JP2023175146A - 管理装置、端末、管理方法、端末処理方法及びプログラム - Google Patents

管理装置、端末、管理方法、端末処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用する。【解決手段】管理装置101は、商品取得部121、履歴取得部122、履歴送信部123を備える。商品取得部121は、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末102から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する。履歴取得部122は、顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する。履歴送信部123は、対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、管理装置、端末、管理方法、端末処理方法及びプログラムに関する。
顧客の商品購入のために、その顧客が商品を購入した履歴を活用するための技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、決済が完了した商品購入リストの情報を、同一の顧客により電子商取引に基づく商品購入において利用するための技術が記載されている。特許文献1に記載の技術では、携帯端末を使用する顧客が、購入履歴リストを参照し、今回の電子商取引において参照したい購入履歴に対応する購入履歴に対応する詳細表示ボタンを選択する。この場合、特許文献1に記載の管理サーバは、選択された詳細表示ボタンに対応する購入履歴の詳細画面を携帯端末3に表示させる。
例えば、特許文献2には、商店で購入者が商品を選択する際に、携帯端末の通信機能を利用して購入者用商品購入情報管理サーバ(以下、単に「管理サーバ」とも称する。)から購入予定の商品の前回の購入価格や日付、残量などの商品購入情報を取得することが記載されている。特許文献2には、購入者はこれらの情報から多角的に判断することで、より効率的な購入を行うことができる旨の記載がある。
国際公開第2021/079720号 特開2002-269380号公報
特許文献1に記載の技術では、顧客が電子商取引で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を利用することができたとしても、店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を利用することは困難である。
特許文献2に記載の技術では、携帯端末は、購入者が購入したすべての商品に関する商品購入情報の履歴を取得する。特許文献2に記載のように、商品購入情報が日付や店名などによって整理されていたとしても、商品購入情報が多数ある場合などには、店舗で商品を選択する際に、購入予定の商品の前回の商品購入情報を見つけ出すことが困難な可能性がある。このような場合、店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を利用することは困難である。
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することを解決する管理装置、端末、管理方法、端末処理方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の一態様によれば、
店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する商品取得手段と、
顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する履歴取得手段と、
前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する履歴送信手段とを備える
管理装置が提供される。
本発明の一態様によれば、
店舗内で顧客が操作する可搬型の端末であって、
前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得する第1端末取得手段と、
前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得する第2端末取得手段と、
前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信する端末送信手段と、
前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信する履歴受信手段と、
前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させる表示制御手段とを備える
端末が提供される。
本発明の一態様によれば、
コンピュータが、
店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得し、
顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得し、
前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する
管理方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
店舗内で顧客が操作する可搬型のコンピュータが、
前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得し、
前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得し、
前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信し、
前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させる
端末処理方法が提供される。
本発明の一態様によれば、
コンピュータに、
店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得し、
顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得し、
前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信することを実行させるためのプログラムが提供される。
本発明の一態様によれば、
店舗内で顧客が操作する可搬型のコンピュータに、
前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得し、
前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得し、
前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信し、
前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させることを実行させるためのプログラムが提供される。
本発明の一態様によれば、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
一実施形態に係る購入履歴管理システムの概要を示す図である。 一実施形態に係る管理装置の機能的な構成の概要を示す図である。 一実施形態に係る端末の機能的な構成の概要を示す図である。 一実施形態に係る管理処理の概要を示すフローチャートである。 一実施形態に係る端末処理の概要を示すフローチャートである。 一実施形態に係る管理装置の機能的な構成例を示す図である。 一商品情報の構成例を示す図である。 一設定情報の構成例を示す図である。 一購入履歴情報の構成例を示す図である。 一実施形態に係る履歴送信部の機能的な構成例を示す図である。 一実施形態に係る端末の機能的な構成例を示す図である。 一実施形態に係る管理装置の物理的な構成例を示す図である。 一実施形態に係る端末の物理的な構成例を示す図である。 一実施形態に係る購入履歴管理処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る購入履歴管理処理の一例を示すフローチャートである。 一実施形態に係る購入履歴管理処理の一例を示すフローチャートである。 購入予定商品情報、及び、対応商品の購入履歴を表示するための画面である第1画面の一例を示す図である。 同時購入商品の購入履歴を表示するための画面である第2画面の一例を示す図である。 変形例1に係る表示制御部の機能的な構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(概要)
図1は、一実施形態に係る購入履歴管理システム100の概要を示す図である。購入履歴管理システム100は、管理装置101及び端末102を備える。管理装置101及び端末102は、ネットワークNを介して互いに接続されている。ネットワークNは、有線、無線又はこれらを組み合わせて構成される通信回線である。これにより、管理装置101及び端末102は、通信ネットワークNを介して互いに情報を送受信する。
