JP2023180300A - 商品購入支援システム - Google Patents

Abstract

【課題】店舗での買い物の際のユーザーの利便性を向上させた商品購入支援システムを提供すること。
【解決手段】本発明では、店舗で商品を購入するユーザーを支援するサービスを提供するための商品購入支援システム（１）において、サービスを提供する側のサーバーコンピューター（２）とユーザー側のユーザーコンピューター（３）とを電子通信回線網（５）を介して接続し、サーバーコンピューター（２）は、ユーザーコンピューター（３）から店舗名と複数の購入予定商品からなる購入予定商品リストの入力を受付け、購入予定商品リストの各購入予定商品について、店舗内での販売場所を抽出し、販売場所ごとに並べ替えて購入予定商品とその販売場所をユーザーコンピューター（３）に提示することにした。
【選択図】図２

Description

本発明は、店舗で商品を購入するユーザーを支援するサービスを提供するための商品購入支援システムに関するものである。

従来より、店舗で商品を購入する際に、店舗内におけるその商品の販売場所を容易に検索できるようにするために、商品の陳列位置検索システムが利用されている。

この商品の陳列位置検索システムでは、店舗内に設置された検索装置を用いて、商品を入力すると、その商品の陳列位置を表示するようになっている（たとえば、特許文献１参照。）。

特開２０００－１２３１０１号公報

ところが、上記商品の陳列位置検索システムでは、購入予定の商品を単品ずつ検索しなければならないために、複数の商品を購入する予定の場合には、商品ごとに繰り返し検索を行わなければならず、使い勝手が良好なものではなかった。

そこで、請求項１に係る本発明では、店舗で商品を購入するユーザーを支援するサービスを提供するための商品購入支援システムにおいて、サービスを提供する側のサーバーコンピューターとユーザー側のユーザーコンピューターとを電子通信回線網を介して接続し、サーバーコンピューターは、ユーザーコンピューターから店舗名と複数の購入予定商品からなる購入予定商品リストの入力を受付け、購入予定商品リストの各購入予定商品について、店舗内での販売場所を抽出し、販売場所ごとに並べ替えて購入予定商品とその販売場所をユーザーコンピューターに提示することにした。

また、請求項２に係る本発明では、前記請求項１に係る本発明において、前記サーバーコンピューターは、ユーザーコンピューターから入力された店舗に適した販売場所の順番に並べ替えて、販売場所ごとに購入予定商品をユーザーコンピューターに提示することにした。

また、請求項３に係る本発明では、前記請求項１又は請求項２に係る本発明において、前記サーバーコンピューターは、予め用意された商品・区分変換データベースを用いて、購入予定商品リストの各購入予定商品について商品区分を抽出し、予め店舗ごとに用意された区分・場所変換データベースを用いて、商品区分から店舗内での販売場所を抽出することにした。

そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。

すなわち、本発明では、店舗で商品を購入するユーザーを支援するサービスを提供するための商品購入支援システムにおいて、サービスを提供する側のサーバーコンピューターとユーザー側のユーザーコンピューターとを電子通信回線網を介して接続し、サーバーコンピューターは、ユーザーコンピューターから店舗名と複数の購入予定商品からなる購入予定商品リストの入力を受付け、購入予定商品リストの各購入予定商品について、店舗内での販売場所を抽出し、販売場所ごとに並べ替えて購入予定商品とその販売場所をユーザーコンピューターに提示することにしているために、複数の購入予定商品の販売場所をまとめて一度に提示することができるとともに、同じ販売場所の購入予定商品を販売場所ごとにまとめて提示することができるので、店舗での買い物の際のユーザーの利便性を向上させることができる。

特に、前記サーバーコンピューターが、ユーザーコンピューターから入力された店舗に適した販売場所の順番に並べ替えて、販売場所ごとに購入予定商品をユーザーコンピューターに提示することにした場合には、店舗内で効率よく買い物をすることができ、より一層、店舗での買い物の際のユーザーの利便性を向上させることができる。

