JP2023155702A - 点眼補助具 - Google Patents

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さやか 正宗
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Abstract

【課題】従来の多くの目薬容器の形状に対応することができ、さらに今後主流になると見込まれる新形状の目薬容器にも適用可能な新規の目薬容器を提供する。【解決手段】スペーサ基部と、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに形成された延伸部材と、前記スペーサ基部の上部から下部に貫通して形成された筒状ガイド部と、断続的に複数形成された螺旋突起部と、前記筒状ガイド部の上部から前記筒状ガイド部内に着脱自在に取り付けられ、複数の切込みで形成された複数の保持片を内向きに備えた筒状ボトル保持部と、からなる点眼補助具であり、前記螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器Xまたはネジ部を備えない目薬容器Yのいずれも固定でき、前記延伸部材の端部を下まぶたに当接させるとともに、前記スペーサ基部の下端開口縁の前記延伸部材と対向する部分を上まぶたに当接させることを特徴とする点眼補助具。【選択図】図39

Description

本発明は、目薬容器を用いて目薬を注す際に用いる点眼補助具に関し、多くの目薬容器を取り付け可能で、容易にかつ正確に目薬を目部に注すことができるようにする点眼補助具に関するものである。
国内の眼科患者数は年々増加しており、白内障や緑内障、加齢性の眼底疾患、糖尿病などの成人病による眼疾患は高齢社会の進展に伴ってますます増加し続けるものと予測される。
さらにドライアイ、眼精疲労など眼関連症状を有する人口は増加しており、薬店などで点眼薬を購入し、利用する利用者は今後さらに増大することが予想されている。
ちなみに、現在の眼科の薬物治療はほとんどが点眼薬を用いて行われている。さらに多くの患者は複数の点眼薬を利用している。この点眼薬は、通常、薬液を収納する収納部と、前記収納部の開口部に設けられ、目部へ薬液を滴下する滴下部を備えた首部と、前記首部に取り付けられ、前記滴下部を封止するキャップ部と、からなる目薬容器に収納されている。
そして、前記キャップ部の前記首部への取付方法、例えば押し込み式やねじ込み式等の方法により、目薬容器ごとに様々な形状の首部が採用されている。
現在、下記に示すような点眼補助具は複数種あるが、目薬容器は、その収納部の形状、首部の形状が非常に多様であるため、複数の目薬容器に対応している点眼補助具は非常に少なく、また点眼薬の利用者として指の不自由な利用者や、指先の力加減が難しくなっている高齢者も多い。これら身体的条件の異なる様々な利用者において正確な点眼薬の滴下が可能である補助具はほとんど存在しない。
以下に、従来提案された種々の点眼補助具について示す。
例えば特開2015-205058号公報(特許文献1参照)には、上側開孔部に点眼瓶を着脱自在に挿着し、該点眼瓶から目薬液を目部に滴下させる際の補助を行う点眼補助具であって、上側開孔部を有する上側部材と、上側部材よりも低弾性である下側部材とを備え、上側部材と下側部材は、夫々の中央に有する貫通孔を連通させるように一体化されており、点眼補助具は、点眼瓶を介した被押圧による、上側開孔部の下部の口径拡がりを規制する規制部を有する点眼補助具が提案されている。
また特開2007-244510号公報(特許文献2参照)には、補助具本体と保持部から構成され、本体には瞼周辺に当接される下側開口部と、点眼瓶の首部を挿着する上側開口部が貫通して形成されており、保持部は2片の弾性板材から構成され、本体の上側開口部の肩部分から立設していて、保持部が点眼瓶の胴部を把持し、安定させるようにした点眼補助具が提案されている。
特開2007-215962号公報(特許文献3参照)には、目薬容器と、環状に形成した周側枠の外周前後方向に片持ち軸を突設するとともに、目薬容器を倒立姿勢で支持しその下向きの滴下ノズルが周側枠の内側を貫通するように装着させることのできる基枠体と、上半部は押圧片を有する押圧操作部となし、中間部は前記環状の周側枠を抱え込むことができ且つ前記片持ち軸に枢着できる枢着部を有する揺動基部となし、下半部は滴下ノズルが嵌合し得るキャップ形状の凹部を有する開閉下脚部を形成し、その下には外側に反り返るように形成された瞼当て部を設けてなる左右一対の揺動部材と、一対の発条とからなる目薬点眼補助具が提案されている。
しかしながら前記従来の点眼補助具においては、目薬容器の胴部を押圧する手段がほぼ指の押圧力のみの直接的な機構が採用されており、指で押圧するのに微妙な力加減を必要としており、指の不自由な利用者や指先の力加減の困難な人や高齢者では自由に使えないという問題点があったのである。
また、眼病治療のための目薬は薬の成分が強いために目に正確に1滴を点眼することが早期治療となるのであり、より精度よく1滴分のみ押圧して点眼することが望まれていた。
そこで、本件出願人は、上記の様な問題点を解消するために、目薬容器の押圧手段を「てこの原理」を利用したものとして、高齢者等でも微妙な点眼操作が容易となり、また手のひらで包み込むようにすれば手全体で力加減を行うことができて非常に使いやすい点眼補助具を発明した。(特開2018-061623、特許文献4参照)。
その後、本件出願人は、前記特許文献4の発明において新たに次のア)およびイ)の課題を発見した。
ア)目薬容器の押圧手段を「てこの原理」を利用したものとして、高齢者等でも微妙な点眼操作が容易となり、また手のひらで包み込むようにすれば手全体で力加減を行うことができて非常に使いやすい点眼補助具を提供することができるようになったものの、点眼補助具を使用して目薬を目部に注ぐ際に、使用者の目部周辺に接触させるスペーサの形状が単一形状であったため、使用者ごとの身体的事情によっては、目薬を目部の適切な位置に滴下させることが容易ではない場合があった
イ)前記スペーサの形状について、複数の形状のスペーサを用意して、使用者が使用時に適切なスペーサを選択して、前記点眼補助具に取り付けて使用するようにすることもできたものの、スペーサの付け外しの手間、部品点数の増加による管理・保管等の煩雑さを解消する必要があった
そこで、本件出願人は、上記課題ア)~イ)を解決するため、使用者ごとの身体的事情を問わず、点眼補助具を使用して目部の適切な位置に目薬を滴下させることができるように目薬と目部との位置関係を適切なものすることができ、かつ、ワンタッチで変形可能なスペーサとすることによってひとつのスペーサで使用者ごとの身体的事情に対応することができ、点眼補助具へのスペーサの付け外しの手間を解消するとともに、部品点数の増加による管理・保管等の煩雑さを解消した点眼補助具用スペーサまたはスペーサ付点眼補助具を考案した。(実用新案登録第3232308号公報、特許文献5参照)。
