JP2023166249A - トナー補給装置、画像形成装置、及びトナー補給方法 - Google Patents

トナー補給装置、画像形成装置、及びトナー補給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】少しの画質低下を許容しつつも再生トナーの補給比率を高くし、かつカブリの影響を抑えた最適な補給比率を適用することが可能なトナー補給装置等を提供する。【解決手段】未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給可能な補給部と、算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する制御部とを備えたトナー補給装置。【選択図】図1

Description

本発明は、トナー補給装置等に関する。
像担持体上に形成した潜像にトナーを供給することで現像を行う電子写真方式の画像形成装置では、現像後、次の潜像の現像に備え、像担持体上に残留するトナーを回収する必要がある。回収されたトナーは廃トナーとして、装置内に設けられた廃トナーボックスに溜められ、当該廃トナーボックスの交換時期を迎えた段階で廃棄される。
昨今、廃トナーの廃棄回数の低減や、廃トナー量の削減、印刷に係るランニングコストの節約といった市場における要求や、環境保全の観点から、少々の画質は犠牲にしても、回収したトナーを廃トナーとして廃棄せず、再生トナーとして再利用し、上記要求の達成を望む声が上がっている。
再生トナーの使用に関し、例えば、特許文献1には、劣化した再生トナーに基づく画像不良の発生を防ぐため、再生トナーの現像槽滞留時間をトナー補給率、画像の面積等から算出して再生トナーの補給を行うか停止するかを決定する画像形成装置が開示されている。
また、特許文献2には、高温高湿条件下では、カブリ発生を抑制するために再生トナーの比率を下げ、未使用トナーの補給量を多くする画像形成装置が開示されている。
特開2016-038461号公報 特開2004-045739号公報
再生トナーの使用促進を図る上で、未使用トナーに対する再生トナーの補給比率を高めることが考えられる。しかしながら、未使用トナーに対する再生トナーの補給比率を単に高めたとしても、再生トナーには、外添剤の遊離や、像担持体等の表面への埋まり込み、トナーの小径化による帯電量の低下に起因する画像カブリや、併せて回収される紙紛の絡み付きを要因とする粒カブリが発生しやすいといった問題があった。
カブリの発生を抑制するため、再生トナーの補給比率をカブリの発生を抑えた条件(例えば、10%程度)に固定した場合、画質の要件によっては、カブリの発生に影響を与えることなくより多くの再生トナーの使用が許容される場合であっても、十分に再生トナーの利用を促進することができず、結局は廃トナーとして廃棄されることもあった。
本開示は、少しの画質低下を許容しつつも再生トナーの補給比率を高くし、かつカブリの影響を抑えた最適な補給比率を適用することが可能なトナー補給装置等を提供することである。
上記課題を解決するために、本開示に係るトナー補給装置は、未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給可能な補給部と、算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する制御部とを備えることを特徴としている。
また、本開示に係る画像形成装置は、未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給可能な補給部と、算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する制御部と、前記現像槽のトナーを用いた画像形成が可能な画像形成部とを備えることを特徴としている。
また、本開示に係るトナー補給方法は、未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給する工程と、算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する工程とを備えることを特徴としている。
本開示によれば、少しの画質低下を許容しつつも再生トナーの補給比率を高くし、かつカブリの影響を抑えた最適な補給比率を適用することが可能なトナー補給装置等を提供することができる。
第1実施形態に係る複合機の全体構成を説明する正面断面図である。 第1実施形態に係るトナー補給部周辺の構成を説明する正面断面図である。 第1実施形態に係る複合機の機能構成図である。 第1実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第1実施形態に係る動作例を説明する図である。 第2実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。 第3実施形態に係る複合機の機能構成図である。 第3実施形態に係る動作例を説明する図である。 第4実施形態に係る動作例を説明する図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本開示では、例えば、コピー、ファクス、スキャン、電子メール等に係るジョブを一つの筐体で実施可能な複合機を本開示に係るトナー補給装置を具備した画像形成装置の一形態として説明する。なお、以下の実施形態は、本開示を説明するための一例であり、特許請求の範囲に記載した説明の技術的範囲は、以下の記述に限定されるものではない。
[1 第1実施形態]
第1実施形態は、未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給可能な補給部を備え、制御部は、算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された補給比率に基づき、現像槽へのトナー補給を制御する形態である。
ここで、本開示に係る未使用トナーとは、後述する像担持体での潜像の現像に使用されていないフレッシュな状態のトナーを意図する。また、再生トナーとは、潜像の現像後、像担持体や現像剤担持体等に残留するトナーを再利用のために回収したトナーを意図し、未使用トナーとは区別する。また、未使用トナーと、当該未使用トナーに対して所定の補給比率で混合された再生トナーとを併せて補給トナー又は単にトナーと称する。
また、本開示では平均印字率が属するゾーンを決定し、当該ゾーンに対して設定された補給比率に基づき、現像槽へのトナー補給を制御する。ここで、本開示に係るゾーンとは、平均印字率として算出した印字率が属する印字率幅を意図しており、当該ゾーンに応じてカブリの発生を抑えたトナー補給比率が設定されている。トナー補給比率は、予め実験によって、各ゾーンにおいてカブリが目立つ再生トナーの補給比率を目視等で決定しておき、実際の印字においてカブリの影響が出ない再生トナーの補給比率を各ゾーン毎に適用したものである。
[1.1 全体構成]
図1は、第1実施形態に係る複合機100の全体構成を説明する正面断面図である。複合機100は、現像部等の画像形成に係る各部材を収容する本体部10と、当該本体部10の上方に設けられ、読み取った原稿に基づく画像データを生成することが可能な画像読取装置110とで構成されている。複合機100は、画像読取装置110で生成した画像データを印刷物として出力することが可能な画像形成装置である。
