JP2023504583A - 複合型地盤拡げ杭の施工方法及び設備 - Google Patents

複合型地盤拡げ杭の施工方法及び設備 Download PDF

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Abstract

【要約】複合型地盤拡げ杭の施工方法であって、事前設定されたされた位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体(403、404、503、504)を形成することであって、前記事前設定された位置は、杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は杭本体構造の杭端位置を含むステップと、事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行うことであって、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体(402、502)が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置において、地盤キャビティ成形を行うステップと、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことと、前記杭穴を掃除することであって、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体(401、501)になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体(402、502)になるステップと、を含む。このように、該複合型地盤拡げ杭の施工方法は、掘削プロセス中の地盤キャビティでの穴壁崩壊の問題を完全に排除することができ、さらに、地盤本体(402、502)と複合圧密体の複合構造により、杭基礎の支持力を大幅に向上させ、杭基礎の沈下を大幅に低減し、杭基礎のコストを削減し、工事期間を短縮できる。【選択図】図3

Description

本発明は、土木工事の分野における掘削注入杭の施工技術、特に複合型地盤拡げ杭の施工方法及び設備に関する。
掘削注入杭は、施工が便利でコストが低い等の利点から、土木工事の施工分野で広く使用されている。従来の掘削注入杭の杭基礎支持力を向上させるために、土木工事の実践プロセスで、地盤拡げ杭/地盤支杭プロセス及び杭底、杭周囲圧力グラウトプロセスなどのプロセスが出現した。ただし、上記のプロセスはすべて、実際の応用では大きな先天性欠陥があり、地盤支杭プロセスには、穴成形が完了した後に支杭を行う工程の増加及び地盤キャビティの穴が容易に崩壊するという問題があり、グラウト注入プロセスには、グラウト注入結果が制御不能である問題があり、それによりプロジェクトの品質に影響を与える。
従来技術では、短い杭の状態で杭基礎の支持力を向上させるという問題は初歩的に解決できたが、施工が簡単ではなく、地盤キャビティが崩壊することを防ぐことができないという問題が残っていることがわかる。
これを考慮して、本発明は、上記の技術的問題を解決するための複合型地盤拡げ杭の施工方法及び設備を提供する。
まず、上記の目的を達成するために、本発明は、複合型地盤拡げ杭の施工方法を提供し、前記複合型地盤拡げ杭の施工方法は、
施工現場を平らにし、杭の位置を測定し、位置決めのために線を敷設するステップと、
事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成するステップであって、ここで、前記噴射撹拌は、事前設定された圧力でのスラリー噴射撹拌または粉末噴射撹拌を含み、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置を含むことと、
前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に、事前に設計された杭本体構造に従って掘削機を使用して、杭穴を施工するステップであって、
ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことと、
次に前記杭穴を掃除することであって、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記杭穴及び/又は前記地盤キャビティ内をコンクリートで充填させ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体になることと、を含む。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体及び/又は杭端を含む単一杭構造である場合、事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する前記ステップは、
前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、事前設定された各地盤位置で噴射撹拌を行い、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤位置複合圧密体は、1つの地盤本体位置に対応することと、
及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、杭端複合圧密体を形成することと、を含む。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体及び/又は杭端を含む複数杭構造である場合、事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する前記ことは、
事前設定された地盤位置で噴射撹拌を行い、同じ標高の地盤本体の少なくとも一部に対応する地盤位置複合圧密体と連通する地盤位置連通複合圧密体を形成することと、
及び/又は、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、同じ標高の少なくとも一部の杭端複合圧密体と連通する杭端連通複合圧密体を形成することと、を含む。
必要に応じて、事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行う前記ことであって、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことは、
前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ及び少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティは、それぞれそれに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれていることと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、前記掘削機は、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後、杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端複合圧密体を形成することと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体及び杭端を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は続いて、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれていることと、を含む。
