JP2023160068A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子制御装置の処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施する。【解決手段】電子制御装置3は、書き換えデータを書き込むことでソフトウェアを書き換える。電子制御装置は、外部装置から書き換えデータを取得する書き換えデータ取得部11aと、書き換えデータを記憶部に書き込む書き換えデータ書き込み部11bと、電子制御装置の処理負荷を判定する処理負荷判定部11cと、外部装置における書き換えデータの送信モードの変更を処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する送信モード変更要求部11dと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電子制御装置に関する。
例えば車載用の電子制御装置(以下、ECU(Electronic Control Unit)と称する)においては、機能の向上や不具合の解消等を目的としてソフトウェア(以下、ソフトと称する)を書き換え可能に構成されている。例えば特許文献1には、セントラルゲートウェイとして機能するセントラルECUから書き換えデータを取得し、その取得した書き換えデータを記憶部に書き込むことでソフトの書き換えを実施する構成が開示されている。
ECUにおいては、様々な要因により処理負荷が変動する。ソフトの書き換えの制御対象となる書き換え対象ECUにおいて、ソフトの書き換えを実施中に処理負荷が変動すると、処理負荷の変動の影響を受けて不具合が生じる虞がある。即ち、セントラルECUから書き換えデータを取得する周期や書き換えデータのブロックサイズが書き換え対象ECUの処理負荷に追従していないと、セントラルECUから取得する書き換えデータを適切に処理することが困難になり、ソフトの書き換えを適切に実施することが困難になる虞がある。又、書き換え対象ECUの処理が高い状態で、ソフトの書き換えによる更なる処理負荷の増大を抑えるために、ソフトの書き換えの周期を一律に長く設定すると、ソフトの書き換えに長い時間を要してしまう虞がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施することができる電子制御装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、書き換えデータを書き込むことでソフトウェアを書き換える。書き換えデータ取得部(11a)は、外部装置から書き換えデータを取得する。書き換えデータ書き込み部(11b)は、書き換えデータを記憶部に書き込む。処理負荷判定部(11c)は、電子制御装置の処理負荷を判定する。送信モード変更要求部(11d)は、外部装置における書き換えデータの送信モードの変更を処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する。
電子制御装置の処理負荷を判定し、外部装置における書き換えデータの送信モードの変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求するようにした。電子制御装置の処理負荷が変動することに追従して外部装置における書き換えデータの送信モードの変更を要求することで、外部装置から書き換えデータを取得する周期や書き換えデータのブロックサイズを処理負荷に追従させることができ、外部装置から取得する書き換えデータを適切に処理することができる。これにより、電子制御装置の処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施することができる。
以下、複数の実施形態について図面を参照して説明する。尚、後述する実施形態において、先行する実施形態と重複する部分について説明を省略することがある。
(第1実施形態)
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図4を参照して説明する。図1に示すように、車両に搭載される車両側システム1は、セントラルゲートウェイとして機能するセントラルECU2と、セントラルECU2によるソフトの書き換えの制御対象となる書き換え対象ECU3とが車載ネットワーク4を介してデータ通信可能に接続されている。ソフトとは、特定の機能を実現するためのアプリケーションを含み、プログラムと称することもできる。車載ネットワーク4は、例えばCAN(Controller Area Network)(登録商標)、FLEXRAY(登録商標)、CXPI(Clock Extension Peripheral Interface)(登録商標)等である。
セントラルECU2は、データ通信機として機能する車載通信機としてのTCU(Telematics Control Unit)5と接続されている。TCU5は、OTAセンター6と通信ネットワーク7を介して無線接続することで当該OTAセンター6から送信された配信パッケージを受信可能となる。又、TCU5は、他車両の車載通信機8や路側に設置されている路側通信機9との間で無線接続することで他車両の車載通信機8や路側通信機9との間でデータ通信可能となる。
TCU5は、OTAセンター6から送信された配信パッケージを受信すると、その受信した配信パッケージをセントラルECU2へ転送する。セントラルECU2は、TCU5から配信パッケージが転送されると、その転送された配信パッケージから書き換えデータを抽出し、その抽出した書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信すると共に書き換え要求を書き換え対象ECU3へ送信し、ソフトの書き換えを書き換え対象ECU3に実施させる。
