JP2023501657A - パイプ連結用カップリングアセンブリ - Google Patents

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Abstract

本発明は、パイプ連結用カップリングアセンブリに関し、より詳しくは、互いに異なる直径を有するパイプを連結する場合にもパイプ内部を流れる流体が受ける抵抗を減少させ得、締結部材を用いてカプラーを仮組み立てした状態で設置が可能であり、締結過程で変形されないので、締結後にも安定的な固定が可能であるパイプ連結用カップリングアセンブリに関する。

Description

発明の詳細な説明
[技術分野]
本発明は、パイプ連結用カップリングアセンブリに関し、より詳しくは、互いに異なる直径を有するパイプを連結する場合にもパイプ内部を流れる流体が受ける抵抗を減少させ得、締結部材を用いてカプラーを仮組み立てした状態で設置が可能であり、締結過程で変形しないので、締結後にも安定的な固定が可能であるパイプ連結用カップリングアセンブリに関する。
[背景技術]
一般的に、軸方向に沿って連続配置されるパイプを連結するためにパイプとパイプをカップリングを用いて連結することになる。
このようなカップリングは、パイプの周り方向に沿って配置されて相互連結可能な複数のセグメントを含み、このようなセグメントをパイプ端部に配置した状態で別途の締結部材を用いて複数のセグメントを相互締結することによって、連続するパイプを連結することになる。
このとき、パイプの両端には、周り方向に沿って締結溝が形成され、カップリングの一部は、このような締結溝に挿入された状態で締結される。これは、パイプ内部流体の圧力により相互連続するパイプの間の間隔が離隔する方向に力が印加されるときにもパイプが離隔されないようにカップリングを通じて支持するようにするためである。
同時に、このようなカップリングの内部には、水密性を向上させるためにゴムのような合成樹脂材質の密封部が具備されるが、このような密封部には、パイプをカップリングの内部へ軸方向に挿入するとき、パイプの端部がカップリングの中央に位置するようにパイプの挿入長さを制限するタング部が形成される。このようなタング部は、特許文献1に開示したように、パイプの挿入時に端部を効果的に支持するように密封部の内周面の周りに沿って連続的に形成される。
このようなカップリングは、互いに異なる直径を有するパイプを連結するためにも用いられる。すなわち、第1直径を有するパイプと、このような第1直径より小さい第2直径を有するパイプを連結する場合にも上述したカップリングを用いることになるが、上述したように、密封部の内周面にタング部を形成するとき、第2直径を有するパイプの挿入長さを制限し得るようにタング部はその内径が第2直径より小さく形成されるように密封部の内周面から延長形成される必要がある。
ただし、このように構成する場合、第2直径を有するパイプの内部に流れる流体は、タング部から小さい抵抗を受けるが、第1直径を有するパイプの内部に流れる流体は、このようなタング部から相対的に一層大きい抵抗を受けることになり、これは流体が円滑に流れないという問題があった。
また、従来のカップリングの場合、セグメントには、このような締結溝に挿入されるアーチ型の表面が形成されるが、パイプの外周面の一部が陥没される形状で締結溝が形成され、このとき、セグメントのアーチ型の表面がこのような締結溝に安着するように配置した状態でセグメントを締結することになる。セグメントが安定的に固定されるように、アーチ型の表面の曲率半径は、締結溝の外周面の半径と同一に形成される。
ただし、パイプの外周面の半径が締結溝の外周面の半径より大きく形成される構造的な特徴によってそれぞれのセグメントを締結溝の上部に配置した状態でパイプの半径方向に下向移動させる方式でセグメントのアーチ型の表面を締結溝に安着させた後、締結部材を用いてこのようなセグメントを相互締結することになるが、このような方式でセグメントを配置及び締結する場合、複数のセグメントの配置状態を維持した状態で締結部材によりセグメントを締結しなければならないので、作業者が一人で作業しにくく、これによって、作業能率が低下するという問題があった。
これを改善するために、特許文献1には、セグメントのアーチ型の表面の曲率半径をパイプの外周面の半径より大きく形成して作業性を向上させ得る構成が記載されている。すなわち、セグメントのアーチ型の表面の曲率半径がパイプの外周面の半径より大きく形成されるので、このようなセグメントを締結部材で仮組み立てした状態でパイプの軸方向に移動させ得、これを通じて、仮組み立てされたセグメントは、パイプの外周面を経て締結溝が形成された位置まで移動し得るようになる。
ただし、上述したように、締結溝の外周面の半径は、パイプの外周面の半径より小さく形成されるので、このようなセグメントのアーチ型の表面を締結溝の外周面に安着させるために、特許文献1では、このようなアーチ型の表面の曲率半径が締結溝の外周面の半径と一致するように締結部材が締められるとき変形可能なセグメントを記載している。
施工現場で適用されているカップリングは、鋳鉄材質で形成されることが一般的である。カップリングの複雑な形状を具現すると共に製造コストを考慮して、鋳鉄を用いた鋳物加工を通じて生産することになる。
