JP2023178693A - 検体測定装置 - Google Patents

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Masahito Hayashi
周平 金子
Shuhei Kaneko
史明 岩瀬
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Abstract

【課題】電源部で生じる熱が、測定部における検体の温度に影響を与えることを抑制することができる検体測定装置を提供する。【解決手段】検体測定装置1は、容器に入れられた検体を測定する測定部53と、測定部53に電力を供給する電源部56と、測定部53及び電源部56を内部に有する装置筐体10と、を備える。電源部56は、装置筐体10内において、平面視で測定部53と異なる領域に配置されると共に、測定部53よりも高い位置に配置されている。電源部56のある領域R2と測定部53のある領域R1の間には、鉛直方向に立てられた鉛直板70がある。【選択図】図3

Description

本発明は、検体測定装置に関する。
検体を測定する検体測定装置は、一般的に、検体や試薬を容器に分注する分注部や容器に入れられた検体を測定する測定部等を備えている。
上記検体測定装置は、分注部や測定部に給電する電源部を有している。引用文献1には、分析装置において、筐体内の反応ユニットや冷却手段のある上部と、筐体内の電源ユニットのある下部とを上下に仕切る仕切り板を設ける構造が開示されている。
特開2003-83979号公報
しかしながら、上記分析装置は、発熱する電源ユニットが下部にあるため、長時間の使用により電源ユニットの熱が上の仕切り板に伝達し、仕切り板から反応ユニットの検体に影響を与える可能性がある。熱が反応ユニットの検体に影響を与えると、測定時の検体温度が不安定になり、測定精度が低下するおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、電源部で生じる熱が、測定部における検体の温度に影響を与えることを抑制することができる検体測定装置を提供することをその目的とする。
図2~図5に示すように、本発明による検体測定装置(1)は、容器(90)に入れられた検体を測定する測定部(53)と、測定部(53)に電力を供給する電源部(56)と、測定部(53)及び電源部(56)を内部に有する装置筐体(10)と、を備え、電源部(56)は、装置筐体(10)内において、平面視で測定部(53)と異なる領域に配置されると共に、測定部(53)よりも高い位置に配置されている。
本発明による検体測定装置(1)によれば、電源部(56)が測定部(53)から離間されるので、電源部(56)で生じる熱が、測定部(53)における検体の温度に影響を与えることを抑制することができる。
本発明によれば、電源部で生じる熱が、測定部における検体の温度に影響を与えることを抑制することができる検体測定装置を提供することができる。
図1は、検体測定装置の外観を示す斜視図である。 図2は、検体測定装置の内部構成を示す平面図である。 図3は、装置筐体内の測定部と電源部の位置関係を示す模式図である。 図4は、装置筐体を上面側から見たときの測定部と電源部の位置関係を示す模式図である。 図5は、装置筐体を前面側から水平方向に見たときの測定部と電源部の位置関係を示す模式図である。 図6は、試薬容器収納部の構成を示す斜視図である。 図7は、試薬容器収納部のA-A断面図である。 図8は、ラック支持部の構造を示す模式図である。 図9は、測定部の斜視図である。 図10は、測定部の内部構造を示す説明図である。 図11は、測定部の温度調整部を示す説明図である。 図12は、測定部の照射部と受光部を示す説明図である。 図13は、電源部の構成の一例を示す模式図である。 図14は、検体測定装置の制御に関するブロック図である。 図15は、分注装置の容器保持部とピペットの構成を示す斜視図である。 図18は、第1の排熱部の構成を示す検体測定装置の部分断面図である。 図17は、装置筐体の背面図である。 図18は、第2の排熱部の構成を示す検体測定装置の部分断面図である。 図19は、装置筐体の左側面の側面図である。 図20は、検体測定方法のフロー図である。 図21は、第2の鉛直板を設けた場合の、装置筐体を上面側から見たときの測定部と電源部の位置関係を示す模式図である。 図22は、電源部のある領域とヒートシンクのある領域を繋げた場合の、装置筐体を上面側から見たときの測定部と電源部の位置関係を示す模式図である。 図23は、電源部を装置筐体の左側面側に設けた場合の、装置筐体を上面側から見たときの測定部と電源部の位置関係を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る検体測定装置の実施形態の一例について詳細に説明する。
<検体測定装置>
図1は、本実施の形態にかかる検体測定装置1の外観を示す斜視図である。検体測定装置1は、例えば、検体(血液検体)の凝固因子の活性を分析する血液凝固測定に用いられる。
