JP2023165612A - 気相成長装置、及びリフレクタ - Google Patents

気相成長装置、及びリフレクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2023165612A
JP2023165612A JP2023043640A JP2023043640A JP2023165612A JP 2023165612 A JP2023165612 A JP 2023165612A JP 2023043640 A JP2023043640 A JP 2023043640A JP 2023043640 A JP2023043640 A JP 2023043640A JP 2023165612 A JP2023165612 A JP 2023165612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
heater
upper reflector
vapor phase
phase growth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023043640A
Other languages
English (en)
Inventor
雅之 津久井
Masayuki Tsukui
泰 家近
Yasushi Iechika
清孝 宮野
Kiyotaka Miyano
幸孝 石川
Yukitaka Ishikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuflare Technology Inc
Original Assignee
Nuflare Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuflare Technology Inc filed Critical Nuflare Technology Inc
Priority to US18/301,748 priority Critical patent/US20230357954A1/en
Priority to TW112116378A priority patent/TW202407142A/zh
Publication of JP2023165612A publication Critical patent/JP2023165612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【目的】耐久性が向上できるリフレクタを備えた気相成長装置を提供する。【構成】実施形態の気相成長装置は、反応室と、反応室の中に設けられ基板を載置するホルダと、ホルダの下方に設けられた環状のアウトヒータと、アウトヒータの下方に設けられたインヒータと、インヒータの下方に設けられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状の上部リフレクタと、上部リフレクタの下方に設けられ、炭化珪素で形成され、上部リフレクタの厚さよりも厚さの薄い、円板状の下部リフレクタと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ガスを供給して成膜を行う気相成長装置、及びリフレクタに関する。
高品質な半導体膜を成膜する方法として、ウェハ等の基板に気相成長により単結晶膜を成長させるエピタキシャル成長技術がある。エピタキシャル成長技術を用いる気相成長装置では、常圧又は減圧に保持された反応室内の支持部にウェハを載置する。
そして、このウェハを加熱しながら、成膜の原料となるソースガス等のプロセスガスを、反応室上部から反応室内のウェハ表面に供給する。ウェハ表面ではソースガスの熱反応が生じ、ウェハ表面にエピタキシャル単結晶膜が成膜される。
ウェハは、ウェハの下方に設けられたヒータによって加熱される。ヒータの下方にはリフレクタが設けられる。リフレクタは、ヒータによるウェハの加熱効率を向上させる。また、リフレクタは、ヒータの下方の部材が加熱されることを防止する。
ヒータの下方にリフレクタを設けた場合、リフレクタの中の温度勾配により熱応力が発生し、リフレクタの耐久性が低下するおそれがある。
特開2018-41952号公報
本発明が解決しようとする課題は、耐久性が向上できるリフレクタを備えた気相成長装置を提供することにある。
本発明の一態様の気相成長装置は、反応室と、前記反応室の中に設けられ基板を載置するホルダと、前記ホルダの下方に設けられた環状のアウトヒータと、前記アウトヒータの下方に設けられたインヒータと、前記インヒータの下方に設けられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状の上部リフレクタと、前記上部リフレクタの下方に設けられ、炭化珪素で形成され、前記上部リフレクタの厚さよりも厚さの薄い、円板状の下部リフレクタと、を備える。
上記態様の気相成長装置において、前記上部リフレクタは外周領域に切り欠き部及び貫通孔の少なくともいずれかを有することが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記外周領域は、前記上部リフレクタの中心から前記上部リフレクタの外径の40%以上離れた領域であることが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記上部リフレクタは前記切り欠き部と前記貫通孔とを有し、前記切り欠き部と前記貫通孔との間の最小距離は、前記上部リフレクタの外径の5%以下であることが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記アウトヒータの外径に対する前記アウトヒータの内径の割合が70%以下であり、前記アウトヒータの外径に対する前記インヒータの外径の割合が90%以上110%以下であり、前記アウトヒータの外径に対する前記上部リフレクタの外径の割合が90%以上110%以下であることが好ましい。