本体部10内部には、給紙カセット80を始点とし、排紙トレイ90を終点とする用紙搬送経路S(図中2点鎖線)に沿って画像形成部21及び定着部31が設けられている。
給紙カセット80は、用紙を積層した状態で収容可能な箱状部材として構成され、複合機100の下部に着脱自在に装着されている。給紙カセット80上部には、収容された用紙をその最上部から1枚ずつ取り出し、用紙搬送経路Sに繰り出すためのピックアップローラ81が設けられている。
排紙トレイ90は、本体部10の外筐を利用して形成されており、印字済みの用紙をその印字面が下向きとなるようにフェイスダウンで集積する。
用紙搬送経路Sは、複数の搬送ローラ11a~11d、レジストローラ12、不図示の搬送経路切替手段等により構成されている。搬送ローラ11a~11dは、用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラであり、回転しながら用紙を挟持搬送する。レジストローラ12は、用紙搬送経路S上の用紙の斜行を矯正するとともに、感光体ドラム表面に形成されたトナー像の先端と用紙の先端とを合わせるタイミングで用紙を転写部6(2次転写ローラ65)に搬送する。
例えば、用紙搬送経路Sに対して順方向での片面印刷の場合、給紙カセット80から繰り出された用紙は、搬送ローラ11a、レジストローラ12、転写部6(2次転写ローラ65)、定着部31を経て搬送され、搬送ローラ11bによって排紙トレイ90に排紙される。これに対して、用紙搬送経路Sに対して逆方向での搬送を含む両面印刷の場合、用紙の先端が搬送ローラ11bに到達すると、当該搬送ローラ11bは逆回転し、搬送ローラ11c及び11dで形成される用紙搬送経路Sに用紙を導く。搬送ローラ11dを通過した用紙は、不図示の搬送経路切替手段による搬送経路切替によって、印字面が反転した状態で転写部6に搬送される。転写部6において最初の印字面の裏面にトナー像が転写された用紙は、定着部31を通過後、搬送ローラ11bによって排紙トレイ90に排出される。
用紙搬送経路Sに沿って設けられた画像形成部21は、露光部1と、像担持体としての感光体ドラム3(3Y、3M、3C、3Bk)と、クリーニングユニット4(4Y、4M、4C、4Bk)と、現像部5(5Y、5M、5C、5Bk)と、転写部6と、帯電部7(7Y、7M、7C、7Bk)とを含む。ここで、複合機100において扱われる画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(Bk)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。したがって、感光体ドラム3(3Y、3M、3C、3Bk)、クリーニングユニット4、現像部5及び帯電部7は、各色に応じて4種類の潜像を形成するようにそれぞれ設けられる。なお、感光体ドラム3(3Y、3M、3C、3Bk)、クリーニングユニット4(4Y、4M、4C、4Bk)、現像部5(5Y、5M、5C、5Bk)、及び帯電部7(7Y、7M、7C、7Bk)のそれぞれの構成は、各トナー色間で同一構成とすることができる。したがって、特に限定しない場合は、単に、感光体ドラム3、クリーニングユニット4、現像部5、及び帯電部7と表記して説明する。
露光部1は、外部から入力された画像データや原稿を画像読取装置110で読み取ることで生成した画像データに応じて、帯電した感光体ドラム3を露光することにより、画像データに応じた潜像を感光体ドラム3表面に形成する。このような露光部1は、例えば、LED(Light emitting diode)素子等の発光素子とレンズアレイとを有するLEDユニットや、レーザー射出部や反射ミラー等を有するレーザースキャンユニットとして構成することができる。露光部1は、画像データに基づく照射光(図中1点鎖線)が感光体ドラム3表面に結像する位置となるように配置されている。なお、露光部1は、例えば、-600Vに帯電した感光体ドラム3表面を露光することで、露光部分(潜像部分)を-150Vの帯電電圧とする。
感光体ドラム3は、各トナー色の画像データに応じた静電潜像を形成する像担持体である。感光体ドラム3は、例えば、導電性支持体の表面に感光層が形成された円筒形状の像担持体として形成することができる。感光体ドラム3は、不図示の駆動源(例えば、モータ)から供給された駆動力により導電性支持体の軸線まわりに回転可能となるように構成されている。感光層には、例えば、アモルファスシリコン、セレン、セレン合金、硫化カドミウム、酸化亜鉛、有機光半導体等の光を受光することで導電性を示す材料を用いることができる。なお、像担持体としては、感光体ドラムの代わりに無端の感光体ベルトを用いることも可能である。
クリーニングユニット4は、現像・転写後において、感光体ドラム3表面に残留するトナーを回収するクリーニングユニットである。クリーニングユニット4は、感光体ドラム3に対峙するクリーニングブレード41を含む。クリーニングブレード41により回収されたトナーは、例えば、円柱状の回転軸の外周面に螺旋羽根を設けたオーガスクリューや当該オーガススクリューを駆動させる駆動モータ等を備える不図示のトナー回収部により後述するトナー補給装置としてのトナー補給部56に搬送され、再生トナーとして使用される。
現像部5は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された潜像を、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(Bk)の4色のトナーで現像し、トナー像を形成する。現像部5は、画像形成部21の上方に装着されたトナーカートリッジ500(500(Y)、500(M)、500(C)、500(Bk))から供給された各色の未使用トナーを用いて潜像を現像する。第1実施形形態に係る現像部5の構成については後程説明する。なお、トナーカートリッジ500(500(Y)、500(M)、500(C)、500(Bk))の内部には、未使用トナーを攪拌しながら搬送するための、不図示のオーガスクリュー等の攪拌搬送部材が設けられている。カートリッジ内の未使用トナーは、攪拌搬送部材による搬送により、後述する補給パイプとの接続口に到達すると、自重により現像槽53内に落下する。
転写部6は、感光体ドラム3表面で形成されたトナー像を用紙に転写する。転写部6は、無端状の中間転写ベルト61と、中間転写ベルト駆動ローラ62と、中間転写ベルト従動ローラ63と、1次転写ローラ64と、2次転写ローラ65と、中間転写ベルトクリーニングユニット66とを含む。
中間転写ベルト61は、不図示の駆動源から供給された駆動力により回転する中間転写ベルト駆動ローラ62と、中間転写ベルト61の駆動により従動回転する中間転写ベルト従動ローラ63とにより張架されている。中間転写ベルト61を介して各感光体ドラム3と対向する位置には、1次転写ローラ64が設けられている。1次転写ローラ64には、感光体ドラム3表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト61に転写するための1次転写バイアスが印加されている。中間転写ベルト61は、イエローに係る感光体ドラム(3Y)からブラックに係る感光体ドラム(3Bk)方向へ駆動しながら順次各トナー色に対応したトナー像を1次転写する。