図2は、一実施形態に係る管理装置101の機能的な構成の概要を示す図である。管理装置101は、商品取得部121、履歴取得部122、履歴送信部123を備える。
商品取得部121は、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末102から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する。
履歴取得部122は、顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する。履歴送信部123は、対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。
図3は、一実施形態に係る端末102の機能的な構成の概要を示す図である。端末102は、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末である。端末102は、第1端末取得部151、第2端末取得部152、端末送信部153、履歴受信部161及び表示制御部162を備える。
第1端末取得部151は、顧客を識別するための顧客識別情報を取得する。第2端末取得部152は、顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得する。端末送信部153は、顧客識別情報及び商品識別情報を管理装置101へ送信する。
履歴受信部161は、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を管理装置101から受信する。表示制御部162は、対応商品の購入履歴を表示部に表示させる。
この購入履歴管理システム100によれば、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。管理装置101によれば、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。端末102によれば、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
図4は、一実施形態に係る管理処理の概要を示すフローチャートである。
商品取得部121は、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末102から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する(ステップS304)。
履歴取得部122は、顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する(ステップS307)。履歴送信部123は、対応商品の購入履歴を端末102へ送信する(ステップS308)。
この管理処理によれば、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
図5は、一実施形態に係る端末処理の概要を示すフローチャートである。
第1端末取得部151は、顧客を識別するための顧客識別情報を取得する(ステップS300)。第2端末取得部152は、顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得する(ステップS302)。端末送信部153は、顧客識別情報及び商品識別情報を管理装置101へ送信する(ステップS303)。
履歴受信部161は、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を管理装置101から受信する(ステップS309)。表示制御部162は、対応商品の購入履歴を表示部に表示させる(ステップS311)。
この端末処理によれば、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
以下、一実施形態に係る購入履歴管理システム100の詳細例について説明する。
(詳細例)
購入履歴管理システム100は、1つ又は複数の店舗にて販売される商品を管理するためのシステムである。店舗は、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストアであるが、これらに限られない。
購入履歴管理システム100は、例えば、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を端末102に表示させる。購入予定商品は、顧客が店舗で購入しようとしている商品である。
対応商品は、適宜定められてよく、例えば、商品カテゴリ、商品名、商品を識別するための商品ID(Identification)のいずれかが1つ又は複数が購入予定商品と同一の商品である。対応商品は、商品カテゴリ、商品名のいずれか1つとサイズとが購入予定商品と同一の商品であってもよい。
購入履歴管理システム100は、上述の通り、管理装置101と、端末102とを備える。なお、購入履歴管理システム100が備える端末102は、1つであってもよく、複数であってもよい。
(管理装置101の機能的な構成例)
図6は、本実施形態に係る管理装置101の機能的な構成例を示す図である。
管理装置101は、店舗にて販売される商品を管理するための装置である。管理装置101は、各種の情報を記憶するための記憶部111と、対応商品設定部112と、期間設定部113と、商品取得部121と、履歴取得部122と、履歴送信部123と、精算部124とを備える。
記憶部111は、例えば、商品情報111a、設定情報111b、購入履歴情報111cなどを記憶する。
商品情報111aは、店舗で販売する商品に関する情報である。図7は、商品情報111aの構成例を示す図である。商品情報111aは、例えば、商品IDと、商品カテゴリと、商品名と、サイズと、標準価格と、現在価格と、値引き情報とを関連付ける。
商品IDは、店舗で販売する商品を識別するための情報(商品識別情報)である。
商品カテゴリは、関連付けられた商品IDを用いて識別される商品が属するカテゴリを示す。商品カテゴリは、適宜定められてよく、例えば、牛乳、米、カレールー、人参、パン、ジャムなどである。
商品名は、関連付けられた商品IDを用いて識別される商品の名称を示す。サイズは、関連付けられた商品IDを用いて識別される商品のサイズを示す。
標準価格は、関連付けられた商品IDを用いて識別される商品の標準的な販売価格を示す。
現在価格は、関連付けられた商品IDを用いて識別される商品についての現在の販売価格を示す。
値引き情報は、関連付けられた商品IDを用いて識別される商品の値引きに関する情報である。値引き情報は、現在価格が標準価格よりも値引きされている場合に設定されるとよい。値引き情報は、例えば、標準価格に対する現在価格の値引き率、標準価格に対する現在価格の値引き額などを示す。
設定情報111bは、端末102に表示させる対応商品の購入履歴の範囲を規定するために事前に設定される情報である。設定情報111bは、店舗の従業員、顧客などが設定してもよく、予め定められた規則に従って管理装置101が自動的に設定してもよい。
図8は、設定情報111bの構成例を示す図である。設定情報111bは、例えば、顧客ID、対応商品規定情報、表示対象期間とを関連づける。
顧客IDは、顧客を識別するための情報(顧客識別情報)である。設定情報111bは、顧客IDを含むため、顧客ごとの対応商品規定情報及び表示対象期間を関連付けることができる。なお、設定情報111bは、顧客IDを含まなくてもよく、この場合、すべての顧客に共通の対応商品規定情報及び表示対象期間が適用されるとよい。
対応商品規定情報は、購入予定商品に対応する商品(対応商品)の範囲を規定するための情報である。本実施形態に係る対応商品規定情報は例えば、商品の属性を用いて対応商品の範囲が規定する。すなわち、本実施形態に係る対応商品規定情報は商品の属性であり、例えば、商品カテゴリ又は商品名などである。
本実施形態では、対応商品規定情報が購入予定商品と同じである商品が、当該購入予定商品に対応する商品(対応商品)となる。
対応商品規定情報に基づいて定まる対応商品について、具体例を用いて説明する。例えば、対応商品規定情報が商品カテゴリである場合、「牛乳」という商品カテゴリに属する商品の中に、「〇〇牛乳」「△△牛乳」「××牛乳」などという商品名の商品があるとする。
この場合において、例えば、購入予定商品の商品カテゴリが「牛乳」である場合、購入予定商品の商品カテゴリと同じ「牛乳」という商品カテゴリに属する商品が対応商品となる。
また、例えば対応商品規定情報が商品名である場合について説明する。購入予定商品の商品名が「〇〇牛乳」である場合、購入予定商品の商品名と同じ「〇〇牛乳」という商品名の商品が対応商品となる。
なお、対応商品規定情報が示す商品の属性は、商品カテゴリ又は商品名に限られず、例えば、商品IDであってもよく、商品カテゴリ及び商品名のいずれか1つとサイズとの組み合わせであってもよい。また、対応商品規定情報は、対応商品の範囲を規定することができれば、商品の属性に限られない。