本発明の一態様のリフレクタは、気相成長装置に用いられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状で、外周領域に切り欠き部と貫通孔の少なくともいずれかを有する。
本発明の一態様の気相成長装置は、反応室と、前記反応室の中に設けられ基板を載置するホルダと、前記ホルダの下方に設けられた環状のアウトヒータと、前記アウトヒータの下方に設けられたインヒータと、前記インヒータの下方に設けられ、熱衝撃耐性が1000kW/m以上の材料で形成された円板状の上部リフレクタと、前記上部リフレクタの下方に設けられ、炭化珪素で形成され、前記上部リフレクタの厚さよりも厚さの薄い、円板状の下部リフレクタと、を備える。
上記態様の気相成長装置において、前記材料は、グラファイトであることが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記グラファイトの密度は2.0g/cm以上であることが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記上部リフレクタは外周領域に切り欠き部及び貫通孔の少なくともいずれかを有することが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記外周領域は、前記上部リフレクタの中心から前記上部リフレクタの外径の40%以上離れた領域であることが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記上部リフレクタは前記切り欠き部と前記貫通孔とを有し、前記切り欠き部と前記貫通孔との間の最小距離は、前記上部リフレクタの外径の5%以下であることが好ましい。
上記態様の気相成長装置において、前記アウトヒータの外径に対する前記アウトヒータの内径の割合が70%以下であり、前記アウトヒータの外径に対する前記インヒータの外径の割合が90%以上110%以下であり、前記アウトヒータの外径に対する前記上部リフレクタの外径の割合が90%以上110%以下であることが好ましい。
本発明の一態様のリフレクタは、気相成長装置に用いられ、熱衝撃耐性が1000kW/m以上の材料で形成された円板状で、外周領域に切り欠き部と貫通孔の少なくともいずれかを有する。
上記態様のリフレクタにおいて、前記材料はグラファイトであることが好ましい。
上記態様のリフレクタにおいて、前記グラファイトの密度は2.0g/cm以上であることが好ましい。
本発明によれば、耐久性が向上できるリフレクタを備えた気相成長装置を提供することができる。
実施形態の気相成長装置の模式断面図。 実施形態の気相成長装置の一部の模式断面図。 実施形態のリフレクタの模式図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本明細書中、同一又は類似の部材について、同一の符号を付す場合がある。
本明細書中、気相成長装置が成膜可能に設置された状態での重力方向を「下」と定義し、その逆方向を「上」と定義する。したがって、「下部」とは、基準に対し重力方向の位置、「下方」とは基準に対し重力方向を意味する。そして、「上部」とは、基準に対し重力方向と逆方向の位置、「上方」とは基準に対し重力方向と逆方向を意味する。また、「縦方向」とは重力方向である。
また、本明細書中、「プロセスガス」とは、基板上への成膜のために用いられるガスの総称であり、例えば、ソースガス、キャリアガス、希釈ガス等を含む概念とする。
実施形態の気相成長装置は、反応室と、反応室の中に設けられ基板を載置するホルダと、ホルダの下方に設けられた環状のアウトヒータと、アウトヒータの下方に設けられたインヒータと、インヒータの下方に設けられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状の上部リフレクタと、上部リフレクタの下方に設けられ、炭化珪素で形成され、上部リフレクタの厚さよりも厚さの薄い、円板状の下部リフレクタと、を備える。
また、実施形態のリフレクタは、気相成長装置に用いられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状で、外周に切り欠き部を有し、中心から外径の40%以上離れた外周領域に貫通孔を有する。
図1は、実施形態の気相成長装置の模式断面図である。実施形態の気相成長装置は、例えば、有機金属気相成長法(MOCVD法)を用いる枚葉型のエピタキシャル成長装置である。
実施形態の気相成長装置は、反応室10、第1のガス供給路11、第2のガス供給路12、第3のガス供給路13を備えている。反応室10は、ホルダ14、回転体ユニット16、回転軸18、回転駆動機構20、シャワープレート22、インヒータ24、アウトヒータ26、上部リフレクタ31、下部リフレクタ32、支持柱34、固定台36、固定軸38、及びガス排出口40を備えている。上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32が実施形態のリフレクタユニットを構成する。
第1のガス供給路11、第2のガス供給路12、及び第3のガス供給路13は、反応室10にプロセスガスを供給する。