しかし、鋳鉄材質のセグメントを特許文献1のような構造で形成した状態で締結すると、炭素含有量が高い鋳鉄材質の特性によって変形過程でセグメントが割れて破損するという問題があるので、実際現場では適用できないという限界がある。
したがって、上記した問題に対する解決が至急な実情である。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]大韓民国公開特許公報第10-2007-0012723号(2007.01.26公開)
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
本発明で解決しようとする技術的課題は、互いに異なる直径を有するパイプを連結する場合にもパイプの内部を流れる流体が受ける抵抗を減少させ得るパイプ連結用カップリングアセンブリを提供することを目的とする。
また、締結部材を用いてカプラーを仮組み立てした状態で設置が可能であり、締結過程で変形しないので、締結後にも安定的な固定が可能なパイプ連結用カップリングアセンブリを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
上述した技術的課題を解決するための本発明によるカップリングアセンブリは、軸方向に沿って連続配置されるパイプを連結するが、第1直径を有する第1パイプと、前記第1直径より小さい第2直径を有する第2パイプを連結するためのカップリングアセンブリにおいて、前記カップリングアセンブリは、相互対向配置される二つ以上のカプラー、及び前記カプラーの内部に具備されて前記カプラーの締結時に前記第1パイプと前記第2パイプの外周面に密着しながら水密を維持する水密部材を含むが、前記カプラーには、前記第1パイプと前記第2パイプの外周面にそれぞれ形成された締結溝にそれぞれ挿入される係止部が形成され、前記水密部材には、前記カプラーの内周面に密着支持されるベース部と、前記ベース部から前記パイプの端部に向かって突出形成された突出部と、それぞれの前記パイプの外周面に密着するように前記ベース部の両端から延長形成された密着部が形成されるが、前記ベース部の内周面には、周りに沿って相互離隔配置される複数個の前記突出部が形成される。
このとき、前記突出部には、前記第2パイプの挿入時に前記第2パイプの端部が前記突出部を加圧しながら前記カプラーの中央を超えることを防止するように前記突出部の変形を制限する補強部材が具備され得る。
このとき、前記密着部は、前記第1パイプの外周面に密着する第1密着部と、前記第2パイプの外周面に密着する第2密着部を含み、前記補強部材は、前記第2密着部と隣接した位置に形成され得る。
このとき、前記密着部には、前記パイプの外周面に密着する密着面が形成されるが、前記密着面は、前記第1パイプの外周面に密着する第1密着面と、前記第2パイプの外周面に密着する第2密着面を含み、前記第1密着面の長さは、前記第2密着面の長さより長く形成され得る。
このとき、前記第1密着面には、前記第1パイプが挿入された状態で前記第2パイプの挿入時に前記突出部が変形されることを防止するように前記突出部を支持する支持面が延長形成され得る。
このとき、前記補強部材の直径は、前記第1パイプの前記第1直径より小さく形成され得る。
このとき、前記補強部材の直径は、前記第2パイプの前記第2直径より大きく形成され得る。
このとき、前記補強部材は、複数個の前記突出部に対応するように複数個で形成されるが、それぞれの前記補強部材の周り方向の長さは、前記突出部の周り方向の長さより長く形成され得る。
このとき、前記第1パイプと前記第2パイプを連結するために、二つ以上の前記カプラーが対向配置された状態で複数の前記カプラーを仮組み立てする締結部材が具備され、前記係止部の両側には、仮組み立てされた前記カプラーの間に前記パイプの外周面が貫通可能となるように前記係止部と前記パイプの干渉を防止する干渉防止溝が形成され得る。
このとき、前記係止部には、前記締結溝の外周面に対向するアーチ面が形成され、前記干渉防止溝には、前記アーチ面から半径方向の外側に延長形成される第1延長面が形成され得る。
このとき、前記干渉防止溝には、前記第1延長面から下向延長形成されるが、前記アーチ面と同心円上に配置される曲率を有する第2延長面が形成され得る。
このとき、前記干渉防止溝には、前記カプラーの内部に水圧印加時に前記水密部材の側面が前記干渉防止溝を通じて外部に突出することを防止するように前記水密部材の側面を支持する補助支持面が形成され得る。
このとき、前記補助支持面は、前記第1延長面上のいずれか一つの位置と前記第2延長面上の他の一つの位置を連結する連結面と、前記第1延長面と、前記第2延長面が形成する閉曲線形状の断面を有するように形成され得る。
このとき、前記アーチ面と前記第1延長面が接する位置は、前記カプラーの底面を基準として0°超過及び24°以下の範囲で形成され得る。
このとき、前記アーチ面と前記第1延長面が接する位置は、前記カプラーの底面を基準として12°以上及び20°以下の範囲で形成され得る。
[発明の効果]
上述した構成を有する本発明のパイプ連結用カップリングアセンブリによると、水密部材に形成された突出部が複数個で分割形成されてパイプの内部を流れる流体が受ける抵抗を最小化させ得るので、流体の流れが円滑になるという利点がある。
