JP2023177798A - 管理装置及び管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 管理装置と分散電源との間の通信データ量を適切に制御することを可能とする管理装置及び管理方法を提供する。【解決手段】 管理装置は、分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信する受信部と、前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信する送信部と、前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更する制御部と、を備える。【選択図】 図3
Description
本発明は、管理装置及び管理方法に関する。
近年、電力系統の電力需給バランスを維持するために、蓄電装置を分散電源として用いる技術(例えば、VPP(Virtual Power Plant))が知られている(例えば、特許文献1、2)。VPPでは、蓄電装置を有する2以上の施設の蓄電装置は、制御装置によって制御される。
このようなケースにおいて、制御装置と蓄電装置との間の通信について、蓄電装置を管理する管理装置が中継することが考えられる。管理装置は、制御装置と蓄電装置との間の通信を中継することなどによって、蓄電装置の稼働状態などを把握することができる。例えば、蓄電装置の稼働状態などは、蓄電装置の保守又は管理などに用いられる。
ところで、管理装置と分散電源との間の通信経路は、制御装置と管理装置との間の通信経路とは別個独立であるため、管理装置と分散電源との間の通信データ量についても、制御装置と管理装置との間の通信データ量と別個独立で考える必要がある。例えば、管理装置と分散電源との間の通信経路が無線であり、制御装置と管理装置との間の通信経路が有線であるケース、管理装置と分散電源との間の通信料金を負担する事業者が制御装置と管理装置との間の通信料金を負担する事業者と異なるケースが想定される。
発明者等は、鋭意検討の結果、管理装置と分散電源との間の通信経路が制御装置と管理装置との間の通信経路とは別個独立であることに着目し、管理装置と分散電源との間の通信データ量を適切に制御すべきことを見出した。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、管理装置と分散電源との間の通信データ量を適切に制御することを可能とする管理装置及び管理方法を提供することを目的とする。
開示の一態様は、分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信する受信部と、前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信する送信部と、前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更する制御部と、を備える、管理装置である。
開示の一態様は、分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信するステップと、前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信するステップと、前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更するステップと、を備える、管理方法である。
本発明によれば、管理装置と分散電源との間の通信データ量を適切に制御することを可能とする管理装置及び管理方法を提供することができる。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものである。
[実施形態]
(管理システム)
以下において、実施形態に係る管理システムについて説明する。管理システムは、単に、電力システムと称されてもよい。
(管理システム)
以下において、実施形態に係る管理システムについて説明する。管理システムは、単に、電力システムと称されてもよい。
図1に示すように、管理システム1は、施設100を有する。管理システム1は、第1サーバ200及び第2サーバ300を含む。
ここで、施設100、第1サーバ200及び第2サーバ300は、ネットワーク11を介して通信可能に構成される。ネットワーク11は、インターネットを含んでもよく、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線を含んでもよく、移動体通信網を含んでもよい。
実施形態では、ネットワーク11は、第1サーバ200と第2サーバ300との間で通信を行うための第1通信経路(例えば、図1では、通信経路11a及び通信経路11b)、施設100と第2サーバ300との間で通信を行うための第2通信経路(例えば、図1では、通信経路11b及び通信経路11c)を含んでもよい。第2通信経路は、第1通信経路とは別個独立の通信経路である。例えば、第2通信経路は、無線通信経路であって、第1通信経路は、有線通信経路であってもよい。第2通信経路の料金を負担する事業者は、第1通信経路の料金を負担する事業者と異なってもよい。第2通信経路の料金体系は、第1通信経路の料金体系と異なってもよい。第2通信経路の一部は、無線通信経路を含んでもよい。第2通信経路の料金体系について、通信経路11bの料金体系は、通信経路11cの料金体系と異なってもよい。
施設100は、電力系統12に接続されており、電力系統12から電力が供給されてもよく、電力系統12に電力を供給してもよい。電力系統12から施設100への電力は、順潮流電力と称されてもよい。施設100から電力系統12への電力は、逆潮流電力と称されてもよい。図1では、施設100として、施設100A~施設100Cが例示されている。