第1のガス供給路11は、例えば、反応室10にIII族元素の有機金属とキャリアガスを含む第1のプロセスガスを供給する。第1のプロセスガスは、ウェハW上にIII-V族半導体の膜を成膜する際の、III族元素を含むガスである。
III族元素は、例えば、ガリウム(Ga)、Al(アルミニウム)、In(インジウム)である。また、有機金属は、例えば、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMI)である。
第2のガス供給路12は、例えば、反応室10にアンモニア(NH)を含む第2のプロセスガスを供給する。第2のプロセスガスは、ウェハ上にIII-V族半導体の膜を成膜する際の、V族元素を含むガスである。V族元素は、例えば、窒素(N)である。
第3のガス供給路13は、例えば、第1のプロセスガス及び第2のプロセスガスを希釈する希釈ガスを反応室10へ供給する。希釈ガスで、第1のプロセスガス及び第2のプロセスガスを希釈することにより、反応室10に供給されるIII族元素及びV族元素の濃度を調整する。希釈ガスは、例えば、不活性ガスである。希釈ガスは、例えば、水素ガス、窒素ガス、アルゴンガス、又は、上記ガスの混合ガスである。
反応室10は、例えば、ステンレス製で円筒状の壁面17を備える。シャワープレート22は反応室10の上部に設けられる。シャワープレート22には、複数のガス噴出孔が設けられる。複数のガス噴出孔から反応室10内にプロセスガスが供給される。
ホルダ14は、反応室10の内部に設けられる。ホルダ14には、基板の一例であるウェハWが載置可能である。ホルダ14は、例えば、環状である。ホルダ14には、例えば、ウェハWを裏面より直接輻射加熱するために中心部に開口部が設けられる。
ホルダ14は、回転体ユニット16の上部に固定される。回転体ユニット16は、回転軸18に固定される。ホルダ14は、間接的に回転軸18に固定される。
ホルダ14の材料は、例えば、セラミックスである。ホルダ14の材料となるセラミックスは、例えば、炭化珪素、炭化タンタル、窒化ホウ素、窒化ケイ素である。ホルダ14の材料として、カーボンを用いることも可能である。ホルダ14の材料として、カーボンに、例えば、炭化珪素、炭化タンタル、窒化ホウ素、窒化珪素等のセラミックスを被覆した材料を用いることも可能である。
回転軸18は、回転駆動機構20によって回転可能である。回転駆動機構20により、回転軸を回転させることによりホルダ14を回転させることが可能である。ホルダ14を回転させることにより、ホルダ14に載置されたウェハWを回転させることが可能である。
回転駆動機構20により、ウェハWを、例えば、50rpm以上3000rpm以下の回転数で回転させることができる。回転駆動機構20は、例えば、モータとベアリングで構成される。
インヒータ24とアウトヒータ26は、ホルダ14の下方に設けられる。インヒータ24とアウトヒータ26は、回転体ユニット16内に設けられる。アウトヒータ26は、インヒータ24とホルダ14との間に設けられる。
アウトヒータ26は、ホルダ14の下方に設けられる。インヒータ24は、アウトヒータ26の下方に設けられる。
インヒータ24は、例えば略円板状である。アウトヒータ26は、例えば切り欠きを有する略環状である。これらは電極接続部(図示せず)を有しており、また、所定のパターンを有していてもよい。
インヒータ24とアウトヒータ26は、それぞれ電極(図示せず)と接続され、所定の電圧を印加されることにより発熱し、ホルダ14に保持されたウェハWを加熱する。インヒータ24は、例えば放射温度計により測定されたウェハWの中心部の温度に基づき少なくとも中心部を加熱する。アウトヒータ26は、例えば放射温度計により測定されたウェハWの外周部の温度に基づき主にホルダ14を加熱し、熱伝導によりウェハWの外周部を加熱する。ウェハWを加熱する際、例えば、アウトヒータ26の温度はインヒータ24の温度よりも高く設定される。
上部リフレクタ31は、インヒータ24の下方に設けられる。上部リフレクタ31は、略円板状である。
上部リフレクタ31は、パイロリティックグラファイト(Pyrolytic Graphite:熱分解黒鉛)で形成される。上部リフレクタ31を形成する材料は、パイロリティックグラファイトである。パイロリティックグラファイトは、気相成長法により形成されるグラファイトである。
パイロリティックグラファイトは、熱衝撃耐性(Thermal Shock Resistance)が、1000kW/m以上20000kW/m以下である。なお、熱衝撃とは、激しい温度変化によって物体内に衝撃的な熱応力が発生する現象である。
熱伝導率(Thermal Conductivity)をK(W/m・K)、曲げ強度(Flexural Strength)をS(MPa)、熱膨張係数(Thermal expansion coefficient)をα(10-6/K)、ヤング率(Young’s modulus)をE(GPa)とした場合に、熱衝撃耐性R(kW/m)は、下記式で表すことができる。
R=(K・S)/(α・E)
パイロリティックグラファイトの密度は、2.0g/cm以上2.3g/cm以下である。
上部リフレクタ31の厚さは、例えば、0.8mm以上3mm以下である。
下部リフレクタ32は、上部リフレクタ31の下方に設けられる。下部リフレクタ32は、略円板状である。
下部リフレクタ32は、炭化珪素で形成される。下部リフレクタ32の材料は炭化珪素である。下部リフレクタ32は、例えば、焼結SiCで形成される。但し、必ずしも炭化珪素に限定されるものではなくてもよい。
