JP2023162581A - 情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのスキルアップをより適切に支援することができる情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】学習者の目標とするレベルに関する情報を取得するステップと、前記目標とするレベルに到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、前記質問に対する回答を取得するステップと、前記回答に基づいたスコアである現状スコアを算出するステップと、前記現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングするステップと、前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1においては、ユーザ端末にてユーザのスキルの程度を確認するためのテストを行い、テストの結果に基づいてサーバ装置がユーザのスキルに応じたスキルアップ支援情報をデータベースから検索してユーザに提供するスキルアップ支援システムが提案されている。
特開2003-162216号公報
しかしながら、上記先行技術文献に開示された構成の場合、ユーザのスキルの程度を確認するテストの結果からスキルアップ支援情報を提供する。つまり、ユーザの現状スキルを強化するスキルアップ支援情報が提供されることが想定される。ところで、ユーザがこれまで有しているスキルとは異なる新しいスキル獲得を目標として有している状況等、テスト結果から判明するユーザの現状のスキルのレベルと目標とするスキルの方向性がそもそも異なる場合、ユーザの目標へのスキルアップ支援情報が得られない可能性がある。したがって、上記先行技術はこれらの点で改良の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、ユーザのスキルアップをより適切に支援することができる情報処理方法及び情報処理プログラムを提供することにある。
一実施形態に係る情報処理方法は、学習者の目標に関する情報を取得するステップと、前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、前記質問に対する回答を取得するステップと、前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出するステップと、前記現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングするステップと、前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、を有する。
一実施形態による場合は、ユーザのスキルアップをより適切に支援することができる。
第一実施形態に係る情報処理システムの概要を説明するための模式図である。 第一実施形態に係るサーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第一実施形態に係る端末装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第一実施形態に係るサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 第一実施形態に係る端末装置の機能構成を示すブロック図である。 第一実施形態に係る情報処理システムにて端末装置が表示する目標受付の一表示例を示す模式図である。 第一実施形態に係る情報処理システムにて端末装置が表示する質問の一例を示す模式図である。 第一実施形態に係る情報処理システムにて端末装置が表示する結果の一表示例を示す模式図である。 第一実施形態に係る情報処理システムにて端末装置が表示する学習コンテンツのマッチング結果の表示例を示す模式図である。 第一実施形態に係る情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 第二実施形態に係る情報処理システムにて端末装置が表示するコンテンツのフィードバック受付の一表示例を示す模式図である。 第二実施形態に係るサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 第二実施形態に係る情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 第三実施形態に係るサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 第三実施形態に係る情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。
(第一実施形態)
本発明の実施形態に係る情報処理システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<システム概要>
図1は、本実施形態に係る情報処理システム10の概要を説明するための模式図である。本実施形態に係る情報処理システムは、業務遂行スキル(以下、単に「スキル」と称する。)を評価するサービスを提供する情報処理装置としてのサーバ装置12と、このサービスを利用するユーザ(学習者)が使用する一又は複数の端末装置14と、ユーザに提供される複数の学習コンテンツが記憶されたコンテンツデータベース16とを備えている。本実施形態に係る情報処理システムが提供する学習者のスキル評価サービスは、例えば適性検査又は適性試験等の態様で実施され、学習者であるユーザは、自宅、勤務先又は検査会場等にて端末装置14を利用して検査を受ける。ユーザは、端末装置14を操作して獲得したいスキル等の目標に関する情報を入力する。また、端末装置14には複数の質問が順に表示され、ユーザは端末装置14を操作して質問に対する回答を入力する。ユーザが全ての質問に対する回答を終えた後、ユーザの回答に基づいてサーバ装置12がスキルの評価を行い、評価結果とこれにマッチングした学習コンテンツを端末装置14に表示する。またサーバ装置12は、このユーザが務める企業の人事担当者等の端末装置14へ評価結果を送信してもよい。
サーバ装置12は、本サービスの提供会社等が管理運営する装置であり、ユーザの業務遂行スキルを評価するための質問(問題、試験等を含む。以下、単に「質問」と称する。)、ユーザの学習における目標(以下、単に「目標」と称する。)の入力受付及び学習コンテンツのマッチング結果等をユーザの端末装置14へ送信する。
端末装置14は、例えばパーソナルコンピュータ又はスマートフォン等の汎用的な情報処理装置であってもよい。端末装置14は、サーバ装置12から受信した質問を表示すると共に、この質問に対する回答及びユーザに関する情報や学習において目標とするレベルに関する情報等をユーザから受け付け、受け付けた回答及び情報をサーバ装置12へ送信する。サーバ装置12による質問並びに情報の送信及び端末装置14による回答並びに情報の送信は、繰り返し行われてよい。
コンテンツデータベース16は、ユーザのスキルのレベルを向上させるための学習コンテンツが複数記憶された装置であり、サーバ装置12によってコンテンツデータベース16から取得された学習コンテンツが端末装置14へ提供される。学習コンテンツは、動画、画像及び文字情報の少なくとも一つを含んで構成されている。コンテンツデータベース16は、本サービスの提供会社等が管理運営するものであってもよいし、他の事業会社等が管理運営する装置やサービス(学習サービス)であってもよい。
端末装置14から質問に対するユーザの回答を受信したサーバ装置12は、得られた一又は複数の回答に基づいてユーザのスキルを評価し、スコアを算出する。
<ハードウェア構成>
次に、情報処理システム10におけるハードウェア構成について説明する。図2は、サーバ装置12のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示すように、サーバ装置12は、バスBを介して相互に接続された、プロセッサ18と、メモリ20と、ストレージ22と、通信I/F24と、を備える。
