JP2001129054A - 点眼用アダプタを備えた目薬容器 - Google Patents

点眼用アダプタを備えた目薬容器

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JP2001129054A
JP2001129054A JP31043799A JP31043799A JP2001129054A JP 2001129054 A JP2001129054 A JP 2001129054A JP 31043799 A JP31043799 A JP 31043799A JP 31043799 A JP31043799 A JP 31043799A JP 2001129054 A JP2001129054 A JP 2001129054A
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eye
drop container
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Yuji Nagao
雄司 長尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点眼時目薬等の薬液の滴下に好適な点眼用ア
ダプタを備えた目薬容器に属する技術分野に関し、保存
時は容器本体に装着され、使用時は容器キャップ側に反
転取付又は復帰可能なアダプタを備えた目薬容器であ
る。使用時にアダプタの一端を目のまぶたに載置して点
眼を行う事により薬液の飛散の誤りを防止した。 【解決手段】点眼用アダプタを取り外し可能に被冠させ
た目薬容器において、前記アダプタを外して前記目薬容
器本体に反転させ容器先端部、筒状部に向けアダプタ側
円形穴から冠せ、前記アダプタ側フックを前記容器側フ
ックに嵌合するように挿入するとともに、前記アダプタ
を回転し前記アダプタ側フックと前記容器側フックを嵌
合させ、フック固定用パッキンで弾性的に安定させ固定
させることを特徴とする点眼用アダプタを備えた点眼用
目薬容器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点眼時目薬等の薬
液の滴下に好適な点眼用アダプタを備えた目薬容器に属
する技術分野に関し、保存時は容器本体に装着され、使
用時は容器キャップ側に反転取付又は復帰可能なアダプ
タを備えた目薬容器である。使用時にアダプタの一端を
目のまぶたに載置して点眼を行う事により薬液の飛散の
誤りを防止することを解決した。
【0002】
【従来の技術】よく知られているように各種の目の疲
れ、眼病予防用として多数の点眼薬が市販され、それら
の点眼用薬液は目薬容器に入れられている。使用時は容
器のキャップを回転し外すことにより点眼部分の先端を
露出させ、片手で容器を持ち該先端から点眼し薬液を投
与していた。
【0003】この場合、薬液を空中落下させながら眼球
へ投与するため必ずしも的確に投与できないといった課
題があった。これは顔全体を上方に向けながら一方でま
ぶたを開き、他方の手で点眼することが一般的で、目の
まぶたに指を添わせて目を開かせ、目薬容器の差し口を
眼球に近づけ、容器に入った点眼液を落とす方法を取っ
ている。このため、顔全体を上に向け、かつ、両腕も上
方に持ち上げる不自然な姿勢の為、後頭部が圧迫される
といった不安定な姿勢を保たなければならないことによ
る。
【0004】また、不安定な姿勢での点眼では点眼容器
先端がまっ毛等に触れ点眼口の雑菌による汚染も発生し
ていた。場合によっては、背中を弓なりにそらして投与
するため体のバランスを崩して、転倒したり、転倒しな
いまでも目眩といった症状がでるといった課題があっ
た。これらの課題の原因として、点眼時に容器の点眼薬
液吐出先端と眼球部分との位置関係が変動するためであ
る。
【0005】より具体的には、前記先端から薬液が垂直
落下する部位に眼球が常に安定していないためと理解さ
れる。さらに、高齢者に見られるいわゆる遠視者、ある
いは体のバランス感覚の不安定、老化といった現象から
的確な薬剤投与ができないといった課題もあった。高齢
者又はアルコール依存症等の患者に見られる手指の震え
による投与中の安定が保てないといった課題もあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点を
解消し、目薬容器に予め点眼用アダプタを装着した目薬
容器として出荷される。使用時には簡単に外して反転し
て装着使用し、又は、外さずして移動させ、使用後はそ
のままの場合や再び元の状態に装着したり復帰し直すと
いった形態での使用に適し、また、流通過程における従
来と変わらない包装形態の維持、並びに使用前後でも同
様包装形態の維持を図ることを課題としている。