又、セントラルECU2は、リプログツール(図示せず)と有線接続することでリプログツールから送信された配信パッケージを受信可能となる。セントラルECU2は、リプログツールから送信された配信パッケージを受信すると、その受信した配信パッケージから書き換えデータを抽出し、その抽出した書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信すると共に書き換え要求を書き換え対象ECU3へ送信し、ソフトの書き換えを書き換え対象ECU3に実施させる。即ち、書き換え対象ECU3は、セントラルECU2から書き換えデータが送信されると共に書き換え要求が送信されることでソフトの書き換えを実施する。セントラルECU2が書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する場合には、セントラルECU2が外部装置として機能する。
尚、リプログツールと書き換え対象ECU3とが直接接続される場合であれば、リプログツールは、書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信すると共に書き換え要求を書き換え対象ECU3へ送信し、ソフトの書き換えを書き換え対象ECU3に実施させる。即ち、書き換え対象ECU3は、リプログツールから書き換えデータが送信されると共に書き換え要求が送信されることでもソフトの書き換えを実施する。リプログツールが書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する場合には、リプログツールが外部装置として機能する。
セントラルECU2は、複数の書き換え対象ECU3におけるソフトの書き換えを統合管理する。セントラルECU2は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンを主体とする制御部10を備える。制御部10は、非遷移的実体的格納媒体に格納されているコンピュータプログラムを実行することでコンピュータプログラムに対応する処理を実施し、セントラルECU2の動作を制御する。
制御部10は、送信モード変更部10aを備える。送信モード変更部10aは、書き換えデータの送信周期を変更する機能を備える。送信モード変更部10aは、外部から送信周期変更要求を受信すると、その受信した送信周期変更要求にしたがって書き換えデータの送信周期を変更する。
書き換え対象ECU3は、例えば駆動系の制御を行う装置、ADAS(Advanced Driving Assistant System)系の制御を行う装置、マルチメディア系の制御を行う装置等である。書き換え対象ECU3は、CPU、RAM、ROM、I/O等を有するマイコンを主体とする制御部11と、ROMを主体とする記憶部12とを備える。制御部11は、非遷移的実体的格納媒体に格納されているコンピュータプログラムを実行することでコンピュータプログラムに対応する処理を実施し、書き換え対象ECU3の動作を制御する。
制御部11は、機能毎に、書き換えデータ取得部11aと、書き換えデータ書き込み部11bと、処理負荷判定部11cと、送信モード変更要求部11dと、書き込みモード変更部11eと、書き込み結果確認部11fとを備える。
書き換えデータ取得部11aは、セントラルECU2から送信された書き換えデータを受信して取得する。書き換えデータ書き込み部11bは、書き換えデータをブロック単位で記憶部12に書き込む。この場合、書き換えデータ書き込み部11bは、書き換えデータの書き込み周期を、書き換えデータを低周期で書き込む低周期モードと、書き換えデータを高周期で書き込む高周期モードとの何れかを選択可能である。又、書き換えデータ書き込み部11bは、書き換えデータを記憶部12に書き込む際のブロックサイズも変更可能である。
処理負荷判定部11cは、書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。具体的には、処理負荷判定部11cは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理を作動中であるか否かを判定し、書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。処理負荷判定部11cは、車両状態として処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしているか否かを判定し、書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。
処理負荷判定部11cは、センサにより検知されたセンサ情報に基づいて書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。処理負荷判定部11cは、ブレーキの作動状態とエンジン回転数に基づいて書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。処理負荷判定部11cは、ブレーキの作動状態がオフであり、エンジン回転数が第1閾値以上である状態が所定時間以上継続すれば、エンジン高回転による走行中であると判定する。処理負荷判定部11cは、ブレーキの作動状態がオフであり、エンジン回転数が第2閾値以上であって第1閾値未満である状態が所定時間以上継続すれば、エンジン低回転による走行中であると判定する。処理負荷判定部11cは、ブレーキの作動状態がオンであり、エンジン回転数が第3閾値以上であって第2閾値未満である状態が所定時間以上継続すれば、アイドリング中であると判定する。処理負荷判定部11cは、ブレーキの作動状態がオンであり、エンジン回転数が第3閾値未満である状態が所定時間以上継続すれば、アイドリングストップ中であると判定する。処理負荷判定部11cは、エンジン高回転による走行中、エンジン低回転による走行中、アイドリング中又はアイドリングストップ中の何れであるかの判定結果に基づいて書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。処理負荷判定部11cは、路車間通信や車車間通信等による車外との通信情報として例えばデータを取得し、その取得したデータの判定結果に基づいて書き換え対象ECU3の処理負荷を判定する。
