JP2023163807A - 画像処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データの保存先を柔軟に変更可能な画像処理装置を提供することである。【解決手段】画像処理を伴うジョブを実行し、該実行されたジョブの属性情報と、該ジョブで処理した画像コンテンツと、ジョブ識別子と、をジョブログ情報として記録して保存する記憶装置を備える画像処理装置であって、前記ジョブログ情報の保存先を示す保存先情報を履歴管理システムから取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する転送手段と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、方法及びプログラムに関する。
従来、複合機などの画像処理装置とストレージサーバとからなるジョブ履歴情報監査システムが知られている。画像処理装置は、印刷、スキャン、FAX送信、コピーなどのジョブを実行し、実行されたジョブに対するジョブ履歴情報を生成してストレージサーバへ送信する。ストレージサーバは、画像処理装置からジョブ履歴情報を受信、保存し、さらに検索機能を提供する。
ジョブ履歴情報には、たとえばジョブを実行した際の情報として、ジョブ実行ユーザ、実行日時、機器情報、文書名、及び、実行したジョブの種類等が含まれる。また、ジョブ履歴情報は、ジョブに使用した文書を画像データとして含んでも良い。
管理者ユーザは、ストレージサーバが提供する検索機能を使用し、不正や機密に係る画像を出力対象としたジョブを実行した一般ユーザがいないかどうかを監視、確認する。
また、画像処理装置は、生成したジョブ履歴情報をストレージサーバへ送信する際の送信時間帯設定機能を有する。これは、ジョブ履歴情報のうち特に画像データの送信は、ネットワークへの負荷が高いため、トラフィックが少ない深夜などの時間帯に送信するよう設定できるようにする機能である。
また、近年、サーバ環境構築や、サーバメンテナンスなどの導入課題を解決するための手段として、ジョブ履歴情報監査システムのストレージサーバをクラウド上で構成することで対応することができる。このクラウド上に構成されたストレージサーバのことを、以下では、ストレージサービスと呼ぶ。例えば、特許文献1では、画像処理装置で生成したジョブ履歴情報に含まれる情報を暗号化してから、ネットワークを介してストレージサービスへ送信して保存させる技術を開示している。
特開2021-12324号公報
クラウド上のストレージサービスにデータを保存する場合、利便性が上がる一方で、ストレージサービスの契約更新などの事情で、管理者が運用中に保存先に社内のローカルストレージに変更したいと考える場合がある。また、不正や機密に係る画像データを含むジョブ履歴情報が検知された際に、管理者が保存先を、別のストレージサービスや社内のローカルストレージに変更したいといったことを考える可能性がある。
また、クラウド上のストレージサービスのような社外からアクセスできる場所に画像を保存したくないといった要望があるが、従来、ローカルストレージのような社外からアクセスできない場所を含めて柔軟に保存先を変更することができなかった。
本発明は、画像データの保存先を柔軟に変更可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の画像処理装置は、画像処理を伴うジョブを実行し、該実行されたジョブの属性情報と、該ジョブで処理した画像コンテンツと、ジョブ識別子と、をジョブログ情報として記録して保存する記憶装置を備える画像処理装置であって、前記ジョブログ情報の保存先を示す保存先情報を履歴管理システムから取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する転送手段と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像データの保存先を柔軟に変更可能な画像処理装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成図である。 図1に示した画像処理装置101、ファイルサーバ102、クラウドストレージサービス103、及び履歴管理サービス111の各装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図1に示した画像処理装置101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図1に示したクラウドストレージサービス103及び履歴管理サービス111のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 実施例1において、図1に示した履歴管理サービス111の画面制御部405によって表示する設定画面の例を示す図である。 設定画面500で保存先506の設定を変更したときの処理のフローチャートである。 実施例1において、図1に示した履歴管理サービス111の画面制御部405によって表示する設定画面の例であって、保存先をローカルストレージに変更した場合に表示される設定画面を示す図である。 実施例1において、ジョブ履歴情報を転送する処理のフローチャートである。 実施例1において、ジョブ履歴情報の保存先の変更が完了した場合に旧保存先の情報を削除する処理のフローチャートである。 実施例2において、ジョブ履歴情報の旧保存先の情報を削除した場合にその旨を通知する処理のフローチャートである。
図1は、本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成図である。ネットワーク100は、社内ネットワーク(イントラネット)などであり、例えばLANである。LANは、Local Area Networkの略称である。ネットワーク100には、画像処理装置101、及びファイルサーバ102が接続されている。