下部リフレクタ32の厚さは、上部リフレクタ31の厚さよりも薄い。いいかえれば、上部リフレクタ31の厚さは、下部リフレクタ32の厚さよりも厚い。
下部リフレクタ32の厚さは、例えば、上部リフレクタ31の厚さの0.3倍以上0.8倍以下である。
下部リフレクタ32の厚さは、例えば、0.5mm以上1mm以下である。
上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32は、インヒータ24とアウトヒータ26から下方に放射される熱を反射する。上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32は、ウェハWの加熱効率を向上させる。また、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32は、インヒータ24及びアウトヒータ26より下方の部材が加熱されることを防止する。なお、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32には、後述するように、それぞれ切り欠き部が設けられていてもよい。
上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32は、例えば、複数の支持柱34によって、固定台36に支持される。固定台36は、例えば、固定軸38によって支持される。
回転体ユニット16内には、ウェハWをホルダ14から脱着させるために、突き上げピン(図示せず)が設けられる。突き上げピンは、例えば、上部リフレクタ31、下部リフレクタ32、及びインヒータ24を貫通する。
ガス排出口40は、反応室10の底部に設けられる。ガス排出口40は、ウェハW表面でソースガスが反応した後の余剰の反応生成物、及び、余剰のプロセスガスを反応室10の外部に排出する。
また、反応室10の壁面17には、図示しないウェハ出入口及びゲートバルブが設けられている。ウェハ出入口及びゲートバルブにより、ウェハWを反応室10内に搬入したり、反応室10外に搬出したりすることが可能である。
図2は、実施形態の気相成長装置の一部の模式断面図である。図2は、インヒータ24、アウトヒータ26、上部リフレクタ31、及び下部リフレクタ32の断面を示す。
図2は、上部リフレクタ31の外径d1、下部リフレクタ32の外径d2、アウトヒータ26の外径d3、アウトヒータ26の内径d4、及びインヒータ24の外径d5の関係の説明図である。
アウトヒータ26の外径d3に対するアウトヒータ26の内径d4の割合は、例えば、70%以下である。アウトヒータ26の外径d3に対するインヒータ24の外径d5の割合は、例えば、90%以上110%以下である。アウトヒータ26の外径d3に対する上部リフレクタ31の外径d1の割合は、例えば、90%以上110%以下である。アウトヒータ26の外径d3に対する下部リフレクタ32の外径d2の割合は、例えば、90%以上110%以下である。上部リフレクタ31の外径d1に対する下部リフレクタ32の外径d2の割合は、例えば、90%以上110%以下である。
上部リフレクタ31の外径d1は、例えば、200mm以上300mm以下である。
図3(a)、図3(b)は、実施形態のリフレクタの模式図である。図3(a)は、上部リフレクタ31の模式上面図である。図3(b)は、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32の一部を含む模式断面図である。
上部リフレクタ31は、内側領域31aと外側領域31bを有する。外側領域31bは、上部リフレクタ31の中心(図3(a)中のC)から上部リフレクタ31の外径d1の40%以上離れた領域である。外側領域31bは、内側領域31aを囲む。
上部リフレクタ31は、支持柱貫通孔H1、突き上げピン貫通孔H2、第1の切り欠き部N1、及び第2の切り欠き部N2を含む。支持柱貫通孔H1は、貫通孔の一例である。第1の切り欠き部N1、及び第2の切り欠き部N2は、切り欠き部の一例である。
支持柱貫通孔H1は、外側領域31bに設けられる。突き上げピン貫通孔H2は、内側領域31aに設けられる。
上部リフレクタ31の中心Cから支持柱貫通孔H1までの距離(図3(a)中のdh)は、例えば、上部リフレクタ31の外径d1の40%以上である。
図3(b)に示すように、支持柱34は、下部リフレクタ32の支持柱貫通孔、及び上部リフレクタ31の支持柱貫通孔H1を貫通する。下部リフレクタ32の支持柱貫通孔、支持柱貫通孔H1と支持柱34の間には、上部リフレクタ31の熱膨張を考慮したあそびが設けられると好適である。下部リフレクタ32は、支持柱34によって支持される。
図3(b)に示すように、第1のスペーサ33aは、上部リフレクタ31と下部リフレクタ32との間に設けられる。第1のスペーサ33aは、例えば、環状である。第1のスペーサ33aは、支持柱34の周囲に設けられる。第1のスペーサ33aによって、上部リフレクタ31は下部リフレクタ32に支持される。上部リフレクタ31の水平方向の変位は、支持柱34によって抑制される。
図3(b)に示すように、突き上げピン42は、下部リフレクタ32の突き上げピン貫通孔、及び上部リフレクタ31の突き上げピン貫通孔H2を貫通する。
図3(b)に示すように、第2のスペーサ33bは、上部リフレクタ31と下部リフレクタ32との間に設けられる。第2のスペーサ33bは、例えば、環状である。第2のスペーサ33bは、突き上げピン42の周囲に設けられる。第2のスペーサ33bによって、上部リフレクタ31は下部リフレクタ32に支持される。なお、第2のスペーサ33bは必ずしも設ける必要はない。