【0007】また前記課題の原因とされた、点眼時に容
器の点眼薬液吐出先端と眼球部分との位置関係が常に一
定した関係を保ち、変動することを解消することの課題
解決を目的としている。特に、先端から薬液が垂直落下
部位にある眼球に常に安定して供給できること、さら
に、いわゆる遠視者、体のバランス感覚の不安定、老化
といった現象にも的確に薬剤投与ができるようにする課
題の解決を目的としている。
【0008】さらに、手指の震えによる投与中の安定に
も効果が発揮されるといった前記課題の解決を図った点
眼用アダプタを備えた目薬容器を提供しようとするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、点眼用アダプ
タを取り外し可能に被冠させた目薬容器において、前記
アダプタを外して前記目薬容器本体に反転させ容器先端
部、筒状部に向けアダプタ側円形穴から冠せ、前記アダ
プタ側フックを前記容器側フックに嵌合するように挿入
するとともに、前記アダプタを回転し前記アダプタ側フ
ックと前記容器側フックを嵌合させ、フック固定用パッ
キンで弾性的に安定させ固定させることを特徴とする点
眼用アダプタを備えた点眼用目薬容器により提供され
る。
【0010】また、点眼用アダプタを取り外し可能に被
冠させた目薬容器において、前記アダプタを外して前記
目薬容器本体に反転させ容器先端部、筒状部に向けアダ
プタ側円形穴から冠せるとともに、前記目薬容器本体の
筒状部に設けたネジ部と、これに螺合される前記アダプ
タの前記円形穴内の内周面に設けたネジ部とを形成さ
せ、これにより前記ネジ部と前記アダプタ側ネジ部とを
螺合させ固定させることを特徴とする点眼用アダプタを
備えた点眼用目薬容器により提供される。
【0011】さらに、前記アダプタのアダプタ内空間が
全体として前記目薬容器本体の上側の周面に被さるよう
にし、使用時にまぶたに接するへら状突起5を前記周面
の端部19の一端に形成させた前記のいずれか記載の点
眼用アダプタを備えた目薬容器により提供される。さら
にまた、前記へら状突起5が幅18〜30mm、厚さ
0.5〜2.5mmである前記のいずれか記載の点眼用
アダプタを備えた目薬容器により効果的に提供される。
【0012】また、前記目薬容器に取り外し可能に前記
アダプタを被冠させるため、キャップ6のネジ部と目薬
容器本体11のネジ部により前記キャップを回転させて
前記アダプタの上端部を上から締め付ける手段とした前
記のいずれか記載の点眼用アダプタを備えた目薬容器に
より効果的に提供される。
【0013】これらとは別に、点眼用アダプタを目薬容
器に一体に形成させた目薬容器において、前記アダプタ
を前記目薬容器本体の点眼口側に配置し、前記容器筒状
部に向けアダプタ側円形穴から冠せ、前記アダプタ側部
分を前記容器側に嵌合するように挿入するとともに、前
記アダプタの他端側をほぼ直角に曲げ、前記他端側にへ
ら状突起を形成させたことを特徴とする点眼用アダプタ
を備えた点眼用目薬容器により提供される。
【0014】また、点眼用アダプタを目薬容器に一体に
形成させた目薬容器において、前記アダプタを点眼口の
軸にほぼ同心円に形成させたことを特徴とする点眼用ア
ダプタを備えた前記の点眼用目薬容器により提供され
る。さらに、前記へら状突起5が幅18〜30mm、厚
さ0.5〜2.5mmである前記の点眼用アダプタを備
えた目薬容器により効果的に提供される。
【0015】さらに別に、点眼用アダプタを目薬容器に
被冠させ、かつ、前記点眼用アダプタを前記目薬容器本
体に取り付けたまま上側にスライドさせる点眼用アダプ
タを備えた目薬容器において、該目薬容器本体の側面の
2カ所に縦溝12を形成させ、縦溝の末端は目薬容器本
体の上端停止部として端部23で終了させ、下端も同様
に下端停止部としての端部24を形成させた前記アダプ
タが前記縦溝に沿って移動可能とした点眼用アダプタを
備えた目薬容器により提供される。
【0016】また別に、点眼用アダプタを目薬容器に被
冠させ、かつ、前記点眼用アダプタを前記目薬容器本体
に取り付けたまま上側にスライドさせる点眼用アダプタ
を備えた目薬容器において、該目薬容器本体と前記アダ
プタとの間における点眼用アダプタを目薬容器本体の縦
溝12にガイド端部13を目薬容器本体の下端部分に挿
入し固定可能とし、固定の程度が前記目薬容器本体の上
下に片手で移動可能の堅さとした点眼用アダプタを備え
た目薬容器により提供される。
【0017】また、前記アダプタが全体として前記容器
本体の2カ所の縦溝12の周面を覆うようにするととも
に使用時にまぶたに接するへら状突起5を前記アダプタ
の端部19に形成させた前記に記載の点眼用アダプタを
備えた目薬容器により効果的に提供される。さらに、前
記へら状突起5が幅18〜30mm、厚さ0.5〜2.
