JP2023502185A - フィットネス用スマートエキスパンダー - Google Patents

Abstract

フィットネス用スマートエキスパンダーは、弾性ロープ（１１０）、運動センシング検知装置（１０）、定滑車部品（１３０）、及び、調節手段（１４０）を含む。弾性ロープ（１１０）は、弾性を有しており、運動センシング検知装置（１０）は、弾性ロープ（１１０）の一方端に設けられる。調節手段（１４０）は、ハウジング（１４１）及びロープ巻き柱（１４２）を含み、ロープ巻き柱（１４２）は、ハウジング（１４１）に位置しており、弾性ロープ（１１０）は、他方端がハウジング（１４１）へ通り抜け、ロープ巻き柱（１４２）に巻かれてから、ハウジング（１４１）から通り抜ける。弾性ロープ（１１０）は、他方端が定滑車部品（１３０）に巻かれてからハウジング（１４１）に固定して接続される。【選択図】図１

Description

本願は、フィットネス機器の技術分野に関し、特にフィットネス用スマートエキスパンダーに関する。

フィットネススマートエキスパンダーは、筋肉を鍛えて体の曲線を整えるように人間に助けて、体質を効果的に高めることができることから、数多く区のフィットネス愛好家が愛用している。一般的なスマートエキスパンダーは、二つのハンドルと弾性力を有するロープ体からなる。フィットネススマートエキスパンダーは、占める面積が比較的小さく、軽量で持ち運びが簡便である特性が存在しているため、運動者が、いつでも、どこでも、例えば、筋力、柔軟性、ストレッチ、伸展などを含む全身運動を行うように助けることができ、室内における自由度がかなり高いフィットネス機器である。しかしながら、従来のフィットネススマートエキスパンダーは、運動者が鍛えている際に、運動者の鍛え過程についてそのデータを統計することができず、スマートの度合いが高くなく、しかも、弾性ロープの長さを調節すると、調節用の留め具により弾性ロープに剪断力をかける作用が存在しており、長期間に亘って使用されると、弾性ロープが切れやすい。

本開示は、従来の技術に存在している課題の少なくとも一つを解決することを目的とする。

本願の実施例によるフィットネス用スマートエキスパンダーは、弾性ロープ、運動センシング検知装置、定滑車部品及び調節手段を含む。前記弾性ロープは、弾性を有しており、前記運動センシング検知装置は、前記弾性ロープの一方端に設けられ、前記運動センシング検知装置内には、電池、回路基板及び引張力センサーが含まれており、前記電池及び前記引張力センサーは、前記回路基板に電気接続され、前記調節手段には、ハウジング及び前記ハウジング内に位置するロープ巻き柱が含まれており、前記弾性ロープは、他方端が前記ハウジングへ通り抜け、前記ロープ巻き柱に巻かれてから、前記ハウジングから通り抜け、他方端が前記定滑車部品に巻かれてから前記ハウジングに固定して接続される。

本願の実施例によるフィットネス用スマートエキスパンダーは、在ハウジング内にロープ巻き柱を設置し、弾性ロープをロープ巻き柱に巻くことにより、利用者が弾性ロープの一部を調節手段のハウジングに送ると、弾性ロープがロープ巻き柱に対して移動可能である。ハウジング内の空間が限られているため、弾性ロープによる駆動は、弾性ロープの他部をハウジング内から押し出す。そうすると、調節手段と弾性ロープの一方端との間の距離を調節して、スマートエキスパンダーの長さを調節することができる。スマートエキスパンダーを用いる場合には、弾性ロープの二つの部分がそれぞれ引張力を受けている。引張力が大きいほど、ロープ巻き柱における弾性ロープの巻き力が大きい。そして、弾性ロープを位置決めることができる。また、弾性ロープの一方端に引張力センサーを設置することにより、弾性ロープに受けられている引張力を検知し、利用者による訓練の状況を検測して記録し、利用者が訓練を細かく企画するようにすることを便宜に行うことが可能である。

本開示に上記及び／又は付加的な局面及び利点は、以下の図面を参照して実施例を説明することにより明確になり、理解されやすくなるだろう。

本願の実施例によるスマートエキスパンダーの構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの下方ケースの構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの上方ケースの構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーのハウジングの断面図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの運動センシング検知装置の構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの保護ケースの構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの保護ケースを他の視点で見た構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの接続ケースの構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの運動センシング検知装置における局所的な構成の模式図である。 本願の実施例によるフィットネス用スマートエキスパンダーの構成の模式図である。 本願の実施例による弾性ロープ及び調節手段の構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーにおける局所的な構成の分解図である。 本願の実施例による下方ケース及びロープ巻き柱の構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーにおける局所的な構成の分解図である。 本願の実施例による歯車をラチェットに取り付けた構成の模式図である。 本願の実施例による歯車をラチェットから分解した構成の模式図である。 本願の実施例による上方ケースと下方ケースとの分解図である。 本願の実施例によるタンブラハンドル、爪車ラチェット部品、ロープ巻き柱及び接続柱を取り付けた模式図である。 本願の実施例によるタンブラハンドル、爪車ラチェット部品、ロープ巻き柱、接続柱を分解した図である。 本願の実施例による第一下方ケース、第二下方ケース及びタンブラハンドルの構成の模式図である。 本願の実施例によるスマートエキスパンダーの模式図である。 本願の実施例によるボタンの模式図である。 本願の実施例によるハウジングの模式図である。 本願の実施例による運動センシング検知装置の模式図である。 本願の実施例による運動センシング検知装置の模式図である。 本願の実施例による挿入接続手段の模式図である。

以下には、本開示の実施例を詳しく説明するが、前記の実施例の例示が図面に示されており、そのうち、同じ又は類似な符号により常に、同じ又は類似な部品、或いは、同じ又は類似な機能を有している部品を示す。以下には、図面を参照しながら説明する実施例が例示的なものに過ぎず、本開示を解釈することだけに用いられており、本開示への限定として理解されるべきではない。

以下には、図１乃至図９を参照しながら、本願の実施例によるフィットネス用スマートエキスパンダー１００を説明していく。

図１に示すように、本願の実施例によるフィットネス用スマートエキスパンダー１００は、弾性ロープ１１０、運動センシング検知装置１０、定滑車部品１３０及び調節手段１４０を含む。

詳しくすると、弾性ロープ１１０は、弾性を有しており、運動センシング検知装置１０は、弾性ロープ１１０の一方端に設けられ、運動センシング検知装置１０内には、電池１２１、回路基板１６及び引張力センサー１２４が設けられ、電池１２１及び引張力センサー１２４は、回路基板１６に電気接続されている。説明するべきところは、引張力センサー１２４が、弾性ロープ１１０が受けている引張力を検知するためのものである。引張力センサー１２４は、検知したデータを、回路基板１６における電気素子に送信して、対応する電気素子がデータ変換により、引張力センサー１２４を介して検知された情報を、利用者が読み取り可能な情報の形式に転換し、スマートエキスパンダー１００にかけている引張力の情報を利用者が把握するようにする。また、引張力センサー１２４は、弾性ロープ１１０の弾性抵抗力に基づいて、スマートエキスパンダー１００の全体長さを調節して、スマートエキスパンダー１００の長さが異なる利用者のニーズを満たすようにしてもよい。なお、さらに、説明するべきところは、電池１２１が引張力センサー１２４や回路基板１６における電気素子に電力を供給する。

