JP2023179217A - 撮像装置及びその制御方法、撮像システム、及びプログラム - Google Patents

撮像装置及びその制御方法、撮像システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 より確実にマスターカメラとリモートカメラとが連動して撮影を行えるようにすること。【解決手段】 第1のモードと第2のモードを切り替える切り替え手段と、ネットワークを介して外部撮像装置と接続するための通信手段と、第1のモードの場合に、外部撮像装置から受信した撮影指示に応じて被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行う撮像手段と、第1の画像データを順次保持する記憶手段と、第1の画像データに対して画像処理を行って、記録用の第2の画像データを生成する画像処理手段と、第1の画像データの評価値を算出する算出手段と、制御手段と、を有し、第1のモードの場合に、画像処理手段は、未処理の第1の画像データのうち、評価値に基づく優先順位が高い方から画像処理を行い、撮影指示を受信したとき、撮像手段による撮影を開始する前に、記憶手段に保持されている第1の画像データを破棄する。【選択図】 図6

Description

本発明は、撮像装置及びその制御方法、撮像システム、及びプログラムに関し、特に、複数の撮像装置から構成される撮像システムにおける撮影制御技術に関する。
従来より、スポーツや撮影会等のイベントにおいて、複数のカメラを用いて撮影を行うシステムが知られている。特許文献1では、通信機能をデジタルカメラに搭載して、複数のカメラで撮像した画像データを無線通信等により1か所にある外部装置に送信し、デジタルカメラごとに画像データを記憶するシステムが提案されている。
特開2006-148215号公報
特許文献1に開示された従来技術では、デジタルカメラの記録メディア容量を節約することができるが、外部装置において、複数のカメラから送信される画像総数は非常に多くなり、撮影後に画像を選別したい場合の人的負担は大きかった。
また、複数のカメラの一台をマスターカメラとし、その他のカメラをリモートカメラとして、マスターカメラのレリーズ動作に連動して撮影する構成とした上で、リモートカメラにおける判断に応じて撮影を行えるようにすることができる。しかしながら、その場合には、リモートカメラにおいて処理する画像数が増えて処理時間が伸び、マスターカメラのレリーズ動作に連動した撮影機会を逃してしまうリスクが高くなるが、従来技術ではこのことが考慮されていない。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、より確実にマスターカメラとリモートカメラとが連動して撮影を行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、第1のモードと第2のモードを切り替える切り替え手段と、ネットワークを介して外部撮像装置と接続するための通信手段と、前記第1のモードの場合に、前記外部撮像装置から受信した撮影指示に応じて被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行う撮像手段と、前記第1の画像データを順次保持する記憶手段と、前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データに対して画像処理を行って、記録用の第2の画像データを生成する画像処理手段と、前記第1の画像データの評価値を算出する算出手段と、制御手段と、を有し、前記第1のモードの場合に、前記画像処理手段は、前記記憶手段に保持されている未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値に基づく優先順位が高い方から画像処理を行い、前記制御手段は、前記撮影指示を受信したとき、前記撮像手段による撮影を開始する前に、前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データを破棄するように制御する。
本発明によれば、より確実にマスターカメラとリモートカメラとが連動して撮影を行えるようにすることができる。
本発明の実施形態に係る撮像システムの構成例を示す概略図。 実施形態に係るデジタルカメラの機能構成を示すブロック図。 実施形態に係る画像処理部の機能構成を示すブロック図。 実施形態に係るマスターカメラ及びリモートカメラにおける撮影動作と記録用現像動作のタイミングを示すタイミングチャート。 実施形態に係るマスターカメラにおけるマスター撮影処理を説明するためのフローチャート。 実施形態に係るリモートカメラにおけるリモート撮影処理を説明するためのフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
なお、以下の説明では、本発明を撮像装置に適用した場合について説明し、また、撮像装置として、デジタルカメラを例にとって説明する。なお、撮像装置は、デジタルカメラに限らず、カメラ機能を備える電子機器であればよく、例えば、デジタルビデオカメラ等のカメラであってもよいし、カメラ付き携帯電話及びカメラ付きコンピュータ、ゲーム機等であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係る撮像システムの構成例を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態の撮像システムは、複数のデジタルカメラ100と、大容量ストレージ(外部記憶装置)を有するサーバ101とが、有線もしくは無線LAN等のネットワーク102を介して接続された構成を有する。なお、本実施形態においては、複数のデジタルカメラ100は、そのいずれかがマスターカメラとして動作し、それ以外がリモートカメラとして動作するものとする。
