JP2023172302A - 車両用操向システムの制御装置 - Google Patents

車両用操向システムの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023172302A
JP2023172302A JP2022084001A JP2022084001A JP2023172302A JP 2023172302 A JP2023172302 A JP 2023172302A JP 2022084001 A JP2022084001 A JP 2022084001A JP 2022084001 A JP2022084001 A JP 2022084001A JP 2023172302 A JP2023172302 A JP 2023172302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
steering angle
steering
transfer characteristic
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022084001A
Other languages
English (en)
Inventor
貴弘 椿
Takahiro Tsubaki
亮 皆木
Akira Minaki
隆明 植本
Takaaki Uemoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2022084001A priority Critical patent/JP2023172302A/ja
Priority to PCT/JP2022/047143 priority patent/WO2023228455A1/ja
Publication of JP2023172302A publication Critical patent/JP2023172302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

【課題】路面からの外乱によって生じる転舵角のズレを抑制しつつ、所望の入出力伝達特性を実現することができる車両用操向システムの制御装置を提供すること。【解決手段】車両用操向システムの制御装置は、転舵輪の転舵角の目標値である転舵角目標値に基づき、転舵用モータに供給する電流の制御目標値であるモータ電流指令値を生成する転舵角制御部を備える。転舵角制御部は、転舵角目標値に対する転舵角の追従性向上のためのフィードフォワード補償部710と、フィードフォワード補償部710の出力値と実転舵角θt_actとの偏差に基づきモータ電流指令値を制御するフィードバック補償部720と、転舵用モータを含む慣性系に作用する外乱成分dを推定し、モータ電流指令値から外乱成分dを除去する外乱オブザーバ730と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、車両用操向システムの制御装置に関する。
車両用操向システムの1つとして、運転者が操作するハンドルを有する操舵機構(FFA:Force Feedback Actuator)と、転舵輪を転舵する転舵機構(RWA:Road Wheel Actuator)とが機械的に分離されているステアバイワイヤ(SBW:Steer By Wire)システムがある。SBWシステムでは、操舵機構と転舵機構とが制御装置(ECU:Electronic Control Unit)を介して電気的に接続され、ハンドルの操作を電気信号によって転舵機構に伝えて転舵輪を転舵すると共に、運転者に適切な操舵感を与えるための操舵反力を操舵機構で生成する。操舵機構は、反力用モータを備える反力アクチュエータにより操舵反力を生成し、転舵機構は、転舵用モータを備える転舵アクチュエータにより転舵輪を転舵する。反力アクチュエータとハンドルとは、コラム軸を介して機械的に接続されており、反力アクチュエータが生成した反力(トルク)が、コラム軸とハンドルを介して運転者に伝達される。
操舵機構と転舵機構とが機械的に分離されているSBWシステムでは、路面からの外乱によって生じる転舵角のズレを抑制する必要がある。下記特許文献1では、ピニオン角に影響するトルクを外乱トルクとして推定し、ステアリングシャフトに加わるトルクに換算する構成が開示されている。
特開2020-203499号公報
上記従来技術では、ピニオン角指令値の2階時間微分値に対し慣性係数を乗じてフィードフォワード操作量を算出する。一般に慣性係数は一定値であるため、周波数によっては適切にフィードフォワード制御が行われず、適切な入出力伝達特性を設定できない可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、路面からの外乱によって生じる転舵角のズレを抑制しつつ、所望の入出力伝達特性を実現することができる車両用操向システムの制御装置を提供すること、を目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係る車両用操向システムの制御装置は、ハンドルの操舵角に応じて転舵輪を転舵する転舵用モータを具備した車両用操向システムの制御装置であって、前記転舵輪の転舵角の目標値である転舵角目標値に基づき、前記転舵用モータに供給する電流の制御目標値であるモータ電流指令値を生成する転舵角制御部を備え、前記転舵角制御部は、前記転舵角目標値に対する転舵角の追従性向上のためのフィードフォワード補償部と、前記フィードフォワード補償部の出力値と前記転舵輪の実際の転舵角である実転舵角との偏差に基づき前記モータ電流指令値を制御するフィードバック補償部と、前記転舵用モータを含む慣性系に作用する外乱成分を推定し、前記モータ電流指令値から前記外乱成分を除去する外乱オブザーバと、を備える。