また、二つ以上のカプラーを締結部材で仮組み立てした状態でパイプに設置が可能なので作業性が向上するという利点がある。
また、カプラーの締結過程でカプラーが変形されなくてもパイプに形成された締結溝に安着するように構成されるので、締結後の安定的な固定が可能であり、現場適用のための要求水圧を十分に満足し得るという利点もある。
図1は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリが締結される前の状態を示した断面図である。 図2は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリが締結された状態を示した断面図である。 図3は、本発明の一実施例による水密部材を示した図であって、(a)は、全体斜視図であり、(b)は、部分斜視図である。 図4は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリの干渉防止溝を拡大して示した断面図である。 図5は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリが締結される前の状態を示した正面図である。 図6は、本発明によるカップリングアセンブリの第1延長面の形成位置による許容水圧の相関関係を示した性能グラフである。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例に対して本発明が属する技術分野において通常の知識を有した者が容易に実施できるように詳しく説明する。本発明は、多様な相異なっている形態で具現され得、ここで説明する実施例によって限定されない。本発明を明確に説明するために、図面において説明と関係ない部分は省略し、明細書全体にわたって同一又は類似の構成要素に対しては同一の参照符号を付与した。
本明細書で「含む」又は「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組み合わせが存在することを説明ためのものであって、一つ又はそれ以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組み合わせなどの存在又は付加可能性をあらかじめ排除しないものと理解すべきである。
図1は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリが締結される前の状態を示した断面図であり、図2は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリが締結された状態を示した断面図であり、図3は、本発明の一実施例による水密部材を示した図であって、(a)は、全体斜視図であり、(b)は、部分斜視図であり、図4は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリの干渉防止溝を拡大して示した断面図であり、図5は、本発明の一実施例によるカップリングアセンブリが締結される前の状態を示した正面図であり、図6は、本発明によるカップリングアセンブリの第1延長面の形成位置による許容水圧の相関関係を示した性能グラフである。
図1に示したように、本発明によるカップリングアセンブリは、軸方向に沿って連続配置されるパイプ10を連結するが、第1直径D1を有する第1パイプ11と、前記第1直径D1より小さい第2直径D3を有する第2パイプ12を連結するためのカップリングアセンブリである。
このようなカップリングアセンブリは、相互対向配置される二つ以上のカプラー100、及びカプラー100の内部に具備されてカプラー100の締結時に第1パイプ11と第2パイプ12の外周面に密着しながら水密を維持する水密部材30を含むが、カプラー100には、第1パイプ11と第2パイプ12の外周面にそれぞれ形成された締結溝11a、12aにそれぞれ挿入される係止部110が形成され、水密部材30には、カプラー100の内周面に密着支持されるベース部31と、このようなベース部31からパイプ10の端部に向かって突出形成された突出部33と、それぞれのパイプ10の外周面に密着するようにベース部31の両端から延長形成された密着部32が形成されるが、ベース部31の内周面には、周りに沿って相互離隔配置される複数個の突出部33が形成される。
このとき、図1に示したように、カプラー100には、係止部110が延長形成される基体部120が具備され、このような基体部120には、水密部材30の後方を支持する後方支持面121と水密部材30の側方を支持する側方支持面122が形成され、側方支持面122は、第1パイプ11側に形成された第1側方支持面122aと、第2パイプ12側に形成された第2側方支持面122bを含むことができる。
上述したように、水密部材30の内周面に突出部33を形成するとき、第2直径D3を有する第2パイプ12の挿入長さを制限し得るように、突出部33は、その内径が第2直径D3より小さく形成されるように水密部材30の内周面から延長形成される必要がある。
ただし、このように構成する場合、第2直径D3を有する第2パイプ12の内部に流れる流体は、突出部33から小さい抵抗を受けることになるが、第1直径D1を有する第1パイプ11の内部に流れる流体は、このような突出部33から相対的により大きい抵抗を受けることになって流体が円滑に流れないことがあるので、ベース部31の内周面に沿って複数個の突出部33が相互離隔配置されるように構成する。