検体測定装置1は、略直方体形状の装置筐体10を有している。装置筐体10は、前面20、後面21、右側面22、左側面23、上面24及び底面25を有している。なお、本明細書において、検体測定装置1の「左」、「右」は、前面20を正面から見たときの方向を基準にする。
前面20には、開閉自在なカバー30が設けられ、カバー30を開けることでユーザが装置筐体10の内部にアクセスすることができる。前面20には、後述の試薬容器収納部52の内部にアクセスするための扉31と、検体ラック収納部50の内部にアクセスするための扉32が設けられている。
上面24は、方形の平坦面であり、その上にモニター40を設置することができる。モニター40は、タッチパネル式のディスプレイであり、検体測定に必要な操作のための入力、各種情報の表示や検体測定の結果情報を表示することができる。上面24には、その他PCなどを置いてもよい。
図2は、検体測定装置1の内部構成の一例を示す平面図である。検体測定装置1は、装置筐体10の内部に、検体ラック収納部50と、反応容器収納部51と、試薬容器収納部52と、測定部53と、洗浄部54と、廃棄部55と、電源部56と、制御部57と、分注部58と、第1の排熱部59と、第2の排熱部60を備えている。
装置筐体10は、その内部に、前後方向Yの中央よりも後面21側(後面21付近)に配置された仕切部材としての鉛直板70を有する。鉛直板70は、板面が前後方向Yに向けられた方形の板形状を有する。鉛直板70は、装置筐体10の右側面22から左側面23まで形成されている。鉛直板70は、装置筐体10の内部を、平面視で後面21付近に形成された略方形の背面領域R2と、それ以外の主領域R1とに隔離する。背面領域R2の平面面積は、例えば主領域R1の平面面積の3分の1以下であってもよい。なお、鉛直板70は、主領域R1と背面領域R2と間の通気を完全に遮断するものであってもよいし、通気を完全に遮断するものでなくてもよい。
ここで、装置筐体10内における測定部53と電源部56の位置関係について説明する。図3は、装置筐体10内の測定部53と電源部56の位置関係を示す模式図である。図4は、装置筐体10を上面側から見たときの測定部53と電源部56の位置関係を示す模式図であり、図5は、装置筐体10を前面20側から水平方向に見たときの測定部53と電源部56の位置関係を示す模式図である。
測定部53は、主領域R1に配置され、電源部56は、背面領域R2に配置されている。すなわち、測定部53と電源部56は、平面視で異なる領域に配置されている。図4に示すように装置筐体10の平面視において、装置筐体10の左右方向Xの中央を通り前後方向Yに延びる仮想中心線L1を引き、装置筐体10の内部を左右に二等分した時に、測定部53は、仮想中心線L1の右側に位置し、電源部56は、仮想中心線L1の左側に位置する。なお、試薬容器収納部52は、電源部56と同じ、仮想中心線L1の左側に位置している。
図5に示すように電源部56は、測定部53よりも高い位置に配置されている。すなわち、電源部56の下端は、測定部53の上端よりも高い位置にある。装置筐体10の前面20から見た側面視において、装置筐体10の上下方向Zの中央を通り左右方向Xに延びる仮想中心線L2を引き、装置筐体10の内部を上下に二等分した時に、測定部53は、仮想中心線L2の下側に位置し、電源部56は、仮想中心線L2の上側に位置する。なお、試薬容器収納部52は、仮想中心線L1の下側に位置している。
上記測定部53と電源部56の配置により、測定部53と電源部56は、物理的及び熱的に離されている。測定部53と電源部56は直線距離で、例えば30cm以上離されている。なお、試薬容器収納部52は、測定部53よりも電源部56から離された位置に配置されてもいる。
次に、図2に示した検体ラック収納部50と、反応容器収納部51と、試薬容器収納部52と、測定部53と、洗浄部54と、廃棄部55と、電源部56と、制御部57と、分注部58と、第1の排熱部59と、第2の排熱部60の具体的な構成例について説明する。
検体ラック収納部50、反応容器収納部51、試薬容器収納部52、測定部53、洗浄部54、廃棄部55、分注部58及び第2の排熱部60は、鉛直板70により隔てられた主領域R1に配置され、電源部56、制御部57及び第1の排熱部59は、背面領域R2に配置されている。
検体ラック収納部50は、装置筐体10の前後方向Yの中央よりも前面20側であって、装置筐体10の左右方向Xの中央付近に設けられている。検体ラック収納部50は、複数の検体容器を保持する検体ラックを収納するものである。検体ラック収納部50は、上面部80を有し、上面部80には、複数の孔81が形成されている。分注部58の後述のピペット260は、孔81を通じて、検体ラック収納部50内の検体容器に進入し、検体容器内の検体を吸引することができる。検体ラック収納部50の検体ラックは、図1に示す装置筐体10の扉32から出し入れ可能である。