表示対象期間は、端末102に表示させる購入履歴の時期的な範囲を定める情報である。表示対象期間には、例えば、7日間、3日間などが設定される。例えば、表示対象期間が7日間である場合、端末102に表示させる購入履歴は、顧客が店舗にて買い物をする日から7日以内の購入履歴となる。
表示対象期間は、対応商品規定情報と関連付けられているため、対応商品規定情報ごとに設定することができる。なお、表示対象期間は、対応商品規定情報に関連付けられていなくてもよく、この場合、すべての商品に共通の表示対象期間が適用されるとよい。
購入履歴情報111cは、店舗で販売する商品についての顧客の購入履歴を示す情報である。すなわち、購入履歴情報111cは、顧客別の商品の購入履歴を示す。
図9は、購入履歴情報111cの構成例を示す図である。購入履歴情報111cは、例えば、顧客IDと、購入時期と、商品情報と、購入個数とを関連付ける。
購入時期は、関連付けられた顧客IDを用いて識別される顧客が店舗にて商品を購入した時期を示す情報である。購入時期は、例えば、日付を含む。購入時期は、さらに時刻を含んでもよい。
購入履歴情報111cに含まれる商品情報は、関連付けられた顧客IDを用いて識別される顧客が、関連付けられた購入時期に購入した商品に関する商品情報である。この商品情報は、例えば、上述の商品情報111aと同様の項目(すなわち、商品ID、商品カテゴリ、商品名、サイズ、標準価格、現在価格、値引き情報)を含むとよい。ただし、購入履歴情報111cに含まれる標準価格、顧客が過去に購入した時の標準価格である。また、購入履歴情報111cに含まれる現在価格は、顧客が過去に購入した時の現在価格、すなわち、顧客が過去に購入した時に適用された価格(購入価格)である。
なお、購入履歴情報111cに含まれる商品情報は、商品情報111aと異なる項目を含んでもよく、例えば商品情報111aを構成する項目の一部であってもよい。
購入個数は、関連付けられた顧客IDを用いて識別される顧客が、関連付けられた購入時期に、関連付けられた商品情報を用いて識別される商品を購入した個数を示す情報である。
図6を再び参照する。
対応商品設定部112は、対応商品規定情報を設定情報111bに設定する。対応商品設定部112は、例えば顧客を管理装置101に登録するときの初期設定として、予め定められた規則に従って対応商品規定情報を設定情報111bに設定してもよい。
また例えば、対応商品設定部112は、端末102を介して顧客が指定する対応商品規定情報を、当該顧客についての設定情報111bに設定してもよい。この場合、顧客は、任意の対応商品規定情報を指定してもよく、予め準備された複数の対応商品規定情報の中から対応商品規定情報を選択してもよい。これにより、顧客の好みに応じた対応商品規定情報を設定することができる。
期間設定部113は、対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品を顧客が購入する頻度に基づいて表示対象期間を求める。対応商品設定部112は、例えば、購入履歴情報111cを参照して、対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品の購入頻度(例えば、平均的な購入周期)を顧客ごとに求める。そして、期間設定部113は、求めた表示対象期間を対応する対応商品規定情報に関連付けて、対応する顧客についての設定情報111bに設定する。これにより、表示対象期間を自動的に設定することができる。
期間設定部113は、例えば初期設定として、予め定められた規則に従って表示対象期間を設定情報111bに設定してもよい。また例えば、期間設定部113は、端末102を介して顧客が指定する表示対象期間を、当該顧客についての設定情報111bに設定してもよい。これらの例において、期間設定部113は、対応商品規定情報に共通の表示対象期間を設定してもよいが、予め定められた規則又は顧客の指定に従って、対応商品規定情報ごとに異なる表示対象期間を設定してもよい。
商品取得部121は、顧客が操作する端末102から、当該顧客を識別するための顧客IDと顧客の購入予定商品についての商品IDとを取得する。
商品取得部121は、例えば、顧客の端末102に対するログイン操作などに基づいて、顧客IDを取得する。商品取得部121は、例えば、端末102が読み取ったバーコード、RFID(Radio Frequency Identification)タグなどに含まれる商品IDを取得する。
商品取得部121は、当該取得した商品IDに基づいて、購入予定商品情報を取得する。購入予定商品情報は、購入予定商品についての商品情報111aである。詳細には例えば、商品取得部121は、取得した商品IDに関連付けられた商品情報111aを購入予定商品情報として取得し、当該購入予定商品情報を端末102へ送信する。
履歴取得部122は、購入履歴情報111cに基づいて、対象となる顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する。履歴取得部122は、さらに、購入履歴情報111cに基づいて、同時購入商品の購入履歴を取得してもよい。同時購入商品は、対象となる顧客の購入履歴のうち、対応商品と同時に購入された商品である。
履歴送信部123は、顧客の端末102に表示させるために、履歴取得部122が取得した対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。履歴送信部123は、履歴取得部122が取得した同時購入商品の購入履歴を端末102へ送信してもよい。
なお、購入履歴は、購入時期、商品名、購入価格、購入個数、値引き情報の少なくとも1つを含むとよい。
図10は、本実施形態に係る履歴送信部123の機能的な構成例を示す図である。履歴送信部123は、判別部131と、対象出力部132とを含む。
判別部131は、履歴取得部122が取得した対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する。
表示条件は、端末102での表示対象となる対応商品の購入履歴を判別するために予め定められる条件である。例えば、表示条件は、対応商品が予め定められる表示対象期間内に購入されたことである。この場合、判別部131は、例えば、設定情報111bを取得し、購入予定商品が属する範囲を規定する対応商品規定情報に関連付けられた表示対象期間に基づいて、表示対象となる対応商品の購入履歴を判別する。
なお、表示条件は、対応商品の購入価格と購入予定商品の現在価格との価格差が基準値以上であること、対応商品の購入履歴が直近の対応商品の購入履歴であることなどであってもよい。表示条件は、少なくとも1つの条件を含めばよく、例えばここで例示した表示条件の少なくとも1つを含んでもよい。
対象出力部132は、判別部131によって表示条件を満たすと判別された対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。対象出力部132は、履歴取得部122が取得した同時購入商品のうち、判別部131によって表示条件を満たすと判別された対応商品と同時に購入された商品の購入履歴を端末102へ送信してもよい。
図6を再び参照する。
精算部124は、端末102を介して顧客が精算の指示をすると、購入予定商品についての商品識別情報に基づいて、精算処理を実行する。詳細には例えば、精算部124は、商品情報111aを参照し、購入予定商品の商品識別情報に関連付けられた現在価格を用いて、購入予定商品の精算処理を行う。
なお、精算処理は、管理装置101に限られず、他の装置(例えば、店舗に設置された精算装置、ネットワークNに接続された他のサーバ)にて行われてもよい。
(端末102の機能的な構成例)
端末102は、顧客が店舗にて購入予定商品を登録するための端末である。端末は、上述の通り、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末であり、例えばスマートフォン、タブレット端末などである。端末102は、店舗にて顧客に貸し出されてもよく、カートに搭載されていてもよく、顧客が所有する端末であってもよい。端末には、所定のアプリケーション・ソフトウェアが予めインストールされているとよい。
図11は、本実施形態に係る端末102の機能的な構成例を示す図である。端末102は、対応商品指定部141と、期間指定部142と、第1端末取得部151と、第2端末取得部152と、端末送信部153と、商品情報受信部154と、履歴受信部161と、表示制御部162と、表示部163と、選択受付部164と、削除受付部165と、精算受付部166とを備える。
対応商品指定部141は、例えば顧客の入力に従って、対応商品規定情報に関する顧客の指定を受け付けると、当該受け付けた対応商品規定情報を当該顧客の顧客IDとともに管理装置101へ送信する。これにより、対応商品設定部112は、顧客が指定する対応商品規定情報を設定情報111bに設定することができる。
