JP2023158891A - 飲料用容器蓋および飲料用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】環境負荷軽減を可能とし、飲料用容器本体の開口端を閉じた状態から外れにくい飲料用容器蓋を提供する。【解決手段】飲料用容器蓋2は、紙製であり、且つ円盤形状である。飲料用容器蓋2は飲料用容器蓋2の周縁21上に位置する孔2a(2a1~2a3)を有し、周縁21を飲料用容器本体3の内壁面3aに固定可能である。飲料用容器1は、飲料用容器蓋2と、飲料用容器蓋2の周縁21を嵌合可能な溝部3cを内壁面3aに周状に有する紙製の飲料用容器本体3とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、飲料用容器蓋および飲料用容器に関する。より詳細には、本発明は、紙コップ等の紙製飲料用容器に使用される紙製の蓋、および、上記紙製の蓋を用いた飲料用容器に関する。
飲料が収容された紙コップは、飲料の提供形態に応じ、紙コップに蓋をして紙コップの開口部を塞いだ状態で提供されることがある。紙コップの蓋には、プラスチック製の蓋が用いられることが多い。しかし、近年では脱プラスチックによる環境保全の観点から紙製の蓋が提案されている。
例えば特許文献1には、紙コップの開口端を閉塞する天板部を備える紙製の蓋体が開示されている。また、例えば特許文献2には、紙コップで開口端の外周に装着されるリング状の側壁部と、側壁部の内周に篏合される円形の板紙で形成された頂壁とで構成されている紙製の蓋体が開示されている。
特開2022-20458号公報 特表2015-529602号公報
特許文献1および2の蓋体は、いずれも紙コップの開口端に嵌合して開口端を閉塞するものであるため、蓋をして開口端を閉じた紙コップが転倒しても内容物である飲料がこぼれないものと通常認識される。しかしながら、このように蓋体およびコップが共に紙製である場合、蓋体と紙コップの開口端との嵌合は外れやすく、紙コップを転倒させた際に飲料がこぼれてしまうという問題があった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、環境負荷軽減を可能とし、飲料用容器本体の開口端を閉じた状態から外れにくい飲料用容器蓋を提供することにある。また、本発明のさらなる目的は、環境負荷軽減を可能とし、飲料用容器本体から飲料用容器蓋が外れにくい飲料用容器を提供することにある。
本発明は、紙製の飲料用容器蓋であって、円盤形状であり、上記飲料用容器蓋の周縁上に位置する孔を有し、上記周縁を飲料用容器本体の内壁面に固定可能である、飲料用容器蓋を提供する。
上記飲料用容器蓋は紙製である。このため、脱プラスチックを実現でき、環境負荷軽減を実現できる。また、上記飲料用容器蓋は、円盤形状であり、周縁を飲料用容器本体の内壁面に固定可能であるため、飲料用容器本体の内壁面に固定した状態において蓋が外れにくい。また、上記飲料用容器蓋は周縁上に位置する孔を有することにより、上記周縁に角が形成され、上記飲料用容器蓋を飲料用容器本体の内壁面に固定した際、上記角が飲料用容器本体の外側に張り出す。また、上記飲料用容器蓋を飲料用容器本体の内壁面に固定した際、上記飲料用容器本体の内壁面の形状が上記飲料用容器蓋の周に沿って変形し、上記内壁面に上記角同士を結ぶ略直線領域が形成される。これらの効果により、上記飲料用容器蓋を飲料用容器本体の内壁面に固定した状態において、上記飲料用容器蓋の周縁は飲料用容器本体の内壁面から外れにくい。
上記孔は上記周縁に沿って3つ形成されていることが好ましい。このような構成を有することで、上記円盤形状を変形しようとする力を3つの孔から分散して逃がすことができ、上記飲料用容器蓋は飲料用容器本体からよりいっそう外れにくい。
上記孔は1つの相対的に大きい孔および2つの相対的に小さい孔を有することが好ましい。この場合、相対的に大きい1つの孔は飲み口として使用でき、相対的に小さい他の孔は空気孔として機能し、当該小さい孔からは飲料がこぼれにくい。
