JP2023180204A - 液体収容器及び記録装置 - Google Patents

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皓樹 島田
Koki Shimada
英明 松村
Hideaki Matsumura
有里 森
Yuri Mori
剛 佐伯
Tsuyoshi Saeki
健 武永
Ken Takenaga
大樹 武田
Taiki Takeda
翔太 麻田
Shota Asada
寛征 堤
Hiromasa Tsutsumi
嶺祥 富江
Mineyoshi Tomie
貴夫 川井
Takao Kawai
めぐみ 植田
Megumi Ueda
瑛里加 井山
Erika Iyama
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Abstract

【課題】補充ボトルから液体収容器への液体の流入速度を向上する。【解決手段】液体を吐出する吐出ヘッドに供給される前記液体を収容する収容部と、前記収容部に前記液体を補充するための補充ボトルに挿入され、前記補充ボトルと連通する第一流路及び第二流路を形成するニードルと、前記第一流路と前記収容部との間の第三流路と、前記第二流路と前記収容部との間の第四流路と、を備えた液体収容器であって、前記第三流路の前記第一流路の側の端部に、前記第一流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第一形状部が形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は液体収容器及び記録装置に関する。
インクタンクに収容されたインクを記録ヘッドから記録媒体に吐出して画像を記録する記録装置が知られている。インクタンクの残量が低下した場合、ユーザはインクタンクにインクを補充する。補充作業が速やかに行われるとユーザの利便性が向上する。特許文献1には、インクが流れる流路と、空気を抜く流路とを備えたインクタンクが開示されている。二つの流路によって、インクタンクと補充ボトルとの間で気液交換が行われる。
特開2018-69717号公報
しかし、特許文献1の構造は、補充ボトルからインクタンクへのインクの流入速度の点で改善の余地がある。
本発明は、補充ボトルから液体収容器への液体の流入速度を向上する技術を提供するものである。
本発明によれば、
液体を吐出する吐出ヘッドに供給される前記液体を収容する収容部と、
前記収容部に前記液体を補充するための補充ボトルに挿入され、前記補充ボトルと連通する第一流路及び第二流路を形成するニードルと、
前記第一流路と前記収容部との間の第三流路と、
前記第二流路と前記収容部との間の第四流路と、を備えた液体収容器であって、
前記第三流路の前記第一流路の側の端部に、前記第一流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第一形状部が形成されている、
ことを特徴とする液体収容器が提供される。
本発明によれば、補充ボトルから液体収容器への液体の流入速度を向上する技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る記録装置の斜視図。 図1の記録装置の一部を示す斜視図。 (A)及び(B)はインクタンクの分解斜視図。 (A)及び(B)はインクタンクの側面図。 (A)及び(B)はインクタンクの部分斜視図。 (A)は図4(B)のA-A線断面図、(B)は図4(B)のB-B線断面図。 図4(B)のC-C線断面図。 補充ボトルの使用方法の説明図。 (A)乃至(C)は補充ボトルの使用方法の説明図。 (A)乃至(C)はインク補充時のインクの流れを示す模式図。 (A)乃至(C)はインク補充時のインクの流れを示す模式図。 (A)乃至(C)はインク補充時のインクの流れを示す模式図。 (A)乃至(C)はインク補充時のインクの流れを示す模式図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
「1.記録装置の概要」
図1は本発明の一実施形態に係る記録装置1の、前方からの斜視図である。図2は記録装置1の一部の構成を示す後方からの斜視図である。本実施形態の記録装置1は、インクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置である。図中、矢印X、Y及びZは互いに交差する方向を示し、本実施形態ではこれらは互いに直交している。矢印Zは上下方向(重力方向)を示している。X方向は記録装置1の幅方向(左右の横方向、記録媒体の幅方向)である。Y方向は記録装置1の奥行方向(前後の横方向)である。
なお、「記録」には、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も含まれ、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。また、本実施形態では「記録媒体」としてシート状の紙を想定するが、布、プラスチック・フィルム等であってもよい。
記録装置1は、X方向に延設された搬送ローラ11を備える。搬送ローラ11は、シート状の記録媒体100をY方向(副走査方向)に搬送する。搬送ローラ11は、その駆動源である搬送モータ(不図示)により回転する。搬送ローラ6の回転によって記録媒体100はプラテン12上を搬送される。
インクタンク2Bk、2C、2M、2Y(以下、総称する場合又は区別しない場合はインクタンク2と表記する)は、液体インクが収容される液体収容器である。本実施形態の場合、インクタンク2は記録装置1に固定された据え置き式の容器である。インク残量が低下した場合、ユーザはインクタンク2を記録装置1から取り外すことなく、インクタンク2に、後述する補充ボトル5を用いてインクを補充する。
4つのインクタンク2には異なる種類のインクが収容されている。本実施形態の場合、色の異なるインクが各インクタンク2に収容されている。具体的にはインクタンク2Bkにブラックインクが、インクタンク2Cにシアンインクが、インクタンク2Mにマゼンタインクが、インクタンク2Yにイエローインクがそれぞれ収容されている。なお、インクの種類は、本実施形態のように4種類に限られず、1種類であってもよいし、4種類以外の複数種類であってもよく、インクタンク2はインクの種類に対応した数以上あればよい。
記録装置1は、キャリッジ14を備える。キャリッジ14は記録ヘッド13A及び記録ヘッド13Bを支持する支持部材である。本実施形態のキャリッジ14は、記録ヘッド13A及び記録ヘッド13Bを搭載してX方向(主走査方向)に移動可能である。記録ヘッド13A及び記録ヘッド13Bは記録媒体100にインクを吐出して記録を行う。記録ヘッド13Aは、チューブ16を介してインクタンク2C、2M、2Yから供給されるシアンインク、マゼンタインク及びイエローインクを吐出する。記録ヘッド13Bは、チューブ16を介してインクタンク2Bkから供給されるブラックインクを吐出する。チューブ16はインクの種類毎に設けられており、本実施形態の場合、4本である。