期間指定部142は、例えば顧客の入力に従って、対応商品規定情報に対応付けられた表示対象期間に関する顧客の指定を受け付けると、当該受け付けた表示対象期間を、対応する対応商品規定情報及び当該顧客の顧客IDとともに管理装置101へ送信する。これにより、期間設定部113は、顧客が指定する表示対象期間を設定情報111bに設定することができる。
第1端末取得部151は、例えば、顧客のログイン操作などに基づいて、当該顧客の顧客IDを取得する。第1端末取得部151は、取得した顧客IDを管理装置101へ送信する。
第2端末取得部152は、例えばカメラ、RFIDタグリーダなどから構成される。第2端末取得部152は、購入予定商品に付されたバーコード、RFIDタグなどを検知すると、これに含まれる情報を読み取って、購入予定商品についての商品IDを取得する。
端末送信部153は、第1端末取得部151が取得した顧客IDと、第2端末取得部152が取得した商品IDとを管理装置101へ送信する。
商品情報受信部154は、購入予定商品についての商品情報111a(購入予定商品情報)を管理装置101から取得する。商品情報受信部154は、当該取得した購入予定商品情報を保持するとよい。
履歴受信部161は、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を管理装置101から受信する。履歴受信部161は、顧客の購入履歴のうち、対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を管理装置101から受信してもよい。
表示制御部162は、ディスプレイなどから構成される表示部163に各種の情報を表示させる。
例えば、表示制御部162は、履歴受信部161が受信した対応商品の購入履歴を表示部163に表示させる。
また例えば、表示制御部162は、購入予定商品情報を表示部163に表示させてもよい。この場合、表示制御部162は、商品情報受信部154が保持する購入予定商品情報を表示部163に表示させるとよい。表示制御部162は、対応商品の購入履歴と購入予定商品情報とを表示部163に同時に表示させてもよい。
選択受付部164は、例えば顧客が表示部163に表示された対応商品の購入履歴の明細を参照したい場合などに行われる当該顧客の入力に基づいて、同時購入商品の購入履歴を参照するための選択を受け付ける。
詳細には例えば、選択受付部164は、表示部163に表示された対応商品の購入履歴のうちのいずれかの選択を受け付ける。選択受付部164は、選択された対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を管理装置101へ要求する。
選択受付部164が当該選択を受け付けると、履歴受信部161は、同時購入商品の購入履歴を管理装置101から受信するとよい。また、表示制御部162は、履歴受信部161が受信した同時購入商品の購入履歴を表示部163に表示させるとよい。
削除受付部165は、例えば顧客が購入予定商品の購入を取り止める場合などに行われる当該顧客の入力に基づいて、購入予定商品を削除するための選択を受け付ける。
詳細には例えば、削除受付部165は、表示部163に表示された購入予定商品のうちのいずれかの選択を受け付ける。削除受付部165は、購入予定商品の選択を受け付けると、選択された購入予定商品を削除するための処理を行う。
精算受付部166は、例えば顧客の入力に基づいて、顧客の精算指示を受け付ける。精算指示は、購入予定商品の精算を行う旨の指示である。
詳細には例えば、精算受付部166は、商品情報受信部154が保持する購入予定商品情報に含まれる商品IDを含む精算要求を管理装置101へ送信する。これにより、管理装置101は、購入予定商品の精算処理を行う。
これまで、本実施形態に係る購入履歴管理システム100の機能的な構成例について主に説明した。ここから、購入履歴管理システム100の物理的な構成例について説明する。
(管理装置101の物理的な構成例)
管理装置101は例えば、汎用のコンピュータなどである。
図12は、管理装置101の物理的な構成例を示す図である。管理装置101は例えば、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、ネットワークインタフェース1050、入力インタフェース1060及び出力インタフェース1070を有する。
バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、ネットワークインタフェース1050、入力インタフェース1060及び出力インタフェース1070が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は、管理装置101の各機能を実現するためのプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。
ネットワークインタフェース1050は、ネットワークNに接続するためのインタフェースである。入力インタフェース1060は、ユーザが情報を入力するためのインタフェースであり、例えばタッチパネル、キーボード、マウスなどから構成される。出力インタフェース1070は、ユーザに情報を提示するためのディスプレイであり、例えば液晶パネル、有機EL(Electro-Luminescence)パネルなどから構成される。入力インタフェース1060及び出力インタフェース1070は、タッチパネルを構成してもよい。
(端末102の物理的な構成例)
端末102は例えば、スマートフォン、タブレット端末などである。
図13は、端末102の物理的な構成例を示す図である。端末102は例えば、管理装置101と同様の、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、ネットワークインタフェース1050、入力インタフェース1060及び出力インタフェース1070を有する。端末102はさらに、バス1010に接続されたカメラ1080を有する。カメラ1080は、バーコードなどの被写体を撮影する。なお、端末102は、カメラ1080に加えて、又は、カメラ1080の代わりにRFIDタグリーダを有してもよい。
これまで、本実施形態に係る購入履歴管理システム100の物理的な構成例について説明した。ここから、購入履歴管理システム100の動作例について説明する。
(購入履歴管理システム100の動作)
図14~16は、本実施形態に係る購入履歴管理処理の一例を示すフローチャートである。購入履歴管理処理は、購入履歴管理システム100が実行する処理である。購入履歴管理処理は、管理装置101が実行する管理処理と、端末102が実行する端末処理とを含む。
購入履歴管理システム100は、例えば、顧客が店舗に来店した時など前に、端末102にインストールされた所定のアプリケーション・ソフトウェアを起動することで開始される。図14~16bに示す購入履歴管理システム100の動作の前提として、設定情報111bが予め設定される。
第1端末取得部151は、例えば顧客の入力に基づいて、当該顧客の顧客IDを取得する(ステップS300)。ここで取得される顧客IDは、管理装置101へのログイン処理(図示せず)に利用されてもよい。
第2端末取得部152は、商品バーコード含まれる商品IDを検知したか否かを判定する(ステップS301)。例えば、顧客が購入予定商品に付された商品バーコードをカメラで撮影することで、第2端末取得部152は、購入予定商品の商品IDを検知する。なお、商品IDが購入予定商品に付されたRFIDタグに保持される場合、例えば顧客がRFIDタグにRFIDタグリーダをかざすことで、第2端末取得部152は、購入予定商品の商品IDを検知する。
商品IDを検知していないと判定した場合(ステップS301;No)、第2端末取得部152は、ステップS102を繰り返し実行して、商品IDを検知するまで待機する。
商品IDを検知したと判定した場合(ステップS301;Yes)、第2端末取得部152は、検知した商品ID、すなわち購入予定商品の商品IDを取得する(ステップS302)。
端末送信部153は、顧客IDと購入予定商品の商品IDとを管理装置101へ送信する(ステップS303)。ステップS303にて送信される顧客IDは、ステップS300にて取得された顧客IDである。また、ステップS303にて送信される商品IDは、ステップS302にて取得された商品IDである。
商品取得部121は、ステップS303にて送信された顧客IDと購入予定商品の商品IDとを取得する(ステップS304)。
商品取得部121は、商品情報111aとステップS304にて取得された購入予定商品の商品IDとに基づいて、購入予定商品情報を取得する(ステップS305)。商品取得部121は、ステップS305にて取得した購入予定商品情報を端末102へ送信する(ステップS306)。
履歴取得部122は、購入履歴情報111cと設定情報111bとステップS304にて取得した購入予定商品の商品IDとに基づいて、ステップS304にて取得された顧客IDを用いて識別される顧客の購入履歴のうち、対応商品の購入履歴を取得する(ステップS307)。