送信モード変更要求部11dは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理の作動中であると判定された場合、車両状態として処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしていると判定された場合、又は処理負荷が閾値以上であると判定された場合に、送信周期の長周期設定を指示する送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信する。一方、送信モード変更要求部11dは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理を作動中でないと判定され、車両状態として処理負荷が高くなる条件を満たしていないと判定され、且つ処理負荷が閾値未満であると判定された場合に、送信周期の高設定を指示する送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信する。
セントラルECU2は、書き換え対象ECU3から送信周期変更要求を受信すると、その受信した送信周期変更要求にしたがって書き換えデータの送信周期を変更し、その変更した送信周期にしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する。
書き込みモード変更部11eは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理を作動中であると判定された場合、車両状態として処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしていると判定された場合、又は処理負荷が閾値以上であると判定された場合に、書き込み周期の長周期設定を指示する書き込み周期変更要求を書き換えデータ書き込み部11bへ通知する。一方、書き込みモード変更部11eは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理を作動中でないと判定され、車両状態として処理負荷が高くなる条件を満たしていないと判定され、且つ処理負荷が閾値未満であると判定された場合に、書き込み周期の短周期設定を指示する書き込み周期変更要求を書き換えデータ書き込み部11bへ通知する。
書き換えデータ書き込み部11bは、書き込みモード変更部11eから書き込み周期変更要求が通知されると、その通知された書き込み周期変更要求にしたがって書き換えデータの書き込み周期を変更する。
書き込み結果確認部11fは、書き換えデータ書き込み部11bによる書き換えデータの書き込み結果を例えばCRC(Cyclic Redundancy Check)により確認する。書き込み結果確認部11fは、書き換えデータの書き込み結果が正常であれば、書き込み結果の正常を示す正常通知をセントラルECU2へ送信する。書き込み結果確認部11fは、書き換えデータの書き込み結果が正常でなく異常であれば、書き込み結果の異常を示す異常通知をセントラルECU2へ送信する。
次に、上記した構成の作用について図2から図4を参照して説明する。ここでは、書き換え対象ECU3が行う処理、セントラルECU2が行う処理について順次説明する。
(1-1)書き換え対象ECU3が行う処理
書き換え対象ECU3において、制御部11は、処理負荷判定処理を行う。制御部11は、処理負荷判定処理を開始すると、処理負荷が高くなる処理を作動中であるか否かを判定する(A1)。制御部11は、処理負荷が高くなる処理を作動中であると判定すると(A1:YES)、ステップA5へ移行する。制御部11は、処理負荷が高くなる処理を作動中でないと判定すると(A1:NO)、処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしているか否かを判定する(A2)。
書き換え対象ECU3において、制御部11は、処理負荷判定処理を行う。制御部11は、処理負荷判定処理を開始すると、処理負荷が高くなる処理を作動中であるか否かを判定する(A1)。制御部11は、処理負荷が高くなる処理を作動中であると判定すると(A1:YES)、ステップA5へ移行する。制御部11は、処理負荷が高くなる処理を作動中でないと判定すると(A1:NO)、処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしているか否かを判定する(A2)。
制御部11は、処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしていると判定すると(A2:YES)、この場合も、ステップA5へ移行する。制御部11は、処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしていないと判定すると(A2:NO)、書き換え対象ECU3の処理負荷を計算し(A3)、その計算した処理負荷が閾値以上であるか否かを判定する(A4)。
制御部11は、その計算した処理負荷が閾値以上であると判定すると(A4:YES)、この場合も、ステップA5へ移行する。制御部11は、その計算した処理負荷が閾値以上でないと判定すると(A4:NO)、ステップA10へ移行する。
制御部11は、ステップA5へ移行すると、書き換え対象ECU3の処理負荷が高いことを特定し(A5)、送信周期の長周期設定を要求する送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信し(A6)、セントラルECU2からの書き換えデータの受信を待機する(A7)。この場合、セントラルECU2は、送信周期の長周期設定を要求する送信周期変更要求を書き換え対象ECU3から受信すると、書き換えデータの送信周期を長く設定し、その長く設定した送信周期にしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する。制御部11は、セントラルECU2から送信された書き換えデータを受信したと判定すると(A7:YES)、書き換えデータを長周期で書き込む長周期モードを設定し(A8)、書き換えデータを長周期で記憶部12に書き込む(A9)。