記録ヘッド13A及び13Bの下面は、インクを吐出する複数のノズルが形成された吐出面を有する。吐出面はプラテン12に対向するように配置されている。各ノズルには、例えば、電気熱変換素子(ヒータ)が設けられており、電気熱変換素子は通電によって加熱してインクを発泡させ、その発泡エネルギーでインクを吐出させる。電気熱変換素子に代えて圧電素子によってインクを吐出させる構造であってもよい。
キャリッジ14は、案内部材15に案内され、不図示の駆動ユニットの駆動力でX方向に往復する。駆動ユニットは、例えば、X方向に離間して配置された駆動プーリ及び従動プーリと、これらのプーリに巻き回された無端ベルトと、駆動プーリを回転させる駆動源であるキャリッジモータとを備える。キャリッジ14は無端ベルトに連結されて、無端ベルトを走行させることで、X方向に移動する。
キャリッジ14の移動の過程で記録ヘッド13A及び13Bからインクをプラテン12上の記録媒体100に吐出することで画像が記録される。この動作を記録走査と呼ぶ場合がある。搬送ローラ11による記録媒体の搬送動作と、記録走査とを交互に繰り返すことで記録動作が行われる。
このように本実施形態の記録装置1は、X方向に往復移動するキャリッジ14に記録ヘッド13A及び13Bが搭載されたシリアル型のインクジェット記録装置である。しかし、本発明は記録媒体の幅に相当する領域にインクを吐出する複数のノズルが設けられた、いわゆるフルラインヘッドの記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置等、他の記録装置にも適用可能である。
「2.インクタンク」
<2-1.概要>
インクタンク2C、2M、2Yは、同じ構造の容器である。インクタンク2Bkは、インクタンク2C、2M、2Yと実質的に同様の構造を有し、これらよりも大容量の容器である。このため、インクタンク2Bkはインクタンク2C、2M、2YよりもX方向の幅が広い容器である。インクタンク2Bkは、記録装置1の前部で左端部に配置されている。インクタンク2Bkは透光性を有する材料で構成されており、ユーザは収容されるインクの残量を視認可能である。インクタンク2C~2Yは、記録装置1の前部で右端部にY方向に並べて配置されている。インクタンク2C~2Yも透光性を有する材料で構成されている。ユーザは収容されるインクの残量を視認可能である。
インクタンク2の構造について、インクタンク2Cを代表して説明する。図3(A)及び図3(B)はインクタンク2Cの分解斜視図である。図4(A)及び図4(B)はインクタンク2Cの側面図であり、図4(A)は側部21dを図4(B)は側部21cを示している。
インクタンク2Cは、全体としてL字型の外形を有する。インクタンク2Cは本体21と、左右の封止部材20a、20bを有する。本体21は、天部21a、前部21b、左右の側部21c及び21dを有する容器本体であり、樹脂製の中空構造体である。本実施形態の封止部材20a及び20bは、可撓性を有するフィルムであり、本体21の側部21c及び21dに接着又は溶着により固着されている。封止部材20a及び20bは、本体21の側部21c及び21dの開口や溝を覆って封止する。本体21、封止部材20a及び20bはいずれも透光性を有する部材である。これらの部材は有色透明であってもよいし、無色透明であってもよい。
インクタンク2Cの天部21aには、ニードル22が上方に突出している。ニードル22は、本体21に一体的に形成された、Z方向に延びる筒状の部材であり、補充用インクを外部からインタンク2Cの内部に注入するための流路を形成する。ニードル22の先端(上端)には取り外し可能なキャップ4が取り付けられる。
インクタンク2Cの後部には、筒状の出口部26が形成されている。出口部26は、インクタンク2Cに収容されたインクの出口であって、インクを記録ヘッド3Aへ流出させるための液体導出口である。出口部26にはチューブ16が接続され、インクタンク2Cに収容されたインクは出口部26からチューブ16を介して記録ヘッド3Aへ供給される。
前部21bには、インクの補充タイミングとなる残量の下限の目安を示す下限表示部24bや、インクを補充する際に上限の目安を示す上限表示部24aが形成されている。上限表示部24a及び下限表示部24bは、本体21の形状(凹部又は凸部の形成等)又は線図の印刷により形成される。
インクタンク2Cの前部21bには、係合部23aが形成され、後部には係合部23bが形成されている。係合部23a及び23bは、記録装置1の筐体(不図示)に形成された係合部(不図示)と係合して、インクタンク2Cの固定と位置決めをする。
インクタンク2Cは底部の側にインクを収容する収容部25を有する。収容部25は、本体21の側部21dに開口した空間と封止部材20bとによって画定される。収容部25は、流路31及び32を介してニードル22と連通している。流路31及び32は本体21の側部21cに開口した溝と封止部材20aとによって画定される。出口部26は、収容部25に最大量のインクを収容した場合に、その液面よりも高いに形成されている。
収容部25と出口部26とは流路29aを介して連通している。流路29aは、本体21の側部21cに開口した溝と封止部材20aとによって画定される。収容部25に貯留されたインクは流路29a、出口部26、チューブ16を通って記録ヘッド13Aに供給される。
インクタンク2Cの前側部である前部21bには大気連通口27が形成されている。大気連通口25はY方向でインクタンク2Cの前方に開口している。上方に開口していないので、異物が大気連通口25を塞ぎにくい。大気連通口27は、バッファ室28a~28e及び流路29b~29fを介して収容部25と連通している。インクタンク6Cが使用時と異なる姿勢に置かれても収容部25内のインクが大気連通口25から漏れることが防止される。
バッファ室28a及び28bは本体21の側部21cに開口した空間と封止部材20aとによって画定される。バッファ室28c~28fは本体21の側部21dに開口した空間と封止部材20bとによって画定される。流路29cは本体21の側部21dに開口した溝と封止部材20bとによって画定される。流路29d~29fは側部21cに開口した溝と封止部材20aとによって画定される。