上記相対的に小さい孔は上記相対的に大きい孔から上記円盤形状の中心を基準に90°を超える間隔を有して設けられていることが好ましい。この場合、飲料用容器が倒れて相対的に大きい孔が下部となった際に、他の相対的に小さい孔から飲料がこぼれにくい。
上記孔は円弧形状を有することが好ましい。このような構成を有することで、上記飲料用容器蓋はより変形しにくく、飲料用容器本体からよりいっそう外れにくい。
上記飲料用容器蓋を上記飲料用容器本体の内壁面に固定した際に、上記内壁面は上記周縁に沿って変形した略直線領域を有することが好ましい。飲料用容器蓋を飲料用容器本体の内壁面に固定した状態において、飲料用容器蓋の周縁は飲料用容器本体の内壁面からよりいっそう外れにくい。
また、本発明は、上記飲料用容器蓋と、上記飲料用容器蓋の上記周縁を嵌合可能な溝部を上記内壁面に周状に有する紙製の飲料用容器本体とを備える、飲料用容器を提供する。上記飲料用容器は、飲料用容器蓋および飲料用容器本体のいずれもが紙製であるため、脱プラスチックを実現でき、環境負荷軽減を実現できる。また、上記飲料用容器蓋は円盤形状であり、上記飲料用容器本体は内壁面に周状に溝部を有し、当該溝部により上記飲料用容器蓋の周縁を嵌合することができる。このため、上記飲料用容器蓋は飲料用容器本体から外れにくい。
上記飲料用容器蓋の上記周縁を雄部、上記溝部を雌部として、上記雌部は上記雄部を上記飲料用容器本体の高さ方向上下から挟んで嵌合可能であることが好ましい。このような構成を有することで、上記飲料用容器蓋はより変形しにくく、飲料用容器本体からよりいっそう外れにくい。また、このような形状を有する飲料用容器蓋および飲料用容器本体は設計および製造が容易であり、コストを低く製造することができる。
本発明の飲料用容器蓋および飲料用容器によれば、脱プラスチックにより環境負荷軽減が可能であり、環境保全に貢献できる。また、上記飲料用容器蓋は、飲料用容器蓋により飲料用容器本体の開口端を閉じた状態から外れにくい。
本発明の飲料用容器の一実施形態を示す外観図である。 図1に示す飲料用容器における飲料用容器本体を示す外観図である。 図1に示す飲料用容器における飲料用容器蓋を示す外観図である。 図3に示す飲料用容器蓋の上面図である。 飲料用容器蓋の他の実施形態を示す外観図である。 図1に示す飲料用容器の断面図である。 図6における飲料用容器上部の拡大図である。 図7のVIII-VIII'断面における孔2a3付近の拡大図である。 飲料用容器の他の実施形態を示す断面図である。 飲料用容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図2に示す飲料用容器本体における筒状部の展開図を示す平面図である。
本明細書に開示された各々の態様は、本明細書中に開示された他のいずれの構成とも組み合わせることができる。また、本明細書に開示された各実施形態は、一例であって各実施形態そのものに限定されず、本開示の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更を適宜行ってもよい。また、本開示に係る各発明は、実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
[飲料用容器]
本発明の飲料用容器蓋および上記飲料用容器蓋を備える本発明の飲料用容器について、以下、実施形態を示しつつ説明する。図1に、本発明の飲料用容器の一実施形態の概略図(外観図)を示す。図1に示すように、飲料用容器1は、飲料用容器蓋(単に「蓋」と称する場合がある)2と飲料用容器本体(単に「本体」と称する場合がある)3とを備える。飲料用容器1は、飲料用容器本体3の内壁面3aに形成された溝部3cに飲料用容器蓋2の周縁21(図3参照)が嵌まり込むようにして、飲料用容器蓋2が飲料用容器本体3の内壁面3aに固定されている。
