JP2023175205A - 紫外線照射装置 - Google Patents

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Takeshi Matsushita
浩昭 中原
Hiroaki Nakahara
あす香 鬼塚
Asuka Onizuka
貴志 堤
Takashi Tsutsumi
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Abstract

【課題】紫外線照射装置において、被処理物の処理時間を短くする。【解決手段】紫外線照射装置の一例である表面洗浄装置1は、被処理物15に紫外線を照射することによって被処理物15に処理を行う。また、表面洗浄装置1は、直方体形状の被処理物15の複数の面に対向して配置され、被処理物15に紫外線を照射する1つ以上の照射部23,24,25を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、紫外線を照射することによって被処理物に処理を行う紫外線照射装置に関する。
従来、金属、セラミックス、樹脂等で形成された被処理物の表面の有機物汚れを除去する表面洗浄装置や、被処理物の表面を改質して塗装膜や蒸着膜の密着強度を改善する表面改質装置として、紫外線照射装置が用いられている。このような紫外線照射装置の照射部としては、例えば、合成石英製の低圧水銀ランプ等の遠紫外線ランプが使用され、主として185nmと254nmの波長の紫外線を放射する。(例えば、特許文献1参照)
特開平04-180830号公報
従来の紫外線照射装置では、厚さが薄い板状の被処理物を対象とするため、被処理物の厚さがある場合に1面ずつ被処理物の姿勢を変える必要がある。
例えば、表面洗浄装置では、閉じられた装置筐体内の天面に遠紫外線ランプが設置され、半導体ウェハ、ガラス等の厚さが薄い被処理物の表面に紫外線を1方向から照射し、被処理物の表面の有機物を分解させて除去する手法がとられている。
ところで、被処理物の表面の有機物を分解するためには、一般的に遠紫外線ランプから被処理物までの距離(以降、ワーキングディスタンスと称す)を近接させた方(例えば、50mm程度)が短時間で被処理物の表面を洗浄することができる。
このため、従来の表面洗浄装置を用いた場合、厚さがある直方体形状の被処理物に対して全表面の有機物を除去するには、被処理物の姿勢を6回変える必要があり、表面を洗浄する処理時間が長くなるという問題がある。
さらに、被処理物が立方体ではない直方体である場合、被処理物と遠紫外線ランプとの間のワーキングディスタンスを一定にするには、被処理物をセットする治具の交換が必要となるため、その分の段取り時間も生じて処理能力がさらに低下する。
本発明の目的は、被処理物の処理時間を短くすることができる紫外線照射装置を提供することである。
1つの態様では、紫外線照射装置は、直方体形状の被処理物に紫外線を照射することによって前記被処理物に処理を行う紫外線照射装置において、前記被処理物の複数の面に対向して配置され、前記被処理物に紫外線を照射する1つ以上の照射部を備える。
前記態様によれば、被処理物の処理時間を短くすることができる。
第1実施形態における表面洗浄装置の内部構造を示す左側面図である。 第1実施形態における処理室の内部構造を示す正面図である。 第1実施形態における第1~第3照射部を示す正面図である。 第1実施形態における遠紫外線ランプの照度分布例を示す図である。 第1実施形態における遠紫外線ランプの照射方向の影響を説明するための照度を示す図である。 第1実施形態における表面洗浄を説明するための第1~第3照射部を示す斜視図(その1)である。 第1実施形態における表面洗浄を説明するための第1~第3照射部を示す斜視図(その2)である。 第2実施形態における表面洗浄装置の内部構造を示す斜視図である。 第2実施形態における第1~第4照射部を示す斜視図である。 第2実施形態における第1~第4照射部(リフレクタを省略)を示す斜視図である。
以下、本発明に係る紫外線照射装置について、表面洗浄装置1,100を一例として、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下で説明する第1実施形態及び第2実施形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施することができる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における表面洗浄装置1の内部構造を示す左側面図である。
図2は、表面洗浄装置1の処理室2の内部構造を示す正面図である。
なお、図1及び図2並びに後述する図3及び図6~図10に示す前後、左右、及び上下の各方向は、表面洗浄装置1(表面洗浄装置100)の操作を行うユーザ側を前方とした場合の一例であり、例えば、前後方向及び左右方向が水平方向であり、上下方向が鉛直方向である。