特に限定されるものではないが、施設100は、住宅などの施設であってもよく、店舗などの施設であってもよく、オフィスなどの施設であってもよい。施設100は、2以上の住宅を含む集合住宅であってもよい。施設100は、住宅、店舗及びオフィスの少なくともいずれか2以上の施設を含む複合施設であってもよい。施設100の詳細については後述する(図2を参照)。
第1サーバ200は、電力系統12に関する電力を管理する事業者によって管理される。事業者は、リソースアグリゲータ(RA)であってもよい。事業者は、発電事業者であってもよく、小売事業者であってもよい。第1サーバ200の詳細については後述する(図3を参照)。
実施形態では、第1サーバ200は、2以上の施設100の分散電源(例えば、太陽電池装置110、蓄電装置120、燃料電池装置130など)を制御する制御装置の一例である。
第2サーバ300は、第1サーバ200と施設100との間の通信を中継する。第2サーバ300は、分散電源(例えば、太陽電池装置110、蓄電装置120、燃料電池装置130など)を管理する事業者によって管理される。事業者は、分散電源の保守、管理を実施する保守事業者であってもよく、分散電源を販売する販売事業者であってもよく、分散電源を製造する製造事業者であってもよい。第2サーバ300の詳細については後述する(図4を参照)。
実施形態では、第2サーバ300は、2以上の施設100の分散電源(例えば、太陽電池装置110、蓄電装置120、燃料電池装置130など)を管理する管理装置の一例である。
ここで、第2サーバ300によって管理される分散電源の集合の範囲は、第1サーバ200によって制御される分散電源の集合の範囲と異なってもよい。例えば、第2サーバ300によって管理される分散電源は、第1サーバ200によって制御される分散電源の一部であってもよい。第2サーバ300によって管理される分散電源を有する施設100の集合の範囲は、第1サーバ200によって制御される分散電源を有する施設100の集合の範囲と異なってもよい。例えば、第2サーバ300によって管理される分散電源を有する施設100は、第1サーバ200によって制御される分散電源を有する施設100の一部であってもよい。
(施設)
以下において、実施形態に係る施設について説明する。図2に示すように、施設100は、太陽電池装置110と、蓄電装置120と、燃料電池装置130と、負荷機器140と、EMS(Energy Management System)160と、を有してよい。施設100は、測定装置190を有してもよい。
以下において、実施形態に係る施設について説明する。図2に示すように、施設100は、太陽電池装置110と、蓄電装置120と、燃料電池装置130と、負荷機器140と、EMS(Energy Management System)160と、を有してよい。施設100は、測定装置190を有してもよい。
太陽電池装置110は、太陽光などの光に応じて発電をする分散電源である。例えば、太陽電池装置110は、PCS(Power Conditioning System)及び太陽光パネルによって構成される。例えば、太陽電池装置110と電力系統12とが接続されてもよい。
蓄電装置120は、電力の充電及び電力の放電をする分散電源である。例えば、蓄電装置120は、PCS及び蓄電セルによって構成される。ここで、設置とは、蓄電装置120と電力系統12とが接続されることであってもよい。
燃料電池装置130は、燃料を用いて発電を行う分散電源である。例えば、燃料電池装置130は、PCS及び燃料電池セルによって構成される。ここで、設置とは、燃料電池装置130と電力系統12とが接続されることであってもよい。
例えば、燃料電池装置130は、固体酸化物型燃料電池(SOFC; Solid Oxide Fuel Cell)であってもよく、固体高分子型燃料電池(PEFC; Polymer Electrolyte Fuel Cell)であってもよく、リン酸型燃料電池(PAFC; Phosphoric Acid Fuel Cell)であってもよく、溶融炭酸塩型燃料電池(MCFC; Molten Carbonate Fuel Cell)であってもよい。
負荷機器140は、電力を消費する機器である。例えば、負荷機器140は、空調装置、ヒートポンプ給湯器、照明装置などを含んでもよい。
EMS160は、施設100に関する電力を管理する。EMS160は、太陽電池装置110、蓄電装置120、燃料電池装置130、負荷機器140を制御してもよい。実施形態では、第1サーバ200から第2サーバ300を中継して送信される制御コマンドを受信する装置としてEMS160を例示するが、このような装置は、Gatewayと称されてもよく、単に制御ユニットと称されてもよい。EMS160は、第1サーバ200と区別するために、LEMS(Local EMS)と称されてもよく、HEMS(Home EMS)と称されてもよく、VPPコントローラと称されてもよい。
測定装置190は、電力系統12から施設100への順潮流電力(以下、需要電力とも称する)を測定する。測定装置190は、施設100から電力系統12への逆潮流電力を測定してもよい。例えば、測定装置190は、電力会社に帰属するスマートメータ(Smart Meter)であってもよい。測定装置190は、所定間隔(例えば、30分)における測定結果(順潮流電力又は逆潮流電力の積算値)を示す情報要素を所定間隔毎にEMS160に送信してもよい。測定装置190は、所定間隔よりも短い間隔(例えば、1分)における測定結果を示す情報要素をEMS160に送信してもよい。測定装置190は、EMS160のセンサ部であってもよい。このような場合に、EMS160が順潮流電力及び逆潮流電力を計測すると考えてもよい。
(第1サーバ)
以下において、実施形態に係る第1サーバについて説明する。図3に示すように、第1サーバ200は、通信部210と、管理部220と、制御部230と、を有する。