ネットワーク110は例えばインターネットである。ネットワーク110には、履歴管理サービス111、クラウドストレージサービス103及びネットワーク100が接続される。ネットワーク100は、例えばルータを介してネットワーク110に接続される。
本実施形態は、検索機能やジョブ履歴の閲覧機能を履歴管理サービス111上で利用しつつも、実行されたジョブの出力対象に対応する画像データは、ファイルサーバ102やクラウドストレージサービス103に保存する設定が可能な構成に対応している。この構成では、ジョブ履歴情報は履歴管理サービス111から提供される。また、ファイルサーバ102やクラウドストレージサービス103に保存された画像データは、その保存先のパス情報を履歴管理サービス111側で保持される。画像データは、その保存先のパス情報を用いて、ブラウザやエクスプローラー、専用クライアント等のアプリケーションを用いて参照される。ジョブの出力対象に対応する画像データは、ジョブで処理した画像コンテンツの一例である。ファイルサーバ102は、ストレージシステムの一例である。ジョブ履歴情報は、ジョブログ情報の一例である。履歴管理サービス111は、履歴管理システムの一例である。
本実施形態では、図面において各装置を1台ずつ記載しているが、複数台の各装置がネットワーク100又は110に接続されていても良い。
画像処理装置101は、スキャン、プリント、コピー、FAX、データ送信などの機能を有し、ユーザの操作によりジョブを実行する。FAXは、facsimileの略称である。また、画像処理装置101は、実行したジョブに関して、ジョブ実行後、又はジョブ実行と並行してジョブ履歴情報を生成し、画像処理装置101の記憶装置204(図2参照)に保存するジョブ履歴情報記録機能を有する。また、画像処理装置101は、記憶装置204に保存したジョブ履歴情報を、履歴管理サービス111へ送信する機能を有する。さらに、画像処理装置101は、ジョブ履歴情報の画像データに対してOCR処理などの画像処理を行う機能を有する。これらの機能を実現するために、画像処理装置101はデジタル複合機(MFP:Multi Function Peripheral)であっても良い。
ファイルサーバ102は、画像処理装置101からジョブ履歴情報を受信し、ジョブ履歴情報に対応する画像データを所定のフォルダに保存する。
クラウドストレージサービス103は、サードパーティーが提供するクラウドストレージサービスであり、例えばGoogle(登録商標)Drive(TM)等を利用可能である。クラウドストレージサービス103は、画像処理装置101からジョブ履歴情報を受信し、ジョブ履歴情報に対応する画像データを所定のフォルダに保存する。
履歴管理サービス111は、画像処理装置101からジョブ履歴情報を受信し、ジョブ履歴情報をデータベース等の記憶装置に保存したり、所定のフォルダに保存したりする。このとき、保存先をファイルサーバ102やクラウドストレージサービス103に設定している場合は、ジョブ履歴情報に対応する画像データのみ指定の保存先の所定のフォルダに保存する。また、履歴管理サービス111は、ジョブ履歴情報があらかじめ設定された条件と合致する場合、設定されたメールアドレスへその旨をメール送信する機能を有する。また、履歴管理サービス111は、画像処理装置101がジョブ履歴情報を保存する先などの設定画面を提供しており、画像処理装置101は設定に応じて、ファイルサーバ102や履歴管理サービス111にジョブ履歴情報を送信する。
なお、本実施形態では、クラウド上の履歴管理サービス111を含めて柔軟に保存先を変更するための仕組みを提供する。また、この際には、履歴管理サービス111で保存先を設定する場合、各種ストレージを選択可能とし、設定を行う方法が考えられる。各種ストレージの例としては、履歴管理サービス111の提供するストレージ、サードパーティーが提供するクラウドストレージサービス103、ローカルストレージとしてのファイルサーバ102が挙げられる。
ところで、クラウドストレージサービスに保存する場合は、登録時に認証情報を入力し、接続可能であることを確認することができる。しかし、ローカルストレージに保存する場合、ローカルストレージは外部からアクセスできないストレージであるため履歴管理サービスから接続できず、接続の確認ができない。運用開始後に保存先の変更を行い、変更先がローカルストレージだった場合、接続確認ができないため、ジョブ履歴情報の保存に失敗する可能性がある。このため、保存先をローカルストレージに変更する場合は、ローカルストレージの設置を行い、ジョブ履歴情報の保存を行うすべての画像処理装置でローカルストレージへの接続確認を行うまで運用を止める必要があるという課題がある。本実施形態では、ジョブ履歴情報の保存先を別のローカルストレージに変更した際に、変更した保存先に保存できない場合は、変更前の保存先に保存するという処理を実行する。また、ジョブ履歴情報の保存を行っている全ての画像処理装置で保存が可能になった場合は、変更後の保存先に保存を行うという処理を実行する。本実施形態では、これらの処理により、ローカルストレージの接続確認についての課題を解決する。
<ハードウェア構成>
図2は、図1に示した画像処理装置101、ファイルサーバ102、クラウドストレージサービス103、及び履歴管理サービス111の各装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。本実施形態の各装置としては、一般的な情報処理装置のハードウェア構成を適用できる。
CPU201は、各構成の全体を統括的に制御し、バス200に接続された各構成を制御して、例えば印刷やスキャン等の各機能を実行する。CPUは、Central Processing Unitの略称である。