プロセッサ18は、ストレージ22に記憶されたプロラムをメモリ20に展開して実行することにより、サーバ装置12の各構成を制御し、サーバ装置12の機能を実現する。プロセッサ18が実行するプログラムは、OS(Operating System)及び情報処理プログラム28(図4参照)を含むが、これに限られない。プロセッサ18が情報処理プログラム28を実行することにより、本実施形態に係る制御方法が実現される。プロセッサ18は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)、又はこれらの組み合わせである。なお、情報処理プログラム28は、請求項9に記載の「情報処理プログラム」に相当する。
メモリ20は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はこれらの組み合わせである。ROMは、例えば、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、又はこれらの組み合わせである。RAMは、例えば、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)、MRAM(Magnetoresistive RAM)、又はこれらの組み合わせである。
ストレージ22は、OS、情報処理プログラム28、及び各種のデータを記憶する。ストレージ22は、例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、SCM(Storage Class Memories)、又はこれらの組み合わせである。
通信I/F24は、サーバ装置12を、通信ケーブルやネットワークを介して、外部装置に接続し、通信を制御するためのインタフェースである。通信I/F24は、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、ZigBee(登録商標)、 Ethernet(登録商標)、又は光通信(例えば、Fibre Channel)に準拠したアダプタであるが、これに限られない。
なお、本実施形態において、情報処理プログラム28は、サーバ装置12の製造段階でメモリ20又はストレージ22に書き込まれてもよいし、ネットワーク等を介してサーバ装置12に提供されてもよいし、図示しないメディアなどの非一時的でコンピュータ読み取り可能な記録媒体を介してサーバ装置12に提供されてもよい。
図3は、端末装置14のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、端末装置14は、バスBを介して相互に接続された、プロセッサ18と、メモリ20と、ストレージ22と、通信I/F24と、入出力I/F32と、ユーザインタフェース33とを備える。なお、サーバ装置12と同様の構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
入出力I/F32は、端末装置14にディスプレイ、マウス及びキーボード等のユーザインタフェース33等を接続するためのインタフェースであり、一例として所定の規格に適合した複数の入出力端子を含んで構成されている。入出力I/F32は、接続されているユーザインタフェース33を含む各種装置に対してそれぞれ情報の取得と出力とを行う。
なお、本実施形態において、情報処理プログラム28は、端末装置14の製造段階でメモリ20又はストレージ22に書き込まれてもよいし、ネットワーク等を介して端末装置14に提供されてもよいし、図示しないメディアなどの非一時的でコンピュータ読み取り可能な記録媒体を介して端末装置14に提供されてもよい。
<機能構成>
(サーバ装置)
図4は、本実施形態に係るサーバ装置12の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係るサーバ装置12は、一例として上述のハードウェア資源を用いて、具体的には、図2に示されるプロセッサ18がメモリ20又はストレージ22に記憶された情報処理プログラム28を読み出し実行することで、各機能構成を実現する。サーバ装置12が実現する機能構成について説明する。
図4に示されるように、サーバ装置12は、処理部34、記憶部(ストレージ)36及び通信部(トランシーバ)38等を備えて構成されている。なお本実施形態においては、1つのサーバ装置にて処理が行われるものとして説明を行うが、複数のサーバ装置が分散して処理を行ってもよい。
処理部34は、記憶部36に記憶された情報処理プログラム28を読み出して実行することにより、ユーザの端末装置14からユーザにより入力された目標に関する情報を取得する処理、質問を送信する処理、端末装置14にて受け付けたユーザの回答を取得する処理、取得した回答に基づいて現状スコア及び目標スコアを算出する処理、学習コンテンツをスコアリングする処理、目標スコアと現状スコアとの差分を算出する処理、当該差分に対応する学習コンテンツをマッチングする処理及びマッチングした学習コンテンツを含む結果を端末装置14へ送信して表示させる処理等の種々の処理を行う。
記憶部36は、処理部34が実行する各種のプログラム、及び、処理部34の処理に必要な各種のデータを記憶する。本実施形態において記憶部36は、処理部34が実行する情報処理プログラム28を記憶すると共に、ユーザに関する目標を含めた情報を記憶するユーザDB(データベース)40、ユーザに対して出題する質問を記憶する質問DB42、質問に対するユーザの回答及び当該回答に基づいて算出された現状スコア等を記憶する結果DB44及び学習コンテンツをスコアリングした結果を記憶するコンテンツスコアDB46等が設けられている。
ユーザDB40は、ユーザに関する情報を記憶するためのデータベースである。本実施形態では、ユーザを特定するID情報と、当該ID情報に紐付けられた各種情報が記憶される。当該各種情報には、ユーザの目標に関する情報が含まれる。
質問DB42は、端末装置14へ送信してユーザに提示(出題)するための複数の質問を記憶するデータベースである。本実施形態において質問は、文章のデータとして記憶されるものとするが、画像又は音声等が含まれていてもよい。質問DB42は、質問文に対応付けて、例えばこの質問文がいずれかのスキルに対応するものであるかを示す情報、並びに、正解及び不正解が存在する場合に正解の選択肢がいずれであるかを示す情報等の種々の情報を記憶してよい。質問DB42に記憶される質問の情報は、例えば本実施形態に係る情報処理システムの設計者、管理者又はサービス提供者等により予め作成される。一例としてユーザに対して50個の質問が提示される場合、少なくとも50個の質問が質問DB42に記憶されている。ただし複数のユーザに対して一部又は全部が異なる質問が提示される場合、質問DB42には50個以上の質問が記憶されてよい。
結果DB44は、本実施形態に係る情報処理システム10が提供するサービスを利用してスキルの測定を受けたユーザについて、その結果を記憶して蓄積するデータベースである。結果DB44は、例えばユーザの名前又はID情報、ユーザが回答を行った年月日、ユーザの回答に基づいて算出されたスコアである現状スコア、及び、スキルの評価等の情報を対応付けて記憶する。また結果DB44は、ユーザに対して提示された質問及びユーザが行った回答等の情報を更に記憶してもよい。
コンテンツスコアDB46は、コンテンツデータベース16に記憶されている学習コンテンツがいずれかのスキルに対応するものであるかを示す情報及び対応度合いをスコアリングした結果である対応スコアが記憶されている。
通信部38は、携帯電話通信網、無線LAN(Local Area Network)及びインターネット等を含むネットワークNを介して、種々の装置との間で通信を行う。本実施形態において通信部38は、ネットワークNを介して、一又は複数の端末装置14との間で通信を行う。通信部38は、処理部34から与えられたデータを他の装置へ送信すると共に、他の装置から受信したデータを処理部34へ与える。