一方、制御部11は、ステップA10へ移行すると、書き換え対象ECU3の処理負荷が低いことを特定し(A10)、送信周期の短周期設定を要求する送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信し(A11)、セントラルECU2からの書き換えデータの受信を待機する(A12)。この場合、セントラルECU2は、送信周期の短周期設定を要求する送信周期変更要求を書き換え対象ECU3から受信すると、書き換えデータの送信周期を短く設定し、その短く設定した送信周期にしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する。制御部11は、セントラルECU2から送信された書き換えデータを受信したと判定すると(A12:YES)、上記した書き換えデータを短周期で書き込む短周期モードを設定し(A13)、書き換えデータを短周期で記憶部12に書き込む(A14)。
制御部11は、書き換えデータを書き込むと、ブロックサイズ分の書き込みを完了したか否かを判定する(A15)。制御部11は、ブロックサイズ分の書き込みを完了したと判定すると(A15:YES)、全ての書き換えデータの書き込みを完了したか否かを判定する(A16)。制御部11は、全ての書き換えデータの書き込みを完了していないと判定すると(A16:NO)、ステップA1へ戻り、ステップA1以降を繰り返す。
制御部11は、全ての書き換えデータの書き込みを完了したと判定すると(A16:YES)、書き換えデータの書き込み結果を例えばCRCにより確認し(A17)、書き換えデータの書き込み結果が正常であるか否かを判定する(A18)。制御部11は、書き換えデータの書き込み結果が正常であると判定すると(A18:YES)、書き込み結果の正常を示す正常通知をセントラルECU2へ送信し(A19)、処理負荷判定処理を終了する。制御部11は、書き換えデータの書き込み結果が正常でなく異常であると判定すると(A18:NO)、書き込み結果の異常を示す異常通知をセントラルECU2へ送信し(A20)、処理負荷判定処理を終了する。
(1-2)セントラルECU2が行う処理
セントラルECU2において、制御部10は、変更要求判定処理を行う。制御部10は、変更要求判定処理を開始すると、書き換え対象ECU3からの送信周期変更要求の受信を判定する(B1)。制御部10は、書き換え対象ECU3から送信された送信周期変更要求を受信したと判定すると(B1:YES)、その受信した送信周期変更要求が送信周期の長周期設定の要求であるか短周期設定の要求であるかを判定する(B2、B3)。
セントラルECU2において、制御部10は、変更要求判定処理を行う。制御部10は、変更要求判定処理を開始すると、書き換え対象ECU3からの送信周期変更要求の受信を判定する(B1)。制御部10は、書き換え対象ECU3から送信された送信周期変更要求を受信したと判定すると(B1:YES)、その受信した送信周期変更要求が送信周期の長周期設定の要求であるか短周期設定の要求であるかを判定する(B2、B3)。
制御部10は、その受信した送信周期変更要求が送信周期の長周期設定の要求であると判定すると(B2:YES)、書き換えデータの送信周期を長く設定し(B4)、その長く設定した送信周期にしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信し(B5)、変更要求判定処理を終了する。一方、制御部10は、その受信した送信周期変更要求が送信周期の短周期設定の要求であると判定すると(B3:YES)、書き換えデータの送信周期を短く設定し(B6)、その短く設定した送信周期にしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信し(B7)、変更要求判定処理を終了する。
以上は、送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信することで、セントラルECU2から書き換え対象ECU3へ送信される書き換えデータの送信周期を変更する場合を説明したが、送信周期変更要求をTCU5やOTAセンター6へ送信しても良い。送信周期変更要求をTCU5へ送信することで、TCU5からセントラルECU2へ送信される書き換えデータの送信周期を変更しても良い。送信周期変更要求をOTAセンター6へ送信することで、OTAセンター6から通信ネットワーク7を介してTCU5へ送信される書き換えデータの送信周期を変更しても良い。即ち、書き換えデータの送信元であるOTAセンター6から書き換え対象ECU3までの通信経路に伝送される書き換えデータの送信周期を変更しても良い。
以上に説明したように第1実施形態によれば、次に示す作用効果を得ることができる。
書き換え対象ECU3において、処理負荷を判定し、セントラルECU2における書き換えデータの送信周期の変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求するようにした。書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2における書き換えデータの送信周期の変更を要求することで、セントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができ、セントラルECU2から取得する書き換えデータを適切に処理することができる。これにより、書き換え対象ECU3の処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施することができる。
書き換え対象ECU3において、処理負荷を判定し、セントラルECU2における書き換えデータの送信周期の変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求するようにした。書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2における書き換えデータの送信周期の変更を要求することで、セントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができ、セントラルECU2から取得する書き換えデータを適切に処理することができる。これにより、書き換え対象ECU3の処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施することができる。
