JP2023178862A - 移動体利用管理システム、移動体利用管理システムの制御方法、及びサーバ装置 - Google Patents

移動体利用管理システム、移動体利用管理システムの制御方法、及びサーバ装置 Download PDF

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彰太 山口
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Abstract

【課題】利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行えるようにする。【解決手段】移動体利用管理システムは、複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、第1利用者の次に移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、第1端末装置、及び第2端末装置と通信するサーバ装置と、を備え、サーバ装置は、移動体の利用を開始する利用開始位置と、移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを第2端末装置から受信する第1受信部501と、第1利用者の利用終了位置、及び第1受信部501が受信した利用予約データに基づいて、移動体を第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定する決定部507と、決定部507が決定した受け渡し場所を、第1利用者、及び第2利用者に提示する提示部508と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、移動体利用管理システム、移動体利用管理システムの制御方法、及びサーバ装置に関する。
近年、交通参加者の中でも脆弱な立場にある人々にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。この実現に向けてシェアリングに関する研究開発を通じて交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発に注力している。そして、従来から、車両の貸し出しに係わる技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1は、貸し出し場所及び返却場所となるステーションにおいて、無人で車両の貸し出しを行う技術を開示している。
特開2021-47604号公報
しかしながら、特許文献1は、ステーションの選定において、利用者の利用開始位置などの利用者の利用内容を考慮していない。そのため、特許文献1は、次に車両を利用する利用者にとって適切なステーションを選定することが難しく、次の利用者に車両をスムーズに受け渡せない虞がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行えるようにすることを目的とする。
本発明の一態様は、複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、前記第1端末装置、及び前記第2端末装置と通信するサーバ装置と、を備え、前記サーバ装置は、前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信する第1受信部と、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する提示部と、を備える、移動体利用管理システム。
本発明の一態様によれば、利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行うことができる。
図1は、移動体利用管理システムの概要を示す図である。 図2は、移動体の構成を示す図である。 図3は、第1端末装置、及び第2端末装置の構成を示す図である。 図4は、サーバ装置の構成を示す図である。 図5は、移動体利用管理システムの動作を示すフローチャートである。 図6は、決定処理におけるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。
[1.移動体利用管理システムの概要]
図1を参照して、本実施形態の移動体利用管理システム1000の概要を説明する。
図1は、移動体利用管理システム1000の概要を示す図である。
移動体利用管理システム1000は、利用者Pによる移動体1の利用を管理するシステムである。本実施形態の移動体1は、バッテリ1Aを駆動源とする電動移動体である。移動体1は、複数の利用者Pによって共同購入され、複数の利用者Pに共有される。図1では、移動体1が2人の利用者Pに共有される場合を例示するが、移動体1を共有できる利用者Pの人数は2人に限定されない。
なお、本実施形態においては、移動体1として2輪の車両を例示するが、移動体1は、2輪に限定されず、3輪以上の移動体でもよい。また、移動体1は、乗用車であっても貨物車両であってもよく、大型車両であってもよい。また、移動体1は、船舶や飛行体であってもよい。
移動体利用管理システム1000は、第1利用者P1による移動体1の利用と、第2利用者P2による移動体1の利用と、を管理する。第1利用者P1は、第2利用者P2の前に移動体1を利用する利用者Pである。第2利用者P2は、第1利用者P1の次に移動体1を利用する利用者Pである。
移動体1は、ネットワークNWに接続するサーバ装置5と通信する。ネットワークNWは、データ通信ネットワークであればよく、例えば公衆回線網を含む広域通信ネットワークである。移動体1は、移動体1の現在位置を示す移動体現在位置データD1をサーバ装置5に送信する。また、移動体1は、バッテリ1Aの電力消費量を予測するための予測データD2をサーバ装置5に送信する。予測データD2の詳細については後述する。
移動体利用管理システム1000は、第1端末装置2、及び第2端末装置3を備える。以下、第1端末装置2、及び第2端末装置3を区別しない場合、「端末装置」といい「4」の符号を付す。端末装置4には、利用アプリAPがインストールされている。利用アプリAPは、移動体1を利用するためのアプリケーションプログラムである。端末装置4は、利用アプリAPの機能によって、ネットワークNWに接続するサーバ装置5と通信する。
第1端末装置2は、第1利用者P1が使用する端末装置である。第1端末装置2は、スマートフォンやタブレット端末などのPC(Personal Computer)である。第1端末装置2は、利用アプリAPの機能によってサーバ装置5と通信する。第1端末装置2は、第1利用者P1の現在位置を示すデータとして、第1端末装置2の現在位置を示す第1端末現在位置データD3をサーバ装置5に送信する。
第1端末現在位置データD3は、本開示の「第1現在位置データ」の一例である。
第2端末装置3は、第2利用者P2が使用する端末装置である。第2端末装置3は、スマートフォンやタブレット端末などのPCである。第2端末装置3は、利用アプリAPの機能によってサーバ装置5と通信する。第2端末装置3は、第2利用者P2の現在位置を示すデータとして、第2端末装置3の現在位置を示す第2端末現在位置データD4をサーバ装置5に送信する。
第2端末現在位置データD4は、本開示の「第2現在位置データ」の一例である。
利用アプリAPは、移動体1の利用予約を行う機能を有する。利用者Pは、当該機能によって移動体1の利用予約を行う。端末装置4は、移動体1の利用予約に際して、移動体1の利用予約を行うためのユーザインターフェースを表示し、当該ユーザインターフェースを介して移動体1の利用内容を示す各種情報の入力を受け付ける。本実施形態において、移動体1の利用予約において入力される情報は、次の項目である。
項目1:移動体1の利用を開始する利用開始位置
項目2:移動体1の利用を終了する利用終了位置
項目3:移動体1の利用を開始する利用開始時刻
項目4:移動体1の利用を終了する利用終了位置
項目5:移動体1の受け渡しの方法が対面か非対面か
端末装置4は、移動体1の利用内容を示す各種情報の入力を受け付けると、移動体1の利用予約を示す利用予約データD5をサーバ装置5に送信する。利用予約データD5には、上記の項目1~項目5について入力された情報が記録されている。端末装置4は、利用予約データD5を送信すると、送信した利用予約データD5を記憶する。