なお記憶部36は、サーバ装置12に接続された外部記憶装置であってよい。またサーバ装置12は、複数のコンピュータを含んで構成されるマルチコンピュータであってよく、ソフトウェアによって仮想的に構築された仮想マシンであってもよい。またサーバ装置12は、上記の構成に限定されず、例えば可搬型の記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部、操作入力を受け付ける入力部、又は、画像を表示する表示部等を含んでもよい。
また本実施形態に係るサーバ装置12には、記憶部36に記憶された情報処理プログラム28を処理部34が読み出して実行することにより、目標設定部48、質問出力部50、回答取得部52、スコア算出部54、判定部56及び表示処理部58等が、ソフトウェア的な機能部として処理部34に実現される。なお本図においては、処理部34の機能部として、ユーザのスキルを評価すると共にスキルを向上させるための学習コンテンツを提示する処理を行う機能部を図示し、これ以外の処理に関する機能部は図示を省略している。
目標設定部48は、記憶部36のユーザDB40に記憶された目標に関する情報を読み出してユーザの目標レベルを設定する処理を行う。目標設定部48は、目標に関する情報から予め設定されたカテゴリに分類分けし、当該分類分けの結果に基づいて目標レベルを設定する処理を行ってもよい。また、目標については、様々な学習や業務における到達したいレベルに限らず、スキル、学位及び職位等の少なくとも一つであってもよい。本実施形態では、一例として、DX(Digital Transformation)を推進するにあたり必要なスキルであるデータサイエンス、ユーザエクスペリエンス(UX)デザイン、プロダクトマネジメント、デジタルマーケティングが目標として設定されている。目標設定部48は、ユーザDB40に記憶された目標に関する情報から前述のDXに必要なスキルのうち少なくとも一つのスキルを目標として設定して当該スキルに対応するレベル等の情報等を取得する。この情報の取得においては、予め目標に関する情報が記憶された図示しないデータベースより取得してもよいし、通信により外部から取得してもよい。
また、目標設定部48は、ユーザDB40に目標に関する情報が記憶されていない場合は、目標の入力を受け付ける処理を実行するように端末装置14へ指示する。また、目標設定部48は、端末装置14から目標に関する情報を受信した際は、当該情報を入力したユーザのID情報と紐づけてユーザDB40に記憶する。
質問出力部50は、記憶部36の質問DB42に記憶された質問を読み出して端末装置14へ送信(出力)することにより、評価対象となるユーザに質問を提示する処理(図7参照)を行う。質問出力部50は、例えば予め定められた順序で質問DB42から質問を取得して端末装置14へ送信してもよく、また例えば無作為に質問を取得して順に端末装置14へ送信してもよい。さらに、質問出力部50は、目標設定部48にて取得された目標に関する情報に対応した質問を質問DB42から取得してもよい。具体的には、目標とするスキルの目指すレベルに到達するために必要となるスキルを測るための質問が質問DB42から取得される。一例として、プロダクトマネジメントのスキルを目標とする場合、「戦略立案力」、「顧客理解力」、「発想力」、「実現力」、「チーム構築力」及び「仮説検証力」が具体的に必要なスキルとして設定され、これらのスキルを評価するための複数の質問が質問DB42から取得される。なお、この質問は、正解及び不正解が混在する複数の選択肢からユーザに回答を選択させる問題形式に限らず、ユーザの考え又は心情等を問う正解及び不正解が存在しない質問、例えば表示された文章に対する共感度合いを複数段階(例えば5段階)で回答させる問題形式等、スキルを評価するために適した各種問題形式が採用される。
また、例えば質問出力部50は、質問DB42から一の質問を送信してユーザの回答を取得し、取得した回答に応じて次の質問を決定して質問DB42から取得してもよい。この場合、先の質問及びこの質問に対する回答に対応付けて次の質問を決定するための条件等が予め作成されて記憶部36に記憶されている。質問出力部50は、予め記憶されたこれらの条件に従って、質問DB42から適宜に質問を取得して端末装置14へ送信する。なお質問出力部50は、例えばユーザに対する複数の質問を一括して端末装置14へ送信してもよく、また例えば一問ずつ回答が得られる毎に質問を端末装置14へ送信してもよい。
回答取得部52は、質問出力部50が送信した質問に対するユーザの回答を端末装置14から受信することにより、質問に対するユーザの回答を取得する処理を行う。なお回答取得部52は、例えば複数の質問に対するユーザの複数の回答を一括して端末装置14から受信してもよく、また例えば一問ずつ回答を受信してもよい。回答取得部52は、
端末装置14から取得したユーザの回答を結果DB44へ記憶させると共に、スコア算出部54へ送信する。
スコア算出部54は、回答取得部52が取得したユーザの回答に基づいて、ユーザの現状のスキルを所定の尺度を用いてスコアとして算出する。なお、当該スコアが請求項1に記載の現状スコアに相当する。また、スコア算出部54は、目標設定部48が設定する目標レベルを達成するために必要となるスキルを前述の尺度を用いてスコアとして算出する。なお、当該スコアが請求項2に記載の目標スコアに相当する。さらに、スコア算出部54は、目標スコアと現状スコアとの差分も算出すると共に、目標スコア、現状スコア及び両スコアの差分を結果DB44へ記憶させる。
なお、本実施形態においてスコア算出部54は、スキルのスコアについて、項目反応理論を用いた算出を行う。項目反応理論(IRT(Item Response Theory))は、項目(個々の試験問題)の特性(難易度、識別力)が判明している場合に、項目に対するユーザの反応(回答状況)を用いて、この試験の結果から測定できる能力を推測する理論である。項目反応理論を用いることによってスコア算出部54は、質問出力部50と連携して能力の高いユーザに対してより難易度の高い質問を出題することができる。スコア算出部54は、回答取得部52と連携して知識の計測尺度に関する質問をユーザに出題して回答を取得し、回答の正否に基づいてユーザの能力を測定し、測定した能力に応じた質問を更にユーザに出題する。このため、例えば複数のユーザが同時的にスキル評価を受検した場合であっても、各ユーザに対して出題される質問の数及び内容等は異なる可能性がある。
ただしスコア算出部54は、項目反応理論を用いず、質問出力部50及び回答取得部52と連携して各知識の計測尺度について予め定められた質問を行って回答を取得し、計測尺度のスコアを算出してもよい。また項目反応理論は、既存の技術であるため、詳細な説明は省略する。
また、質問に対してユーザが賛同する度合いを例えば5段階で回答するものである場合、スコア算出部54は、評価したいスキルについて複数の質問を行って回答を取得し、各回答(1~5の値)の加重平均値を算出し、この加重平均値を1~10の範囲に拡張することで、1から10までの数値のスコアを各スキルについて算出する。またスコア算出部54は、複数の関連スキルについて算出したスコアの平均値を算出し、この平均値をスキルに関する総合スコアとしてもよい。なおスコア算出部54が算出するスコアは、1~10の整数値のみでなく、この範囲の小数値が含まれてよい。また、このスコアの算出方法は一例であってこれに限るものではなく、他の演算にてスコアを算出してもよい。
判定部56は、スコア算出部54が算出した目標スコアと現状スコアとの差分に基づいて、当該差分に対応したコンテンツデータベース16内の学習コンテンツのマッチングを実行する。具体的には、判定部56は、コンテンツスコアDB46に記憶された学習コンテンツの対応スコアを取得して、目標スコアと現状スコアとの差分を埋めることができる学習コンテンツの判定を行うことでマッチングを実行する。当該マッチングにおいては、一つの学習コンテンツをマッチングしてもよいし、複数の学習コンテンツをマッチングしてもよい。また、学習コンテンツのマッチングを行う際は、コンテンツスコアDB46に記憶されている学習コンテンツに関する情報及び対応度合いを考慮してより適切な学習コンテンツの優先度が高くなるように順位付けしてもよい。なお、判定部56は、目標スコアと現状スコアとの差分をスコア算出部54から直接取得してもよいし、結果DB44から取得してもよい。