図２乃至図４に示すように、調節手段１４０は、ハウジング１４１及びロープ巻き柱１４２を含み、ロープ巻き柱１４２は、ハウジング１４１内に位置している。弾性ロープ１１０は、他方端がハウジング１４１内へ通り抜け、ロープ巻き柱１４２に巻かれてから、ハウジング１４１から通り抜ける。弾性ロープ１１０は、他方端が定滑車部品１３０に巻かれてからハウジング１４１に固定して接続される。弾性ロープ１１０による巻線経路は、図２における矢印で示されている。説明するべきところは、弾性ロープ１１０は、他方端がまずハウジング１４１から通り抜け、そして、定滑車部品１３０を通り抜けてからハウジング１４１に接続されることにより、当該部分の弾性ロープ１１０の長さを自動的に調節することができ、定滑車部品１３０の両側における弾性ロープ１１０の長さがバランスを取るようにすることができる。

理解するべきところは、調節手段１４０により、弾性ロープ１１０を二つの部分に分けてもよい。そのうち一部は、弾性ロープ１１０の一方端から調節手段１４０までの部分である。当該部分には、運動センシング検知装置１０が設けられており、利用者は、訓練している際に、運動センシング検知装置１０を引き寄せることにより弾性ロープ１１０に引張力をかけることができる。それと同時に、運動センシング検知装置１０が引張力の大きさを検知する。そのうちの他部は、弾性ロープ１１０の他方端から調節手段１４０までの部分である。当該部分には、弾性ロープ１１０が定滑車部品１３０に巻かれている。利用者は、訓練している際に、定滑車部品１３０を引き寄せることにより、弾性ロープ１１０に引張力をかけることができる。

スマートエキスパンダー１００が用いられている場合には、弾性ロープ１１０における二つの部分がそれぞれ引張力を受け、引張力の作用により、弾性ロープ１１０がロープ巻き柱１４２に巻かれている。また、引張力が大きいほど、ロープ巻き柱１４２に巻かれる弾性ロープ１１０の巻き力が大きい。そして、弾性ロープ１１０とロープ巻き柱１４２との間における相対位置が変わりにくい。この時、ロープ巻き柱１４２により、弾性ロープ１１０に位置決めという作用を果たす。スマートエキスパンダー１００が自然の状態にある場合には、弾性ロープ１１０が外力による作用を受けず、弾性ロープ１１０が自然状態でロープ巻き柱１４２に巻かれており、弾性ロープ１１０とロープ巻き柱１４２との間に作用力が存在していない。利用者が弾性ロープ１１０の一部を調節手段１４０のハウジング１４１に送ると、弾性ロープ１１０がロープ巻き柱１４２に対して移動することができる。ハウジング１４１における空間が限られているため、弾性ロープ１１０の駆動により、弾性ロープ１１０の他部がハウジング１４１から押し出されることになる。従って、調節手段１４０と弾性ロープ１１０の一方端との間の距離を調節して、スマートエキスパンダー１００の長さを調節することができる。

勿論、以下のように理解してもよい。スマートエキスパンダー１００が自然状態にある場合には、調節手段１４０の一側に位置する弾性ロープ１１０に力をかける。利用者は、調節手段１４０が弾性ロープ１１０に沿って運動するように駆動し、この時に、弾性ロープ１１０がロープ巻き柱１４２周りに運動可能であり、調節手段１４０の一方側に位置する弾性ロープ１１０の長さ、及び、調節手段１４０の他方側に位置する弾性ロープ１１０の長さは、共に、変化状態にあり、言い換えれば、この時に、スマートエキスパンダー１００の全体長さを調節することができる。

本願の実施例によるフィットネス用スマートエキスパンダー１００は、ハウジング１４１内にロープ巻き柱１４２を設置し、弾性ロープ１１０をロープ巻き柱１４２に巻くことにより、利用者が弾性ロープ１１０の一部を調節手段１４０のハウジング１４１に送ると、弾性ロープ１１０がロープ巻き柱１４２に対して移動可能である。ハウジング１４１における空間が限られているため、弾性ロープ１１０の駆動により、弾性ロープ１１０の他部がハウジング１４１から押し出されることになる。従って、調節手段１４０と弾性ロープ１１０の一方端との間の距離を調節して、スマートエキスパンダー１００の長さを調節することができる。スマートエキスパンダー１００が用いられている場合には、弾性ロープ１１０における二つの部分がそれぞれ引張力を受けている。引張力が大きいほど、ロープ巻き柱における弾性ロープの巻き力が大きい。そして、弾性ロープ１１０を位置決めることができる。また、弾性ロープ１１０の一方端に引張力センサー１２４を設置することにより、弾性ロープ１１０に受けられる引張力を検知しながら、利用者の訓練状況を検測して記録することができ、利用者が訓練を細かく企画するように役立つ。

図３示すように、ハウジング１４１は、２色射出成形によりなされるものであって、硬質骨組み１４１１及び硬質骨組み１４１１を被覆する軟質接着剤層１４１６を含む。説明するべきところは、２色射出成形とは、二回射出成形における一つの射出成形の形態に該当しており、二回射出成形を行う過程において、射出成形の材料を異なる色にする。従って、成形の構成が観察し易く製品の品質が高まるのに役立つ。２色射出成形における成形のプロセスが簡単となり、硬質骨組み１４１１によりハウジング１４１に強い支持力をかけ、ハウジング１４１に全体として構成の強度が高まる。また、図２、図３に示すように、硬質骨組み１４１１がハウジング１４１の内部に向かって補強筋１４１２を延出して、補強筋１４１２によりロープ通過通路１４１３を形成して、弾性ロープ１１０におけるハウジング１４１内に位置する部分がロープ通過通路１４１３内に位置する。また、硬質構成によりロープ通過通路１４１３を形成することにより、ハウジング１４１における弾性ロープ１１０の動きを効果的に限定して、調節手段１４０の位置を調節できると共に、補強筋１４１２が支持の役割を持つため、ハウジング１４１に全体として強度が効果的に高まる。

本願の幾つかの実施例によると、図２、図３に示すように、ロープ通過通路１４１３には、直線セグメント１４１４及び広がりセグメント１４１５が含まれており、直線セグメント１４１４は、直線に沿って延出され、広がりセグメント１４１５に連通されており、広がりセグメント１４１５は、その最小幅が直線セグメント１４１４における最大幅よりも広い。ロープ巻き柱１４２は、広がりセグメント１４１５内に設けられる。説明するべきところは、直線セグメント１４１４がハウジング１４１の内部における弾性ロープ１１０の動きを限定する。弾性ロープ１１０がロープ巻き柱１４２に巻かれている場合には、広がりセグメント１４１５と弾性ロープ１１０との占める空間が比較的大きい。広がりセグメント１４１５は、ロープ巻き柱１４２に巻かれている弾性ロープ１１０を収容して、ハウジング１４１と弾性ロープ１１０との相対位置を簡便に調節する。さらに、調節を簡便に行うために、弾性ロープ１１０は、ロープ巻き柱１４２に巻かれていると、一周だけ巻かれるように設置されればよい。

図４を参照すると、弾性ロープ１１０をハウジング１４１の内部に容易に取り付けるように、幾つかの実施例において、ハウジング１４１に上方ケース１４３及び下方ケース１４４を含んでもよい。そのうち、上方ケース１４３は、下方ケース１４４に接続され、取り付け空間１４４３を形成しており、ロープ巻き柱１４２は、一方端が下方ケース１４４に接続される。上方ケース１４３は、内部に、位置決め溝１４３１を有する。ロープ巻き柱１４２は、他方端が位置決め溝１４３１内に位置する。説明するべきところは、位置決め溝１４３１を設置すると共に、ロープ巻き柱１４２の自由端を位置決め溝１４３１内に設置することにより、位置決め溝１４３１を用いてロープ巻き柱１４２に位置を制限できる一方、位置決め溝１４３１の溝壁を用いて、ロープ巻き柱１４２を支持し、ロープ巻き柱１４２が弾性ロープ１１０からの引張力を受けている際に傾斜や曲がりなどの現象が生じてしまうことを防ぐことができる。