図2は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。
制御部201は、例えばCPUであり、デジタルカメラ100が備える各構成の動作プログラムをROM202から読み出し、RAM203に展開して実行することにより、デジタルカメラ100が備える各構成の動作を制御する。ROM202は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタルカメラ100が備える各構成の動作プログラムに加え、各構成の動作に必要なパラメータ等を記憶する。RAM203は、書き換え可能な揮発性メモリであり、デジタルカメラ100が備える各構成の動作において出力されたデータの一時的な記憶領域として用いられる。
光学系204は、複数のレンズや絞りを含み、被写体の光学像を撮像部205に結像する。なお、光学系204は、デジタルカメラ100と一体的に構成されていても、着脱可能に構成されていても良い。
撮像部205は、例えばCCDやCMOSセンサ等の撮像素子を含み、光学系204により撮像素子上に結像された光学像を光電変換して、画像信号を出力する。なお、本実施形態においては、撮像素子はベイヤー配列のカラーフィルタにより覆われているものとし、各画素からは、赤(R)、緑(G)、B(青)のいずれかの色成分のアナログ画像信号が出力される。出力されたアナログ画像信号は、A/D変換部206に入力され、A/D変換部206は、入力されたアナログ画像信号に対してA/D変換処理を適用し、得られたデジタル画像データ(RAW画像データ)をRAM203に出力して記憶させる。
画像処理部207は、RAM203に記憶されているRAW画像データに対して、後述する画像処理や画像評価値の算出等、様々な処理を適用する。
記録媒体208は、着脱可能なメモリカード等であり、画像処理部207で記録用に画像処理された記録用画像データや、A/D変換部206でA/D変換されたRAW画像データ等が記録される。また、画像処理部207で算出された画像評価値は、記録用画像データのヘッダ等、記録用画像データ関連付けて記録され、撮影後の画像選別に活用することができる。
表示部209は、LCD等の表示デバイスであり、撮像部205で取り込まれた画像をスルー表示することで電子ビューファインダー機能を構成したり、記録媒体208に記録された画像の再生表示や、様々な情報の表示を行う。また、制御部201は、表示部209に、記録用画像データのヘッダに記録された画像評価値に基づくアイコン表示等を対応する画像に重畳して再生表示させたり、画像評価値を元に絞り込み検索した結果を表示させたりすることができる。
通信部210は、ネットワーク102を介して、デジタルカメラ100間の通信や、記録媒体208等に記録された画像データをサーバ101に転送するために利用される。
操作部211は、各種ボタンやスイッチ、タッチパネル等から構成され、撮影を指示するためのレリーズボタンと、デジタルカメラ100をマスターカメラモードで動作させるか、またはリモートカメラモードで動作させるか、を選択するためのモード選択スイッチを含む。マスタカメラモードが選択された場合には、デジタルカメラ100はマスターカメラとして動作し、リモートカメラモードが選択された場合には、デジタルカメラ100はリモートカメラとして動作する。なお、本実施形態においては、上述したように、複数のデジタルカメラ100を用いて撮像システムを構築した場合、1つのデジタルカメラ100をマスターカメラモードで動作させ、残りのデジタルカメラ100をリモートカメラモードで動作させるものとする。
図3は、本実施形態における画像処理部207の機能構成を示すブロック図である。
記録用現像部301は、RAM203に記憶されているベイヤー配列のRAW画像データを入力する。そして、入力したRAW画像データに対し、ホワイトバランス調整、色補間、ガンマ補正、エッジ強調、ノイズリダクション、縮小/拡大等、記録用YUV画像データを生成するための様々な画像処理を適用し、処理後の記録用YUV画像データを出力する。
なお、ここでは、RAW画像データをベイヤー配列のRAW画像データ、記録用画像データをYUV画像データとするが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、RAW画像データが、RGB3板の画像センサにより得られたRGBフォーマットのデータであっても良いし、記録用画像データがRGBフォーマットであっても良い。
画像変換部303は、ベイヤー配列のRAW画像データを入力し、簡易Y画像データに変換する。ベイヤー配列は、R画素、G画素2画素、B画素からなる2×2配列の4画素の繰り返し配列であるため、ここでは、この4画素を平均したものをY信号として生成し、縦1/2、横1/2に縮小された簡易Y画像データへ変換する。このように簡易な演算を採用することで、複雑な演算を行う記録用現像部301よりも高速に画像変換することができる。
