JP2023156691A - 画像データ作成装置および印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷画像をRIP処理して画像データを作成する際に容易に色を変更する。【解決手段】画像データ作成装置70は、記憶部75に記憶された印刷画像P10をプリンタ10において印刷する際に用いられる画像データDT1を作成することを指示するためのRIP画面DP1を表示装置71に表示する表示部79と、記憶された印刷画像P10に含まれる色を抽出する色抽出部81と、抽出された色をRIP画面DP1に表示する色表示部83と、抽出された色を変更して、RIP画面DP1に表示された印刷画像P10の色を変更する色変更部87と、変更された色を含む変更後印刷画像P11に対してRIP処理を実施し、画像データDT1を作成するRIP処理部89と、を備えている。【選択図】図10

Description

本発明は、画像データ作成装置および印刷システムに関する。詳しくは、印刷画像をRIP処理することで画像データを作成する画像データ作成装置と、画像データ作成装置およびプリンタを備えた印刷システムとに関する。
例えば特許文献1には、媒体が載置されるプラテンと、プラテンに向かってインクを吐出するインクヘッドとを備えたインクジェットプリンタが開示されている。この種のインクジェットプリンタでは、印刷前において印刷対象の印刷画像をRIP(Raster Image Processor)処理して、例えばラスターデータである画像データが作成される。インクジェットプリンタは、画像データに基づいて印刷画像を媒体に印刷する。
特開2021-184143号公報
上記印刷画像は、ユーザによって事前に作成されるものである。印刷画像は、例えば、画像作成アプリケーションを使用して作成される。また、印刷時にプリンタで用いられる画像データは、専用のRIPアプリケーションによって、印刷画像に対してRIP処理をすることにより作成される。
ところで、ユーザは、画像データに基づいて媒体に実際に印刷された印刷画像を確認するときに、出力された色(即ち印刷された色)が理想の色とは異なっていると感じることがある。かかる場合、従来は、画像作成アプリケーションを使用して印刷画像の色を変更し、変更後の印刷画像を再RIP処理して、再度印刷画像を印刷していた。このように、印刷画像の色を変更しようとすると印刷画像を作り直す必要があり、ユーザは手間を要し、作業が煩わしいものであった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷画像をRIP処理して画像データを作成する際に容易に色を変更することができる画像データ作成装置を提供することである。
本発明に係る画像データ作成装置は、プリンタによって媒体に印刷される印刷画像を記憶する記憶部と、記憶された前記印刷画像を前記プリンタにおいて印刷する際に用いられる画像データを作成することを指示するためのRIP画面を表示装置に表示する表示部と、記憶された前記印刷画像に含まれる色を抽出する色抽出部と、抽出された前記色を前記RIP画面に表示する色表示部と、抽出された前記色を変更して、前記RIP画面に表示された前記印刷画像の前記色を変更する色変更部と、変更された前記色を含む前記印刷画像に対してRIP処理を実施し、前記画像データを作成するRIP処理部と、を備えている。
本発明に係る画像データ作成装置によると、印刷画像に含まれる色が抽出されて、抽出された色はRIP画面に表示される。そして、抽出された色が変更されたときには、RIP画面に表示された印刷画像の色が変更される。このように、ユーザは、RIP画面上で印刷画像の色を変更し、かつ、変更後の印刷画像を確認することができる。そして、変更された色を含む印刷画像に対してRIP処理を実施して画像データを作成することができる。このように、印刷画像に含まれる色を変更したい場合には、印刷画像を専用の画像作成アプリケーションを用いて再編集することなく、RIP画面上で変更することができるため、ユーザの手間を軽減することができる。
本発明によれば、印刷画像をRIP処理して画像データを作成する際に容易に色を変更することができる画像データ作成装置を提供することができる。
一実施形態に係る印刷システムの概念図である。 プリンタを示す正面図である。 図2のIII-III断面におけるプリンタの断面図である。 印刷システムのブロック図である。 RIP処理の説明図である。 印刷画像が保存される画像ファイルを示す図である RIP画面を示す図である。 RIP画面を示す図であり、ユーザによって画像ファイルが選択されてコンテキストメニューが表示された状態を示す図である。 RIP画面の色変更領域に色リストおよび印刷画像が表示された状態を示す図である。 RIP画面を示す図であり、ユーザによって色が選択されて色変更コンテキストメニューが表示された状態を示す図である。 色変更領域に変更後印刷画像が表示された状態を示す図である。 変更後印刷画像の保存先を示す図である。 RIP画面の選択領域に変更後画像ファイルが配置された状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る画像データ作成装置および印刷システムの実施形態について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1の概念図である。図1に示すように、印刷システム1は、プリンタ10と、画像データ作成装置70とを備えている。印刷システム1では、画像データ作成装置70は、プリンタ10で印刷される印刷対象の印刷画像P10(図5参照)を作成および編集し、作成された印刷画像P10に対してRIP処理を実施して画像データDT1を作成する。プリンタ10は、画像データ作成装置70によって作成された画像データDT1に基づいて、媒体5(図2参照)に印刷画像P10を印刷する。以下、プリンタ10、画像データ作成装置70について順に説明する。