上記構成によれば、路面からの外乱によって生じる転舵角のズレを外乱オブザーバによって抑制することができる。また、フィードフォワード補償部により所望の入出力伝達特性を実現することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記転舵角目標値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の目標伝達特性をGm、前記フィードフォワード補償部の出力値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の伝達特性をGrefとしたとき、前記フィードフォワード補償部は、前記転舵角目標値に対し、伝達特性Gm/Grefを適用した値を出力することが好ましい。
上記構成によれば、転舵角制御部において実現すべき目標伝達特性Gmと、シミュレーションにより導出可能な伝達特性Grefとを用いて、フィードフォワード補償部の伝達特性を設定することができる。これにより、転舵角制御部において実現する目標伝達特性Gmに対する追従性を向上することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記転舵角目標値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の目標伝達特性をGm、前記フィードフォワード補償部の出力値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の伝達特性をGref、前記フィードバック補償部の出力値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の伝達特性をPとしたとき、前記フィードフォワード補償部は、前記転舵角目標値に対し、前記目標伝達特性Gmを適用した第1値を出力すると共に、前記転舵角目標値に対し、伝達特性Gm/Pを適用した第2値を出力し、前記フィードバック補償部は、前記第1値と前記実転舵角との偏差に基づき前記モータ電流指令値を制御し、前記外乱オブザーバは、前記第2値と前記フィードバック補償部の出力値とを加算した値に基づき前記モータ電流指令値を制御することが好ましい。
上記構成によれば、転舵角制御部において実現すべき目標伝達特性Gmと、シミュレーションにより導出可能な伝達特性Pとを用いて、フィードフォワード補償部の伝達特性を設定することができる。これにより、転舵角制御部において実現する目標伝達特性Gmに対する追従性を向上することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記外乱オブザーバは、所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆特性に対して前記フィルタを適用して前記慣性系の逆モデルを生成し、前記外乱オブザーバの出力値をトルク変換し、さらに前記フィルタを適用した値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算して、前記外乱成分のトルク推定値を算出し、前記トルク推定値を電流換算して前記外乱成分の電流推定値を算出し、前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力することが好ましい。
上記構成によれば、慣性系に作用する外乱を除去することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記外乱オブザーバは、所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆モデルを生成し、前記外乱オブザーバの出力値をトルク変換した値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算し、さらに前記フィルタを適用して前記外乱成分のトルク推定値を算出し、前記トルク推定値を電流換算して前記外乱成分の電流推定値を算出し、前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力することが好ましい。
上記構成によれば、慣性系に作用する外乱を除去することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記外乱オブザーバは、所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆特性を電流換算し、さらに前記フィルタを適用して前記慣性系の逆モデルを生成し、前記外乱オブザーバの出力値に前記フィルタを適用した値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算して、前記外乱成分の電流推定値を算出し、前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力することが好ましい。