反応容器収納部51は、装置筐体10の前後方向Yの中央よりも前面20側であって、装置筐体10の左右方向Xの中央よりも右側に設けられている。反応容器収納部51は、複数の反応容器90を保持する容器ラック91を収納するものである。
試薬容器収納部52は、装置筐体10の前後方向Yの中央よりも前面20側であって、装置筐体10の左右方向Xの中央よりも左側に設けられている。試薬容器収納部52は、検体ラック収納部50の左隣に設けられている。試薬容器収納部52は、試薬が入れられた複数の試薬容器を収納するものである。図6は、試薬容器収納部52の斜視図であり、図7は、試薬容器収納部52の縦断面図である。
図6及び図7に示すように試薬容器収納部52は、複数の試薬容器100を収容する筐体110と、筐体110を冷却する冷却部111を有している。筐体110は、前後方向Yに長い略直方体形状を有し、内部に略直方体形状の空間を形成する。
筐体110は、上面部120を有し、上面部120には、複数の孔121が形成されている。分注部58の後述のピペット260は、孔121を通じて、試薬容器収納部52内の試薬容器100に進入し、試薬容器100内の試薬を吸引することができる。
図7に示すように筐体110は、アルミなどの熱伝導性材料により構成された伝熱筐体部130と、伝熱筐体部130の外側に設けられ、発泡スチロールやセルロースファイバーなどの断熱材により構成された断熱筐体部131を有している。
筐体110内には、ラック支持部140が設けられている。ラック支持部140は、図8に示すように複数の試薬容器100を一列に保持する試薬容器ラック101を支持するものである。ラック支持部140は、装置筐体10及び筐体110に対し引出自在である。ラック支持部140を装置筐体10の扉31から出し入れすることで、試薬容器ラック101及び試薬容器100を筐体110に対し出し入れすることができる。
図7に示すように冷却部111は、ペルチェ素子150である。ペルチェ素子150は、方形の板形状を有する。ペルチェ素子150は、筐体110の伝熱筐体部130の左右方向Xの左側の側壁130aの外面に接着されている。ペルチェ素子150の外面には、ペルチェ素子150からの熱を放熱する放熱部としてのヒートシンク151が設けられている。
図2に示す測定部53は、加温部160と、検出部161を有している。加温部160及び検出部161は、装置筐体10の前後方向Yの中央よりも後面21側であって、装置筐体10の左右方向Xの中央よりも右側に設けられている。
図9は、測定部53の斜視図であり、図10は、測定部53の内部構造を示す説明図である。測定部53は、加温部160と検出部161を含む筐体170を有している。筐体170は、略直方体形状を有している。筐体170の上面171aには、複数の孔171が形成されている。
加温部160は、筐体170の内部に、反応容器90を保持する複数の保持孔180を有する第1の保持部181を有している。第1の保持部181は、左右方向Xに長い直方体形状を有する。複数の保持孔180は、左右方向Xに一列に並べて配置されている。保持孔180は、筐体170の上面170aの孔171と連通している。
検出部161は、筐体170の内部に、反応容器90を保持する複数の保持孔190を有する第2の保持部191を有している。第2の保持部191は、左右方向Xに長い直方体形状を有する。複数の保持孔190は、左右方向Xに一列に並べて配置されている。第2の保持部191は、第1の保持部181の後面21側に設けられている。保持孔190は、筐体170の上面170aの孔171と連通している。
図11に示すように筐体170の底部170b上には、温度調整部193が設けられている。温度調整部193は、方形の薄板形状を有している。温度調整部193は、加温部160の保持孔180と検出部161の保持孔190に保持された反応容器90を所定の温度に調整することができる。
図12に示すように検出部161は、第2の保持部191に保持された反応容器90に光を照射する照射部194と、反応容器90を透過した光を受光する受光部195を有している。検出部161は、反応容器90内の検体に対し照射部194により光を照射し、当該検体を透過した光を受光部195により受光することによって、検体に関する測定データを検出することができる。
図2に示す洗浄部54は、装置筐体10の前後方向Yの中央付近であって、測定部53と反応容器収納部51との間に設けられている。洗浄部54は、分注部58のピペット260を洗浄する洗浄槽200を有している。
廃棄部55は、測定部53と反応容器収納部51との間に設けられている。廃棄部55は、反応容器90を廃棄する廃棄口210を有している。