ROM202は、データ読出専用のメモリであり、例えば画像処理装置101のROM202においては、画像処理装置101の基本制御プログラムを記憶する。ROMは、Read Only Memoryの略称である。
RAM203は、データの読出/書込が可能なメモリであり、例えばCPU201のワーキングメモリとして用いられる。RAMは、Random Access Memory略称である。
記憶装置204は、各プログラムを実行中の一時データや、永続的なデータの記憶領域として用いられる。記憶装置204としては、例えばHDDや、SSDが用いられることが多いが、外部メディアを装填してデータの読出/書込が可能な装置であっても良い。外部メディアとしては、CD、DVD、メモリカードなどが挙げられる。HDDは、Hard Disk Driveの略称である。SSDは、Solid State Driveの略称である。CDは、Compact Diskの略称である。DVDは、Digital Video Diskの略称である。
通信装置205は、画像処理装置101、ファイルサーバ102、クラウドストレージサービス103、及び履歴管理サービス111を、ネットワーク100やネットワーク110に接続し、装置間で例えばTCP/IPによるデータ通信を可能とする。TCP/IPは、Transmission Control Protocol/Internet Protocolの略称である。
入力装置206は、ユーザによる文字やデータの入力操作を受け付けるための操作部である。入力装置206は、例えばキーボード、マウス、ハードキー、及びタッチパネルのいずれか、又はこれらの組み合わせである。
表示装置207は、各種画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイやタッチパネルである。ユーザは、表示装置207に表示されたユーザインタフェース画面上で、入力装置206を介して指示を行い、画像処理装置101へのジョブ実行指示や、履歴管理サービス111の設定指示、等を行う。
画像処理装置101は、その他に、スキャナ装置208及びプリンタ装置209を有し、これらはバス200に接続されている。ファイルサーバ102、クラウドストレージサービス103、及び履歴管理サービス111は、スキャナ装置208及びプリンタ装置209を有しない構成であっても良い。
<デバイスソフトウェア構成>
図3は、図1に示した画像処理装置101のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図3に記載のソフトウェア構成は、画像処理装置101のCPU201が例えばROM202に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
設定管理部301は、画像処理装置101の各種機能の実行に関する設定をRAM203及び記憶装置204等の各記憶装置に格納し、各記憶装置から読み出す。この設定には、例えば、コピー機能を実行するためのコピー設定や、印刷機能を実行するための印刷設定、ネットワーク設定、又は、個体識別情報が含まれる。また、この設定には、ジョブ実行時に、ジョブ履歴情報を生成した場合の送信先の情報(履歴管理サービス111の情報)も含まれる。設定管理部301は、さらに、履歴管理サービス111の設定管理部401(図4参照)が管理するジョブ履歴情報を送信する時間帯の設定情報を取得し、管理する。
ジョブ制御部302は、入力装置206で入力された、又は通信部303により受信したジョブ実行要求に基づき、スキャナ装置208及びプリンタ装置209を制御して各種ジョブを実行する。ジョブ制御部302は、例えば、留め置き印刷ジョブの場合、図示しない印刷クライアントPCから通信部303が受信した印刷ジョブを、一時的に記憶装置204に留め置く。ジョブ制御部302は、その後の画像処理装置101の入力装置206を介したユーザ指示により留め置いた印刷ジョブの出力を実行する。
通信部303は、例えば、図示しない印刷クライアントPCからの印刷ジョブ及びジョブ実行要求を受信する。また、通信部303は、ファイルサーバ102や、クラウドストレージサービス103や、履歴管理サービス111にジョブ履歴情報を送信したり、画像情報の送信要求を受けたりする。さらに、通信部303は、履歴管理サービス111の有する設定画面で入力された設定情報を受け、設定管理部301の設定値へ反映する。
ジョブ履歴情報制御部304は、ジョブ制御部302においてジョブが実行される際に、ジョブ実行後又はジョブ実行と並行してジョブ履歴情報を生成し、記憶装置204に保存する。この記憶装置204は、ジョブで処理した画像コンテンツとジョブ識別子とを記録して保存する記憶装置の一例である。ジョブ履歴情報制御部304が生成するジョブ履歴情報には、画像データも含まれる。
画面制御部305は、表示装置207に画面を表示し、入力装置206を介してユーザからの指示を受け付ける。
文字情報抽出部306は、ジョブ履歴情報制御部304が生成、保存したジョブ履歴情報の一部である画像データをOCR処理し、文字情報を抽出する。OCRは、Optical Character Recognitionの略である。文字情報抽出部306は、抽出した文字情報をジョブ履歴情報として管理する。
<クラウドソフトウェア構成>
図4は、図1に示したクラウドストレージサービス103及び履歴管理サービス111のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図4に記載のソフトウェア構成は、クラウドストレージサービス103及び履歴管理サービス111それぞれのCPU201が例えば記憶装置204に記憶されているプログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
