JP2023179867A - ヒートポンプサイクル装置 - Google Patents

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潤 吉田
Jun Yoshida
耕 稲垣
Ko Inagaki
由樹 山岡
Yoshiki Yamaoka
俊二 森脇
Shunji Moriwaki
繁男 青山
Shigeo Aoyama
和人 中谷
Kazuto Nakatani
雅章 長井
Masaaki Nagai
陽平 松波
Yohei Matsunami
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Abstract

【課題】本開示は、電装箱の密閉性と電装品の放熱を両立させ、安全性と信頼性を高めることのできる可燃性冷媒を使用するヒートポンプサイクル装置を提供する。【解決手段】筐体10の内部に、圧縮機22、利用側熱交換器23、膨張手段24および熱源側熱交換器20を収容し、これらを環状に接続し可燃性冷媒を用いた冷媒回路と、熱源側熱交換器20に空気を流通させる送風装置21と、電装箱30と、を備え、電装箱30は、気密に構成され、電装箱30の内部には、空気を循環させるファン44を設けた。【選択図】図6

Description

本発明は、ヒートポンプサイクル装置に関する。
特許文献1では、密閉構造を有する電装品が収容されたケーシング(電装箱)を、可燃性冷媒が流れる冷媒配管と冷却ジャケットを介して熱的に結合させることで、ケーシング内部の温度上昇を抑制できる電装箱の構成が開示されている。
本開示では、可燃性冷媒が流れる冷媒配管と、電装品が収容され、密閉構造の導電性材料からなるケーシングと、冷媒配管の一部を被い、冷媒配管と熱的に結合された導電性材料からなる冷却ジャケットとを備える。上記ケーシングが冷却ジャケットを介して冷媒配管に熱的に結合している。また、上記冷却ジャケットが冷媒配管と電気的に接続され、ケーシングが冷却ジャケットを介して冷媒配管に電気的に接続されている。
また、特許文献2では、空気調和機本体内に、密閉されていない電装箱を搭載した構成が開示されている。
本開示では、漏洩した可燃性冷媒が電装箱に入ったとしても、電装箱内外に亘って空気を流通させることにより、電装箱内に侵入した冷媒を箱外へ排出する空気流通路を具備している。
特開2008-101862号公報 特開平11-094291号公報
本開示は、電装箱の密閉性と電装品の放熱を両立させ、安全性と信頼性を高めることのできる可燃性冷媒を使用するヒートポンプサイクル装置を提供する。
本開示におけるヒートポンプサイクル装置は、筐体の内部に、圧縮機、利用側熱交換器、膨張手段および熱源側熱交換器を収容し、これらを環状に接続し可燃性冷媒を用いた冷媒回路と、前記熱源側熱交換器に空気を流通させる送風装置と、電装箱と、を備え、前記電装箱は、気密に構成され、電装箱の内部には、空気を循環させる循環装置を設けた。
本開示におけるヒートポンプサイクル装置は、電装箱内に配置される電子部品の温度上昇を抑制し、製品の故障や寿命低下を防止することができる。また、電装箱に漏洩冷媒が浸入することがなく、防爆対策もでき、安全性を高めることができる。
実施の形態1のヒートポンプサイクル装置を示す斜視図 実施の形態1のヒートポンプサイクル装置を示す分解斜視図 実施の形態1のヒートポンプサイクル装置の前面パネルを取り外した状態を示す正面図 実施の形態1に係るヒートポンプサイクル装置の概略構造を示す正面図 実施の形態1に係る冷媒回路を示す回路図 実施の形態1の電装箱を示す分解斜視図 実施の形態1の電装箱を示す蓋部材を外した状態の平面図 実施の形態1の電装箱を示す縦断面図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、可燃性冷媒を用いた給湯器等のヒートポンプサイクル装置では、可燃性冷媒漏洩時の電装部品からの着火、防爆対策として電装箱を密閉構造として電装箱内に可燃性ガスが浸入しない構成とするか、或いは電装箱に通気性を持たせて、浸入した可燃性ガスを着火濃度以下に希釈させる技術があった。
