JP2023503752A - ホイールフェアリングを備えた自動車 - Google Patents
ホイールフェアリングを備えた自動車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023503752A JP2023503752A JP2021566464A JP2021566464A JP2023503752A JP 2023503752 A JP2023503752 A JP 2023503752A JP 2021566464 A JP2021566464 A JP 2021566464A JP 2021566464 A JP2021566464 A JP 2021566464A JP 2023503752 A JP2023503752 A JP 2023503752A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor vehicle
- cover panel
- wheels
- extended position
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/16—Mud-guards or wings; Wheel cover panels
- B62D25/18—Parts or details thereof, e.g. mudguard flaps
- B62D25/182—Movable mudguards, or mudguards comprising movable or detachable parts
- B62D25/186—Movable mudguards, or mudguards comprising movable or detachable parts being attached or suspended laterally from the wheel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D35/00—Vehicle bodies characterised by streamlining
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/08—Front or rear portions
- B62D25/16—Mud-guards or wings; Wheel cover panels
- B62D25/18—Parts or details thereof, e.g. mudguard flaps
- B62D25/182—Movable mudguards, or mudguards comprising movable or detachable parts
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/88—Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
2つの前輪(2)、2つの後輪(3)、それぞれ対応する前輪(2)を内部に収容する2つの前輪ホイールハウス(5)と、それぞれ対応する後輪(3)を内部に収容する2つの後輪ホイールハウス(6)とを有している車体(4)、およびそれぞれ対応するホイールハウス(5、6)の領域に配置されてホイールハウス(5、6)を閉じる2つのカバーパネル(7、8)を有する自動車(1)。各々のカバーパネル(7、8)は、カバーパネル(7、8)が車体(4)と完全に同一平面になる収縮位置と、カバーパネル(7、8)が車体(4)から少なくとも部分的に離れる拡張位置との間を可動であるように車体(4)に取り付けられる。それぞれ対応するカバーパネル(7、8)に結合し、カバーパネル(7、8)を収縮位置と拡張位置との間で動かす2つのアクチュエータ装置(9)が設けられる。【選択図】 図3
Description
本特許出願は、2019年12月5日に出願されたイタリア特許出願第102019000023112号の優先権を主張し、このイタリア特許出願の全開示が、本明細書に援用される。
本発明は、ホイールフェアリングを備えた自動車に関する。
高い速度において(すなわち、高速道路を走行しているとき)、自動車が吸収するエネルギーの最大の部分は、空気力学的抵抗に打ち勝つ必要性に起因し、結果として、(燃料または電力の)消費を削減し、したがって自律性を高める(自動車の始動時に同じ量の燃料または電力が蓄えられているとして)ために、自動車の空気力学的抵抗を小さくする必要がある。
自動車の空気力学的抵抗を小さくするために、ホイールの回転が車体の側面をかすめて流れる気流を妨げることがないように、(例えば、米国特許第2128686号のように)ホイールハウスを閉じることが有用である。しかしながら、後輪ホイールハウスをそれぞれの取り外し可能なカバーパネル(タイヤを交換できるように)で閉じても、否定的な結果にはつながらないが、前輪ホイールハウスをそれぞれの取り外し可能なカバーパネル(タイヤを交換できるように)で閉じると、前車軸の幅(すなわち、前輪の外側の間の距離)を大幅に減らす必要があるため、否定的な結果となる。換言すると、前輪は、自動車の操舵を可能にするために枢動できる必要があり(前輪は、通常は、操舵時に自動車の外形から突出するサイズを有する)、したがって、前輪の枢動に必要な空間を確保するために、前輪をそれぞれのカバーパネルから適切に離しておく必要がある(したがって、結果として、前車軸の幅が小さくなる)が、前車軸の幅が小さくなると、自動車の動的性能に著しい悪影響があり、前部トランクに利用することができる空間が少なくなる。