設定管理部401は、画像処理装置101又は履歴管理サービス111の各種設定値を記憶装置204に格納し、また、必要に応じてこの設定値を読み出す。ここで、画像処理装置101の設定値は、例えば、ジョブ履歴情報が特定条件に合致する場合に管理者にメール通知するための条件設定やメール送信先設定を含む。また、画像処理装置101の設定値は、ジョブ履歴情報の保存先や認証情報を含む。ここでは、ジョブ履歴情報に含まれるジョブの文書名などの属性や画像から抽出した情報から特定条件に合致する内容が含まれるかどうかを検索する。これにより、不正や機密に係る画像を出力対象としたにジョブを実行した一般ユーザがいないかどうかを監視、確認することができる。一般ユーザは、例えば管理者権限を有するユーザ以外のユーザである。また、画像処理装置101の設定値は、画像処理装置101の画像送信時間設定も含む。画像処理装置101は、通信部303を介し、設定管理部401の画像送信時間設定を参照し、設定管理部301へ反映する。
通信部403は、画像処理装置101から送信された各種要求を受信したり、処理結果を送信したりする。また、通信部403は、画像処理装置101からジョブ履歴情報を受信したり、画像情報の要求を送信したりする。また、通信部403は、メール送信処理も担う。
ジョブ履歴情報管理部404は、通信部403を介して画像処理装置101又は履歴管理サービス111から受信したジョブ履歴情報を、履歴管理サービス111又はクラウドストレージサービス103の記憶装置204に保存する。また、ジョブ履歴情報管理部404は、不図示の検索画面等により、入力装置206を介したユーザ指示があった場合には、要求されたジョブ履歴情報を記憶装置204から読み出し、表示装置207に表示する。また、ジョブ履歴情報管理部404は、一定期間を過ぎたジョブ履歴情報を削除する処理を実行してもよい。このようにすることにより、記憶装置204の利用容量の膨大化を防ぐことや、膨大化によりジョブ履歴情報を検索する処理速度が低下することを防ぐことができる。
画面制御部405は、画面制御部405が表示装置207に画面を表示し、入力装置206を介したユーザからの指示を受け付ける。
クラウドストレージサービス103は、上述の構成を有する。一方、履歴管理サービス111には、上述の構成の他に、デバイス管理部402及び検知部406を有する。
デバイス管理部402は、複数台の画像処理装置101の情報を管理する。本実施形態では、システム導入時に、履歴管理サービス111に画像処理装置101の登録を行う。画像処理装置101の通信部303は、履歴管理サービス111の通信部403へ個体識別情報を含む登録情報を送信する。履歴管理サービス111のデバイス管理部402は、記憶装置204に個体識別情報を含む登録情報を保存する。これにより、履歴管理サービス111は、デバイス管理部402が管理する画像処理装置101からのジョブ履歴情報を受信することが可能となる。
検知部406は、履歴管理サービス111でエラーが発生したなど管理者に通知が必要な状態などを検知し、設定管理部401に設定されたメールアドレスへメール通知する。検知部406が検知する内容は、履歴管理サービス111でのエラーのほかに、ジョブ履歴情報の保存先の容量が少なくなった場合など運用が止まる可能性がある場合の事前検知などを含んでも良い。
<履歴管理サービスの設定画面>
図5は、本発明の実施例1において、図1に示した履歴管理サービス111の画面制御部405によって表示する設定画面の例を示す図である。設定画面500において、入力装置206を介してユーザが入力した設定値を、設定管理部401が履歴管理サービス111の記憶装置204に保存する。また、設定画面500で指定された設定値の一部は、画像処理装置101が通信部403を介して定期的に取得し、設定管理部301が画像処理装置101の記憶装置204に保存する。設定画面500は、送信スケジュール501、メール設定505及び保存先506を含む。
送信スケジュール501は、画像処理装置101が履歴管理サービス111にジョブ履歴情報の画像データを転送する際の送信スケジュールを設定するためのUIである。UIは、ユーザインタフェースの略称である。送信スケジュール501は、送信間隔502、ラジオボタン503及び送信時間帯504を含む。
送信間隔502は、画像処理装置101が履歴管理サービス111、クラウドストレージサービス103、又はファイルサーバ102にジョブ履歴情報の画像データを転送する際の送信間隔を指定するためのUIである。
ラジオボタン503は、「常時送信する」か「送信時間帯のみデータを送信する」を選択するためのUIである。「常時送信する」の場合は、ジョブ実行後、送信間隔502の設定に従い、転送が行われる。「送信時間帯のみデータを送信する」の場合は、送信時間帯504の設定時間帯に、未転送のジョブ履歴情報があれば、送信間隔502に従い、転送が行われる。
送信時間帯504は、画像処理装置101が履歴管理サービス111、クラウドストレージサービス103、又はファイルサーバ102にジョブ履歴情報の画像データを転送する時間帯を指定するためのUIである。ラジオボタン503で「送信時間帯のみデータを送信する」が選択されている場合、送信時間帯504の間だけジョブ履歴情報を保存先に送信する。
メール設定505は、履歴管理サービス111でエラーが発生した場合などに、メール通知を行うためのメール設定を指定する。メール設定としては、例えば、SMTPサーバ及びポート番号、SMTP認証のためのアカウント及びパスワード、並びにメール通知先のメールアドレスを指定する。
保存先506は、画像処理装置101が履歴管理サービス111にジョブ履歴情報の画像データを転送する際の転送先を設定するためのUIである。保存先506は、保存先の種類を選択するラジオボタン507、接続ボタン508、パス509、ID510及びパスワード511を含む。
ラジオボタン507は、保存先として「履歴管理サービス」、「クラウドストレージ」又は「ローカルストレージ」を選択するためのUIである。「ストレージサービス」を指定した場合、ジョブ履歴情報は履歴管理サービス111に転送される。「クラウドストレージ」を指定した場合、ジョブ履歴情報はクラウドストレージサービス103に転送される。「ローカルストレージ」を指定した場合、ジョブ履歴情報はファイルサーバ102に転送される。