しかしながら、電装箱を密閉構造にした場合、電装箱の温度上昇が大きくなり、電装品の劣化や信頼性の低下につながるおそれがある。また、電装箱に通気性を持たせた場合、ごみ詰まり等の要因により、可燃性冷媒の希釈が不十分となるおそれがある。すなわち、従来のこうした構成では可燃性冷媒と着火源との確実な分離が困難となるおそれがあることから、発明者らは、スパークによる着火と居住空間への冷媒漏洩に対する安全対策をより十分に担保する本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、電装箱の密閉性と電装品の放熱を両立させ、安全性と信頼性を高めることのできる可燃性冷媒を使用するヒートポンプサイクル装置を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.ヒートポンプサイクル装置の構成]
図1は、実施の形態1に係るヒートポンプサイクル装置の斜視図である。図2は、実施の形態1に係るヒートポンプサイクル装置の分解斜視図である。図3は、実施の形態1に係るヒートポンプサイクル装置の前面パネルと右側前パネルとを取り外した状態を示す正面図である。図4は、実施の形態1に係るヒートポンプサイクル装置の概略構造を示す正面図である。
図1から図4に示すように、ヒートポンプサイクル装置1は、箱状の筐体10を備えている。本実施の形態では、筐体10の各部は、いずれも鋼板によって形成される。
筐体10の内部には、上下方向に延在する仕切板11が設けられている。仕切板11によって、筐体10の内部空間は、送風機室12と、機械室13とに仕切られている(図4を参照)。
筐体10は、筐体10の底面を形成する底板14と、筐体10の機械室13を前後から覆う右側前パネル15aおよび右側後パネル15bと、送風機室12の前面を覆う前面パネル16と、筐体10の上面を覆う天板17と、を備えている。
前面パネル16には、メッシュ状に形成され空気が通る通風部18が設けられている。
送風機室12には、熱源側熱交換器20と、送風装置21とが設けられている。
本実施形態の熱源側熱交換器20は、筐体10の高さ方向に沿って延在し、筐体10の側面と、背面とに対向するように、筐体10の平面視で略L字状に形成されている。
熱源側熱交換器20は、例えば、フィンチューブ式の熱交換器が用いられる。
送風装置21は、例えば、プロペラ状の羽根車を備える軸流ファンが用いられる。送風装置21は、軸流方向が通風部18に向かうように配置される。
機械室13の内部には、圧縮機22、利用側熱交換器23、膨張手段24(図5参照)等の冷媒回路を形成する各種の機器や、これらを互いに接続する冷媒配管25が収容されている。
利用側熱交換器23は、例えば、プレート熱交換器が用いられる。
仕切板11の上部は、電装箱30を設置できるように切り欠かれている。仕切板11の上部の切欠かれた箇所には、電装箱30が設置されている。
[1-1-2.冷媒回路の構成]
図5は、実施の形態1に係る冷媒回路を示す回路図である。
図5に示すように、圧縮機22、四方弁27、利用側熱交換器23、膨張手段24および熱源側熱交換器20は、所定の冷媒配管25を介して環状に接続され、冷媒回路を構成している。
利用側熱交換器23には、所定の給水配管28が接続されており、利用側熱交換器23において、冷媒回路を循環する冷媒と熱交換が行われる。
圧縮機22で圧縮されて高温高圧となった冷媒は、図5に実線矢印で示すように流れ、利用側熱交換器23に送られ、利用側熱交換器23により給水配管28を流れる水と熱交換して冷却され、水は、冷媒の熱を受けて温水となって所定の箇所に供給される。
利用側熱交換器23から排出された冷媒は、膨張手段24で減圧されて熱源側熱交換器20で熱交換され、ガス冷媒となって再び圧縮機22に戻される。
また、四方弁27を切り替えることにより、図5に破線矢印で示すように、冷媒が流れ、熱源側熱交換器20で外気と熱交換し、膨張手段24で減圧された後、利用側熱交換器23に送られることで、給水配管28を流れる水を冷却することができるように構成されている。
ここで、本実施の形態においては、冷媒として可燃性冷媒が用いられる。可燃性冷媒は、R32若しくはR32を70重量パーセント以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロパンを含む混合冷媒である。
なお、冷媒として可燃性冷媒ではなく、不燃性冷媒を用いてもよい。
[1-1-3.電装箱の構成]
図6は、実施の形態1の電装箱を示す分解斜視図である。図7は、実施の形態1の電装箱を示す蓋部材を外した状態の平面図である。図8は、実施の形態1の電装箱を示す縦断面図である。
