JP2023160917A - 取引処理システム、端末装置、店舗システム、取引支援装置及び情報処理プログラム - Google Patents
取引処理システム、端末装置、店舗システム、取引支援装置及び情報処理プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023160917A JP2023160917A JP2023143053A JP2023143053A JP2023160917A JP 2023160917 A JP2023160917 A JP 2023160917A JP 2023143053 A JP2023143053 A JP 2023143053A JP 2023143053 A JP2023143053 A JP 2023143053A JP 2023160917 A JP2023160917 A JP 2023160917A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processor
- data
- product
- store
- payment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000012545 processing Methods 0.000 title claims abstract description 95
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims description 56
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 90
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 123
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 76
- 230000008569 process Effects 0.000 description 62
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 37
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 35
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 27
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 27
- 230000006870 function Effects 0.000 description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 25
- 230000004044 response Effects 0.000 description 25
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 23
- 230000008859 change Effects 0.000 description 13
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 9
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 4
- 238000012508 change request Methods 0.000 description 3
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 2
- 101001135056 Rhizobium meliloti (strain 1021) Apolipoprotein N-acyltransferase Proteins 0.000 description 1
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
【解決手段】 実施形態の取引処理システムは、登録手段、決済手段、取得手段及び制御手段を備える。登録手段は、端末における操作により指定された商品を、端末を利用している客による購入対象の商品として登録する。決済手段は、登録手段により登録された商品の代金を客に決済させるための決済処理を行う。取得手段は、登録手段により購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、端末における操作により指定されるデータを取得する。制御手段は、取得手段により取得されたデータが予め定められた解除データである場合に、決済手段による決済処理の開始を許容する。
【選択図】 図17
Description
このようなシステムにおいては、クレジットカード決済又はバーコード決済などの決済方法を用いれば、決済の処理は端末装置における客の操作に応じて完結することが可能である。また、客の操作に応じて決済処理を行うセルフタイプの会計機を用いれば、決済の処理は会計機における客の操作に応じて完結することが可能である。そしてこのようにして決済を完結できれば、店員が関与すること無しに取引を完了することが可能である。
そしてこのような状況で、店員が関与することなしに決済が行えてしまうと、決済されていない商品が客によって持ち出されてしまうことになる。
このような事情から、客が購入商品として登録しようとしたものの正しく登録できなかった商品が決済されることなく持ち出されることを防止できることが望まれていた。
この実施形態における取引処理システムは、購入者に年齢制限が定められている等の事情により、販売に際して店員による確認を要する商品(以下、要確認商品と称する)を含んだ複数の商品を、来訪した客に対して販売する店舗における商品の取引を処理する。
取引処理システムは、複数の店舗システム100、中継サーバ200及びユーザ端末300を、通信ネットワーク400を介して通信可能として構成される。
図1では、2つの店舗システム100を示している。これら店舗システム100は、取引処理システムを利用するそれぞれ異なる店舗A及び店舗Bにそれぞれ設けられる。取引処理システムを利用する店舗が3つ以上存在してもよく、店舗毎に店舗システム100が設けられる。なお以下において、各店舗に設けられた店舗システム100を区別する必要がある場合には、店舗Aに設けられた店舗システム100を店舗システム100Aと表し、店舗Bに設けられた店舗システム100を店舗システム100Bと表す。
店舗Aを運営する事業者は、店舗Bを運営する事業者と同じであっても、別であってもよい。その他の店舗で取引システムが利用される場合も、その店舗を運営する事業者は、店舗A又は店舗Bを運営する事業者と同じであっても、別であってもよい。
ユーザ端末300は、取引システムを利用した買い物を店舗にて行う客のためのユーザインタフェースとして機能する情報通信端末である。ユーザ端末300は、店舗システム100と無線通信する機能と、通信ネットワーク400と無線通信する機能とを備える。ユーザ端末300としては、スマートフォン又はタブレット端末等のデータ通信機能を備えた通信端末が利用できる。ユーザ端末300は、客により所有されていてもよいし、店舗にて客に貸与されてもよい。
通信ネットワーク400としては例えば、インターネット、VPN(virtual private network)、LAN(local area network)、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。通信ネットワーク400としては典型的には、移動体通信網とインターネット又はVPNとが利用される。
仮想POSサーバ2は、外部からの要求に応じて取引毎の購入商品の登録及び当該購入商品の代金の決済などのための情報処理を行う。つまり仮想POSサーバ2は、既存のPOS端末が備える機能を仮想的に実現する。仮想POSサーバ2が行う情報処理は、店舗毎の運営方針の違いに適応するようにカスタマイズされる。つまり、例えば店舗システム100Aに備えられた店舗サーバ1が行う情報処理と、店舗システム100Bに備えられた店舗サーバ1が行う情報処理とでは、一部相違する場合がある。
通信サーバ4は、店舗サーバ1、仮想POSサーバ2、モバイルコントローラ3及び会計機5が、通信ネットワーク400を介して中継サーバ200等とデータを授受するための通信処理を行う。
店内通信ネットワーク7としては、インターネット、VPN、LAN、公衆通信網、移動体通信網などを、単独又は適宜に組み合わせて用いることができる。ただし典型的には、店内通信ネットワーク7は、LANである。
(1) 店舗システム100の動作バージョン。例えば、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗システム100Aの動作バージョンを表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗システム100Bの動作バージョンを表す。
(2) 店舗システム100が設けられる店舗を運営する事業者を識別するための事業者コード。例えば2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗Aを運営する事業者に割り当てられた事業者コードを表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗Bを運営する事業者に割り当てられた事業者コードを表す。
(3) 店舗システム100が設けられる店舗を識別するための店舗コード。例えば2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗Aに割り当てられた店舗コードを表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗Bに割り当てられた店舗コードを表す。なお店舗コードは、取引処理システムを利用する全ての店舗の個々を識別可能なものであってもよいし、同じ事業者により運営される複数の店舗の個々を識別可能なものであってもよい。