移動体1の駆動源であるバッテリ1Aは、充電ステーションSTにおいて充電可能なバッテリである。充電ステーションSTは、バッテリ1Aを充電可能な場所である。充電ステーションSTは、充電ステーションSTを管理する管理装置を備えていて、管理装置の通信機能によって状況データD6をサーバ装置5に送信する。状況データD6は、充電ステーションSTの混雑状況を示す。より具体的には、状況データD6は、充電ステーションSTにおいて充電可能なバッテリ1Aの台数を示す。充電ステーションSTは、所定の周期、或いは、充電可能なバッテリ1Aの台数が変更になったタイミングで、状況データD6をサーバ装置5に送信する。
移動体利用管理システム1000は、サーバ装置5を備える。サーバ装置5は、移動体1、第1端末装置2、第2端末装置3、及び充電ステーションSTの管理装置をクライアントとする装置である。
[2.移動体の構成]
まず、移動体1の構成について説明する。
図2は、移動体1の構成を示すブロック図である。
移動体1は、移動体制御装置10、移動体通信ユニット11、移動体GNSS(Global Navigation Satellite System)ユニット12、及び充電量検出回路13を備える。
移動体制御装置10は、移動体プロセッサ100、及び移動体メモリ110を備え、移動体1の各部を制御する。移動体プロセッサ100は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサである。移動体メモリ110は、プログラムやデータを記憶するメモリである。移動体メモリ110は、制御プログラム111や、移動体1を一意に特定する移動体ID(Identification)112、移動体プロセッサ500に処理されるデータなどを記憶する。移動体メモリ110は、不揮発性の記憶領域を有する。なお、移動体メモリ110は、揮発性の記憶領域を備え、移動体プロセッサ100のワークエリアを構成してもよい。
移動体制御装置10には、移動体通信ユニット11、移動体GNSSユニット12、及び充電量検出回路13が接続される。なお、移動体制御装置10には、他の機器がさらに接続してもよい。
移動体通信ユニット11は、アンテナや無線通信回路などの無線通信ハードウェアを備ええ、ネットワークNWを介してサーバ装置5と通信する。
移動体GNSSユニット12は、移動体1の現在位置を測位する。移動体GNSSユニット12は、測位結果を移動体制御装置10に出力する。
充電量検出回路13は、バッテリ1Aの充電量を検出する回路である。充電量検出回路13は、検出結果を移動体制御装置10に出力する。
移動体プロセッサ100は、移動体メモリ110が記憶する制御プログラム111を読み出して実行することにより、移動体通信制御部101として機能する。
移動体通信制御部101は、移動体通信ユニット11を介して、サーバ装置5と通信する。移動体通信制御部101は、移動体GNSSユニット12の測位結果すなわち移動体1の現在位置を示す移動体現在位置データD1を生成し、生成した移動体現在位置データD1をサーバ装置5に送信する。移動体通信制御部101は、移動体メモリ110に記憶された移動体ID112を付加した移動体現在位置データD1を、サーバ装置5に送信する。
移動体通信制御部101は、バッテリ1Aの電力消費量を予測するための予測データD2を生成し、生成した予測データD2をサーバ装置5に送信する。移動体通信制御部101は、移動体メモリ110に記憶された移動体ID112を付加した予測データD2を、サーバ装置5に送信する。予測データD2は、現在から過去に遡った所定期間内における、充電量検出回路13が検出したバッテリ1Aの充電量が検出時間共に時系列で記録されている。
[3.第1端末装置、及び第2端末装置の構成]
次に、第1端末装置2、及び第2端末装置3の構成について説明する。
図3は、第1端末装置2、及び第2端末装置3の構成を示す図である。
第1端末装置2は、第1端末制御装置20、第1端末通信ユニット21、第1端末タッチパネル22、第1端末GNSSユニット23を備える。
第1端末制御装置20は、第1端末プロセッサ200、及び第1端末メモリ210を備え、第1端末装置2の各部を制御する。第1端末プロセッサ200は、CPUなどのプロセッサである。第1端末メモリ210は、プログラムやデータを記憶するメモリである。第1端末メモリ210は、利用アプリAPや、利用者Pを一意に特定する利用者ID211、第1利用者P1が利用可能な移動体1に対応する移動体ID112、第1端末プロセッサ200に処理されるデータを記憶する。第1端末メモリ210は、不揮発性の記憶領域を有する。なお、第1端末メモリ210は、揮発性の記憶領域を備え、第1端末プロセッサ200のワークエリアを構成してもよい。
第1端末制御装置20には、第1端末通信ユニット21、第1端末GNSSユニット23、及び第1端末タッチパネル22が接続される。なお、第1端末制御装置20には、他の機器がさらに接続してもよい。
第1端末通信ユニット21は、アンテナや無線通信回路などの通信ハードウェアを備ええ、ネットワークNWを介してサーバ装置5と通信する。
第1端末タッチパネル22は、タッチパネルである。第1端末タッチパネル22は、第1端末制御装置20の制御に従って、各種の情報を表示する。また、第1端末タッチパネル22は、タッチ操作に対応する信号を第1端末制御装置20に出力する。
第1端末GNSSユニット23は、第1端末装置2の現在位置を測位する。第1端末GNSSユニット23は、測位結果を第1端末制御装置20に出力する。
第1端末プロセッサ200は、第1端末メモリ210が記憶する利用アプリAPを読み出して実行することにより、第1アプリ実行部201として機能する。
第1アプリ実行部201は、第1端末タッチパネル22に、移動体1の利用に係わる各種情報を表示させる。第1アプリ実行部201は、第1端末タッチパネル22を介して、第1利用者P1から各種入力を受け付ける。
第1アプリ実行部201は、本開示の「第1送信部」の一例である。
第1アプリ実行部201は、第1端末通信ユニット21を介してサーバ装置5と通信する。第1アプリ実行部201は、第1端末GNSSユニット22の測位結果すなわち第1端末装置2の現在位置を示す第1端末現在位置データD3を生成し、生成した第1端末現在位置データD3をサーバ装置5に送信する。第1アプリ実行部201は、第1端末現在位置データD3に第1端末メモリ210が記憶する利用者ID211を付加して、第1端末現在位置データD3をサーバ装置5に送信する。
第1アプリ実行部201は、利用予約データD5をサーバ装置5に送信する。第1アプリ実行部201が送信する利用予約データD5には、第1端末メモリ210が記憶する利用者ID211と移動体ID112とが含まれる。第1アプリ実行部201は、利用予約データD5を送信すると、送信した利用予約データD5を第1端末メモリ210に記憶させる。
第1アプリ実行部201は、第1利用者P1が移動体1の利用を終了してから、第1利用者P1が移動体1の利用を開始する第2所定時間(例えば、10分)前までの間、第1端末現在位置データD3の送信を停止する。すなわち、第1アプリ実行部201は、第1利用者P1が移動体1の利用を終了してから、次に第1利用者P1が移動体1を利用する際の利用開始時刻の第2所定時間前までの間、送信を停止する。第1アプリ実行部201は、第1利用者P1から所定の入力を受け付けることによって、第1利用者P1の移動体1の利用終了を判断する。また、第1アプリ実行部201は、第1端末メモリ210が新たに記憶した利用予約データD5に記録された利用開始時刻を用いて、現在時刻が利用開始時刻の第2所定時間前か否かを判断する。
第1アプリ実行部201は、現在時刻が、第1利用者P1が移動体の利用を開始する第2所定時間前の時刻に至った場合、第1端末現在位置データD3の送信を開始する。第1アプリ実行部201は、第1端末メモリ210が新たに記憶した利用予約データD5に記録された利用開始時刻を用いて、現在時刻が第2所定時間前の時刻に至ったか否かを判断する。
第2端末装置3は、第2端末制御装置30、第2端末通信ユニット31、第2端末タッチパネル32、及び第2端末GNSSユニット33を備える。
