JP2023156059A - 電動オイルポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】電動オイルポンプについて、温度環境によらずモータの回転速度を示す信号を可能な限り短期間で外部に出力できるようにすることである。【解決手段】電動オイルポンプ1は、オイルポンプ機構部3と、オイルポンプ機構部3を駆動するモータ4と、モータ4を駆動する駆動装置であるインバータ6と、インバータ6を制御する制御装置である制御装置5と、モータ4の回転角度を検出する回転角度センサであるTMRセンサ11とを備える。TMRセンサ11は、モータの回転角度に応じたsin信号またはcos信号を制御装置5に送信し、制御装置5は、受信したsin信号またはcos信号のレベルが少なくとも1つの閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号である検出PWM信号を外部に出力する。【選択図】図1

Description

この発明は、電動オイルポンプに関する。
電動オイルポンプは、例えば車両のオートマチックギアに対してオイルを供給する等、各種の油圧作動機器に対してオイルを供給する。電動オイルポンプでは、モータの回転速度などの動作状態を示す情報を上位制御装置へパルス信号により出力するものがある。
従来の電動オイルポンプの一例では、電動オイルポンプのモータの回転速度を示すパルス信号、および、故障情報を示すパルス信号を上位制御装置へ出力するものがある(特許文献1)。
特開2010-183787号公報
例えばTMR(Tunnel Magneto Resistance)センサのような磁気センサでモータの回転角度を検出し、その回転角度の検出により得られる回転量から回転速度を演算し、演算により得られた回転速度を示す情報をパルス信号で電動オイルポンプの外部に出力する。
しかし、特許文献1のように、モータの回転速度を示すパルス信号を電動オイルポンプの外部に出力する場合には、次のような問題があった。
電動オイルポンプから供給されるオイルは、温度が低くなるに従って粘度が高くなる。電動オイルポンプでは、通常の温度環境において、車両の正常な動作に必要な油圧が例えば1000rpm以上のモータの回転速度で得られる。これに対し、寒冷地などの低温環境では、車両の正常な動作に必要な油圧が、電動オイルポンプにおいて例えば10rpm未満の回転速度などの極めて低いモータの回転速度でも得られる場合がある。
このようなモータが低回転速度の場合には、正確な回転速度を演算するために必要となる回転量の回転が実行されるまでに、通常の回転速度の場合よりも長期間を要する。したがって、モータが低回転速度の場合には、モータが高回転速度である場合と比べて、磁気センサから出力される検出信号に基づいて回転速度の演算結果を得るまでに必要な時間が増加する。これにより、モータが低回転速度の場合には、モータの回転速度を示すパルス信号を電動オイルポンプの外部に出力するために要する期間が必要以上に長くなるという問題があった。
本発明の目的は、電動オイルポンプについて、温度環境によらずモータの回転速度を示す信号を可能な限り短期間で外部に出力できるようにすることである。
本開示のある局面に従った電動オイルポンプは、オイルポンプ機構部と、オイルポンプ機構部を駆動するモータと、モータを駆動する駆動装置と、駆動装置を制御する制御装置と、モータの回転角度を検出する回転角度センサとを備える。回転角度センサは、モータの回転角度に応じた正弦波信号または余弦波信号を制御装置に送信し、制御装置は、受信した正弦波信号または余弦波信号のレベルが少なくとも1つの閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号を外部に出力する。
本開示のある局面に従った電動オイルポンプによれば、制御装置が、回転角度センサから受信した正弦波信号または余弦波信号のレベルが少なくとも1つの閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号を外部に出力するので、モータの回転位置およびモータの回転速度などを演算により得る必要がないため、温度環境によらずモータの回転速度を示す信号を可能な限り短期間で外部に出力できる。
電動オイルポンプ1の構成を示すブロック図である。 検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の第1例を示す図である。 検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の第2例を示す図である。 検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の第3例を示す図である。 sin信号を用いて検出PWM信号を作成する検出PWM信号作成処理を示すフローチャートである。 cos信号を用いて検出PWM信号を作成する検出PWM信号作成処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