第1の切り欠き部N1、及び第2の切り欠き部N2は、上部リフレクタ31の外周に例えば対向するように設けられる。第1の切り欠き部N1、及び第2の切り欠き部N2は、例えば、インヒータ24の支持部(図示せず)や、アウトヒータ26の支持部(図示せず)を通すために設けられる。また、第1の切り欠き部N1、及び第2の切り欠き部N2は、例えば、インヒータ24に接続される電極(図示せず)や、アウトヒータ26に接続される電極(図示せず)を通すために設けられる。
第1の切り欠き部N1から支持柱貫通孔H1までの最小距離(図3(a)中のdmin)は、例えば、上部リフレクタ31の外径d1の5%以下である。
次に、実施形態の気相成長装置を用いた気相成長方法の一例について説明する。
以下、窒化インジウムガリウム膜(InGaN膜)と、窒化ガリウム膜(GaN膜)とが複数積層された積層膜を、下地GaN膜上に形成する場合を例に説明する。上記の積層膜は、例えば、Light Emitting Diode(LED)の発光層に用いられるMulti Quantum Well(MQW)層である。
最初に、ウェハWを、反応室10内に搬入する。次に、ウェハWを、ホルダ14に載置する。ウェハWは、例えばシリコン基板(Si基板)である。
次に、ウェハWを回転駆動機構20により回転させながら、ホルダ14の下方に設けられたインヒータ24及びアウトヒータ26により、ウェハWが、例えば、1000℃以上1100℃以下となるように加熱する。
次にウェハWの温度を例えば1050℃とし、ウェハ上にTMA、TMG及びアンモニアを用いて、AlN(窒化アルミニウム)及びAlGaN(窒化アルミニウムガリウム)のバッファ層を成膜した後、下地GaN膜を成長させる。次に、この下地GaN膜上にInGaN膜とGaN膜を交互に成膜してMQW層を形成する。
InGaN膜を成膜する場合、ウェハWの温度を例えば850℃とし、反応室10に第1のガス供給路11から、例えば、窒素ガスをキャリアガスとするTMGとTMIの混合ガスを供給する。また、反応室10に、第2のガス供給路12から、例えば、アンモニアと窒素ガスを供給する。また、反応室10に、第3のガス供給路13から、希釈ガスとして、例えば、窒素ガスを供給する。
GaN膜を成膜する場合、ウェハWの温度を例えば900℃とし、反応室10に第1のガス供給路11から、例えば、窒素ガスをキャリアガスとするTMGを供給する。また、反応室10に、第2のガス供給路12から、例えば、アンモニアと窒素ガスを供給する。また、反応室10に、第3のガス供給路13から、希釈ガスとして、例えば、窒素ガスを供給する。
MQW層を形成した後、インヒータ24及びアウトヒータ26による加熱を停止し、ウェハWの温度を下げる。その後、ウェハWを反応室10から搬出する。
次に、実施形態のリフレクタユニット及び気相成長装置の作用及び効果について説明する。
ウェハ表面に形成されるエピタキシャル単結晶膜の特性は、ウェハの温度に依存する。このため、ウェハ面内の温度の高い均一性を実現することが望まれる。
実施形態の気相成長装置は、ウェハWを加熱するヒータとして、インヒータ24とアウトヒータ26を備える。ウェハWの少なくとも中心部をインヒータ24で加熱し、ウェハWの外周部やホルダ14をアウトヒータ26で加熱することにより、ウェハ面内の温度の均一性が高くなる。
また、実施形態の気相成長装置は、インヒータ24とアウトヒータ26の下方に、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32を備える。実施形態の気相成長装置は、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32を備えることで、ウェハWの加熱効率が向上する。また、インヒータ24及びアウトヒータ26より下方の部材が加熱されるのを防止し、部材の加熱による劣化を抑制する。
インヒータ24とアウトヒータ26の下方に上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32を設けた場合、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32の中の温度勾配により熱応力が発生する。熱応力により、上部リフレクタ31及び下部リフレクタ32が破損するおそれがある。特に、インヒータ24に直接対向する上部リフレクタ31には、高い熱応力が発生しやすい。したがって、上部リフレクタ31は下部リフレクタ32と比較して破損するおそれが高い。
上部リフレクタ31の温度は、インヒータ24及びアウトヒータ26の両方で加熱される外周側が高くなり、中心部及び外周端部に向けて低くなる。上部リフレクタ31の中の温度勾配は、上部リフレクタ31の外周端部で特に大きくなる。したがって、上部リフレクタ31の外周端部の近傍の熱応力が大きくなる。よって、上部リフレクタ31の外周端部の近傍で、上部リフレクタ31が破損するおそれが高い。
実施形態の上部リフレクタ31は、パイロリティックグラファイトで形成される。上部リフレクタ31の材料をパイロリティックグラファイトとすることで、材料が炭化珪素の場合と比べ、上部リフレクタ31の破損が抑制され、耐久性が向上する。
上部リフレクタ31の材料をパイロリティックグラファイトとすることで、材料が炭化珪素の場合と比べ、上部リフレクタ31の耐熱性が向上するのは、パイロリティックグラファイトが炭化珪素よりも、高い熱衝撃耐性(Thermal Shock Resistance)を備えるからであると考えられる。パイロリティックグラファイトは、1000kW/m以上と、例えば、焼成によって得られるグラファイトと比べても高い熱衝撃耐性を備える。また、熱衝撃耐性Rを求める際に用いられる曲げ強度Sには温度依存性があり、炭化珪素では高温で低下する一方、パイロリティックグラファイトでは高温になるほど強度が上がるため、高温部品として用いられる上でより好適である。