上方ケース１４３と下方ケース１４４とを簡便に固定するために、幾つかの実施例では、図４に示すように、下方ケース１４４にネジ柱１４４２を有し、ネジ柱１４４２が上方ケース１４３に向かって延出され、ネジが上方ケース１４３を通り抜けてからネジ柱１４４２に螺合接続されることから、上方ケース１４３と下方ケース１４４とを取り付けることができる。従って、ネジにより上方ケース１４３と下方ケース１４４とを固定することができる。ネジを簡便に固定するために、下方ケース１４４にネジ柱１４４２を設置して、ネジ柱１４４２によりネジを固定することができる。

説明するべきところは、上方ケース１４３と下方ケース１４４とを固定する形態がこのように限定されておらず、上方ケース１４３及び下方ケース１４４を固定して接続すればよい。例えば、幾つかの例示では、図２、図３に示すように、上方ケース１４３に第一係合部１４３２を有し、下方ケース１４４に第二係合部１４４１を有し、第一係合部１４３２と第二係合部１４４１とが係合し、第一係合部１４３２と第二係合部１４４１との一方が係合溝であり、他方が係合フックである。さらに、第一係合部１４３２と第二係合部１４４１との両者が複数であってもよく、複数の第一係合部１４３２と複数の第二係合部１４４１とが一対一対応して係合する。本願の説明では、特別な断りがない限り、「複数」とは二つ又は二つ以上を意味している。

本願における幾つかの実施例によると、図５に示すように、運動センシング検知装置１０は、接続ケース１２５及び保護ケース１１を含んでもよい。接続ケース１２５は、保護ケース１１に接続され、接続ケース１２５は、弾性ロープ１１０の一方端に接続され、回路基板１６、電池１２１及び引張力センサー１２４は、保護ケース１１に設けられる。従って、避免接続ケース１２５における部品と保護ケース１１における内部の部品とが干渉し合うことを避けると共に、保護ケース１１における部品を取外して補修する時に、接続ケース１２５における部品に影響を与えてしまうことがなく、スマートエキスパンダー１００は全体として使用期間が長くなる。

図９に示すように、幾つかの例示では、保護ケース１１内に、第一空間１２６１及び第二空間１２６２を有しており、電池１２１及び回路基板１６は、第一空間１２６１に位置し、引張力センサー１２４は、第二空間１２６２に位置する。第二空間１２６２には、引張力センサー１２４を支持するための支持筋１２６３が設けられる。そして、引張力センサー１２４を取り付ける安定性が高まり、引張力センサー１２４による検知の精度が高まる。

保護ケース１１と接続ケース１２５を簡便に接続するために、図６に示す例示において、接続ケース１２５における保護ケース１１に面する端部に突出１２５１を有し、保護ケース１１における接続ケース１２５に面する端部に溝体１２６４を有する。接続ケース１２５が保護ケース１１に対して回転して係合するように接続される場合には、突出１２５１が接続ケース１２５と一緒に回転して、溝体１２６４に係合することになる。理解可能なことは、突出１２５１は、保護ケース１１が回転して係合する方向に延出されており、接続ケース１２５を保護ケース１１に取り付けた場合に、接続ケース１２５が保護ケース１１に対して回転すると同時に、突出１２５１が溝体１２６４へ回転される。突出１２５１と溝体１２６４とが嵌合していると、接続ケース１２５と保護ケース１１との取り付けが完了する。

さらに、突出１２５１が溝体１２６４から脱落するのを防ぐために、図７、図８に示すように、突出１２５１の自由端に位置制限溝１２５２を有すると共に、溝体１２６４の内底壁に位置制限突起１２６５を有し、位置制限突起１２６５を位置制限溝１２５２内に嵌合する。従って、位置制限突起１２６５を位置制限溝１２５２内に係合することにより、突出１２５１を、安定的に、溝体１２６４に限定でき、そして、接続ケース１２５及び保護ケース１１を取り付けることの安定性を向上させ、接続ケース１２５が保護ケース１１から予想せぬ脱落してしまうことを防ぐことができる。

調節手段１４０は、ロープ巻き手段をさらに含み、弾性ロープ１１０は、ロープ巻き手段に巻かれている。弾性ロープ１１０は、他方端がハウジング１４１内へ通り抜け、ロープ巻き手段に通り抜けてから、ハウジング１４１から通り抜ける。弾性ロープ１１０は、他方端が定滑車部品１３０に巻かれてからハウジング１４１に固定して接続される。

ロープ巻き手段は、スマートエキスパンダー１００におけるロープ巻き手段内に収納され又はロープ巻き手段から放出される弾性ロープ１１０を制御して、スマートエキスパンダー１００の自然長を調節することに適用され得る。説明するべきところは、ロープ巻き手段は、弾性ロープ１１０を収納し又は放出することができる。スマートエキスパンダー１００の全体長さの調整を必要とする場合には、弾性ロープ１１０を放出したり、弾性ロープ１１０を収納したりするように、ロープ巻き手段を制御することにより、スマートエキスパンダー１００全体長さを調整することができる。従って、調節手段１４０の構成を簡素化させると共に、弾性ロープ１１０を支持部品により摩損してしまうことを避けることができ、そして、弾性ロープ１１０を保護して弾性ロープ１１０の使用期間を延ばすことができる。なお、ロープ巻き手段は、段階を調節できる構成とされてもよい。例えば、ロープ巻き手段は、所定の長さ比例に従って、弾性ロープ１１０を放出し又は収納してもよい。言い換えれば、ロープ巻き手段は、弾性ロープ１１０の長さを調整するたびに、放出され又は収納された弾性ロープ１１０の長さが同じとなる。

本願における幾つかの実施例によると、図２と図３に示すように、ロープ通過通路１４１３は、直線セグメント１４１４及び広がりセグメント１４１５を含み、直線セグメント１４１４が直線に延出され、直線セグメント１４１４が広がりセグメント１４１５に連通され、広がりセグメント１４１５の最小幅が直線セグメント１４１４の最大幅よりも広く、ロープ巻き手段が広がりセグメント１４１５に設けられる。説明するべきところは、直線セグメント１４１４は、ハウジング１４１の内部における弾性ロープ１１０の動きを限定しており、広がりセグメント１４１５は、ロープ巻き手段を収容するから、ロープ巻き手段を容易に設置して、ハウジング１４１と弾性ロープ１１０との相対位置を調節する。

弾性ロープ１１０をハウジング１４１の内部に簡便に取り付けるために、幾つかの実施例において、ハウジング１４１には、上方ケース１４３及び下方ケース１４４が含まれている。そのうち、上方ケース１４３が下方ケース１４４に接続されており、取り付け空間１４４３を形成している。ロープ巻き手段は、取り付け空間１４４３内に設置されてもよい。従って、ロープ巻き手段をハウジング１４１の内部に取り付けると、まず、ロープ巻き手段を下方ケース１４４内に置いて、そして、上方ケース１４３をかけてから、上方ケース１４３と下方ケース１４４とを固定して接続することにより、ロープ巻き手段をハウジング１４１の内部に固定することができる。

