JP2023155617A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】脱臭運転に関する評価を次回の脱臭運転に反映させることができる技術を提供する。【解決手段】衣類処理システムは、槽内の衣類を処理する衣類処理装置と、前記槽内の衣類の臭いを検出する臭いセンサと、制御部と、を備え、前記衣類処理装置は、前記槽内の衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行可能であり、前記制御部は、前記臭いセンサの検出値に基づいて前記脱臭運転を終了するタイミングを決定し、前記脱臭運転が終了した後に前記脱臭運転に関する評価を受け付ける。【選択図】図1

Description

本明細書が開示する技術は、洗濯機に関する。
特許文献1には、槽内の衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行可能な衣類処理装置が開示されている。特許文献2には、槽内に存在する臭いの特性(強度及び種類)を検出可能であるセンサを備える衣類処理装置が開示されている。
特開2005-334636号公報 特開2019-97920号公報
特許文献1の衣類処理装置では、衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行したとしても、ユーザが満足するレベルまで脱臭することができない場合がある。本明細書は、脱臭運転に関する評価を次回の脱臭運転に反映させることができる技術を提供する。
本明細書が開示する衣類処理システムは、衣類を収容可能な槽内の衣類を処理する衣類処理装置と、前記槽内の衣類の臭いを検出する臭いセンサと、制御部と、を備え、前記衣類処理装置は、前記槽内の衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行可能であり、前記制御部は、前記臭いセンサの検出値に基づいて前記脱臭運転を終了するタイミングを決定し、前記脱臭運転が終了した後に前記脱臭運転に関する評価を受け付ける。
実施例の洗濯乾燥機を模式的に示す図。 実施例の洗濯乾燥機の筐体内の構成を模式的に示す図。 実施例の洗濯乾燥機の制御系のブロック図。 実施例の基準値テーブルを示す図。 第1実施例の脱臭運転処理のフローチャート。 操作パネルに表示される画面の一例を示す図。 第2実施例の脱臭運転処理のフローチャート。 操作パネルに表示される画面の一例を示す図。 第3実施例の洗濯乾燥機を模式的に示す図。 第3実施例の第1運転時間テーブルを示す図。 第3実施例の脱臭運転処理のフローチャート。 変形例の第2運転時間テーブルを示す図。
実施例の衣類処理システム2について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、衣類処理システム2は、洗濯乾燥機10(衣類処理装置の一例)を備えている。洗濯乾燥機10は、筐体11と、筐体11内に配置されている水槽12と、水槽12内に配置されている洗濯槽13とを備えている。また、洗濯乾燥機10は、水槽12に接続されている給水路20、排水路15、及び循環風路40を備えている。
洗濯乾燥機10は、水平に対して傾斜している洗濯槽13を備える、いわゆる斜めドラム式の洗濯乾燥機である。なお、変形例では、洗濯乾燥機10は、例えば、洗濯槽13内で回転するパルセーターを備える、いわゆるタテ型の洗濯乾燥機であってもよい。洗濯乾燥機10の型式は特に限定されない。洗濯乾燥機10は、洗濯槽13内の衣類を洗濯する洗濯運転と、洗濯槽13内の衣類を乾燥させる乾燥運転とを実行可能である。また、洗濯乾燥機10は、洗濯槽13内の衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行可能である。
洗濯乾燥機10の筐体11には扉18が回動可能に取り付けられている。扉18が筐体11に対して回動することにより、水槽12の開口部122及び洗濯槽13の開口部132が開閉される。筐体11内に配置されている水槽12は、水を貯留可能である。洗濯乾燥機10は、洗濯運転において、水槽12内に貯留された水により衣類を洗濯する。洗濯槽13は、衣類を収容可能であり、回転可能な状態で水槽12内に配置されている。洗濯槽13は、モータ14により回転駆動される。洗濯槽13が回転することにより、洗濯槽13内の衣類が洗濯される。また、乾燥運転では、洗濯槽13が回転することにより、洗濯槽13内の衣類の乾燥が行われる。