図2は、本実施形態に係るプリンタ10の正面図である。図3は、図2のIII-III断面におけるプリンタ10の断面図である。以下のプリンタ10に関する説明において、左、右、上、下とは、プリンタ10の正面にいるユーザ、ここでは後述の操作パネル13と対向する位置にいるユーザから見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、上記ユーザがプリンタ10から遠ざかる方を前方、上記ユーザがプリンタ10に近づく方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を示している。また、図面中の符号Yは主走査方向を示し、符号Xは副走査方向を示している。本実施形態では、主走査方向Yは左右方向である。副走査方向Xは平面視において主走査方向Yと交差しており、ここでは主走査方向Yと直交している。副走査方向Xは、例えば前後方向である。ただし、上記方向は便宜的に定めたものに過ぎず、限定的に解釈すべきものではない。
プリンタ10は、いわゆるインクジェット方式のプリンタである。しかしながら、プリンタ10の方式は、インクジェット方式に限定されず、例えばドットインパクト方式のプリンタであってもよいし、レーザプリンタやサーマルプリンタやUVプリンタ(紫外線照射型のプリンタ)であってもよい。
図2に示すように、プリンタ10は、媒体5に対して印刷を行うものである。媒体5は例えばロール状の記録紙であり、いわゆるロール紙である。媒体5は、例えば、熱が付与されると加温する性質を持ち、かつ、熱が付与されると媒体5に吐出されたインクの乾燥が促進される。なお、媒体5の種類などは特に限定されない。例えば媒体5は、普通紙やインクジェット用印刷紙などの紙類以外に、ポリ塩化ビニルやポリエステルなどの樹脂製のシートやフィルム、板材、織布や不織布などの布帛、アクリル樹脂、その他の媒体であってもよい。
本実施形態では、図2に示すように、プリンタ10は、プリンタ本体10aと、ガイドレール20と、キャリッジ22と、インクヘッド24(図3参照)と、ヘッド移動機構30と、プラテン40(図3参照)と、媒体移動機構50と、制御装置60とを備えている。
プリンタ本体10aは、主走査方向Yに延びたケーシングを有する。プリンタ本体10aには、脚11が設けられている。脚11は、プリンタ本体10aを支持し、プリンタ本体10aから下方に延びている。なお、図3では、脚11の図示は省略されている。
図2に示すように、プリンタ本体10aには、操作パネル13が設けられている。操作パネル13は、ユーザが印刷に関する操作を行うものである。ここでは、操作パネル13は、プリンタ本体10aの右側の前面に設けられているが、操作パネル13の設置位置は特に限定されない。操作パネル13は、例えば解像度、インクの濃さなどの印刷に関する情報や、印刷中のプリンタ10のステータスなどが表示される表示部14と、印刷に関する情報を入力するための入力キー15とを有する。
図2に示すように、ガイドレール20は、プリンタ本体10aに固定されており、主走査方向Yに延びている。キャリッジ22は、ガイドレール20に摺動可能に係合している。キャリッジ22は、ガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。
図3に示すように、インクヘッド24は、プラテン40に向かってインクを吐出する。詳しくは、インクヘッド24は、プラテン40に支持された媒体5に向かってインクを吐出する。インクヘッド24は、キャリッジ22に設けられている。インクヘッド24は、キャリッジ22と共にガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。
図示は省略するが、インクヘッド24の下面には、インクを吐出する複数のノズルが形成されている。これら複数のノズルは、例えば副走査方向Xに並んで配置されている。なお、インクヘッド24の数は特に限定されない。本実施形態では、図示は省略するが、例えばインクヘッド24の数は4つであり、複数のインクヘッド24は主走査方向Yに並んで配置されている。なお、インクヘッド24から吐出されるインクの色は特に限定されず、例えばシアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクなどのプロセスカラーインク、および、特色インク(スポットカラーインク)、および、特殊色インク(ホワイトインクや透明インクやグロスインクやメタリックインク)等のうちの何れかの色のインクを吐出する。
図2に示すように、ヘッド移動機構30は、キャリッジ22と共にインクヘッド24(図3参照)を主走査方向Yに移動させる機構である。ヘッド移動機構30の構成は特に限定されない。本実施形態では、ヘッド移動機構30は、左右のプーリ31a、31bと、ベルト32と、スキャンモータ33とを有している。