表面洗浄装置1は、被処理物15に遠紫外線(紫外線の一例)を照射するための閉空間を形成する処理室2と、この処理室2の隣接位置である前方の開放空間において被処理物15を着脱するための着脱部3とを備える。
被処理物15は、金属、セミラックス、樹脂等で形成された厚さがある直方体形状を呈し、全表面の洗浄を必要とするものである。なお、直方体形状の被処理物15としては、角や辺の面取りがされているものであってもよいし、各面に凹凸が設けられているものなどであってもよい。
処理室2の八方には、フレーム4が配置されている。このフレーム4の外周には、後方位置に背面カバー5aが、下方位置に底面カバー5bが、左右の側面位置に2つの側面カバー5cが、上方位置にトッププレート6が、前方位置に仕切り板7が、それぞれ設けられている。これにより、処理室2が閉空間を形成する。
トッププレート6は、このトッププレート6を上下方向に貫通するように設けられた排気風洞9を支持する。排気風洞9の下端は、処理室2の排気口として機能する。排気風洞9は、処理室2の上部に設けられたトッププレート6に対して、複数本の支持棒9aで固定されている。排気風洞9は、図示しない流量調整が可能なブロアに排気配管10を介して接続されている。なお、排気風洞9自体がブロアを有していてもよい。
底面カバー5bには、複数の吸気口5dが設けられている。この吸気口5dは、処理室2の吸気口として機能する。
着脱部3には、被処理物15を処理室2と着脱部3との間で往復搬送可能な移動機構12が配置されている。この移動機構12については後述するが、移動機構12は、例えば、複数の被処理物15を、この複数の被処理物15の配列方向である搬送方向Dに処理室2へ一括して搬送する。
処理室2の前部に設けられた仕切り板7には、移動機構12による被処理物15の搬送を可能とするための開口部分が設けられ、この開口部分は、開閉機構8によって開閉される。
処理室2及び着脱部3のそれぞれには、可動ベース11が配置されている。これらの可動ベース11は、移動機構12を下方から支持する。なお、フレーム4は、処理室2の下部から着脱部3にかけて前方に延び出ており、処理室2の可動ベース11のみならず、着脱部3の可動ベース11もフレーム4に固定されている。
移動機構12は、処理室2と着脱部3との間を搬送方向D(前後方向)に往復移動可能な移動テーブル12aを有する。なお、図1には、処理室2に移動した状態の移動テーブル12a及び後述するセットテーブル13及びセット台14を想像線(2点鎖線)で図示する。
移動テーブル12aの搬送方向Dにおける往復動作は、電動駆動方式でも空圧駆動方式でも外力を与えて移動させる方式でもよく、処理室2と着脱部3との間を移動する機構であればよい。
移動テーブル12aの上部には、複数の被処理物15を搬送するためのセットテーブル13が配置されている。このセットテーブル13の上部には、複数の被処理物15のそれぞれが載置される複数(例えば4つ)のセット台14が配置されている。このセット台14において、被処理物15は、複数の位置決めピン14aによって水平位置を位置決めされる。
位置決めピン14aは、後述する第1~第3照射部23~25によって照射される遠紫外線が被処理物15の影になりにくいように、被処理物15の前後左右の面の下部に接する位置に設けられているとよい。
着脱部3には、移動機構12を自動で移動させるための操作ボックス17が配置されている。この操作ボックス17は、例えば、上述のように処理室2から前方に延びる部分のフレーム4に対して、支柱16を介して固定されている。操作ボックス17は、移動機構12の駆動操作を行うための操作部として機能し、操作ボックス17のスイッチを押すと、移動機構12が移動テーブル12aを搬送方向D(前方)に移動させることで、被処理物15を着脱部3から処理室2に搬送し、一定時間を経過した後に、着脱部3に自動で戻ってくるとよい。このように自動で移動機構12が被処理物15の往復動作を行うことで、作業者が表面洗浄装置1に縛られることがないというメリットがある。
開閉機構8は、昇降ステージ8a及びシャッタ8bを有する。開閉機構8は、移動機構12上の移動テーブル12aが前後方向に移動する際に昇降ステージ8aに固定されたシャッタ8bを上方に移動させて仕切り板7の開口部分を開放させ、搬送経路を確保する。移動機構12の移動テーブル12aが開閉機構8を通過すると、開閉機構8は、昇降ステージ8aを再び動作させ、シャッタ8bを下方に移動させて、仕切り板7の開口部分を閉じる。
開閉機構8は、処理室2を閉空間に形成可能であれば、左右方向の開閉動作を行うものや、観音扉のように開閉動作を行うものであってもよい。また、昇降ステージ8aの移動方式は、上述の移動機構12と同様に、電動方式、空圧方式、外力を与えて移動させる方式などの任意の方式が採用されればよく、特に制限されない。
図2及び図3に示すように、処理室2には、被処理物15の3つの面(上面、右側面、及び左側面)のそれぞれに対向するように第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25が配置されている。このように、複数の照射部23~25は、被処理物15の上面と、この上面を挟んで反対側に位置する2つの側面とに対向して配置されているとよい。