流路29bの両端部は一方が収容部25に他方がバッファ室28bに開口しており、収容部25とバッファ室28bとは流路29bを介して連通している。流路29cの両端部は一方がバッファ室28aに他方がバッファ室28bに開口しており、バッファ室28aとバッファ室28bとは流路29cを介して連通している。流路29dの両端部は、一方がバッファ室28aに他方がバッファ室28cに開口しており、バッファ室28aとバッファ室28cとは流路29cを介して連通している。流路29eの両端部は、一方がバッファ室28cに他方がバッファ室28dに開口しており、バッファ室28cとバッファ室28dとは流路29eを介して連通している。流路29fの両端部は、一方がバッファ室28dに他方がバッファ室28eに開口しており、バッファ室28dとバッファ室28eとは流路29fを介して連通している。バッファ室28eは大気連通口27と連通している。
記録装置1が使用時以外の姿勢で長期間放置されその状態で気圧・温度等が変化した場合、インクタンク2C内の空気が膨張又は収縮することが考えられる。この状態において大気連通口27からのインク漏れが抑制される仕組みについて、インクを収容する収容部25に最大量のインクが収容されている状態を例に説明する。
記録装置1の姿勢が、封止部材20aを下、封止部材20bを上とした姿勢である場合を想定する。インク液面はインク収容部25とバッファ室28bとを連通する流路29bよりも下に位置する。インクタンク2Cの内部は、インクタンク6の外部と連通していることから、流路29bからバッファ室28bにインクが流入することはない。このため大気連通口27からインクが漏れることはない。
次に、記録装置1の姿勢が、封止部材20aを上、封止部材20bを下とした姿勢である場合を想定する。インク液面はインク収容部25とバッファ室28bを連通する流路29bより高い位置に位置する。したがって、インクがインク収容部25からバッファ室28bに流れる。さらにバッファ室28bは流路29cを介してバッファ室28aと連通しているため、インクは流路29b、バッファ室28b、流路29cを介してバッファ室28aへ向かう。しかし、バッファ室28aとバッファ室28cとを連通する流路29dの端部は封止部材20aで覆われた面に位置している。したがって、バッファ室28aがインクで満たされなければ、次の流路29d、バッファ室28cへは流れない。バッファ室28c、28dも同様の構成であることから、大気連通口27からインクが漏れる虞は低い。
次に、記録装置1の姿勢が、その天地が反転した姿勢である場合を想定する。インク液面がインク収容部25とバッファ室28bを連通する流路29bより高い位置にあるため、インクがバッファ室28bに流れる。この姿勢の場合、バッファ室28bにある流路29cの端部はバッファ室28bの上方に位置する。このため、バッファ室28b内をインクが満たさなければ流路29cを介してバッファ室28aへはインクは流れない。バッファ室28a、バッファ室28cも同様の構成となっているため、大気連通口27からインクが漏れる虞は低い。
次に、記録装置1の姿勢が、その前部を下にした姿勢である場合を想定する。この姿勢では、インクタンク2の姿勢は大気連通口27が下向きの姿勢である。インク液面より下に流路29bが位置することから、インクが流路29bを介してバッファ室28bへ向かう。この姿勢において、バッファ室28bにある流路29cの端部がバッファ室28bの上部にある。このため、インクがバッファ室28bを満たさなければ、インクは流路29cを介してバッファ室28aに流れない。また、バッファ室28bをインクが満たしたとしても、インク収容部25のインク液面が流路29bを下回るまでのインク量を、他のバッファ室で収容可能である。このため、大気連通口27からインクが漏れる虞は小さい。
最後に、記録装置1の姿勢が、その後部を下にした姿勢である場合を想定する。インクタンク2の姿勢は大気連通口27が上向きの姿勢である。この姿勢では、記録装置1が封止部材20aを上、封止部材20bを下として姿勢の時と同様である。すなわち、バッファ室28aがインクで満たされなければ次のバッファ室28cへは流れない。以降のバッファ室28c及び28dも同様の構成となることから、大気連通口27からインクが漏れる虞は低い。
このように本実施形態において記録装置1が使用時と異なる姿勢で長期間放置され、気圧・温度等が変化しても、インク流出の虞を小さくすることができ、大気連通口27からのインク漏れを抑制することが可能である。
<2-2.流路構造>
ニードル22、流路31及び32の構造について、図3(A)~図4(B)に加えて、図5(A)~図7を参照して説明する。図5(A)及び図5(B)はインクタンク2Cの一部の斜視図であり、特に、ニードル22と流路31及び32の境界部分を示している。図6(A)は図4(B)のA-A線断面図であり、図6(B)は図4(B)のB-B線断面図である。図7は図4(B)のC-C線断面図である。
ニードル22はZ方向に延びる円筒形状の外形を有する。ニードル22の内部空間は仕切り壁220で区画され、流路221と流路222とが形成されている。仕切り壁220はX-Z平面上の板である。流路221及び222はいずれもZ方向に延設された流路であり、その流路方向はZ方向である。ニードル22の先端(上端)は、山形形状を有している。流路221及び222の先端(上端)の開口部(補充ボトル5側の開口部)は、いずれも、これらの流路方向に対して斜めに開口している。言い換えると、ニードル22の流路221の形成部位の端面及び流路222の形成部位の端面は例えばX-Y平面に対して30~60度の範囲内の角度で傾斜している。これは、インクの補充時に、インクの表面張力により開口部にインクの液膜が生じることを抑制し、インクの流れを向上できる。
図7に示すように、仕切り壁220はニードル22の中心軸線CTからY方向前側にずれた位置にある。流路221及び222の断面形状(X-Y平面上の断面形状)は、いずれも扇形状であるが、流路221と流路222とで断面積が異なり、流路221の方が流路222よりも断面積が大きい。流路221の方が流路222よりも、補充時のインクの流量を大きくすることができる。Z方向の任意の位置における流路221の断面形状は、ニードル22の先端の傾斜部分を除いて同じである。Z方向の任意の位置における流路222の断面形状も、ニードル22の先端の傾斜部分を除いて同じである。ニードル22の先端を含むZ方向の任意の位置において、流路221と流路222とで断面積が異なり、流路221の方が流路222よりも断面積が大きい。
流路31及び流路32は、それぞれZ方向に延設されており、互いにY方向に隣接している。流路31及び流路32は、Y方向に仕切り壁30で仕切られている。仕切り壁30は、ニードル22の仕切り壁220と連続して形成されたX-Z平面上の板である。
流路31は流路221と収容部25との間に形成され、これらと連通している。流路31は、収容部25側の端部に収容部25に開口した開口部31aを有し、また、上端面31bにおいて流路221が開口している。