左のプーリ31aは、ガイドレール20の左端部に設けられている。右のプーリ31bは、ガイドレール20の右端部に設けられている。ベルト32は、無端状のベルトであり、左右のプーリ31a、31bに巻き掛けられている。ベルト32には、キャリッジ22が取り付け固定されている。ここでは、右のプーリ31bには、スキャンモータ33が接続されている。スキャンモータ33が駆動することで、右のプーリ31bが回転し、ベルト32が走行する。このことで、キャリッジ22およびインクヘッド24は、ガイドレール20に沿って主走査方向Yに移動する。
図3に示すように、プラテン40は、媒体5を支持する。媒体5への印刷は、プラテン40上で行われる。プラテン40は、ガイドレール20、キャリッジ22およびインクヘッド24の下方に配置されている。プラテン40は、主走査方向Yおよび副走査方向Xに広がっている。
本実施形態では、プラテン40の後方にはリアエプロン42が配置され、プラテン40の前方にはフロントエプロン44が配置されている。リアエプロン42は、プラテン40と連続し、媒体5をプラテン40に案内するものである。リアエプロン42は、プラテン40から離れるほど下方に向かうように湾曲している。フロントエプロン44は、プラテン40と連続し、プラテン40に支持されている媒体5を、媒体5を巻き取る巻き取り装置(図示せず)に案内するものである。フロントエプロン44は、プラテン40から離れるほど下方に向かうように湾曲している。
媒体移動機構50は、プラテン40に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させる機構である。なお、媒体移動機構50の構成は特に限定されない。本実施形態では、図2に示すように、媒体移動機構50は、グリットローラ51と、ピンチローラ52と、フィードモータ53と、を有している。
グリットローラ51は、プラテン40に設けられている。ここでは、図3に示すように、グリットローラ51の一部がプラテン40から上方に露出しており、グリットローラ51の他の一部がプラテン40に埋設されている。複数のグリットローラ51は、図示しないシャフトにより連結されている。ピンチローラ52は、媒体5を上から押さえ付けるものである。ピンチローラ52は、プラテン40の上方であって、グリットローラ51の上方に配置されている。ピンチローラ52は、グリットローラ51と対向する位置に設けられている。ピンチローラ52は、上下に移動可能に構成されている。なお、グリットローラ51およびピンチローラ52のそれぞれの設置位置および数は特に限定されない。本実施形態では、図2に示すように、グリットローラ51およびピンチローラ52は、プラテン40の左端部および右端部の近傍にそれぞれ配置されている。
本実施形態では、フィードモータ53は、グリットローラ51に接続されている。グリットローラ51とピンチローラ52との間に媒体5が挟まれた状態で、フィードモータ53が駆動する。フィードモータ53が駆動してグリットローラ51が回転すると、媒体5は副走査方向Xに移動する。
図4は、印刷システム1のブロック図である。制御装置60は、媒体5への印刷に関する制御を行う装置である。制御装置60の構成は特に限定されない。制御装置60は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェアの構成は特に限定されないが、例えばI/Fと、CPUと、ROMと、RAMと、記憶装置と、を備えている。図2に示すように、制御装置60は、プリンタ本体10aの内部に設けられている。ただし、制御装置60はプリンタ本体10aの内部に設けられていなくてもよい。例えば制御装置60は、プリンタ本体10aの外部に設置されたコンピュータなどであってもよい。この場合、制御装置60は、有線または無線を介してプリンタ本体10aの基板(図示せず)などと通信可能に接続されている。
本実施形態では、図4に示すように、制御装置60は、操作パネル13の表示部14および入力キー15と通信可能に接続されている。制御装置60は、インクヘッド24に通信可能に接続されており、インクヘッド24からのインクの吐出のタイミングや吐出量を制御する。制御装置60は、ヘッド移動機構30(詳しくはスキャンモータ33)、および、媒体移動機構50(詳しくはフィードモータ53)に通信可能に接続されている。制御装置60は、ヘッド移動機構30を制御することで、インクヘッド24の主走査方向Yの移動を制御する。また、制御装置60は、媒体移動機構50を制御することで、プラテン40に支持された媒体5の副走査方向Xへの移動を制御する。
図4に示すように、プリンタ10の制御装置60は、プリンタ記憶部61と、プリンタ受信部62と、印刷制御部63とを備えている。プリンタ受信部62は、画像データ作成装置70の後述する送信部91によって送信された画像データDT1を受信する。プリンタ受信部62が受信した画像データDT1は、プリンタ記憶部61に記憶される。このように、プリンタ受信部62が画像データDT1を受信した後に、プリンタ10による媒体5への印刷が行われる。