また、前記サーバーコンピューターが、予め用意された商品・区分変換データベースを用いて、購入予定商品リストの各購入予定商品について商品区分を抽出し、予め店舗ごとに用意された区分・場所変換データベースを用いて、商品区分から店舗内での販売場所を抽出することにした場合には、統一された商品・区分変換データベースと店舗ごとの区分・場所変換データベースを用意すればよく、多くの店舗に容易に適用することができ、適用可能な店舗数の増大に伴ってユーザーの利便性を向上させることができる。

商品購入支援システムを示す説明図。 商品購入支援システムでの処理の流れを示す説明図。 商品購入支援システムでの表示画面を示す説明図。 商品購入支援システムでの表示画面を示す説明図。

以下に、本発明に係る商品購入支援システムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。

本発明に係る商品購入支援システムは、店舗で商品を購入する際に、顧客（ユーザー）を支援するサービスを提供するものである。

図１に示すように、商品購入支援システム１は、サービスの提供者のコンピューター（サーバーコンピューター２）とサービスの提供を受ける（サービスを利用する）ユーザーのコンピューター（ユーザーコンピューター３）と店舗の運営者のコンピューター（クライアントコンピューター４）とを電子通信回線網５を介して接続して構成している。ここで、各コンピューター2,3,4は、相互に通信可能なコンピューターとしての機能を有していればよく、大型コンピューターやパーソナルコンピューターや携帯端末機などが該当する。また、電子通信回線網５は、有線・無線や専用・汎用を問わず相互の通信が可能な機能を有していればよく、代表例としてインターネットが挙げられるが、必ずしもクラウドな環境である必要はなくオンプレミスな環境であってもよい。なお、ユーザーコンピューター３としては、店舗内で利用できるスマートフォン等の携帯端末機が好ましい。

この商品購入支援システム１において、サーバーコンピューター２には、予め複数の商品名とその商品に対する商品区分とを関連付けた商品・区分変換データベース６と、店舗ごとに用意された複数の商品区分とその店舗での販売場所と売り場番号とを関連付けた区分・場所変換データベース７とが用意されている。

ここで、商品・区分変換データベース６は、様々な商品について、複数の商品区分に区分けしたものであり、販売場所が同じになるように、たとえば、「大根」、「にんじん」、「大葉」等の商品について「野菜」といった商品区分に対応させ、「牛肉」、「豚肉」、「鶏肉」等の商品について「肉類」といった商品区分に対応させた複数のデータで構成されている。

また、区分・場所変換データベース７は、様々な商品区分について、各店舗における販売場所と売り場番号を設定したものであり、たとえば、或る店舗では、商品区分「野菜」について、販売場所「青果」、売り場番号「１」などと対応させた複数のデータで構成され、別の店舗では、商品区分「野菜」について、販売場所「野菜コーナー」、売り場番号「３」などと対応させた複数のデータで構成されている。このように、商品・区分変換データベース６と区分・場所変換データベース７とで商品区分を共通にすることによって、商品・区分変換データベース６と区分・場所変換データベース７とを関連付けている。

商品購入支援システム１では、これらの商品・区分変換データベース６と区分・場所変換データベース７がサーバーコンピューター２からアクセス可能となっていればよく、サーバーコンピューター２に直接接続された内部又は外部の記憶媒体に記憶しておいてもよく、電子通信回線網５を介して接続された記憶媒体に記憶しておいてもよい。また、商品・区分変換データベース６と区分・場所変換データベース７は、サービスの提供者が作成してもよいが、統一された商品・区分変換データベース６をサービス提供者が作成し、各店舗の区分・場所変換データベース７を店舗の運営者が作成し、クライアントコンピューター４から電子通信回線網５を介してサーバーコンピューター２に送信するのが好ましい。