流路31は、仕切り壁30と、仕切り壁30に対向する内壁面31cと、封止部材20aと、封止部材20aと対向する内壁面(溝の底部)31dとにより画定されている。流路31は、流路221の側の端部に形状部33が形成されている。仕切り壁30と内壁面31cとは平行であり、流路31は形状部33の部分を除くと、流路方向に直交する断面形状(X-Y平面状の断面形状)は矩形状である。上端面31bにおいて流路221は、封止部材20aよりも内壁面31dに近い位置に開口している。
流路31のX方向の幅は、Z方向の位置によって変化している。ニードル22側の領域R1では幅W1であり、収容部25側の領域R3では幅W3(>W1)である。これらの領域R1及びR3は、それぞれ幅が同じ均一部である。中間の領域R2では、X方向の幅が連続的に変化している。領域R2は収容部25に近づくにつれて幅が減少する変化部である。流路31のY方向の幅W21はZ方向の任意の位置において同じである。
形状部33は流路31の端部(流路221の側の端部)に形成されている。形状部33は流路221の断面形状の一部と共通する断面形状を有している。具体的には、形状部33では、流路221の断面形状である扇形状の円弧の一部と共通する、中心軸線CTについて同心の円弧を有する断面形状が流路221から連続的に形成されている。形状部33は上端面31bからZ方向で下向きに区間P1の範囲で形成されている。
X方向で見ると形状部33は、本体21の側部21cから距離Lの位置から、奥側に向けて形成されている。流路221の断面形状の円弧部分は約180度の範囲の円弧であり、形状部33の断面形状の円弧は約90度の範囲の円弧である。この90度の範囲で、流路221から流路31に渡って、流路の内壁面が連続している。
流路221と流路31との間では、図7から分かるように、流路の断面積が大きく変化し、流体の圧力損失が生じやすい。形状部33を設けて流路221の形状を部分的に流路33でも維持することにより、流体の圧力損失を低減する。これにより、インクの補充の際、流路221と流路31との境界を通過するインクに対する抵抗を低減し、インクの流入速度を向上することができる。特に、本体21の成形上の制約や、インクの補充の効率化のために、流路221と流路31とが異なる形状となる場合があるが、こうした場合に、流路の境界部における流体の圧力損失の低減に形状部33は効果的である。
形状部33は、区間P1のうち、区間P2において、断面が円弧形状の部分がZ方向下向きに徐々に減少している。形状部33から内壁面31dに徐々に形状を一致させることで、インクの流れに対する抵抗の発生を低減することができる。
次に、流路32は、仕切り壁30と、仕切り壁30に対向する内壁面32cと、封止部材20aと、封止部材20aと対向する内壁面(溝の底部)32dとにより画定されている。流路32は、流路222の側の端部に形状部34が形成されている。仕切り壁30と内壁面31cとは平行であり、流路31は形状部33の部分を除くと、流路方向に直交する断面形状(X-Y平面状の断面形状)は矩形状である。上端面32bにおいて流路222は、封止部材20aよりも内壁面32dに近い位置に開口している。
流路32のX方向の幅は、Z方向の位置によって変化している。ニードル22側の領域R11では幅W11であり、収容部25側の領域R13では幅W13(<W11)である。これらの領域R11及びR13は、それぞれ幅が同じ均一部である。中間の領域R12では、X方向の幅が連続的に変化している。領域R12は収容部25に近づくにつれて幅が減少する変化部である。流路32のY方向の幅W22はZ方向の任意の位置において同じである。
形状部34は流路32の端部(流路222の側の端部)に形成されている。形状部34は流路222の断面形状の一部と共通する断面形状を有している。具体的には、形状部34では、流路222の断面形状である扇形状の円弧の一部と共通する、中心軸線CTについて同心の円弧を有する断面形状が流路222から連続的に形成されている。形状部34は上端面32bからZ方向で下向きに区間P11の範囲で形成されている。
X方向で見ると形状部34は、本体21の側部21cから距離Lの位置から、奥側に向けて形成されている。流路222の断面形状の円弧部分は約180度の範囲の円弧であり、形状部34の断面形状の円弧は約90度の範囲の円弧である。この90度の範囲で、流路222から流路32に渡って、流路の内壁面が連続している。
流路222と流路32との間では、図7から分かるように、流路の断面積が大きく変化し、流体の圧力損失が生じやすい。形状部34を設けて流路222の形状を部分的に流路34でも維持することにより、流体の圧力損失を低減する。これにより、インクの補充の際、流路222と流路32との境界を通過するインクに対する抵抗を低減し、インクの流入速度を向上することができる。特に、本体21の成形上の制約や、インクの補充の効率化のために、流路222と流路32とが異なる形状となる場合があるが、こうした場合に、流路の境界部における流体の圧力損失の低減に形状部34は効果的である。
形状部34は、区間P11のうち、区間P12において、断面が円弧形状の部分がZ方向下向きに徐々に減少している。形状部34から内壁面32dに徐々に形状を一致させることで、インクの流れに対する抵抗の発生を低減することができる。
次に、流路31と流路32とを比較すると、W1=W11、W3<W13、R2のZ方向の長さ>R12のZ方向の長さ、R3のZ方向の長さ<R13のZ方向の長さである。なお、Z方向の流路31と流路32の長さは同じである。また、W21<W31である。
流路31と流路32とを、それらの全体の容積で比較すると、流路32の方が流路31よりも大きい。流路31と流路32とを、Z方向の任意の位置での断面積(X-Y平面上)で比較すると、流路32の方が流路31よりも大きい。また、開口部31aの開口面積<開口部32aの開口面積である。流路222と流路32との境界における断面積の変化は、流路221と流路31との境界における断面積の変化よりも大きい。
形状部33と形状部34とを比較すると、区間P1のZ方向の長さ<区間P11のZ方向の長さである。X方向で見ると形状部33及び34は、共に、本体21の側部21cから距離Lの位置から奥側に向けて形成されており、流路221の断面積は流路222の断面積よりも大きい。したがって、形状部33が流路221と共通する断面形状の輪郭長(図7の約90度の範囲の円弧長)は、形状部34が流路222と共通する断面形状の輪郭長(図7の約90度の範囲の円弧長)よりも長い。
ニードル22の流路221及び流路31の組と、ニードル22の流路222及び流路32の組とを比較すると以下の性質がある。流路221は断面積が流路222よりも大きいため、より多くのインクが流れやすい。一方、流路31は流路32よりも断面積や容積が小さく、保持可能なインク量は少ない。流路の開口部31aは、流路32aの開口部32aよりも開口面積が小さく、表面張力の発生により液膜が生じやすい。