必要に応じて、事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行う前記ことであって、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことは、
前記事前に設計された杭本体構造が、地盤本体を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布する少なくとも1つの地盤キャビティ、および少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティは、それぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれていることと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して、順番に穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、終了した後、杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端連通複合圧密体を形成することと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造が地盤本体及び杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は、穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、
各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれていることと、を含む。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、各地盤位置複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、1回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置複合圧密体は、それに対応する地盤本体の直径以上の直径を有する単一噴射撹拌柱体であり、穴の開けが終了した後、前記地盤位置複合圧密体が前記杭穴を包み、複数回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置複合圧密体は、前記杭穴の中心軸を取り囲む噴射撹拌柱体の組み合わせであり、前記噴射撹拌柱体の組み合わせは、複数の独立した相互に係合する噴射撹拌柱体が含まれ、前記噴射撹拌柱体の組み合わせの外径は、それに対応する地盤本体の直径以上であり、穴の開けが終了した後、前記地盤位置複合圧密体が前記杭穴を取り囲んで包む。
及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、前記杭端複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、1回の成形を採用した場合、前記杭端複合圧密体は、単一の噴射撹拌柱体であり、複数回の成形を採用した場合、前記杭端複合圧密体は噴射撹拌柱体の組み合わせであり、前記噴射撹拌柱体の組み合わせは、独立した相互に係合する噴射撹拌柱体が含まれる。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体を含む複数杭構造である場合、各地盤位置連通複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、複数回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置連通複合圧密体は、同じ標高にあり、互いに連通する複数の地盤位置複合圧密体を含み、ここで、各地盤位置複合圧密体は個別に成形される。
及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む複数杭構造である場合、各杭端連通複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、複数回の成形方式を採用した場合、前記杭端連通複合圧密体は、同じ標高にあり、互いに連通する複数の杭端連通複合圧密体を含み、ここで、各杭端連通複合圧密体は個別に成形される。
必要に応じて、前記地盤キャビティは前記杭穴の外側を囲み、且つ前記杭穴と同軸であり、前記地盤キャビティは、全体として前記杭穴と連通する連続または不連続の環状円錐形キャビティ及び/又は環状円錐柱形キャビティである。
杭が形成された後、前記地盤本体は、それに対応する地盤位置複合圧密体内の上部領域に埋め込まれ、且つ該地盤位置複合圧密体と垂直同軸関係にある。
必要に応じて、前記噴射撹拌には、事前設定された圧力で媒体を噴射すると同時に土壌を十分に撹拌することが含まれ、前記噴射媒体には、事前設定されたスラリー媒体または事前設定された粉末媒体が含まれ、前記噴射撹拌のプロセスには、高圧回転噴射を含む加圧噴射のプロセスが含まれる。
掘削機を使用して杭穴を実施する前記施工方式には、泥擁壁孔形成方式及び/又は非泥擁壁孔形成方式が含まれる。
前記地盤キャビティ成形方式は、回転切断、回転拡げ、および押し出しのうちの少なくとも1つを含む。
さらに、上記の目的を達成するために、本発明はまた、複合地盤広げ杭の施工設備を提供し、前記複合型地盤広げ杭の施工装置は、噴射撹拌装置、掘削機および地盤キャビティ成形装置を含む。
前記噴射撹拌装置は、事前に設計された杭本体構造に従って事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成するために使用され、
前記掘削機は、前記複合圧密体が所定の強度に達した後、事前に設計された杭本体構造に従って杭穴を施工するために使用され、
前記地盤キャビティ成形機は、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うために用いられる。