このように突出部33が複数個で分割形成されると、パイプ10の内部を流れる流体が受ける抵抗が減少することによって流体の流れが円滑になる。
このとき、突出部33には、図1に示したように、第2パイプ12の挿入時に第2パイプ12の端部が突出部33を加圧しながらカプラー100の中央を超えることを防止するように突出部33の変形を制限する補強部材33aが具備され得る。
すなわち、突出部33は、ベース部31の内周面から半径方向の内側に延長形成されるが、第1パイプ11より直径が小さい第2パイプ12の端部を支持しなければならない分突出部33の半径方向の延長長さは長く形成されるしかなく、このような場合に、第2パイプ12の挿入時に突出部33が変形されることを制限する補強部材33aが具備されると、第2パイプ12を効果的に支持して第2パイプ12の端部がカプラー100の中央に配置されるように構成することができる。
このとき、図1に示したように、密着部32は、第1パイプ11の外周面に密着する第1密着部32aと、第2パイプ12の外周面に密着する第2密着部32bを含み、上述した補強部材33aは、第2密着部32bと隣接した位置に形成され得る。
これは、第2密着部32bの場合、直径が小さい第2パイプ12の外周面に密着されるように第1密着部32aより半径方向の内側に相対的に長く形成されるので、ベース部31と第2密着部32bの間には、ベース部31と第1密着部32aの間より相対的に広い離隔空間が形成され、このような離隔空間に補強部材33aを形成する。このように、ベース部31と第2密着部32bの間の離隔空間に補強部材33aを形成すると、図2に示したように、第2パイプ12を挿入しても第2密着部32bと補強部材33aが相互干渉を起こすことを防止し得る。
また、このような補強部材33aが第2密着部32b側に形成されると、第2パイプ12の挿入によって第2パイプ12の端部が突出部33を加圧しながらカプラー100の中央を超える状況で補強部材33aが突出部33を引く方式で突出部33が変形されることを制限することになって第2パイプ12の端部を効果的に支持できることになる。
このとき、密着部32には、パイプ10の外周面に密着する密着面34が形成されるが、このような密着面34は、第1パイプ11の外周面に密着する第1密着面34aと、第2パイプ12の外周面に密着する第2密着面34bを含み、第1密着面34aの長さL1は、第2密着面34bの長さL2より長く形成され得、このように第2密着面34bを第1密着面34aより長く形成すると、安定的な水密性の確保が可能となる。
さらに、第1密着面34aの長さを十分に長く形成すると、第1パイプ11が挿入された状態でこのような第1密着部32aが突出部33の側面を支持することによって、第2パイプ12の挿入時に突出部33が第2パイプ12の端部により押されて変形されることを防止することができ、そのために、第1密着部32aには、第1密着面34aから延長形成される支持面34cが具備され得る。
このとき、図2に示したように、上述した補強部材33aの直径D2は、第1パイプ11の第1直径D1より小さく形成され得る。すなわち、このように構成すると、補強部材33aの内周面が第1パイプ11の内周面より半径方向の内側に具備されて第1パイプ11の挿入時に補強部材33aが突出部33を効果的に支持することによって、第1パイプ11がカプラー100の中央を超えることを防止し得るようになる。
また、図2に示したように、上述した補強部材33aの直径D2は、第2パイプ12の第2直径D3より大きく形成されて第2パイプ12と離隔配置され得る。すなわち、このように構成すると、第2パイプ12の内周面が補強部材33aの内周面より半径方向の内側に具備されて第2パイプ12の挿入時に補強部材33aが第2パイプ12と干渉が発生することを効果的に防止し得るようになる。
このとき、図3に示したように、補強部材33aは、複数個の突出部33に対応するように複数個で形成されるが、それぞれの補強部材33aの周り方向の長さは、突出部33の周り方向の長さより長く形成され得る。
すなわち、上述したように、補強部材33aの直径D2は、第2パイプ12の第2直径D3より大きく形成されるので、第2パイプ12の内部を流れる流体の流れとは関係のない状態になり、このような状態で補強部材33aの周り方向の長さを突出部33の周り方向の長さより長く形成すると、補強部材33aが突出部33をより効果的に支持し得るようになる。
このとき、第1パイプ11と第2パイプ12を連結するために、二つ以上のカプラー100が対向配置した状態で複数のカプラー100を仮組み立てする締結部材20が具備され、係止部110の両側には、仮組み立てされたカプラー100の間にパイプ10の外周面が貫通可能に係止部110とパイプ10の干渉を防止する干渉防止溝112が形成され得る。
すなわち、軸方向に沿って連続配置されるパイプ10を連結するために、二つ以上のカプラー100が対向配置され、複数のカプラー100に締結部材20が仮組み立てされた状態でパイプ10を連結するように構成される。
このとき、カプラー100には、それぞれのパイプ10に形成された締結溝11a、12aに挿入される係止部110が形成されるが、このような係止部110の内径は、締結溝11a、12aの外径に対応するサイズで形成される。
