の記述におけるクリック入力とスライド入力に関連する記述を参照すればよく、上記ドラッグ入力の記述は、具体的に上記ステップ２０３における第二の入力の記述におけるドラッグ入力に関連する記述を参照すればよい。ここではこれ以上説明しない。上記組み合わせ入力は、例えば、長押しドラッグ入力、長押しスライド入力などであってもよい。本出願の実施例では限定しない。

ステップ２０８、電子機器は、第三の入力に応答して、このＮ個の識別子をＱ個の識別子に更新する。

そのうち、このターゲット識別子は、このＱ個の識別子のうちの一つであり、Ｑは、正の整数であり、一般的に、ＱはＮ以下である。

選択的に、上記第一種の第三の入力に対して、このＱ個の識別子のうちのいずれか一つの識別子はいずれも、このＮ個の識別子のうちの識別子と異なる。理解できるように、電子機器は、第三の入力に応答して、Ｎ個の識別子のうちの全部の識別子を新たな識別子（他のアプリケーションプログラムを指示する識別子）に交換する。

選択的に、上記第二種の第三の入力に対して、第三の入力は、このＮ個の識別子のうちの第一の識別子に対する入力であり、このＱ個の識別子は、このＮ個の識別子のうちの第一の識別子以外の識別子を含む。第一の識別子は、Ｎ個の識別子のうちの少なくとも一つの識別子であってもよい。理解できるように、電子機器は、第三の入力に応答して、Ｎ個の識別子のうちの一部の識別子を新たな識別子（他のアプリケーションプログラムを指示する識別子）に更新する。

なお、一回の第三の入力だけでは、表示画面に表示された識別子には、依然としてユーザが求めるアプリケーションプログラムに対応する識別子（ターゲット識別子）がない可能性があるため、ユーザは、複数回の第三の入力によって、電子機器の表示画面に表示された識別子にターゲット識別子が含まれるようにしてもよい。

選択的に、上記第三種の第三の入力に対して、このＱ個の識別子のうちの識別子とこのＮ個の識別子のうちの識別子が完全に同じであるが、このＱ個の識別子のうちの識別子とこのＮ個の識別子のうちの識別子の配列順序が異なり、又は、このＱ個の識別子のうちの識別子とこのＮ個の識別子のうちの識別子が部分的に異なり、又は完全に異なり、且つこのＱ個の識別子のうちの識別子とこのＮ個の識別子のうちの識別子の配列順序が異なる。

選択的に、Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムを第二の予め設定される方式で順序付けて、リストを生成する場合、電子機器は、Ｎ個の識別子のうちの交換された識別子によって指示されたアプリケーションプログラムをリストの最後に配列してもよい。このように、識別子の更新中に、交換された識別子を再度更新して表示画面に表示することはない。

選択的に、第三の入力がこのＮ個の識別子のうちの第一の識別子に対する入力である場合、ステップ２０８の前、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法は、下記のステップ２０９をさらに含んでもよい。

ステップ２０９、電子機器は、第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムの使用記録を削除する。

理解できるように、電子機器が第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムの使用記録を削除すると、第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムは、リストの最後に自動的に配列され、且つユーザが今度第一の入力によってＮ個の識別子を表示するように電子機器をトリガーする場合、Ｎ個の識別子には第一の識別子が含まれない可能性がある（ユーザがデスクトップで第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムを複数回使用しないと、第一の識別子が第二の予め設定される方式でこのＮ個の識別子に出現することができない）。

例示的に、図８の（ａ）に示すように、電子機器は、「ａｐｐ１、ａｐｐ２、ａｐｐ３、ａｐｐ４、ａｐｐ５、ａｐｐ６、ａｐｐ７」の７つの識別子を表示し、ユーザは、「ａｐｐ２」を図の実線の矢印で示される方向に応じて半環状の形状（第三の入力）でドラッグすると、他の識別子は、図の破線の矢印で示される方向に応じて、半環状の形状の中心に移動し、且つ新たな識別子「ａｐｐ８」を追加するとともに、新たな７つの識別子は、第二の予め設定される方式で配列順序を更新し、最後に図８の（ｂ）に示すように、電子機器は、「ａｐｐ１、ａｐｐ３、ａｐｐ４、ａｐｐ５、ａｐｐ６、ａｐｐ７、ａｐｐ８」の７つの識別子を表示する。