表示処理部58は、判定部56がマッチングした学習コンテンツ及び結果DB44に記憶されたユーザの現状スコア等の情報を含む結果を端末装置14へ送信することで、端末装置14に結果を表示させる処理(図8参照)を行う。なお本実施形態に係る情報処理システムでは、これらの結果を種々のグラフで表示するための情報、結果に付随して表示するコメント又は解説等の文章の情報を、結果と共に端末装置14へ送信してよい。
(端末装置)
図5は、本実施形態に係る端末装置14の機能構成を示すブロック図である。本実施形態に係る端末装置14は、処理部60、記憶部(ストレージ)62、通信部(トランシーバ)64、表示部(ディスプレイ)66及び操作部68等を備えて構成されている。端末装置14は、スキルの評価や学習を望むユーザ、又は、このユーザが所属する企業の人事担当者等が使用する装置であり、例えばスマートフォン、タブレット型端末装置又はパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成され得る。本実施形態に係る端末装置14は、一例として上述のハードウェア資源を用いて、具体的には、図3に示されるプロセッサ18がメモリ20又はストレージ22に記憶された情報処理プログラム28を読み出し実行することで、各機能構成を実現する。端末装置14が実現する機能構成について説明する。
処理部60は、記憶部62に記憶された情報処理プログラム28を読み出して実行することにより、目標に関する情報のユーザからの入力を受け付ける処理、サーバ装置12から取得した質問を表示する処理、質問に対するユーザの回答を受け付けてサーバ装置12へ送信する処理、及び、サーバ装置12から取得したマッチングした学習コンテンツ並びにユーザの現状スコア等の情報を含む結果を表示する処理等の種々の処理を行う。
記憶部62は、処理部60が実行する各種のプログラム、及び、処理部60の処理に必要な各種のデータを記憶する。本実施形態において記憶部62は、処理部60が実行する情報処理プログラム28を記憶している。本実施形態において情報処理プログラム28は遠隔のサーバ装置等により配信され、これを端末装置14が通信にて取得し、記憶部62に記憶する。ただし情報処理プログラム28は、例えば端末装置14の製造段階において記憶部62に書き込まれてもよい。例えば情報処理プログラム28は、メモリカード又は光ディスク等の図示しない記録媒体に記録された情報処理プログラム28を端末装置14が読み出して記憶部62に記憶してもよい。例えば情報処理プログラム28は、記録媒体に記録されたものを書込装置が読み出して端末装置14の記憶部62に書き込んでもよい。情報処理プログラム28は、ネットワークを介した配信の態様で提供されてもよく、記録媒体に記録された態様で提供されてもよい。
通信部64は、携帯電話通信網、無線LAN及びインターネット等を含むネットワークNを介して、種々の装置との間で通信を行う。本実施形態において通信部64は、ネットワークNを介して、サーバ装置12との間で通信を行う。通信部64は、処理部60から与えられたデータを他の装置へ送信すると共に、他の装置から受信したデータを処理部60へ与える。
表示部66は、液晶ディスプレイ等を用いて構成されており、処理部60の処理に基づいて種々の画像及び文字等を表示する。操作部68は、ユーザの操作を受け付け、受け付けた操作を処理部60へ通知する。例えば操作部68は、機械式のボタン又は表示部66の表面に設けられたタッチパネル等の入力デバイスによりユーザの操作を受け付ける。また例えば操作部68は、マウス及びキーボード等の入力デバイスであってよく、これらの入力デバイスは端末装置14に対して取り外すことが可能な構成であってもよい。
また本実施形態に係る端末装置14は、記憶部62に記憶された情報処理プログラム28を処理部60が読み出して実行することにより、目標入力表示処理部71、質問表示処理部73、回答受付部70及び結果提示処理部74等がソフトウェア的な機能部として処理部60に実現される。なお情報処理プログラム28は、本実施形態に係る情報処理システムに関連する専用のプログラムであってもよく、インターネットブラウザ又はウェブブラウザ等の汎用のプログラムであってもよい。
目標入力表示処理部71は、サーバ装置12より目標の入力を受け付ける処理を実行するように指示された場合に、目標に関する情報の入力を受け付ける画面(図6参照)を表示部66に表示する処理を行う。本実施形態では、図6に示されるように、目標の設定として複数のスキル名と当該スキルに関連した各種情報がユーザにより選択可能に表示されている。具体的には、スキル名と、当該スキルの程度を測るための質問に回答した過去の結果と、スキルの詳細の解説と、当該スキルの目標レベルと、目標レベル別の定義と、現状スコアと目標レベルとの差分とがスキルごとに表示されている。ユーザは、スキル名から目標とするスキルを選択すると共に、当該スキルにおける目標レベルを設定することで目標に関する情報の入力が可能とされている。なお、目標入力表示処理部71は、図示しないログイン画面によりログインしたユーザに対して目標に関する情報の入力を受け付ける画面を表示部66に表示するため、目標に関する情報を入力したユーザを特定した上で目標に関する情報の入力を受け付ける。
図5に示されるように、目標受付部72は、目標入力表示処理部71により表示部66に表示された目標の入力画面に入力された目標に関する情報及び当該情報を入力したユーザ情報を取得し、サーバ装置12へ送信する処理を行う。本実施形態では、入力したユーザの情報(ID情報等)とスキル名と当該スキルにおける目標レベルを取得してサーバ装置12へ送信する。
質問表示処理部73は、サーバ装置12が送信する質問のデータを受信して、表示部66に質問を表示する処理を行う。本実施形態において質問表示処理部73は、例えば1つの質問を表示してユーザの回答が得られた後に次の質問を表示する、という態様で複数の質問を順番に表示する。ただし質問表示処理部73は、複数の質問を同時的に表示してもよい。
回答受付部70は、操作部68に対するユーザの操作を受け付けることによって、質問表示処理部73が表示した質問に対するユーザの回答を受け付ける処理を行う。回答受付部70は、受け付けた回答をサーバ装置12へ送信する。
結果提示処理部74は、ユーザのスキルに対してマッチングした学習コンテンツを含む結果をサーバ装置12から受信して、表示部66に結果を表示する処理を行う。本実施形態では、結果提示処理部74は、図8に示されるように、ユーザの現状スコアを目標に関する情報と共に表示する。結果提示処理部74は、現状スコアについてグラフ化したビジュアル表示を行うことができる。
また、結果提示処理部74は、図9に示されるように、マッチングした学習コンテンツを学習用ページにてユーザへのおすすめとして表示する。本実施形態では、結果提示処理部74は、マッチングした学習コンテンツのサムネイル画像と学習コンテンツのタイトルと表示する構成とされているが、これに限らず、学習コンテンツのタイトルのみの一覧リスト形式で表示してもよいし、学習コンテンツの内容を直接表示する構成としてもよい。
<処理フロー>
次に、本実施形態に係る情報処理システムの作用について説明する。図10は、本実施形態に係る情報処理システムの処理の流れを示すフローチャートである。プロセッサ18がメモリ20又はストレージ22から本実施形態に係る情報処理プログラム28を読み出し、メモリ20に展開して実行することにより、本実施形態に係る情報処理プログラム28に基づく処理が行われる。
プロセッサ18は、ユーザDB40に本サービスに現在ログインしているユーザの目標に関する情報が記憶されているか否かを判定する(ステップ100)。目標に関する情報が記憶されている場合(ステップ100:YES)、プロセッサ18は、後述するステップ112へ処理を移行する。一方、目標に関する情報が記憶されていない場合(ステップ100:NO)、プロセッサ18は、目標の入力を受け付ける処理を実行する(ステップ102)。