(5) 店舗システム100が設けられる店舗の名称。例えば2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗Aの名称を表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗Bの名称を表す。
(6) 2次元コードTC1と2次元コードTC2とを区別するためのフラグ。チェックインデータにおける当該フラグは、チェックインデータであることを表す状態とされる。当該状態は、例えば“1”である。当該フラグは、全ての2次元コードTC1で共通である。
(8) 中継サーバ200のドメイン名。当該ドメイン名は、全ての2次元コードTC1で共通である。ただし、ドメイン名が互いに異なる複数の中継サーバ200が、店舗毎に使い分けられてもよい。そしてこの場合には、2次元コードTC1が表すチェックインデータは、対応する店舗で使用される中継サーバ200のドメイン名が表される。
(9) 電子レシートサーバのアドレス。電子レシートサーバは、図1に示す取引処理システムに含まれず、通信ネットワーク400を介して電子レシートサービスを提供する。例えば2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗Aを運営する事業者が利用する電子レシートサービスを提供する電子レシートサーバに通信ネットワーク400を介してアクセスするためのアドレスを表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗Bを運営する事業者が利用する電子レシートサービスを提供する電子レシートサーバに通信ネットワーク400を介してアクセスするためのアドレスを表す。当該アドレスは、全ての2次元コードTC1で共通であってもよいし、複数のアドレスのいずれかが2次元コードTC1毎に表されていてもよい。
(11) アクセスポイント6を識別するためのSSID(service set identifier)。例えば2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗システム100Aに含まれるアクセスポイント6を識別するSSIDを表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗システム100Bに含まれるアクセスポイント6のSSIDを表す。
(12) アクセスポイント6にアクセスするためのパスワード。例えば2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは、店舗システム100Aに含まれるアクセスポイント6に設定されているパスワードを表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは、店舗システム100Bに含まれるアクセスポイント6に設定されているパスワードを表す。
(14) ユーザ端末300が中継サーバ200との接続に失敗したときにエラーとするか、エラーとすることなく運用を続けるかを識別するためのフラグ。例えば、店舗Aにおいては、ユーザ端末300が中継サーバ200との接続に失敗したときにエラーとする設定であるならば、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該フラグとして例えば“1”を表す。また例えば、店舗Bにおいては、ユーザ端末300が中継サーバ200との接続に失敗しても運用を続ける設定であるならば、2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該フラグとして例えば“0”を表す。
(18) ログファイルを、通信ネットワーク400を介して中継サーバ200へとFTPにより送信する際に使用するユーザ名。
(19) ログファイルを、通信ネットワーク400を介して中継サーバ200へとFTPにより送信する際に使用するパスワード。
(20) 通信ネットワーク400を介して中継サーバ200へとFTPにより送信するログファイルのパス名。
(22) ユーザ端末300においてカメラ画面を自動遷移させるまでの時間。2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Aに関して予め設定された時間を表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Bに関して予め設定された時間を表す。
(23) ユーザ端末300がアクセスポイント6を介して店舗システム100と通信を行う際のタイムアウト時間。2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Aに関して予め設定された時間を表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Bに関して予め設定された時間を表す。
(25) ユーザ端末300が中継サーバ200を介して店舗システム100と通信を行う際のタイムアウト時間。2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Aに関して予め設定された時間を表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Bに関して予め設定された時間を表す。
(26) ユーザ端末300と店舗システム100との中継サーバ200を介した通信がタイムアウトした場合にリトライを許容する回数。2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該回数として、店舗Aに関して予め設定された回数を表す。2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該時間として、店舗Bに関して予め設定された回数を表す。
(28) 店舗システム100の動作モードを識別するためのデータ。例えば、店舗システム100Aが、取引処理システムを通常に運用する通常モードに設定されているならば、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該データとして例えば“1”を表す。また例えば、店舗システム100Bが、取引処理システムをデモ運用するデモモードに設定されているならば、2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該データとして例えば“2”を表す。
(29) 会計機5へのデータ転送のモードを識別するためのデータ。例えば、店舗システム100Aが、会計機5からモバイルコントローラ3にデータ転送を要求するモードに設定されているならば、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該データとして例えば“1”を表す。また例えば、店舗システム100Bが、会計機5からの要求無しにモバイルコントローラ3から会計機5へとデータ転送するモードに設定されているならば、2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該データとして例えば“2”を表す。
(31) 購入者の年齢制限が定められている商品(以下、年齢制限商品と称する)のユーザ端末300での登録を許容するか否かを識別するためのフラグ。例えば、店舗Aでは年齢制限商品のユーザ端末300での登録が許容されるならば、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該フラグとして例えば“1”を表す。また例えば、店舗Bでは当該のコード決済が許容されないならば、2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該フラグとして例えば“0”を表す。
(32) ポイント会員の会員コードの入力モードを識別するためのデータ。例えば、店舗システム100Aが、会員コードを手入力するモードに設定されているならば、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該データとして例えば“1”を表す。また例えば、店舗システム100Bが、バーコードの読み取りにより会員コードを入力するモードに設定されているならば、2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該データとして例えば“2”を表す。
(34) チェックイン時にユーザ端末300のバッテリ残量のチェックをするための閾値。当該閾値は、店舗毎又は事業者毎に設定される。例えば店舗Aを運営する事業者が当該閾値を「20%」と定めている場合は、2次元コードTC1Aが表すチェックインデータは当該閾値として例えば“20”を表す。また例えば店舗Bが当該閾値を「25%」と定めている場合は、2次元コードTC1Bが表すチェックインデータは当該閾値として例えば“25”を表す。
以上が、チェックインデータが表す情報の例である。ただし、チェックインデータは、以上に示した各種の情報のうちの一部を含まなくてもよい。またチェックインデータは、以上に示した各種の情報とは別の情報を表してもよい。
店舗サーバ1は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15を含む。プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13及び通信インタフェース14は、伝送路15を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ11、メインメモリ12及び補助記憶ユニット13が伝送路15により接続されていることによって、店舗サーバ1を制御するためのコンピュータが構成される。
伝送路15は、アドレスバス、データバス及び制御信号線等を含み、接続された各部の間で授受されるデータ及び制御信号を伝送する。