本実施形態では、印刷制御部63は、プリンタ受信部62によって受信された画像データDT1に基づいて、プラテン40に支持された媒体5(図3参照)に印刷画像P10を印刷する。印刷制御部63は、図2および図3に示すように、ヘッド移動機構30のスキャンモータ33を駆動することによりインクヘッド24を主走査方向Yに移動させつつ、インクヘッド24からインクを吐出させる。これにより、一走査ラインの印刷が行われる。インクヘッド24の主走査方向Yの往復移動が終了すると、印刷制御部63は、フィードモータ53を駆動させることによって、次の走査ラインの位置まで媒体5を副走査方向Xに移動させる。媒体5の副走査方向Xへの移動が終了すると、再びスキャンモータ33を駆動すると共にインクヘッド24を制御し、次の走査ラインの印刷を行う。以下、印刷制御部63は、印刷画像P10の印刷の終了まで同様の動作を繰り返す。以上のようにして、媒体5に印刷画像P10を印刷することができる。
以上、本実施形態に係るプリンタ10の構成について説明した。図5は、RIP処理の説明図である。本実施形態に係るプリンタ10を使用して媒体5に印刷する際、図5に示す画像データDT1に基づいて印刷が行われる。この画像データDT1は、媒体5に印刷する印刷対象である印刷画像P10に対してRIP(Raster Image Processor)処理することで得られるラスターデータのことである。
本実施形態では、画像データDT1の作成は、画像データ作成装置70(図1参照)によって行われる。画像データ作成装置70は、プリンタ10のプリンタ本体10a(図2参照)の外部に設置されたコンピュータによって実現されている。画像データ作成装置70を実現するコンピュータは、プリンタ10に対する専用のコンピュータであってもよいし、汎用コンピュータであってもよい。なお、画像データ作成装置70は、プリンタ本体10aの内部に設けられてもよく、プリンタ10の制御装置60と一体的なものであってもよい。
本実施形態に係る画像データ作成装置70は、印刷画像P10(図5参照)を作成および編集する。画像データ作成装置70は、RIP処理を実施して画像データDT1を作成する。ここで、印刷画像P10とは、プリンタ10のインクヘッド24(図3参照)から媒体5にインクが吐出されることで、媒体5に印刷される画像のことである。印刷画像P10には、写真などの画像の他に、図形、記号、文字など、または、画像、図形、記号および文字などの組み合わせたものが含まれる。
図6は、印刷画像P10が保存される画像ファイルFL1を示す図である。本実施形態では、図6に示すように、印刷画像P10は、画像ファイルFL1に保存されている。この画像ファイルFL1は、ユーザによって予め定められた所定の保存フォルダF1に保存されている。
本実施形態では、印刷画像P10は、例えばPDF(Portable Document Format)形式で作成され、図5に示すように、印刷レイヤLY1によって構成されている。印刷画像P10は、専用の画像作成アプリケーションによって作成される。印刷レイヤLY1の数は1つであってもよいし、複数であってもよい。図5の例では、印刷画像P10は、1つの印刷レイヤLY1によって構成されている。印刷レイヤLY1が複数の場合、各印刷レイヤLY1には、印刷画像P10の一部が配置されている。そして、複数の印刷レイヤLY1を重ね合わせることで、1つの印刷画像P10となる。なお、印刷画像P10の数は何ら限定されず、例えば1つの図形、記号および文字をそれぞれ1つの印刷画像P10としてもよいし、複数の図形、記号および文字をまとめて1つの印刷画像P10としてもよい。また、画像ファイルFL1に保存される印刷画像P10は1つであってもよいし、複数であってもよい。
本実施形態では、図4に示すように、画像データ作成装置70は、表示装置71と、操作機構72と、作成制御装置73とを備えている。表示装置71の種類は特に限定されないが、例えばデスクトップ型またはノート型のコンピュータのディスプレイである。操作機構72の種類も特に限定されない。操作機構72は、例えばコンピュータのキーボードおよびマウスである。ただし、操作機構72は、表示装置71に設けられたタッチパネルであってもよい。
作成制御装置73は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェアの構成は特に限定されないが、例えばCPUと、ROMと、RAMと、記憶装置などを備えている。作成制御装置73は、表示装置71および操作機構72と通信可能に接続されている。また、作成制御装置73は、プリンタ10の制御装置60と通信可能に接続されている。
本実施形態では、作成制御装置73には、RIP処理をするための専用のRIPアプリケーションがインストールされている。ユーザは、RIPアプリケーションを起動して表示装置71にRIP画面DP1(図7参照)を表示させ、操作機構72を介してRIPアプリケーションを操作する。このことで、印刷画像P10に対してRIP処理が行われ、画像データDT1が作成される。本実施形態では、RIPアプリケーションは、印刷画像P10の色を変更する色変更機能を有する。
本実施形態では、作成制御装置73は、記憶部75と、表示部79と、色抽出部81と、色表示部83と、選択部85と、色変更部87と、RIP処理部89と、送信部91と、を備えている。なお、上述した作成制御装置73の各部の機能は、プログラムによって実現されている。このプログラムは、例えば、インターネットを通じてダウンロードされる。なお、このプログラムは、例えばCDやDVDなどの記録媒体から読み込まれてもよい。また、作成制御装置73の各部の機能は、プロセッサおよび/または回路などによって実現可能なものであってもよい。次に、作成制御装置73の各部が実行する処理について説明する。