5mmである前記のいずれか記載の点眼用アダプタを備
えた目薬容器により効果的に提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】
【実施例】実施例1 実施例について図面を参照して説明すると、本発明の第
一の形式で回転フック式と称するもので、各図は本発明
の点眼用アダプタの理解のため部分的ではあるが破線部
分で内部の様子を示してある。図1は本発明の点眼用ア
ダプタを被冠させた状態の目薬容器を正面から見た要部
説明図である。点眼用アダプタは目薬容器を手前にした
正面から見た状態を示したものである。図2は図1の点
眼用アダプタを正面から見た要部説明図である。
【0019】図3は点眼用アダプタを外した目薬容器本
体を正面から見た要部説明図で、キャップを外した状態
を示したものである。図6は図1の点眼用アダプタを被
冠させ、容器のキャップを外した状態の目薬容器を正面
から見た要部説明図である。図7は容器のキャップを側
面から見た要部説明図である。図4は点眼用アダプタを
容器から外して上下に180度反転させた状態で容器本
体に取り付けた状態を示す目薬容器の正面から見た要部
説明図である。図5は図4を右側面から見た要部説明図
である。図8は図4を上面から見た要部説明図である。
【0020】図1ないし図8に示すように、目薬容器本
体11はネジ、嵌合等の手段によりキャップ6が嵌合自
在により取り付けられ、容器内には点眼用薬液が入れら
れている。目薬容器本体11上端の点眼口4にはキャッ
プ6が冠せられるように容器先端部15が図の上に向け
て円錐形態でテーパ状に形成されている。さらに目薬容
器本体11と容器先端部15の間は筒状部18、その中
程に容器側フック8が、さらに筒状部18の下側部位に
フック固定用パッキン7が配置されている。これは固定
を確実にするため容器側に弾性を持つ材質、ラバー等ゴ
ムパッキンが適当である。
【0021】容器側フック8は図8に示したように2な
いし4個程度の複数の扇形となるように形成した。この
目薬容器の材質としては現在市販されている医療用製造
物試験に合致した医療用軟質プラスチックが好適であ
る。内容薬液に対する溶質物試験に適合した素材から成
形すべきである。薬事法上の製造許可可能な素材として
は、例えばポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエ
チレン、その他医療用プラスチックから選定可能であ
る。なお、実施例2、実施例3においても同様素材が使
用可能である。
【0022】点眼用アダプタ14のアダプタ内空間16
は全体として目薬容器本体11の上側の周面に被さるよ
うにした。使用時にまぶたに接するへら状突起5を前記
点眼用アダプタ14の周面の一端に形成させた。アダプ
タの材質としては、例えば、ポリプロピレン、ポリカー
ボネート、ポリエチレン樹脂等が好適で、抗菌性処理を
施すことで眼疾患等の眼病予防に効果が期待される。さ
らに、医療用として射出成形性の良好な各種のコポリマ
ーが使用可能である。
【0023】また、実施例ではへら状突起5部分でまぶ
たに接する部分で幅18mm、厚さ1.0mm、目薬容
器先端にある点眼口4からの長さ15mm、アダプタ全
体としては約30mmの材質アクリル樹脂を使用して実
験した。この長さとしては12mm程度とした場合には
使用者によってはまつげへの接触といった点から15m
mないし30mm程度が良好であった。
【0024】点眼用アダプタ14のフック9と点眼容器
11のフック8とにより双方のフック9により嵌合させ
た。容器側フック8は図8に示すように筒状部18の周
面部に扇形に配置される。2つ形成した場合にはほぼ9
0度弱の角度で筒状部の中心から同心円に設置した。点
眼用アダプタ側フック9は同様に容器側筒状部18と同
心円となるように点眼用アダプタの円形穴内の内周面に
扇形状の台形突起9、9を形成した。2つ形成した場合
にはほぼ40度弱の角度で筒状部の外径よりやや大きく
中心から同心円に設置した。
【0025】このようにアダプタ側フック9を容器側フ
ック8に嵌合させるため前記円形穴に挿入する。アダプ