特開2015-205058号公報 特開2007-244510号公報 特開2007-215962号公報 特開2018-061623号公報 実用新案登録第3232308号公報
本件出願人の考案した前記点眼補助具(特許文献5)の点眼補助具用スペーサまたはスペーサ付点眼補助具においては、使用者ごとの身体的事情を問わず、点眼補助具を使用して目部の適切な位置に目薬を滴下させることができるように目薬と目部との位置関係を適切なものすることができるようにするとともに、昨今の目薬容器の形状の多様さについても多くの目薬容器の形状に対応可能ではあったものの、今後国内の目薬容器の主流になると見込まれる新形状の目薬容器には対応できておらず、将来的に国内で流通する目薬容器の形状が新形状のものに移行した際には、目薬容器の点眼補助具用スペーサまたはスペーサ付点眼補助具として適用することができないおそれがあった。
また、これまでの目薬容器を収納する点眼補助具においては、目薬容器の薬液の滴下部が常に外部に露出した状態となる形態が採用されており、目薬容器に点眼補助具を取り付けたままでは目薬容器の薬液の滴下部の液だれを防ぐことができず、目薬容器から点眼補助具を取り外してから目薬容器の薬液の滴下部に蓋をしなければならず、非常に手間がかかっていた。
本発明は、上記のような問題点のうち少なくともひとつを解決するためになされたものであって、その目的は、これまでの多くの目薬容器の形状に対応することができながらも、さらに今後主流になると見込まれる新形状の目薬容器にも適用可能な新規の目薬容器を提供することを目的とする。
また、目薬容器に点眼補助具を取り付けた状態においても、目薬容器の薬液の滴下部を封鎖することができるよう、点眼補助具に着脱自在にキャップ部を取り付け可能とした点眼補助具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の点眼補助具用は、スペーサ基部と、長さ調整機構を備え、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに形成された延伸部材と、前記スペーサ基部の上部から下部に貫通して形成された筒状ガイド部と、断続的に複数形成された螺旋突起部と、前記筒状ガイド部の上部から前記筒状ガイド部内に着脱自在に取り付けられ、複数の切込みで形成された複数の保持片を内向きに備えた筒状ボトル保持部と、からなる点眼補助具であって、前記螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器Xを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記目薬容器Xのネジ部を前記螺旋突起部と係合させてねじ込み固定させ、前記螺旋突起部に係合しない目薬容器Yを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に取り付け、前記目薬容器Yを前記筒状ボトル保持部に挿入して固定させ、前記長さ調整機構により長さを調整した前記延伸部材の端部を下まぶたに当接させるとともに、前記スペーサ基部の下端開口縁の前記延伸部材と対向する部分を上まぶたに当接させることを特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用は、スペーサ基部と、長さ調整機構を備え、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに形成された延伸部材と、前記スペーサ基部の上部から下部に貫通して形成された筒状ガイド部と、前記筒状ガイド部の内周面の下部に断続的に複数形成された螺旋突起部と、前記筒状ガイド部の上部から前記筒状ガイド部内に着脱自在に取り付けられ、複数の切込みで形成された複数の保持片を内向きに備えた筒状ボトル保持部と、前記スペーサ基部の下部に着脱自在に取り付けられるキャップ部と、からなる点眼補助具であって、前記螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器Xを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部から取り外し、前記目薬容器Xを前記筒状ガイド部内に挿入し、前記目薬容器Xのネジ部を前記筒状ガイド部の前記螺旋突起部と係合させてねじ込み固定させ、前記螺旋突起部に係合しない目薬容器Yを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に取り付け、前記目薬容器Yを前記筒状ボトル保持部に挿入して固定させ、使用者ごとに前記長さ調整機構により長さを調整した前記延伸部材の端部を下まぶたに当接させるとともに、前記スペーサ基部の下端開口縁の前記延伸部材と対向する部分を上まぶたに当接させ、目薬の不使用時には前記キャップ部を前記スペーサ基部に取り付けて、前記目薬容器Xまたは前記目薬容器Yに前記点眼補助具を取り付けたまま前記目薬容器Xまたは前記目薬容器Yの薬液の滴下部を封止し、目薬の再使用時には前記キャップ部を前記点眼補助具から取り外すことができるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用において、前記キャップ部は有底の略コ字状断面からなるとともに、前記キャップ部の外周部の所定の箇所に形成された略L字状断面からなる一対の係合部材と、前記一対の係合部材の先端部に形成され、一方の角部分に面取り部が形成された第2係合突起とを備え、前記スペーサ基部には前記キャップ部の前記第2係合突起と対応する位置に第2係合部を形成させてあり、前記キャップ部を前記スペーサ基部に取り付ける際は、前記キャップ部を前記スペーサ基部の下方から前記スペーサ基部内に挿入させ、前記キャップ部の前記第2係合突起が前記スペーサ基部の前記第2係合部に係合することにより、前記キャップ部を前記スペーサ基部に容易に取り付けることができるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用において、前記キャップ部は有底の略コ字状断面からなるとともに、前記キャップ部の外周部の所定の箇所に形成された略L字状断面からなる一対の係合部材と、前記一対の係合部材の先端部に形成され、一方の角部分に面取り部が形成された第2係合突起とを備え、前記スペーサ基部には前記キャップ部の前記第2係合突起と対応する位置に第2係合部を形成させてあり、前記キャップ部を前記スペーサ基部に取り付ける際は、前記キャップ部を前記スペーサ基部の下方から前記スペーサ基部内に挿入させ、前記キャップ部の前記第2係合突起が前記スペーサ基部の前記第2係合部に係合することにより、前記キャップ部を前記スペーサ基部に容易に取り付けることができるようにし、前記キャップ部を前記スペーサ基部から取り外す際は、前記キャップ部を前記スペーサ基部の下端開口縁に沿って回転させることにより、前記キャップ部の前記第2係合突起に形成させた前記面取り部が前記第2係合部と当接しながら前記第2係合部材を折り曲げるように誘導して、前記第2係合突起と前記第2係合部との係合が解かれて容易に取り外すことができるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用において、前記キャップ部が、前記スペーサ基部に取り付けられた状態で、前記スペーサ基部の下端開口縁に沿って回転させやすいように、前記キャップ部の所定の箇所に摘まみ部を形成させてなることをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用において、前記キャップ部は、弾性素材からなり、該キャップ部の頭部に摘まみ部を形成させ、前記スペーサ基部の前記筒状ガイド部の下部に着脱自在に取り付けられるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用においては、前記延伸部材の前記長さ調整機構が、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに設けられた下垂部と、前記下垂部にスライド可能に取り付けられたスライド部材とからなり、前記スライド部材を操作して前記延伸部材の長さを調整することにより、前記延伸部材の長さを使用者ごとに適当な長さとすることができるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具用においては、前記筒状ボトル保持部は弾性素材からなるとともに、その外周部の下部に第1係合突起を備え、前記筒状ガイド部には、その内周面の前記第1係合突起と対応する位置にガイドレールを形成させるとともに、前記ガイドレールの下部に前記第1係合突起を係合させる第1係合部が形成させてあり、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部に取り付ける際は、前記筒状ボトル保持部の前記第1係合突起が前記ガイドレールに沿うように前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に挿入させ、前記第1係合突起が前記ガイドレールの下部に形成させた前記第1係合部に係合することにより、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に容易に取り付けることができるようにし、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部から取り外す際は、弾性素材からなる前記筒状ボトル保持部を上方に引き抜くことで前記第1係合突起と前記第1係合部との係合が解かれて容易に取り外すことができるようにしたことをも特徴とするものである。
本発明の点眼補助具の筒状ガイド部内には螺旋突起部を形成してあり、前記螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器を用いる場合は、前記筒状ガイド部に前記目薬容器を挿入し、前記目薬容器のネジ部を前記筒状ガイド部の螺旋突起部に係合させてねじ込み固定させれば、容易に本発明の点眼補助具を前記目薬容器に取り付けることができる。
また、前記螺旋突起部に係合しない目薬容器を用いる場合は、本発明を構成する筒状ボトル保持部を筒状ガイド部に収納してから、前記目薬容器を前記筒状ボトル保持部に挿入すれば、簡単に本発明の点眼補助具を前記目薬容器に取り付けることができる。
したがって、本発明の点眼補助具1つで多くの目薬容器の形状に対応することができるようになった。
さらに、目薬容器に点眼補助具を取り付けた状態においても、目薬容器の薬液の滴下部を封鎖することができるよう、点眼補助具に着脱自在にキャップ部を取り付け可能としたことにより、目薬容器から点眼補助具を取り外すことなくキャップ部を取り付けた状態のままとすることができ、次に使用する際にはキャップ部を取り外すだけで直ちに点眼を行うことができるようになった。
本発明に係る点眼補助具用スペーサの1実施例を表すものであり、スペーサ基部とスライド部材の分解状態の概略正面図である。 その概略背面図である。 その概略側面図である。 その概略断面図である。 その概略斜視図である。 その概略透視斜視図である。 その概略AA断面斜視図である。 その、スペーサ基部の概略平面図である。 スペーサ基部とスライド部材の組立状態の概略正面図である。 その概略背面図である。 その概略側面図である。 その概略AA断面図である。 その概略BB断面図である。 その概略斜視図である。 その概略透視斜視図である。 そのスライド部材を下向きにスライドさせた状態を示す概略正面図である。 その概略背面図である。 その概略側面図である。 その概略断面図である。 その概略斜視図である。 その概略透視斜視図である。 筒状ボトル保持部の概略斜視図である。 その概略AA断面斜視図である。 筒状ガイド部の内側に筒状ボトル保持部を装着した状態の斜視図である。 その概略AA断面図である。 その概略BB断面図である。 キャップ部を示し、(a)はその概略平面図、(b)は概略透視側面図、(c)は概略BB断面図である。 その、キャップ部の概略斜視図である。 その、概略BB断面斜視図である。 その、キャップ部をスペーサ基部に取り付けようとする状態の概略BB断面図である。 その、キャップ部をスペーサ基部に取り付ける途中の段階の概略BB断面図である。 その、キャップ部をスペーサ基部に取り付けた状態の概略BB断面図である。 その、キャップ部を回転させてスペーサ基部から取り外す各段階の、キャップ部の第2係合突起とスペーサ基部の第2係合部との係合の状態を示し、(a)はキャップ部がスペーサ基部に取り付けられた状態の概略平面図、(b)はキャップ部を回転させ、キャップ部の第2係合突起の面取り部がスペーサ基部の第2係合部と当接してキャップ部の第2係合部材が折り曲げられている途中の段階の概略平面図、(c)はさらにキャップ部を回転させ、キャップ部の第2係合部材が折り曲げられて、キャップ部の第2係合突起とスペーサ基部の第2係合部との係合が解かれて、キャップ部をスペーサ基部から取り外すことができる状態の概略平面図である。 目薬容器Xを筒状ガイド部に挿入しようとする状態の概略BB断面図である。 その、目薬容器Xを筒状ガイド部に挿入し、目薬容器Xのネジ部を螺旋突起部に係合させてねじ込み固定した状態の概略BB断面図である。 本発明に係る点眼補助具の使用状態を示すものであり、スペーサ基部の延伸部材を延伸方向に沿って最も短い状態として、延伸部材を下まぶたに当接するとともに、スペーサ基部の下部開口縁の前記延伸部材と対向する位置を上まぶたに当接した状態の概略側面図である。 その、目薬容器Xを押圧して、1滴の目薬が目に滴下される状態を示す概略側面図である。 本発明に係る点眼補助具の使用状態を示すものであり、スライド部材を下向きにスライドさせて延伸部材を延伸方向に沿って最も長い状態として、延伸部材を下まぶたに当接するとともに、スペーサ基部の下部開口縁の前記延伸部材と対向する位置を上まぶたに当接した段階の概略側面図である。 その、目薬容器Xを押圧し、1滴の目薬が目に滴下される状態を示す概略側面図である。 目薬容器Xに点眼補助具を取り付けた状態において、さらにキャップ部を取り付けた状態の概略BB断面図である。 目薬容器Yを筒状ガイド部の筒状ボトル保持部に挿入しようとする状態の概略BB断面図である。 その、概略斜視図である。 その、目薬容器Yを筒状ガイド部の筒状ボトル保持部に挿入して取り付けた状態の概略BB断面図である。 目薬容器Yに点眼補助具を取り付けた状態において、さらにキャップ部を取り付けた状態の概略BB断面図である。 キャップ部のその他の形態を示し、(a)はその概略平面図、(b)は概略透視正面図、(c)は概略BB断面図、(d)は概略透視側面図、(e)は概略AA断面図である。 その、キャップ部の概略斜視図である。 その、概略BB断面斜視図である。 その、キャップ部を筒状ガイド部に取り付けようとする状態の概略BB断面図である。 その、キャップ部をスペーサ基部に取り付けた状態の概略BB断面図である。 本発明の点眼補助具の射出成型時の金型合わせ面の境界線を示す概略AA断面図である。