書き換え対象ECU3において、セントラルECU2における書き換えデータの送信周期の変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求することに追従し、書き換えデータの書き込み周期を変更するようにした。書き換えデータの書き込み周期を変更することで、セントラルECU2から書き換えデータを取得する周期に加え、書き換えデータを書き込む周期も処理負荷に追従させることができ、セントラルECU2から取得する書き換えデータを適切に処理することができる。
書き換え対象ECU3において、処理状態を判定し、処理負荷が高くなる処理を作動中であるか否かの判定結果に基づいて処理負荷を判定するようにした。処理状態により書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができる。
書き換え対象ECU3において、車両状態を判定し、処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしているか否かの判定結果に基づいて処理負荷を判定するようにした。車両状態により書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができる。
書き換え対象ECU3において、センサ情報に基づいて処理負荷を判定するようにした。センサ情報により書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができる。
書き換え対象ECU3において、ブレーキの作動状態とエンジン回転数に基づいて処理負荷を判定するようにした。ブレーキの作動状態とエンジン回転数により書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができる。
書き換え対象ECU3において、TCU5と他車両の車載通信機8や路側通信機9との間の通信情報に基づいて処理負荷を判定するようにした。TCU5と他車両の車載通信機8や路側通信機9との間の通信情報により書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2から書き換えデータを取得する周期を処理負荷に追従させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について図5から図8を参照して説明する。第1実施形態は、書き換え対象ECU3の処理負荷に応じて送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信する構成であるが、第2実施形態は、書き換え対象ECU3の処理負荷に応じてブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信する構成である。
第2実施形態について図5から図8を参照して説明する。第1実施形態は、書き換え対象ECU3の処理負荷に応じて送信周期変更要求をセントラルECU2へ送信する構成であるが、第2実施形態は、書き換え対象ECU3の処理負荷に応じてブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信する構成である。
この場合、送信モード変更部10aは、書き換えデータのブロックサイズを変更する機能を備える。送信モード変更部10aは、外部からブロックサイズ変更要求を受信すると、その受信したブロックサイズ変更要求にしたがって書き換えデータのブロックサイズを変更し、その変更したブロックサイズを示すブロックサイズ情報をブロックサイズ変更要求の送信元へ送信する。
送信モード変更要求部11dは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理を作動中であると判定された場合、車両状態として処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしていると判定された場合、又は処理負荷が閾値以上であると判定された場合に、ブロックサイズの小設定を指示するブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信する。一方、送信モード変更要求部11dは、書き換え対象ECU3の処理状態として処理負荷が高くなる処理を作動中でないと判定され、車両状態として処理負荷が高くなる車両状態の条件を満たしていないと判定され、且つ処理負荷が閾値未満であると判定された場合に、ブロックサイズの大設定を指示するブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信する。
次に、上記した構成の作用について図6から図8を参照して説明する。ここでも、書き換え対象ECU3が行う処理、セントラルECU2が行う処理について順次説明する。
(2-1)書き換え対象ECU3が行う処理
書き換え対象ECU3において、制御部11は、ステップA5へ移行すると、書き換え対象ECU3の処理負荷が高いことを特定し(A5)、ブロックサイズの小設定を要求するブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信し(A21)、セントラルECU2からの書き換えデータの受信を待機する(A23)。この場合、セントラルECU2は、ブロックサイズの小設定を要求するブロックサイズ変更要求を書き換え対象ECU3から受信すると、書き換えデータのブロックサイズを小さく設定し、その小さく設定したブロックサイズにしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する。
書き換え対象ECU3において、制御部11は、ステップA5へ移行すると、書き換え対象ECU3の処理負荷が高いことを特定し(A5)、ブロックサイズの小設定を要求するブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信し(A21)、セントラルECU2からの書き換えデータの受信を待機する(A23)。この場合、セントラルECU2は、ブロックサイズの小設定を要求するブロックサイズ変更要求を書き換え対象ECU3から受信すると、書き換えデータのブロックサイズを小さく設定し、その小さく設定したブロックサイズにしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する。