各照射部23~25は、光源の一例である遠紫外線ランプ23a,24a,25aと、リフレクタ23b,24b,25bとを有する。
遠紫外線ランプ23a,24a,25aの形状は、表面洗浄する被処理物15の処理物の数に応じて変更することが可能であり、被処理物15の被照射面積に応じて、図示したU字管に限らず、複数の直管を並べても、W字管やその他の形状でも構わない。
表面洗浄装置1において、被処理物15の形状を制約しないように遠紫外線ランプ23a,24a,25aの照射距離の調整が可能で、且つ遠紫外線ランプ23a,24a,25aの交換作業を容易にするため、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25が正面視において下向きのコの字形状(U字形状)のランプベース22に固定されている。このように、ランプベース22、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25によって、ランプハウス21が構成されている。
処理室2内の閉空間は、寸法的に狭く作業性が悪いため、ランプハウス21を処理室2のフレーム4から取り外すことで、作業が容易となる。
各照射部23,24,25は、遠紫外線ランプ23a,24a,25a及びリフレクタ23b,24b,25bが固定板23c,24c,25cに固定され、この固定板23c,24c,25cを介してランプベース22に固定されている。遠紫外線ランプ23a,24a,25aは、支持具23d,24d,25d(図6及び図7参照)によって支持され、この支持具23d,24d,25dによって、固定板23c,24c,25cに固定されている。なお、一例ではあるが、第1照射部23の固定板23cは、水平に配置された平板状を呈し、第2照射部24の固定板24cは、遠紫外線ランプ24aの右側及び上側に位置するL字板状を呈し、第3照射部25の固定板25cは、遠紫外線ランプ25aの左側及び上側に位置するL字板状を呈する。
後述する図6及び図7に示すように、リフレクタ23b,24b,25bは、遠紫外線ランプ23a,24a,25aに対して被処理物15とは反対側に配置され、遠紫外線ランプ23a,24a,25a側が窪むように、例えばU字板状に湾曲している。リフレクタ23b,24b,25bは、短波長の紫外線に対して反射率が高いことが望ましく、遠紫外線ランプ23a,24a,25a側に梨地状の反射面(粗面,凹凸面)を有する。例えば、リフレクタ23b,24b,25bは、アルミ板に遠紫外線を効率良く反射できる蒸着膜の表面を梨地状に形成し、乱反射できるようにしたものである。なお、リフレクタ23b,24b,25bの形状は、遠紫外線ランプ23a,24a,25aから照射される遠紫外線がセット台14の上の被処理物15に反射するよう、端部が放物線を描くように形成されていることが好ましい。
第1照射部23のリフレクタ23bは、被処理物15よりも幅方向の寸法が大きく、第2照射部24及び第3照射部25のリフレクタ24b,25bは、被処理物15よりも高さ方向の寸法が大きい。また、遠紫外線ランプ23a,24a,25a及びリフレクタ23b,24b,25bは、長手方向(搬送方向D)において、複数の被処理物15のすべてに対向するように延びる。これにより、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25は、被処理物15の複数の面(上面、右側面、及び左側面)の全体に亘って対向して配置されている。
一般に、遠紫外線ランプ23a,24a,25aが点灯する際に、照射エネルギーによりランプ管が発熱すると、照射エネルギーが低下することが知られている。そこで、処理室2の下部の底面カバー5bには、上述の複数の吸気口5dが設けられており、この複数の吸気口5dから、処理室2の上部の排気風洞9に向けた空気の流れ(図1及び図2の矢印向き)が形成されている。
そして、処理室2の複数の吸気口5dと、処理室2の排気口として機能する排気風洞9とは、処理室2における気流が照射部23,24,25の長手方向(前後方向)に直交する上方向となるように処理室2に設けられている。なお、処理室2における気流は、遠紫外線ランプ23a,24a,25aを全体に亘って冷却するとよい。そのため、可動ベース11などの各部には、気流を流すための切り欠きなどが設けられているとよい。
これにより、遠紫外線ランプ23a,24a,25aが点灯しているときの温度を部位によらず安定させ、照射エネルギーを一定にすることが可能である。
第2照射部24の右側(被処理物15とは反対側)、及び、第3照射部25の左側(被処理物15とは反対側)には、前後方向及び上下方向に拡がる1対の遮風板26が配置されている。この1対の遮風板26,26は、上述の空気の流れが遠紫外線ランプ23a,24a,25aに対する風量を増大する流路を形成している。また、このように流路を形成することで、被処理物15の表面に付着していた有機物を排気するのに有効である。