給水路20は、上流端が供給源(例えば、水道)に接続されており、下流端が水槽12に接続されている。給水路20は、供給源から供給される水を水槽12内に供給する。給水路20には、給水弁24が設けられている。給水弁24が開弁すると水槽12内に水が供給される。
排水路15は、上流端が水槽12に接続されており、下流端が排水先(例えば、排水パン)に接続されている。排水路15は、水槽12から排出される水を排水先へ排出する。排水路15には、排水弁16が設けられている。排水弁16が開弁すると水槽12内の水が排水先に排出される。
循環風路40は、洗濯槽13内の衣類を乾燥させるための空気を循環させる通路である。循環風路40は、上流側から順に、排気風路41と、熱交換風路42と、給気風路43とを備えている。排気風路41の上流端は、水槽12の上部に設けられている排気口71に接続されている。水槽12内及び洗濯槽13内の空気が排気口71を通じて排気風路41に排出される。排気風路41の下流端は、熱交換風路42に接続されている。排気風路41を流れた空気は、熱交換風路42へ送られる。
熱交換風路42は、排気風路41と給気風路43の間に設けられている。熱交換風路42の上流端が排気風路41に接続されており、熱交換風路42の下流端が給気風路43に接続されている。熱交換風路42を流れた空気が給気風路43へ送られる。
給気風路43の下流端は、水槽12の後部に設けられている給気口72に接続されている。給気風路43を流れた空気が給気口72を通じて水槽12内及び洗濯槽13内に供給される。洗濯槽13内に供給される空気により洗濯槽13内の衣類の乾燥が行われる。
循環風路40の熱交換風路42内には、ヒートポンプ50の蒸発器54及び凝縮器52が配置されている。熱交換風路42を流れる空気の流れ方向において、蒸発器54が凝縮器52よりも上流側に配置されている。ヒートポンプ50の蒸発器54及び凝縮器52により、熱交換風路42を流れる空気が除湿及び加熱される。
また、熱交換風路42内には送風ファン30が配置されている。送風ファン30は、熱交換風路42を流れる空気の流れ方向において凝縮器52よりも上流側に配置されている。送風ファン30は、回転可能な状態で熱交換風路42内に配置されており、モータ32の動作により回転する。送風ファン30が回転することにより、熱交換風路42の上流側から下流側へ空気が送られる。これにより、循環風路40を通じて水槽12内及び洗濯槽13内の空気が循環する。
ヒートポンプ50は、冷媒循環路55と、圧縮機51と、凝縮器52(加熱用熱交換器)と、膨張弁53と、蒸発器54(除湿用熱交換器)とを備えている。圧縮機51の動作により冷媒が冷媒循環路55を循環する。ヒートポンプ50は、冷媒循環路55を循環する冷媒の熱により、循環風路40を流れる乾燥用の空気を除湿及び加熱する。ヒートポンプ50により除湿及び加熱された乾燥空気が循環風路40から水槽12内及び洗濯槽13内に供給される。水槽12内及び洗濯槽13内に供給される乾燥空気により洗濯槽13内の衣類の乾燥が行われる。なお、ヒートポンプ50の原理についてはよく知られているので、詳細な説明は省略する。
図3に示すように、洗濯乾燥機10は、更に、臭いセンサ60と、操作パネル80(入力部の一例)と、制御部90とを備えている。
臭いセンサ60は、循環風路40の排気風路41内に配置されている(図1参照)。臭いセンサ60は、水槽12の排気口71の付近に配置されている。臭いセンサ60は、洗濯槽13から排出されて排気風路41を流れる空気の臭いを検出する。これにより、臭いセンサ60は、洗濯槽13内の衣類の臭いを検出する。臭いセンサ60は、臭いの種類及び強度を検出可能に構成されている。臭いセンサ60によって検出される臭いの強度は、例えば、「弱」、「中」、「強」に分類される。また、臭いセンサ60によって検出される臭いの種類は、例えば、A(不快で取れ難い臭い)、B(A以外の臭い)等に分類される。臭いセンサ60の構成は、特に限定されない。臭いセンサ60は、例えば、水晶体膜により臭いを識別する構成であり、水晶体膜への臭い物質の吸着度合をパターン化することにより臭いを識別することができる。また、臭いセンサ60は、水晶体膜に吸着された臭い物質の主成分と第二成分との分布により臭いを識別してもよい。臭いの種類及び強度を検出することができる臭いセンサについては、既に知られているので詳細な説明は省略する。
操作パネル80は、筐体11の上部には設けられている(図1参照)。操作パネル80は、例えば、タッチパネルから構成されている。操作パネル80は、洗濯乾燥機10に関する様々な情報を表示可能である。また、操作パネル80は、洗濯乾燥機10を操作するための様々な指示を入力可能である。