以下において、実施形態に係る第1サーバについて説明する。図3に示すように、第1サーバ200は、通信部210と、管理部220と、制御部230と、を有する。
通信部210は、通信モジュールによって構成される。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、ZigBee、Wi-SUN、LTE、5G、6Gなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
例えば、通信部210は、施設100から第2サーバ300に対して施設100の分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて第2サーバ300に送信してもよい。ここで、第1頻度で送信することを要求する制御指示とは、直接的な指示に限らない。例えば、分散電源をある制御で実施するといった特別の制御指示があった場合には、その特別の制御指示によって、第1頻度で送信することが要求されてもよい。このように、事前に取り決めたルールに基づいた間接的な制御指示を含んでもよい。
管理部220は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、不揮発性メモリなどの記憶媒体によって構成される。
例えば、管理部220は、施設100に関する情報を管理してもよい。例えば、施設100に関する情報は、施設100に設けられる分散電源(太陽電池装置110、蓄電装置120又は燃料電池装置130)の種別、施設100に設けられる分散電源(太陽電池装置110、蓄電装置120又は燃料電池装置130)のスペックなどである。スペックは、太陽電池装置110の定格発電電力、蓄電装置120の定格充電電力、蓄電装置120の定格放電電力、燃料電池装置130の定格出力電力を含んでもよい。スペックは、蓄電装置120の定格容量、最大充放電電力などを含んでもよい。
制御部230は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuit(s))など)によって構成されてもよい。
例えば、制御部230は、電力系統12の電力需給バランスを調整する必要があるケースにおいて、施設100から第2サーバ300に対して施設100の分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示の送信を通信部210に指示してもよい。電力系統12の電力需給バランスを調整する必要があるケースは、順潮流電力の削減を要請するケース(DR; Demand Response)、逆潮流電力の削減を要請するケース(出力抑制の要請)などを含んでもよく、ネガワット取引を含んでもよい。DR、出力抑制、ネガワット取引に関する制御は、特定制御と称されてもよい。
(第2サーバ)
以下において、実施形態に係る第2サーバについて説明する。図4に示すように、第2サーバ300は、通信部310と、管理部320と、制御部330と、を有する。
以下において、実施形態に係る第2サーバについて説明する。図4に示すように、第2サーバ300は、通信部310と、管理部320と、制御部330と、を有する。
通信部310は、通信モジュールによって構成される。通信モジュールは、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax、ZigBee、Wi-SUN、LTE、5G、6Gなどの規格に準拠する無線通信モジュールであってもよく、IEEE802.3などの規格に準拠する有線通信モジュールであってもよい。
実施形態では、通信部310は、分散電源を制御する第1サーバ200から、施設100から第2サーバ300に対して施設100の分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信する受信部を構成する。通信部310は、分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信する送信部を構成する。第2通信経路は通信部310から分散電源へ制御指令を送信する通信経路であってもよく、通信部310からEMS160を介して分散電源へ制御指令を送信する通信経路であってもよい。ここで、第1頻度で送信することを要求する制御指示とは、直接的な指示に限らない。例えば、分散電源をある制御で実施するといった特別の制御指示があった場合には、その特別の制御指示によって、第1頻度で送信することが要求されてもよい。このように、事前に取り決めたルールに基づいた間接的な制御指示を含んでもよい。
管理部320は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、不揮発性メモリなどの記憶媒体によって構成される。
例えば、管理部320は、分散電源の稼働状態を管理する。稼働状態は、分散電源の計測データを含んでもよい。稼働状態は、計測データに加えて、分散電源の運転状態などを含んでもよい。分散電源の稼働状態は、第1サーバ200と分散電源との間の通信を中継することによって取得されてもよい。
制御部330は、少なくとも1つのプロセッサを含んでもよい。少なくとも1つのプロセッサは、単一の集積回路(IC)によって構成されてもよく、通信可能に接続された複数の回路(集積回路及び又はディスクリート回路(discrete circuit(s))など)によって構成されてもよい。