上述のように、排気風洞9は、図示しないブロアに排気配管10を介して接続されており、処理室2内の遠紫外線ランプ23a,24a,25aの上方全域をカバーするような矩形状の排気口を構成する。排気風洞9には、この排気風洞9よりも開口面積が狭い排気配管10が接続されているため、排気風洞9は、排気配管10に対向する領域と、排気配管10に対向しない領域とで排気量を近づけるように、排気配管10に対向する領域に、排気配管10に対向しない領域よりも抵抗を有するとよい。この抵抗は、例えば、排気風洞9の下端の排気口に設けられた多数の開口孔の開口率を下げることや開口面積を下げることによって得ることができる。
また、ランプハウス21と排気風洞9の下端との間の空間は、図示しないアルミホイール等で遮風することで、空気の流路を制限し遠紫外線ランプ23a,24a,25aの冷却能力をより一層向上さることが可能である。
図3は、第1~第3照射部23~25を示す正面図である。
図4は、遠紫外線ランプ23a,24a,25aの照度分布例を示す図である。
図5は、遠紫外線ランプ23a,24a,25aの照射方向の影響を説明するための照度を示す図である。
一般に、遠紫外線ランプ23a,24a,25aから放出される照射エネルギーは、図3に示す遠紫外線ランプ23a,24a,25aと被処理物15との間の照射距離(h)が近い程高く、照射距離(h)が遠くなるにつれ小さくなり、洗浄に有効な照射距離(h)に限界がある(例えば、100mm程度以下)。
被処理物15の外形サイズ及び表面洗浄装置1の構成を考慮し、最長照射距離の約半分になるよう各方向の照射距離(h)に各々の遠紫外線ランプ23a,24a,25aを配置したときの照度例は、図4及び図5に示すとおりである。
図4は、被処理物15の上面に185nm及び254nmの波長を検出する照度計を設けて、遠紫外線ランプ23a,24a,25aの長さ方向(長手方向,搬送方向D)である前後方向の照度を測定した例である。遠紫外線ランプ23a,24a,25aの有効発光長さの範囲で各々の波長の照度に均一な分布が得られ、処理室2内の空気の流れによる遠紫外線ランプ23a,24a,25aの冷却が効果を示しているといえる。
また、処理室2内のU字管の遠紫外線ランプ23a,24a,25aのシャッタ8b側の照度が急激に低下し、遠紫外線ランプ23a,24a,25aの給電側(背面側)の照度が緩やかに低下しているのが見られる。そのため、被処理物15は、遠紫外線ランプ23a,24a,25aに対向していることが望ましいといえる。
図示しないが、照度計を被処理物15の側面に設置した場合も、図4と同様の照度分布を示すと考えられる。
図5は、照度計を被処理物15の上面に設置し、第1照射部23の遠紫外線ランプ23aのみを点灯させた場合、及び3つの遠紫外線ランプ23a,24a,25aを全て点灯させた場合の照度を示す。
第1照射部23の遠紫外線ランプ23aを1灯のみ点灯させ、被処理物15に照射した場合に対して、全ての遠紫外線ランプ23a,24a,25a(3灯)を被処理物15に照射させた場合の方が、第2照射部24及び第3照射部25のリフレクタ24b,25bの反射光を受け照度が向上することがわかる(254nmで約15%向上し、185nmで約10%向上した)。
このように、ランプハウス21の各照射部23,24,25にリフレクタ23b,24b,25bを配置することで、遠紫外線の照射領域を広くとれ、被処理物15の照射エネルギーを増大させることができる。
図6及び図7は、表面洗浄を説明するための第1~第3照射部23,24,25を示す斜視図である。
被処理物15は、上述のように搬送方向Dに沿って複数セットされており、各照射部23,24,25の遠紫外線ランプ23a,24a,25aから放射される遠紫外線が搬送方向Dに直交する方向に被処理物15へ直接照射される。そのため、被処理物15の表面洗浄効果が安定する。
便宜上、被処理物15の各表面に(1)~(6)の記号を付すと、第1段階の表面洗浄処理は、図6に示すように、セット台14に接触する被処理物15の底面は(5)の面、搬送方向Dの両側の面が(3)及び(4)の面になるように被処理物15がセットされた状態で行われる。これにより、第1照射部23に対向する被処理物15の上面である(2)の面、第2照射部24に対向する右側面である(6)の面、第3照射部25に対向する左側面である(1)の面において、被処理物15の3面が遠紫外線の照射によって同時に表面洗浄される。
第2段階の表面洗浄処理は、図7に示すように、セット台14に接触する被処理物15の底面は(2)の面、搬送方向Dの両側の面が(1)及び(6)の面になるように被処理物15が再セットされた状態で行われる。これにより、第1照射部23に対向する被処理物15の上面である(5)の面、第2照射部24に対向する右側面である(4)の面、第3照射部25に対向する左側面である(3)の面において、被処理物15の残りの3面が遠紫外線の照射によって同時に表面洗浄される。これにより、2回の処理工程(紫外線照射工程)で被処理物15の全ての表面を洗浄することができ、表面洗浄処理時間を短縮できる。