上記構成によれば、慣性系に作用する外乱を除去することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記外乱オブザーバは、所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆特性を電流換算して前記慣性系の逆モデルを生成し、前記外乱オブザーバの出力値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算し、さらに前記フィルタを適用して、前記外乱成分の電流推定値を算出し、前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力することが好ましい。
上記構成によれば、慣性系に作用する外乱を除去することができる。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記フィードバック補償部は、PID制御器で構成されることが好ましい。
車両用操向システムの制御装置の望ましい態様として、前記フィードバック補償部は、PD制御器で構成されることが好ましい。
本発明によれば、路面からの外乱によって生じる転舵角のズレを抑制しつつ、所望の入出力伝達特性を実現することができる車両用操向システムの制御装置を提供することができる。
図1は、本開示に係る制御装置を備えるSBWシステムの概要の例を示す構成図である。 図2は、ECUのハードウェア構成を示す模式図である。 図3は、SBWシステムの制御装置の基本的な制御ブロック構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る転舵角制御部の構成例を示すブロック図である。 図5は、転舵角制御部及び制御対象を含むブロック線図の一例を示す図である。 図6は、外乱オブザーバの変形例を示すブロック線図である。 図7は、転舵角制御部において実現する目標伝達特性の一例を示すボード線図である。 図8は、図5を簡略化したブロック線図の一例を示す図である。 図9は、図8に示すブロック線図の変形例を示す図である。 図10は、図9に示すブロック線図の変形例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本開示に係る制御装置を備えるSBWシステムの概要の例を示す構成図である。SBWシステムは、運転者が操作するハンドルを有する操舵機構を構成する反力装置30、転舵輪を転舵する転舵機構を構成する転舵装置40、及び両装置の制御を行う制御装置50を備える。
SBWシステムには、一般的な電動パワーステアリング装置が備える、コラム軸(ステアリングシャフト、ハンドル軸)2と機械的に結合されるインターミディエイトシャフトがなく、運転者によるハンドル1の操作を電気信号によって、具体的には、反力装置30から出力される操舵角θhを電気信号として伝える。
反力装置30は、反力用モータ31及び反力用モータ31の回転速度を減速する減速機構32を備える。反力装置30は、転舵輪5L,5Rから伝わる車両の運動状態を操舵反力として運転者に伝達する。反力用モータ31は、減速機構32を介して、操舵反力をハンドル1に付与する。
反力装置30は、舵角センサ33及びトルクセンサ34を更に備えている。舵角センサ33は、ハンドル1の操舵角θhを検出する。トルクセンサ34は、ハンドル1の操舵トルクThを検出する。以下、舵角センサ33によって検出される操舵角θhを、「実操舵角θh_act」とも称し、トルクセンサ34によって検出される操舵トルクThを、「実操舵トルクTh_act」とも称する。
本開示において、コラム軸2には、操舵可能な限界となる操舵終端を物理的に設定するストッパ(回転制限機構)35が設けられている。すなわち、操舵角θhの大きさ(絶対値)は、ストッパ35によって制限される。
転舵装置40は、転舵用モータ41、転舵用モータ41の回転速度を減速する減速機構42、及び転舵用モータ41の回転運動を直線運動に変換するピニオンラック機構44を備える。転舵装置40は、操舵角θhに応じて転舵用モータ41を駆動し、その駆動力を、減速機構42を介してピニオンラック機構44に付与し、タイロッド3a,3bを経て、転舵輪5L,5Rを転舵する。ピニオンラック機構44の近傍には角度センサ43が配置されており、転舵輪5L,5Rの転舵角θtを検出する。転舵輪5L,5Rの転舵角θtに代えて、例えば、転舵用モータ41のモータ角、あるいは、ラックの位置等を検出し、当該検出値を用いる態様であっても良い。以下、角度センサ43によって検出される転舵角θtを、「実転舵角θt_act」とも称する。
制御装置50は、反力装置30及び転舵装置40を協調制御するために、両装置から出力される操舵角θhや転舵角θt等の情報に加え、車速センサ10で検出される車速Vs等を基に、反力用モータ31を駆動制御するための電圧制御指令値Vref1及び転舵用モータ41を駆動制御するための電圧制御指令値Vref2を生成する。
制御装置50には、バッテリ12から電力が供給されると共に、イグニションキー11を経てイグニションキー信号が入力される。また、制御装置50には、車両の各種情報を授受するCAN(Controller Area Network)20が接続されており、車速VsはCAN20から受信することも可能である。更に、制御装置50には、CAN20以外の通信、アナログ/ディジタル信号、電波等を授受する非CAN21も接続可能である。
具体的に、制御装置50は、例えば、車両に搭載されるECU(Electronic Control Unit)である。ECUは、主としてCPU(MCU、MPU等も含む)で構成される。図2は、ECUのハードウェア構成を示す模式図である。図2に示すように、制御装置50は、制御用コンピュータ(Electronic Control Unit、以下、「ECU」とも称する)110を含む。