プロセッサ18は、目標に関する情報がユーザの入力により受信されたか否かを判定する(ステップ104)。目標に関する情報が受信されていない場合(ステップ104:NO)、プロセッサ18は、ステップ102へ処理を移行する。一方、目標に関する情報が受信された場合(ステップ104:YES)、プロセッサ18は、目標に関する情報をログインしているユーザのID情報と紐づけてユーザDB40に記憶する(ステップ106)。
プロセッサ18は、目標に関する情報に対応した質問を質問DB42から取得する(ステップ108)。そして、プロセッサ18は、端末装置14の表示部66に質問を表示する処理を行う(ステップ110)。
プロセッサ18は、質問に対する回答を受信したか否かを判定する(ステップ112)。回答を受信していない場合(ステップ112:NO)、プロセッサ18は、回答を受信するまで待機する。一方、回答を受信した場合(ステップ112:YES)、プロセッサ18は、回答を結果DB44に記憶する(ステップ114)。
プロセッサ18は、すべての質問に対する回答が終了したか否かを判定する(ステップ116)。すべての質問に対する回答が未だ終了していない場合(ステップ116:NO)、プロセッサ18は、ステップ108へ処理を移行する。一方、すべての質問に対する回答が終了した場合(ステップ116:YES)、プロセッサ18は、回答に基づいて現状スコアと目標に関する情報から目標スコアとを算出する(ステップ118)と共に、当該現状スコアと目標スコアとの差分を算出する(ステップ120)。
プロセッサ18は、現状スコアと目標スコアとの差分に対応した学習コンテンツのマッチングを実行してユーザに提示する学習コンテンツを決定する(ステップ122)と共に、算出した現状スコア、目標スコア及びマッチングした学習コンテンツ等の結果を結果DB44に記憶する(ステップ124)。そして、プロセッサ18は、現状スコア及びマッチングした学習コンテンツの少なくとも一方を端末装置14の表示部66に表示させることでユーザに学習コンテンツを含めた結果を提示する(ステップ126)。
プロセッサ18は、本サービスの利用について終了操作がユーザによりされたか否かを判定する(ステップ128)。終了操作がされていない場合(ステップ128:NO)、プロセッサ18は、ステップ126へ処理を移行する。一方、終了操作がされた場合(ステップ128:YES)、プロセッサ18は、本実施形態に係る情報処理プログラム28に基づく処理を終了する。
(第一実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態に係る作用並びに効果を説明する。
本実施形態に係る情報処理システム10は、ユーザの目標に関する情報を取得するステップと、目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、質問に対する回答を取得するステップと、回答を評価するスコアである現状スコアを算出するステップと、現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングするステップと、学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、を有する情報処理方法を実行する。したがって、ユーザは目標とするレベルに達するための適切な学習コンテンツを得ることができる。これにより、ユーザのスキルアップをより適切に支援することができる。
また、情報処理システム10は、現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングにおいて、目標に到達するために必要なスキルを評価するスコアである目標スコアを算出すると共に、当該目標スコアと現状スコアとの差分を算出して当該差分を対応した学習コンテンツをマッチングする。したがって、ユーザが目標とするレベルに達するための学習コンテンツをより適切にマッチングすることができる。これにより、ユーザのスキルアップを一層適切に支援することができる。
(第二実施形態)
次に、図11~図13を用いて本発明の第二実施形態に係る情報処理システムについて説明する。なお、前述した第一実施形態と同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第二実施形態に係る情報処理システム80(図1参照)は、基本的な構成は第一実施形態と同様とされ、学習コンテンツのマッチングにおいて学習ログ情報及び学習コンテンツの評価フェードバック情報も用いるという点に特徴がある。
すなわち、図12に示されるように、サーバ装置82は、処理部60、記憶部(ストレージ)62及び通信部38等を備えて構成されている。なお本実施形態においては、1つのサーバ装置にて処理が行われるものとして説明を行うが、複数のサーバ装置が分散して処理を行ってもよい。
処理部60は、記憶部62に記憶された情報処理プログラム84を読み出して実行することにより、ユーザの端末装置14からユーザにより入力された目標に関する情報を取得する処理、質問を送信する処理、端末装置14にて受け付けたユーザの回答を取得する処理、取得した回答に基づいて現状スコア及び目標スコアを算出する処理、算出した現状スコアに基づいてスキルを評価する処理、学習コンテンツをスコアリングする処理、目標スコアと現状スコアとの差分を算出する処理、ユーザの学習コンテンツの学習ログの取得、学習コンテンツに対するユーザからの評価のフィードバック情報の取得、差分と学習ログとフィードバック情報とを踏まえて学習コンテンツをマッチングする処理及びマッチングした学習コンテンツを含む結果を端末装置14へ送信して表示させる処理等の種々の処理を行う。
本実施形態において処理部60は、目標設定部48、質問出力部50、回答取得部52、スコア算出部54、判定部86、表示処理部58、学習ログ取得部88及びフィードバック取得部90等が設けられている。
学習ログ取得部88は、ユーザが学習コンテンツを利用した学習ログ情報を取得する。学習ログ情報は具体的に、ユーザが学習コンテンツを利用した利用状況に関する情報であり、利用時間、再生回数、学習コンテンツへの滞在時間等とされている。なお、学習ログ情報は、請求項3に記載の「前記学習者が学習した前記学習コンテンツに関する情報」に相当する。学習ログ取得部88は、取得した学習ログ情報を後述する結果DB92に記憶する。
フィードバック取得部90は、学習コンテンツに対するユーザからの評価のフィードバック情報を取得する。具体的には、フィードバック取得部90は、図11に示されるように、学習コンテンツの画面に学習コンテンツの理解の度合を学習コンテンツの評価のフィードバック情報としてユーザからの入力を受け付けるように端末装置14に表示させる処理を行う。本実施形態では、一例として、複数段階(例えば5段階)で回答させる問題形式にてフィードバック情報のユーザからの入力を受け付ける。また、フィードバック取得部90は、ユーザからフィードバック情報の入力を端末装置14から受信することにより、ユーザからのフィードバック情報を取得する処理を行う。そして、フィードバック取得部90は、取得したフィードバック情報を後述する結果DB92に記憶する。なお、本実施形態では、フィードバック情報は複数段階で回答させる問題形式にて回答させるが。これに限らず、「いいね」等の入力を行うことで回答させたり、その他の形式にて回答させてもよい。
図12に示されるように、判定部86は、スコア算出部54が算出した目標スコアと現状スコアとの差分に基づいて、当該差分に対応したコンテンツデータベース16内の学習コンテンツのマッチングを実行する。具体的には、判定部56は、コンテンツスコアDB46に記憶された学習コンテンツの対応スコアを取得して、目標スコアと現状スコアとの差分を埋めることができる学習コンテンツの判定を行うことでマッチングを実行する。当該マッチングにおいては、一つの学習コンテンツをマッチングしてもよいし、複数の学習コンテンツをマッチングしてもよい。また、学習コンテンツのマッチングを行う際は、コンテンツスコアDB46に記憶されている学習コンテンツに関する情報及び対応度合いを考慮してより適切な学習コンテンツの優先度が高くなるように順位付けしてもよい。なお、判定部56は、目標スコアと現状スコアとの差分をスコア算出部54から直接取得してもよいし、結果DB92から取得してもよい。