接続ボタン508は、ラジオボタン507で「クラウドストレージ」が選択されている場合に押下可能なボタンである。接続ボタン508を押下することで、サードパーティーが提供するクラウドストレージサービスを選択する画面(不図示)が表示される。クラウドストレージサービスを選択すると、各サードパーティーが提供するUIが表示され、OAuth認証を行うことができる。
パス509、ID510及びパスワード511は、ラジオボタン507で「ローカルストレージ」が選択されている場合に入力が可能となり、ファイルサーバ102のパスと認証が必要な場合に使用するIDとパスワードを入力することができる。
キャンセルボタン512は、設定画面500に入力した設定を反映せずキャンセルするボタンである。OKボタン513は、設定画面500に入力した設定を反映するボタンである。
<保存先の設定変更の処理>
図6は、設定画面500で保存先506の設定を変更したときの処理のフローチャートである。図6の処理は、設定画面500のOKボタン513が押下されることで開始される
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS601において、保存先506が変更されているかを判定する。保存先506が変更されていた場合は、ステップS602の処理に進み、変更されていない場合にはステップS605の処理に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS602において、変更後の保存先の種類を示すラジオボタン507でローカルストレージが選択されているかを判定する。ローカルストレージが選択されている場合は、ステップS603の処理に進み、ローカルストレージ以外の種類が選択されていた場合は、ステップS605に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS603において、記憶装置204に格納されている変更前の保存先506に対応する設定値を読み出す。設定管理部401は、読みだした設定値を、以前の保存先を示す旧保存先情報としてRAM203に保持する。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS604において、デバイス管理部402から、登録されているデバイスの個体識別情報を取得し、一覧を接続デバイス情報としてRAM203に保持する。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS605において、設定画面500で変更された送信先スケジュール501、メール設定505、及び保存先506を記憶装置204に設定値として保存する。また、履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS605において、ステップS603でRAM203に保持した旧保存先情報を記憶装置204に設定値として保存する。
履歴管理サービス111の画面制御部405は、ステップS603で取得した旧保存先情報がステップS605で反映されると、以降の設定画面を、図7のような表示に変更する。
図7は、本発明の実施例1において、図1に示した履歴管理サービス111の画面制御部405によって表示する設定画面の例であって、保存先をローカルストレージに変更した場合に表示される設定画面を示す図である。保存先をローカルストレージ以外に変更した場合は、設定画面500が表示される。設定画面700は、設定画面500に示した送信スケジュール501、メール設定505、保存先506、キャンセルボタン512及びOKボタン513に加えて、旧保存先701を含む。
旧保存先701は、設定変更前の保存先506を設定するためのUIである。旧保存先701は、削除ボタン702、旧保存先の種類を示すラジオボタン703、パス704、ID705及びパスワード706を含む。
削除ボタン702は、旧保存先701の設定を削除し、設定画面500の状態に戻すためのボタンである。
ラジオボタン703は、設定変更前の保存先の種類のラジオボタン507を表示するためのUIである。旧保存先の種類のラジオボタン703は変更することはできない。
旧保存先のパス704は、設定変更前のパス509を表示するためのUIである。旧保存先のパス704は変更することはできない。旧保存先のID705は、設定変更前のID510を設定するためのUIである。旧保存先のパスワード706は、設定変更前のパスワード511を設定するためのUIである。
<ジョブ履歴情報の転送の処理>
図8は、実施例1において、ジョブ履歴情報を転送する処理のフローチャートである。画像処理装置101は、印刷、スキャン、FAX送信、コピーなどのジョブを実行した後、保存先506や旧保存先701で設定した保存先にジョブ履歴情報を転送する。画像処理装置101でジョブが実行されることで図8の処理が開始される。
画像処理装置101のジョブ履歴情報制御部304は、ステップS801において、ジョブ制御部302によってジョブが実行される際に、ジョブ実行後又はジョブ実行と並行してジョブ履歴情報を生成し、記憶装置204に保存する。また、文字情報抽出部306は、ジョブ履歴情報制御部304が生成、保存したジョブ履歴情報の一部である画像データをOCR処理し、文字情報を抽出する。抽出された文字情報は、ジョブ履歴情報として管理される。
画像処理装置101の設定管理部301は、ステップS802において、通信部303を介し、履歴管理サービス111の設定管理部401から、保存先506の情報の取得を行い、RAM203に保持する。このとき、画像処理装置101の設定管理部301は、履歴管理サービス111に画像処理装置101の個体識別情報を送る。送信スケジュール501のラジオボタン503で「送信時間帯のみデータを送信する」が選択されていた場合は、送信時間帯の最初の転送時のみ保存先506の情報の取得を行い、RAM203に保持する。以降はRAM203に保持されている保存先506の情報を使用しても良い。