<電動オイルポンプ1の構成>
図1は、電動オイルポンプ1の構成を示すブロック図である。電動オイルポンプ1は、オイルを循環させる動作をする電動ポンプであり、例えば車両および船舶等の各種装置に備えられる。
図1を参照して、電動オイルポンプ1は、オイルポンプ機構部3、モータ4、制御装置5、インバータ6、入力インターフェイス回路7、出力インターフェイス回路8、および、TMR(Tunnel Magneto Resistance)センサ11を含む。モータ4は、三相モータである。
上位コントローラ2は、電動オイルポンプ1の制御装置5に対して指令を出力する制御装置である。上位コントローラ2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)といったメモリ、および、入出力ポート等から構成される制御回路と、制御装置5と通信するための通信インターフェイス回路とを含む。
制御装置5は、CPU、メモリ、および、入出力ポートを含み、上位コントローラ2からの指令に応じて、駆動装置としてのインバータ6にモータ駆動制御信号を出力する制御回路である。制御装置5は、上位コントローラ2から入力インターフェイス回路7を介して入力される指令PWM(Pulse Width Modulation)信号が指令するモータの指令回転速度(rpm)に応じて、モータ4をPWM制御するためのモータ駆動制御信号をインバータ6に供給する。
インバータ6は、制御装置5から入力されるモータ駆動制御信号に基づいて、スイッチング素子をオン/オフ動作することによってモータ4を回転駆動する駆動装置である。このようにモータ4が回転駆動されることにより、オイルポンプ機構部3が動作する。
制御装置5では、CPUが、ROMに格納されているプログラムをRAMに展開して実行することにより、回転速度指令電圧変換部51、正弦波出力部52、位相変換部53、三角関数波取得部54、検出回転速度信号作成部55、および、閾値設定部56としての機能を実現する。
TMRセンサ11は、モータ4の回転軸の回転角度を検出する回転角度センサである。TMRセンサ11は、トンネル磁気抵抗素子を用い、外部磁場によって抵抗値が変化するトンネル磁気抵抗効果に基づいて、モータ4の回転軸の全回転角度範囲の回転角度を検出する磁気センサである。TMRセンサ11は、磁気抵抗効果に基づいて回転角度を検出可能なセンサのうち、異方性磁気抵抗効果に基づく検出をするAMR(Anisotropic magneto resistance)センサ、および、巨大磁気抵抗効果に基づく検出をするGMR(Giant magneto resistance)センサと比べて、検出精度が極めて高い。
TMRセンサ11は、モータ4の回転角度を0度~360度の範囲で検出可能であり、0度~360度というモータ4の全回転角度の検出範囲内において、少なくとも1度間隔で回転角度を検出する。TMRセンサ11は、モータ4の回転角度の検出信号を制御装置5に出力する。TMRセンサ11から出力される検出信号としては、正弦波信号(以下、sin信号と呼ぶ)および余弦波信号(以下、cos信号と呼ぶ)が出力される。
制御装置5においては、位相変換部53により、TMRセンサ11の検出信号が示す角度の検出値が、モータ4の0度~360度の範囲の位相に変換される。位相変換部53では、TMRセンサ11から出力されるsin信号とcos信号とに基づいて、モータ4の回転角度θを[θ=arctan(sinθ/cosθ)]という演算式で算出した後、予め定められたモータ4の回転角度値と、モータ4の位相との関係を示すマップデータに基づいて、TMRセンサ11の検出信号から演算された回転角度θの検出値を、モータ4の位相に変換する。位相変換部53は、TMRセンサ11の検出信号から演算された回転角度θから変換されたモータ4の位相を示すデータを正弦波出力部52に与える。
制御装置5においては、回転速度指令電圧変換部51により、指令PWM信号が指令するモータの回転速度である指令回転速度をモータ4の指令電圧に変換する。これにより、回転速度指令電圧変換部51は、モータ4の指令電圧を設定する。回転速度指令電圧変換部51は、モータ4の回転速度と指令電圧との対応関係を示すマップデータを用いて、指令PWM信号が指令するモータの指令回転速度をモータ4の指令電圧に変換する。回転速度指令電圧変換部51での回転速度からの変換により得られた指令電圧は、正弦波出力部52が受ける。回転速度指令電圧変換部51が用いるマップデータは、ROMに記憶されている。