記憶部75は、プリンタ10によって媒体5に印刷される印刷画像P10を記憶する。印刷画像P10は、画像データ作成装置70によって作成されてもよいし、画像データ作成装置70とは別の外部の装置によって作成されてもよい。記憶部75は、印刷画像P10が保存された画像ファイルFL1(図6参照)を記憶する。
図7は、RIP画面DP1を示す図である。図4に示す表示部79は、図7に示すようなRIP画面DP1を表示装置71に表示するようにプログラムされている。RIP画面DP1は、印刷画像P10をRIP処理し、画像データDT1を作成することをユーザが指示するための画面である。画像データDT1は、記憶部75に記憶された印刷画像P10をプリンタ10において印刷する際に用いられるデータである。なお、後述するように、画像データDT1は、変更後印刷画像P11をプリンタ10において印刷する際に用いられるデータでもある。図示は省略するが、表示装置71(例えば表示装置71のデスクトップ)には、例えばRIP起動アイコンが表示されている。ユーザは、操作機構72を介して上記RIP起動アイコンを選択することで、表示部79は、RIP画面DP1を表示装置71に表示する。
なお、以下の説明において、表示装置71に表示された画面に配置されたものを「選択する」とは、例えば操作機構72のマウスで選択し、クリック、右クリックやダブルクリックなどをすることをいう。
図7に示すように、RIP画面DP1は、選択領域AR1を有する。この選択領域AR1には、印刷画像P10が保存された画像ファイルFL1が配置されている。選択領域AR1に配置されている画像ファイルFL1の数は特に限定されず、1つまたは複数である。選択領域AR1には、複数の画像ファイルFL1がリスト化されて配置されている。この選択領域AR1は、ジョブリストを示すものである。ここで、ジョブリストとは、プリンタ10が印刷を行う印刷画像P10のリストのことである。プリンタ10は、選択領域AR1内に並べられた画像ファイルFL1の印刷画像P10の印刷を行う。
図8は、RIP画面DP1を示す図であり、ユーザによって画像ファイルFL1が選択されてコンテキストメニューCM1が表示された状態を示す図である。図8に示すように、選択領域AR1は、選択領域AR1に配置されている1つまたは複数の画像ファイルFL1から1つの画像ファイルFL1をユーザによって選択可能に構成されている。ユーザは、例えば操作機構72のマウスをクリックすることで、選択領域AR1に配置された画像ファイルFL1の中から1つの画像ファイルFL1を選択することができる。図8の例では、選択領域AR1に配置された「Sample3」の画像ファイルFL1の印刷画像P10が選択されている。
詳しい説明は省略するが、選択領域AR1は、ユーザによって選択領域AR1に画像ファイルFL1を追加することが可能に構成され、かつ、ユーザによって選択領域AR1に配置された画像ファイルFL1を削除することが可能に構成されている。例えばRIP画面DP1に表示された追加ボタンBT11(図7参照)をユーザが選択して、画像ファイルFL1を指定することで、指定された画像ファイルFL1が選択領域AR1に追加して表示される。例えば選択領域AR1に配置された画像ファイルFL1をユーザが選択し、RIP画面DP1に表示された削除ボタンBT12(図7参照)をユーザが選択することで、選択された画像ファイルFL1が選択領域AR1から削除される。また、本実施形態では、選択領域AR1は、ユーザによって選択領域AR1に配置された画像ファイルFL1を並び替えることが可能に構成されている。
本実施形態では、図8に示すように、RIP画面DP1には、起動項目T1が配置されている。起動項目T1は、ユーザによって選択された画像ファイルFL1の印刷画像P10の色を変更する色変更領域AR2(図9A参照)を表示するためのものであり、ボタン化されたものである。図9Aは、色変更領域AR2を示す図である。図9Aに示すように、RIP画面DP1は、色変更領域AR2を有する。ユーザが操作機構72を介して、選択領域AR1で画像ファイルFL1を選択するとともに、起動項目T1を選択することで、図4に示す表示部79は、図9Aに示すような色変更領域AR2を表示装置71に表示する。色変更領域AR2には、後述するように、選択された画像ファイルFL1の印刷画像P10および印刷画像P10に含まれる色が表示される。
起動項目T1が選択されて色変更領域AR2が表示されると、色抽出部81は、選択された画像ファイルFL1の印刷画像P10に含まれる色を抽出する。即ち、色抽出部81は、記憶部75に記憶された印刷画像P10に含まれる色を抽出する。なお、画像ファイルFL1には、印刷画像P10の作成の際に使用された色の情報が含まれる。
図9Aに示すように、色表示部83は、色抽出部81によって抽出された色をRIP画面DP1に表示する。より詳細には、色表示部83は、色抽出部81によって抽出された色をRIP画面DP1の色変更領域AR2に表示する。本実施形態では、色表示部83は、抽出された色を並べて配置したリストLTを色変更領域AR2の後述する色表示領域AR3に表示する。色表示部83は、色表示領域AR3に抽出された色に加えて、色の名称を合わせて表示する。図9Aに示す例では、四角のボックス内に実際の色が表示され、その隣にその色の名称が表示される。