電源部56は、装置筐体10の前後方向Yの後面21付近であって、左右方向Xの中央よりも左側に設けられている。電源部56は、方形で厚みのある板形状の外形を有している。電源部56は、外部電源から供給された電力を交流から直流に変換し、当該直流電力を、試薬容器収納部52、測定部53、制御部57、分注部58、第1の排熱部59、第2の排熱部60などの各種装置に供給するものである。一例として、電源部56は、100Vの交流を12Vの直流に変換するものである。この際、電源部56自体は、発熱して60℃程度(以上)にまで昇温し、電源部56が取り付けられている付近の装置筐体10は、45℃近くまで昇温する。このように、電源部56における発熱は、装置筐体10内に配置された測定部53などの装置の温度に影響を与え得る。電源部56の構成の一例を図13に示す。例えば電源部56は、その構成として、コイル240、シャーシ241、トランス242、コンデンサ243、保護回路244、ダイオード245などを備えている。コイル240は、例えば、ノイズフィルタであり、電源回路で発生したノイズを除外する。シャーシ241は、電源部56の部品を保護する。トランス242は、交流の電圧を降圧させる。コンデンサ243やダイオード245は、交流電流を直流電流に変換する。保護回路244は、定格出力を超えた電流が流れないように保護する。かかる場合、これらの電源部56の構成の中で、コイル240、シャーシ241がこの順で高温となる。少なくとも電源部56のコイル240が、平面視で測定部53と異なる領域に配置されると共に、測定部53よりも高い位置に配置されていればよい。また、好ましくは、コイル240に加えて電源部56のシャーシ241が、平面視で測定部53と異なる領域に配置されると共に、測定部53よりも高い位置に配置されていればよい。
制御部57は、装置筐体10の前後方向Yの後面21付近であって、左右方向Xの中央よりも右側に設けられている。制御部57は、電源部56と同じ背面領域R2に設けられ、電源部56の左右方向Xの隣に設けられている。制御部57は、図14に示すように、試薬容器収納部52、測定部53、分注部58、第1の排熱部59、第2の排熱部60などの各種装置と通信可能であり、各種装置の動作を制御するものである。制御部57は、メモリやCPUを有し、CPUが、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、各種装置を制御して、検体測定を実行することができる。制御部57は、モニター40と通信可能であり、モニター40から入力された情報に基づいて検体測定を実行したり、検体測定の結果をモニター40に表示することができる。
図2に示す分注部58は、検体容器、反応容器90及び試薬容器100に対し分注する機能を有している。分注部58は、分注装置250と、分注装置250を移動させる移動装置251とを有している。
分注装置250は、図15に示すように、液体を吸引したり、吸引した液体を吐出するピペット260と、反応容器90を保持する容器保持部261を有している。分注装置250は、ピペット260と容器保持部261を、上下方向Zの同軸上で上下に移動させることができるように構成されている。
図2に示す移動装置251は、分注装置250の全体を装置筐体10内の左右方向Xと前後方向Yの任意の位置に移送させるように構成されている。分注部58は、ピペット260を移動させ、検体ラック収納部50の検体容器、反応容器収納部51の反応容器90、試薬容器収納部52の試薬容器100及び測定部53の反応容器90に対し、液体を吸引したり吐出することができる。また、分注部58は、反応容器収納部51の反応容器90を保持し、測定部53や廃棄部55に反応容器90を搬送することができる。また、図15に示したように分注部58は、反応容器90を容器保持部261で保持した状態で、当該反応容器90に対しピペット260から液体を供給することができる。
図2に示す第1の排熱部59は、電源部56の熱を装置筐体10の外部に排熱するものである。図16は、第1の排熱部59の構成を示す断面図である。図17は、装置筐体10の背面図である。図16に示すように第1の排熱部59は、装置筐体10の外部から装置筐体10の内部の第2の領域R2に吸気する第1の吸気口300と、第2の領域R2から装置筐体10の外部に排気する第1の排気口301と、第1の吸気口300から電源部56に通じ電源部56から第1の排気口301に通じる第1のダクト302と、第1の吸気口300から第1の排気口301に空気を流す第1のファン303を有している。
図16及び図17に示すように第1の吸気口300と第1の排気口301は、装置筐体10の後面21に設けられている。第1の吸気口300と第1の排気口301は、電源部56に対向する位置、すなわち後面21の左右方向Xの中央よりも左側面23側に設けられている。第1の吸気口300と第1の排気口301は、上下に配置され、第1の排気口301は、第1の吸気口300より高い位置に配置されている。第1の吸気口300は、電源部56よりも下方に配置され、第1の排気口301は、電源部56よりも上方に配置されている。第1の吸気口300は、同心円のスリット状に形成されている。第1の排気口301は、左右方向Xに長いスリット状に形成されている。複数の第1の排気口301が上下方向Zに並べて配置されている。