図４乃至図８を参照すると、幾つかの実施例では、ハウジング１４１にロープ排出穴１４５を有し、弾性ロープ１１０がロープ排出穴１４５を通り抜けて、ロープ排出穴１４５に円角を有する。説明するべきところは、弾性ロープ１１０は、用いる際に、ハウジング１４１と摩擦し接触して、弾性ロープ１１０に構成の強度が低下し、弾性ロープ１１０に安全性が影響されてしまうことがある。そうすると、弾性ロープ１１０と接触することに適用され得る円角をロープ排出穴１４５に設置することにより、ハウジング１４１と弾性ロープ１１０との間の摩擦を低下させ、スマートエキスパンダー１００に構成の強度を高め、スマートエキスパンダー１００に安全性及び安定性を高めることができる。さらに、円角は、弾性ロープ１１０にぴったりと密着できるように、半径を３－６ｍｍとすることにより、ハウジング１４１と弾性ロープ１１０との間の摩擦を低下させることができる。なお、円角が比較的小さい半径は、円角を、一層に、ハウジング１４１に適合することができ、ハウジング１４１を生産する効率が高まる。

図１２乃至図２０に示すように、調節手段１４０は、爪車ラチェット部品４３をさらに含んでもよい。爪車ラチェット部品４３は、ハウジング１４１に接続され、選択的に、ロープ巻き柱１４２を固定し、又は、ロープ巻き柱１４２を放出して、スマートエキスパンダー１００の長さを調節するようにするためのものである。

図１２乃至図１９を参照すると、爪車ラチェット部品４３は、歯車４３１、ラチェット４３２及びタンブラハンドル４３３を含み、歯車４３１は、ロープ巻き柱１４２に設けられると共に、ロープ巻き柱１４２と同軸に回転しており、ラチェット４３２は、歯車４３１と噛み合い、タンブラハンドル４３３は、利用者がタンブラするためのものであって、ハウジング１４１の外部に設けられ、ラチェット４３２に固定して接続される。タンブラハンドル４３３がタンブラされる場合には、タンブラハンドル４３３が、ラチェット４３２が回転するように連動しており、ラチェット４３２が歯車４３１から離脱し、ロープ巻き柱１４２が回転可能であるため、弾性ロープ１１０がロープ巻き柱１４２周りに可動となり、弾性ロープ１１０の一方端と調節手段１４０との距離を調節する。タンブラハンドル４３３を設置することにより、利用者がスマートエキスパンダー１００の長さを簡便に調節し、調節の必要がない場合に、爪車ラチェット部品４３に構成の安定性が良くなる。

例えば、ラチェット４３２と歯車４３１とは、いずれも、間隔をあけて設置される複数の歯部を有しており、タンブラハンドル４３３が初期状態にあると、ラチェット４３２における少なくとも一つ歯部が歯車４３１における隣接する二つの歯部間に当接されると共に、歯車４３１における少なくとも一つ歯部がラチェット４３２における隣接する二つの歯部間に当接される。そうすると、ラチェット４３２と歯車４３１とが互いに制限し合うことになる。歯車４３１とロープ巻き柱１４２とが同軸に回転するため、ロープ巻き棒が同様に回転できない。タンブラハンドル４３３により、歯車４３１とラチェット４３２とを互いに分離させることにより、ロープ巻き棒が回転して、スマートエキスパンダー１００の長さを調節する。歯車４３１とラチェット４３２とを設置することにより、スマートエキスパンダー１００に段階的に調節を実現することができる。勿論、他の幾つかの実施例では、爪車ラチェット部品４３という部品において、歯止めなどの構成を有して、爪車ラチェット部品４３に調節を段階がないように実現することも可能である。本願への説明において、「複数」とは、二つ又は二つ以上を意味している。

幾つかの実施例では、爪車ラチェット部品４３に、リセット手段４３４をさらに含み、リセット手段４３４がラチェット４３２に接続され、ラチェット４３２が歯車４３１と常に噛み合うように駆動する。そうすると、利用者がスマートエキスパンダー１００の長さを調節すると、利用者がタンブラハンドル４３３のリセットを自ら制御することが必要とならず、利用者による操作の手間を削減することができる。例えば、リセット手段４３４は、取り付け柱を有しており、取り付け柱に繋がると、駆動ラチェット４３２が歯車４３１と常に噛み合うように駆動する。

本願の一実施例によると、図１５に示すように、ラチェット４３２とタンブラハンドル４３３との間に接続柱５０が接続されている。接続柱５０には、複数本のリブを設けて構成の安定性を高める。複数本のリブは、接続柱５０の周方向に沿って間隔を置く。例えば、ラチェット４３２には、通り穴４３２４の周方向に沿って、間隔をおいて配置する複数の退避溝５１が設けられてもよい。ラチェット４３２には、突出４３２３に対応して設置される複数の退避溝５１を有してもよい。突出４３２３は、退避溝５１へ延伸され、接続柱５０が回転すると、退避溝５１を設置することにより、突出４３２３が一緒に運動するように連動することができる。従って、接続柱５０は、ラチェット４３２が回転するように連動する安定性が高まる。或いは、接続柱５０に複数の退避溝５１を有し、ラチェット４３２に突出４３２３を有するが、ここで限定されない。

リセット手段４３４は、接続柱５０に周設されるねじりばねである。ねじりばねは、一方端がハウジング１４１に当接する一方、他方端がタンブラハンドル４３３に当接する。ねじりばねを設置することにより、タンブラハンドル４３３がねじりばねの作用力によりゆっくりとリセットするようにして、利用者がスマートエキスパンダー１００を調整する操作の手間を削減することができる。例えば、ねじりばねは、ハウジング１４１に向かって延出される取り付け部４３４１を有してもよい。ハウジング１４１は、取り付け穴又は取り付け溝を有してもよい。取り付け部４３４１は、取り付け穴又は取り付け溝に延伸されてもよい。そうすると、ねじりばねとハウジング１４１とを取り付ける安定性が高まる。

例えば、タンブラハンドル４３３が初期状態にあると、図１５を参照すると、ラチェット４３２と歯車４３１とが互いに制限する。利用者がスマートエキスパンダー１００を引き寄せると、ロープ巻き柱１４２が回転しない。利用者がスマートエキスパンダー１００の長さを調節しようとすると、タンブラハンドル４３３をタンブラすればよい。リセット手段４３４は、タンブラハンドル４３３と一緒に回転すると共に、タンブラハンドル４３３の接続柱５０によりラチェット４３２が運動するように連動し、ラチェット４３２を歯車から離開する。図１６を参照すると、ラチェット４３２は、この時に、歯車４３１に位置を制限せず、ロープ巻き柱１４２が回転可能である。利用者は、例えば、弾性ロープ１１０を引き寄せる等の動作より、ロープ巻き柱１４２を回転させると共に、弾性ロープ１１０を巻き又は放出することができる。そうすると、スマートエキスパンダー１００の長さを変更して、スマートエキスパンダー１００の長さを調節することができる。利用者がタンブラハンドル４３３をタンブラしないと、リセット手段４３４の作用により、タンブラハンドル４３３が初期状態に戻るまで、ゆっくりとリセットし、ラチェット４３２と歯車４３１とが互いに限制し、ロープ巻き柱１４２が回転しない。そうすると、スマートエキスパンダー１００の長さを調整することが完了する。

幾つかの実施例では、タンブラハンドル４３３に、接続部４３３１及び接続部４３３１に接続されるタンブラ部４３３２を含み、接続部４３３１がラチェット４３２に接続され、タンブラ部４３３２が長尺状とされる。そうすると、利用者がタンブラを簡便に行うことに役立つ。また、接続部４３３１は、円形状とされると、接続部４３３１とラチェット４３２との形状を区別して、利用者が簡便に操作することに役立つ。