なお、RIP画面DP1に対する起動項目T1の配置位置は特に限定されない。本実施形態では、図8に示すように、ユーザが操作機構72を介して選択領域AR1において1つの画像ファイルFL1を選択したとき、コンテキストメニューCM1がポップアップされて表示装置71に表示される。例えば選択領域AR1において1つの画像ファイルFL1が選択された状態で、ユーザは操作機構72のマウスを右クリックする。このことで、コンテキストメニューCM1が表示装置71に表示される。起動項目T1は、コンテキストメニューCM1に配置されている。ユーザは、コンテキストメニューCM1に配置された起動項目T1を選択し、操作機構72のマウスをクリックすることで、表示部79は、図9Aに示すように、色変更領域AR2を表示装置71に表示する。なお、起動項目T1は、コンテキストメニューCM1に配置されることに限定されない。起動項目T1は、例えば、表示装置71に表示されたボタンを押すことにより表示されてもよい。
色変更領域AR2は、印刷画像P10の色を表示および変更するための領域である。RIP画面DP1の選択領域AR1でユーザに選択された画像ファイルFL1の印刷画像P10の色を表示および変更するための領域である。色変更部87は、後述するように、抽出された色を変更して、RIP画面DP1に表示された印刷画像P10の色を変更する。
本実施形態では、図9Aに示すように、色変更領域AR2には、色表示領域AR3と、印刷画像表示領域AR4と、終了ボタンBT21と、中止ボタンBT22とが配置されている。色表示領域AR3は、色抽出部81によって抽出された色が表示されると共に、ユーザが操作機構72を介して抽出された色を変更するための領域である。色表示領域AR3には、RIP画面DP1の選択領域AR1でユーザに選択された画像ファイルFL1の印刷画像P10(ここでは、「Sample3」の画像ファイルFL1の印刷画像P10)の色が表示される。印刷画像表示領域AR4には、RIP画面DP1の選択領域AR1でユーザに選択された画像ファイルFL1の印刷画像P10(ここでは、「Sample3」の画像ファイルFL1の印刷画像P10)が表示される。
図9Bは、ユーザによって色が選択されて色変更コンテキストメニューCM2が表示された状態を示す図である。図9Bに示すように、ユーザが操作機構72を介して色表示領域AR3に表示された1つの色(ここでは特色の「XXX3」。印刷画像P10の領域PPの色である。)を選択したとき、色変更コンテキストメニューCM2がポップアップされてRIP画面DP1に表示される。例えば色表示画面AR3において1つの色が選択された状態で、ユーザは操作機構72のマウスを右クリックする。このことで、色変更コンテキストメニューCM2がRIP画面DP1に表示される。起動項目T2~T5は、色変更コンテキストメニューCM2に配置されている。ユーザは、色変更コンテキストメニューCM2に配置された起動項目T2~T5のいずれか一つを選択し、操作機構72のマウスをクリックすることで、色を変更する画面(図示せず)がRIP画面DP1に表示される。なお、起動項目T2~T5は、コンテキストメニューCM2に配置されることに限定されない。起動項目T2~T5は、例えば、表示装置71に表示されたボタンを押すことにより表示されてもよい。
起動項目T2が選択されると、色の名称を変更する画面(図示せず)が表示される。ここでは、ユーザは操作機構72のキーボードを操作して、色の名称を直接入力する。これにより、色変更部87は、抽出された色を入力された色に変更して、RIP画面DP1の色表示領域AR3に表示された色および色の名称、印刷画像表示領域AR4に表示された印刷画像P10の色を変更する。起動項目T2は、ユーザが予め変更したい色の名称を知っている場合に有効に利用される。
起動項目T3が選択されると、プリンタ10において再現可能な複数の色を含むカラーライブラリ(カラーピッカー)が表示される。選択部85は、カラーライブラリの中から所定の色を選択する。ここでは、ユーザは操作機構72のマウスを操作して、所定の色を選択する。これにより、色変更部87は、抽出された色を選択部85によって選択された色に変更して、RIP画面DP1の色表示領域AR3に表示された色および色の名称、印刷画像表示領域AR4に表示された印刷画像P10の色を変更する。起動項目T3は、多数の色の中から選択することができ、色の名称をユーザが知らない場合に有効に利用される。
起動項目T4が選択されると、色変更部87は、抽出された色を、プロセスカラーインクを用いて印刷するように変更する。起動項目T4が選択されると、抽出された色をプロセスカラーインクを用いて印刷する。
起動項目T5が選択されると、色変更部87は、抽出された色を、特殊色インク(例えばホワイトインクやグロスインクや透明インクやメタリックインク)を用いて印刷するように変更する。起動項目T5が選択されると、抽出された色を特殊色インクを用いて印刷する。色変更部87は、RIP画面DP1の色表示領域AR3に表示された色および色の名称、印刷画像表示領域AR4に表示された印刷画像P10の色を変更する。なお、プリンタ10が特殊色インクを複数種類有している場合には、ユーザは複数の特殊色インクの中から1つを選択する。