従来技術に比べて、本発明で提供する複合型地盤拡げ杭の施工方法では、施工現場を平らにし、杭位置を測定して位置決めのために線を敷設し、事前に設計杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成し、ここで、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置を含む。前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行い、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行い、次に前記杭穴を掃除し、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記杭穴及び/又は前記地盤キャビティ内をコンクリートで充填させ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体になる。このようにして、本発明によって提供される複合型地盤拡げ杭の施工方法は、杭穴の施工を実行する前に、事前設定された地盤位置及び/又は杭端位置で噴射撹拌を実施し、掘削プロセス中の地盤キャビティでの穴壁崩壊の問題を完全に排除することができ、且つ地盤本体と複合圧密体の複合構造により、杭基礎の支持力を大幅に向上させ、杭基礎の沈下を大幅に低減し、杭基礎のコストを削減し、工事期間を短縮できる。
図1は、本発明の実施例により提供される複合型地盤広げ杭の施工設備の構造概略図である。 図2は、本発明の実施例により提供される掘削および回転切断一体型機械の概略図である。 図3は、本発明の実施例により提供される複合型地盤広げ杭の施工方法のプロセス概略図である。 図4は、本発明の実施例により提供される単一杭構造の概略図である。 図5は、本発明の実施例により提供される複数杭構造の概略図である。 図6は、本発明の実施例により提供される複数回の成形方式の複合圧密体の界面概略図である。
本発明の目的の実現、機能的特徴および利点は、実施例及び添付の図面を参照してさらに説明される。
本明細書に記載の具体的な実施例は、本発明を説明するためにのみ使用され、本発明を限定するものではないことを理解されたい。
図1を参照して、図1は、本発明の実施例により提供される複合型地盤広げ杭の施工設備の構造概略図であり、図1に示すように、複合型地盤広げ杭の施工設備100は、噴射撹拌装置10、掘削機20、および地盤キャビティ成形機30を含む。
前記噴射撹拌装置10は、噴射撹拌を実施して複合圧密体を形成するために使用される。前記噴射撹拌は、事前設定された圧力でのスラリー噴射撹拌または事前設定された圧力での粉末噴射撹拌を含む。前記噴射撹拌には、事前設定された圧力で媒体を噴射すると同時に土壌を十分に撹拌することが含まれ、前記噴射媒体には、事前設定されたスラリー媒体または事前設定された粉末媒体が含まれる。
前記掘削機20は、前記複合圧密体が所定の強度に達した後、事前に設計された杭本体構造に従って杭穴を施工するために使用され、前記掘削機20は、回転式掘削機、回転式掘削掘削機、および長い螺旋掘削機のうちの1つまたは複数を含むことができ、前記掘削機20のタイプは、実際の施工現場の条件およびニーズに応じて選択することができる。
前記地盤キャビティ成形機30は、前記事前に設計された杭本体構造が地盤本体を含む場合に、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うために用いられ、前記地盤キャビティ成形機30は、単一の設備またはセットの設備であってもよく、前記地盤キャビティ成形機30によって地盤キャビティを成形するための方式は、回転切断、回転広げ、および押し出しのうちの1つまたは複数であってもよく、地盤キャビティが成形される方式は、前記地盤キャビティ成形機30のタイプによって決定されてもよく、前記地盤キャビティ成形機30のタイプは、実際の施工現場の状況とニーズに応じて選択できる。
本発明のいくつかの実施例では、前記掘削機20と前記地盤キャビティ成形機30は、一体であってもよい。例えば、図2に示す掘削及び回転切断一体型機械のように、掘削および地盤キャビティ成形機能の両方を備えた設備であってもよい。
なお、前記複合型地盤広げ施工設備100は、上記設備に限定されるものではなく、他の設備も含まれる場合がある。本発明の実施例は、これを具体的に制限するものではない。以下、上記の複合地盤広げ杭施工設備100の構造概略図を参照して本発明により提供される複合型地盤拡げ杭の施工方法を、詳細に説明する。
図3を参照して、図3は、本発明の実施例により提供される複合型地盤広げ杭の施工方法のプロセス概略図である。図3に示すように、前記複合型地盤拡げ杭の施工方法は、
施工現場を平らにし、杭の位置を測定し、位置決めのために線を敷設するステップ301であって、
該ステップでは、杭位置を測定して位置決めのために線を敷設し、事前に設計された杭本体の座標位置を決定することと、
事前に設計杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成するステップ302であって、ここで、前記噴射撹拌は、事前設定された圧力でのスラリー噴射撹拌または粉末噴射撹拌を含み、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置を含むことと、を含む。
測定して位置決めを行うことであって、杭本体座標位置を決定した後、事前に設計杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する。前記噴射撹拌は、事前設定された圧力でのスラリー噴射撹拌または粉末噴射撹拌を含み、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造に事前設定された、噴射撹拌を実施する必要がある位置であり、例えば前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置である。
前記噴射撹拌は、特許取得済みの設備を採用するか、又は既存の一般的な設備を改造することができ、前記噴射撹拌には、高圧回転噴射を含む加圧噴射のプロセスが含まれ、前記噴射撹拌は、回転噴射、指向性噴射、スイング噴射方式のうちの1つ又は複数を採用することができ、単一の管の方式又は複数の管の方式で噴射でき、又は他の専用設備を採用することができる。
噴射媒体には、事前設定されたスラリー媒体または事前設定された粉末媒体が含まれ、前記事前設定されたスラリー媒体は、スラリー状態の媒体であり、以下の材料を含むがこれらに限定されない:水、圧縮ガス、セメント、セメント添加剤、混和剤、他の媒体材料。前記事前設定された粉末媒体は、粉末状態の媒体であり、以下の材料を含むがこれらに限定されない:セメント、セメント添加剤、固化剤、急結剤、他の媒体材料。噴射撹拌の動作点、噴射媒体中の各材料の構成比、噴射量、噴射圧力、噴射半径と範囲、噴射咬合の重ね合わせ速度、噴射装置の昇降速度、回転速度はすべて、事前設定であってもよく、実際の施工条件、たとえば、土壌の実際の物理的特性に応じて決定してもよい。本発明は、噴射の実際の結果が複合圧密体の事前設定された要件を満たす限り、噴射撹拌の噴射方式および材料などの施工の詳細を具体的に制限するものではない。
事前に設計された杭本体構造は、単一杭構造または複数杭構造にすることができ、前記杭本体構造は、地盤本体を含むことができ、又は杭端を含むことができ、さらに地盤本体及び杭端を含むことができる。