タ側フック9は図8に示したように容器側フック8、8
との間の隙間に入り込む程度の2ないし4個の複数が望
ましい。容器側フック8、アダプタ側フック9の数は双
方同数とすることにより双方の嵌合が適度に保持され
る。双方とも2個の状態を図8に示した。また、図5に
示すように点眼用アダプタ14には使用時にまぶたに接
するへら状突起5を前記アダプタ端部の一端に形成させ
た。
【0026】実施例としては、円形穴としては筒状部1
8の直径10mmとした場合には、円形穴の直径16m
m、フック8、9とも2mmが適当であった。これによ
りフック間の隙間は1mmとなる。このようにアダプタ
側フックが円形穴の全周囲の約1/6、容器側フック8
のサイズは約1/4弱とし、それぞれ2つ設けた。台形
突起の厚さは容器側フック8、アダプタ側フック9とも
約2mmとした。
【0027】フック手段に代えてネジ部分でのアダプタ
と目薬容器の係合も可能である。アダプタを外して目薬
容器本体に上下反転させて容器先端部から筒状部に向け
アダプタ側円形穴から冠せ、目薬容器本体の筒状部18
に設けた図示しない雄ネジ部と、これに螺合される点眼
用アダプタの円形穴内の内周面に同様図示しない雌ネジ
部とを形成させた。これによりアダプタを回転させて容
器本体との係合をネジ部を螺合させ固定させることも可
能である。
【0028】次に、目薬容器本体11と点眼用アダプタ
14の組立方法を説明する。図3は図示していない省略
した包装用ケースから取り出しキャップ6を外した状
態、これはキャップをすることにより一般に市場で市販
されている状態となる。図1は点眼使用前、さらに、点
眼後において前記ケースに収納される状態における目薬
容器本体11に点眼用アダプタ14が戻された状態が示
されている。図6においてキャップ6を冠せることで図
1と同様となり点眼用アダプタ14の上端部25で目薬
容器本体11に固定される。
【0029】点眼前操作として、まずキャップ6を外
し、点眼用アダプタ14を容器本体11から外す。点眼
用アダプタ14を上下に反転させ容器先端部15、筒状
部18に向けアダプタ側フック9を容器側フック8に嵌
合するため前記円形穴に挿入する。最後に点眼用アダプ
タ14を回転しアダプタ側フック9と容器側フック8を
嵌合させ、フック固定用パッキン7で弾性的に安定した
固定とする。これにより点眼前の状態として図4又は図
5に示すように目薬容器本体11と点眼用アダプタ14
は一体に固定され、点眼口4が点眼用アダプタに周囲を
保護された形態となっている。これにより転倒しやすい
目薬容器でも点眼口が机、床に触れ汚染されるおそれが
ない。
【0030】点眼操作について説明すると、点眼用アダ
プタ14を固定した目薬容器本体11を片手で持ち、顔
を上に向けて目を閉じ、へら状突起5でまぶたの上方を
軽く押さえる。へら状に形成してあるので、先端部分が
細めとなって位置が特定し易く、また、まぶたの上方を
軽く押さえ易くした。このあとまぶたの上方を軽く押さ
えることでまぶたが自然に開き点眼が容易に行えた。点
眼終了後は再び元の状態に装着し直すといった方法や点
眼用アダプタをそのまま装着した状態で包装用ケースに
戻し保存する。さらに再度の使用にもそのまま適応でき
る。
【0031】実験ではへら状突起5部分でまぶたに接す
る部分で幅18mm、厚さ1.0mm、目薬容器先端4
からの長さ15mm、アダプタ全体としては約30m
m、材質として実施例1と同様な素材が使用可能であ
る。例えば、ポリプロピレン等が使用可能であるが、こ
れに限定されない。これら許容幅としては、幅は15〜
30mm程度、厚さは0.5〜2.5mmが使用でき、
目薬容器先端4からの長さ15〜30mm、望ましくは
幅で18〜25mm、厚さ1.5〜2.0mm、長さ1
8〜20mm程度が好適である。アダプタ全体の高さと
しては目薬容器本体の形状、特に容器先端部付近の形
状、材質の硬度により左右されるが約30〜40mm程
度となる。
【0032】この場合、実施例1では、薬液の空中落下
距離は約12mmとなった。従前の方法ではせいぜい1
0〜30mm程度の距離で、また、変動範囲が大きくな
るという課題があった。特に遠視者にあってはこの状態