以下この発明の点眼補助具の実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。
まずは、各種用語の定義について説明する。
目薬容器とは、目部へ点眼する薬液が収納された収納部と、前記収納部の開口部に設けられ、目部への薬液の滴下部を備えた首部と、前記首部に取り付けられ、前記滴下部を封止するキャップ部とからなる点眼のための薬液収納用容器を意味する。
目薬容器Xとは、前記目薬容器のうち、本発明の点眼補助具が備える後述の螺旋突起部と係合するネジ部を備えた目薬容器を意味する。なお、前記目薬容器Xとしては、例えば、株式会社点眼薬研究所製のPFデラミ容器(株式会社点眼薬研究所の登録商標「PFデラミ容器」)が挙げられる。
また、目薬容器Yとは、前記目薬容器のうち、前記目薬容器Xよりも首部のサイズが小さく又はネジ部がなく、本発明の点眼補助具が備える後述の螺旋突起部と係合しない目薬容器を意味する。
本発明の点眼補助具は、前記目薬容器Xまたは目薬容器Yのいずれにも取り付け可能であることを特徴とするものであり、したがって、本発明の点眼補助具は、その一つで、多くの目薬容器に取り付けることができるものである。
図1ないし図33は、本発明の点眼補助具11を示すものである。先ず、図1ないし図8に示すように、本発明の点眼補助具11は、スペーサ基部12と、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aに設けられ、長さ調整機構14を備えた延伸部材13とを備えている。
また、前記スペーサ基部12は、その上部から下部に貫通して形成された筒状ガイド部21を設けてあり、該筒状ガイド部21には目薬容器を挿入して、目薬容器に本発明の点眼補助具11を取り付けることができるようにしてある。
加えて、後述の図21及び図22に示す筒状ボトル保持部41と、図27ないし図29に示すキャップ部51とを備えるものである。
このような構成とすることにより、目薬の点眼に際して、使用者ごとに前記長さ調整機構14により長さを調整した前記延伸部材13の下端部を下まぶたに当接させるとともに、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aの前記延伸部材13と対向する部分を上まぶたに当接させることにより目薬が滴下する位置を容易に決定することができ、位置ズレすることなく正確に目薬を目部に滴下させることができる。
さらに、一旦本発明の点眼補助具11を前記目薬容器Xまたは目薬容器Yに取り付けた後は、目薬の点眼が終わった後も、前記目薬容器Xまたは目薬容器Yから本発明の点眼補助具11を取り外すことなく、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12に取り付けることで、前記目薬容器Xまたは目薬容器Yから本発明の点眼補助具11を取り付けたまま前記目薬容器Xまたは目薬容器Yの薬液の滴下部を封止することができ、前記目薬容器Xまたは目薬容器Yから点眼補助具11を取り外す必要がなく、前記目薬容器Xまたは目薬容器Yの薬液の滴下部を清潔に保つことができる。
前記筒状ガイド部21は、前記スペーサ基部12の上部から下部に貫通して形成されており、その内周面21aの下部には複数の突起が螺旋状に配された螺旋突起部22が形成されている。
前記螺旋突起部22は、後述の、前記目薬容器Xのネジ部61に対応するものとして形成されたものであり、前記目薬容器Xを前記筒状ガイド部21に挿入した際には、前記目薬容器Xのネジ部61と前記螺旋突起部22とが係合して、前記目薬容器Xを前記螺旋突起部22に沿ってねじ込んで固定することができる。
なお、本実施例において、前記螺旋突起部22は、前記筒状ガイド部21の内周面21aに沿って略2周するよう配設してあり、前記筒状ガイド部21の前記内周面21aの下部において、前記筒状ガイド部21の上部側の1周分からなる第1グループ22Aと、前記筒状ガイド部21の下部側の1周分からなる第2グループ22Bとから構成されている。
前記第1グループ22Aと第2グループ22Bはそれぞれ4つの突起から構成され、前記各グループ内の隣り合う突起どうしは前記筒状ガイド部21の筒状の中心線に対して90度をなすようにしてある。
さらに、前記第1グループ22Aと第2グループ22Bとは、前記筒状ガイド部21の筒状の中心線の長さ方向において互いの突起の位置が重ならないよう、前記第1グループ22Aに対して前記第2グループ22Bを45度回転させて配して、前記第1グループ22Aと前記第2グループ22Bとにより、前記筒状ガイド部21の前記内周面21aに沿って略2周の螺旋状に螺旋突起部22が断続的に形成されている。
前記螺旋突起部22において上述の構造を採用したことにより、前記点眼補助具11を、標準的な可動側金型と固定側金型とからなる射出成型機を用いて容易に射出成型することができるようになった。
すなわち、本発明の点眼補助具11を射出成型により成型するに際しては、可動側金型と固定側金型の金型合わせ面を図50に示すパーティングライン22Cのようにし、前記筒状ガイド部21の下部側とともに前記第1グループ22Aを前記可動側金型に形成し、前記筒状ガイド部21の上部側とともに前記第2グループ22Bを前記固定側金型に形成させた上、前記固定側金型と前記可動側金型の金型を合わせて、射出成型する。そして、前記第1グループ22Aと前記第2グループ22Bとが前記筒状ガイド部21の筒状の中心線の長さ方向に沿って互いに重ならないよう配してあるので、前記可動側金型は前記固定側金型に対して標準的な後退動作により前記固定側金型から容易に引き離すことができる。さらに、前記可動側金型に残された本発明の点眼補助具11も、前記可動型金型の突き出しピンなどにより、前記可動型金型から容易に引き離すことができる。
したがって、従来の射出成型機におけるネジ成型品に用いられた、例えば置き中子、特殊中子、回転式コア、割り型といった金型構造を採用する必要がなく、また、ネジ構造により前記可動型金型を前記固定側金型から引き離す際の動作も特殊な動作を要求されず、かつ前記可動側金型に付着した成型品も前記可動側金型から突き出しピンなどによる標準的な引き離し動作により引き離すことができ、非常に効率的に成型することができるようにしてある。
