JP2023157827A - センサ素子、ガスセンサ及びセンサ素子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多孔質保護層に起因する検出精度の低下を抑制したセンサ素子、ガスセンサ及びセンサ素子の製造方法を提供する。【解決手段】固体電解質体105、109と該固体電解質体に配置された一対の電極104、106、108、110とを有するセル130、140を少なくとも1つ設けた検出素子部300と、一対の電極のうち一方の電極が臨む測定室107cと、測定対象ガスを外部から測定室へ導入する拡散抵抗部115と、を備えるセンサ素子100において、さらに、拡散抵抗部に直接接しつつ少なくとも拡散抵抗部を被覆する多孔質保護層21を備え、多孔質保護層は、骨格となるセラミック粒子と、セラミック粒子の隙間で形成される気孔とを有し、(気孔の平均径D1(nm)/セラミック粒子の累積個数が50%となる粒子径D2(nm))で表される径比Rが100以下である。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば燃焼器や内燃機関等の燃焼ガスや排気ガス中に含まれる特定ガスのガス濃度を検出するのに好適に用いられるセンサ素子、ガスセンサ及びセンサ素子の製造方法に関する。
従来から、内燃機関の排気ガス中の特定成分(酸素等)の濃度を検出するためのガスセンサが用いられている。このガスセンサは自身の内部にセンサ素子を有し、センサ素子は、固体電解質体と一対の電極とからなる検出素子部を有している。ここで、センサ素子は排気ガス中に含まれるシリコンやリンなどの被毒物質に晒されたり、排気ガス中の水滴が付着することがあるため、センサ素子の外表面には、被毒物質を捕捉したり、水滴がセンサ素子に直接接触しないよう多孔質保護層が被覆されている。つまり、上記の積層体のうち測定対象ガス(排気ガス)に晒される先端部の全周を、多孔質保護層にて被覆している(特許文献1参照)。
なお、センサ素子の内部には、上記一対の電極のうち一方の電極が臨む測定室が形成されており、測定対象ガスは外部から測定室に導入される。又、測定室と外部との間には拡散抵抗部が介在し、測定室に導入される測定対象ガスの拡散速度を調整している。従って、多孔質保護層は拡散抵抗部に直接接することとなる。
特開2013-096792号公報
図8に示すように、多孔質保護層は、セラミック粒子2と焼失性カーボン等の造孔材410とを混合したコート液400xをセンサ素子の拡散抵抗部115付近の外表面に塗布した後、乾燥及び焼成して製造する。造孔材410は焼成時に焼失して気孔となり、一方でセラミック粒子2は結合して多孔質保護層の網目構造の骨格となる。
ここで、コート液400xを塗布すると水分は液透過性の拡散抵抗部115に吸収され、コート液21x中のセラミック粒子2及び造孔材410も、図8の矢印に示すように拡散抵抗部115に向かって凝集する傾向にある。
しかしながら、造孔材410の平均粒径がセラミック粒子2の平均粒径に比べて相対的に大きくなり過ぎると、大径の造孔材410の周囲に形成された大きな隙間G1に、小径のセラミック粒子2が多量に凝集する。一方、他の小さな隙間G2にはセラミック粒子2があまり凝集せず、結果として焼成後に形成される骨格の太さや、骨格間の気孔の分布が不均一になる。これに伴い、多孔質保護層を透過して測定室へ入る排気ガスの流れが局所的にバラつき、検出精度の低下を招くおそれがある。
そこで、本発明は、多孔質保護層に起因する検出精度の低下を抑制したセンサ素子、ガスセンサ及びセンサ素子の製造方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のセンサ素子は、固体電解質体と該固体電解質体に配置された一対の電極とを有するセルを少なくとも1つ設けた検出素子部と、前記一対の電極のうち一方の電極が臨む測定室と、測定対象ガスを外部から前記測定室へ導入する拡散抵抗部と、を備えるセンサ素子において、さらに、前記拡散抵抗部に直接接しつつ少なくとも前記拡散抵抗部を被覆する多孔質保護層を備え、前記多孔質保護層は、骨格となるセラミック粒子と、前記セラミック粒子の隙間で形成される気孔とを有し、(前記気孔の平均径D1(nm)/前記セラミック粒子の累積個数が50%となる粒子径D2(nm))で表される径比Rが100以下であることを特徴とする。