本出願の実施例では、第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムの使用記録を削除することにより、第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムがリストの最後に配列されることを保証でき、それにより、ユーザによる操作中に、第一の識別子が表示画面に再表示されてユーザに迷惑をかけることはなくなる。

本出願の実施例における各添付図面は、いずれも実施例の添付図面を結び付けて例示されており、具体的には実現する時、各添付図面は、結び付けることが可能な他の任意の添付図面を結び付けて実現されてもよい。本出願の実施例では限定しない。例えば、図２を結び付けて、ステップ２０３の前、本出願の実施例によるアプリケーションプログラムの制御方法は、上述したステップ２０７～ステップ２０８をさらに含んでもよい。

図９に示すように、本出願の実施例は、電子機器１２０を提供する。この電子機器１２０は、受信モジュール１２１、表示モジュール１２２及び実行モジュール１２３を含み、この受信モジュール１２１は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信するためのものであり、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、この表示モジュール１２２は、この受信モジュール１２１によって受信された第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示するためのものであり、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、この受信モジュール１２１はさらに、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信するためのものであり、このターゲット識別子は、この表示モジュール１２２によって表示されたこのＮ個の識別子のうちの一つであり、この実行モジュール１２３は、この受信モジュール１２１によって受信された第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行するためのものであり、そのうち、Ｎは、正の整数である。

選択的に、この電子機器１２０は、決定モジュール１２４をさらに含み、この決定モジュール１２４は、この表示モジュール１２２がＮ個の識別子を表示する前に、第一の入力に関連するＭ個の第一のアプリケーションプログラムを決定し、このＭ個の第一のアプリケーションプログラムからターゲット条件を満たすＮ個の第二のアプリケーションプログラムを決定するためのものであり、そのうち、各第一のアプリケーションプログラムは、撮影機能を備えたアプリケーションプログラムであり、このターゲット条件は、ユーザによる使用頻度が最も高いＮ個のアプリケーションプログラムであることと、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の運行時刻に最も近いＮ個のアプリケーションプログラムであることと、撮影機能の使用頻度が最も高いＮ個のアプリケーションプログラムであることとのうちのいずれか一つを含み、このＮ個の第二のアプリケーションプログラムは、このＮ個の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムであり、Ｍは、Ｎ以上の正の整数である。

選択的に、このＮ個の識別子は、第一の予め設定される方式で現在のインターフェース上にサスペンド表示される。

選択的に、第一の予め設定される方式は、このターゲット位置を中心に半環状の形状で配列表示することと、第二の予め設定される方式に基づいて中央から両側に順次表示することと、識別子のサイズが第二の予め設定される方式に基づいて順次減少することとのうちの少なくとも一つを含み、そのうち、第二の予め設定される方式は、ユーザによる使用頻度の高い順と、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の運行時刻に近い順と、撮影機能の使用頻度の高い順とのうちのいずれか一つを含む。

選択的に、この受信モジュール１２１はさらに、このユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信する前に、ユーザによる第三の入力を受信するためのものであり、この表示モジュール１２２はさらに、この受信モジュール１２１によって受信された第三の入力に応答して、このＮ個の識別子をＱ個の識別子に更新するためのものであり、そのうち、このターゲット識別子は、このＱ個の識別子のうちの一つであり、Ｑは、正の整数である。

選択的に、このＱ個の識別子のうちのいずれか一つの識別子は、いずれもこのＮ個の識別子のうちの識別子と異なり、又は、第三の入力は、このＮ個の識別子のうちの第一の識別子に対する入力であり、このＱ個の識別子は、このＮ個の識別子のうちの第一の識別子以外の識別子を含む。

選択的に、第三の入力がこのＮ個の識別子のうちの第一の識別子に対する入力である場合、この電子機器１２０は、削除モジュール１２５をさらに含み、この削除モジュール１２５は、第一の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムの使用記録を削除するためのものである。