すなわち、パイプ10の中心からパイプ10の外周面までの距離がroであり、パイプ10の中心から締結溝11a、12aの外周面までの距離がrgであるとき、係止部110が締結溝11a、12aの外周面に密着するように、係止部110の内径は締結溝11a、12aの外径に対応するサイズで形成される。このとき、係止部110の内径は、締結溝11a、12aの外径より多少大きく形成されてもよい。これは、係止部110が締結溝11a、12aより半径方向の外側に密着するからである。係止部110の内径と締結溝11a、12aの外径のサイズ差は、係止部110が締結溝11a、12aの外周面に密着し得る程度のみ形成されることが好ましい。
このように構成する場合、係止部110が締結溝11a、12aの外周面に密着することになって構造的な安定性が確保され得る。
ただし、係止部110が締結溝11a、12aの外周面に密着するように構成する場合、構造的安定性は確保し得るが、これによって、複数のカプラー100が締結部材20により仮組み立てされた状態で軸方向に沿ってパイプ10の外周面に挿入される場合、係止部110がパイプ10の外周面にかかって仮組み立てされた複数のカプラー100が挿入されないという問題が発生し得る。
したがって、このような問題を解決するために、図4及び図5に示したように、係止部110の両側には、干渉防止溝112が形成される。このような干渉防止溝112は、仮組み立てされたカプラー100の間にパイプ10の外周面が貫通可能に間隔を形成することになる。
すなわち、係止部110が締結溝11a、12aの外周面に密着することになって構造的な安定性が確保されるだけでなく、係止部110の両側に干渉防止溝112が形成されることによってカプラー100が仮組み立てされた状態でパイプ10を軸方向に貫通して設置し得るので、作業性が向上し得る。
上述したように、このようなカプラー100には、第1パイプ11に形成された締結溝11aに挿入される第1係止部110aと、第2パイプ12に形成された締結溝12aに挿入される第2係止部110bが形成され、このような第1係止部110aと第2係止部110bを連結する基体部120が形成される。また、このような基体部120と係止部110を通じて形成される空間の内部には、パイプ10の内部を流れる流体が漏洩することを防止するように弾性を有する水密部材30が具備される。
また、このようなカプラー100には、図5に示したように、締結部材20が貫通する締結部130が形成され、相互対向するカプラー100に形成された締結部130を締結部材20で同時に貫通した後に締結することになる。このようにカプラー100が定位置に配置されると、締結部材20を用いて締結する前に、作業者は、相互対向配置されたカプラー100をパイプ10の半径方向の内側に平行移動させて締結部130に形成された底面131が相互接するようにする方式でカプラー100が正常的に締結されるか否かを確認することになる。このとき、カプラー100は、別途の変形がなくても締結部130に形成された底面131が相互接するように形成される。
連続配置されるパイプ10と仮組み立てされたカプラー100が定位置に設置されると、その後、締結部材20を用いて締結力を印加することになる。このように締結力が印加されると、相互対向配置されたカプラー100がパイプ10の半径方向の内側に平行移動することになり、カプラー100に形成された締結部130が接することになると、カプラー100は、それ以上は移動せず、このような状態で、締結部材20には、一定レベルの締結トルクが印加されることになる。このとき、係止部110が締結溝11a、12aの外周面に密着し得る程度に係止部110の内径が締結溝11a、12aの外径より多少大きく形成されるので、カプラー100に形成された締結部130が接する過程でカプラー100に変形は発生しなくなる。
また、上述したように、カプラー100がパイプ10の半径方向の内側に平行移動することになると、カプラー100に形成された係止部110は、締結溝11a、12aに挿入され、その後、パイプ10内部の流体圧力によってパイプ10が軸方向に離隔されないように支持することになる。
このとき、図1及び図2に示したように、係止部110には、締結溝11a、12aの外周面に対向するアーチ面111が形成され、上述した干渉防止溝112には、図4に示したように、アーチ面111から半径方向の外側に延長形成される第1延長面112aが形成され得る。
すなわち、このような第1延長面112aがアーチ面111から半径方向の外側に延長されるので、係止部110とパイプ10の外周面の間に間隔を確保することが容易になる。
また、干渉防止溝112には、第1延長面112aから下向延長形成されるが、アーチ面111と同心円上に配置される曲率を有する第2延長面112bが形成され得る。
すなわち、第1延長面112aが半径方向の外側に延長形成された状態で第2延長面112bがこのような第1延長面112aから追加で延長形成され、第1延長面112aと第2延長面112bが形成された分だけ係止部110とパイプ10の外周面の間に間隔が確保される。