一方、制御部11は、ステップA10へ移行すると、書き換え対象ECU3の処理負荷が低いことを特定し(A10)、ブロックサイズの大設定を要求するブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信し(A22)、セントラルECU2からの書き換えデータの受信を待機する(A23)。この場合、セントラルECU2は、ブロックサイズの大設定を要求するブロックサイズ変更要求を書き換え対象ECU3から受信すると、書き換えデータのブロックサイズを大きく設定し、その大きく設定したブロックサイズにしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信する。
制御部11は、セントラルECU2から送信された書き換えデータを受信したと判定すると(A23:YES)、その受信した書き換えデータを記憶部12に書き込む(A24)。制御部11は、書き換えデータを書き込むと、ブロックサイズ分の書き込みを完了したか否かを判定し(A15)、これ以降、上記したステップA16~A20を実施する。
(2-2)セントラルECU2が行う処理
セントラルECU2において、制御部10は、変更要求判定処理を行う。制御部10は、変更要求判定処理を開始すると、書き換え対象ECU3からのブロックサイズ変更要求の受信を判定する(B11)。制御部10は、書き換え対象ECU3から送信されたブロックサイズ変更要求を受信したと判定すると(B11:YES)、その受信したブロックサイズ変更要求がブロックサイズの小設定の要求であるか大設定の要求であるかを判定する(B12、B13)。
セントラルECU2において、制御部10は、変更要求判定処理を行う。制御部10は、変更要求判定処理を開始すると、書き換え対象ECU3からのブロックサイズ変更要求の受信を判定する(B11)。制御部10は、書き換え対象ECU3から送信されたブロックサイズ変更要求を受信したと判定すると(B11:YES)、その受信したブロックサイズ変更要求がブロックサイズの小設定の要求であるか大設定の要求であるかを判定する(B12、B13)。
制御部10は、その受信したブロックサイズ変更要求がブロックサイズの小設定の要求であると判定すると(B12:YES)、書き換えデータのブロックサイズを小さく設定し(B14)、その小さく設定したブロックサイズにしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信し(B15)、変更要求判定処理を終了する。一方、制御部10は、その受信したブロックサイズ変更要求がブロックサイズの大設定の要求であると判定すると(B13:YES)、書き換えデータのブロックサイズを大きく設定し(B16)、その大きく設定したブロックサイズにしたがって書き換えデータを書き換え対象ECU3へ送信し(B17)、変更要求判定処理を終了する。
以上は、ブロックサイズ変更要求をセントラルECU2へ送信することで、セントラルECU2から書き換え対象ECU3へ送信される書き換えデータのブロックサイズを変更する場合を説明したが、この場合も、ブロックサイズ変更要求をTCU5やOTAセンター6へ送信しても良い。ブロックサイズ変更要求をTCU5へ送信することで、TCU5からセントラルECU2へ送信される書き換えデータのブロックサイズを変更しても良い。ブロックサイズ変更要求をOTAセンター6へ送信することで、OTAセンター6から通信ネットワーク7を介してTCU5へ送信される書き換えデータのブロックサイズを変更しても良い。即ち、書き換えデータの送信元であるOTAセンター6から書き換え対象ECU3までの通信経路に伝送される書き換えデータのブロックサイズを変更しても良い。
以上に説明したように第2実施形態によれば、次に示す作用効果を得ることができる。
書き換え対象ECU3において、処理負荷を判定し、セントラルECU2における書き換えデータのブロックサイズの変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求するようにした。書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2における書き換えデータのブロックサイズの変更を要求することで、セントラルECU2から取得する書き換えデータのブロックサイズを処理負荷に追従させることができ、セントラルECU2から取得する書き換えデータを適切に処理することができる。これにより、書き換え対象ECU3の処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施することができる。
書き換え対象ECU3において、処理負荷を判定し、セントラルECU2における書き換えデータのブロックサイズの変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求するようにした。書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2における書き換えデータのブロックサイズの変更を要求することで、セントラルECU2から取得する書き換えデータのブロックサイズを処理負荷に追従させることができ、セントラルECU2から取得する書き換えデータを適切に処理することができる。これにより、書き換え対象ECU3の処理負荷が変動する場合でもソフトの書き換えを適切に実施することができる。
(その他の実施形態)
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、更には、それらに一要素のみ、それ以上、或いはそれ以下を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、更には、それらに一要素のみ、それ以上、或いはそれ以下を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせも良い。即ち、書き換え対象ECU3において、セントラルECU2における書き換えデータの送信周期とブロックサイズとの両方の変更を処理負荷の判定結果に基づいて要求しても良い。書き換え対象ECU3の処理負荷が変動することに追従してセントラルECU2における書き換えデータの送信周期とブロックサイズとの両方の変更を要求することで、セントラルECU2から書き換えデータを取得する周期と書き換えデータのブロックサイズとの両方を処理負荷に追従させることができる。