第2端末制御装置30は、第2端末プロセッサ300、及び第2端末メモリ310を備え、第2端末装置3の各部を制御する。第2端末プロセッサ300は、CPUなどのプロセッサである。第2端末メモリ310は、プログラムやデータを記憶するメモリである。第2端末メモリ310は、利用アプリAPや、利用者ID211、第2利用者P2の移動体1に対応する移動体ID112、第2端末プロセッサ300に処理されるデータを記憶する。第2端末メモリ310は、不揮発性の記憶領域を有する。なお、第2端末メモリ310は、揮発性の記憶領域を備え、第2端末プロセッサ300のワークエリアを構成してもよい。
第2端末制御装置30には、第2端末通信ユニット31、第2端末GNSSユニット33、及び第2端末タッチパネル32が接続される。なお、第2端末制御装置30には、他の機器がさらに接続してもよい。
第2端末通信ユニット31は、アンテナや無線通信回路などの通信ハードウェアを備ええ、ネットワークNWを介してサーバ装置5と通信する。
第2端末タッチパネル32は、タッチパネルである。第2端末タッチパネル32は、第2端末制御装置30の制御に従って、各種の情報を表示する。また、第2端末タッチパネル32は、タッチ操作に対応する信号を第2端末制御装置30に出力する。
第2端末GNSSユニット33は、第2端末装置3の現在位置を測位する。第2端末GNSSユニット33は、測位結果を第2端末制御装置30に出力する。
第2端末プロセッサ300は、第2端末メモリ310が記憶する利用アプリAPを読み出して実行することにより、第2アプリ実行部301として機能する。
第2アプリ実行部301は、第2端末タッチパネル32に、移動体1の利用に係わる各種情報を表示させる。第2アプリ実行部301は、第2端末タッチパネル32を介して、第2利用者P2から各種入力を受け付ける。
第2アプリ実行部301は、本開示の「第2送信部」の一例である。
第2アプリ実行部301は、第2端末通信ユニット31を介してサーバ装置5と通信する。第2アプリ実行部301は、第2端末GNSSユニット32の測位結果すなわち第2端末装置3の現在位置を示す第2端末現在位置データD4を生成し、生成した第2端末現在位置データD4をサーバ装置5に送信する。第2アプリ実行部301は、第2端末現在位置データD4に第2端末メモリ310が記憶する利用者ID211を付加して、第2端末現在位置データD4をサーバ装置5に送信する。
第2アプリ実行部301は、利用予約データD5をサーバ装置5に送信する。第2アプリ実行部301が送信する利用予約データD5には、第2端末メモリ310が記憶する利用者ID211と移動体ID112とが含まれる。第2アプリ実行部301は、利用予約データD5を送信すると、送信した利用予約データD5を第2端末メモリ310に記憶させる。
第2アプリ実行部301は、第2利用者P2が移動体1の利用を終了してから、第2利用者P2が移動体1の利用を開始する第2所定時間(例えば、10分)前までの間、第2端末現在位置データD4の送信を停止する。すなわち、第2アプリ実行部301は、第2利用者P2が移動体1の利用を終了してから、次に第2利用者P2が移動体1を利用する際の利用開始時刻の第2所定時間前までの間、送信を停止する。第2アプリ実行部301は、第2利用者P2から所定の入力を受け付けることによって、第2利用者P2の移動体1の利用終了を判断する。また、第2アプリ実行部301は、第2端末メモリ310が新たに記憶した利用予約データD5に記録された利用開始時刻を用いて、現在時刻が利用開始時刻の第2所定時間前か否かを判断する。
第2アプリ実行部301は、現在時刻が、第2利用者P2が移動体1の利用を開始する第2所定時間前の時刻に至った場合、第2端末現在位置データD4の送信を開始する。第2アプリ実行部301は、第2端末メモリ310が新たに記憶した利用予約データD5に記録された利用開始時刻を用いて、現在時刻が第2所定時間前の時刻に至ったか否かを判断する。
[4.サーバ装置の構成]
次に、サーバ装置5の構成について説明する。
図4は、サーバ装置5の構成を示す図である。
サーバ装置5は、CPUなどのプロセッサであるサーバプロセッサ50、プログラムやデータを記憶するメモリであるサーバメモリ52、及びサーバ通信ユニット54を備える。
サーバメモリ52は、サーバプロセッサ50が実行するプログラムや、サーバプロセッサ50に処理されるデータを記憶する。サーバメモリ52は、サーバプロセッサ50が実行する制御プログラム521、移動体DB(database)522、移動体利用DB523、利用者DB524、置き場所DB525、所定施設DB526、ステーションDB527、地図データ528、その他の各種データを記憶する。サーバメモリ52は、不揮発性の記憶領域を有する。また、サーバメモリ52は、揮発性の記憶領域を備え、サーバプロセッサ50のワークエリアを構成してもよい。
移動体DB522には、移動体1ごとにレコードR1が格納されている。1つのレコードR1には、移動体ID112、移動体現在位置データD1、及び予測データD2を含む。
移動体利用DB523には、移動体1ごとにレコードR2が格納されている。レコードR2は、移動体ID112と、この移動体ID112が示す移動体1を利用している利用者Pの利用者ID211と、を含む。さらに、レコードR2は、移動体1を利用している利用者Pの利用開始位置の情報、この利用者Pの利用終了位置の情報、この利用者Pの利用開始時刻の情報、及びこの利用者Pの利用終了時刻の情報を含む。
利用者DB524は、利用者PごとにレコードR3が格納されている。レコードR3は、利用者ID211と、この利用者ID211が示す利用者Pの現在位置を示す現在位置データとを含む。よって、利用者DB524は、第1利用者P1の利用者ID211と第1端末現在位置データD3とを含むレコードR3、及び、第2利用者P2の利用者ID211と第2端末現在位置データD4とを含むレコードR3を含む。
置き場所DB525は、置き場所ごとにレコードR4を有する。置き場所とは、移動体1を置くことが可能な場所であり、例えば、駐車場や公園などである。置き場所は、予め定められている。1つのレコードR4には、置き場所の名称の情報、及び置き場所の位置の情報を含む。
所定施設DB526は、所定施設ごとにレコードR5を有する。所定施設とは、移動体1を置くことが可能な施設であり、且つ利用者P同士で会話が可能な施設を指す。所定施設は、例えば公園や喫茶店などである。所定施設は、予め定められている。1つのレコードR5は、所定施設の名称の情報、及び所定施設の位置の情報を含む。
ステーションDB527は、充電ステーションSTごとにレコードR6を有する。レコードR6は、充電ステーションSTの名称の情報、充電ステーションSTの位置の情報、及び、状況データD6を含む。レコードR6が有する状況データD6は、対応する充電ステーションSTから状況データD6が受信されると、受信された状況データD6に適切に更新される。
地図データ528は、道路地図情報や、各種施設等の施設情報、マップマッチング用のデータ等を格納するデータである。道路地図情報は、地図上の道路を線で表現した道路ネットワークからなり、交差点や分岐点等をノードとして複数の部分に分割し、各ノード間の部分をリンクとして規定したリンクに関する情報を含む。リンクに関する情報には、リンクに対応する道路を移動するための所要時間の情報が含まれる。施設情報は、施設の位置や、施設の名称等を示す。
サーバ通信ユニット54は、通信回路などの通信ハードウェアを備える。サーバ通信ユニット54は、ネットワークNWを介して、移動体1、第1端末装置2、第2端末装置3、及び充電ステーションSTの管理装置と通信する。
サーバプロセッサ50は、制御プログラム521を読み出して実行することにより、第1受信部501、第2受信部502、第3受信部503、第4受信部504、算出部505、判定部506、決定部507、提示部508、及びデータベース処理部509として機能する。
第1受信部501は、サーバ通信ユニット54を介して端末装置4と通信し、端末装置4から利用予約データD5を受信する。
第2受信部502は、サーバ通信ユニット54を介して第1端末装置2と通信し、第1端末装置2から第1端末現在位置データD3を受信する。また、第2受信部502は、サーバ通信ユニット54を介して第2端末装置3と通信し、第2端末装置3から第2端末現在位置データD4を受信する。