第1のダクト302は、第1の吸気口300から電源部56を通って第1の排気口301に到達するように形成されている。第1のダクト302は、上下方向Zに延伸するように形成されている。第1のファン303は、第1のダクト302内の電源部56と第1の吸気口300との間に設けられている。
図2に示す第2の排熱部60は、試薬容器収納部52のペルチェ素子150により生じた熱を、装置筐体10の外部に排熱するものである。図18は、第2の排熱部60の構成を示す断面図である。図19は、装置筐体10の左側面23の側面図である。
図18に示すように第2の排熱部60は、装置筐体10の外部から、装置筐体10のペルチェ素子150の熱を放熱する領域としてのヒートシンク151のある領域に吸気する第2の吸気口350と、ヒートシンク151のある領域から装置筐体10の外部に排気する第2の排気口351と、第2の吸気口350からヒートシンク151のある領域に通じ当該ヒートシンク151のある領域から第2の排気口351に通じる第2のダクト352と、第2の吸気口350から第2の排気口351に空気を流す第2のファン353を有している。
第2の吸気口350及び第2の排気口351は、装置筐体10の左側面23に設けられている。第2の吸気口350及び第2の排気口351は、試薬容器収納部52に対向する位置、すなわち左側面23の前後方向Yの中央よりも前面20側に設けられている。図19に示すように第2の吸気口350と第2の排気口351は、上下に配置され、第2の排気口351は、第2の吸気口350よりも高い位置に設けられている。第2の吸気口350は、上下方向Zに長いスリット状に形成され、複数の第2の吸気口350が左右方向Xに並べて配置されている。第2の排気口351は、左右方向Xに長いスリット状に形成され、複数の第2の排気口351が上下方向Zに並べて配置されている。
図18に示すように第2のダクト352は、第2の吸気口350から第2のファン353に到達し、ヒートシンク151から第2の排気口351に到達するように形成されている。
<検体測定方法>
次に、以上のように構成された検体測定装置1を用いた検体測定の一例について説明する。図20は、検体測定全体の処理フローの一例を示す。
検体測定装置1の検体測定では、主に、試薬の冷却工程T1及び排熱工程T2、T3の開始工程S1と、反応容器の移送工程S2と、検体の分注工程S3と、試薬の分注工程S4と、測定工程S5及び反応容器の回収・廃棄工程S6がこの順に行われる。試薬の冷却工程T1及び排熱工程T2、T3は、他の工程S2~S6が行われている間継続的に行われている。これらの各工程は、制御部57により実行される。
先ず、試薬の冷却工程T1、排熱工程T2、T3が開始される(図20の工程S1)。試薬の冷却工程T1では、図7に示す冷却部111のペルチェ素子150が作動し、筐体110が冷却される。このとき、ペルチェ素子150が筐体110の伝熱筐体部130の熱を吸熱する。これにより、筐体110が冷却され、それにより筐体110の内部空間の温度が目標温度以下に下げられる。
第2の排熱部60の排熱工程T3では、図18に示すようにペルチェ素子150の外側の第2のファン353が作動し、装置筐体10の外部の空気が第2の吸気口350から第2のダクト352に流れ込み、ヒートシンク151に供給される。ペルチェ素子150の動作により発熱した熱はヒートシンク151で空気に触れることで放熱される。ヒートシンク151を通過した空気は、熱と共に第2のダクト352を通って第2の排気口351に到達し、第2の排気口351から装置筐体10の外部に排気される。こうして、ペルチェ素子で発熱した熱が装置筐体10の外部に排熱される。
第1の排熱部59の排熱工程T2では、図16に示すように電源部56のある背面領域R2の第1のファン303が作動し、装置筐体10の外部の空気が第1の吸気口300から第1のダクト302に流れ込み、電源部56に供給される。空気は、電源部56を通過し、電源部56の熱と共に第1のダクト302を通って第1の排気口301に到達し、第1の排気口301から装置筐体10の外部に排気される。こうして、電源部56の熱が装置筐体10の外部に排熱される。
なお、試薬の冷却工程T1、排熱工程T2、T3は、同時に開始されてもよいし、異なるタイミングで開始されてもよい。
図20に示すように試薬の冷却工程T1、排熱工程T2、T3が開始された後、反応容器の移送工程S2が行われる。反応容器の移送工程S2では、先ず、図2に示す分注装置250の容器保持部261が、初期位置から、反応容器収納部51の容器ラック91上に移動し、その後下降し、容器ラック91の空の反応容器90を保持する。
次に、分注装置250の容器保持部261が加温部160上に移動し、その後下降し、反応容器90が加温部160の保持孔180に保持される。そして、容器保持部261が上昇する。
続いて、検体の分注工程S3(図20に示す)が行われる。先ず、図2に示す分注装置250のピペット260が、検体ラック収納部50上に移動し、下降する。ピペット260は、上面部80の孔81を通って、検体ラック収納部50内の検体ラックの検体容器に挿入され、検体を吸引する。