本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することにより提供された専用コンピュータにより実現されても良い。或いは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によりプロセッサを構成することにより提供された専用コンピュータにより実現されても良い。若しくは、本開示に記載の制御部及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路により構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより実現されても良い。又、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていても良い。
本開示は、特許請求の範囲に記載の発明に加え、以下のような発明を含む。
[1]
書き換えデータを書き込むことでソフトウェアを書き換える電子制御装置であって、
外部装置から書き換えデータを取得する書き換えデータ取得部(11a)と、
前記書き換えデータを記憶部に書き込む書き換えデータ書き込み部(11b)と、
電子制御装置の処理負荷を判定する処理負荷判定部(11c)と、
前記外部装置における前記書き換えデータの送信モードの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する送信モード変更要求部(11d)と、を備える電子制御装置。
[2]
前記送信モード変更要求部は、前記外部装置から送信される前記書き換えデータの送信周期の変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]に記載した電子制御装置。
[3]
前記送信モード変更要求部は、前記書き換えデータの送信元から前記電子制御装置までの通信経路に伝送される前記書き換えデータの送信周期の変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]に記載した電子制御装置。
[4]
前記送信モード変更要求部が前記外部装置における前記書き換えデータの送信モードの変更を要求することに追従し、前記書き換えデータ書き込み部における前記書き換えデータの書き込み周期を変更する書き込みモード変更部(11e)と、を備える[2]又は[3]に記載した電子制御装置。
[5]
前記送信モード変更要求部は、前記外部装置から送信される前記書き換えデータのブロックサイズの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]から[4]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[6]
前記送信モード変更要求部は、前記書き換えデータの送信元から前記電子制御装置までの通信経路に伝送される前記書き換えデータのブロックサイズの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]から[4]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[7]
前記処理負荷判定部は、前記電子制御装置の処理状態を判定し、その判定した処理状態に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[6]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[8]
前記処理負荷判定部は、前記電子制御装置を搭載する車両の車両状態を判定し、その判定した車両状態に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[7]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[9]
前記処理負荷判定部は、センサにより検知されたセンサ情報に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[8]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[10]
前記処理負荷判定部は、車載通信機と車外通信機との通信情報に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[9]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[1]
書き換えデータを書き込むことでソフトウェアを書き換える電子制御装置であって、
外部装置から書き換えデータを取得する書き換えデータ取得部(11a)と、
前記書き換えデータを記憶部に書き込む書き換えデータ書き込み部(11b)と、
電子制御装置の処理負荷を判定する処理負荷判定部(11c)と、
前記外部装置における前記書き換えデータの送信モードの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する送信モード変更要求部(11d)と、を備える電子制御装置。
[2]
前記送信モード変更要求部は、前記外部装置から送信される前記書き換えデータの送信周期の変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]に記載した電子制御装置。
[3]
前記送信モード変更要求部は、前記書き換えデータの送信元から前記電子制御装置までの通信経路に伝送される前記書き換えデータの送信周期の変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]に記載した電子制御装置。
[4]
前記送信モード変更要求部が前記外部装置における前記書き換えデータの送信モードの変更を要求することに追従し、前記書き換えデータ書き込み部における前記書き換えデータの書き込み周期を変更する書き込みモード変更部(11e)と、を備える[2]又は[3]に記載した電子制御装置。