また、判定部86は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方が取得されると、当該情報にも基づいて学習コンテンツのマッチングを実行する。具体的には、判定部86は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方から学習済みと判定した学習コンテンツについてはマッチングする優先度を低くする。また、判定部86は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方から学習中と判定した学習コンテンツについてはマッチングする優先度を高くする。さらに、判定部86は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方から理解度が高いと判定した学習コンテンツに関連した学習コンテンツについてはマッチングする優先度を高くする。この判定部86による学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方に基づいた学習コンテンツのマッチングについては、その他学習ログ情報からユーザの興味関心を推定して学習コンテンツのマッチングを行うなど、適宜任意の手法を採用してもよい。
記憶部62は、例えばハードディスク等の大容量の記憶装置を用いて構成されている。記憶部62は、処理部60が実行する各種のプログラム、及び、処理部60の処理に必要な各種のデータを記憶する。本実施形態において記憶部62は、処理部60が実行する情報処理プログラム84を記憶すると共に、ユーザDB40、質問DB42、質問に対するユーザの回答と当該回答に基づいて算出された現状スコアと学習ログとフィードバック情報等を記憶する結果DB92及びコンテンツスコアDB46等が設けられている。
結果DB92は、本実施形態に係る情報処理システムが提供するサービスを利用して業務遂行スキルの測定を受けたユーザについて、その結果を記憶して蓄積するデータベースである。結果DB92は、例えばユーザの名前又はID情報、ユーザが回答を行った年月日、ユーザの回答に基づいて算出されたスコアである現状スコア、ユーザの学習コンテンツの学習ログ情報、学習コンテンツに対するユーザからの評価のフィードバック情報及び、業務遂行スキルの評価等の情報を対応付けて記憶する。また結果DB92は、ユーザに対して提示された質問及びユーザが行った回答等の情報を更に記憶してもよい。
<処理フロー>
次に、本実施形態に係る情報処理システムの作用について説明する。図13は、本実施形態に係る情報処理システムの処理の流れを示すフローチャートである。プロセッサ18がメモリ20又はストレージ22から本実施形態に係る情報処理プログラム84を読み出し、メモリ20に展開して実行することにより、本実施形態に係る情報処理プログラム84に基づく処理が行われる。なお、第一実施形態と同一の処理については、同一番号を付してその説明を省略する。
ステップ126にて現状スコア及びマッチングした学習コンテンツの少なくとも一方を端末装置14の表示部66に表示させることでユーザに学習コンテンツを含めた結果を提示した後、プロセッサ18は、ユーザが学習コンテンツを利用したか否かを判定する(ステップ200)。学習コンテンツが利用されない場合(ステップ200:NO)、プロセッサ18は、後述するステップ212へ処理を移行する。一方、学習コンテンツが利用された場合(ステップ200:YES)、プロセッサ18は、学習ログ情報を取得すると共に、当該学習ログ情報を結果DB92に記憶する(ステップ202)。
プロセッサ18は、学習コンテンツの画面に学習コンテンツの理解の度合を学習コンテンツの評価のフィードバック情報としてユーザからの入力を受け付けるように端末装置14に表示させる処理を行う(ステップ204)。
プロセッサ18は、ユーザからフィードバック情報を受信したか否かを判定する(ステップ206)。フィードバック情報を受信していない場合(ステップ206:NO)、プロセッサ18は、後述するステップ212へ処理を移行する。一方、フィードバック情報を受信した場合(ステップ206:YES)、プロセッサ18は、当該フィードバック情報を結果DB92に記憶する(ステップ208)。
プロセッサ18は、本サービスの利用について終了操作がユーザによりされたか否かを判定する(ステップ212)。終了操作がされていない場合(ステップ212:NO)、プロセッサ18は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方がある場合は当該情報を利用して学習コンテンツのマッチングを再度実施し(ステップ210)、その後ステップ126の処理へ移行する。一方、終了操作がされた場合(ステップ212:YES)、プロセッサ18は、本実施形態に係る情報処理プログラム84に基づく処理を終了する。
(第二実施形態の作用・効果)
次に、第二実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、学習コンテンツのマッチングにおいて学習ログ情報及び学習コンテンツの評価フェードバック情報も用いるという点以外は第一実施形態と同様に構成されているので、第一実施形態と同様の効果が得られる。また、情報処理システム80は、学習者が学習した学習コンテンツに関する情報である学習ログ情報を取得すると共に、当該学習ログ情報を含めて現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う。したがって、ユーザが目標とするレベルに達するための学習コンテンツのマッチングを精度良く実行することができる。これにより、ユーザのスキルアップをさらに適切に支援することができる。
また、情報処理システム80は、ユーザが学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該フィードバック情報を含めて現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う。したがって、ユーザが目標とするレベルに達するための学習コンテンツのマッチングをさらに精度良く実行することができる。これにより、ユーザのスキルアップをより一層適切に支援することができる。
(第三実施形態)
次に、図14、図15を用いて本発明の第三実施形態に係る情報処理システムについて説明する。なお、前述した第一実施形態及び第二実施形態と同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第三実施形態に係る情報処理システム100(図1参照)は、基本的な構成は第二実施形態と同様とされ、学習コンテンツのマッチングにおいて業務ログ情報も用いるという点に特徴がある。
すなわち、図13に示されるように、サーバ装置102は、処理部104、記憶部(ストレージ)106及び通信部38等を備えて構成されている。なお本実施形態においては、1つのサーバ装置にて処理が行われるものとして説明を行うが、複数のサーバ装置が分散して処理を行ってもよい。
処理部104は、記憶部106に記憶された情報処理プログラム108を読み出して実行することにより、ユーザの端末装置14からユーザにより入力された目標に関する情報を取得する処理、質問を送信する処理、端末装置14にて受け付けたユーザの回答を取得する処理、取得した回答に基づいて現状スコア及び目標スコアを算出する処理、算出した現状スコアに基づいてスキルを評価する処理、学習コンテンツをスコアリングする処理、目標スコアと現状スコアとの差分を算出する処理、ユーザの学習コンテンツの学習ログの取得、学習コンテンツに対するユーザからの評価のフィードバック情報の取得、業務ログ情報の取得、差分と学習ログとフィードバック情報と業務ログ情報とを踏まえて学習コンテンツをマッチングする処理及びマッチングした学習コンテンツを含む結果を端末装置14へ送信して表示させる処理等の種々の処理を行う。