制御部90は、CPU(図示省略)及び記憶部92を備えている。記憶部92は、例えば、ROMやRAM(いずれも図示省略)を備えている。制御部90は、記憶部92に記憶されているプログラムに基づいて洗濯乾燥機10に関する様々な制御や処理を実行する。制御部90が実行する制御や処理については後述する。
記憶部92には、例えば、基準値テーブルT1が記憶されている。図4に示すように、基準値テーブルT1は、例えば、基準値の現在値と、基準値の変更値との情報を含む。基準値の現在値は、例えば、デフォルト状態では「30」である。
(脱臭運転)
次に、脱臭運転について説明する。脱臭運転は、洗濯槽13内の衣類の臭いを脱臭するための運転である。脱臭運転では、例えば、ヒートポンプ50が動作している状態で送風ファン30が動作することにより、洗濯槽13内に温風を供給する。洗濯槽13内に供給される温風により衣類の臭いを脱臭する。
(第1実施例の脱臭運転処理;図5)
次に、第1実施例の脱臭運転処理について説明する。脱臭運転処理は、例えば、脱臭運転を開始するための入力が受け付けられた場合に開始される。図5に示すように、脱臭運転処理のS2では、制御部90が、脱臭運転を開始する。脱臭運転は、上述した通りである。脱臭運転の実行中、臭いセンサ60が洗濯槽13内の衣類の臭いを検出している。
続くS4では、制御部90が、臭いセンサ60の検出値が所定の基準値未満になるか否かを監視する。所定の基準値は、例えば、デフォルト状態では「30」である。基準値は、脱臭運転が終了した後に変更される場合がある。脱臭運転の実行中に臭いセンサ60の検出値が基準値(例えば、「30」)未満になる場合(YESの場合)、処理はS6に進む。臭いセンサ60の検出値が基準値未満にならない場合(NOの場合)、制御部90は監視を続ける。
S4でYESの後のS6では、制御部90が、実行中の脱臭運転を終了させる。続くS8では、制御部90が、脱臭運転に関するユーザの評価を受け付けるための画面SC1を操作パネル80に表示する(図6参照)。図6に示すように、画面SC1は、例えば、脱臭運転による仕上がりが満足であるか否かを入力するためのボタンB1、B2を含む。
続くS10では、制御部90が、脱臭運転に関するユーザの評価が良好であるか否かを判断する。例えば、制御部90は、図6に示す画面SC1の「満足」ボタンB1がユーザによって押された場合は、脱臭運転に関する評価が良好であると判断する。一方、制御部90は、図6に示す画面SC1の「不満足」ボタンB2がユーザによって押された場合は、脱臭運転に関する評価が良好でない(不良である)と判断する。脱臭運転に関する評価が良好である場合(YESの場合)、脱臭運転処理は終了する。脱臭運転に関する評価が良好でない場合(NOの場合)、処理はS12に進む。
S10でNOの後のS12では、制御部90が、次回の脱臭運転における基準値を変更する。例えば、制御部90は、基準値を「20」に変更する(図4参照)。今回の脱臭運転では「30」である基準値が、次回の脱臭運転では「20」に変更される。制御部90は、次回の脱臭運転を実行する場合に、次回の脱臭運転処理のS4において「20」の基準値を用いる。S12の後、脱臭運転処理は終了する。
(効果)
以上、第1実施例の衣類処理システム2について説明した。以上の説明のように、洗濯乾燥機10は、洗濯槽13内の衣類の臭いを検出する臭いセンサ60を備えている。洗濯乾燥機10は、洗濯槽13内の衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行可能である。制御部90は、臭いセンサ60の検出値が基準値未満になる場合に脱臭運転を終了させる(S4でYES、S6)。即ち、制御部90は、臭いセンサ60の検出値に基づいて脱臭運転を終了させるタイミングを決定している。また、制御部90は、脱臭運転が終了した後に脱臭運転に関する評価を受け付ける(S8、S10)。この構成によれば、脱臭運転に関する評価を受け付けることにより、今回の脱臭運転に関する評価を次回の脱臭運転に反映させることができる。
また、制御部90は、今回の脱臭運転が終了した後に受け付ける脱臭運転に関する評価に基づいて次回の脱臭運転における基準値を変更する(S10でNO、S12)。即ち、制御部90は、今回の脱臭運転に関する評価に基づいて次回の脱臭運転を終了させるタイミングを決定するためのパラメータ(基準値)を変更する。この構成によれば、今回の脱臭運転に関する評価に基づいて、次回の脱臭運転を終了させるタイミングを調整することができる。