2次転写ローラ65は、中間転写ベルト61を介して中間転写ベルト駆動ローラ62と圧接するように設けられている。2次転写ローラ65には、中間転写ベルト61に1次転写されたトナー像を用紙搬送経路Sに沿って搬送された用紙に2次転写するための2次転写バイアスが印加されている。
中間転写ベルトクリーニングユニット66は、中間転写ベルト61に残留するトナーを回収するクリーニングユニットである。中間転写ベルトクリーニングユニット66は、中間転写ベルト61に対して所定の圧力をもって当接するベルトクリーニングブレード661を含む。ベルトクリーニングブレード661は、中間転写ベルト61上に残留するトナーを掻き落とすことにより当該トナーを回収する。なお、ベルトクリーニングブレード661により回収されたトナーは、前述のトナー回収部により後述するトナー補給装置としてのトナー補給部23に搬送され、再生トナーとして使用することができる。
帯電部7は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に帯電させる。帯電部7としては、例えば、コロナ放電装置、ブラシ型帯電装置、ローラ型帯電装置、イオン発生装置等を用いることができる。
定着部31は、ヒートローラ311と、加圧ローラ312とを含む。定着部31は、2次転写ローラ65と中間転写ベルト駆動ローラ62とから形成される2次転写位置よりも用紙搬送経路下流側に設けられている。ヒートローラ311は所定の定着温度となるように温度制御されている。定着温度に達したヒートローラ311と加圧ローラ312とから形成されるニップ部をトナー像が転写された用紙が通過することで、熱及び圧力が付与され、用紙上のトナー像が熱定着される。
本体部10の上方に設けられた画像読取装置110は、透明ガラス等の透明材を有する原稿台111を備える。原稿台111の上方には、不図示のヒンジ等を介して図中矢印M方向に開閉可能な原稿押えカバー112が設けられている。原稿押えカバー112の上部には、原稿給紙トレイ113が取り付けられており、その内部には、原稿給紙トレイ113にセットされた原稿を原稿読取部114に搬送する自動原稿送り装置115が設けられている。
原稿読取部114は、光源、複数の反射ミラー、結像レンズ、受光素子を有するラインセンサ等を備える。原稿読取部114は、光源から照射された光が原稿の読取面で反射した反射光を複数の反射ミラーによって結像レンズに集束する。結像レンズにおいて集束した反射光は、ラインセンサの受光素子に結像する。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度や色度が検出され、原稿の読取面の画像に基づく画像データが生成される。なお、ラインセンサとしては、例えば、CCD(Charge coupled device)、CIS(Contact image sensor)等を用いることができる。
[1.2 トナー補給部周辺の構成]
次に、トナー補給部23の構成について説明する。図2は、トナー補給部23と、当該トナー補給部23から補給されたトナーTを用いてトナー像を現像する現像部5の構成を説明する正面断面図である。本開示では、トナーTとしては重合トナーや、粉砕トナー等の非磁性トナー、キャリアCAとしては鉄粉やフェライト等の磁性材料を用いた2成分系現像剤について説明するが、当該現像剤としては、トナーTのみからなる(磁性)1成分系現像剤であっても構わない。
トナー補給部23は、再生トナー収容器23aと、補給パイプ23bと、残量検出センサ23cと、接続パイプ23dとを含む。
再生トナー収容器23aは、クリーニングユニット4や、中間転写ベルトクリーニングユニット66等から回収された再生トナーSTを収容する収容器である。再生トナー収容器23aは、接続パイプ23dを介して回収された再生トナーSTを貯留することが可能なように、中空の箱型部材として構成されている。なお、再生トナー収容器23aには、再生トナーSTの供給やその停止制御が可能となるように、補給パイプ23bとの接続口やその近傍に不図示のシャッター部材や、収容器内において再生トナーを搬送する搬送部材等が設けられている。
補給パイプ23bは、再生トナー収容器23a及びトナーカートリッジ500を連通するように設けられた中空のパイプ部材である。補給パイプ23bの片側端部は、現像部5の現像槽53に接続されている。設定された補給比率に基づき、再生トナー収容器23aから搬送された再生トナーST及びトナーカートリッジ500から搬送された未使用トナーMTは、補給パイプ23b内部を自重落下し、現像槽53に供給される。
残量検出センサ23cは、再生トナー収容器23a内の再生トナーSTの残量を検出するセンサである。残量検出センサ23cは透過型、反射型の光学センサ、透磁率センサ、機械式センサ等を用いることができる。残量検出センサ23cを設けることにより、例えば、再生トナー収容器23a内の再生トナーST量が所定残量以上となった場合に、クリーニングユニット4等からのトナー回収を停止し、他の再生トナー収容器が設けられている場合には、当該他の再生トナー収容器を収容先に変更するといった制御を行うことができる。また、残量検出センサ23cの検出結果に基づき、再生トナーST量が下限検知値としての第2の所定残量を下回った場合、未使用トナーMTのみを現像部5の現像槽53に供給する制御を行ってもよい。
接続パイプ23dは、不図示のトナー回収部と接続され、クリーニングユニット4や、中間転写ベルトクリーニングユニット66等を介して回収された再生トナーSTを再生トナー収容器23aに導くパイプ部材である。
引き続き、現像部5の構成について説明する。なお、感光体ドラム3、クリーニングユニット4及び帯電部7の構成は、図1で説明したものと同一であるため、ここでの説明は省略する。また、各トナー色に対応した部材を識別するための符号(Y、M、C、Bk)についても省略するものとする。
現像部5は、感光体ドラム3表面に形成された潜像に対して現像槽53内のトナーTを供給することで、当該潜像を現像する。このような現像部5は、攪拌部材51a及び51bと、現像ローラ52と、ドクターブレード54と、槽内トナー検出部55とを備え、これらの各部材はハウジング57によって所定の配置態様で保持されている。
ハウジング57の内部には、トナーT及び不図示のキャリアCAを収容する現像槽53が設けられている。現像槽53に収容されたトナーTは、現像ローラ52を介して感光体ドラム3に供給される。
攪拌部材51a及び51bは、例えば、円柱状の回転軸の外周面に螺旋羽根を設けたオーガスクリューとして構成することができる。攪拌部材51a及び51bは、図中矢印方向に回転しながらトナーTとキャリアCAとを混合攪拌することで、トナーTを帯電させるとともに、現像剤槽53内部においてトナーTを所定方向に循環させる。
現像ローラ52は、攪拌部材51bの上方に設けられ、図中矢印方向(反時計回り方向)に回転しながらトナーTを感光体ドラム3に供給する現像剤担持体である。現像ローラ52はマグネットローラとして構成される。現像槽53内で攪拌部材51a及び51bにより混合摩擦されたトナーTとキャリアCAとは、現像ローラ52の磁力によりブラシ状に吸着し、感光体ドラム3へ回転搬送される。現像ローラ52表面に担持したトナーTが感光体ドラム3に形成された静電潜像に接触すると、トナーTが当該静電潜像に付着し、感光体ドラム3表面の静電潜像はトナー像に現像される。このとき、現像ローラ52には、現像ローラ52表面が所定の電位となるように所定の現像バイアスが印加されている。現像バイアスは、現像ローラ52表面に担持したトナーTが感光体ドラム3表面の静電潜像に向けて円滑に移動するために印加されている。