実施形態では、制御部330は、第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する制御部を構成する。具体的には、制御部330は、施設100から第2サーバ300に対して計測データを第1頻度で送信することを指示する制御指令を送信することによって、施設100が第1頻度で計測データを送信している状態において、施設100から第2サーバ300に対して計測データを第2頻度で送信することを指示する制御指令を送信することによって、施設100から第2サーバ300に対して計測データを送信する頻度を第1頻度から第2頻度に変更する。すなわち、第1頻度から第2頻度への変更とは、施設100から第2サーバ300に対して計測データを送信する頻度を制御指令の送信によって変更することを含むものとする。ここで、第2サーバ300が施設100から受信した計測データを逐次的に第1サーバに送信することが想定される場合には、制御部330が第2サーバ300から第1サーバ200に対して計測データを送信する頻度を第1頻度から第2頻度に変更すると考えてもよい。
さらに述べると、通信データ量は、施設100と接続状態にある第2通信経路(例えば、通信経路11c)で測定すればよく、第2通信経路のすべてが用いられなくてもよい。具体的には、施設100から通信経路11c(例えば、LTE通信)を通じて送信された計測データが第3のサーバ(不図示)に送信されてもよい。この場合、第2サーバ300は、LTE通信を提供する通信会社のサーバに格納された通信記録を取得して通信データ量に関する特定条件が満たされたかを判定すればよい。第1頻度及び第2頻度は、ある期間における計測データの送信回数によって表されてもよい。第1頻度に関する計測データの送信において送信間隔が固定であるケースにおいて、第1頻度は、第1間隔と読み替えてもよい。第2頻度に関する計測データの送信において送信間隔が固定であるケースにおいて、第2頻度は、第1間隔(例えば、1分)よりも長い第2間隔(例えば、10分)と読み替えてもよい。特定条件としては、以下に示すオプションが考えられる。
オプション1では、特定条件は、第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える条件を含んでもよい。オプション1では、制御部330は、第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。制御部330は、一定期間が満了した場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度に戻してもよい。なお、一定期間が満了した場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第2頻度で継続してもよく、第1サーバの制御指示に基づいて第1頻度に戻すようにしてもよい。
ここで、一定期間は、第2通信経路の通信データ量を計量する期間であると考えてもよい。一定期間は、第2通信経路の通信データ量を初期化するまでの期間であると考えてもよい。一定期間は、第2通信経路の通信データ量を計量するための期間であると考えてもよい。特に限定されるものではないが、一定期間は、1ヶ月であってもよい。
オプション2では、特定条件は、第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、第1頻度の通信データ量と第2頻度の通信データ量との比率が所定比率である条件を含んでもよい。例えば、第1頻度の通信データ量及び第2頻度の通信データ量の総量が想定される場合に、総量に対する第1頻度の通信データ量の比率が第1比率で表され、総量に対する第2頻度の通信データ量の比率が第2比率で表されてもよい。オプション2では、制御部330は、第1頻度の通信データ量が第1比率に達した場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。制御部330は、一定期間が満了した場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度に戻してもよい。
オプション3では、特定条件は、一定期間(例えば、1ヶ月)よりも短い単位期間(例えば、1日)において、第1頻度の通信データ量と第2頻度の通信データ量との比率が所定比率である条件を含んでもよい。例えば、単位期間は、上述した一定期間(例えば、1ヶ月)よりも短い期間(例えば、1日)であってもよい。制御部330は、単位期間が満了した場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度に戻してもよい。
オプション3は、第1頻度の通信データ量と第2頻度の通信データ量との比率が所定比率とする期間が異なる点を除いて、オプション2と同様であると考えてもよい。
オプション4では、特定条件では、第1頻度で分散電源の計測データを送信することによって得られる効果(以下、電力関連効果)が第2通信経路の通信料金に関する効果よりも小さい条件(以下、通信関連効果)を含んでもよい。オプション4では、制御部330は、電力関連効果が通信関連効果よりも小さい場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。電力関連効果は、上述した特定制御によって削減される電力料金を含んでもよく、特定制御によって付与される対価を含んでもよい。通信関連効果は、第1頻度を継続することによって増大する通信料金を含んでもよい。一定期間において第2通信経路の通信料金が固定料金であるケースにおいて、通信関連効果は、固定料金に対する超過料金であると考えてもよい。例えば、計測データの送信頻度が第1頻度の場合には固定料金に対する超過料金が発生し、第2頻度の場合には通信料金が固定料金であって超過料金が発生しないケースについて説明する。このケースにおいては、計測データの送信頻度を第1頻度から第2頻度に変更することにより、超過料金を削減することができる。なお、計測データの送信頻度を第1頻度から第2頻度に変更することにより電力関連効果が減少する場合もあるが、超過料金の削減分のほうが大きくなると考えられる。