詳細には例えば、履歴取得部122は、購入履歴情報111cに基づいて、ステップS304にて取得された顧客IDに関連付けられた購入履歴を抽出する。履歴取得部122は、設定情報111bに基づいて、ステップS304にて取得された顧客IDに関連付けられた対応商品規定情報を特定する。履歴取得部122は、顧客IDに関連付けられた購入履歴のうち、特定した対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品の購入履歴を取得する。このような処理の結果、履歴取得部122は、顧客の購入履歴のうち、対応商品の購入履歴を取得することができる。
履歴送信部125は、ステップS307にて取得された対応商品の購入履歴を端末102へ送信する(ステップS308)。本実施形態では、ステップS307にて取得された対応商品の購入履歴のうち、表示条件を満たす対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。
詳細には例えば、判別部131は、ステップS307にて取得された対応商品の購入履歴の各々が表示条件を満たすか否かを判別する。
例えば、表示条件が対応商品が予め定められる表示対象期間内に購入されたことを含む場合、判別部131は、設定情報111bを参照する。そして、判別部131は、設定情報111bに基づいて、ステップS304にて取得された顧客IDに関連付けられた対応商品規定情報の各々についての表示対象期間を特定する。
判別部131は、ステップS307にて取得された対応商品の購入履歴の各々について、購入時期が、当該対応商品が属する範囲を規定する対応商品規定情報についての表示対象期間内であるか否かを判定する。判別部131は、購入時期が表示対象期間内である場合に、当該対応商品の購入履歴が表示条件を満たすと判定する。判別部131は、購入時期が表示対象期間内でない場合に、当該対応商品の購入履歴が表示条件を満たさないと判定する。
対象出力部132は、判別部131の判定結果に基づいて、ステップS307にて取得された対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。より詳細には、対象出力部132は、ステップS307にて取得された対応商品の購入履歴のうち、判別部131が表示条件を満たすと判定した対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。
商品情報受信部154は、ステップS308にて送信された購入予定商品情報を管理装置101から受信する(ステップS309)。商品情報受信部154は、ステップS309にて受信した購入予定商品情報を保持するとよい。
履歴受信部161は、ステップS308にて送信された対応商品の購入履歴を管理装置101から受信する(ステップS310)。履歴受信部161は、ステップS310にて受信した対応商品の購入履歴を保持するとよい。
表示制御部162は、ステップS309及びS310のそれぞれで受信された購入予定商品情報、及び、対応商品の購入履歴を表示部163に表示させる(ステップS311)。
図17は、購入予定商品情報、及び、対応商品の購入履歴を表示するための画面である第1画面の一例を示す図である。
図17に例示する第1画面は、「〇〇牛乳(1リットル)」、「〇〇米(5キログラム)」、「〇〇カレー」及び「人参(3本セット)」を購入予定商品として含む例を示す。また、図17に例示する第1画面は、購入予定商品の各々に対応付けられた価格、個数及び削除ボタンを含む。
ここでの価格は、対応付けられた購入予定商品の現在価格を示す。個数は、対応付けられた購入予定商品を購入する予定の個数を示す。削除ボタンは、対応付けられた購入予定商品を、商品情報受信部154が保持する購入予定商品情報と第1画面とから削除するためのボタンである。
図17に例示する第1画面では、購入予定商品のうち、「〇〇牛乳(1リットル)」と「〇〇カレー」との各々に対応する対応商品の購入履歴が表示されている。これは、「〇〇牛乳(1リットル)」と「〇〇カレー」との各々に対応する対応商品の購入履歴がステップS310にて受信されたことを示す。
「〇〇牛乳(1リットル)」に対応する対応商品の購入履歴は、展開して表示されている。「〇〇カレー」に対応する対応商品の購入履歴は、非表示となっており、例えば「購入履歴」の横に表示された上向き三角形のマークを押下することで、「〇〇牛乳(1リットル)」の購入履歴と同様に展開して表示される。
図17に例示する「〇〇牛乳(1リットル)」に対応する対応商品の購入履歴は、「牛乳」という購入予定商品と同じ商品カテゴリに属する商品の購入履歴を含む例である。また、図17に例示する対応商品の購入履歴は、対応商品を購入した日付、対応商品の商品名、購入価格及び購入個数を含む。さらに、対応商品の購入履歴の各々には、同時購入商品の購入履歴を参照するための明細ボタンが対応付けられている。
図17に例示する第1画面は、顧客が精算指示を行うための精算ボタンを右下部に含む。
なお、第1画面の構成は、図17に示す例に限られず、種々変更されてもよい。例えば、購入予定商品と対応商品の購入履歴とが別画面で表示されてもよい。また例えば、第1画面は、対応商品の購入価格の平均価格、対応商品の所定期間の平均価格などを含んでもよい。さらに例えば、第1画面に含まれる対応商品の購入履歴は、店舗にて前回購入された対応商品の購入履歴のみであってもよく、表示対象期間内での対応商品の購入数のみであってもよい。さらに例えば、第1画面に含まれる対応商品の購入履歴は、店舗にて対応商品が前回購入された時の値引きの有無を含んでもよく、前回の購入価格と現在価格との価格差を含んでもよい。さらに例えば、図17に例示するような購入予定商品のリストは、端末102が作成してもよく、管理装置101が作成してもよい。
図15を参照する。
選択受付部164は、ステップS311で表示された購入履歴の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS321)。
詳細には例えば、第1画面に含まれる明細ボタンのいずれかが押下されると、選択受付部164は、押下された明細ボタンに対応する購入履歴の選択を受け付けたと判定する。
購入履歴の選択を受け付けたと判定した場合(ステップS321;Yes)、選択受付部164は、購入履歴の詳細を管理装置101へ要求する(ステップS322)。この要求は、例えば、選択された対応商品の購入履歴(例えば、日付、商品ID)及び顧客IDを含む。
履歴取得部122は、ステップS322にて送信された要求を受信すると、同時購入商品の購入履歴を取得する(ステップS323)。
詳細には例えば、履歴取得部122は、ステップS322にて送信された要求に含まれる対応商品の購入履歴及び顧客IDと、購入履歴情報111cとに基づいて、同時購入商品の購入履歴を取得する。
履歴送信部123は、ステップS323にて取得された同時購入商品の購入履歴を端末102へ送信する(ステップS324)。
履歴受信部161は、ステップS324にて送信された同時購入商品の購入履歴を受信する(ステップS325)。
表示制御部162は、ステップS325にて取得された同時購入商品の購入履歴を表示部163に表示させる(ステップS326)。図18は、同時購入商品の購入履歴を表示するための画面である第2画面の一例を示す図である。表示制御部162は、例えば、図18に例示する第2画面に含まれる戻るボタンが押下されるまで、同時購入商品の購入履歴を継続して表示部163に表示させる。
ステップS325の後に、又は、購入履歴の選択を受け付けていないと判定した場合(ステップS321;No)、削除受付部165は、ステップS311で表示された購入履歴に含まれる購入予定商品の削除を受け付けたか否かを判定する(ステップS327)。
詳細には例えば、第1画面に含まれる削除ボタンのいずれかが押下されると、削除受付部165は、押下された削除ボタンに対応する購入予定商品を削除するための選択を受け付けたと判定する。
削除を受け付けたと判定した場合(ステップS327;Yes)、削除受付部165は、選択された購入予定商品を削除する(ステップS328)。
詳細には例えば、削除受付部165は、選択された購入予定商品についての購入予定商品情報を、商品情報受信部154が保持する購入予定商品情報から削除させる。そして、削除受付部165は、選択された購入予定商品を削除することを表示制御部162に通知する。この通知を受けて、表示制御部162は、商品情報受信部154が保持する購入予定商品情報を表示部163に再表示させる。これにより、選択された購入予定商品の購入履歴は、第1画面から削除される。
ステップS328の後に、又は、購入予定商品の削除を受け付けていないと判定した場合(ステップS327;No)、精算受付部166は、精算指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS331)。
詳細には例えば、精算受付部166は、第1画面に含まれる精算ボタンが押下されると、精算指示を受け付けたと判定する。