実施形態の下部リフレクタ32は、炭化珪素で形成される。下部リフレクタ32の材料を炭化珪素とすることで、材料がパイロリティックグラファイトの場合と比べ、下部リフレクタ32のコストを低減できる。
実施形態の下部リフレクタ32の厚さは、上部リフレクタ31の厚さよりも薄い。いいかえれば、上部リフレクタ31の厚さは、下部リフレクタ32の厚さよりも厚い。
上部リフレクタ31を厚くすることで、インヒータ24及びアウトヒータ26より下方の部材が加熱されることが抑制される。また、パイロリティックグラファイトの母材からの加工が容易になり、コストを低減できる。
また、炭化珪素で形成される下部リフレクタ32は、厚くなることで破損が生じやすくなる。炭化珪素で形成される下部リフレクタ32を薄くすることで、下部リフレクタ32の破損が抑制され、下部リフレクタ32の耐久性が向上する。
熱応力が大きくなる上部リフレクタ31の外周端部の近傍に、切り欠き部や貫通孔が存在すると、切り欠き部や貫通孔を起点とする上部リフレクタ31の破損が生じやすい。また、切り欠き部と貫通孔との間の距離が短くなると、更に上部リフレクタ31の破損が生じやすくなる。また、貫通孔が支持柱34に固定され、あそびがない状態では、熱応力による上部リフレクタ31の変位が抑制されるため、更に上部リフレクタ31の破損が生じやすくなる。
実施形態の上部リフレクタ31は、外周に、第1の切り欠き部N1及び第2の切り欠き部N2が設けられる。また、支持柱貫通孔H1が、外側領域31bに設けられる。また、第1の切り欠き部N1から支持柱貫通孔H1までの最小距離(図3(a)中のdmin)は、上部リフレクタ31の外径d1の5%以下と短い。
しかしながら、上部リフレクタ31がパイロリティックグラファイトで形成されることで、上部リフレクタ31が炭化珪素で形成される場合と比較して、上部リフレクタ31の破損が抑制される。よって、上部リフレクタ31の耐久性が向上する。また、上部リフレクタ31がパイロリティックグラファイトで形成されることで破損が抑制され、上部リフレクタ31における切り欠き部の形状や位置、貫通孔のサイズや位置に対する設計自由度が高くなる。
アウトヒータ26の外径d3に対するアウトヒータ26の内径d4の割合は、70%以下であることが好ましい。アウトヒータ26の外径d3に対するアウトヒータ26の内径d4の割合が小さくなるにつれ、上部リフレクタ31の外周端部の近傍の温度勾配が大きくなる。したがって、上部リフレクタ31が破損するおそれが高くなる。
上部リフレクタ31がパイロリティックグラファイトで形成されることで、アウトヒータ26の外径d3に対するアウトヒータ26の内径d4の割合が小さくなった場合でも、上部リフレクタ31の破損が抑制される。上部リフレクタ31がパイロリティックグラファイトで形成されることで破損が抑制され、アウトヒータ26の形状に対する設計自由度が高くなる。
また、例えば、反応室10にアンモニア(NH)を含むガスを供給して、窒化インジウムガリウム膜(InGaN膜)や、窒化ガリウム膜(GaN膜)などの窒化物半導体膜を形成する場合、上部リフレクタ31の材料がグラファイトであると、アンモニアとグラファイトが反応して上部リフレクタ31のエッチングが進行するおそれがある。上部リフレクタ31のエッチングが進行すると、例えば、上部リフレクタ31の機械的強度が低下し、上部リフレクタ31が破損するおそれがある。このため、定期交換が必要となり、成膜コストが上昇する、という問題が生じる。また、上部リフレクタ31のエッチングが進行すると、例えば、上部リフレクタ31の表面の反射率が変化し、ウェハ温度の均一性が低下するおそれがある。
実施形態の上部リフレクタ31は、パイロリティックグラファイトで形成される。上部リフレクタ31がパイロリティックグラファイトで形成されることで、例えば、焼成によって得られるグラファイトと比べて、上部リフレクタ31のエッチングが抑制される。したがって、上部リフレクタ31の機械的強度の低下が抑制され、上部リフレクタ31が破損することが抑制できる。また、ウェハ温度の均一性が低下することが抑制できる。よって、上部リフレクタ31の耐久性が向上する。
パイロリティックグラファイトのエッチングが抑制されるのは、パイロリティックグラファイトが2.0g/cm以上という、焼成によって得られるグラファイトと比べて高い密度を有するためであると考えられる。グラファイトのアンモニアによるエッチング速度は、グラファイトの密度が高くなることで低下することが知られている。
上部リフレクタ31の破損を抑制し、上部リフレクタ31の耐久性を向上させる観点から、上部リフレクタ31を形成するパイロリティックグラファイトの熱衝撃耐性は、1000kW/m以上であることが好ましく、2000kW/m以上であることがより好ましい。
上部リフレクタ31のアンモニアによるエッチングを抑制し、上部リフレクタ31の耐久性を向上させる観点から、上部リフレクタ31を形成するパイロリティックグラファイトの密度は、2.0g/cm以上であることが好ましく、2.1g/cm以上であることがより好ましい。
以上、実施形態によれば、耐久性の高いリフレクタユニットが実現できる。また、実施形態によれば、耐久性が向上したリフレクタユニットを備えた気相成長装置が実現できる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。上記、実施形態はあくまで、例として挙げられているだけであり、本発明を限定するものではない。また、各実施形態の構成要素を適宜組み合わせてもかまわない。