例を挙げると、スマートエキスパンダー１００は、両端に引きリング９０を有してもよい。利用者は、手をそのうち一方端の引きリング９０に伸ばす一方、他方端の引きリング９０を足首に縛ると、フィットネスが可能となる。或いは、利用者が手をそのうち一方端の引きリング９０に伸ばして、利用者がそのうち一部の引きリング９０を比較に重い物体に取り付けると、フィットネスが可能となる。勿論、スマートエキスパンダー１００については、様々な使用の方法が存在しているが、ここで、限定されない。

幾つかの例示では、図１４乃至図１６に示すように、ラチェット４３２に主体部４３２１及び主体部４３２１に接続される噛み合い部４３２２を含み、主体部４３２１がタンブラハンドル４３３に接続され、噛み合い部４３２２が歯車４３１と噛み合う。そして、ラチェット４３２と歯車４３１と間における制限に安定性を保証する。主体部４３２１は、通り穴４３２４を有する。接続柱５０は、ラチェット４３２に取り付けられるように、通り穴４３２４を通り抜ける。そして、接続柱５０は、ラチェット４３２が回転するように連動すると共に、ラチェット４３２との取り付けの安定性が高まる。

本願の一実施例によると、ラチェット４３２とタンブラハンドル４３３とが一体的に形成されており、手間が少なく、取り付けが容易で、取り付けの効率が高まり、しかも、構成が安定で信頼性を有している。或いは、ラチェット４３２は、タンブラハンドル４３３にネジを介して接続されてもよい。以上の形態は、いずれも、ラチェット４３２とタンブラハンドル４３３と運動する一致性を効果的に保証することが可能である。勿論、ラチェット４３２とタンブラハンドル４３３とは、様々な嵌合形態が存在するが、ここで限定されない。

幾つかの実施例では、図１７を参照すると、ハウジング１４１は、上方ケース１４３及び下方ケース１４４を含んでもよい。上方ケース１４３は、下方ケース１４４に接続される。ロープ巻き柱１４２は、その一方端が下方ケース１４４に接続される。ロープ巻き柱１４２は、他方端が上方ケース１４３に向かって延出される。そうすると、スマートエキスパンダー１００を便宜に着脱することができる。

上方ケース１４３には、位置決め溝（図未せず）を有しており、ロープ巻き柱１４２の他方端が位置決め溝内に位置する。そうすると、ロープ巻き柱１４２と上方ケース１４３との接続の安定性が高まる。勿論、上方ケース１４３又は下方ケース１４４は、位置決め柱４１１１を有してもよい。ロープ巻き柱１４２は、位置決め柱４１１１に周設されてもよい。そうすると、簡便に位置付けで取り付けが可能であり、しかも、接続が安定となり、ロープ巻き柱１４２が回転する場合に、位置決め柱４１１１は、ロープ巻き柱１４２が軸方向に移行して上方ケース１４３から離脱してしまうことを防ぐことができる。

幾つかの実施例では、上方ケース１４３には、複数のネジ柱４１１２が設けられ、ネジ柱４１１２が下方ケース１４４に向かって延出され、上方ケース１４３と下方ケース１４４とがネジを介して接続され、ネジがネジ柱４１１２に接続される。例えば、下方ケース１４４には、同様に、取り付けの安定性が高まるように、複数のネジ柱４１１２が設けられてもよい。ネジは、上方ケース１４３におけるネジ柱４１１２及び下方ケース１４４におけるネジ柱４１１２を通り抜けて両者を固定にすることができる。或いは、上方ケース１４３と下方ケース１４４とは係合して接続される。勿論、他の幾つかの実施例では、上方ケース１４３及び下方ケース１４４は、様々な取り付け形態が存在するが、ここで限定されない。

例を挙げると、図１４及び図２０を参照すると、下方ケース１４４には、第一下方ケース４１２１及び第二下方ケース４１２２をさらに含み、第一下方ケース４１２１及び第二下方ケース４１２２は、複数の締め付け手段８０により固定を行い、両者間の取り付けに安定性を保証することができる。第二下方ケース４１２２は、タンブラハンドル４３３と第一下方ケース４１２１との間に設けられる。接続柱５０は、第一接続端５２及び第二接続端５３を有しており、第一接続端５２は、下方ケース１４４と接続柱５０との取り付けの安定性が高まるように、第二下方ケース４１２２の貫通穴４１２３に延伸されている。第一接続端５２は、段階部５４を形成するように、その直径が第二接続端５３の直径よりも小さい。そうすると、貫通穴４１２３の直径を小さくして、下方ケース１４４の構成の安定性を保証できると共に、段階部５４が貫通穴４１２３の底壁から退避して、第二下方ケース４１２２と接続柱５０との接触により摩擦が生じてしまうことを防止できる。退避溝５１は、第二接続端５３に設置されてよい。このように設置される第二接続端５３は、その構成の安定性が良い。

以下に、図２１乃至図２６を参照しながら、本願の実施例によるスマートエキスパンダー１００の運動センシング検知装置１０を説明する。当該運動センシング検知装置１０は、スマートエキスパンダー１００に適用されており、利用者がスマートエキスパンダー１００を使う際における運動の状態を検知することができる。

図２１、図２２及び図２４を参照すると、運動センシング検知装置１０は、保護ケース１１、回路基板１６、スイッチ１７及びボタン２０を主に含む。そのうち、保護ケース１１には、比較的閉鎖されている収容空間１４が形成される。保護ケース１１の表面には、収容空間１４と連通しているボタン穴１５が開設される。回路基板１６とスイッチ１７との両者は、保護ケース１１における比較的閉鎖されている収容空間１４内に取り付けして設置される。保護ケース１１は、比較的硬い材料で製造される。このように設置すると、保護ケース１１により、外部からの異物が収容空間１４に入り、回路基板１６とスイッチ１７とを破壊してしまうことを防ぐと共に、運動センシング検知装置１０が外力により衝突されると、保護ケース１１により、回路基板１６とスイッチ１７とが破壊しないように保護でき、運動センシング検知装置１０の構成の安定性が高まり、運動センシング検知装置１０の使用期間を延ばすことができる。

図２４を参照すると、回路基板１６が、運動をセンシングして検知することに用いられる。スイッチ１７は、回路基板１６に設置されると共に、ボタン穴１５に対応しており、回路基板１６の開閉を選択的に制御することができる。具体的に、スマートエキスパンダー１００が使用状態にあると、利用者が回路基板１６を稼働するようにスイッチ１７を制御して、利用者による運動をセンシングして検知する一方、利用者は、スマートエキスパンダー１００を使用しないと、スイッチ１７をオフに制御して、回路基板１６が稼働しないようにする。このように設置すると、運動センシング検知装置１０が正常に稼働するように保証できるということを前提として、運動センシング検知装置１０のエネルギー消費を効果的に省き、運動センシング検知装置１０の使用期間を延ばし、利用者の心地を良くすることができる。