本実施形態において処理部104は、目標設定部48、質問出力部50、回答取得部52、スコア算出部54、判定部110、表示処理部58、学習ログ取得部88、フィードバック取得部90及び業務ログ取得部112等が設けられている。
業務ログ取得部112は、業務ログ情報としてユーザが端末装置14によって業務を行う際の操作ログ情報を取得する。すなわち、ユーザの行動に関する情報として業務ログ情報を取得する。具体的には、ユーザが端末装置14を利用して業務を行う際の端末装置14やアプリケーションの利用状況、ユーザインタフェース33(図3参照)の操作状況等が業務ログ情報に該当する。これら業務ログ情報は、スキルを評価する本サービスを利用していない状態で取得してもよい。また、端末装置14による業務ログ情報に限らず、他の端末装置やその他の手法により業務ログ情報を取得してもよい。業務ログ取得部112は、取得した業務ログ情報について当該業務を実行したユーザのID情報に紐づけて後述するユーザDB116に記憶する。
判定部110は、スコア算出部54が算出した目標スコアと現状スコアとの差分に基づいて、当該差分に対応したコンテンツデータベース16内の学習コンテンツのマッチングを実行する。具体的には、判定部56は、コンテンツスコアDB46に記憶された学習コンテンツの対応スコアを取得して、目標スコアと現状スコアとの差分を埋めることができる学習コンテンツの判定を行うことでマッチングを実行する。当該マッチングにおいては、一つの学習コンテンツをマッチングしてもよいし、複数の学習コンテンツをマッチングしてもよい。また、学習コンテンツのマッチングを行う際は、コンテンツスコアDB46に記憶されている学習コンテンツに関する情報及び対応度合いを考慮してより適切な学習コンテンツの優先度が高くなるように順位付けしてもよい。なお、判定部56は、目標スコアと現状スコアとの差分をスコア算出部54から直接取得してもよいし、結果DB92から取得してもよい。
また、判定部110は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方が取得されると、当該情報にも基づいて学習コンテンツのマッチングを実行する。具体的には、判定部110は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方から学習済みと判定した学習コンテンツについてはマッチングする優先度を低くする。また、判定部110は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方から学習中と判定した学習コンテンツについてはマッチングする優先度を高くする。さらに、判定部110は、学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方から理解度が高いと判定した学習コンテンツに関連した学習コンテンツについてはマッチングする優先度を高くする。この判定部110による学習ログ情報及びフィードバック情報の少なくとも一方に基づいた学習コンテンツのマッチングについては、その他学習ログ情報からユーザの興味関心を推定して学習コンテンツのマッチングを行うなど、適宜任意の手法を採用してもよい。
さらに、判定部110は、業務ログ情報が取得されると、当該情報にも基づいて学習コンテンツのマッチングを行う。具体的には、判定部110は、業務ログ情報より特定の業務が他の業務よりも処理に時間を要していると判定した場合は、当該特定の業務に関連した学習コンテンツについてマッチングする優先度を高くする。この判定部110による業務ログ情報に基づいた学習コンテンツのマッチングについては、その他頻繫に実施する業務を推定して当該業務に関連した学習コンテンツのマッチングの優先度を高くするなど、適宜任意の手法を採用してもよい。
記憶部106は、例えばハードディスク等の大容量の記憶装置を用いて構成されている。記憶部106は、処理部104が実行する各種のプログラム、及び、処理部104の処理に必要な各種のデータを記憶する。本実施形態において記憶部106は、処理部104が実行する情報処理プログラム108を記憶すると共に、ユーザDB116、質問DB42、質問に対するユーザの回答と当該回答に基づいて算出された現状スコアと学習ログとフィードバック情報等を記憶する結果DB92及びコンテンツスコアDB46等が設けられている。
<処理フロー>
次に、本実施形態に係る情報処理システムの作用について説明する。図15は、本実施形態に係る情報処理システムの処理の流れを示すフローチャートである。プロセッサ18がメモリ20又はストレージ22から本実施形態に係る情報処理プログラム108を読み出し、メモリ20に展開して実行することにより、本実施形態に係る情報処理プログラム108に基づく処理が行われる。なお、第一実施形態及び第二実施形態と同一の処理については、同一番号を付してその説明を省略する。
プロセッサ18は、ユーザの行動に関する情報として業務ログ情報を受信したか否かを判定する(ステップ300)。業務ログ情報を受信していない場合(ステップ300:NO)、プロセッサ18は、ステップ100の処理へ移行する。一方、業務ログ情報を受信した場合(ステップ300:YES)、プロセッサ18は、取得した業務ログ情報をユーザDB116に記憶して(ステップ302)、ステップ100へ処理を移行する。
ステップ124の処理後、プロセッサ18は、業務ログ情報がある場合は業務ログ情報及び、現状スコアと目標スコアとの差分に対応した学習コンテンツのマッチングを実行してユーザに提示する学習コンテンツを決定すると共に、マッチングした学習コンテンツ等の結果を結果DB92に記憶する(ステップ304)。そして、プロセッサ18は、現状スコア及びマッチングした学習コンテンツの少なくとも一方を端末装置14の表示部66に表示させることでユーザに学習コンテンツを含めた結果を提示する(ステップ306)。
(第三実施形態の作用・効果)
次に、第三実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、学習コンテンツのマッチングにおいて業務ログ情報も用いる点以外は第一実施形態及び第二実施形態と同様に構成されているので、第一実施形態及び第二実施形態と同様の効果が得られる。また、ユーザの業務ログ情報を取得すると共に、当該情報を含めて現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行うことから、ユーザが目標とするレベルに達するためにマッチングする学習コンテンツをより実務的なものにマッチングすることができる。これにより、ユーザのスキルアップをさらに適切に支援することができる。
<付記>
本実施形態は、以下の開示を含む。
(付記1)
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
学習者の目標に関する情報を取得するステップと、
前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、
前記質問に対する回答を取得するステップと、
前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出するステップと、
前記現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングするステップと、
前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、
を有する情報処理方法。
(付記2)
前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングにおいて、前記目標に到達するために必要なスキルを評価するスコアである目標スコアを算出すると共に、当該目標スコアと前記現状スコアとの差分を算出して当該差分を対応した学習コンテンツをマッチングする、