前記延伸部材13は、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aから下向きに設けられた下垂部15と、前記下垂部15にスライド可能に取り付けられたスライド部材16とから構成されている。
すなわち、前記下垂部15は、中央にガイド溝15aを備え、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aから所定の幅で、前記下端開口縁12aに沿った円弧状断面としてある。また、前記ガイド溝15aには、両側縁部分に所定の間隔で左右一対の係合突起15bを複数設けてある。
前記左右一対の係合突起15bは、突起を構成する下側縁部分15cが前記ガイド溝15aの両側縁部分と直交するよう形成されており、上側縁部分15dは前記ガイド溝15aの両側縁部分から下向きに傾斜した状態で形成されている。
前記スライド部材16の基部16aは、前記下垂部15の下端部に沿った底部16bと前記下垂部15の左右両辺に沿った側壁16cとで構成された上向きコ字状をなしている。前記両側側壁16cからは、前記下垂部15の前面側にそれぞれ前面スライドガイド板16dを取り付けてあるとともに、前記下垂部15の背面側に後面スライドガイド板16eを取り付けてある。
また、前記スライド部材16は、前記基部16aの底部16bの中央部分に、前記下垂部15の背面に沿って上向きの左右一対の棒状体からなる弾性ロック部材17を設けている。
前記弾性ロック部材17には、それぞれ上端部に前記ガイド溝15aに設けた左右一対の係合突起15bに係合させる係合部17aを備え、前記係合部17aは、常時、前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bと接触した状態となるよう配されている。
より詳しくは、図9ないし図14に示すとおり、前記スライド部材16を上方にスライドさせて、前記延伸部材13が最も短くなるようにした際は、前記弾性ロック部材17の係合部17aの上側縁部分17cは、前記ガイド溝15aと当接して、前記スライド部材16の上方へのスライドが完了する。このとき、前記弾性ロック部材17の係合部17aの下側縁部分17bは、前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bの上側縁部分15dと当接している。
また、図15ないし図20に示すとおり、前記スライド部材16を下方にスライドさせて、前記延伸部材13が最も長くなるようにした際は、前記弾性ロック部材17の後述のつまみ用板部材17dが前記ガイド溝15aと当接して、前記スライド部材16の下方へのスライドが完了する。このとき、前記弾性ロック部材17の係合部17aの上側縁部分17cは、前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bの下側縁部分15cと当接している。
すなわち、前記弾性ロック部材17の係合部17aは、前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bと常時接触した状態で配されており、前記スライド部材16の下端部が下まぶたに当接されて上向きに付勢されると、前記係合部17aの上側縁部分17cが必ず前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bの下側縁部分15cもしくは前記ガイド溝15aと当接して、使用者の意に反して前記スライド部材16が上方へスライドできないようにしてある。
一方、前記スライド部材16を指でつまむ等して下向きにスライドさせるときは、前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bの上側縁部分15dと当接した前記弾性ロック部材17の係合部17aの下側縁部分17bが、前記左右一対の係合突起15bの上側縁部分15dの下向きの傾斜に誘導されて、前記弾性ロック部材17を構成する左右一対の棒状体の上端が互いに近づくよう変形し、前記弾性ロック部材17の係合部17aと前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bの係合が解かれて、前記スライド部材16が下方にスライドすることができるようにしてある。
なお、前記弾性ロック部材17を構成する左右一対の棒状体の上端には、それぞれ前記下垂部15の前面側に突出するように形成したつまみ用板部材17dを備えており、使用者が、前記つまみ用板部材17dを指でつまむ等することにより、前記弾性ロック部材17を構成する左右一対の棒状体の上端が互いに近づくよう変形させて、前記弾性ロック部材17の係合部17aと前記ガイド溝15aの左右一対の係合突起15bの係合が解いて、前記スライド部材16を上下の任意の方向にスライドさせることもできる。
以上のとおり、前記延伸部材13は、前記スライド部材16をスライドさせて前記延伸部材13の長さを調整することができる長さ調整機構14を備え、前記長さ調整機構14は、使用者が自ら前記延伸部材13の長さを調整することができるとともに、使用者の意に反して前記延伸部材13の長さが短くならないようにしてあるので、使用者が点眼補助具を使用した際に、使用者の身体的事情に合わせて前記延伸部材13の長さを調整することで、目薬の目部への滴下の位置決めを容易にかつ正確に行うことができ、非常に快適に、安心して使用することができるのである。
本発明の点眼補助具11を構成する前記筒状ボトル保持部41は、複数の保持片を備え、前記保持片が前記目薬容器Yの首部を周囲から押さえつけることにより、目薬容器Yを保持することを特徴としている。
また、弾性を有する複数の保持片を有し、前記保持片が目薬容器Yの首部を周囲から押さえつけることにより、目薬容器Yを保持するボトル保持部を備えたことをも特徴としている。
さらに、前記筒状ボトル保持部41は、円筒状本体を備え、前記保持片は、その一辺を円筒状本体と接続され、他の辺が目薬容器Yの首部に当接されることをも特徴とするものである。
そして、前記円筒状本体は、その内面が多段に形成されていることをも特徴とするものである。
前記筒状ボトル保持部41は、図21および図22に示すように、複数の切込み41bで仕切られた複数の保持片41aを内向きに設けてあり、前記筒状ガイド部21内に取り付けられて、前記目薬容器Xより首部のサイズが小さく、又はネジ部がなく、前記螺旋突起部22に係合しない目薬容器Yを無理なく挿着することができるようになっている。
また前記筒状ボトル保持部41は、円筒状本体41cを備え、前記筒状ガイド部21の内周面21aを下方に向かって径を縮小させる方向に複数の段差41d,41eを備えた多段に形成するとともに、下部の段差41eから複数の切込み41bで仕切られた複数の保持片41aを下つぼまりとなるよう垂下させてある。したがって、前記複数の保持片41a内に首部のサイズの異なる目薬容器Yを挿着することができ、また各段差41d,41eでも目薬容器Yの種々のサイズに対応できるようになっている。