データベース処理部509は、第2受信部502が第1端末現在位置データD3を受信した場合、受信された第1端末現在位置データD3に付加された利用者ID211を有するレコードR3を利用者DB524から特定する。そして、データベース処理部509は、特定したレコードR3の第1端末現在位置データD3を、第2受信部502が受信した第1端末現在位置データD3に更新する。データベース処理部509は、第2受信部502が第2端末現在位置データD4を受信した場合、受信された第2端末現在位置データD4に付加された利用者ID211を有するレコードR3を利用者DB524から特定する。そして、データベース処理部509は、特定したレコードR3の第2端末現在位置データD4を、第2受信部502が受信した第2端末現在位置データD4に更新する。
第3受信部503は、サーバ通信ユニット54を介して移動体1と通信し、移動体1から移動体現在位置データD1を受信する。また、第3受信部503は、移動体1から予測データD2を受信する。
データベース処理部509は、第3受信部503が移動体現在位置データD1を受信した場合、受信された移動体現在位置データD1に付加された移動体ID112を有するレコードR1を移動体DB522から特定する。そして、データベース処理部509は、特定したレコードR1の移動体現在位置データD1を第3受信部503が受信した移動体現在位置データD1に更新する。データベース処理部509は、第3受信部503が予測データD2を受信した場合、受信された予測データD2に付加された移動体ID112を有するレコードR1を移動体DB522から特定する。そして、データベース処理部509は、特定したレコードR1の予測データD2を第3受信部503が受信した予測データD2に更新する。
第4受信部504は、サーバ通信ユニット54を介して充電ステーションSTと通信し、充電ステーションSTから状況データD6を受信する。
データベース処理部509は、第4受信部504が状況データD6を受信した場合、送信先の充電ステーションSTのレコードR6をステーションDB527から特定し、特定したレコードR6の状況データD6を第4受信部504が受信した状況データD6に更新する。なお、送信先の充電ステーションSTと、ステーションDB527が格納するレコードR6との対応関係は、予めデータで管理されている。そして、データベース処理部509は、当該データを参照して、適切に状況データD6の更新を行う。
算出部505は、第2利用者P2が移動体1の利用に必要なバッテリ1Aの電力量(以下、「電力必要量」という)を算出する。算出部505は、第3受信部503が受信した予測データD2、第1受信部501が受信した利用予約データD5、及び地図データ528に基づいて、電力必要量を算出する。
例えば、算出部505は、次のようにして電力必要量を算出する。
算出部505は、地図データ528を参照して、利用予約データD5に記録された利用開始位置から利用終了位置までの経路を探索し、探索した経路の移動に要する所要時間を求める。次いで、算出部505は、利用予約データD5に含まれる移動体ID112のレコードR1を移動体DB522から特定し、特定したレコードR1から予測データD2を取得する。次いで、算出部505は、取得した予測データD2から単位時間あたりの電力消費量を求める。そして、算出部505は、求めた所要時間に求めた単位時間あたりの電力消費量を乗じることで、電力必要量を算出する。
判定部506は、第1利用者P1が移動体1の利用を終了した後のバッテリ1Aの充電量(以下、「終了時充電量」という)が、算出部505が算出した電力必要量を下回るか否かを判定する。判定部506は、この判定に際して、終了時充電量を算出する。
例えば、判定部506は、次のようにして終了時充電量を算出する。
判定部506は、第1受信部501が受信した利用予約データD5に付加された移動体ID112のレコードR1を移動体DB522から特定し、特定したレコードR1から移動体現在位置データD1を取得する。次いで、判定部506は、第1受信部501が受信した利用予約データD5に付加された移動体ID112のレコードR2を移動体利用DB523から特定し、特定したレコードR2から第1利用者P1の利用終了位置を取得する。次いで、判定部506は、地図データ528を参照して、取得した移動体現在位置データD1が示す移動体1の現在位置と、取得した利用終了位置までの経路を探索し、探索した当該経路の移動に要する所要時間を求める。次いで、判定部506は、利用予約データD5に含まれる移動体ID112に紐付く予測データD2を、移動体DB522から取得する。次いで、判定部506は、取得した予測データD2から単位時間あたりの電力消費量を求める。次いで、判定部506は、取得した予測データD2が示す最新の充電量から、求めた所要時間に単位時間あたりの電力消費量を乗じた量を減算し、減算後の充電量を終了時充電量として算出する。
決定部507は、受け渡し場所を決定する。決定部507は、第1受け渡し場所、第2受け渡し場所、第3受け渡し場所、及び第4受け渡し場所のいずれかの受け渡し場所を決定する。
第1受け渡し場所は、充電ステーションSTの位置が考慮されていない置き場所である。
第2受け渡し場所は、充電ステーションSTの位置が考慮された置き場所である。ここで、充電ステーションSTの位置が考慮された置き場所とは、充電ステーションSTまでの距離が所定距離未満の置き場所である。
第3受け渡し場所は、充電ステーションSTの位置が考慮されていない所定施設である。
第4受け渡し場所は、充電ステーションSTの位置が考慮された所定施設である。ここで、充電ステーションSTの位置が考慮された所定施設とは、充電ステーションSTまでの距離が所定距離未満の所定施設である。
決定部507の詳細な処理については、後述する。
提示部508は、決定部507が決定した受け渡し場所を第1利用者P1及び第2利用者P2に提示する。具体的には、提示部508は、決定部507が決定した受け渡し場所を示す情報を含む通知情報を、第1端末装置2及び第2端末装置3に送信する。ここで、受け渡し場所を示す情報は、受け渡し場所の位置を示す情報や、受け渡し場所の名称を示す情報などが含まれる。
提示部508は、算出部505が算出した電力必要量を第1利用者P1及び第2利用者P2に提示する。具体的には、提示部508は、算出部505が算出した電力必要量を示す情報をさらに含む通知情報を、第1端末装置2及び第2端末装置3に送信する。
提示部508は、終了時充電量が電力必要量を下回ると判定部506が判定した場合、バッテリ1Aへの充電タイミングを求め、求めた充電タイミングを第1利用者P1に提示する。具体的には、提示部508は、充電タイミングを示す情報をさらに含む通知情報を、第1端末装置2に送信する。
提示部508は、例えば、次のように充電タイミングを求める。
提示部508は、第1受信部501が受信した利用予約データD5に含まれる移動体ID112のレコードR2を移動体利用DB523から特定し、特定したレコードR2から第1利用者P1の利用終了位置を取得する。次いで、提示部508は、特定したレコードR2に含まれる利用者ID211のレコードR3を利用者DB524から特定し、特定したレコードR3から第1利用者P1の現在位置を特定する。次いで、提示部508は、地図データ528を参照して、特定した第1利用者P1の現在位置から特定した第1利用者P1の利用終了位置までの経路を探索する。次いで、提示部508は、探索した経路から所定距離以内に位置する充電ステーションSTのレコードR6を、ステーションDB527から特定する。次いで、提示部508は、特定したレコードR6から、台数が2以上を示す状況データD6を含み、且つ取得した第1利用者P1の利用終了位置に最も近い充電ステーションSTのレコードR6をさらに特定する。次いで、提示部508は、地図データ528を参照して、取得した第1利用者P1の現在位置から、さらに特定したレコードR6が示す充電ステーションSTの位置までの所要時間を求め、当該充電ステーションSTに到達する予定時刻を求める。そして、提示部508は、求めた予定時刻を充電タイミングとして決定する。
[5.移動体利用管理システムの動作]
次に、移動体利用管理システム1000の動作について説明する。
図5は、移動体利用管理システム1000の動作を示すフローチャートである。
図5において、フローチャートFAは第1端末装置2の動作を示し、フローチャートFBは第2端末装置3の動作を示し、フローチャートFCはサーバ装置5の動作を示す。