洗濯乾燥機10は、脱臭運転に関する評価の入力を受け付ける操作パネル80を備えている。この構成によれば、脱臭運転が終了してユーザが衣類の臭いを嗅いだ後に直ぐに脱臭運転に関する評価を入力することができる。また、臭いセンサ60は洗濯乾燥機10に搭載されている。この構成によれば、脱臭運転の実行中に臭いセンサ60により衣類の臭いを検出することができる。
(対応関係)
洗濯槽13が「槽」の一例である。以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。
(第2実施例の脱臭運転処理;図7)
第2実施例の脱臭運転処理について説明する。なお、以下の説明では、上記の第1実施例の脱臭運転処理と同様の処理については説明を省略する。図7に示すように、第2実施例の脱臭運転処理では、S6の処理の後にS18の処理が実行される。S18では、制御部90が、再運転の実行指示を受け付けるための画面SC2を操作パネル80に表示する(図8参照)。図8に示すように、画面SC2は、例えば、脱臭運転の再運転を実行するか否かを入力するためのボタンB3、B4を含む。
続くS20では、制御部90が、再運転の実行指示が受け付けられたか否かを判断する。再運転の実行指示が受け付けられたと判断される場合(YESの場合)、制御部90は、続くS22で再運転における基準値を変更し、S24で脱臭運転の再運転を開始する。例えば、制御部90は、図8に示す画面SC2の「はい」ボタンB3がユーザによって押された場合は、再運転の実行指示が受け付けられたと判断し、再運転における基準値を変更する。例えば、制御部90は、基準値を「30」から「20」に変更する。制御部90は、「20」の基準値を用いて脱臭運転の再運転を開始する。
S20で再運転の実行指示が受け付けられないと判断される場合(NOの場合)、脱臭運転処理は終了する。例えば、制御部90は、図8に示す画面SC2の「いいえ」ボタンB4がユーザによって押された場合は、脱臭運転処理を終了する。
続くS26では、制御部90が、臭いセンサ60の検出値が基準値(例えば、「20」)未満になるか否かを監視する。脱臭運転の実行中に臭いセンサ60の検出値が基準値未満になる場合(YESの場合)、処理はS28に進む。臭いセンサ60の検出値が基準値未満にならない場合(NOの場合)、制御部90は監視を続ける。S26でYESの後のS28では、制御部90が、実行中の脱臭運転を終了させる。
(効果)
以上、第2実施例について説明した。以上の説明のように、制御部90は、脱臭運転が終了した後に再運転を実行するか否かの指示を受け付ける(S20)。即ち、制御部90は、脱臭運転が終了した後に脱臭運転に関する評価を受け付ける。制御部90は、脱臭運転の再運転を実行する指示を受け付ける場合に、再運転における基準値を変更する(S20でYES、S22)。即ち、制御部90は、今回の脱臭運転に関する評価に基づいて次回の脱臭運転(再運転)を終了させるタイミングを決定するためのパラメータ(基準値)を変更する。この構成によれば、脱臭運転に関する評価に基づいて、再運転を終了させるタイミングを調整することができる。
(第3実施例)
上記の実施例では、臭いセンサ60が洗濯乾燥機10に搭載されていたが、この構成に限定されない。第3実施例では、臭いセンサ60が洗濯乾燥機10に搭載されておらず、洗濯乾燥機10とは別に設けられている。図9に示すように、第3実施例の衣類処理システム2は、洗濯乾燥機10と、臭いセンサ60を備えるセンサ装置62とを備えている。センサ装置62は、洗濯乾燥機10と無線通信可能に構成されている。センサ装置62は、臭いセンサ60の検出値の情報を無線通信により洗濯乾燥機10に送信可能に構成されている。洗濯乾燥機10は、臭いセンサ60の検出値の情報を無線通信によりセンサ装置62から受信可能に構成されている。
センサ装置62は、洗濯乾燥機10とは別体で持ち運び可能に構成されている。センサ装置62は、臭いセンサ60により洗濯槽13内の衣類の臭いを検出することができる。例えば、ユーザがセンサ装置62を保持した状態で洗濯槽13内にセンサ装置62を入れることにより洗濯槽13内の衣類の臭いを検出することができる。
また、第3実施例では、制御部90の記憶部92に、例えば、第1運転時間テーブルT2が記憶されている。図10に示すように、第1運転時間テーブルT2は、例えば、臭いの強度(例えば、「弱」、「中」、「強」)と、運転時間の現在値と、運転時間の変更値との情報を含む。運転時間の現在値は、例えば、臭いの強度が「弱」である場合は「10分」である。第1運転時間テーブルT2は、臭いの強度と、運転時間との関係を示す。