制御装置5では、正弦波出力部52により、モータ端子電圧がインバータ6に出力される。正弦波出力部52では、インバータ6に供給するモータ駆動制御信号におけるU相、V相、および、W相よりなる3相の各相のモータ端子電圧が正弦波とされる。正弦波出力部52においては、正弦波電圧決定部522がマップデータ523を用いて、位相変換部53により得られた位相に基づき、モータ4のU相、V相、および、W相における各相のモータ電圧の割合を決定する。モータ電圧の割合とは、モータ指令電圧に対するU相、V相、および、W相における各相の電圧の割合をいう。このように正弦波電圧決定部522により決定されるU相、V相、および、W相における各相についてのモータ電圧の割合は、図1に示すように、正弦波を形成するように設定されている。これにより、正弦波電圧決定部522により決定されるU相、V相、および、W相における各相のモータ電圧の割合は、正弦波電圧と呼ばれる。
マップデータ523は、ROMに記憶されている。マップデータ523では、図1に示すように、モータ4の0度~360度の全範囲の位相と、モータ4のU相、V相、および、W相における各相のモータ電圧の割合との関係が示されている。
マップデータ523は、インバータ6に供給されるモータ端子電圧を正弦波にするために用いられるマップデータである。マップデータ523では、U相、V相、および、W相における各相のモータ端子電圧のそれぞれを正弦波にするために、モータ4の0度~360度の全位相と、U相、V相、および、W相における各相のモータ電圧の割合との対応関係が正弦波の波形となるようなデータが設定されている。各相のモータ電圧の割合は、「-1.0~0」の数値範囲内の割合、および、「0~+1.0」の数値範囲内の割合に設定されている。
正弦波電圧決定部522においては、マップデータ523を用いて、位相変換部53により得られた位相から、対応するU相、V相、および、W相における各相のモータ電圧の割合を決定することにより、U相、V相、および、W相における各相の正弦波電圧を決定する。
指令電圧乗算部521では、正弦波電圧決定部522により決定された正弦波電圧であるモータ4のU相、V相、および、W相における各相のモータ電圧の割合に、回転速度指令電圧変換部51での変換により設定された指令電圧を乗算することにより、モータ4のU相、V相および、W相における各相のモータ端子電圧を得る。このように得られるモータ4のU相、V相および、W相における各相のモータ端子電圧が、正弦波電圧決定部522からインバータ6に供給されることにより、モータ4のU相、V相および、W相における各相について、0度~360度の全範囲の位相に対応するモータ端子電圧が、規則正しい正弦波の波形の電圧となる。
三角関数波取得部54は、TMRセンサ11から出力されるsin信号とcos信号とのうち、いずれか一方の信号を取得する。
検出回転速度信号作成部55は、三角関数波取得部54で取得されたsin信号またはcos信号の電圧値が、図2~図4に各種の例が示された閾値に到達することに応じて、検出した回転速度を示すことが可能な検出PWM信号を出力する。検出回転速度信号作成部55において、sin信号またはcos信号に応じて、具体的にどのように検出PWM信号を出力するかについては、図2~図4を用いて説明する。
検出回転速度信号作成部55で用いられる閾値のデータは、閾値設定部56により設定される。閾値設定部56により設定される閾値のデータは、制御装置5におけるデータの設定変更処理により変更可能である。閾値設定部56により設定される閾値の一例が図2~図4に示される。
制御装置5の検出回転速度信号作成部55から出力される検出PWM信号は、出力インターフェイス回路8を介して電動オイルポンプ1の外部に出力され、上位コントローラ2に入力される。これにより、上位コントローラ2では、モータ4の回転速度を示すことが可能な検出PWM信号を得ることができる。
上位コントローラ2では、制御装置5から入力される検出PWM信号に応じて、モータ4の回転速度を確認することが可能となる。上位コントローラ2は、例えば、検出PWM信号のパルスの計数値と、そのパルスを計数した期間との関係に基づいて、モータ4の回転速度(rpm)を演算することができる。上位コントローラ2では、例えば、一定期間に入力された検出PWM信号のパルス数を計数することにより、1分間におけるモータの回転速度(rpm)を演算で求めることができる。また、上位コントローラ2では、一定数のパルスを検出した期間を計時することにより、1分間におけるモータの回転速度(rpm)を演算で求めることができる。
なお、制御装置5は、回転速度指令電圧変換部51、正弦波出力部52、位相変換部53、三角関数波取得部54、検出回転速度信号作成部55、および、閾値設定部56が、ハードウェア回路により構成されてもよい。