図2に示すように、仕切板11の上部の切欠かれた箇所には、電装箱30が配置されており、電装箱30は、機械室13および前記送風機室12に跨がって配置されている。
図6から図8に示すように、電装箱30は、上面が開放された開口31を有する箱型の電装箱本体32と、開口31を閉塞する蓋部材33と、を備えている。
電装箱本体32の底面34には、略長方形の底面開口部35が形成されている。
電装箱本体32は、熱伝導率の高い材料、例えば、金属材料により形成されている。
なお、本実施の形態においては、電装箱本体32全体を金属材料により形成しているが、送風機室12に位置する部分のみを金属材料により形成するようにしてもよい。
蓋部材33は、略長方形の平板状に形成されている。蓋部材33は、電装箱本体32と同様に熱伝導率の高い、金属材料で形成されることが好ましい。
電装箱30の内部には、プリント配線基板からなる制御基板40と、各種電子部品が収容されている。
制御基板40には、図示しないが例えば、CPUなどの半導体チップ、トランジスタ、コンデンサ、抵抗などの電子部品が搭載され、電気回路を構成している。
制御基板40の下面には、複数のフィンを備えた放熱板41が設けられており、底面開口部35から下方に突出するように設置される。
制御基板40は、底面開口部35から放熱板41が下方に突出するように設置される。底面開口部35の周縁部には、シール材42が配置されており、制御基板40と底面開口部35を閉塞するように固定される。
電装箱本体32の底面34の制御基板40の両側には、制御基板40に接続されるその他の電子部品が設置されている。
電子部品のうち発熱量が多いリアクタ43の近傍には、循環装置としての電装箱30内のファン44が設置されている。
電装箱30内のファン44は、その送風方向がリアクタ43に指向されるように設置されている。
電装箱本体32の上部は、シール材42を介して蓋部材33がねじなどにより固定される。これにより、電装箱本体32の内部は、密閉化される。
また、筐体10の天板17の下面と、電装箱30の蓋部材33の上面との間には、通風可能な空間が形成されている。
電装箱本体32の底面34のうち機械室13に位置する箇所には、制御基板40に接続されたケーブルの取り出し部46が設けられている。
本実施の形態においては、取り出し部46には、ケーブルグランド50が取付けられている。ケーブル45は、ケーブルグランド50を介して電装箱30の外部に取出され、圧縮機22など所定の機器に接続されている。
[1-2.動作]
次に、以上のように構成されたヒートポンプサイクル装置1について、その動作を説明する。
ヒートポンプサイクル装置1を駆動すると、圧縮機22、送風装置21が動作されるとともに、電装箱30内のファン44も動作が開始される。
これにより、温水を利用する場合には、圧縮機22で圧縮されて高温高圧となった冷媒は、図5に実線矢印で示すように流れ、利用側熱交換器23に送られ、給水配管28を流れる水と熱交換して冷却され、水は、冷媒の熱を受けて温水となって所定の箇所に供給される。
利用側熱交換器23から排出された冷媒は、膨張手段24で減圧されて熱源側熱交換器20で熱交換され、ガス冷媒となって再び圧縮機22に戻される。
また、冷水を利用する場合には、四方弁27を切り替えることにより、図5に破線矢印で示すように、冷媒が流れ、熱源側熱交換器20で外気と熱交換し、膨張手段24で減圧された後、利用側熱交換器23に送られ、給水配管28を流れる水を冷却した後、再び圧縮機22に戻される。
これらの動作中に、送風装置21が動作されることで、送風機室12に位置する電装箱30に対して空気が流れる。
この、送風装置21の動作により、放熱板41に対して空気が当たる。これにより、放熱板41の冷却を行うことができ、放熱板41を介して制御基板40の冷却を行うことができる。
また、筐体10の天板17の下面と、電装箱30の蓋部材33の上面との間には、通風可能な空間が形成されているので、電装箱30の蓋部材33の上面にも空気が流れる。
これらの空気の流れにより、送風機室12内にある電装箱30の表面全体を冷却することができる。
また、本実施の形態においては、電装箱30の内部にファン44を設け、この電装箱30内のファン44を駆動することで、電装箱30の内部で空気を循環させることができる。
これにより、電装箱30の内部の一部に熱が滞留することを抑制することができ、温度分布を平均化することができる。そのため、送風装置21の動作により、電装箱30の外側に空気が送られた場合に、放熱効果を高めることができる。