選択的に、この実行モジュール１２３は、具体的に第二の入力の入力パラメータを取得し、このターゲットアプリケーションプログラムに対してこの入力パラメータに対応する制御操作を実行するためのものであり、そのうち、この入力パラメータは、入力方向と、入力領域と、入力軌跡と、入力終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、この制御操作は、このターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する操作又はこのターゲットアプリケーションプログラムをアンインストールする操作を含む。

選択的に、この制御操作がこのターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する操作を含む場合、この予め設定されるインターフェースは、このターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェースである。

なお、図９に示すように、電子機器１２０に必ず含まれるモジュール、例えば、受信モジュール１２１、表示モジュール１２２及び実行モジュール１２３は、実線枠で示されており、電子機器１２０に含まれてもよく、含まれなくてもよいモジュール、例えば、決定モジュール１２４及び削除モジュール１２５は、破線枠で示されている。

本出願の実施例による電子機器は、上記方法の実施例における図２～図８のいずれか一つに示す各プロセスを実現することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。

本出願の実施例は、電子機器を提供する。本出願の実施例では、電子機器は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信でき、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであり、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行し、そのうち、Ｎは、正の整数である。この方案において、ユーザによる表示画面内のターゲット位置（画面下カメラの位置に対応して設置された位置）での第一の入力によって、撮影機能を備えたＮ個のアプリケーションプログラムを指示するためのＮ個の識別子を表示するように電子機器をトリガーすることができ、それにより、ユーザは、デスクトップでページをめくって撮影機能を備えたこのターゲットアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションアイコンを見つけることなく、Ｎ個の識別子のうちのターゲット識別子に対する操作によってこのターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムを制御することができ、それにより、ユーザによるターゲットアプリケーションプログラムに対する操作プロセスを簡素化し、操作時間を短縮することができ、さらに電子機器に対する制御の利便性を向上させることができる。

図１０は、本出願の各実施例を実現する電子機器のハードウェア構造概略図である。図１０に示すように、この電子機器１００は、無線周波数ユニット１０１、ネットワークモジュール１０２、オーディオ出力ユニット１０３、入力ユニット１０４、センサ１０５、表示ユニット１０６、ユーザ入力ユニット１０７、インターフェースユニット１０８、メモリ１０９、プロセッサ１１０、及び電源１１１などの部材を含むが、それらに限らない。当業者であれば理解できるように、図１０に示される電子機器の構造は、電子機器に対する限定を構成せず、電子機器は、図示される部材の数よりも多くまたは少ない部材、またはなんらかの部材の組み合わせ、または異なる部材の配置を含んでもよい。本出願の実施例では、電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップコンピュータ、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、及び歩数計などを含むが、それらに限らない。

そのうち、ユーザ入力ユニット１０７は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信するためのものであり、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、表示ユニット１０６は、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示するためのものであり、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、ユーザ入力ユニット１０７は、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信するためのものであり、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであり、プロセッサ１１０は、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行するためのものであり、そのうち、Ｎは、正の整数である。

本出願の実施例による電子機器について、電子機器は、ユーザによるこの電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、このターゲット位置は、この電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためのものであり、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信でき、このターゲット識別子は、このＮ個の識別子のうちの一つであり、第二の入力に応答して、このターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して第二の入力に対応する制御操作を実行し、そのうち、Ｎは、正の整数である。この方案において、ユーザによる表示画面内のターゲット位置（画面下カメラの位置に対応して設置される位置）での第一の入力によって、撮影機能を備えたＮ個のアプリケーションプログラムを指示するためのＮ個の識別子を表示するように電子機器をトリガーすることができ、それにより、ユーザは、デスクトップでページをめくって撮影機能を備えたこのターゲットアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションアイコンを見つけることなく、Ｎ個の識別子のうちのターゲット識別子に対する操作によってこのターゲット識別子に対応するターゲットアプリケーションプログラムを制御することができ、それにより、ユーザによるターゲットアプリケーションプログラムに対する操作プロセスを簡素化し、操作時間を短縮することができ、さらに電子機器に対する制御の利便性を向上させることができる。