本体3は紙製であり、いわゆる紙コップである。図2に、図1に示す飲料用容器1における本体3の概略図(外観図)を示す。本体3は有底筒状の容器であり開口端を有し、筒状部31および底部32から構成される。本体3は内部に飲料を入れて使用される。筒状部31は一方の口が底部32により閉じられており、他方の口は解放された開口端である。筒状部31の開口端は筒形状の外側に巻回している。本体3は上記開口端から底部32にかけて徐々に断面径が小さくなるテーパ形状を有する。
筒状部31は内壁面3aおよび外壁面3bを有する。内壁面3aには筒状部の内周に沿って周状に溝部3cが設けられている。溝部3cは内壁面3aが凹むように形成されており、これに伴って外壁面3bには外壁凸部3dが形成されている。溝部3cは本体3の高さ方向中央よりも開口端寄りに形成されており、飲料をより多く注ぐことが可能なように開口端に近い位置に形成されることが好ましい。
蓋2は紙製である。このため、脱プラスチックを実現でき、環境負荷軽減を実現できる。蓋2は、本体3と同じ紙から作製されていてもよいし、異なる紙で作製されていてもよい。
図3に、図1に示す飲料用容器1における蓋2の概略図(外観図)を示す。蓋2は円盤形状であり、蓋2の周縁21上に位置する3つの孔2a(2a1~2a3)を有する。孔2aは円盤形状の周縁の一部を切り抜いた形状を有する切り抜き部(切り欠き部)である。図3の破線は円盤の周縁が孔2aにより欠損した領域を示す。孔2aは円盤の一部を切り取った切り欠き部である。蓋2の円盤形状は、孔2aが形成されていない状態において本体3の平面方向断面の形状と相似し、周縁21は本体3の高さ方向の少なくとも一部において内壁面3aと隙間無く接触し得る。
蓋2は1枚の紙を円盤形状に打ち抜き、そして上記円盤形状の周縁の一部を切り取るだけで容易に作製することができる。また、蓋2は、複数の紙が積層して円盤形状を形成していてもよい。蓋2は平板であり、周縁21を本体3の内壁面3aに固定可能である。具体的には、周縁21は中心から半径方向に平面状に延びる雄部であり、本体3の内壁面3aに形成された、雌部である溝部3cに嵌まることで、蓋2を内壁面3aに固定することができる。また、蓋2は平板であることで、蓋2への印刷が表面および裏面ともに容易であり、様々なデザインを容易に形成することができ、飲料の提供者はオリジナリティを付与することができる。
蓋2には、円盤形状の表面および/または裏面には立体的形状が形成されていてもよい。この場合であっても、周縁21の表面および裏面は円盤形状と平行であり、上記円盤形状の同一平面状に位置する。
孔2aは周縁21に沿って3つ(2a1~2a3)形成されている。孔2aは、ストローやマドラーの挿入口として、あるいは飲料の飲み口として使用することができる。また、飲料用容器1の使用者は孔2aの存在を視認することができ、孔2aが開口している場合、転倒しても飲料がこぼれないとは誤認しない。
孔2aの個数は3つに限定されず、1つ以上であればよく、好ましくは1~5つである。3つ以上の奇数であれば円盤形状を変形しようとする力を孔から分散して逃がすことができ、蓋2を本体3に装着した際において蓋2は本体3からよりいっそう外れにくい。また、5つ以下であると蓋2の変形をより抑制しやすい。
孔2aの形状は円弧形状を有し、具体的には、円盤形状の周縁の一部および円弧形状を枠とする。これにより蓋2はより変形しにくく本体3からよりいっそう外れにくい。上記円弧形状は真円または楕円における周の一部である。なお、孔2aの形状は、円弧形状に限定されず、例えば多角形形状を有していてもよい。また、複数の孔2aは一部または全てが同一形状であってもよく、全てが異なる形状であってもよい。
また、孔2aの大きさは特に限定されない。複数の孔2aは一部または全てが同じ大きさであってもよく、全てが異なる大きさであってもよい。具体的には、1つの孔が相対的に大きく、他の孔が相対的に小さいことが好ましい。この場合、相対的に大きい1つの孔は飲み口として使用でき、相対的に小さい他の孔は空気孔として機能し、当該小さい孔からは飲料がこぼれにくい。図3に示す蓋2において孔2a3は相対的に大きい孔であり、残りの2つの孔2a1および孔2a2は相対的に小さい孔であり互いに同一形状である。