ECU110は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)104等を備え、これらがバス105に接続されている。CPU101は、ROM102に格納された制御プログラムを実行する。反力装置30及び転舵装置40は、主としてECU110が実行する制御プログラムにより協調制御される。なお、制御装置50は、1つのECUで構成される態様であっても良いし、反力装置30を制御する反力制御用ECUと転舵装置40を制御する転舵制御用ECUとを含む構成であっても良い。
ROM102は、制御プログラム及び制御プログラムを実施する際に使用する制御データを記憶するためのメモリとして使用される。また、RAM103は、制御プログラムを動作させるためのワークメモリとして使用される。
EEPROM104は、電源遮断後においても記憶内容を保持可能な不揮発性メモリであり、CPU101が制御プログラムを実行するために使用する制御データ等が格納される。EEPROM104に格納された各種データは、ECU110に電源が投入された後にRAM103に展開された制御プログラム上で使用され、所定のタイミングでEEPROM104に上書きされる。なお、ここでは、不揮発性メモリとしてEEPROMを使用することとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、FLASH-ROM(登録商標)、SDRAM等の他の不揮発性メモリを使用することにしてもよい。
図3は、SBWシステムの制御装置の基本的な制御ブロック構成の一例を示す図である。図3において、反力装置30は、反力用モータ31及び上述した構成に加え、PWM(パルス幅変調)制御部37、インバータ38、及びモータ電流検出器39を含む。また、転舵装置40は、転舵用モータ41及び上述した構成に加え、PWM制御部47、インバータ48、及びモータ電流検出器49を含む。制御装置50は、反力装置30の制御を行う反力制御系60、及び、転舵装置40の制御を行う転舵制御系70の各制御ブロックを実現する。反力制御系60と転舵制御系70とが協調して、反力装置30及び転舵装置40を制御する。なお、制御装置50が反力制御用ECUと転舵制御用ECUとを含む構成である場合、反力制御系60を反力制御用ECUにより実現し、転舵制御系70を転舵制御用ECUにより実現する態様であっても良い。この場合、以下の説明における反力制御系60を反力制御用ECUと読み替え、転舵制御系70を転舵制御用ECUと読み替えれば良い。
反力制御系60における各制御ブロックは、ECU110において実行される反力制御プログラムによって実現される。また、転舵制御系70における各制御ブロックは、ECU110において実行される転舵制御プログラムによって実現される。なお、制御装置50の各制御ブロックの一部又は全部をハードウェアで実現しても良い。また、制御装置50がPWM制御部37、インバータ38、モータ電流検出器39、PWM制御部47、インバータ48、及びモータ電流検出器49を具備した態様であっても良い。
図3に示すように、制御装置50は、各制御ブロックとして、操舵トルク目標値生成部200、路面反力適応トルク補償値生成部220、操舵トルク制御部400、電流制御部500、転舵角目標値生成部600、転舵角制御部700、及び電流制御部800を備えている。操舵トルク目標値生成部200、路面反力適応トルク補償値生成部220、操舵トルク制御部400、及び電流制御部500は、反力制御系60を構成する制御ブロックである。転舵角目標値生成部600、転舵角制御部700、及び電流制御部800は、転舵制御系70を構成する制御ブロックである。
反力制御系60は、トルクセンサ34によって検出される実操舵トルクTh_actが反力装置30の操舵トルクの目標値である操舵トルク目標値Th_refに追従するような制御を行う。
操舵トルク目標値生成部200は、操舵トルク目標値Th_refを生成する。
操舵トルク制御部400は、反力用モータ31に供給する電流の制御目標値である反力モータ電流指令値Ih_refを生成する。操舵トルク制御部400では、操舵トルク目標値Th_refと実操舵トルクTh_actとの偏差Th_errがゼロに近づくような電流指令値を生成し、当該電流指令値の上下限値を出力制限部により出力制限して、反力モータ電流指令値Ih_refを演算する。
電流制御部500は、反力用モータ31の電流制御を行う。電流制御部500は、操舵トルク制御部400から出力される反力モータ電流指令値Ih_refとモータ電流検出器39で検出される反力用モータ31の実電流値(モータ電流値)Ih_actとの偏差Ih_errがゼロに近づくような電圧制御指令値Vh_refを演算する。
反力装置30では、電圧制御指令値Vh_refに基づいて、PWM制御部37及びインバータ38を介して反力用モータ31が駆動制御される。
転舵制御系70は、角度センサ43によって検出される実転舵角θt_actが転舵角目標値θt_refに追従するような制御を行う。
転舵角目標値生成部600は、操舵角θhに基づき転舵角目標値θt_refを生成する。
転舵角制御部700は、転舵用モータ41に供給する電流の制御目標値である転舵モータ電流指令値It_refを生成する。転舵角制御部700では、転舵角目標値θt_refと実転舵角θt_actとの偏差θt_errがゼロに近づくような転舵モータ電流指令値It_refを演算する。なお、実施形態に係る転舵角制御部のより具体的な構成例については、図4を参照して後述する。図3では、図4に示す具体的な構成に対し、一部構成を省略している。