また、本実施の形態においては、電装箱30内のファン44を発熱量が多いリアクタ43に指向するように配置しているので、高温となりやすいリアクタ43を効率よく冷却することができ、電装箱30の内部の熱の滞留を抑制することができる。
また、電装箱30内のファン44を駆動することで、電装箱30の密閉性が低下し、可燃性冷媒が浸入した場合でも、電装箱30の内部に可燃性冷媒が滞留することを防止し、非可燃域以下の濃度に保つことができる。
[1-3.効果等]
以上のように、本実施の形態においては、筐体10の内部に、圧縮機22、利用側熱交換器23、膨張手段24および熱源側熱交換器20を収容し、これらを環状に接続し可燃性冷媒を用いた冷媒回路と、熱源側熱交換器20に空気を流通させる送風装置21と、電装箱30と、を備え、電装箱30は、気密に構成され、電装箱30の内部には、空気を循環させる電装箱30内のファン44(循環装置)を設けた。
電装箱30内のファン44を駆動することで、電装箱本体32の内部の空気を循環させ、特定の箇所に熱が滞留しないようにすることができる。これにより、電装箱30内にファン44がない場合に比べて、電装箱30内に配置されるリアクタ43等の電子部品の温度上昇を抑制して、電装箱30の内部における温度分布を、より平均化することができる。したがって、製品の故障や寿命低下を抑制することができる。また、電装箱30を気密に構成しているので、電装箱30に漏洩冷媒が浸入することがなく、防爆対策もでき、安全性を高めることができる。
また、本実施の形態においては、圧縮機22、利用側熱交換器23、膨張手段24を筐体10の一方に位置する機械室13に配置し、熱源側熱交換器20、送風装置21を筐体10の他方に位置する送風機室12に配置し、電装箱30は、機械室13および送風機室12に跨がって配置されている。
これにより、電装箱30の少なくとも一部を送風機室12に配置することで、電装箱30の送風機室12側に位置する部分に、送風装置21で風を送り、電装箱30の放熱を促進し、冷却を行うことができる。
また、本実施の形態においては、電装箱30の少なくとも送風機室12に位置する部分を金属材料で構成し、電装箱30に収容される制御基板40に放熱板41を設け、放熱板41は、送風機室12に配置されている。
これにより、電装箱30を金属材料で構成することで、熱伝導効率を高めることができ、電装箱30の冷却効率を高めることができる。また、送風装置21により送られる空気により、放熱板41を介して制御基板40を冷却することができる。
また、本実施の形態においては、筐体10の天板17と、電装箱30と間に通風可能な空間が形成されている。
これにより、電装箱30の上面にも空気が流れることになり、電装箱30の表面全体を空気により冷却することができ、電装箱30の内部に収容されるリアクタ43の温度上昇を抑制することができる。
また、本実施の形態において、可燃性冷媒は、R32若しくはR32を70重量パーセント以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロパンを含む混合冷媒である。
本実施の形態において、電装箱30は密閉構造であり、前述の可燃性冷媒から隔離されている。これにより、可燃性冷媒が漏洩した場合でも、スパークによる着火などの事故を防止することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
[上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)
筐体の内部に、圧縮機、利用側熱交換器、膨張手段および熱源側熱交換器を収容し、これらを環状に接続し可燃性冷媒を用いた冷媒回路と、前記熱源側熱交換器に空気を流通させる送風装置と、電装箱と、を備え、前記電装箱は、気密に構成され、電装箱の内部には、空気を循環させる循環装置を設けたヒートポンプサイクル装置。
この構成によれば、電装箱内の循環装置により電装箱の内部における温度分布を平均化することができ、電装箱内に配置されるリアクタをはじめとする電子部品の温度を平均化することができ、製品の故障や寿命低下を抑制することができる。また、電装箱を気密に構成しているので、電装箱に漏洩冷媒が浸入することがなく、防爆対策もでき、安全性を高めることができる。
(構成2)