画像処理装置101のジョブ履歴情報制御部304は、ステップS803において、通信部303を介し、記憶装置204に保存されているジョブ履歴情報をRAM203に保持している保存先506に転送を行う。このとき、保存先506がファイルサーバ102又はクラウド103であった場合は、ジョブ履歴情報に対応する画像データを保存先506に転送し、画像データ以外の属性情報と保存先のパス情報は履歴管理サービス111に転送する。属性情報とは、ジョブのユーザ、操作及びファイル名などの情報のことである。このとき、クラウドストレージサービス103でプロパティを設定できる場合は、属性情報をプロパティに含めて、クラウドストレージサービス103に保存しても良い。
画像処理装置101のジョブ履歴情報制御部304は、ステップS804において、通信部303を介し、ステップS803で行った転送結果を履歴管理サービス111から受信する。受信した転送結果が成功だった場合は処理を終了し、失敗だった場合はステップS805の処理に進む。
画像処理装置101の設定管理部301は、ステップS805において、通信部303を介し、履歴管理サービス111の設定管理部401から、旧保存先701の情報の取得を行い、RAM203に保持する。このとき、画像処理装置101の設定管理部301は、履歴管理サービス111に画像処理装置101の個体識別情報を送る。送信スケジュール501のラジオボタン503で「送信時間帯のみデータを送信する」を選択していた場合は、送信時間帯の最初の転送時のみ旧保存先701の情報の取得を行い、RAM203に保持する。最初の転送以降はRAM203の旧保存先701の情報を使用しても良い。
画像処理装置101のジョブ履歴情報制御部304は、ステップS806において、通信部303を介し、記憶装置204に保存されているジョブ履歴情報をRAM203に保持している旧保存先701に転送を行う。
画像処理装置101のジョブ履歴情報制御部304は、ステップS807において、通信部303を介し、ステップS806で行った転送結果を履歴管理サービス111から受信する。受信した転送結果が成功だった場合は処理を終了し、失敗だった場合はステップS808の処理に進む。
画像処理装置101の設定管理部301は、ステップS808において、通信部303を介し、履歴管理サービス111に画像処理装置101の個体識別情報とステータス(転送エラー)を転送する。通信部403を介してステータスを受信した履歴管理サービス111は、デバイス管理部402が管理しているデバイスのステータス情報を更新する。
<移行完了を判定するための処理>
図9は、ジョブ履歴情報の保存先の変更が完了した場合に旧保存先の情報を削除する処理のフローチャートである。履歴管理サービス111は、ステップS604でRAM203に保持した個体識別情報の一覧に対応する画像処理装置101全てでジョブ履歴情報を保存先506に転送できたことを確認できた場合、旧保存先701を削除する。ステップS604で接続デバイス情報を保持した後、図6の処理が完了することで図9の処理が開始される。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS901において、RAM203に保持した個体識別情報の一覧の各画像処理装置101で保存先506に転送が成功したかを確認する。全ての画像処理装置101で保存先506に転送が成功した場合は、旧保存先701から保存先506への移行が完了したと判断し、ステップS906の処理に進む。全ての画像処理装置101で保存先506に転送が成功していない場合は、旧保存先701から保存先506への移行が完了していないと判断し、ステップS902の処理に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS902において、通信部403を介して保存先506の情報の取得が行われたかを判断する。保存先506の情報の取得は、画像処理装置101がステップS802の処理で行う。画像処理装置101による保存先506の情報の取得が行われていた場合は、ステップS802で送られた個体識別情報をRAM203に保持し、ステップS903の処理に進む。画像処理装置101による保存先506の情報の取得が行われていない場合は、保存先506の情報の取得が行われるまでステップS902の処理を繰り返す。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS903において、ステップS902の処理が完了してから一定時間経過したかを判断する。ここでの一定時間とは、ステップS802の処理が行われてからステップS805が行われるまでに掛かる時間より長い時間であれば良い。ここでは、ステップS903の判断における一定時間を例えば5秒とする。5秒経過した場合は、ステップS904の処理に進み、5秒経過していない場合は、5秒経過するまでステップS903の処理を繰り返す。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS904において、通信部403を介して旧保存先701の情報の取得が行われているかを判断する。旧保存先701の情報の取得は、画像処理装置101によるステップS805の処理で行われる。画像処理装置101による旧保存先701の情報の取得が行われていた場合は、ステップS901の処理に進む。画像処理装置101による旧保存先701の情報の取得が行われていない場合は、ステップS905の処理に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS905において、RAM203に保持した個体識別情報の一覧のステップS902でRAM203に保持した個体識別情報に対応する画像処理装置101のステータスを転送成功に変更する。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS906において、記憶装置204に保存されている旧保存先701の設定値の削除を行う。旧保存先701の設定値が削除された後に設定画面を開いた場合は、図5の設定画面500が表示される。