この商品購入支援システム１において、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３からの要求に応じて、図２に示すような処理（商品購入支援プログラム）を実行する。

まず、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３に対して、商品を購入する予定の店舗名の入力を要求し、ユーザーコンピューター３から店舗名の入力を受付ける（店舗名入力ステップ：図３（ａ）参照。）。

その際には、ユーザーがユーザーコンピューター３を用いて店舗名を直接入力するようにしてもよく、複数の店舗名のリストからユーザーが選択するようにしてもよく、各店舗に載置された２次元又は３次元のバーコードをユーザーがユーザーコンピューター３で読み込ませることで自動的に店舗名が入力されるようにしてもよく、ユーザーコンピューター３のＧＰＳ機能を用いて自動的に店舗名が入力されるようにしてもよい。

次に、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３に対して、購入する予定の複数の商品からなる購入予定商品リストの入力を要求し、ユーザーコンピューター３から購入予定商品リストの入力を受付ける（購入予定商品リスト入力ステップ：図３（ｂ）参照。）。

その際には、ユーザーがユーザーコンピューター３を用いて複数の商品名を順に直接入力するようにしてもよく、複数の商品名が記載されたテキストデータやメールデータからコピー＆ペーストして購入予定商品リストを入力するようにしてもよく、複数の商品名のリストからユーザーが選択するようにしてもよい。

次に、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３から入力された購入予定商品リストを分析（解析）し、複数の購入予定商品（商品名）を抽出し、抽出された各購入予定商品について商品・区分変換データベース６を用いてその購入予定商品に対応した商品区分を抽出（取得）する（商品区分変換ステップ）。

その際に、サーバーコンピューター２は、ユーザーが入力した購入予定商品が商品・区分変換データベース６に存在している場合には、その購入予定商品に対応する商品区分に変換し、ユーザーが入力した購入予定商品が商品・区分変換データベース６に存在していない場合には、不明な商品区分として「その他」に変換する。

次に、サーバーコンピューター２は、変換した商品区分を購入予定商品とともにユーザーコンピューター３に送信し表示させる（商品区分表示ステップ：図３（ｃ）参照。）。

次に、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３に対して、購入予定商品と商品区分とが合致しているか否かについて確認を要求する（商品区分確認ステップ：図３（ｄ）参照。）。

それに対して、ユーザーは、ユーザーコンピューター３を用いて購入予定商品に対する商品区分を変更・訂正することができる。その際に、ユーザーは、購入予定商品の変更や誤入力の訂正をすることもできる。また、購入予定商品として商品・区分変換データベース６に存在していない商品名（たとえば、「しその葉」）が不明な商品区分として「その他」に変換された場合には、複数の商品区分（たとえば、「野菜」）から選択することもできる（図３（ｅ）参照。）。ユーザーコンピューター３によって購入予定商品に対する商品区分が変更・訂正された場合には、サーバーコンピューター２は、その購入予定商品と商品区分との組み合わせを商品・区分変換データベース６に反映し更新する。

ユーザーによって商品区分が確認されると、サーバーコンピューター２は、各購入予定商品について店舗ごとに予め用意された区分・場所変換データベース７を用いてその購入予定商品の商品区分に対応した店舗内での販売場所と売り場番号を抽出（取得）する（売り場変換ステップ）。

そして、サーバーコンピューター２は、購入予定商品とその販売場所及び売り場番号とからなるデータの順番を、各店舗に適した順番（たとえば、販売場所（売り場番号）の順）によって並べ替える（売り場並べ替えステップ）。

その際に、サーバーコンピューター２は、予め各店舗から提示された順番（たとえば、売り場番号）で並べ替えてもよく、各店舗の入口から近い順番に並べ替えてもよく、最短距離で買い物を済ませることができる順番で並べ替えてもよい。なお。店舗の入口が複数ある場合には、店舗名入力ステップにおいて、店舗名とともに入口名称を入力するようにしてもよく、ＧＰＳ機能を利用して自動的に判別するようにしてもよい。