また、モータ4を制御する制御装置は、制御装置5に相当するCPU、メモリ、および、入出力ポートを含む制御回路に加えて、インバータ6、入力インターフェイス回路7、および、出力インターフェイス回路8を含んで構成されてもよい。
<検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の具体例>
次に、検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号を作成する方法を説明する。TMRセンサ11から出力されるsin信号またはcos信号は、位相が異なるが振幅および周期が同じであるなど、同様の形状の波形である。sin信号またはcos信号の1周期は、モータ4の1回転に相当する。
検出回転速度信号作成部55では、三角関数波取得部54がTMRセンサ11から受信したsin信号またはcos信号のレベルが予め設定された閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号を検出PWM信号として出力する。以下では、図2、図3、および、図4を用いて検出PWM信号の作成方法を3種類説明する。検出回転速度信号作成部55では、以下に説明する検出PWM信号についての3種類の作成方法のうち、いずれの作成方法を用いてもよい。
図2は、検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の第1例を示す図である。第1例では、2つの閾値を用いて検出PWM信号を作成する例を説明する。図2では、三角関数波取得部54が取得したsin信号またはcos信号の一例が上部に示され、検出回転速度信号作成部55により作成される検出PWM信号の一例が下部に示される。
図2に示すように、sin信号またはcos信号については、正の閾値L1および負の閾値L2が設けられる。正の閾値L1は、sin信号またはcos信号の電圧V1の正側に設けられた閾値であり、0Vよりも高く、かつ、正側のピーク値よりも低い電位レベルに設定されている。負の閾値L2は、sin信号またはcos信号の電圧V1の負側に設けられた閾値であり、0Vよりも低く、かつ、負側のピーク値よりも高い電位レベルに設定されている。
図2に示すように、検出PWM信号の電圧V2は、sin信号またはcos信号の電圧V1が、0V側から正の閾値L1に到達したときにハイレベルに立上がりオン状態となった後、正側のピーク値側から正の閾値L1に到達したときにローレベルに立下がりオフ状態となる。その後、検出PWM信号の電圧V2は、電圧V1が、0V側から負の閾値L2に到達したときにハイレベルに立上がりオン状態となった後、負側のピーク値側から負の閾値L2に到達したときにローレベルに立下がりオフ状態となる。
図3は、検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の第2例を示す図である。第2例では、3つの閾値を用いて検出PWM信号を作成する例を説明する。図3では、図2と同様の態様でsin信号またはcos信号、および、作成される検出PWM信号の一例が示される。
図3に示すように、sin信号またはcos信号については、正の閾値L3、負の閾値L4、および、0Vの閾値L5が設けられる。正の閾値L3は、sin信号またはcos信号の電圧V1の正側に設けられた閾値であり、正側のピーク値と同じ電位レベルに設定されている。負の閾値L4は、sin信号またはcos信号の電圧V1の負側に設けられた閾値であり、負側のピーク値と同じ電位レベルに設定されている。0Vの閾値L5は、sin信号またはcos信号の電圧V1が0Vの電圧レベルに設定されている。
図3に示すように、検出PWM信号の電圧V2は、sin信号またはcos信号の電圧V1が、正の閾値L3に到達したときにハイレベルに立上がりオン状態となった後、正側のピーク値側から0Vの閾値L5に到達したときにローレベルに立下がりオフ状態となる。その後、検出PWM信号の電圧V2は、電圧V1が、負の閾値L4に到達したときにハイレベルに立上がりオン状態となった後、負側のピーク値側から0Vの閾値L5に到達したときにローレベルに立下がりオフ状態となる。
図4は、検出回転速度信号作成部55による検出PWM信号作成の第3例を示す図である。第3例では、4つの閾値を用いて検出PWM信号を作成する例を説明する。図4では、図2と同様の態様sin信号またはcos信号、および、作成される検出PWM信号の一例が示される。
図4に示すように、sin信号またはcos信号については、正の第1閾値L11、正の第2閾値L12、負の第1閾値L21、および、負の第2閾値L22が設けられる。正の第1閾値L11および正の第2閾値L12は、sin信号またはcos信号の電圧V1の正側に設けられた閾値であり、0Vよりも高く、かつ、正側のピーク値よりも低い電位レベルに設定されている。正の第1閾値L11は、正の第2閾値L12よりも低い電位レベルに設定されている。