前記圧縮機、前記利用側熱交換器、前記膨張手段を前記筐体の一方に位置する機械室に配置し、前記熱源側熱交換器、前記送風装置を前記筐体の他方に位置する送風機室に配置し、前記電装箱は、前記機械室および前記送風機室に跨がって配置されている構成1に記載のヒートポンプサイクル装置。
この構成によれば、電装箱の少なくとも一部を送風機室に配置することで、電装箱30の送風機室12側に位置する部分に、送風装置21で風を送り、電装箱30の放熱を促進し、冷却を行うことができる。
(構成3)
前記電装箱の少なくとも前記送風機室に位置する部分を金属材料で構成し、前記電装箱に収容される制御基板に放熱板を設け、前記放熱板は、前記送風機室に配置されている構成1または構成2に記載のヒートポンプサイクル装置。
この構成によれば、電装箱を金属材料で構成することで、熱伝導効率を高めることができ、電装箱の冷却効率を高めることができる。また、送風装置により送られる空気により、放熱板を介して制御基板を冷却することができる。
(構成4)
前記筐体の天板と、前記電装箱との間に通風可能な空間が形成されている構成1から構成3のいずれか一項に記載のヒートポンプサイクル装置。
この構成によれば、送風機室内にある電装箱の上面にも空気が流れることになり、送風機室内にある電装箱の表面全体を空気により冷却することができ、電装箱の内部に収容されるリアクタの温度上昇を抑制することができる。
(構成5)
前記可燃性冷媒は、R32若しくはR32を70重量パーセント以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロパンを含む混合冷媒である構成1から構成4のいずれか一項に記載のヒートポンプサイクル装置。
本実施の形態において、電装箱30は密閉構造であり、前述の可燃性冷媒から隔離されている。これにより、可燃性冷媒が漏洩した場合でも、スパークによる着火などの事故を防止することができる。
本開示は、電装箱内部の温度を平均化し、放熱しやすくすることで、製品の故障や寿命低下を抑制することができ、かつ、電装箱に漏洩冷媒が浸入することがなく、防爆対策もでき、安全性を高めることができるヒートポンプサイクル装置に好適に利用可能である。
1 ヒートポンプサイクル装置
10 筐体
11 仕切板
12 送風機室
13 機械室
14 底板
15a 右側前パネル
15b 右側後パネル
16 前面パネル
17 天板
18 通風部
20 熱源側熱交換器
21 送風装置
22 圧縮機
23 利用側熱交換器
24 膨張手段
25 冷媒配管
27 四方弁
28 給水配管
30 電装箱
31 開口
32 電装箱本体
33 蓋部材
34 電装箱底面
35 底面開口部
40 制御基板
41 放熱板
42 シール材
43 リアクタ
44 ファン
45 ケーブル
46 取り付け部
50 ケーブルグランド

Claims (5)

  1. 筐体の内部に、圧縮機、利用側熱交換器、膨張手段および熱源側熱交換器を収容し、これらを環状に接続し可燃性冷媒を用いた冷媒回路と、前記熱源側熱交換器に空気を流通させる送風装置と、電装箱と、を備え、
    前記電装箱は、気密に構成され、電装箱の内部には、空気を循環させる循環装置を設けた
    ヒートポンプサイクル装置。
  2. 前記圧縮機、前記利用側熱交換器、前記膨張手段を前記筐体の一方に位置する機械室に配置し、前記熱源側熱交換器、前記送風装置を前記筐体の他方に位置する送風機室に配置し、
    前記電装箱は、前記機械室および前記送風機室に跨がって配置されている
    請求項1に記載のヒートポンプサイクル装置。
  3. 前記電装箱の少なくとも前記送風機室に位置する部分を金属材料で構成し、
    前記電装箱に収容される制御基板に放熱板を設け、
    前記放熱板は、前記送風機室に配置されている
    請求項2に記載のヒートポンプサイクル装置。
  4. 前記筐体の天板と、前記電装箱との間に通風可能な空間が形成されている
    請求項2に記載のヒートポンプサイクル装置。
  5. 前記可燃性冷媒は、R32若しくはR32を70重量パーセント以上含む混合冷媒、またはプロパン若しくはプロパンを含む混合冷媒である
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヒートポンプサイクル装置。
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