ドクターブレード54は、現像ローラ52表面との間に所定の間隙を形成するように設けられている。ドクターブレード54は、現像ローラ52の軸方向と同軸方向に延在する板状部材として形成される。ドクターブレード54は、現像ローラ52表面上のトナーTの厚みを所定の層厚に規制する。
槽内トナー検出部55は、現像槽53内のトナーTの量を検出するセンサである。槽内トナー検出部55は透過型、反射型の光学センサ、透磁率センサ、機械式センサ等を用いることができる。
[1.3 機能構成]
次に、第1実施形態に係る複合機100の機能構成について説明する。図3は、第1実施形態に係る複合機100の機能構成図である。なお、先に説明した箇所についてはその説明は省略することがある。
複合機100は、制御部11と、表示部13と、操作入力部15と、通信部17と、画像読取装置110と、画像処理部19と、画像形成部21と、トナー補給部23と、記憶部25とを備える。
制御部11は、複合機100全体を制御する。制御部11は、例えば、1又は複数の演算装置(CPU(Central processing unit)等)により構成される。制御部11は、記憶部25に記憶された各種プログラムを読み出して実行することによりその機能を実現する。
表示部13は、各種情報をユーザ等に対して表示する。表示部13は、例えば、LCD(Liquid crystal display)や有機EL(Electro-luminescence)ディスプレイ等の表示装置により構成することができる。
操作入力部15は、ユーザ等による情報の入力を受け付ける。操作入力部15は、ハードキー(例えば、テンキー)やボタン等で構成することができる。なお、操作入力部15は、表示部13を介しての入力が可能なタッチパネルとして構成することができる。この場合、タッチパネルの入力方式としては、例えば、抵抗膜方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式といった一般的な方式を用いることができる。
通信部17は、例えば、LAN(Local area network)、WAN(Wide area network)、インターネット、電話回線、ファクス回線等の通信回線を介して他の装置との通信を行うための有線/無線の何れか又はその両方のインタフェースを備える。
画像処理部19は、例えば、画像読取装置110で生成した画像データに対してシェーディング補正等の画像処理を施す。
画像形成部21は、図1及び図2で説明した構成に加え、印字枚数カウンタ211を備える。印字枚数カウンタ211は、画像形成部21が出力した印字枚数をカウントし、カウントしたカウント値を出力する。
記憶部25は、複合機100の動作に必要な各種プログラムや、各種データを記憶する。記憶部25は、例えば、RAM(Random access memory)、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid state drive)、ROM(Read only memory)等の記憶装置により構成することができる。
第1実施形態において、記憶部25は、制御プログラム251と、ジョブ実行プログラム252と、表示処理プログラム253と、印字枚数カウントプログラム254と、トナー補給プログラム255とを記憶し、補給比率管理テーブル記憶領域256を確保する。
制御プログラム251は、コピー、ファクス、スキャン、電子メール等の各動作モードでの動作を実現するために制御部11が読み出すプログラムである。制御プログラム251を読み出した制御部11は、表示部13、操作入力部15、通信部17、画像読取装置110、画像処理部19、画像形成部21等を制御することにより各動作モードを実現する。
ジョブ実行プログラム252は、コピー、ファクス、スキャン、又は電子メール等の各動作モード下でジョブを実行する際に制御部11が読み出すプログラムである。特に、コピー等の印字ジョブの場合、制御部11は印字ジョブの実行指示を受付けて1枚あるいは複数枚数分の印字対象画像をA4サイズ等の所定サイズの用紙に転写させる処理を制御する。ジョブ実行プログラム252を読み出した制御部11は、所定の時間間隔(紙間)で順次給紙カセット80から繰り出し、画像形成部21で現像されたトナー像を転写部6で用紙に転写し、定着部31での定着後、排紙トレイ90に排紙するまでの一連の動作を制御する。
表示処理プログラム253は、表示部13及び操作入力部15を制御する際に制御部11が読み出すプログラムである。なお、制御部11は、表示部13と操作入力部15とが一体化した形態であるタッチパネルの入出力を制御することが可能であるが、表示部13と操作入力部15とを別構成とし、それぞれを独立して制御する形態とすることも可能である。
印字枚数カウントプログラム254は、画像形成部21による印字枚数をカウントする際に制御部11が読み出すプログラムである。印字枚数カウントプログラム254を読み出した制御部11は、印字枚数カウンタ211を制御することにより、画像形成部21が出力した印字枚数のカウント値を取得する。特に、本開示では、印字枚数カウンタ211が出力した印字枚数のカウント値に基づき、第1印字枚数(ロング;例えば、印字枚数100枚)、第2印字枚数(ミドル;例えば、印字枚数30枚)、直近印字枚数(ショート;例えば、印字枚数5枚)毎に各印字枚数での平均印字率を算出する。なお、本開示では、第1印字枚数として印字枚数100枚、第2印字枚数として印字枚数30枚、直近印字枚数として印字枚数5枚の例について説明するが、当該印字枚数はこれに限定されるものではない。第1印字枚数と、第2印字枚数と、直近印字枚数との関係が、第1印字枚数>第2印字枚数>直近印字枚数の関係を充たすならば、適宜設定変更することが可能である。
トナー補給プログラム255は、再生トナーを使用したトナー補給制御を行う際に制御部11が読み出すプログラムである。トナー補給プログラム255は、トナー補給部制御プログラム2551と、ドットカウントプログラム2552と、印字率算出プログラム2553と、ゾーン決定プログラム2554とを含む。
トナー補給部制御プログラム2551は、トナー補給部23を制御する際に制御部11が読み出すプログラムである。トナー補給部制御プログラム2551を読み出した制御部11は、所定の印字枚数での平均印字率が属するゾーンに対して設定された補給比率に基づき未使用トナーMTと再生トナーSTとの補給比率を制御する。具体的には、制御部11は、トナーカートリッジ500や再生トナー収容器23a等に設けられた不図示の(攪拌)搬送部材、シャッター部材、又はポンプ等の駆動を制御することにより、未使用トナーMTと再生トナーSTとが設定された補給比率で現像槽53に供給されるよう制御する。
ドットカウントプログラム2552は、印字ページの画像を構成するドット数をカウントする際に制御部11が読み出すプログラムである。ドットカウントプログラム2552を読み出した制御部11は、カウントしたドット数(印字ドット数)を印字ページ毎の印字率の算出に用いる。