入力選択部304は、記録用現像部301から出力される記録用画像データと、画像変換部303から出力される簡易Y画像データのいずれかを選択して、画像評価部302に入力する。本実施形態では、操作部211によるモードの選択に従って、デジタルカメラ100がマスターカメラモードで動作している場合は、入力選択部304は記録用画像データを選択し、リモートカメラモードで動作している場合は、簡易Y画像データを選択する。
画像評価部302は、入力選択部304により選択された記録用画像データまたは簡易Y画像データに対して、画像のボケやブレの度合いを画像評価値として算出して出力する。なお、画像のボケ及びブレの評価値を算出する手法については、公知の技術を利用すればよく、例えば、特開2009-253936号公報で開示されているような手法を用いることができる。
また、画像評価値として、ボケ及びブレの度合いとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、被写体が人物である場合には、顔の向き、目つむり、感情(笑顔・驚き・怒り・悲しみ)等といった表情の評価値を画像評価値としても良い。例えば、特開2012-104900号公報で開示されている笑顔度を、画像評価値としても良い。
次に、マスターカメラ及びリモートカメラにおける、撮影動作と記録用現像動作のタイミングについて説明する。図4は、マスターカメラとリモートカメラにおける撮影動作と記録用現像動作の一例を具体的に説明するタイミングチャートである。
ここでは、一例として、各デジタルカメラ100は、以下の条件により撮影動作と記録用現像動作を行うものとして説明する。まず、撮影動作では、30コマ/秒で撮像部205からRAW画像データを読み出して、RAM203に保持する。また、レリーズボタンの押下による1回の撮影指示につき、3秒間、撮影を継続する。記録用現像動作では、撮影動作よりも低速な20コマ/秒でRAM203からRAW画像データを読み出して現像処理し、処理済みのRAW画像データのメモリ領域を解放する。RAW画像データを保持するためのメモリ領域は、120枚分が確保されているものとする。
マスターカメラでは、レリーズボタンが押下されると、期間401の間(3秒間)、連続撮影が行われ、その間に、30コマ/秒×3秒=90枚分のRAW画像データがRAM203のメモリ領域に保持される。一方で、期間403の間に、記録用現像部301による記録用現像動作が実行される。すなわち、メモリ領域は、90枚÷20コマ/秒=4.5秒の間、占有されたのち、解放される。このとき、マスターカメラの画像評価部302では、記録用画像データを利用して、上述した画像評価値を求めて出力する。
また、記録用現像動作の終了後の0.5秒後に、再びレリーズボタンが押下されると、期間402の間(3秒間)、再び連続撮影が行われる。その間、RAW画像データは、解放されたRAM203のメモリ領域に書き出されると共に、期間404の間に、記録用現像動作が実行される。上記処理を、レリーズボタンが押下される度に実施する。
なお、RAM203のメモリ領域に保持されたRAW画像データの処理が済むまでメモリ領域が解放されない。そのため、例えば、記録用の画像処理が行われている間は、撮影ができない旨を表示部209に表示したり、レリーズボタンを押下できないようにロックし、メモリ領域が解放されたときに、当該表示を消したり、ロックを解除する等しても良い。または、撮影が可能であるときに、撮影が可能であることを示す表示を行っても良い。
一方、リモートカメラでは、ここでは、期間405(4秒間)の間、連続撮影が行われる。期間405のうち、前半の3秒間はマスターカメラのレリーズボタンの押下に連動した撮影期間で、後半の1秒間はリモートカメラがレリーズチャンスと判断した撮影期間である。期間405の間に、30コマ/秒×4秒=120枚分のRAW画像データがRAM203のメモリ領域に保持される。一方で、期間407の間に、記録用現像部301による記録用現像動作が実行される。また、記録用現像動作と並行して、画像処理部207の画像変換部303では、RAW画像データを簡易Y画像データに変換し、画像評価部302において、簡易Y画像データを用いて画像評価値を算出する。この時、記録用現像部301と、画像変換部303は、互いに独立に処理を行い、異なるRAW画像データに対して処理を行うことが可能である。そして、リモートカメラの記録用現像部301では、RAM203のメモリ領域に保持されている未処理のRAW画像データのうち、その時点で画像評価値が最も高いRAW画像データを読み出して、記録用現像動作を行う。なお、画像評価値が未算出の場合や画像評価値が同じ場合には、先に撮影されたRAW画像データを優先的に処理する等、適宜優先順位をつければよい。そして、得られた記録用画像データのヘッダには、簡易Y画像データを用いて得られた画像評価値を記録する。
120枚全てのRAW画像データに対して記録用現像動作を行う場合、120枚÷20コマ/秒=6秒の間、メモリ領域を占有したのち解放する。しかしながら、図4に示す例では、6秒が経過する前にマスターカメラから次の撮影指示を受信するため、RAM203のメモリ領域には、未処理のRAW画像データが残っている。このような場合、本実施形態では、その時点で記録用現像動作を打ち切り、メモリ領域を解放する。これにより、未処理のRAW画像データは破棄されるが、破棄されるRAW画像データは、画像評価値が低いものである。
また、リモートカメラがレリーズチャンスと判断しなかった場合には、マスターカメラと同じ3秒で連続撮影が終了する。そのため、次にマスターカメラのレリーズボタンが押下されるまでの間に、RAM203に保持された90枚全てのRAW画像データの記録用現像動作を終えることができる。