精算指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS331;No)、第2端末取得部152は、ステップS301と同様に、商品バーコード含まれる商品IDを検知したか否かを判定する(ステップS332)。
商品IDを検知したと判定した場合(ステップS332;Yes)、第2端末取得部152は、ステップS302を再び実行する。これにより、購入予定商品を追加することができる。
商品IDを検知していないと判定した場合(ステップS332;No)、選択受付部164は、ステップS311で表示された購入履歴の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS321)。れにより、購入予定商品が追加されるまで、ステップS321~S331の処理が繰り返し実行される。
精算指示を受け付けたと判定した場合(ステップS331;Yes)、精算受付部166は、商品情報受信部154が保持する購入予定商品情報に含まれる商品ID及び個数を含む精算要求を管理装置101へ送信する(ステップS333)。
精算部124は、ステップS333にて送信された精算要求を受信すると、精算要求に含まれる商品ID及び個数と、商品情報111aとに基づいて、購入金額を算出する(ステップS334)。精算部124は、例えば、商品IDを用いて識別される商品の現在価格にその個数を乗じた小計を商品IDの各々について求め、求めた小計を足し合わせることで購入金額を算出する。
精算部124は、精算情報を端末102へ送信する(ステップS335)。精算情報は、購入金額を算出するための対象となった購入予定商品の商品情報111a(例えば、商品名、現在価格)及び個数と、ステップS334で求めた購入金額とを含む。
精算受付部166がステップS335で送信された精算情報を受信すると、表示制御部162は、受信された精算情報を表示部163に表示させる(ステップS336)。これにより、顧客は、ステップS336にて表示された精算情報を確認することができる。
精算受付部166は、支払いを行う旨の指示を受け付けると、精算情報に基づく支払いを管理装置101要求する(ステップS338)。この要求は、予め登録されたクレジットカードでの支払い、銀行口座からの引き落としなどの支払い方法を含んでもよい。
精算部124は、ステップS337で送信された要求を受け付けると、当該要求に従って、支払い処理を行って(ステップS338)、購入履歴管理処理を終了する。ステップS333~S338の処理が実行されることで、購入予定商品の精算が行われる。
(作用・効果)
以上、本実施形態によれば、管理装置101は、商品取得部121と、履歴取得部122と、履歴送信部123とを備える。商品取得部121は、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末102から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する。履歴取得部122は、顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する。履歴送信部123は、対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために、購入予定商品に対応する対応商品の購入履歴を参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、履歴送信部123は、判別部131と、対象出力部132とを含む。判別部131は、対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する。対象出力部132は、表示条件を満たすと判別された対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。
これにより、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために参照される対応商品の購入履歴を、表示条件を用いて絞り込むことができる。そのため、顧客は、多数の対応商品の購入履歴が表示される場合よりも、対応商品の購入履歴を容易に参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、表示条件は、対応商品の購入価格と購入予定商品の現在価格との価格差が基準値以上であること、対応商品が予め定められる表示対象期間内に購入されたこと、対応商品の購入履歴が直近の前記対応商品の購入履歴であること、の少なくとも1つを含む。
これにより、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために参照される対応商品の購入履歴を、表示条件を用いて絞り込むことができる。そのため、顧客は、多数の対応商品の購入履歴が表示される場合よりも、対応商品の購入履歴を容易に参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、判別部131は、購入予定商品に対応する商品の範囲を規定するための対応商品規定情報と、表示対象期間とを関連付けた設定情報を取得する。
これにより、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために参照される対応商品の購入履歴を、対応商品規定情報ごとの表示対象期間を用いて絞り込むことができる。一般的に、対応商品規定情報に規定される範囲に属する商品に応じて、購入の間隔が異なることが多いので、対応商品規定情報ごとの表示対象期間を用いて対応商品の購入履歴を適切に絞り込むことができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、管理装置101は、期間設定部113をさらに備える。期間設定部113は、対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品を顧客が購入する頻度に基づいて表示対象期間を求め、当該求めた表示対象期間を当該対応商品規定情報に関連付けて顧客についての設定情報111bに設定する。
これにより、対応商品規定情報に関連付けた表示対象期間を顧客ごとに設定することができる。一般的に、対応商品規定情報に規定される範囲に属する商品をどのような間隔で購入するかは、顧客によって異なることがある。各顧客にとって望ましい表示対象期間を用いて対応商品の購入履歴を適切に絞り込むことができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、履歴送信部123は、対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を端末102へ送信する。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入する際に、同時購入商品の購入履歴を参照することができる。そのため、購入予定商品とともに購入すべき商品の買い忘れを減らすことができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、購入履歴は、対応商品の購入時期、購入価格、購入個数、値引き情報の少なくとも1つを含む。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために、購入予定商品に対応する対応商品の購入時期、購入価格、購入個数、値引き情報の少なくとも1つを参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、管理装置101は、精算部124をさらに備える。精算部124は、購入予定商品についての商品識別情報に基づいて、精算処理を実行する。
これにより、顧客は、対応商品の購入履歴を取得するために入力した情報を用いて、容易に精算することができる。従って、顧客の商品の購入に関する手間を軽減することが可能になる。
本実施形態によれば、端末102は、店舗内で顧客が操作する可搬型の端末である。端末102は、第1端末取得部151と、第2端末取得部152と、端末送信部153と、履歴受信部161と、表示制御部162とを備える。
第1端末取得部151は、顧客を識別するための顧客識別情報を取得する。第2端末取得部152は、顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得する。端末送信部153は、顧客識別情報及び商品識別情報を管理装置101へ送信する。履歴受信部161は、顧客の購入履歴のうち、購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を管理装置101から受信する。表示制御部162は、対応商品の購入履歴を表示部163に表示させる。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために、購入予定商品に対応する対応商品の購入履歴を参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、表示制御部162は、購入予定商品の商品情報を表示部163にさらに表示させる。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために、購入予定商品に対応する対応商品の購入履歴と購入予定商品の商品情報とを参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、表示制御部162は、対応商品の購入履歴と購入予定商品の商品情報とを表示部163に同時に表示させる。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために、購入予定商品に対応する対応商品の購入履歴と購入予定商品の商品情報とを同時に参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