印字率算出プログラム2553は、印字ページ毎の印字率及び平均印字率を算出する際に制御部11が読み出すプログラムである。制御部11は、印字ページを構成する総ドット数に対する印字ドット数の割合を求めることで、当該印字ページの印字率を算出する。そして、制御部11は、第1印字枚数、第2印字枚数、及び直近印字枚数に係る印字率を算出し、算出した印字率を平均化することで平均印字率を算出する。なお、印字率算出プログラム2553を読み出した制御部11は、ドット数に代えて、濃度データが設定されている画素数(ピクセル)をカウントした値(ピクセル数)を用いて印字率を算出することも可能である。
ゾーン決定プログラム2554は、算出した平均印字率が属するゾーンを決定する際に制御部11が読み出すプログラムである。ゾーン決定プログラム2554を読み出した制御部11は、補給比率管理テーブルを参照することにより、算出した平均印字率が属するゾーンを決定する。
補給比率管理テーブル記憶領域256は、算出された平均印字率が属するゾーンと当該ゾーンに対して設定された補給比率とを管理する管理テーブルを記憶する領域である。
[1.4 処理の流れ]
次に、第1実施形態に係る処理の流れについて図4のフローチャートを用いて説明する。本処理は、制御部11が印字枚数カウントプログラム254、トナー補給プログラム255等を読み出すことで実行する処理である。
まず、制御部11は、槽内トナー検出部55の検出結果に基づき、現像槽53内のトナーTの残量を検出する。そして、制御部11は、検出したトナーTの残量に基づきトナー補給タイミングであるか否かを判定する(ステップS10)。
このとき、制御部11は、現像槽53内のトナーTの残量が所定残量を下回った場合をトナー補給タイミングであると判定することができる。なお、トナーTの残量は、容量単位ではなく重量単位で検出する形態であってもかまわない。ところで、トナー補給タイミングは、槽内トナー検出部55の検出結果を用いずとも、例えば、タッチパネル等を介して入力されたトナー補給に係る実行指示を受付けたタイミングをトナー補給の開始タイミングとすることも可能であるし、カウントしたドット数(印字ドット数)のカウント結果に基づき、所定のトナーTを消費したと判定した場合をトナー補給タイミングとして決定してもよい。
制御部11は、トナー補給タイミングであると判定した場合、印字枚数カウンタ211から画像形成部21が出力した印字枚数のカウント値を取得する(ステップ20;Yes→ステップS30)。一方、制御部11は、トナー補給タイミングではないと判定した場合、処理をステップS10に戻す(ステップS20;No→ステップS10)。
印字枚数のカウント値を取得すると、制御部11は、第1印字枚数、第2印字枚数、及び直近印字枚数での平均印字率を算出する(ステップS40)。
次いで、制御部11は、補給比率管理テーブルを参照し、算出した各平均印字率が属するゾーンを決定する(ステップS50)。
そして、制御部11は、直近印字枚数に係るゾーンと第1印字枚数に係るゾーンとは2ゾーン未満の差異であるか否かを判定する(ステップS60)。なお、本開示では、第1印字枚数に係る平均印字率に対する直近印字枚数の平均印字率の変動を表す指標として2ゾーン分の印字率の差異を例として説明するが、当該差異は2ゾーンに限定されるものではなく、適宜、設定変更することができる。
直近印字枚数に係るゾーンと第1印字枚数に係るゾーンとの差異が2ゾーン未満であると判定した場合、制御部11は、第1印字枚数に係るゾーンに対して設定されたトナー補給比率に基づきトナー補給制御を行い、処理を終了する(ステップS60;Yes→ステップS70)。
一方、直近印字枚数に係るゾーンと第1印字枚数に係るゾーンとの差異が2ゾーン以上であると判定した場合、制御部11は、第2印字枚数に係るゾーンは第1印字枚数に係るゾーンと直近印字枚数に係るゾーンとの間に位置するか否かを判定する(ステップS60;No→ステップS80)。
第2印字枚数に係るゾーンは、直近印字枚数に係るゾーンと第1印字枚数に係るゾーンとの間に位置すると判定した場合、制御部11は、第2印字率に係るゾーンに対して設定された補給比率に基づきトナー補給制御を行う(ステップS80;Yes→ステップS90)。
一方、第2印字枚数に係るゾーンは、直近印字枚数に係るゾーンと第1印字枚数に係るゾーンとの間に位置しないと判定した場合、制御部11は、直近印字枚数に係るゾーンと第1印字枚数に係るゾーンとを平均化する(ステップS80;No→ステップS100)。
制御部11は、平均化したゾーンに対して設定された補給比率に基づきトナー補給制御を行う(ステップS110)。
[1.5 動作例]
次に、第1実施形態に係る動作例について説明する。図5は、図4のステップS40に係る平均印字率の算出の一例を説明する図である。
図5は、100枚までの印字から継続して5枚までの印字枚数の平均印字率を算出する例示である。なお、第1実施形態では、印字を最初に開始して100枚までの印字が完了(100枚までの平均印字率が蓄積)するまでの平均印字率は10%であるものとして取り扱うものとする。
例えば、図5の最上段は、印字枚数101枚目の印字率が5%である場合の印字枚数101枚までの平均印字率(第1印字枚数(ロング;印字枚数100枚))を算出した結果の例示である。図5の算出例で示すように、印字枚数101枚目までの平均印字率は、100枚までの平均印字率(10%)に対して印字開始から1枚目を除いた印字枚数(99枚)を乗じ、101枚目の印字率(5%)を加えた値を印字枚数(100枚)で除することで算出することができる。図5の例示の場合、印字枚数101枚目までの第1印字枚数の平均印字率は、9.950%となる。
図5の次段で示す印字枚数102枚までの平均印字率は、101枚までの平均印字率(9.950%)に印字開始から2枚目を除いた印字枚数(99枚)を乗じ、102枚目の印字率(5%)を加えた値を印字枚数(100枚)で除することで算出することができる。図5の例示の場合、印字枚数102枚目までの第1印字枚数の平均印字率は、9.901%となる。
同様に、103枚までの第1印字枚数の平均印字率は、9.851%、104枚までの第1印字枚数の平均印字率は、9.812%、105枚までの第1印字枚数の平均印字率は、9.754%と算出することができる。
なお、印字枚数101枚までの第2印字枚数((ミドル;印字枚数30枚))に係る平均印字枚数を算出する場合は、印字枚数70枚目からの印字率を用いて算出すればよい。例えば、図5の例示と同様に、印字枚数101枚目の印字率が5%である場合、印字枚数101枚までの第2印字枚数に係る平均印字率は、(10×29+5)/30=9.833%と算出することができる。
ところで、印字枚数101枚までの直近印字枚数(ショート;印字枚数5枚)に係る平均印字枚数を算出する場合は、印字枚数95枚目からの印字率を用いて算出すればよい。例えば、図5の例示と同様に、印字枚数101枚目の印字率が5%である場合、印字枚数101枚までの直近印字枚数に係る平均印字率は、(10×4+5)/5=9.000%と算出することができる。
なお、図5で示した算出方法は、あくまでも例示であって、例えば、直近印字枚数に係る平均印字率は、直近の5枚印字に係る実際の印字率を平均化することで算出することも無論可能である。