オプション5では、特定条件は、分散電源を有する施設100を単位として定められてもよい。オプション5では、制御部330は、施設100の各々について特定条件が満たされるか否かを判定し、特定条件が満たされる施設100について、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。オプション5において、特定条件は、上述したオプション1から4のいずれか1以上のオプションによって定められてもよい。
オプション6では、特定条件は、分散電源を有する2以上の施設100の全体として定められてもよい。オプション6では、制御部330は、第2サーバ300で管理される施設100の全体として特定条件が満たされるか否かを判定し、特定条件が満たされる場合に、第2サーバ300で管理される施設100の全体について、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。なお、第2サーバ300で管理される施設100の全体として特定条件が満たされるか否かを判定とは、第2サーバ300で管理される施設100の通信データ量の合計値が特定条件を満たすか否かを判定すると解釈してもよい。オプション6において、特定条件は、上述したオプション1から4のいずれか1以上のオプションによって定められてもよい。
特に限定されるものではないが、オプション1から6の中から選択された2以上のオプションが組み合わされてもよい。例えば、オプション1から3のいずれかの特定条件が満たされた場合に、分散電源の計測データの送信頻度が第1頻度よりも低い第2頻度に変更されてもよい。
(管理方法)
以下において、実施形態に係る管理方法について説明する。図5において、施設100は、施設100のEMS160であると考えてもよく、施設100の分散電源であると考えてもよい。
以下において、実施形態に係る管理方法について説明する。図5において、施設100は、施設100のEMS160であると考えてもよく、施設100の分散電源であると考えてもよい。
図5に示すように、ステップS11において、第2サーバ300は、施設100から第2サーバ300に対して分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて第1サーバ200から受信する。ここで、第1サーバ200は、DR、出力抑制、ネガワット取引に関する特定制御が必要であると判断した結果、制御指示を第2サーバ300に送信してもよい。
ステップS12において、第2サーバ300は、施設100から第2サーバ300に対して分散電源の計測データを第1頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS13において、第2サーバ300は、制御指示を受領した旨(例えば、ACK)を第1サーバ200に送信する。
ステップS14において、施設100は、制御指示を受領した旨(例えば、ACK)を第2サーバ300に送信する。
ステップS21において、第2サーバ300は、制御指示が反映されたか否かを確認するための確認要求を第1サーバ200から受信する。
ステップS22において、第2サーバ300は、制御指示が反映されたか否かを示す確認応答を第1サーバ200に送信する。
ステップS31において、第2サーバ300は、第2通信経路を介して、分散電源の計測データを第1頻度で施設100から受信する。
ステップS32において、第2サーバ300は、第1通信経路を介して、分散電源の計測データを第1頻度で第1サーバ200に送信する。ここで、第2サーバ300が施設100から受信した計測データを逐次的に第1サーバ200に送信することが想定される場合には、第2サーバ300は、ステップS11において第1サーバ200から第2サーバ300に送信された制御指示によって要求された第1頻度で、第1サーバ200に計測データを送信するケースについて例示する。
ステップS41において、第2サーバ300は、第2通信経路のデータを監視する。具体的には、第2サーバ300は、第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされるか否かを監視する。ここでは、特定条件が満たされるケースについて説明を続ける。
ステップS42において、第2サーバ300は、施設100から第2サーバ300に対して分散電源の計測データを第2頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43において、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第2頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
特に限定されるものではないが、第1サーバ200は、電力系統12の電力需給バランスの調整に用いる分散電源から、計測データの送信頻度が第2頻度である分散電源を除外してもよい。例えば、第1サーバ200は、電力系統12の電力需給バランスの調整に用いることができる複数の分散電源(施設100)の候補を有し、その候補の中から計測データの送信頻度が第2頻度となった分散電源(施設100)をこの候補から除外するようにしてもよい。
ステップS51において、第2サーバ300は、第2通信経路を介して、分散電源の計測データを第2頻度で施設100から受信する。
ステップS52において、第2サーバ300は、第1通信経路を介して、分散電源の計測データを第2頻度で第1サーバ200に送信する。ここで、第2サーバ300が施設100から受信した計測データを逐次的に第1サーバに送信することが想定される場合には、第2サーバ300は、ステップS42において第2サーバ300から施設100に送信された制御指令によって変更された第2頻度で、第1サーバ200に計測データを送信するケースについて例示する。
例えば、オプション1では、図6に示す動作が実行されてもよい。図6では、図5で説明したステップS11~ステップS14、ステップS21~ステップS22が省略されている。