このセンサ素子によれば、径比Rが100以下であるので、多孔質保護層を形成するためのコート液に含まれ、消失して気孔となる造孔材の平均径(D1に相当)がセラミック粒子の粒子径D2に比べて相対的に大きくなり過ぎず、隣接する造孔材の周囲に形成された複数の隙間の大きさが均等になる。すると、セラミック粒子が各隙間に均等に凝集(分散)すると共に、セラミック粒子が存在出来る空間(各隙間)の大きさが制限されるため、セラミック粒子の凝集体が大きくなり難くなる。
その結果、コート液の焼成後に形成される骨格の太さや、骨格間の気孔の分布も均一になる。これにより、多孔質保護層を透過して測定室へ入る測定対象ガスの流れが局所的にバラつかず、検出精度の低下を抑制することができる。
本発明のセンサ素子において、前記気孔の平均径D1が15μm以下、及び/又は前記粒子径D2が150nm以上であってもよい。
粒子径D1が15μmを超えると、得られた多孔質保護層の気孔が大きくなり過ぎ、外部からの被水や被毒を十分に抑制し難くなることがある。又、粒子径D2が150nm未満であると、粒子径が細かくなり過ぎ、粉末としてのハンドリングや、コート液の調製がし難くなることがある。
そこで、このセンサ素子によれば、このような不具合を抑制できる。
本発明のセンサ素子において、前記気孔の最大径M1(μm)が前記気孔の平均径D1(μm)の2倍未満であってもよい。
このセンサ素子によれば、造孔材の粒度分布がよりシャープとなり、上述の隙間の大きさがさらに均等になるので、気孔の分布もさらに均一になる。
本発明のガスセンサは、被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するセンサ素子と、該センサ素子を保持するハウジングとを備えるガスセンサにおいて、前記センサ素子は、請求項1~3のいずれかに記載のガスセンサ素子を用いることを特徴とする。
本発明のセンサ素子の製造方法は、固体電解質体と該固体電解質体に配置された一対の電極とを有するセルを少なくとも1つ設けた検出素子部と、前記一対の電極のうち一方の電極が臨む測定室と、測定対象ガスを外部から前記測定室へ導入する拡散抵抗部と、を備えるセンサ素子の製造方法において、セラミック粒子と、造孔材とを混合したコート液を調製するコート液調製工程と、前記コート液を、前記拡散抵抗部に直接接しつつ前記センサ素子の外表面で前記検出素子部を被覆するように塗布する塗布工程と、塗布された前記コート液を乾燥及び焼成して前記造孔材を消失させ、骨格となる前記セラミック粒子と、前記造孔材の焼失部位に形成される気孔とを有する多孔質保護層を形成する多孔質保護層形成工程と、を有し、前記コート液として、(前記造孔材の平均径径D3(nm)/前記セラミック粒子の累積個数が50%となる粒子径D2(nm))で表される径比Rを100以下とすることを特徴とする。
この発明によれば、多孔質保護層に起因する検出精度の低下を抑制したセンサ素子が得られる。
本発明の実施形態に係るガスセンサ(酸素センサ)の長手方向に沿う断面図である。 検出素子及びヒータの模式分解斜視図である。 図1の検出素子の先端側の部分拡大断面図である。 センサ素子の軸線方向に直交する模式断面図である。 本発明の実施形態に係るセンサの製造方法による、多孔質保護層製造時のセラミック粒子と造孔材の凝集状態を示す模式図である。 D1の測定方法を示す図である。 多孔質保護層の経費Rと、センサ出力のバラつきであるポンプ電流の偏移の最大値ΔIp(%)との関係を示す図である。 従来のセンサの製造方法による、多孔質保護層製造時のセラミック粒子と造孔材の凝集状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るガスセンサ(酸素センサ)1の長手方向(軸線L方向)に沿う断面図、図2は検出素子部300及びヒータ部200の模式分解斜視図、図3は検出素子部300の軸線L方向に直交する断面図である。
図1に示すように、ガスセンサ1は、検出素子部300及び検出素子部300に積層されるヒータ部200から構成されるセンサ素子100、センサ素子100等を内部に保持する主体金具(特許請求の範囲の「ハウジング」に相当)30、主体金具30の先端部に装着されるプロテクタ24等を有している。センサ素子100は軸線L方向に延びるように配置されている。