このとき、第2延長面112bは、図4に示したように、アーチ面111と同心円上に配置される曲率を有するように形成される。このように第2延長面112bがアーチ面111と同心円上に配置される曲率を有するように形成されると、第2延長面112bは、パイプ10に形成された締結溝11a、12aの外周面11a及びパイプ10の外周面と同心円上に配置され得、第2延長面112bがパイプ10の外周面より半径方向の外側に位置するようになると、パイプ10の外周面と第2延長面112bの配置状態を通じて締結溝11a、12aの外周面に係止部110が安定的に密着されたかを作業者が肉眼で容易に確認し得るようになる。
また、第1延長面112aは、第2延長面112bがパイプ10の外周面より半径方向の外側に位置し得る長さに形成されることが好ましい。
このとき、干渉防止溝112には、カプラー100の内部に水圧が印加される場合、上述した水密部材30の密着部32が干渉防止溝112を通じて外部に突出することを防止するように、図4に示したように、密着部32を支持する補助支持面126が形成され得る。
すなわち、カプラー100の内部に100bar以上の圧力が印加される場合、水密部材30の密着部32が第1延長面112aと第2延長面112bで形成された干渉防止溝112を通じて外部に突出して破損され得るが、上述したように、干渉防止溝112に水密部材30の密着部32を支持する補助支持面126が形成されると、密着部32が突出することを防止して水密部材30が破損されず、安定的に流体漏洩を防止し得るようになる。
このような補助支持面126は、第1延長面112a上のいずれか一つの位置と第2延長面112b上の他の一つの位置を連結する連結面112cと、第1延長面112aと、第2延長面112bが形成する閉曲線形状の断面を有するように構成され得る。
すなわち、上述した補助支持面126は、連結面112c、第1延長面112a及び第2延長面112bで形成される閉曲線形状の断面を有することになるので、水圧の印加時に補助支持面126が密着部32を支持して水密部材30が干渉防止溝112を通じて外部に突出することを効果的に防止し得るようになる。
このような連結面112cは、第1延長面112a上のいずれか一つの位置と第2延長面112b上の他の一つの位置を連結することになるが、すなわち、図4に示したように、第1延長面112aの一端から始めて第2延長面112b上のいずれか一つの位置を連結するように構成し得る。
特に、連結面112cが第2延長面112b上のいずれか一つの位置を連結するが、第2延長面112bの一端と第2延長面112bの他端の間の位置を連結すると、図4に示したように、連結面112cに連続して第2延長面112bが形成されるが、このように構成すると、上述したように、パイプ10の外周面と第2延長面112bの配置状態を通じて締結溝11a、12aの外周面に係止部110が安定的に密着されたかを作業者が肉眼で容易に確認し得るようになる。
または、第1延長面112aの一端から始めて第2延長面112bの他端まで連結するように構成するか、第1延長面112a上のいずれか一つの位置から始めて第2延長面112bの他端まで連結するように構成することも可能である。このように補助支持面126を形成すると、干渉防止溝112の一定領域を閉鎖して水密部材30の密着部32を支持し得るようになる。
また、このような補助支持面126は、カプラー100の仮組み立て以後、パイプ10締結時に、パイプ10の外周面と干渉が発生しないように連結面112cを基準として半径方向の外側に延長形成されることが好ましい。
このとき、第1延長面112aが形成される部分は、係止部110のアーチ面111と締結溝11a、12aの外周面が相互離隔されるので、このような部分では、係止部110がパイプ10を支持できなくなる。これは、第1延長面112aが形成されることによってカプラー100が支持し得る水圧が減少することを意味する。したがって、このような第1延長面112aは、カプラー100の締結以後、許容水圧を満足し得る範囲内で形成されることが好ましい。第1延長面112aの形成位置は、カプラー100の仮組み立て状態でパイプ10に設置するとき、このようなカプラー100をパイプ10に軸方向に容易に挿入し得るかを決定するだけでなく、パイプ10の内部流体の圧力によって相互連続するパイプ10の間の間隔が離隔される方向に力が印加されるとき、これを効果的に支持できるかを決定するので、このような第1延長面112aの形成位置は、愼重に決定する必要がある。
第1延長面112aの形成位置、すなわち、カプラー100の底面131を基準としてアーチ面111と第1延長面112aが接する位置まで形成される角度をαであると定義するとき、図6に示したように、第1延長面112aが小さい角度で形成されるほど許容水圧が増加することが確認できる。すなわち、第1延長面112aの形成位置と許容水圧は反比例の関係にある。
また、第1延長面112aの形成角度が大きくなるほど許容水圧が減少することになり、このような角度が24°を超過すると、許容水圧が急激に減少するので、このような角度は、24°以下に形成されることが好ましい。
また、一般的にパイプ10連結用カプラー100と関連した代表的な基準としては、アメリカのUL(Underwriters Laboratories)基準を挙げることができ、このようなUL基準によると、パイプ10連結用カプラー100の場合、使用水圧の5倍に該当する水圧に耐えなければならないと規定している。