「3.補充ボトル」
図8は、補充ボトル5をインクタンク2Cに装着した補充態様を示す図である。図9(A)乃至図9(C)は、インクタンク2Cに対する補充ボトル5の装着手順を示す図である。補充ボトル5はインクを補充するボトルである。補充ボトル5は、インクの種類毎に用意され、対応するインクのインクタンク2にインクを補充する。図8~図9(C)に示す補充ボトル5は、シアンインク用のボトルであるが、他の種類のインクに対応した各補充ボトルも、同様の構造を有している。
補充ボトル5は、インクを収容する収容部51と、収容部51の端部に固定される閉鎖部材52とを有する。収容部51は、一方の端部が開放した円筒形状の容器であり、その開放した端部を閉鎖するように閉鎖部材52が収容部51に固定される。
閉鎖部材52には、ニードル22が挿入される挿入穴53が形成されている。挿入穴53はバルブ55を介して収容部51と連通している。挿入穴53の周囲にはシール部材54が設けられている。バルブ55は、移動可能に設けられた開閉部材55aと、開閉部材55aを閉方向に付勢するバネ55bと、を含む。バネ55bの付勢によって、開閉部材55aは、シール部材54に当接することで挿入穴53と収容部51との連通を遮断する閉位置に位置される。
補充ボトル5を用いたインクの補充作業について説明する。ここではインクタンク2Cにシアンインクを補充する場合を例示する。ユーザは、シアンインクを貯留する補充ボトル5を準備する。また、インクタンク2Cのニードル22からキャップ4を取り外す。そして、図9(A)に示すように、ニードル22が挿入穴53に挿入されるよう、補充ボトル5を、閉鎖部材52の側を下向きにした垂直姿勢にてインクタンク2Cに装着する。
図9(B)は補充ボトル5がインクタンク2Cの側へ押し込まれ、ニードル22が挿入穴53に挿入され始めた状態を示す。図9(B)の段階では、ニードル22が開閉部材55aに到達しておらず、バルブ55は閉鎖状態のままである。
図9(C)は補充ボトル5の装着が完了した段階を示す。ニードル22が開閉部材55aを、バネ55bの付勢力に抗して押し上げ、開閉部材55aがシール部材54から離間した開位置に変位している。バルブ55は開放状態となり、収容部51とニードル22の流路221及び222とが連通状態となる。収容部51内のシアンインクが、流路221及び222からインクタンク2Cへ流入する。
インクの補充が終わると、補充タンク5をインクタンク2Cから取り外す。取り外し作業は、装着時と逆の手順となる。図9(C)の状態から補充ボトル5を引き上げると、ニードル22が開閉部材55aから離間するので図9(A)の状態に戻る。バネ55bの付勢により開閉部材55aが閉位置に戻り、バルブ55は閉鎖状態に戻る。したがって、挿入穴53から収容部51内のシアンインクが流出することはない。
「4.補充時のインクの流れ」
図9(C)の状態で、補充ボトル5から、ニードル22の流路221及び222、流路31及び32を介して収納部25へインクが流れる挙動について図10(A)~図13(C)を参照して説明する。図10(A)、図11(A)、図12(A)及び図13(A)は図4(B)のA-A線断面図に相当し、流路222及び32におけるインクの流れを模式的に示している。図11(C)、図12(C)及び図13(C)は図4(B)のB-B線断面図に相当し、流路221及び31におけるインクの流れを模式的に示している。図10(B)、図11(B)、図12(B)及び図13(B)は、流路31、32の付近におけるインクタンクの側面視図に相当する。
図10(A)~図10(C)は、補充ボトル5から流路31及び32にインクが流入し始めた段階を示している。インクが流入する初期の段階では、流路31及び32に対して、概ね同様にインクが流入する。その後、図11(A)乃至図11(C)に示すように、インクは流路31の開口部31a、流路31の開口部32aに到達する。開口部31aは開口面積が小さいため、表面張力によりインクの液膜が張りやすい。開口部32aは開口面積が大きいため、液膜が張りにくい。言い換えると、開口部31aは液膜が張りやすいように開口面積が小さく設計され、開口部32aは液膜が張りにくいように大きく設計される。
流路31の閉塞が起きると補充ボトル5内部の負圧を解消するために、図12(A)乃至図12(C)に示すように、閉塞していない流路32から空気が補充ボトル5内へ流入し、流路31にはインクが溜まってくる。流路31に溜まったインクの自重が、開口部31aの液膜の表面張力よりも大きくなると、インクは開口部31aを通過して収容部25に流入し始める。その後は、図13(A)乃至図13(C)に示すように、流路31を介して補充ボトル5のインクが収容部25へ連続的に流れ、流路32を介して補充ボトル5に空気が連続的に流入する。こうした気液交換によって補充ボトル5から収容部25へスムーズにインクを流入させることができる。
本実施形態では、開口部31aにおいて、初期において意図的に表面張力による液膜を張ることで、よどみなく安定してインクが注入されることを実現している。意図しない部位で表面張力による液膜を生じさせないため、例えば、ニードル22の先端において、流路221、222を斜めに開口させている。これにより、インクの液膜が張りにくくしている。また、流路221の断面積を流路222よりも大きくすることにより補充ボトル5からのインクがインクタンク2へより多く流れ込み、速度向上を図れる。
ここで、本実施形態では、Z方向の長さでR1<R11であり、また、W3<W13の関係にある。つまり、ニードル22から見て、流路32の方が流路31よりも断面積や空間が拡大する部分を有している。流れるインクはこの拡大部で渦が発生することでエネルギーを失い、流れを阻害される場合がある。流路31をインクの流通路として用い、流路32を空気の流通路として用いることで、インクタンク2に対するインクの流入効率を弧状できる。
<他の実施形態>
上記実施形態では、流路31に形状部33を、流路32に形状部34を設けた。しかし、形状部は流路31又は流路32の一方にのみ設けてもよい。この場合、インクが連続的に流れる流路31のみに形状部を設けてもよい。
上記実施形態では、液体収容器としてインクタンク2を例示し、また、用途としてインクを吐出する記録ヘッド13A及び13Bを備えた記録装置1を例示した。しかし、本発明は、インク以外の液体を収容する液体収容器や、インク以外の液体を吐出する吐出ヘッドを備えた装置の用途にも適用可能である。
<実施形態の開示>
上記実施形態は、以下の各項目の発明を開示している。
主に、補充ボトルから液体収容器への液体の流入速度を向上する技術を提供する発明として、下記項目1~25の発明を開示している。
項目1.