ヒータ部200は、図2に示すように、アルミナを主体とする第1基体101及び第2基体103と、第1基体101と第2基体103とに挟まれ、白金を主体とする発熱体102を有している。発熱体102は、先端側に位置する発熱部102aと、発熱部102aから第1基体101の長手方向に沿って延びる一対のヒータリード部102bとを有している。そして、ヒータリード部102bの端末は、第1基体101に設けられるヒータ側スルーホール101aに形成された導体を介してヒータ側パッド120と電気的に接続している。第1基体101及び第2基体102を積層したものが絶縁セラミック体にあたる。
検出素子部300は、酸素濃度検出セル130と酸素ポンプセル140とを備える。酸素濃度検出セル130は、第1固体電解質体105と、その第1固体電解質105の両面に形成された第1電極104及び第2電極106とから形成されている。第1電極104は、第1電極部104aと、第1電極部104aから第1固体電解質体105の長手方向に沿って延びる第1リード部104bとから形成されている。第2電極106は、第2電極部106aと、第2電極部106aから第1固体電解質体105の長手方向に沿って延びる第2リード部106bとから形成されている。
なお、酸素濃度検出セル130と酸素ポンプセル140とが、それぞれ特許請求の範囲の「セル」に相当する。又、第2電極106及び後述する第3電極108が、それぞれ特許請求の範囲の「一方の電極」に相当する。
そして、第1リード部104bの端末は、第1固体電解質体105に設けられる第1スルーホール105a、後述する絶縁層107に設けられる第2スルーホール107a、第2固体電解質体109に設けられる第4スルーホール109a及び保護層111に設けられる第6スルーホール111aのそれぞれに形成される導体を介して検出素子側パッド121と電気的に接続する。一方、第2リード部106bの端末は、後述する絶縁層107に設けられる第3スルーホール107b、第2固体電解質体109に設けられる第5スルーホール109b及び保護層111に設けられる第7スルーホール111bのそれぞれに形成される導体を介して検出素子側パッド121と電気的に接続する。
一方、酸素ポンプセル140は、第2固体電解質体109と、その第2固体電解質体109の両面に形成された第3電極108、第4電極110とから形成されている。第3電極108は、第3電極部108aと、この第3電極部108aから第2固体電解質体109の長手方向に沿って延びる第3リード部108bとから形成されている。第4電極110は、第4電極部110aと、この第4電極部110aから第2固体電解質体109の長手方向に沿って延びる第4リード部110bとから形成されている。
そして、第3リード部108bの端末は、第2固体電解質体109に設けられる第5スルーホール109b及び保護層111に設けられる第7スルーホール111bのそれぞれに形成される導体を介して検出素子側パッド121と電気的に接続する。一方、第4リード部110bの端末は、後述する保護層111に設けられる第8スルーホール111cに形成される導体を介して検出素子側パッド121と電気的に接続する。なお、第2リード部106bと第3リード部108bは同電位となっている。
これら第1固体電解質体105、第2固体電解質体109は、ジルコニア(ZrO)に安定化剤としてイットリア(Y)又はカルシア(CaO)を添加してなる部分安定化ジルコニア焼結体から構成されている。
発熱体102、第1電極104、第2電極106、第3電極108、第4電極110、ヒータ側パッド120及び検出素子側パッド121は、白金族元素で形成することができる。これらを形成する好適な白金族元素としては、Pt、Rh、Pd等を挙げることができ、これらはその一種を単独で使用することもできるし、又二種以上を併用することもできる。