前記事前に設計された杭本体構造が少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、前記単一杭構造の事前設定された各地盤位置で噴射撹拌を行い、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤位置複合圧密体は、1つの地盤本体位置に対応する。1つの単一杭構造は、1つまたは複数の地盤本体を含むことができ、同様に、前記地盤位置複合圧密体の数量は前記地盤本体の数量と同じであり、各地盤位置複合圧密体は、1つの地盤本体位置に対応することが理解される。各地盤位置複合圧密体の施工プロセスとサイズ(例えば地盤位置複合圧密体の半径と厚さなど)は、事前に設計されたパラメーターに従って実施でき、複数の地盤本体を含む単一杭構造の場合、前記複数の地盤本体にそれぞれ対応する地盤位置複合圧密体の施工プロセスは、サイズが、同じであっても異なっていてもよいことが理解され得る。
前記地盤位置複合圧密体は、1回成形または複数成形により成形することができ、本発明の実施例は、これを具体的に制限するものではない。本発明のいくつかの実施例では、前記地盤位置複合圧密体のサイズは、それに対応する地盤本体のサイズに従って決定することができ、具体的には、地盤位置複合圧密体の直径は、それに対応する地盤本体の直径以上である。
前記事前に設計された杭本体構造が杭端を含む単一杭構造である場合、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、杭端複合圧密体を形成する。1つの単一杭には1つの杭端のみが含まれ、前記単一杭構造に杭端が含まれる場合、前記杭端複合圧密体の数量は1であることがわかる。杭端複合圧密体の施工プロセスとサイズ(例えば杭端複合圧密体の直径や厚さ)は、事前に設計されたパラメーターに従って実施できる。前記杭端複合圧密体は、1回成形または複数成形により成形することができ、本発明の実施例は、これを具体的に制限するものではない。本発明のいくつかの実施例では、杭穴のサイズに応じて杭端複合圧密体のサイズを決定でき、具体的には、前記杭端複合圧密体の直径は、杭穴の直径より1メートル以上大きく、厚さは1メートルを超え、杭端複合圧密体の底面は、杭穴底から0.5メートル以上にある。
前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体及び杭端を同時に含む単一杭構造である場合、前記地盤位置複合圧密体の施工工程は、少なくとも1つの地盤本体を含む上記単一杭構造の場合の地盤位置複合圧密体の施工工程と同じであることができ、前記杭端複合圧密体の施工工程は、杭端を含む上記単一杭構造の場合の杭端複合圧密体の施工工程と同じであることができ、ここでさらに説明しない。
前記事前に設計された杭本体構造が少なくとも1つの地盤本体を含む複数杭構造である場合、事前設定された地盤位置で噴射撹拌を行い、同じ標高の地盤本体の少なくとも一部に対応する地盤位置複合圧密体と連通する地盤位置連通複合圧密体を形成する。前記同じ標高の地盤本体の少なくとも一部には、同じ標高の地盤本体の一部が含まれるか、又は同じ標高のすべての地盤本体が含まれ、すなわち、各地盤位置連通複合圧密体は、同じ標高の地盤位置連通複合圧密体の全部または一部を含み、前記地盤位置複合圧密体の全部または一部が相互に連通する。前記地盤位置連通複合圧密体の施工プロセスとサイズ(半径や厚さなど)は、事前に設計されたパラメーターに従って実施できる。前記地盤位置連通複合圧密体は、1回成形または複数成形により成形することができ、1回の成形を採用した場合、これに含まれた複数の地盤位置複合圧密体が共同に1回に成形され、複数回の成形を採用した場合、これに含まれた複数の地盤位置複合圧密体は、それぞれ個別に1回成形することも、個別に複数回成形することも、組み合わせてさらに1回または複数回成形することもでき、本発明の実施例は、これを具体的に制限するものではない。本発明のいくつかの実施例では、各地盤位置複合圧密体のサイズは、それに対応する地盤本体のサイズに従って決定することができ、具体的には、地盤位置複合圧密体の直径は、それに対応する地盤本体の直径以上である。前記地盤位置連通複合圧密体に含まれる地盤位置複合圧密体の数量及び連通形態を事前に設計することができる。
前記事前に設計された杭本体構造が杭端を含む複数杭構造である場合、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、同じ標高の少なくとも一部の杭端複合圧密体と連通する杭端連通複合圧密体を形成する。各杭端連通複合圧密体は、同じ標高の杭端連通複合圧密体の全部または一部を含み、前記杭端複合圧密体の全部または一部が相互に連通する。前記杭端複合圧密体の施工プロセス及びサイズ(半径や厚さなど)は、事前に設計されたパラメーターに従って実施できる。前記杭端連通複合圧密体は、1回成形または複数成形により成形することができ、1回の成形を採用した場合、これに含まれた複数の杭端複合圧密体が共同に1回に成形され、複数回の成形を採用した場合、これに含まれた複数の杭端複合圧密体は、それぞれ個別に1回成形することも、個別に複数回成形することも、組み合わせてさらに1回または複数回成形することもでき、本発明の実施例は、これを具体的に制限するものではない。本発明のいくつかの実施例では、各杭端複合圧密体のサイズは、それに対応する杭穴のサイズに従って決定することができ、具体的には、杭端複合圧密体の直径は、それに対応する杭穴の直径より1メートル以上大きく、厚さは1メートルを超え、杭端複合圧密体の底面は、杭穴底から0.5メートル以上にある。前記杭端連通複合圧密体に含まれる杭端複合圧密体の数量及び連通形態を事前に設計することができる。
前記事前に設計された杭本体構造が、地盤本体及び杭端を同時に含む複数杭構造である場合、前記地盤位置連通複合圧密体の施工工程は、地盤本体を含む上記複数杭構造の場合の地盤位置連通複合圧密体の施工工程と同じであることができ、前記杭端連通複合圧密体の施工工程は、杭端を含む上記複数杭構造の場合の杭端連通複合圧密体の施工工程と同じであることができ、ここでさらに説明しない。
ステップ303、前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行い、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行う。
前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行い、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行う。前記複合圧密体が所定の強度に達した後に杭位置の再測定を行うことができるか、または所定の強度に達した後に杭位置の再測定を行うことができる。本発明の実施例は、これを具体的に制限するものではない。
前記事前に設計された杭本体構造が少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ及び少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれている。