を手首、指先等の確認ではほとんどピントが合わず的確
な点眼をなすことが困難で感にたよるしかなかった。通
常視力者でも同様に眼球への投与は必ずしも的確ではな
いとのデータが得られている。このように従前方法で
は、点滴が不安定なため、実験結果では投与量が過大と
なる(約2〜3倍程度、時には7倍にも増加)といった
無駄の発生、点滴位置の変動が大きく個人差によるが、
点滴成功より点滴失敗の方が大といった課題があった。
【0033】この原因は、従来技術の課題として指摘し
たように、顔全体を上方に向けながら一方でまぶたを開
き、他方の手で点眼するためである。この結果、目のま
ぶたに指を添わせて目を開かせ、目薬容器の点眼口を眼
球に近づけ、容器に入った点眼液を落とす方法を取って
いる。また、顔全体を上に向けつつ両腕も上方に持ち上
げる不自然な姿勢の為、後頭部が圧迫され、不安定なま
まの姿勢を保たなければならないといった問題もあっ
た。さらに、バランスを崩して、転倒したり、転倒しな
いまでも目眩といった症状も報告されている。
【0034】これらの解決策として、点眼時に容器の点
眼薬液吐出先端と眼球部分との位置関係、より具体的に
は、前記先端から薬液が垂直落下部位に眼球が常に安定
して位置することが重要で、本発明にあってはこの実現
を目的とした。
【0035】実施例2 本発明の第二の形式でカバー一体型と称するもので、図
9は本発明の点眼用アダプタが一体に形成された状態の
目薬容器を正面から見た要部説明図である。図10は図
9の点眼用アダプタを右側面から見た要部説明図であ
る。図11は容器のキャップを側面から見た要部説明図
である。図12は点眼用アダプタが一体に形成された状
態で図10の目薬容器本体にキャップが嵌められた様子
を示す要部説明図である。図13は点眼用アダプタを一
体に形成した状態の目薬容器を上面から見た要部説明図
である。
【0036】図10に示したように点眼用アダプタは、
目薬容器本体11の端部2に点眼用アダ14の下部1を
溶着、一体成形、嵌着方法等によりアダプタ14を予め
固着した。キャップ6は点眼前、終了後に回転又は嵌合
自在に目薬容器の上から締め付けられる。目薬容器本体
11の上端には点眼口4をもつ容器先端部15が図の上
に向けて円錐形態でテーパ状に形成されている。このよ
うに目薬容器本体11は実施例1とは異なり点眼用アダ
プタを容器に一体として形成されている。
【0037】図9ないし図13は点眼用アダプタ14が
予め目薬容器本体11に取り付けられ、その結合は前記
のほかネジ部により行なうことも可能である。点眼用ア
ダプタ14は実施例1と同様、全体として目薬容器本体
11の上側で点眼口4の中心から約12mmの位置にへ
ら状突起5を離間させる。へら状突起5までの高さは点
眼口4から約15mmの高さ位置とした。また、へら状
突起5の両端は角に丸みを設けた。同様にへら状突起5
の周面3を設けて突起全体を図13に示すように点眼口
4を中心とした円周面の一部として形成させた、さらに
目薬容器自体との兼ね合いから円周面のほか一部を曲面
としても良い。
【0038】具体的には、点眼用アダプタ側部3は図
9、図10に示すように上側に向けほぼ直線的に全体と
しては円周面の一部として形成した。また、使用時にま
ぶたに接するへら状突起5は実施例1に比較して突起丸
み部分10となるよう形成させた。点眼前操作として、
包装用ケースから目薬容器本体11を取り出し、まずキ
ャップ6を回転等させ外し、実施例1と同様の点眼操作
を実施する。
【0039】実施例3 本発明の第三の形式でスライド点眼式と称するもので、
図面を参照して説明すると、図14ないし図16は点眼
前の状態で点眼用アダプタ付の目薬容器を示したもので
ある。図17、図18は本発明の点眼用アダプタを上側
にスライドさせた状態の目薬容器を示したものである。
【0040】図14は正面から見た要部説明図である。
図15は図14を上面から見た要部説明図である。図1
6は点眼用アダプタを被冠させた状態の目薬容器本体と
キャップを図14の左側面から見た要部説明図である。
【0041】図17は本発明の点眼用アダプタ14を目