図5の説明では、第1利用者P1が移動体1を利用していることを前提とする。すなわち、図5の説明では、サーバ装置5が第1端末装置2から利用予約データD5を受信しており、第2利用者P2が利用しようとする移動体1のレコードR3には、第1端末装置2から受信した利用予約データD5が示す利用内容が記録されている。
フローチャートFBで示すように、第2アプリ実行部301は、項目1から項目5までの情報の入力を受け付ける(ステップSB1)。
次いで、第2アプリ実行部301は、ステップSA1で入力された利用内容が記録された利用予約データD5をサーバ装置5に送信する(ステップSB2)。
フローチャートFCで示すように、第2受信部502は、利用予約データD5を第2端末装置3から受信する(ステップSC1)。
次いで、算出部505は、ステップSC1で受信された利用予約データD5を用いて、電力必要量を算出する(ステップSC2)。
次いで、サーバプロセッサ50は、ステップSC1で受信された利用予約データD5を用いて、決定処理を行う(ステップSC3)。決定処理は、受け渡し場所を決定する処理である。
図6は、決定処理におけるサーバ装置5の動作を示すフローチャートFDである。
決定部507は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に、対面での受け渡しが記録されているか、非対面での受け渡しが記録されているかを判定する(ステップSD1)。
決定部507が、非対面での受け渡しが利用予約データD5に記録されていると判定した場合(ステップSD1:非対面)、判定部506は、終了時充電量が、ステップSC2で算出された電力必要量を下回るか否かを判定する(ステップSD2)。なお、ステップSD2で電力必要量と比較される終了時充電量は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に基づき算出される。
終了時充電量が電力必要量を下回らないと判定部506が判定した場合(ステップSD2:NO)、決定部507は、第1受け渡し場所を決定する(ステップSD3)。
ステップSD3において、決定部507は、例えば次のようにして第1受け渡し場所を決定する。
決定部507は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に含まれる利用者ID211のレコードR3を利用者DB524から特定し、特定したレコードR3から第2利用者P2の現在位置を取得する。次いで、決定部507は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に含まれる移動体ID112のレコードR2を移動体利用DB523から特定し、特定したレコードR2から利用者ID211と第1利用者P1の利用終了位置とを取得する。次いで、決定部507は、取得した利用者ID211のレコードR3を利用者DB524から特定し、特定したレコードR3から第1利用者P1の現在位置を特定する。次いで、決定部507は、ステップSC1で受信された利用予約データD5から第2利用者P2の利用開始位置を取得する。
決定部507は、地図データ528を参照して、取得した第1利用者P1の利用終了位置から、取得した第2利用者P2の利用開始位置までの経路を探索する。次いで、決定部507は、探索した経路から所定距離以内に位置する置き場所のレコードR4を、置く場所DB525から特定する。次いで、決定部507は、取得した第1利用者P1の現在位置、及び取得した第2利用者P2の現在位置に基づいて、特定した置き場所のレコードR4から1つのレコードR4を選定する。
決定部507は、地図データ528を参照して、取得した第1利用者P1の現在位置と取得した第1利用者P1の利用終了位置との差(以下、「前者の差」という)、及び、取得した第2利用者P2の現在位置と取得した第2利用者P2の利用開始位置との差(以下、「後者の差」という)を算出する。
決定部507は、前者の差及び後者の差が共に所定値以下或いは所定値以上である場合、取得した第1利用者P1の利用終了位置と取得した第2利用者P2の利用開始位置との略中間に位置する置き場所のレコードR4を1つ選定し、選定したレコードR4に対応する置き場所を第1受け渡し場所として決定する。
決定部507は、前者の差が所定値未満であり後者の差が所定値以上である場合、取得した第1利用者P1の利用終了位置より、取得した第2利用者P2の利用開始位置に近い置き場所のレコードR4を1つ選定し、選定したレコードR4に対応する置き場所を第1受け渡し場所として決定する。
決定部507は、前者の差が所定値以上であり、後者の差が所定値未満である場合、取得した第2利用者P2の利用終了位置より、取得した第1利用者P1の利用開始位置に近い置き場所のレコードR4を1つ選定し、選定したレコードR4に対応する置き場所を第1受け渡し場所として決定する。
ステップSD2の説明に戻り、電力必要量を下回ると判定部506が判定した場合(ステップSD2:YES)、決定部507は、第2受け渡し場所を決定する(ステップSD4)。
ステップSD4において、決定部507は、例えば次のようにして第2受け渡し場所を決定する。
決定部507は、ステップSD3で説明した処理と同様に、第2利用者P2の現在位置、第1利用者P1の利用終了位置、第1利用者P1の現在位置、及び第2利用者P2の利用開始位置を取得する。
決定部507は、地図データ528を参照して、取得した第1利用者P1の利用終了位置から、取得した第2利用者P2の利用開始位置までの経路を探索する。次いで、決定部507は、探索した経路から所定距離以内に位置する置き場所のレコードR4を、置く場所DB525から特定する。次いで、決定部507は、ステーションDB527を参照して、特定したレコードR4から、充電ステーションSTまでの距離が所定距離以下の置き場所のレコードR4を特定する。次いで、決定部507は、充電ステーションSTまでの距離が所定距離以下の置き場所のレコードR4から、ステップSD3の説明で説明した選定と同様の選定を行って1つのレコードR4を特定し、特定した1つのレコードR4に対応する置き場所を第2受け渡し場所として決定する。
ステップSD1の説明に戻り、決定部507は、対面での受け渡しが利用予約データD5に記録されていると判定した場合(ステップSD1:対面)、第1利用者P1の利用終了時刻と、第2利用者P2の利用開始時刻とが第1所定時間以上離れているか否かを判定する(ステップSD5)。
ステップSD5について説明する。
決定部507は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に含まれる移動体ID112のレコードR2を移動体利用DB523から特定し、特定したレコードR2から利用者ID211を取得し、取得した利用者ID211のレコードR3を利用者DB524から特定し、特定したレコードR3から第1利用者P1の利用終了時刻を取得する。次いで、決定部507は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に記録された第2利用者P2の利用開始時刻と、取得した第1利用者P1の利用終了時刻とが第1所定時間以上離れているか判定する。
第1利用者P1の利用終了時刻と第2利用者P2の利用開始時刻とが第1所定時間以上離れていないと決定部507が判定した場合(ステップSD5:NO)、サーバプロセッサ50は、処理をステップSD2に移行させる。
一方、第1利用者P1の利用終了時刻と第2利用者P2の利用終了時刻とが第1所定時間以上離れていると決定部507が判定した場合(ステップSD5:YES)、判定部506は、終了時充電量が、ステップSC2で算出された電力必要量を下回るか否かを判定する(ステップSD6)。なお、ステップSD6で電力必要量と比較される終了時充電量は、ステップSC1で受信された利用予約データD5に基づき算出される。
電力必要量を下回らないと判定部506が判定した場合(ステップSD6:NO)、決定部507は、第3受け渡し場所を決定する(ステップSD7)。
ステップSD7において、決定部507は、例えば次のようにして第3受け渡し場所を決定する。
決定部507は、ステップSD3で説明した処理と同様に、第2利用者P2の現在位置、第1利用者P1の利用終了位置、第1利用者P1の現在位置、及び利用開始位置を取得する。