本実施形態によれば、端末102は、選択受付部164をさらに備える。選択受付部164は、購入履歴に含まれる対応商品の選択を受け付ける。履歴受信部161は、さらに、対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を管理装置101から受信する。表示制御部162は、受信された同時購入商品の購入履歴を表示部163に表示させる。
これにより、顧客は、購入予定商品を実際に購入する際に、同時購入商品の購入履歴を参照することができる。そのため、購入予定商品とともに購入すべき商品の買い忘れを減らすことができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
(変形例1)
実施形態では、管理装置101が、対応商品の購入履歴が表示条件を満たすか否かを判定し、表示条件を満たす対応商品の購入履歴を端末102に送信する例を説明した。
しかし、管理装置101は、表示条件を満たすか否かに関わらず対応商品の購入履歴を端末102へ送信してもよい。そして、端末102が対応商品の購入履歴が表示条件を満たすか否かを判定し、表示条件を満たす対応商品の購入履歴を表示してもよい。変形例1では、このような変形例について説明する。
本変形例では、履歴送信部125は、判別部131及び対象出力部132を含まなくてよい。すなわち例えば、履歴送信部125は、履歴取得部122が取得したすべての対応商品の購入履歴を端末102へ送信する。その結果、商品情報受信部154は、対応商品の購入履歴のすべてを管理装置101から受信する。
本変形例では、表示制御部162は、判別部131及び対象出力部132を含む。図19は、本変形例に係る表示制御部162の機能的な構成例を示す図である。
本変形例に係る判別部131は、商品情報受信部154が受信した対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する。本変形例に係る対象出力部132は、判別部131によって表示条件を満たすと判別された対応商品の購入履歴を表示部163に表示させる。
本変形例によれば、表示制御部162は、判別部131と対象出力部132とを含む。判別部131は、実施形態と同様に、対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する。対象出力部132は、表示条件を満たすと判別された対応商品の購入履歴を表示部163に表示させる。
これにより、実施形態と同様に、購入予定商品を実際に購入するか否かを判断するために参照される対応商品の購入履歴を、表示条件を用いて絞り込むことができる。そのため、顧客は、多数の対応商品の購入履歴が表示される場合よりも、対応商品の購入履歴を容易に参照することができる。従って、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
(変形例2)
端末102は、設定情報111bを記憶する記憶部と、期間設定部113とを備えてもよい(図示せず)。この場合、管理装置101は、設定情報111bを記憶せず、必要に応じて、端末102を利用する顧客の設定情報111bを端末102から取得してもよい。また、管理装置101は、期間設定部113を備えなくてもよい。
本変形例によれば、端末102が、期間設定部113を備える。期間設定部113は、実施形態と同様に、対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品を顧客が購入する頻度に基づいて表示対象期間を求め、当該求めた表示対象期間を当該対応商品規定情報に関連付けて顧客についての設定情報111bに設定する。
これにより、対応商品規定情報に関連付けた表示対象期間を顧客ごとに設定することができる。そのため、実施形態と同様に、顧客が店舗で商品を購入するために当該顧客の購入履歴を活用することが可能になる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態及び変形例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、実施の形態の各々で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。実施の形態の各々では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の実施の形態及び変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する商品取得手段と、
顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する履歴取得手段と、
前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する履歴送信手段とを備える
管理装置。
2. 前記履歴送信手段は、
前記対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する判別手段と、
前記表示条件を満たすと判別された前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する対象出力手段とを含む
1.に記載の管理装置。
3. 前記表示条件は、前記対応商品の購入価格と前記購入予定商品の現在価格との価格差が基準値以上であること、前記対応商品が予め定められる表示対象期間内に購入されたこと、前記対応商品の購入履歴が直近の前記対応商品の購入履歴であること、の少なくとも1つを含む
2.に記載の管理装置。
4. 前記判別手段は、前記購入予定商品に対応する商品の範囲を規定するための対応商品規定情報と、前記表示対象期間とを関連付けた設定情報を取得する
3.に記載の管理装置。
5. 前記対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品を前記顧客が購入する頻度に基づいて前記表示対象期間を求め、当該求めた表示対象期間を当該対応商品規定情報に関連付けて前記顧客についての前記設定情報に設定する期間設定手段をさらに備える
4.に記載の管理装置。
6. 前記履歴送信手段は、前記対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を前記端末へ送信する
1.から5.のいずれか1つに記載の管理装置。
7. 前記購入履歴は、前記対応商品の購入時期、購入価格、購入個数、値引き情報の少なくとも1つを含む
1.から6.のいずれか1つに記載の管理装置。
8. 前記購入予定商品についての商品識別情報に基づいて、精算処理を実行する精算手段をさらに備える
1.から7.のいずれか1つに記載の管理装置。
9. 店舗内で顧客が操作する可搬型の端末であって、
前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得する第1端末取得手段と、
前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得する第2端末取得手段と、
前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信する端末送信手段と、
前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信する履歴受信手段と、
前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させる表示制御手段とを備える
端末。
10. 前記表示制御手段は、前記購入予定商品の商品情報を前記表示手段にさらに表示させる
9.に記載の端末。
11. 前記表示制御手段は、前記対応商品の購入履歴と前記購入予定商品の商品情報とを前記表示手段に同時に表示させる
10.に記載の端末。
12. 前記購入履歴に含まれる対応商品の選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
前記履歴受信手段は、さらに、前記対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
前記表示制御手段は、前記受信された同時購入商品の購入履歴を前記表示手段に表示させる
9.から11.のいずれか1つに記載の端末。
13.