もちろん、前記筒状ボトル保持部41としてサイズの異なる複数の種類を準備しておけば、適宜交換して首部のサイズの異なる目薬容器Yや微少点滴用ボトルにも迅速に対応することができる。
また、目薬容器Yの形状に合わせてさらに複数段の段差を備えた多段構造とすることもできる。
図23および図24は前記筒状ガイド部21内に前記筒状ボトル保持部41を複数の保持片41aが内向きとなるように取り付けた状態を示すものであり、該筒状ボトル保持部41の円筒状本体41cは前記筒状ガイド部21の段差21bに係合して固定されている。
なお、前記筒状ボトル保持部41は弾性素材からなるとともに、その外周部の下部に第1係合突起42を備えている。また、前記筒状ガイド部21には、その内周面21aの前記第1係合突起42と対応する位置にガイドレール23を形成させるとともに、前記ガイドレール23の下部に前記第1係合突起42を係合させる第1係合部23aが形成させてある。
このようにすることで、前記筒状ボトル保持部41を前記筒状ガイド部21に取り付ける際には、前記筒状ボトル保持部41の前記第1係合突起42が前記ガイドレール23に沿うように前記筒状ボトル保持部41を前記筒状ガイド部21内に挿入させ、前記第1係合突起42が前記ガイドレール23の下部に形成させた前記第1係合部23aに係合することにより、前記筒状ボトル保持部41を前記筒状ガイド部21内に容易に取り付けることができるのである。
そして、前記筒状ボトル保持部41を前記筒状ガイド部21から取り外す際は、弾性素材からなる前記筒状ボトル保持部41を上方に引き抜くことで前記第1係合突起42と前記第1係合部23aとの係合が解かれて容易に取り外すことができるようにしている。
このように、使用する目薬容器の形状によって、前記目薬容器Xであれば、前記筒状ガイド部21に前記目薬容器Xを直接挿入してねじ込み固定し、前記目薬容器Yであれば、前記筒状ボトル保持部41を前記筒状ガイド部21内に収納した後、前記筒状ボトル保持部41に挿入して取り付ければよく、一つの点眼補助具で多くの形状の目薬容器に取り付けることができるのである。
前記キャップ部51は、図27ないし図29に示すように、有底の略コ字状断面からなるとともに、前記キャップ部51の外周部51aの所定の箇所には略L字状断面からなる一対の係合部材52が形成されている。
また、前記一対の係合部材52の先端部には、一方の角部分に面取り部53aが形成された第2係合突起53を設けてある。
なお、前記スペーサ基部12には、前記キャップ部51の前記第2係合突起53と対応する位置に第2係合部12bを形成させてある。
このようにすることで、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12に取り付ける際は、図30ないし図32に示すように、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12の下方から前記スペーサ基部12内に挿入させ、前記キャップ部51の前記第2係合突起53が前記スペーサ基部12の前記第2係合部12bに係合することにより、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12に容易に取り付けることができるようにしてある。
前記キャップ部51を前記スペーサ基部12から取り外す際は、図33(a)に示す、前記キャップ部51が前記スペーサ基部12に取り付けられた状態から、図33(b)に示すように、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12の下端開口縁12aに沿って回転させることにより、前記キャップ部51の前記第2係合突起53に形成させた前記面取り部53aが前記第2係合部12bと当接しながら前記第2係合部材52を前記キャップ部51側に折り曲げるように誘導して、図3(c)に示すように、前記第2係合突起53と前記第2係合部12bとの係合が解かれて、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12から容易に取り外すことができるようにしている。
なお、前記キャップ部51には、図28及び図29に示すように、前記スペーサ基部12に取り付けられた状態で、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aに沿って回転させやすいように、前記キャップ部51の所定の箇所に摘まみ部54を形成させてある。
本発明の点眼補助具11を前記目薬容器Xに取り付ける際は、図34および図35に示すように、前記目薬容器Xの薬液の滴下部側から前記点眼補助具11の前記筒状ガイド部21内に挿入し、前記目薬容器Xのネジ部61が前記筒状ガイド部21の前記螺旋突起部22と当接したところで、前記目薬容器Xを前記螺旋突起部22に沿ってねじ込めば、容易に前記点眼補助具11を前記目薬容器Xに取り付けることができるのである。
なお、前記点眼補助具11を用いて目薬容器Xから目薬を目部に点眼する手順を図36ないし図39を用いて説明する。
まず、図36及び図37は、前記スライド部材16を上方にスライドさせて前記延伸部材13の長さを短くした状態で、目薬を目部に点眼しようとする状態を示すものである。図に示すとおり、使用者は予め身体的事情に応じて前記長さ調整機構14により前記延伸部材13の長さを短く調整しておき、前記延伸部材13の下端部を下まぶたに当接させ、使用者によっては前記スペーサ基部12の下端開口縁12aの前記延伸部材13と対向する部分をも上まぶたに当接させる。そして目薬容器Xを押圧すれば目薬容器Xから目薬が目部に点眼できるようになるのである。このとき、使用者は前記延伸部材13の端部を下まぶたに下部に当接させるだけで、もしくは、前記延伸部材13の下端部を下まぶたに当接させ、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aの前記延伸部材13と対向する部分をも上まぶたに当接させるだけで、前記目薬容器Xから目薬が滴下する位置を容易に決定することができるので、使用者の顔の前面を水平まで傾けることなく、無理のない範囲で顔の前面を傾ければよく、非常に快適に目薬を目部に点眼できるのである。
図38および図39は、前記スライド部材16を上方にスライドさせて前記延伸部材13の長さを長くした状態で、目薬を目部に点眼しようとする状態を示すものである。図に示すとおり、使用者は予め身体的事情に応じて前記長さ調整機構14により前記延伸部材13の長さを長く調整しておき、前記延伸部材13の下端部を下まぶたに当接させ、使用者によっては前記スペーサ基部12の下端開口縁12aの前記延伸部材13と対向する部分をも上まぶたに当接させる。そして目薬容器Xを押圧すれば目薬容器Xから目薬が目部に点眼できるようになるのである。このとき、使用者は前記延伸部材13の端部をまぶたに下部に当接させるだけで、もしくは、前記延伸部材13の下端部を下まぶたに当接させ、前記スペーサ基部12の下端開口縁12aの前記延伸部材13と対向する部分をも上まぶたに当接させるだけで、前記目薬容器Xから目薬が滴下する位置を容易に決定することができるので、使用者の顔の前面を水平まで傾けることなく、無理のない範囲で顔の前面を傾ければよく、非常に快適に目薬を目部に点眼できるのである。