前記事前に設計された杭本体構造が杭端を含む単一杭構造である場合、前記掘削機は、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端複合圧密体を形成する。
前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体及び杭端を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は続いて、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれている。
前記事前に設計された杭本体構造が、地盤本体を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布する少なくとも1つの地盤キャビティ、および少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれている。
前記事前に設計された杭本体構造が杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して、順番に穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、終了した後に杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端連通複合圧密体を形成する。
前記事前に設計された杭本体構造が、地盤本体及び杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は、穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれている。
ステップ304、前記杭穴を掃除し、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記杭穴及び/又は前記地盤キャビティ内をコンクリートで充填させ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体になる。
たとえば、少なくとも1つの地盤本体と杭端を含む単一杭構造の場合、施工が完了した後の構造の概略図を図4に示し、杭本体401、地盤本体402、地盤位置複合圧密体403及び杭端複合圧密体404を含む。
地盤本体及び杭端を含む複数杭構造の場合、施工が完了した後の構造の概略図を図5に示し、杭本体501、地盤本体502、地盤位置連通複合圧密体503及び杭端連通複合圧密体504を含む。
本発明の実施例では、穴が形成される前に、事前設定された地盤位置で噴射撹拌を行い、地盤位置複合圧密体を形成し、地盤位置の複合圧密体が所定の強度に達した後、地盤キャビティの成形を行い、このように、地盤キャビティの成形中に周囲の土は、所定の強度を有する複合圧密体であるため、地盤キャビティの成形プロセス中に穴壁崩壊の現象を回避することができる。
本実施例において、前記複合型地盤拡げ杭の施工方法では、施工現場を平らにし、杭位置を測定して位置決めのために線を敷設し、事前に設計杭本体構造に従って、まず事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成し、ここで、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置を含む。前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行い、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行い、前記杭穴を掃除し、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記杭穴及び/又は前記地盤キャビティ内をコンクリートで充填させ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体になる。このように、本発明によって提供される複合型地盤拡げ杭の施工方法は、杭穴の施工を実行する前に、事前設定された地盤位置及び/又は杭端位置で噴射撹拌を実施し、掘削プロセス中の地盤キャビティでの穴壁崩壊の問題を完全に排除することができ、且つ地盤本体と複合圧密体の複合構造により、杭基礎の支持力を大きな向上させ、杭基礎の沈下を大幅に低減し、杭基礎のコストを削減し、工事期間を短縮できる。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体及び/又は杭端を含む単一杭構造である場合、事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する前記ことは、
前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、事前設定された各地盤位置で噴射撹拌を行い、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤位置複合圧密体は、1つの地盤本体位置に対応することと、
及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、杭端複合圧密体を形成することと、を含む。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体及び/又は杭端を含む複数杭構造である場合、事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する前記ことは、
事前設定された地盤位置で噴射撹拌を行い、同じ標高の地盤本体の少なくとも一部に対応する地盤位置複合圧密体と連通する地盤位置連通複合圧密体を形成することと、
及び/又は、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、同じ標高の少なくとも一部の杭端複合圧密体と連通する杭端連通複合圧密体を形成することと、を含む。
必要に応じて、事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行う前記ことであって、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことは、
前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ及び少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティは、それぞれそれに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれていることと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、前記掘削機は、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後、杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端複合圧密体を形成することと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体及び杭端を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は続いて、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれていることと、を含む。