薬容器本体11に取り付けたまま上側にスライドさせた
状態を示す目薬容器の正面から見た要部説明図である。
図18は図17を左側面から見た要部説明図である。図
16に示すように、目薬容器本体11には図の上側にあ
るキャップ6が被冠される。被冠方法はキャップ6及び
筒状部18に図示しないネジ部で螺合させる方法が可能
である。また、他の被冠方法としてはキャップ6を下側
部位20上の筒状部18に付加した周面の突起22等に
嵌合させる等の方法も可能である。
【0042】目薬容器本体11の側面には外周面の上か
ら見て対角線上に2カ所の縦に凹部又は溝等からなる側
面に沿って縦溝12を形成させる。縦溝12の末端は目
薬容器本体11の上端停止部として端部23で終了さ
せ、下端も同様に下端停止部としての端部24を形成さ
せた。端部23、24は縦溝12に比較してやや溝部分
を深くすることも可能でそれにより停止位置が安定す
る。これらの目薬容器はブロー成形等により縦溝を形成
させつつ量産可能な成形方法を実施することが重要であ
る。点眼用アダプタ14には前記縦溝12に案内される
ガイド端部13、13を形成させ、容器本体の側面を半
ば程度覆うように、すなわち容器本体外周面の対角線上
の2カ所に沿って移動可能とした。この状態を図14と
図17に移動前後として示した。
【0043】実施例1と異なり、本発明の点眼用アダプ
タ14の形態は図17、図18に示すように、使用時に
まぶたに接するへら状突起5を前記端部19の端部に形
成させた。次に、目薬容器本体11と点眼用アダプタ1
4との間における組立状態を説明する。点眼用アダプタ
14を目薬容器本体11の縦溝12にガイド端部13を
目薬容器本体11の下端部分に挿入し固定しておく。固
定の程度は目薬容器本体11の上下に片手で移動させる
程度の堅さが望ましく使用する素材により決定され実験
的に形状、寸法の詳細を設定すべきである。本発明者は
アダプタ側をポリカーボネート又はポリプロピレンを使
用した場合には、点眼容器はそれより柔軟な材質を選定
し、例えばポリエチレン等を用いて実験的に寸法等を決
定した。同時に、点眼用アダプタ14を上に持ち上げ載
置させ、点眼時にまぶたに接しても容易に移動、落下し
ない程度の堅さが望ましい。また、使用後は縦溝12に
沿って元に戻すこととした。
【0044】点眼前操作として、包装用ケースから目薬
容器本体11を取り出しキャップ6を外す。縦溝12に
沿って点眼用アダプタ14をキャップ6側に片手で移動
させ縦溝12の端部23にガイド端部13が到達したと
きに停止する。さらに、実施例1と同様の点眼操作を実
施する。なお、キャップ6は縦溝12の端部23にガイ
ド端部13が到達したときに外すことも可能である。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明による点眼用ア
ダプタを備えた目薬容器によれば、目薬容器に予め点眼
用アダプタを装着した包装用ケース入り目薬容器として
出荷され、使用時に簡単に外して反転して装着使用し、
又は、実施例3のように縦溝を通して移動させて使用す
る。使用後は再び元の状態に装着し直すといった方法や
そのままケースに戻して再度の使用にも適応できる。こ
の結果、前記課題の原因とされた、点眼時に容器の点眼
薬液吐出先端と眼球部分との位置関係が常に一定した関
係を保つことができ、変動することを解消できた。
【0046】他の請求項による発明によれば点眼用アダ
プタを備えた目薬容器に予め点眼用アダプタを一体に装
着した目薬容器として出荷され、使用時にそのまま使用
し、使用後はそのままの状態で保存でき、いちいち装着
し直すといった手間を無くした製品として提供される。
この結果、前記と同様に、点眼時に容器の点眼薬液吐出
先端と眼球部分との位置関係が常に一定した関係を保つ
ことができ、変動することを解消できた。
【0047】先端から薬液が垂直落下部位に常に安定し
て供給できることになる。さらに、いわゆる遠視者、体
のバランス感覚の不安定、老化といった現象から的確な
薬剤投与ができないといった課題も解決できる。さらに
手指の震えによる投与中の安定にも効果が発揮され前記
課題も解決された。