そして、前記目薬容器Xから目薬を目部に点眼した後は、図40に示すように、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12に取り付けることにより、前記目薬Aの薬液の滴下部を前記キャップ部51で封止することができ、次の目薬容器Xを用いて点眼をするまでの間、前記目薬容器Xから前記点眼補助具11を取り外すことなく、前記目薬容器Xの薬液の滴下部を清潔に保つことができるのである。
本発明の点眼補助具11を前記目薬容器Yに取り付ける際は、図41ないし図43に示すように、予め前記筒状ガイド部21に前記筒状ボトル保持部41を収納しておき、前記目薬容器Yの薬液の滴下部側から前記点眼補助具11の前記筒状ボトル保持部41内に挿入すれば、容易に前記点眼補助具11を前記目薬容器Yに取り付けることができるのである。
なお、前記点眼補助具11を用いて目薬容器Yから目薬を目部に点眼する手順は、上述の前記目薬容器Xの場合と同様の手順であるため省略する。
そして、前記目薬容器Yから目薬を目部に点眼した後は、図44に示すように、前記キャップ部51を前記スペーサ基部12に取り付けることにより、前記目薬容器Yの薬液の滴下部を前記キャップ部51で封止することができ、次の目薬容器Yを用いて点眼をするまでの間、前記目薬容器Yから前記点眼補助具11を取り外すことなく、前記目薬容器Yの薬液の滴下部を清潔に保つことができるのである。
本発明に係る点眼補助具に適用されるキャップ部のその他の形態について、図45ないし図49を用いて説明する。
図45および図47に示すように、キャップ部71は、有底の略コ字状断面からなるとともに、前記キャップ部71の外周部71aの所定の箇所には略L字状断面からなる引っ掛け爪部72が形成され、前記キャップ部71の頭部71bには摘まみ部73が形成されている。加えて、前記キャップ部71は、弾性素材から形成されたものであれば良く、ゴム製素材、例えばエラストマーで形成されたエラストマーキャップを好適に用いることができる。
そして、前記キャップ部71は、図48ないし図49に示すように、前記筒状ガイド部21の下部に取り付けられるのであるが、前記キャップ部71は弾性素材からなるので使用者を問わず容易に取り付けることができ、前記点眼補助具11を目薬容器Xまたは目薬容器Yに取り付けた状態のまま、目薬容器Xまたは目薬容器Yの薬液の滴下部を封止して清潔な状態を保つことができるようにしてある。
もちろん、前記キャップ部71を前記筒状ガイド部21の下部から取り外す際は、前記摘まみ部73を摘まんで引き下げるだけで容易に取り外すことができる。前記キャップ部71を取り外した後は、前記キャップ部71の前記引っ掛け爪部72を紐等に引っ掛けておけば前記キャップ部71が紛失することもない。なお、前記キャップ部71の取り付けまたは取り外し方法は前述した実施形態に限定されず、様々な方法が適用可能である。
本発明に係る点眼補助具に適用されるキャップ部は、目薬容器Xにもともと装着されていたオリジナルキャップを使用してもよい。オリジナルキャップの取り付けまたは取り外し方法は、公知の方法も含め様々な方法が適用可能である。
前述の実施形態では螺旋突起部21が筒状ガイド部21に形成されるとして説明したが、これに限定されず、目薬容器Xのネジ部と係合する係合部を有する筒状ボトル保持部を使用してもかまわない。この場合、使用する目薬容器に対応する筒状ボトル保持部を筒状ガイド部21に取り付けて点眼を行う。こうすることにより、形状が異なる目薬容器に対応することが容易になる。
以下に本発明の点眼補助具の効果を例示すると、次のとおりである。
a.目薬容器の首部形状は種類によって大きく異なるため、従来の点眼補助具の場合、利用可能な目薬容器に制限があったが、本発明では筒状ガイド部に筒状ボトル保持部を収納することで、多数の目薬容器Yに対して対応が可能となっている。また、目薬容器Xについては、筒状ガイド部の内周面の下部に螺旋状に複数配設した螺旋突起部を形成させることにより、前記目薬容器Xのネジ部と前記螺旋突起部とが係合することにより、前記目薬容器Xも取り付けることができるようになっている。したがって、より多くの目薬容器に対し使用が可能となった。
b.点眼補助具にキャップ部を備えたことにより、使用者は目薬容器に点眼補助具を取り付けて目薬を目部に点眼した後、目薬容器を点眼補助具から取り外すことなくキャップ部を取り付ければ、次に目薬の点眼を行うまで、目薬容器の薬液の滴下部を清潔に保つことができるので、目薬の点眼のたびに点眼補助具の付け外しを行う必要がない。
本発明は以上のように点眼補助具として説明したが、本発明の要旨を逸脱しない限り他の用途にも転用できることはいうまでもない。
11 点眼補助具
12 スペーサ基部
12a 下端開口縁
12b 第2係合部
13 延伸部材
14 長さ調整機構
15 下垂部
15a ガイド溝
15b 左右一対の係合突起
15c 下側縁部分
15d 上側縁部分
16 スライド部材
16a 基部
16b 底部
16c 側壁
16d 前面スライドガイド板
16e 後面スライドガイド板
17 弾性ロック部材
17a 係合部
17b 下側縁部分
17c 上側縁部分
17d つまみ用板部材
21 筒状ガイド部
21a 内周面
21b 段差
22 螺旋突起部
22A 第1グループ
22B 第2グループ
22C パーティングライン
23 ガイドレール
23a 第1係合部
41 筒状ボトル保持部
41a 保持片
41b 切込み
41c 円筒状本体41c
41d,41e 段差
42 第1係合突起
51 キャップ部
51a 外周部
52 一対の係合部材
53 第2係合突起
53a 面取り部
54 摘まみ部
61 ネジ部
71 キャップ部
71a 外周部
71b 頭部
72 引っ掛け爪部
73 摘まみ部
X 螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器
Y 螺旋突起部に係合しない目薬容器

Claims (8)

  1. スペーサ基部と、
    長さ調整機構を備え、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに形成された延伸部材と、
    前記スペーサ基部の上部から下部に貫通して形成された筒状ガイド部と、
    断続的に複数形成された螺旋突起部と、
    前記筒状ガイド部の上部から前記筒状ガイド部内に着脱自在に取り付けられ、複数の切込みで形成された複数の保持片を内向きに備えた筒状ボトル保持部と、
    からなる点眼補助具であって、
    前記螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器Xを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記目薬容器Xのネジ部を前記螺旋突起部と係合させてねじ込み固定させ、