その後、ピペット260が検体ラック収納部50上で上昇し、加温部160上に移動する。ピペット260は、加温部160の反応容器90に向けて下降し、検体を反応容器90に注入する。
次に、ピペット260が加温部160上で上昇し、洗浄部54上に移動する。ピペット260は、洗浄部54の洗浄槽200に向けて下降し、洗浄槽200に挿入され、洗浄される。最後に、ピペット260が洗浄部54上で上昇する。
次に、試薬の分注工程S4が行われる(図20に示す)。先ず、図2に示す分注装置250のピペット260が、試薬容器収納部52の筐体110上に移動する。続いて、ピペット260が下降し、上面部120の孔121を通じて筐体110内に進入する。ピペット260は、さらに試薬容器ラック101の試薬容器100に挿入され、試薬容器100の試薬を吸引する。
次に、ピペット260は、試薬容器収納部52上で上昇し、試薬を加温しながら、加温部160上に移動する。
次に、分注装置250の容器保持部261が、加温部160の反応容器90に向けて下降し、加温部160の反応容器90を保持する。
次に、図15に示すように容器保持部261が加温部160上で上昇するとともに、ピペット260が下降し反応容器90に挿入される。そして、ピペット260は、試薬を容器保持部261の反応容器90に注入する。次に、容器保持部261の反応容器90が振動され、試薬が入った検体が攪拌される。
次に、図2に示す容器保持部261が、検出部161上に移動し、下降する。容器保持部261は、検出部161の保持孔190に向けて下降し、反応容器90を保持孔190に保持させる。最後に、容器保持部261が検出部161上で上昇する。
次に、測定工程S5(図20に示す)が行われる。検出部161において、反応容器90の検体の凝固因子の活性を分析する血液凝固測定が行われる。図12に示すように検出部161において、反応容器90は、温度調整部193により所定の温度に調整された状態で、照射部194により反応容器90内の検体に対し光を照射し、当該検体を透過した光を受光部195により受光することによって、検体に関する測定データを検出する。
最後に、反応容器の回収・廃棄工程S6(図20に示す)が行われる。先ず、図2に示す分注装置250の容器保持部261が検出部161の上に移動し、下降する。次に、容器保持部261が、検出部161の反応容器90を保持する。
次に、容器保持部261が検出部161上で上昇し、廃棄部55上に移動する。容器保持部261は、廃棄部55の廃棄口210に向けて下降し、反応容器90を廃棄口210に廃棄する。最後に、容器保持部261が廃棄部55上で上昇し、その後、初期位置に戻される。
本実施の形態によれば、電源部56が、装置筐体10において、平面視で測定部53と異なる領域に配置されると共に、測定部53よりも高い位置に配置されている。これにより、電源部56と測定部53とが離間する。また、暖気は上方に伝わりやすいところ、電源部56が測定部53と平面視で異なる領域にあり、なおかつ測定部53よりも高い位置にあるので、電源部56で生じる熱が測定部53に伝わりにくくなる。よって、電源部56で生じた熱が測定部53における検体の温度に影響を与えることを抑制することができる。この結果、測定部53における測定時の検体温度が安定し、検体の測定精度が向上する。特に、温度の高い特殊な環境においては、電源部56の熱が装置筐体10にこもりやすいが、本発明によれば、測定部53の検体温度への影響を抑えることができ、特殊な環境における検体測定を適切に行うことができる。
測定部53のある主領域R1と電源部56のある背面領域R2の間には、仕切部材としての鉛直板70があるので、電源部56の熱が測定部53の検体に伝わることを、より十分に抑制することができる。また、測定部53のある主領域R1の上面24に電源部56の熱が伝わることが抑制されるので、上面24にモニター40やPCなどの電子機器を置くことができ、利便性が向上する。
電源部56のある背面領域R2は、装置筐体10の後面21側の側部に位置する。これにより、電源部56の熱の影響を受けない主領域R1の上面24の面積を十分に確保することができる。
検体測定装置1は、電源部56の熱を装置筐体10の外部に排熱する第1の排熱部59を備えるので、電源部56の熱が測定部53に伝わることを、より十分に抑制することができる。
第1の排熱部59は、装置筐体10の外部から電源部56のある背面領域R2に吸気する第1の吸気口300と、電源部56のある背面領域R2から装置筐体10の外部に排気する第1の排気口301と、第1の吸気口300から第1の排気口301に空気を流す第1のファン303を有する。これにより、電源部56の熱を装置筐体10の外部に適切に排出することができる。
第1の排気口301は、第1の吸気口300より高い位置に配置されているので、暖気が上方に伝わりやすい性質を利用して、電源部56の熱の排出を効果的に行うことができる。