負の第1閾値L21および負の第2閾値L22は、sin信号またはcos信号の電圧V1の負側に設けられた閾値であり、0Vよりも低く、かつ、負側のピーク値よりも高い電位レベルに設定されている。負の第1閾値L21は、負の第2閾値L22よりも高い電位レベルに設定されている。
図4に示すように、検出PWM信号の電圧V2は、sin信号またはcos信号の電圧V1が、0V側から正の第1閾値L11に到達したときにハイレベルに立上がりオン状態となった後、正側のピーク値側から正の第2閾値L12に到達したときにローレベルに立下がりオフ状態となる。その後、検出PWM信号の電圧V2は、電圧V1が、0V側から負の第1閾値L21に到達したときにハイレベルに立上がりオン状態となった後、負側のピーク値側から負の第2閾値L22に到達したときにローレベルに立下がりオフ状態となる。
正の第1閾値L11および負の第2閾値L22が、電圧V1の電位レベルの増加側に設定された閾値である。そして、正の第2閾値L12および負の第1閾値L21が、電圧V1の電位レベルの減少側に設定された閾値である。また、別の観点から、正の第1閾値L11および負の第1閾値L21が、電圧V1の波の振幅の増加側に設定された閾値である。そして、正の第2閾値L12および負の第2閾値L22が、電圧V1の波の振幅の減少側に設定された閾値である。
図2~図4では、sin信号またはcos信号の1周期がモータ4の1回転に相当する。図2~図4に示すように、検出PWM信号は、sin信号またはcos信号の1周期において、2つのパルスが作成されて出力される。これにより、検出PWM信号は、モータ4が1回転するごとに2パルスが出力される。したがって、検出PWM信号は、モータ4の回転速度を示す信号として、電動オイルポンプ1から外部の上位コントローラ2に出力される。
上位コントローラ2では、検出PWM信号のパルス数を計数するとともに、その計数に要した時間を計時することにより、モータ4の回転速度[rpm]を演算により求めて確認することができる。
図2~図4のように用いられる閾値は、閾値設定部56により設定される。したがって、電動オイルポンプ1においては、電動オイルポンプ1の製造時に、制御装置5に記憶するプログラムおよびデータを変更することにより、閾値設定部56により設定される閾値を変更可能である。
このように検出PWM信号の作成に用いる閾値を変更可能とすることにより、検出PWM信号の出力先における上位コントローラ2のような外部装置において信号処理および信号管理がしやすい信号を送信することができる。
また、図2~図4のように用いられる閾値を適宜変更することにより、検出PWM信号のパルスのデューティ比を変更することが可能である。したがって、電動オイルポンプ1の製造時において、制御装置5に記憶するプログラムおよびデータを変更することにより、検出PWM信号として出力するパルス信号のデューティ比を変更することが可能である。
このように検出PWM信号として出力するパルス信号のデューティ比を変更可能とすることにより、検出PWM信号の出力先における上位コントローラ2のような外部装置において信号処理および信号管理がしやすい信号を送信することができる。
なお、図2~図4の例では、モータ4の1回転あたり2パルスの信号を検出PWM信号として出力する例を示した。しかし、これに限らず、検出PWM信号として、モータ4の1回転あたり1パルスの信号を出力するように閾値を設定してもよく、モータ4の1回転あたり2パルスよりも多いパルス信号を出力するように閾値を設定してもよい。
また、閾値は、モータ4の1回転あたり一定のパルス信号を出力できるものであれば、1つの閾値を設定してもよく、4つの閾値よりも多い閾値を設定してもよい。これにより、検出回転速度信号作成部55は、検出PWM信号を出力するたに、少なくとも1つの閾値を用いればよい。
<検出PWM信号作成処理の流れ>
次に、制御装置5のCPUにより実行される検出PWM信号作成処理の流れを説明する。以下においては、検出PWM信号作成処理について、sin信号を用いて検出PWM信号を作成する処理と、cos信号を用いて検出PWM信号を作成する処理とに分けて説明する。検出PWM信号作成処理は、CPUが実行するメインルーチンプログラムにより呼び出されて実行されるサブルーチンプログラムの1つである。
図5は、sin信号を用いて検出PWM信号を作成する検出PWM信号作成処理を示すフローチャートである。