理解すべきことは、本出願の実施例では、無線周波数ユニット１０１は、情報の送受信または通話中の信号の送受信に用いられてもよい。具体的には、基地局からの下りリンクデータを受信してから、プロセッサ１１０に処理させてもよい。また、上りリンクデータを基地局に送信してもよい。一般的には、無線周波数ユニット１０１は、アンテナ、少なくとも一つの増幅器、送受信機、カプラ、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限らない。なお、無線周波数ユニット１０１は、無線通信システムやネットワークを介して他の機器との通信を行ってもよい。

電子機器は、ネットワークモジュール１０２によってユーザに無線のブロードバンドインターネットアクセスを提供し、例えば、ユーザへ電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスなどを支援する。

オーディオ出力ユニット１０３は、無線周波数ユニット１０１またはネットワークモジュール１０２によって受信されたまたはメモリ１０９に記憶されたオーディオデータをオーディオ信号に変換して、音声として出力することができる。そして、オーディオ出力ユニット１０３はさらに、電子機器１００によって実行された特定の機能に関連するオーディオ出力（例えば、呼び信号受信音、メッセージ着信音など）を提供することができる。オーディオ出力ユニット１０３は、スピーカ、ブザー及び受話器などを含む。

入力ユニット１０４は、オーディオまたはビデオ信号を受信するために用いられる。入力ユニット１０４は、グラフィックスプロセッサ（Ｇｒａｐｈｉｃｓ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ、ＧＰＵ）１０４１とマイクロホン１０４２を含んでもよい。グラフィックスプロセッサ１０４１は、ビデオキャプチャモードまたは画像キャプチャモードにおいて画像キャプチャ装置（例えば、カメラ）によって得られた静止画像またはビデオの画像データを処理する。処理された画像フレームは、表示ユニット１０６に表示されてもよい。グラフィックスプロセッサ１０４１によって処理された画像フレームは、メモリ１０９（または他の記憶媒体）に記憶されてもよく、または無線周波数ユニット１０１またはネットワークモジュール１０２を介して送信されてもよい。マイクロホン１０４２は、音声を受信することができるとともに、このような音声をオーディオデータとして処理することができる。処理されたオーディオデータは、電話の通話モードにおいて、無線周波数ユニット１０１を介して移動通信基地局に送信することが可能なフォーマットに変換して出力されてもよい。

電子機器１００は、少なくとも一つのセンサ１０５、例えば、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサをさらに含む。具体的には、光センサは、環境光センサ及び接近センサを含み、そのうち、環境光センサは、環境光の明暗に応じて、表示パネル１０６１の輝度を調整することができ、接近センサは、電子機器１００が耳元に移動した時、表示パネル１０６１及び／又はバックライトをオフにすることができる。モーションセンサの一種として、加速度計センサは、各方向（一般的には、三軸）での加速度の大きさを検出することができ、静止時、重力の大きさ及び方向を検出することができ、電子機器姿勢（例えば、縦横スクリーン切り替え、関連ゲーム、磁力計姿勢校正）の識別、振動識別関連機能（例えば、歩数計、タップ）などに用いることができる。センサ１０５は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどをさらに含んでもよい。ここではこれ以上説明しない。

表示ユニット１０６は、ユーザによって入力された情報またはユーザに提供される情報を表示するために用いられる。表示ユニット１０６は、表示パネル１０６１を含んでもよい。液晶ディスプレイ（Ｌｉｑｕｉｄ Ｃｒｙｓｔａｌ Ｄｉｓｐｌａｙ、ＬＣＤ）、有機発光ダイオード（Ｏｒｇａｎｉｃ Ｌｉｇｈｔ－Ｅｍｉｔｔｉｎｇ Ｄｉｏｄｅ、ＯＬＥＤ）などの形式で表示パネル１０６１を配置してもよい。