本実施例では、図6及び図8に示したように保存先506に保存できない場合は旧保存先701に保存し、全画像処理装置101で保存先506に保存可能になった場合に旧保存先701の設定値を削除する。これにより、本実施例によれば、保存先をローカルストレージに変更した場合でも画像処理装置の運用を止めることなく移行を行うことができるようになる。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、旧保存先701の設定値が削除されていることを確認するためには、設定画面を開き、図5の設定画面500の状態になっていることを確認する必要があった。また、保存先506を変更した場合にステップS604で接続デバイス情報をRAM203に保持してから、ステップS901が行われるまでの間に履歴管理サービス111が管理する画像処理装置101の登録や削除が行われる可能性がある。この場合、移行完了の判断が行えなくなる。
実施例2では、旧保存先701の設定値が削除されたことを通知する手段と、履歴管理サービス111が管理する画像処理装置101の登録削除が行われた場合でも移行の完了を判断する手段を提供する。尚、この実施例2で提供する手段以外の構成については、実施例1と同様であるため説明は省略する。
<移行完了を判定して通知する処理>
図10は、実施例2において、ジョブ履歴情報の旧保存先の情報を削除した場合にその旨を通知する処理のフローチャートである。履歴管理サービス111は、デバイス管理部402で管理する全ての画像処理装置101でジョブ履歴情報を保存先506に転送できたことを確認し、旧保存先701を削除し、メール通知を行う。ステップS604で接続デバイス情報を保持した後、図6の処理が完了することで図10の処理が開始される。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1007において、デバイス管理部402から、登録されているデバイスの個体識別情報を取得し、RAM203に保持した個体識別情報の一覧を更新する。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1001において、RAM203に保持した個体識別情報の一覧の各画像処理装置101で保存先506にジョブ履歴情報の転送が成功したかを確認する。全ての画像処理装置101で保存先506に転送が成功した場合は、旧保存先701から保存先506への移行が完了したと判断し、ステップS1006の処理に進む。全ての画像処理装置101で保存先506に転送が成功していない場合は、旧保存先701から保存先506への移行が完了していないと判断し、ステップS1002の処理に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1002において、通信部403を介して保存先506の情報の取得が行われたかを判断する。保存先506の情報の取得は、画像処理装置101がステップS802の処理で行う。画像処理装置101による保存先506の情報の取得が行われていた場合は、ステップS802で送られた個体識別情報をRAM203に保持し、ステップS1008の処理に進む。画像処理装置101による保存先506の情報の取得が行われていない場合は、保存先506の情報の取得が行われるまでステップS1002の処理を繰り返す。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップ1008において、ステップS802の処理によって受け取った個体識別情報が、RAM203に保持した個体識別情報の一覧に含まれているかを判断する。含まれる場合は、ステップS1003の処理に進む。含まれない場合は、ステップS1009の処理に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1009において、デバイス管理部402から、登録されているデバイスの個体識別情報を取得し、RAM203に保持した個体識別情報の一覧を更新する。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1003において、ステップS1002の処理が完了してから一定時間経過したかを判断する。ここでの一定時間とは、ステップS802の処理が行われてからステップS805が行われるまでに掛かる時間より多い時間であれば良い。ここでは、ステップS1003の判断における一定時間を例えば5秒とする。5秒経過した場合は、ステップS1004の処理に進み、5秒経過していない場合は、5秒経過するまでステップS1003の処理を繰り返す。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1004において、通信部403を介して旧保存先701の情報の取得を行われているかを判断する。旧保存先701の情報の取得は、画像処理装置101によるステップS805の処理で行われる。画像処理装置101による旧保存先701の情報の取得が行われていた場合は、ステップS1007の処理に進む。画像処理装置101から旧保存先701の情報の取得が行われていない場合は、ステップS1005の処理に進む。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1005において、RAM203に保持した個体識別情報の一覧のステップS1002でRAM203に保持した個体識別情報に対応する画像処理装置101のステータスを転送成功に変更する。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1006において、記憶装置204に保存されている旧保存先701の設定値の削除を行う。旧保存先701の設定値が削除された後に設定画面を開いた場合は、図5の設定画面500が表示される。