図6に示すように、ステップS41Aにおいて、オプション1で説明した特定条件が満たされる。すなわち、第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える。
ステップS42Aにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データを第2頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43Aにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第2頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
ステップS41Bにおいて、一定期間が満了する。すなわち、一定期間における第2通信経路の通信データ量に関する積算カウントが初期化される。
ステップS42Bにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データを第1頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43Bにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第1頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
例えば、オプション2では、図7に示す動作が実行されてもよい。図7では、図5で説明したステップS11~ステップS14、ステップS21~ステップS22が省略されている。
図7に示すように、ステップS41Cにおいて、オプション2で説明した特定条件が満たされる。すなわち、一定期間において第1頻度の通信データ量が第1比率に達する。
ステップS42Cにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データを第2頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43Cにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第2頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
ステップS41Dにおいて、一定期間が満了する。すなわち、一定期間における第2通信経路の通信データ量に関する積算カウントが初期化される。
ステップS42Dにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データを第1頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43Dにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第1頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
例えば、オプション3では、図8に示す動作が実行されてもよい。図8では、図5で説明したステップS11~ステップS14、ステップS21~ステップS22が省略されている。
図8に示すように、ステップS41Eにおいて、オプション3で説明した特定条件が満たされる。すなわち、単位期間において第1頻度の通信データ量が第1比率に達する。
ステップS42Eにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データを第2頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43Eにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第2頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
ステップS41Fにおいて、単位期間が満了する。すなわち、単位期間における第2通信経路の通信データ量に関する積算カウントが初期化される。
ステップS42Fにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データを第1頻度で送信することを指示する制御指令を第2通信経路にて施設100に送信する。
ステップS43Fにおいて、第2サーバ300は、分散電源の計測データの送信頻度が第1頻度に変更された旨を第1サーバ200に通知する。
オプション3では、上述した動作が単位期間毎に繰り返される。
(作用及び効果)
実施形態では、第2サーバ300は、第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。このような構成によれば、第1通信経路が第2通信経路とは別個独立であることに着目し、第1通信経路にて接続された第1サーバ200から分散電源の計測データの送信頻度が指定され得る状況において、第2通信経路の通信データ量を適切に制御することができる。
実施形態では、第2サーバ300は、第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第1頻度よりも低い第2頻度に変更する。このような構成によれば、第1通信経路が第2通信経路とは別個独立であることに着目し、第1通信経路にて接続された第1サーバ200から分散電源の計測データの送信頻度が指定され得る状況において、第2通信経路の通信データ量を適切に制御することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について主として説明する。
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、上述した実施形態に対する相違点について主として説明する。