その後、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３に対して、店舗の販売場所と売り場番号とが認識できる売り場のマップデータと販売場所ごとに並べ替えた購入予定商品とその販売場所及び売り場番号とからなるデータとを送信し表示させる（売り場表示ステップ：図４参照。）。

その際に、ユーザーが店舗の売り場のマップを見て購入予定商品の販売場所を容易に認識できるように、購入予定商品に対応する販売場所や売り場番号の色を変えたり点滅させたりしてもよく、入口から各販売場所を経由してレジまでの経路を表示してもよい。

以上に説明したように、上記商品購入支援システム１は、サービスを提供する側のサーバーコンピューター２とユーザー側のユーザーコンピューター３とを電子通信回線網５を介して接続し、サーバーコンピューター２は、ユーザーコンピューター３から店舗名と複数の購入予定商品からなる購入予定商品リストの入力を受付け、購入予定商品リストの各購入予定商品について、店舗内での販売場所を抽出し、販売場所ごとに並べ替えて購入予定商品とその販売場所をユーザーコンピューター３に提示する構成となっている。

そのため、上記構成の商品購入支援システム１では、複数の購入予定商品の販売場所をまとめて一度に提示することができるとともに、同じ販売場所の購入予定商品を販売場所ごとにまとめて提示することができるので、店舗での買い物の際のユーザーの利便性を向上させることができる。

また、上記商品購入支援システム１は、サーバーコンピューター２が、ユーザーコンピューター３から入力された店舗に適した販売場所の順番に並べ替えて、販売場所ごとに購入予定商品をユーザーコンピューター３に提示する構成となっている。

そのため、上記構成の商品購入支援システム１では、店舗内で効率よく買い物をすることができ、より一層、店舗での買い物の際のユーザーの利便性を向上させることができる。

また、上記商品購入支援システム１は、サーバーコンピューター２が、予め用意された商品・区分変換データベース６を用いて、購入予定商品リストの各購入予定商品について商品区分を抽出し、予め店舗ごとに用意された区分・場所変換データベース７を用いて、商品区分から店舗内での販売場所を抽出する構成となっている。

そのため、上記構成の商品購入支援システム１では、統一された商品・区分変換データベース６と店舗ごとの区分・場所変換データベース７を用意すればよく、多くの店舗に容易に適用することができ、適用可能な店舗数の増大に伴ってユーザーの利便性を向上させることができる。

１ 商品購入支援システム ２ サーバーコンピューター
３ ユーザーコンピューター ４ クライアントコンピューター
５ 電子通信回線網 ６ 商品・区分変換データベース
７ 区分・場所変換データベース

Claims (3)

1. 店舗で商品を購入するユーザーを支援するサービスを提供するための商品購入支援システムにおいて、
   サービスを提供する側のサーバーコンピューターとユーザー側のユーザーコンピューターとを電子通信回線網を介して接続し、
   サーバーコンピューターは、
   ユーザーコンピューターから店舗名と複数の購入予定商品からなる購入予定商品リストの入力を受付け、
   購入予定商品リストの各購入予定商品について、店舗内での販売場所を抽出し、
   販売場所ごとに並べ替えて購入予定商品とその販売場所をユーザーコンピューターに提示する
   ことを特徴とする商品購入支援システム。
2. 前記サーバーコンピューターは、
   ユーザーコンピューターから入力された店舗に適した販売場所の順番に並べ替えて、販売場所ごとに購入予定商品をユーザーコンピューターに提示する
   ことを特徴とする請求項１に記載の商品購入支援システム。
3. 前記サーバーコンピューターは、
   予め用意された商品・区分変換データベースを用いて、購入予定商品リストの各購入予定商品について商品区分を抽出し、
   予め店舗ごとに用意された区分・場所変換データベースを用いて、商品区分から店舗内での販売場所を抽出する
   ことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の商品購入支援システム。

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