本実施形態では、ユーザが操作機構72を介して終了ボタンBT21を選択することで、色変更領域AR2における印刷画像P10の色の変更が終了する。図10は、変更後の色変更領域AR2を示す図である。図9および図10に示すように、色変更領域AR2で編集された印刷画像P10であって、印刷画像表示領域AR4に表示されている変更後の印刷画像P10を、変更後印刷画像P11という。変更後印刷画像P11は、終了ボタンBT21が選択されたときに印刷画像表示領域AR4に表示された画像である。変更後印刷画像P11を作成した後に終了ボタンBT21が選択されとき、表示部79は、色変更領域AR2を閉じる。
図11は、変更後印刷画像P11の保存先を示す図である。本実施形態では、図4に示す色変更部87は、終了ボタンBT21が選択されて色変更領域AR2が閉じられたとき、図11に示すように、変更後印刷画像P11を変更後画像ファイルFL2に保存する。この変更後画像ファイルFL2は、例えば上記の画像ファイルFL1が保存されている保存フォルダF1に保存される。ただし、変更後画像ファイルFL2は、保存フォルダF1とは異なる所定のフォルダに保存されてもよい。
図12は、変更後画像ファイルFL2が選択領域AR1に配置されたRIP画面DP1を示す図である。色変更領域AR2が閉じられたとき、表示部79は、図12に示すように、変更後印刷画像P11が保存された変更後画像ファイルFL2を、RIP画面DP1の選択領域AR1に追加して配置する。図12の例では、「Sample3-1」が変更後画像ファイルFL2である。表示部79は、例えば選択領域AR1において画像ファイルFL1の後に変更後画像ファイルFL2を配置する。このように、選択領域AR1に変更後画像ファイルFL2が配置されることで、変更後画像ファイルFL2に保存された変更後印刷画像P11がジョブリストに自動で追加される。
なお、本実施形態では、図10に示すように、ユーザが色変更領域AR2の中止ボタンBT22を選択したとき、変更後印刷画像P11は保存されず、変更後画像ファイルFL2は作成されない。即ち、中止ボタンBT22が選択されたときには、RIP画面DP1の選択領域AR1に変更後画像ファイルFL2は追加されない。
本実施形態では、図12に示すように、RIP画面DP1には、印刷ボタンBT30が配置されている。ユーザが操作機構72を介して印刷ボタンBT30を選択することで、選択領域AR1に表示された画像ファイルFL1の印刷画像P10(ここでは、変更後画像ファイルFL2の変更後印刷画像P11も含む)がプリンタ10によって印刷される。
例えば印刷ボタンBT30が選択されたとき、図4に示すRIP処理部89は、選択領域AR1に表示された画像ファイルFL1の印刷画像P10に基づいて画像データDT1(図5参照)を作成する。ここでは、RIP処理部89は、1つの印刷画像P10に対してRIP処理を実施し、例えばラスターデータである画像データDT1を作成する。これにより、選択領域AR1に配置された画像ファイルFL1の印刷画像P10の画像データDT1が作成される。RIP処理部89は、変更された色を含む印刷画像(即ち変更後印刷画像P11)に対してRIP処理を実施し、画像データDT1を作成する。これにより、選択領域AR1に配置された変更後画像ファイルFL2の変更後印刷画像P11の画像データDT1が作成される。なお、RIP処理部89によってRIP処理が実施されることで作成された画像データDT1は、記憶部75に記憶される。
RIP処理部89によって画像データDT1が作成された後、図4に示す送信部91は、画像データDT1をプリンタ10に送信する。ここでは、送信部91は、RIP処理部89によって作成された画像データDT1を、プリンタ10の制御装置60に送信する。以上のようにして、画像データDT1を作成し、プリンタ10に画像データDT1を送信することができる。
以上のように、本実施形態の画像データ作成装置70によると、印刷画像P10に含まれる色が抽出されて、抽出された色はRIP画面DP1の色表示領域AR3に表示される。そして、抽出された色が変更されたときには、RIP画面DP1の印刷画像表示領域AR4に表示された印刷画像P10の色が変更される。このように、ユーザは、RIP画面DP1上で印刷画像P10の色を変更し、かつ、変更後の変更後印刷画像P11を確認することができる。そして、変更された色を含む変更後印刷画像P11に対してRIP処理を実施して画像データDT1を作成することができる。このように、印刷画像P10に含まれる色を変更したい場合には、印刷画像P10を専用の画像作成アプリケーションを用いて再編集することなく、RIP画面DP1上で変更することができるため、ユーザの手間を軽減することができる。
本実施形態の画像データ作成装置70では、色表示部83は、抽出された色を並べて配置したリストLTをRIP画面DP1の色表示領域AR3に表示する。かかる構成によると、ユーザは、印刷画像P10に用いられている色を容易に確認することができる。
本実施形態の画像データ作成装置70は、プリンタ10において再現可能な複数の色を含むカラーライブラリの中から所定の色を選択する選択部85を備え、色変更部87は、選択部85によって選択された色に変更する。かかる構成によると、ユーザは、カラーライブラリの中から自由に所望の色を選択することができる。
本実施形態の画像データ作成装置70では、プリンタ10は、プロセスカラーインクおよび特色インクを用いて印刷画像P10を印刷可能に構成されており、色変更部87は、抽出された色を、プロセスカラーインクを用いて印刷するように変更する。かかる構成によると、プロセスカラーインクで所定の色を表現することができる。