電流制御部800は、転舵用モータ41の電流制御を行う。電流制御部800は、転舵角制御部700から出力される転舵モータ電流指令値It_refとモータ電流検出器49で検出される転舵用モータ41の実電流値(モータ電流値)It_actとの偏差It_errがゼロに近づくような電圧制御指令値Vt_refを演算する。
転舵装置40では、電圧制御指令値Vt_refに基づいて、PWM制御部47及びインバータ48を介して転舵用モータ41が駆動制御される。
本実施形態において、操舵トルク制御部400、電流制御部500、転舵角目標値生成部600、転舵角制御部700、及び電流制御部800は、それぞれ反力制御系60又は転舵制御系70における各制御を実現可能な構成であれば良く、これら各制御ブロックの構成により限定されない。以下、本実施形態に係る転舵角制御部700の具体的な構成について、図4を参照して説明する。
図4は、実施形態に係る転舵角制御部の構成例を示すブロック図である。図4に示すように、本実施形態に係る転舵角制御部700は、主要な構成要素として、フィードフォワード(FF)補償部710、フィードバック(FB)補償部720、及び外乱オブザーバ730を備える。
フィードフォワード補償部710は、転舵角目標値θt_refに対する実転舵角θt_actの追従性向上のためのフィルタ(FFフィルタ)で構成される。フィードフォワード補償部710は、転舵角目標値θt_refに対してフィルタ処理を行う。
フィードバック補償部720は、例えば転舵角目標値θt_refと実転舵角θt_actとの偏差θt_errがゼロに近づくようにPID制御を行うPID制御器で構成される。フィードバック補償部720は、PID制御器に限定されず、例えばPD制御器で構成される態様であっても良い。
外乱オブザーバ730は、転舵角制御部700の制御対象(Plant)に作用する外乱成分を推定してフィードバック補償部720の出力値から除去する。図5に示すPlantは、転舵装置40を含む慣性系である。
図5は、転舵角制御部及び制御対象を含むブロック線図の一例を示す図である。Plantの伝達特性であるプラントモデルは、下記(1)式で表せる。下記(1)式において、JはPlantの慣性係数を示し、CはPlantの粘性係数を示している。
1/(J+Cs)・・・(1)
外乱オブザーバ730は、2次のLPF(Low Pass Filter)を具備している。LPFの伝達特性は、下記(2)式で示される。
1/(Ts+1)・・・(2)
上記(2)式に示す伝達特性のLPFにおいて、外乱オブザーバ730における外乱補償帯域を調整することができる。具体的には、カットオフ周波数を高くすることにより、外乱補償帯域を高域側に広げることができる。
図5に示す例において、外乱オブザーバ730は、上記(1)式に示すプラントモデルの逆特性J+Csに対して、上記(2)式に示す伝達特性のLPFを適用して、Plantの逆モデル(J+Cs)/(Ts+1)を生成する。外乱オブザーバ730は、係数Ktを乗じて出力値をトルク変換し、さらに、上記(2)式に示す伝達特性のLPFを適用した値を、実転舵角θt_actにPlantの逆モデルを乗じた値から減算して、外乱成分のトルク推定値Td_estを算出する。そして、当該外乱トルク推定値Td_estを係数Ktで除算することにより電流変換して外乱成分の電流推定値Id_estを算出し、当該電流推定値Id_estに補償ゲインKobsを乗じてフィードバック補償部720の出力値It_ref0から除去した値It_ref0-Kobs×Id_estを、転舵モータ電流指令値It_refとして出力する。なお、補償ゲインKobsは、0以上1以下の値に設定される。また、LPFの次数は2次に限定されず、所定の高域減衰特性を有する2次以上のLPFであれば良い。また、LPFを2次以上の伝達特性とすることにより、Plantの逆モデルの外乱補償帯域内成分を適正化することができる。
図6は、外乱オブザーバの変形例を示すブロック線図である。図6に示す変形例において、J’及びC’は、それぞれ下記(3)式及び下記(4)式で表せる。
’=J/Kt・・・(3)
’=C/Kt・・・(4)
外乱オブザーバ730aは、上記(1)式に示すプラントモデルの逆特性J+Csを、上記(3)式及び上記(4)式を用いて電流変換し、さらに、上記(2)式に示す伝達特性のLPFを適用して、Plantの逆モデル(J+Cs)/(Ts+1)を生成する。外乱オブザーバ730aは、出力値に上記(2)式に示す伝達特性のLPFを適用した値を、実転舵角θt_actにPlantの逆モデルを乗じた値から減算して外乱成分の電流推定値Id_estを算出し、当該電流推定値Id_estに補償ゲインKobsを乗じて、フィードバック補償部720の出力値It_ref0から除去した値It_ref0-Kobs×Id_estを、転舵モータ電流指令値It_refとして出力する。
上述した外乱オブザーバ730,730aにより、Plantに作用する外乱成分dを除去することができる。なお、図5及び図6に示す外乱オブザーバ730,730aの構成は一例であって、これらに限定されない。
図7は、転舵角制御部において実現する目標伝達特性の一例を示すボード線図である。図7では、転舵角目標値θt_refを入力し、実転舵角θt_actを出力する制御系の伝達特性の目標値である目標伝達特性Gmの一例として、2次のLPF特性を例示している。目標伝達特性Gmにおけるカットオフ周波数fcは、例えば5[Hz]~15[Hz]程度とされる。