液体を吐出する吐出ヘッドに供給される前記液体を収容する収容部と、
前記収容部に前記液体を補充するための補充ボトルに挿入され、前記補充ボトルと連通する第一流路及び第二流路を形成するニードルと、
前記第一流路と前記収容部との間の第三流路と、
前記第二流路と前記収容部との間の第四流路と、を備えた液体収容器であって、
前記第三流路の前記第一流路の側の端部に、前記第一流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第一形状部が形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目2.
項目1に記載の液体収容器であって、
前記第四流路の前記第二流路の側の端部に、前記第二流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第二形状部が形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目3.
項目2に記載の液体収容器であって、
前記第一形状部が前記第一流路と共通する断面形状の輪郭長は、前記第二形状部が前記第二流路と共通する断面形状の輪郭長よりも長い、
ことを特徴とする液体収容器。
項目4.
項目1乃至項目3のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記第三流路は、第一方向に延設された流路であり、
前記第四流路は、前記第一方向に延設された流路であり、
前記第三流路は、前記第一方向と交差する第二方向及び第三方向に幅を有する流路であり、
前記第四流路は、前記第二方向及び前記第三方向に幅を有する流路であり、
前記第三流路の前記第二方向の幅は、前記第四流路の前記第二方向の幅よりも狭い、
ことを特徴とする液体収容器。
項目5.
項目4に記載の液体収容器であって、
前記第三流路は、
前記収容部に近づくにつれて前記第三方向の幅が減少する第一変化部と、
前記第一変化部から前記収容部へ向かって形成され、前記第三方向の幅が同じ第一均一部と、を有し、
前記第四流路は、
前記収容部に近づくにつれて前記第三方向の幅が減少する第二変化部と、
前記第二変化部から前記収容部へ向かって形成され、前記第三方向の幅が同じ第二均一部と、を有し、
前記第一均一部における前記第三流路の前記第三方向の幅は、前記第二均一部における前記第四流路の前記第三方向の幅よりも狭い、
ことを特徴とする液体収容器。
項目6.
項目1乃至項目3のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記第一流路、前記第二流路、前記第三流路及び前記第四流路は、それぞれ、上下方向に延設された流路であり、
前記第一流路と前記第二流路とは、前記上下方向と交差する横方向に隣接して形成され、
前記第三流路と前記第四流路とは、前記横方向に隣接して形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目7.
項目6に記載の液体収容器であって、
前記上下方向で同じ位置における前記第三流路の断面積と前記第四流路の断面積とが異なる、
ことを特徴とする液体収容器。
項目8.
項目6又は項目7に記載の液体収容器であって、
前記上下方向で同じ位置における前記第一流路の断面積と前記第二流路の断面積とが異なる、
ことを特徴とする液体収容器。
項目9.
項目6又は項目7に記載の液体収容器であって、
前記上下方向で同じ位置における前記第三流路の断面積は前記第四流路の断面積よりも小さく、
前記上下方向で同じ位置における前記第一流路の断面積は前記第二流路の断面積よりも大きい、
ことを特徴とする液体収容器。
項目10.
項目1乃至項目9のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記第二流路と前記第四流路との境界における断面積の変化は、前記第一流路と前記第三流路との境界における断面積の変化よりも大きい、ことを特徴とする液体収容器。
項目11.
項目1乃至項目10のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記第一流路、前記第二流路、それぞれ、上下方向に延設された流路であり、
前記第一流路の前記補充ボトルの側の開口部は、前記第一流路の流路方向に対して斜めに開口しており、
前記第二流路の前記補充ボトルの側の開口部は、前記第二流路の流路方向に対して斜めに開口している、
ことを特徴とする液体収容器。
項目12.
項目1乃至項目11のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記第三流路は、前記収容部に開口した第一開口部を有し、
前記第四流路は、前記収容部に開口した第二開口部を有し、
前記第一開口部は、前記第二開口部よりも開口面積が小さい、
ことを特徴とする液体収容器。
項目13.
項目1乃至項目12のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
容器本体と、
前記容器本体の第一側部を封止する第一封止部材と、を備え、
前記ニードルは、前記容器本体に一体的に形成された筒状の部材であり、
前記第三流路及び前記第四流路は、それぞれ、前記第一側部に形成された溝と前記第一封止部材とによって形成される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目14.
項目13に記載の液体収容器であって、
前記容器本体の第二側部を封止する第二封止部材を備え、
前記収容部は、前記第二側部に開口した空間と前記第二封止部材とによって形成される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目15.
項目14に記載の液体収容器であって、
前記ニードルは、前記容器本体の天部から上方に突出し、
前記空間は、前記容器本体の底部の側に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目16.
項目1乃至項目15のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記第一流路の断面形状は、扇形状であり、
前記第一形状部の断面形状は、円弧形状である、
ことを特徴とする液体収容器。
項目17.
項目2に記載の液体収容器であって、
前記第二流路の断面形状は、扇形状であり、
前記第二形状部の断面形状は、円弧形状である、
ことを特徴とする液体収容器。
項目18.
項目1に記載の液体収容器であって、
前記ニードル及び前記収容部を形成する容器本体と、
前記容器本体の第一側部を封止する第一封止部材と、
前記容器本体の第二側部を封止する第二封止部材と、
前記容器本体に形成された複数のバッファ室と、
前記容器本体に形成され、前記複数のバッファ室を介して前記収容部と連通した大気連通口と、を備え、
前記複数のバッファ室は、
前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止されたバッファ室と、
前記第二側部に開口し、かつ、前記第二封止部材によって封止されたバッファ室と、を含む、
ことを特徴とする液体収容器。
項目19.
項目18に記載の液体収容器であって、
前記複数のバッファ室は、第五流路を介して前記収容部と連通した第一バッファ室を含み、
前記液体収容器の姿勢が、前記第二側部を下にした姿勢である場合、前記第五流路は、前記収容部に収容された最大量のインクの液面よりも高い位置に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目20.
項目18又は項目19に記載の液体収容器であって、
前記大気連通口は、前記容器本体の第三側部に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目21.
項目18乃至項目20のいずれか一項に記載の液体収容器であって、
前記容器本体に形成された、前記液体の出口部を備え、
前記出口部は、前記収容部に収容された最大量のインクの液面よりも高い位置に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目22.