上記のように制御することで、リモートカメラにおいては、画像評価値の低いRAW画像データの記録用現像動作を打ち切ることで、次の撮影動作を優先させることができる。また、マスターカメラにおいては、記録用現像画像を直接評価することで、画像評価の精度を高めることができる。
図5は、デジタルカメラ100がマスターカメラモードで動作している場合の、マスター撮影処理を説明するためのフローチャートである。
S501において、制御部201は、例えば、電源OFF動作や、再生や設定等の撮影以外の動作モードに切り替わることにより、撮影処理を終了するかどうかを判断する。撮影動作を終了する場合にはマスター撮影処理を終了し、撮影処理を続ける場合には、S502に進む。
S502において、制御部201は、レリーズボタンが押下されたか否かを判断する。押下されていなければ、S501に戻る。S502においてレリーズボタンの押下が検出されると、S503に進み、撮影動作を開始すると共に、通信部210を介して、リモートカメラに撮影指示(リモート撮影指示)を送信する。ここでは、図4を参照して上述したように、レリーズボタンが押下されてから予め決められた時間、予め決められた周期で連続撮影を行い、得られたRAW画像データをRAM203のメモリ領域に順次保持していく。そして、S504において、画像処理部207により、RAM203のメモリ領域に保持されたRAW画像データの画像処理を開始する。ここでは、各コマのRAW画像データに対し、記録用現像部301で記録用現像動作を行って記録用画像データを生成すると共に、画像評価部302において、生成された記録用画像データを用いて画像評価値を算出し、記録用画像データと画像評価値とを記録媒体208に記録する。
S505において、制御部201は、予め決められた時間が経過したかどうかを判断し、予め決められた時間が経過したと判断すると、S506に進み、撮影動作を終了する。なお、この時も、RAM203のメモリ領域に記憶されたRAW画像データの処理は継続している。
そして、S507に進み、制御部201は、RAM203のメモリ領域に記憶された全てのRAW画像データの処理が終了し、メモリ領域が解放されたかどうかを判断する。画像処理が継続していれば、S507の判断を繰り返し、画像処理が終了し、メモリ領域が解放されると、S501に戻る。これ以降、次の撮影処理が可能となる。
図6は、デジタルカメラ100がリモートカメラモードで動作している場合の、リモート撮影処理を説明するためのフローチャートである。
S601において、制御部201は、S501と同様に、例えば、電源OFF動作や、再生や設定等の撮影以外の動作モードに切り替わることにより、撮影処理を終了するかどうかを判断する。撮影動作を終了する場合にはリモート撮影処理を終了し、撮影処理を続ける場合には、S602に進む。
S602において、制御部201は、マスターカメラ(外部撮像装置)からリモート撮影指示を受信したかどうかを判断し、受信していなければS601へ戻り、リモート撮影指示を受信するとS603に進む。
S603では、撮影動作を開始する。ここでは、図4を参照して上述したように、リモート撮影指示を受信してから予め決められた時間、予め決められた周期で連続撮影を行い、得られたRAW画像データをRAM203のメモリ領域に順次保持していく。そして、S604において、画像処理部207により、RAM203のメモリ領域に保持されたRAW画像データの画像処理を開始する。ここで、リモートカメラにおいては、記録用現像部301では、上述したように、RAM203のメモリ領域に保持された未処理のRAW画像データののうち、優先順位が最も高いRAW画像データに対して記録用現像動作を行って、記録用画像データを生成する。また、画像変換部303では、簡易Y画像データを生成し、画像評価部302において、生成された簡易Y画像データを用いて画像評価値を算出する。この算出された画像評価値を用いて、記録用現像部301による記録用現像動作を行うRAW画像データの優先順位が決められる。
次にS605において、制御部201は、予め決められた時間が経過したかどうかを判断し、予め決められた時間が経過したと判断すると、S606に進む。
S606では、継続撮影を行うかどうかを判断する。ここでは、リモートカメラの判断でレリーズチャンスかどうかを判定し、レリーズチャンスと判定した場合には、S607に進んで、所定時間、追加で撮影動作を継続する。レリーズチャンスか否かの判定は、例えば、表示部209の電子ビューファインダー機能のために撮像される画像データを画像評価して、被写体の正面顔や笑顔等が一定期間継続して検出されたときにレリーズチャンスと判定する。なお、レリーズチャンスの判定は、これに限られるものではなく、任意の条件を用いて判定すればよい。
S606でレリーズチャンスではないと判定した場合、すなわち、継続撮影を行わないと判断した場合、及び、S607で追加の撮影動作が終了すると、S608に進む。S608では、RAM203のメモリ領域に記憶されたすべてのRAW画像データの画像処理が終了し、メモリ領域が解放されたかどうかたかを判断し、終了していれば、S601に戻る。
一方、画像処理が終了していない場合、S609において、制御部201は、マスターカメラからリモート撮影指示を受信したかどうかを判断し、受信していなければS608に戻って上記を繰り返し、リモート撮影指示を受信していればS610に進む。
S610では、画像処理を中断し、RAM203のメモリ領域に残っている未処理のRAW画像データを破棄し、メモリ領域を解放して、S603に進み、撮影動作を開始する。