図8は、図5を簡略化したブロック線図の一例を示す図である。以下、フィードフォワード補償部710の伝達特性をGff、フィードバック補償部720の伝達特性をGfb、フィードフォワード補償部710の出力値θt_ref0を入力し、実転舵角θt_actを出力する制御系の伝達特性をGref、フィードバック補償部720の出力値It_ref0を入力し、実転舵角θt_actを出力する制御系の伝達特性をPとして説明する。伝達特性Gref及び伝達特性Pは、シミュレーションにより導出可能である。
フィードフォワード補償部710の伝達特性Gffは、目標伝達特性Gm及びシミュレーションにより導出可能な伝達特性Grefで示される下記(5)式で表せる。
Gff=Gm/Gref・・・(5)
一方、転舵角目標値θt_refを入力とし、実転舵角θt_actを出力とする制御系の伝達特性をGref’としたとき、伝達特性Gref’は、下記(6)式に示されるように、目標伝達特性Gmと等価となる。
Gref’=Gff×Gref=(Gm/Gref)×Gref=Gm・・・(6)
すなわち、図8に示すブロック線図において、フィードフォワード補償部710は、転舵角目標値θt_refに対し、上記(5)式に示す伝達特性を適用した値θt_ref0を出力し、フィードバック補償部720は、フィードフォワード補償部710の出力値θt_ref0と実転舵角θt_actとの偏差θt_errに基づき制御を行う。
図8、及び上記(5)式に示す態様では、転舵角制御部700において実現すべき目標伝達特性Gmと、シミュレーションにより導出可能な伝達特性Grefとを用いて、フィードフォワード補償部710の伝達特性を設定することができる。これにより、転舵角制御部700において実現する目標伝達特性Gmに対する追従性を向上することができる。
また、伝達特性Grefは、下記(7)式で表せる。
Gref=Gfb×P/(1+Gfb×P)・・・(7)
上記(5)式に対し、上記(7)を適用すると、下記(8)式が得られる。
Gff=Gm(1+Gfb)/Gfb×P=Gm/Gfb×P+Gm・・・(8)
従って、図8に示すブロック線図は、図9で表せる。図9は、図8に示すブロック線図の変形例を示す図である。
図9に示すブロック線図では、フィードフォワード補償部710の伝達特性にフィードバック補償部720の伝達特性Gfbが含まれることとなる。ここで、図9に示すブロック線図を変形すると、図10で表せる。図10は、図9に示すブロック線図の変形例を示す図である。
図10に示す変形例において、転舵角目標値θt_refを入力し、フィードバック補償部720の出力値It_ref0を出力する制御系の入出力特性は、下記(9)式から下記(13)式で表せる。
It_ref0
=It_ref1+It_ref2・・・(9)
It_ref1=(Gm/P)×θt_ref・・・(10)
It_ref2=Gfb×(θt_ref1-θt_act)・・・(11)
θt_ref1=Gm×θt_ref・・・(12)
It_ref0
=(Gm/P)×θt_ref+Gfb×(Gm×θt_ref-θt_act)
・・・(13)
すなわち、図10に示す変形例において、フィードフォワード補償部710aは、転舵角目標値θt_refに対し、目標伝達特性Gmを適用した値θt_ref1(第1値)を出力し、フィードバック補償部720aは、フィードフォワード補償部710aの出力値θt_ref1(第1値)と実転舵角θt_actとの偏差θt_errに基づき制御を行う。また、フィードフォワード補償部710aは、転舵角目標値θt_refに対し、伝達特性Gm/Pを適用した値It_ref1(第2値)を出力し、外乱オブザーバ730(730a)は、フィードフォワード補償部710aの出力値It_ref1(第2値)とフィードバック補償部720aの出力値It_ref2とを加算した値It_ref0に基づき制御を行う。
図10、及び、上記(9)式から上記(13)式に示す態様では、転舵角制御部700において実現すべき目標伝達特性Gmと、シミュレーションにより導出可能な伝達特性Pとを用いて、フィードフォワード補償部710aの伝達特性を設定することができる。これにより、転舵角制御部700において実現する目標伝達特性Gmに対する追従性を向上することができる。
なお、上述した実施形態で使用した図は、本開示に関して定性的な説明を行うための概念図であり、これらに限定されるものではない。また、上述の実施形態は本開示の好適な実施の一例ではあるが、これに限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 ハンドル
2 コラム軸
3a,3b タイロッド
5L,5R 転舵輪
10 車速センサ
11 イグニションキー
12 バッテリ
30 反力装置
31 反力用モータ
32 減速機構
33 舵角センサ
34 トルクセンサ
35 ストッパ(回転制限機構)
40 転舵装置
41 転舵用モータ
42 減速機構
43 角度センサ
44 ピニオンラック機構
50 制御装置
60 反力制御系
70 転舵制御系
101 CPU(Central Processing Unit)
102 ROM(Read Only Memory)
103 RAM(Random Access Memory)
104 EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)
105 バス
110 ECU
200 操舵トルク目標値生成部
400 操舵トルク制御部
500 電流制御部
600 転舵角目標値生成部
700 転舵角制御部
710,710a フィードフォワード補償部