【0048】従来の点眼方法での欠点とされた極度に顔
を上に向けた状態で尚片側の手でまぶたを押さえ、もう
一方の手で点眼するため両腕が肩以上に上がることから
身体が垂直の状態で顔、首を反らさなければならないと
いっ方法を回避できる。このことは、この姿勢は通常の
生活では行われない姿勢である為に一時的にせよ首の血
管に緊張がともなうのと共に直立の姿勢での上体を反ら
せる事は高齢者で無くとも不安定な姿勢である。
【0049】点眼容器を持たぬ一方の手でまぶたを開く
必要が無くなることから、付近の固定された柱等に掴ま
りながら点眼出来、不安定な姿勢からくるふらつき等が
回避出来た。片腕を必要以上に上に上げなくともよいた
め、従来の無理な直立姿勢、不安定さから開放された。
また、障害による片手のみでの操作しかできない場合に
も効果が期待される。
【0050】さらに、従来の両腕を持ち上げる操作姿勢
に対して肩、首に与える苦痛が緩和出来ることが確認さ
れた。へら状突起がまぶたを押さえる事で、点眼口が必
要以上に眼球に近づかなくなるため、まつ毛に触れる事
による点眼口部分の汚染が避けられる。容器、アダプタ
に抗菌素材を使用する場合には雑菌の繁殖を防ぐことが
可能である。さらに、これからの高齢者社会を踏まえた
観点からも顕著な効果が期待される。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点眼用アダプタを被冠させた状態を示
した目薬容器を正面から見た要部説明図。
【図2】図1の点眼用アダプタを正面から見た要部説明
図。
【図3】点眼用アダプタを外した目薬容器本体を正面か
ら見た要部説明図。
【図4】点眼用アダプタを容器から外して上下に180
度反転させた状態で容器本体に取り付けた状態を示す目
薬容器の正面から見た要部説明図。
【図5】図4を右側面から見た要部説明図。
【図6】図1の点眼用アダプタを被冠させ、容器のキャ
ップを外した状態の目薬容器を正面から見た要部説明
図。
【図7】容器のキャップを側面から見た要部説明図。
【図8】図4を上面から見た要部説明図。
【図9】発明の他の実施例である点眼用アダプタが一体
に形成された状態の目薬容器を正面から見た要部説明
図。
【図10】図9の点眼用アダプタを右側面から見た要部
説明図。
【図11】容器のキャップを側面から見た要部説明図。
【図12】容器のキャップをはめた状態における図9の
側面から見た要部説明図。
【図13】点眼用アダプタを一体に形成した状態の目薬
容器を上面から見た要部説明図。
【図14】本発明の他の実施例について点眼用アダプタ
がスライド式である目薬容器を正面から見た要部説明
図。
【図15】図14を上面から見た要部説明図。
【図16】点眼用アダプタを被冠させた目薬容器とキャ
ップを左側面から見た要部説明図。
【図17】点眼用アダプタを目薬容器本体に取り付けた
まま上側にスライドさせた状態を示す要部説明図。
【図18】図17を左側面から見た要部説明図。
【符号の説明】
1 点眼用アダの下部 2 目薬容器本体の端部 3 点眼用アダプタの側部 4 点眼口 5 へら状突起 6 キャップ 7 フック固定用パッキン 8 容器側フック 9 アダプタ側フック 10 突起丸み部分 11 目薬容器本体 12 縦溝 13 ガイド端部 14 点眼用アダプタ 15 容器先端部 16 アダプタ内空間 18 筒状部 19 端部 20 下側部位 22 突起 23 端部 24 端部 25 アダプタの上端部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点眼用アダプタを取り外し可能に被冠させ
    た目薬容器において、前記アダプタを外して前記目薬容
    器本体に反転させ容器先端部、筒状部に向けアダプタ側
    円形穴から冠せ、前記アダプタ側フックを前記容器側フ
    ックに嵌合するように挿入するとともに、前記アダプタ
    を回転し前記アダプタ側フックと前記容器側フックを嵌
    合させ、フック固定用パッキンで弾性的に安定させ固定
    させることを特徴とする点眼用アダプタを備えた点眼用
    目薬容器。
  2. 【請求項2】点眼用アダプタを取り外し可能に被冠させ