上記制御により、マスターカメラにおいてレリーズボタンが押下されると、同じタイミングでリモートカメラにおいて撮影を行うことができる。また、マスターカメラにおけるレリーズボタンの解除後にも、各リモートカメラそれぞれの判断でレリーズチャンスと判断された場合には、撮影を所定時間継続して行うことができる。
また、スポーツイベント等では、マスターカメラ1台に対してリモートカメラが10台等、というように、多数のリモートカメラを用いてシステムを構成することがある。このようなシステムで、立て続けに撮影が行われると、得られる画像の枚数が大量になる。そのような場合に、画像評価値が低いRAW画像データを画像処理せずに破棄することで、記録用画像データの枚数削減効果が得られる(例えば、1枚分のRAW画像データを10台のリモートカメラが破棄すると10枚分)。これにより、撮影後の画像選別の人的負担を大きく軽減することができる。
なお、本実施形態では、リモートカメラにおいては次の撮影指示を受信した時点で画像評価値の低いRAW画像データの画像処理を打ち切ることでレリーズチャンスを逃さないようにしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像評価値に予め閾値を設けておき、閾値未満のRAW画像データを即座にメモリ領域から削除するようにしても良い。このようにすることで、複数のRAW画像データの画像評価値を高い順に管理しておく必要が無くなり、記録用の画像処理の制御負荷を下げることができる。またその際に、メモリ領域の残量にも閾値を設け、メモリ領域の残量が閾値未満になった場合に、更に画像評価値の閾値を上げて、より多くのRAW画像データを削除するようにしても良い。
また、記録媒体208に記録された記録用画像データのうち、例えば、通信部210を介してサーバ101(外部ストレージ)に転送済の記録用画像データを自動で削除するようにしても良い。これにより、記録媒体208の残容量が足りなくなるのを防ぐことができる。更に、画像評価値に予め閾値を設けておき、閾値未満の転送済の記録用画像データを記録媒体208から削除するようにしても良い。また、記録媒体208の残容量にも閾値を設け、残容量が閾値未満になった場合に、更に画像評価値の閾値を上げて、より多くの転送済の記録用画像データを削除するようにしても良い。
また、記録媒体208に記録された記録用画像データを通信部210を介してサーバ101(外部ストレージ)に転送する際に、撮影された順に転送しても良いし、画像評価値が高い順に転送しても良い。画像評価値が高い順に転送することで、通信ネットワークが混んでいる時はデータ転送を画像評価値が高い記録用画像データに限定することで負荷を低減し、通信ネットワークが空いてから画像評価値が低い記録用画像データを転送するということが可能になる。これにより、通信ネットワークの負荷を効率的に分散させることができる。
また、本実施形態においては、リモートカメラは、簡易Y画像データを用いて画像評価値を算出するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、画像評価部を2系統にする等により、簡易Y画像データと記録用画像データとからそれぞれ画像評価値を算出して、記録用画像処理後の画像選別等には、記録用画像データから得られた評価値を利用するようにしても良い。
また、本実施形態においては、リモートカメラは、RAW画像データを高速に画像変換した簡易Y画像データを用いて画像評価値を算出するものとした。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、記録用の画像処理よりも高速な簡易画像処理を施し、データ量を削減した画像データを用いて画像評価値を算出すれば良い。簡易画像処理は、例えば、RAW画像データを縮小した画像処理としても良いし、RAW画像データのうち、オートフォーカス枠位置等を中心に画面の一部を切り出した部分に対する画像処理でも良い。
また、本実施形態においては、操作部211による操作により、複数のデジタルカメラ100のうちの1台をマスターカメラモードに設定し、残りのデジタルカメラ100をリモートカメラモードに設定するものとして説明した。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。例えば、複数のデジタルカメラ100のうちの1つをマスターカメラとして設定したことに応じて、ネットワーク102を介して、残りのデジタルカメラ100が自動的にリモートカメラとして動作するような構成としても良い。
また、複数のデジタルカメラ100のうち、複数のデジタルカメラ100をマスターカメラとしても良い。その場合、マスターカメラは、他のマスターカメラとは独立して動作し、リモートカメラは、マスターカメラに優先順位を設けて、リモート撮影指示を実行するようにする。このように構成することにより、複数の撮影者が異なる視点で判断したレリーズチャンスの画像を、複数のデジタルカメラ100から得ることが可能になる。
また、上述した例では、1回のレリーズボタンの押下に応じて、予め決められた時間、予め決められた周期で撮影動作を繰り返すものとして説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、レリーズボタンが押下されている間、予め決められた周期で撮影動作を繰り返すように制御しても良い。その場合、レリーズボタンが解放されたときに、リモート撮影を終了する通知を、メインカメラからリモートカメラに送り、当該通知に応じて、撮影動作を終了するように制御すればよい。