図6は、第1実施形態に係る補給比率管理テーブル2561の構成例の一例を説明する図である。補給比率管理テーブル2561は、図4のステップS50において、平均印字率が属するゾーンを決定する際に制御部11が参照するテーブルである。補給比率管理テーブル2561は、相対湿度30~70%の中湿環境下におけるゾーンと、平均印字率と、補給比率とを管理項目として含む。
第1実施形態においては、算出した平均印字率が属するゾーンとしてゾーン1~ゾーン7が設けられている。各ゾーンに対しては、未使用トナーMTと再生トナーSTとの補給比率が設定されている。補給比率は、未使用トナーMTと再生トナーSTとの混合比率を表しており、例えば、10~19.99%の平均印字率が属するゾーン3には、補給比率として未使用トナーMT:再生トナーST=8:2が設定されている。
このように、印字枚数毎の印字率の変動を平均印字率として平均化することで平滑化し、当該平均印字率が属するゾーンに対してトナー補給率を設定することで、1枚の印字毎や、少ない印字枚数での印字率が大きく変動するような場合であっても、補給比率の急激な切り替わりを抑え補給トナー制御を安定化させることができる。
ここで、図7で例示するように、例えば、図4のステップS40において算出した第1印字枚数に係る平均印字率が23%、第2印字枚数に係る平均比率が17%、直近印字枚数に係る平均比率が15%であった場合、第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンはゾーン4となる。そして、当該ゾーン4に対して補給比率は、未使用トナーMT:再生トナーST=7:3が設定されている。同様に、第2印字枚数と直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンはそれぞれゾーン3であり、当該ゾーン3に対して補給比率は、未使用トナーMT:再生トナーST=8:2が設定されている。
なお、図7は、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン3)と第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン4)との差異が2ゾーン未満の例示である(図4のステップS60;Yesの処理に対応)。この場合、直近印字枚数に係る平均印字率と第1印字枚数に係る平均印字率との間での印字率の平滑化は必要なく、制御部11は、第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンに対応するトナー補給比率でトナー補給制御を行う(ステップS60;Yes→ステップS70の処理に対応)。
一方、図8は、図4のステップS60において、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンと第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンとの差異が2ゾーン以上である場合の動作例を説明する図である。
例えば、図8(a)は、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンと第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンとの差異が2ゾーン以上であって、第2印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンが第1印字枚数に係る平均印字枚数が属するゾーンと直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンとの間に位置する場合の例示である(図4のステップS60;No→ステップS80;Yesの処理に対応)。
図8(a)での例示の場合、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンと第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンとの差異が2ゾーン以上であるため、直近印字枚数に係る平均印字率と第1印字枚数に係る平均印字率との間での印字率の平滑化が必要であるが、第2印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン2)が、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン1)と第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン4)との間に位置するため、制御部11は、第2印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン2)対応する補給比率でトナー補給制御を行う(ステップS80;Yes→ステップS90の処理に対応)。
一方、図8(b)での例示の場合、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンと第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンとの差異が2ゾーン以上であるため、直近印字枚数に係る平均印字率と第1印字枚数に係る平均印字率との間での印字率の平滑化が必要である。さらに、第2印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン5)が、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン1)と第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーン(ゾーン4)との間に位置していない。この場合、制御部11は、直近印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンと第1印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンとの平均化を行う。制御部11は、平均化した結果、小数点以下を切り捨てた値をゾーンとして設定する。図8(b)の例示の場合、(1+4)/2=2.5であるため、制御部11は、ゾーン2に対応する補給比率でトナー補給制御を行う(ステップS80;No→ステップS100→ステップS110の処理に対応)。
ところで、トナー使用率に応じて未使用トナーMTのトナーカートリッジ500からの落下量は低下する。図9(a)は、トナー使用率とトナーカートリッジ500からの未使用トナーMTの落下量との関係を説明する図である。図9(a)で示すように、トナー使用率が約79%を超えた辺りから、未使用トナーMTの落下量が低下することが分かる。
第1実施形態では、ゾーンに応じて設定した未使用トナーMTと再生トナーSTとの補給比率が維持されるように、未使用トナーMTの落下量の低下に応じて再生トナーSTの補給量が少なくなるように、通常補給からの減算係数が設けられている。具体的には、図9(b)で例示するように、トナー使用率が79%を超えた辺りから、未使用トナーMTの落下量の低下に応じて、補給比率管理テーブル2561で設定された再生トナーSTの補給量に減算係数を乗じた量の再生トナーSTを補給する。