(第3実施例の脱臭運転処理;図11)
次に、第3実施例の脱臭運転処理について説明する。第3実施例では、例えば、脱臭運転を実行する際にユーザがセンサ装置62を用いて洗濯槽13内の衣類の臭いを検出する。図11に示すように、第3実施例の脱臭運転処理のS40では、制御部90が、センサ装置62から臭いセンサ60の検出値の情報を受信する。
続くS42では、制御部90が、センサ装置62から受信する臭いセンサ60の検出値と、記憶部92に記憶されている第1運転時間テーブルT2とに基づいて脱臭運転の運転時間を設定する。例えば、臭いセンサ60によって検出される臭いの強度が「弱」である場合、制御部90は、脱臭運転の運転時間を「10分」に設定する(図10参照)。
続くS44では、制御部90が、脱臭運転を開始する。続くS46では、制御部90が、脱臭運転を開始してから上記のS42で設定した運転時間(例えば、「10分」)が経過したか否かを監視する。S42で設定した運転時間が経過した場合(YESの場合)、処理はS48に進む。S42で設定した運転時間が経過しない場合(NOの場合)、制御部90は監視を続ける。
S46でYESの後のS48では、制御部90が、実行中の脱臭運転を終了させる。続くS50では、制御部90が、脱臭運転に関するユーザの評価を受け付けるための画面SC1を操作パネル80に表示する(図6参照)。図6に示すように、画面SC1は、例えば、脱臭運転による仕上がりが満足であるか否かを入力するためのボタンB1、B2を含む。
続くS52では、制御部90が、脱臭運転に関するユーザの評価が良好であるか否かを判断する。例えば、制御部90は、図6に示す画面SC1の「満足」ボタンB1がユーザによって押された場合は、脱臭運転に関する評価が良好であると判断する。一方、制御部90は、図6に示す画面SC1の「不満足」ボタンB2がユーザによって押された場合は、脱臭運転に関する評価が良好でない(不良である)と判断する。脱臭運転に関する評価が良好である場合(YESの場合)、脱臭運転処理は終了する。脱臭運転に関する評価が良好でない場合(NOの場合)、処理はS54に進む。
S52でNOの後のS54では、制御部90が、次回の脱臭運転における運転時間を変更する。例えば、制御部90は、臭いの強度が「弱」である場合の運転時間を「15分」に変更する(図10参照)。今回の脱臭運転では「10分」である運転時間が、次回の脱臭運転では「15分」に変更される。また、制御部90は、臭いの強度が「中」や「強」である場合の運転時間を併せて変更してもよい。制御部90は、次回の脱臭運転を実行する場合に、次回の脱臭運転処理のS42において変更後の運転時間(例えば、「15分」)を用いる。S54の後、脱臭運転処理は終了する。
(効果)
以上、第3実施例について説明した。以上の説明のように、制御部90は、臭いセンサ60の検出値に基づいて脱臭運転の運転時間を設定する(S40、S42)。即ち、制御部90は、臭いセンサ60の検出値に基づいて脱臭運転を終了させるタイミングを決定する。また、制御部90は、脱臭運転が終了した後に脱臭運転に関する評価を受け付ける(S50、S52)。この構成によれば、脱臭運転に関する評価を受け付けることにより、今回の脱臭運転に関する評価を次回の脱臭運転に反映させることができる。
制御部90は、今回の脱臭運転が終了した後に受け付ける脱臭運転に関する評価に基づいて次回の脱臭運転における運転時間を変更する(S52でNO、S54)。即ち、制御部90は、今回の脱臭運転に関する評価に基づいて次回の脱臭運転を終了させるタイミングを決定するためのパラメータ(運転時間)を変更する。この構成によれば、今回の脱臭運転に関する評価に基づいて、次回の脱臭運転を終了させるタイミングを調整することができる。
また、臭いセンサ60は、洗濯乾燥機10に搭載されておらず、洗濯乾燥機10とは別に設けられている。この構成によれば、任意の場所で洗濯槽13内の衣類の臭いを検出することができ、ユーザの利便性が向上する。
(第3実施例の変形例)
変形例では、記憶部92に第2運転時間テーブルT3が記憶されていてもよい(図12参照)。図12に示すように、第2運転時間テーブルT3は、例えば、臭いの強度(例えば、「弱」、「中」、「強」)と、臭いの種類(例えば、A(不快で取れ難い臭い)、B(A以外の臭い))と、運転時間との情報を含む。第2運転時間テーブルT3は、臭いの強度と、臭いの種類と、運転時間との関係を示す。