もっとも、発熱体102、第1電極104、第2電極106、第3電極108、第4電極110、ヒータ側パッド120及び検出素子側パッド121は、耐熱性及び耐酸化性を考慮するとPtを主体にして形成することがより一層好ましい。さらに、発熱体102、第1電極104、第2電極106、第3電極108、第4電極110、ヒータ側パッド120及び検出素子側パッド121は、主体となる白金族元素の他にセラミック成分を含有することが好ましい。このセラミック成分は、固着という観点から、積層される側の主体となる材料(例えば、第1固体電解質体105、第2固体電解質体109の主体となる成分)と同様の成分であることが好ましい。
そして、上記酸素ポンプセル140と酸素濃度検出セル130との間に、絶縁層107が形成されている。絶縁層107は、絶縁部114と拡散抵抗部115とからなる。この絶縁層107の絶縁部114には、第2電極部106a及び第3電極部108aに対応する位置に中空の測定室107cが形成されている。この測定室107cは、絶縁層107の幅方向で外部と連通しており、該連通部分には、外部と測定室107cとの間のガス拡散を所定の律速条件下で実現する拡散抵抗部115が配置されている。
絶縁部114は、絶縁性を有するセラミック焼結体であれば特に限定されなく、例えば、アルミナやムライト等の酸化物系セラミックを挙げることができる。
拡散抵抗部115は、アルミナからなる多孔質体である。この拡散抵抗部115によって検出ガスが測定室107cへ流入する際の律速が行われる。
また、第2固体電解質体109の表面には、第4電極110を挟み込むようにして、保護層111が形成されている。この保護層111は、第4電極部110aを挟み込むようにして、第4電極部110aを被毒から防御するための多孔質の電極保護部113aと、第4リード部110bを挟み込むようにして、第2固体電解質体109を保護するための補強部112とからなる。
なお、本実施の形態のセンサ素子100は、酸素濃度検出セル130の電極間に生じる電圧(起電力)が所定の値(例えば、450mV)となるように、酸素ポンプセル140の電極間に流れる電流の方向及び大きさが調整され、酸素ポンプセル140に流れる電流に応じた被測定ガス中の酸素濃度をリニアに検出する酸素センサ素子に相当する。
図1に戻り、主体金具30は、SUS430製のものであり、ガスセンサを排気管に取り付けるための雄ねじ部31と、取り付け時に取り付け工具をあてがう六角部32とを有している。また、主体金具30には、径方向内側に向かって突出する金具側段部33が設けられており、この金具側段部33はセンサ素子100を保持するための金属ホルダ34を支持している。そしてこの金属ホルダ34の内側にはセラミックホルダ35、滑石36が先端側から順に配置されている。この滑石36は金属ホルダ34内に配置される第1滑石37と金属ホルダ34の後端に渡って配置される第2滑石38とからなる。金属ホルダ34内で第1滑石37が圧縮充填されることによって、センサ素子100は金属ホルダ34に対して固定される。また、主体金具30内で第2滑石38が圧縮充填されることによって、センサ素子100の外面と主体金具30の内面との間のシール性が確保される。そして第2滑石38の後端側には、アルミナ製のスリーブ39が配置されている。このスリーブ39は多段の円筒状に形成されており、軸線に沿うように軸孔39aが設けられ、内部にセンサ素子100を挿通している。そして、主体金具30の後端側の加締め部30aが内側に折り曲げられており、ステンレス製のリング部材40を介してスリーブ39が主体金具30の先端側に押圧されている。
また、主体金具30の先端側外周には、主体金具30の先端から突出するセンサ素子100の先端部を覆うと共に、複数のガス取り入れ孔24aを有する金属製のプロテクタ24が溶接によって取り付けられている。このプロテクタ24は、二重構造をなしており、外側には一様な外径を有する有底円筒状の外側プロテクタ41、内側には後端部42aの外径が先端部42bの外径よりも大きく形成された有底円筒状の内側プロテクタ42が配置されている。
一方、主体金具30の後端側には、SUS430製の外筒25の先端側が挿入されている。この外筒25は先端側の拡径した先端部25aを主体金具30にレーザ溶接等により固定している。外筒25の後端側内部には、セパレータ50が配置され、セパレータ50と外筒25の隙間に保持部材51が介在している。この保持部材51は、後述するセパレータ50の突出部50aに係合し、外筒25を加締めることにより外筒25とセパレータ50とにより固定されている。