図4に、図3に示す蓋2の上面図を示す。蓋2において、相対的に小さい孔2a1および2a2は、90°の間隔でCを中心とする上記円盤形状の周縁に設けられており、相対的に大きい孔2a3は孔2a1および孔2a2それぞれから135°の間隔で上記円盤形状の周縁に設けられている。このように3つの孔2aが、等間隔ではなく、135°、90°、135°の間隔を有するように、すなわち相対的に大きい孔2a3から中心Cを基準に90°を超える間隔を有するように相対的に小さい孔2a1および2a2が設けられていることで、飲料用容器が倒れて相対的に大きい孔2a3が下部となった際に、他の相対的に小さい孔2a1および2a2から飲料がこぼれにくくすることができる。また、このように、折れに対する耐性に優れる観点からは、複数の孔は上記円盤形状の対角に設けられていないことが好ましい。なお、上記孔の間隔の角度は、円盤形状の周における孔の中央部同士を対比したものである。
図5に示すように、蓋2において、孔2aは切り欠き部ではなく、円盤形状の周縁に切り込みを入れて完全に切り落とさずに孔2aを形成するとともに折り返し部2bを形成してもよい。この場合、相対的に大きい孔2a3が折り返し部2bを有することが好ましい。折り返し部2bは、蓋2を本体3に固定された状態から蓋2を取り外す際の摘まみとして使用することができ、また、折り返し部2bを閉じて孔2aを塞ぐことができる。折り返し部2bは、一部の孔2aのみに形成されていてもよいし、全ての孔2aに形成されていてもよい。
図6に、図1に示す飲料用容器1における蓋2の中心および底部32の中心を通る高さ方向の断面図を示す。図6に示すように、本体3の筒状部31の内壁面3a下部には底部32が固定されており、内壁面3a上部(高さ方向中央よりも開口端寄り)には蓋2が固定されている。蓋2は本体3から着脱可能である。底部32は筒状部31から着脱できない。
図7に、図6に示す飲料用容器1の開口端付近の拡大図を示す。図7に示すように、本体3の筒状部31には、内壁面3aに溝部3cが形成されており、外壁面3bには溝部3cに対応する位置に、溝部3cの形成に伴って外側に膨らむ外壁凸部3dが形成されている。そして蓋2の周縁21は溝部3cと嵌まり合い、蓋2の周縁21を雄部、溝部3cを雌部として、上記雌部は上記雄部を本体3の高さ方向上下から挟んで嵌合し、蓋2は内壁面3aに固定されている。
飲料用容器蓋2を用いた際の効果について図8を用いて説明する。図8は、図7のVIII-VIII'断面における孔2a3付近の拡大図である。蓋2は、円盤形状であり、周縁21を本体3の内壁面3aに固定可能であるため、本体3の内壁面3aに固定した状態において蓋2が外れにくい。また、蓋2は周縁21上に位置する孔2a3を有することにより、周21に角2cが形成され、蓋2を本体3の内壁面3aに固定した際、角2cが本体3の外側に張り出す。また、蓋2を本体3の内壁面3aに固定した際、本体3の内壁面3aの形状が蓋2の周縁21に沿って変形し、内壁面3aに角2c同士を結ぶ略直線領域22が形成される。なお図8における23は孔2aを有しない場合に内壁面となる仮想形状を示す。略直線領域22は仮想形状23よりも直線に近い領域である。孔2a1および孔2a2についても同様のことが言える。これらの効果により、蓋2を本体3の内壁面3aに固定した状態において、蓋2の周縁は本体3の内壁面3aから外れにくい。また、蓋2は内壁面3aに嵌合して固定されているため、意図的に取り外す際は、例えば孔2a(特に孔2a3)に指を入れて蓋2の裏面に指先を引っ掛けて容易に取り外すことができる。また蓋2が折り返し部2bを有する場合は折り返し部2bを掴んで容易に取り外すことができる。
図9に示すように、筒状部31は外壁凸部3dを有していなくてもよい。筒状部31の厚さが溝部3cの深さよりも厚い場合、このような構成が可能となる。