項目18に記載の液体収容器であって、
前記容器本体に形成された、前記液体の出口部を備え、
前記出口部は、第五流路を介して前記収容部と連通し、
前記第五流路は、前記容器本体に形成された溝と、前記第一封止部材とにより画定される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目23.
項目18に記載の液体収容器であって、
前記複数のバッファ室は、
前記収容部と連通した第一バッファ室と、
前記大気連通口と連通した第二バッファ室と、を含み、
前記第一バッファ室は、前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止され、
前記第二バッファ室は、前記第二側部に開口し、かつ、前記第二封止部材によって封止される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目24.
項目18に記載の液体収容器であって、
前記複数のバッファ室は、
第五流路を介して前記収容部と連通した第一バッファ室と、
第六流路を介して前記第一バッファ室と連通した第二バッファ室と、を含み、
前記第一バッファ室及び前記第二バッファ室は、前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止され、
前記第六流路は、前記容器本体に形成された溝と、前記第二封止部材によって画定される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目25.
インクを吐出する記録ヘッドを支持する支持部材と、
前記記録ヘッドに供給される前記インクを収容するインクタンクと、
を備えた記録装置であって、
前記インクタンクは、
前記インクを収容する収容部と、
前記収容部に前記インクを補充するための補充ボトルに挿入され、前記補充ボトルと連通する第一流路及び第二流路を形成するニードルと、
前記第一流路と前記収容部との間の第三流路と、
前記第二流路と前記収容部との間の第四流路と、を備え、
前記第三流路の前記第一流路の側の端部に、前記第一流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第一形状部が形成されている、
ことを特徴とする記録装置。
主に、記録装置が使用時と異なる姿勢で設置された際や外部気圧・温度変化等の影響による大気連通口からの液体漏れを抑制する技術を提供する発明として、下記項目26~33の発明を開示している。
項目26.
容器本体と、
前記容器本体に形成され、液体を吐出する吐出ヘッドに供給される液体を収容する収容部と、
前記容器本体の第一側部を封止する第一封止部材と、
前記容器本体の第二側部を封止する第二封止部材と、
前記容器本体に形成された複数のバッファ室と、
前記容器本体に形成され、前記複数のバッファ室を介して前記収容部と連通した大気連通口と、を備え、
前記複数のバッファ室は、
前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止されたバッファ室と、
前記第二側部に開口し、かつ、前記第二封止部材によって封止されたバッファ室と、を含む、
ことを特徴とする液体収容器。
項目27.
項目26に記載の液体収容器であって、
前記複数のバッファ室は、第一流路を介して前記収容部と連通した第一バッファ室を含み、
前記液体収容器の姿勢が、前記第二側部を下にした姿勢である場合、前記第五流路は、前記収容部に収容された最大量のインクの液面よりも高い位置に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目28.
項目26に記載の液体収容器であって、
前記大気連通口は、前記容器本体の第三側部に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目29.
項目26に記載の液体収容器であって、
前記容器本体に形成された、前記液体の出口部を備え、
前記出口部は、前記収容部に収容された最大量のインクの液面よりも高い位置に形成されている、
ことを特徴とする液体収容器。
項目30.
項目26に記載の液体収容器であって、
前記容器本体に形成された、前記液体の出口部を備え、
前記出口部は、第一流路を介して前記収容部と連通し、
前記第一流路は、前記容器本体に形成された溝と、前記第一封止部材とにより画定される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目31.
項目26に記載の液体収容器であって、
前記複数のバッファ室は、
前記収容部と連通した第一バッファ室と、
前記大気連通口と連通した第二バッファ室と、を含み、
前記第一バッファ室は、前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止され、
前記第二バッファ室は、前記第二側部に開口し、かつ、前記第二封止部材によって封止される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目32.
項目26に記載の液体収容器であって、
前記複数のバッファ室は、
第一流路を介して前記収容部と連通した第一バッファ室と、
第二流路を介して前記第一バッファ室と連通した第二バッファ室と、を含み、
前記第一バッファ室及び前記第二バッファ室は、前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止され、
前記第二流路は、前記容器本体に形成された溝と、前記第二封止部材によって画定される、
ことを特徴とする液体収容器。
項目33.
液体を吐出する記録ヘッドを支持する支持部材と、
前記記録ヘッドに供給される前記液体を収容する、項目26~32のいずれか一項に記載の液体収容器と、
を備えた記録装置。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。したがって、発明の範囲を公にするために項目を添付する。
2Bk、2C、2M、2Y インクタンク、5 補充ボトル、22 ニードル、25 収容部

Claims (25)

  1. 液体を吐出する吐出ヘッドに供給される前記液体を収容する収容部と、
    前記収容部に前記液体を補充するための補充ボトルに挿入され、前記補充ボトルと連通する第一流路及び第二流路を形成するニードルと、
    前記第一流路と前記収容部との間の第三流路と、
    前記第二流路と前記収容部との間の第四流路と、を備えた液体収容器であって、
    前記第三流路の前記第一流路の側の端部に、前記第一流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第一形状部が形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  2. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第四流路の前記第二流路の側の端部に、前記第二流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第二形状部が形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  3. 請求項2に記載の液体収容器であって、
    前記第一形状部が前記第一流路と共通する断面形状の輪郭長は、前記第二形状部が前記第二流路と共通する断面形状の輪郭長よりも長い、
    ことを特徴とする液体収容器。
  4. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第三流路は、第一方向に延設された流路であり、
    前記第四流路は、前記第一方向に延設された流路であり、
    前記第三流路は、前記第一方向と交差する第二方向及び第三方向に幅を有する流路であり、
    前記第四流路は、前記第二方向及び前記第三方向に幅を有する流路であり、
    前記第三流路の前記第二方向の幅は、前記第四流路の前記第二方向の幅よりも狭い、
    ことを特徴とする液体収容器。
  5. 請求項4に記載の液体収容器であって、
    前記第三流路は、
    前記収容部に近づくにつれて前記第三方向の幅が減少する第一変化部と、
    前記第一変化部から前記収容部へ向かって形成され、前記第三方向の幅が同じ第一均一部と、を有し、
    前記第四流路は、