また、セパレータ50には、検出素子部300やヒータ部200用のリード線11~15を挿入するための通孔50bが先端側から後端側にかけて貫設されている(なお、リード線14、15については図示せず)。通孔50b内には、リード線11~15と、検出素子部300の検出素子側パッド121及びヒータ部200のヒータ側パッド120とを接続する接続端子16が収容されている。各リード線11~15は、外部において、図示しないコネクタに接続されるようになっている。このコネクタを介してECU等の外部機器と各リード線11~15とは電気信号の入出力が行われることになる。また、各リード線11~15は詳細に図示しないが、導線を樹脂からなる絶縁皮膜にて披覆した構造を有している。
さらに、セパレータ50の後端側には、外筒25の後端側の開口部25bを閉塞するための略円柱状のゴムキャップ52が配置されている。このゴムキャップ52は、外筒25の後端内に装着された状態で、外筒25の外周を径方向内側に向かって加締めることにより、外筒25に固着されている。ゴムキャップ52にも、リード線11~15をそれぞれ挿入するための通孔52aが先端側から後端側にかけて貫設されている。
次に、本発明の特徴部分である多孔質保護層21について説明する。
図3は、図1のセンサ素子100の先端側の部分拡大断面図であり、検出素子部300とヒータ部200との積層体の表面(センサ素子100の先端側の外表面)の直上に多孔質保護層21が設けられている。すなわち、多孔質保護層21は、拡散抵抗部115に直接接しつつ少なくとも拡散抵抗部を被覆する。
なお、本例では、多孔質保護層21は、拡散抵抗部115を含むセンサ素子100の外表面で、センサ素子100の先端側部位の全周を覆って設けられている。
又、多孔質保護層21の外表面を覆って外側多孔質層23が形成され、これら二層をまとめて、「先端保護層」20と称する。
なお、「センサ素子100の先端側部位」とは、図3に示すように、軸線L方向において、センサ素子100の最先端から、少なくとも測定室107c(NOxセンサ素子のように測定室に連通する第2測定室が存在する場合には、第2測定室をも含む)の後端までをいう。
多孔質保護層21を含む先端保護層20は、センサ素子100の先端面を含み、軸線L方向に沿って後端側に延びるように形成され、かつセンサ素子100(積層体)の表裏面及び両側面の4面を完全に囲んで形成されている(図4参照)。
なお、拡散抵抗部115、多孔質保護層21及び外側多孔質層23は、いずれも骨格となるセラミック粒子と、セラミック粒子の隙間で形成される気孔とを有し、この気孔は、ガス透過が可能なように三次元網目構造をなしている。又、セラミック粒子は焼成等により複数個結合して骨格を形成する。
多孔質保護層21において、(気孔の平均径D1(nm)/セラミック粒子の累積個数が50%となる粒子径D2(nm))で表される径比Rが100以下である。
図5に示すように、多孔質保護層21は、セラミック粒子2と焼失性カーボン等の造孔材250とを混合したコート液21xをセンサ素子の拡散抵抗部115付近の外表面に塗布した後、乾燥及び焼成して製造する。造孔材250は焼成時に焼失して気孔となり、一方でセラミック粒子2は結合して多孔質保護層の網目構造の骨格となる。
ここで、コート液21xを塗布すると水分は液透過性の拡散抵抗部115に吸収され、コート液21x中のセラミック粒子2及び造孔材250も拡散抵抗部115に向かって凝集する傾向にある。
そこで、上記した径比Rが100以下であると、造孔材250の平均径D3(nm)(造孔材250が消失した後の気孔の平均径D1(nm)に相当)がセラミック粒子2の粒子径D2に比べて相対的に大きくなり過ぎず、隣接する造孔材250の周囲に形成された複数の隙間G3,G4の大きさが均等になる。すると、セラミック粒子2が各隙間G3,G4に均等に凝集(分散)すると共に、セラミック粒子2が存在出来る空間(各隙間G3,G4)の大きさが制限されるため、セラミック粒子2の凝集体が大きくなり難くなる。
その結果、焼成後に形成される骨格の太さや、骨格間の気孔の分布も均一になる。これにより、多孔質保護層21を透過して測定室107cへ入る測定対象ガス(排気ガス等)の流れが局所的にバラつかず、検出精度の低下を抑制することができる。