米国特許出願公開第2019210657号、第2013096781号、および第2012013113号が、前輪の操舵が必要なときに外側に広がるように移動することができるそれぞれのカバーパネルによる前輪のホイールハウスのフェアリングを有する自動車を開示している。
本発明の目的は、空気力学的抵抗を小さくすると同時に、動的性能および前部トランクに利用することができる空間に関して悪影響を伴わない前輪フェアリングを備える自動車を提供することである。
本発明によれば、添付の特許請求の範囲による前輪フェアリングを備えた自動車が提供される。
添付の特許請求の範囲は、本発明の好ましい実施形態を説明し、本明細書の一体の一部分を形成する。
次に、本発明を、本発明の実施形態(ただし、これに限られるわけではない)を示す添付の図面を参照して説明する。
本発明による前輪フェアリングを備えた自動車の概略の平面図である。
前輪がわずかに左に操舵された図1の自動車の概略の平面図である。
前輪が大きく左に操舵された図1の自動車の概略の平面図である。
ホイールハウスのカバーが所定の位置にある図1の自動車の概略の側面図である。
ホイールハウスのカバーがない図1の自動車の概略の側面図である。
図1の自動車によって使用される空気圧アクチュエータの概略図である。
図1において、番号1が、自動車を全体として示している。
自動車1は、2つの前輪2(従動輪)および2つの後輪3(駆動輪)を支持するフレームを備えるが、代案の実施形態によれば、前輪2も(後輪3に加えて)駆動輪であってよく、または前輪2だけが(後輪3に代わって)駆動輪であってもよい。フレームは、前輪2と後輪3との間に配置された客室を定める車体4によって覆われ、客室には、それぞれがそれぞれの乗客を受け入れるよう設計された2つ以上の座席が備えられる。前輪2は、操舵輪であり、例えば図2(操舵角が小さい場合)および図3(操舵角が大きい場合)に示されるように、それぞれの操舵角を変化させる(したがって、自動車1の方向を変更できるようにする)ために、それぞれの垂直枢支軸を中心にして枢動するように取り付けられている。後輪3は、操舵輪ではなく、すなわち常にゼロの操舵角を有する。
前部位置に、後輪3(駆動輪)へと駆動系によって伝達されるトルクを生み出す内燃機関が存在する。
図6によれば、2つの前輪2の領域において、車体4は、各々がそれぞれの前輪2を内部に収容する2つの前輪ホイールハウス5を有し、同様に、2つの後輪3の領域において、車体4は、各々がそれぞれの後輪3を内部に収容する2つの後輪ホイールハウス6を有する。
図5によれば、後輪ホイールハウス6を閉じる(覆う)ために、後輪ホイールハウス6の領域において車体4と同一平面に取り付けられた2つの後部カバーパネル7(一方だけが図5に示されている)が設けられている。換言すると、各々の後部カバーパネル7は、それぞれの後輪ホイールハウス6の外側を閉じる(カバーする、平らにする)ように、車体4と同一平面にある。当然ながら、タイヤの交換またはメンテナンスが必要なときに該当の後輪3にアクセスできるようにするために、各々の後部カバーパネル7は(容易に)取り外し可能である。好ましい実施形態によれば、2つの後部カバーパネル7は剛体であり、すなわち変形可能ではなく(例えば、アルミニウム、プラスチック材料、または複合材料で作られ)、使用時に車体4に対して動くことがないように車体4に固定される。
図5によれば、前輪ホイールハウス5を閉じる(覆う、平らにする)ために、前輪ホイールハウス5の領域において通常は車体4と同一平面に取り付けられた2つの前部カバーパネル8(一方だけが図5に示されている)が設けられている。換言すると、各々の前部カバーパネル8は、それぞれの前輪ホイールハウス5の外側を閉じる(カバーする、平らにする)ように、通常は車体4と同一平面にある。当然ながら、タイヤの交換またはメンテナンスが必要なときに該当の前輪2にアクセスできるようにするために、各々の前部カバーパネル8は(容易に)取り外し可能である。
図1、図2、および図3によれば、各々の前部カバーパネル8は、前部カバーパネル8が車体4と完全に同一平面にある収縮位置(図1および図2に示されている)と前部カバーパネル8が車体4から少なくとも部分的に離れている拡張位置(図3に示されている)との間で移動可能であるように車体4に取り付けられる。前部カバーパネル8を収縮位置(図1および2に示されている)と拡張位置(図3に示されている)との間で移動させるために、それぞれの前部カバーパネル8にそれぞれ接続された2つのアクチュエータ装置9が設けられる。
換言すると、前輪2の操舵を可能にするために、前部カバーパネル8が外側に(収縮位置から拡張位置へと)移動する。