なお、本第1実施形態では、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25が直方体形状の被処理物15の3面に同時に紫外線を照射することができるため、被処理物15の姿勢を1回変更して2回の紫外線照射で被処理物15の6つの面のすべての表面洗浄(処理)を行うことができるが、被処理物15の2面に同時に紫外線を照射する2つの照射部のみが配置されていてもよい。その場合、被処理物15の姿勢を2回変更して3回の紫外線照射で被処理物15の6つの面のすべての表面洗浄(処理)を行うことができる。
また、本第1実施形態では、第1照射部23が被処理物15の上面に、第2照射部24が被処理物15の右側面に、第3照射部25が被処理物15の左側面に、それぞれ紫外線を照射するが、単一の照射部が被処理物15の隣接する2つ以上の面に亘って対向するように延びていてもよい。例えば、単一の照射部がL字形状を呈し、被処理物15の上面と、右側面又は左側面との2つの面に紫外線を照射してもよいし、単一の照射部がコの字形状(第2実施形態の図10に示す遠紫外線ランプ105a参照)を呈し、被処理物15の上面と、右側面と、左側面との3つの面に紫外線を照射してもよい。このように直方体形状の被処理物15の複数の面に対向して配置される照射部としては、1つ以上配置されていればよい。
以上説明した第1実施形態では、紫外線照射装置の一例である表面洗浄装置1は、被処理物15に紫外線を照射することによって被処理物15に表面洗浄(処理の一例)を行う。また、表面洗浄装置1は、直方体形状の被処理物15の複数の面に対向して配置されて被処理物15に紫外線を照射する1つ以上の照射部23,24,25を備える。
このように、各面に対向する照射部23,24,25が配置されることによって、例えば、単一の照射部から被処理物15の2面へ斜めに同時に紫外線を照射する態様と比較して、各面に均一に紫外線を照射することができる。そのため、各面への紫外線の照射時間を短くすることができる。更には、直方体形状の被処理物15の複数の面に同時に紫外線を照射することができる。そのため、被処理物15の面ごとに紫外線を照射する態様と比較して、被処理物15の表面を洗浄(処理)する処理時間を短くすることができる。
また、本第1実施形態では、表面洗浄装置1は、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25によって被処理物15に紫外線を照射するための閉空間を形成する処理室2と、複数の被処理物15を、この複数の被処理物15の配列方向である搬送方向Dに処理室2へ一括して搬送する移動機構12とを更に備える。第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25(遠紫外線ランプ23a,24a,25a)は、搬送方向Dに平行に延びる。
これにより、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25が、複数の被処理物15に一括して紫外線を照射することができる。
また、本第1実施形態では、表面洗浄装置1は、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25によって被処理物15に紫外線を照射するための閉空間を形成する処理室2を更に備える。この処理室2は、吸気口5dと、排気口の一例である排気風洞9とを含む。吸気口5d及び排気風洞9は、処理室2における気流(上方)が第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25の長手方向(搬送方向Dである前後方向)に直交するように処理室2に設けられている。
これにより、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25の遠紫外線ランプ23a,24a,25aのそれぞれの長手方向にかけての発熱のばらつき、ひいては照射エネルギーのばらつきを抑制することができる。そのため、被処理物15の表面洗浄を均一に行い、各面への紫外線の照射時間を短くすることができる。
また、本第1実施形態では、表面洗浄装置1は、排気口が設けられた排気風洞9と、この排気風洞9から排出された気体が流れる排気配管10とを更に備える。排気風洞9は、排気配管10に対向する領域と、排気配管10に対向しない領域とで排気量を近づけるように、排気配管10に対向する領域に、排気配管10に対向しない領域よりも抵抗を有する。
これにより、排気風洞9のうち排気配管10に対向する領域からの排気量が相対的に増加し、気流が一部に集中するのを防ぐことで、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25の遠紫外線ランプ23a,24a,25aのそれぞれの長手方向にかけての発熱のばらつき、ひいては照射エネルギーのばらつきを抑制することができる。そのため、被処理物15の表面洗浄を均一に行い、各面への紫外線の照射時間を短くすることができる。