    前記螺旋突起部に係合しない目薬容器Yを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に取り付け、前記目薬容器Yを前記筒状ボトル保持部に挿入して固定させ、
    前記長さ調整機構により長さを調整した前記延伸部材の端部を下まぶたに当接させるとともに、前記スペーサ基部の下端開口縁の前記延伸部材と対向する部分を上まぶたに当接させることを特徴とする点眼補助具。
  2. スペーサ基部と、
    長さ調整機構を備え、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに形成された延伸部材と、
    前記スペーサ基部の上部から下部に貫通して形成された筒状ガイド部と、
    断続的に複数形成された螺旋突起部と、
    前記筒状ガイド部の上部から前記筒状ガイド部内に着脱自在に取り付けられ、複数の切込みで形成された複数の保持片を内向きに備えた筒状ボトル保持部と、
    前記スペーサ基部の下部に着脱自在に取り付けられるキャップ部と、
    からなる点眼補助具であって、
    前記螺旋突起部に係合するネジ部を備えた目薬容器Xを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記目薬容器Xのネジ部を前記螺旋突起部と係合させてねじ込み固定させ、
    前記螺旋突起部に係合しない目薬容器Yを用いて目薬の点眼を行うに際しては、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に取り付け、前記目薬容器Yを前記筒状ボトル保持部に挿入して固定させ、
    前記長さ調整機構により長さを調整した前記延伸部材の端部を下まぶたに当接させるとともに、前記スペーサ基部の下端開口縁の前記延伸部材と対向する部分を上まぶたに当接させ、
    目薬の不使用時には前記キャップ部を前記スペーサ基部に取り付けて、前記目薬容器Xまたは前記目薬容器Yに前記点眼補助具を取り付けたまま前記目薬容器Xまたは前記目薬容器Yの薬液の滴下部を封止し、目薬の再使用時には前記キャップ部を前記点眼補助具から取り外すことができるようにしたことを特徴とする点眼補助具。
  3. 前記キャップ部は略コ字状断面からなるとともに、
    前記キャップ部の外周部の所定の箇所に形成された略L字状断面からなる一対の係合部材と、
    前記一対の係合部材の先端部に形成され、一方の角部分に面取り部が形成された第2係合突起と、を備え、
    前記スペーサ基部には前記キャップ部の前記第2係合突起と対応する位置に第2係合部を形成させてあり、
    前記キャップ部を前記スペーサ基部に取り付ける際は、前記キャップ部を前記スペーサ基部の下方から前記スペーサ基部内に挿入させ、前記キャップ部の前記第2係合突起が前記スペーサ基部の前記第2係合部に係合することにより、前記キャップ部を前記スペーサ基部に容易に取り付けることができるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の点眼補助具。
  4. 前記キャップ部は略コ字状断面からなるとともに、
    前記キャップ部の外周部の所定の箇所に形成された略L字状断面からなる一対の係合部材と、
    前記一対の係合部材の先端部に形成され、一方の角部分に面取り部が形成された第2係合突起とを備え、
    前記スペーサ基部には前記キャップ部の前記第2係合突起と対応する位置に第2係合部を形成させてあり、
    前記キャップ部を前記スペーサ基部に取り付ける際は、前記キャップ部を前記スペーサ基部の下方から前記スペーサ基部内に挿入させ、前記キャップ部の前記第2係合突起が前記スペーサ基部の前記第2係合部に係合することにより、前記キャップ部を前記スペーサ基部に容易に取り付けることができるようにし、前記キャップ部を前記スペーサ基部から取り外す際は、前記キャップ部を前記スペーサ基部の下端開口縁に沿って回転させることにより、前記キャップ部の前記第2係合突起に形成させた前記面取り部が前記第2係合部と当接しながら前記第2係合部材を折り曲げるように誘導して、前記第2係合突起と前記第2係合部との係合が解かれて容易に取り外すことができるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の点眼補助具。
  5. 前記キャップ部が、前記スペーサ基部に取り付けられた状態で、前記スペーサ基部の下端開口縁に沿って回転させやすいように、前記キャップ部の所定の箇所に摘まみ部を形成させてなることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の点眼補助具。
  6. 前記キャップ部は、弾性素材からなり、
    該キャップ部の頭部に摘まみ部を形成させ、
    前記スペーサ基部の前記筒状ガイド部の下部に着脱自在に取り付けられるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の点眼補助具。
  7. 前記延伸部材の前記長さ調整機構が、前記スペーサ基部の下端開口縁から下向きに設けられた下垂部と、前記下垂部にスライド可能に取り付けられたスライド部材とからなり、
    前記スライド部材を操作して前記延伸部材の長さを調整することにより、
    前記延伸部材の長さを使用者ごとに適当な長さとすることができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4、もしくは請求項6のいずれかに記載の点眼補助具。
  8. 前記筒状ボトル保持部は弾性素材からなるとともに、その外周部の下部に第1係合突起を備え、
    前記筒状ガイド部には、その内周面の前記第1係合突起と対応する位置にガイドレールを形成させるとともに、前記ガイドレールの下部に前記第1係合突起を係合させる第1係合部が形成させてあり、
    前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部に取り付ける際は、前記筒状ボトル保持部の前記第1係合突起が前記ガイドレールに沿うように前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に挿入させ、前記第1係合突起が前記ガイドレールの下部に形成させた前記第1係合部に係合することにより、前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部内に容易に取り付けることができるようにし、
    前記筒状ボトル保持部を前記筒状ガイド部から取り外す際は、弾性素材からなる前記筒状ボトル保持部を上方に引き抜くことで前記第1係合突起と前記第1係合部との係合が解かれて容易に取り外すことができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項4、もしくは請求項6のいずれかに記載に点眼補助具。
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