ユーザ入力ユニット１０７は、入力された数字または文字情報の受信、電子機器のユーザによる設置及び機能制御に関するキー信号入力の発生に用いられてもよい。具体的には、ユーザ入力ユニット１０７は、タッチパネル１０７１および他の入力機器１０７２を含む。タッチパネル１０７１は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上または付近でのユーザによるタッチ操作（例えば、ユーザが指、タッチペンなどの任意の適切な物体または付属品を使用してタッチパネル１０７１上またはタッチパネル１０７１付近で行う操作）を収集することができる。タッチパネル１０７１は、タッチ検出装置とタッチコントローラの二つの部分を含んでもよい。そのうち、タッチ検出装置は、ユーザによるタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出し、信号をタッチコントローラに伝送する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からタッチ情報を受信し、それをタッチポイント座標に変換してから、プロセッサ１１０に送信し、プロセッサ１１０から送信されてきた指令を受信して実行する。なお、抵抗式、静電容量式、赤外線及び表面音波などの様々なタイプを用いてタッチパネル１０７１を実現してもよい。タッチパネル１０７１以外、ユーザ入力ユニット１０７は、他の入力機器１０７２を含んでもよい。具体的には、他の入力機器１０７２は、物理的なキーボード、機能キー（例えば、ボリューム制御ボタン、スイッチボタンなど）、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限らない。ここではこれ以上説明しない。

さらに、タッチパネル１０７１は、表示パネル１０６１上に覆われてもよい。タッチパネル１０７１は、その上または付近でのタッチ操作を検出すると、プロセッサ１１０に伝送して、タッチイベントのタイプを特定し、その後、プロセッサ１１０は、タッチイベントのタイプに応じて表示パネル１０６１上で相応な視覚出力を提供する。図１０では、タッチパネル１０７１と表示パネル１０６１は、二つの独立した部材として電子機器の入力と出力機能を実現するものであるが、なんらかの実施例では、タッチパネル１０７１と表示パネル１０６１を集積して電子機器の入力と出力機能を実現してもよい。具体的には、ここでは限定しない。

インターフェースユニット１０８は、外部装置と電子機器１００との接続のためのインターフェースである。例えば、外部装置は、有線または無線ヘッドフォンポート、外部電源（または電池充電器）ポート、有線または無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置への接続用のポート、オーディオ入力／出力（Ｉ／Ｏ）ポート、ビデオＩ／Ｏポート、イヤホンポートなどを含んでもよい。インターフェースユニット１０８は、外部装置からの入力（例えば、データ情報、電力など）を受信するとともに、受信した入力を電子機器１００内の一つまたは複数の素子に伝送するために用いられてもよく、または電子機器１００と外部装置との間でデータを伝送するために用いられてもよい。

メモリ１０９は、ソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶するために用いられてもよい。メモリ１０９は、主に記憶プログラム領域および記憶データ領域を含んでもよい。そのうち、記憶プログラム領域は、オペレーティングシステム、少なくとも一つの機能に必要なアプリケーションプログラム（例えば、音声再生機能、画像再生機能など）などを記憶することができ、記憶データ領域は、携帯電話の使用によって作成されるデータ（例えば、オーディオデータ、電話帳など）などを記憶することができる。なお、メモリ１０９は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも一つの磁気ディスクメモリデバイス、フラッシュメモリデバイス、または他の非揮発性ソリッドステートメモリデバイスをさらに含んでもよい。

プロセッサ１１０は、電子機器の制御センターであり、各種のインターフェースと線路によって電子機器全体の各部分に接続され、メモリ１０９内に記憶されたソフトウェアプログラム及び／又はモジュールを運行又は実行すること、及びメモリ１０９内に記憶されたデータを呼び出し、電子機器の各種の機能を実行し、データを処理することにより、電子機器全体をモニタリングする。プロセッサ１１０は、一つまたは複数の処理ユニットを含んでもよい。選択的に、プロセッサ１１０は、アプリケーションプロセッサとモデムプロセッサを集積してもよい。そのうち、アプリケーションプロセッサは、主にオペレーティングシステム、ユーザインターフェースおよびアプリケーションプログラムなどを処理するためのものであり、モデムプロセッサは、主に無線通信を処理するためのものである。理解できるように、上記モデムプロセッサは、プロセッサ１１０に集積されなくてもよい。