図1、図2、および図3によれば、前輪2の操舵角を検出し、前輪2の操舵角に応じて前部カバーパネル8を収縮位置と拡張位置との間で移動させるように構成された制御ユニット10が設けられる。とくには、制御ユニット10は、前輪2の操舵角が第1のしきい値を超えるときに前部カバーパネル8を収縮位置から拡張位置へと移動させ、前輪2の操舵角が第1のしきい値よりも小さいときに前部カバーパネル8を拡張位置から収縮位置へと移動させるように構成され、当然ながら、制御ユニット10は、互いに近すぎる作動を回避するために、第1のしきい値に所与の程度のヒステリシス(時間的にも)を適用する。
第1のしきい値は、好ましくは、小さいがゼロに等しくはなく(例えば、2~5°であり)、すなわち、第1のしきい値は0°よりも大きい。実際、図2によれば、前輪2は、前部カバーパネル8に当たることなく小さな操舵角(すなわち、第1のしきい値よりも小さい操舵角)をとることができる。したがって、自動車1が比較的高い速度で走行しているときには、前部カバーパネル8を収縮位置から拡張位置へと動かさなくても、自動車1がたどる軌道を(前輪2を小さな操舵角で操舵することによって)徐々に変化させることができ、実際に、自動車1が比較的高い速度で走行しているとき、運転者は、通常は、自動車1を不安定にしないために、ハンドルを小さな操舵角を与えるように回転させるだけである。
自動車1が低い速度で走行しているとき(または、停止しているときも)、運転者は、(典型的には、駐車操作中に)大きな操舵角を与えるようにハンドルを回転させることもでき、この場合、前部カバーパネル8を収縮位置から拡張位置へと移動させる必要が常にある。
可能な一実施形態によれば、制御ユニット10は、縦方向の速度が第2のしきい値(例えば、90~110km/h)を超えない限り、前輪2の操舵角が第1のしきい値を超えた後に所定の時間(例えば、30~300秒)にわたって前部カバーパネル8を拡張位置に保つように構成される。換言すると、操舵角2が第1のしきい値を超えると、制御ユニット10は、前部カバーパネル8を拡張位置に移動させ、所定の時間(例えば、30~300秒)が終わるまで、または縦方向の速度が第2のしきい値を超えない限りにおいて、前部カバーパネル8を拡張位置に維持する。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、制御ユニット10は、(図3に示されるように)前輪2の操舵角が第1のしきい値を超える場合に常に両方の前部カバーパネル8を収縮位置から拡張位置へと移動させるように構成され、実際に、カーブの内側に位置する前輪2(図3の左前輪2)は、前方において前輪ホイールハウス5からはみ出す傾向にあるのに対し、カーブの外側に位置する前輪2(図3の右前輪2)は、後方において前輪ホイールハウス5からはみ出す傾向にある。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、各々の前部カバーパネル8は、車体4に恒久的に接続された(すなわち、車体4にヒンジで取り付けられた)前部と、車体4に対して可動である後部とを有し、各々のアクチュエータ装置9が、対応する前部カバーパネル8の後部に結合し、後部を車体4から遠ざけるか、または車体4に近づけるように設計される。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、各々の前部カバーパネル8は、変形可能な材料で作られ、とくには、各々の前部カバーパネル8は、テキスタイル材料で作られる。代案の実施形態によれば、2つの前部カバーパネル8は剛体であり、すなわち変形可能ではない(例えば、アルミニウム、プラスチック材料、または複合材料で作られる)。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、各々のアクチュエータ装置9は、通常は、電源がない場合に前部カバーパネル8を拡張位置に位置させるように拡張する。このようにして、アクチュエータ装置9の故障の場合に、対応する前部カバーパネル8は、「最も安全」な位置(前輪2の最大の操舵角を可能にするがゆえに)である拡張位置に自動的に位置する。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、各々のアクチュエータ装置9は、空気圧アクチュエータ装置である。とくには、図6によれば、各々のアクチュエータ装置9は、大気圧に曝されたときに膨張してサイズが大きくなり、真空に曝されたときに収縮してサイズが小さくなる変形可能な本体11を備え、さらには、各々のアクチュエータ装置9は、真空を生成するように設計された真空源12と、変形可能な本体11を真空源12または大気圧に交互に接続するように設計され、ダクト14によって変形可能な本体11に接続された空気圧セレクタ13とを備える。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、各々の変形可能な本体11は、海綿状材料15と、海綿状材料15を内側に収容する密封バッグ16とを備え、密封バッグ16が大気圧にあるとき、海綿状材料15は最大サイズ(図6に示されている)を有する一方で、密封バッグ16が真空下にあるとき、密封バッグ16の外壁に作用する大気圧の空気圧によって押されて、海綿状材料15は最小サイズ(図示せず)へと圧縮される。