図10は、未使用トナーMTの使用率に応じた再生トナーSTの通常補給比率からの減算係数を纏めた図である。図10で示すように、例えば、未使用トナーMTの使用率が79%を超えた辺りから、再生トナーSTの補給量が少なくなるよう減算係数が設けられている(1→0.7→0.5→0.1)。
このように、制御部11は、未使用トナーMTの使用率が一定値(例えば、約79%)を超えた時点で、図10で例示した減算係数を乗じた量の再生トナーSTを補給する制御を行うことで、未使用トナーMTの使用率に応じてトナーカートリッジからの落下量が低下したとしても、当該事象に対してトナー補給制御を追従させることができる。
以上のように、第1実施形態によれば、少しの画質低下を許容しつつも再生トナーの補給比率を高くし、かつカブリの影響を抑えた最適な補給比率を適用することが可能なトナー補給装置等を提供することができる。
[2 第2実施形態]
第2実施形態は、第1実施形態において、直近印字枚数の平均印字率が属するゾーンと第1印字枚数の平均印字率が属するゾーンとの差異が2ゾーン未満である場合に、更に、実行ジョブ(印字ジョブ)に係る印字率を先行して取得し、取得した印字率を第1印字枚数の平均印字率の再算出に用いる形態である。
[2.1 全体構成]
第2実施形態に係る複合機の全体構成は、第1実施形態に係る複合機100の全体構成と略同一とすることができるため、ここでの説明は省略する。また、第2実施形態に係る複合機の機能構成も同様にここでの説明は省略する。
[2.2 処理の流れ]
第2実施形態に係る処理の流れは、図4のステップS60以降の処理が第1実施形態に係る処理とは異なる。したがって、ここでは、ステップS60以降の処理の流れについて図11のフローチャートを用いて説明する。
制御部11は、図4のステップS10~ステップS60に係る処理が終了すると、実行ジョブ(印字ジョブ)が登録されているか否かを判定する(ステップS120)。
実行ジョブが登録されていると判定すると、制御部11は、実行ジョブに係る印字率を当該実行ジョブの実行前に先行取得する(ステップS120;Yes→ステップS130)。
次いで、制御部11は、取得した印字率を用いて第1印字枚数での平均印字率を再算出する(ステップS140)。
そして、制御部11は、再算出して得られた平均印字率が属するゾーンを決定し(ステップS150)、当該ゾーンに対応する補給比率に基づき、トナー補給制御を行う(ステップS160)。
ところで、ステップS120において、実行ジョブ(印字ジョブ)が登録されていないと判定した場合、制御部11は、第1印字枚数の平均印字率が属するゾーンに対応する補給比率に基づきトナー補給制御を行う(ステップS120;No→ステップS70)。
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、印字に係る実行ジョブが登録されている場合には、先行して当該実行ジョブに係る印字率を取得し、第1印字枚数の平均印字率の再算出に用いることができるため、より精度の高いトナー補給制御を行うことができる。
[3 第3実施形態]
第3実施形態に係る複合機200は、第1実施形態に係る複合機100の構成に加え、環境値検出部27を備え、当該環境値検出部27で検出した環境値に応じて適用する補給比率管理テーブルを切り替える態様である。
[3.1 全体構成]
第3実施形態に係る複合機200の全体構成は、第1実施形態に係る複合機100の全体構成と略同一とすることができる。したがって、ここでの説明は省略する。
[3.2 機能構成]
図12は第3実施形態に係る複合機200の機能構成図である。第3実施形態に係る複合機200の機能構成は、第1実施形態に係る複合機100の構成に加え、環境値検出部27を備える。
環境値検出部27は、複合機200の周囲環境値、特に湿度値を取得する。取得した湿度値は、各印字枚数に係る平均印字率が属するゾーンの決定の際に参照される。
[3.3 処理の流れ]
複合機200の処理に流れは、第1実施形態の図4で説明した処理の流れに準じて行うことができるが、平均印字率が属するゾーンの決定の処理(ステップS50)において、環境値検出部27が取得した湿度値に応じ、制御部11が補給比率管理テーブルを切り替えることによって補給比率を補正する点が第1実施形態とは異なる。
[3.4 動作例]
次に、第3実施形態に係る動作例について説明する。図13(a)は、環境値検出部27が取得した湿度値が高湿環境(相対湿度:71~100%)に属する場合に、制御部11が参照する補給比率管理テーブル2563の一構成例を説明する図である。同様に、図13(b)は、環境値検出部27が取得した湿度値が低湿環境(相対湿度:0~29%)に属する場合に、制御部11が参照する補給比率管理テーブル2565の一構成例を説明する図である。
図6で例示した通常設定としての中湿環境(相対湿度:30~70%)の場合の補給比率管理テーブル2561と比べ、高湿環境下及び低湿環境下の条件下では、未使用トナーMTに対する再生トナーSTの補給比率が高く設定されている。
例えば、高湿環境下においては(単に放置する場合を除く)、装置外は高湿であっても装置内は、電源や定着のウォームアップ動作等の熱により徐々に装置内の温度は高くなり、湿度は低下する。その結果、トナーから水分が抜け当該トナーの摩擦力は上昇する傾向となる。この特性は、未使用トナーMTも再生トナーSTも同じである。しかしながら、高湿環境下の影響により用紙の水分量が多くなると、転写性が低下することになり、たとえ、高湿環境下で通常レベルの帯電量(Q/M)を保持している未使用トナーMTであっても転写不良が発生し、再生トナーSTとして回収されることがある。このように、高湿環境下では転写性が低下し、再生トナーSTが留まる可能性があるので再生トナーSTの使用(消費)を高める対策が必要となる。
そもそも高湿環境下ではトナーの帯電量(Q/M)の絶対値は低く、平均印字率に応じて補給比率を上げてもカブリへの影響が小さい。したがって、高湿環境下では、中湿環境下よりも再生トナーSTの補給比率を上げ、当該再生トナーSTの使用(消費)を高める制御を行う。
逆に、低湿環境下では、未使用トナーMTの帯電量(Q/M)は、再生トナーSTの帯電量(Q/M)よりも高いため、再生トナーSTとの混合性を高めることが出来る。これにより、ゾーンにおける補給比率を高湿環境下よりも更に高め、再生トナーSTの使用(消費)を促進することができる。
以上のように、第3実施形態によれば、環境値(湿度値)に応じて補給比率管理テーブルを切り替えることが可能であるため、環境値に応じて適切な補給比率管理テーブルを選択することで、再生トナーの使用(消費)を更に促進することができる。
[4 第4実施形態]
第4実施形態は、未使用トナーMTの残量がニアエンドからエンドに係る区間は、平均印字率に関わらず、再生トナーSTの補給比率を補正する(再生トナーリッチ比率)制御を行う形態である。なお、ニアエンドとは、未使用トナーMTの使用率(量)が100%に近く、当該未使用トナーMTの残量が0に近い状態を意図するものである。また、エンドとは、未使用トナーMTの残量が0となった状態を意図するものである。
第4実施形態は、全体構成、機能構成、処理の流れ等は第1実施形態から第3実施形態で説明した形態と略同一とすることができるため、ここでの説明は省略する。