また、図10に示すように、筒状部31の内壁面3aに形成される溝部3cは、内壁面3aに周方向に沿って形成された内壁凸部3e内に形成されていてもよい。内壁凸部3eは内壁面3aの周方向に沿って連続して形成されていてもよく、断続的に例えば等間隔で形成されていてもよい。
図3に示す蓋2は容易に製造することができる。例えば紙製のシートを円状に打ち抜いて円盤形状を作製し、次いで周縁21を円弧状に打ち抜いて孔2aを形成し、製造することができる。なお、円盤形状の作製を経ずに、蓋2の形状に打ち抜いてもよい。また、図5に示す蓋は、孔2aを形成する際に孔2aを形成する部分の周縁21を完全に切り落とさないようにして切り込むことにより容易に製造することができる。
図2に示す本体3は容易に製造することができる。図11に、図2に示す本体3における筒状部31の展開図を示す。例えば通常の紙コップの製造工程で筒状部が展開された形状を作製する段階において、開口端と略平行となるように内壁面3aに曲線状にプレス等により押し込んで溝部3cを形成することができる。このとき、押し込む圧力を調整することで外壁凸部3dを同時に形成することができる。
本発明の飲料用容器は、ホット飲料用およびアイス飲料用のいずれにも使用可能である。
特許文献1および2に開示の飲料用容器は、紙製の蓋体が飲料用容器本体の開口端の縁部に被せて開口端を閉塞しているため、飲料用容器が転倒した際に蓋体の縁が机や床に衝突することで蓋体が外れやすい。また、特許文献1および2に開示の蓋体は複雑な形状を有するため製造工程が煩雑であり製造コストがかかる、イラストを付与するための印刷を施しにくい。これに対し、本発明の飲料用容器は、飲料用容器本体の内部に飲料用容器蓋を設置して開口端を閉塞しているため、転倒しても蓋の縁が机や床に衝突せず、また本体内壁面の溝部に固定されており、蓋が外れにくい。また、本発明の飲料用容器蓋は円盤形状であるため製造および印刷が容易である。そして、飲料の提供者はオリジナリティを付加しやすく、例えば被提供者のコレクション要望に応じることができる。
1 飲料用容器
2 飲料用容器蓋
21 周縁
22 略直線領域
23 仮想形状
2a 孔
2a1,2a2 相対的に小さい孔
2a3 相対的に大きい孔
2b 折り返し部
2c 角
3 飲料用容器本体
31 筒状部
32 底部
3a 内壁部
3b 外壁部
3c 溝部
3d 外壁凸部
3e 内壁凸部

Claims (8)

  1. 紙製の飲料用容器蓋であって、
    円盤形状であり、前記飲料用容器蓋の周縁上に位置する孔を有し、
    前記周縁を飲料用容器本体の内壁面に固定可能である、飲料用容器蓋。
  2. 前記孔は前記周縁に沿って3つ形成されている請求項1に記載の飲料用容器蓋。
  3. 前記孔は1つの相対的に大きい孔および2つの相対的に小さい孔を有する、請求項2に記載の飲料用容器蓋。
  4. 前記相対的に小さい孔は前記相対的に大きい孔から前記円盤形状の中心を基準に90°を超える間隔を有して設けられている、請求項3に記載の飲料用容器蓋。
  5. 前記孔は円弧形状を有する請求項1~4のいずれか1項に記載の飲料用容器蓋。
  6. 前記飲料用容器蓋を前記飲料用容器本体の内壁面に固定した際に、前記内壁面は前記周縁に沿って変形した略直線領域を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載の飲料容器蓋。
  7. 請求項1~4のいずれか1項に記載の飲料用容器蓋と、
    前記飲料用容器蓋の前記周縁を嵌合可能な溝部を前記内壁面に周状に有する紙製の飲料用容器本体とを備える、飲料用容器。
  8. 前記飲料用容器蓋の前記周縁を雄部、前記溝部を雌部として、前記雌部は前記雄部を前記飲料用容器本体の高さ方向上下から挟んで嵌合可能である、請求項7に記載の飲料用容器。
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