[5]
前記送信モード変更要求部は、前記外部装置から送信される前記書き換えデータのブロックサイズの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]から[4]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[6]
前記送信モード変更要求部は、前記書き換えデータの送信元から前記電子制御装置までの通信経路に伝送される前記書き換えデータのブロックサイズの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する[1]から[4]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[7]
前記処理負荷判定部は、前記電子制御装置の処理状態を判定し、その判定した処理状態に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[6]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[8]
前記処理負荷判定部は、前記電子制御装置を搭載する車両の車両状態を判定し、その判定した車両状態に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[7]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[9]
前記処理負荷判定部は、センサにより検知されたセンサ情報に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[8]の何れか一項に記載した電子制御装置。
[10]
前記処理負荷判定部は、車載通信機と車外通信機との通信情報に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する[1]から[9]の何れか一項に記載した電子制御装置。
図面中、2はセントラルECU(外部装置)、3は書き換え対象ECU(電子制御装置)、5はTCU(車載通信機)、8は他車両の車載通信機(車外通信機)、9は路側通信機(車外通信機)、11aは書き換えデータ取得部、11bは書き換えデータ書き込み部、11cは処理負荷判定部、11dは送信モード変更要求部、11eは書き込みモード変更部である。
Claims (10)
- 書き換えデータを書き込むことでソフトウェアを書き換える電子制御装置であって、
外部装置から書き換えデータを取得する書き換えデータ取得部(11a)と、
前記書き換えデータを記憶部に書き込む書き換えデータ書き込み部(11b)と、
電子制御装置の処理負荷を判定する処理負荷判定部(11c)と、
前記外部装置における前記書き換えデータの送信モードの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する送信モード変更要求部(11d)と、を備える電子制御装置。 - 前記送信モード変更要求部は、前記外部装置から送信される前記書き換えデータの送信周期の変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記送信モード変更要求部は、前記書き換えデータの送信元から前記電子制御装置までの通信経路に伝送される前記書き換えデータの送信周期の変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記送信モード変更要求部が前記外部装置における前記書き換えデータの送信モードの変更を要求することに追従し、前記書き換えデータ書き込み部における前記書き換えデータの書き込み周期を変更する書き込みモード変更部(11e)と、を備える請求項2又は3に記載した電子制御装置。
- 前記送信モード変更要求部は、前記外部装置から送信される前記書き換えデータのブロックサイズの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記送信モード変更要求部は、前記書き換えデータの送信元から前記電子制御装置までの通信経路に伝送される前記書き換えデータのブロックサイズの変更を前記処理負荷判定部の判定結果に基づいて要求する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記処理負荷判定部は、前記電子制御装置の処理状態を判定し、その判定した処理状態に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記処理負荷判定部は、前記電子制御装置を搭載する車両の車両状態を判定し、その判定した車両状態に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記処理負荷判定部は、センサにより検知されたセンサ情報に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する請求項1に記載した電子制御装置。
- 前記処理負荷判定部は、車載通信機と車外通信機との通信情報に基づいて前記電子制御装置の処理負荷を判定する請求項1に記載した電子制御装置。
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JP2021024555A (ja) | 2019-08-06 | 2021-02-22 | 日本電産エレシス株式会社 | 電動パワーステアリング制御装置 |
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2022
- 2022-04-21 JP JP2022070131A patent/JP2023160068A/ja active Pending
-
2023
- 2023-04-12 DE DE102023109182.4A patent/DE102023109182A1/de active Pending
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