第1に、第1頻度による計測データの通信が許容される範囲は、第2サーバ300を管理する事業者によって設定されてもよく、施設100(分散電源)のユーザによって設定されてもよく、第1サーバ200を管理する事業者によって設定されてもよい。例えば、オプション1において、特定条件を定義する所定閾値は、第2サーバ300を管理する事業者によって設定されてもよく、施設100(分散電源)のユーザによって設定されてもよく、第1サーバ200を管理する事業者によって設定されてもよい。オプション2,3において、特定条件を定義する所定比率(例えば、第1比率、第2比率など)は、第2サーバ300を管理する事業者によって設定されてもよく、施設100(分散電源)のユーザによって設定されてもよく、第1サーバ200を管理する事業者によって設定されてもよい。
第2に、分散電源が蓄電装置120であるケースにおいて、蓄電装置120は、放電要求に応じることができない場合に、計測データの送信頻度を第1頻度から第2頻度に自律的に変更してもよい。放電要求に応じることができないケースは、蓄電装置120の蓄電残量が所定残量以下であるケースを含んでもよい。所定残量は、ゼロであってもよく、BCP(Business Continuity Plan)容量が確保される残量であってもよい。
第3に、分散電源が太陽電池装置110とともに設置された蓄電装置120であるケースにおいて、蓄電装置120は、太陽電池装置110の発電電力を逆潮流できず、蓄電装置120が満充電状態である場合に、計測データの送信頻度を第1頻度から第2頻度に自律的に変更してもよい。
第4に、第2サーバ300が所定期間に亘って分散電源に対して所定制御を適用するケースにおいて、第2サーバ300は、所定期間においては、所定制御が適用される分散電源の計測データの送信頻度を第2頻度に設定してもよい。所定制御は、定格出力制御、負荷追従制御などを含んでもよい。例えば、分散電源の出力を一定に保つ出力一定制御(例えば、定格出力制御)が適用されるケースにおいては、分散電源の出力が一定であることが想定されるため、分散電源の計測データを第1頻度にて送信する必要性が低いと考えられる。負荷追従制御が適用されるケースにおいては、負荷追従制御が適用される分散電源を有する施設100の電力需給が安定すると想定されるため、分散電源の計測データを第1頻度にて送信する必要性が低いと考えられる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した開示では、第1サーバ200から第2サーバ300に送信される制御指示は、施設100から第2サーバ300に対して施設100の分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する指示である。しかしながら、上述した開示はこれに限定されるものではない。例えば、施設100から第2サーバ300に対して計測データを送信する頻度は、第2サーバ300から第1サーバ200に対して計測データを送信する頻度と同じであってもよい。このようなケースにおいて、制御指示は、第2サーバ300から第1サーバ200に対して施設100の分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する指示であると考えてもよい。
上述した開示では特に触れていないが、分散電源の計測データは、EMS160を経由して分散電源から第2サーバ300に送信されてもよい。分散電源の計測データは、分散電源から直接的に第2サーバ300に送信されてもよい。
上述した開示では特に触れていないが、分散電源の計測データのデータ量が固定的である場合には、第2通信経路の通信データ量は、分散電源の計測データの送信回数と読み替えられてもよい。
上述した開示では特に触れていないが、第2通信経路の通信データは、施設100から第2サーバ300への通信データ(例えば、計測データ)であってもよい。第2通信経路の通信データは、施設100から第2サーバ300への通信データに加えて、第2サーバ300から施設100への通信データ(例えば、制御指令)を含んでもよい。
上述したオプション1では、特定条件は、第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える条件を含むケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、特定条件は、一定期間よりも短い単位期間において、第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える条件を含んでもよい。所定閾値は、オプション3で説明した所定比率に応じて定められてもよい。
上述したオプション2,3では、第1頻度にて計測データを送信する動作が第2頻度にて計測データを送信する動作よりも先に実行されるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、第2頻度にて計測データを送信する動作が第1頻度にて計測データを送信する動作よりも先に実行されてもよい。このようなケースにおいて、第2サーバ300は、第2頻度の通信データ量が第2比率に達した場合に、分散電源の計測データの送信頻度を第2頻度よりも高い第1頻度に変更してもよい。
上述した開示では特に触れていないが、第2サーバ300は、第1サーバ200と連係するためのAPI(Application Programming Interface)を有してもよい。
上述した開示では特に触れていないが、電力は、瞬時値(W又はkW)で表されてもよく、単位時間の積算値(Wh又はkWh)で表されてもよい。