一般的に、未使用トナーMTの残量がニアエンドのときは、現像槽53に補給される未使用トナーMT量が少なくなり、現像槽53内のトナー濃度が低下する結果、未使用トナーMTの帯電量(Q/M)は高くなる。このような状態では、帯電量(Q/M)が低い再生トナーSTの使用比率を90%若しくは100%としても未使用トナーMTとの混合性は保たれるため、補給された再生トナーSTの帯電量(Q/M)を底上げすることができる。したがって、ユーザが再生トナーリッチ比率での画質に拘らない場合、通常設定に比べ再生トナーSTの補給比率を高めるこの区間をサービス区間と位置づけ、再生トナーSTの使用(消費)を促進することができる。
例えば、図14(a)は、再生トナーSTの使用比率を90%若しくは100%とする場合の補給比率管理テーブル2567の構成例であり、図14(b)は、再生トナーSTの使用(消費)後の補給比率管理テーブル2569の構成例である。
図14(a)で例示するように、未使用トナーの残量がニアエンドのとき、制御部11は、再生トナーSTの使用比率を90%と設定する場合には設定1を選択し、再生トナーの使用比率を100%と設定する場合には設定2を選択することにより、再生トナーリッチ比率でのトナー補給制御を行うことができる。そして、再生トナーSTの使用(消費)後、制御部11は、再生トナーSTの補給比率を0とし、トナー交換をユーザに対して促した上で未使用トナーMTの補給比率を10とする設定1に基づく制御を行う。
以上のように、第4実施形態によれば、未使用トナーの残量がニアエンドからエンドの区間において、再生トナーリッチ比率でのトナー補給制御が可能であることから、再生トナーの使用(消費)をより促進することができる。
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。すなわち、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上述した実施形態は、説明の都合上、それぞれ別に説明している部分があるが、技術的に可能な範囲で組み合わせて実行してもよいことは勿論である。
また、実施形態において各装置で動作するプログラムは、上述した実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的に一時記憶装置(例えば、RAM)に蓄積され、その後、各種ROM(Read Only Memory)やHDD等の記憶装置に格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。
ここで、プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROMや、不揮発性のメモリカード等)、光記録媒体・光磁気記録媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto Optical Disc)、MD(Mini Disc)、CD(Compact Disc)、BD (Blu-ray(登録商標)Disk等))、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等の何れであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また、市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれるのは勿論である。
1 露光部
3 感光体ドラム
4 クリーニングユニット
5 現像部
6 転写部
7 帯電部
10 本体部
11 制御部
13 表示部
15 操作入力部
17 通信部
19 画像処理部
21 画像形成部
23 トナー補給部
25 記憶部
31 定着部
80 給紙カセット
90 排紙トレイ
100、200 複合機
110 画像読取装置
251 制御プログラム
252 ジョブ実行プログラム
253 表示処理プログラム
254 印字枚数カウントプログラム
255 トナー補給プログラム
2551 トナー補給部制御プログラム
2552 ドットカウントプログラム
2553 印字率算出プログラム
2554 ゾーン決定プログラム
256 補給比率管理テーブル記憶領域

Claims (9)

  1. 未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給可能な補給部と、
    算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する制御部とを備えることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 前記制御部は、
    第1印字枚数、前記第1印字枚数よりも印字枚数が少ない第2印字枚数、及びトナー補給動作開始の際の直近印字枚数での前記平均印字率に基づき、前記補給比率を決定することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  3. 前記制御部は、
    前記直近印字枚数での前記平均印字率の変動が、前記第1印字枚数での前記平均印字率の変動に対して所定の差以上の変動がある場合、前記第2印字枚数での前記平均印字率に基づき、前記補給比率を決定することを特徴とする請求項2に記載のトナー補給装置。
  4. 前記制御部は、
    環境値に応じて前記未使用トナーに対する前記再生トナーの補給比率を補正する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  5. 前記制御部は、
    前記未使用トナーの残量に応じて前記未使用トナーに対する前記再生トナーの補給比率を補正する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給装置。
  6. 前記制御部は、
    前記平均印字率が属するゾーンを決定し、当該ゾーンに対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載のトナー補給装置。
  7. 未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給可能な補給部と、
    算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給比率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する制御部と、
    前記現像槽のトナーを用いた画像形成が可能な画像形成部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像形成部は画像形成に係るジョブを実行可能であり、
    前記制御部は、
    前記ジョブの実行に係る印字率を先行して取得し、取得した前記印字率を前記平均印字率の算出に用いることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 未使用トナーと再生トナーとを設定された補給比率で現像槽に補給する工程と、
    算出した所定の印字枚数での平均印字率に対して設定された前記補給率に基づき、前記現像槽へのトナー補給を制御する工程とを備えることを特徴とするトナー補給方法。
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