本実施形態の画像データ作成装置70では、プリンタ10は、プロセスカラーインクおよびホワイトインクを用いて印刷画像P10を印刷可能に構成されており、色変更部87は、抽出された色を、ホワイトインクを用いて印刷するように変更する。かかる構成によると、ホワイトインクを用いることで、印刷画像P10の一部の色を白色に印刷することができる。
本実施形態の画像データ作成装置70では、プリンタ10は、プロセスカラーインクおよびグロスインクを用いて印刷画像P10を印刷可能に構成されており、色変更部87は、抽出された色を、グロスインクを用いて印刷するように変更する。かかる構成によると、グロスインクを用いることで、印刷画像P10の一部に光沢を与えることができる。
本実施形態の画像データ作成装置70では、プリンタ10は、プロセスカラーインクおよび透明インクを用いて印刷画像P10を印刷可能に構成されており、色変更部87は、抽出された色を、透明インクを用いて印刷するように変更する。かかる構成によると、透明インクを用いることで、印刷画像P10の一部の色を透明色に印刷することができる。
本実施形態の画像データ作成装置70では、プリンタ10は、プロセスカラーインクおよびメタリックインクを用いて印刷画像P10を印刷可能に構成されており、色変更部87は、抽出された色を、メタリックインクを用いて印刷するように変更する。かかる構成によると、メタリックインクを用いることで、印刷画像P10の一部の色を金属色(メタリックカラー)に印刷することができる。
本実施形態の印刷システム1は、画像データ作成装置70と、RIP処理部89によって作成された画像データDT1に基づいて、媒体5に対して印刷を行うプリンタ10と、を備えている。かかる構成によると、画像データ作成装置70によって作成された画像データDT1の印刷画像P10を、プリンタ10を使用して媒体5に印刷することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
1 印刷システム
5 媒体
10 プリンタ
24 インクヘッド
70 画像データ作成装置
71 表示装置
73 作成制御装置
79 表示部
81 色抽出部
83 色表示部
85 選択部
87 色変更部
89 RIP処理部
AR2 色変更領域
AR3 色表示領域
AR4 印刷画像表示領域
CM2 色変更コンテキストメニュー
DT1 画像データ
DP1 RIP画面
LT リスト
P10 印刷画像
P11 変更後印刷画像

Claims (9)

  1. プリンタによって媒体に印刷される印刷画像を記憶する記憶部と、
    記憶された前記印刷画像を前記プリンタにおいて印刷する際に用いられる画像データを作成することを指示するためのRIP画面を表示装置に表示する表示部と、
    記憶された前記印刷画像に含まれる色を抽出する色抽出部と、
    抽出された前記色を前記RIP画面に表示する色表示部と、
    抽出された前記色を変更して、前記RIP画面に表示された前記印刷画像の前記色を変更する色変更部と、
    変更された前記色を含む前記印刷画像に対してRIP処理を実施し、前記画像データを作成するRIP処理部と、を備えている、画像データ作成装置。
  2. 前記色表示部は、抽出された前記色を並べて配置したリストを前記RIP画面に表示する、請求項1に記載の画像データ作成装置。
  3. 前記プリンタにおいて再現可能な複数の色を含むカラーライブラリの中から所定の色を選択する選択部を備え、
    前記色変更部は、前記選択部によって選択された前記色に変更する、請求項1または2に記載の画像データ作成装置。
  4. 前記プリンタは、プロセスカラーインクを用いて前記印刷画像を印刷可能に構成されており、
    前記色変更部は、抽出された前記色を、前記プロセスカラーインクを用いて印刷するように変更する、請求項1または2に記載の画像データ作成装置。
  5. 前記プリンタは、プロセスカラーインクおよびホワイトインクを用いて前記印刷画像を印刷可能に構成されており、
    前記色変更部は、抽出された前記色を、前記ホワイトインクを用いて印刷するように変更する、請求項1または2に記載の画像データ作成装置。
  6. 前記プリンタは、プロセスカラーインクおよびグロスインクを用いて前記印刷画像を印刷可能に構成されており、
    前記色変更部は、抽出された前記色を、前記グロスインクを用いて印刷するように変更する、請求項1または2に記載の画像データ作成装置。
  7. 前記プリンタは、プロセスカラーインクおよび透明インクを用いて前記印刷画像を印刷可能に構成されており、
    前記色変更部は、抽出された前記色を、前記透明インクを用いて印刷するように変更する、請求項1または2に記載の画像データ作成装置。
  8. 前記プリンタは、プロセスカラーインクおよびメタリックインクを用いて前記印刷画像を印刷可能に構成されており、
    前記色変更部は、抽出された前記色を、メタリックインクを用いて印刷するように変更する、請求項1または2に記載の画像データ作成装置。
  9. 請求項1または2に記載された画像データ作成装置と、
    前記RIP処理部によって作成された前記画像データに基づいて、前記媒体に対して印刷を行う前記プリンタと、
    を備えている、印刷システム。
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