上述した開示では特に触れていないが、制御指令(S42, S42A, S42B, S42C, S42D, S42E, S42F)に対して、施設100は、制御指令を受領した旨(例えば、ACK)を第2サーバ300に送信してもよい。
上述した開示では特に触れていないが、施設100の分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示は、第1頻度で送信する期間(例えば、12時間等)を指定する情報を含んでもよい。第2サーバ300は、施設100に第1頻度で送信する期間を指示してもよく、施設100に第1頻度で送信する期間を指示せずに、指定された期間が過ぎた後に、第2サーバから施設100に第2頻度で送信する旨を指示してもよい。
[付記]
上述した開示は以下のように表されてもよい。
上述した開示は以下のように表されてもよい。
第1の特徴は、分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信する受信部と、前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信する送信部と、前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更する制御部と、を備える、管理装置である。
第2の特徴は、第1の特徴において、前記特定条件は、前記第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、前記第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える条件を含む、管理装置である。
第3の特徴は、第1の特徴又は第2の特徴において、前記特定条件は、前記第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、前記第1頻度の通信データ量と前記第2頻度の通信データ量との比率が所定比率である条件を含む、管理装置である。
第4の特徴は、第1の特徴乃至第3の特徴の少なくともいずれか1つにおいて、前記特定条件は、前記一定期間よりも短い単位期間において、前記第1頻度の通信データ量と前記第2頻度の通信データ量との比率が前記所定比率である条件を含む、管理装置である。
第5の特徴は、第1の特徴乃至第4の特徴の少なくともいずれか1つにおいて、前記特定条件は、前記第1頻度で前記分散電源の計測データを送信することによって得られる効果が前記第2通信経路の通信料金に関する効果よりも小さい条件を含む、管理装置である。
第6の特徴は、第1の特徴乃至第5の特徴の少なくともいずれか1つにおいて、前記特定条件は、前記分散電源を有する施設を単位として定められる、管理装置である。
第7の特徴は、第1の特徴乃至第5の特徴の少なくともいずれか1つにおいて、前記特定条件は、前記分散電源を有する2以上の施設の全体として定められる、管理装置である。
第8の特徴は、分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信するステップと、前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信するステップと、前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更するステップと、を備える、管理方法である。
1…管理システム、11…ネットワーク、12…電力系統、100…施設、110…太陽電池装置、120…蓄電装置、130…燃料電池装置、140…負荷機器、160…EMS、190…測定装置、200…第1サーバ、210…通信部、220…管理部、230…制御部、300…第2サーバ、310…通信部、320…管理部、330…制御部
Claims (8)
- 分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信する受信部と、
前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信する送信部と、
前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更する制御部と、を備える、管理装置。 - 前記特定条件は、前記第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、前記第2通信経路の通信データ量が所定閾値を超える条件を含む、請求項1に記載の管理装置。
- 前記特定条件は、前記第2通信経路の通信データ量を計量する一定期間において、前記第1頻度の通信データ量と前記第2頻度の通信データ量との比率が所定比率である条件を含む、請求項1に記載の管理装置。
- 前記特定条件は、前記一定期間よりも短い単位期間において、前記第1頻度の通信データ量と前記第2頻度の通信データ量との比率が前記所定比率である条件を含む、請求項3に記載の管理装置。
- 前記特定条件は、前記第1頻度で前記分散電源の計測データを送信することによって得られる効果が前記第2通信経路の通信料金に関する効果よりも小さい条件を含む、請求項1に記載の管理装置。
- 前記特定条件は、前記分散電源を有する施設を単位として定められる、請求項1に記載の管理装置。
- 前記特定条件は、前記分散電源を有する2以上の施設の全体として定められる、請求項1に記載の管理装置。
- 分散電源を制御する制御装置から、前記分散電源の計測データを第1頻度で送信することを要求する制御指示を第1通信経路にて受信するステップと、
前記分散電源の計測データの送信を指示する制御指令を第2通信経路にて送信するステップと、
前記第2通信経路の通信データ量に関する特定条件が満たされた場合に、前記分散電源の計測データの送信頻度を前記第1頻度よりも低い第2頻度に変更するステップと、を備える、管理方法。
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