720,720a フィードバック補償部
730,730a 外乱オブザーバ
800 電流制御部

Claims (9)

  1. ハンドルの操舵角に応じて転舵輪を転舵する転舵用モータを具備した車両用操向システムの制御装置であって、
    前記転舵輪の転舵角の目標値である転舵角目標値に基づき、前記転舵用モータに供給する電流の制御目標値であるモータ電流指令値を生成する転舵角制御部を備え、
    前記転舵角制御部は、
    前記転舵角目標値に対する転舵角の追従性向上のためのフィードフォワード補償部と、
    前記フィードフォワード補償部の出力値と前記転舵輪の実際の転舵角である実転舵角との偏差に基づき前記モータ電流指令値を制御するフィードバック補償部と、
    前記転舵用モータを含む慣性系に作用する外乱成分を推定し、前記モータ電流指令値から前記外乱成分を除去する外乱オブザーバと、
    を備える、
    車両用操向システムの制御装置。
  2. 前記転舵角目標値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の目標伝達特性をGm、前記フィードフォワード補償部の出力値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の伝達特性をGrefとしたとき、
    前記フィードフォワード補償部は、
    前記転舵角目標値に対し、伝達特性Gm/Grefを適用した値を出力する、
    請求項1に記載の車両用操向システムの制御装置。
  3. 前記転舵角目標値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の目標伝達特性をGm、前記フィードフォワード補償部の出力値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の伝達特性をGref、前記フィードバック補償部の出力値を入力し、前記実転舵角を出力する制御系の伝達特性をPとしたとき、
    前記フィードフォワード補償部は、
    前記転舵角目標値に対し、前記目標伝達特性Gmを適用した第1値を出力すると共に、前記転舵角目標値に対し、伝達特性Gm/Pを適用した第2値を出力し、
    前記フィードバック補償部は、
    前記第1値と前記実転舵角との偏差に基づき前記モータ電流指令値を制御し、
    前記外乱オブザーバは、
    前記第2値と前記フィードバック補償部の出力値とを加算した値に基づき前記モータ電流指令値を制御する、
    請求項1に記載の車両用操向システムの制御装置。
  4. 前記外乱オブザーバは、
    所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、
    前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆特性に対して前記フィルタを適用して前記慣性系の逆モデルを生成し、
    前記外乱オブザーバの出力値をトルク変換し、さらに前記フィルタを適用した値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算して、前記外乱成分のトルク推定値を算出し、
    前記トルク推定値を電流換算して前記外乱成分の電流推定値を算出し、
    前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車両用操向システムの制御装置。
  5. 前記外乱オブザーバは、
    所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、
    前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆モデルを生成し、
    前記外乱オブザーバの出力値をトルク変換した値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算し、さらに前記フィルタを適用して前記外乱成分のトルク推定値を算出し、
    前記トルク推定値を電流換算して前記外乱成分の電流推定値を算出し、
    前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車両用操向システムの制御装置。
  6. 前記外乱オブザーバは、
    所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、
    前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆特性を電流換算し、さらに前記フィルタを適用して前記慣性系の逆モデルを生成し、
    前記外乱オブザーバの出力値に前記フィルタを適用した値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算して、前記外乱成分の電流推定値を算出し、
    前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車両用操向システムの制御装置。
  7. 前記外乱オブザーバは、
    所定の高域減衰特性を有するフィルタを備え、
    前記慣性系の伝達特性であるプラントモデルの逆特性を電流換算して前記慣性系の逆モデルを生成し、
    前記外乱オブザーバの出力値を、前記実転舵角に前記逆モデルを乗じた値から減算し、さらに前記フィルタを適用して、前記外乱成分の電流推定値を算出し、