検出PWM信号作成処理においては、制御装置5のCPUが以下のような処理を実行する。ステップS1においては、TMRセンサ11の出力信号であるsin信号およびcos信号から、sin信号を取得する。ステップS2においては、ステップS1で取得したsin信号の電圧が図2~図4で説明したような閾値に到達することに応じてオンオフする検出PWM信号を作成して出力する。このようなステップS1およびステップS2の処理が繰返し実行されることにより、図2~図4に示すような検出PWM信号が、モータ4の検出回転速度を示す信号として電動オイルポンプ1の外部に設けられた上位コントローラ2に出力される。
図6は、cos信号を用いて検出PWM信号を作成する検出PWM信号作成処理を示すフローチャートである。
検出PWM信号作成処理においては、制御装置5のCPUが以下のような処理を実行する。ステップS11においては、TMRセンサ11の出力信号であるsin信号およびcos信号から、cos信号を取得する。ステップS12においては、ステップS11で取得したcos信号の電圧が図2~図4で説明したような閾値に到達することに応じてオンオフする検出PWM信号を作成して出力する。このようなステップS11およびステップS12の処理が繰返し実行されることにより、図2~図4に示すような検出PWM信号がモータ4の検出回転速度を示す信号として、電動オイルポンプ1の外部に設けられた上位コントローラ2に出力される。
このような検出PWM信号作成処理においては、次のように、三角関数波取得部54および検出回転速度信号作成部55を実現することができる。ステップS11により、三角関数波取得部54が実現される。ステップS12により検出回転速度信号作成部55が実現される。
制御装置5は、TMRセンサ11からsin信号のみを取得し、取得したsin信号を用いて検出PWM信号を作成する処理を実行するように構成されてもよい。その場合は、制御装置5が図5の検出PWM信号作成処理を実行する。また、制御装置5は、TMRセンサ11からcos信号のみを取得し、取得したcos信号を用いて検出PWM信号を作成する処理を実行するように構成されてもよい。その場合は、制御装置5が図6の検出PWM信号作成処理を実行する。また、制御装置5は、TMRセンサ11からsin信号とcos信号とのいずれかを選択して取得することが可能であり、sin信号とcos信号とのうち選択した信号を用いて検出PWM信号を作成する処理を実行するように構成されてもよい。その場合は、制御装置5が、sin信号とcos信号とのうち選択する信号を切り替えることが可能であるとともに、選択した信号に対応して、図5の検出PWM信号作成処理と図6の検出PWM信号作成処理とからいずれかの処理を選択して実行可能である。
<モータの回転速度を示す信号を出力する処理についての従来技術との相違点>
従来技術におけるモータの回転速度を示す信号を電動オイルポンプの外部の上位コントローラ2に出力するために実行される制御処理としては、次のような処理が実行される。まず、TMRセンサから出力されるsin信号およびcos信号を取得する処理をする。次に、sin信号およびcos信号のアークタンジェント(arctan)を演算することにより現在のモータの回転位置(回転角度)を算出する処理をする。次に、モータの回転量とその回転量に要した経過時間とに基づいてモータの回転速度[rpm]を演算して算出する処理をする。次に、算出されたモータの回転速度[rpm]にローパスフィルタ処理を行ってノイズを除去する処理をする。次に、算出されたモータの回転速度[rpm]を示すPWM信号を外部に出力する処理をする。
これに対し、この実施の形態の検出PWM信号作成処理では、前述したように、まず、TMRセンサ11の出力信号であるsin信号およびcos信号から、sin信号またはcos信号を取得する処理をする(ステップS1,S11)。次に、取得したsin信号またはcos信号の電位が図2~図4で説明したような閾値に到達することに応じてオンオフする検出PWM信号を作成して出力する処理をする(ステップS2,S12)。
このように、この実施の形態の検出PWM信号作成処理では、従来技術のような、現在のモータの回転位置(回転角度)を演算する処理、モータの回転速度を演算する処理、および、ローパスフィルタ処理を行ってノイズを除去する処理を実行する必要がないので、従来技術と比べて、モータ4の回転速度を示す信号を、可能な限り短期間で電動オイルポンプ1の外部に出力することができる。
しかも、この実施の形態では、TMRセンサ11から受信したsin信号またはcos信号のレベルが閾値に到達することに応じて検出PWM信号がオンまたはオフするので、寒冷地などの低温環境で電動オイルポンプ1が極めて低い回転速度で動作される場合でも、モータの回転量がある程度以上となるまで回転速度の演算の実行を待つ必要がないから、環境によらず、モータ4の回転速度を示す信号を可能な限り短期間で外部に出力することができる。