好ましい(ただし、これに限られるわけではない)実施形態によれば、2つのアクチュエータ装置9は、空気圧セレクタ13および真空源12を共有し、すなわち、両方のアクチュエータ装置9に共通である単一の空気圧セレクタ13および単一の真空源12が存在する(したがって、両方のアクチュエータ装置9が常に一緒に同じやり方で作動する)。
添付の図に示されている実施形態においては、前輪2のみが操舵輪であり、したがって2つの後輪3は操舵輪ではなく、結果として、後輪ホイールハウス6を閉じる2つの後部カバーパネル7が固定されている(すなわち、可動ではない)のに対し、前輪ホイールハウス5を閉じる2つの前部カバーパネル8は、収縮位置と拡張位置との間を可動である。本明細書には示されない代案の実施形態によれば、後輪3も(前輪2に加えて)操舵輪であり、この場合、後輪ホイールハウス6を閉じる2つの後部カバーパネル7は、後輪3の最大操舵角が小さい場合にはやはり固定されていて(すなわち、非可動であって)よく、または(前部カバーパネル8と同様に)収縮位置と拡張位置との間で可動であってもよい。
本明細書に記載の実施形態は、この理由のために、本発明の保護の範囲を超えることなく、互いに組み合わせることが可能である。
上述の自動車1は、多数の利点を有する。
まず第一に、上述の自動車1は、空気力学的効率を高める(すなわち、抗力係数を小さくする)ための前輪2のフェアリング(したがって、前輪2が前部カバーパネル8によって覆われる)を特徴とする。
さらに、上述の自動車1は、前輪2を覆う前部カバーパネル8の存在に影響されることがない標準的な前車軸の幅(すなわち、前輪2の外側間の距離)を有し、この結果は、前部カバーパネル8が収縮位置と拡張位置との間で移動可能であり、すなわち前輪2の操舵を可能にするために外側に移動するという事実のおかげで得られる。
前部カバーパネル8(とくには、ファブリックなどで作られる場合)およびアクチュエータ装置9(とくには、真空を使用して動きを生み出す場合)は、全体としての重量がきわめて小さい。
最後に、上述の自動車1は、前部カバーパネル8(とくには、ファブリックなどで作られる場合)およびアクチュエータ装置9(とくには、真空を使用して動きを生み出す場合)が比較的低コストであるため、容易かつ経済的に製造することが可能である。
1 自動車
2 前輪
3 後輪
4 車体
5 前輪ホイールハウス
6 後輪ホイールハウス
7 後部カバーパネル
8 前部カバーパネル
9 アクチュエータ装置
10 制御ユニット
11 変形可能な本体
12 真空源
13 空気圧セレクタ
14 ダクト
15 海綿状材料
16 密封バッグ
2 前輪
3 後輪
4 車体
5 前輪ホイールハウス
6 後輪ホイールハウス
7 後部カバーパネル
8 前部カバーパネル
9 アクチュエータ装置
10 制御ユニット
11 変形可能な本体
12 真空源
13 空気圧セレクタ
14 ダクト
15 海綿状材料
16 密封バッグ
Claims (13)
- 2つの前輪(2)と、
2つの後輪(3)と、
それぞれ対応する前輪(2)を内部に収容する2つの前輪ホイールハウス(5)と、それぞれ対応する後輪(3)を内部に収容する2つの後輪ホイールハウス(6)とを有している車体(4)と、
少なくとも2つのカバーパネル(7、8)であって、それぞれ対応するホイールハウス(5、6)の領域に配置されて前記ホイールハウス(5、6)を閉じ、前記カバーパネル(7、8)が前記車体(4)と完全に同一平面になる収縮位置と、前記カバーパネル(7、8)が前記車体(4)から少なくとも部分的に離れる拡張位置との間を可動であるように前記車体(4)に取り付けられた、少なくとも2つのカバーパネル(7、8)と、
それぞれ対応するカバーパネル(7、8)に結合し、前記カバーパネル(7、8)を前記収縮位置と前記拡張位置との間で動かす2つのアクチュエータ装置(9)と
を備える自動車(1)であって、
各々のアクチュエータ装置(9)は、空気圧装置であって、
大気圧に曝されたときに膨張してサイズが大きくなり、真空に曝されたときに収縮してサイズが小さくなる変形可能な本体(11)と、
真空を生成するように設計された真空源(12)と、
前記変形可能な本体(11)を前記真空源(12)または大気圧に交互に接続するように設計された空気圧セレクタ(13)と
を備えることを特徴とする自動車(1)。 - 前記対応する車輪(2、3)の操舵角を検出し、前記対応する車輪(2、3)の前記操舵角に応じて前記カバーパネル(7、8)を前記収縮位置と前記拡張位置との間で動かすように構成された制御ユニット(10)を備える、請求項1に記載の自動車(1)。
- 前記制御ユニット(10)は、前記対応する車輪(2、3)の前記操舵角が第1のしきい値を超えるときに前記カバーパネル(7、8)を前記収縮位置から前記拡張位置へと移動させ、前記操舵角(2、3)が前記第1のしきい値よりも小さいときに前記カバーパネル(7、8)を前記収拡張位置から前記収縮位置へと移動させるように構成されている、請求項2に記載の自動車(1)。
- 前記第1のしきい値は、0°よりも大きく、とくには2°よりも大きい、請求項3に記載の自動車(1)。