なお、実施形態では、上部リフレクタ31を形成するグラファイトとしてパイロリティックグラファイトを例に説明したが、上部リフレクタ31を形成するグラファイトはパイロリティックグラファイトに限定されない。例えば、パイロリティックグラファイト以外のグラファイトであっても、熱衝撃耐性が1000kW/m以上、密度が2.0g/cm以上のグラファイトで上部リフレクタ31を形成することで、パイロリティックグラファイトの場合と同様、耐久性の高いリフレクタユニットが実現できる。また、耐久性が向上したリフレクタユニットを備えた気相成長装置が実現できる。
また、実施形態では、上部リフレクタ31を形成する材料としてパイロリティックグラファイトを例に説明したが、上部リフレクタ31を形成する材料はパイロリティックグラファイトに限定されない。例えば、パイロリティックグラファイト以外の、熱衝撃耐性が1000kW/m以上の材料で上部リフレクタ31を形成することで、パイロリティックグラファイトの場合と同様、耐久性の高いリフレクタユニットが実現できる。また、耐久性が向上したリフレクタユニットを備えた気相成長装置が実現できる。
パイロリティックグラファイト以外の材料は、例えば、熱衝撃耐性が1000kW/m以上の高融点金属又はセラミックスである。
なお、実施形態では、リフレクタが切り欠き部及び貫通孔の両方を有する場合を例に説明したが、リフレクタが切り欠き部及び貫通孔のいずれか一方を備える形態とすることも可能である。
実施形態では、支持柱貫通孔H1が3個の場合を例に説明したが、支持柱貫通孔H1の数は4個以上であってもかまわない。また、上部リフレクタ31の外側領域31bに設けられる貫通孔は、突き上げピン貫通孔H2又はその他の機能を有する貫通孔であってもかまわない。また、切り欠き部の形状は、図3(a)に示す形状に限定されるものではない。
実施形態では、GaN膜上に窒化インジウムガリウム膜と、窒化ガリウム膜とが複数積層された積層膜をエピタキシャル成長させる場合を例に説明したが、MQWの積層膜に限定されるものではなく、HEMT(High Electron Mobility Transistor)に用いられる窒化ガリウム膜(GaN膜)等の上層に、窒化インジウムガリウム膜(InGaN膜)等を形成する場合も好適にも用いられる。また、例えば、窒化アルミニウム(AlN)、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)等、その他のIII-V族の窒化物系半導体の単結晶膜等の成膜にも本発明を適用することが可能である。また、GaAs等のIII-V族の半導体にも本発明を適用することが可能である。さらに、本発明は、その他の膜の成膜にも適用することが可能である。
また、実施形態では、プロセスガスがシャワープレート内で混合される場合を例に説明したが、プロセスガスがシャワープレートに入る前に混合される構成であってもかまわない。また、プロセスガスがシャワープレートから反応室内に噴出されるまで分離された状態となる構成であってもかまわない。
実施形態では、装置構成等で本発明の説明に直接必要としない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成等を適宜選択して用いることができる。その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全てのリフレクタ及び気相成長装置は、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその均等物の範囲によって定義されるものである。
10 反応室
14 ホルダ
24 インヒータ
26 アウトヒータ
31 上部リフレクタ
31a 内側領域
31b 外側領域
32 下部リフレクタ
d1 上部リフレクタの外径
d3 アウトヒータの外径
d4 アウトヒータの内径
d5 インヒータの外径
dmin 最小距離
C 中心
H1 支持柱貫通孔(貫通孔)
N1 第1の切り欠き部(切り欠き部)
N2 第2の切り欠き部(切り欠き部)
W ウェハ(基板)

Claims (12)

  1. 反応室と、
    前記反応室の中に設けられ基板を載置するホルダと、
    前記ホルダの下方に設けられた環状のアウトヒータと、
    前記アウトヒータの下方に設けられたインヒータと、
    前記インヒータの下方に設けられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状の上部リフレクタと、
    前記上部リフレクタの下方に設けられ、炭化珪素で形成され、前記上部リフレクタの厚さよりも厚さの薄い、円板状の下部リフレクタと、
    を備える気相成長装置。
  2. 反応室と、
    前記反応室の中に設けられ基板を載置するホルダと、
    前記ホルダの下方に設けられた環状のアウトヒータと、
    前記アウトヒータの下方に設けられたインヒータと、
    前記インヒータの下方に設けられ、熱衝撃耐性が1000kW/m以上の材料で形成された円板状の上部リフレクタと、
    前記上部リフレクタの下方に設けられ、炭化珪素で形成され、前記上部リフレクタの厚さよりも厚さの薄い、円板状の下部リフレクタと、
    を備える気相成長装置。
  3. 前記材料は、グラファイトである請求項2記載の気相成長装置。