履歴管理サービス111の設定管理部401は、ステップS1010において、メール設定505で設定したメール通知先アドレスに対して、通信部403を介し、移行が完了した旨のメールを送信する。メールの件名は、通知内容と旧パス704からIPなどのローカルストレージを識別するために必要な情報を取り出して表示しても良い。メールの件名は、例えば「移行完了通知(<旧パスのIP>)」としても良い。メールの本文は、旧パス704とパス509からIPなどのローカルストレージを識別するために必要な情報を取り出して表示しても良い。メールの本文は、例えば「<旧パスのIP>から<パスのIP>への移行が完了しました。必要に応じて<旧パスのIP>の環境を停止してください。」としても良い。
実施例2によれば、保存先変更後に画像処理装置の登録や削除が行われた場合でも移行完了の判断が可能になり、移行完了後に通知を行うことが出来るようになる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成および方法を含む。
(構成1)
画像処理を伴うジョブを実行し、該実行されたジョブの属性情報と、該ジョブで処理した画像コンテンツと、ジョブ識別子と、をジョブログ情報として記録して保存する記憶装置を備える画像処理装置であって、
前記ジョブログ情報の保存先を示す保存先情報を履歴管理システムから取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する転送手段と、
を有する、
ことを特徴とする画像処理装置。
(構成2)
前記取得手段は、前記転送手段による前記保存先情報が示す保存先への転送結果が失敗だった場合、前記ジョブログ情報の以前の保存先を示す旧保存先情報を前記履歴管理システムから取得し、
前記転送手段は、前記取得手段で取得した前記旧保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する、
ことを特徴とする構成1に記載の画像処理装置。
(構成3)
前記転送手段は、前記旧保存先情報が示す保存先への転送結果が失敗だった場合、前記履歴管理システムに転送エラーを示すステータスを転送する、
ことを特徴とする構成2に記載の画像処理装置。
(方法1)
画像処理を伴うジョブを実行し、該実行されたジョブの属性情報と、該ジョブで処理した画像コンテンツと、ジョブ識別子と、をジョブログ情報として記録して保存する記憶装置を備える画像処理装置の制御方法であって、
前記ジョブログ情報の保存先を示す保存先情報を履歴管理システムから取得する取得工程と、
前記取得工程で取得した前記保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する転送工程と、
を有する、
ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
(プログラム1)
構成1乃至3のいずれか一つに記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
100 ネットワーク
101 画像処理装置
102 ファイルサーバ
103 クラウドストレージサービス
111 履歴管理サービス

Claims (5)

  1. 画像処理を伴うジョブを実行し、該実行されたジョブの属性情報と、該ジョブで処理した画像コンテンツと、ジョブ識別子と、をジョブログ情報として記録して保存する記憶装置を備える画像処理装置であって、
    前記ジョブログ情報の保存先を示す保存先情報を履歴管理システムから取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した前記保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する転送手段と、
    を有する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記取得手段は、前記転送手段による前記保存先情報が示す保存先への転送結果が失敗だった場合、前記ジョブログ情報の以前の保存先を示す旧保存先情報を前記履歴管理システムから取得し、
    前記転送手段は、前記取得手段で取得した前記旧保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記転送手段は、前記旧保存先情報が示す保存先への転送結果が失敗だった場合、前記履歴管理システムに転送エラーを示すステータスを転送する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 画像処理を伴うジョブを実行し、該実行されたジョブの属性情報と、該ジョブで処理した画像コンテンツと、ジョブ識別子と、をジョブログ情報として記録して保存する記憶装置を備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記ジョブログ情報の保存先を示す保存先情報を履歴管理システムから取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得した前記保存先情報が示す保存先に当該ジョブログ情報を転送する転送工程と、
    を有する、
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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