前述のようなローパスフィルタ処理を実行する場合は、実際にはモータの回転が停止している場合でも、ローパスフィルタ処理を施された値がモータの停止後の一定期間において漸減することにより直ちに0にはならない。したがって、ローパスフィルタ処理を実行する場合は、実際にはモータの回転が停止していても、例えば数十ms~数百msの期間においてモータが回転していることを示す信号が、電動オイルポンプ1の外部に出力され、上位コントローラがモータの動作状態を誤認する場合がある。この実施の形態では、このようなローパスフィルタ処理を実行しないので、上位コントローラ2がモータの動作状態を誤認することが防がれる。
また、この実施の形態の電動オイルポンプ1を自動車のオイルポンプとして用いる場合には、次のような技術的効果を得ることができる。
従来技術のように、低温環境において電動オイルポンプのモータの回転速度を電動オイルポンプの外部に出力するために要する期間が必要以上に長くなると、エンジンがアイドリングストップ状態から再始動する場合における再始動タイミングが遅くなったり、電動オイルポンプから機械式のオイルポンプへのオイルポンプの切換え時にトランスミッションギアの振動が発生したりするなどの問題が生じる。しかし、この実施の形態の電動オイルポンプ1では、温度環境によらずモータの回転速度を示す信号を可能な限り短期間で電動オイルポンプ1の外部に出力できるので、このような問題が解消でき、上位コントローラ2の制御性の悪化を防ぐことができる。
また、従来技術のように、低温環境において電動オイルポンプのモータの回転速度を外部に出力するために要する期間が必要以上に長くなると、上位コントローラ2からのモータの回転速度の指令に対して電動オイルポンプ1からモータの回転速度の制御状態を通知する場合の通知の応答性が低下するが、この実施の形態の電動オイルポンプ1では、温度環境によらずモータの回転速度を示す信号を可能な限り短期間で電動オイルポンプ1の外部に出力できるので、このような問題を解消することができ、上位コントローラ2からの回転速度の指令に対する電動オイルポンプ1からのモータの回転速度の制御状態についての通知の応答性を向上させることができる。
<実施の形態のまとめ>
(1) 図1に示すように、電動オイルポンプ1は、オイルポンプ機構部3と、オイルポンプ機構部3を駆動するモータ4と、モータ4を駆動する駆動装置であるインバータ6と、インバータ6を制御する制御装置である制御装置5と、モータ4の回転角度を検出する回転角度センサであるTMRセンサ11とを備える。TMRセンサ11は、モータの回転角度に応じたsin信号またはcos信号を制御装置5に送信し、図2~図4、図5、図6に示すように、制御装置5は、受信したsin信号またはcos信号のレベルが少なくとも1つの閾値(L1~L5,L11,L12,L21,L22)に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号である検出PWM信号を外部に出力する。
このような構成によれば、制御装置5が、TMRセンサ11から受信したsin信号またはcos信号のレベルが少なくとも1つの閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号である検出PWM信号を外部に出力するので、モータ4の回転位置およびモータ4の回転速度などを演算により得る必要がないため、温度環境によらずモータの回転速度を示す信号を可能な限り短期間で外部に出力できる。
(2) 図1~図4に示すように、制御装置5は、閾値(L1~L5,L11,L12,L21,L22)が変更可能である。このような構成によれば、検出PWM信号の作成に用いる閾値を変更可能とすることにより、検出PWM信号の出力先における上位コントローラ2のような外部装置において信号処理および信号管理がしやすい信号を送信することができる。
(3) 図1~図4に示すように、制御装置5は、検出PWM信号のデューティ比が変更可能である。このような構成によれば、検出PWM信号として出力するパルス信号のデューティ比を変更可能とすることにより、検出PWM信号の出力先における上位コントローラ2のような外部装置において信号処理および信号管理がしやすい信号を送信することができる。
(4) 図1に示すように、回転角度センサとして磁気センサであるTMRセンサ11が用いられる。このような構成によれば、回転角度の検出精度を向上することができる。
(5) 図2~図4に示すように、閾値(L1~L5,L11,L12,L21,L22)は、正の閾値(L1,L3,L11,L12)と、負の閾値(L2,L4,L21,L22)とを含む。このような構成によれば、sin信号またはcos信号の正側および負側の両方の値に応じて検出PWM信号が出力されるので、モータ4のより正確な回転速度を示す信号を外部に出力することができる。