すなわち、建物で用いられる使用水圧は、21bar程度が一般的であるので、UL基準によるとき、最小105barの水圧に耐えなければならない。
これによって、第1延長面112aの形成角度を変更しながらカプラー100の許容水圧を確認すると、図6に示したように、第1延長面112aの形成角度が20°を超過する場合、カプラー100の許容水圧がアメリカのUL基準を満足したいため、第1延長面112aは、αが20°以下である位置で形成されることがより好ましい。
このとき、第1延長面112aが低い角度で形成されるほど許容水圧は増加するが、第1延長面112aが低い角度で形成されるほどカプラー100が仮組み立てされた状態でパイプ10に設置することが難しくなる。したがって、第1延長面112aは、カプラー100が仮組み立てされた状態でパイプ10に設置され得る最小限の位置又は少なくともこのような位置より高い位置に形成される必要がある。
このようなαの最小値を導出するための過程は、次の通りである。
まず、カプラー100をパイプ10の外周面10aの上部で下向移動させると、係止部110のアーチ面111の曲率半径がパイプ10の外周面の曲率半径roより小さく形成されることによって、係止部110がパイプ10の外周面の一部分のみを取り囲んで状態でそれ以上下向移動せず、このような位置でカプラー100の高さが固定される。
すなわち、このようにカプラー100の高さが固定された状態でこのようなカプラー100の両端より鉛直下方に位置するパイプ10の他の部分は、パイプ10の外周面の曲率半径roがより大きいため、カプラー100の内部に挿入されない部分を意味することになる。
したがって、このようにカプラー100の内部に挿入されないパイプ10の他の部分がカプラー100の内部に挿入されるように干渉防止溝112を形成する必要があり、パイプ10の中心で高さが固定されたカプラー100の一端まで延長した線とパイプ10の中心を貫通する水平線が成す角度がαの最小値となり、このような過程を通じて導出されたαの最小値は、12°である。
つまり、αの形成角度は、12°~20°の間の範囲で形成されることが好ましい。
上述したように、パイプ10とカプラー100の間には、流体漏洩を防止する水密部材30が具備され、カプラー100の内部には、このような水密部材30のベース部31を支持固定する後方支持面121と、水密部材30の密着部32を支持固定する側方支持面122が形成される。
すなわち、パイプ10とカプラー100の間に水密部材30を配置した状態で締結部材20を用いてカプラー100を組み立てると、水密部材30がカプラー100により押されながらパイプ10の外周面を加圧するようになる。このように水密部材30が押されながら流体漏洩を防止することになるが、水密部材30が設計仕様に合わせて適切に加圧されながら弾性変形されると流体の漏洩が効果的に防止されるが、もし、水密部材30が加圧される過程で設計仕様を超える加圧力により水密部材30に変形が発生すると、このような過度な変形により水密部材30とパイプ10が接する部分から流体が漏洩するという問題があり得る。
したがって、水密部材30がカプラー100により押される過程で設計仕様を超える加圧力により水密部材30に変形が発生する場合に、このような水密部材30がカプラー100により押されてもそれ以上はパイプ10の外周面を加圧しないように後方支持面121の両端から半径方向の外側に延長形成される変形許容溝125が形成される。
すなわち、設計仕様に合致する加圧力が水密部材30に印加されると、このような水密部材30が弾性変形されながらパイプ10の外周面を加圧することになるが、もし、設計仕様を超える加圧力が水密部材30に印加される場合には、水密部材30が変形許容溝125に沿って半径方向の外側に変形されながらそれ以上はパイプ10の外周面を加圧しないように構成することによって、水密部材30の過度な変形による流体漏洩問題を解決できることになる。
また、カプラー100を組み立てる過程で後方支持面121と水密部材30の外周面の間には、摩擦力が作用することになるが、特に、後方支持面121のうちカプラー100の両端に隣接して形成された後方支持面121で大きい摩擦力が作用することによって、このような摩擦力により水密部材30がカプラー100の組み立て方向に沿って押された状態で加圧されながら水密部材30の過度な変形が発生することになり、これによって、流体漏洩があり得るが、上述したように、後方支持面121の両端から半径方向の外側に延長形成される変形許容溝125が形成されると、後方支持面121の両端が水密部材30の外周面と離隔されるので、摩擦力による水密部材30の過度な変形問題を解決し得ることになる。
このとき、図4及び図5に示したように、カプラー100の基体部120の外周面123の両端には、半径方向の外側に延長形成される補強部124が形成され得る。
上述したように、後方支持面121から半径方向の外側に延長される変形許容溝125が形成される場合、カプラー100の基体部120の厚さが減少することによって、耐久性に問題が発生し得るので、これを防止するために、カプラー100の基体部120の外周面123には、半径方向の外側に補強部124が延長形成される。