D1の測定は、図6に示すように、拡散抵抗部115直上の多孔質保護層21の断面のSEM(走査型電子顕微鏡)写真にて、50μmに相当する長さの仮想直線Vを引き、その仮想直線Vを通る粒子と粒子の隙間の距離S1、S2,・・・を気孔径として測定する。そして、仮想直線Vを通る全ての隙間の距離(気孔径)S1、S2,・・・を平均した値をD1と定める。なお、500nm以下の隙間は気孔径としないこととする。
なお、図6は実施例群Bの断面SEMである。
同様に、上記断面の倍率40000倍のSEM(走査電子顕微鏡)写真にて、ランダムに100個のセラミック粒子を選定し(SEM写真上では、背景となる気孔に対し、セラミック粒子が白い画像として区別される)、画像解析ソフトにて、各粒子の粒子径(粒子面積の円換算径)をそれぞれ測定する。そして、100個の粒子につき、細かい粒子の側をゼロとして粒子の累積個数が50%となる粒子径をD2と定める。
平均径D1が15μm以下、及び/又は粒子径D2が150nm以上であってもよい。
平均径D1が15μmを超えると、外部からの応力に対して多孔質保護層21が脆弱になることがある。
又、平均径D1が15μm以下であると、各造孔材の比表面積が大きくなって、造孔材同士が結合しやすくなる。その結果、得られる気孔も連通孔となりやすく、通気性が良好となる。
粒子径D2が150nm未満であると、粒子径が細かくなり過ぎ、粉末としてのハンドリングや、コート液の調製がし難くなることがある。
なお、上記した径比Rの下限は特に制限されないが、D1=15μm(15000nm)、D2=150nmのとき、径比R=100である。
気孔の最大径M1(μm)が平均径D1(μm)の2倍未満であってもよい。
このように、M1<(D1×2)とすると、造孔材250の粒度分布がよりシャープとなり、上述の隙間G3,G4の大きさがさらに均等になるので、気孔の分布もさらに均一になる。
なお、最大径M1は、上述のD1の測定のうち、仮想直線に含まれる最大の隙間の距離とする。
多孔質保護層21は、例えばアルミナ、スピネル、ジルコニア、ムライト、ジルコン及びコージェライトの群から選ばれる1種以上のセラミック粒子を焼成等により結合して形成することができる。これらの粒子を含むスラリー(コート液)を焼結することで皮膜の骨格中に気孔を形成することができるが、上記粒子を含むスラリーに消失性(焼失性)の造孔材を添加したものを焼結すると、造孔材が焼失した部分が気孔となるので、以下に述べるように多孔質保護層21を高い気孔率にすることができ、好ましい。造孔材としては、例えばカーボン、樹脂製ビーズ、有機又は無機バインダの粒子を用いることができる。
又、多孔質保護層21の厚みは、20~800μmとすると好ましい。
多孔質保護層21の気孔率(空隙率)は、40~85%とすると好ましい。気孔率は、多孔質保護層21の断面の倍率1000倍のSEM(走査電子顕微鏡)写真にて、画像解析ソフトにて背景となる気孔の暗い画像とそれより明るい画像とに二値化し、気孔の占有面積を測定する。
外側多孔質層23は、例えばアルミナ、スピネル、ジルコニア、ムライト、ジルコン及びコージェライトの群から選ばれる1種以上のセラミック粒子を焼成等により結合して形成することができる。これらの粒子を含むスラリーを焼結することで、セラミック粒子間の隙間や、スラリー中の有機又は無機バインダが焼失する際に、皮膜の骨格中に気孔が形成される。
又、外側多孔質層23の厚みは、100~800μmとすると好ましい。
拡散抵抗部115も、例えばアルミナ、ジルコニア、の群から選ばれる1種以上のセラミック粒子を焼成等により結合して形成することができる。これらの粒子を含むスラリーを焼結することで、セラミック粒子間の隙間や、スラリー中の有機又は無機バインダが焼失する際に、皮膜の骨格中に気孔が形成される。なお、拡散抵抗部115は、公知の製造方法のように、センサ素子100(検出素子部200)の焼成前に、各層と同時に積層し、一体で焼成することで形成される。
又、拡散抵抗部115の厚みは、10~50μmとすると好ましい。
なお、外側多孔質層23を設けなくてもよく、多孔質保護層21と外側多孔質層23との間に別の多孔質層を設けてもよく、外側多孔質層23より外側に別の多孔質層を設けてもよい。