必要に応じて、事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行う前記ことであって、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことは、
前記事前に設計された杭本体構造が、地盤本体を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布する少なくとも1つの地盤キャビティ、および少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティは、それぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれていることと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して、順番に穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、終了した後、杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端連通複合圧密体を形成することと、
又は、前記事前に設計された杭本体構造が地盤本体及び杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は、穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれていることと、を含む。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、各地盤位置複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、1回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置複合圧密体は、それに対応する地盤本体の直径以上の直径を有する単一噴射撹拌柱体であり、前記地盤位置複合圧密体は、前記杭穴の中心軸を取り囲む噴射撹拌柱体の組み合わせであり、前記噴射撹拌柱体の組み合わせは、複数の独立した相互に係合する噴射撹拌柱体が含まれ、図6に示すように、地盤位置複合圧密体は、杭穴601の中心軸を取り囲む複数の噴射撹拌柱体602を含む。前記噴射撹拌柱体の組み合わせの外径は、それに対応する地盤本体の直径以上であり、穴の開けが終了した後、前記地盤位置複合圧密体が前記杭穴を取り囲んで包み、各地盤キャビティは、それに対応する地盤位置複合圧密体内の上部領域に埋め込まれ、地盤キャビティ、杭穴及び地盤位置複合圧密体は垂直同軸関係にある。
及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、前記杭端複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、1回の成形を採用した場合、前記杭端複合圧密体は、単一の噴射撹拌柱体であり、複数回の成形を採用した場合、前記杭端複合圧密体は噴射撹拌柱体の組み合わせであり、前記噴射撹拌柱体の組み合わせは、独立した相互に係合する噴射撹拌柱体が含まれる。
必要に応じて、前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体を含む複数杭構造である場合、各地盤位置連通複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、複数回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置連通複合圧密体は、同じ標高にあり、互いに連通する複数の地盤位置複合圧密体を含み、ここで、各地盤位置複合圧密体は個別に成形される。
及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む複数杭構造である場合、各杭端連通複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、複数回の成形方式を採用した場合、前記杭端連通複合圧密体は、同じ標高にあり、互いに連通する複数の杭端連通複合圧密体を含み、ここで、各杭端連通複合圧密体は個別に成形される。
必要に応じて、前記地盤キャビティは前記杭穴の外側を囲み、且つ前記杭穴と同軸であり、前記地盤キャビティは、全体として前記杭穴と連通する連続または不連続の環状円錐形キャビティ及び/又は環状円錐柱形キャビティである。
杭が形成された後、前記地盤本体は、それに対応する地盤位置複合圧密体内の上部領域に埋め込まれ、且つ該地盤位置複合圧密体と垂直同軸関係にある。
必要に応じて、前記噴射撹拌には、事前設定された圧力で媒体を噴射すると同時に土壌を十分に撹拌することが含まれ、前記噴射媒体には、事前設定されたスラリー媒体または事前設定された粉末媒体が含まれ、前記噴射撹拌のプロセスには、高圧回転噴射を含む加圧噴射のプロセスが含まれる。
掘削機を使用して杭穴を実施する前記施工方式には、泥擁壁孔形成方式及び/又は非泥擁壁孔形成方式が含まれる。
前記地盤キャビティ成形方式は、回転切断、回転拡げ、および押し出しのうちの少なくとも1つを含む。
本明細書において、「含む」、「含み」という用語またはそれらの他の任意の変形は、一連の要素を含むプロセス、方法、物品または装置がそれらの要素だけでなく、明示的に記載されていない他の要素も含むか、またはそのようなプロセス、方法、物品または装置に固有の要素を含むように非排他的包含をカバーすることを意図する。さらなる制限なしに、「...を含む」という句で修飾された要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品または装置における追加の同一の要素の存在を排除するものではない。
本発明の実施例の上記のシリアル番号は、説明のためだけのものであり、実施例の優劣を表すものではない。
上記の実施形態の説明から、当業者は、上記の実施例の方法が、ソフトウェアと必要な一般的なハードウェアプラットフォームによって実現され、そして確かにハードウェアによっても実現されるが、多くの場合、前者の方が優れた実施形態であることを明確に理解することができる。そのような理解に基づいて、本発明の技術的解決手段は、本質的に、または先行技術に貢献する部分が、ソフトウェア製品の形で具体化することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、1つの記憶媒体(ROM/RAM、磁気ディスク、CD-ROMなど)に保存され、一台の端末装置(携帯電話、コンピュータ、サーバー、エアコン、またはネットワーク装置など)が本発明の様々な実施例に記載された方法を実行できるようにするためのいくつかの命令を含む。