    た目薬容器において、前記アダプタを外して前記目薬容
    器本体に反転させ容器先端部、筒状部に向けアダプタ側
    円形穴から冠せるとともに、前記目薬容器本体の筒状部
    に設けたネジ部と、これに螺合される前記アダプタの前
    記円形穴内の内周面に設けたネジ部とを形成させ、これ
    により前記ネジ部と前記アダプタ側ネジ部とを螺合させ
    固定させることを特徴とする点眼用アダプタを備えた点
    眼用目薬容器。
  3. 【請求項3】前記アダプタのアダプタ内空間が全体とし
    て前記目薬容器本体の上側の周面に被さるようにし、使
    用時にまぶたに接するへら状突起5を前記周面の端部1
    9の一端に形成させた請求項1又は2のいずれか記載の
    点眼用アダプタを備えた目薬容器。
  4. 【請求項4】前記へら状突起5が幅18〜30mm、厚
    さ0.5〜2.5mmである請求項1ないし3のいずれ
    か記載の点眼用アダプタを備えた目薬容器。
  5. 【請求項5】前記目薬容器に取り外し可能に前記アダプ
    タを被冠させるため、キャップ6のネジ部と目薬容器本
    体11のネジ部により前記キャップを回転させて前記ア
    ダプタの上端部25を上から締め付ける手段とした請求
    項1ないし3のいずれか記載の点眼用アダプタを備えた
    目薬容器。
  6. 【請求項6】点眼用アダプタを目薬容器に一体に形成さ
    せた目薬容器において、前記アダプタを前記目薬容器本
    体の点眼口側に配置し、前記容器筒状部に向けアダプタ
    側円形穴から冠せ、前記アダプタ側部分を前記容器側に
    嵌合するように挿入するとともに、前記アダプタの他端
    側をほぼ直角に曲げ、前記他端側にへら状突起を形成さ
    せたことを特徴とする点眼用アダプタを備えた点眼用目
    薬容器。
  7. 【請求項7】点眼用アダプタを目薬容器に一体に形成さ
    せた目薬容器において、前記アダプタを点眼口の軸にほ
    ぼ同心円に形成させたことを特徴とする点眼用アダプタ
    を備えた請求項6記載の点眼用目薬容器。
  8. 【請求項8】前記へら状突起5が幅18〜30mm、厚
    さ0.5〜2.5mmである請求項6又は7記載の点眼
    用アダプタを備えた目薬容器。
  9. 【請求項9】点眼用アダプタを目薬容器に被冠させ、か
    つ、前記点眼用アダプタを前記目薬容器本体に取り付け
    たまま上側にスライドさせる点眼用アダプタを備えた目
    薬容器において、該目薬容器本体の側面の2カ所に縦溝
    12を形成させ、縦溝の末端は目薬容器本体の上端停止
    部として端部23で終了させ、下端も同様に下端停止部
    としての端部24を形成させた前記アダプタが前記縦溝
    に沿って移動可能とした点眼用アダプタを備えた目薬容
    器。
  10. 【請求項10】点眼用アダプタを目薬容器に被冠させ、
    かつ、前記点眼用アダプタを前記目薬容器本体に取り付
    けたまま上側にスライドさせる点眼用アダプタを備えた
    目薬容器において、該目薬容器本体と前記アダプタとの
    間における点眼用アダプタを目薬容器本体の縦溝12に
    ガイド端部13を目薬容器本体の下端部分に挿入し固定
    可能とし、固定の程度が前記目薬容器本体の上下に片手
    で移動可能の堅さとした点眼用アダプタを備えた目薬容
    器。
  11. 【請求項11】前記アダプタが全体として前記容器本体
    の2カ所の縦溝12の周面を覆うようにするとともに使
    用時にまぶたに接するへら状突起5を前記アダプタの端
    部19に形成させた請求項9又は10に記載の点眼用ア
    ダプタを備えた目薬容器。
  12. 【請求項12】前記へら状突起5が幅18〜30mm、
    厚さ0.5〜2.5mmである請求項9ないし11のい
    ずれか記載の点眼用アダプタを備えた目薬容器。
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