本発明の実施形態に係るセンサ素子の製造方法は、セラミック粒子2と、造孔材250とを混合したコート液21xを調製するコート液調製工程と、コート液21xを、上記したセンサ素子100の拡散抵抗部151に直接接しつつ少なくとも拡散抵抗部115を被覆するように塗布する塗布工程と、塗布されたコート液21xを乾燥及び焼成して造孔材250を消失させ、骨格となるセラミック粒子2と、造孔材250の焼失部位に形成される気孔とを有する多孔質保護層21を形成する多孔質保護層形成工程と、を有し、コート液21xとして、(平均径D3(nm)/粒子径D2(nm))で表される径比Rを100以下とする。
ここで、「コート液(スラリー)を塗布する」とは、コート液を用いたディップ法、溶射法、印刷法及びスプレー法のいずれかを含むことをいい、塗布方法は制限されない。
又、造孔材250はコート液21xの焼成時に焼失する場合に限らず、例えば樹脂製の造孔材250を焼成前に溶媒で溶解する(消失する)場合も含む。
多孔質保護層21及び外側多孔質層23の製造方法としては、多孔質保護層21及び外側多孔質層23となるスラリーを順にディップ法等で塗布して焼結してもよい。この場合、多孔質保護層21となるスラリー(コート液)を塗布して焼結後に、外側多孔質層23となるスラリーを塗布して焼結してもよい。又、それぞれ多孔質保護層21及び外側多孔質層23となるスラリーを順に塗布して一度に焼結してもよい。
又、溶射法や印刷法、スプレー法によって多孔質保護層21及び外側多孔質層23を製造してもよい。さらには、多孔質保護層21と外側多孔質層23とを、ディップ法、溶射法、印刷法やスプレー法のうち別々の方法にて形成しても良い。
本発明は上記実施形態に限定されず、固体電解質体と一対の電極とを有する検出素子部を有するあらゆるガスセンサ(ガスセンサ素子)に適用可能であり、本実施の形態の酸素センサ(酸素センサ素子)に適用することができるが、これらの用途に限られず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。例えば、NOxセンサ(NOxセンサ素子)、HC濃度を検出するHCセンサ(HCセンサ素子)等に本発明を適用してもよい。
図1,2に示す板状のセンサ素子100の先端側の表面(表裏面及び両側面)に、多孔質保護層21となる下記のコート液Aを適当な粘度になるように調整し、ディップ(浸漬)法で200μmの厚みになるよう塗布した。その後、コート液A中の余分な有機溶剤を揮発させるため、200℃に設定した乾燥機で数時間乾燥し、大気中、1100℃で3時間の条件で多孔質保護層21を焼成した。
コート液A:アルミナ粉末40vol%(仕込みD50=150nm)、カーボン粉末(仕込みD50=1.2~13.0μmで変更)60vol%、アルミナゾル(外配合)10wt%を秤量し、さらに有機溶剤を添加して攪拌して調製した。なお、D50径は、レーザ回折散乱法により求めた。コート液A中に分散したアルミナ粉末のD50径は、コート液Aが焼成して得られた多孔質保護層21の断面SEMから測定したD2(上述の測定法)にほぼ相当する。又、多孔質保護層21の断面SEMからM1も求めた。
次に、多孔質保護層21の表面に、外側多孔質層23となる下記のスラリーBを適当な粘度になるように調整し、ディップ(浸漬)法で150μm以上の厚みになるよう塗布した。その後、スラリーB中の余分な有機溶剤を揮発させるため、200℃に設定した乾燥機で数時間乾燥し、大気中、1100℃で3時間の条件で外側多孔質層23を焼成した。
スラリーB:アルミナ粉末20vol%(平均粒径0.1μm)、スピネル粉末(平均粒径40.0μm)80vol%、アルミナゾル(外配合)10wt%を秤量し、さらに有機溶剤を添加して攪拌して調製した。
なお、拡散抵抗部115Cは、アルミナ粉末100質量%及び可塑剤を湿式混合により分散したスラリーを用意した。可塑剤はブチラール樹脂及びDBPからなる。このスラリーを用い、公知の製造方法と同様に、センサ素子100の焼成前に、各層と同時に積層し、一体で焼成することで形成した。
得られたセンサ素子100を組み付け、ガスセンサ1を製造した。