また、本第1実施形態では、1つ以上の照射部23,24,25は、被処理物15の複数の面(上面、右側面、及び左側面)の全体に亘って対向して配置されている。
これにより、被処理物15の各面において、面の全体に亘って均一に紫外線を照射することができる。そのため、被処理物15の表面洗浄を均一に行い、各面への紫外線の照射時間を短くすることができる。
また、本第1実施形態では、第1照射部23、第2照射部24、及び第3照射部25は、光源の一例である遠紫外線ランプ23a,24a,25aと、この遠紫外線ランプ23a,24a,25aに対して被処理物15とは反対側に配置され、遠紫外線ランプ23a,24a,25a側が窪むように湾曲したリフレクタ23b,24b,25bとを有する。このリフレクタ23b,24b,25bは、遠紫外線ランプ23a,24a,25a側に梨地状の反射面を有する。
これにより、遠紫外線ランプ23a,24a,25aから照射される紫外線をリフレクタ23b,24b,25bが乱反射させることで、被処理物15への紫外線の照度を高めることができる。したがって、被処理物15の各面当たりの表面洗浄の処理時間を短くすることができる。
また、本第1実施形態では、1つ以上の照射部23,24,25は、被処理物15の上面と、この上面を挟んで反対側に位置する2つの側面とに対向して配置されている。
これにより、直方体形状の被処理物15の6面のうち3面に同時に紫外線を照射することができる。そのため、被処理物15の姿勢を1回変更することで、被処理物15の6面全面に紫外線を照射することができる。したがって、被処理物15の処理時間を短くすることができる。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態における表面洗浄装置100の内部構造を示す斜視図である。
図9及び図10は、第1~第4照射部105,106,107,108(図10ではリフレクタ105b,106b,107b,108bを省略)を示す斜視図である。
本第2実施形態では、直方体形状の被処理物15の6面すべてに同時に紫外線を照射するための構成において、上述の第1実施形態と相違し、その他の事項に関しては上述の第1実施形態と同様にすることができる。そのため、詳細な説明は省略する。
図8に示す表面洗浄装置100の処理室101は、前面において開口する筐体104と、この筐体104の前面に取り付けられた開閉扉102とによって構成され、これらの内部に閉空間を形成する。
本第2実施形態では、処理室101には、被処理物15の6面に同時に紫外線を照射するために、他の被処理物15が影とならないように、単一の被処理物15が収容されるとよい。被処理物15は、短波長の光を透過する材質(例えば、合成石英ガラス等)で形成されたテーブル109に載置される。
処理室101には、被処理物15の右側面、背面、及び左側面に亘って対向するように延びる第1照射部105と、被処理物15の上面に対向する第2照射部106と、被処理物15の底面に対向する第3照射部107と、被処理物15の前面に対向する第4照射部108とが配置されている。図示はしないが、第1照射部105、第2照射部106、及び第3照射部107は、筐体104に固定されている。一方、第4照射部108は、開閉扉102に固定されている。
各照射部105~108は、光源の一例である遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108aと、リフレクタ105b,106b,107b,108bとを有する。
第1照射部105の遠紫外線ランプ105aは、被処理物15の右側面、背面、及び左側面に対向するように平面視においてコの字形状を呈するように湾曲している。
各々の遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108aが点灯すると、遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108aの温度及び処理室101内の温度が上昇する。そのため、処理室101においては、筐体104の下部に設けられた吸気口104aから空気を吸入し、筐体104の上部に設けられた排気風洞103に排気する流れが形成されている。排気風洞103は、図示しないブロアに排気配管110を介して接続されており、排気能力を調整できるように構成されている。
各々の遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108aは、空気の流れで遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108aの温度を冷却することで、遠紫外線の照射エネルギーを安定化させ、表面洗浄効果をコントロールすることができる。