仮想POSサーバ2は、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信インタフェース24及び伝送路25を含む。プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23及び通信インタフェース24は、伝送路25を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ21、メインメモリ22及び補助記憶ユニット23が伝送路25により接続されていることによって、仮想POSサーバ2を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ21、メインメモリ22、補助記憶ユニット23、通信インタフェース24及び伝送路25の機能の概略は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15と同等であるので、その説明は省略する。
モバイルコントローラ3は、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、通信インタフェース34及び伝送路35を含む。プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33及び通信インタフェース34は、伝送路35を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ31、メインメモリ32及び補助記憶ユニット33が伝送路35により接続されていることによって、モバイルコントローラ3を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ31、メインメモリ32、補助記憶ユニット33、通信インタフェース34及び伝送路35の機能の概略は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15と同等であるので、その説明は省略する。
取引管理データベースDB31は、店内で客が利用するユーザ端末300に関連付けられたデータレコードDR1の集合である。このため、店内に存在する客が1人であるときには、取引管理データベースDB31はデータレコードDR1を1つ含む。また店内に存在する客が1人も居ないときには、取引管理データベースDB31はデータレコードDR1を含まない。そしてデータレコードDR1は、フィールドF11,F12,F13,F14を含む。
登録データベースDB32は、店内で買い回り中である客との取引に関連付けられたデータレコードDR2の集合である。そしてデータレコードDR2は、フィールドF21,F22を含む。データレコードDR1はまた、フィールドF23,F24,…を含み得る。
通信サーバ4は、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、通信インタフェース44、通信ユニット45及び伝送路46を含む。プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、通信インタフェース44及び通信ユニット45は、伝送路46を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ41、メインメモリ42及び補助記憶ユニット43が伝送路46により接続されていることによって、通信サーバ4を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ41、メインメモリ42、補助記憶ユニット43、通信インタフェース44及び伝送路46の機能の概略は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13、通信インタフェース14及び伝送路15と同等であるので、その説明は省略する。
通信ユニット45は通信ネットワーク400を介したデータ通信のための通信処理を行う。通信ユニット45としては、例えば周知のインターネット接続デバイスを適用できる。
ユーザ端末300は、プロセッサ301、メインメモリ302、補助記憶ユニット303、タッチパネル304、カメラ305、無線通信ユニット306、モバイル通信ユニット307及び伝送路308等を備える。プロセッサ301と、メインメモリ302、補助記憶ユニット303、タッチパネル304、カメラ305及びモバイル通信ユニット307とは、伝送路308を介して通信可能とされている。そして、プロセッサ301、メインメモリ302及び補助記憶ユニット303が伝送路308により接続されていることによって、ユーザ端末300を制御するためのコンピュータが構成される。なお、プロセッサ301、メインメモリ302、補助記憶ユニット303及び伝送路308の機能の概略は、プロセッサ11、メインメモリ12、補助記憶ユニット13及び伝送路15と同等であるので、その説明は省略する。
カメラ305は、光学系及びイメージセンサを含み、光学系により形成される視野内の像を表した画像データをイメージセンサにより生成する。
モバイル通信ユニット307は、通信ネットワーク400を介したデータ通信のインタフェースである。モバイル通信ユニット307としては、例えば移動通信網を介したデータ通信を行うための周知の通信デバイスを利用できる。
なお、以下に説明する取引処理システムの動作により客に提供されるサービスをスマホPOSサービスと称する。
まず図9に示すACT101としてプロセッサ301は、メインメニュー画面をタッチパネル304に表示させる。メインメニュー画面は、スマホPOSアプリAP301に基づいて行うべきいくつかの処理のいずれかの指定を受けるための画面である。メインメニュー画面には、買い物の開始を指定するためのGUI(graphical user interface)要素を含む、複数のGUI要素が配置されている。なおGUI要素は、例えばソフトキーである。
ACT103としてプロセッサ301は、買い物の開始以外の指定がなされたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できないならばNOと判定し、ACT102へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT102及びACT103としては、メインメニュー画面での何らかの指定がなされるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、買い物の開始以外の指定がなされたならば、ACT103にてYESと判定し、指定された処理へと進む。なおこの場合のプロセッサ301の処理についての説明は省略する。
プロセッサ301は、買い物の開始を指定するための操作が例えばタッチパネル304にて検出されると、ACT102にてYESと判定し、ACT104へと進む。
ACT104としてプロセッサ301は、チェックイン用のスキャン画面をタッチパネル304に表示させる。チェックイン用のスキャン画面は、チェックイン用の2次元コードTC1を読み取るように客に促す画面である。プロセッサ301は例えば、カメラ305を起動し、これによりカメラ305で得られた画像に、2次元コードTC1を読み取るように客に促す文字メッセージと、2次元コードTCを翳すべき位置の目安を示すラインとを重ねてスキャン画面を生成する。
ACT105としてプロセッサ301は、2次元コードが読み取れるのを待ち受ける。このときにプロセッサ301は、カメラ305で得られる画像を繰り返し解析し、2次元コードの読み取りを試みる。この2次元コードの読み取りは、スマホPOSアプリAP301に基づく処理として行われてもよいし、2次元コードの読み取り用の別のアプリケーションプログラムに基づく処理として行われてもよい。そしてプロセッサ301は、2次元コードが読み取れたならばYESと判定し、ACT106へと進む。
ACT107としてプロセッサ301は、読み取ったチェックインデータを、メインメモリ302又は補助記憶ユニット303に保存する。
なお、以降において説明するユーザ端末300からモバイルコントローラ3への各種の要求は、上記と同様に、要求の理由を識別するための識別データを含んだ要求データをアクセスポイント6及び店内通信ネットワーク7を介してユーザ端末300からモバイルコントローラ3へと送ることにより実現される。
プロセッサ31は、チェックインを要求するための要求データが通信インタフェース34によって受信される毎に、当該情報処理を開始する。別の要求に基づいて開始した情報処理を既に実行している場合には、それに並行して新たな情報処理を開始する。つまりプロセッサ31は、複数のユーザ端末300をそれぞれ対象として情報処理を複数並行して実行する場合がある。以下においては、単に「ユーザ端末300」と表す場合には、プロセッサ31の情報処理の対象となっているユーザ端末300を指すこととする。
ACT203としてプロセッサ31は、ユーザ端末300に対してエラーを通知する。プロセッサ31は例えば、エラー通知のための通知データを、店内通信ネットワーク7及びアクセスポイント6を介してユーザ端末300へと送信する。プロセッサ31は、エラーの通知であることを識別するための識別データを通知データに含める。プロセッサ31は、エラーの原因を表すエラーコードを通知データに含めてもよい。
なお、以降において説明するモバイルコントローラ3からユーザ端末300への各種の通知は、上記と同様に、通知の理由を識別するための識別データを含んだ通知データを店内通信ネットワーク7及びアクセスポイント6を介してモバイルコントローラ3からユーザ端末300へと送ることにより実現される。
ACT204としてプロセッサ31は、ユーザ端末300に対してチェックイン完了を通知する。プロセッサ31は例えば、チェックイン完了の通知のための通知データを、店内通信ネットワーク7及びアクセスポイント6を介してユーザ端末300へと送信する。プロセッサ31は、チェックイン完了の通知であることを識別するための識別データを通知データに含める。
ACT109としてプロセッサ301は、チェックイン完了が通知されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該の通知を確認できないならばNOと判定し、ACT110へと進む。