    前記電流推定値に補償ゲインを乗じた値を前記フィードバック補償部の出力値から除去して、前記モータ電流指令値として出力する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車両用操向システムの制御装置。
  8. 前記フィードバック補償部は、PID制御器で構成される、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車両用操向システムの制御装置。
  9. 前記フィードバック補償部は、PD制御器で構成される、
    請求項1から3の何れか一項に記載の車両用操向システムの制御装置。
JP2022084001A 2022-05-23 2022-05-23 車両用操向システムの制御装置 Pending JP2023172302A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022084001A JP2023172302A (ja) 2022-05-23 2022-05-23 車両用操向システムの制御装置
PCT/JP2022/047143 WO2023228455A1 (ja) 2022-05-23 2022-12-21 車両用操向システムの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022084001A JP2023172302A (ja) 2022-05-23 2022-05-23 車両用操向システムの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023172302A true JP2023172302A (ja) 2023-12-06

Family

ID=88918876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022084001A Pending JP2023172302A (ja) 2022-05-23 2022-05-23 車両用操向システムの制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023172302A (ja)
WO (1) WO2023228455A1 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4997558B2 (ja) * 2001-05-22 2012-08-08 株式会社ジェイテクト 車両用操舵装置
JP4517810B2 (ja) * 2004-10-13 2010-08-04 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置
JP4899541B2 (ja) * 2006-03-09 2012-03-21 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置
JP7170971B2 (ja) * 2019-04-18 2022-11-15 日本精工株式会社 車両用操向システムの制御装置
JP7247744B2 (ja) * 2019-05-20 2023-03-29 日産自動車株式会社 操舵制御方法及び操舵制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023228455A1 (ja) 2023-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6512539B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6354925B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US6687588B2 (en) Compensation using position for improved feel and stability in a steering system
JP6750341B2 (ja) 操舵制御装置
JP7170971B2 (ja) 車両用操向システムの制御装置
CN111212778A (zh) 电动助力转向装置
WO2020012689A1 (ja) 車両用操向装置
CN113891827A (zh) 车辆用转向装置
WO2020115973A1 (ja) 車両用操向装置
WO2023228455A1 (ja) 車両用操向システムの制御装置
JP7223306B1 (ja) 車両用操向システムの制御装置
JP2020192908A (ja) 車両用操向装置
JP6628017B1 (ja) 車両用操向装置
JP7268488B2 (ja) 車両用操向装置
JP2004284569A (ja) 操作反力生成制御装置
CN113195339A (zh) 转向控制装置
JP2023071032A (ja) 車両用操向システムの制御装置
WO2023203812A1 (ja) 車両用操向システムの制御装置
WO2023228454A1 (ja) 車両用操向システムの制御装置
JP7444175B2 (ja) 車両用操向装置
JP2023048070A (ja) 車両用操向システムの制御装置
JP2023162543A (ja) 車両状態模擬装置
WO2023062853A1 (ja) モータ制御装置
JP2023048612A (ja) 車両用操向システムの制御装置
JP2023083923A (ja) 車両用操向システムの制御装置