- 前記制御ユニット(10)は、縦方向の速度が第2のしきい値を超えない限り、前記対応する車輪(2、3)の前記操舵角が前記第1のしきい値を超えた後に所与の時間にわたって前記カバーパネル(7、8)を前記拡張位置に保つように構成されている、請求項3または4に記載の自動車(1)。
- 各々のカバーパネル(7、8)は、前記車体(4)に恒久的に接続された前部を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の自動車(1)。
- 各々のアクチュエータ装置(9)は、前記対応するカバーパネル(7、8)の後部に結合し、前記後部を前記車体(4)から遠ざけるか、または前記車体(4)に近づけるように設計されている、請求項6に記載の自動車(1)。
- 各々のカバーパネル(7、8)は、変形可能な材料で作られている、請求項1~7のいずれか一項に記載の自動車(1)。
- 各々のカバーパネル(7、8)は、テキスタイル材料で作られている、請求項8に記載の自動車(1)。
- 各々のアクチュエータ装置(9)は、動力が供給されていないときに前記対応するカバーパネル(7、8)を前記拡張位置に位置させるように、常時は拡張している、請求項1~9のいずれか一項に記載の自動車(1)。
- 各々の変形可能な本体(11)は、
海綿状材料(15)と、
前記海綿状材料(15)を内部に収容する密封バッグ(16)と
を備える、請求項1~10のいずれか一項に記載の自動車(1)。 - 前記密封バッグ(16)が大気圧にあるとき、前記海綿状材料(15)は最大サイズを有する一方で、前記密封バッグ(16)が真空下にあるとき、前記密封バッグ(16)の外壁に作用する大気圧の空気圧によって押されて、前記海綿状材料(15)は最小サイズに圧縮される、請求項11に記載の自動車(1)。
- 両方のアクチュエータ装置(9)に共通の1つの空気圧セレクタ(13)および1つの真空源(12)が存在し、したがって前記両方のアクチュエータ装置(9)が常に一緒に同じやり方で作動するように、前記2つのアクチュエータ装置(9)は、前記空気圧セレクタ(13)および前記真空源(12)を共有する、請求項1~12のいずれか一項に記載の自動車(1)。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT102019000023112 | 2019-12-05 | ||
IT102019000023112A IT201900023112A1 (it) | 2019-12-05 | 2019-12-05 | Automobile con ruote anteriori carenate |
PCT/IB2020/061516 WO2021111402A1 (en) | 2019-12-05 | 2020-12-04 | Car with wheel fairing |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023503752A true JP2023503752A (ja) | 2023-02-01 |
JPWO2021111402A5 JPWO2021111402A5 (ja) | 2023-10-12 |
Family
ID=70009257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021566464A Pending JP2023503752A (ja) | 2019-12-05 | 2020-12-04 | ホイールフェアリングを備えた自動車 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20220289305A1 (ja) |
EP (1) | EP3959118B1 (ja) |
JP (1) | JP2023503752A (ja) |
CN (1) | CN114222697A (ja) |
IT (1) | IT201900023112A1 (ja) |
WO (1) | WO2021111402A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022110137B4 (de) * | 2022-04-27 | 2024-03-28 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Kontrollsystem zur Kontrolle von automatischen Radhausabdeckungen eines Fahrzeugs sowie Verfahren zur Kontrolle der Radhausabdeckungen |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BE403335A (ja) | 1934-05-25 | |||
US4524720A (en) * | 1983-07-18 | 1985-06-25 | 501 S.C.R. Engineers, Ltd. | Indicating device for milking apparatus |