ACT110としてプロセッサ301は、チェックインのエラーが通知されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該の通知を確認できないならばNOと判定し、ACT109へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT109及びACT110としては、チェックインの完了又はエラーが通知されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、前述のエラー通知のための通知データが無線通信ユニット306により受信されたならばACT110にてYESと判定し、ACT111へと進む。
ACT112としてプロセッサ301は、一覧画面をタッチパネル304に表示させる。一覧画面は、登録済みの購入商品の一覧を表した画面である。
一覧画面SC1は、表示エリアAR11,AR12及びボタンBU11,BU12,BU13を含む。表示エリアAR11は、購入商品の総数と、購入商品の代金の総額とを表す。表示エリアAR12は、購入商品の一覧を表す。ボタンBU11は、購入商品の全てを取り消して買い物を中止することを客が宣言するためのソフトキーである。ボタンBU12は、購入商品として登録する商品のスキャンを開始することを客が宣言するためのソフトキーである。ボタンBU13は、会計を開始することを客が宣言するためのソフトキーである。
ACT114としてプロセッサ301は、数量の変更が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できなければNOと判定し、ACT115へと進む。
ACT115としてプロセッサ301は、買い物の中止が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できなければNOと判定し、ACT116へと進む。
ACT116としてプロセッサ301は、会計の開始が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できなければNOと判定し、ACT113へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT113~ACT116としては、スキャン開始、数量、中止、会計開始のいずれかが指定されるのを待ち受ける。
ACT117としてプロセッサ301は、登録画面をタッチパネル304に表示させる。登録画面は、購入商品として登録する商品の商品コードを表したバーコードを読み取るように客に促す画面である。
登録画面SC2は、表示エリアAR21、メッセージME21及びボタンBU21を含む。表示エリアAR21は、カメラ305で得られた画像を表示する。メッセージME21は、商品のバーコードを読み取るように客に促す文字メッセージである。ボタンBU21は、商品コードのスキャンを中止することを客が宣言するためのソフトキーである。
ACT119としてプロセッサ301は、スキャンの中止が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できないならばNOと判定し、ACT118に戻る。
かくしてプロセッサ301はACT118及びACT119としては、バーコードが読み取れるか、スキャン中止が指定されるのを待ち受ける。
客は、今回のスキャンは行わずに一覧画面に戻ることを希望する場合には、ボタンBU21にタッチするなどの予め定められた操作によってスキャン中止を指定する。これに応じてプロセッサ301は、ACT119にてYESと判定し、ACT112へと戻る。
ACT120としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3に対して登録を要求する。プロセッサ301はここで送信する要求データには、読み取ったバーコードが表すデータ(以下、バーコードデータと称する)を含める。
ACT205としてプロセッサ31は、登録が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の要求が確認できなければNOと判定し、ACT206へと進む。
ACT207としてプロセッサ31は、購入商品の削除が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の要求が確認できなければNOと判定し、ACT208へと進む。
ACT208としてプロセッサ31は、購入商品の取消が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の要求が確認できなければNOと判定し、ACT209へと進む。
ACT209としてプロセッサ31は、会計が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、該当の要求が確認できなければNOと判定し、ACT205へと戻る。
かくしてプロセッサ31はACT205~ACT209としては、登録、数量変更、削除、取消及び会計のいずれかが要求されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ31は、前述のようにユーザ端末300から登録が要求されたならばACT205にてYESと判定し、図15中のACT210へと進む。
ACT211としてプロセッサ31は、上記のようにして仮想POSサーバから送信される結果データを取得する。プロセッサ31は、取得した結果データをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存する。
このケースにてプロセッサ31は、処理対象となっている取引が関連付けられたデータレコードDR2に既に存在する最後のフィールドの次に新たなフィールドを追加し、当該フィールドに新たな登録データを追加する。プロセッサ31は、新たな登録データには、通知された商品コードと、エラーではないことを表す“0”としたエラーフラグと、通知された商品名及び価格と、“1”とした個数と、取り消されていないことを表す“0”とした取消フラグとを含める。かくしてこのケースで追加される登録データは、図6の右上側に示されるような構造となる。
このケースにおいてプロセッサ31は、上記の第1のケースの場合と同様に処理する。
このケースにおいてプロセッサ31は、通知された商品コードを含み、取消フラグが“0”となっている登録データに含まれる個数の値を、1つ大きな値に書き替える。
このケースにおいてプロセッサ31は、処理対象となっている取引が関連付けられたデータレコードDR2に既に存在する最後のフィールドの次に新たなフィールドを追加し、当該フィールドに新たな登録データを追加する。プロセッサ31は、新たな登録データには、通知されたバーコードデータと、エラーを表す“1”としたエラーフラグとを含める。かくしてこのケースで追加される登録データは、図6の右下側に示されるような構造となる。
なおプロセッサ31は、登録要求で送られてきたバーコードデータをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存しておき、上記のケース4においては、この保存してあるバーコードデータを登録データに含めてもよい。そしてこの場合には、仮想POSサーバ2においてプロセッサ21は、結果データにバーコードデータを含めなくてもよい。またプロセッサ31は、保存してあるバーコードデータから商品コードを取り出し、この商品コードに基づいて第1~第3のケースの処理を行ってもよい。また商品名及び価格は、プロセッサ31が商品コードに基づいて店舗サーバ1などから取得してもよい。
ACT214としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引が取引管理データベースDB31にて関連付けられたデータレコードDR1に関して、そのフィールドF14にセットされている要確認フラグを“1”に書き替える。なおプロセッサ31は、書き替え前の状態に拘わらずに“1”を書き込むのでもよいし、書き替え前の状態が“1”であるならばそのままとするのでもよい。
プロセッサ31は、例えば結果データが正規登録を表していたならばACT213にてYESと判定し、ACT215へと進む。
ACT215としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引が取引管理データベースDB31にて関連付けられたデータレコードDR1に関して、そのフィールドF14にセットされている要確認フラグが“1”となっているか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、要確認フラグが“1”となっていないならばNOと判定し、ACT216へと進む。
なお、以降において説明するモバイルコントローラ3からユーザ端末300への各種の指示は、上記と同様に、指示の理由を識別するための識別データを含んだ指示データを店内通信ネットワーク7及びアクセスポイント6を介してモバイルコントローラ3からユーザ端末300へと送ることにより実現される。
ACT218としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引が取引管理データベースDB31にて関連付けられたデータレコードDR1に関して、そのフィールドF14にセットされている要確認フラグを“1”に書き替える。
ACT121としてプロセッサ301は、ガイダンス画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指示が確認できなければNOと判定し、ACT122へと進む。
ACT122としてプロセッサ301は、一覧画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指示が確認できなければNOと判定し、ACT121へと戻る。
図20に示す一覧画面SC1は、商品名が“AAA”であり、価格が120円である商品が1個、商品名が“BBB”であり、価格が98円である商品が2個、そして商品名が“CCC”であり、価格が1,024円である商品が1個、購入商品として登録済みである場合の例である。そしてこれらの商品はいずれも、要確認商品ではない。図20に示す一覧画面SC1では、表示エリアAR12には、これらの登録済みの商品に関する商品名、価格及び個数を表している。また表示エリアAR11には、総数として“4”を表すとともに、総額として“1,340”を表している。なお、商品名の左側の破線で囲まれたエリアは、アイコンを表示するためのエリアを表す。当該エリアを表す破線は、実際には一覧画面SC1には表されない。