制御部90は、臭いセンサ60によって検出される臭いの種類に応じて脱臭運転の運転時間を設定してもよい。例えば、臭いの強度が「弱」であり、臭いの種類が「A」である場合、脱臭運転処理(図11参照)のS42では、制御部90が、脱臭運転の運転時間を「30分」に設定してもよい(図12参照)。このような構成によれば、衣類の臭いの種類に応じて脱臭運転を終了させるタイミングを調整することができる。
(その他の変形例)
洗濯乾燥機10は、洗濯槽13内の衣類に対して紫外線を照射する紫外線照射装置(図示省略)を備えていてもよい。脱臭運転では、洗濯槽13内の衣類に対して紫外線照射装置により紫外線を照射してもよい。
制御部90は、今回の脱臭運転が終了した後に受け付ける脱臭運転に関する評価に基づいて次回の脱臭運転における運転内容を変更してもよい。例えば、制御部90は、今回の脱臭運転に関する評価が良好でない場合に、次回の脱臭運転において今回の脱臭運転よりもヒートポンプ50の出力を上げてもよい。あるいは、紫外線照射装置の出力を上げてもよい。この構成によれば、次回の脱臭運転において脱臭を促進することができる。
上記の実施例では、脱臭運転に関する評価が良好でない場合に次回の脱臭運転における基準値を小さくする構成について説明したが、この構成に限定されない。変形例では、脱臭運転に関する評価が良好である場合に次回の脱臭運転における基準値を大きくする構成であってもよい。
上記の実施例では、脱臭運転に関する評価が良好でない場合に次回の脱臭運転の運転時間を長くする構成について説明したが、この構成に限定されない。変形例では、脱臭運転に関する評価が良好である場合に次回の脱臭運転の運転時間を短くする構成であってもよい。
上記の実施例では、衣類処理装置の一例として洗濯乾燥機10について説明したが、この構成に限定されない。衣類処理装置は、洗濯機又は乾燥機であってもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書又は図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書又は図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:衣類処理システム、10:洗濯乾燥機、11:筐体、12:水槽、13:洗濯槽、15:排水路、16:排水弁、18:扉、20:給水路、24:給水弁、30:送風ファン、40:循環風路、41:排気風路、42:熱交換風路、43:給気風路、50:ヒートポンプ、60:臭いセンサ、62:センサ装置、71:排気口、72:給気口、80:操作パネル、90:制御部、92:記憶部

Claims (7)

  1. 衣類を収容可能な槽内の衣類を処理する衣類処理装置と、
    前記槽内の衣類の臭いを検出する臭いセンサと、
    制御部と、を備え、
    前記衣類処理装置は、前記槽内の衣類の臭いを脱臭する脱臭運転を実行可能であり、
    前記制御部は、前記臭いセンサの検出値に基づいて前記脱臭運転を終了するタイミングを決定し、前記脱臭運転が終了した後に前記脱臭運転に関する評価を受け付ける、衣類処理システム。
  2. 前記制御部は、前記脱臭運転が終了した後に受け付ける前記脱臭運転に関する評価に基づいて、次回の前記脱臭運転を終了する前記タイミングを決定するためのパラメータを変更する、請求項1に記載の衣類処理システム。
  3. 前記臭いセンサは、前記衣類処理装置に搭載されている、請求項1又は2に記載の衣類処理システム。
  4. 前記臭いセンサは、前記衣類処理装置に搭載されておらず、前記衣類処理装置とは別に設けられている、請求項1又は2に記載の衣類処理システム。
  5. 前記衣類処理装置は、前記脱臭運転に関する評価の入力を受け付ける入力部を備える、請求項1又は2に記載の衣類処理システム。
  6. 前記臭いセンサは、前記槽内の衣類の臭いの種類を検出可能であり、
    前記制御部は、前記臭いセンサによって検出される衣類の臭いの種類に応じて前記脱臭運転の運転時間を設定する、請求項1又は2に記載の衣類処理システム。
  7. 前記制御部は、前記脱臭運転が終了した後に受け付ける前記脱臭運転に関する評価に基づいて、次回の前記脱臭運転における運転内容を変更する、請求項1又は2に記載の衣類処理システム。
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