本発明の一実施例に対して説明したが、本発明の思想は、本明細書に提示される実施例によって制限されず、本発明の思想を理解する当業者は、同一の思想の範囲内で、構成要素の付加、変更、削除、追加などにより他の実施例を容易に提案することができるが、それも本発明の思想範囲内に含まれる。

Claims (15)

  1. 軸方向に沿って連続配置されるパイプを連結するが、第1直径を有する第1パイプと、前記第1直径より小さい第2直径を有する第2パイプを連結するためのカップリングアセンブリにおいて、
    前記カップリングアセンブリは、
    相互対向配置される二つ以上のカプラー;及び
    前記カプラーの内部に具備されて前記カプラーの締結時に前記第1パイプと前記第2パイプの外周面に密着しながら水密を維持する水密部材;
    を含むが、
    前記カプラーには、前記第1パイプと前記第2パイプの外周面にそれぞれ形成された締結溝にそれぞれ挿入される係止部が形成され、
    前記水密部材には、前記カプラーの内周面に密着支持されるベース部と、前記ベース部から前記パイプの端部に向かって突出形成された突出部と、それぞれの前記パイプの外周面に密着するように前記ベース部の両端から延長形成された密着部が形成されるが、
    前記ベース部の内周面には、周りに沿って相互離隔配置される複数個の前記突出部が形成されることを特徴とする、カップリングアセンブリ。
  2. 前記突出部には、前記第2パイプの挿入時に前記第2パイプの端部が前記突出部を加圧しながら前記カプラーの中央を超えることを防止するように前記突出部の変形を制限する補強部材が具備されることを特徴とする、請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  3. 前記密着部は、前記第1パイプの外周面に密着する第1密着部と、前記第2パイプの外周面に密着する第2密着部を含み、
    前記補強部材は、前記第2密着部と隣接した位置に形成されることを特徴とする、請求項2に記載のカップリングアセンブリ。
  4. 前記密着部には、前記パイプの外周面に密着する密着面が形成されるが、前記密着面は、前記第1パイプの外周面に密着する第1密着面と、前記第2パイプの外周面に密着する第2密着面を含み、
    前記第1密着面の長さは、前記第2密着面の長さより長く形成されることを特徴とする、請求項2に記載のカップリングアセンブリ。
  5. 前記第1密着面には、前記第1パイプが挿入された状態で前記第2パイプの挿入時に前記突出部が変形されることを防止するように前記突出部を支持する支持面が延長形成されることを特徴とする、請求項4に記載のカップリングアセンブリ。
  6. 前記補強部材の直径は、前記第1パイプの前記第1直径より小さく形成されることを特徴とする、請求項2に記載のカップリングアセンブリ。
  7. 前記補強部材の直径は、前記第2パイプの前記第2直径より大きく形成されることを特徴とする、請求項6に記載のカップリングアセンブリ。
  8. 前記補強部材は、複数個の前記突出部に対応するように複数個で形成されるが、
    それぞれの前記補強部材の周り方向の長さは、前記突出部の周り方向の長さより長く形成されることを特徴とする、請求項7に記載のカップリングアセンブリ。
  9. 前記第1パイプと前記第2パイプを連結するために、二つ以上の前記カプラーが対向配置された状態で複数の前記カプラーを仮組み立てする締結部材が具備され、
    前記係止部の両側には、仮組み立てされた前記カプラーの間に前記パイプの外周面が貫通可能となるように前記係止部と前記パイプの干渉を防止する干渉防止溝が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のカップリングアセンブリ。
  10. 前記係止部には、前記締結溝の外周面に対向するアーチ面が形成され、前記干渉防止溝には、前記アーチ面から半径方向の外側に延長形成される第1延長面が形成されることを特徴とする、請求項9に記載のカップリングアセンブリ。
  11. 前記干渉防止溝には、前記第1延長面から下向延長形成されるが、前記アーチ面と同心円上に配置される曲率を有する第2延長面が形成されることを特徴とする、請求項10に記載のカップリングアセンブリ。
  12. 前記干渉防止溝には、前記カプラーの内部に水圧印加時に前記水密部材の側面が前記干渉防止溝を通じて外部に突出されることを防止するように前記水密部材の側面を支持する補助支持面が形成されることを特徴とする、請求項11に記載のカップリングアセンブリ。
  13. 前記補助支持面は、前記第1延長面上のいずれか一つの位置と前記第2延長面上の他の一つの位置を連結する連結面と、前記第1延長面と、前記第2延長面が形成する閉曲線形状の断面を有することを特徴とする、請求項12に記載のカップリングアセンブリ。
  14. 前記アーチ面と前記第1延長面が接する位置は、前記カプラーの底面を基準として0°超過及び24°以下の範囲で形成されることを特徴とする、請求項10に記載のカップリングアセンブリ。
  15. 前記アーチ面と前記第1延長面が接する位置は、前記カプラーの底面を基準として12°以上及び20°以下の範囲で形成されることを特徴とする、請求項14に記載のカップリングアセンブリ。
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