図21に示す一覧画面SC1は、商品名が“AAA”であり、価格が120円である商品が1個、商品名が“BBB”であり、価格が98円である商品が2個、商品名が“CCC”であり、価格が1,024円である商品が1個、さらに商品名が“DDD”であり、価格が380円である商品が1個、購入商品として登録済みである場合の例である。そして商品名が“DDD”である商品は、要確認商品である。図21に示す一覧画面SC1では、表示エリアAR12には、これらの登録済みの商品に関する商品名、価格及び個数を表している。また表示エリアAR11には、総数として“5”を表すとともに、総額として“1,720”を表している。また、商品名が“DDD”の横には、購入者に年齢制限がある商品であることを表すアイコンIC11を表している。
ACT123としてプロセッサ301は、ガイダンス画面をタッチパネル304に表示させる。ガイダンス画面は、会計時に店員による確認が必要であることを客に対して案内するための画面である。
ガイダンス画面SC3は、一覧画面SC1にウィンドウWI31を重ねて表した画面である。ウィンドウWI31は、メッセージME31及びボタンBU31を含む。メッセージME31は、会計時に店員による確認が必要であることを表した文字メッセージである。ボタンBU31は、ガイダンス画面SC3での案内を確認したことを客が宣言するためのソフトキーである。プロセッサ301は、指示データに含まれた購入商品の商品名、価格及び個数を表す一覧画面SC1を生成し、これにウィンドウWI31を重ねてガイダンス画面SC3を生成する。
ACT125としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3に対して数量変更を要求する。プロセッサ301はここで送信する要求データには、個数が指定された商品を特定するための特定データと指定数を含める。特定データは、商品コードでもよいし、購入商品のリスト内で各購入商品を識別するための番号などのようにモバイルコントローラ3でのみ購入商品を特定可能なデータであってもよい。なお、特定コードとして商品コードを用いるならば、プロセッサ31は、一覧画面の表示を指示するための指示データ又はガイダンス画面の表示を指示するための指示データに、各購入商品に関する商品コードを含める。
ACT220としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引の取引コードの通知を伴って、数量変更の要求を仮想POSサーバ2に転送する。プロセッサ31はこのとき、ユーザ端末300から送られてきた要求データをそのまま仮想POSサーバ2に転送してもよいし、何らかの処理による変換後の要求データを仮想POSサーバ2に送信してもよい。ただしプロセッサ31は、ユーザ端末300から送られてきた要求データに含まれた個数は、仮想POSサーバ2へと通知する。また要求データに含まれる特定データが商品コードではないならば、プロセッサ31は、当該特定データを商品コードに置き換える。
ACT221としてプロセッサ31は、上記のようにして仮想POSサーバ2から送信される結果データを取得する。プロセッサ31は、取得した結果データをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存する。
ACT126としてプロセッサ301は、削除画面をタッチパネル304に表示させる。削除画面は、個数を0個とすることが指定された商品が購入商品から削除されることを客に報知する画面である。削除画面は、削除を指定するための削除ボタンと、個数を変更せずに個数の変更を指定する前の状態に戻ることを指定するための戻りボタンとを含む。
ACT128としてプロセッサ301は、戻りが指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定を確認できないならばNOと判定し、ACT127へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT127及びACT128としては、削除又は戻りが指定されるのを待ち受ける。
ACT129としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3に対して削除を要求する。プロセッサ301はここで送信する要求データには、削除が指定された商品を特定するための特定データを含める。
ACT224としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引の取引コードの通知を伴って、削除の要求を仮想POSサーバ2に転送する。プロセッサ31はこのとき、ユーザ端末300から送られてきた要求データをそのまま仮想POSサーバ2に転送してもよいし、何らかの処理による変換後の要求データを仮想POSサーバ2に送信してもよい。ただしプロセッサ31は、要求データに含まれる特定データが商品コードではないならば、プロセッサ31は、当該特定データを商品コードに置き換える。
ACT225としてプロセッサ31は、上記のようにして仮想POSサーバから送信される結果データを取得する。プロセッサ31は、取得した結果データをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存する。
ACT228としてプロセッサ301は、処理対象となっている取引の購入商品に他の要確認商品があるか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の商品がないならばNOと判定し、ACT229へと進む。つまりプロセッサ301は、今回の商品削除によって購入商品に要確認商品が1つも含まれなくなったならば、ACT229へと進む。
ACT230としてプロセッサ31は、一覧画面の表示をユーザ端末300に対して指示する。プロセッサ31は例えば、一覧画面の表示指示であることを識別するための識別データを含んだ指示データを、店内通信ネットワーク7及びアクセスポイント6を介してユーザ端末300へと送信する。プロセッサ31は、上記のように更新したデータレコードDR2に含まれる登録データのうちで取消フラグが“0”である登録データに含まれている商品コード、商品名、価格及び個数を指示データに含める。プロセッサ31はこののち、図14中のACT205~ACT209の待受状態に戻る。なおプロセッサ31は、削除した商品が要確認商品ではないためにACT227にてNOと判定した場合と、要確認商品が他にあるためにACT228にてYESと判定した場合には、ACT229及びACT230をパスして、図14中のACT205~ACT209の待受状態に戻る。
ACT130としてプロセッサ301は、一覧画面の表示が指示されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、数量変更の要求に応じて、あるいは削除の要求に応じて、前述のように一覧画面の表示がモバイルコントローラ3から指示されたならばYESと判定し、図10中のACT112へと戻り、再び一覧画面SC1をタッチパネル304に表示させる。このときにプロセッサ301は、一覧画面SC1を、指示データに含まれた購入商品の商品名、価格及び個数を表す画面とする。この場合には、購入商品の登録状態が変更されるので、プロセッサ301は、数量変更又は削除が指定されるときに表示していたのとは異なる購入商品を表す状態の一覧画面SC1をタッチパネル304に表示させることになる。
ACT131としてプロセッサ301は、取消画面をタッチパネル304に表示させる。取消画面は、既に登録した購入商品の全てが取り消されることを客に報知する画面である。取消画面は、取消実行を指定するための実行ボタンと、個数を変更せずに個数の変更を指定する前の状態に戻ることを指定するための戻りボタンとを含む。
ACT133としてプロセッサ301は、戻りが指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定を確認できないならばNOと判定し、ACT132へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT132及びACT133としては、取消実行又は戻りが指定されるのを待ち受ける。
ACT134としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3に対して取消を要求する。
ACT231としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引の取引コードの通知を伴って、取消の要求を仮想POSサーバ2に転送する。プロセッサ31はこのとき、ユーザ端末300から送られてきた要求データをそのまま仮想POSサーバ2に転送してもよいし、何らかの処理による変換後の要求データを仮想POSサーバ2に送信してもよい。
ACT232としてプロセッサ31は、上記のようにして仮想POSサーバから送信される結果データを取得する。プロセッサ31は、取得した結果データをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存する。
ACT235としてプロセッサ31は、ユーザ端末300に対して取消を通知する。そしてプロセッサ31はこののち、図14中のACT205~ACT209の待受状態に戻る。
ACT135としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3から取消が通知されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、前述のように取消が通知されたならばYESと判定し、図9中のACT101へと戻る。
ACT136としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3に対して会計を要求する。