第1の排熱部59は、第1の吸気口300から電源部56に通じ電源部56から第1の排気口301に通じる第1のダクト302を有するので、空気を効率的に電源部56に供給し、電源部56の熱を効果的に排出することができる。
検体測定装置1は、試薬容器収納部52の発熱部であるペルチェ素子150で生じた熱を装置筐体10の外部に排熱する第2の排熱部60を備えるので、試薬容器収納部52の冷却で生じた熱が測定部53の検体温度に影響を与えることを抑制することができる。
第2の排熱部60は、装置筐体10の外部からヒートシンク151のある領域に吸気する第2の吸気口350と、ヒートシンク151のある領域から装置筐体10の外部に排気する第2の排気口351と、第2の吸気口350から第2の排気口351に空気を流す第2のファン353を有する。これにより、試薬容器収納部52において生じた熱を装置筐体10の外部に適切に排出することができる。
第2の排熱部60は、第2の吸気口350からヒートシンク151のある領域に通じ当該ヒートシンク151のある領域から第2の排気口351に通じる第2のダクト352を有するので、空気を効率的にヒートシンク151に供給し、ヒートシンク151からの放熱を効果的に行うことができる。
第1の排熱部59と第2の排熱部60は、装置筐体10の互いに異なる側部に設けられている。これにより、第1の排気口301と第2の排気口351の排気方向が異なるので、装置筐体10の一部の側面付近に熱が集中することを抑制することができる。これにより、各排熱部59、60が、既に排熱された熱の影響を受けることが抑制され、各排熱部59、60において高い排熱効率が確保される。第1の排熱部59と第2の排熱部60が、装置筐体10の上下面ではなく、側部に設けられることで、装置筐体10の上下方向の寸法を抑えることができる。また、装置筐体10の上面24を有効に活用することができる。
平面視で、第1の排熱部59と第2の排熱部60との排熱方向が90度異なるので、各排熱部59、60が、他の排熱部から排出された熱の影響を受けることが抑制され、各排熱部59、60において高い排熱効率が確保される。
平面視で、装置筐体10の左右方向Xの中心を通り前後方向Yに延びる仮想直線L1を挟んだ一方にある装置筐体10内の領域に測定部53が配置され、仮想直線L1を挟んだ他方にある装置筐体10内の領域に電源部56が配置されている。これにより、電源部56と測定部53が十分に離間し、電源部56の熱が測定部53に与える影響を抑制することができる。
測定部53は、反応容器90を温度調整する温度調整部193を有するものである。かかる測定部53における検体測定の精度は、温度により大きく左右される。測定部53は、電源部56の熱の影響を受けにくいので、温度調整部193による反応容器90の温度調整を厳格に行うことでき、これにより検体測定の精度が向上する。
測定部53は、反応容器90に光を照射する照射部194と、反応容器90を透過した光を受光する受光部195を有する。かかる光を用いた検体測定の精度は、温度により大きく左右される。測定部53は、電源部56の熱の影響を受けにくいので、き、これにより検体測定の精度が向上する。
以上の実施の形態において、電源部56のある背面領域R2と測定部53のある主領域R1の間には、断熱部材があってもよい。この場合、例えば鉛直板70が断熱部材であってもよい。また鉛直板70が、非断熱層と断熱層を有するものであってもよい。さらに、鉛直板70とは別の断熱板を設けてもよい。
図21に示すように、試薬容器収納部52の発熱部であるペルチェ素子150の熱を放熱する領域(放熱部としてのヒートシンク151のある領域)を測定部53のある主領域R1から隔離する仕切部材としての第2の鉛直板500を設けてもよい。第2の鉛直板500は、装置筐体10の左側面23の近傍であって、板面が左右方向Xを向くように設けられている。第2の鉛直板500は、平面視で前面20から鉛直板70に当たるまで形成されている。この場合、ペルチェ素子150の熱を放熱する領域は、測定部53のある主領域R1と、電源部56のある背面領域R2に対し仕切られた側面領域R3となる。
図22に示すようにペルチェ素子150の熱を放熱する領域(放熱部としてのヒートシンク151のある領域)と電源部56のある領域は、鉛直板70、500で仕切られることなく、互いにつながった同じ領域R2であってもよい。
図23に示すように電源部56は、装置筐体10の左側面23側の側部に設けられた領域R2であって、主領域R1と異なる領域R2に設けられてもよい。電源部56は、第2の鉛直板500に取り付けられてもよい。かかる場合、第1の排熱部59の第1の吸気口300及び第1の排気口301は、第2の吸気口350及び第2の排気口351と同じ装置筐体10の左側面23に設けられる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施の形態で記載した検体測定装置1は、他の構成を有するものであってもよい。試薬容器収納部52、測定部53、電源部56、第1の排熱部59、第2の排熱部60等の構成も他の構成を有するものであってよい。