決定部507は、地図データ528を参照して、取得した第1利用者P1の利用終了位置から、取得した第2利用者P2の利用開始位置までの経路を探索する。次いで、決定部507は、探索した経路から所定距離以内に位置する所定施設のレコードR5を、所定施設DB526から特定する。次いで、決定部507は、ステップSD3の説明で説明した選定と同様の選定を行うことで、特定したレコードR5から1つのレコードR5を選定し、選定した1つのレコードR5に対応する所定施設を第3受け渡し場所として決定する。
電力必要量を下回ると判定部506が判定した場合(ステップSD6:YES)、決定部507は、第4受け渡し場所を決定する(ステップSD8)。
ステップSD8において、決定部507は、例えば次のようにして第4受け渡し場所を決定する。
決定部507は、ステップSD3で説明した処理と同様に、第2利用者P2の現在位置、第1利用者P1の利用終了位置、第1利用者P1の現在位置、及び利用開始位置を取得する。
決定部507は、地図データ528を参照して、取得した第1利用者P1の利用終了位置から、取得した第2利用者P2の利用開始位置までの経路を探索する。次いで、決定部507は、探索した経路から所定距離以内に位置する所定施設のレコードR5を所定施設DB526から特定する。次いで、決定部507は、ステーションDB527を参照して、特定したレコードR5から、充電ステーションSTまでの距離が所定距離以下の所定施設のレコードR5をさらに特定する。次いで、決定部507は、ステップSD3の説明で説明した選定と同様の選定を行うことで、充電ステーションSTまでの距離が所定距離以下の所定施設のレコードR5から1つのレコードR5を選定し、選定した1つのレコードR5に対応する所定施設を第4受け渡し場所として決定する。
図5の説明に戻り、決定処理を行うと、提示部508は、決定処理において決定された受け渡し場所を第1利用者P1及び第2利用者P2に提示する(ステップSC4)。具体的には、提示部508は、第1端末装置2及び第2端末装置3に通知情報を送信する(ステップSC4)。ステップSC4で送信される通知情報には、ステップSC3で決定された受け渡し場所の情報が含まれる。より詳細には、ステップSC4で送信される通知情報には、ステップSC3の決定処理において最終的に選定されたレコードR4又はレコードR5が含む情報が含まれる。また、ステップSC4で送信される通知情報には、ステップSC2で算出された電力必要量の情報が含まれる。また、ステップSC4で送信される通知情報には、決定処理において、第2受け渡し場所又は第4受け渡し場所を決定した場合、充電タイミングを示す情報が含まれる。
フローチャートFAで示すように、第1アプリ実行部201は、通知情報を受信する(ステップSA1)。次いで、第1アプリ実行部201は、通知情報が含む情報を第1端末タッチパネル22に表示させる(ステップSA2)。
ステップSA2において、第1アプリ実行部201は、ステップSC3の決定処理で決定された受け渡し場所を示す情報、及び電力必要量の情報を表示させる。また、ステップSA2において、決定処理で決定された受け渡し場所が第2受け渡し場所又は第4受け渡し場所である場合、第1アプリ実行部201は、充電タイミングを示す情報を第1端末タッチパネル22に表示させる。
フローチャートFBで示すように、第2アプリ実行部301は、通知情報を受信する(ステップSB1)。次いで、第2アプリ実行部301は、受信した通知情報が含む情報を表示する(ステップSB2)。
ステップSB2において、第2アプリ実行部301は、ステップSC3の決定処理で決定された受け渡し場所を示す情報、及び電力必要量の情報を表示させる。
[6.他の実施形態]
上述した実施形態では、移動体1の利用予約を利用者Pが行う際に、項目1~項目5の5項目について利用内容に関する情報を入力する構成である。他の実施形態では、上記項目以外の他の種類の項目について利用内容に関する情報を入力する構成としてもよい。この構成の場合、利用予約データD5には、他の種類の項目に対して入力された情報がさらに含まれる。
上述した実施形態では、決定部507が、第1利用者P1の現在位置、第2利用者P2の現在位置、第1利用者P1の利用終了位置、及び第2利用者P2の利用開始位置に基づいて、受け渡し場所を決定する構成である。他の実施形態では、第1利用者P1の利用終了位置、及び第2利用者P2の利用開始位置に基づいて、受け渡し場所を決定する構成としてもよい。また、他の実施形態では、第1利用者P1の現在位置に代わって或いは共に、移動体1の現在位置を加味して受け渡し場所を決定してもよい。また、他の実施形態では、第1利用者P1の利用開始位置、第1利用者P1の利用開始時刻、第1利用者P1の利用終了時刻、第2利用者P2の利用終了位置、第2利用者P2の利用開始時刻、及び、第2利用者P2の利用終了時刻を考慮して、受け渡し場所を決定してもよい。
上述した実施形態では、算出部505が算出した電力必要量を第1利用者P1及び第2利用者P2に提示する構成である。他の実施形態では、算出部505が算出した電力必要量を第1利用者P1のみに提示する構成である。
サーバプロセッサ50、移動体プロセッサ100、第1端末プロセッサ200、及び第2端末プロセッサ300は、単一のプロセッサにより構成されてもよいし、複数のプロセッサにより構成されていてもよい。これらプロセッサは、対応する機能部を実現するようプログラムされたハードウェアでもよい。すなわち、これらプロセッサは、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成されてもよい。
また、図2から図4に示した移動体1、第1端末装置2、第2端末装置3、及びサーバ装置5の各部は一例であって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサがプログラムを実行することで各部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、移動体1、第1端末装置2、第2端末装置3、及びサーバ装置5の他の各部の具体的な細部構成についても任意に変更可能である。
また、例えば、図5及び図6に示す動作のステップ単位は、動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。処理内容に応じて、さらに多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本発明の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
[7.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)
複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、前記第1端末装置、及び前記第2端末装置と通信するサーバ装置と、を備え、前記サーバ装置は、前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信する第1受信部と、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する提示部と、を備える、移動体利用管理システム。
構成1の移動体利用管理システムによれば、第1利用者及び第2利用者の移動体の利用内容が考慮された受け渡し場所が第1利用者及び第2利用者に提示できるため、利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行うことができる。
(構成2)
前記利用予約データには、前記移動体の利用を開始する利用開始時刻がさらに記録されており、前記決定部は、前記利用予約データに記録された前記利用開始時刻、前記第1利用者が前記移動体の利用を終了する利用終了時刻、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記利用予約データに記録された前記利用開始位置に基づいて、前記受け渡し場所を決定する、構成1に記載の移動体利用管理システム。
構成2の移動体利用管理システムによれば、第1利用者の利用終了位置と、第2利用者の利用開始位置とをさらに考慮した受け渡し場所を提示できるため、さらにスムーズな移動帯の受け渡しを行うことができる。
(構成3)