<他の実施形態>
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<まとめ>
本実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
第1のモードと第2のモードを切り替える切り替え手段と、
ネットワークを介して外部撮像装置と接続するための通信手段と、
前記第1のモードの場合に、前記外部撮像装置から受信した撮影指示に応じて被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行う撮像手段と、
前記第1の画像データを順次保持する記憶手段と、
前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データに対して画像処理を行って、記録用の第2の画像データを生成する画像処理手段と、
前記第1の画像データの評価値を算出する算出手段と、
制御手段と、を有し、
前記第1のモードの場合に、
前記画像処理手段は、前記記憶手段に保持されている未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値に基づく優先順位が高い方から画像処理を行い、
前記制御手段は、前記撮影指示を受信したとき、前記撮像手段による撮影を開始する前に、前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データを破棄するように制御することを特徴とする撮像装置。
(構成2)
前記記憶手段に保持された前記第1の画像データから、データ量を削減した第3の画像データを生成する変換手段を更に有し、
前記第1のモードの場合に、前記算出手段は、前記第3の画像データを用いて前記評価値を算出することを特徴とする構成1に記載の撮像装置。
(構成3)
前記第1のモードの場合に、前記制御手段は、前記記憶手段に保持されている前記画像処理手段が未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値が予め決められた第1の閾値未満の評価値に対応する前記第1の画像データを破棄することを特徴とする構成1または2に記載の撮像装置。
(構成4)
前記記憶手段の残容量が予め決められた第2の閾値未満となった場合に、前記制御手段は、前記第1の閾値を、より大きい値に変更することを特徴とする構成3に記載の撮像装置。
(構成5)
前記制御手段は、前記第1の画像データに基づいて、前記撮像手段により撮影を行うタイミングを判断し、
前記撮像手段は、更に、前記制御手段により判断されたタイミングで撮影を行う
ことを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
(構成6)
前記第2の画像データと前記評価値とを関連付けて記憶媒体に記録する記録手段を更に有することを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
(構成7)
前記記憶手段に保持された前記第1の画像データから、データ量を削減した第3の画像データを生成する変換手段を更に有し、
前記算出手段は、前記第2の画像データを用いて評価値を算出する第1の算出手段と、前記第3の画像データを用いて評価値を算出する第2の算出手段とを含み、
前記第1のモードの場合に、
前記優先順位は、前記第2の算出手段により算出された評価値に基づいて求められ、
前記記録手段は、前記第1の算出手段により算出された評価値を前記記憶媒体に記録する
ことを特徴とする構成6に記載の撮像装置。
(構成8)
前記第2のモードの場合に、前記算出手段は、前記第2の画像データを用いて評価値を算出することを特徴とする構成6または7に記載の撮像装置。
(構成9)
前記制御手段は、前記記憶媒体に記録された前記第2の画像データおよび前記評価値を、前記通信手段から、前記ネットワークを介して接続された外部記憶装置に送信することを特徴とする構成6乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
(構成10)
前記制御手段は、前記評価値の高い方から、前記第2の画像データおよび前記評価値をた前記外部記憶装置に送信することを特徴とする構成9に記載の撮像装置。
(構成11)
前記記録手段は、前記外部記憶装置に送信された前記第2の画像データおよび前記評価値を前記記憶媒体から削除することを特徴とする構成9または10に記載の撮像装置。
(構成12)
前記記録手段は、前記外部記憶装置に送信された前記第2の画像データおよび前記評価値のうち、前記評価値が予め決められた第4の閾値未満の前記第2の画像データおよび前記評価値を前記記憶媒体から削除することを特徴とする構成9または10に記載の撮像装置。
(構成13)
前記記憶媒体の残容量が予め決められた第5の閾値未満となった場合に、前記制御手段は、前記第4の閾値を、より大きい値に変更することを特徴とする構成12に記載の撮像装置。
(構成14)
撮影指示を行うための操作手段を更に有し、
前記第2のモードの場合に、
前記撮像手段は、前記操作手段による撮影指示に応じて、被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行い、
前記制御手段は、前記通信手段により前記ネットワークを介して前記外部撮像装置に撮影指示を送信し、