図２２を参照すると、ボタン２０が弾性ボタンとされ、ボタン穴１５に設置されもよい。ボタン２０は、押圧部２２、転圧部２２及び第一密封部２３を主に含み、押圧部２２は、押圧面２４を有し、第一密封部２３は、押圧部２２の外周の辺縁に設置されると共に、ボタン穴１５の外周壁に密封的に嵌合される。転圧部２２は、第一密封部２３に設置されると共に、転圧部２２を介してスイッチ１７に嵌合される。利用者は、押圧部２２の押圧面２４を押圧すると、押圧部２２が転圧部２２に近い一側に弾性変形しながら、転圧部２２を押し出し、押し出された転圧部２２がスイッチ１７の一側に弾性変形することから、スイッチ１７をトリガーして、スイッチ１７が回路基板１６をオン・オフに制御するようにする。利用者は、押圧部２２に力をかけない場合に、押圧部２２と転圧部２２とが初期位置に戻り、原状に回復して、利用者による次回の押圧操作に備える。このように設置すると、スイッチ１７に対する利用者の制御が直接で簡単となると共に、ボタン２０に構成が安定で信頼性を有しており、ボタン２０が利用者に複数の回だけ押されることにより故障が発生してしまうことを避け、ボタン２０に安定性を保証することができる。

さらに、図２２と図２３とを参照すると、第一密封部２３とボタン穴１５の外周壁とを密封に嵌合することにより、ボタン穴１５とボタン２０との間の隙間を密封できると共に、回路基板１６及びスイッチ１７を外部から絶縁できる。そして、外部からの水や異物がボタン２０とボタン穴１５との間の隙間を介して収容空間１４に入り、収容空間１４における部品を破壊してしまうことを効果的に防ぎ、ボタン２０が正常に稼働することに影響しないということを前提として、運動センシング検知装置１０の安定性が一層に高まる。

従って、ボタン２０の第一密封部２３とボタン穴１５の外周壁とを密封に嵌合することにより、外部からの水がボタン穴１５を介して保護ケース１１の収容空間１４に流れてしまうことを効果的に防ぎ、そして、運動センシング検知装置１０に防水性が高まり、運動センシング検知装置１０の安定性が高まる。

図２２及び図２３を参照すると、第一密封部２３には、密封溝と密封突出との一方が設置されている。保護ケース１１は、密封溝と密封突出との他方がボタン穴１５に設置されている。密封突出が密封溝内に嵌合されることにより、ボタン２０がボタン穴１５に設置されている場合に、密封突出が密封溝に延伸されると共に、密封突出が密封溝に当接して嵌合し合う。そうすると、ボタン２０をボタン穴１５に固定して接続できるのみならず、ボタン２０とボタン穴１５との間の密封性を高めることが可能であり、外部からの水がボタン２０とボタン穴１５との間から収容空間１４へ流れてしまうことを効果的に防ぎ、そして、運動センシング検知装置１０の構成の安定性が高まる。また、このように当接して嵌合することは、シンプルで便利であり、しかも、補助的なツールを必要としないため、運動センシング検知装置１０の構成及び生産が簡素化している。

図２２及び図２３を参照すると、密封突出における収容空間１４に面する一側の表面が第一密封傾斜面２５であり、密封溝における収容空間１４に面する一側の側壁が第二密封傾斜面２６であり、第一密封傾斜面２５と第二密封傾斜面２６とが密封に嵌合する。密封突出が密封溝に延伸されると共に、密封溝とに互いに当接して嵌合される場合には、密封突出における第一密封傾斜面２５と密封溝における第二密封傾斜面２６とがぴったりと密着し合うことになり、そうすると、ボタン２０とボタン穴１５との間の密封性が一層に高まり、運動センシング検知装置１０の防水性が一層に高まり、運動センシング検知装置１０の安定性が一層に高まる。

図２４を参照すると、回路基板１６には、ボタン穴１５に対応する発光手段が設置されている。ボタン２０は、発光手段からの光を透過するための光通過手段である。利用者は、回路基板１６のオン・オフを制御するようにボタン２０を押圧すると、回路基板１６における発光手段により、回路基板１６をオン・オフにするように制御することが成功しているかどうかについて提示したり、回路基板１６における現在の稼働の状態を利用者へ提示したりすることができる。例えば、発光手段が発光している場合に、回路基板１６が稼働の状態にある一方、発光手段が消灯している場合に、回路基板１６が不稼働の状態にある。利用者がスマートエキスパンダー１００を使用し始めると、ボタン２０を押圧して、ボタン２０により、スイッチ１７をトリガーして、回路基板１６をオンにすることにより、発光手段が発光するようにする。発光手段による発光は、回路基板１６の起動の成功を利用者に提示することができる。利用者がスマートエキスパンダー１００を停止させて使用しないと、ボタン２０を押圧し、ボタン２０によりスイッチ１７をトリガーし、回路基板１６をオフにすることにより、発光手段が消灯するようにする。発光手段による消灯は、回路基板１６のシャットダウンの成功を利用者に提示することができる。そうすると、運動センシング検知装置１０の構成の安定性が高まる。

さらに、ボタン２０が光通過手段であるため、利用者がボタン２０を介して発光手段の発光や消灯を直接に観察することができ、そして、利用者が回路基板１６のオン・オフを一層に直観に観察することができ、利用者の心地が高まる。そのうち、ボタン２０は、透明なゴム材により形成されてもよい。そうすると、ボタン２０の透過性を保証できると共に、ボタン２０に良い弾性を有しているように保証できることから、ボタン２０への押圧操作及びボタン２０へのリセットを、利用者が簡便に行うことができる。

図２４及び図２５を参照すると、保護ケース１１には、挿入接続穴２９が設置され、運動センシング検知装置１０は、挿入接続手段２８及びシールプラグ３０をさらに含み、挿入接続手段２８は、回路基板１６に設置されると共に、スイッチ１７に間隔をあけて設置される。挿入接続手段２８は、挿入接続穴２９の内側に対応して設置される。シールプラグ３０は、挿入接続穴２９に開閉可能に取り付けられ、挿入接続手段２８と回路基板１６とが互いに嵌合して、運動センシング検知装置１０における対応する機能を図る。シールプラグ３０は、挿入接続穴２９を密封することにより、外部からの水挿入接続穴２９を介して収容空間１４に入り、収容空間１４における部品を破壊してしまうことを防止することができる。また、シールプラグ３０は、挿入接続穴２９に開閉可能に取り付けて設置されることにより、挿入接続穴２９を効果的に密封するということを前提として、利用者がシールプラグ３０を開き、挿入接続手段２８を保守したり交換したりすることを便宜にすることができ、運動センシング検知装置１０の構成を最適に設計して、利用者の心地を良くすることができる。

図２５及び図２６を参照すると、シールプラグ３０は、さらに、固定部３１、接続部３２及び第二密封部３３を主に含み、接続部３２は、固定部３１と第二密封部３３との間に接続され、固定部３１は、収容空間１４に固定され、第二密封部３３は、挿入接続穴２９に開閉可能に密封される。固定部３１を収容空間１４に取り付けて固定設置することは、シールプラグ３０を取り付けて固定することができる。第二密封部３３は、挿入接続穴２９を密封することにより、外部からの水や異物が挿入接続穴２９から収容空間１４に入ることを効果的に防止することができ、そして、運動センシング検知装置１０の防水性を一層に高めることができる。そのうち、シールプラグ３０における接続部３２から離れた一方端の端部には、バックルが設けられ、利用者がバックルによりシールプラグ３０を着脱するこができ、第二密封部３３を挿入接続穴２９に開閉可能に密封して、利用者の心地を良くすることができる。また、固定部３１、接続部３２及び第二密封部３３は、一体化して生産されれば、生産の流れを簡単化にすることができると共に、シールプラグ３０における構成の強度を高めることができる。