前記表示制御手段は、
前記対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する判別手段と、
前記表示条件を満たすと判別された前記対応商品の購入履歴を前記表示手段に表示させる対象出力手段とを含む
9.から12.のいずれか1つに記載の管理装置。
14.
前記表示条件は、前記対応商品の購入価格と前記購入予定商品の現在価格との価格差が基準値以上であること、前記対応商品が予め定められる表示対象期間内に購入されたこと、前記対応商品の購入履歴が直近の前記対応商品の購入履歴であること、の少なくとも1つを含む
13.に記載の管理装置。
15.
前記判別手段は、前記購入予定商品に対応する商品の範囲を規定するための対応商品規定情報と、前記表示対象期間とを関連付けた設定情報を取得する
14.に記載の管理装置。
16.
前記対応商品規定情報が規定する範囲に属する商品を前記顧客が購入する頻度に基づいて前記表示対象期間を求め、当該求めた表示対象期間を当該対応商品規定情報に関連付けて前記顧客についての前記設定情報に設定する期間設定手段をさらに備える
15.に記載の管理装置。
17. 1.から8.のいずれか1つに記載の管理装置と、
9.から16.のいずれか1つに記載の端末とを備える
購入履歴管理システム。
18. コンピュータが、
店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得し、
顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得し、
前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する
管理方法。
19. 店舗内で顧客が操作する可搬型のコンピュータが、
前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得し、
前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得し、
前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信し、
前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させる
端末処理方法。
20. コンピュータに、
店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得し、
顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得し、
前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信することを実行させるためのプログラム。
21. 店舗内で顧客が操作する可搬型のコンピュータに、
前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得し、
前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得し、
前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信し、
前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させることを実行させるためのプログラム。
100 購入履歴管理システム
101 管理装置
102 端末
111 記憶部
111a 商品情報
111b 設定情報
111c 購入履歴情報
112 対応商品設定部
113 期間設定部
121 商品取得部
122 履歴取得部
123 履歴送信部
124 精算部
125 履歴送信部
131 判別部
132 対象出力部
141 対応商品指定部
142 期間指定部
151 第1端末取得部
152 第2端末取得部
153 端末送信部
154 商品情報受信部
161 履歴受信部
162 表示制御部
163 表示部
164 選択受付部
165 削除受付部
166 精算受付部

Claims (10)

  1. 店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得する商品取得手段と、
    顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得する履歴取得手段と、
    前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する履歴送信手段とを備える
    管理装置。
  2. 前記履歴送信手段は、
    前記対応商品の購入履歴が予め定められた表示条件を満たすか否かを判別する判別手段と、
    前記表示条件を満たすと判別された前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する対象出力手段とを含む
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記表示条件は、前記対応商品の購入価格と前記購入予定商品の現在価格との価格差が基準値以上であること、前記対応商品が予め定められる表示対象期間内に購入されたこと、前記対応商品の購入履歴が直近の前記対応商品の購入履歴であること、の少なくとも1つを含む
    請求項2に記載の管理装置。
  4. 店舗内で顧客が操作する可搬型の端末であって、
    前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得する第1端末取得手段と、
    前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得する第2端末取得手段と、
    前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信する端末送信手段と、
    前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信する履歴受信手段と、
    前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させる表示制御手段とを備える
    端末。
  5. 前記表示制御手段は、前記対応商品の購入履歴と前記購入予定商品の商品情報とを前記表示手段に同時に表示させる
    請求項4に記載の端末。
  6. 前記購入履歴に含まれる対応商品の選択を受け付ける選択受付手段をさらに備え、
    前記履歴受信手段は、さらに、前記対応商品とともに購入された商品である同時購入商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
    前記表示制御手段は、前記受信された同時購入商品の購入履歴を前記表示手段に表示させる
    請求項4に記載の端末。
  7. コンピュータが、
    店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得し、
    顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得し、
    前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信する
    管理方法。
  8. 店舗内で顧客が操作する可搬型のコンピュータが、
    前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得し、
    前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得し、
    前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信し、
    前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
    前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させる
    端末処理方法。
  9. コンピュータに、
    店舗内で顧客が操作する可搬型の端末から、当該顧客を識別するための顧客識別情報と前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報とを取得し、
    顧客別の商品の購入履歴を示す購入履歴情報に基づいて、前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を取得し、
    前記対応商品の購入履歴を前記端末へ送信することを実行させるためのプログラム。
  10. 店舗内で顧客が操作する可搬型のコンピュータに、
    前記顧客を識別するための顧客識別情報を取得し、
    前記顧客の購入予定商品についての商品識別情報を取得し、
    前記顧客識別情報及び前記商品識別情報を管理装置へ送信し、
    前記顧客の購入履歴のうち、前記購入予定商品に対応する商品である対応商品の購入履歴を前記管理装置から受信し、
    前記対応商品の購入履歴を表示手段に表示させることを実行させるためのプログラム。
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