リフレクタ105b,106b,107b,108bは、遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108aに対して被処理物15とは反対側に配置され、遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108a側が窪むように、例えばU字板状に湾曲している。なお、第1照射部105の遠紫外線ランプ105aは、被処理物15の3面に対向するため、第1照射部105は、各面に対向する3つのリフレクタ105bを有する。
第1照射部105、第2照射部106、第3照射部107、及び第4照射部108は、遠紫外線ランプ105a,106a,107a,108a及びリフレクタ105b,106b,107b,108bが図示しない固定板に固定され、この固定板を介して、第1照射部105、第2照射部106、及び第3照射部107は筐体104に、第4照射部108は開閉扉102に、それぞれ固定されている。
第2照射部106、第3照射部107、及び第4照射部108の遠紫外線ランプ106a,107a,108aは、支持具106c,107c,108cによって支持され、この支持具106c,107c,108cを介して筐体104又は開閉扉102に固定されている。一方、第1照射部105の遠紫外線ランプ105aは、例えば基部において直接的に筐体104に固定される。
以上説明した第2実施形態では、上述の第1実施形態と同様の事項に関しては同様の効果、被処理物15の処理時間を短くすることができるなどの効果を得ることができる。
また、本第2実施形態では、1つ以上の照射部105,106,107,108は、被処理物15の6面に対向して配置されている。
これにより、直方体形状の被処理物15の6面に同時に紫外線を照射することができる。そのため、被処理物15の姿勢を変更せずに、被処理物15の6面全面に紫外線を照射することができる。したがって、被処理物15の処理時間を短くすることができる。
また、本第2実施形態では、1つ以上の照射部105,106,107,108は、被処理物15の隣接する右側面、背面、及び左側面の3面(2つ以上の面の一例)に亘って対向するように延びる単一の照射部である第1照射部105を含む。
これにより、各面に対向する照射部が配置される態様と比較して、簡素な構成で、被処理物15の複数の面に同時に紫外線を照射することができる。
なお、上述の説明では、紫外線照射装置の一例として表面洗浄装置1,100を例に説明したが、紫外線照射装置としては、表面洗浄装置1,100と同様の構成で被処理物15に紫外線を照射することによって、被処理物15の塗装膜や蒸着膜の密着強度を改善する表面改質装置などであってもよい。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
<付記1>
被処理物に紫外線を照射することによって前記被処理物に処理を行う紫外線照射装置において、
直方体形状の前記被処理物の複数の面に対向して配置され、前記被処理物に紫外線を照射する1つ以上の照射部を備えることを特徴とする紫外線照射装置。
<付記2>
前記照射部によって前記被処理物に紫外線を照射するための閉空間を形成する処理室と、
複数の前記被処理物を、当該複数の被処理物の配列方向である搬送方向に前記処理室へ一括して搬送する移動機構とを更に備え、
前記照射部は、前記搬送方向に平行に延びる
ことを特徴とする付記1記載の紫外線照射装置。
<付記3>
前記照射部によって前記被処理物に紫外線を照射するための閉空間を形成する処理室を更に備え、
前記処理室は、吸気口と排気口とを含み、
前記吸気口及び前記排気口は、前記処理室における気流が前記照射部の長手方向に直交するように前記処理室に設けられている
ことを特徴とする付記1記載の紫外線照射装置。
<付記4>
前記排気口が設けられた排気風洞と、
前記排気風洞から排出された気体が流れる排気配管とを更に備え、
前記排気風洞は、前記排気配管に対向する領域と、前記排気配管に対向しない領域とで排気量を近づけるように、前記排気配管に対向する領域に、前記排気配管に対向しない領域よりも抵抗を有する
ことを特徴とする付記3記載の紫外線照射装置。
<付記5>
前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の前記複数の面の全体に亘って対向して配置されている
ことを特徴とする付記1記載の紫外線照射装置。
<付記6>
前記照射部は、光源と、当該光源に対して前記被処理物とは反対側に配置され、前記光源側が窪むように湾曲したリフレクタとを有し、
前記リフレクタは、前記光源側に梨地状の反射面を有する
ことを特徴とする付記1記載の紫外線照射装置。
<付記7>
前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の上面と、当該上面を挟んで反対側に位置する2つの側面とに対向して配置されている
ことを特徴とする付記1記載の紫外線照射装置。
<付記8>