図２５及び図２６を参照すると、シールプラグ３０は、さらに、位置制限部３４を主に含み、位置制限部３４は、第二密封部３３における挿入接続手段２８に面する一側に設置されると共に、接続部３２と間隔をあけて設置される。位置制限部３４は、挿入接続手段２８と位置制限して嵌合される。位置制限部３４は、挿入接続手段２８を位置制限して固定する役割が図り、そして、挿入接続手段２８をより安定的に、しかも、しっかりと取り付け・設置することができ、利用者が運動センシング検知装置１０を使う際において、運動センシング検知装置１０に、比較的強い力をかけることにより、挿入接続手段２８の緩みや下落が招致されてしまうことを防止することができ、運動センシング検知装置１０における構成の安定性を一層に高めることができる。また、位置制限部３４と接続部３２とを間隔をあけて設置することは、シールプラグ３０の重力の分布がより均一になり、シールプラグ３０の安定性を高めることができる。

図２１を参照すると、保護ケース１１は、第一保護ハウジング１２及び第二保護ハウジング１３を主に含み、第一保護ハウジング１２及び第二保護ハウジング１３は、対向して設置されると共に、収容空間１４を形成する。そうすると、保護ケース１１への取り付け・設置を便宜にすることができ、しかも、利用者が保護ケース１１を開き、収容空間１４における部品を保守したり交換したりすることを簡便に行い、利用者の心地を良くすることができる。さらに、第一保護ハウジング１２と第二保護ハウジング１３とを接続している箇所に隙間を有する可能性があることから、第一保護ハウジング１２及び第二保護ハウジング１３は、収容空間１４を取り囲む辺縁において、密封を行うためのシールリング３５が設置されている。シールリング３５は、収容空間１４の辺縁を効果的に密封して、外部からの水が収容空間１４の辺縁から収容空間１４内に入り、収容空間１４における部品を破壊してしまうことを防止することができると共に、保護ケース１１に防水性を一層に高め、運動センシング検知装置１０における構成の安定性を一層に高めることができる。

図２１及び図２４を参照すると、第一保護ハウジング１２及び第二保護ハウジング１３は、その一方における収容空間１４を取り囲む辺縁において収容溝が設置されると共に、他方に位置制限突出１９が設置される。シールリング３５は、収容溝内に設置されると共に、位置制限突出１９は、収容溝内に延出される。そうすると、シールリング３５を位置制限するように固定することができるだけではなく、第一保護ハウジング１２と第二保護ハウジング１３とを接続して固定することができる。また、シールリング３５は、位置制限突出１９と位置制限溝との間の隙間を密封することにより、外部からの水や異物が位置制限突出１９と位置制限溝との間の隙間から収容空間１４に入って収容空間１４における部品を破壊してしまうことを防止することができると共に、保護ケース１１に防水性を一層に高め、運動センシング検知装置１０における構成の安定性を一層に高めることができる。

図２１を参照すると、本願に係るスマートエキスパンダー１００は、弾性ロープ及び上記した運動センシング検知装置１０を主に含み、運動センシング検知装置１０は、弾性ロープの端部に設置されると共に弾性ロープを用いる利用者の使用状況をセンシングして検知することができ、そして、利用者の心地を向上させることが可能である。

本明細書における説明では、「一つの実施例」、「幾つかの実施例」、「例示的な実施例」、「例示」、「具体的な例示」、又は「幾つかの例示」などの表現の記載を参照して当該実施例又は例示に基づいて説明された具体的な特徴、構成、材料或いは特性が本開示における少なくとも一つ実施例又は例示に含まれる。本明細書において、上記した表現に対する例示的な表現が同じ実施例又は例示を指すわけではない。しかも、記載した具体的な特徴、構成、材料或いは特性は、如何なる一つ又は複数の実施例や例示において、相応しい形態で組み合わせ可能である。

本開示の実施例を提示して説明したが、本開示の原理及び趣旨を逸脱しない限り、これらの実施例について、様々な変化、補正、置換や変形を行ってもよく、本開示における範囲が請求の範囲及びその均等要件により限定されているということを、当業者が理解可能である。

１００ スマートエキスパンダー
１１０ 弾性ロープ
１２１ 電池
１２４ 引張力センサー
１２５ 接続ケース
１２５１ 突出
１２５２ 位置制限溝
１２６１ 第一空間
１２６２ 第二空間
１２６３ 支持筋
１２６４ 溝体
１２６５ 位置制限突起
１３０ 定滑車部品
１４０ 調節手段
１４１ ハウジング
１４１１ 硬質骨組み
１４１２ 補強筋
１４１３ ロープ通過通路
１４１４ 直線セグメント
１４１５ 広がりセグメント
１４１６ 軟質接着剤層
１４５ ロープ排出穴
１４２ ロープ巻き柱
１４３ 上方ケース
１４３１ 位置決め溝
１４３２ 第一係合部、
１４４ 下方ケース
１４４１ 第二係合部
１４４２ ネジ柱
１４４３ 取り付け空間
４１２１ 第一下方ケース
４１２２ 第二下方ケース
４１２３ 貫通穴
４３ 爪車ラチェット部品
４１１１ 位置決め柱
４１１２ ネジ柱
４３１ 歯車
４３２ ラチェット
４３２１ 主体部
４３２２ 噛み合い部
４３２３ 突出
４３２４ 通り穴
４３３ タンブラハンドル
４３３１ 接続部
４３３２ タンブラ部
４３４ リセット手段
４３４１ 取り付け部
５０ 接続柱
５１ 退避溝
５２ 第一接続端
５３ 第二接続端
５４ 段階部
９０ 引きリング
１０ 運動センシング検知装置
１１ 保護ケース
１２ 第一保護ハウジング
１３ 第二保護ハウジング
４ 収容空間
１５ ボタン穴
１６ 回路基板
１７ スイッチ
１９ 位置制限突出
２０ ボタン
２１ 押圧部
２２ 転圧部
２３ 第一密封部
２４ 押圧面
２５ 第一密封傾斜面
２６ 第二密封傾斜面
２８ 挿入接続手段
２９ 挿入接続穴
３０ シールプラグ
３１ 固定部
３２ 接続部
３３ 第二密封部
３４ 位置制限手段
３５ シールリング

Claims (24)