上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。本発明の明細書および図面の内容を使用した同等の構造または同等のプロセス変換、または直接的または間接的に他の関連する技術分野に適用されるものは、同様に本発明の特許保護の範囲に含まれる。
産業上の利用可能性
従来技術に比べて、本発明で提供する複合型地盤拡げ杭の施工方法では、施工現場を平らにし、杭位置を測定して位置決めのために線を敷設し、事前に設計杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成し、ここで、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置を含み、前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行い、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行い、次に前記杭穴を掃除し、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記杭穴及び/又は前記地盤キャビティ内をコンクリートで充填させ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体になる。このように、本発明によって提供される複合型地盤拡げ杭の施工方法は、杭穴の施工を実行する前に、事前設定された地盤位置及び/又は杭端位置で噴射撹拌を実施し、掘削プロセス中の地盤キャビティでの穴壁崩壊の問題を完全に排除することができ、且つ地盤本体と複合圧密体の複合構造により、杭基礎の支持力を大幅に向上させ、杭基礎の沈下を大幅に低減し、杭基礎のコストを削減し、工事期間を短縮できる。したがって、産業上の利用可能性がある。

Claims (10)

  1. 複合型地盤拡げ杭の施工方法であって、前記複合型地盤拡げ杭の施工方法は、
    施工現場を平らにし、杭の位置を測定し、位置決めのために線を敷設するステップと、
    事前に設計杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成するステップであって、ここで、前記噴射撹拌は、事前設定された圧力でのスラリー噴射撹拌または粉末噴射撹拌を含み、前記事前設定された位置は、前記杭本体構造の事前設定された地盤位置、及び/又は前記杭本体構造の杭端位置を含むことと、
    前記複合圧密体が所定の強度に達した後、杭位置の再測定を行い、次に事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行い、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うステップと、
    前記杭穴を掃除するステップであって、補強ケージを吊るし、コンクリート注入導管を前記杭穴まで下げ、コンクリートを注入すると同時に前記注入導管を上げ、前記杭穴及び/又は前記地盤キャビティ内をコンクリートで充填させ、前記コンクリートが硬化した後、前記杭穴内で杭本体になり、前記地盤キャビティにおいて、地盤本体になるステップと、を含むことを特徴とする複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  2. 前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体及び/又は杭端を含む単一杭構造である場合、事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する前記ステップは、
    前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、事前設定された各地盤位置で噴射撹拌を行い、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤位置複合圧密体は、1つの地盤本体位置に対応することと、
    及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、杭端複合圧密体を形成することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  3. 前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体及び/又は杭端を含む複数杭構造である場合、事前に設計された杭本体構造に従って、事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成する前記ステップは、
    事前設定された地盤位置で噴射撹拌を行い、同じ標高の地盤本体の少なくとも一部に対応する地盤位置複合圧密体と連通する地盤位置連通複合圧密体を形成することと、
    及び/又は、杭端の事前設定された標高で噴射撹拌を実行し、同じ標高の少なくとも一部の杭端複合圧密体と連通する杭端連通複合圧密体を形成することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  4. 事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行う前記ことであって、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことは、
    前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ及び少なくとも1つの地盤位置複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれていることと、
    又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、前記掘削機は、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後、杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端複合圧密体を形成することと、
    又は、前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体及び杭端を含む単一杭構造である場合、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティの成形を行い、すべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は続いて、前記杭端複合圧密体内の事前に設定された深さまで穴を開け、終了し、終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置複合圧密体内に埋め込まれていることと、を含むことを特徴とする請求項2に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  5. 事前に設計された杭本体構造に従って、掘削機を使用して杭穴の施工を行う前記ことであって、ここで、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うことは、