得られたガスセンサ1につき、モデルガス検査機を用いて試験を行った。配管にストイキ(λ=1)雰囲気のモデルガスを流し、素子温度が720℃となるように温度制御した状態で、検出出力を示す酸素ポンプセル140に流れる電流Ipを所定時間tの間測定した。時間tの間の電流Ipの平均IpIp-AVEを算出し、時間tの間の各電流Ipの測定値と比較し、IpAVEからの偏移の最大値ΔIp(%)を求めた。ΔIp={|IpAVE-Ipの各測定値|/IpAVE}×100である。
その結果を表1及び図7に示す。
なお、「実施例群A」において、同一条件で多数の多孔質保護層付センサを製造し、そのうち1つのセンサにつき保護層の断面SEMからD1を測定し、実施例群A全体のD1として採用した。実施例群B、C、比較例群も同様である。
また、D2については、実施例群A~C、比較例群ですべて仕込みD50の値が同一のアルミナ粉末を用いたので、便宜上、実施例群Aのうち1つのセンサにつき保護層の断面SEMからD2を測定し、便宜上、実施例群A~C、比較例群のD2も同一とみなした。
Figure 2023157827000002
表1、図7から明らかなように、径比Rが100以下である実施例群A~Cの場合、ΔIpが1%以下に低減し、センサ出力のバラつきが小さくなって検出精度の低下を抑制できた。これは、多孔質保護層を透過する排気ガスの流れが均一になったためと考えられる。
一方、D1を大きくして径比Rが100を超えた比較例群の場合、ΔIpが1%を超え、センサ出力がバラついて検出精度が低下した。
1 ガスセンサ
2 セラミック粒子
21 多孔質保護層
30 ハウジング
104、106、108、110 一対の電極
106、108 一方の電極
107c 測定室
105、109 固体電解質体
100 センサ素子
115 拡散抵抗部
130、140 セル
250 造孔材
300 検出素子部
L 軸線

Claims (5)

  1. 固体電解質体と該固体電解質体に配置された一対の電極とを有するセルを少なくとも1つ設けた検出素子部と、前記一対の電極のうち一方の電極が臨む測定室と、測定対象ガスを外部から前記測定室へ導入する拡散抵抗部と、を備えるセンサ素子において、
    さらに、前記拡散抵抗部に直接接しつつ少なくとも前記拡散抵抗部を被覆する多孔質保護層を備え、
    前記多孔質保護層は、骨格となるセラミック粒子と、前記セラミック粒子の隙間で形成される気孔とを有し、
    (前記気孔の平均径D1(nm)/前記セラミック粒子の累積個数が50%となる粒子径D2(nm))で表される径比Rが100以下であることを特徴とするセンサ素子。
  2. 前記気孔の平均径D1が15μm以下、及び/又は前記粒子径D2が150nm以上である請求項1に記載のセンサ素子。
  3. 前記気孔の最大径M1(μm)が前記気孔の平均径D1(μm)の2倍未満である請求項1に記載のセンサ素子。
  4. 被測定ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するセンサ素子と、該センサ素子を保持するハウジングとを備えるガスセンサにおいて、
    前記センサ素子は、請求項1~3のいずれか一項に記載のガスセンサ素子を用いることを特徴とするガスセンサ。
  5. 固体電解質体と該固体電解質体に配置された一対の電極とを有するセルを少なくとも1つ設けた検出素子部と、前記一対の電極のうち一方の電極が臨む測定室と、測定対象ガスを外部から前記測定室へ導入する拡散抵抗部と、を備えるセンサ素子の製造方法において、
    セラミック粒子と、造孔材とを混合したコート液を調製するコート液調製工程と、
    前記コート液を、前記拡散抵抗部に直接接しつつ前記センサ素子の外表面で前記検出素子部を被覆するように塗布する塗布工程と、
    塗布された前記コート液を乾燥及び焼成して前記造孔材を消失させ、骨格となる前記セラミック粒子と、前記造孔材の焼失部位に形成される気孔とを有する多孔質保護層を形成する多孔質保護層形成工程と、を有し、
    前記コート液として、(前記造孔材の平均径D3(nm)/前記セラミック粒子の累積個数が50%となる粒子径D2(nm))で表される径比Rを100以下とすることを特徴とするセンサ素子の製造方法。
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