前記画像処理手段は、前記記憶手段に保持された未処理の前記第1の画像データに対して撮影した順に画像処理を行って、記録用の第2の画像データを出力する
ことを特徴とする構成1乃至13のいずれかに記載の撮像装置。
(構成15)
前記算出手段は、画像のボケおよびブレの度合い、表情の評価値の少なくともいずれかを、前記評価値として算出することを特徴とする構成1乃至14のいずれかに記載の撮像装置。
(構成16)
前記評価値に基づいて、前記第2の画像データを検索する検索手段を更に有することを特徴とする構成1乃至15のいずれかに記載の撮像装置。
(構成17)
表示手段を更に有し、
前記制御手段は、前記第2の画像データに対応する評価値を、前記表示手段に表示された前記第2の画像データの画像に重畳して表示させることを特徴とする構成1乃至16のいずれかに記載の撮像装置。
(構成18)
構成1乃至17のいずれかに記載の撮像装置が、複数、前記ネットワークを介して接続された撮像システムであって、
前記複数の撮像装置のうちの少なくとも1つが前記第2のモードで動作することを特徴とする撮像システム。
(構成19)
第1のモードと第2のモードを切り替えて動作する撮像装置の制御方法であって、前記第1のモードの場合に、
撮像手段が、ネットワークを介して外部撮像装置から受信した撮影指示に応じて被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行う撮像工程と、
制御手段が、前記第1の画像データを記憶手段に順次保持する記憶工程と、
算出手段が、前記第1の画像データの評価値を算出する算出工程と、
画像処理手段が、前記記憶手段に保持されている未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値に基づく優先順位が高い方から画像処理を行って、記録用の第2の画像データを生成する画像処理工程と、
前記制御手段が、前記撮影指示を受信したとき、前記撮像手段による撮影を開始する前に、前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データを破棄する破棄工程と
を有することを特徴とする制御方法。
(構成20)
コンピュータを、構成1乃至17のいずれかに記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:デジタルカメラ、101:サーバ、102:ネットワーク、201:制御部、202:ROM、203:RAM、204:光学系、205:撮像部、206:A/D変換部、207:画像処理部、208:記録媒体、209:表示部、210:通信部、301:記録用現像部、302:画像評価部、303:画像変換部、304:入力選択部

Claims (20)

  1. 第1のモードと第2のモードを切り替える切り替え手段と、
    ネットワークを介して外部撮像装置と接続するための通信手段と、
    前記第1のモードの場合に、前記外部撮像装置から受信した撮影指示に応じて被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行う撮像手段と、
    前記第1の画像データを順次保持する記憶手段と、
    前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データに対して画像処理を行って、記録用の第2の画像データを生成する画像処理手段と、
    前記第1の画像データの評価値を算出する算出手段と、
    制御手段と、を有し、
    前記第1のモードの場合に、
    前記画像処理手段は、前記記憶手段に保持されている未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値に基づく優先順位が高い方から画像処理を行い、
    前記制御手段は、前記撮影指示を受信したとき、前記撮像手段による撮影を開始する前に、前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データを破棄するように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記憶手段に保持された前記第1の画像データから、データ量を削減した第3の画像データを生成する変換手段を更に有し、
    前記第1のモードの場合に、前記算出手段は、前記第3の画像データを用いて前記評価値を算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1のモードの場合に、前記制御手段は、前記記憶手段に保持されている前記画像処理手段が未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値が予め決められた第1の閾値未満の評価値に対応する前記第1の画像データを破棄することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記記憶手段の残容量が予め決められた第2の閾値未満となった場合に、前記制御手段は、前記第1の閾値を、より大きい値に変更することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の画像データに基づいて、前記撮像手段により撮影を行うタイミングを判断し、