以上の実施の形態では、電源部56のある領域と測定部53のある領域を仕切る仕切部材が鉛直板70であったが、鉛直板70以外の他の構成を有するものであってもよい。また、電源部56と測定部53は、仕切部材がなくても、平面視で互いに重ならない異なる領域にあればよい。
本発明の検体測定装置は、血液凝固測定以外の検体測定、血液免疫分析、血球数測定、生化学分析、尿分析等にも適用できる。
本発明は、電源部で生じる熱が、測定部における検体の温度に影響を与えることを抑制することができる検体測定装置を提供する際に有用である。
1 検体測定装置
10 装置筐体
52 試薬容器収納部
53 測定部
56 電源部
70 鉛直板
R1 主領域
R2 背面領域

Claims (18)

  1. 容器に入れられた検体を測定する測定部と、
    前記測定部に電力を供給する電源部と、
    前記測定部及び前記電源部を内部に有する装置筐体と、を備え、
    前記電源部は、前記装置筐体内において、平面視で前記測定部と異なる領域に配置されると共に、前記測定部よりも高い位置に配置されている、
    検体測定装置。
  2. 前記電源部のある領域と前記測定部のある領域の間に設けられた断熱部材をさらに備える、
    請求項1に記載の検体測定装置。
  3. 前記電源部のある領域と前記測定部のある領域の間に設けられた仕切部材をさらに備える、
    請求項1に記載の検体測定装置。
  4. 前記仕切部材は、鉛直方向に立てられた鉛直板である、
    請求項3に記載の検体測定装置。
  5. 前記電源部は、前記装置筐体の上下方向の中央よりも高い位置に配置されている、
    請求項1に記載の検体測定装置。
  6. 前記電源部のある領域は、前記装置筐体の側部に位置する、
    請求項1に記載の検体測定装置。
  7. 前記電源部の熱を前記装置筐体の外部に排熱する第1の排熱部をさらに備える、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の検体測定装置。
  8. 前記第1の排熱部は、
    前記装置筐体の外部から前記電源部のある領域に吸気する第1の吸気口と、
    前記電源部のある領域から前記装置筐体の外部に排気する第1の排気口と、
    前記第1の吸気口から前記第1の排気口に空気を流す第1のファンと、を有する、
    請求項7に記載の検体測定装置。
  9. 前記第1の排気口は、前記第1の吸気口より高い位置に配置されている、
    請求項8に記載の検体測定装置。
  10. 前記第1の排熱部は、前記第1の吸気口から前記電源部に通じ前記電源部から前記第1の排気口に通じる第1のダクトをさらに有する、
    請求項8に記載の検体測定装置。
  11. 検体に混合する試薬を入れた試薬容器を収納する試薬収納部と、
    前記試薬収納部における前記試薬容器に入れられた試薬を冷却する際に発熱する発熱部と、
    前記発熱部で生じた熱を前記装置筐体の外部に排熱する第2の排熱部と、をさらに備える、
    請求項7に記載の検体測定装置。
  12. 前記第2の排熱部は、
    前記装置筐体の外部から、前記発熱部の熱を放熱する領域に吸気する第2の吸気口と、
    前記発熱部の熱を放熱する領域から前記装置筐体の外部に排気する第2の排気口と、
    前記第2の吸気口から前第2の記排気口に空気を流す第2のファンと、を有する、
    請求項11に記載の検体測定装置。
  13. 前記第2の排熱部は、前記第2の吸気口から、前記発熱部の熱を放熱する領域に通じ当該領域から前記第2の排気口に通じる第2のダクトをさらに有する、
    請求項12に記載の検体測定装置。
  14. 前記第1の排熱部と前記第2の排熱部は、前記装置筐体が有する、互いに異なる側部に設けられている、
    請求項11に記載の検体測定装置。
  15. 平面視で、前記第1の排熱部と前記第2の排熱部との排熱方向が90度異なる、
    請求項14に記載の検体測定装置。
  16. 平面視で、前記装置筐体の第1の方向の中心を通り前記第1の方向に直角の第2の方向に延びる仮想直線を挟んだ一方にある前記装置筐体内の領域に前記測定部が配置され、前記仮想直線を挟んだ他方にある前記装置筐体内の領域に前記電源部が配置されている、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の検体測定装置。
  17. 前記測定部は、
    容器を温度調整する温度調整部を有する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の検体測定装置。
  18. 前記測定部は、
    前記容器に光を照射する照射部と、
    前記容器を透過した光を受光する受光部と、を有する、
    請求項17に記載の検体測定装置。
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