    前記収容部に近づくにつれて前記第三方向の幅が減少する第二変化部と、
    前記第二変化部から前記収容部へ向かって形成され、前記第三方向の幅が同じ第二均一部と、を有し、
    前記第一均一部における前記第三流路の前記第三方向の幅は、前記第二均一部における前記第四流路の前記第三方向の幅よりも狭い、
    ことを特徴とする液体収容器。
  6. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第一流路、前記第二流路、前記第三流路及び前記第四流路は、それぞれ、上下方向に延設された流路であり、
    前記第一流路と前記第二流路とは、前記上下方向と交差する横方向に隣接して形成され、
    前記第三流路と前記第四流路とは、前記横方向に隣接して形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  7. 請求項6に記載の液体収容器であって、
    前記上下方向で同じ位置における前記第三流路の断面積と前記第四流路の断面積とが異なる、
    ことを特徴とする液体収容器。
  8. 請求項6に記載の液体収容器であって、
    前記上下方向で同じ位置における前記第一流路の断面積と前記第二流路の断面積とが異なる、
    ことを特徴とする液体収容器。
  9. 請求項6に記載の液体収容器であって、
    前記上下方向で同じ位置における前記第三流路の断面積は前記第四流路の断面積よりも小さく、
    前記上下方向で同じ位置における前記第一流路の断面積は前記第二流路の断面積よりも大きい、
    ことを特徴とする液体収容器。
  10. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第二流路と前記第四流路との境界における断面積の変化は、前記第一流路と前記第三流路との境界における断面積の変化よりも大きい、ことを特徴とする液体収容器。
  11. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第一流路、前記第二流路、それぞれ、上下方向に延設された流路であり、
    前記第一流路の前記補充ボトルの側の開口部は、前記第一流路の流路方向に対して斜めに開口しており、
    前記第二流路の前記補充ボトルの側の開口部は、前記第二流路の流路方向に対して斜めに開口している、
    ことを特徴とする液体収容器。
  12. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第三流路は、前記収容部に開口した第一開口部を有し、
    前記第四流路は、前記収容部に開口した第二開口部を有し、
    前記第一開口部は、前記第二開口部よりも開口面積が小さい、
    ことを特徴とする液体収容器。
  13. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    容器本体と、
    前記容器本体の第一側部を封止する第一封止部材と、を備え、
    前記ニードルは、前記容器本体に一体的に形成された筒状の部材であり、
    前記第三流路及び前記第四流路は、それぞれ、前記第一側部に形成された溝と前記第一封止部材とによって形成される、
    ことを特徴とする液体収容器。
  14. 請求項13に記載の液体収容器であって、
    前記容器本体の第二側部を封止する第二封止部材を備え、
    前記収容部は、前記第二側部に開口した空間と前記第二封止部材とによって形成される、
    ことを特徴とする液体収容器。
  15. 請求項14に記載の液体収容器であって、
    前記ニードルは、前記容器本体の天部から上方に突出し、
    前記空間は、前記容器本体の底部の側に形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  16. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記第一流路の断面形状は、扇形状であり、
    前記第一形状部の断面形状は、円弧形状である、
    ことを特徴とする液体収容器。
  17. 請求項2に記載の液体収容器であって、
    前記第二流路の断面形状は、扇形状であり、
    前記第二形状部の断面形状は、円弧形状である、
    ことを特徴とする液体収容器。
  18. 請求項1に記載の液体収容器であって、
    前記ニードル及び前記収容部を形成する容器本体と、
    前記容器本体の第一側部を封止する第一封止部材と、
    前記容器本体の第二側部を封止する第二封止部材と、
    前記容器本体に形成された複数のバッファ室と、
    前記容器本体に形成され、前記複数のバッファ室を介して前記収容部と連通した大気連通口と、を備え、
    前記複数のバッファ室は、
    前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止されたバッファ室と、
    前記第二側部に開口し、かつ、前記第二封止部材によって封止されたバッファ室と、を含む、
    ことを特徴とする液体収容器。
  19. 請求項18に記載の液体収容器であって、
    前記複数のバッファ室は、第五流路を介して前記収容部と連通した第一バッファ室を含み、
    前記液体収容器の姿勢が、前記第二側部を下にした姿勢である場合、前記第五流路は、前記収容部に収容された最大量のインクの液面よりも高い位置に形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  20. 請求項18に記載の液体収容器であって、
    前記大気連通口は、前記容器本体の第三側部に形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  21. 請求項18に記載の液体収容器であって、
    前記容器本体に形成された、前記液体の出口部を備え、
    前記出口部は、前記収容部に収容された最大量のインクの液面よりも高い位置に形成されている、
    ことを特徴とする液体収容器。
  22. 請求項18に記載の液体収容器であって、
    前記容器本体に形成された、前記液体の出口部を備え、
    前記出口部は、第五流路を介して前記収容部と連通し、
    前記第五流路は、前記容器本体に形成された溝と、前記第一封止部材とにより画定される、
    ことを特徴とする液体収容器。
  23. 請求項18に記載の液体収容器であって、
    前記複数のバッファ室は、
    前記収容部と連通した第一バッファ室と、
    前記大気連通口と連通した第二バッファ室と、を含み、
    前記第一バッファ室は、前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止され、
    前記第二バッファ室は、前記第二側部に開口し、かつ、前記第二封止部材によって封止される、
    ことを特徴とする液体収容器。
  24. 請求項18に記載の液体収容器であって、
    前記複数のバッファ室は、
    第五流路を介して前記収容部と連通した第一バッファ室と、
    第六流路を介して前記第一バッファ室と連通した第二バッファ室と、を含み、
    前記第一バッファ室及び前記第二バッファ室は、前記第一側部に開口し、かつ、前記第一封止部材によって封止され、
    前記第六流路は、前記容器本体に形成された溝と、前記第二封止部材によって画定される、
    ことを特徴とする液体収容器。
  25. インクを吐出する記録ヘッドを支持する支持部材と、
    前記記録ヘッドに供給される前記インクを収容するインクタンクと、
    を備えた記録装置であって、
    前記インクタンクは、
    前記インクを収容する収容部と、
    前記収容部に前記インクを補充するための補充ボトルに挿入され、前記補充ボトルと連通する第一流路及び第二流路を形成するニードルと、
    前記第一流路と前記収容部との間の第三流路と、
    前記第二流路と前記収容部との間の第四流路と、を備え、
    前記第三流路の前記第一流路の側の端部に、前記第一流路の断面形状の一部と共通する断面形状を有する第一形状部が形成されている、
    ことを特徴とする記録装置。
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