前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の6面に対向して配置されている
ことを特徴とする付記1記載の紫外線照射装置。
<付記9>
前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の隣接する2つ以上の面に亘って対向するように延びる単一の照射部を含む
ことを特徴とする付記1、7、又は8記載の紫外線照射装置。
1 表面洗浄装置
2 処理室
3 着脱部
4 フレーム
5a 背面カバー
5b 底面カバー
5c 側面カバー
5d 吸気口
6 トッププレート
7 仕切り板
8 開閉機構
8a 昇降ステージ
8b シャッタ
9 排気風洞
9a 支持棒
10 排気配管
11 可動ベース
12 移動機構
12a 移動テーブル
13 セットテーブル
14 セット台
14a 位置決めピン
15 被処理物
16 支柱
17 操作ボックス
21 ランプハウス
22 ランプベース
23 第1照射部
24 第2照射部
25 第3照射部
23a,24a,25a 遠紫外線ランプ
23b,24b,25b リフレクタ
23c,24c,25c 固定板
23d,24d,25d 支持具
26 遮風板
100 表面洗浄装置
101 処理室
102 開閉扉
103 排気風洞
104 筐体
104a 吸気口
105 第1照射部
106 第2照射部
107 第3照射部
108 第4照射部
105a,106a,107a,108a 遠紫外線ランプ
105b,106b,107b,108b リフレクタ
106c,107c,108c 支持具
109 テーブル
110 排気配管
D 搬送方向

Claims (9)

  1. 被処理物に紫外線を照射することによって前記被処理物に処理を行う紫外線照射装置において、
    直方体形状の前記被処理物の複数の面に対向して配置され、前記被処理物に紫外線を照射する1つ以上の照射部を備えることを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 前記照射部によって前記被処理物に紫外線を照射するための閉空間を形成する処理室と、
    複数の前記被処理物を、当該複数の被処理物の配列方向である搬送方向に前記処理室へ一括して搬送する移動機構とを更に備え、
    前記照射部は、前記搬送方向に平行に延びる
    ことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  3. 前記照射部によって前記被処理物に紫外線を照射するための閉空間を形成する処理室を更に備え、
    前記処理室は、吸気口と排気口とを含み、
    前記吸気口及び前記排気口は、前記処理室における気流が前記照射部の長手方向に直交するように前記処理室に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  4. 前記排気口が設けられた排気風洞と、
    前記排気風洞から排出された気体が流れる排気配管とを更に備え、
    前記排気風洞は、前記排気配管に対向する領域と、前記排気配管に対向しない領域とで排気量を近づけるように、前記排気配管に対向する領域に、前記排気配管に対向しない領域よりも抵抗を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の紫外線照射装置。
  5. 前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の前記複数の面の全体に亘って対向して配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  6. 前記照射部は、光源と、当該光源に対して前記被処理物とは反対側に配置され、前記光源側が窪むように湾曲したリフレクタとを有し、
    前記リフレクタは、前記光源側に梨地状の反射面を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  7. 前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の上面と、当該上面を挟んで反対側に位置する2つの側面とに対向して配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  8. 前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の6面に対向して配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の紫外線照射装置。
  9. 前記1つ以上の照射部は、前記被処理物の隣接する2つ以上の面に亘って対向するように延びる単一の照射部を含む
    ことを特徴とする請求項1、7、又は8記載の紫外線照射装置。
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