    前記撮像手段は、更に、前記制御手段により判断されたタイミングで撮影を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第2の画像データと前記評価値とを関連付けて記憶媒体に記録する記録手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記記憶手段に保持された前記第1の画像データから、データ量を削減した第3の画像データを生成する変換手段を更に有し、
    前記算出手段は、前記第2の画像データを用いて評価値を算出する第1の算出手段と、前記第3の画像データを用いて評価値を算出する第2の算出手段とを含み、
    前記第1のモードの場合に、
    前記優先順位は、前記第2の算出手段により算出された評価値に基づいて求められ、
    前記記録手段は、前記第1の算出手段により算出された評価値を前記記憶媒体に記録する
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第2のモードの場合に、前記算出手段は、前記第2の画像データを用いて評価値を算出することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記記憶媒体に記録された前記第2の画像データおよび前記評価値を、前記通信手段から、前記ネットワークを介して接続された外部記憶装置に送信することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記評価値の高い方から、前記第2の画像データおよび前記評価値をた前記外部記憶装置に送信することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記記録手段は、前記外部記憶装置に送信された前記第2の画像データおよび前記評価値を前記記憶媒体から削除することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  12. 前記記録手段は、前記外部記憶装置に送信された前記第2の画像データおよび前記評価値のうち、前記評価値が予め決められた第4の閾値未満の前記第2の画像データおよび前記評価値を前記記憶媒体から削除することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  13. 前記記憶媒体の残容量が予め決められた第5の閾値未満となった場合に、前記制御手段は、前記第4の閾値を、より大きい値に変更することを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 撮影指示を行うための操作手段を更に有し、
    前記第2のモードの場合に、
    前記撮像手段は、前記操作手段による撮影指示に応じて、被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行い、
    前記制御手段は、前記通信手段により前記ネットワークを介して前記外部撮像装置に撮影指示を送信し、
    前記画像処理手段は、前記記憶手段に保持された未処理の前記第1の画像データに対して撮影した順に画像処理を行って、記録用の第2の画像データを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 前記算出手段は、画像のボケおよびブレの度合い、表情の評価値の少なくともいずれかを、前記評価値として算出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  16. 前記評価値に基づいて、前記第2の画像データを検索する検索手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  17. 表示手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の画像データに対応する評価値を、前記表示手段に表示された前記第2の画像データの画像に重畳して表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  18. 請求項1乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置が、複数、前記ネットワークを介して接続された撮像システムであって、
    前記複数の撮像装置のうちの少なくとも1つが前記第2のモードで動作することを特徴とする撮像システム。
  19. 第1のモードと第2のモードを切り替えて動作する撮像装置の制御方法であって、前記第1のモードの場合に、
    撮像手段が、ネットワークを介して外部撮像装置から受信した撮影指示に応じて被写体を撮影して、第1の画像データを出力する処理を繰り返し行う撮像工程と、
    制御手段が、前記第1の画像データを記憶手段に順次保持する記憶工程と、
    算出手段が、前記第1の画像データの評価値を算出する算出工程と、
    画像処理手段が、前記記憶手段に保持されている未処理の前記第1の画像データのうち、前記評価値に基づく優先順位が高い方から画像処理を行って、記録用の第2の画像データを生成する画像処理工程と、
    前記制御手段が、前記撮影指示を受信したとき、前記撮像手段による撮影を開始する前に、前記記憶手段に保持されている前記第1の画像データを破棄する破棄工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  20. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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