ACT236としてプロセッサ31は、処理対象となっている取引に取引管理データベースDB31にて関連付けられたデータレコードDR1のフィールドF14にセットされ要確認フラグが“1”であるか否かを確認する。そして該当の要確認フラグが“1”であるならばYESと判定し、ACT237へと進む。つまりプロセッサ31は、購入商品に要確認商品が含まれるか、正しく登録できていない商品があるならば、ACT237へと進む。なお以下においては、このよう要確認フラグが“1”である状態を要確認状態と称する。
ACT237としてプロセッサ31は、確認画面の表示をユーザ端末300に対して指示する。
ACT137としてプロセッサ301は、確認画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該の指示が確認できないならばNOと判定し、ACT138へと進む。
ACT138としてプロセッサ301は、会計画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該の指示が確認できないならばNOと判定し、ACT137へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT137及びACT138としては、確認画面又は会計画面の表示が指示されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、前述のようにモバイルコントローラ3から確認画面の表示が指示されたならば、ACT137にてYESと判定し、図12中のACT139へと進む。
ACT139としてプロセッサ301は、確認画面を表示する。確認画面は、要確認商品の確認のために店員に連絡することを客に促すための画面である。
確認画面SC4は、直前に表示していた一覧画面SC1にウィンドウWI41を重ねて表した画面である。ウィンドウWI41は、メッセージME41及びボタンBU41,BU42を含む。メッセージME41は、店員による確認を受ける必要があることを表した文字メッセージである。ボタンBU41は、店員による確認を受けることを客が指定するためのソフトキーである。ボタンBU42は、商品登録に戻ることを客が指定するためのソフトキーである。
ACT141としてプロセッサ301は、戻りが指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できなければNOと判定し、ACT140へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT140及びACT141としては、確認又は戻りが指定されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、前述のように確認が指定されたならば、ACT140にてYESと判定し、ACT142へと進む。
解除画面SC5は、表示エリアAR51、メッセージME51及びボタンBU51を含む。表示エリアAR51は、カメラ305で得られた画像を表示する。メッセージME51は、要確認状態の解除用のバーコードを読み取るように店員に促す文字メッセージである。ボタンBU51は、解除用のバーコードのスキャンを中止することを客又は店員が宣言するためのソフトキーである。
プロセッサ301は例えば、カメラ305を起動し、これによりカメラ305で得られた画像に、表示エリアAR51の範囲を表すラインと、メッセージME51及びボタンBU51とを表した画像を重ねて解除画面SC5を生成する。
この後の要確認商品又は未登録の商品に関する処置は、客又は店員により適宜に行われてよい。例えば客は、要確認商品を購入商品から取り消すようにユーザ端末300を操作する。例えば客は、要確認商品を購入可能とするための手続きを行う。例えば客は、未登録の商品の商品コードを表したバーコードの読み取りにより当該商品を購入商品として登録するための操作をユーザ端末300にて行う。例えば店員は、ユーザ端末300での店員用の特別な操作、あるいは店員用の端末での操作により、未登録の商品を購入商品として登録するための操作を行う。例えば店員は、未登録の商品を回収する。この場合に店員は必要があれば、当該商品の商品コードを商品データベースに登録するための処置を講じる。
ACT144としてプロセッサ301は、戻りが指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指定が確認できないならばNOと判定し、ACT143に戻る。
かくしてプロセッサ301はACT143及びACT144としては、バーコードが読み取れるか、戻りが指定されるのを待ち受ける。
ACT145としてプロセッサ301は、商品登録への戻りをモバイルコントローラ3に対して要求する。そしてプロセッサ301は、図10中のACT112へと戻る。
ACT238としてプロセッサ31は、解除が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、当該の要求が確認できないならばNOと判定し、ACT239へと進む。
ACT239としてプロセッサ31は、戻りが要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、当該の要求が確認できないならばNOと判定し、ACT238へと戻る。
かくしてプロセッサ31はACT238及びACT239としては、解除又は戻りが要求されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ31は、前述のように商品登録への戻りがユーザ端末300から要求されたならば、ACT239にてYESと判定し、図14中のACT205~ACT209の待受状態に戻る。
つまり、モバイルコントローラ3及びユーザ端末300ともに、商品登録を行う状態に戻る。
ACT146としてプロセッサ301は、読み取ったバーコードが表すバーコードデータを、メインメモリ302又は補助記憶ユニット303に保存する。
ACT240としてプロセッサ31は、認証処理を行う。プロセッサ31は例えば、要求データからバーコードデータ及び認証データを取り出し、メインメモリ32又は補助記憶ユニット33へと保存する。このようにスマホPOSアプリAP31に基づく情報処理をプロセッサ31が実行することによって、プロセッサ31を中枢部分とするコンピュータは取得手段として機能する。そしてプロセッサ31は、このように取得したバーコードデータと認証データとに基づき、読み取られたバーコードが解除用の正規のバーコードであるかを確認する処理である。この認証処理は、例えば次のいずれかにより行うことができる。
(2) プロセッサ31は、バーコードデータを予め定められたアルゴリズムで処理し、この結果得られるデータと認証データとが一致する場合に、解除用の正規のバーコードが読み取られたと判定する。
(3) プロセッサ31は、認証データを予め定められたアルゴリズムで処理し、この結果得られるデータとバーコードデータとが一致する場合に、解除用の正規のバーコードが読み取られたと判定する。
(4) プロセッサ31は、バーコードデータを予め定められた第1のアルゴリズムで処理し、認証データを予め定められた第2のアルゴリズムで処理する。そしてこれの結果として得られる2つのデータが互いに一致する場合に、解除用の正規のバーコードが読み取られたと判定する。
この他、バーコードデータと認証データとが予め定められた関係にあることを確認する如何なる処理も適用が可能である。そしてプロセッサは、バーコードデータと認証データとが予め定められた関係にあることが確認できた場合に、解除用の正規のバーコードが読み取られたと判定すればよい。
ACT242としてプロセッサ31は、警告画面の表示をユーザ端末300に対して指示する。そしてプロセッサ31はこののち、ACT238及びACT239の待受状態に戻る。
ACT148としてプロセッサ301は、警告画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指示が確認できないならばNOと判定し、ACT149へと進む。
ACT149としてプロセッサ301は、会計画面の表示が指示されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、該当の指示が確認できないならばNOと判定し、ACT148へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT148及びACT149としては、警告画面又は会計画面の表示が指示されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、前述のようにモバイルコントローラ3から警告画面の表示が指示されたならば、ACT148にてYESと判定し、ACT150へと進む。
警告画面SC6は、直前に表示していた解除画面SC5にウィンドウWI61を重ねて表した画面である。ウィンドウWI61は、メッセージME61及びボタンBU61を含む。メッセージME61は、読み取ったバーコードが正しくないことを表した文字メッセージである。ボタンBU61は、警告画面SC6での報知を確認したことを店員が宣言するためのソフトキーである。
プロセッサ301は、例えば警告画面SC6中に表したボタンBU61へのタッチなどの予め定められた操作により警告画面SC6の表示解消が指示されたならば、ACT142に戻る。
ACT243としてプロセッサ31は、会計画面の表示をユーザ端末300に指示する。こののちプロセッサ31は、仮想POSサーバ2又は会計機5により購入商品として登録されている商品の代金を決済させるための以下に説明する処理を開始する。つまりプロセッサ31は、取得したバーコードデータが認証データに対して予め定められた関係にあるデータとしての解除データである場合に、決済処理の開始を許容する。かくしてスマホPOSアプリAP31に基づく情報処理をプロセッサ31が実行することによって、プロセッサ31を中枢部分とするコンピュータは制御手段として機能する。
ACT151としてプロセッサ301は、会計画面をタッチパネル304に表示させる。会計画面は、代金の決済のための操作をユーザ端末300及び会計機5のいずれで行うかを客が選択するための画面である。