前記利用予約データには、前記移動体を受け渡す方法として、対面による前記移動体の受け渡し、又は非対面による前記移動体の受け渡しがさらに記録されており、前記決定部は、前記第1受信部が受信した前記利用予約データに対面による前記移動体の受け渡しが記録され、且つ、前記第1利用者の前記利用終了時刻と、前記利用予約データに記録された前記利用開始時刻とが第1所定時間以上離れている場合、前記第1利用者の前記利用終了位置と、前記利用予約データに記録された前記利用開始位置とを結ぶ経路に存在する所定施設を、前記受け渡し場所として決定する、構成2に記載の移動体利用管理システム。
構成3の移動体利用管理システムによれば、受け渡しの方法を対面か非対面かを選択できるようにすることで、移動体の受け渡しにおける利用者の利便性を向上できる。また、構成2の移動体利用管理システムによれば、対面での受け渡しを第2利用者が希望し、且つ、第1利用者の利用終了時刻と第2利用者の利用開始時刻とが離れている場合、第1利用者及び第2利用者に所定施設が提示されるため、利用者間のコミュニケーションを活発化できると共に、利用者は空き時間を有効活用できるようになる。よって、利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行うことができ、且つ、利用者の利便性を向上できる。
(構成4)
前記サーバ装置は、前記第1利用者の現在位置を示す第1現在位置データを前記第1端末装置から受信し、また、前記第2利用者の現在位置を示す第2現在位置データを前記第2端末装置から受信する第2受信部を備え、前記決定部は、前記第2受信部が受信した前記第1現在位置データ、前記第2受信部が受信した前記第2現在位置データ、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記受け渡し場所を決定する、構成1から構成3のいずれか一つに記載の移動体利用管理システム。
構成4の移動体利用管理システムによれば、第1利用者の現在位置、及び第2利用者の現在位置をさらに考慮した受け渡し場所を提示できるため、さらにスムーズな移動体の受け渡しを行うことができる。
(構成5)
前記第1端末装置は、前記第1現在位置データを前記サーバ装置に送信する第1送信部を備え、前記第2端末装置は、前記第2現在位置データを前記サーバ装置に送信する第2送信部を備え、前記第1送信部は、前記第1利用者が前記移動体の利用を終了してから、前記第1利用者が前記移動体の利用を開始する第2所定時間前までの間、前記第1現在位置データの送信を停止し、前記第2送信部は、前記第2利用者が前記移動体の利用を終了してから、前記第2利用者が前記移動体の利用を開始する前記第2所定時間前までの間、前記第2現在位置データの送信を停止する、構成4に記載の移動体利用管理システム。
構成5の移動体利用管理システムによれば、移動体の利用以外において現在位置データの送信を停止できるため、利用者のプライバシーを保護できる。
(構成6)
前記第1送信部は、現在時刻が、前記第1利用者が前記移動体の利用を開始する前記第2所定時間前に至った場合、前記第1現在位置データの送信を開始し、前記第2送信部は、現在時刻が、前記第2利用者が前記移動体の利用を開始する前記第2所定時間前に至った場合、前記第2現在位置データの送信を開始する、構成5に記載の移動体利用管理システム。
構成6の移動体利用管理システムによれば、移動体の利用を開始する所定時間前に現在位置データの送信を開始するため、移動体の利用を開始した際に現在位置データがサーバ装置に送信されないといった事態の発生を防止できる。よって、利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行うことができる。
(構成7)
前記移動体は、バッテリを駆動原とする電動移動体であり、前記サーバ装置は、前記バッテリの電力消費量を予測するための予測データを前記移動体から受信する第3受信部と、前記第3受信部が受信した前記予測データ、前記利用予約データに記録された前記利用開始位置、及び、前記利用予約データに記録された前記利用終了位置に基づいて、前記第2利用者が前記移動体の利用に必要な前記バッテリの電力量である電力必要量を算出する算出部と、を備え、前記提示部は、前記算出部が算出した前記電力必要量を、少なくとも前記第1利用者に提示する、構成1から構成6のいずれか一つに記載の移動体利用管理システム。
構成7の移動体利用管理システムによれば、予測データ、第2利用者の利用開始位置、及び第2利用者の利用終了位置に基づいて電力必要量が算出されるため、適切な電力必要量を少なくとも第1利用者に提示できる。これにより、バッテリの充電量が適切な状態で移動体を第2利用者に受け渡すことができるようになり、また、どのくらい充電すればよいのか把握できるため充電時間の短縮を図ることができる。よって、移動体の利用において利用者の利便性を向上できる。
(構成8)
前記サーバ装置は、前記利用予約データと前記予測データとに基づいて、前記第1利用者が前記移動体の利用を終了した後の前記バッテリの充電量が前記電力必要量を下回るか否かを判定する判定部を備え、前記決定部は、前記判定部が前記電力必要量を下回ると判定した場合、前記バッテリに充電可能な充電ステーションの位置を考慮した前記受け渡し場所を決定し、前記提示部は、前記充電ステーションの位置が考慮された前記受け渡し場所を提示する、構成7に記載の移動体利用管理システム。
構成8の移動体利用管理システムによれば、第2利用者に移動体を受け渡す際に、移動体のバッテリの充電残量が無いという事態の発生を抑制できるようになる。よって、移動体の利用において利用者の利便性を向上できる。
(構成9)
前記利用予約データには、前記移動体の利用を開始する利用開始時刻がさらに記録されており、前記サーバ装置は、前記充電ステーションの混雑状況を示す状況データを受信する第4受信部を備え、前記提示部は、前記判定部が前記電力必要量を下回ると判定した場合に、前記第4受信部が受信した前記状況データと、前記利用予約データに記録された前記利用開始時刻とに基づいて、前記第1利用者に前記バッテリの充電タイミングを提示する、構成7又は構成8に記載の移動体利用管理システム。
構成9の移動体利用管理システムによれば、第2利用者に移動体を受け渡す際に、移動体のバッテリの充電残量が無いという事態の発生を抑制できるようになる。そのため、利用者間においてスムーズな移動体の受け渡しを行うことができ、且つ、利用者の利便性を向上できる。
(構成10)
複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、前記第1端末装置、及び前記第2端末装置と通信するサーバ装置と、を備える移動体利用管理システムの制御方法であって、前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信し、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定し、決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する、移動体利用管理システムの制御方法。
構成10の移動体利用管理システムの制御方法によれば、構成1の移動体利用管理システムの効果と同様の効果を奏する。
(構成11)
複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、通信するサーバ装置であって、前記サーバ装置は、前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信する第1受信部と、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定する決定部と、前記決定部が決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する提示部と、を備える、サーバ装置。
構成11のサーバ装置によれば、構成1の移動体利用管理システムの効果と同様の効果を奏する。