(6) 図4に示すように、閾値(L11,L12,L21,L22)は、sin信号またはcos信号におけるレベルの増加側の閾値(L11,L22)と、前記レベルの減少側の閾値(L12,L21)とを含む。このような構成によれば、レベルの増加側の閾値とレベルの減少側の閾値との関係に応じて、検出PWM信号のデューティ比を容易に調整することが可能となる。
<実施の形態の変形例>
(1) この実施の形態では、回転角度センサとしてTMRセンサ11を用いる例を示した。しかし、これに限らず、回転角度センサとしては、検出信号としてsin信号とcos信号とを出力可能なセンサであればよく、異方性磁気抵抗効果に基づいて回転角度を検出するAMR(Anisotropic Magneto Resistance)センサ、または、巨大磁気抵抗効果に基づいて回転角度を検出をするGMR(Giant Magneto Resistive)センサなどのその他の磁気センサを用いてもよい。
(2) 前述の実施の形態では、電動オイルポンプ1が上位コントローラ2から受ける指令信号が、モータ4の回転速度を示す指令信号であり、その指令信号が指令するモータの回転速度を回転速度指令電圧変換部51によりモータ4の指令電圧に変換する例を示した。しかし、電動オイルポンプ1が、上位コントローラ2からモータ4の指令電圧を示す信号を受けるように構成されてもよい。
(3) 前述の実施の形態では、モータ4の駆動装置としてインバータ6を用いる例を説明した。これに限らず、モータ4の駆動装置としては、インバータ以外の駆動装置を用いてもよい。
[付記]
以上のように、本実施形態は以下のような開示を含む。
[構成1]
オイルポンプ機構部と、
前記オイルポンプ機構部を駆動するモータと、
前記モータを駆動する駆動装置と、
前記駆動装置を制御する制御装置と、
前記モータの回転角度を検出する回転角度センサとを備え、
前記回転角度センサは、前記モータの回転角度に応じた正弦波信号または余弦波信号を前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、受信した前記正弦波信号または前記余弦波信号のレベルが少なくとも1つの閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号を外部に出力する、電動オイルポンプ。
[構成2]
前記制御装置は、前記閾値が変更可能である、構成1に記載の電動オイルポンプ。
[構成3]
前記制御装置は、前記パルス信号のデューティ比が変更可能である、構成1または構成2に記載の電動オイルポンプ。
[構成4]
前記回転角度センサは、磁気センサである、構成1~構成3のいずれかに記載の電動オイルポンプ。
[構成5]
前記閾値は、正の閾値と、負の閾値とを含む、構成1~構成4のいずれかに記載の電動オイルポンプ。
[構成6]
前記閾値は、前記レベルの増加側の閾値と、前記レベルの減少側の閾値とを含む、構成1~構成5のいずれかに記載の電動オイルポンプ。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
3 オイルポンプ機構部、4 モータ、6 インバータ(駆動装置)、5 制御装置、523 マップデータ、11 TMRセンサ(回転角度センサ)、1 電動オイルポンプ、54 三角関数波取得部、55 検出回転速度信号作成部、56 閾値設定部。

Claims (6)

  1. オイルポンプ機構部と、
    前記オイルポンプ機構部を駆動するモータと、
    前記モータを駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置を制御する制御装置と、
    前記モータの回転角度を検出する回転角度センサとを備え、
    前記回転角度センサは、前記モータの回転角度に応じた正弦波信号または余弦波信号を前記制御装置に送信し、
    前記制御装置は、受信した前記正弦波信号または前記余弦波信号のレベルが少なくとも1つの閾値に到達することに応じてオンまたはオフするパルス信号を外部に出力する、電動オイルポンプ。
  2. 前記制御装置は、前記閾値が変更可能である、請求項1に記載の電動オイルポンプ。
  3. 前記制御装置は、前記パルス信号のデューティ比が変更可能である、請求項1または請求項2に記載の電動オイルポンプ。
  4. 前記回転角度センサは、磁気センサである、請求項1または請求項2に記載の電動オイルポンプ。
  5. 前記閾値は、正の閾値と、負の閾値とを含む、請求項1または請求項2に記載の電動オイルポンプ。
  6. 前記閾値は、前記レベルの増加側の閾値と、前記レベルの減少側の閾値とを含む、請求項1または請求項2に記載の電動オイルポンプ。
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