会計画面SC7は、表示エリアAR71、メッセージME71及びボタンBU71,BU72を含む。表示エリアAR71は、購入商品の総数と、購入商品の代金の総額とを表す。メッセージME71は、代金の決済のための操作をユーザ端末300及び会計機5のいずれで行うかを指定するように客に促す文字メッセージである。ボタンBU71は、ユーザ端末300を客が指定するソフトキーである。ボタンBU72は、会計機5を客が指定するためのソフトキーである。
ACT153としてプロセッサ301は、会計機5が指定されたか否かを確認する。そしてプロセッサ301は、当該の指定が確認できないならばNOと判定し、ACT152へと戻る。
かくしてプロセッサ301はACT152及びACT153としては、ユーザ端末300又は会計機5が指定されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、上述のようにユーザ端末300が指定されたならば、ACT152にてYESと判定し、ACT154へと進む。
ACT155としてプロセッサ301は、会計バーコード画面をタッチパネル304に表示させる。会計バーコード画面は、会計機5が仮想POSサーバ2から取引の内容に関するデータを取得するために必要となるデータを表した会計バーコードを表した画面である。なお、詳細な処理の図示は省略しているが、プロセッサ301は、モバイルコントローラ3を介して仮想POSサーバ2から会計バーコードを取得して、当該会計バーコードを会計バーコード画面に表す。
ACT244としてプロセッサ31は、決済が要求されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、当該の要求が確認できないならばNOと判定し、ACT245へと進む。
ACT245としてプロセッサ31は、決済完了が通知されたか否かを確認する。そしてプロセッサ31は、当該の通知が確認できないならばNOと判定し、ACT244へと戻る。
かくしてプロセッサ31はACT244及びACT245としては、決済要求又は決済完了通知を待ち受ける。そしてプロセッサ31は、前述のようにユーザ端末300から決済が要求されたならばACT244にてYESと判定し、ACT246へと進む。
ACT247としてプロセッサ31は、決済完了が仮想POSサーバ2から通知されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ31は、上述のように仮想POSサーバ2が送信した、決済が完了したことを表した結果データが通信インタフェース34により受信されたならばYESと判定し、ACT248へと進む。またプロセッサ31は、前述のように会計機5での決済完了が通知されたならば、ACT245にてYESと判定し、ACT248へと進む。
ACT248としてプロセッサ31は、ユーザ端末300に対して決済完了を通知する。
ACT156としてプロセッサ301は、決済完了が通知されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ301は、上述のようにモバイルコントローラ3から決済完了が通知されたならばYESと判定し、ACT157へと進む。
ACT157としてプロセッサ301は、完了画面をタッチパネル304に表示させる。完了画面は、決済が完了したことを客に報知するための画面である。
ACT161としてプロセッサ301は、モバイルコントローラ3に対して、チェックアウトを要求する。
ACT249としてプロセッサ31は、チェックアウトが要求されるのを待ち受ける。そしてプロセッサ31は、上述のようにユーザ端末300からチェックアウトが要求されたならばYESと判定し、ACT250へと進む。
ACT251としてプロセッサ31は、チェックアウトの完了をユーザ端末300に通知する。そしてプロセッサ31は、図14~図17に示す情報処理を終了する。
ACT162としてプロセッサ301は、チェックアウト完了の通知を待ち受ける。そしてプロセッサ301は、上述のようにモバイルコントローラ3からチェックアウト完了が通知されたならばYESと判定し、ACT163へと進む。
ACT163としてプロセッサ301は、例えば図9中のACT107にて保存したチェックインデータなどのような、今回の買い物に関して一時的に利用する各種のデータをクリアする。そしてプロセッサ301はこののち、図9中のACT101に戻る。
要確認状態の解除用のデータは、手動での入力操作により指定されたデータを取得する、あるいは記録媒体に電子的に記録されたデータを近接無線通信により取得する等、別の任意の方法で取得されてもよい。
なおプロセッサ31は、登録要求で送られてきたバーコードデータをメインメモリ32又は補助記憶ユニット33に保存しておき、上記の第4のケースにおいては、この保存してあるバーコードデータを登録データに含めてもよい。そしてこの場合には、仮想POSサーバ2においてプロセッサ21は、結果データにバーコードデータを含めなくてもよい。またプロセッサ31は、保存してあるバーコードデータから商品コードを取り出し、この商品コードに基づいて第1~第3のケースの処理を行ってもよい。また商品名及び価格は、プロセッサ31が商品コードに基づいて店舗サーバ1などから取得してもよい。
ACT240としてプロセッサ31は、認証処理を行う。プロセッサ31は例えば、要求データからバーコードデータ及び認証データを取り出し、メインメモリ32又は補助記憶ユニット33へと保存する。このようにスマホPOSアプリAP301に基づく情報処理をプロセッサ31が実行することによって、プロセッサ31を中枢部分とするコンピュータは取得手段として機能する。そしてプロセッサ31は、このように取得したバーコードデータと認証データとに基づき、読み取られたバーコードが解除用の正規のバーコードであるかを確認する処理である。この認証処理は、例えば次のいずれかにより行うことができる。
ACT243としてプロセッサ31は、会計画面の表示をユーザ端末300に指示する。こののちプロセッサ31は、仮想POSサーバ2又は会計機5により購入商品として登録されている商品の代金を決済させるための以下に説明する処理を開始する。つまりプロセッサ31は、取得したバーコードデータが認証データに対して予め定められた関係にあるデータとしての解除データである場合に、決済処理の開始を許容する。かくしてスマホPOSアプリAP301に基づく情報処理をプロセッサ31が実行することによって、プロセッサ31を中枢部分とするコンピュータは制御手段として機能する。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 端末における操作により指定された商品を、前記端末を利用している客による購入対象の商品として登録する登録手段と、
前記登録手段により登録された前記商品の代金を前記客に決済させるための決済処理を行う決済手段と、
前記登録手段により前記購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、前記端末における操作により指定されるデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記データが予め定められた解除データである場合に、前記決済手段による前記決済処理の開始を許容する制御手段と、
を具備した取引処理システム。
[付記2] 前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記データと認証データとが予め定められた関係にある場合に、前記取得手段により取得された前記データが前記解除データであると判定する、
付記1に記載の取引処理システム。
[付記3] 前記制御手段は、前記客の入店時に前記端末を介して取得された認証データを用いる、付記2に記載の取引処理システム。
[付記4] 前記取得手段は、前記端末で読み取られたバーコードが表すバーコードデータを前記データとして取得する、
付記1~付記3のいずれか一項に記載の取引処理システム。
[付記5] 端末における操作により指定された商品を、前記端末を利用している客による購入対象の商品として登録する登録手段と、前記登録手段により登録された前記商品の代金を前記客に決済させるための決済処理を行う決済手段と、を備えた取引処理システムで用いられ、
前記登録手段により前記購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、前記端末における操作により指定されるデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記データが予め定められた解除データである場合に、前記決済手段による前記決済処理の開始を許容する制御手段と、
を具備した取引支援装置。
[付記6] 端末における操作により指定された商品を、前記端末を利用している客による購入対象の商品として登録する登録手段と、前記登録手段により登録された前記商品の代金を前記客に決済させるための決済処理を行う決済手段と、を備えた取引処理システムで用いられる取引支援装置に設けられているコンピュータを、
前記登録手段により前記購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、前記端末における操作により指定されるデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記データが予め定められた解除データである場合に、前記決済手段による前記決済処理の開始を許容する制御手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。
Claims (6)
- 端末における操作により指定された商品を、前記端末を利用している客による購入対象の商品として登録する登録手段と、
前記登録手段により登録された前記商品の代金を前記客に決済させるための決済処理を行う決済手段と、
前記登録手段により前記購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、前記端末における操作により指定されるデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記データが予め定められた解除データである場合に、前記決済手段による前記決済処理の開始を許容する制御手段と、