IT1279132B1 (it) * | 1995-04-19 | 1997-12-04 | Dipartimento Di Energetica Del | Dispositivo per la riduzione della resistenza di forma dei veicoli. |
US6684433B2 (en) * | 2001-03-07 | 2004-02-03 | Gualtiero G. Giori | Pressure adjustable foam support apparatus |
KR100581164B1 (ko) * | 2003-12-11 | 2006-05-22 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 머드 가드 |
DE102004051672A1 (de) * | 2004-10-22 | 2006-04-27 | Bayerische Motoren Werke Ag | Aerodynamische Verkleidung für ein Kraftfahrzeug |
US8260519B2 (en) * | 2009-02-24 | 2012-09-04 | Nissan North America, Inc. | Retractable wheel covers |
US8100460B2 (en) * | 2009-03-02 | 2012-01-24 | GM Global Technology Operations LLC | Extendable air control dam for vehicle |
US20110080019A1 (en) * | 2009-10-07 | 2011-04-07 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Aerodynamic vehicles and fairing assemblies thereof |
US20120013113A1 (en) * | 2010-07-16 | 2012-01-19 | Coda Automotive, Inc. | Aerodynamic performance in passenger vehicles |
WO2012174617A1 (en) * | 2011-06-21 | 2012-12-27 | Galin Raychinov | Electronically controlled rear inflatable aerodynamic system for commercial vehicle |
US20130096781A1 (en) * | 2011-10-14 | 2013-04-18 | Aptera Motors, Inc. | Vehicular wheel cover |
DE102014104156A1 (de) * | 2014-03-26 | 2015-10-01 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Luftleiteinrichtung für ein Kraftfahrzeug |
US10029745B2 (en) * | 2014-06-09 | 2018-07-24 | Wall Global, LLC. | Inflatable panel for an aerodynamic fairing assembly |
US20190009831A1 (en) * | 2017-07-07 | 2019-01-10 | International Business Machines Corporation | Actively deployable and retractable fender skirts for increased fuel efficiency |
US11072374B2 (en) * | 2018-01-11 | 2021-07-27 | The Ohio State Innovation Foundation | Morphing fender skirt for a steered wheel |
US10953928B2 (en) * | 2018-04-03 | 2021-03-23 | Paccar Inc | Articulated wheel fairing for the steer axle |
-
2019
- 2019-12-05 IT IT102019000023112A patent/IT201900023112A1/it unknown
-
2020
- 2020-12-04 CN CN202080039206.9A patent/CN114222697A/zh active Pending
- 2020-12-04 WO PCT/IB2020/061516 patent/WO2021111402A1/en unknown
- 2020-12-04 US US17/614,586 patent/US20220289305A1/en active Pending