付記1に記載の情報処理方法。
(付記3)
前記情報処理装置は、前記学習者が学習した前記学習コンテンツに関する情報を取得すると共に、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
付記1又は付記2に記載の情報処理方法。
(付記4)
前記情報処理装置は、前記学習者の行動に関する情報を取得すると共に、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
付記1又は付記2に記載の情報処理方法。
(付記5)
前記情報処理装置は、前記学習者の行動に関する情報を取得すると共に、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
付記3に記載の情報処理方法。
(付記6)
前記情報処理装置は、前記学習者が前記学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
付記1又は付記2に記載の情報処理方法。
(付記7)
前記情報処理装置は、前記学習者が前記学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
付記3又は付記4に記載の情報処理方法。
(付記8)
前記情報処理装置は、前記学習者が前記学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
付記5に記載の情報処理方法。
(付記9)
学習者の目標に関する情報を取得する処理と、
前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力する処理と、
前記質問に対する回答を取得する処理と、
前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出する処理と、
前記現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングする処理と、
前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示する処理と をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
12 サーバ装置(情報処理装置)
28 情報処理プログラム
84 情報処理プログラム
108 情報処理プログラム
一実施形態に係る情報処理方法は、学習者の目標に関する情報を取得するステップと、前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、前記質問に対する回答を取得するステップと、前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出するステップと、スキルを向上させるための学習コンテンツにおけるスキルへの対応度合をスコアリングした結果である対応スコアを取得すると共に、前記目標に到達するために必要なスキルを評価するスコアである目標スコアを算出しかつ当該目標スコアと前記現状スコアとの差分を算出して当該差分を埋めることができる対応スコアに紐付けられた学習コンテンツをマッチングするステップと、前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、を有する。
一実施形態に係る情報処理方法は、学習者の目標に関する情報を取得するステップと、前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、前記質問に対する回答を取得するステップと、前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出するステップと、スキルを向上させるための学習コンテンツにおけるスキルへの対応度合をスコアリングした結果である対応スコアを取得すると共に、前記目標に到達するために必要なスキルを評価するスコアである目標スコアを算出しかつ当該目標スコアと前記現状スコアとの差分を算出して当該差分を埋めることができる対応スコアに紐付けられた学習コンテンツをマッチングすると共に、前記学習者の行動に関する情報として前記学習者が端末装置によって業務を行う際の操作ログ情報である業務ログ情報を取得しかつ前記マッチングの際に当該業務ログ情報を基に前記学習コンテンツのマッチングにおける優先度を変更するステップと、前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、を有する。

Claims (9)

  1. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    学習者の目標に関する情報を取得するステップと、
    前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力するステップと、
    前記質問に対する回答を取得するステップと、
    前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出するステップと、
    前記現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングするステップと、
    前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示するステップと、
    を有する情報処理方法。
  2. 前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングにおいて、前記目標に到達するために必要なスキルを評価するスコアである目標スコアを算出すると共に、当該目標スコアと前記現状スコアとの差分を算出して当該差分を対応した学習コンテンツをマッチングする、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記情報処理装置は、前記学習者が学習した前記学習コンテンツに関する情報を取得すると共に、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理方法。
  4. 前記情報処理装置は、前記学習者の行動に関する情報を取得すると共に、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理方法。
  5. 前記情報処理装置は、前記学習者の行動に関する情報を取得すると共に、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
    請求項3に記載の情報処理方法。
  6. 前記情報処理装置は、前記学習者が前記学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理方法。
  7. 前記情報処理装置は、前記学習者が前記学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
    請求項3又は請求項4に記載の情報処理方法。
  8. 前記情報処理装置は、前記学習者が前記学習コンテンツを利用した結果のフィードバック情報を取得し、当該情報を含めて前記現状スコアに応じた学習コンテンツのマッチングを行う、
    請求項5に記載の情報処理方法。
  9. 学習者の目標に関する情報を取得する処理と、
    前記目標に到達するためのスキルを測るための質問を出力する処理と、
    前記質問に対する回答を取得する処理と、
    前記回答を評価するスコアである現状スコアを算出する処理と、
    前記現状スコアに応じた学習コンテンツをマッチングする処理と、
    前記学習コンテンツの少なくとも一部を前記学習者へ提示する処理と、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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