を具備した取引処理システム。 - 前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記データと認証データとが予め定められた関係にある場合に、前記取得手段により取得された前記データが前記解除データであると判定する、
請求項1に記載の取引処理システム。 - 前記制御手段は、前記客の入店時に前記端末を介して取得された認証データを用いる、請求項2に記載の取引処理システム。
- 前記取得手段は、前記端末で読み取られたバーコードが表すバーコードデータを前記データとして取得する、
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の取引処理システム。 - 端末における操作により指定された商品を、前記端末を利用している客による購入対象の商品として登録する登録手段と、前記登録手段により登録された前記商品の代金を前記客に決済させるための決済処理を行う決済手段と、を備えた取引処理システムで用いられ、
前記登録手段により前記購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、前記端末における操作により指定されるデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記データが予め定められた解除データである場合に、前記決済手段による前記決済処理の開始を許容する制御手段と、
を具備した取引支援装置。 - 端末における操作により指定された商品を、前記端末を利用している客による購入対象の商品として登録する登録手段と、前記登録手段により登録された前記商品の代金を前記客に決済させるための決済処理を行う決済手段と、を備えた取引処理システムで用いられる取引支援装置に設けられているコンピュータを、
前記登録手段により前記購入対象として登録できなかった商品が有る場合に、前記端末における操作により指定されるデータを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記データが予め定められた解除データである場合に、前記決済手段による前記決済処理の開始を許容する制御手段と、
して機能させるための情報処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023143053A JP2023160917A (ja) | 2020-02-07 | 2023-09-04 | 取引処理システム、端末装置、店舗システム、取引支援装置及び情報処理プログラム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020019350A JP6952144B2 (ja) | 2020-02-07 | 2020-02-07 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
JP2021156829A JP2022000800A (ja) | 2020-02-07 | 2021-09-27 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
JP2023143053A JP2023160917A (ja) | 2020-02-07 | 2023-09-04 | 取引処理システム、端末装置、店舗システム、取引支援装置及び情報処理プログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021156829A Division JP2022000800A (ja) | 2020-02-07 | 2021-09-27 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023160917A true JP2023160917A (ja) | 2023-11-02 |
Family
ID=77459590
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020019350A Active JP6952144B2 (ja) | 2020-02-07 | 2020-02-07 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
JP2021156829A Pending JP2022000800A (ja) | 2020-02-07 | 2021-09-27 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
JP2023143053A Pending JP2023160917A (ja) | 2020-02-07 | 2023-09-04 | 取引処理システム、端末装置、店舗システム、取引支援装置及び情報処理プログラム |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020019350A Active JP6952144B2 (ja) | 2020-02-07 | 2020-02-07 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
JP2021156829A Pending JP2022000800A (ja) | 2020-02-07 | 2021-09-27 | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6952144B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008257429A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Toshiba Tec Corp | 商品販売データ処理装置 |
JP5531511B2 (ja) * | 2009-08-31 | 2014-06-25 | 株式会社寺岡精工 | 携帯端末およびposシステム |
JP5294332B2 (ja) * | 2009-12-24 | 2013-09-18 | Necインフロンティア株式会社 | 接客システム |
JP5614370B2 (ja) * | 2011-05-23 | 2014-10-29 | 富士通株式会社 | 取引承認システム、および取引承認方法 |
JP2015114891A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 日本郵便株式会社 | 配送管理サーバ、配送管理方法及び配送管理プログラム |
JP7130355B2 (ja) * | 2017-03-06 | 2022-09-05 | 東芝テック株式会社 | チェック装置、及びチェックプログラム |
JP7163604B2 (ja) * | 2018-03-22 | 2022-11-01 | 日本電気株式会社 | 精算システム、精算方法及びプログラム |
JP7035888B2 (ja) * | 2018-07-31 | 2022-03-15 | 豊田合成株式会社 | エアバッグ |
-
2020
- 2020-02-07 JP JP2020019350A patent/JP6952144B2/ja active Active
-
2021
- 2021-09-27 JP JP2021156829A patent/JP2022000800A/ja active Pending
-
2023
- 2023-09-04 JP JP2023143053A patent/JP2023160917A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022000800A (ja) | 2022-01-04 |
JP2021125061A (ja) | 2021-08-30 |
JP6952144B2 (ja) | 2021-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2024097969A (ja) | 取引処理システム、携帯端末及び情報処理プログラム | |
JP7534080B2 (ja) | 取引処理システム | |
JP2024019619A (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP2023029402A (ja) | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 | |
JP6952144B2 (ja) | 取引処理システム、取引支援装置、情報処理プログラム及び取引処理方法 | |
JP7348257B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP7368573B2 (ja) | 取引処理システム、制御装置及び情報処理プログラム | |
JP7478768B2 (ja) | 取引処理システム | |
JP7148703B2 (ja) | 取引処理システム、制御装置及び情報処理プログラム | |
JP6993443B2 (ja) | 取引処理システム、制御装置及び情報処理プログラム | |
WO2022050383A1 (ja) | 取引処理装置、取引処理方法及びプログラム記録媒体 | |
JP7475961B2 (ja) | 取引処理システム | |
US20230096680A1 (en) | Information processing device and information processing method | |
JP2021096626A (ja) | 情報処理装置及びその制御プログラム | |
US20210182819A1 (en) | Transaction processing system | |
JP2022139573A (ja) | 商品販売処理システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230904 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240903 |