- 2020-12-04 EP EP20829655.8A patent/EP3959118B1/en active Active
- 2020-12-04 JP JP2021566464A patent/JP2023503752A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT201900023112A1 (it) | 2021-06-05 |
CN114222697A (zh) | 2022-03-22 |
US20220289305A1 (en) | 2022-09-15 |
EP3959118A1 (en) | 2022-03-02 |
WO2021111402A1 (en) | 2021-06-10 |
EP3959118B1 (en) | 2022-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10246141B2 (en) | Variable-width aerodynamic spoiler assemblies and control logic for motor vehicles | |
CN106809289B (zh) | 车辆空气动力学的选择性控制 | |
US10457314B2 (en) | Retractable telescopic mechanism for steering column with feedback actuator | |
KR102573487B1 (ko) | 차량용 테일게이트 및 그 제조방법 | |
JP2999823B2 (ja) | 軌道に拘束されない車両 | |
US10035548B2 (en) | Active spoiler for a motor vehicle | |
US9849924B2 (en) | Vehicle including an aerodynamic system configured to selectively vary an aerodynamic force acting on the vehicle | |
CN112867666B (zh) | 主动扩散器机构 | |
US10696294B2 (en) | Actively controlling rear differential coupling with aero load information | |
JP6717226B2 (ja) | 車両用制御システム | |
US9994267B1 (en) | Active side-skirts for a motor vehicle | |
US20200001935A1 (en) | Active body panels for rear pillars of a vehicle | |
US11027785B1 (en) | Aerodynamic engineering vehicle apparatus | |
US20130085641A1 (en) | Active aerodynamic chassis control | |
US7997640B1 (en) | Aerodynamic flex fender | |
JP2023503752A (ja) | ホイールフェアリングを備えた自動車 | |
US20140224556A1 (en) | Vehicle with rhomboid wheel arrangement and rear wheel and side wheel steering | |
US20190047641A1 (en) | Active aerodynamic body panel for an automotive vehicle | |
US10518815B2 (en) | Air deflector assembly for an automatic vehicle | |
US11577649B2 (en) | Active outside rear view device enclosure | |
RU2739637C1 (ru) | Мобильная машина | |
JP3701752B2 (ja) | 自動車の衝撃吸収車体構造 | |
US10457114B2 (en) | Active engine hood venting systems and control logic for operating active hood vents | |
JP6717225B2 (ja) | 車両用制御システム | |
JP2011079487A (ja) | 自動車用可動式抵抗板、制動アシストシステム及び制動アシスト方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20220412 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20220412 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231003 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20231003 |