電子機器１００はさらに、各部材に電力を供給する電源１１１（例えば、電池）を含んでもよい。選択的に、電源１１１は、電源管理システムによってプロセッサ１１０にロジック的に接続されてもよい。それにより、電源管理システムによって充放電管理及び消費電力管理などの機能を実現することができる。

また、電子機器１００は、いくつかの示されていない機能モジュールを含む。ここではこれ以上説明しない。

選択的に、本出願の実施例は、電子機器をさらに提供する。上記図１０に示すプロセッサ１１０と、メモリ１０９と、メモリ１０９に記憶され、且つこのプロセッサ１１０上で運行できるコンピュータプログラムとを含んでもよく、このコンピュータプログラムがプロセッサ１１０によって実行される時、上記方法の実施例における図２～図８のいずれか一つに示すアプリケーションプログラムの制御方法の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここでこれ以上説明しない。

本出願の実施例は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、上記方法の実施例における図２～図８のいずれか一つに示すアプリケーションプログラムの制御方法の各プロセスを実現させ、且つ同じ技術的効果を達成することができる。説明の繰り返しを回避するために、ここではこれ以上説明しない。そのうち、前記コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、読み取り専用メモリ（Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ、ＲＡＭ）、磁気ディスクまたは光ディスクなどである。

なお、本明細書において、「含む」、「包含」という用語またはその他の任意の変形は、非排他的な「含む」を意図的にカバーするものであり、それにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確にリストアップされていない他の要素も含み、またはこのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素も含む。それ以上の制限がない場合に、「……を１つ含む」という文章で限定された要素について、この要素を含むプロセス、方法、物品または装置には他の同じ要素も存在することが排除されるものではない。

以上の実施の形態の記述によって、当業者であればはっきりと分かるように、上記実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態によって実現されてもよい。無論、ハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者は、好適な実施の形態である。このような理解を踏まえて、本出願の技術案は、実質にはまたは関連技術に寄与した部分がソフトウェア製品の形式によって表われてもよい。このコンピュータソフトウェア製品は、一つの記憶媒体（例えばＲＯＭ／ＲＡＭ、磁気ディスク、光ディスク）に記憶され、一台の電子機器（携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、またはネットワーク機器などであってもよい）に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干の指令を含む。

以上は、添付図面を結び付けながら、本出願の実施例を記述したが、本出願は、上述した具体的な実施の形態に限らず、上述した具体的な実施の形態は例示的なものに過ぎず、制限性のあるものではない。当業者は、本出願の示唆を基にして、本出願の趣旨と請求項が保護する範囲から逸脱しない限り、多くの形式の変更を行うことができ、それらは、いずれも本出願の請求範囲に入っている。

Claims (11)