    前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は設計の深さまで穴を開け、終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布する少なくとも1つの地盤キャビティ、および少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティは、それぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれていることと、
    又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して、順番に穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、終了した後、杭穴及び前記杭穴の端部に分布した杭端連通複合圧密体を形成することと、
    又は、前記事前に設計された杭本体構造が地盤本体及び杭端を含む複数杭構造である場合、前記複数杭構造の各単一杭位置に掘削機を使用して穴を開け、単一杭ごとに、掘削機を使用して順番に穴を開け、各事前設定された地盤本体位置で地盤キャビティ成形機を使用して地盤キャビティ成形を行い、該単一杭のすべての地盤キャビティの成形が完了した後、前記掘削機は、穴を開け、該単一杭の杭端連通複合圧密体内の事前設定された深さまで終了し、すべての単一杭の穴開けが終了した後に杭穴、前記杭穴に沿って分布した少なくとも1つの地盤キャビティ、少なくとも1つの地盤位置連通複合圧密体及び前記杭穴の端部に分布している杭端複合圧密体を形成し、ここで、各地盤キャビティはそれぞれ、それに対応する地盤位置連通複合圧密体内に埋め込まれていることと、を含むことを特徴とする請求項3に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  6. 前記事前に設計された杭本体構造が、少なくとも1つの地盤本体を含む単一杭構造である場合、各地盤位置複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、1回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置複合圧密体は、それに対応する地盤本体の直径以上の直径を有する単一噴射撹拌柱体であり、穴の開けが終了した後、前記地盤位置複合圧密体が前記杭穴を包み、複数回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置複合圧密体は、前記杭穴の中心軸を取り囲む噴射撹拌柱体の組み合わせであり、前記噴射撹拌柱体の組み合わせは、複数の独立した相互に係合する噴射撹拌柱体が含まれ、前記噴射撹拌柱体の組み合わせの外径は、それに対応する地盤本体直径以上であり、穴の開けが終了した後、前記地盤位置複合圧密体が前記杭穴を取り囲んで包み、
    及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む単一杭構造である場合、前記杭端複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、1回の成形を採用した場合、前記杭端複合圧密体は、単一の噴射撹拌柱体であり、複数回の成形を採用した場合、前記杭端複合圧密体は噴射撹拌柱体の組み合わせであり、前記噴射撹拌柱体の組み合わせは、独立した相互に係合する噴射撹拌柱体が含まれることを特徴とする請求項4に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  7. 前記事前に設計された杭本体構造は、地盤本体を含む複数杭構造である場合、各地盤位置連通複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、複数回の成形方式を採用した場合、前記地盤位置連通複合圧密体は、同じ標高にあり、互いに連通する複数の地盤位置複合圧密体を含み、ここで、各地盤位置複合圧密体は個別に成形され、
    及び/又は、前記事前に設計された杭本体構造は、杭端を含む複数杭構造である場合、各杭端連通複合圧密体は、1回または複数回の成形によって成形され、複数回の成形方式を採用した場合、前記杭端連通複合圧密体は、同じ標高にあり、互いに連通する複数の杭端連通複合圧密体を含み、ここで、各杭端連通複合圧密体は個別に成形されることを特徴とする請求項5に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  8. 前記地盤キャビティは前記杭穴の外側を囲み、且つ前記杭穴と同軸であり、前記地盤キャビティは、全体として前記杭穴と連通する連続または不連続の環状円錐形キャビティ及び/又は環状円錐柱形キャビティであり、杭が形成された後、前記地盤本体は、それに対応する地盤位置複合圧密体内の上部領域に埋め込まれ、且つ該地盤位置複合圧密体と垂直同軸関係にあることを特徴とする請求項1に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  9. 前記噴射撹拌には、事前設定された圧力で媒体を噴射すると同時に土壌を十分に撹拌することが含まれ、前記噴射媒体には、事前設定されたスラリー媒体または事前設定された粉末媒体が含まれ、前記噴射撹拌のプロセスには、高圧回転噴射を含む加圧噴射のプロセスが含まれ、
    掘削機を使用して杭穴を実施する前記施工方式には、泥擁壁孔形成方式及び/又は非泥擁壁孔形成方式が含まれ、
    前記地盤キャビティ成形方式には、回転切断、回転拡げ、および押し出しのうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1に記載の複合型地盤拡げ杭の施工方法。
  10. 複合型地盤広げ杭の施工設備であって、前記複合型地盤広げ杭の施工装置は、噴射撹拌装置、掘削機および地盤キャビティ成形装置を含み、
    前記噴射撹拌装置は、事前に設計された杭本体構造に従って事前設定された位置で噴射撹拌を行い、複合圧密体を形成するために用いられ、
    前記掘削機は、前記複合圧密体が所定の強度に達した後、事前に設計された杭本体構造に従って杭穴を施工するために使用され、
    前記地盤キャビティ成形機は、前記事前に設計された杭本体構造に地盤本体が含まれる場合、事前に設計された地盤本体位置に地盤キャビティの成形を行うために用いられることを特徴とする複合型地盤広げ杭の施工設備。
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