1. 弾性を有した弾性ロープと、
   前記弾性ロープの一方端に設けられており、電池、回路基板及び引張力センサーが内部に設けられ、前記電池及び前記引張力センサーが前記回路基板に電気接続されている、運動センシング検知装置と、
   定滑車部品と、
   ハウジング及び前記ハウジング内に位置するロープ巻き柱が含まれており、前記弾性ロープは、他方端が前記ハウジングへ通り抜け、前記ロープ巻き柱に巻かれてから、前記ハウジングから通り抜け、他方端が前記定滑車部品に巻かれてから前記ハウジングに固定して接続される、調節手段と、を含む、ことを特徴とするフィットネス用スマートエキスパンダー。
2. 前記ハウジングは、２色射出成形によりなされるものであって、硬質骨組み及び前記硬質骨組みを被覆する軟質接着剤層を含み、前記硬質骨組みは、前記ハウジングの内部に向かって補強筋が延出され、前記補強筋は、ロープ通過通路が形成され、前記弾性ロープは、前記ハウジング内における部分が前記ロープ通過通路内に位置している、ことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
3. 前記ロープ通過通路には、直線セグメント及び広がりセグメントが含まれており、前記直線セグメントは、直線に延出され、前記広がりセグメントに連通され、前記広がりセグメントにおける最小の幅が前記直線セグメントにおける最大の幅よりも広く、前記ロープ巻き柱は、前記広がりセグメント内に設けられている、ことを特徴とする請求項２に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
4. 前記ハウジングには、上方ケース及び下方ケースが含まれており、前記上方ケースは、取り付け空間を形成するように、前記下方ケースに接続され、
   前記ロープ巻き柱は、一方端が前記下方ケースに接続され、前記上方ケースの内部に位置決め溝を有しており、前記ロープ巻き柱は、他方端が前記位置決め溝内に位置する、ことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
5. 前記下方ケースは、ネジ柱を有し、前記ネジ柱は、前記上方ケースに向かって延出され、前記上方ケースと前記下方ケースとは、ネジを介して接続され、前記ネジは、前記ネジ柱に接続され、或いは、
   前記上方ケースは、第一係合部を有し、前記下方ケースは、第二係合部を有し、前記第一係合部は、前記第二係合部に係合され、前記第一係合部と第二係合部とは、一方が係合溝であり、他方が係合フックである、ことを特徴とする請求項４に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
6. 前記上方ケースは、中央部が前記取り付け空間の外部に向かって突出されており、
   前記下方ケースは、中央部が前記取り付け空間の外部に向かって突出されている、ことを特徴とする請求項４に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
7. 前記ハウジングは、ロープ排出穴を有しており、前記弾性ロープは、前記ロープ排出穴を通り抜けるように設置され、前記ロープ排出穴には、半径が３～６ｍｍである円角を有する、ことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
8. 前記調節手段は、ロープ巻き手段をさらに含み、前記弾性ロープは、前記ロープ巻き手段内に巻かれるように設置され、他方端が前記ハウジングへ通り抜け、前記ロープ巻き手段を巻きでから、前記ハウジングから通り抜け、
   前記ロープ巻き手段は、前記スマートエキスパンダーの自然長を調節するように、前記スマートエキスパンダーをロープ巻き手段内に収容し、或いは、前記ロープ巻き手段から前記弾性ロープを放出するように制御する、ことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
9. 前記調節手段は、爪車ラチェット部品をさらに含み、前記爪車ラチェット部品が前記ハウジングに接続され、
   前記爪車ラチェット部品は、前記ロープ巻き柱又は前記ロープ巻き柱を選択的に固定し又は放出するためのものである、ことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
10. 前記爪車ラチェット部品は、
    前記ロープ巻き柱に設けられると共に、前記ロープ巻き柱と同軸に回転する歯車と、
    前記歯車に噛み合うラチェットと、
    利用者がタンブラするためのタンブラハンドルであって、前記ハウジングの外部に設けられ、前記ラチェットに固定して接続されるタンブラハンドルと、を含み、
    前記タンブラハンドルは、タンブラされる場合において、前記ラチェットが回転するように連動して、前記ラチェットが前記歯車から離れ、前記ロープ巻き柱が回転可能であるため、前記弾性ロープが前記ロープ巻き柱周りに可動しており、前記弾性ロープの一方端と前記調節手段との距離を調節する、ことを特徴とする請求項９に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
11. 前記爪車ラチェット部品は、リセット手段をさらに含み、
    前記リセット手段は、前記ラチェットに接続され、前記ラチェットが前記歯車に、常に噛み合うように駆動する、ことを特徴とする請求項１０に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
12. 前記ラチェットと前記タンブラハンドルとの間に接続柱が接続され、前記接続柱には、複数本のリブが設けられ、複数本の前記リブは、前記接続柱の周方向に沿って、間隔をあけて置かれ、
    前記リセット手段は、ねじりばねであり、前記ねじりばねは、前記接続柱に周設され、一方端が前記ハウジングに当接して係合され、他方端が前記タンブラハンドルに当接して係合される、ことを特徴とする請求項１１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
13. 前記タンブラハンドルは、接続部及び前記接続部に接続されるタンブラ部を含み、前記接続部は、前記ラチェットに接続され、前記タンブラ部は、長尺状とされる、ことを特徴とする請求項１０に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
14. 前記ラチェットは、主体部及び前記主体部に接続される噛み合い部を含み、前記主体部は、前記タンブラハンドルに接続され、前記噛み合い部は、前記歯車に噛み合う、ことを特徴とする請求項１０に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
15. 前記ラチェットは、前記タンブラハンドルと一体的に形成され、或いは
    前記ラチェットは、前記タンブラハンドルに、ネジを介して接続される、ことを特徴とする請求項１０に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
16. 前記運動センシング検知装置は、
    収容空間が形成されており、前記収容空間に連通しているボタン穴がさらに開設される保護ハウジングと、
    前記収容空間内に設置されており、運動をセンシングして検知するための回路基板と、
    前記回路基板に設置されると共に、前記ボタン穴に対応するスイッチと、
    弾性ボタンとされ、前記ボタン穴に設置されるものであって、押圧部、転圧部及び第一密封部を含み、前記押圧部が押圧面を有し、前記第一密封部が前記押圧部の外周辺縁に設置されると共に前記ボタン穴の外周壁に密封的に嵌合され、前記転圧部が前記第一密封部内に設置され、前記押圧部が前記転圧部を介して前記スイッチに嵌合されるボタンと、を含む、ことを特徴とする請求項１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
17. 前記第一密封部には、密封溝と密封突出との一方が設置されており、前記保護ハウジングは、前記ボタン穴に、密封溝と密封突出との他方が設置され、前記密封突出は前記密封溝に係合されている、ことを特徴とする請求項１６に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
18. 前記密封突出における前記収容空間に向かう一側の表面は、第一密封傾斜面であり、
    前記密封溝における前記収容空間に向かう一側の側壁は、第二密封傾斜面であり、
    前記第一密封傾斜面と前記第二密封傾斜面とは、密封的に嵌合されている、ことを特徴とする請求項１７に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
19. 前記回路基板には、発光手段が設置されており、
    前記発光手段は、前記ボタン穴に対応しており、
    前記ボタンは、前記発光手段の光線を透過する光通過手段である、ことを特徴とする請求項１６に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
20. 前記保護ハウジングには、挿入接続穴が設置されており、
    前記運動センシング検知装置は、挿入接続手段及びシールプラグをさらに含み、
    前記挿入接続手段は、前記回路基板に設置されると共に前記スイッチと間隔をおいて設置され、前記挿入接続手段は、合わせて、前記挿入接続穴の内側に設置され、
    前記シールプラグは、前記挿入接続穴に開閉可能に取り付けられている、ことを特徴とする請求項１６に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
21. 前記シールプラグは、固定部、接続部及び第二密封部を含み、
    前記接続部は、前記固定部と前記第二密封部との間に接続され、
    前記固定部は、前記収容空間内に固定されており、
    前記第二密封部は、前記挿入接続穴に開閉可能に密封されていることを特徴とする請求項２０に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
22. 前記シールプラグは、位置制限部をさらに含み、
    前記位置制限部は、前記第二密封部における前記挿入接続手段に面する一側に設置されると共に、前記接続部と間隔をおいて設置され、前記位置制限部は、前記挿入接続手段と位置を制限するように嵌合される、ことを特徴とする請求項２１に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
23. 前記保護ハウジングは、第一保護ハウジング及び第二保護ハウジングを含み、前記第一保護ハウジング及び前記第二保護ハウジングは、対向して設置されると共に前記収容空間を形成しており、
    前記第一保護ハウジング及び前記第二保護ハウジングは、前記収容空間を取り囲む辺縁において、密封用シールリングが設置されている、ことを特徴とする請求項１６に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。
24. 前記第一保護ハウジング及び前記第二保護ハウジングは、その一方における前記収容空間を取り囲む辺縁において、収容溝が設置されており、他方に位置制限突出が設置され、
    前記シールリングは、前記収容溝内に設置されると共に、位置制限突出は、前記シールリングに位置を制限するように、前記収容溝内に延伸している、ことを特徴とする請求項２３に記載のフィットネス用スマートエキスパンダー。

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