  4. 前記グラファイトの密度は2.0g/cm以上である請求項3記載の気相成長装置。
  5. 前記上部リフレクタは外周領域に切り欠き部及び貫通孔の少なくともいずれかを有する請求項1又は請求項2記載の気相成長装置。
  6. 前記外周領域は、前記上部リフレクタの中心から前記上部リフレクタの外径の40%以上離れた領域である請求項5記載の気相成長装置。
  7. 前記上部リフレクタは前記切り欠き部と前記貫通孔とを有し、前記切り欠き部と前記貫通孔との間の最小距離は、前記上部リフレクタの外径の5%以下である請求項5記載の気相成長装置。
  8. 前記アウトヒータの外径に対する前記アウトヒータの内径の割合が70%以下であり、前記アウトヒータの外径に対する前記インヒータの外径の割合が90%以上110%以下であり、前記アウトヒータの外径に対する前記上部リフレクタの外径の割合が90%以上110%以下である請求項1又は請求項2記載の気相成長装置。
  9. 気相成長装置に用いられ、パイロリティックグラファイトで形成された円板状で、外周領域に切り欠き部と貫通孔の少なくともいずれかを有するリフレクタ。
  10. 気相成長装置に用いられ、熱衝撃耐性が1000kW/m以上の材料で形成された円板状で、外周領域に切り欠き部と貫通孔の少なくともいずれかを有するリフレクタ。
  11. 前記材料はグラファイトである請求項10記載のリフレクタ。
  12. 前記グラファイトの密度は2.0g/cm以上である請求項11記載のリフレクタ。
JP2023043640A 2022-05-06 2023-03-17 気相成長装置、及びリフレクタ Pending JP2023165612A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US18/301,748 US20230357954A1 (en) 2022-05-06 2023-04-17 Vapor phase growth apparatus and reflector
TW112116378A TW202407142A (zh) 2022-05-06 2023-05-03 氣相成長裝置以及反射器

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022076607 2022-05-06
JP2022076607 2022-05-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023165612A true JP2023165612A (ja) 2023-11-16

Family

ID=88748888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023043640A Pending JP2023165612A (ja) 2022-05-06 2023-03-17 気相成長装置、及びリフレクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023165612A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101294129B1 (ko) 가변 열 저항을 가진 웨이퍼 캐리어
US8153454B2 (en) Fabrication apparatus and fabrication method of semiconductor device produced by heating substrate
TWI513852B (zh) 化學氣相沉積設備
CN107978552B (zh) 气相生长装置、环状支架以及气相生长方法
US20120070577A1 (en) Film-forming apparatus and film-forming method
US10508363B2 (en) Vapor phase growth apparatus having substrate holder with ring-shaped protrusion
US20120227667A1 (en) Substrate carrier with multiple emissivity coefficients for thin film processing
US20200248307A1 (en) Rotating Disk Reactor with Self-Locking Carrier-to-Support Interface for Chemical Vapor Deposition
JP2023165612A (ja) 気相成長装置、及びリフレクタ
US20220243325A1 (en) Rotating Disk Reactor with Split Substrate Carrier
US20230357954A1 (en) Vapor phase growth apparatus and reflector
TW202314929A (zh) 具有控制熱隙之托架及蓋體限制配置的晶圓載具總成
JP2019220589A (ja) 気相成長装置
TW201820417A (zh) 氣相成長方法
JP6899705B2 (ja) 気相成長装置及び気相成長方法
JP2021082824A (ja) 気相成長装置
JP2023026116A (ja) 分割リフレクタ、リフレクタユニット、及び気相成長装置
JP2023170809A (ja) 気相成長装置
JP4598506B2 (ja) 気相成長装置
JP2012195419A (ja) Mocvd装置用サセプタ及びmocvd装置