1. アプリケーションプログラムの制御方法であって、
   ユーザによる電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信し、前記ターゲット位置は、前記電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されていることと、
   前記第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示し、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためものであることと、
   ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信し、前記ターゲット識別子は、前記Ｎ個の識別子のうちの一つであることと、
   前記第二の入力に応答して、前記ターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して前記第二の入力に対応する制御操作を実行することとを含み、
   そのうち、Ｎは、正の整数である、アプリケーションプログラムの制御方法。
2. 前述した、Ｎ個の識別子を表示することの前、前記方法は、
   前記第一の入力に関連するＭ個の第一のアプリケーションプログラムを決定し、前記Ｍ個の第一のアプリケーションプログラムからターゲット条件を満たすＮ個の第二のアプリケーションプログラムを決定することをさらに含み、
   そのうち、各第一のアプリケーションプログラムは、撮影機能を備えたアプリケーションプログラムであり、前記ターゲット条件は、ユーザによる使用頻度が最も高いＮ個のアプリケーションプログラムであることと、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の運行時刻に最も近いＮ個のアプリケーションプログラムであることと、撮影機能の使用頻度が最も高いＮ個のアプリケーションプログラムであることとのうちのいずれか一つを含み、前記Ｎ個の第二のアプリケーションプログラムは、前記Ｎ個の識別子によって指示されたアプリケーションプログラムであり、Ｍは、Ｎ以上の正の整数である、請求項１に記載の方法。
3. 前記Ｎ個の識別子は、第一の予め設定される方式で現在のインターフェース上にサスペンド表示される、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記第一の予め設定される方式は、前記ターゲット位置を中心に半環状の形状で配列表示することと、第二の予め設定される方式に基づいて中央から両側に順次表示することと、識別子のサイズが前記第二の予め設定される方式に基づいて順次減少することとのうちの少なくとも一つを含み、
   そのうち、前記第二の予め設定される方式は、ユーザによる使用頻度の高い順と、最後にフォアグラウンドで運行された運行時刻が現在の運行時刻に近い順と、撮影機能の使用頻度の高い順とのうちのいずれか一つを含む、請求項３に記載の方法。
5. 前述した、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信することの前、前記方法は、
   ユーザによる第三の入力を受信することと、
   前記第三の入力に応答して、前記Ｎ個の識別子をＱ個の識別子に更新することとをさらに含み、
   そのうち、前記ターゲット識別子は、前記Ｑ個の識別子のうちの一つであり、Ｑは、正の整数である、請求項１に記載の方法。
6. 前記Ｑ個の識別子のうちのいずれか一つの識別子は、いずれも前記Ｎ個の識別子のうちの識別子と異なり、
   又は、
   前記第三の入力は、前記Ｎ個の識別子のうちの第一の識別子に対する入力であり、前記Ｑ個の識別子は、前記Ｎ個の識別子のうちの前記第一の識別子以外の識別子を含む、請求項５に記載の方法。
7. 前述した、前記ターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して前記第二の入力に対応する制御操作を実行することは、
   前記第二の入力の入力パラメータを取得することと、
   前記ターゲットアプリケーションプログラムに対して前記入力パラメータに対応する制御操作を実行することとを含み、
   そのうち、前記入力パラメータは、入力方向と、入力領域と、入力軌跡と、入力終了位置とのうちの少なくとも一つを含み、前記制御操作は、前記ターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する操作又は前記ターゲットアプリケーションプログラムをアンインストールする操作を含む、請求項１に記載の方法。
8. 前記制御操作が前記ターゲットアプリケーションプログラムの予め設定されるインターフェースを表示する操作を含む場合、前記予め設定されるインターフェースは、前記ターゲットアプリケーションプログラムの撮影機能に対応するインターフェースである、請求項７に記載の方法。
9. 受信モジュール、表示モジュール及び実行モジュールを含む電子機器であって、
   前記受信モジュールは、ユーザによる前記電子機器の表示画面内のターゲット位置での第一の入力を受信するためのものであり、前記ターゲット位置は、前記電子機器の画面下カメラの位置に対応して設置されており、
   前記表示モジュールは、前記受信モジュールによって受信された前記第一の入力に応答して、Ｎ個の識別子を表示するためのものであり、各識別子は、撮影機能を備えた一つのアプリケーションプログラムを指示するためものであり、
   前記受信モジュールはさらに、ユーザによるターゲット識別子に対する第二の入力を受信するためのものであり、前記ターゲット識別子は、前記表示モジュールによって表示された前記Ｎ個の識別子のうちの一つであり、
   前記実行モジュールは、前記受信モジュールによって受信された前記第二の入力に応答して、前記ターゲット識別子によって指示されたターゲットアプリケーションプログラムに対して前記第二の入力に対応する制御操作を実行するためのものであり、
   そのうち、Ｎは、正の整数である、電子機器。
10. プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、且つ前記プロセッサ上で運行できるコンピュータプログラムとを含み、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行される時、請求項１～８のいずれか１項に記載のアプリケーションプログラムの制御方法のステップを実現させる、電子機器。
11. コンピュータプログラムが記憶されており、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行される時、請求項１～８のいずれか１項に記載のアプリケーションプログラムの制御方法のステップを実現させる、コンピュータ可読記憶媒体。

Images