1…移動体、1A…バッテリ、2…第1端末装置、3…第2端末装置、4…端末装置、5…サーバ装置、20…第1端末制御装置、21…第1端末通信ユニット、22…第1端末タッチパネル、23…第1端末GNSSユニット、30…第2端末制御装置、31…第2端末通信ユニット、32…第2端末タッチパネル、53…第2端末GNSSユニット、50…サーバプロセッサ、52…サーバメモリ、54…サーバ通信ユニット、200…第1端末プロセッサ、201…第1アプリ実行部(第1送信部)、210…第1端末メモリ、300…第2端末プロセッサ、301…第2アプリ実行部(第2送信部)、310…第2端末メモリ、500…移動体プロセッサ、501…第1受信部、502…第2受信部、503…第3受信部、504…第4受信部、505…算出部、506…判定部、507…決定部、508…提示部、509…データベース処理部、521…制御プログラム、522…移動体DB、523…移動体利用DB、524…利用者DB、525…置き場所DB、526…所定施設DB、527…ステーションDB、528…地図データ、1000…移動体利用管理システム、AP…利用アプリ、D2…予測データ、D3…第1端末現在位置データ(第1現在位置データ)、D4…第2端末現在位置データ(第2現在位置データ)、D5…利用予約データ、D6…状況データ、NW…ネットワーク、P…利用者、P1…第1利用者、P2…第2利用者、ST…充電ステーション。

Claims (11)

  1. 複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、
    前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、
    前記第1端末装置、及び前記第2端末装置と通信するサーバ装置と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信する第1受信部と、
    前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定する決定部と、
    前記決定部が決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する提示部と、を備える、
    移動体利用管理システム。
  2. 前記利用予約データには、前記移動体の利用を開始する利用開始時刻がさらに記録されており、
    前記決定部は、
    前記利用予約データに記録された前記利用開始時刻、前記第1利用者が前記移動体の利用を終了する利用終了時刻、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記利用予約データに記録された前記利用開始位置に基づいて、前記受け渡し場所を決定する、
    請求項1に記載の移動体利用管理システム。
  3. 前記利用予約データには、前記移動体を受け渡す方法として、対面による前記移動体の受け渡し、又は非対面による前記移動体の受け渡しがさらに記録されており、
    前記決定部は、
    前記第1受信部が受信した前記利用予約データに対面による前記移動体の受け渡しが記録され、且つ、前記第1利用者の前記利用終了時刻と、前記利用予約データに記録された前記利用開始時刻とが第1所定時間以上離れている場合、
    前記第1利用者の前記利用終了位置と、前記利用予約データに記録された前記利用開始位置とを結ぶ経路に存在する所定施設を、前記受け渡し場所として決定する、
    請求項2に記載の移動体利用管理システム。
  4. 前記サーバ装置は、前記第1利用者の現在位置を示す第1現在位置データを前記第1端末装置から受信し、また、前記第2利用者の現在位置を示す第2現在位置データを前記第2端末装置から受信する第2受信部を備え、
    前記決定部は、前記第2受信部が受信した前記第1現在位置データ、前記第2受信部が受信した前記第2現在位置データ、前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記受け渡し場所を決定する、
    請求項3に記載の移動体利用管理システム。
  5. 前記第1端末装置は、前記第1現在位置データを前記サーバ装置に送信する第1送信部を備え、
    前記第2端末装置は、前記第2現在位置データを前記サーバ装置に送信する第2送信部を備え、
    前記第1送信部は、前記第1利用者が前記移動体の利用を終了してから、前記第1利用者が前記移動体の利用を開始する第2所定時間前までの間、前記第1現在位置データの送信を停止し、
    前記第2送信部は、前記第2利用者が前記移動体の利用を終了してから、前記第2利用者が前記移動体の利用を開始する前記第2所定時間前までの間、前記第2現在位置データの送信を停止する、
    請求項4に記載の移動体利用管理システム。
  6. 前記第1送信部は、現在時刻が、前記第1利用者が前記移動体の利用を開始する前記第2所定時間前に至った場合、前記第1現在位置データの送信を開始し、
    前記第2送信部は、現在時刻が、前記第2利用者が前記移動体の利用を開始する前記第2所定時間前に至った場合、前記第2現在位置データの送信を開始する、
    請求項5に記載の移動体利用管理システム。
  7. 前記移動体は、バッテリを駆動原とする電動移動体であり、
    前記サーバ装置は、前記バッテリの電力消費量を予測するための予測データを前記移動体から受信する第3受信部と、前記第3受信部が受信した前記予測データ、前記利用予約データに記録された前記利用開始位置、及び、前記利用予約データに記録された前記利用終了位置に基づいて、前記第2利用者が前記移動体の利用に必要な前記バッテリの電力量である電力必要量を算出する算出部と、を備え、
    前記提示部は、前記算出部が算出した前記電力必要量を、少なくとも前記第1利用者に提示する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の移動体利用管理システム。
  8. 前記サーバ装置は、前記利用予約データと前記予測データとに基づいて、前記第1利用者が前記移動体の利用を終了した後の前記バッテリの充電量が前記電力必要量を下回るか否かを判定する判定部を備え、
    前記決定部は、前記判定部が前記電力必要量を下回ると判定した場合、前記バッテリに充電可能な充電ステーションの位置を考慮した前記受け渡し場所を決定し、
    前記提示部は、前記充電ステーションの位置が考慮された前記受け渡し場所を提示する、
    請求項7に記載の移動体利用管理システム。
  9. 前記利用予約データには、前記移動体の利用を開始する利用開始時刻がさらに記録されており、
    前記サーバ装置は、前記充電ステーションの混雑状況を示す状況データを受信する第4受信部を備え、
    前記提示部は、前記判定部が前記電力必要量を下回ると判定した場合に、前記第4受信部が受信した前記状況データと、前記利用予約データに記録された前記利用開始時刻とに基づいて、前記第1利用者に前記バッテリの充電タイミングを提示する、
    請求項8に記載の移動体利用管理システム。
  10. 複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、
    前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、
    前記第1端末装置、及び前記第2端末装置と通信するサーバ装置と、を備える移動体利用管理システムの制御方法であって、
    前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信し、
    前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定し、
    決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する、
    移動体利用管理システムの制御方法。
  11. 複数の利用者に共有される移動体を利用する第1利用者が使用する第1端末装置と、前記第1利用者の次に前記移動体を利用する第2利用者が使用する第2端末装置と、通信するサーバ装置であって、
    前記サーバ装置は、
    前記移動体の利用を開始する利用開始位置と、前記移動体の利用を終了する利用終了位置とが記録された利用予約データを前記第2端末装置から受信する第1受信部と、
    前記第1利用者の前記利用終了位置、及び前記第1受信部が受信した前記利用予約データに基づいて、前記移動体を前記第2利用者に受け渡す受け渡し場所を決定する決定部と、
    前記決定部が決定した前記受け渡し場所を、前記第1利用者、及び前記第2利用者に提示する提示部と、を備える、
    サーバ装置。
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